JP4286755B2 - 鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造 - Google Patents

鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、2つのモータとハーネス群とを接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造に関する。
近年、自動車のサイドミラーには、ミラーの向きを調節するための鏡面調整アクチュエータが搭載されており、運転者は、運転席に備えられた操作パネルを操作することでアクチュエータを動かし、ミラーの向きを調節することができるようになっている。従来の一般的な鏡面調整アクチュエータは、図8、図9に示すように、2つのモータ110A、110Bを備えており、かかる2つのモータ110A、110Bによって2つのナットアジャスト(図示省略)を上下動させて、ミラーを自在に傾動させている(特許文献1参照)。
ここで、鏡面調整アクチュエータ用のモータ110A、110Bとしては、図9(b)に示すように、雌端子111A、111Bを備えるとともに、当該雌端子111A、111Bがモータの回転軸112A、112B(図8参照)の軸方向に対して90°回転した向きに形成されている特殊なモータが使用されている。
また、従来の鏡面調整アクチュエータにおいては、これら2つのモータ110A、110Bに4本のハーネス131、131…を接続して電力を供給している。ここで、ハーネス131、131…の端部には、前記2つのモータ110A、110Bの合計4つの(二対の)雌端子111A、111Bに対応した4つの雄端子132、132…を有するコネクタ133が形成され、ハーネス131、131…をこれら2つのモータ110A、110Bに一度に接続できるようになっている。
米国特許第6467920号明細書(図2、図6、図7)
ところで、従来の鏡面調整アクチュエータに用いられている特殊なモータ110A、110Bは、モータの回転軸と反対方向に突設された一対の雄端子を有する汎用的なモータ(以下、「汎用モータ」という場合がある。)に比べて、生産量が少なく、部品調達が困難で製品単価か高い。そのため、鏡面調整アクチュエータに汎用的なモータを使用したいという要望が強かった。
しかしながら、鏡面調整アクチュエータに汎用モータを用いた場合、汎用モータの雄端子は、前述のように、汎用モータの回転軸と反対方向に突設されているため、汎用モータをハウジングケース150にセットした後でハーネス131、131…を汎用モータの雄端子にセットしようとすると、ハウジングケース150自体や当該ハウジングケース150にセットされた他の構成要素が邪魔になり、ハーネス131、131…を汎用モータの雄端子に取り付ける作業の効率が悪化してしまう。一方、ハーネス131、131…を汎用モータにセットしてからハウジングケース150に取り付けようとすると、ハーネス131、131…を接続した状態で汎用モータを取り扱わなければならず、やはり作業性が悪化してしまう。すなわち、鏡面調整アクチュエータに汎用モータを使用しようとすると、組立作業の作業効率が悪化してしまうという問題があった。
また、汎用モータとハーネスとを接続する際に、汎用モータのようにモータ側の端子が雄型に形成されている場合に比べて、従来のモータ110のようにモータ側の端子が雌型に形成されているほうが、作業効率がよいことが経験的に知られている。このような理由から、従来の鏡面調整アクチュエータのモータ110の端子は、雌型に形成されているところ、汎用モータの端子は雄型であるため、汎用モータを鏡面調整アクチュエータに用いた場合には、ハーネス接続作業の効率が悪化するおそれがあった。
また、従来の鏡面調整アクチュエータにおいては、2つのモータ110A、110Bに4本のハーネス131、131…を接続して給電しているが、4本のうちの2本はグランド(電位基準面)に接続されるハーネスであることから共通化が可能である。そこで、実際には、4本のハーネス131、131…を2つのモータ110A、110Bに接続した後で、モータ110A、110Bの回転方向を考慮して、4本のうちの2本をかしめて途中から1本にする作業が行われていた。しかし、このかしめ作業には、手間と時間が掛かり、コスト増大の一要因となっていた。また、当該かしめ作業は、右側のサイドミラー用の鏡面調整アクチュエータと、左側のサイドミラー用の鏡面調整アクチュエータとで、かしめるべきハーネス131、131…が異なるため、ミスが発生しやすいという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、汎用モータを用いた場合でも、組立作業の作業効率を悪化させることがない鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造を提供することを課題とする。
また、本発明は、4本のハーネスのうちの2本のハーネスを途中でかしめる必要がない、換言すれば、3本のハーネスで2つの汎用モータに給電することが可能な鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造を提供することを他の課題とする。
請求項1に係る鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、一端側に回転軸を備えるとともに他端側に一対の雄端子を備え、底壁と周壁とを有するハウジングケースに対して前記一対の雄端子と前記周壁とが対向するとともに前記回転軸が互いに平行になるように設置される2つのモータと、前記2つのモータに給電するためのハーネス群と、を接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタであって、アダプタ本体と、前記各モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、前記ハーネス群に設けられる端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、前記各モータ用雌端子と前記各ハーネス用端子とを接続する複数の導電体と、を備え、前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁と反対方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され、前記モータ用雌端子が形成された前記アダプタ本体の一の面は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で、前記モータの一対の雄端子が設けられている面に当接するように構成されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁と反対方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成されていることから、ハウジングケースの周壁と対向しているモータの雄端子に対して、ハウジングケースの底壁と反対方向から、アダプタを介してハーネス群を接続することが可能となる。そのため、ハウジングケースに取り付けられた他の部品や周壁に邪魔されることなく、ハーネス群とモータを容易に接続することができる。
ここで、モータ用雌端子が設けられるアダプタ本体の一の面と、ハーネス用端子が設けられるアダプタ本体の他の面とがなす角度は、ハウジングケースの周壁やハウジングケースに取り付けられた他の部品に邪魔されることなく、ハーネス群をモータに容易に取り付けることができる角度であれば、特に限定されるものではないが、90°程度が好ましい。
また、鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、前記モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、前記ハーネス群に設けられる端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、を備えていることから、雄端子を備える汎用モータと接続することができる。そのため、鏡面調整アクチュエータ用のモータとして汎用モータを用いることができる。
なお、ハーネス用端子を雌型に構成すれば、雄型にする場合に比べて作業効率がよいことが経験的に知られている。そのため、ハーネス用端子を「雌型」にすれば、雄端子を備える汎用モータを用いてもハーネス群を接続する作業の効率が悪化することがない。
請求項2に係る鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、請求項1に記載の鏡面調整アクチュエータ用アダプタであって、前記複数のハーネス用端子は、3つのハーネス用端子で構成され、前記各導電体は、前記二対のモータ用雌端子のうち、それぞれの対の一方のモータ用雌端子と、前記3つのハーネス用端子のうちの1つのハーネス用端子とを接続するとともに、他方のモータ用雌端子と、他の2つのハーネス用端子とをそれぞれ接続することを特徴とする。
かかる構成によれば、前記複数のハーネス用端子は、3つのハーネス用端子で構成され、前記各導電体は、前記二対のモータ用雌端子のうち、それぞれの対の一方のモータ用雌端子と、前記3つのハーネス用端子のうちの1つのハーネス用端子とを接続するとともに、他方のモータ用雌端子と、他の2つのハーネス用端子とをそれぞれ接続することから、かかる鏡面調整アクチュエータに2つのモータを取り付けた場合に、一方のモータの一対の雄端子のうちの一つと、他方のモータの一対の雄端子のうちの一つとが、モータ用雌端子と導電体とを介して、3つのハーネス用端子のうちの1つのハーネス用端子に接続されることとなる。そのため、従来4本必要であったハーネスを3本に減らすことができる。また、従来、4本のハーネスのうちのグランドすべき2本をかしめていた作業を省略することが可能となる。
ここで、右側サイドミラー用の鏡面調整アクチュエータと、左側サイドミラー用の鏡面調整アクチュエータとを作り分ける場合には、一方のモータのプラス端子とマイナス端子を左側用と右側用とで逆向きにして、鏡面調整アクチュエータ用アダプタのモータ用雌端子に接続すればよい。これにより、従来に比べて確実かつ容易に右側サイドミラー用の鏡面調整アクチュエータと、左側サイドミラー用の鏡面調整アクチュエータとを作り分けることができる。
また、請求項3に係る2つのモータとハーネス群との接続構造は、一端側に回転軸を備えるとともに他端側に一対の雄端子を備え、底壁と周壁とを有するハウジングケースに対して前記一対の雄端子と前記周壁とが対向するとともに前記回転軸が互いに平行になるように設置される2つのモータと、この2つのモータに給電するハーネス群と、前記2つのモータと前記ハーネス群とを接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタと、からなる2つのモータとハーネス群との接続構造であって、前記鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、アダプタ本体と、前記モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、前記ハーネス群に設けられる雄端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、前記各モータ用雌端子と前記各ハーネス用端子とを接続する複数の導電体と、を備え、前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁と反対方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され、前記ハーネス群は、前記ハーネス用端子に接続され、前記モータ用雌端子が形成された前記アダプタ本体の一の面は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で、前記モータの一対の雄端子が設けられている面に当接していることを特徴とする。
また、請求項4に係る2つのモータとハーネス群との接続構造は、一端側に回転軸を備えるとともに他端側に一対の雄端子を備え、底壁と周壁とを有するハウジングケースに対して前記一対の雄端子と前記周壁とが対向するとともに前記回転軸が互いに平行になるように設置される2つのモータと、この2つのモータに給電するハーネス群と、前記2つのモータと前記ハーネス群とを接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタと、からなるモータとハーネスとの接続構造であって、前記鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、アダプタ本体と、前記モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、前記ハーネス群に設けられる端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、前記各モータ用雌端子と前記各ハーネス用端子とを接続する複数の導電体と、を備え、前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁の方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され、前記ハーネス群は、前記ハウジングケースの底壁に前記ハーネス用端子に対応して形成された挿通孔を介して、前記ハーネス用端子に接続され、前記モータ用雌端子が形成された前記アダプタ本体の一の面は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で、前記モータの一対の雄端子が設けられている面に当接していることを特徴とする。
かかる構成によれば、前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁の方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され、前記ハーネス群は、前記ハウジングケースの底壁に前記ハーネス用端子に対応して形成された挿通孔を介して、前記ハーネス用端子に接続されていることから、ハウジングケースの周壁やその他の構成要素に邪魔されることなく、ハウジングケースの底壁方向から、挿通孔を介して、ハーネス群を2つのモータに接続することができる。
請求項5に係る2つのモータとハーネス群との接続構造は、請求項3又は請求項4に記載の2つのモータとハーネス群との接続構造であって、前記ハーネス群は、3本のハーネスと、この3本のハーネスの端部が連結される3つの端子と、を備え、前記複数のハーネス用端子は、3つのハーネス用端子で構成され、前記鏡面調整アクチュエータ用アダプタの各導電体は、前記二対のモータ用雌端子のうち、それぞれの対の一方のモータ用雌端子と、前記3つのハーネス用端子のうちの1つのハーネス用端子とを接続するとともに、他方のモータ用雌端子と、他の2つのハーネス用端子とをそれぞれ接続することを特徴とする。
本発明によれば、汎用モータを用いた場合でも、組立作業の作業効率を悪化させることがない鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造を提供することができる。
また、本発明によれば、4本のハーネスのうちの2本のハーネスを途中でかしめる必要がない、換言すれば、3本のハーネスで2つの汎用モータに給電することが可能な鏡面調整アクチュエータ用アダプタ、及び、これを用いた2つのモータとハーネス群との接続構造を提供することができる。そのため、ハーネスを配策するスペースに余裕ができるとともに、ハーネス及びハーネス端子の数を削減してコストを低減し、さらに、ハーネスのかしめ作業を省略することができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図面において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。説明する図面において、図1は、第1実施形態に係るアダプタを備える鏡面調整アクチュエータを示した斜視図である。図2は、第1実施形態に係るアダプタを備える鏡面調整アクチュエータの一部を拡大して示した斜視図である。図3は、第1実施形態に係るアダプタと、これに接続されるモータ及びハーネス群を示した分解斜視図である。図4は、モータとハーネスの接続手順を説明するための図である。なお、以下の説明において、「上」、「下」という場合には、図1の上下方向を意味するものとする。
<鏡面調整アクチュエータA>
はじめに、図1、図2を参照して鏡面調整アクチュエータAの構造について説明する。
鏡面調整アクチュエータAは、自動車のサイドミラーの傾きを調節する装置であり、自動車のサイドミラーカバー内に収納されるものである。鏡面調整アクチュエータAは、図1に示すように、モータ10などを収納するハウジングフロント50と、ミラー(図示せず)が固定されるプレートピボット70と、このプレートピボット70を自在に傾動させるための球座を備えるハウジングリア60と、から構成されている。
(ハウジングフロント50)
ハウジングフロント50は、図1及び図2に示すように、底壁51と、この底壁51の周囲を囲む周壁52とを備える。ハウジングフロント50の底壁51には、2つのモータ10A、10Bと、当該モータ10A、10Bとハーネス群30とを接続するアダプタ20と、当該モータ10A、10Bによって回転させられるウォームギア40(40A、40B)とが設置されている。ハウジングフロント50の底壁51には、凹部(図5参照)が形成されており、モータ10A、10Bを嵌め込むことができるようになっている。なお、かかるハウジングフロント50が、特許請求の範囲にいう「ハウジングケース」に相当する。
アダプタ20と2つのモータ10A、10Bとは、互いに接続された状態でハウジングフロント50の底壁51に設置されている。2つのモータ10A、10Bは、回転軸12A、12B(図3参照)をウォームギア40A、40B側に向けて設置されている。回転軸12A、12Bには、ウォームギア40A、40Bの円筒ウォーム41A、41Bが接続されている。また、アダプタ20と2つのモータ10A、10Bは、底壁51に形成された凹部に嵌め込まれているとともに、その周囲の一部をハウジングフロント50の周壁52に押えられており、ぐらつかないようになっている。ハーネス群30は、アダプタ20を介して2つのモータ10A、10Bに接続されている。
モータ10、アダプタ20、ハーネス群30の構造については、図3を参照して後に詳しく説明する。
(ウォームギア40)
ウォームギア40A、40Bは、図2に示すように、主に、円筒ウォーム41A、41Bと、ホイールウォーム42A、42Bと、ナットアジャスト43A、43Bとから構成されている。
円筒ウォーム41A、41Bは、モータ10A、10Bの回転軸12A、12B(図3参照)に接続されており、モータ10A、10Bの回転力をホイールウォーム42A、42Bに伝達するようになっている。ホイールウォーム42A、42Bの中心部には、雄ねじ部44A、44Bが突設されている。ナットアジャスト43A、43Bは、下端部が開口した円筒状の部材であり、その開口部には前記雄ねじ部44A、44Bと係合する係合片が形成されている。また、ナットアジャスト43A、43Bの上端部には、球状の係合部45A、45Bが形成されており、プレートピボット70の裏面に形成された係合部(図示せず)に傾動可能、かつ、回転不可能に連結されるようになっている。ナットアジャスト43A、43Bは、係合部45A、45Bに設けられた突起によって、プレートピボット70に対して回転しないように連結されることから、ホイールウォーム42A、42Bが回転すると、雄ねじ部44A、44Bに対して上下動するようになっている。
(ハウジングリア60)
ハウジングリア60は、ハウジングフロント50の上蓋としての役割を果たすと共に、後記するプレートピボット70と協働してミラーを傾動させる球座としての機能を果たすものである。ハウジングリア60は、図1に示すように、主に、後記するプレートピボット70と嵌合する凹部61と、この凹部61の底面に形成された蓋部62とから構成されている。凹部61の内周面61aは、球面状に形成されている。また、凹部61の底面には、ハウジングフロント50に設置されたウォームギア40A、40Bのナットアジャスト43A、43Bに対応する位置に、2つの貫通孔63(一方のみ図示)が形成されている。
(プレートピボット70)
プレートピボット70は、図1に示すように、主に、ハウジングリア60の凹部61と嵌合する凸部71と、サイドミラーが取り付けられる平面部72とから構成されている。凸部71の外周面は球面状に形成されており、前記したハウジングリア60の凹部61の内周面61aと摺動することにより球座として機能するようになっている。平面部72の中央部には、小さな球座73が形成されており、プレートピボット70は、この小さな球座73を介してハウジングリア60にねじ止めされることにより、ハウジングリア60に対して傾動自在になっている。平面部72の裏面には、ウォームギア40A、40Bの係合部45A、45Bと係合する係合凹部(図示せず)が形成されている。これにより、モータ10A、10Bによってホイールウォーム42A、42Bが回転させられると、ナットアジャスト43A、43Bが上下動し、これに伴ってプレートピボット70が傾動するようになっている(図2参照)。
つづいて、図3を参照して、ハウジングフロント50に設置される2つのモータ10A、10B、アダプタ20およびハーネス群30について説明する。
(モータ10)
2つのモータ10A、10Bは、図3に示すように、モータ本体11A、11Bの一端側に回転軸12A、12Bを備えると共に、他端側に一対の雄端子13A(13Aa、13Ab)、13B(13Ba、13Bb)を備えている。モータ本体11A、11Bは、断面視小判形(円の一部を平行に2箇所切り取った形状)を呈している。2つのモータ10A、10Bは、モータ本体11A、11Bの平坦な面を互いに当接させた状態で、円弧状の面を底壁51側に向けてハウジングフロント50に設置されている(図2参照)。これにより、ハウジングフロント50に占める2つのモータ10A、10Bの投影面積は、モータ10の平坦な面を底壁51に向けて設置する場合に比べて小さくなる。一対の雄端子13A(13Aa、13Ab)、13B(13Ba、13Bb)は、モータ10A、10Bを回転させるための電流が供給される部分であり、後記するアダプタ20に形成されたモータ用雌端子22に接続される。
(アダプタ20)
アダプタ20は、前記2つのモータ10A、10Bと、後記するハーネス群30とを接続する部材であり、第1実施形態では、図3に示すように、扁平な矩形の箱状に形成されたアダプタ本体21と、前記2つのモータ10A、10Bの二対の雄端子13A、13Bと嵌合する4つの(二対の)モータ用雌端子22(22a、22b、22c、22d)と、後記するハーネス群30の雄端子33と嵌合する3つのハーネス用雌端子23(23a、23b、23c)と、これらのモータ用雌端子22とハーネス用雌端子23とを接続する複数の導電体24a、24b、24c、24d、24eと、を備えて構成されている。
4つの(二対の)モータ用雌端子22a、22b、22c、22dは、アダプタ本体21の一の面(以下、「第1面」という。)21aに、前記2つのモータ10A、10Bの二対の雄端子13A、13Bに対応する配置で、例えば合成樹脂などによりインサート成形されている。
第1実施形態においては、モータ用雌端子22a、22bが、モータ10Aの雄端子13Aa、13Abに対応し、モータ用雌端子22c、22dが、モータ10Bの雄端子13Ba、13Bbに対応している。
また、3つのハーネス用雌端子23a、23b、23cは、前記第1面21aと90°の角度をなす他の面(以下、「第2面」という。)21bに形成されている。
第1実施形態においては、アダプタ20は、2つのモータ10A、10Bとアダプタ20とをハウジングフロント50にセットしたときに、3つのハーネス用雌端子23a、23b、23cがハウジングリア60側を向くように、2つのモータ10A、10Bに接続されている(図1参照)。
ここで、モータ10Aに接続されるモータ用雌端子22a、22bのうち、モータ用雌端子22aは導電体24aを介してハーネス用雌端子23aに接続され、モータ用雌端子22bは導電体24b、24eを介してハーネス用雌端子23bに接続されている。また、モータ10Bに接続されるモータ用雌端子22c、22dのうち、モータ用雌端子22cは導電体24cを介してハーネス用雌端子23cに接続され、モータ用雌端子22dは導電体24d、24eを介してハーネス用雌端子23bに接続されている。すなわち、モータ用雌端子22bとモータ用雌端子22dは、導電体24b、24d、24eを介して同一のハーネス用雌端子23bに接続されている。
これにより、モータ10Aの一方の雄端子13Abとモータ10Bの一方の雄端子13Bbは、ハーネス用雌端子23bを介して共通のハーネス31bに接続されることとなる。したがって、かかるハーネス31bを電位基準面(グランド)に接続することにより、従来必要とされていた2本のハーネスをかしめて1本にする作業が不要となる。
なお、従来は、2つのモータ10A、10Bの回転軸12A、12Bの回転方向を考慮して、1本にかしめるハーネスを選択していたが、第1実施形態においては、例えば、アダプタ20のモータ用雌端子22c、22dに対して、一方のモータ10Bの雄端子13Ba、13Bbを逆にして(プラス端子とマイナス端子を逆にして)接続することにより、モータ10Bの回転軸12Bの回転方向を反転させることができる。このように、第1実施形態に係るアダプタ20によれば、いずれのハーネスを1本にかしめるかを選択する必要がなく、モータ10の向きを変えるだけで、右サイドミラー用と左サイドミラー用の鏡面調整アクチュエータAを容易に作り分けることが可能となる。
(ハーネス群30)
ハーネス群30は、モータ10A、10Bに電流を供給する3本のハーネス31a、31b、31cと、当該ハーネス31a、31b、31cの端部を覆うコネクタ32と、当該コネクタ32の下面に突設された3つの雄端子33a、33b、33cとから構成されている。コネクタ32は、図2に示すように、薄い板状の部材であり、ハーネス群30をアダプタ20に取り付けたときに、アダプタ20の上面を覆うようになっている。3つの雄端子33a、33b、33cは、例えば金属板などの導電性材料からなり、アダプタ本体21の第2面21bに形成されたハーネス用雌端子23a、23b、23cの位置に対応して配置されている。3本のハーネス31a、31b、31cの先端部は、3つの雄端子33a、33b、33cに接続されている。
(2つのモータとハーネス群との接続)
つぎに、図3、図4を参照してモータ10A、10Bと、アダプタ20と、ハーネス群30と、ハウジングフロント50との組立手順について説明する。図4は、モータとハーネスの接続手順を説明するための図である。
まず、図4(a)に示すように、モータ10A、10Bの雄端子13Aa、13Ab、13Ba、13Bbを、アダプタ20のモータ用雌端子22a、22b、22c、22dに挿入することにより、モータ10A、10Bとアダプタ20とを接続する(適宜図3参照)。このとき、モータ10Aとモータ10Bは、モータ本体11A、11Bの平らな面同士を当接させた状態でアダプタ20に接続される(図2、図3参照)。また、モータ10A、10Bの回転軸12、12に、円筒ウォーム41A、41Bを取り付けておく。
次に、互いに接続されたモータ10A、10Bとアダプタ20を、ハウジングフロント50の設置スペース53に設置する。このとき、ハーネス用雌端子23a、23b、23cが形成されたアダプタ本体21の第2面21bが、ハウジングフロント50の底壁51と反対方向を向くようにして設置する。
そして、ハウジングフロント50の設置スペース53に設置されたアダプタ20のハーネス用雌端子23a、23b、23cに対して、ハーネス群30のコネクタ32の下面に形成された雄端子33a、33b、33cを挿入することにより、アダプタ20とハーネス群30とを接続する。このとき、アダプタ20のハーネス用雌端子23a、23b、23cは上方に向けられていることから、ハウジングフロント50の周壁52等が邪魔になることがなくなり、アダプタ20とハーネス群30との接続が容易である。
なお、アダプタ20の2つのモータ用雌端子22b、22dは、一つのハーネス用雌端子23bに接続されていることから、従来のように4本のハーネスの中から電位基準面に接続される2本のハーネスを選択して一本にかしめる作業をする必要がない(図3参照)。また、モータ10の回転軸12の回転方向を反転させる場合には、アダプタ20に対してモータ10のプラス端子とマイナス端子を逆にして接続すればよい。具体的に説明すると、図4(a)において、仮に、モータ10Bの一方の雄端子13Baをプラス端子、他方の雄端子13Bbをマイナス端子とすれば、回転方向を反転させる場合には、プラス端子である雄端子13Baをアダプタ20のモータ用雌端子22dに接続し、マイナス端子である雄端子13Bbをアダプタ20のモータ用雌端子22cに接続すればよい。このように、第1実施形態においては、図4(a)におけるモータ10Bの上下の向きを逆転させることにより、モータ10の回転方向を容易に反転させることができる。
なお、ハーネス群30をアダプタ20に取り付ける向きは、本実施形態の向きに限られるものではなく、次に説明する第2実施形態のような構成としてもよい。
<第2実施形態>
つづいて、第2実施形態に係る接続構造について図5、図6を参照して説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図5は、第2実施形態に係るアダプタとハーネス群との接続構造を示した分解斜視図である。図6は、図5のA−A線断面を示す断面図である。
第2実施形態に係る接続構造は、図5、図6に示すように、ハウジングフロント50’に対してアダプタ20がハーネス用雌端子23を底壁51’側に向けて設置されている点、および、ハウジングフロント50’の底壁51’がハーネス群30’の雄端子33’を挿通させるための挿通孔54’を備えている点が、前記した実施形態と異なっている。
すなわち、第2実施形態においては、アダプタ20は、図5に示すように、ハーネス用雌端子23(23a、23b、23c)が形成されている面をハウジングフロント50’側に向けて、モータ10A、10Bに接続されている。そして、モータ10A、10B及びアダプタ20は、互いに接続された状態でハウジングフロント50’に設置される。
また、ハウジングフロント50’は、図5に示すように、底壁51'と、周壁52’とを備えている。この底壁51'には、モータ10A、10Bのモータ本体11A、11B及びアダプタ20と嵌合する凹部53’が形成されている。そして、かかる凹部53'の底壁51'には、アダプタ20のハーネス用雌端子23に対応する位置に、挿通孔54’(54a’、54b’、54c’)が形成されている。
また、ハーネス群30’は、図5に示すように、3本のハーネス31’とコネクタ32’と雄端子33’とから構成されている。また、ハーネス群30’は、アダプタ20に対してハウジングフロント50’の底壁51'を挟んだ位置に配置されており、ハーネス群30’の雄端子33’は、底壁51'に形成された挿通孔54’を通って、アダプタ20のハーネス用雌端子23に挿入可能になっている。なお、コネクタ32’は、ハウジングフロント50’の凹部53’に外嵌可能な形状に形成されている。
かかる構成によれば、図6に示すように、ハウジングフロント50’に設置されたアダプタ20に対してハーネス群30’を下方から(底壁51'側から)接続することができる。そのため、ハウジングフロント50’に搭載された他の部品や周壁52’に邪魔されることがなく、接続が容易であるとともに、アダプタ20にハーネス群30’を接続したときのハウジングフロント50に対する投影面積を小さくすることができる。
<第3実施形態>
つづいて、第3実施形態に係るアダプタについて図7を参照して説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図7は、第3実施形態に係るアダプタの断面図である。
第3実施形態に係るアダプタ20’は、導電体24aと導電体24dとの間、および、導電体24cと導電体24dとの間に、コンデンサ25’、25’が接続されている点が、前記した第1、第2実施形態と異なっている。
これらのコンデンサ25’は、モータ10A、10Bの回転時に、ブラシとコミュテータ(整流子)による整流の火花に起因して発生する電磁ノイズを低減又は除去するために取り付けられるものである。コンデンサ25’によって電磁ノイズが低減又は除去されることにより、車両に搭載された電子部品の誤作動などを防止することができる。また、これらのコンデンサ25’をアダプタ20’に搭載することにより、従来必要としていたハーネス31(図1参照)の被覆を剥いで芯線にコンデンサを連結する作業を省略することができる。
なお、第3実施形態においては、ハーネス用雌端子23a、23b、23cが、アダプタ20’の中心に対して線対称となるように配置されている。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、モータ本体11が断面視小判形をしたモータ10を使用したが、汎用的なモータであれば、どのような形状のモータでもかまわない。
また、本実施形態においては、ハーネス群30の端子33を「雄型」に構成し、アダプタ20のハーネス用端子を「雌型」に構成したが、これに限られるものではなく、ハーネス群30の端子33を「雌型」に構成し、アダプタ20のハーネス用端子を「雄型」に構成しても良い。
また、ハウジングフロント50、ハウジングリア60およびプレートピボット70の構造は、本実施形態で示した構造に限定されるものではない。
また、本実施形態においては、アダプタ本体21の形状を、扁平な矩形の箱型状としたが、汎用的なモータに接続可能であり、ハーネス群の接続が容易であればどのような形状でもかまわない。
また、アダプタ本体21に設けられるハーネス用雌端子の位置は、図3に示した位置に限られるものではないことは言うまでもなく、設計条件などに合わせて適宜変更が可能である。そのため、従来は、モータに設けられた雌端子の配置に限定されてしまっていたハーネス群30の雄端子33の配置を自由に設定することができる。これにより、ハーネス群30のコネクタ32を小型化すること等が可能となる。
第1実施形態に係るアダプタを備える鏡面調整アクチュエータを示す斜視図である。 第1実施形態に係るアダプタを備える鏡面調整アクチュエータの一部を拡大して示した斜視図である。 第1実施形態に係るアダプタと、これに接続されるモータ及びハーネス群を示した分解斜視図である。 モータとハーネスとの接続手順を示した断面図である。 第2実施形態に係るアダプタとハーネス群との接続構造を示した分解斜視図である。 図5のA−A線断面を示す断面図である。 第3実施形態に係るアダプタの断面図である。 従来の鏡面調整アクチュエータの構造を示した斜視図である。 従来の鏡面調整アクチュエータの構造を示した図であり、(a)は平面図、(b)は断面図をそれぞれ示す。
符号の説明
10 モータ
20、20’ アダプタ
21 アダプタ本体
22 モータ用雌端子
23 ハーネス用雌端子
24 導電体
30 ハーネス群
40 ウォームギア
50、50’ ハウジングフロント
60 ハウジングリア
70 プレートピボット
A 鏡面調整アクチュエータ

Claims (5)

  1. 一端側に回転軸を備えるとともに他端側に一対の雄端子を備え、底壁と周壁とを有するハウジングケースに対して前記一対の雄端子と前記周壁とが対向するとともに前記回転軸が互いに平行になるように設置される2つのモータと、前記2つのモータに給電するためのハーネス群と、を接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタであって、
    アダプタ本体と、
    前記各モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、
    前記ハーネス群に設けられる端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、
    前記各モータ用雌端子と前記各ハーネス用端子とを接続する複数の導電体と、を備え、
    前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、
    前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁と反対方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され
    前記モータ用雌端子が形成された前記アダプタ本体の一の面は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で、前記モータの一対の雄端子が設けられている面に当接するように構成されていることを特徴とする鏡面調整アクチュエータ用アダプタ。
  2. 前記複数のハーネス用端子は、3つのハーネス用端子で構成され、
    前記各導電体は、
    前記二対のモータ用雌端子のうち、それぞれの対の一方のモータ用雌端子と、前記3つのハーネス用端子のうちの1つのハーネス用端子とを接続するとともに、
    他方のモータ用雌端子と、他の2つのハーネス用端子とをそれぞれ接続することを特徴とする請求項1に記載の鏡面調整アクチュエータ用アダプタ。
  3. 一端側に回転軸を備えるとともに他端側に一対の雄端子を備え、底壁と周壁とを有するハウジングケースに対して前記一対の雄端子と前記周壁とが対向するとともに前記回転軸が互いに平行になるように設置される2つのモータと、
    この2つのモータに給電するハーネス群と、
    前記2つのモータと前記ハーネス群とを接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタと、からなる2つのモータとハーネス群との接続構造であって、
    前記鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、
    アダプタ本体と、
    前記モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、
    前記ハーネス群に設けられる端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、
    前記各モータ用雌端子と前記各ハーネス用端子とを接続する複数の導電体と、を備え、
    前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、
    前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁と反対方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され、
    前記ハーネス群は、前記ハーネス用端子に接続され
    前記モータ用雌端子が形成された前記アダプタ本体の一の面は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で、前記モータの一対の雄端子が設けられている面に当接していることを特徴とする2つのモータとハーネス群との接続構造。
  4. 一端側に回転軸を備えるとともに他端側に一対の雄端子を備え、底壁と周壁とを有するハウジングケースに対して前記一対の雄端子と前記周壁とが対向するとともに前記回転軸が互いに平行になるように設置される2つのモータと、
    この2つのモータに給電するハーネス群と、
    前記2つのモータと前記ハーネス群とを接続する鏡面調整アクチュエータ用アダプタと、からなる2つのモータとハーネス群との接続構造であって、
    前記鏡面調整アクチュエータ用アダプタは、
    アダプタ本体と、
    前記モータの雄端子と嵌合する二対のモータ用雌端子と、
    前記ハーネス群に設けられる端子と嵌合する複数のハーネス用端子と、
    前記各モータ用雌端子と前記各ハーネス用端子とを接続する複数の導電体と、を備え、
    前記モータ用雌端子は、前記アダプタ本体の一の面に形成され、
    前記ハーネス用端子は、前記アダプタ本体の一の面に対して90°の角度を成す面であって、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で前記ハウジングケースの底壁に設置したときに、当該底壁の方向を向く前記アダプタ本体の他の面に形成され、
    前記ハーネス群は、前記ハウジングケースの底壁に前記ハーネス用端子に対応して形成された挿通孔を介して、前記ハーネス用端子に接続され
    前記モータ用雌端子が形成された前記アダプタ本体の一の面は、前記アダプタ本体と前記モータとを互いに接続した状態で、前記モータの一対の雄端子が設けられている面に当接していることを特徴とする2つのモータとハーネス群との接続構造。
  5. 前記ハーネス群は、
    3本のハーネスと、
    この3本のハーネスの端部が連結される3つの雄端子と、を備え、
    前記複数のハーネス用端子は、3つのハーネス用端子で構成され、
    前記鏡面調整アクチュエータ用アダプタの各導電体は、
    前記二対のモータ用雌端子のうち、それぞれの対の一方のモータ用雌端子と、前記3つのハーネス用端子のうちの1つのハーネス用端子とを接続するとともに、
    他方のモータ用雌端子と、他の2つのハーネス用端子とをそれぞれ接続することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の2つのモータとハーネス群との接続構造。
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