JPH0834287A - 車両用後写鏡装置 - Google Patents

車両用後写鏡装置

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JPH0834287A
JPH0834287A JP6170873A JP17087394A JPH0834287A JP H0834287 A JPH0834287 A JP H0834287A JP 6170873 A JP6170873 A JP 6170873A JP 17087394 A JP17087394 A JP 17087394A JP H0834287 A JPH0834287 A JP H0834287A
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drive unit
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rotation
vehicle body
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Ikuo Sakata
郁夫 坂田
Tsuneji Kato
常治 加藤
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ハウジングを格納することができる車両用後
写鏡装置において、ハウジングを回転させる駆動ユニッ
トの種類を最小にさせることにある。 【構成】 ハウジング13の回転をおこなう駆動ユニッ
ト114がハウジングといっしょに回転する部材におけ
るハウジングに結合される領域を含む部分を残余の部分
にたいして分離可能に結合され、この分離部分あるいは
分離部材を複数用意することによって、車体の左右に配
置されるベース21とハウジング13とのセットの各々
にたいして、車体ごとに外観が異なるベースとハウジン
グとのセットの各々にたいしても、おなじ駆動ユニット
の組み込みをおこなえるようにさせている。 【効果】 駆動ユニットの種類がいちじるしく減少する
ため、駆動ユニットに要していたコストが減少するばか
りか、量産化をおこなって、品質が安定しかつコストの
ひくいものとさせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用後写鏡装置に
かかわり、さらに詳しくは、自動車などの車体の両側面
に設置され、ミラーを組み込まれたハウジングを手動あ
るいはモータによって回転させることによって、ドライ
バーに後方視界をあたえる車体側面から突出する使用位
置と、車体とほぼ平行にたおれる格納位置とのあいだの
回転をハウジングになさせることができる車両用後写鏡
装置に関している。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の後写鏡装置は、たとえば
特開昭61−94845号公報に記載されているよう
に、ミラーを組み込まれたハウジングが手で押されると
車体側面から突出する使用位置と車体の後方にむかって
車体とほぼ平行に倒れる第一の格納位置とのあいだの回
転をおこない、人やものなどが接触すると、第一の格納
位置あるいは車体の前方にむかって車体とほぼ平行に倒
れる第二の格納位置に回転するようになっている。この
ための、駆動ユニットは、ベースに固定される固定側部
材およびハウジングに固定される回転側部材をもち、シ
ャフトが固定側部材に設けられ、回転側部材がャフトに
回転可能に取り付けられているとともに、シャフトに挿
入されたコイルばねによって固定側部材に押し付けられ
ていて、ハウジングが手でもって押されると、回転側部
材がコイルばねのばね力に抗してハウジングといっしょ
に使用位置あるいは第一の格納位置に回転するようにな
っている。
【0003】また、このような後写鏡装置として、モー
タによってハウジングを回転させるものがたとえば実開
昭4−114839号公報に記載されている。この後写
鏡装置における駆動ユニットは、固定側部材上のシャフ
ト、シャフトにかん合された歯車、歯車とシャフトとの
あいだに配置されたクラッチ、回転側部材上のモータお
よび前記歯車にかみ合いつつ自転と前記歯車のまわりの
公転とをおこなう歯車を含む歯車群などを備えていて、
モータが歯車群を回転させると、歯車群におけるシャフ
ト上の歯車にかみ合う歯車に自転とシャフト上の歯車の
まわりの公転とをおこなって、回転側部材にシャフトを
中心とする使用位置あるいは第一の格納位置への回転を
なさせ、モータが停止している状態にて手でもってハウ
ジングを押すと、クラッチがきれ、シャフト上の歯車が
回転側部材といっしょに回転し、回転側部材にシャフト
を中心とする使用位置あるいは第一の格納位置への回転
をなさせ、そして、人やものなどがハウジングに接触す
ると、クラッチがきれ、シャフトを中心とする第一の格
納位置あるいは第二の格納位置への回転を回転側部材に
なさせている。
【0004】そして、これらの後写鏡装置において、使
用位置に回転されたときのハウジングの位置決めは、回
転側部材に保持されているボールがハウジングの回転シ
ャフトと中心を共有して固定側部材に設けられた扇形溝
の端部に接触し、回転側部材の回転を制限することによ
ってなされている。そして、人やものなどがハウジング
に接触したときのハウジングの回転阻止は、固定側部材
から回転側部材の側面にのびる突起が、回転側部材にあ
るへこみにはまり込むことによってなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の後写鏡装置で
は、このように、駆動ユニットはハウジングの回転をモ
ータによっておこなうものと手動によっておこなうもの
があることに加えて、設置される車体がたとえば自動車
であると、後写鏡装置が車体外部の両側面にひとつづつ
設置されるため、車体の左側面の後写鏡装置に組み込ま
れるモータによってハウジングを回転させる駆動ユニッ
トと、車体の右側面の後写鏡装置に組み込まれるモータ
によってハウジングを回転させる駆動ユニットと、車体
の左側面の後写鏡装置に組み込まれる手動によってハウ
ジングを回転させる駆動ユニットと、車体の右側面の後
写鏡装置に組み込まれる手動によってハウジングを回転
させる駆動ユニットとがある。さらに、ハウジングおよ
びベースは車体のスタイルに応じてさまざまな形状に造
形され、これらの内部のスペースがハウジングごとに異
なるため、モータによってハウジングを回転させる駆動
ユニットと手動によってハウジングを回転させる駆動ユ
ニットはベースとハウジングとのセットごとにつくられ
ており、駆動ユニットの種類がかなりの数になってい
る。このため、駆動ユニットの製造にあたって、多くの
成形型や治具の製作、これらのチェックおよび管理など
をおこなわなければならないばかりか、製作された多種
類のパーツの管理、それに完成した多数の駆動ユニット
の管理もおこなわなければならず、製造にかなりのコス
トを必要としている。
【0006】本発明は、駆動ユニットの種類を最小にさ
せることができる、改良されたこの種の車両用後写鏡装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用後写鏡装
置は、車体側面に固定されるベースと、垂直軸を中心に
して車体側面から突出する使用位置、車体の後方にむか
って車体側面とほぼ平行に倒れる第一の格納位置および
車体の前方にむかって車体側面とほぼ平行に倒れる第二
の格納位置の回転をベース上においておこなえるミラー
を組み込まれたハウジングと、ベースに結合される固定
側部材、ハウジングに結合される回転側部材および回転
側部材にハウジングといっしょに前記位置の回転をなさ
せるために回転側部材と固定側部材とのあいだに配置さ
れた回転機構とをもつ駆動ユニットとを具備している
が、駆動ユニットは回転側部材におけるハウジングに結
合される領域を含む部分を回転側部材における残余の部
分にたいして分離可能に結合されている。
【0008】
【作用】駆動ユニットが回転側部材におけるハウジング
に結合される領域を含む部分を回転側部材における残余
の部分にたいして分離可能に結合されているため、車体
の右側面に固定されるベースとハウジングとのセットお
よび車体の左側面に固定されるベースとハウジングとの
セットの各々におけるハウジングとひとつの駆動ユニッ
トとに対応する分離部分あるいは分離部材を準備するこ
とによって、車体の右側面に固定されるベースとハウジ
ングとのセットおよび車体の左側面に固定されるベース
とハウジングとのセットにたいして、おなじ駆動ユニッ
トの組み込みをおこなえるばかりか、セットの各々にた
いする分離部分を用意するだけで、これらのセットが車
体のスタイルに応じて異なっていても、おなじ駆動ユニ
ットの組み込みをおこなえる。
【0009】たとえば車体の右側面に設置されるベース
とハウジングとのセットにたいするハウジングをモータ
によって回転させる駆動ユニットの組み込みは、このセ
ットのハウジングに対応した分離部分を選択し、選択さ
れた分離部分を駆動ユニットにおける残余の部分に取り
付け、分離部分を組み込んだ駆動ユニットをハウジング
内部に配置し、分離部分をハウジングに固定し、固定側
部材をベースに結合することによっておこなえる。車体
の左側面に設置されるベースとハウジングとのセットに
たいする駆動ユニットの組み込みも、このセットに対応
した分離部分を選択し、選択された分離部分をおなじ駆
動ユニットの残余の部分に取り付け、分離部分を組み付
けた駆動ユニットをハウジング内部に配置し、分離部分
をハウジングマウントし、固定側部材をベースに結合す
ることによっておこなえる。さらに、駆動ユニットがモ
ータによってハウジングの回転をおこなうもののほか
に、手動によってハウジングの回転をおこなうものを含
んでいても、ベースとハウジングとのセットと手動によ
ってハウジングを回転させる駆動ユニットにおける残余
の部分に対応した分離部分を準備することによって、各
々のセットにたいしておなじ手動によってハウジングを
回転させる駆動ユニットの組み込みをおこなえる。この
ため、複数種類の分離部分を用意しておくだけでもっ
て、車体の右側面および左側面に設置されるハウジング
のベースとのセットの各々にたいしてばかりか、車体の
スタイルに応じて造形されたこれらのセットの各々にた
いしても、おなじ手動によってハウジングを回転させる
駆動ユニットの組み込みを、あるいはおなじモータによ
ってハウジングを回転させる駆動ユニットの組み込みを
おこなえる。
【0010】さらにまた、格納位置の各々においてハウ
ジングの回転を阻止するために、格納位置の各々におい
てたがいに接触する突起および二つのへこみを具備して
いても、突起をベースに、へこみの少なくとも一方を分
離部分に配置することによって、駆動ユニットの種類を
さらに減少させることが可能である。すなわち、二つの
格納位置におけるハウジングの阻止はハウジングの回転
中心に関するへこみとへこみとの角度範囲によって決ま
り、へこみの一方が分離部分上に配置されているため、
第一の格納位置と第二の格納位置とのあいだの回転角度
範囲が異なっても、必要とする角度範囲をもつ分離部分
をいくつか用意しておくことによって、前記セットの各
々におなじ駆動ユニットの組み込みをおこなえる。
【0011】
【実施例】本発明の後写鏡装置の実施例は、以下に、図
面を参照して説明する。
【0012】図1は自動車の右側面に設置される本発明
による後写鏡装置を示している。この後写鏡装置は、自
動車の車体の側面に固定されるベース11、垂直軸を中
心にして車体側面から突出する使用位置、車体の後方に
むかって車体側面とほぼ平行に倒れる第一の格納位置お
よび車体の前方にむかって車体側面とほぼ平行に倒れる
第二の格納位置の回転をベース上においておこなう、ミ
ラーユニット12を組み込まれたハウジング13、ハウ
ジング13にモータによってこれらの回転をなさせる駆
動ユニット14、それに、図示を省略された手動によっ
てハウジングの回転をなさせる駆動ユニットを具備して
いる。
【0013】ベース11はベース本体21とベースカバ
ー22とを具備している。これらのベース本体21およ
びベースカバー22はほぼL字形の形態をもっている。
ベース本体21は、L字の一辺を形成する部分23をベ
ースカバー22の一辺となる部分24の上に位置させ
て、部分23をベースカバー22の他辺にある開口25
に貫通させことによって、ひとつのベースを構成するよ
うにさせられている。
【0014】ハウジング13は、前面が開放された浅い
箱形の形態をもつもので、底面壁におけるベース11の
部分23と対面する領域に開口31を設けられ、背面壁
に駆動ユニットを固定するための受け部32を設けられ
ている。ミラーユニット12はミラー41およびミラー
ホルダ42からなっており、ミラー41はミラーホルダ
42に固定されている。そして、ミラーホルダ42は球
46A、傾動ユニット45にある球座46B、コイルば
ね46C、止めねじ46Dなどからなる球継手を介して
傾動ユニット45に取り付けられ、傾動ユニット45に
は二本のロッド47A、各々のロッドを独立して進退さ
せるモータ、減速歯車などが組み込まれていて、モータ
がロッド47Aを進退させ、ロッド47Aがミラーホル
ダ42の背面下部を押し、球継手を中心にしてミラーホ
ルダ42を上下方向に回転させるとともに、もうひとつ
のモータがロッド47Bを進退させ、ロッド47Bがミ
ラーホルダ42の背面側部を押し、球継手を中心にして
ミラーホルダ42を左右方向に回転させることによっ
て、ミラーユニット12を任意の方向に傾動させるよう
にしている。
【0015】駆動ユニット14はハウジング13に回転
をなさせる機構と回転機構を担持するサポートとからな
っている。サポートは固定側部材50と回転側部材51
とを具備している。固定側部材50は図2に示すように
ほぼ板状の形態をもつものからなっている。回転側部材
51は本体部材52と本体部材52から分離可能な部材
53とからなっている。本体部材52は、全体として上
部が開放されたほぼ中空の箱の形態をもつもので、板状
の下部部分とのあいだに座54を形成して板状の下部部
分と一体に形成され筒状の上部部分とからなっている。
分離部材53はふたつの部分55,56からなってい
る。部分55は、下部を開放されたほぼ中空の箱の形態
をもつもので、本体部材52における筒状の上部部分に
はまって、密閉容器のカバー側を形成するサイズと形状
とをあたえられているとともに、開口内部に本体部材5
2の座54に接触する座を形成されている。部分56は
このカバー部分55の側面から外側にのびるように、カ
バー部分55と一体に形成されている。形状はほぼ浅い
箱形をなしていて、外部にはハウジング13の受け部3
2に対応する装着部57を、内部には傾動ユニット45
の受け部58を設けられている。本体部材52にたいす
る取り付けは、開口内にある座を本体部材52にある座
54に接触させて、カバー部分55を本体部材52には
めることによってなされ、結合は本体部材52の下方か
らカバー部分55にねじ込まれたボルト91によってな
されている。
【0016】回転機構は本体部材52と分離部材53の
カバー部分55とによって形成される容器の内部に組み
込まれかつ外部空間から密閉されている。回転機構自体
は、あとから詳しく説明するように、シャフト、シャフ
トにクラッチを介在して取り付けられた歯車、回転側部
材51に組み込まれたモータ、モータとシャフト上の歯
車とをつなぐ歯車群などからなっている。シャフトは固
定側部材50に設けられ、回転側部材51はこのシャフ
トに保持され、歯車はシャフトに挿入され、クラッチは
この歯車とシャフトとのあいだに、モータと歯車群とは
回転側部材51の本体側部材55に組み込まれている。
そして、固定側部材50にはシャフトと中心を共有する
扇形溝を設けられ、回転側部材51は本体部材52に保
持されたボールあるいは本体部材52に一体に形成され
た半球を扇形溝内に位置させてシャフトに挿入されてい
る 図1にもどると、ハウジング13にたいする組み付け
は、分離部材53の受け部58に傾動ユニット45をミ
ラーユニット12といっしょにボルト92によって固定
したあと、固定側部材50をハウジング13にある開口
31の内部に位置させかつ分離部材53のカバー部分5
5にある装着部57をハウジング13にある受け部32
に接触させながら駆動ユニット114をハウジング13
の内部に配置し、分離部材53のカバー部分55にある
装着部57をハウジング13にある受け部32にボルト
93によって結合するとともに、固定側部材50をベー
ス本体21の部分23にボルト94によって結合するこ
とによってなされている。
【0017】このようにして駆動ユニット14を組み付
けられた後写鏡装置では、ハウジング13が第一の格納
位置にあるときに、モータが作動すると、歯車群におけ
るシャフトにある歯車にかみ合う歯車が自転しかつシャ
フト上の歯車にかみ合いつつ公転をおこなって、回転側
部材51がハウジング13といっしょにシャフトを中心
にして使用位置にむかって回転し、またモータが逆転す
ると、ハウジング13が第一の格納位置にむかって回転
する。また、ハウジング13が手でもってつよく押され
ると、クラッチがシャフト上の歯車を固定側部材50か
ら切り離し、回転側部材51がシャフト上の歯車といっ
しょにシャフトを中心とする使用位置と第一の格納位置
とのあいだの回転をおこなう。そして、人やものなどが
ハウジング13に接触すると、クラッチがシャフト上の
歯車を回転側部材51から切り離し、回転側部材51が
ハウジング13といっしょにシャフトを中心として第二
の格納位置への回転をおこなう。
【0018】ハウジングを手動によって回転させる駆動
ユニットもハウジング13に回転をなさせる機構と回転
機構を担持するサポートとからなっている。サポート
は、図2に示すように、固定側部材150および回転側
部材151を具備している。固定側部材150はほぼ板
状の形態をもっている。回転側部材151は、駆動ユニ
ット14の回転側部材51と同様に、回転機構を担持す
る本体部材と本体部材とともに容器を構成する分離部材
とからなっている。しかし、分離部材はハウジング13
をモータによって回転させる駆動ユニット14の分離部
材53とおなじものからなっている。本体部材152は
板状の下部部分と分離部材53の部分35にはまる形状
とサイズともつ板状の下部部分の周縁に座154を形成
して下部部分と一体に形成された上部部分とからなって
いる。分離部材53にたいする取り付けは、本体部材1
52にある座154を分離部材53におけるカバー部分
55の開口内にある座に接触させながら本体部材152
の上部部分を分離部材53のカバー部分55にはめ込
み、ボルト91を本体部材152の下方から本体部材1
52および分離部材53にねじ込むことによってなされ
ている。
【0019】回転機構はこれらの本体部材152と分離
部材53のカバー部分55とによって形成される容器の
内部に組み込まれかつ外部空間から密閉されている。回
転機構自体は、あとから詳しく説明するように、固定側
部材上のシャフト、このシャフトに挿入されかつ回転側
部材151を固定側部材150に押し付けるコイルばね
などからなっている。そして、固定側部材150にはシ
ャフトと中心を共有する扇形溝を設けられ、回転側部材
151は本体部材152に保持されているボールあるい
は本体部材152と一体に成形された球状突起を扇形溝
内に位置させてシャフトに挿入されている。
【0020】ハウジング13にたいする組み付けは、駆
動ユニット14とおなじに、分離部材53の受け部58
に傾動ユニット45をミラーユニット12といっしょに
ボルト92によって取りつけたあと、固定側部材150
をハウジング13にある開口31の内部に位置させかつ
分離部材53のカバー部分55にある装着部57をハウ
ジング13にある受け部32に接触させて、駆動ユニッ
ト114をハウジング13の内部に配置し、分離部材5
3のカバー部分55にある装着部57をハウジング13
にある受け部32にボルト93によって結合するととも
に、固定側部材150をベース本体21の部分23にボ
ルト94によって結合することによってなされている。
使用位置あるいは第一の格納位置へのハウジング13の
回転は、ハウジング13を手で押し、回転側部材151
をシャフト上にて回転させることによってなされ、そし
て、ハウジング13が使用位置にあるときに、人やもの
などがハウジング13接触すると、回転側部材151が
シャフト上で回転して、ハウジング13を第一の格納位
置あるいは第二の格納位置に回転させる。
【0021】車体の左側面に設置される後写鏡装置のハ
ウジングおよびベースは、図示されていないが、車体右
側面に設置される後写鏡装置のハウジング13およびベ
ース11と対称に形成されているが、車体左側面に設置
される後写鏡装置のハウジングにたいする双方の駆動ユ
ニットは回転側部材を構成している分離部材のみが異な
っている。すなわち、左側面用後写鏡装置におけるモー
タあるいは手動によってハウジング13を回転させる駆
動ユニットにたいする分離部材は、右側面用後写鏡装置
における分離部材53と対称に形成されていて、部分5
5に対応する部分にある開口の内部にある座を駆動ユニ
ット14における本体部材52にある座54に接触させ
て本体部材52にはめ、本体部材52の下方から分離部
材53にボルト91をねじ込むことによって本体部材5
2に結合され、あるいは、ハウジング13を手動によっ
て回転させる駆動ユニットにおける本体部材152にあ
る座154に分離部材の開口内部にある座を接触させ
て、分離部材を本体部材152の上部部分にはめて、本
体部材152の下方から分離部材53にボルト191を
ねじ込むことによって本体部材152に結合されてい
る。これらの駆動ユニットのハウジング13にたいする
組み付けは固定側部材50、150をハウジング13に
ある開口31に位置させて駆動ユニットをハウジング1
3の内部にいれ、分離部材53にある装着部57をハウ
ジング13にある受け部32にボルト93によって結合
し、固定側部材50,150をベース本体21の部分2
3にボルト94でもって結合することによってなされて
いる。
【0022】これらの後写鏡装置における、使用位置に
おけるハウジング13の停止は固定側部材50,150
と回転側部材51,151とのあいだにあるボールが固
定側部材50,150の扇形溝の端部にあたることによ
ってなされているが、第一の格納位置の各々におけるハ
ウジング13の回転阻止はベース11にある突起が回転
側部材50,150にあるへこみにはまり込み、第二の
格納位置のそれはベース11にある突起が分離部材53
にあるへこみにはまり込むことによって、あるいは、第
一の格納位置の各々におけるハウジング13の回転阻止
はベースにある突起が分離部材53にあるへこみにはま
り込み、第二の格納位置のそれはベース11にある突起
が回転側部材50,150にあるへこみにはまり込むこ
とによってなされている。たとえば図1に示されている
車体右側に設置される後写鏡装置について説明すれば、
突起26は、シャフトと中心を共有する仮想円上に位置
してベース11に設けられているとともに、先端がハウ
ジング13の底面までのびており、回転側部材51,1
51にあるへこみ59,159はハウジング13が第一
の格納位置に回転されたときの突起26の位置に対応す
る前記仮想円上の位置に位置して回転側部材51,15
1の下部部分に、分離部材53あるへこみは図示されて
いないがハウジング13が第二の格納位置に回転された
ときの突起26の位置に対応する前記仮想円上の位置に
位置して分離部材53のカバー部分55の底面にそれぞ
れ設けられている。ハウジング13が第一の格納位置に
回転されると、突起26は回転側部材51,151にあ
るへこみ59,159にはまり込んで、回転側部材5
1,151およびハウジング13の回転を阻止し、逆
に、ハウジング13が第二の格納位置に回転されると、
突起26は、分離部材53にあるへこみにはまり込ん
で、回転側部材51,151およびハウジング13の回
転を阻止している。車体左側に設置される後写鏡装置は
分離部材におけるへこみが分離部材53のへこみと対称
に配置されている。これらにおいて、使用位置および第
一の格納位置におけるモータの作動停止は、たとえば、
回転側部材にあるボールが扇形溝の端部とのにあたった
ときのモータ負荷の上昇およびベースにある突起が分離
部材あるいは回転側部材にあるへこみにはまり込んだと
きのモータ負荷の上昇にともなう電流量の増大を検出し
て、モータにたいする給電をとめることによってなされ
ている。
【0023】本発明による後写鏡装置は、このように、
ハウジング13をモータによって回転させる駆動ユニッ
トとこれを手動によって回転させる駆動ユニットがおな
じ分離部材53の装着をおこなえ、ハウジング13が底
面壁におけるベース11と対面する領域に双方の駆動ユ
ニットの固定側部材50,150のはいる開口31をも
ち、分離部材53が装着部57を、ハウジング13が装
着部57にたいする受け部32,132をもっているた
め、ハウジング13の回転をモータによっておこなう駆
動ユニットとハウジング13の回転を手動によっておこ
なわせる駆動ユニットとをおなじベース11とハウジン
グ13とのセットにたいして組み込みをおこなえる。加
えて、二つの駆動ユニットの回転側部材51,151の
一部が分離可能でかつ共用化された部材53をもつた
め、部材53とこれと対称に形成された部材とを用意し
て、ベースとハウジングとのセットの各々に応じて部材
53のみを交換することによって、車体左側面に設置さ
れるベースとハウジングとのセットおよび車体右側面に
設置されるベースとハウジングとのセットの各々にハウ
ジング13をモータによって回転させる駆動ユニットあ
るいはハウジング13を手動によって回転させる駆動ユ
ニットの組み込みをおこなえるばかりか、ベースとハウ
ジングとのセットが車体にスタイルに応じて形状の異な
る複数のセットからなっていても、部材53のみをかえ
ることによって、セットの各々にハウジング13をモー
タによって回転させる駆動ユニットあるいはハウジング
13を手動によって回転させる駆動ユニットの組み込み
をおこなえ、各々のセットごとにあわせた駆動ユニット
を必要としない。
【0024】そして、格納位置の各々におけるハウジン
グ13の回転阻止が突起とふたつのへこみとによってな
されているが、一方の格納位置におけるハウジング13
の回転阻止がベース上の突起26と分離部材53にある
へこみとによっておこなわれているため、第一の格納位
置と第二の格納位置とのあいだの角度範囲が異なってい
ても、おなじ駆動ユニットの組み込みをおこなえる。す
なわち、第一の格納位置および第二の格納位置における
ハウジング13の回転阻止はふたつのへこみ、つまりへ
こみ59,159とへこみ87とがハウジング13の回
転中心軸に関して形成する角度によって決まるが、本発
明による後写鏡装置では、たとえば車体右側面に設置さ
れる後写鏡装置について説明すれば、片方のへこみ87
は本体部材52,152から分離可能な分離部材53に
配置されており、ハウジング13の最大回転角度が異な
るベースとハウジングとのセットの各々にたいして、分
離部材53のみを別製作することができるため、へこみ
の位置が異なっている分離部材53を複数用意するとと
もに、固定側部材50,150が組み合わされるハウジ
ングの最大回転角度に対応した周長からなる扇形溝をも
つようにさせることによって、第一の格納位置と第二の
格納位置とのあいだの角度範囲が異なるハウジングとベ
ースとのセットの各々にたいして、ハウジング13をモ
ータによって回転させる駆動ユニットおよびハウジング
13を手動によって回転させる駆動ユニットの組み込み
をおこなえ、車体における設置位置や車体のスタイルな
どに応じたハウジングの差異にかかわりなしに、ベース
とハウジングとからなるセットの各々におなじ駆動ユニ
ットの組み込みをおこなえることとあいまって、双方の
駆動ユニットの種類をきわめて少なくさせることができ
る。
【0025】図3ないし図11はモータによってハウジ
ング13を回転させている後写鏡装置の詳細を示してい
る。
【0026】図3ないし図5において、ベース11は、
合成樹脂成形物からなるもので、図1および図2に関連
して説明したように、ベース本体21とベースカバー2
2とを具備していて、ベース本体21は部分23をベー
スカバー22の開口24に貫通させてベースカバー22
に組み合わされている。
【0027】ハウジング13も合成樹脂成形物からなっ
ており、前述のように前面が開放されたほぼ箱形の形態
をもつもので、開口31がハウジング13におけるベー
ス本体21の部分23に対応する領域に位置してハウジ
ング13の底面壁に設けられているとともに、図示され
ていないが、駆動ユニット14を取り付けるための受け
部32が背面壁に設けられている。受け部32はねじ孔
をもつ円筒形の突起からなっていて、ハウジング13の
平面壁と一体に成形されている。図示されていないが、
ミラーユニットは図1に関連して説明したように、傾動
ユニットに取り付けられ、ハウジング13の前面開口内
に配置されかつ傾動ユニットを介在してハウジングにボ
ルト止めされている。
【0028】駆動ユニット14は前述のようにハウジン
グ13に回転をなさせる機構とこの回転機構を担持する
サポートとからなっている。サポートは合成樹脂成形物
からなっていて、固定側部材50および回転側部材51
を具備している。固定側部材50はほぼ板状の形態をも
っている。回転側部材51は本体部材52と分離部材5
3とからなっている。本体部材52は、板状をなす下部
部分と筒形の上部部分とからなる、全体として上部開放
されたほぼ中空の箱の形態をもつもので、上部部分が下
部部分の周縁に平面からなる座54を形成して下部部分
と一体に成形されている。本体部材52の内部には軸受
部分60およびブリッジ受け61が一体形成されてい
る。ブリッジ63がブリッジ受け61に載せられかつこ
れに固定されている。また、分離部材53はカバー部分
55と取り付け部分56とからなっている。カバー部分
55は、下面が開放された中空の箱形の形態をもつもの
で、本体部材52の上部部分にはまり、本体部材52と
ともにひとつの密閉容器を形成するように形成され、内
部に本体部材の座54に接触する座55Aを設けられて
いる。部分56は、前述のように、前面が開放されたほ
ぼ浅い箱形をなしていて、側面壁にハウジング13の受
け部32に結合される装着部57を、内部に傾動ユニッ
ト45を取り付けるための受け部58を設けられてい
る。そして、本体部材52にたいする取り付けは、内部
にある座55Aを本体部材52における上部部分と下部
部分とのあいだにある座54に接触させて部分56を本
体部材52の上部部分にはめたあと、本体部材52の下
方から分離部材53にねじ込んだボルト91でもって結
合することによってなされている。
【0029】回転機構はシャフト64を具備している。
シャフト64は、周面の一部に長手方向にそってのびる
平面をもつ中空構造のもので、固定側部材50と一体に
形成されている。固定側部材50は、シャフト64に軸
受部分60をかん合させて、回転側部材51に組み付け
られている。シャフト64における回転側部材51から
抜け出た部分には歯車65が回転とシャフト64にそう
スライドとをおこえるようにかん合されている。さらに
歯車65と固定側部材50とのあいだには歯車65とと
もにクラッチを構成する部材66が配置されている。部
材66は、歯車65をむいた端面につめをもつほぼリン
グの形態のもので、シャフト64に挿入されているとと
ともに、シャフト64の周面の一部に形成された平面に
よって回転をとめられていて、シャフト64にそってス
ライドのみおこなえる。歯車65における部材66をむ
いた端面には部材66のつめにかみ合う溝を形成されて
いて、歯車65はこれらのつめおよび溝がかん合するよ
うにシャフト64にはめられている。座板67が部材6
6と固定側部材50とのあいだに位置しかつ回転側部材
51における固定側部材50よりも高くなっている部分
に接触してシャフト64にはめられている。コイルばね
68が、歯車65とシャフト64の自由端側に固定され
たばね受け69とのあいだに位置してシャフト64に挿
入され、部材66のつめと歯車65の溝とのかん合を維
持させているとともに、歯車65、部材66および座板
67を回転側部材51にむかって押し付けている。
【0030】図6はモータおよび歯車群の詳細を示して
いる。モータ71はモータシャフトをブリッジ63にあ
る孔に貫通させて回転側部材51に固定され、モータシ
ャフトにおけるブリッジ63から突出する部分にはカッ
プリング72を介在してウォーム73が取り付けられて
いる。ウォーム73は、ブリッジ63の下方に配置され
かつ本体部材52にある軸受に保持されているととも
に、ブリッジ63の下方に配置されたウォームホイール
74にかみ合っている。ウォームホイール74はウォー
ム75のシャフトにかん合かつ固定され、ウォーム75
のシャフトは本体部材52にある軸受に保持されている
とともに、このシャフトの端部と本体部材52とのあい
だに配置されているボール75Aがウォーム75のスラ
スト荷重をうけている。また、シャフト76がブリッジ
63と本体部材52の底面壁とを横断するように配置さ
れ、両端をこれらにある軸受に保持されている。ウォー
ムホイールおよび平歯車を同軸に形成されている歯車7
7がウォームホイールをウォームにかみ合わせてシャフ
ト76にかん合かつ固定されている。さらに、シャフト
78が同軸歯車77の付近に位置して本体部材52にあ
る軸受に保持され、歯車79がシャフト64にかん合か
つ固定されている。歯車79はシャフト78と平行に固
定側部材50に組み込まれたシャフト64にある歯車6
5にかみ合わされている。
【0031】さらに、固定側部材50には図7によく示
されているように回転側部材51の部材をむいた面に扇
形溝81を設けられている。扇形溝81は、使用位置に
おいてハウジング13の回転を制限するためのもので、
シャフト64と中心を共有するように固定側部材50に
設けられている。回転側部材51はこれにあるへこみ8
2に保持されているボール83を扇形溝81に位置させ
て軸受部分60をシャフト64に挿入されている。
【0032】ケーブル84は、駆動ユニット14と傾動
ユニットと自動車に組み込まれた制御装置とのあいだを
接続するもので、制御回路にコネクタによって接続され
たあと、ベース本体21とベースカバー22とのあいだ
に形成される空間およびシャフト64の孔を貫通し、こ
のケーブルに含まれる一部のワイヤをモータ71の駆動
回路に接続されるとともに、残余のワイヤをカバー部材
53にある開口を抜けて傾動ユニット45にあるモータ
に接続されている。
【0033】ハウジング13にたいする駆動ユニット1
4の組み込みは、ケーブル84のワイヤの一部を傾動ユ
ニット45にあるモータに接続し、固定側部材50をハ
ウジング13の開口31の内部に位置させるとともに、
分離部材53の部分56をハウジング13にある受け部
32に載せて駆動ユニット14をハウジング13の内部
にいれ、装着部57からボルト93を受け部32にねじ
込み、固定側部材50をベース本体21の部分にボルト
94でもって結合することによってなされている。
【0034】使用位置あるいは第一の格納位置へのハウ
ジング13の回転は、モータ71を作動させて、ウォー
ム73にウォームホイール74の回転を、ウォーム75
に同軸歯車77の回転をなさせ、歯車79に自転と歯車
65のまわりを公転とをなさせて、シャフト64を中心
とする回転をハウジング13におこなわせることによっ
て、あるいは、モータ71を逆回転させて、歯車79に
反対方向の自転と歯車65まわりの反対方向の公転とを
なさせることによっておこなわれる。ハウジング13が
使用位置に回転されると、ボール83が図8に実線で示
すように固定側部材50にある扇形溝81の端部に接触
してハウジング13のさらの回転を制限し、第一の格納
位置に回転されると、のちに説明するようにベース11
にある突起が回転側部材51にあるへこみにはまり込む
ことによって回転を阻止され、モータ71が作動を停止
する。また、モータ71が停止している状態において、
ハウジング13が手によって回転されると、たとえば第
一の格納位置から使用位置にむかって手によって押され
ると、歯車群73〜79が回転をロックされかつクラッ
チを形成する部材66が回転をおこなえないため、歯車
65が回転側部材51といっしょにシャフト64を中心
に回転し、歯車65が部材66にたいしてすべるととも
に、歯車65にある溝が部材66のつめからはずれ、回
転側部材51がハウジング13およびミラーユニット1
2といっしょにシャフト64を中心に回転する。そし
て、ハウジング13が使用位置に回転されているとき
に、人やものなどがハウジング13に接触したときに
も、歯車77が回転をロックされ、部材66がシャフト
64に回転をとめられて取り付けられているため、歯車
65が回転側部材51といっしょにシャフト64を中心
に回転して、歯車65の溝が部材66のつめがからはず
れ、歯車65が回転側部材51といっしょに回転し、回
転側部材51がハウジング13といっしょにシャフト6
4を中心に第一の格納位置あるいは第二の格納位置まで
回転され、ベース11にある突起が回転側部材51にあ
るへこみにはまり込みあるいは分離部材53にあるへこ
みにはまり込むことによってハウジング13の回転が阻
止される。
【0035】第一の格納位置および第二の格納位置にお
けるハウジング13の回転阻止をおこなうための突起2
6は、図4および図7によく示されているように、ハウ
ジング13の回転中心軸と中心を共有する扇形の形態を
もつもので、ベース本体21の部分に一体に形成されて
いる。回転側部材51は、図5に示すように、この駆動
ユニット14がハウジング13に組み込まれ、分離部材
53の部分56がハウジング13の受け部32に結合さ
れたときに、分離部材53の下部部分の最下面55Bが
回転側部材51の本体部材52における下部部分の底面
と同一平面にあるように形成されている。本体部材52
の下面および分離部材53の下面には突起26がはまる
溝を設けられている。この溝は一端が本体部材52にお
ける下部部分の側面に位置するへこみ59からなるとと
もに、他端が分離部材53における下部部分の開口内面
に形成されたへこみ87からなる、一部が欠けた円の形
態をもっている。図9は本体部材52の下面を示してい
て、下部部分の側面にへこみ59と環状溝の一部となる
へこみ88とが形成されている。分離部材53の下部部
分における開口を形成している壁面には、図4に示すよ
うに、これらのへこみ59とへこみ88とをつなぐへこ
み89と、へこみ88の反対端につながるへこみ87と
が設けられている。へこみ59は、回転側部材51がハ
ウジング13といっしょに第一の格納位置に回転された
ときに、突起26の一端が溝88の片方の端部にはまり
込む位置にあり、へこみ87は回転側部材51がハウジ
ング13といっしょに第二の格納位置に回転されたとき
に、突起26の他端がはまり込む位置に配置されてい
る。
【0036】固定側部材50にたいするベース11の取
り付けは、突起26をこれらのへこみ59,87〜89
によって形成される溝にはめ、ベース本体21の部分2
3と固定側部材50とをボルト94によって結合するこ
とによってなされている。ハウジング13が人やものな
どに接触し、ハウジング13が第一の格納位置に回転さ
れると、突起26が図10に示すように回転側部材51
のへこみ59にはまり込んで回転側部材51の回転を阻
止し、逆に、ハウジング13が第一の格納位置に回転さ
れると、突起26が図11に示すように分離部材53に
あるへこみ87にはまり込んで回転側部材51の回転を
阻止する。各々の格納位置におけるモータ71の作動停
止は、突起26がへこみ87にはまり込んだときに、自
動車に組み込まれている制御回路がモータ71にながれ
る電流の大きさを検出して、モータ71にたいする給電
を遮断することによってなされている。なお、ハウジン
グ13が使用位置に回転されたときのモータ71の作動
停止も、ボール83が扇形溝81の端部に接触したとき
のモータ71の負荷変化を検出することによってなされ
ている。
【0037】この後写鏡装置では、このように、第二の
格納位置におけるハウジング13の回転阻止がベース1
1にある突起26と分離部材53にあるへこみ87とに
よってなされているため、突起26の巾が異なるベース
を用意することによって、格納位置のあいだの回転角度
が異なる後写鏡装置にも駆動ユニット14の組み付けを
おこなえる。さらに、ベースとハウジングとのセットが
形状あるいはサイズが異なっている場合にも、ベースの
突起26の円周方向の巾あるいは分離部材53のへこみ
87の深さをかえることによって、駆動ユニット14を
変更することなしに、これらのセットにおなじ駆動ユニ
ット14の組み付けをおこなえる。
【0038】また、この後写鏡装置にて、回転側部材5
1にはもうひとつのへこみ59Aが回転側部材51の長
手方向中心軸に関してへこみ59と対称位置に位置して
回転側部材51に設けられていて、この駆動ユニット1
4を車体の左側面に設置されるハウジングとベースとの
セットに組み込まれたときに、第二の格納位置において
ハウジングの回転を阻止することができるようにさせて
いる。さらに、ハウジングがたとえば車体スタイルとの
スタイル上のバランスをとるために回転中心軸よりも前
面に位置する部分の厚みを薄く造形されていても、おな
じ駆動ユニット14の組み込みをおこなえるようにさせ
ている。すなわち、へこみ89が配置される仮想円の直
径は駆動ユニット14のへこみ59によって決まるた
め、図3ないし図11に示す後写鏡装置のハウジング1
3のようにハウジング回転中心軸よりも前面に位置する
部分の厚みが大きいと、へこみ89をハウジング13に
設けることができても、ハウジングにおけるハウジング
回転中心軸よりも前面に位置する部分の厚みが薄いと、
分離部材53におけるハウジング回転中心軸よりも前面
に位置する部分の巾も小さくなり、へこみ89を分離部
材53に設けられなくなるが、この後写鏡装置ではへこ
み59と対称配置されたへこみ59Aを回転側部材51
にもっているため、分離部材におけるへこみ87,89
に対応するへこみを図4におけるへこみ87およびへこ
み89と対称になるように分離部材53におけるハウジ
ング回転中心軸よりも背面に位置する部分に設けて、ハ
ウジングが第二の格納位置にあるときに、突起26がへ
こみ59Aに対応するへこみにはいり込むようにさせる
ことによって、厚みが薄いハウジングにも、駆動ユニッ
ト14の組み込みをおこなえる。
【0039】図12ないし図17は手動によってハウジ
ング13の回転をなさせる後写鏡装置の詳細を示してい
る。
【0040】ベース11およびハウジング13は、図3
ないし図11に関連して説明した後写鏡装置におけるこ
れらとおなじに構成されている。すなわち、ベース11
はベース本体21とベースカバー22とからなってお
り、ベース本体21の部分23をベースカバー22の開
口31を貫通させてベースカバー22に組み合わされて
いる。ハウジング13は、前面が開放された箱形の形態
をもち、開口31がハウジング13におけるベース本体
21の部分に対応する領域に位置してハウジング底面壁
に設けられ、そして、手動によってハウジング13の回
転をなさせる駆動ユニット114を取り付けるための受
け部32が背面壁に設けられている。ミラーユニット
は、前述のように、傾動ユニット45を介在して駆動ユ
ニット114に取り付けられ、駆動ユニット114はハ
ウジング13の受け部32に固定されている。
【0041】駆動ユニット114は駆動ユニット14と
同様にハウジング13に回転をなさせる機構とこの回転
機構を担持するサポートとからなっている。サポート
は、合成樹脂成形物からなり、固定側部材150および
回転側部材151を具備している。固定側部材150は
図3ないし図11に関連して説明した固定側部材150
と同様に板状の形態をもっている。回転側部材151
は、駆動ユニット14の回転側部材51と同様に、本体
部材および本体部材とともに容器を構成する分離部材か
らなっている。分離部材は図3ないし図11に関連して
説明した駆動ユニット14の分離部材53とおなじもの
からなっている。ところが、本体部材152は、分離部
材53のカバー部分55にはまる形状とサイズともつほ
ぼ板の形態をもつ下部部分と、この下部部分の周縁に座
154を形成して上部部分と一体に形成された、ほぼ板
の形態をもつ下部部分とからなっている。軸受部分16
0は上部部分にこれと一体に形成されている。分離部材
53にたいする取り付けは、分離部材53におけるカバ
ー部分55の下部開口の内部にある座55Aが本体部材
152の下部部分と上部部分とのあいだにある座154
に接触するように、本体部材152を分離部材53には
めるとともに、ボルト191を本体部材152の下方か
ら本体部材152および分離部材53にねじ込むことに
よってなされている。
【0042】シャフト164は中空のもので、固定側部
材150と一体に形成されている。固定側部材150は
シャフト164を軸受部分160にはめ込むことによっ
て回転側部材151に組み付けられている。コイルばね
168は、シャフト164における回転側部材151か
ら突出している部分に挿入されているとともに、シャフ
ト164の端部にあるばね受け169によって圧縮さ
れ、座板167を介在して回転側部材151を固定側部
材150にむかって押し付けている。さらに、固定側部
材150には、シャフト164と中心を共有する扇形溝
181を設けられている。回転側部材151はこれにあ
るボール183あるいは一体に形成された半球を扇形溝
181に位置させてシャフト164にはめられている。
【0043】ケーブル184は、ミラーユニットを傾動
させる機構と自動車に組み込まれた制御装置とのあいだ
を直接に接続しており、制御回路にコネクタによって接
続されたあと、ベース本体21およびベースカバー22
のあいだに形成される空間をとおり、分離部材53のカ
バー部分55にある開口をぬけて回動ユニット45のモ
ータに接続されている。
【0044】ハウジング13にたいする駆動ユニット1
14の組み付けは、ケーブル184を傾動ユニット45
にあるモータの駆動回路に接続したあと、固定側部材1
50をハウジング13の開口31に位置させて駆動ユニ
ット114をハウジング13の内部にいれ、分離部材5
3の部分57にある装着部157とハウジング13にあ
る受け部32とにボルト93をねじ込み、固定側部材1
50をベース本体21の部分にボルト94でもって結合
することによっなされている。
【0045】使用位置あるいは第一の格納位置へのハウ
ジング13の回転は、手でもってハウジング13を押す
ことによってなされる。押されると、ハウジング13は
シャフト164を中心に回転し、使用位置まで回転され
ると、ボール183が固定側部材150にある扇形溝1
81の端部にあたり回転を制限される。また、ハウジン
グ13が使用位置に回転されているときに、人やものな
どがハウジング13に接触すると、ハウジング13は第
一の格納位置あるいは第二の格納位置まで回転される。
【0046】この後写鏡装置においても、各々の格納位
置におけるハウジング13の回転阻止は、ベース11の
ベース本体21にある突起26が回転側部材151の下
部部分にあるへこみ159あるいは分離部材53にある
へこみ87にはまり込むことによってなされている。こ
れらのうち、突起26は、ハウジング13の回転中心軸
と中心を共有する扇形の形態をもつもので、ベース本体
21の部分23にこれと一体に形成されている。回転側
部材151におけるへこみ159は、ハウジング13を
第一の格納位置に回転させたときに、突起26がはまり
込むように回転側部材151を形成している下部部分の
側面に設けられている。分離部材53にあるへこみ87
は、前述のように、ハウジング13が第二の格納位置に
回転されたときに、突起26がはまり込むように分離部
材53におけるカバー部分55の下面に設けられてい
る。これらのへこみ159,87を接続するへこみ18
8,89は回転側部材151の下面およびハウジング1
3における開口31を形成する反対壁にそれぞれ設けら
れている。へこみ159,87、188,89のすべて
は、同一深さをもつとともに、ハウジング13が回転し
たときの突起26の軌跡円上に配置されている。固定側
部材150へのベース11の取り付けは、突起26を回
転側部材151のへこみ184にはめるとともに、ベー
ス本体21の部分23を固定側部材150にボルト94
でもって結合することによってなされている。ハウジン
グ13が人やものなどに接触し、第一の格納位置に回転
されると、突起26が図16に示すように回転側部材1
51にあるへこみ159にはまり込んで回転側部材15
1の回転を阻止し、ハウジング13が第二の格納位置に
回転されると、突起26が図17に示すように分離部材
53のへこみ87にはまり込んで回転側部材151の回
転を阻止する。なお、この駆動ユニット114において
も、回転側部材151には第二のへこみ159Aが回転
側部材151の長手方向中心軸に関してへこみ159と
対称に設けられていて、ハウジング13の形状およびサ
イズにかかわりなく、車体の右側面あるいは左側面に設
置されるどうかにかかわりなしに、おなじ駆動ユニット
の114の組み込みをおこなえるようにさせている。
【0047】
【発明の効果】本発明の車両用後写鏡装置は、以上説明
したように、車体の右側面および左側面に設置されるハ
ウジングのベースとのセットの各々にたいして、車体の
スタイルに応じて造形されたベースとハウジングとのセ
ットの各々にたいしても、おなじ駆動ユニットの組み込
みをおこなえるため、駆動ユニットの種類が減少し、駆
動ユニットの製造のための成形型や治具の製作、これら
のチェックおよび管理などのコスト、製作された多種類
のパーツの管理、それに完成した多数の駆動ユニットの
管理などの駆動ユニットの製造にともなうコストをいち
じるしく低減させることができるばかりか、駆動ユニッ
トの種類の減少によって、駆動ユニットの量産化をおこ
なえるため、より安定した品質をもち、よりコストのひ
くいものとさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用後写鏡装置の一実施例の構成を
示す分解斜視図である。
【図2】駆動ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図3】組み立てられた車両用後写鏡装置のより詳細な
構成を示す正面図である。
【図4】図3のA−A線にそう一部を断面にされた後写
鏡装置の下面図である。
【図5】図4のB−B線にそうベースを含む断面図であ
る。
【図6】図3に示す後写鏡装置における回転機構の構成
を示す斜視図である。
【図7】図3のC−C線にそう断面図である。
【図8】図7のD−D線にそって断面にされかつ平面に
展開した図である。
【図9】図3に示す後写鏡装置における回転部材を構成
している本体部材の斜視図である。
【図10】図3に示す後写鏡装置においてハウジングが
格納位置に回転されたときの図3のA−A線にそう下面
図である。
【図11】図3に示す後写鏡装置においてハウジングが
他の格納位置に回転されたときの図3のA−A線にそう
下面図である。
【図12】組み立てられた他の車両用後写鏡装置のより
詳細な構成を示す正面図である。
【図13】図12のE−E線にそう一部を断面にされた
後写鏡装置の下面図である。
【図14】図13のF−F線にそう断面図である。
【図15】図12に示す後写鏡装置における回転機構の
分解斜視図である。
【図16】図12に示す後写鏡装置においてハウジング
が一方の格納位置に回転されたときの図12のF−F線
にそう下面図である。
【図17】図12に示す後写鏡装置においてハウジング
が他の格納位置に回転されたときの図12のF−F線に
そう下面図である。
【符号の説明】
13…ハウジング、14,114…駆動ユニット、21
…ベース、41…ミラー、50,150…固定側部材、
51,151…回転側部材、64〜69,71〜79,
81〜83…回転機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側面に固定されるベースと、垂直軸
    を中心にして車体側面から突出する使用位置と車体の後
    方にむかって車体側面とほぼ平行に倒れる第一の格納位
    置と車体の前方にむかって車体側面とほぼ平行に倒れる
    第二の格納位置との回転をベース上においておこなえる
    ミラーを組み込まれたハウジングと、ベースに結合され
    る固定側部材とハウジングに取り付けられる回転側部材
    と回転側部材にハウジングといっしょに前記位置の回転
    をなさせるために回転側部材と固定側部材とのあいだに
    配置された回転機構とをもつ駆動ユニットとを具備して
    いる車両用後写鏡装置において、駆動ユニットが回転側
    部材におけるハウジングに取り付けられる領域を含む部
    分を回転側部材における残余の部分にたいして分離可能
    に結合されていること、を特徴とする車両用後写鏡装
    置。
  2. 【請求項2】 車体側面に固定されるベースと、垂直軸
    を中心にして車体側面から突出する使用位置と車体の後
    方にむかって車体側面とほぼ平行に倒れる第一の格納位
    置と車体の前方にむかって車体側面とほぼ平行に倒れる
    第二の格納位置との回転をベース上においておこえるミ
    ラーを組み込まれたハウジングと、ベースに結合される
    固定側部材とハウジングに取り付けられる回転側部材と
    回転側部材にハウジングといっしょに前記位置の回転を
    なさせるために回転側部材と固定側部材とのあいだに配
    置された回転機構とをもつ駆動ユニットとを具備してい
    る車両用後写鏡装置において、回転側部材が回転機構を
    保持する本体部材とハウジングおよび本体部材にたいし
    て分離可能な部材とからなることを特徴とする車両用後
    写鏡装置。
  3. 【請求項3】 格納位置においてたがいに接触する突起
    および二つのへこみからなるハウジングの回転を阻止す
    る手段を含み、突起がベースに配置され、へこみの少な
    くとも一方が前記分離可能部材に配置されている請求項
    2に記載の装置。
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