JP2016051311A - タイヤ推奨方法および情報処理装置並びにプログラム - Google Patents

タイヤ推奨方法および情報処理装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する。【解決手段】タイヤの性能を評価する複数の評価項目から評価項目を選択すると共に、選択された評価項目の評価点を積算してタイヤ毎に評価点の合計点を求め、合計点の高さの順にタイヤを順位付けする。そして、順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定し、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する。【選択図】図13

Description

本発明はタイヤ推奨方法および情報処理装置並びにプログラムに関する。
従来、顧客にタイヤを販売するにあたって、販売員は、顧客が所有する車両の車種やその車両に装着されているタイヤサイズを調べ、それらの情報に基づいてカタログなどの販売資料に記載されている多種多様なタイヤから販売すべきタイヤを選んで顧客に提示している。
このようなタイヤの選択作業の効率化を図るため、特許文献1には、以下のようなタイヤ販売方法が提案されている。
すなわち、自動車で来店する顧客が駐車場に入場する際に、顧客の氏名、自動車の車種、タイヤサイズなどの情報を含む顧客情報を駐車場係端末で収集し、収集された顧客情報を顧客IDと関連付けてデータ記憶装置に登録する。
また、顧客IDが印刷された来店カードを発行して顧客に渡しておく。
販売員は、顧客から提示された来店カードの顧客IDに基づいて販売員端末からデータ記憶装置から顧客情報を参照すると共に、データ記憶装置に予め格納されている商品情報を参照して顧客情報(車種、タイヤサイズ)に適合するタイヤを選択し顧客に提示し、商談を行なう。
特開2002−32454号公報
しかしながら、上記従来の販売方法では、タイヤが有する様々な性能、例えば、ウェット路面でのタイヤのグリップ性能、ドライ路面でのタイヤのグリップ性能、省燃費性能、静粛性能などは考慮されていない。
顧客の満足度を確保し、また、販売促進の効果を確保する観点から、販売員は、顧客の運転に適したタイヤの性能を判断し、顧客の運転に適したタイヤを推奨することが好ましい。
しかしながら、顧客の運転に適したタイヤを推奨できるか否かは、販売員のタイヤ知識に大きく左右されるため、何らかの改善が求められている。また、カタログなどの販売資料を調べることで顧客の運転に適したタイヤを推奨することが考えられるが、そのような作業は多大な時間を要するため、ガソリンスタンドなどのように、販売員が顧客と対応する時間が限られている場合は現実的ではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利なタイヤ推奨方法および情報処理装置並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、顧客の運転に適したタイヤをコンピュータにより推奨するタイヤ推奨方法であって、複数種類のタイヤのそれぞれについて、前記タイヤの識別情報と前記タイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられた評価項目データベース部を用意するステップと、前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択させるための選択情報を提示する選択情報提示ステップと、前記選択情報の提示に対応してなされる入力部に対する操作により前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する評価項目選択ステップと、前記選択された評価項目に対応する前記評価点を前記タイヤ毎に前記評価項目データベース部から抽出して積算し前記タイヤ毎の合計点を求める合計点算出ステップと、前記合計点の高さの順に前記タイヤを順位付けする順位付けステップと、前記順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定する推奨タイヤ決定ステップと、前記推奨タイヤの前記識別情報と、前記推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する推奨タイヤ情報出力ステップとを含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記入力部に対する操作により前記タイヤが装着される車両の車種を示す車種情報を受け付ける車種情報受け付けステップをさらに含み、前記推奨タイヤ決定ステップによる前記推奨タイヤの決定は、前記車種情報受け付けステップで受け付けられた前記車種情報を考慮してなされることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記車種情報受け付けステップで受け付けられた前記車種情報が予め定められた特定の車種であった場合、前記入力部に対する操作により、悪路走行を優先するか、舗装路走行を優先するかの走行路選択情報を受け付ける走行路選択情報受け付けステップをさらに含み、前記推奨タイヤ決定ステップによる前記推奨タイヤの決定は、前記走行路選択情報受け付けステップで受け付けられた前記走行路選択情報を考慮してなされることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記入力部に対する操作により前記タイヤサイズを示すタイヤサイズ情報を受け付けるタイヤサイズ情報受け付けステップをさらに含み、前記推奨タイヤ決定ステップによる前記推奨タイヤの決定は、前記タイヤサイズ情報受け付けステップで受け付けられた前記タイヤサイズ情報を考慮してなされることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記タイヤの識別情報と該タイヤの見積書を作成するための見積情報とが関係付けられた見積用データベース部を用意するステップと、前記推奨タイヤ決定ステップで決定された前記推奨タイヤに対応する前記見積情報を前記見積用データベース部から抽出すると共に、前記抽出した見積情報と、前記推奨タイヤ情報とに基づいて前記推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する印刷情報生成ステップとをさらに含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、複数種類のタイヤのそれぞれについて、前記タイヤの識別情報と前記タイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられた評価項目データベース部と、前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択させるための選択情報を提示する選択情報提示部と、前記選択情報の提示に対応してなされる入力部に対する操作により前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する評価項目選択部と、前記選択された評価項目に対応する前記評価点を前記タイヤ毎に前記評価項目データベース部から抽出して積算し前記タイヤ毎の合計点を求める合計点算出部と、前記合計点の高さの順に前記タイヤを順位付けする順位付け部と、前記順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定する推奨タイヤ決定部と、前記推奨タイヤの前記識別情報と、前記推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する推奨タイヤ情報出力部とを備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記入力部に対する操作により前記タイヤが装着される車両の車種を示す車種情報を受け付ける車種情報受け付け部を備え、前記推奨タイヤ決定部による前記推奨タイヤの決定は、前記車種情報受け付け部で受け付けられた前記車種情報を考慮してなされることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記車種情報受け付け部で受け付けられた前記車種情報が予め定められた特定の車種であった場合、前記入力部に対する操作により、悪路走行を優先するか、舗装路走行を優先するかの走行路選択情報を受け付ける走行路選択情報受け付け部をさらに備え、前記推奨タイヤ決定部による前記推奨タイヤの決定は、前記走行路選択情報受け付けステップで受け付けられた前記走行路選択情報を考慮してなされることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記入力部に対する操作により前記タイヤサイズを示すタイヤサイズ情報を受け付けるタイヤサイズ情報受け付け部を備え、前記推奨タイヤ決定部による前記推奨タイヤの決定は、前記タイヤサイズ情報受け付け部で受け付けられた前記タイヤサイズ情報を考慮してなされることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記タイヤの識別情報と該タイヤの見積書を作成するための見積情報とが関係付けられた見積用データベース部と、前記推奨タイヤ決定部で決定された前記推奨タイヤに対応する前記見積情報を前記見積用データベース部から抽出すると共に、前記抽出した見積情報から前記推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する印刷情報生成部とをさらに備え、前記推奨タイヤ決定部で決定された前記推奨タイヤに対応する前記見積情報を前記見積用データベース部から抽出すると共に、前記抽出した見積情報と、前記推奨タイヤ情報とに基づいて前記推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する印刷情報生成部とをさらに備えることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、コンピュータにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータを、複数種類のタイヤのそれぞれについて、前記タイヤの識別情報と前記タイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられた評価項目データベース部と、前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択させるための選択情報を提示する選択情報提示部と、前記選択情報の提示に対応してなされる入力部に対する操作により前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する評価項目選択部と、前記選択された評価項目に対応する前記評価点を前記タイヤ毎に前記評価項目データベース部から抽出して積算し前記タイヤ毎の合計点を求める合計点算出部と、前記合計点の高さの順に前記タイヤを順位付けする順位付け部と、前記順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定する推奨タイヤ決定部と、前記推奨タイヤの前記識別情報と、前記推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する推奨タイヤ情報出力部として機能させるものである。
請求項1記載の発明によれば、タイヤの性能を評価する複数の評価項目から評価項目を選択すると共に、選択された評価項目の評価点の合計点の高さの順に順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定し、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力するようにした。
したがって、販売員のタイヤ知識の有無に拘わらず、また、カタログを調べるといった手間をかけることなく、顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、車種に応じたタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、特定の車種と走行路選択情報との組み合わせに応じたタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上でより有利となる。
請求項4記載の発明によれば、顧客が希望するタイヤサイズが存在する推奨タイヤを確実に決定する上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、推奨タイヤの見積書を確実にかつ迅速に作成でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上でより有利となる。
請求項6記載の発明によれば、タイヤの性能を評価する複数の評価項目から評価項目を選択すると共に、選択された評価項目の評価点の合計点の高さの順に順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定し、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する情報処理装置を提供することができる。したがって、情報処理装置を用いることにより、販売員のタイヤ知識の有無に拘わらず、また、カタログを調べるといった手間をかけることなく、顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
請求項7記載の発明によれば、車種に応じたタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
請求項8記載の発明によれば、特定の車種と走行路選択情報との組み合わせに応じたタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上でより有利となる。
請求項9記載の発明によれば、顧客が希望するタイヤサイズが存在する推奨タイヤを確実に決定する上で有利となる。
請求項10記載の発明によれば、推奨タイヤの見積書を確実にかつ迅速に作成でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上でより有利となる。
請求項11記載の発明によれば、情報処理装置に実行させることで、タイヤの性能を評価する複数の評価項目から評価項目を選択すると共に、選択された評価項目の評価点の合計点の高さの順に順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定し、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力するプログラムを提供することができる。したがって、プログラムをインストールした情報処理装置を用いることで、販売員のタイヤ知識の有無に拘わらず、また、カタログを調べるといった手間をかけることなく、顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 評価項目データベース部の構成を示す図である。 車種を選択するための画面の表示例を示す図である。 タイヤサイズを数値で入力するための画面の表示例を示す図である。 評価項目としてのウェット性能を選択するための画面の表示例を示す図である。 評価項目としての静粛性能を選択するための表示例を示す図である。 評価項目としての省燃費性能を選択するための表示例を示す図である。 評価項目としてのドライ性能を選択するための表示例を示す図である。 未舗装の路面を走行するか否かを選択するための表示例を示す図である。 推奨タイヤ情報の表示例を示す図である。 印刷された見積書のイメージを示す画像の表示例である。 情報処理装置の動作フローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る情報処理装置と共にタイヤ推奨方法について図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、情報処理装置(コンピュータ)10は、タブレット型端末で構成されており、タイヤの販売を行なう販売店内で業務を行なう販売員が携帯するものである。
なお、情報処理装置10は、タブレット型端末に限定されるものではなく、情報処理装置10として、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータ、デスクトップ型パーソナルコンピュータなど従来公知の様々なコンピュータを用いることができる。
ただし、販売店がガソリンスタンドのように顧客が車両に乗車したままで販売員が接客するものである場合には、タブレット型端末やスマートフォンなどのように携帯性に優れたコンピュータを用いることが利便性を確保する上で有利である。
情報処理装置10は、CPU12と、バスラインを介して接続されたROM14、RAM16、表示部18、入力部20、通信部22、外部接続コネクタ24、カードスロット26、インターフェース28などを含んで構成されている。
ROM14は、CPU12が実行する本発明に係るプログラムを格納するものである。なお、プログラムは、後述するサーバー6から通信網2を介して配信することができる。
また、ROM14は、図2に示す評価項目データベース部30、見積用データベース部32、タイヤサイズデータベース部34、車種別推奨タイヤデータベース部36を構成している。なお、これらデータベース30、32、34、36は、後述するカードスロット26に装脱されるカード型記録媒体によって構成してもよい。
RAM16はCPU12のワーキングエリアを提供するものである。
表示部18は、文字や画像を表示するものであり、液晶表示装置などのフラットパネルディスプレイで構成されている。
入力部20は、指先で触れることにより入力操作を受け付けるものであり、表示部18の表示面上に設けられたタッチパネルによって構成されている。
通信部22は、無線回線およびインターネットを含む通信網2を経由して販売店内に設置された管理用情報処理装置4と通信を行い、また、通信網2を経由してサーバー6と通信を行なうものである。
外部接続コネクタ24は、外部装置と接続されるコネクタであり、例えば、USBコネクタで構成されている。
カードスロット26は、カード型の記録媒体が装脱可能に装着されるものである。
インターフェース28は、外部接続コネクタ24、カードスロット26を介して外部装置やカード型記録媒体とCPU12との間で通信を行なうものである。
CPU12は、上記プログラムを実行することにより、図2に示す車種情報受け付け部40と、走行路選択情報受け付け部42と、タイヤサイズ情報受け付け部44と、選択情報提示部46と、評価項目選択部48と、合計点算出部50と、順位付け部52と、推奨タイヤ決定部54と、推奨タイヤ情報出力部56と、印刷情報生成部58を実現するものである。
評価項目データベース部30は、複数種類のタイヤのそれぞれについて、タイヤの識別情報とタイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられたものである。
図3は、評価項目データベース部30の構成を示す図である。
タイヤの識別情報と、4つの評価項目の評価点とが関係付けられている。
本実施の形態では、タイヤの識別情報として商品名(ブランド名)を用いる場合について説明するが、タイヤの識別情報は、タイヤの種類が識別できればよく、識別情報としてどのような情報を用いるかは任意である。
本実施の形態では、4つの評価項目は、以下の通りであり、評価点は10点満点とする。
1)ドライ性能:
ドライ路面でのタイヤのグリップ性能であり、評価対象となるタイヤを装着した同一の車両を同一の運転者が同一の速度で走行した場合のラップタイムを参考にして各タイヤについて評価する。
ドライ性能は、高速道路を走行する運転を行なう場合に重要となる性能である。
2)ウェット性能:
ウェット路面でのタイヤのグリップ性能であり、評価対象となるタイヤを装着した同一の車両を同一の運転者が同一の速度で走行した場合のラップタイムを参考にして各タイヤについて評価する。
ウェット性能は、雨天での運転を行なう場合に重要となる性能である。
3)静粛性能:
走行時にタイヤから発生する騒音を抑制する性能であり、評価対象となるタイヤを装着した同一の車両を同一の運転者が同一の速度で走行した場合にタイヤから発生する騒音の大きさを参考にして各タイヤについて評価する。
静粛性能は、車室内での音楽やラジオなどの聴取、会話を快適に行なう上で重要となる性能である。
4)燃費(省燃費性能):
燃費は、評価対象となるタイヤを装着した同一の車両を同一の運転者が同一の速度で走行した場合の走行距離当たりの消費燃料を参考にして各タイヤについて評価する。
燃費は、長時間の運転(長距離走行)を行なう上で重要となる性能である。
なお、評価項目は、上述した4種の評価項目に限定されるものではなく、さらに多くの評価項目を加えるなど任意である。
見積用データベース部32は、タイヤの識別情報と、タイヤサイズと、タイヤの見積書を作成するための見積情報とが関係付けられたものである。
見積情報としては例えば以下に例示するものが挙げられる。
1)タイヤの単価
2)タイヤ交換作業に要する工賃
また、廃タイヤ処理やバルブ交換などの追加費用が発生する場合は、それら廃タイヤ処理に要する費用、バルブ交換に要する費用などの情報を見積情報に含めてもよい。
また、本実施の形態では、見積情報として、見積書に印刷するための各種データが含まれている。
各種データとしては、タイヤの溝パターンが示される画像データ、タイヤの特徴を説明するコメントのテキストデータ(あるいは画像データ)などが含まれる。
タイヤサイズデータベース部34は、タイヤの識別情報とタイヤサイズとを関連付けて格納するものである。
車種別推奨タイヤデータベース部36は、車種と、その車種に優先的に推奨されるタイヤの識別情報とを関連付けて格納するものである。特定の車種に対して優先的に推奨されるタイヤとは、例えば、その車種専用に開発、設計されたタイヤである。
本実施の形態では、ミニバンと、SUVおよびクロスオーバーSUVとの2種類の車種について優先的に推奨されるタイヤが設定されており、残りの車種については優先的に推奨されるタイヤが設定されていない。
したがって、車種別推奨タイヤデータベース部36には、ミニバンと、SUVおよびクロスオーバーSUVとの2種類の車種について優先的に推奨されるタイヤの識別情報が格納されており、残りの車種に優先的に推奨されるタイヤの識別情報は格納されていない。
車種情報受け付け部40は、入力部20に対する操作によりタイヤが装着される車両の車種を示す車種情報を受け付けるものである。
本実施の形態では、車種は、以下の5種類としたが、車種の種類や分類は限定されるものではない。
1)軽自動車を含む乗用車
2)モータを駆動源として走行するハイブリッドカーおよび電気自動車を含む電動車
3)ミニバン
4)SUVおよびクロスオーバーSUV
5)スポーツカー
なお、SUVおよびクロスオーバーSUVは、スポーツ多目的車であり悪路での走破力を有するものである。
走行路選択情報受け付け部42は、車種情報受け付け部40で受け付けられた車種情報が予め定められた特定の車種であった場合、入力部20に対する操作により、悪路走行を優先するか、舗装路走行を優先するかの走行路選択情報を受け付けるものである。
本実施の形態では、特定の車種として、SUVおよびクロスオーバーSUVが設定されている。
タイヤサイズ情報受け付け部44は、入力部20に対する操作によりタイヤサイズを示すタイヤサイズ情報を受け付けるものである。
本実施の形態では、タイヤサイズは、以下に例示するように数字のみで入力する。
「195/65R15」の場合、「1956515」と入力する。
選択情報提示部46は、上述した複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択するための選択情報を提示するものであり、本実施の形態では、選択情報の提示は、選択情報を表示部18に表示することでなされる。
評価項目選択部48は、選択情報の提示に対応してなされる入力部20に対する操作により複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択するものである。
合計点算出部50は、選択された評価項目に対応する評価点をタイヤ毎に評価項目データベース部30から抽出して積算しタイヤ毎の合計点を求めるものである。
順位付け部52は、合計点の高さの順にタイヤを順位付けするものである。
推奨タイヤ決定部54は、順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定するものである。
また、推奨タイヤ決定部54による推奨タイヤの決定は、車種情報受け付け部40で受け付けられた車種情報と、タイヤサイズ情報受け付け部44で受け付けられたタイヤサイズ情報を考慮してなされる。
推奨タイヤ情報出力部56は、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力するものであり、本実施の形態では、推奨タイヤ情報出力部56は、推奨タイヤ情報を表示部18に表示する。
印刷情報生成部58は、推奨タイヤ決定部54で決定された推奨タイヤに対応する見積情報を見積用データベース部32から抽出すると共に、抽出した見積情報と推奨タイヤ情報とに基づいて推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成するものである。
次に、図13に示すフローチャートを参照して情報処理装置10の動作について説明する。
まず、情報処理装置10に評価項目データベース部30、見積用データベース部32、タイヤサイズデータベース部34、車種別推奨タイヤデータベース部36を用意する(ステップS10)。
なお、これらデータベース部30、32、34、36は、通信部22を介してサーバー6から情報処理装置10にデータベース部を構成するデータをダウンロードすることでROM14上に構築され、また、定期的に通信部22からサーバー6にアクセスして各データベース部30、32、34、36の更新データをダウンロードすることで各データベース部30、32、34、36の内容が更新されるように構成されている。
次に、販売員が情報処理装置10を起動させると、車種情報受け付け部40は、図4に示すように、車種を選択するための画面を表示させる(ステップS12)。具体的には、車種を選択を促すコメント60と、5種類の車種の選択ボタン62とを表示させる。
販売員が顧客の車種に対応する選択ボタン62を操作すると、車種情報受け付け部40は、タイヤが装着される車両の車種を示す車種情報を受け付ける(ステップS14:車種情報受け付けステップ)。
次に、タイヤサイズ情報受け付け部44は、図5に示すように、タイヤサイズを数値で入力するための画面を表示させる(ステップS16)。具体的には、タイヤサイズの入力を促すコメント64と、タイヤサイズを数値で入力する入力欄66と、不図示の数値入力用のキーボードとが表示される。
販売員が顧客の車両に装着されているタイヤのサイズ、あるいは、顧客が希望するタイヤのサイズを入力すると、タイヤサイズ情報受け付け部44は、タイヤサイズを示すタイヤサイズ情報を受け付ける(ステップS18:タイヤサイズ情報受け付けステップ)。
次に、選択情報提示部46は、複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択するための選択情報を表示部18に表示する(ステップS20:選択情報提示ステップ)。
具体的には、図6、図7、図8、図9に示すように、4種類の選択情報を順次表示部18に表示させ、ウェット性能、静粛性能、省燃費性能、ドライ性能の4種類の評価項目の選択を促す。
ここで、評価項目選択部48は、選択情報の提示に対応してなされる入力部20に対する操作により複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する(ステップS22:評価項目選択ステップ)。
すなわち、図6の表示画面では、雨の日の運転は少し緊張するか否か、すなわち、ウェット性能を選択するか否かを質問するコメント68が表示されるため、販売員は、コメント68を読み上げて顧客から肯定あるいは否定の回答を得ると、回答に応じた肯定の選択ボタン70A、あるいは、否定の選択ボタン70Bを操作する。
図7の表示画面では、運転中に音楽を聞いたり会話を楽しんだりするか否か、すなわち、静粛性能を選択するか否かを質問するコメント72が表示されるため、販売員は、コメント72を読み上げて顧客から肯定あるいは否定の回答を得ると、回答に応じた肯定の選択ボタン70A、あるいは、否定の選択ボタン70Bを操作する。
図8の表示画面では、1日当たりおよそ1時間以上運転するか否か、すなわち、省燃費性を選択するか否かを質問するコメント74が表示されるため、販売員は、コメント74を読み上げて顧客から肯定あるいは否定の回答を得ると、回答に応じた肯定の選択ボタン70A、あるいは、否定の選択ボタン70Bを操作する。
図9の表示画面では、高速道路をよく利用するか否か、すなわち、ドライ性能を選択するか否かを質問するコメント76が表示されるため、販売員は、コメント76を読み上げて顧客から肯定あるいは否定の回答を得ると、回答に応じた肯定の選択ボタン70A、あるいは、否定の選択ボタン70Bを操作する。
これら4種類の選択情報の提示に対応してなされる入力部20に対する操作により4種類の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目が選択される。
次に、走行路選択情報受け付け部42は、上記ステップS14で車種情報受け付け部40が受け付けた車種情報が、SUVあるいはクロスオーバーSUVであるか、否かを判定する(ステップS24)。
走行路選択情報受け付け部42は、判定結果が否定ならば、ステップS30に移行し、判定結果が肯定であった場合は、図10に示すように、未舗装の路面を走行するか否か、すなわち悪路走行性能を重視するか否かを質問するコメント78を表示部18に表示する(ステップS26)。
販売員は、コメント78を読み上げて顧客から肯定あるいは否定の回答を得ると、回答に応じた肯定の選択ボタン70A、あるいは、否定の選択ボタン70Bを操作する(ステップS28:走行路選択情報受け付けステップ)。
次に、合計点算出部50は、選択された評価項目に対応する評価点をタイヤ毎に評価項目データベース部30から抽出して積算しタイヤ毎の合計点を求める(ステップS30)。
すなわち、図3に示すように、タイヤA〜タイヤRまでの各タイヤについて選択された評価項目に対応する評価点を積算しタイヤA〜タイヤRについて合計点をそれぞれ求める。
例えば、4種類の評価項目の全てが選択された場合は、図3の合計欄に示すように、4種類の評価項目の評価点の合計点が算出される。
1〜3種類の評価項目が選択された場合は、選択された評価項目の評価点の合計点が算出される。
次に、順位付け部52は、合計点の高さの順にタイヤを順位付けする(ステップS32:順位付けステップ)。
例えば、4種類の評価項目の全てが選択された場合は、図3の合計点に基づいてタイヤの順位付けがなされる。
次に、推奨タイヤ決定部54は、順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを、本実施の形態では、1位から3位のタイヤを推奨タイヤとして決定する(ステップS34:推奨タイヤ決定ステップ)。何位までのタイヤを推奨タイヤとして決定するかは任意である。
推奨タイヤ決定部54による推奨タイヤの決定は、車種情報受け付け部40で受け付けられた車種情報と、タイヤサイズ情報受け付け部44で受け付けられたタイヤサイズ情報とを考慮してなされる。
具体的に説明すると、推奨タイヤ決定部54は、車種情報受け付け部40で受け付けられた車種情報に基づいて車種別推奨タイヤデータベース部36を参照し、優先的に推奨するタイヤがあれば、そのタイヤを、推奨タイヤ決定部54で順位付けされたタイヤよりも優先して推奨タイヤとして決定する。
例えば、車種がミニバンである場合は、ミニバン専用のタイヤが優先的に推奨タイヤとして決定される。
この場合、優先的に推奨するタイヤが1つあれば、そのタイヤを1位の推奨タイヤとし、推奨タイヤ決定部54で順位付けされた1位、2位のタイヤをそれぞれ2位、3位の推奨タイヤとして決定する。
あるいは、優先的に推奨するタイヤが2つあれば、それら2つのタイヤを1位、2位の推奨タイヤとし、推奨タイヤ決定部54で順位付けされた1位のタイヤを3位の推奨タイヤとして決定する。
あるいは、優先的に推奨するタイヤが3つあれば、それら3つのタイヤを1位〜3位の推奨タイヤとする。
また、車種がSUVあるいはクロスオーバーSUVであった場合は、SUVあるいはクロスオーバーSUV専用のタイヤが優先的に推奨タイヤとして決定される。
この場合、走行路選択情報受け付け部42で受け付けた走行路情報に基づいて悪路を走行するのに適したSUVあるいはクロスオーバーSUV専用のタイヤ、あるいは、舗装路を走行するのに適したSUVあるいはクロスオーバーSUV専用のタイヤを推奨タイヤとして決定する。
この場合もミニバンの場合と同様に、優先的に推奨するタイヤが1つあれば、そのタイヤを1位の推奨タイヤとし、推奨タイヤ決定部54で順位付けされた1位、2位のタイヤをそれぞれ2位、3位の推奨タイヤとして決定する。
あるいは、優先的に推奨するタイヤが2つあれば、それら2つのタイヤを1位、2位の推奨タイヤとし、推奨タイヤ決定部54で順位付けされた1位のタイヤを3位の推奨タイヤとして決定する。
あるいは、優先的に推奨するタイヤが3つあれば、それら3つのタイヤを1位〜3位の推奨タイヤとする。
また、推奨タイヤ決定部54は、車種情報受け付け部40で受け付けられた車種情報と、タイヤサイズ情報受け付け部44で受け付けられたタイヤサイズ情報とに基づいてタイヤサイズデータベース部34を参照し、受け付けられたタイヤサイズ情報のタイヤサイズに対応する推奨タイヤが存在するか否かを判定する。
判定結果が肯定であれば、推奨タイヤを決定し、判定結果が否定であれば、次の順位に順位付けされたタイヤについて上記と同様の処理を行なう。
このような処理を繰り返すことによって、推奨タイヤを決定する。
次に、推奨タイヤ情報出力部56は、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する(ステップS36)。
本実施の形態では、図11に示すように、1位〜3位までの推奨タイヤについて、順位80と、推奨タイヤの識別情報82と、推奨タイヤの画像84と、評価項目86と、棒グラフ形式で示された評価点88と、推奨タイヤの特徴を示すコメント90とが、推奨タイヤ情報として表示部18に表示される。なお、本実施の形態では、推奨タイヤの画像84と、推奨タイヤの特徴を示すコメント90とは、見積用データベース部32に格納されているため、推奨タイヤ情報出力部56は、推奨タイヤの識別情報に基づいてそれら画像84,コメント90を見積用データベース部32から読み出す。
なお、評価項目82としては、前述した4種類の評価項目に別の評価項目を追加し、その評価項目に対応する評価点を追加してもよい。本実施の形態では、別の評価項目として乗り心地、耐摩耗性能を追加している。なお、これら別の評価項目は、タイヤ識別情報と関連付けて不図示のデータベース部(例えばROM14)に格納されており、推奨タイヤ情報出力部56が前記データベース部から読み出すように構成されている。
次に、販売員が、見積作成処理に移行する操作を入力部20に行なうことにより、印刷情報生成部58は、推奨タイヤ決定部54で決定された推奨タイヤに対応する見積情報を見積用データベース部32から抽出すると共に、抽出した見積情報と、タイヤサイズ情報受け付け部44で受け付けられたタイヤサイズ情報と、推奨タイヤ情報とに基づいて推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する(ステップS38:印刷情報生成ステップ)。
この際、印刷情報生成部58は、図12に示すように、印刷された見積書のイメージを示す画像を表示部18に表示させる。これにより販売員は見積書の内容を確認することができる。
見積書には、前述した順位80、推奨タイヤの識別情報82、推奨タイヤの画像84、評価項目86、評価点88、コメント90に追加して、見積金額92とその内訳94、販売店名96、担当者名98などの項目が記載される。また、内訳94にはタイヤサイズの数値が含まれている。
なお、見積金額92、内訳94については、ステップS38の処理を実行する以前の段階において、入力部20を用いて数値の入力や変更を行い、また、販売店名96、担当者名98については、ステップS38の処理を実行する以前の段階において、入力部20を用いて初期設定するなど任意である。
次に、販売員が、見積書印刷処理に移行する操作を入力部20に行なうことにより、情報処理装置10は、印刷情報を添付データとして電子メールに添付し、販売店の管理用情報処理装置4宛に送信する(ステップS40)。
管理用情報処理装置4は、受信した電子メールに添付されている印刷情報をプリンタ8によって印刷して見積書を作成する(ステップS42)。
販売員は、作成された見積書を顧客に渡して商談を行なう。
本実施の形態では、推奨タイヤの識別情報82、推奨タイヤの画像84に加えて評価項目86と評価点88を見積書に記載している。
したがって、顧客が推奨タイヤにおける評価項目とその評価点を理解しやすく、顧客の推奨タイヤの購入意欲を喚起する効果を高める上で有利となる。
また、評価点を棒グラフで表示しているため、顧客が推奨タイヤにおける評価項目とその評価点をひと目で把握でき、顧客の推奨タイヤの購入意欲を喚起する効果を高める上でより一層有利となる。
また、本実施の形態では、3つの推奨タイヤに対して1枚の見積書を作成する場合について説明したが、見積書のレイアウトは任意である。
例えば、1つの推奨タイヤに対して1枚の見積書を作成してもよいし、2つの推奨タイヤに対して1枚の見積書を作成してもよい。
また、推奨タイヤの数が4つ以上でもよく、その場合、4つの推奨タイヤに対して1枚の見積書を作成してもよい。
なお、情報処理装置10とプリンタ8とが無線LANなどで通信可能に接続されていれば、情報処理装置10からプリンタ8に印刷情報を送信してプリンタ8から見積書を印刷してもよい。
しかしながら、本実施の形態のように印刷情報を添付データとして電子メールに添付し、販売店の管理用情報処理装置4宛に送信すれば、無線LANなどの設備が無い販売店においても確実に見積書を印刷する上で有利となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、タイヤの性能を評価する複数の評価項目から評価項目を選択すると共に、選択された評価項目の評価点を積算してタイヤ毎に評価点の合計点を求め、合計点の高さの順にタイヤを順位付けする。そして、順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定し、推奨タイヤの識別情報と、推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力するようにした。
したがって、販売員のタイヤ知識の有無に拘わらず、顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
特に、ガソリンスタンドのように、販売員が顧客と対応する時間が限られている場合であっても、カタログなどの販売資料を調べる手間を省くことができるため、顧客の運転に適したタイヤを確実にかつ迅速に推奨する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、推奨タイヤの決定を車種情報を考慮して行なうので、順位付けされた推奨タイヤとは別に車種に応じて定められたタイヤを推奨タイヤとして決定することができ、車種に応じたタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、車種情報が予め定められた特定の車種であった場合、推奨タイヤの決定を、悪路走行を優先するか、舗装路走行を優先するかの走行路選択情報を考慮して行なうので、特定の車種と走行路選択情報との組み合わせに応じたタイヤを確実にかつ迅速に推奨でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上でより有利となる。
また、本実施の形態によれば、推奨タイヤの決定をタイヤサイズ情報を考慮して行なうので、顧客が希望するタイヤサイズが存在する推奨タイヤを確実に決定する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、推奨タイヤに対応する見積情報を見積用データベース部から抽出すると共に、抽出した見積情報と、推奨タイヤ情報とに基づいて推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成するようにした。
したがって、推奨タイヤの見積書を確実にかつ迅速に作成でき、顧客の満足度および販売促進の効果を確保する上でより有利となる。
10 情報処理装置(コンピュータ)
18 表示部
20 入力部
22 通信部
30 評価項目データベース部
32 見積用データベース部
34 タイヤサイズデータベース部
36 車種別推奨タイヤデータベース部
40 車種情報受け付け部
42 走行路選択情報受け付け部
44 タイヤサイズ情報受け付け部
46 選択情報提示部
48 評価項目選択部
50 合計点算出部
52 順位付け部
54 推奨タイヤ決定部
56 推奨タイヤ情報出力部
58 印刷情報生成部

Claims (11)

  1. 顧客の運転に適したタイヤをコンピュータにより推奨するタイヤ推奨方法であって、
    複数種類のタイヤのそれぞれについて、前記タイヤの識別情報と前記タイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられた評価項目データベース部を用意するステップと、
    前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択させるための選択情報を提示する選択情報提示ステップと、
    前記選択情報の提示に対応してなされる入力部に対する操作により前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する評価項目選択ステップと、
    前記選択された評価項目に対応する前記評価点を前記タイヤ毎に前記評価項目データベース部から抽出して積算し前記タイヤ毎の合計点を求める合計点算出ステップと、
    前記合計点の高さの順に前記タイヤを順位付けする順位付けステップと、
    前記順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定する推奨タイヤ決定ステップと、
    前記推奨タイヤの前記識別情報と、前記推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する推奨タイヤ情報出力ステップと、
    を含むことを特徴とするタイヤ推奨方法。
  2. 前記入力部に対する操作により前記タイヤが装着される車両の車種を示す車種情報を受け付ける車種情報受け付けステップをさらに含み、
    前記推奨タイヤ決定ステップによる前記推奨タイヤの決定は、前記車種情報受け付けステップで受け付けられた前記車種情報を考慮してなされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤ推奨方法。
  3. 前記車種情報受け付けステップで受け付けられた前記車種情報が予め定められた特定の車種であった場合、前記入力部に対する操作により、悪路走行を優先するか、舗装路走行を優先するかの走行路選択情報を受け付ける走行路選択情報受け付けステップをさらに含み、
    前記推奨タイヤ決定ステップによる前記推奨タイヤの決定は、前記走行路選択情報受け付けステップで受け付けられた前記走行路選択情報を考慮してなされる、
    ことを特徴とする請求項2記載のタイヤ推奨方法。
  4. 前記入力部に対する操作により前記タイヤサイズを示すタイヤサイズ情報を受け付けるタイヤサイズ情報受け付けステップをさらに含み、
    前記推奨タイヤ決定ステップによる前記推奨タイヤの決定は、前記タイヤサイズ情報受け付けステップで受け付けられた前記タイヤサイズ情報を考慮してなされる、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のタイヤ推奨方法。
  5. 前記タイヤの識別情報と該タイヤの見積書を作成するための見積情報とが関係付けられた見積用データベース部を用意するステップと、
    前記推奨タイヤ決定ステップで決定された前記推奨タイヤに対応する前記見積情報を前記見積用データベース部から抽出すると共に、前記抽出した見積情報と、前記推奨タイヤ情報とに基づいて前記推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する印刷情報生成ステップとをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載のタイヤ推奨方法。
  6. 複数種類のタイヤのそれぞれについて、前記タイヤの識別情報と前記タイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられた評価項目データベース部と、
    前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択させるための選択情報を提示する選択情報提示部と、
    前記選択情報の提示に対応してなされる入力部に対する操作により前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する評価項目選択部と、
    前記選択された評価項目に対応する前記評価点を前記タイヤ毎に前記評価項目データベース部から抽出して積算し前記タイヤ毎の合計点を求める合計点算出部と、
    前記合計点の高さの順に前記タイヤを順位付けする順位付け部と、
    前記順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定する推奨タイヤ決定部と、
    前記推奨タイヤの前記識別情報と、前記推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する推奨タイヤ情報出力部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記入力部に対する操作により前記タイヤが装着される車両の車種を示す車種情報を受け付ける車種情報受け付け部を備え、
    前記推奨タイヤ決定部による前記推奨タイヤの決定は、前記車種情報受け付け部で受け付けられた前記車種情報を考慮してなされる、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記車種情報受け付け部で受け付けられた前記車種情報が予め定められた特定の車種であった場合、前記入力部に対する操作により、悪路走行を優先するか、舗装路走行を優先するかの走行路選択情報を受け付ける走行路選択情報受け付け部をさらに備え、
    前記推奨タイヤ決定部による前記推奨タイヤの決定は、前記走行路選択情報受け付けステップで受け付けられた前記走行路選択情報を考慮してなされる、
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 前記入力部に対する操作により前記タイヤサイズを示すタイヤサイズ情報を受け付けるタイヤサイズ情報受け付け部を備え、
    前記推奨タイヤ決定部による前記推奨タイヤの決定は、前記タイヤサイズ情報受け付け部で受け付けられた前記タイヤサイズ情報を考慮してなされる、
    ことを特徴とする請求項6〜8の何れか1項記載の情報処理装置。
  10. 前記タイヤの識別情報と該タイヤの見積書を作成するための見積情報とが関係付けられた見積用データベース部と、
    前記推奨タイヤ決定部で決定された前記推奨タイヤに対応する前記見積情報を前記見積用データベース部から抽出すると共に、前記抽出した見積情報から前記推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する印刷情報生成部とをさらに備え、
    前記推奨タイヤ決定部で決定された前記推奨タイヤに対応する前記見積情報を前記見積用データベース部から抽出すると共に、前記抽出した見積情報と、前記推奨タイヤ情報とに基づいて前記推奨タイヤの見積書を印刷するための印刷情報を生成する印刷情報生成部とをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項6〜9の何れか1項記載の情報処理装置。
  11. コンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数種類のタイヤのそれぞれについて、前記タイヤの識別情報と前記タイヤの性能を評価する複数の評価項目の評価点とが関係付けられた評価項目データベース部と、
    前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択させるための選択情報を提示する選択情報提示部と、
    前記選択情報の提示に対応してなされる入力部に対する操作により前記複数の評価項目の中から1あるいは複数の評価項目を選択する評価項目選択部と、
    前記選択された評価項目に対応する前記評価点を前記タイヤ毎に前記評価項目データベース部から抽出して積算し前記タイヤ毎の合計点を求める合計点算出部と、
    前記合計点の高さの順に前記タイヤを順位付けする順位付け部と、
    前記順位付けされたタイヤの順位に基づいて推奨する1以上のタイヤを推奨タイヤとして決定する推奨タイヤ決定部と、
    前記推奨タイヤの前記識別情報と、前記推奨タイヤに対応する評価項目毎の評価点とを含む推奨タイヤ情報を出力する推奨タイヤ情報出力部と、
    して機能させるためのプログラム。
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