JP2002222361A - 最適タイヤ選択のための運転技術の診断を含むタイヤ推奨システム - Google Patents

最適タイヤ選択のための運転技術の診断を含むタイヤ推奨システム

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JP2002222361A
JP2002222361A JP2001020613A JP2001020613A JP2002222361A JP 2002222361 A JP2002222361 A JP 2002222361A JP 2001020613 A JP2001020613 A JP 2001020613A JP 2001020613 A JP2001020613 A JP 2001020613A JP 2002222361 A JP2002222361 A JP 2002222361A
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recommendation system
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Yoshiaki Hashimura
嘉章 橋村
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーの運転技術の診断とともにそのユー
ザーの意向に完全に合致した最適なタイヤを選択し推奨
するタイヤ推奨システムを提供することにある。 【解決手段】 複数のユーザーが各々所持するパソコン
と、タイヤメーカーであるサーバー側が所持するコンピ
ュータとを、例えばインターネットを介して接続し、ユ
ーザー側には、自身の所持する車両の車両情報をインタ
ーネットを介してサーバー側に送信しかつサーバー側か
らの情報を受信する送受信手段を備え、サーバー側に
は、車両情報を受信するとその車両情報によりユーザー
の運転技術の診断を行い、診断の結果に基づいて最適な
タイヤ選択を行いユーザーに推奨するタイヤ選択手段を
備え、ユーザーがタイヤ選択の結果を受信して意見、要
望等の検討結果をサーバー側に送信し、サーバー側はそ
の検討結果に基づいてユーザーに対して最適なタイヤを
推奨し入手方法を案内するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最適タイヤ選択の
ための運転技術の診断を含むタイヤ推奨システムに関
し、特にユーザーがタイヤを購入し交換する際に、ユー
ザーから及びタイヤメーカー側(以下、「メーカーサイ
ト」ともいう)からの種々のデータに基づいて、購入者
であるユーザーの運転技術の診断とともに、そのユーザ
ーの意向に完全に合致した最適なタイヤを選択し推奨し
得るタイヤ推奨システムに関する。
【0002】
【従来の技術】購入者であるユーザーがタイヤを購入し
交換するため、販売されているタイヤの中から1つを選
択する際に、従来は、ユーザーが車両の基本諸元(車種
名、年式、グレード等)により装着可能なタイヤサイズ
を抽出し、その中から車両とサイズマッチングし、かつ
デザインや値段等のユーザーの意向に合わせてタイヤを
初めに決定し、次に雑誌やカタログからの情報や、実際
に展示品を見た外観の印象や、知人からの情報や、販売
員の意見や薦めなどによって、これらを総合的に判断し
てタイヤを最終的に決めることが多い。従って、ユーザ
ーは、基本諸元による車両とのサイズマッチング情報以
外は、イメージ情報だけでタイヤを選択せざるを得ず、
ユーザーが実際の走行状況のデータを収集し、その結果
を考慮したタイヤの選択をすることは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような購入
し交換する状況によれば、購入者の意向や、実際に走行
する状況(高速道路での走行が多い、あるいは市街地で
の走行が多い、等の使用状況)に必ずしも完全に合致し
ないタイヤが選択されてしまう場合がある。このような
タイヤが選択された場合には、具体的な例として、カー
ブを曲がる際のタイヤの摩擦力が、ユーザーの意図した
ものより低いものが選択されてしまったり、路面との摩
擦力が高くてユーザーの意図したものより早く摩耗して
しまうタイヤが選択されてしまう等の不具合が生じるこ
とがあった。
【0004】さらに、購入前にそのタイヤを実際に車に
装着してテスト走行することが考えられるが、これは費
用や時間の要することであり実現が困難である。従っ
て、ユーザーにとって、実際の走行状況に対応した適切
なタイヤの選択は、種々の難しい問題があった。さら
に、タイヤの実際の使用状況は、ユーザーの運転技術に
よるところも多いため、ユーザーの運転技術を診断して
タイヤ選択の参考データとすることも必要であるが、ユ
ーザーの運転技術の診断に際しては、客観的な診断を必
要とするため、運転技術に優れた運転者の同乗が必要で
あり、ユーザー自身が単独で診断を行なうことはできな
かった。
【0005】このように、従来は、購入者であるユーザ
ーとタイヤメーカー側との間で、客観的なデータに裏付
けされたタイヤ選択がなされていないという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、タイヤを購入し交換する
際に、ユーザーから及びタイヤメーカーからの種々のデ
ータに基づいて、購入者であるユーザーの運転技術の診
断とともに、そのユーザーの意向に完全に合致した最適
なタイヤを選択し推奨し得るタイヤ推奨システムを提供
することにある。従って、本発明のシステムは、購入者
であるユーザーと、供給側であるタイヤメーカー側と
が、所定の情報伝送手段を介して、種々のデータに基づ
いて客観的に検討して最適なタイヤ選択を行い、タイヤ
メーカーから推奨しユーザーに入手させることが可能と
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的な構成に
よれば、複数のユーザーが各々所持するパソコンと、タ
イヤメーカーであるサーバー側が所持するコンピュータ
とを、例えばインターネットのような情報伝送手段を介
して接続し、複数のユーザーの中で希望するユーザーが
タイヤの購入及び交換を行なう際に、そのユーザーの意
向に合致した最適なタイヤ選択を可能とするタイヤ推奨
システムであって、ユーザー側には、自身の所持する車
両の車両情報を、インターネットを介してサーバー側に
送信し、かつサーバー側からの情報を受信する、例えば
コンピュータを含む送受信手段を備え、サーバー側に
は、車両情報を受信すると、その車両情報に基づいてユ
ーザーの運転技術の診断を行い、診断の結果に基づいて
最適なタイヤ選択を行い、ユーザーに推奨する、例えば
コンピュータを含むタイヤ選択手段を備え、ユーザー
が、インターネットを介して最適なタイヤ選択の結果を
受信して納得するか否を検討し、意見、要望等の検討結
果をサーバー側に送信し、サーバー側は、その検討結果
に基づいてユーザーに対して最適なタイヤを推奨するタ
イヤ推奨システムを特徴とする。
【0007】このような構成により、ユーザーがタイヤ
を購入し交換する際に、ユーザーから及びタイヤメーカ
ーからの種々のデータに基づいて、購入者であるユーザ
ーの運転技術の診断とともに、そのユーザーの意向に完
全に合致した最適なタイヤを、客観的なデータを検討し
て選択し推奨することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明のシステム構成図で
ある。図示のように、各ユーザーのパソコンと、タイヤ
メーカー側のサーバーコンピュータとが、例えばインタ
ーネット等の情報伝送手段を介して接続されている。そ
の他の情報伝送手段として、一般的な電話回線、携帯電
話、パソコン通信、磁気テープやFDやPCカード等の
郵送可能な手段、が含まれる。基本的な手順として、ユ
ーザーからの車両データを含む車両情報が、情報伝送手
段を介してタイヤメーカーに送られ、タイヤメーカーに
て運転技術の診断やその結果を参考にした最適タイヤの
選択を行い、その結果をユーザーに返送する。
【0009】車両には、加速度(G)センサー(ABS
装置のGセンサーを含む)、車速センサー、傾斜センサ
ー、その他の各種センサー、カーナビゲーションシステ
ム、制御用コンピュータ及びデータ記憶装置、等が装備
されている。これらの装置を使用して、車両情報とし
て、前後や横方向や上下方向の加速度、傾き角、車両回
転角、走行速度、走行距離、走行地域等のデータを測定
し一時的に蓄積する。さらに他の車両情報として、車両
データ(メーカー名、車種名、年式、グレード、ナンバ
ー等)、タイヤ関連情報(タイヤサイズ、タイヤ名、リ
ム幅、空気圧等)、車両諸元(駆動方式、ホイールベー
ス、トレッド幅、サスペンション形式、ブレーキシステ
ム形式等)、変更内容(交換した部品の名称、仕様値、
測定値等)、ユーザー情報(住所、氏名、年齢、職業、
電話番号、車の利用方法、ID番号等)等を、所定のデ
ータ記憶装置に入力しておいてもよい。
【0010】これらの車両情報は、例えばインターネッ
トを介して、タイヤメーカー側のサーバーコンピュータ
に送出される。タイヤメーカーは、ユーザーのパソコン
からサーバーコンピュータに伝送されてきた走行データ
やタイヤデータ、車両データ等の車両情報を元に、以下
に詳述するように、サーバー上のデータベースに予め用
意してあるタイヤ性能情報、車両及びタイヤマッチング
情報、加速度分布による運転技術レベル情報等の、複数
のデータベースと照合及び演算(シミュレーションを含
む)を行い、ユーザーに対して、その車両や実際の使わ
れ方に最適なタイヤサイズや銘柄等の情報や車両情報を
提供し、さらにユーザーの運転技術の診断及びアドバイ
スを行なう。
【0011】図2は車両側のシステム構成図である。車
両側には、少なくとも、車載コンピュータ、記憶装置
(メインプログラム用、車両情報用、データベース
用)、加速度センサー(Gセンサー)、車速センサー等
が設けられている。ユーザーはパソコンの表示画面を見
ながら、後述する手順に従って車両情報等を入力してい
くが、これらの情報は、メインコントローラからインタ
ーネット等の情報伝送手段を経て、サーバー側コンピュ
ータに送信される。そして、サーバー側コンピュータか
ら提供される運転技術の診断結果、タイヤ及び車両情報
を受信してパソコン画面に表示される。従って、メイン
プログラムはこれらの送信、受信、表示等を制御するた
めのものであり、メインコントローラは、このメインプ
ログラムにより種々の動作制御を行なう。
【0012】図3はサーバー側のシステム構成図であ
る。図2に示す車両側のシステムからの入力情報を、イ
ンターネット等を経てメインコントローラで受信し、メ
インプログラムによる制御に基づいて、運転技術の診断
やタイヤ選択の後に、メインコントローラからユーザー
側に送信される。従って、各記憶装置には、タイヤ情
報、車両情報、車両及びタイヤマッチング情報、加速度
(G)測定情報、会員情報、販売店情報、等がそれぞれ
格納される。
【0013】図4は車両側の処理フローチャートであ
る。車両側の具体的な処理は、後述する図9〜図14に
示す表示画面に沿って行なわれる。図4に示すように、
まず、スタート画面では、走行情報の記録開始、車両及
びタイヤ情報、走りの好み、ユーザー情報、等を入力す
る(A0)。次に、走行情報の記録、リセット等を行な
い(A1)、次に、車両及びタイヤ情報の入力、登録等
を行い(A2)、次に、ユーザーの走りの好みの入力、
登録等を行い(A3)、次に、その他の方法の入力、登
録等を行い(A4)、そして、内容確認を行なう(A
5)。
【0014】図5はサーバー側の処理フローチャートで
ある。サーバー側の具体的な処理は、後述する図15〜
図23に示す表示画面に沿って行なわれる。図5に示す
ように、まず、スタート画面では、ドライビングの診断
を行なう旨の表示を行なう(B1)。次に、車両情報等
の入力と転送を行い(B2)、次に入力情報を確認し一
般走行とスポーツ走行の診断を開始し(B3)、次に、
走行の分析とドライビングの診断を行い(B4,B
5)、さらに走行の分析とドライビングの診断を再度行
い(B6)、診断結果に基づいて推奨するタイヤ情報を
入力し(B7)、次に、ユーザーに対してタイヤの入手
方法を案内し(B8)、そして、ユーザーからドライビ
ング診断についての意見を求める(B9)。
【0015】図6は、車両側で情報を登録し直接メーカ
ーサイトに接続する場合のフローチャートである。図示
のように、車両側の装置とタイヤメーカーのサイトとの
間で、直接情報のやりとりを行なう。但し、この場合の
車両は、タイヤの購入及び交換を希望するユーザーの車
両とする。まず、車両側では、Gセンサーや車速センサ
ーにより車両走行状態の記録を開始し(S1,S2)、
ユーザー情報、車両情報、タイヤ情報等を入力及び保存
し(S3)、そして、メーカーサイトに、例えばインタ
ーネットを介してアクセスする(S4)。メーカーサイ
トでは、アクセスを受信すると、トップページを車両側
に送信し(S11)、車両側から走行データ等の入力情
報を、メーカーサイトに転送すると(S5)、メーカー
サイトから情報入力画面が送信される(S12)。
【0016】車両側は、既に入力し保存していたユーザ
ー情報、車両情報、タイヤ情報等をメーカーサイトに送
信し(S6)、メーカーサイトは車両側からの転送内容
を確認し、診断モードの選択画面を送信する(S1
3)。車両側は、診断モードを選択しメーカーサイトに
送信する(S7)。メーカーサイトは、車両側からの車
両情報等のデータに基づいて、走行データ確認し走行分
析を行い診断した画面を車両側に送信し(S14)、さ
らに、上述の分析及び診断結果に基づいて判断した、タ
イヤメーカーとしての推奨タイヤのデータを車両側に送
信し(S15)、さらに、ユーザーに対してタイヤの入
手方法の情報を送信し(S16)、さらに、推奨タイヤ
についての意見や要望をユーザーから求めるためのフォ
ームを車両側に送信する(S17)。最後に、ユーザー
は意見や要望を記入してメーカーサイトに返送して一連
の手順を終了する(S8)。
【0017】図7は、車両側では測定と記録のみを行
い、ユーザー又は店舗のパソコンからメーカーサイトに
情報の入力及び登録を行なう場合のフローチャートであ
る。図6のフローチャートと比較すると明らかなよう
に、車両側では、上述のステップS1,S2と同様に、
車両走行状態を記録すると、ユーザーパソコン又は店舗
パソコンに転送し(S21)、パソコン側はデータを一
時的に保存し(S22)、その後にメーカーサイトにア
クセスする。メーカーサイトの処理は、図6のステップ
S11〜S17と同様なので説明を省略する。また、パ
ソコン側も、図6の車両側のステップS3〜S8に基本
的に同様であるが、パソコン側の場合では、メーカーサ
イトにアクセスした後に、情報入力画面を選択する旨の
送信を行い(S23)、メーカーサイトから情報入力画
面が送信されると、ユーザー情報、車両情報、タイヤ情
報等を入力し、メーカーサイトにデータ転送する(S2
4)。これ以降は、図6のステップと同様である。
【0018】図8は、車両側で情報も入力する場合のフ
ローチャートである。この場合には、図6のステップS
1〜S3と同様に、車両側で、ユーザー情報、車両情
報、タイヤ情報を入力し保存し、その後、ユーザー又は
店舗パソコンにデータ転送する。パソコン側では、メー
カーサイトにアクセスした後、トップページを受信する
と、図6と同様に、走行データ及び入力情報をメーカー
サイトに転送する。これ以降の、パソコン側及びメーカ
ーサイト側の処理は、図6と同様なので説明を省略す
る。
【0019】図9〜図14は、図4の詳細処理を説明す
る表示画面である。まず、図9はスタート画面である。
スタート画面には、ユーザーへの案内として、「走行情
報の記録からドライビングテクニックの診断が可能」、
「車両情報により、詳しい情報が可能」、「車両情報か
ら、お奨めのタイヤ情報が可能」等を表示し、「走行情
報の記録」、「車両・タイヤ情報の入力」、「走りの好
みの登録」、「ユーザー情報の登録」、「入力情報の確
認」等を表示する。ユーザーは、「走行情報の記録」、
「車両情報及びタイヤ情報の入力」、「走りの好みの登
録」、「ユーザー情報の登録」、「入力情報の内容確
認」等の中から、1つを選択する。
【0020】図10は、図9にて、ユーザーが「走行情
報の記録開始。リセット」を選択(クリック)した場合
の表示画面である。ユーザーに対して、「ドライビング
テクニックの診断が可能」、「走りの詳しい情報」、
「推奨タイヤ情報」等を案内する。この例では、図示の
ように、「一般走行モードでの記録」を選択して走行記
録を開始し、走行記録の終了と保存を行い、記録を開始
してからの現在の走行記録を記録する。
【0021】図11は、図9にて、ユーザーが「車両及
びタイヤ情報の入力」をクリックした場合の表示画面で
ある。図示のように、ユーザーは、車のメーカー名、グ
レード、年式、現在の走行距離、等を入力し、さらに、
タイヤのサイズ、メーカー、名称、及びタイヤ幅、扁平
率、インチ等の詳細なデータを入力する。さらに、これ
らの内容を登録する場合には、「内容の登録」をクリッ
クする。
【0022】図12は、図9にて、ユーザーが「走りの
好みの入力」をクリックした場合の表示画面である。図
示のように、高速道路を利用する割合を記入し、ユーザ
ー自身の走りの好みを選択し、さらに、現在の不満な点
を記入する。図13は、図9にて、ユーザーが「ユーザ
ー情報の登録」をクリックした場合の表示画面である。
図示のように、さらにユーザー情報として、登録ID、
登録パスワード、名前、住所、電話番号、Eメールアド
レス、等を記入する。
【0023】図14は、図9にて、ユーザーが「入力し
た情報の内容確認」をクリックした場合の表示画面であ
る。図示のように、ユーザーは、上述のステップにより
既に入力した内容の確認を行なう。図15〜図23は、
図5の詳細処理を説明する表示画面である。図15は、
ユーザーに対して、ドライビングクリニックをスタート
する旨の表示画面である。「あなたのドライビングを診
断する」、「あなたの走りや好みに合わせたチューニン
グを行なう」等の案内を表示する。ユーザーが、ドライ
ビングクリニックの詳細を知りたいときは、「クリニッ
クの詳細を知りたい」をクリックする。
【0024】図16は、走行データ及び車両タイヤ情報
の転送と入力の表示画面である。ユーザーの車両に取り
付けられた種々の機能に基づいて、車両の動きに関する
情報を転送する。この場合、ユーザー側の装置に、事前
登録機能が有る場合と、事前登録機能が無い場合(即
ち、車両、タイヤ、ユーザー情報が未入力)に分けられ
る。事前登録機能有りの場合は「走行データの転送」
を、事前登録機能無しの場合は「情報の入力とデータの
転送」をクリックする。
【0025】図17は、入力情報を確認する表示画面で
ある。ユーザーは、車の製造メーカー、年式、タイヤの
製造メーカー、高速道路を走行する割合、ドライブの好
み、登録ID、登録パスワード、名前、住所、電話番
号、等の確認を行なう。そして、確認の後に、「一般走
行診断モード」か「スポーツ走行診断モード」を選択す
る。さらに内容に修正がある場合には「内容を修正す
る」をクリックする。
【0026】図18は、走行分析及びドライビング診断
の表示画面(その1)である。ユーザーから提供された
車両情報やタイヤ情報に基づいて、図示のように、Gセ
ンサーで得られた加速度データに基づいて作成された、
車両の前後方向及び横方向の加速度分布を表示する。タ
イヤメーカーは、この分布から所見として、ユーザーの
ドライビング上の「癖」を指摘することができる。
【0027】図19は、走行分析及びドライビング診断
の表示画面(その2)である。図示のように、加速のさ
せ方、減速のさせ方、ハンドルのきり方、交差点での曲
がり方、等の診断結果をレーダーチャートにして表す。
図示のように、標準的な運転を100として正六角形
(点線)で示すと、実際の運転は、ゆがんだ六角形(実
線)となり、この六角形を見ながら、ユーザーに対し
て、癖の指摘、安全運転の方法、等、運転技術の改善に
関するアドバイスを行なう。例えば、「加速のさせ
方」、「減速のさせ方」等の指摘と、改善のアドバイス
を行なう。そして、診断結果として、「安全性」、「操
作性」、その他の点数を計算し、総合得点を計算する。
【0028】図20は、走行分析及びドライビング診断
の表示画面(その3)である。図示のように、図19以
外の他の要素の診断結果をレーダーチャートにして表
す。図19と同様に、標準的な運転を100として正六
角形(点線)で示すと、実際の診断は、ゆがんだ六角形
(実線)となり、この六角形を見ながら、ユーザーに対
して、癖の指摘、安全運転の方法、等、運転技術の改善
に関するアドバイスを行なう。
【0029】図21は、ユーザーから提供された車両情
報等に基づいて、タイヤメーカー側で推奨するタイヤを
選択したときの画面である。シミュレーションした結果
として、車の動きの大きさと、車の動きの容易さの関係
を、現在とタイヤ交換後で示し、タイヤの交換後に運転
し易くなったことを表示する。さらに、「操縦性」、
「安全性」、「乗り心地」等の6項目をレーダーチャー
トで示し、標準的な正六角形(点線)にほぼ一致するこ
とを表示する。そして、現在のタイヤに対して、推奨タ
イヤを提示する。その際に、車両のフロント側のタイヤ
と、リヤ側のタイヤを提示する。さらに、タイヤ選択に
おけるアドバイスを表示する。ユーザーは、これらの結
果を検討し、「結果に納得できる」か「結果に納得でき
ない」をクリックする。
【0030】図22は、タイヤ入手方法の表示画面であ
る。図示のように、ユーザーに対して、最寄りの取り扱
い店舗(営業所)を紹介する。図23は、ユーザーから
の意見や要望を求めるために画面である。上記のように
してタイヤメーカーで作成したドライビング診断の結果
や、推奨したタイヤについて、ユーザーから意見や要望
を求める。タイヤメーカーは、ユーザーからの意見等を
反映させて、よりユーザーのニーズに合致したタイヤを
推奨することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザーとタイヤメー
カーを、例えばインターネットを介して接続し、ユーザ
ーから提供された車両情報や、走行データや、使用状況
等の実際のデータに基づいて、ユーザーの運転技術の診
断と最適なタイヤの選択が客観的にデータに基づいて可
能となり、さらに遠隔地のユーザーからでも可能とな
る。その結果、最適なタイヤ選択や車両セッティング等
の情報提供により、タイヤ選択のミスによる車両走行性
能の低下を防止し、購入者であるユーザーの満足がいく
タイヤを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の車両側のシステム構成図である。
【図3】本発明のサーバー側のシステム構成図である。
【図4】本発明の車両側の処理フローチャートである。
【図5】本発明のサーバー側の処理フローチャートであ
る。
【図6】本発明の、車両側で情報を登録し直接メーカー
サイトに接続する場合のフローチャートである。
【図7】本発明の、車両側では測定と記録のみを行い、
ユーザー又は店舗のパソコンからメーカーサイトに情報
の入力及び登録を行なう場合のフローチャートである。
【図8】本発明の車両側で情報も入力する場合のフロー
チャートである。
【図9】本発明のスタート画面である。
【図10】図9にて、ユーザーが「走行情報の記録開
始。リセット」を選択(クリック)した場合の表示画面
である。
【図11】図9にて、ユーザーが「車両及びタイヤ情報
の入力」をクリックした場合の表示画面である。
【図12】図9にて、ユーザーが「走りの好みの入力」
をクリックした場合の表示画面である。
【図13】図9にて、ユーザーが「ユーザー情報の登
録」をクリックした場合の表示画面である。
【図14】図9にて、ユーザーが「入力した情報の内容
確認」をクリックした場合の表示画面である。
【図15】本発明の、ユーザーに対して、ドライビング
クリニックをスタートする旨の表示画面である。
【図16】本発明の、走行データ及び車両タイヤ情報の
転送と入力の表示画面である。
【図17】本発明の、入力情報を確認する表示画面であ
る。
【図18】本発明の、走行分析及びドライビング診断の
表示画面(その1)である。
【図19】本発明の、走行分析及びドライビング診断の
表示画面(その2)である。
【図20】本発明の、走行分析及びドライビング診断の
表示画面(その3)である。
【図21】本発明の、ユーザーから提供された車両情報
等に基づいて、タイヤメーカー側で推奨するタイヤを選
択したときの画面である。
【図22】本発明の、タイヤ入手方法の表示画面であ
る。
【図23】本発明の、ユーザーからの意見や要望を求め
るために画面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 5/00 B60C 5/00 H 19/00 19/00 J

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザーが各々所持するパソコン
    と、タイヤメーカーであるサーバー側が所持するコンピ
    ュータとを情報伝送手段を介して接続し、前記複数のユ
    ーザーの中で希望するユーザーがタイヤの購入及び交換
    を行なう際に、前記ユーザーの意向に合致した最適なタ
    イヤ選択を可能とするタイヤ推奨システムであって、 前記ユーザー側には、自身の所持する車両の車両情報
    を、前記情報伝送手段を介して前記サーバー側に送信
    し、かつ前記サーバー側からの情報を受信する送受信手
    段を備え、 前記サーバー側には、前記車両情報を受信すると、前記
    車両情報に基づいて前記ユーザーの運転技術の診断を行
    い、前記診断の結果に基づいて最適なタイヤ選択を行
    い、前記ユーザーに推奨するタイヤ選択手段を備え、 前記ユーザーが、前記情報伝送手段を介して前記タイヤ
    選択の結果を受信して意見、要望等の検討結果を前記サ
    ーバー側に送信し、前記サーバー側は、前記検討結果に
    基づいて前記ユーザーに対して最適なタイヤを推奨する
    タイヤ推奨システム。
  2. 【請求項2】 前記情報伝送手段には、少なくとも、イ
    ンターネット、電話回線、携帯電話、パソコン通信、磁
    気テープやFDやPCカード等の郵送手段、を含む請求
    項1に記載のタイヤ推奨システム。
  3. 【請求項3】 前記車両情報には、少なくとも、車両の
    前後や横方向や上下方向の加速度、走行速度、走行距
    離、走行地域のデータを含む請求項1に記載のタイヤ推
    奨システム。
  4. 【請求項4】 前記車両情報には、メーカー名、車種
    名、年式、グレード及びナンバーを含む車両データと、
    タイヤサイズ、タイヤ名、リム幅、扁平率及び空気圧を
    含むタイヤ関連情報と、駆動方式、ホイールベース、ト
    レッド幅、サスペンション形式及びブレーキシステム形
    式を含む車両諸元と、交換した部品の名称を含む変更内
    容と、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、車の利用方
    法及びID番号を含むユーザー情報と、を含む請求項1
    に記載のタイヤ推奨システム。
  5. 【請求項5】 前記車両情報には、ユーザー自身の走り
    の好み情報を含む請求項1に記載のタイヤ推奨システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記運転技術の診断は、車両の前後方向
    の加速度分布状態、及び横方向の加速度分布状態に基づ
    いて行なわれる請求項1又は3に記載のタイヤ推奨シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記運転技術の診断は、前記車両情報と
    前記走りの好み情報に基づいて行なわれる請求項1、
    3、5又は6に記載のタイヤ推奨システム。
  8. 【請求項8】 前記運転技術の診断は、少なくとも、加
    速のさせ方、減速のさせ方、交差点での曲がり方、ハン
    ドルの切り方、により行なわれる請求項1、3、5、又
    は7に記載のタイヤ推奨システム。
  9. 【請求項9】 前記最適なタイヤ選択は、操縦性、安定
    性、乗心地、走行ノイズ、ウエット特性、及び摩耗性、
    に基づいて行なわれる請求項1〜8の何れかに記載のタ
    イヤ推奨システム。
  10. 【請求項10】 車両側には、前記車両情報の取得のた
    めに、少なくとも、加速度(G)センサーと、車速セン
    サーと、カーナビゲーションシステムとを備えた請求項
    3に記載のタイヤ推奨システム。
  11. 【請求項11】 前記サーバー側には、予め、各種車両
    とタイヤとのマッチング情報が格納される請求項1に記
    載のタイヤ推奨システム。
  12. 【請求項12】 前記走りの好み情報には、一般道路の
    走行モードか、高速道路の走行モードかを選択可能とす
    る請求項5に記載のタイヤ推奨システム。
  13. 【請求項13】 前記車両情報を前記サーバー側に送信
    するに際して、車両に搭載した装置から情報伝送手段を
    介して直接サーバー側に送信するか、又は車両搭載装置
    からユーザーパソコンもしくは店舗のパソコンを経て情
    報伝送手段を介してサーバー側に送信するようにした請
    求項1に記載のタイヤ推奨システム。
  14. 【請求項14】 前記サーバー側は、前記ユーザーに最
    適なタイヤを推奨した後、タイヤの入手方法を案内する
    請求項1に記載のタイヤ推奨システム。
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