JP2005044058A - 購入対象車の走行情報提供支援装置、及び購入対象車の走行情報提供支援プログラム - Google Patents

購入対象車の走行情報提供支援装置、及び購入対象車の走行情報提供支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客が新車を購入する場合において、顧客に対して、顧客が購入を検討している購入対象車と同じ種類の車両で、既に販売済の販売済車両から、実際に走行した時の実車両データを簡単に提供できることで、顧客による購入対象車の走行中の性能についての認識を向上する。
【解決手段】販売店端末を使用する端末使用者により、顧客が購入を検討している購入対象車の試乗車の車名と、顧客が購入対象車での走行を希望する走行路、及びこの走行路を走行する際において顧客が希望する走行状況などの走行条件とが入力されると、サーバ10は、販売済車両8の車載機9により最近検出された販売済車両8の実車両データから、指定された走行条件に合致する実車両データを抽出する。この抽出された実車両データの内、例えば走行性能データを顧客に提供する。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客が購入可能な購入対象車における走行情報を、端末を使用する端末使用者に提供可能に構成される購入対象車の走行情報提供支援装置、及び購入対象車の走行情報提供支援プログラムに関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車製造会社や自動車販売会社は、これらの会社が販売する自動車、つまり新車の情報を、ネットワークを介して顧客に提供しており、自動車を購入しようとする顧客が、ネットワークを介して、こうした新車情報の内、購入を希望する購入対象車の情報を入手することは、一般に行われている。(下記特許文献1参照)また、販売会社の販売員が顧客の依頼を受けて、購入対象車の情報を、自動車製造会社からネットワークを介して入手することも、一般的である。
このような場合、顧客が入手できる購入対象車に関する情報としては、購入対象車の諸元情報であったり、あるいは、例えば、購入対象車を、「所定速度で定常走行させた場合」などといった予め規定された条件で走行させた場合におけるエンジンや車両の性能等を数値化した情報等であった。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−297954号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動車の性能等について具体的に把握し認識したり評価する場合、こうした車両の諸元や特定条件下での性能を数値化あるいはグラフ化した情報走行性能等だけでは、自動車の多様な性能を十分認識したり評価することはできない。
例えば、走行中における乗員の心地よさを表したり性能的な満足度を表したりする性能などは、ある特定条件の下で測定された結果を数値化することで評価することが一般的である。しかしながら、こうした走行中における性能は、車両が走行する多様な走行路の状態や車両の走行状態に応じて大きく変化するため、走行中の性能に関する上述の規定された条件における数値化された情報だけでは、実際に顧客が一般走行路を走行中の購入対象車に乗車した場合に認識できる購入対象車の性能について、顧客は十分に理解することは不可能である。
【0005】
このような要求に対し、自動車販売会社などは、当該会社が販売している新車の試乗車を用意しており、顧客は自動車販売会社の販売店に出向き、試乗車で販売店が予め用意した試乗コースを試乗することにより、試乗車(つまり、購入対象車)の走行中における性能を或る程度、認識することが可能である。
【0006】
しかしながら、こうした場合、試乗コースとしては、標準的な走行が行えるようなコースが設定されている場合が殆どであり、顧客がこのような試乗コースで購入対象車である試乗車に乗車しても、走行路の状態や車両の走行状態に応じて大きく変化する購入対象車の性能を、顧客は十分に認識し難いといった問題がある。
【0007】
本発明は、以上のような課題に勘案してなされたもので、その目的は、既に販売され、多様な走行路を走行した購入対象車の実走行データを、顧客に対し簡単に提供するとともに、これにより顧客による購入対象車の走行中における性能の認識向上を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明においては、顧客が購入可能な購入対象車の走行情報を、端末を使用する端末使用者に提供可能に構成される購入対象車の走行情報提供支援装置であって、上記購入対象車の種類毎に、該購入対象車において既に販売された各販売済車両を特定することが可能な特定情報を記憶する特定情報記憶手段と、端末により指定された上記購入対象車の種類を受付ける車種受付手段と、該車種受付手段により受付けられた該購入対象車の種類と、上記特定情報記憶手段により記憶された特定情報とに基づいて、上記販売済車両において実際に検出された実走行データを読み出す実走行データ読出手段と、該実走行データ読出手段により読み出された実走行データを、端末使用者に提供可能となるよう端末に出力する実走行データ出力手段とを備えたことを特徴としている。
尚、本発明において、端末使用者とは、購入対象車の走行情報提供支援装置に情報や設定を入力したり、当該走行情報提供支援装置からの出力を受ける者であり、例えば、顧客や自動車販売会社の販売員に相当する。
請求項1に係る本発明の構成により、顧客が購入対象車の購入を決定するのに際し、顧客は、販売済の当該購入対象車と同じ種類の販売済車両からの実走行データを簡単に入手できるとともに、こうした実走行データに基づいて、購入対象車の走行中における性能を十分認識することが可能となる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1において、端末により指定された、上記販売済車両が存在している地域を受付ける地域指定受付手段を備え、上記実走行データ読出手段は、更に、該地域指定受付手段により受付けられた地域に基づいて、該地域内に存在する上記販売済車両の実走行データを読み出すことを特徴としている。
このような構成により、所定の地域内に存在する販売済車両のみから、実走行データが読取られるため、端末使用者が要求しない地域に存在していない販売済車両の実走行データを読取ることがなく、不必要な読取り動作を規制することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1において、端末により指定された走行路を受付ける走行路受付手段を備え、上記実走行データ読出手段は、上記販売済車両が、該走行路受付手段により受付けられた走行路を上記販売済車両が走行した場合における、該販売済車両の実走行データを読み出すことを特徴としている。
このような構成により、端末使用者が要求する走行路において販売済車両が走行した場合における実走行データを入手できるので、顧客の要求に応じた走行中の性能を提供でき、顧客は購入対象車の走行中の性能をより十分に認識することが可能となる。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3において、上記特定情報記憶手段は、上記販売済車両の所有者が所有する端末を特定する端末特定情報も記憶するとともに、
上記実走行データ読出手段において、該走行路受付手段により受付けられた走行路を該販売済車両が走行した時における該販売済車両の該実走行データが無い場合には、上記特定情報記憶手段に端末特定情報が記憶されるとともに該販売済車両の所有者が所有する該端末に対し、該販売済車両にて該走行路を走行した時の該実走行データの送付依頼を依頼情報として出力する依頼情報出力手段を備えることを特徴としている。
このような構成により、依頼情報を受けた販売済車両から高い確率で実走行データを収集することができ、これを端末使用者に提供するので、顧客に対してより確実に実走行データを提供できる。
請求項5記載の発明は、請求項1において、上記特定情報記憶手段は、上記販売済車両の所有者が所有する端末を特定する端末特定情報も記憶するとともに、
上記実走行データ読出手段において、上記特定情報記憶手段に端末特定情報が記憶されるとともに該販売済車両の所有者により所有される該端末に対し、該販売済車両にて該走行路を走行した時の該実走行データの送付依頼を依頼情報として出力する依頼情報出力手段を備えることを特徴としている。
このような構成により、依頼情報を受けた販売済車両から高い確率で実走行データを収集することができ、これを端末使用者に提供するので、顧客に対してより確実に実走行データを提供できる。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項4あるいは請求項5において、上記依頼情報には、上記販売済車両により、上記走行路を所定の走行状況で走行した時の該実走行データを送付するよう依頼する依頼情報も含むことを特徴としている。
このような構成により、販売済車両が、端末使用者の要求する走行状況で走行路を走行した場合における実走行データを入手できるので、顧客の要求に応じた走行中の性能を提供でき、顧客は購入対象車の走行中の性能をより十分に認識することが可能となる。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項6において、上記依頼情報出力手段から出力された依頼情報に応じて、上記販売済車両にて上記走行路を走行した時における該販売済車両の実走行データを受付けた後、該実走行データが送付された販売済車両の所有者が所有する該端末に、該実走行データの受付に対する対価に関する情報を出力する対価情報出力手段とを備えることを特徴としている。
このような構成により、依頼情報を受けた販売済車両から高い確率で実走行データを収集することができ、これを端末使用者に提供するので、顧客に対してより確実に実走行データを提供できる。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項6において、上記依頼情報出力手段から出力された依頼情報に応じて、上記販売済車両にて上記走行路を走行した時における該販売済車両の実走行データを受付けた後、該実走行データが送付された販売済車両の所有者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段に、該実走行データの受付に対する対価に関する情報を出力する対価情報出力手段とを備えることを特徴としている。
このような構成により、依頼情報を受けた販売済車両から高い確率で実走行データを収集することができ、これを端末使用者に提供するので、顧客に対してより確実に実走行データを提供できる。
【0015】
請求項9記載の発明は、請求項4、あるいは請求項5において、上記依頼情報出力手段から出力された依頼情報に応じて、上記販売済車両にて上記走行路を走行した時における該販売済車両の実走行データを受付けた後、該実走行データが送付された販売済車両の所有者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段に、該実走行データの受付に対する対価に関する情報を出力する対価情報出力手段とを備えることを特徴としている。
このような構成により、販売済車両の所有者の内、走行情報提供支援装置からの走行に関する依頼情報の受付を不要とする所有者の端末には、依頼情報を出力しないため、不要な出力を防止しつつ、依頼情報の受付を不要とする所有者への不必要な対応を防止できる。
【0016】
請求項10記載の発明は、請求項4あるいは請求項5において、上記依頼情報には、所定期限までに、該実走行データを送付するよう依頼する期限情報も含むことを特徴としている。
このような構成により、顧客が要求している実走行データを、設定する期限内に多く収集することができ、顧客は効率的に購入対象車の走行中の性能の検討を行うことができる。
【0017】
請求項11記載の発明は、顧客が購入可能な購入対象車の走行情報を、端末を使用する端末使用者に提供可能に構成される購入対象車の走行情報提供支援装置を制御するための購入対象車の走行情報提供支援プログラムであって、上記購入対象車の走行情報提供支援装置に対し、端末により指定された上記購入対象車の種類を受付ける車種受付処理と、該車種受付処理により受付けられた該購入対象車の種類と、上記購入対象車の種類毎に、該購入対象車において既に販売された各販売済車両を特定することが可能な特定情報を記憶する特定情報記憶手段により記憶された特定情報とに基づいて、上記販売済車両において実際に検出された実走行データを読み出す実走行データ読出処理と、該実走行データ読出処理により読み出された実走行データを、端末使用者に提供可能となるよう端末に出力する実走行データ出力処理とを実行させることを特徴としている。
尚、本発明においても、請求項1記載の発明と同様に、端末使用者とは、購入対象車の走行情報提供支援装置に情報や設定を入力したり、当該走行情報提供支援装置からの出力を受ける者であり、例えば、顧客や自動車販売会社の販売員に相当する。
請求項11に記載する発明の構成により、顧客が購入対象車の購入を決定するのに際し、顧客は、販売済の当該購入対象車と同じ種類の販売済車両からの実走行データを容易に入手できるとともに、こうした実走行データに基づいて、購入対象車の走行中における性能を十分認識することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、本実施形態における自動車の販売支援ネットワーク・システムの概略構成を示す図であり、本システムは、顧客が頻繁に使用している顧客使用車1に搭載された顧客車用車載機2と、自動車販売会社の販売店に設置された販売店端末3と、走行情報提供支援装置の機能を含む販売支援装置4と、顧客使用車1を所有する顧客の顧客端末5とを備え、これらは、それぞれインターネット6(ネットワーク)等の通信回線を介して接続されている。尚、顧客車用車載機2は、通信回線に接続されたアンテナ7と無線通信により信号の授受を行うようになっている。
また、更に、販売済車両8として、販売店端末3が設置された販売店や自動車会社等で既に販売されている新車の内、顧客が購入対象としている購入対象車と同じ車種であって、且つ同じエンジンタイプ及び同じ変速機タイプ(手動変速機や、自動変速機や、無段変速機等)の車両も含まれており、各販売済車両8には、顧客車用車載機2と略同等な構成の車載機9が搭載され、この車載機9は、無線通信を介してインターネット6と接続されている。
【0021】
尚、販売済車両8は、販売店等で既に販売済の新車であって顧客が購入対象としている新車と、車種のみが同じで、エンジンタイプや変速機タイプは必ずしも同じでなくても良い。
また、顧客端末5は、本実施形態では、顧客の自宅等に設置されたパーソナルコンピュータとしているが、顧客が携帯する携帯電話や携帯情報端末(PDA)等であってもよく、または、顧客車用車載機2と兼用であっても良い。
また、販売支援装置4は、自動車製造会社や自動車販売会社、あるいは販売店が管理可能な情報センターに設置されるものであるが、販売店端末3と兼用であっても良い。
【0022】
販売支援装置4は、サーバ10と、販売店が販売している複数種類の新車(図示せず)について、それぞれの新車における諸元等のデータを含む新車データ情報を記憶する新車データベース11と、この販売店、あるいはこの販売店を管理する自動車販売会社で販売された新車、つまり販売済車両8について、これらの販売済車両8やこれらの販売済車両8の車載機9を特定するための情報、及び各販売済車両8を所有している所有者を特定するための情報から成る特定情報を記憶する販売済車両データベース12と、メッセージテンプレートデータベース13と、少なくとも販売店の周辺かあるいは自動車販売会社が管理する地区の地図情報を記憶する地図情報データベース14とから構成されている。また、サーバ10とこれらのデータベースとは、互いに情報の伝送可能に接続されている。
【0023】
図2は、顧客使用車1の顧客車用車載機2について、具体的に示す図であり、顧客車用車載機2は、主要な制御を行う顧客車用車載CPU15を備えている。また、顧客使用車1は、顧客使用車1の車速を検出する車速センサ16、顧客使用車1の乗員が受ける加減速を検出可能なGセンサ17、顧客使用車1の走行により発生し、乗員が感じる振動を検出できるように、乗員の着座位置近傍に配置された振動センサ18、乗員が認識可能な顧客使用車1の雑音(ノイズ)を検出できるように一般のマイクロフォンと同様に構成され、例えば運転席付近に配置された雑音検出センサ19、顧客使用車1の車室内に設置されたアクセルペダル(図示せず)の開度を検出するアクセル開度センサ20、顧客使用車1に搭載されたエンジン(図示せず)の燃料噴射制御等を行うECU(Electronic Control Unit)21、及び顧客使用車1の車室内に設置されたブレーキペダル(図示せず)の踏込み状態(例えば、踏力)を検出するプレーキセンサ22、更に、顧客使用車1の地図上での存在位置(現在位置)を検出可能な車両ナビゲーション装置23を備えており、顧客車用車載CPU15は、これら各センサ、又は装置からの出力信号を入力可能に接続されている。
【0024】
また、顧客車用車載CPU15は、インターネット6との無線による通信を可能にするための車載通信機24に接続されるとともに、顧客車用車載CPU15自体を制御するプログラム等を記憶した顧客車用車載メモリ25にも接続されている。
また、顧客車用車載CPU15は、図示しないが、日時を判断する時計の機能も備えている。
尚、Gセンサ17と振動センサ18とを1つのGセンサに統合して、このGセンサにより加減速と振動とを同時に検出してもよい。
【0025】
図3は、販売済車両8の車載機9について、具体的に示す図であり、車載機9は、図2の顧客車用車載機2と略同様な機能を有する車載CPU26を備えている。また、販売済車両8は、顧客使用車1と同様に、販売済車両8の車速を検出する車速センサ27、販売済車両8の乗員が受ける加減速を検出可能なGセンサ28、販売済車両8の走行により発生し、乗員が感じる振動を検出できるように、乗員の着座位置近傍に配置された振動センサ29、乗員が認識可能な販売済車両8の雑音(ノイズ)を検出できるように一般のマイクロフォンと同様に構成され、例えば運転席付近に配置された雑音検出センサ30、販売済車両8の車室内に設置されたアクセルペダル(図示せず)の開度を検出するアクセル開度センサ31、販売済車両8に搭載されたエンジン(図示せず)の燃料噴射制御等を行うECU(Electronic Control Unit)32、及び販売済車両8の車室内に設置されたブレーキペダル(図示せず)の踏込み状態(例えば、踏力)を検出するプレーキセンサ33、更に、販売済車両8の地図上での存在位置(現在位置)を検出可能な車両ナビゲーション装置34を備えており、車載CPU26は、これら各センサ、又は装置からの出力信号を入力可能に接続されている。
【0026】
また、車載CPU26は、インターネット6との無線による通信を可能にするための車載通信機24に接続されるとともに、車載CPU25自体を制御するプログラム等を記憶した車載メモリ25にも接続されている。
また、車載CPU26にも、図示しないが、日時を判断する時計の機能も備えており、顧客使用車1と同様に、Gセンサ28と振動センサ29とを1つのGセンサに統合しても良い。
【0027】
図4は、販売店端末3について、具体的に示す図であり、主要な制御を行う販売店端末CPU37aは、販売員や販売店に来店した顧客(つまり、販売店端末3を使用する端末使用者)に対し、自動車に関する情報を視覚可能に表示したり、端末使用者による入力操作を補助するためのディスプレイ37b、販売員や顧客による入力操作を可能とするキーボードやマウスなどの入力デバイス37c、及び販売員や顧客に音で情報を伝達するためのスピーカー37dにそれぞれ接続されている。また、販売店端末CPU37aと、車載機9、顧客車用車載機2、後述する顧客端末5及びサーバ10の各CPU等とを接続可能とするため、販売店端末CPU37aは、インターネット6と通信可能に接続された通信インターフェイス37eとも接続されている。また、販売店端末CPU37aに接続されるとともに、販売店端末CPU37aを制御可能なプログラムを記憶する販売店端末メモリ37fも設けられている。
【0028】
図5は、顧客端末3について、具体的に示す図であり、主要な制御を行う顧客端末CPU38aは、顧客(つまり、顧客端末3を使用する端末使用者)に自動車に関する情報を視覚可能に表示するディスプレイ38b、顧客による入力操作を可能とするキーボードやマウスなどの入力デバイス38c、及び顧客に音で情報を伝達させるためのスピーカー38dにそれぞれ接続されている。また、顧客端末CPU38aと、車載機9、顧客車用車載機2、販売店端末3、及びサーバ10の各CPU等とを接続可能とするため、顧客端末CPU38aは、インターネット6と通信可能に接続された通信インターフェイス38eと接続されている。また、顧客端末CPU38aを制御可能なプログラムを記憶するとともに、顧客端末CPU38aに接続された顧客端末メモリ38fも設けられている。
【0029】
図6は、販売支援装置4について、具体的に示す図であり、サーバ10は、主要な制御を行う販売支援システム用CPU10aを備えるとともに、この販売支援システム用CPU10aは、インターネット6と通信可能に接続された通信インターフェイス10bに接続されており、これにより、販売支援システム用CPU10aは、通信インターフェイス10bを介して、車載機9、顧客車用車載機2、販売店端末3、及び顧客端末5の各CPU等との信号やデータの授受が可能となる。また、販売支援システム用CPU10aは、これらを制御可能なプログラムを記憶するサーバメモリ10cにも接続されている。
また、販売支援システム用CPU10aは、上述の新車データベース11、販売済車両データベース12、メッセージテンプレートデータベース13、地図情報データベース14とにそれぞれ接続されている。
【0030】
新車データベース11には、具体的に、販売店が販売を取り扱う複数種の新車のデータとして、各新車についての外形や車室内の諸元情報や、カタログ等に記載される程度の基本的な走行性能情報、あるいは、新車の特徴的な装備品の情報や価格情報について記憶されている。
【0031】
販売済車両データベース12には、具体的に販売店や自動車販売会社が過去に販売した販売済車両8の個別販売済車両データが記憶されており、個別販売済車両データには、販売済車両8を特定するための特定情報として、顧客が購入した新車の車両番号及び購入日時と、販売済車両8の所有者を特定するための所有者特定情報として、その新車を購入した顧客の氏名、住所、連絡先、及び顧客が所有している端末のアドレス情報と、更には、販売済車両8が最近の走行により蓄積された実車両データと、実車両データ送信可否情報と、走行依頼データ受付可否情報とが、関連付けられて記憶されている。尚、実車両データと実車両データ送信可否情報と走行依頼データ受付可否情報について、詳細は後述する。
また、メッセージテンプレートデータベース13には、後述する走行依頼を販売済車両8の車載機9に送信する場合に、送信するレターのメッセージのテンプレートとなる情報が記憶されている。
【0032】
次に、本実施形態における動作について説明する。
(販売済車両8の車載機9の動作)
先ずは、販売店から顧客により購入された販売済車両8の車載機9の動作について説明すると、車載CPU26は、販売済車両8の運転中において、各種センサからの情報を入力する。車載CPU26では、これらのセンサからの情報に基づいて後述する演算処理を行うが、その前処理として、これらのセンサの内、車速センサ27からの信号に基づいて販売済車両8の走行状態を算出するとともに、Gセンサ28からの信号に基づいて販売済車両8の加減速度(つまり、加速度あるいは減速度)を算出し、ECU32の燃料噴射制御からの信号に基づいて所定期間毎の燃料消費量を算出している。
【0033】
これらの情報は、車載CPU26により、車両ナビゲーション装置34によって算出される車両の走行位置(存在位置)に対応して、車載メモリ36に記憶処理される。つまり、販売済車両8がある日時に、ある特定の位置を走行している場合において、その日時情報(つまり、時刻情報)と走行している位置情報が記憶されるとともに、更に、この日時と位置情報とに対応して、この時の走行における車速、加減速度を表す値、振動を表す値、雑音を表す値、アクセル開度量、燃料消費量、及びブレーキ踏力が、記憶される。
この内、加減速度を表す値、振動を表す値、雑音を表す値、及び燃料消費量を表す値は、走行性能を表す実走行性能データであり、また、車速、アクセル開度量、ブレーキ踏力は、走行状態を表す実走行状態データである。そして、実走行データ(特許請求の範囲に記載する実走行データに相当)は、これら実走行性能データと実走行状態データとを含むとともに、この実走行データは、日時と位置情報とを合わせて実車両データとして、車載メモリ36に記憶される。
また、こうした実車両データは、販売済車両8の運転中において、所定期間毎、例えば数秒から数分毎、あるいは、数kmの走行毎、順次記憶される。
【0034】
こうして記憶された実車両データは、販売済車両8の運転中において記憶される所定期間毎の期間よりも長い長期所定期間毎、例えば、数日から数週間毎、あるいは、それに相当する不定期な所定期間毎、インターネット6を介してサーバ10に送信され、サーバ10ではこのデータを、販売済車両データベース10に送信して、入力された販売済車両8の個別販売済車両データに対応する蓄積された実車両データとして記憶する。この場合、前回記憶された実車両データを削除して、その上に新たな蓄積実車両データを上書きしてもよいし、前回記憶された実走行データの内、古い方から半分の実走行データのみを削除して、この上に新たな実車両データを上書きしてもよい。
また、このような実車両データの記憶は、顧客が新車を購入した時に、顧客が、こうした実車両データの送信、記憶が不要と判断した場合、車載CPU26によるこうした実車両データのサーバ10への送信を行わないよう設定することも可能である。この場合、販売済車両データベース12では、このような顧客の所有する販売済車両8の個別販売済車両データの実車データ送信可否情報には、「送信しない」といった内容の情報が入力されることになる。
【0035】
(顧客使用車1の車載機2の動作)
次に、顧客使用車1の車載機2の動作を説明するが、この動作において、顧客車用の実車両データ(実走行性能データ、実走行データ、日時、位置情報を含む)を、顧客車用車載メモリ25に記憶する処理は、販売済車両8の車載機9の動作と略同じであり、顧客使用車1の場合と同様に、顧客車用車載メモリ25に、顧客使用車1の運転中に亘って、所定時間毎、実車両データを順次記憶する。
このようにして記憶された顧客車用実車両データは、販売済車両8の実車両データのように、定期的にはサーバ10に送信されることはなく、顧客車用車載メモリ25に順次記憶され、そのデータ量が所定容量以上となると、最も過去に記憶された実車両データを消去してその上に最新の走行性能データを書込むような処理を行なっており、これにより、数週間から数ヶ月程の期間における顧客車用実車両データを一時的に記憶可能となる。
【0036】
(販売支援装置4及び販売店端末3の動作)
以下に、販売支援装置4と、販売店において端末使用者によって使用される販売店端末3の動作について説明する。
販売支援装置4は、販売店の販売員や販売店に来店した顧客が販売店端末3を操作することにより、新車についての一般的な情報を入手する機能を有する装置や、あるいは、既に販売済の新車から、新車について詳細な情報を入手することを可能とする機能を有する装置(走行情報提供支援装置)を含んでいる。
先ずは、新車についての一般的な情報の入手について説明すると、販売員や顧客は端末使用者として販売店端末3を操作し、販売店端末3と販売支援装置4のサーバ10とを送受信可能に接続させ、その後、新車情報データベース11から要求する新車情報を抽出し、これを販売店端末3に送信するように、サーバ10を動作させることで、一般的な新車情報の入手が可能である。
【0037】
次に、図7から図11を参照して、走行情報提供支援装置について詳細に説明する。
図7は、走行情報提供支援装置の販売支援システム用CPU10aの動作処理を表すプログラムであり、販売店端末3の端末使用者が販売店端末3の入力デバイス37cを操作して、販売店端末3と販売支援装置4とを通信可能な状態に設定した後で、このプログラムがスタートされる。
【0038】
スタートした後、ステップS1において、サーバ10から販売店端末3に対し、購入対象車を指定させるための画像データを送信するとともに、販売店端末3では、この画像データをディスプレイ37bに表示させ、端末使用者に購入対象車の情報の入力を行わせ、ステップS2に進む。
【0039】
具体的には、図8は、この入力処理を行う画像データの一例である「購入対象車の各種データの指定」を示したものであり、画像において最上段の「購入対象車」の段に、販売店が取り扱う新車の内、顧客が購入を希望すると思われる主要な自動車を購入対象車としてその車種名(本実施形態では、「デミオ」、「アテンザ」、「RX−8」など)が表示されている。また、画像において、各車種名の近傍には、それぞれ中抜き四角型(□)のチェックボックスが表示されており、端末使用者は、マウスなどの入力デバイス37cでチェックボックスを選択する(クリックする)ことで、購入対象車を選択できる。またこの時選択された購入対象車のチェックボックス内にチェック印(v)が表示されるため、端末使用者は、選択された購入対象車を認識することが可能となる。尚、車種名の表示に加えて、更に各車種の種類(エンジン形式、変速機形式、シートアレンジ形式等)を選択可能に表示させても良い。
【0040】
このような「購入対象車」段の右には、「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンとが表示されており、端末使用者が購入対象車を選択した後「OK」ボタンが選択されると、選択された購入対象車の入力情報が、サーバ10に送信されてステップS2に進む。また、「キャンセル」ボタンが選択された場合には、購入対象車の再入力が可能となったり、あるいは走行情報提供支援装置のプログラムが終了される。
【0041】
次に、ステップS2では、ステップS1で入力された購入対象車と同じ車種であって、既に販売済の販売済車両8に関する個別販売済車両データが、販売済車両データベース12から抽出され読み出される。この場合、サーバ10は、販売店を中心に半径50km以内に住所が位置する販売済車両8の所有者が所有する該販売済車両8における個別販売済車両データを抽出するとともに、この個別販売済車両データの実車両データ送信可否情報を判断して、この実車両データ送信可否情報が、実車両データの販売支援装置4への送信を許容している旨の情報であれば、この個別販売済車両データの実車両データを読み出す。
【0042】
次に、ステップS3に進み、図9に示す販売済車両8における実走行データの読出プログラムを示すサブルーチンに進む。
図9では、ステップS301で、走行路及び走行状況の指定を行う。この内、走行路の指定については、図8の画像データにおいて「走行路の指定」として具体的に示すように「お客様の車が走行した走行路から参酌」する場合と、「地図による指定」を行う場合とが示されている。
【0043】
「お客様の車が走行した走行路から参酌」の表示の近傍にあるチェックボックスをチェックしてこれを選択した場合には、その下の「車種」及び「車両番号」の欄に、端末使用者により、現在の顧客の所有車、あるいは現在顧客がよく使用している社用車などの顧客使用車1の車種及び車両番号が入力されると、サーバ10は、顧客使用車1の車載機2と送受信可能に接続する。そして、車載機2の車載メモリ25に記憶された顧客車実車両データを受信してサーバメモリ10cに一時的に記憶し、この顧客車実走行データの位置情報から顧客使用車1が最近走行した走行路が地図上で識別可能となるように地図データが作成され、これを販売店端末3に送信して、該端末3のディスプレイ37bに該地図データを表示する。尚、この地図データの作成処理の際には、地図情報データベース14の地図情報もサーバ10に読み込まれ、地図データの作成処理に使用される。
端末使用者は、ディスプレイ37bに表示されるとともに、顧客使用車1の走行路が識別可能に表示された地図データ上において、顧客使用車1が所望の走行路を入力デバイス37cなどを操作して選択することで、走行路を指定することになる。
【0044】
「地図による指定」の表示の近傍にあるチェックボックスをチェックしてこれを選択した場合には、販売店付近、あるいは自動車販売会社の担当地区の地図データが、地図情報データベース14から読込まれて、端末3のディスプレイ37bに表示され、端末使用者は、この地図データ上の走行路を、入力デバイス37c等を操作して選択することで、走行路を指定することになる。
【0045】
また、走行状況の指定は、図8に示す画像データの「走行路の指定」の下段に示された「走行状況の指定」の段で行う。この場合走行状況として「車速」「加減速」(この場合の加減速とは、加速あるいは減速の区別を意味する)「アクセル開度」「ブレーキ踏力」が表示されており、これらについて、例えば順に車速は「40km/h」、加減速は「加速」、アクセル開度は「最大」、ブレーキ踏力は「なし」等と入力することで、走行状況の指定が可能となる。
【0046】
以上のような、走行路の指定及び走行状況の指定を行った後、その右に表示された「OK」ボタンを選択することで、販売店端末3で入力されたこれらの指定情報が、サーバ10に送信されサーバ10での最終的な指定及び入力処理が行われ、ステップS302に進む。一方「キャンセル」ボタンが選択されると、上述と同様に、再入力が可能となるか、あるいは、走行情報提供支援プログラムの終了処理が行われる。
【0047】
ステップS302では、販売済車両8の指定処理が行われる。具体的には、図8の画像データにおいて「販売済車両の指定」段に表示された「車歴指定」、「走行依頼情報の受付け可否」、「走行依頼情報の送信範囲」、「走行依頼期間」について、選択あるいは入力することで販売済車両8の指定処理が実行される。例えば、車歴指定として、「3から5年目」と入力すると、個別販売済車両データの購入日時情報に基づいて購入からの経過年数が3年から5年となる販売済車両8の実車両データが選択されることになる。尚、このステップS302における車歴指定以外の他の入力処理の詳細については後述する。
【0048】
このような入力の後、「販売済車両の指定」段の右に表示された「OK」ボタンが選択されることで、販売店端末3で力された指定情報が、サーバ10に送信されサーバ10での最終的な指定及び入力処理が行われ、ステップS303に進む。一方「キャンセル」ボタンが選択されると、上述と同様に、再入力が可能となるか、あるいは、走行情報提供支援プログラムの終了処理が行われる。尚、販売済車両の設定は販売員のみが行うように規制しても良い。
【0049】
ステップS303では、ステップ2で読み出された、販売済車両8に関するデータの内、ステップS301及びステップS302においてサーバ10で指定処理された条件を満たす実車両データを記憶する個別販売済車両データがあるか否かが判断される。具体的には、ステップS301の「走行路の指定」で指定された走行路を走行した時の実走行データが記憶されており、且つこの実走行データの内、実走行状態データ、つまり、車速、加減速の区別、アクセル開度量、ブレーキ踏力が、「走行状況の指定」で指定されたこれらの実走行状態データの各走行状況(各実走行状態データ)に略合致し、且つ、販売済車両8の車歴が「販売済車両の指定」の「車歴指定」で指定された車歴と合致する場合には、「YES」と判断してステップS304に進む。
これに対し、このような指定条件と、この指定条件に対応する実走行状態データ及び車歴とが、1つの条件(車速、加減速などのデータ)でも合致しない場合には、「NO」と判断してステップS305に進む。
【0050】
ステップS304では、ステップS303において、全ての指定条件に一致した各データを持つ販売済車両8の実車両データが読み出され、図9のサブルーチンを終了してステップS4に進む。
【0051】
ステップS4では、このようにして読み出された販売済車両8の実車両データが、サーバ10から販売店端末3に出力され、販売店端末3では、この実車両データの内、実走行性能データをディスプレイ37bで表示させたり、あるいはスピーカ37dにより音情報として出力することにより、端末使用者に伝達する。具体的には、実車両データの実走行性能データ内、加減速度や振動、燃料消費量については、ステップS301で指定された走行路を、最近、販売済車両8が走行した場合において検出された加減速や振動が、横軸を時間軸、縦軸をそれらの大きさとして、グラフ化されて、ディスプレイ37bに画像表示される。尚、横軸は、走行距離であっても良い。
また、走行性能データの内、騒音については、ステップS301で指定された走行路を、最近、販売済車両8が走行した場合において検出された騒音が、スピーカ37dから音情報として出力される。尚、騒音についても、加減速と同様にディスプレイ37bに画像表示してもよい。
ステップS4の処理が終了すると、走行情報提供支援装置のプログラムは終了される。
【0052】
以上のような処理により、購入対象車と同じ種類の車両で且つ既に販売済の多数の車両に関し、この多数の販売済車両8にそれぞれ対応する個別販売済車両データを記憶する販売済車両データベース12から、端末使用者により指定された走行路を、端末使用者により指定された走行条件で走行した実走行データを有し、しかも端末使用者により指定された車歴と一致する販売済車両8の実車両データが抽出されるとともに、この販売済車両8の実走行データの内、指定された条件下における実走行性能データが、端末使用者に提供可能となるよう販売店端末3に出力されることになる。
【0053】
(走行依頼処理)
次に、図9のステップS303で、NOと判断した場合について説明する。
この場合は、販売済車両データベース12内に、ステップS301とステップS302で指定処理された走行状況に関する指定条件に略一致した実走行状態データを持つ個別販売済車両データがない場合か、あるいは、車歴に関する指定条件に一致した車歴を持つ個別販売済車両データがない場合である。
そこで、次のステップS305において、各個別販売済車両データの走行依頼情報の受付け可否情報に基づいて、この情報が、販売済車両8の所有者が走行依頼情報を受付ける旨の情報である場合の個別販売済車両データを抽出してこれを読み出す。尚、走行依頼情報受付可否情報は、新車を販売した時における新車の購入者の選択により設定される。
【0054】
次に、ステップS306では、読み出された個別販売済車両データの内、ステップS302の販売済車両8の指定処理において指定された「走行依頼情報の送信範囲」内に存在する販売済車両8の車載機9に対し、走行依頼レターを電子メール等により送信する。尚、この場合、販売済車両8の位置は、所有者の住所から判断すればよく、また、走行依頼レターは、この所有者が頻繁に利用する、個別販売済車両データに記憶されたパーソナルコンピュータや、携帯電話等の端末であってもよい。
【0055】
このような走行依頼レターの内容は、メッセージテンプレートデータベース13に記憶された文書ファイルデータでよく、このような走行依頼レターには、更にメッセージテンプレートデータベース13に記憶されたテンプレートを基に作成され、図10に一例として示すような画像データが添付されている。
図10には、「走行依頼の内容」の画像データが示されており(特許請求の範囲記載の走行依頼情報に相当)には、「依頼する走行路」として、ステップS301で指定された走行路について、具体的な地名とその走行方向について表示されるとともに、この走行路の情報は、地図上において、指定されていない他の走行路と識別し易いように表示される。また、「依頼する走行状況」としては、ステップS301で指定された走行状況の内容が表示される。
【0056】
また、「走行依頼の内容」の画像データには、更に、走行依頼を受けた販売済車両8の所有者が、指定された走行路を指定された走行状況で走行した場合に対する対価情報も表示されており、具体的には、このように依頼通りに走行した時の実車両データを提供した所有者には、「特典:オイル交換無料」として、当該販売店や自動車販売会社が管理するサービス拠点でオイル交換された場合において、オイル交換を無料で行うサービスを提供している。
また、このような走行依頼に対する実車両データの送信期限を報知するために、ステップS302の「販売済車両の指定」で入力された「走行依頼期限」を、「依頼期限:A月A1日からB月B1日」として「走行依頼の内容」の画像データに表示している。
図10に示す「走行依頼の内容」の画像データの右下段には、「走行する」ボタンと「走行しない」ボタンとが表示されており、これらのボタンが選択されると、この選択結果が、サーバ10に送信され、サーバ10ではこの情報を、対応する販売済車両8の情報として、販売済車両データベース12の個別販売済車両データに記憶させる。
【0057】
次にステップS307に進み、ステップS302で設定された「販売済車両の指定」の「走行依頼の受付期間」で指定された期間が経過したか否かが判断され、この受付期間が経過した後、ステップS308に進む。
尚、この受付期間が経過する間は、上述するように通常の販売済車両8の車載機9におけるサーバ10への定常的な実車両データの送信処理により、実車両データの送信が行われるが、販売済車両8の所有者は、指定された走行路を指定された走行状況で走行した後、車載機9に内蔵された強制送信処理機能(図示せず)を操作して、この時に得られた実車両データをサーバ10に送信してもよい。
【0058】
ステップS308では、ステップS307の所定期間内に販売済車両8の車載機9から入力した実車両データの中に、ステップS301で指定した走行路を走行した時における実車両データが含まれるか否かが判断され、このような実車両データが入力されていた場合には、ステップS309に進み、入力されていなかった場合には、図7に戻り、走行情報提供支援プログラムを終了する。尚、このように走行情報提供支援プログラムを終了する場合には、指定された実走行データは受信できなかった主旨の表示を行う画像データを作成し、販売店端末3に送信する。
【0059】
ステップS309では、ステップS308で受信された各実車両データについて、この実車両データが取得された時の走行条件が、ステップS301やステップS302において「走行依頼の内容」で指定された走行路や走行状況等に合致したものか否かが判断され、合致したデータを有する個別販売済車両データの内の実車両データが抽出されて、次に進むステップS310で、この実車両データをサーバメモリ10cに記憶される。
その後、ステップS311に進み、ステップS310で最終的にサーバメモリ10cに記憶された実車両データの内、それぞれの実車両データを送信した販売済車両8の所有者が、ステップS306で表示された「走行依頼の内容」の画像データの「走行する」ボタンを選択した所有者か否かを判断し、「走行する」ボタンを選択した所有者のみに対して、「走行依頼の内容」の画像データにおいて「特典」として表示された内容の対価を提供するための処理が行われる。
このような所有者の一致を確認する処理は、依頼通りの実車両データを受付けた販売済車両に対応する個別販売済車両データ内において、ステップS307の「走行依頼の内容」の画像データで「走行する」ボタンを選択した旨が記憶されている情報を読取ることで行われる
【0060】
また、対価提供の処理は、具体的には、販売済車両データベース12内の、対価の提供を受ける所有者が所有する販売済車両8の個別販売済車両データ内の所有者情報のデータ(請求項7の個人情報記憶手段に相当)に、対価情報を記憶してするもので、これにより、この所有者が販売店やサービス拠点に来店した際に、販売店やサービス拠点でこの個別販売済車両データを読み出すし、この所有者であることを確認することにより、対価となるサービス提供を行う。(請求項7の対価情報出力手段に相当)
尚、このような対価提供の処理は、これに限るものではなく、例えば、クレジットカードの使用によるキャッシュバックポイント制を導入している自動車販売会社では、所定のキャッシュバックポイントを、実車両データを提供して頂いた所有者のキャッシュバックポイントに加算してもよい。この場合、サーバ10から、クレジットカード管理会社のクレジットカードのポイント付与システムにアクセスして、所有者の個別キャッシュバックポイント情報メモリ(請求項7の個人情報記憶手段に相当)にポイント付与情報を記憶させることで、ポイント付与が行われる。(請求項7の対価情報出力手段に相当)
また、他の対価提供の処理としては、所有者の端末に、オイル交換が無料となる等の対価に関連したクーポン券の情報を送付してもよく、これにより所有者は、このクーポン券の情報を印刷する等して販売店などに出向き、クーポン券を提示することで、このサービスの提供を行ってもよい。(請求項6の対価情報出力手段に相当)
【0061】
その後は、図9のサブルーチンを終了して図7のステップS4に進み、ステップS4では上述で説明したような処理を行って、プログラムを終了する。
【0062】
以上のような構成により、本実施形態では、顧客が購入を希望する購入対象車と同じ種類で、既に販売済の販売済車両8から、この販売済車両8が、顧客等により指定された走行路を、指定された走行条件で走行した時における実走行性能データを、顧客等に提供できる。従って、走行性能は、走行中における乗員の心地よさをしたり、性能的な満足度を表す性能あり、車両が走行した走行路の形態や走行状況によって大きく変化するものであるが、このような比較的認識し難い性能であっても、顧客は、十分に認識あるいは評価することができ、これにより購入対象車の購入について検討することができるので、簡単なシステムによって、顧客による購入検討のサポート性を高めることができる。
【0063】
また、本実施形態においては、顧客等により指定された走行路を、指定された走行条件で走行した時における実車両データを有する販売済車両8の情報がない場合には、期間を限定してこのような指定条件で走行し、この結果得られた実車両データを提供して欲しい旨を記載する走行依頼レターを、販売済車両8の所有者が所有する端末に送信できる。従って、顧客が要求する実車両データを、顧客に対し高い確率で提供することができ、これにより顧客による新車の購入検討を十分サポートすることができる。
【0064】
(他の実施形態)
本実施形態においては、図7のステップS4において、販売店端末3に対し、販売済車両8の走行性能データを出力したが、これに加えて、販売済車両8の走行性能データと、この走行性能データが取得された走行条件と同じ条件で取得された顧客使用車1の走行性能データとの比較情報を作成し、これを販売店端末3に送信しても良い。
具体的には、図7のステップS4の処理の後、端末使用者は販売店端末3から、顧客が現在所有しいていたり、あるいはよく使用する顧客使用車1を特定する情報を入力すると、サーバ10は、特定された顧客使用車1の車載機2に通信可能に接続し、この車載機2の顧客車車載メモリ25から、この顧客使用車1が最近走行した時に得られた実車両データの内、顧客が図9のステップS301で指定する走行路及び走行条件で走行した時の実車両データを抽出し、サーバメモリ10cに記憶させる。
【0065】
更に、端末使用者が、比較したい走行性能の観点、例えば、加減速、騒音、振動、燃費などを選択し入力すると、サーバ10は、このように抽出された実車両データと販売済車両8の実車両データとから、選択された観点についての比較情報を作成しこれを販売店端末3に送信する。これにより販売店端末3では、図11に一例として示すような比較情報が表示される。
尚、図11は、顧客使用車1の「デミオ」と購入対象車の「アテンザ」との騒音についての比較情報の表示例を示したもので、下段のグラフには、横軸を時間軸、縦軸を騒音の大きさとして、顧客使用車1の騒音(つまり、図中のm)と販売済車両の騒音(つまり、図中のn)とが表示されている。
【0066】
また、本実施形態においては、ステップS2で、販売済車両8の車載機9は、定常的に、特定の時期になったら車載メモリ25に蓄積された実車両データをサーバ10に送信するようにしたが、これに限らず、本実施形態の走行情報提供装置の作動開始後、図9のステップS302の販売済車両8の指定処理が完了した後に、販売済車両8の車載機9から実車両データを読み出すようにしてもよい。
【0067】
また、本実施形態においては、購入対象車の入力を、販売店端末3により行い、サーバ8において作成された販売済車両8の実車両データを、販売店端末3に送信したが、これに代えて、購入対象車の入力を、顧客端末5により行わせ、サーバ8において作成された実車両データを、顧客端末5に送信しても良い。
更に、本実施形態と同様に購入対象車の入力は、販売店端末3により行わせるが、一方でサーバ8において作成された実車両データは、顧客端末5に送信しても良い。
これにより、顧客は販売店に出向かなくても、自宅等で簡単に、販売済車両8と購入対象車との走行性能の比較や、走行性能を確認しやすい試乗コース情報の入手が可能となる。
また、本実施形態においては、購入対象車を新車とし、販売店を、新車販売を行う自動車販売店としたが、購入対象車が中古車で、販売店は中古車販売店の場合でも、本実施形態のシステムは適用可能である。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る発明において、顧客が購入対象車の購入を決定するのに際し、顧客は、販売済の当該購入対象車と同じ種類の販売済車両からの実走行データを容易に入手できるとともに、こうした実走行データに基づいて、購入対象車の走行中における性能を比較的十分に認識でき、これにより購入対象車の購入に際し十分なサポートを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車の販売支援ネットワーク・システムの全体概略構成図。
【図2】顧客使用車1の車載機2の構成を示すブロック図。
【図3】販売済車両8の車載機9の構成を示すブロック図。
【図4】販売店端末3の構成を示すブロック図。
【図5】顧客端末5の構成を示すブロック図。
【図6】販売支援装置4の構成を示すブロック図。
【図7】サーバ10のCPU10aで行われる走行情報提供支援プログラムの全体動作を示すフローチャート。
【図8】販売店端末3に表示される購入対象車の実車両データの指定画面を例示する図
【図9】サーバ10のCPU10aで行われる販売済車両の実車両データの読出処理に関するプログラムの動作を示すフローチャート。
【図10】走行依頼レターに添付される走行依頼の内容に関する表示画面を例示する図。
【図11】販売店端末3に表示される比較情報の表示画面を例示する図。
【符号の説明】
3:販売店端末
4:販売支援装置
6:インターネット
8:販売済車両
9:車載機
10:サーバ
12:販売済車両データベース

Claims (11)

  1. 顧客が購入可能な購入対象車の走行情報を、端末を使用する端末使用者に提供可能に構成される購入対象車の走行情報提供支援装置であって、
    上記購入対象車の種類毎に、該購入対象車において既に販売された各販売済車両を特定することが可能な特定情報を記憶する特定情報記憶手段と、
    端末により指定された上記購入対象車の種類を受付ける車種受付手段と、
    該車種受付手段により受付けられた該購入対象車の種類と、上記特定情報記憶手段により記憶された特定情報とに基づいて、上記販売済車両において実際に検出された実走行データを読み出す実走行データ読出手段と、
    該実走行データ読出手段により読み出された実走行データを、端末使用者に提供可能となるよう端末に出力する実走行データ出力手段とを備えたことを特徴とする購入対象車の走行情報提供支援装置。
  2. 端末により指定された、上記販売済車両が存在している地域を受付ける地域指定受付手段を備え、
    上記実走行データ読出手段は、更に、該地域指定受付手段により受付けられた地域に基づいて、該地域内に存在する上記販売済車両の実走行データを読み出すことを特徴とする請求項1記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  3. 端末により指定された走行路を受付ける走行路受付手段を備え、
    上記実走行データ読出手段は、上記販売済車両が、該走行路受付手段により受付けられた走行路を上記販売済車両が走行した場合における、該販売済車両の実走行データを読み出すことを特徴とする請求項1記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  4. 上記特定情報記憶手段は、上記販売済車両の所有者が所有する端末を特定する端末特定情報も記憶するとともに、
    上記実走行データ読出手段において、該走行路受付手段により受付けられた走行路を該販売済車両が走行した時における該販売済車両の該実走行データが無い場合には、上記特定情報記憶手段に端末特定情報が記憶されるとともに該販売済車両の所有者が所有する該端末に対し、該販売済車両にて該走行路を走行した時の該実走行データの送付依頼を依頼情報として出力する依頼情報出力手段を備えることを特徴とする請求項3記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  5. 上記特定情報記憶手段は、上記販売済車両の所有者が所有する端末を特定する端末特定情報も記憶するとともに、
    上記実走行データ読出手段において、上記特定情報記憶手段に端末特定情報が記憶されるとともに該販売済車両の所有者により所有される該端末に対し、該販売済車両にて該走行路を走行した時の該実走行データの送付依頼を依頼情報として出力する依頼情報出力手段を備えることを特徴とする請求項1記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  6. 上記依頼情報には、上記販売済車両により、上記走行路を要求される走行状況で走行した時の該実走行データを送付するよう依頼する依頼情報も含むことを特徴とする請求項4、あるいは請求項5記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  7. 上記依頼情報出力手段から出力された依頼情報に応じて、上記販売済車両にて上記走行路を走行した時における該販売済車両の実走行データを受付けた後、該実走行データが送付された販売済車両の所有者が所有する該端末に、該実走行データの受付に対する対価に関する情報を出力する対価情報出力手段とを備えることを特徴とする請求項6記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  8. 上記依頼情報出力手段から出力された依頼情報に応じて、上記販売済車両にて上記走行路を走行した時における該販売済車両の実走行データを受付けた後、該実走行データが送付された販売済車両の所有者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段に、該実走行データの受付に対する対価に関する情報を出力する対価情報出力手段とを備えることを特徴とする請求項6記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  9. 上記販売済車両を所有する所有者の上記端末に対する上記依頼情報出力手段からの依頼情報の受付を許可するか否かについて受付ける許可情報受付手段を備え、
    上記依頼情報出力手段は、該許可情報受付手段により依頼情報の受付を許可されていない端末に対しては、該依頼情報の出力を禁止することを特徴とする請求項4、あるいは請求項5記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  10. 上記依頼情報には、所定期限までに、該実走行データを送付するよう依頼する期限情報も含むことを特徴とする請求項4、あるいは請求項5記載の購入対象車の走行情報提供支援装置。
  11. 顧客が購入可能な購入対象車の走行情報を、端末を使用する端末使用者に提供可能に構成される購入対象車の走行情報提供支援装置を制御するための購入対象車の走行情報提供支援プログラムであって、
    上記購入対象車の走行情報提供支援装置に対し、
    端末により指定された上記購入対象車の種類を受付ける車種受付処理と、
    該車種受付処理により受付けられた該購入対象車の種類と、上記購入対象車の種類毎に、該購入対象車において既に販売された各販売済車両を特定することが可能な特定情報を記憶する特定情報記憶手段により記憶された特定情報とに基づいて、上記販売済車両において実際に検出された実走行データを読み出す実走行データ読出処理と、
    該実走行データ読出処理により読み出された実走行データを、端末使用者に提供可能となるよう端末に出力する実走行データ出力処理とを実行させることを特徴とする購入対象車の走行情報提供支援プログラム。
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