JP2004362347A - ユーザー車検支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Webサーバ10に対してカメラ付き携帯端末40からアクセスすることにより、当該車種の点検項目と各点検項目における点検箇所の画像と点検方法が携帯端末に提示され、当該点検方法に基づいてユーザーが入力した点検結果からユーザー車検の受験可否が判定される。カメラ付き携帯端末で点検対象の撮影・音収集を行うことで検査員端末20から判定の支援が受けられる。点検により処置が必要となった場合は処置手順と修理工場で行う場合の見積りが提示される。また、消耗品の消耗量から交換時期が車載表示装置52に通知される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ユーザーが自動車を陸運局の車検場に持ち込んで車検を受ける、いわゆるユーザー車検を支援するシステムであって、特にユーザー車検を受けるに際しての自動車の点検を、専門知識を有しないユーザーが簡便に行うことができるように支援するユーザー車検支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の車検(継続検査)は、自動車会社の修理工場等において専門の整備士が法定の点検項目を点検し、不備が発見された場合には部品交換や補修を行った上で車検場に持ち込むことにより行われていた。
このような修理工場等での自動車の点検に関しては、費用の低減や部品交換の適正化の観点から、コンピュータを導入してTQCを行うもの(例えば、特許文献1)や、整備士がユーザーと通信して部品交換の要否を確認するもの(例えば、特許文献2)など、さまざまな工夫がなされてきている。
【0003】
しかし、近年の自動車の品質向上により、車検時に部品交換や補修を必要としないケースが多くなっており、ユーザーからみれば部品交換や補修を必要としない場合にまで自動車を修理工場等に持ち込み、高額な点検費用を支払うことは不合理である。
このようなことから、最近ではユーザーが自ら自動車を車検場に持ち込んで車検を受けるユーザー車検が増えているのが実状である。
また、修理工場側から見ても、従来はユーザーから自動車を預って保管し、専門の整備士が点検していたが、部品交換や補修がない場合には、それらの費用を回収することが困難となる場合が生ずる。従って、今後は修理工場側もユーザー車検に対応した低廉なサービスを提供できるようにしていくことが求められると考えられる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−312517号公報
【特許文献2】
特開2002−366691号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザー車検を受けるに際して、ユーザーはあらかじめ所定の点検を行う必要があるが、ユーザーが自動車を修理工場等に持ち込むことなく自ら点検することは、専門知識を有しないユーザーにとっては極めて困難であるという問題があった。また、仮に点検が行えたとしても、部品交換や補修が必要となった場合に、処置方法や処置に要する費用がわからなければ、どのように対応すべきかを判断することが困難となり、結局は従来通り自動車を修理工場等に持ち込まざるを得なくなるという問題があった。
更には、車検は走行に必要な最低限の基準を満たしていることを確認するだけであるので、車検の直後に故障が発生する可能性がある。折角ユーザー車検によって車検費用を低減しても、走行中に故障したり事故が発生すると、結局は大きな代償を支払わなければならなくなるという問題もある。
【0006】
それゆえに、本願発明の第1の目的は、専門知識を有しないユーザーでも自動車を修理工場等に持ち込むことなくユーザー車検を受けるに際して必要な点検が行え、部品交換や補修が必要な場合の処置方法や費用に関する情報の提供を受けることができるようにすることである。
また、本願発明の第2の目的は、ユーザー車検に合格した後に、ユーザーが安全に自動車を使用できるように支援することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、携帯端末を用いて通信回線を介してアクセスしたユーザーに対して、ユーザー車検を受けるに際して必要な自動車の点検を支援するシステムであって、車種別に点検項目と各点検項目における点検箇所の画像と点検方法とを登録する自動車情報登録手段と、ユーザーの車種情報を取得する車種情報取得手段と、前記取得された車種情報に基づいて前記自動車情報登録手段から点検項目と各点検項目における点検箇所の画像と点検方法とを抽出し前記携帯端末に提示する点検方法提示手段と、前記提示された点検方法に基づいてユーザーが入力した点検結果を前記携帯端末から取得する点検結果取得手段と、前記取得された点検結果からユーザー車検の受験可否を判定するユーザー車検受験可否判定手段と、前記判定において処置が必要となったときに処置方法を前記携帯端末に提示する処置方法提示手段と、前記処置を修理工場等で行う場合の見積りを前記携帯端末に提示する見積提示手段とを備えたものである。
これにより、ユーザーは点検を行う自動車から携帯端末を用いて通信回線を介してアクセスすることにより、ユーザーの車種に対応した点検項目が抽出され、各点検項目について点検箇所の画像と点検方法が携帯端末に表示されるので、専門知識を有しないユーザーでも自動車を修理工場等に持ち込むことなく点検が行え、ユーザー車検の受験可否が判断できる。また、点検の結果、部品交換や補修が必要となった場合に、処置方法が携帯端末に提示されるので、ユーザーは自分で処置できるか否かを容易に判断できる。更に、処置を修理工場等に依頼した場合の見積りが携帯端末に提示されるので、ユーザーはどのように対処すべきかを迅速に判断できる。
【0008】
また、本願発明は、前記点検方法提示手段はユーザーが点検結果を入力する際に判定基準画像および/または判定基準音を前記携帯端末に提示する判定基準提示手段を含むものである。
これにより、ユーザーが点検結果を入力する際に、判定の基準となる画像や音が携帯端末に提示されるので、専門知識を有しないユーザーであっても更に容易に点検が行える。尚、提示する判定基準画像や判定基準音は、当該点検対象が正常な場合の画像や音のみでもよいが、当該点検対象が異常な場合の画像や音を含めてもよく、点検結果を入力する際の選択肢に対応した画像や音を提示するようにしてもよい。
【0009】
また、本願発明は、前記携帯端末は点検対象を撮影するための撮影手段を有するものであって、前記点検結果取得手段は前記撮影手段により撮影された点検対象の画像を取得する手段を含み、前記ユーザー車検受験可否判定手段は前記取得された点検対象の画像を検査員が使用する検査員端末に提示する取得画像提示手段と、前記提示された取得画像について検査員が判定した情報を前記検査員端末から取得する画像判定情報取得手段とを含むものである。
これにより、ユーザーが携帯端末の撮影手段により点検箇所の画像を撮影することで、検査員が遠隔地の検査員端末から点検できるので、ユーザーが点検対象の外観により判定することが困難な点検項目についても対応できる。
【0010】
また、本願発明は、前記携帯端末は点検対象を撮影する撮影手段を有するものであって、前記点検方法提示手段はユーザーが点検対象を撮影する際の撮影条件を示す撮影基準画像を提示する手段を含み、 前記点検結果取得手段は前記提示された撮影基準画像に対応してユーザーが前記撮影手段により撮影した点検対象の画像を取得する手段を含み、前記ユーザー車検受験可否判定手段は前記取得された点検対象の画像について、特定領域における色又は濃度を検出して判定する色・濃度判定手段と、特定領域における濃度変化線の位置を検出して判定する濃度変化線位置判定手段と、特定領域における基準画像との濃度差を検出して判定する画像比較判定手段の少なくとも1つの画像処理手段を含むものである。
これにより、ユーザーは撮影基準画像を見ながら点検対象を撮影するので、一定条件の画像が取得され、画像処理手段により自動判定することができる。画像処理手段としては、特定領域における色又は濃度を検出する色・濃度判定手段により、例えばオイルの汚れ等の点検を自動的に行え、特定領域における濃度変化線位置を検出する濃度変化線位置判定手段により、例えばオイルの量等の点検を自動的に行え、特定領域における基準画像との濃度差を検出する画像比較判定手段により、例えばオイルの漏れ等の点検を自動的に行え、専門知識を有しないユーザーでも更に容易に点検が行える。
【0011】
また、本願発明は、前記携帯端末は点検対象の音を収集するための集音手段を有するものであって、前記点検結果取得手段は前記集音手段により収集された点検対象の音を取得する手段を含み、前記ユーザー車検受験可否判定手段は前記取得された点検対象の音を検査員が使用する検査員端末に提示する取得音提示手段と、前記提示された取得音について検査員が判定した判定情報を前記検査員端末から取得する音判定情報取得手段とを含むものである。
これにより、ユーザーが携帯端末の集音手段により点検箇所の音を収集することで、検査員が遠隔地の検査員端末から点検できるので、ユーザーが点検対象の音により判定することが困難な点検項目についても対応できる。
【0012】
また、本願発明は、前記携帯端末からの呼出しを受付ける呼出受付手段と、前記呼出しを受付けたときに検査員が使用する検査員端末に通知する呼出通知手段と、前記通知された検査員端末が応答したときに前記携帯端末と前記検査員端末とを接続して対話できるようにする検査員端末接続手段とを有するものである。
これにより、ユーザーは携帯端末から検査員端末を呼出して対話できるので、点検中に不測の事態が生じても検査員に相談することができる。尚、検査員の呼出の際に、点検対象の画像や音を検査員にリアルタイムに提示するようにすれば、更に検査員から的確な指示を受けることができるようになる。
【0013】
また、本願発明は、前記自動車情報登録手段は登録された自動車が備える各消耗品について安全に走行可能な限界消耗量と単位走行距離当りの平均消耗量とを登録する手段を含み、前記点検結果取得手段は各消耗品の現在の消耗量を取得する手段を含み、前記取得された現在の消耗量と前記登録された限界消耗量と平均消耗量とから各消耗品の交換時期を予測する消耗品交換時期予測手段と、前記予測された消耗品交換時期に基づいて消耗品の交換を通知する消耗品交換通知手段とを備えたものである。
これにより、点検時に取得された各消耗品の消耗量から、あらかじめ登録された限界消耗量と平均消耗量とを用いて各消耗品の交換時期を予測してユーザーに通知するので、ユーザー車検に合格した後に、ユーザーは安全に自動車を使用することができる。
【0014】
また、本願発明は、前記自動車情報登録手段は登録された車種の自動車が備える各消耗品について安全に走行可能な限界消耗量を登録する手段を含み、前記点検結果取得手段は各点検時の各消耗品の消耗量と走行距離を登録する手段を含み、前記登録された今回点検時における各消耗品の消耗量と走行距離と前回点検時における各消耗品の消耗量と走行距離とから単位走行距離当りの平均消耗量を演算する平均消耗量演算手段と、前記登録された今回点検時の各消耗品の消耗量と前記登録された限界消耗量と前記演算された平均消耗量とから各消耗品の交換時期を予測する消耗品交換時期予測手段と、前記予測された消耗品交換時期に基づいて消耗品の交換を通知する消耗品交換通知手段とを備えたものである。
これにより、今回点検時における各消耗品の消耗量と走行距離と前回点検時における各消耗品の消耗量と走行距離とから各消耗品の単位走行距離当りの平均消耗量を求め、これを用いて各消耗品の交換時期を予測して通知するので、ユーザーの運転特性を反映した消耗品の交換時期が通知され、ユーザー車検に合格した後に、ユーザーは過剰な整備費用をかけることなく安全に自動車を使用することができる。
【0015】
また、本願発明は、消耗品の交換情報を登録する消耗品交換情報登録手段を備え、前記消耗品交換時期予測手段は前回点検時から今回点検時の間に消耗品の交換を行った場合に、前記前回点検時の消耗品の消耗量と走行距離に変えて、前記交換された消耗品の消耗量の初期値と交換したときの走行距離を用いて予測するようにしたものである。
これにより、前回点検から今回点検までの間にユーザーが消耗品の交換を行った場合においても消耗品の交換時期を正しく予測して通知することができる。
【0016】
また、本願発明は、前記消耗品交換通知手段は前記ユーザーが使用する自動車の走行情報を取得する走行情報取得手段を含み、前記予測された消耗品交換時期と前記取得された走行情報とに基づいて消耗品の交換を前記ユーザーが使用する自動車に搭載された車載表示手段に表示するようにしたものである。
これにより、ユーザーの自動車の走行情報を反映した消耗品の交換時期を運転者にリアルタイムに提示できるので、ユーザー車検に合格した後に、ユーザーはより安全に自動車を使用することができる。
【0017】
また、本願発明は、前記見積提示手段は中古車情報を取得する手段と、前記取得された中古車情報から前記見積りに基づいて選択した情報を提供する手段とを含むものである。
これにより、ユーザー車検点検により部品交換や補修等が必要となった場合に、ユーザーはその処置に要する費用に相当する金額で入手可能な中古車の情報が提示されるので、修理すべきか中古車を購入すべきかを即座に判断できる。
【0018】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本願発明の一実施形態にかかるユーザー車検支援システムにおけるシステム構成図を示す。図において、10はユーザー車検支援サービスを提供するWebサーバ、20はユーザー車検点検をサポートする検査員が使用する検査員端末、30は通信回線としてのインターネット、40はユーザーが使用する携帯端末、50はユーザー車検の対象となる自動車、60は提携している修理工場である。
【0020】
Webサーバ10は、インターネット30に接続され、携帯端末40からのアクセスを受付け、ユーザー車検支援サービスを提供するWWWサーバである。Webサーバ10は、ユーザー車検支援サービスを提供するためのデータベース(以下DBと記述する)12を備え、自動車情報DB、顧客情報DB、修理工場DBが登録される。図2に示すように、自動車情報DBには、対象とする自動車の車種毎に点検項目と、各点検項目についての点検箇所画像、点検方法、点検結果項目、撮影基準画像、処理手順情報、処理見積り情報と、消耗品項目等が登録され、顧客情報DBには、顧客ID毎に車種情報を含む個人情報、点検結果情報、取得画像・取得音、消耗品交換情報等が登録され、修理工場DBには、地域毎に名称と連絡先と地図等が登録される。
【0021】
検査員端末20は、インターネット30に接続する通信機能を有し、WWWサーバにアクセスするブラウザを備えるコンピュータ(a)、キーボード(b)、マウス(c)、ディスプレイ(d)、ヘッドセット(e)等から構成される。
【0022】
携帯端末40は、ユーザー車検点検を行う自動車の点検箇所から無線によりWebサーバ10にアクセスしてユーザー車検点検の支援を受けるもので、表示部42とデータ入力部44と無線通信部46とカメラ部48とから構成され、Webサーバ10にアクセスするための通信機能とブラウザ機能とを備える。
【0023】
ユーザー車検対象自動車50には、ユーザーが自動車を使用しているときに、ユーザーに対して消耗品の交換情報を通知する車際表示装置52が備えられ、インターネット30に接続する通信機能と、自動車の制御コンピュータ54から走行情報を取得するインターフェース機能を有する。尚、この車際表示装置52はカーナビゲーション装置と兼用するようにしてもよく、携帯端末40と兼用するようにしてもよい。
【0024】
修理工場60がインターネット30に接続されているのは、ユーザー車検点検において部品交換や補修が必要となり、その処置を修理工場に依頼する場合に、オンライン発注できるようにしたものであり、その場合にはユーザーが行った点検結果がオンラインで当該修理工場に提供される。
【0025】
次に、ユーザー車検支援サービスを提供するための処理について説明する。図3〜10にWebサーバ10における処理手順の例を、図12〜20にユーザーの携帯端末40に表示される画面の例を、図21に検査員端末20に表示される画面の例を示す。
図3に示すように、ユーザーが携帯端末40によりWebサーバ10にアクセスすると、図12に示すようなユーザー車検支援システム受付画面が表示される(S100)。ここで、ユーザーがあらかじめ与えられたユーザーIDとパスワードを入力し、「ログイン」を選択すると(S102)、入力情報が取得され(S104)、顧客情報DBと照合して正規登録者であることが確認されると(S106)、図13に示すようなメニュー画面が表示される(S108)。正規登録者でない場合は再入力が要求され(S110)、S102に戻る。また、未登録のユーザーは「こちらへ」を選択すると(S112)、図14に示すような個人情報登録画面が表示され(S114)、「登録」が選択されると(S116)、入力情報が取得され(S118)、顧客情報DBに登録され(S120)、顧客IDとパスワードが発行される(S122)。
【0026】
メニュー画面において「ユーザー車検点検」が選択されると(S124)、図4の処理に進み、顧客情報DBから車種情報が取得され(S200)、自動車情報DBを参照して当該車種の点検項目が抽出され(S202)、図15に示すような点検項目画面が表示される(S204)。点検項目はここではユーザー車検のための点検を対象とするので、原則として24ヶ月定期点検と日常点検のうちユーザーの車種に該当する項目を対象とするが、自動車の安全走行に直接関係しないものは省略し、ユーザー車検で指摘のあった場合に処置するようにしたり、修理工場に出すときに併せて点検を依頼するようにしてもよい。また、排気ガス検査等のように専用の測定装置(テスター等)が必要なものは、予備検査場等で点検するようにしてもよい。
点検項目画面において、点検項目欄には点検項目の名称が表示され、ユーザー車検区分欄には当該点検項目とユーザー車検との関係として必須・推奨・任意の区分が表示され、点検結果欄にはユーザーまたは検査員による点検結果として点検日・点検結果項目番号・測定データが表示され、判定区分欄には点検による判定結果として良好・分解・調整・締付・交換・清掃・補給の区分が表示され、画像・音取得欄には画像・音の取得の有無が記入され、処置手順欄には点検により処置が必要と判定された場合にユーザーが処置手順を確認するための「確認」ボタンが表示され、処置見積り欄にはユーザーが処置を修理工場に依頼する場合に要する処置費用、処置日数、契約修理工場の名称・連絡先・地図等を確認するための「確認」ボタンが表示され、処置完了欄にはユーザーまたは修理工場において処置を完了した処置完了日が表示される。
尚、点検項目画面はデフォルトで最新の車検点検状況が表示されるが、車検区分欄を選択することで過去の車検点検状況を確認することもできる。
【0027】
点検項目画面において点検項目の番号が選択されると(S206)、自動車情報DBから当該点検項目に対応する点検箇所画像と点検方法と点検結果入力項目が抽出され(S210)、判定の基準となる画像や音がある場合は判定基準画像・判定基準音が抽出され(S214)、図16に示すような点検画面が表示される(S216)。点検画面には点検箇所画像と点検方法と点検結果入力項目が表示される。また、ユーザーが自分で判定できない場合のために「画像・音取得」ボタンが設けられ、ユーザーは点検対象の画像の撮影や音の収集を行って検査員端末20から検査員に遠隔で判定することを依頼できる。また、取得された点検対象の画像を画像処理して自動判定する機能も備えている。更に、点検対象の場所や点検方法が理解できない場合のために「検査員呼出」ボタンが設けられ、ユーザーは検査員端末を呼出して検査員に相談することができる。
点検箇所画像は、点検対象がどこにあるか判らないユーザーのために画像表示するもので、例えばブレーキオイルの液量の点検では、エンジンルームの全体画像にブレーキオイルのリザーバータンクの位置を矢印で表示したものを使用する。尚、点検箇所画像は複数毎の画像を用い、点検方法の説明をクリックすることで順次表示させるようにしてもよい。
点検方法は、例えば、ブレーキオイル量の点検では、「1.運転席のボンネット開放レバーを引いてボンネットを開ける」「2.開けたボンネットをステイで固定する」「3.ブレーキオイル ・ リザーバータンクを探す」「3.液面の位置が2本の目盛の間にあるかどうかを調べる」のように箇条書きで点検手順を示す。ここで、アンダーライン部分が選択されると、それに対応した画像が点検対象表示欄に表示される。
尚、例えば「点検準備」という項目を設け、点検に際して準備する書類(車検証等)や工具類(レンチ・スパナ・ジャッキ・メジャー等)の説明を行うようにしてもよい。また、前述のボンネット開閉のような共通事項は、例えば「HELP」ボタンを設け、それが選択されたときに手順を表示するようにしてもよい。
点検結果入力項目は、例えばブレーキオイル量の点検では「1.2つの目盛の間に液面がある」「2.下の目盛より下に液面がある」「3.上の目盛より上に液面がある」のように表示する。また、例えばブレーキオイルの汚れの点検では各点検結果入力項目にブレーキオイルの汚れに対応した色見本を判定基準画像として表示する。尚、点検結果入力項目には判定基準画像のアイコンを表示し、これが選択されたときに拡大画像を表示するようにしてもよい。また、例えばエンジン音の点検のように音によってエンジンの異常を判断する場合には、正常時の判定基準音と代表的な異常時の判定基準音を登録しておき、各点検結果入力項目欄には対応する判定基準音のアイコンを表示し、これが選択されたときに各判定基準音を再生する。また、ブレーキペダル踏み代の点検、タイヤの溝の深さ点検、ベルトのたわみ量等の点検では、ユーザーに対してメジャー等を用いて測定して測定値をデータ入力欄に入力するように促す。
【0028】
点検画面において、「送信」が選択されると(S230)、入力情報が取得され(S232)、入力情報に基づいて判定結果がセットされ(S234)、入力情報と判定結果が顧客情報DBに登録され(S236)、S204に戻る。
点検画面において「画像・音取得」が選択されると(S240)、図17に示すような画像・音取得画面が表示される(S242)。
画像・音取得画面には、当該点検対象の画像を撮影する際の基準となる撮影基準画像とカメラ48による画像とが並べて表示され、携帯端末のカメラ部48により撮影基準画像と同じ条件で点検対象を捉えて「撮影」ボタンを選択することで、画像処理により自動判定可能な画像が取得される。また、携帯端末のマイク部(図示省略)を点検対象に向けて「集音」ボタンを選択することで点検対象の音が取得される。尚、マイク部は通常の通話用のマイクでもよいが、指向性のよい外付の集音マイクを用いることが好ましい。
画像・音取得画面において、「撮影」が選択されると(S244)、画像が取得され(S246)、「集音」が選択されると(S248)、音が取得され(S250)、「終了」が選択されると(S252)、取得画像・取得音が顧客情報DBに登録され(S254)、画像・音取得フラグがセットされる(S256)。
点検画面において「検査員呼出」が選択されると(S260)、検査員端末に通知され(S262)、検査員端末から応答があると(S264)、応答画面(図示省略)が表示され(S266)、携帯端末と検査員端末を対話可能に接続する(S268)。応答画面において、「切断」が選択されると(S270)、検査員端末との接続を切断する(S272)。
点検画面において「戻る」が選択されると(S274)、S204に戻る。
【0029】
点検項目画面において処置手順欄の「確認」が選択されると(S218)、図7の処理に進み、自動車情報DBから当該車種の当該判定結果に対応する処置手順が抽出され(S320)、図18に示すような処置ガイダンス画面が表示される(S322)。処置ガイダンス画面には処置手順が表示され、ユーザーによって処置が行われ「処置完了」が選択されると(S324)、処置完了フラグがセットされ(S326)、S108に戻る。
点検項目画面において処置見積り欄の「確認」が選択されると(S220)、図8の処理に進み、自動車情報DBから当該車種の当該判定結果に対する見積り情報が抽出され(S330)、修理工場DBから当該ユーザーの地域の対応修理工場が抽出され(S332)、図19に示すような処置見積り画面が表示される(S334)。処置見積り画面には、当該処置の概算費用と標準所要日数と対応修理工場が表示され、表示された修理工場の1つを選択すると(S336)、当該修理工場の連絡先と地図が表示され(S338)、「戻る」が選択されると(S340)、S336に戻る。また、処置見積り画面において「戻る」が選択されると(S342)、S108に戻る。
尚、表示された修理工場に対して「通知」が選択されると、当該修理工場の端末に対して詳細見積り要求を通知する(図示省略)。これにより、当該修理工場はインターネットを介してユーザーの点検結果や取得画像を参照することが可能となり、ユーザーの点検結果を反映した詳細見積りを行って商談を進めることができる。
点検項目画面において「終了」が選択されると(S222)、図9の処理に進み、画像・音の取得が有る場合であって(S350)、判定が未完の場合は(S352)、検査員端末に判定依頼通知を出す(S354)。また、ユーザー車検区分の必須項目について、判定が完了している場合であって(S356)、判定区分が要処置(良好以外)のものが無いか(S358)、要処置のものが有っても処置完了フラグがセットされている場合は(S360)、ユーザー車検受験可が表示され(S362)、その他の場合はユーザー車検受験不可が表示され(S364)、処理を終了する。
【0030】
メニュー画面において「個人情報の変更」が選択されると(S126)、図5の処理に進み、顧客情報DBより個人情報が抽出され(S300)、図14と同様の個人情報登録画面が表示され(S302)、「登録」が選択されると(S304)、入力情報が取得され(S306)、変更後の個人情報が顧客情報DBに登録され(S308)、S108に戻る。
メニュー画面において「消耗品交換」が選択されると(S128)、図6の処理に進み、自動車情報DBより当該車種の消耗品項目が抽出され(S310)、図20に示すような消耗品交換情報登録画面が表示される(S312)。消耗品交換登録画面では、当該ユーザーの自動車の各消耗品に対して交換実績と交換時の走行距離が登録される。尚、消耗品交換情報は交換のたびに更新することになるので、2回目以降は顧客情報DBから既に登録されている消耗品交換情報を抽出して表示する。消耗品交換登録画面において「登録」が選択されると(S314)、入力情報が取得され(S316)、入力された消耗品交換情報が顧客情報DBに登録され(S318)、S108に戻る。
メニュー画面において「ログアウト」が選択されると(S130)、処理を終了する。
【0031】
一方、検査員端末では、図10に示すように、判定依頼通知が受付られると(S400)、ユーザーIDが取得され(S402)、顧客情報DBから当該ユーザーの点検結果情報が取得され(S404)、図15と同様の点検項目画面が表示される(S406)。ここで検査員によって画像・音取得の有る点検項目番号が選択されると(S408)、顧客情報DBから取得画像・取得音が抽出され(S410)、自動車情報DBから当該ユーザーの車種の点検方法・点検結果項目が抽出され(S412)、必要に応じて判定基準画像・判定基準音が抽出され(S414)、図21に示すような検査員用点検画面が表示される(S418)。
画像取得が有る場合には、検査員用点検画面にユーザーが撮影した点検対象の取得画像が表示されるので、検査員は表示された取得画像をみて点検結果を入力する。また、音取得が有る場合には、検査員用点検画面に「取得音再生」ボタンが表示され、これが選択されると(S420)、取得音が検査員端末で再生されるので(S422)、検査員は再生された取得音を聞いて点検結果を記入する。
検査員用点検画面において「送信」が選択されると(S424)、入力情報が取得され(S426)、判定結果がセットされ(S428)、顧客情報DBに登録され(S430)、S406に戻る。また、検査員用点検画面において「戻る」が選択された場合も(S432)、S406に戻る。
点検項目画面において「終了」が選択されると(S434)、検査員による判定の終了を当該ユーザーに通知し(S436)、S400に戻る。
【0032】
次に、撮影画像を自動判定する処理について説明する。
画像による自動判定処理は、オイルの汚れ点検・エアーエレメント汚れ点検等のように、特定領域の色または濃度により判定する色・濃度判定処理と、オイルの液面点検・バッテリの液面点検・ブレーキパッド磨耗点検等のように、特定領域の濃度変化線の位置により判定する濃度変化線位置判定処理と、オイル漏れ点検・冷却水漏れ点検・ドライブシャフトブーツの亀裂・損傷点検等のように、特定領域の基準画像との比較により判定する画像比較判定処理とを含む。図11に示すように、色・濃度判定処理を行う点検項目の場合は(S500)、特定領域の画像を切出し(S502)、切出された画像の平均色または平均濃度を演算し(S504)、これを指定された基準色・濃度と比較して判定する(S506)。また、濃度変化線位置判定処理を行う点検項目の場合は(S510)、特定領域の画像を切出し(S512)、濃度変化線を検出し(S514)、これを指定された基準位置と比較して判定する(S516)。また、画像比較判定処理を行う点検項目の場合は(S520)、特定領域の画像を切出し(S522)、判定基準画像との差分演算を行い(S524)、これを指定された基準濃度差条件と比較して判定する(S526)。尚、判定基準画像としては、例えばユーザー点検において撮影の基準とした撮影基準画像を用い、差分画像に基準濃度差以上の領域が基準面積以上ある場合には異常と判定するようにしてもよく、例えば点検結果項目別に登録された判定基準画像を用い、差分画像が基準濃度差以上の領域が基準面積以上存在しない場合に当該点検結果項目であると判定するようにしてもよい。
【0033】
次に、上記点検により取得された消耗品の現在の消耗量から消耗品の交換時期を予測してユーザーに通知する処理について説明する。
自動車情報DBには、各消耗品iについて安全に走行可能な限界消耗量Miと単位走行距離当りの平均消耗量Aiとが登録されている。上記点検によりユーザーの自動車が備える消耗品の現在の消耗量Piが測定されると、各消耗品について次式により安全に走行可能な安全走行距離Diを演算する。
Di=(Mi―Pi)/Ai
消耗品の交換通知は、上記演算されたDiを各消耗品の交換時期予想情報として、例えば電子メール等を用いて、ユーザーの携帯端末等に通知するようにしてもよく、ユーザーの自動車に搭載されているカーナビゲーション装置等の車載表示装置52が通信回線に接続されている場合は、当該車載表示装置に文字や音声によって通知するようにしてもよい。これにより、消耗品の交換がリアルタイムに通知され、ユーザーが自動車の使用中に発生するトラブルを未然に防止することが可能となる。通知の内容は、例えば「走行距離が××Kmになったら○○を交換して下さい」でもよく、当該ユーザーの1日当りの平均走行距離から日数に換算して「何月何日頃に○○を交換して下さい」としてもよい。また、例えばユーザー車検時に次の車検までに交換が必要と予測されるすべての消耗品について交換時期を通知し、その後は予測された交換時期が近づいてきたときに通知するようにしてもよい。尚、消耗品の交換を通知してから実際に交換するまでの時間的余裕を設けるため、例えば限界消耗量Miには所定の余裕を設けるようにしてもよく、また例えば当該ユーザーの1ヶ月の平均走行距離を求めておき、消耗品の交換通知をDiに対して当該平均走行距離手前で消耗品の交換を通知するようにしてもよい。
【0034】
また、顧客情報DBに点検情報が複数回登録されている場合は、今回の点検時の走行距離Dpと各消耗品の消耗量Piと、前回の点検時の走行距離Dlと消耗品の消耗量Liとを用いて、次式により各消耗品の平均消耗量Aiを求め、当該ユーザーの実施の運転による各消耗品の消耗量を用いて消耗品の交換時期を予測して通知するようにしてもよい。
Ai=(Pi−Li)/(Dp−Dl)
尚、前回の点検から今回の点検までの間に消耗品を交換した場合は、上記演算式においてLiを0、Dlを当該消耗品交換時の走行距離に起きかえる。
【0035】
上記実施形態では、車載表示装置52から走行距離のみを取得して消耗品の交換通知を行うものとして説明したが、更に、例えば車速センサ情報、エンジン回転数情報、温度センサ情報、ワイパー作動情報、ブレーキ情報、ステアリング情報等の走行情報を取得し、当該運転者の運転特性や自動車の運転環境を把握し、あらかじめ登録した運転特性や運転環境と消耗品の消耗量との関係に基づいて通知時期を調整するようにしてもよい。これにより、消耗品の交換時期をより精度の良く運転者に提示することが可能となる。
また、単に消耗品の交換だけではなく、運転特性や運転環境と故障部位との関係をあらかじめ登録しておき、これに基づいて故障発生確率の高い部位を抽出して警報を出したり、ユーザーに点検を促す通知を出すようにしてもよい。これにより、消耗品の交換だけでなく、自動車の使用により発生するさまざまな事態に対応して適切な情報を提供でき、ユーザーはより安全に自動車を使用できる。
更に、車載コンピュータの自己診断情報(ダイアグノーシスコード)を取得し、登録された自動車情報に基づいて処置方法を提示したり、修理工場等に依頼する場合の費用や期間を提示する機能を備えるようにしてもよい。これにより、ユーザーは運転中にトラブルが発生しても慌てることなく安心して対処できる。
【0036】
車載表示装置としては、前述の携帯端末を自動車に搭載し、車載コンピュータ等とのインターフェース手段を設けて自動車の走行情報を取得して消耗品の交換等の通知を行うようにしてもよいが、例えば通信回線に接続可能なカーナビゲーション装置を介して自動車の走行情報を収集し、その表示画面に消耗品の交換等の通知を行うようにしてもよい。その場合、カーナビゲーション装置が取得している車速センサ情報、エンジン回転数情報、ジャイロセンサ情報等により自動車の走行情報を把握して通知するようにしてもよいが、更にその他の走行情報を車載コンピュータ等から取得してより高度な通知を行うようにしてもよい。また、カーナビゲーションの地図情報から走行路情報(舗装状況、斜度、カーブ等)を取得し、これらが自動車に与える影響を考慮してより高度な通知を行うようにしてもよい。更に、カーナビゲーションにおいて旅行計画の入力を受付け、旅行中に消耗品の交換等が必要となることが予測される場合には、前もって消耗品の交換等を通知するようにしてもよい。これにより、例えば長距離ドライブをする等の場合にも、前もって必要な処置がガイダンスされるので、より安全に自動車を使用できる。
【0037】
尚、前述の携帯端末とカーナビゲーション装置とは兼用し、走行時は車内にセットしてカーナビゲーション装置として使用し、点検時に取外してユーザー車検支援システムの携帯端末として使用するようにしてもよい。これにより、ユーザーは高解像度の表示装置を個別に準備することなくカーナビゲーションとユーザー車検支援サービスの両方を享受できる。
【0038】
上記実施形態では、ユーザーは携帯端末を用いてユーザー車検点検を行うとして説明したが、表示部に十分な解像度を有するものであれば通常の携帯電話を用いることができる。携帯端末のカメラ部は、点検対象の画像の撮影に十分な解像度を有するものであればいわゆるカメラ付き携帯電話を流用することができる。また、携帯端末にデジタルカメラを外付けしたものを使用してもよい。
携帯端末での処理は、ほとんどが通常のブラウザ機能により実現され、点検対象画像の撮影や音の収集等もJAVA(登録商標)アプレット等を用いることで実現される。
【0039】
上記実施形態では、ユーザーが自分の携帯端末を用いて自宅等で自動車の点検を行うことを想定したシステムであるが、例えばユーザーが自動車を持ち込んで自分でユーザー車検点検を行えるパーキングスタンドを運営し、そこに備え付けられた携帯端末を有償で貸与するようにしてもよい。尚、パーキングスタンドで点検を行う場合には、パーキングスタンドにリフト等の設備を備えることでユーザーは車の下廻りの点検等を容易に行うことができる。また、携帯端末に接続可能な測定工具として、例えばデジタルノギス等を備えておくことで測定結果の入力を自動化できる。また、携帯端末に接続可能な測定装置として、例えば排気ガステスター、サイドスリップテスター、ヘッドライトテスター等を備えておくことで一般ユーザーでは行えない点検項目にも対応可能とすることができる。
【0040】
上記実施形態では、Webサーバは修理工場とは独立に存在するものとして説明したが、特定の修理工場がWebサーバを運営するようにしてもよい。
また、点検のアシストをする検査員も特定の修理工場の検査員が当該修理工場の端末から当該サービスを提供するようにしてもよい。
【0041】
上記実施形態では、Webサーバはユーザー車検のための点検のみを行うものとして説明したが、車検以外の法定点検や日常点検についても同様に取扱い、総合的に自動車の点検整備を支援するようにしてもよい。
また、上記実施形態では簡単のため説明を省略したが、ユーザーが安心してユーザー車検を受験できるようにガイダンス機能を設けるようにしてもよい。これには、例えばWebサーバのメニュー画面に「ユーザー車検受験ガイダンス」を設け、ユーザーがこれを選択したときにユーザー車検の手続方法や注意事項の説明を行ったり、実際に車検場で行われる車両検査を画面上で再現してユーザーが練習できるようにするシミュレーション機能を備えるようにすればよい。
【0042】
上記実施形態では、取得された点検対象の音は検査員が判定するものとして説明したが、登録された判定基準音と比較する音響処理によって自動判定する機能を設けてもよい。
【0043】
上記実施形態では、取得した画像や音による検査員の判定は、ユーザーの点検終了後に検査員端末に判定依頼が通知され、検査員端末が顧客情報DBから取出してバッチ処理するものとして説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、ユーザーの点検中に取得された画像や音を逐一検査員端末に送信し、検査員がリアルタイム、または準リアルタイムで判定するようにしてもよい。
【0044】
上記実施形態では、点検により処置が必要となった場合に処置見積りを提示するが、その際に提示された見積りに近い金額の中古車情報を提供するようにしてもよい。その場合は、Webサーバはインターネットの中古車市場の情報を定期的にサーベイしておき、処置見積りを提示する際に、その金額に近い中古車の情報をユーザに提示する。
【0045】
上記実施形態では、ユーザーはあらかじめ会員登録を受けるものとして説明したが、会員制とせずにユーザーが車検を受ける際にスポット的にサービスを提供するものでもよい。また、サービスを提供する際してユーザーから料金を徴収する方法については説明を省略したが、Webサーバに課金手段を備えてサービスの内容に応じて自動徴収するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本願発明のユーザー車検支援システムは、ユーザーが点検を行う自動車から携帯端末を用いてアクセスすることで当該ユーザーの車種についてユーザー車検を受けるに際して必要な点検項目と各点検項目における点検箇所の画像と点検方法が抽出されて携帯端末に提示されるので、専門知識を有しないユーザーでも自動車を修理工場等に持ち込むことなく点検が行える。また、点検により部品交換や補修等の処置が必要となった場合でも、自分で行う場合の処置手順や修理工場で行う場合の見積りが携帯端末に提示されるので、ユーザーは対処方法を迅速に判断できる。更に、点検により取得された消耗品の消耗量に基づいて消耗品の交換時期が予測されて通知されるので、ユーザー車検に合格した後にユーザーが安全に自動車を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態にかかるユーザー車検支援システムのシステム構成図である。
【図2】本願発明の一実施形態にかかるユーザー車検支援システムのデータベースの構成例を示す図である。
【図3】処理手順(ログインからメニュー選択まで)の例を示す図である。
【図4】処理手順(点検項目表示から点検処理まで)の例を示す図である。
【図5】処理手順(個人情報変更処理)の例を示す図である。
【図6】処理手順(消耗品交換登録処理)の例を示す図である。
【図7】処理手順(処置手順確認処理)の例を示す図である。
【図8】処理手順(処置見積り確認処理)の例を示す図である。
【図9】処理手順(点検終了処理)の例を示す図である。
【図10】処理手順(検査員端末向け処理)の例を示す図である。
【図11】処理手順(画像判定処理)の例を示す図である。
【図12】表示画面の例を示す図(受付画面)である。
【図13】表示画面(メニュー画面)の例を示す図である。
【図14】表示画面(個人情報登録画面)の例を示す図である。
【図15】表示画面(点検項目画面)の例を示す図である。
【図16】表示画面(点検画面)の例を示す図である。
【図17】表示画面(画像・音取得画面)の例を示す図である。
【図18】表示画面(処置ガイダンス画面)の例を示す図である。
【図19】表示画面(処置見積り画面)の例を示す図である。
【図20】表示画面(消耗品交換登録画面)の例を示す図である。
【図21】表示画面(検査員用点検画面)の例を示す図である。
【符号の説明】
10 Webサーバ
12 データベース
20 検査員端末
30 インターネット
40 携帯端末
48 カメラ部
50 ユーザー車検対象自動車
52 車載表示装置
Claims (11)
- 携帯端末を用いて通信回線を介してアクセスしたユーザーに対して、ユーザー車検を受けるに際して必要な自動車の点検を支援するシステムであって、
車種別に点検項目と各点検項目における点検箇所の画像と点検方法とを登録する自動車情報登録手段と、ユーザーの車種情報を取得する車種情報取得手段と、前記取得された車種情報に基づいて前記自動車情報登録手段から点検項目と各点検項目における点検箇所の画像と点検方法とを抽出し前記携帯端末に提示する点検方法提示手段と、前記提示された点検方法に基づいてユーザーが入力した点検結果を前記携帯端末から取得する点検結果取得手段と、前記取得された点検結果からユーザー車検の受験可否を判定するユーザー車検受験可否判定手段と、前記判定において処置が必要となったときに処置方法を前記携帯端末に提示する処置方法提示手段と、前記処置を修理工場等で行う場合の見積りを前記携帯端末に提示する見積提示手段とを備えたことを特徴とする、ユーザー車検支援システム。 - 前記点検方法提示手段は、ユーザーが点検結果を入力する際に判定基準画像および/または判定基準音を前記携帯端末に提示する判定基準提示手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載のユーザー車検支援システム。
- 前記携帯端末は、点検対象を撮影するための撮影手段を有するものであって、
前記点検結果取得手段は、前記撮影手段により撮影された点検対象の画像を取得する手段を含み、
前記ユーザー車検受験可否判定手段は、前記取得された点検対象の画像を検査員が使用する検査員端末に提示する手段と、前記提示された取得画像について検査員が判定した情報を前記検査員端末から取得する手段とを含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のユーザー車検支援システム。 - 前記携帯端末は、点検対象を撮影する撮影手段を有するものであって、
前記点検方法提示手段は、ユーザーが点検対象を撮影する際の撮影条件を示す撮影基準画像を提示する手段を含み、
前記点検結果取得手段は、前記提示された撮影基準画像に対応してユーザーが前記撮影手段により撮影した点検対象の画像を取得する手段を含み、
前記ユーザー車検受験可否判定手段は、前記取得された点検対象の画像について、特定領域における色又は濃度レベルを検出して判定する色・濃度判定手段と、特定領域における濃度変化線位置を検出して判定する濃度変化線位置判定手段と、特定領域における基準画像との濃度差を検出して判定する画像比較判定手段の少なくとも1つの画像処理手段を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のユーザー車検支援システム。 - 前記携帯端末は、点検対象の音を収集するための集音手段を有するものであって、
前記点検結果取得手段は、前記集音手段により収集された点検対象の音を取得する手段を含み、
前記ユーザー車検受験可否判定手段は、前記取得された点検対象の音を検査員が使用する検査員端末に提示する手段と、前記提示された取得音について検査員が判定した情報を前記検査員端末から取得する手段とを含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のユーザー車検支援システム。 - 前記携帯端末からの呼出しを受付ける呼出受付手段と、前記呼出しを受付けたときに検査員が使用する検査員端末に通知する呼出通知手段と、前記通知された検査員端末が応答したときに前記携帯端末と前記検査員端末とを接続して対話できるようにする接続手段とを有することを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のユーザー車検支援システム。
- 前記自動車情報登録手段は、登録された自動車が備える各消耗品について安全に走行可能な限界消耗量と単位走行距離当りの平均消耗量とを登録する手段を含み、
前記点検結果取得手段は、各消耗品の現在の消耗量を取得する手段を含み、
前記取得された現在の消耗量と前記登録された限界消耗量と平均消耗量とから各消耗品の交換時期を予測する消耗品交換時期予測手段と、前記予測された消耗品交換時期に基づいて消耗品の交換を通知する消耗品交換通知手段とを備えたことを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のユーザー車検支援システム。 - 前記自動車情報登録手段は、登録された車種の自動車が備える各消耗品について安全に走行可能な限界消耗量を登録する手段を含み、
前記点検結果取得手段は、各点検時の各消耗品の消耗量と走行距離を登録する手段を含み、
前記登録された今回点検時における各消耗品の消耗量と走行距離と前回点検時における各消耗品の消耗量と走行距離とから単位走行距離当りの平均消耗量を演算する平均消耗量演算手段と、前記登録された今回点検時の各消耗品の消耗量と前記登録された限界消耗量と前記演算された平均消耗量とから各消耗品の交換時期を予測する消耗品交換時期予測手段と、前記予測された消耗品交換時期に基づいて消耗品の交換を通知する消耗品交換通知手段とを備えたことを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のユーザー車検支援システム。 - 消耗品の交換情報を登録する消耗品交換情報登録手段を備え、前記消耗品交換時期予測手段は、前回点検時から今回点検時の間に消耗品の交換を行った場合に、前記前回点検時の消耗品の消耗量と走行距離に変えて、前記交換された消耗品の消耗量の初期値と交換したときの走行距離を用いて予測するようにしたことを特徴とする、請求項8に記載のユーザー車検支援システム。
- 前記消耗品交換通知手段は、前記ユーザーが使用する自動車の走行情報を取得する走行情報取得手段を含み、
前記予測された消耗品交換時期と前記取得された走行情報とに基づいて消耗品の交換を前記ユーザーが使用する自動車に搭載された車載表示手段に表示するようにしたことを特徴とする、請求項7ないし請求項9のいずれかに記載のユーザー車検支援システム。 - 前記見積提示手段は、中古車情報を取得する手段と、前記取得された中古車情報から前記見積りに基づいて選択した情報を提供する手段とを含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のユーザー車検支援システム。
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