JP2016529630A - 検出システム - Google Patents

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Abstract

設備保全情報システムには、検出アセンブリと、モバイル機器と、ネットワークと、が含まれる。検出アセンブリは設備の少なくとも1つの部品の状態を検出するように構成され、モバイル機器は検出アセンブリ及びネットワークに通信可能に接続される。モバイル機器は、検出アセンブリから受信された出力とネットワークから受信されたデータとの両方に基づく実質的にリアルタイムのデータを提供するように構成される。一実施形態において、システムには、検出アセンブリのハウジングを形成し、種々のモバイル機器に取り外し可能に取り付けられるケースが含まれる。【選択図】図35

Description

本発明は、概して、発動機付き乗り物の保全のために構成された方法、システム及び/又は装置、並びに、部品の保全情報に関するリアルタイムデータを提供するように構成された方法、システム及び/又は装置に関する。具体的には、本発明は、リアルタイム分析に原価計算評価指標、耐久性指標及び故障予測指標が含まれる、設備の保全に適用される遠隔測定方法に関する。
設備の検査作業を行う際に、検査員は、一般に、手動測定具(manual measuring scale)及び電動センサを含む測定具を用いることができる。検査測定値は、慣習的に、検査ログ又はフォーム上で「筆記」方式により記録されている。検査ログは「オフィスに接続できる方式(back to the office)」が採られ、この方式は、検査される設備から離れた文字どおり検査員の作業オフィスであり、検査員の乗り物などの形態の現地オフィスである場合がある。そして、オフィスでは、検査測定値は、検査される設備の手引書と比較され得る。さらに、部品表及び労働表が参照され、部品の修理又は交換の費用に関して判断される場合がある。
通常定期的な保全及び予防保全プログラムの対象となっている例示的な乗り物としては、トラック、バス、土木機械などの大型の発動機付き乗り物、並びに木材産業及び鉱業に用いられる乗り物が挙げられる。かかるプログラムによって、乗り物の高い利用が促進され、計画外の中断時間が最小化される。かかるプログラムは、システム障害が発生し得る前に、種々の部品の最新の状況を監視し、部品を修理又は交換することによって、設備の故障を最小にするか又は防止することを目的とする。
通常の状況下では、乗り物メーカーは、経過を観察する検査員のユーザに保全又は予防保全計画を提供する。かかる計画として、設備の特定部品に特有の情報を考慮することなく、メーカーの設備で用いる単一で一律の計画を通常提供する。
検査を含む公知の設備保全方法は、測定時の不十分な検査測定の検証、検査時の設備履歴の脱落、及び検査時の修理費用を確認できず少数しか確認できないことなどの要因を含む、種々の要因において欠点があり、時間を無駄にし、そして費用が増加する場合がある。
本発明は、例えば機械設備及び機械設備の部品の保全に関する情報を提供するための、検出システムを提供する。システムには、設備の少なくとも1つの部品の状態を検出するように構成された検出アセンブリと、第1の無線通信接続によって検出アセンブリに通信可能に接続されたモバイル機器であって、検出アセンブリから受信された出力に基づいて実質的にリアルタイムのデータを提供するように構成されたモバイル機器と、第2の無線通信接続によってモバイル機器に通信可能に接続されたデータベースであって、実質的にリアルタイムのデータがデータベースから受信されたデータに基づくものであるデータベースと、が含まれ得る。データベースは、モバイル機器上でローカルに、又はモバイル機器によってアクセス可能なネットワーク上に保存され得る。
本発明の少なくとも1つの態様によれば、検出アセンブリには、設備の少なくとも1つの部品の状態を検出するように構成された検出装置と、検出装置に通信可能に接続されたプロセッサであって、検出装置から受信されたデータを処理するように構成されたプロセッサと、プロセッサに通信可能に接続された送受信機であって、モバイル機器と無線でデータを送受信するように構成され、これによって、モバイル機器が、設備部品の消耗データ、及び設備の対応する部品の実質的にリアルタイムの監視から受信されたデータに基づいて出力するように構成された送受信機と、が含まれる。
本発明の一態様において、リアルタイム可聴情報及び視覚表示は、検出装置による適切な測定を行う際に、ユーザを支援することができる。例えば、検出装置は、ユーザが検出装置を用いて不適切に又は消耗部品の不適切な位置で測定している場合に、特定の可聴音を発し及び/又は特定の画像を表示することができ、そして、ユーザが検出装置を適切な位置で適切に用いている場合に、別の特定の信号の集合を発することができる。可聴信号及び視覚信号は、設備の特定の種類、分類、製造又はモデルに関する履歴データ及び既知の公差などの情報に基づき、これらは、モバイル機器上でローカルに又はネットワーク上のいずれかにより、データベース上に記憶することができる。
本発明の少なくとも1つの態様によれば、モバイル機器は、第1の無線通信接続によって、検出アセンブリと無線でデータを送受信するように構成された第1の送受信機と、第2の無線通信接続によって、ネットワークと無線でデータを送受信するように構成された第2の送受信機と、検出アセンブリ及びネットワークのうちの少なくとも1つから受信された情報を処理するように構成されたプロセッサと、処理されたデータに基づいて少なくとも1つの画像を出力するように構成された表示装置と、処理されたデータに基づいて少なくとも1つの可聴音を発するように構成された可聴発話装置と、を備え、モバイル機器が、設備部品の消耗データ、及び設備の対応する部品の実質的にリアルタイムの監視から受信されたデータに基づいて出力するように構成される。
本発明の少なくとも1つの態様によれば、ネットワークには、設備部品の消耗データを記憶するように構成されたデータベースと、モバイル機器と無線で通信するように構成され、これによって、モバイル機器が、設備部品の消耗データ、及び設備の対応する部品の実質的にリアルタイムの監視から受信されたデータに基づいて出力するように構成された送受信機と、が含まれる。
本発明の少なくとも1つの態様によれば、設備の保全方法には、設備の少なくとも1つの部品の状態を検出する段階と、第1の無線通信接続によって、検出された状態に基づくデータを無線で通信する段階と、検出された状態に基づくデータに対応する実質的にリアルタイムの出力を提供する段階と、第2の無線通信接続によって、ネットワークからの消耗データを無線で通信する段階と、検出された状態に基づくデータに対応する実質的にリアルタイムの出力及びネットワークからの消耗データを提供する段階と、が含まれる。
少なくとも1つの他の実施形態によれば、本発明には、ソフトウェア命令が記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer-readable medium)が含まれ、プロセッサによって実行されると、かかるソフトウェア命令によって、プロセッサが、設備の少なくとも1つの部品の状態を検出する段階と、第1の無線通信接続によって、検出された状態に基づくデータを無線で通信する段階と、検出された状態に基づくデータに対応する実質的にリアルタイムの出力を提供する段階と、第2の無線通信接続によって、ネットワークからの消耗データを無線で通信する段階と、検出された状態に基づくデータに対応する実質的にリアルタイムの出力及びネットワークからの消耗データを提供する段階と、を含む段階を実行して、制御される乗り物の設備を制御する。
別の実施形態によれば、本発明は、ユーザ及び/又はメーカーにより手動で入力することが必要な情報、例えば、設備の特定部品又は消耗部品の分類、製造及び部品番号に関する情報の量を低減することによって、検査、見積り及び発注過程を合理化することができる。例えば、本発明は、重装備の乗り物などの設備の部品を検査する方法であって、少なくとも1つの写真撮影によって検査データを収集する段階と、バーコードを走査する段階と、詳細を入力する段階と、詳細を話す段階と、検査データを提出する段階と、検査データを処理する段階と、少なくとも1つの交換部品についての見積りを提供する段階と、顧客に少なくとも1つの交換部品を出荷する段階と、を含む方法を提供する。
本発明の少なくとも1つの態様によれば、大型設備乗り物の部品を検査する方法が提供され、該方法は、検査依頼を提出する段階と、少なくとも1つの検査工具を出荷する段階と、検査を行う段階と、検査データを提出する段階と、検査データを処理する段階と、少なくとも1つの交換部品についての見積りを提出する段階と、少なくとも1つの交換部品を購入する段階と、少なくとも1つの購入された交換部品を出荷する段階と、を含む。
本発明の他の実施形態によれば、大型設備乗り物の部品を検査するように構成されたシステムは、検出アセンブリと、検出アセンブリと通信するモバイル機器と、モバイル機器と通信するデータベースと、を備え、検出アセンブリ及びモバイル機器のうちの少なくとも1つが、可聴受信装置を備え、受信された音を分類するとともに、適切に作動すると音を発する部品を診断するように構成される。
一実施形態において、本開示は、乗り物に関する履歴情報を利用する乗り物を保全する方法を提供し、該方法は、機械のデータベースを提供することであって、それぞれの機械が少なくとも1つの設備モデルに関連し、それぞれの設備モデルが少なくとも1つの部品に関連するデータベースを提供する段階と、少なくとも1つの部品に少なくとも1つの履歴測定値を提供することであって、少なくとも1つの履歴測定値が、少なくとも1つの部品の測定値又は少なくとも1つの部品の推定測定値に基づくものである履歴測定値を提供する段階と、第1の機械の第1の部品を測定する段階と、第1の部品の測定値、及び第1の部品に関する少なくとも1つの部品の少なくとも1つの履歴測定値に部分的に基づいて、第1の部品の消耗速度を決定する段階と、を含む。
さらに特定の一実施形態において、履歴情報を利用する乗り物を保全する方法は、第1の機械の第1の設備モデルを提供することと、提供された第1の設備モデルに関する部品に基づいて、乗り物の保全検査を行うためのデフォルト検査フォームを生成すること、を更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、少なくとも1つの部品に関する公差データを提供することと、第1の設備モデル、及び、少なくとも1つの部品に類似する、第1の設備モデルに関する第1の部品を提供することと、少なくとも1つの部品に関する公差データに部分的に基づいて、第1の部品に関する公差を決定することと、を更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、少なくとも1つの部品に関する履歴消耗データを提供することと、第1の設備モデル、及び、少なくとも1つの部品に類似する、第1の設備モデルに関する第1の部品を提供することと、少なくとも1つの部品に関する消耗データに部分的に基づいて、第1の部品に関する推定消耗速度を決定することと、を更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、第1の機械の第1の部品の1つ以上の測定値を含む、第1の機械に関する履歴データを提供することと、履歴データに部分的に基づいて、第1の機械の第1の部品の推定消耗速度を決定することと、を更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、少なくとも1つの部品を有する第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成を提供することを更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成のうちの少なくとも1つに部分的に基づいて、第2の機械の少なくとも1つの部品のデフォルト検査パラメータを生成することを更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成を提供することと、第1の機械の少なくとも1つの部品の測定消耗速度に部分的に基づいて、第2の機械の少なくとも1つの部品の推定消耗速度を決定することであって、第1の機械が、第2の機械と共通して、共通の地理的位置、共通の設備モデル、共通の使用プロファイル及び共通の構成のうちの少なくとも1つを有する推定消耗速度を決定することと、を更に含む。
さらに他の特定の実施形態において、該方法は、第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成を提供することと、第1の機械の少なくとも1つの部品の測定消耗速度に部分的に基づいて、第2の機械の保全及び構成のうちの少なくとも1つについての提案を行うことであって、第1の機械が、第2の機械と共通して、共通の地理的位置、共通の設備モデル、共通の使用プロファイル及び共通の構成のうちの少なくとも1つを有する提案を行うことと、を更に含む。
例示的な一実施形態では、携帯電子機器が提供される。該携帯電子機器は、電源を含むタブレットコンピュータと、外面及び内部を有するケースであって、タブレットコンピュータがケースの内部に少なくとも部分的に配置されるケースと、ケースと電源との間に配置された電子回路基板であって、電源から電力を得ると熱を発し、該熱の少なくとも一部がタブレットコンピュータに伝わる電子回路基板と、を備える。
例示的な一実施形態では、乗り物の状況に関する電子レポートに安全にアクセスする方法が提供される。この方法は、ユーザ認証トークンを提供することと、認証トークンの暗号化に基づいてURLアドレスを提供することと、暗号化されたトークンを参照トークンと比較することと、暗号化されたトークンが参照トークンと一致する場合に、電子レポートへのアクセスを提供することと、を含む。
一実施形態において、検出アセンブリは、モバイル機器に取り外し可能に取り付けられるように構成される。検出アセンブリには、超音波検出器と、1つ以上の取り外し可能なコネクタを備えるケースと、モバイル機器と無線で通信するように構成された回路と、が含まれ得るが、モバイル機器は、超音波検出器から受信されたデータに基づいて出力する。
本発明のこれらの目的、利点及び特徴、並びに他の目的、利点及び特徴は、実施形態の説明及び図面を参照して理解及び認識される。
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、次の説明に示されているか若しくは図示されている構成要素の動作の詳細又は構造の詳細及び構成に限定されないことを理解する必要がある。本発明は、種々の他の実施形態により実施することができ、本明細書に明示的に開示されていない別の方法により実施することができる。また、本明細書に用いられる表現及び用語は説明のためのものであり、限定するものとみなすべきではないことも理解する必要がある。「含む」及び「備える」(including, comprising)とこれらの変形の使用は、それ以降に挙げられている項目とこれらの等価物とともに、追加項目とこれらの等価物を包含することを意味する。さらに、列挙されているものは、種々の実施形態の説明に用いることができる。特に明記しない限り、列挙されているものの使用は、本発明をいずれかの特定の順序又は構成要素の数に限定されるものと解釈されるべきではない。同様に、列挙されているものの使用は、本発明の範囲から、列挙されている段階若しくは構成要素と組み合わせることができるか又は列挙されている段階若しくは構成要素に組み合わせることができる、付加的な段階又は構成要素を排除するものと解釈されるべきではない。
本発明の少なくとも1つの実施形態に係る検出システムのブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る検出システムのブロック図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る検出システムの側面図である。 図1Aの検出システムの背面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの前方、右側及び下側の斜視図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの前方、右側及び上側の斜視図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの前方、左側及び下側の斜視図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの前方、左側及び上側の斜視図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの正面立面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの背面立面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの左側立面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの右側立面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの上面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの底面図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの背面ハウジング(back hosing)の前方、右側及び下側の斜視図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの前面ベゼルの前方、右側及び下側の斜視図である。 図1Aによる検出システムのタブレットフィールドケースの前面ベゼルの背面、右側及び下側の斜視図である。 ベゼルの背面に隣接する位置におけるタブレット計算装置を示す、図15の図である。 ユーザインタフェース及びカバーの別の概略である。 部品公差の非製造元特定集合を決定する例示的なシステムを示す図である。 図18のシステムを用いて部品公差の非製造元特定集合を決定する例示的な方法を示す図である。 部品属性を算出し提案を行う、複数の変数を利用する例示的なシステムを示す図である。 図20のシステムを用いて部品属性を決定し提案を行う例示的な方法を示す図である。 部品寿命の予測を連続的に向上させる例示的な方法を示す図である。 サイクル予測、購入、及びデフォルト設定パラメータを決定する、地理的指標及び他の指標を利用する例示的なシステムを示す図である。 図23のシステムを用いる例示的な方法を示す図である。 レポートを閲覧するための固有のユーザ認証トークンを生成する方法を示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る検査方法のフローチャートを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る検査方法のフローチャートを示す図である。 一実施形態に係るスクリーンショットを示す図である。 一実施形態に係るスクリーンショットを示す図である。 一実施形態に係るスクリーンショットを示す図である。 本発明に係る設備保全方法のユーザインタフェース経験のマップの概略図である。 有用な例示的なデータ要素を示す、ユーザインタフェースの別の概略図である。 本発明の別の実施形態に係る検出システムの正面図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの背面図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの正面斜視図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの取り外された部分による正面斜視図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの取り外された部分による正面図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの分解図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの側面図である。 一実施形態に係る検出器アセンブリの関節ラッチ部の分解図である。
I.概要
本明細書に示されている実施形態は、設備保全のための、方法、システム及び/又は装置に関する方法の段階と装置の構成要素の組合せにより主に存在する。したがって、装置の構成要素及び方法の段階は、本明細書の説明による利益を有する当業者に容易に明らかになる詳細によって本開示を不明瞭にしないように、必要に応じて、本発明の実施形態の理解に関連する特定の詳細のみを示す、図面の従来の記号によって表されている。さらに、本明細書及び図面における同一の符号は、同一の要素を表す。
図1〜16を参照すると、検出システム(「設備保全情報システム」又は「機械作動部品保全情報システム」とも称する。)は、概して参照識別子10で示されている。検出システムには、概して参照識別子12で示されている検出アセンブリと、概して参照識別子14で示されているモバイル機器と、概して参照識別子16で示されているネットワークと、が含まれている。検出アセンブリ12は、第1の通信接続によって、モバイル機器14に通信可能に接続することができる。モバイル機器14は、第2の通信接続によって、ネットワーク16に通信可能に接続することができる。本明細書において更に詳細に説明するように、検出アセンブリ12は、別の部品又は面(「消耗要素」又は「消耗部品」とも称する。)に接する1つ以上の機械的に作動する部品の状態を検出するように構成することができ、モバイル機器14は、検出アセンブリ12から受信された出力に基づいてリアルタイムデータを提供するように構成することができ、そして、リアルタイムデータは、さらに、ネットワーク16から受信されたデータに基づくことができる。
説明として、限定されるものではないが、検出システム10は、動作時において、種々の消耗部品の状況の検査中に用いることができる。検出アセンブリ12は、発動機付き乗り物の部品(例えば、ブレーキパッドなど)の消耗状況(すなわち、部品が劣化している量)を検出し(例えば、定規、キャリバ、超音波など)、測定に関するデータをモバイル機器14へ通信するように構成することができる。モバイル機器14は、受信データ、例えば、本明細書に更に詳細に説明するような、音声及び/又は視覚インジケータ、結果、提案、その他同種のもの、又はこれらの組合せであるがこれらに限定されないものに基づいて、リアルタイムデータを提供することができる。
検出システム10は、例えば発動機付き乗り物(例えば、大型建設機械)、タービン、製造設備及び耐用年数を超えて消耗又は劣化した他の部品であるがこれらに限定されないものの消耗、消耗状況及び/又は機械的に別の部品若しくは面と相互作用する1つ以上の部品の状態を監視、評価及び/検出するのに用いることができる。
II.検出アセンブリ
検出アセンブリ12には、少なくとも1つの部品の1つ以上の特性を検出するように構成された検出装置18が含まれ得る。一実施形態において、検出アセンブリ12には、プロセッサ20であって、記憶装置24に記憶された1つ以上の実行可能なソフトウェアルーチン22を実行することによって、検出装置18から得られるデータを処理するように構成されたプロセッサも含まれ得る。プロセッサ20は、回路基板52上に配置することができる。検出アセンブリ12には、モバイル機器14に信号を送信しモバイル機器から信号を受信するように構成された送受信機26が含まれ得る。検出アセンブリ12には、検出アセンブリ12に電力を供給する電池58が更に含まれ得る。
一実施形態において、検出装置18は、超音波深さ検出器、故障検出器、及び/又は別の種類の消耗検出器であり得る。さらに又はあるいは、検出アセンブリ12には、検出アセンブリを収容しモバイル機器14を取り外し可能に取り付けるように構成された、カバー又はケース50が含まれ得る。検出アセンブリ12がモバイル機器14に取り外し可能に取り付けられる場合、本明細書に更に詳細に説明するように、検出アセンブリ12は、モバイル機器14に通信可能に接続される(例えば、コネクタによる有線接続、無線接続など)。
説明として、限定されるものではないが、検出システム10のユーザは、動作時において、乗り物(例えば、タービン、建設機械、自動車など)の検査を行う際に検出アセンブリ12を取り付けることができる。したがって、ユーザは通常の過程でモバイル機器14を用いて、モバイル機器14のハードウェア及び/又はソフトウェアを通信及び利用しユーザに出力(例えば、視覚、音声、触覚など)できる、検出アセンブリ12の少なくとも1つの付加的なハードウェアを取り付けることができる。検出アセンブリ12を使用しない場合、検出アセンブリ12はモバイル機器14から外すことができる。
検出アセンブリ12は、有線接続及び/又は無線接続を介してモバイル機器14と通信するように構成することができる。無線接続の例は、Wi‐Fi、BLUETOOTH(登録商標)、ZIGBEE(登録商標)、無線周波、IR、適切な短距離無線通信プロトコル、その他同種のもの、又はこれらの組合せであるが、これらに限定されない。検出アセンブリ12及びモバイル機器14が互いに無線で通信されている少なくとも1つの実施形態において、無線通信プロトコルは、検出アセンブリ12をモバイル機器から取り外すことができ、そして、検出アセンブリ12がモバイル機器に対して離れ得るように構成することができ、その結果、モバイル機器14に取り外し可能に接続される検出アセンブリ12なしで、検査を行うことができる。
図2A及び2Bを参照すると、少なくとも1つの実施形態によれば、検出装置18は超音波検出装置である。かかる実施形態において、超音波検出装置には通常超音波先端部が含まれる。検出アセンブリ12は、超音波先端部が取り外し可能に取り付けられるように構成することができる。したがって、設備の種々の部品を検査するのに、種々のレベルの精度を考慮し、種々の材料、その他同種のもの、又はこれらの組合せの読み取り監視を考慮し、種々の先端部を用いることができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12には、1つ以上の作動装置31(例えば、触覚ボタン、トグルスイッチ、タッチセンサ、近接センサ、静電容量タッチセンサなど)が含まれ得る。1つ以上の作動装置31は、検出アセンブリ12、モバイル機器14又はこれらの組合せの1つ以上の部品を制御するように構成することができる。説明の目的上であり、限定されるものではないが、作動装置31は、検出装置18の較正を制御し、そして、検出装置18を制御し測定を行うように構成することができる。
検出アセンブリ12は、耐水性、防水性、耐候性、撥水性などのうちの少なくとも1つを有するように構成することができる。したがって、検出アセンブリ12は、検出装置18のハードウェアを保護する。さらに、検出アセンブリ12は、モバイル機器14を保護することができる。
モバイル機器14に取り外し可能に接続されている検出アセンブリ12の例は、以下に更に詳細に説明され、この例としては、摩擦嵌合、スナップコネクタ、オス/メス接続、ねじ接続、面ファスナ、他の適切な機械的接続、その他同種のもの、又はこれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。更に別の実施形態において、モバイル機器14は検出アセンブリ12に接続することができず、モバイル機器14と検出アセンブリ12の無線接続によって、検出アセンブリ12から遠隔のモバイル機器14とともにシステム10を機能させることができるので、例えば、ユーザは、ポケット内にモバイル機器を保持して、検出アセンブリ12によって測定を行うことができる。
III.モバイル機器
ここで図1〜16を参照すると、モバイル機器14は、携帯電話、スマートフォン、タブレット(例えば、iPad(登録商標)など)、ラップトップ、その他同種のもの、又はこれらの組合せであり得るが、これらに限定されない。モバイル機器14には、プロセッサ21であって、記憶装置25に記憶された1つ以上の実行可能なソフトウェアルーチン23を実行することによって、検出アセンブリ12及びネットワーク16のうちの少なくとも1つから得られるデータを処理するように構成されたプロセッサが含まれ得る。一実施形態において、記憶装置25には、データベースであって、設備又は消耗部品、例えば設備又は発動機付き乗り物の種類の種々の特性に関する情報、検査される発動機付き乗り物の設備の特定部品に関する情報、地理的データ、会計データ、サプライチェーン管理データ、生産性データ、その他同種のもの、又はこれらの組合せを含むデータベースも含まれ得る。一実施形態において、記憶装置25には、設備の1つ以上の部品又は設備の部品の要素についての消耗データが含まれ、消耗データは、修理又は交換する必要がある特定部品の測定された消耗の量に関する情報であり得る。
モバイル機器14には、第1の送受信機27であって、検出アセンブリ12に信号を送信し検出アセンブリから信号を受信するように構成された第1の送受信機が含まれ、そして、第2の送受信機34であって、ネットワーク16に信号を送信しネットワークから信号を受信するように構成された第2の送受信機が含まれ得る。上述したように、通常、検出アセンブリ12とモバイル機器14との間のかかる通信接続は、短距離通信プロトコルであり、例えば、WiFi、ZIGBEE(登録商標)、BLUETOOTH(登録商標)、その他同種のもの、又はこれらの組合せであるが、これらに限定されない。
一実施形態において、モバイル機器14には、ユーザインタフェース132が更に含まれる。ユーザインタフェース132には、作業者とモバイル機器14との間のインタフェースを提供する、1つ以上のI/Oモジュールが含まれ得る。作業者には、人間の作業者若しくはコンピュータ、機械、又は、モバイル機器14、検出アセンブリ12若しくはネットワーク16とインタフェースで接続するソフトウェアアプリケーションが含まれ得る。例示的なI/Oモジュールとしては、入力部材及び出力部材が挙げられる。例示的な入力部材としては、ボタン、スイッチ、キー、タッチディスプレイ、キーボード、センサ、マウス、及びプロセッサ21に情報を提供する他の適切な装置が挙げられる。例示的な出力装置としては、照明、ディスプレイ(タッチスクリーンなど)、プリンタ、スピーカ、視覚装置、オーディオ機器、触覚装置、作業者に情報を示す他の適切な装置が挙げられる。
モバイル機器14には、電池134、又はモバイル機器14に電力を供給する他の電源が更に含まれている。例示的な電源としては、ニッケル‐カドミウム及びリチウムイオン電池を含むがこれらに限定されない二次電池、並びに非二次電池が挙げられる。他の適切な電源も用いることができる。
以下に更に詳細に論じるように、モバイル機器14には、必要に応じて、カメラ136が含まれていてもよい。他の実施形態(図示せず。)において、モバイル機器14には、1つ以上の測定装置又はセンサを含む付加的な機構が含まれていてもよい。例示的なセンサとしては、温度センサ、湿度センサ、高度計、気圧計とともに、GPS又は他の位置検出センサが挙げられる。
IV.カバー/ケース
上述したように、検出アセンブリ12には、検出アセンブリ12をモバイル機器14に取り外し可能に接続する、カバー又は「高耐久性ケース」50が含まれ得る。高耐久性ケース50は、検出アセンブリ12及びモバイル機器14の少なくとも一部を覆い保護するのに利用することができる。
図2A〜16に示されている例示的な実施形態において、カバー50は、検出アセンブリ12の電子回路基板52、例えば、超音波厚さ測定に用いる、検出装置18の回路基板52を含み、及び/又は当該電子回路基板が含まれ得る(例えば、図13を参照)。例示的な実施形態において、回路基板52は、モバイル機器14と高耐久性ケース50の背面との間に配置される。例示的な一実施形態において、回路基板52の動作によって、少なくとも一部がモバイル機器14に伝わる熱が発生する。一部の実施形態において、高耐久性ケース50は、高耐久性ケース50の背面から発する、発生した熱の少なくとも一部を捕捉する。一部の実施形態において、発生した熱によって、モバイル機器14は、通常の動作温度よりも低い温度で機能することができる。(図17に示されている)一例において、回路基板52は、回路基板から電池134に熱を伝えるように、モバイル機器の電池134と並んで配置され、これによって、モバイル機器14の標準温度範囲外でモバイル機器14を作動させることができる。
例示的な実施形態において、カバー50には、超音波接触媒質の容器を保持する部分82が更に含まれる。通常、ある量の接触媒質は、超音波変換器と試験される消耗部品との間の音響伝達を促進するように、測定される消耗部品の領域に配置されている。
図3〜16に示されている実施形態において、ケース50には、上方に延びた側壁74を有する背面部70が含まれる。背面部70は検出アセンブリ12の部品のハウジングを形成し、特定のモバイル機器14に嵌合するように大きさが調整されている(種々の大きさのタブレットを収容するように、複数の大きさを構成することができる。)。側壁74は、モバイル機器14の周縁部を実質的に囲んでいる。前方フレーム部76は、ケース50内にモバイル機器14を保持するように、側壁74に取り付けられている。
図33〜40は、カバー1050の別の実施形態を示しており、カバー1050は、関節接合(articulation)ラッチ機構1060によって種々の大きさのモバイル機器に取り外し可能に取り付けられるように構成されている。図示されているように、カバー1050には、基板1070であって、検出アセンブリ1012のハウジングを形成し、モバイル機器1014に取り外し可能に取り付けられる基板が含まれている。図33は、カバー1050に取り付けられたモバイル機器1014の描写を示している。基板1070はモバイル機器1014の背面に対して実質的に延び得るが、別の実施形態では、基板は、モバイル機器1014の背面の一部のみに延び得る。基板1070には、モバイル機器1014に面する内側部分1074と、内側部分1074とは反対側にある外側部分1076と、が含まれている。図38に示されているように、内側部分1074は、検出アセンブリ12のハウジングを形成するように、複数の締結具1077によって、下側部分1074に取り付けられ得る。一実施形態において、少なくとも1つの側壁1078は、(内側部分1074から延び得るが)外側部分1076から上方に延びる。例示的な実施形態において、複数の間隔を置いて配置された独立した側壁1078は、モバイル機器1014の1つ以上の角部を概して囲みモバイル機器1014をカバー1050に保持するように、対角線上の対向する基板1070の角部において基板1070から上方に延びる。側壁1078には、モバイル機器1014の一部を覆い、そしてモバイル機器1014を保持するように、側壁1078から内側に延びるリップ部1079が含まれ得る。
カバー1050は、上述したように、例えば、複数の締結具1071により基板1070に固定することができる回路基板1052を収容して検出アセンブリ1012を収容する。図示されているように、カバー1050には、超音波変換器のコネクタを収容する1つ以上のレセプタクル1080が更に含まれ得る(本実施形態には示されていないが、かかるコネクタは一般に従来型のものである。)。図2Aに示されているものと同様に、超音波変換器には、超音波測定を行う超音波先端部に延びる細長いケーブルが含まれ得る。カバーには、モバイル機器14又は別のモバイル機器への有線接続を行う1つ以上のポート1081、例えばUSBポートが更に含まれ得る。
カバー1050には、ラッチ機構1060であって、カバー1050をモバイル機器1014に接続し、カバー1050を可変サイズのモバイル機器1014に取り外し可能に取り付けることができるラッチ機構が含まれ得る。一実施形態において、ラッチ機構1060は、側壁1078の一部の関節接合によって形成される。図33〜40に示されている実施形態において、ラッチ機構1060は、複数の側壁1078のうちの1つの関節接合によって形成される。図37、38及び40に示されているように、側壁1078は、例えば複数の締結具1086によって、1組の細長いアーム部1084に取り付けられている。アーム部1084は、基板上の1組のガイドレール1090内に摺動可能に嵌合することができる。例示的な実施形態において、1組のばね1092は、基板1070の下側部分1074の周縁部1098とほぼ同一平面上にあるラッチ(patch)1060の側壁1078によって、概して後退位置においてラッチ1060にばね荷重がかかるように、基板1070上の柱部1094とアーム部1084上のフック1096との間に延びる。モバイル機器14をケース50に取り付ける場合、ユーザは、ラッチ1060の側壁1078を手動で引き、基板1070の周縁部1098から延びた開位置まで側壁1078を移動させ、次いで、図33に示されているようにモバイル機器14を挿入し、その後、ばね1092の力によって側壁1078を後退させ、モバイル機器14をケース50に保持することができる。関節接合部1060の使用によって、種々の大きさのモバイル機器14とともにケース50を用いることができる。
V.ネットワーク
ネットワーク16には、データベース126であって、設備又は消耗部品、例えば設備又は発動機付き乗り物の種類の種々の特性に関する情報、検査される発動機付き乗り物の設備の特定部品に関する情報、地理的データ、会計データ、サプライチェーン管理データ、生産性データ、その他同種のもの、又はこれらの組合せを含むデータベースが含まれ得る(かかるデータは、モバイル機器14の記憶装置25に記憶されるデータと同一である又は類似するものであってもよく、モバイル機器によってアクセス可能な場合に、随時アクセス可能な消耗部品の特性に関する情報を更新し得る。)。一実施形態において、ネットワーク16には、設備の1つ以上の部品又は設備の部品の要素についての消耗データが含まれ、消耗データは、修理又は交換する必要がある特定部品の測定された消耗量に関する情報であり得る。ネットワーク16には、送受信機28であって、モバイル機器14に信号を送信しモバイル機器から信号を受信するように構成された送受信機が含まれ得る。ネットワーク16には、プロセッサ33であって、モバイル機器14に送信された情報又はモバイル機器から受信された情報を評価するプロセッサが更に含まれ得る。通常、モバイル機器14とネットワーク16との間のかかる通信接続は、無線通信であり、例えば、携帯電話、WiFi、衛星、その他同種のもの、又はこれらの組合せであるが、これらに限定されない。一般に、検出アセンブリ12とモバイル機器14との間の通信接続の無線通信性能は、モバイル機器14とネットワーク16との間の通信接続よりも短距離の無線通信接続である。
ネットワーク16には、ハードウェアに実装されたロジック又はハードウェアを実行するソフトウェアを含む、複数のハードウェア及びソフトウェアが含まれ得る。ネットワーク16には、ロジックを実行する1つ以上のプロセッサ又は他の構造が含まれ得る。例示的なソフトウェアは、メモリに記憶することができる。メモリには、プロセッサ33によって実行される命令が含まれ得る。メモリはコンピュータ可読媒体であり、単一の記憶装置であってもよいし、又は、メモリには、プロセッサとともにローカルに配置されるか、若しくはほかにプロセッサ33によってアクセス可能な複数の記憶装置が含まれていてもよい。コンピュータ可読媒体は、制御装置によってアクセス可能ないずれかの利用可能な媒体であってもよく、コンピュータ可読媒体には、揮発性媒体と不揮発性媒体がともに含まれている。さらに、コンピュータ可読媒体は、リムーバブルメディア及び非リムーバブルメディアのうちの1つ又は両方であってもよい。
例として、コンピュータ可読媒体としては、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD‐ROM、サーバ、デジタルバーサタイルディスク(DVD)若しくは他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は、所望の情報を記憶するのに用いることができ、制御装置によってアクセス可能な他の媒体を挙げることができるが、これらに限定されない。一実施形態において、制御装置は、データ、状況情報又はこれらの組合せを、所定のコマンドを記憶、分析若しくは実行するリモートデバイスに通信する。
別の実施形態において、メモリには、オペレーティングシステムソフトウェアが更に含まれ得る。メモリには、ネットワーク、例えば、ローカルエリアネットワーク、公共通信網、CANネットワーク、及びいずれかの種類の有線又は無線ネットワークと通信する通信ソフトウェアが更に含まれ得る。例示的な公共通信網はインターネットである。例示的な通信ソフトとしては、電子メールソフトウェア、SMS、Bluetooth(登録商標)通信ソフトウェア、無線周波通信ソフトウェア、短距離通信ソフトウェア、及びインターネットブラウザソフトウェアが挙げられる。ネットワークを介して制御装置を他の装置と通信させることが可能な他の適切なソフトウェアを用いてもよい。
VI.システム機能
一実施形態によれば、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つは、検査を行っているユーザに命令を提供するように構成することができる。かかる命令は、一般的な命令又は更なる詳細な命令、例えば段階的な命令であり得る。したがって、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つのユーザ(例えば、専門検査員)を、設備を使用するように訓練することができ、又は、その分野において教育をあまり受けていない人(例えば、評価する設備のユーザ)を訓練することができる。
さらに又はあるいは、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つは、検出アセンブリ12によって得られる読み取り又はデータに基づいて少なくとも1つの表示を提供するように構成することができる。かかる表示は、単一の音声インジケータ、複数の音声インジケータ、単一の視覚インジケータ、複数の視覚インジケータ、映像表示、画像表示、その他同種のもの、又はこれらの組合せであり得る。説明の目的上であり、限定されるものではないが、検出アセンブリ12及びモバイル機器14のうちの少なくとも1つは、検出装置18が誤用される(例えば、不完全な読み取りが行われる)場合に、第1のインジケータを出力するように構成することができ(例えば、トーンのピッチ、トーンの順序、光の色など)、そして、検出アセンブリ12及びモバイル機器14のうちの少なくとも1つは、検出装置18が正しく用いられる(例えば、正確な読み取りが行われる)場合に、第1のインジケータとは異なる第2のインジケータを出力するように構成することができる。かかる例において、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つは、検出装置18からの読み取り又はサンプルを比較し、評価される設備に応じて、1つ以上の閾値(上述した「消耗データ」など)と比較することができ、1つ以上のインジケータは、1つ以上の閾値との比較に基づいて出力することができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つは、検出装置18によって得られるデータを評価し交換費用を決定するように構成することができる。したがって、リアルタイム見積りは、発動機付き乗り物を修理又か保全するために提供することができる。かかる見積りは、検出装置18によって得られるデータ、及び、記憶データ、例えば、モバイル機器14又はネットワーク16に記憶された設備の特定部品又は要素の消耗データ及び価格データであるがこれらに限定されない記憶データに対するデータの処理に基づき得る。リアルタイム見積りを提供するための、検出アセンブリ、モバイル機器14及びネットワーク16を利用する方法に関する追加詳細は、以下に更に詳細に説明する。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つは、特定の発動機付き乗り物についての過去の検査データ(通常、本明細書では履歴データと称する。)を記憶するように構成することができる。したがって、最新の検査時に検出装置18によって得られるデータは、履歴データと更に比較し、ユーザに提供されるリアルタイム情報の精度及び/又は量を向上させることができる。さらに又はあるいは、かかる履歴データは予防保全として用いることができ、ほとんどの内在する設備故障を予想して検査を計画することができる。
例示的な一実施形態において、乗り物に関する履歴情報を利用することによって乗り物を保全する方法には、機械のデータベースを提供する段階であって、それぞれの機械が少なくとも1つの設備モデルに関連し、それぞれの設備モデルが少なくとも1つの部品に関連する段階と、少なくとも1つの部品に少なくとも1つの履歴測定値を提供する段階であって、少なくとも1つの履歴測定値が、少なくとも1つの部品の測定値又は少なくとも1つの部品の推定測定値に基づくものである段階と、第1の機械の第1の部品を測定する段階と、第1の部品の測定値、及び第1の部品に関する少なくとも1つの部品の少なくとも1つの履歴測定値に部分的に基づいて、第1の部品の消耗速度を決定する段階と、が含まれる。
方法には、少なくとも1つの部品に関する公差データを提供することと、第1の設備モデル、及び第1の設備モデルに関するとともに少なくとも1つの部品と同様の第1の部品を提供することと、少なくとも1つの部品に関する公差データに部分的に基づいて、第1の部品に関する公差を決定することと、が更に含まれ得る。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12、モバイル機器14及びネットワーク16のうちの少なくとも1つには、設備に関する地理的データ、例えば、検出装置18によって得られるデータを処理する場合に利用することができる、設備の特定部品又は要素の特定地理的地域が含まれ得る。地理的データは、発動機付き乗り物の部品の消耗計画又は耐久性に影響を及ぼし得る、異なる土壌、地形、天候、温度などの特性を考慮することができる。かかるデータは、ユーザに提供されるリアルタイム情報の精度及び/又は量を向上させることができる。
次に、図18〜19を参照すると、部品公差の非製造元特定集合を決定するシステム102(上述したシステム10に相当する。)及び方法152が示されている。最初に、図18を参照すると、システム102には、1つ以上の消耗速度又は消耗割合(すなわち、消耗データ)についての製造元による複数の部品に関するものを含む、1つ以上の集合消耗表104が含まれている。これらの消耗表104は、アプリケーションプログラミングインタフェース(「API」)106、ウェブベース若しくはクラウドベースデータサービス108、及び/又はソフトウェアアプリケーション112へのサーバ110を介してアクセス可能である。一実施形態において、ソフトウェアアプリケーションは、モバイル機器14によってアクセス可能なメモリ31に記憶される(図1Aを参照)。図18に示されているように、ソフトウェアアプリケーション112は、ユーザに関する集合消耗表104のデータを提供する。
次に、図19を参照すると、システム102を用いて部品を評価する例示的な方法が提供される。ブロック154において、ユーザは、評価される乗り物の部品を選択する。ユーザは、部品の製造元を識別する情報、部品の元の公差を識別する情報、及び/又は部品の予想消耗速度若しくは消耗割合を識別する情報にアクセスすることができる。ブロック156において、ユーザは、ソフトウェアアプリケーション112を介してシステム112に既知の情報を提供する。その後、設備モデル114を用いて、システム112は、部品公差の推定集合、及び/又は集合消耗表104に示されている履歴データから集めた設備モデル114に関連する1つ以上の部品116の推定消耗速度を提供する。例示的な一実施形態において、測定値の推定集合は、公差の標準化集合、及び/又は提供情報を用いた集合消耗表104のデータのフィルタリングに基づく消耗速度である。
例示的な実施形態において、既知の機械プロファイルが付与されたシステム102は潜在的設備モデル114の一覧を提供し、ユーザは、この一覧から適切な設備モデル116を選ぶことができる。さらに、システム102は、選択された設備モデル114、及び/又は機械プロファイルに記憶された特定機械の既知の構成に少なくとも部分的に基づいて、部品116の目録を提供する。一実施形態において、ユーザが部品116の目録の精度を確認した後、システム102は、ユーザに対し、1つ以上の部品116を測定するか、及び/又は1つ以上の部品116の測定値又は評価に対応する値を入力するように促す。一実施形態において、システム102は、特定の機械の履歴データ及び/又は集合消耗データ表104と、入力された測定値又は評価との比較に部分的に基づいて、機械の最新状況又は状態の概要を提供する。一実施形態において、システム102は、特定部品116の公差が未知である場合に、例えば部品116の製造又は部品番号が未知である場合に、所定の設備モデル114に適用可能な1つ以上の既知の部品116の集合消耗表データ104に提供されている平均公差又は少なくとも中央公差値に部分的に基づいて、1つ以上の部品116のおおよその消耗状況を提供する。
次に、図20及び21を参照すると、部品属性を算出し提案を行う、複数の変数を利用するシステム202及び方法252が示されている。最初に図20を参照すると、システム202には、測定装置204が含まれている。例示的な測定装置には、検出アセンブリ12の検出装置18及び/又はモバイル機器14(図1を参照)などの測定装置又はセンサが含まれている。測定装置204は、ソフトウェアアプリケーション206に動作可能に接続されている。一実施形態において、ソフトウェアアプリケーションは、モバイル機器14及び/又は検出アセンブリ12によってアクセス可能なメモリ24、メモリ25及び/又はメモリ31に記憶される(図1を参照)。ソフトウェアアプリケーション206は、設備モデルデータベース208に動作可能に接続されている。一実施形態において、設備モデルデータベース208は、ネットワーク16のデータベース126である。図20に示されているように、設備モデルデータベース208は、部品A〜部品Fと例示されている複数の部品210を、設備モデルデータベース208に記憶された所定の設備モデルと関連付ける。
次に、図21を参照すると、部品属性を算出し顧客の提案を行う例示的な方法が示されている。ブロック254において、ユーザは、測定装置を用いて乗り物の部品属性を測定する。ブロック256において、ユーザは、設備モデル及び追加データを選択し、ソフトウェアアプリケーション206に入力する。ブロック258において、システム212は、測定された属性と、履歴データ並びに属性及びその元の公差に関するデータとを比較する。システム212は、経時的な消耗属性と最新の属性測定値とを更に比較し、最新の消耗速度を算出する。この情報に基づいて、システム212は、追加の提案、例えば、保全及び予防保全計画に関する提案、使用に関する提案、並びに追加の設備又は在庫の必要性に関する提案を行うことができる。一部の実施形態において、システム212は、測定された属性の履歴データに少なくとも部分的に基づいて検査フォームを生成することができる。
例示的な実施形態において、第1の特定の消耗プロファイル(例えば、約80%の消耗)を示す特定の第1の部品210(例えば、アイドラ)、及び第2の特定の消耗プロファイル(例えば、約60%の消耗)を示す特定の第2の部品210(例えば、キャリヤローラー)について、システム202は、ステップ260において提案を行う。本例示的な実施形態において、システム202は、アイドラが交換及び修理するのに更に高価な部品であることを認識し、ローラーには修理をする必要がないことを示す程度に十分な残寿命があるが、アイドラと比較した交換の相対的な容易性によって交換に対する優れた候補となる。この情報を用いて、システム202は、示された消耗プロファイルに部分的に基づいて適切な実行計画を提供する。例えば、ステップ260における1つの提案は、アイドラの全重量及び消耗を低減するために、キャリアローラーを交換するというものである。一部の実施形態において、提案は、設備モデル208及び作業環境に特有のアルゴリズムに部分的に基づき、ステップ260において提供される。
次に、図22を参照すると、連続的に予測を向上させる例示的な方法302が示されている。ブロック304において、機械、例えば大型の乗り物が検査される。ブロック304における機械の検査には、機械の1つ以上の構成部品の目視検査とともに、1つ以上の構成部品の1つ以上の属性の測定が含まれ得る。例示的な構成部品及び測定としては、キャリアローラーの肉厚、複数のリンクにわたる踏面の陥没(track sag over several links)、特定箇所におけるチェーンリンクの厚さ、トラックシューグローサ(track shoe grouser)高さ及び/又は厚さが挙げられる。例示的な測定装置としては、検出アセンブリ12の検出装置18及び/又はモバイル機器14(図1を参照)などの測定装置又はセンサが挙げられる。検査の結果は、ブロック306においてメモリに記憶される。検査の結果は、モバイル機器14を用いて、メモリ24、25及び/又はメモリ31に記憶することができる(図1Aを参照)。
ブロック308において、データベース、例えばデータベース126に、過去の検査結果を戻すように問い合わせる。ブロック308に示すように、これには、1つ以上の過去の検査に対する属性の平均消耗割合の算出が含まれ得る。ブロック310に示されているように、最新の検査結果は、現在の消耗割合を算出するのに用いられ、その後、ブロック308において算出された平均消耗割合と比較される。ブロック312において、ブロック310において算出された現在の消耗割合、ブロック308において算出された履歴消耗割合、及び/又は最新の検査結果に基づいて、寿命の提案及び保全計画が提供される。また、ブロック312には、メーカーが提案又は提供する計画、公差又は属性値に部分的に基づいて、寿命の提案を行うこと及び/又は保全計画を提供することも含まれ得る。例えば、現在及び/又は過去の平均消耗割合がメーカーによって提供されるものを超える場合、システムは、メーカーによって提案されるものよりも頻繁な保全計画を提案することができる。
ブロック314において、後の検査が計画される。検査は、ブロック308及び310において算出された現在及び/又は過去の消耗割合に基づいて、検査部品の予想される故障前の時点で行われるように計画することができる。乗り物は、指定の時点でブロック304において再び検査される。
方法302の例示的な一実施形態において、データベース126には、過去の2つの検査、機械作動時の1週当たり時間、及び過去の2つの検査とその時点の消耗割合との間の時間に基づいて算出された消耗割合が含まれ得る。この情報を用いて、システム202は機械の故障日を予測し、ユーザに対し、故障日前にフォローアップ検査を計画するように促す。
次に、図23及び24を参照すると、地理的指標又は他の指標を利用する例示的なシステム402及び方法452が示されている。図23及び24に示されているように、この情報は、動的にフォームを生成するのに用い(416)、最新の設備の使用に基づいてカスタム推定及び提案を行い(412)、最新の設備の購入についての提案及び提言を行うことができる(416)。
一実施形態において、例示的なシステム402には、機械とこの機械が作動する地理的地域に関するデータが含まれる。図23において部分404によって示されているように、この情報は地理情報によって提供することができ、地理情報は機械自体が提供する遠隔測定データによって提供することができるか、又は、地理情報は、例えば、検出アセンブリ12若しくはGPSのセンサ、又はモバイル機器14の他の位置検出センサを用いて、ソフトウェアアプリケーション408を介してユーザによって提供することができる。地理情報は、データベース406において、機械に関する追加情報とともに記憶される。例示的な追加情報としては、機械の利用、機械によって行われる作業の種類、機械の設備モデル、機械の構成に関する情報、機械が作動する天候に関する情報、機械が作動する地面の状態又は土壌の種類に関する情報、機械の1つ以上の部品の最新状態、機械の1つ以上の部品の検査を含む、機械の過去又は最新の検査結果が挙げられる。ソフトウェアアプリケーション408は、他のデータベース、例えば、地理情報システム(GIS)気象情報並びにメーカーの部品属性及び公差値を含むデータベースにアクセスすることができる。
データベース406には、複数の機械に関するデータが含まれている。データベース406は、地理的地域、設備モデル、利用、作業の種類、構成、又は上述したいずれかの他の情報を含む、1つ以上の選択されたパラメータに基づいて、最も一般的な設備構成を決定するのに照会することができる。
部分410によって示されているように、データベース406に所定モデルの新しい機械が加えられる場合、ソフトウェアアプリケーション408は、既にデータベースにある同様の機械に関する情報に基づいて、デフォルトパラメータを動的に生成することができる。
例示的な一実施形態において、部分412に示されているように、ソフトウェアアプリケーション408は、地理的位置、モデルの種類、利用、作業の種類、及び同様の設備に関するデータベース406のデータを用いる機械構成のうちの1つ以上に基づいて、消耗サイクル予測を提供することができる。
例示的な一実施形態において、部分414に示されているように、ソフトウェアアプリケーション408は、地理的位置、モデルの種類、利用、作業の種類、及び同様の設備に関するデータベース406のデータを用いる機械構成のうちの1つ以上に基づいて、新しい設備購入についての構成の提案を行うことができる。
例示的な一実施形態において、部分416に示されているように、ソフトウェアアプリケーション408は、地理的位置、モデルの種類、利用、作業の種類、及び同様の設備に関するデータベース406のデータを用いる機械構成のうちの1つ以上に基づいて、1組のデフォルト機械パラメータを提供することができる。
次に、図24を参照すると、システム402を用いる例示的な方法452が更に示されている。ブロック454において、システム402は、機械が用いられる地理的地域に関する情報を受信する。上述したように、地理情報は、センサ、例えば、検出アセンブリ12若しくはGPSのセンサ、又はモバイル機器14の他の位置検出センサによって提供することができる。また、地理情報は、機械自体が提供する遠隔測定データによって提供することもできる。
機械に関する追加情報もブロック454において提供される。例示的な情報としては、機械の利用、機械によって行われる作業の種類、機械の設備モデル、機械の構成、機械の1つ以上の部品の最新状態、機械の1つ以上の部品の検査を含む、機械の過去又は最新の検査結果に関する情報が挙げられる。この情報は、モバイル機器14及び/又は検出アセンブリ12(図1Aを参照)を用いることを含む、ソフトウェアアプリケーション408とインタフェースで接続するユーザによって提供することができる。一実施形態において、ソフトウェアアプリケーションは、モバイル機器14及び/又は検出アセンブリ12によってアクセス可能なメモリ24、メモリ25及び/又はメモリ31に記憶される(図1Aを参照)。
ブロック458において、ソフトウェアアプリケーション408は、同様の機械の地理情報又は追加情報を戻すことについてデータベース406に照会する。
例示的な一実施形態において、ブロック460に示されているように、ソフトウェアアプリケーション408は、その後、同様の機械に関する情報を用いてデフォルト検査パラメータを決定し、ブロック462において、デフォルトパラメータに基づいて検査フォームを生成することができる。ユーザは、モバイル機器14のユーザインタフェース32を用いてこれらのデフォルトパラメータを調整又は変更し、ソフトウェアアプリケーション408と相互作用とすることができる。
例示的な実施形態において、新しい機械が検査される場合410、ユーザは、ソフトウェアアプリケーション408によって提供される選択一覧から特定の機械モデルを選択する。その後、ソフトウェアアプリケーション408は、同様の設備406の既知の構成に基づいて、特定機械の初期デフォルト設定を提供する。例えば、現在の位置の半径10マイル以内における同様の機械の90%が第1の構成を有する場合、新しく追加された機械のデフォルトパラメータが第1の構成に合わせられる。
例示的な一実施形態において、ブロック470に示されているように、ソフトウェアアプリケーション408は、その後、同様の機械に関する情報を用い、同様の機械についての情報の履歴データに少なくとも部分的に基づいて予測消耗サイクル速度及び/又は割合を算出することができる。ブロック472において、部品の寿命を最大にするか又は機械停止時間を最小にする提案及び推定を、同様の機械についての情報の履歴データ及び算出された予測値に少なくとも部分的に基づいて、顧客に行うことができる。
例示的な実施形態において、新しい機械を点検に導入する場合410、ソフトウェアアプリケーション408は、機械の設備モデル、構成及び/又は地理的地域に少なくとも部分的に基づいて、初期消耗予測又は予想を提供する。
一実施形態において、ソフトウェアアプリケーション410は、新しい機械と同様の設備モデル、同様の構成を有する機械において収集された及び/又は新しい機械と同様の地理的地域に用いられた消耗データに基づいて、初期消耗予測又は予想を生成する。一実施形態において、ソフトウェアアプリケーション408は、消耗予測又は予想に基づいて重要な保全部品、そして、予想使用シナリオ、例えば新しい機械の構成、地理的地域及び作業の種類に基づいて提案された検査計画を特定する。
例示的な一実施形態において、ブロック480に示されているように、ソフトウェアアプリケーション408は、同様の機械に関する情報を用い、同様の地理的地域及び/又は同様の作業の種類の実行における同様の機械についての情報の履歴データに少なくとも部分的に基づいて、顧客に新しい設備モデル及び/又は構成の提案及び推定を行うことができる。
例示的な実施形態において、新しい機械を点検に導入する場合、システム402は、上述した部品414と同様に、共通の地理的領域内で用いられる設備モデル及び/構成に基づいて、設備モデル及び/構成に関する提案を行う。
別の例示的な実施形態において、図25に示されているように、本開示は、レポートを閲覧するための固有のユーザ認証トークン406を生成する方法402を提供する。一実施形態において、検査レポートのパーマネントリンクは、所定の検査についての整数値としての固有識別子を符号化し、これを符号化することによって、後の検索のために電子メール送信検査レポート及び印刷検査レポートを含めるように生成される。
「http://portal.modustri.com/inspection/a093nf/」などのURIが提供され、所定の検査を依頼しているユーザに対して検査レポートを提供する。これは、URL短縮サービスとしても知られている、いわゆる「TinyURL」サービスと同様に機能する。
ここで図26を参照すると、少なくとも1つの実施形態によれば、設備保全情報システム10は、完了している検査の量、検査(例えば、ログイン)、検査計画、その他同種のもの、又はこれらの組合せを完了している人を監視するように、管理システムとして構成することができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12及びモバイル機器14のうちの少なくとも1つには、カメラ135若しくは136又は他の光学読取装置が含まれ得る。カメラは、検査される部品(例えば、タイヤ)を監視して状態を評価するのに用いることができる。かかる例において、カメラはタイヤの1つ以上の画像を取り込むのに用いることができ、プロセッサは1つ以上の画像を処理してタイヤの消耗状況(例えば、タイヤトレッドの状態)を評価するように構成することができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12及びモバイル機器14のうちの少なくとも1つは、撮像装置を有し得る。検出アセンブリ12及び/又はモバイル機器14は、画像を取り込むとともに、物体を診断又は分類する(例えば、正常に作動している、正常に作動していない、特定の問題を診断する、その他同種のもの、又はこれらの組合せ)ように構成することができる。
説明の目的上であり、限定されるものではないが、エンジン排気装置の画像を取り込むことができる。取り込まれる画像を表すデータ(例えば、白色又は事前に定義した他の背景に対する色パターン)は、データベース上で記憶されたデータと比較することができる。さらに又はあるいは、センサは、要素の混合を判断することができる。
さらに又はあるいは、カメラ及び/又は他の光学読取装置は、設備又はその部品に特有のバーコードを走査するか又は読み取るように構成することができる。かかる例において、設備又はその部品に関する履歴又はデータを呼び戻し、評価において考慮することができ、この特有の識別と関連付けて、収集された追加データを記憶することができる。これによって、検査員が特定の設備又は部品に関する情報がデータベースに既に記憶され、バーコードと関連付けられている場合に、かかる情報を手動で入力しなくてもよいので、検査員の時間を短縮することができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出アセンブリ12及びモバイル機器14のうちの少なくとも1つは、可聴受信装置(例えば、マイクロホン)を有し得る。検出アセンブリ12及び/又はモバイル機器14は、可聴雑音を受信するとともに、可聴雑音を診断又は分類するように構成することができる。
説明の目的上であり、限定されるものではないが、可聴受信装置によって作動エンジンの雑音が受信される場合、受信された可聴雑音を表す信号を処理し潜在的な問題を診断することができる。したがって、雑音は、良好な状態のエンジン、又は良好な状態により作動していないエンジンをして分類することができる。さらに又はあるいは、雑音を分類又は診断し、エンジンの問題(例えば、不点火、非常に過剰/不十分な作動、ノッキングなど)を判断することができる。
少なくとも1つの実施形態によれば、正常に作動する装置のデータベースを記憶することができる。可聴検出装置(又は雑音の機構)によって受信された雑音は、データベースに記憶されたデータと比較することができる。そして、受信された雑音が正常に作動している装置のものであるか否かを判断することができる。
さらに又はあるいは、データベースには、既知の動作問題を有した装置に関するデータが含まれ得る。可聴検出装置(又は雑音の機構)によって受信された雑音は、データベースに記憶されたデータと比較することができる。そして、受信された雑音が、既知の動作問題を有した装置を表す記憶されたデータに類似しているか否かを判断し、問題を診断することができる。
雑音のうちの1つ又は雑音の組合せを用いて、問題、例えば、エンジン、排気、軸受、その他同種のもの、又はこれらの組合せであるがこれらに限定されない問題を分類又は診断できることが当業者によって認識される。
少なくとも1つの実施形態によれば、検出装置12及びモバイル機器14のうちの少なくとも1つには、支払いを受け付ける装置が含まれ得る。説明の目的上であり、限定されるものではないが、部品の消耗状況が、検出装置18が収集したデータ、モバイル機器12からのデータ、ネットワーク16からのデータ、又はこれらの組合せによって、即時の交換又は近い将来での交換を示すと判断された場合、交換部品及び価格を実質的にリアルタイムで特定することができる。交換部品は、その後、支払い装置(例えば、クレジットカードリーダ、クレジットカード情報データ入力、電信送金、PAYPAL(登録商標)、その他同種のもの、又はこれらの組合せ)を用いて、検査時に購入することができる。
検出アセンブリ12、モバイル機器14、又は高い周囲光条件(例えば、晴天の日)から低い周囲光条件(例えば、夜、建物の構造内部など)で容易に持ち運ばれるように構成されたいずれかのモバイル機器には、映像画面が含まれ、そして、これらは、背景を自動的に切り替えて高い周囲光条件時に可視度を向上させるように構成することができる。説明として、限定されるものではないが、装置が高い周囲光条件を検出する場合(例えば、光センサ、カメラなど)、装置は、映像画面を自動的に制御し白色の背景及び黒色(又は他の有色)のテキスト、画像などを出力するように構成することができる。装置が低い周囲光条件を検出する場合、装置は、映像画面を自動的に制御し黒色又は他の有色の背景、白色又は他の有色のテキストを出力するように構成することができる。したがって、装置は、高い周囲光条件において高いコントラストの画像を自動的に出力するように構成することができる。
図26に関して、検査方法が、概して、参照識別子600で示されている。方法600はステップ602において開始し、ステップ604に進み、検査が行われる。検査には、検査される部品を写真撮影すること、検査される乗り物及び/又は検査される部品のバーコードを走査すること、装置、その他同種のもの、又はこれらの組合せに記録される追加詳細を分類及び/又は話すことのうちの少なくとも1つが含まれ得る。その後、方法600はステップ606に進み、検査データが提出される。少なくとも1つの実施形態によれば、検査データは、ステップ604において収集されたデータに少なくとも部分的に基づくデータである。ステップ604及び606は、検査部位で(例えば、検査されている設備の位置で)で人によって行うことができる。
ステップ608において、方法600には、検査データを処理するステップが含まれ得る。説明の目的上であり、限定されるものではないが、ステップ604において収集されたデータを用いて、例えば消耗表、地理的データなどであるがこれらに限定されないものを用いて、追加情報を決定することができる。その後、方法600は任意ステップ610に進むことができ、交換部品の見積りが提供される。ステップ604において取り込まれた検査データにより交換部品が必要であると判断される場合に、ステップ610を実行することができ、検査員及び/又は装置の所有者は、見積り、その他同種のもの、又はこれらの組合せを依頼する。
方法600は、ステップ608から任意ステップ612に直接、又はステップ610から任意ステップ612に進むことができ、交換部品が出荷される。交換部品が必要であるか又は提案されると判断される場合に交換部品が出荷され、購入者はこれらを購入すること(例えば、前払い、購入注文の提出など)に同意する。ステップ608、610及び612は、検査管理システム、販売代理店、設備メーカー、流通業者などによって実行することができる。その後、方法600は、ステップ614において終了し得る。
図27に関して、検査方法が、概して、参照識別子700で示されている。方法700はステップ702において開始し、ステップ704に進むことができ、検査依頼が提出される。かかる依頼は、書面(例えば、通信文、ファクシミリ、電子メール、インターネットウェブページ依頼など)であるか、又は口頭(例えば、対面、電話など)であり得る。ステップ706において、検査設備が依頼者(例えば、検出アセンブリ及び/又はモバイル機器)に出荷される。
その後、方法700はステップ708に進むことができ、検査が行われる。ステップ710において、検査データが提出され、検査データがステップ712において処理される。ステップ714において、交換部品の見積りが提出され、交換部品をステップ716において購入することができる。ステップ718において交換部品が出荷される。その後、方法700はステップ720において終了し得る。説明として、限定されるものではないが、ステップ708からステップ718には、方法200の1つ以上のステップが含まれ得る。
さらに又はあるいは、システム10、102、202及び/又は方法152、252、600若しくは700は、自動電子メールとして、見積りチーム(例えば、検査員)にすべての関連情報とともに事前に承認されたリアルタイムデジタル情報を送信して、問題を特定し、問題を分析し、解決策を作成し、それぞれの顧客に戻す解決策の見積りと故障の元の状態と特定機械のシリアル番号とを結びつけることができる。したがって、システム10、102、202及び/又は方法152、252、600、700には、技術者の知識、営業担当者、及び可能性のある場面での(at the site of the opportunity)テクニカルコミュニケーターが配置されている。
図28〜30は、現場におけるユーザによるログイン及び相互作用のためのモバイル機器14上の可能なユーザインタフェース画面の例を示している。図28は、潜在的なログイン画面を示している。図29は、見積りフォームのサンプルを示している。図30は、見積りフォームの更なるサンプルを示している。
図31及び32は、ログインから最終出力までの、システム10との可能なユーザ相互作用のフローチャートを示している。
本明細書に説明されているシステム10は方法であり、このシステムには、記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体、ソフトウェア命令であって、プロセッサによって命令されると、プロセッサが、本明細書に説明されている方法の段階を実行することによって制御される乗り物の設備を制御するソフトウェア命令が含まれ得ることが当業者によって認識される。
本明細書に説明されている本発明の実施形態は、特定の非プロセッサ回路とともに、本明細書に説明されている設備保全システムのための方法、システム及び/又は装置の機能のうちの一部、大部分又はすべてを実行するように1つ以上のプロセッサを制御する、1つ以上の従来のプロセッサ及び特有の内蔵プログラム命令から構成されてもよいことが認識される。非プロセッサ回路には、信号ドライバ、クロック回路、電源回路及び/又はユーザ入力装置が含まれ得るが、これらに限定されない。このため、これらの機能は、分類システムを使用又は構築するのに用いられる方法の段階と解釈することができる。あるいは、機能のうちの一部又はすべては、内蔵プログラム命令がない状態機械によって、又は1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)に実装することができ、それぞれの機能又は特定機能の一部の組合せは、カスタムロジックとして実装される。当然のことながら、2つのアプローチの組合せを用いることができる。したがって、これらの機能のための方法及び手段が本明細書に説明されている。さらに、当業者であれば、例えば、利用可能な時間、最新の技術及び経済的考慮事項によって動機付けされる考えられる相当な試み及び多くの設計上の選択にもかかわらず、本明細書に開示されている概念及び原理によって導かれる場合、最小の試験によってかかるソフトウェア命令及びプログラム並びにICを容易に生成できることが予想される。
さらにまた、上述の構成要素は、本明細書に明示的に説明されていない付加的な方法又は別の方法により接続できることが認識される。
本発明の変更は、当業者及び本発明を行うか又は用いる人が想到する。したがって、図面に示され上述されている実施形態は、単に例示的な目的にすぎず、均等論を含む特許法の原理に従って解釈される次に示す特許請求の範囲によって定義されている、本発明の範囲を限定しないものとされることが理解される。
さらに、開示されている実施形態には、協調して説明され利点の集合を協調的に提供し得る複数の特徴が含まれる。本発明は、公開されている特許請求の範囲に明示的に規定されている範囲を除いて、これらの特徴をすべて含むか又は明示されている利点をすべて提供する実施形態のみに限定されない。種々の実施形態の特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせて用いることができる。方向を示す用語、例えば、「垂直の(vertical)」、「水平の(horizontal)」、「上(top)」、「底(bottom)」、「前方(front)」、「後方(rear)」、「上側の(upper)」、「下側の(lower)」、「内部の(inner)」、「内側に(inwardly)」、「外部の(outer)」、「外側に(outwardly)」、「前に(forward)」及び「後方に(rearward)」は、例に示されている実施形態の配向に基づいて、本発明を説明するのを支援するのに用いられる。方向を示す用語は、本発明を特定の配向に限定されるものと解釈されるべきではない。例えば物の「a」、「an」、「the」又は「said」を用いる特許請求の範囲に記載されている単数の要素は、単数に限定されるものと解釈されるべきでない。

Claims (34)

  1. 設備保全情報システムであって、
    設備の少なくとも1つの部品の状態を検出するように構成された検出アセンブリと、
    第1の無線通信接続によって前記検出アセンブリに通信可能に接続されたモバイル機器であって、前記検出アセンブリから受信された出力に基づいて実質的にリアルタイムのデータを提供するように構成された前記モバイル機器と、
    設備の少なくとも1つの部品に関する情報を含むデータベースであって、前記実質的にリアルタイムのデータがデータベースから受信されたデータに基づくものである前記データベースと、
    を備える前記設備保全情報システム。
  2. 前記検出アセンブリには超音波装置が含まれる、請求項1に記載の設備保全情報システム。
  3. 前記検出アセンブリが、前記モバイル機器に取り外し可能に取り付けられる、請求項1に記載の設備保全情報システム。
  4. 前記検出アセンブリがケース内に収容され、該ケースが、前記モバイル機器に取り外し可能に取り付けられる、請求項3に記載の設備保全情報システム。
  5. 前記ケースには、前記モバイル機器の表面にわたって延びる基板と、前記モバイル機器を保持するように前記基板から延びる側壁と、が含まれ、該側壁には、前記モバイル機器を保持するように前記基板に対して関節接合するばね負荷部が含まれる、請求項4に記載の設備保全情報システム。
  6. 第2の無線通信接続によって前記モバイル機器に通信可能に接続されたデータベースを含み、該データベースがネットワーク上に含まれる、請求項1に記載の設備保全情報システム。
  7. 前記データベースには設備に関する消耗データが含まれ、前記実質的にリアルタイムのデータが、前記設備の消耗の量に関する前記検出アセンブリから受信された出力と、前記消耗データに関する前記ネットワークから受信されたデータとの両方に基づくものである、請求項6に記載の設備保全情報システム。
  8. 前記データベースには設備モデルの価格情報が更に含まれ、前記実質的にリアルタイムのデータには前記価格情報が更に含まれる、請求項1に記載の設備保全情報システム。
  9. 前記モバイル機器には内部メモリが含まれ、データベースが前記内部メモリ上に含まれる、請求項1に記載の設備保全情報システム。
  10. 検出アセンブリであって、
    設備の少なくとも1つの部品の消耗状態を検出するように構成された検出装置と、
    前記検出装置に通信可能に接続されたプロセッサであって、前記検出装置から受信されたデータを処理するように構成された前記プロセッサと、
    前記プロセッサに通信可能に接続された送受信機であって、モバイル機器と無線でデータを送受信するように構成され、これによって、前記モバイル機器が、前記設備の前記少なくとも1つの部品の前記消耗状態、及び設備の対応する部品の実質的にリアルタイムの監視から受信されたデータに基づいて出力するように構成された前記送受信機と、
    を備える前記検出アセンブリ。
  11. モバイル機器であって、
    第1の無線通信接続によって、検出アセンブリと無線でデータを送受信するように構成された第1の送受信機と、
    第2の無線通信接続によって、ネットワークと無線でデータを送受信するように構成された第2の送受信機と、
    前記検出アセンブリ及び前記ネットワークのうちの少なくとも1つから受信された情報を処理するように構成されたプロセッサと、
    処理されたデータに基づいて少なくとも1つの画像を出力するように構成された表示装置と、
    前記処理されたデータに基づいて少なくとも1つの可聴音を発するように構成された可聴発話装置と、
    を備え、
    前記モバイル機器が、設備部品の消耗データ、及び設備の対応する部品の実質的にリアルタイムの監視から受信されたデータに基づいて出力するように構成される前記モバイル機器。
  12. 前記表示装置によって出力された前記画像が、前記検出アセンブリの動作のリアルタイム状況に関連し、前記可聴発話装置によって発せられた前記可聴音が、前記検出アセンブリのリアルタイム状況に関連し、前記画像及び前記可聴音が、前記検出アセンブリによる不適切な測定について作業者に警告することができる、請求項11に記載のモバイル機器。
  13. 設備の保全方法であって、
    設備の少なくとも1つの部品の状態を検出する段階と、
    第1の無線通信接続によって、検出された状態に基づくデータを無線で通信する段階と、
    前記検出された状態に基づくデータに対応する実質的にリアルタイムの出力を提供する段階と、
    第2の無線通信接続によって、データベースからの消耗データを無線で通信する段階と、
    前記検出された状態に基づくデータに対応する実質的にリアルタイムの出力及び前記データベースからの前記消耗データを提供する段階と、
    を含む前記方法。
  14. 検出アセンブリ、モバイル機器及び前記データベースのうちの少なくとも1つが、検査命令を発するように構成される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記検査命令を発することが、音声出力及び視覚出力のうちの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 検出アセンブリ、モバイル機器及び前記データベースのうちの少なくとも1つが、前記検出アセンブリによって検出された状態に基づいて、少なくとも1つの命令を発するように構成される、請求項13に記載の方法。
  17. モバイル機器が、検出された部品、前記検出された状態及び前記消耗データのうちの少なくとも1つに基づいて、検出アセンブリによって行われた不適切な測定に関する警告を発するように構成される、請求項13に記載の方法。
  18. 検出システムであって、
    消耗部品の状態を検出するように構成された検出器と、
    前記検出器に通信可能に接続されたモバイル機器と、
    を備え、
    前記検出器が、前記モバイル機器に取り外し可能に取り付けられるように構成され、前記モバイル機器が、前記検出器から受信されたデータに基づいて出力するように構成される前記検出システム。
  19. 前記検出器が超音波検出器である、請求項18に記載の検出システム。
  20. 大型建設機械乗り物の部品の消耗状態を検出するように構成される、請求項19に記載の検出システム。
  21. 検出アセンブリと前記モバイル機器との間の解除可能な接続には、前記モバイル機器の一部に対して偏った力が加えられるように、ばね荷重がかけられる前記検出器の一部が含まれる、請求項18に記載の検出システム。
  22. 大型設備乗り物の部品を検査する方法であって、
    写真を撮影すること、バーコードを走査すること、詳細を分類すること及び詳細を話すことのうちの少なくとも1つによって、大型設備乗り物から検査データを収集する段階と、
    検査データを提出する段階と、
    前記検査データを処理し、前記大型設備乗り物の分類、製造及びモデルのうちの1つを決定する段階と、
    前記分類、製造及びモデルのうちの1つの決定に基づいて、前記大型設備乗り物の少なくとも1つの交換部品についての見積りを提供する段階と、
    前記少なくとも1つの交換部品を顧客に出荷する段階と、
    を含む前記方法。
  23. 大型設備乗り物の部品を検査する方法であって、
    検査依頼を提出する段階と、
    少なくとも1つの検査工具を出荷する段階と、
    検査を行う段階と、
    検査データを提出する段階と、
    検査データを処理する段階と、
    少なくとも1つの交換部品についての見積りを提出する段階と、
    少なくとも1つの交換部品を購入する段階と、
    少なくとも1つの購入された交換部品を出荷する段階と、
    を含む前記方法。
  24. 大型設備乗り物の部品を検査するように構成されたシステムであって、
    検出アセンブリと、
    前記検出アセンブリと通信するモバイル機器と、
    前記モバイル機器と通信するデータベースと、を備え、
    前記検出アセンブリ及び前記モバイル機器のうちの少なくとも1つが、可聴受信装置を備え、受信された音を分類するとともに、該受信された音の特性に基づいて前記受信された音が発せられる部品の状態を診断するように構成される前記システム。
  25. 乗り物を保全する方法であって、
    機械のデータベースを提供することであって、それぞれの機械が少なくとも1つの設備モデルに関連し、それぞれの設備モデルが少なくとも1つの部品に関連する前記データベースを提供することと、
    前記少なくとも1つの部品に少なくとも1つの履歴測定値を提供することであって、前記少なくとも1つの履歴測定値が、前記少なくとも1つの部品の測定値又は前記少なくとも1つの部品の推定測定値に基づくものである前記履歴測定値を提供することと、
    第1の機械の第1の部品を測定することと、
    前記第1の部品の測定値、及び前記第1の部品に関する少なくとも1つの部品の少なくとも1つの履歴測定値に部分的に基づいて、前記第1の部品の消耗速度を決定することと、
    を含む前記方法。
  26. 前記第1の機械の第1の設備モデルを提供することと、
    提供された第1の設備モデルに関する部品に基づいて、乗り物の保全検査を行うためのデフォルト検査フォームを生成することであって、該デフォルト検査フォームには、前記第1の設備モデルの検査命令一覧が含まれる前記デフォルト検査フォームを生成することと、
    を更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. 少なくとも1つの部品に関する公差データを提供することと、
    第1の設備モデル、及び、前記少なくとも1つの部品に類似する、前記第1の設備モデルに関する第1の部品を提供することと、
    前記少なくとも1つの部品に関する前記公差データに部分的に基づいて、前記第1の部品に関する公差を決定することと、
    を更に含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記少なくとも1つの部品に関する履歴消耗データを提供することと、
    前記第1の設備モデル、及び、前記少なくとも1つの部品に類似する、前記第1の設備モデルに関する第1の部品を提供することと、
    前記少なくとも1つの部品に関する前記消耗データに部分的に基づいて、前記第1の部品に関する推定消耗速度を決定することと、
    を更に含む、請求項27に記載の方法。
  29. 第1の機械の第1の部品の1つ以上の測定値を含む、前記第1の機械に関する履歴データを提供することと、
    前記履歴データに部分的に基づいて、前記第1の機械の前記第1の部品の推定消耗速度を決定することと、
    を更に含む、請求項28に記載の方法。
  30. 少なくとも1つの部品を有する第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成を提供することを更に含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記第2の機械の前記地理的位置、前記設備モデル、前記使用プロファイル及び前記構成のうちの少なくとも1つに部分的に基づいて、前記第2の機械の前記少なくとも1つの部品のデフォルト検査パラメータを生成することを更に含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成を提供することと、
    前記第1の機械の少なくとも1つの部品の測定消耗速度に部分的に基づいて、前記第2の機械の前記少なくとも1つの部品の推定消耗速度を決定することであって、前記第1の機械が、前記第2の機械と共通して、共通の地理的位置、共通の設備モデル、共通の使用プロファイル及び共通の構成のうちの少なくとも1つを有する前記推定消耗速度を決定することと、
    を更に含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第2の機械の地理的位置、設備モデル、使用プロファイル及び構成を提供することと、
    前記第1の機械の少なくとも1つの部品の測定消耗速度に部分的に基づいて、前記第2の機械の保全及び構成のうちの少なくとも1つについての提案を行うことであって、前記第1の機械が、前記第2の機械と共通して、共通の地理的位置、共通の設備モデル、共通の使用プロファイル及び共通の構成のうちの少なくとも1つを有する前記提案を行うことと、
    を更に含む、請求項32に記載の方法。
  34. 携帯電子機器であって、
    電源を含むタブレットコンピュータと、
    外面及び内部を有するケースであって、前記タブレットコンピュータが前記ケースの前記内部に少なくとも部分的に配置される前記ケースと、
    前記ケースと前記電源との間に配置された電子回路基板であって、前記電源から電力を得ると熱を発し、該熱の少なくとも一部が前記電源に伝わる前記電子回路基板と、
    を備える携帯電子機器。
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