WO2017159300A1 - 車両用視認装置 - Google Patents

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Abstract

車両用ドアミラー装置では、ミラー体の取付壁がバイザボデーの保持筒に支持されると共に、ミラー体の摺動壁がバイザボデーの支持壁に支持されている。ここで、バイザボデーの開口によってミラー体が露出されており、バイザボデーに保持筒と支持壁とが一体に設けられている。このため、開口の周面と保持筒と支持壁との相対配置精度を向上でき、開口の周面に対するミラー体の配置精度を向上できる。

Description

車両用視認装置
 本発明は、車両の乗員の視認を視認手段が補助する車両用視認装置に関する。
 実開昭63-35639号公報に記載されたドアミラー装置では、ミラー及びミラー基板が表側ケースに収容されており、表側ケースの開口がミラーを露出させている。また、表側ケースに静止ピボットが装着されており、静止ピボットがミラー基板の中央側(スペーサ)を傾動可能に支持すると共に、表側ケースがミラー基板の外周側(球面受部)を摺動可能に支持している。さらに、表側ケースが傾動機構及び駆動機構を被覆しており、傾動機構の可動ピボットがミラー基板の球面孔を支持している。
 ここで、このようなドアミラー装置では、表側ケースの開口周面に対するミラー及びミラー基板の配置精度を向上できるのが好ましい。
 本発明は、上記事実を考慮し、収容体の開口周面に対する視認手段の配置精度を向上できる車両用視認装置を得ることが目的である。
 本発明の第1態様の車両用視認装置は、車両の乗員の視認を補助する視認手段と、前記視認手段を収容し、前記視認手段を露出させる開口が設けられると共に、前記視認手段の中央側を傾動可能に支持する中央支持部と前記視認手段の外周側を摺動可能に支持する外周支持部とが設けられる収容体と、を備えている。
 本発明の第2態様の車両用視認装置は、車両の乗員の視認を補助する視認手段と、前記視認手段を収容し、前記視認手段を露出させる開口が設けられると共に、前記視認手段の中央側を傾動可能に支持する中央支持部と被覆部とが設けられる収容体と、前記被覆部に被覆されると共に、前記視認手段を支持し、作動されることで前記視認手段が傾動される作動機構と、を備えている。
 本発明の第4態様の車両用視認装置は、本発明の第1態様~第3態様の何れか1つの車両用視認装置において、前記視認手段及び前記収容体の一方に設けられる保持部と、前記保持部に保持される付勢手段と、前記視認手段及び前記収容体の他方に設けられ、前記付勢手段が当接されて前記視認手段を付勢する当接部と、を備えている。
 本発明の第3態様の車両用視認装置は、本発明の第2態様の車両用視認装置において、前記被覆部内を閉鎖し、前記作動機構を支持すると共に、前記作動機構に電力を供給する閉鎖体を備えている。
 本発明の第1態様の車両用視認装置では、車両の乗員の視認を視認手段が補助する。また、収容体が視認手段を収容しており、収容体の開口が視認手段を露出させる。さらに、中央支持部が視認手段の中央側を傾動可能に支持すると共に、外周支持部が視認手段の外周側を摺動可能に支持する。
 ここで、収容体に中央支持部と外周支持部とが設けられている。このため、収容体の開口周面と中央支持部と外周支持部との相対配置精度を向上でき、収容体の開口周面に対する視認手段の配置精度を向上できる。
 本発明の第2態様の車両用視認装置では、車両の乗員の視認を視認手段が補助する。また、収容体が視認手段を収容しており、収容体の開口が視認手段を露出させると共に、中央支持部が視認手段の中央側を傾動可能に支持する。さらに、作動機構が、被覆部に被覆されると共に、視認手段を支持しており、作動機構が作動されることで、視認手段が傾動される。
 ここで、収容体に中央支持部と被覆部とが設けられている。このため、収容体の開口周面と中央支持部と被覆部との相対配置精度を向上でき、収容体の開口周面と中央支持部と作動機構との相対配置精度を向上できて、収容体の開口周面に対する視認手段の配置精度を向上できる。
 本発明の第4態様の車両用視認装置では、付勢手段が保持部に保持されており、付勢手段が当接部に当接されて視認手段を付勢する。
 ここで、視認手段及び収容体の一方に保持部が設けられると共に、視認手段及び収容体の他方に当接部が設けられている。このため、収容体に設けられる保持部又は当接部と中央支持部と外周支持部又は作動機構との相対配置精度を向上でき、収容体に配置される付勢手段及び当接部の一方と視認手段に配置される付勢手段及び当接部の他方との相対配置精度を向上できて、付勢手段が視認手段を付勢する精度を向上できる。
 本発明の第3態様の車両用視認装置では、被覆部内を閉鎖体が閉鎖しており、閉鎖体が、作動機構を支持すると共に、作動機構に電力を供給する。このため、簡単な構成で、作動機構を支持できると共に、作動機構に電力を供給できる。
本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置を示す車両前側かつ車幅方向内側から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す車幅方向外側から見た断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置のバイザボデーを示す車両後側かつ車幅方向内側から見た斜視図である。
 図1には、本発明の実施形態に係る車両用視認装置としての車両用ドアミラー装置10が車両前側かつ車幅方向内側(車両左側)から見た分解斜視図にて示されており、図2には、車両用ドアミラー装置10の主要部が車幅方向外側(車両右側)から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外側を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示している。
 本実施形態に係る車両用ドアミラー装置10は、車両のドア(フロントサイドドア、車体側)の外側に支持されている。
 図1に示す如く、車両用ドアミラー装置10は、格納機構12を備えている。格納機構12には、軸部材としてのスタンド12Aが設けられており、スタンド12Aがドアの上下方向中間部の車両前側端に支持されることで、車両用ドアミラー装置10がドアに支持されている。スタンド12Aには、回動体12Bが支持されており、格納機構12が電気的に作動されることで、スタンド12Aに対し回動体12Bが上下方向周りに回動される。回動体12Bは、車体側の制御装置(図示省略)に電気的に接続されており、格納機構12は、制御装置の制御により電気的に作動される。
 格納機構12の回動体12Bには、外周体としての樹脂製のバイザ14が支持されている。バイザ14には、支持体としてのバイザボデー16が設けられており、バイザボデー16の車幅方向内側端部の車両前側には、組付部材としての第1スクリュー18A及び第2スクリュー18Bの締結等によって、回動体12Bが固定されている。バイザボデー16の車両前側には、下記リンフォース24を介して、被覆部材としての湾曲板状のバイザカバー20が組付けられており、バイザカバー20は、外周がバイザボデー16の外周に嵌合されて、バイザボデー16の車両前側を被覆している。バイザカバー20には、上側の上カバー20Aと下側の下カバー20Bとが設けられており、バイザカバー20は、上カバー20Aと下カバー20Bとが組合わされて構成されている。
 図1~図3に示す如く、バイザボデー16には、収容部としての略直方体形箱状の収容壁16Aが設けられており、収容壁16Aは、車両後側面が開口されて、略矩形状の開口16Iが形成されており、開口16Iは、収容壁16A内を車両後側に開放させている。
 収容壁16Aの車両前側壁(底壁)には、外周支持部としての支持壁16B(ケースロア部)が一体に設けられており、支持壁16Bは、収容壁16Aの車両前側壁の車両前側及び車両後側に突出されている。支持壁16Bは、略筒状にされており、支持壁16Bの中心軸線は、車両前後方向に平行に配置されている。支持壁16Bは、球壁状にされており、支持壁16Bの内径寸法は、車両後方へ向かうに従い徐々に大きくされている。
 支持壁16Bの内周面には、支持部位としての長尺板状の支持突起16Gが複数一体に設けられており、支持突起16Gは、支持壁16Bの内周面から中心側に突出されると共に、突出端面16H(摺動面)が支持壁16Bの中心を中心とした球面状にされている。支持突起16Gは、支持壁16Bの周方向において、複数(3個以上)等間隔に配置されており、支持突起16Gは、支持壁16Bの中心軸線方向(車両前後方向)において、複数(本実施形態では2個)配置されている。支持壁16Bの中心軸線方向における複数の支持突起16Gは、支持壁16Bの中心軸線方向において、互いに部分的に重複配置されており、支持突起16Gは、支持壁16Bの中心軸線方向における全体に配置されている。
 支持壁16B内には、被覆部としての容器状の被覆壁16C(ケースアッパ部)が設けられており、被覆壁16Cの車両前側端の全周は、支持壁16Bの車両前側端の全周と一体にされている。被覆壁16Cの車両前側端と支持壁16Bの車両前側端との間には、平板状の連結壁16Dが一体に設けられており、連結壁16Dは、被覆壁16Cの車両前側端と支持壁16Bの車両前側端とが直接一体にされていない部分において、被覆壁16Cの車両前側端と支持壁16Bの車両前側端とを連結している。被覆壁16C内は、支持壁16Bの車両前側に開放されており、これにより、被覆壁16C内は、収容壁16Aの車両前側に開放されている。
 連結壁16Dには、制限部としての矩形板状の制限板16Eが所定数(本実施形態では4個)一体に設けられており、制限板16Eは、連結壁16Dから車両前側に突出されている。所定数の制限板16Eは、支持壁16Bの周方向において略等間隔に配置されており、制限板16Eは、支持壁16Bの径方向に対し交差されて配置されている。
 支持壁16Bの外周面には、車両前後方向中間部において、嵌合部としての円筒状の嵌合筒16Fが一体に設けられており、嵌合筒16Fは、支持壁16Bから車両前側に突出されると共に、支持壁16Bと同軸上に配置されている。
 被覆壁16Cの車両後側壁(底壁)には、中央支持部としての略円筒状の保持筒22が一体に設けられており、保持筒22は、被覆壁16Cの車両後側壁の車両前側及び車両後側に突出されると共に、支持壁16Bと同軸上に配置されている。保持筒22の車両後側端部には、略球状の保持球22Aが設けられており、保持球22Aの車両前側部の周面は、球面状の保持面22B(摺動面)にされて、中心が支持壁16Bの中心と一致されている。
 収容壁16Aの車両前側壁には、支持壁16Bの車幅方向外側において、当接部としての略三角柱形箱状の当接壁16Jが一体に設けられており、当接壁16Jは、収容壁16Aの車両前側壁の車両前側に突出されると共に、内部が収容壁16Aの車両前側壁の車両後側に開放されている。当接壁16Jの車幅方向外側壁は、収容壁16Aの車両前側壁の車両後側に突出されており、当接壁16Jの車幅方向外側壁の車幅方向内側面(当接壁16Jの内面)は、球面状の当接面16Kにされて、中心が支持壁16Bの中心と一致されている。
 バイザボデー16及び格納機構12の回動体12Bの車両前側には、閉鎖体(補強体)としての略樹脂製で長尺板状のリンフォース24が設けられており、リンフォース24の車幅方向中間部は、第1スクリュー18A及び第2スクリュー18Bの締結によって、回動体12Bと共にバイザボデー16に固定されている。
 リンフォース24の車幅方向外側部には、組付部としての三角形板状の組付板24Bが一対一体に設けられており、一対の組付板24Bは、それぞれリンフォース24から上側及び車幅方向外側に突出されている。リンフォース24の車幅方向外側部は、一対の組付板24Bにおいて、それぞれ組付部材としての第3スクリュー18C及び第4スクリュー18Dの締結によって、バイザボデー16に固定されており、リンフォース24の車幅方向内側端部は、組付部材としての第5スクリュー18Eの締結によって、回動体12Bに固定されている。
 リンフォース24は、バイザボデー16に比し剛性が高くされており、リンフォース24は、バイザボデー16及び回動体12Bを補強している。また、リンフォース24には、固定部材としての第6スクリュー18Fの締結によって、バイザ14のバイザカバー20(下カバー20B)が固定されており、これにより、上述の如くバイザカバー20がリンフォース24を介してバイザボデー16に組付けられている。
 リンフォース24の車幅方向外側部には、閉鎖部としての円板状の底壁部24Aが設けられており、底壁部24Aの車両後側面の外周部には、全周において、挿入部としての断面矩形状の凹部26が形成されている。底壁部24Aは、バイザボデー16の嵌合筒16F内に嵌合されると共に、凹部26には、バイザボデー16の支持壁16Bの車両前側端が挿入されており、凹部26の外周面には、支持壁16Bの外周面が嵌合されている。これにより、底壁部24Aがバイザボデー16の支持壁16B及び被覆壁16Cの車両前側を被覆かつ閉鎖している。
 底壁部24Aには、被制限部としての矩形状の制限孔24Cが所定数(本実施形態では4個)貫通形成されており、所定数の制限孔24Cは、底壁部24Aの周方向において略等間隔に配置されると共に、それぞれ底壁部24Aの径方向に対し交差されて配置されている。制限孔24Cには、バイザボデー16の制限板16Eが挿入(嵌合)されており、これにより、バイザボデー16に対する底壁部24Aの周方向及び径方向の移動が制限されている。
 底壁部24Aの中心部には、嵌入部としての略円柱状の嵌入柱24Dが一体に設けられており、嵌入柱24Dは、底壁部24Aから車両後側に突出されると共に、底壁部24Aと同軸上に配置されている。嵌入柱24Dの先端部は、縮径されており、嵌入柱24Dの先端部は、バイザボデー16の保持筒22内に車両前側から嵌入されている。
 底壁部24Aの上部及び車幅方向外側部には、組付板24Bの底壁部24A径方向内側において、円筒状の支持筒24Eが一体に設けられており、支持筒24Eは、底壁部24Aから車両後側に突出されると共に、底壁部24Aと中心軸線が平行に配置されている。
 リンフォース24には、複数の配線24Fが設けられており、配線24Fは、リンフォース24内に配置されると共に、基端側が制御装置に電気的に接続されている。配線24Fの先端には、端子24Gが電気的に接続されており、端子24Gは、二対設けられると共に、底壁部24Aから車両後側に突出されている。
 バイザボデー16の被覆壁16Cとリンフォース24の底壁部24Aとの間には、作動機構としての鏡面調整機構28が保持(支持)されている。
 鏡面調整機構28には、駆動手段としてのモータ30が一対設けられており、モータ30の本体部30Aは、被覆壁16Cと底壁部24Aとの間に位置決めかつ狭持された状態で保持されている。本体部30Aからは、出力軸30Bが延出されており、出力軸30Bには、出力部材としてのウォーム32が固定されている。本体部30Aには、リンフォース24の一対の端子24Gが電気的に接続されており、制御装置の制御により、リンフォース24の配線24F及び端子24Gを介してモータ30に電力が供給されることで、モータ30が駆動されて、鏡面調整機構28が電気的に作動される。
 鏡面調整機構28には、伝達部材としての樹脂製で略円筒状のホイルドライブ34が一対設けられており、ホイルドライブ34は、車両前側部分が底壁部24Aの支持筒24E内に嵌入された状態で被覆壁16Cと底壁部24Aとの間に位置決めかつ狭持されて、軸周りに回転自在に保持されている。
 ホイルドライブ34の外周部には、軸方向(車両前後方向)中間部において、ウォームホイル34Aが同軸上に形成されており、ウォームホイル34Aは、モータ30のウォーム32に噛合(係合)されている。このため、モータ30が駆動されて、ウォーム32が回転されることで、ウォームホイル34Aが回転されて、ホイルドライブ34が回転される。
 ホイルドライブ34の内周部には、ウォームホイル34Aの車両後側において、係合部としての噛合爪34Bが所定数(本実施形態では4個)形成されており、所定数の噛合爪34Bは、ホイルドライブ34の周方向に等間隔に配置されている。噛合爪34Bは、車両後側へ延出されて、弾性を有しており、噛合爪34Bの先端(車両後側端)は、ホイルドライブ34の径方向内側に突出されている。
 ホイルドライブ34内には、支持部材(移動部材)としての略円柱状のロッドドライブ36が同軸上に挿入されており、ロッドドライブ36は、被覆壁16Cから車両後側に突出されている。一方のロッドドライブ36は、バイザボデー16の支持壁16Bの中心軸線の上方(下方でもよい)に配置されており、他方のロッドドライブ36は、支持壁16Bの中心軸線の車幅方向外方(車幅方向内方でもよい)に配置されている。
 ロッドドライブ36の先端部(車両後側端部)以外の部分は、ネジ36Aにされており、ネジ36Aには、ホイルドライブ34の噛合爪34B先端が噛合(係合)されている。また、ロッドドライブ36の先端部は、略球状にされている。
 バイザボデー16の収容壁16A内には、視認手段としてのミラー体38が収容されており、ミラー体38は、全周及び車両前側がそれぞれ収容壁16Aの周壁及び車両前側壁によって被覆されると共に、収容壁16Aの開口16Iによってバイザボデー16の車両後側に露出されている。
 ミラー体38の車両後側部分には、視認部としての略矩形板状のミラー40が設けられている。ミラー40の表面は、車両後側に向けられて、ミラー40の鏡面40A(裏側の反射層の表面)は、車両後側に向けられており、ミラー40によって車両の乗員(特に運転手)の車両後側の視認が補助される。
 ミラー体38の車両前側部分には、被支持体(摺動体)としての樹脂製で略矩形板状のミラーホルダ42が設けられており、ミラーホルダ42は、全周にミラー40の全周が固定(保持)されると共に、ミラー40の車両前側(裏側)を被覆している。ミラーホルダ42の外周形状は、収容壁16Aの開口16I周面(収容壁16Aの周壁内面)に対し相似形状にされると共に僅かに小さくされており、ミラーホルダ42の外周と開口16Iの周面との間には、全周において、隙間44が形成されている。
 ミラーホルダ42には、ミラー40の中央位置(重心位置)の車両前側において、中央被支持部(取付部)としての略筒状の取付壁42Aが形成されており、取付壁42Aは、バイザボデー16の支持壁16Bと同軸上に配置されている。取付壁42Aは、略球壁状にされており、取付壁42Aの内径寸法は、車両後方へ向かうに従い徐々に大きくされている。取付壁42A内には、バイザボデー16の保持筒22の保持球22Aが嵌入されており、これにより、取付壁42Aが保持球22Aの保持面22Bに傾動可能かつ摺動可能に保持(支持)されている。
 ミラーホルダ42の車両前側には、外周被支持部(摺動部)としての略筒状の摺動壁42Bが一体に設けられており、摺動壁42Bは、バイザボデー16の支持壁16Bと同軸上に配置されている。摺動壁42Bは、球壁状にされており、摺動壁42Bの外径寸法は、車両後方へ向かうに従い徐々に大きくされている。摺動壁42Bの外周面は、支持壁16Bにおける支持突起16Gの突出端面16Hに当接されており、摺動壁42Bは、支持突起16Gの突出端面16Hに傾動可能かつ摺動可能に支持されている。
 ミラーホルダ42には、摺動壁42Bの径方向内側において、被支持部(回動部)としての略筒状の回動壁42Cが一対形成されており、一方の回動壁42Cは、バイザボデー16の支持壁16Bの中心軸線の上方(下方でもよい)に配置されると共に、他方の回動壁42Cは、支持壁16Bの中心軸線の車幅方向外方(車幅方向内方でもよい)に配置されている。回動壁42Cは、中心軸線がバイザボデー16の支持壁16Bの中心軸線と平行に配置されると共に、略球壁状にされており、回動壁42Cの内径寸法は、車両前後方向両端側から車両前後方向中央側へ向かうに従い徐々に大きくされている。
 回動壁42C内には、鏡面調整機構28におけるロッドドライブ36の先端部が嵌入されて保持(支持)されており、回動壁42Cは、ロッドドライブ36の先端部に対する回動を許容されると共に、ロッドドライブ36の軸周りの回転を規制している。このため、上述の如く、鏡面調整機構28において、ホイルドライブ34(噛合爪34Bを含む)が回転されることで、ロッドドライブ36のネジ36Aへの噛合爪34B先端の噛合位置が変位されて、ロッドドライブ36が車両前後方向(軸方向)へ移動(スライド)される。
 ミラーホルダ42の車両前側には、摺動壁42Bの車幅方向外側において、保持部としての保持枠42Dが一体に設けられており、保持枠42Dには、付勢手段としての断面L字形板状のスプリング46の基端側部分が保持(固定)されている。スプリング46の先端側部分は、保持枠42Dから車両前側に延出されており、スプリング46の先端(車両前側端)は、バイザボデー16の当接壁16Jの当接面16Kに当接されている。スプリング46の先端側部分は、肉厚方向に弾性変形されており、スプリング46は、ミラー体38を付勢している。このため、例えば車両の走行時に、スプリング46の付勢力によって、ミラー体38の振動が制限されて、ミラー40のびびりが抑制される。
 次に、本実施形態の作用を説明する。
 以上の構成の車両用ドアミラー装置10では、格納機構12が電気的に作動されることで、スタンド12Aに対し回動体12Bが回動されて、回動体12Bと一体にミラー体38(バイザ14(バイザボデー16及びバイザカバー20)、リンフォース24及び鏡面調整機構28を含む)が回動される。これにより、ミラー体38が車両後側かつ車幅方向内側に回動されることで、ミラー体38が格納される。さらに、ミラー体38が車両前側かつ車幅方向外側に回動されることで、ミラー体38が起立(展開、復帰)される。
 また、鏡面調整機構28の電気的な作動により、モータ30が駆動されて、ウォーム32が回転されることで、ホイルドライブ34が回転されて、ロッドドライブ36が車両前後方向へ移動される。このため、ロッドドライブ36によってミラー体38(ミラー40及びミラーホルダ42)が上下方向及び車幅方向の少なくとも一方において傾動されることで、ミラー40の鏡面40A角度(ミラー40が補助する乗員の視認方向)が上下方向及び車幅方向の少なくとも一方において調整される。
 ところで、ミラー体38の取付壁42Aがバイザボデー16の保持筒22における保持球22Aの保持面22Bに傾動可能かつ摺動可能に保持(支持)されると共に、ミラー体38の摺動壁42Bがバイザボデー16の支持壁16Bにおける支持突起16Gの突出端面16Hに傾動可能かつ摺動可能に支持されている。さらに、ミラー体38の回動壁42Cが鏡面調整機構28におけるロッドドライブ36の先端部に摺動可能に保持(支持)されると共に、ミラー体38のスプリング46がバイザボデー16の当接壁16Jの当接面16Kに当接されている。
 また、ミラー体38が傾動される際には、ミラー体38の取付壁42Aがバイザボデー16の保持筒22(保持面22B)に摺動されると共に、ミラー体38の摺動壁42Bがバイザボデー16の支持壁16B(突出端面16H)に摺動される。しかも、ミラー体38の回動壁42Cが鏡面調整機構28のロッドドライブ36先端部に摺動されると共に、ミラー体38のスプリング46がバイザボデー16の当接壁16J(当接面16K)に摺動される。
 ここで、バイザボデー16(収容壁16A)の開口16Iによってミラー体38がバイザボデー16の車両後側に露出されており、バイザボデー16に保持筒22と支持壁16Bと被覆壁16Cとが一体に設けられている。このため、開口16Iの周面(収容壁16Aの周壁内面)と保持筒22と支持壁16Bと被覆壁16Cとの相対配置精度を向上できる。さらに、被覆壁16Cがホイルドライブ34を保持すると共にホイルドライブ34がロッドドライブ36を支持するため、開口16Iの周面と保持筒22と支持壁16Bとロッドドライブ36との相対配置精度を向上できる。しかも、保持筒22と支持壁16Bとロッドドライブ36とがそれぞれミラー体38の取付壁42Aと摺動壁42Bと回動壁42Cとを支持するため、開口16Iの周面に対するミラー体38の配置精度を向上できる。これにより、開口16Iの周面とミラー体38の外周(ミラーホルダ42の外周)との隙間44寸法の精度を向上でき、隙間44を全周において安定させることができる(例えば一定にできる)と共に、隙間44を小さく設定できて、車両用ドアミラー装置10の隙間44部分の見栄えを向上できる。
 しかも、バイザボデー16に保持筒22と支持壁16Bと被覆壁16Cとが一体に設けられているため、保持筒22と支持壁16Bとロッドドライブ36とによるミラー体38の支持強度を向上できる。また、被覆壁16Cが保持筒22及び支持壁16Bと一体に設けられているため、被覆壁16Cが保持する鏡面調整機構28と保持筒22及び支持壁16Bが支持するミラー体38との相対配置精度を向上でき、ロッドドライブ36の先端部にミラー体38の回動壁42Cを適切に保持させることができる。
 さらに、バイザボデー16に当接壁16Jが一体に設けられている。このため、バイザボデー16に一体に設けられる当接壁16Jと保持筒22と支持壁16Bと被覆壁16Cとの相対配置精度を向上できて、当接壁16Jとミラー体38との相対配置精度を向上できる。さらに、ミラー体38(ミラーホルダ42)に保持枠42Dが一体に設けられると共に保持枠42Dにスプリング46が保持されるため、当接壁16Jとスプリング46との相対配置精度を向上できる。これにより、当接壁16J(当接面16K)へのスプリング46の当接精度を向上できて、スプリング46がミラー体38を付勢する精度を向上でき、ミラー40のびびりを効果的に抑制できる。
 しかも、バイザボデー16に収容壁16Aと保持筒22と支持壁16Bと被覆壁16Cと当接壁16Jとが一体に設けられている。このため、部品点数を少なくできてコストを低減できると共に、収容壁16Aと保持筒22と支持壁16Bと被覆壁16Cと当接壁16Jとの相対配置精度を容易に向上できて製造コストを低減できる。
 また、リンフォース24の底壁部24Aがバイザボデー16の被覆壁16C内を閉鎖しており、底壁部24Aが被覆壁16Cとの間で鏡面調整機構28を保持すると共に、底壁部24Aの端子24Gが鏡面調整機構28のモータ30に電力を供給する。このため、簡単な構成で、鏡面調整機構28を保持できると共に、モータ30に電力を供給できる。
 なお、本実施形態では、収容壁16A及び保持筒22に支持壁16B及び被覆壁16Cを一体に設けた。しかしながら、収容壁16A及び保持筒22に支持壁16B及び被覆壁16Cの少なくとも一方を一体に設ければよい。
 さらに、本実施形態では、ミラー体38に保持枠42D及びスプリング46を配置すると共に、バイザボデー16に当接壁16Jを配置した。しかしながら、バイザボデー16に保持枠42D及びスプリング46を配置すると共に、ミラー体38に当接壁16Jを配置してもよい。
 また、本実施形態では、ミラー体38を視認手段にした。しかしながら、撮像により乗員の視認を補助するカメラを視認手段にしてもよい。
 さらに、本実施形態では、車両用ドアミラー装置10(車両用視認装置)を車両のドアの外側に設置した。しかしながら、車両用視認装置を車両の他の位置に設置してもよい。
 2016年3月15日に出願された日本国特許出願2016-51486号の開示は、その全体が参照により本明細書に取込まれる。
 10  車両用ドアミラー装置(車両用視認装置)
 16  バイザボデー(収容体)
 16B 支持壁(外周支持部)
 16C 被覆壁(被覆部)
 16I 開口
 16J 当接壁(当接部)
 22  保持筒(中央支持部)
 24  リンフォース(閉鎖体)
 28  鏡面調整機構(作動機構)
 38  ミラー体(視認手段)
 42D 保持枠(保持部)
 46  スプリング(付勢手段)

Claims (5)

  1.  車両の乗員の視認を補助する視認手段と、
     前記視認手段を収容し、前記視認手段を露出させる開口が設けられると共に、前記視認手段の中央側を傾動可能に支持する中央支持部と前記視認手段の外周側を摺動可能に支持する外周支持部とが設けられる収容体と、
     を備えた車両用視認装置。
  2.  車両の乗員の視認を補助する視認手段と、
     前記視認手段を収容し、前記視認手段を露出させる開口が設けられると共に、前記視認手段の中央側を傾動可能に支持する中央支持部と被覆部とが設けられる収容体と、
     前記被覆部に被覆されると共に、前記視認手段を支持し、作動されることで前記視認手段が傾動される作動機構と、
     を備えた車両用視認装置。
  3.  前記被覆部内を閉鎖し、前記作動機構を支持すると共に、前記作動機構に電力を供給する閉鎖体を備えた請求項2記載の車両用視認装置。
  4.  前記被覆部が前記作動機構を支持する請求項2又は請求項3記載の車両用視認装置。
  5.  前記視認手段及び前記収容体の一方に設けられる保持部と、
     前記保持部に保持される付勢手段と、
     前記視認手段及び前記収容体の他方に設けられ、前記付勢手段が当接されて前記視認手段を付勢する当接部と、
     を備えた請求項1~請求項4の何れか1項記載の車両用視認装置。
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