JP2023156893A - 情報提供システム - Google Patents

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JP2023156893A
JP2023156893A JP2022066534A JP2022066534A JP2023156893A JP 2023156893 A JP2023156893 A JP 2023156893A JP 2022066534 A JP2022066534 A JP 2022066534A JP 2022066534 A JP2022066534 A JP 2022066534A JP 2023156893 A JP2023156893 A JP 2023156893A
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JP2022066534A
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恭介 寺田
Kyosuke Terada
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ユーザに対して車両のメンテンナンスを実施するかどうか判断するのに役立つ情報を提供する。【解決手段】車載コンピュータは、車両の劣化度合いに関連する情報を記憶する。サーバは、車載コンピュータから取得された車両の劣化度合いに関連する情報に基づいて第1の計算と第2の計算とを実施する。第1の計算は、車両の現在の劣化度合いの実挙動への影響の計算である。第2の計算は、車両に対してメンテナンスを実施した場合の費用対効果の計算である。表示装置は、サーバにより実施された第1の計算と第2の計算のそれぞれの計算結果を表示する。【選択図】図2

Description

本開示は、車両のユーザに対して有用な情報を提供する情報提供システムに関する。
特許文献1には、センサ情報取得部、タイヤ力算出部及び表示部を備えるタイヤ力表示システムが開示されている。センサ情報取得部は、タイヤに配設されたセンサによって計測されるタイヤの物理量を取得する。タイヤ力算出部は、センサ情報取得部によって取得したタイヤの物理量を演算モデルに入力してタイヤ力および限界タイヤ力を算出する。表示部は、タイヤ力算出部により算出したタイヤ力および限界タイヤ力を表示する。
特開2021-088229号公報
特許文献1に開示されたタイヤ力表示システムによれば、ユーザは、タイヤという車両部品の劣化が車両の挙動に与える影響を知ることができる。その影響の大きさはメンテナンスを行うかどうか判断する上での一つの目安ではあるが、費用をかけてメンテナンスを行うことにメリットがあるかどうかまでは分からない。
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものである。本開示は、ユーザに対して車両のメンテンナンスを実施するかどうか判断するのに役立つ情報を提供することを目的とする。
本開示は上記目的を達成するための情報提供システムを提供する。本開示の情報提供システムは、車載コンピュータと、サーバと、表示装置とを備える。車載コンピュータは、車両の劣化度合いに関連する情報を記憶するように構成されている。サーバは、車載コンピュータから取得された車両の劣化度合いに関連する情報に基づいて第1の計算と第2の計算とを実施するように構成されている。第1の計算は、車両の現在の劣化度合いの実挙動への影響の計算である。第2の計算は、車両に対してメンテナンスを実施した場合の費用対効果の計算である。表示装置は、サーバにより実施された第1の計算と第2の計算のそれぞれの計算結果を表示するように構成されている。
本開示の情報提供システムによれば、ユーザは、メンテナンスを行わない場合に車両の現在の劣化度合いが実挙動に与える影響と、メンテナンスを実施した場合の費用対効果とを併せて知ることができる。ユーザは、知り得たそれらの情報に基づいて、メンテナンスを実施するかどうか判断することができる。
本開示の実施形態に係る情報提供システムの構成を示す図である。 情報提供システムの利用の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本開示の情報提供システムの実施形態について説明する。ただし、以下に示す実施形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、本開示に係る思想が限定されるものではない。また、以下に示す実施形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、本開示に係る思想に必ずしも必須のものではない。
図1は本実施形態に係る情報提供システムの構成を示す。情報提供システムは、車両所有者(ユーザ)10に対して情報を提供する機能と、車両購入希望者8に対して情報を提供する機能とを有している。車両所有者10に対する情報の提供は車両情報管理サーバ4から行われる。車両購入希望者8に対する情報の提供は中古車情報サーバ6から行われる。車両情報管理サーバ4と中古車情報サーバ6とはネットワークで接続されている。
車両所有者10はメンテナンス対象となる車両の所有者である。車両所有者10は車両の状態の確認とメンテンナンスを行うかどうかの判断のために情報提供システムを利用する。車両所有者10は所有する車両が情報提供システムに対応している車両である場合、情報提供システムを利用することができる。車両所有者10はスマートフォンやパソコン等の通信端末を用いて車両情報管理サーバ4に接続する。
車両情報管理サーバ4は車両のメンテナンスサービスに登録されている全ての車両の情報を管理するサーバである。メンテナンスサービスへの登録は、例えば車両が新車として販売された時に行われる。登録時には車両の車種や諸元等の基本情報が車両情報管理サーバ4に記憶される。そして、車検整備や定期/不定期の点検を含むメンテナンスが行われる度に、車両情報管理サーバ4に記録された車両状態情報が更新される。
車両情報管理サーバ4に記憶される車両状態情報には、例えば、メーカ名、車名、型式、年式、色、駆動方式、ミッションタイプ、ハンドル位置、排気量、燃料種、定員、ドア数、ボディタイプ、クレード名、個別装備、車両写真、車検有無、所有形態、整備記録、走行距離、事故履歴、ボディデータ、走行記録、車体番号、オーナー遍歴等が含まれる。また、車両状態情報には、車載コンピュータであるECU12に記録されているECU情報が含まれる。ECU情報は車両の自己診断結果を含む。ECU情報は車両所有者10の操作により或いは自動的に移動体通信によって車両から車両情報管理サーバ4に送信される。
車両情報管理サーバ4は車両所有者10に提供する情報を作成する機能を有している。車両情報管理サーバ4が作成する情報は、車両所有者10が所有する車両の劣化度合いと、その劣化度合いが車両の実挙動に与える影響と、メンテナンスを実施した場合の費用対効果である。車両情報管理サーバ4には、車両状態情報から車両の劣化度合いを求めるための計算式或いはテーブルと、車両の劣化度合いから車両の実挙動への影響を求めるための計算式或いはテーブルと、車両の劣化度合いからメンテナンスの費用対効果を求めるための計算式或いはテーブルが登録されている。
車両所有者10は、車両情報管理サーバ4にアクセスして車両状態情報を車両のECU12から車両情報管理サーバ4にアップロードする(図1に示される通信A)。車両状態情報のアップロードを受けて、車両情報管理サーバ4は車両状態情報から車両の劣化度合いを計算する。さらに、車両所有者10からの要求に応じて、車両情報管理サーバ4は車両の劣化度合の実挙動への影響の計算(第1の計算)と、メンテナンスの費用対効果の計算(第2の計算)とを行う。車両情報管理サーバ4は計算で得られた車両の劣化度合情報、実挙動への影響情報、及びメンテナンスの費用対効果情報を車両所有者10の表示装置14に送信する(図1に示される通信B)。なお、表示装置14は、車両所有者10が車両情報管理サーバ4から送信される情報をディスプレイ上で確認することができるのであれば、スマートフォンやパソコン等の通信端末でもよいし車載モニタでもよい。
車両情報管理サーバ4から提供される情報より、車両所有者10は、メンテナンスを行わない場合に車両の現在の劣化度合いが実挙動に与える影響と、メンテナンスを実施した場合の費用対効果とを併せて知ることができる。車両所有者10は、知り得たそれらの情報に基づいて、所有する車両に対してメンテナンスを実施するかどうか判断することができる。
車両購入希望者8は中古車の購入を希望している法人又は個人の集団である。車両購入希望者8は中古車の車種毎、状態毎の市場取引価格の相場を知るために情報提供システムを利用する。車両購入希望者8は自由に或いは簡単な登録で情報提供システムを利用することができる。車両購入希望者8はスマートフォンやパソコン等の通信端末を用いて中古車情報サーバ6に接続する。
中古車情報サーバ6は中古車の車種毎、状態毎の市場取引価格の相場を記憶している。また、車両所有者10が車両の買取を希望している場合には、車両所有者10が買取を希望している車両の車両状態情報が車両情報管理サーバ4から中古車情報サーバ6に送信される(図1に示される通信C)。車両情報管理サーバ4から中古車情報サーバ6に送信される情報には、車両の劣化度合情報や実挙動への影響情報が含まれていてもよい。車両の劣化度合や実挙動への影響が分かれば、中古車情報サーバ6はより厳密な市場取引価格を算出することができる。
中古車情報サーバ6は車両情報管理サーバ4から受信した車両状態情報と併せて相場情報を車両購入希望者8に提供する(図1に示される通信D)。中古車情報サーバ6から車両購入希望者8に提供される情報には、車両購入希望者8が購入を希望する車両の劣化度合情報や実挙動への影響情報が含まれていてもよい。車両購入希望者8は、中古車情報サーバ6から提供された情報を参考にして車両を購入するかどうか判断する。
次に、車両所有者10及び車両購入希望者8による情報提供システムの利用の流れについて図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップS01では、車両所有者10は表示装置14において「車両健康状態」を閲覧することを希望する。例えば、表示装置14の画面をタッチして車両健康状態を閲覧するためのアプリを起動させる。アプリの起動により、表示装置14と車両のECU12とは無線により或いは有線により接続される。
ステップS02では、車両所有者10は表示装置14の画面上でアプリを操作し、車両のECU12から車両情報管理サーバ4へ車両状態情報をアップロードする。
ステップS03では、車両情報管理サーバ4はECU12から取得した車両状態情報から車両の劣化度合いを計算する。車両情報管理サーバ4は計算結果を表示装置14に送信し、計算結果を表示装置14によって車両所有者10に提示する。表示装置14における車両の劣化度合いの提示は車両の機能部品毎に行われる。各機能部品の劣化度合いは、新品を100%、法規要件に不適合なもの或いは部品毎に定められた使用限度を迎えたものを0%とし、数値にて定量的に表示される。
車両所有者10は車両情報管理サーバ4に対して劣化度合いの実挙動への影響の算出を希望することができる。車両所有者10が希望していない場合、ステップS04のNoルートが選択される。この場合、何も起こらない。車両所有者10が算出を希望している場合、ステップS04のYesルートが選択されてステップS05に進む。
ステップS05では、車両情報管理サーバ4は車両の現在の劣化度合いの実挙動への影響を計算する。車両情報管理サーバ4は計算結果を表示装置14に送信し、計算結果を表示装置14によって車両所有者10に提示する。ここにおける実挙動とは、五感によって感じ取れるもの、例えばノイズ、騒音、振動、異臭、熱、光として現れるものを指す。実挙動への影響は、新車状態の挙動を100%、法規要件に不適合なもの或いは部品毎に定められた使用限度を迎えたものに発生する挙動を0%として定義される。実挙動の提示手法としては、ノイズ・騒音は周波数と音圧値、振動は加速度、熱は熱拡散率・熱伝導率・絶対温度、光は照度・輝度により評価したものを提示してもよい。これらの評価値は消耗度や挙動影響度で表されたマップ値とされている。
車両所有者10は車両情報管理サーバ4に対してメンテナンス費用の算出を希望することができる。車両所有者10がメンテナンス費用の算出を希望していない場合、ステップS06のNoルートが選択される。この場合、何も起こらない。車両所有者10がメンテナンス費用の算出を希望している場合、ステップS06のYesルートが選択されてステップS07に進む。
ステップS07では、車両情報管理サーバ4は、算出されたメンテナンス費用に基づいてメンテナンス実施時の費用対効果を計算する。費用対効果は、例えば、メンテナンスにより回復する車両の劣化度合いの車両の実挙動への影響のレベルと、メンテナンス費用との比を点数化したもので表される。車両情報管理サーバ4は計算結果を表示装置14に送信し、計算結果を表示装置14によって車両所有者10に提示する。車両情報管理サーバ4から供給される情報が表示装置14にて開示されることにより、車両所有者10は、開示されたそれらの情報に基づいて、メンテナンスを実施するかどうか判断することができる。
ステップS08では、車両情報管理サーバ4から車両所有者10に対して車両の最適メンテナンス時期が提示される。最適メンテナンス時期の提示には、部品毎の将来的な最適交換タイミングが含まれている。最適交換タイミングは、横軸に製品の使用時間、縦軸に製品の摩耗度を取った時の損益分岐点もしくはユーザの任意の設定による消耗度及び挙動影響度に対応するタイミングである。
ステップS09では、車両所有者10が車両の売却を希望している場合、車両情報管理サーバ4は、車両購入希望者8に対してステップS05及びS07で得られた各情報を車両状態情報及び相場情報とともに開示する。車両購入希望者8は、開示されたそれらの情報に基づいて、車両所有者10が売却を希望している車両を購入するかどうか判断することができる。
4 車両情報管理サーバ
6 中古車情報サーバ
8 車両購入希望者
10 車両所有者
12 車両のECU
14 表示装置

Claims (1)

  1. 車両の劣化度合いに関連する情報を記憶するように構成された車載コンピュータと、
    前記車載コンピュータから取得された前記車両の劣化度合いに関連する情報に基づき、前記車両の現在の劣化度合いの実挙動への影響を計算する第1の計算と、前記車両に対してメンテナンスを実施した場合の費用対効果を計算する第2の計算とを実施するように構成されたサーバと、
    前記サーバにより実施された前記第1の計算と前記第2の計算のそれぞれの計算結果を表示するように構成された表示装置と、を備える
    ことを特徴とする情報提供システム。
JP2022066534A 2022-04-13 2022-04-13 情報提供システム Pending JP2023156893A (ja)

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