JP2004356206A - 積層構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極に対して容易に配線を行うことができると共に、応力による絶縁層の破損の少ない積層構造体等を提供する。
【解決手段】第1の絶縁領域2aが設けられた第1電極層2と、圧電材料層1と、第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域3aが設けられた第2電極層3とが所定の順序で複数回に渡って積層されている積層体と、第2電極層3に設けられた第2の絶縁領域3aを通り、第1電極層2に貫くように形成された垂直配線4と、第1電極層2に設けられた第1の絶縁領域2aを通り、第2電極層3を貫くように形成された垂直配線5とを含む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁体と電極とが交互に積層されている積層構造体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
絶縁体(誘電体)と電極とが交互に形成されている積層構造は、積層コンデンサの他にも、圧電ポンプ、圧電アクチュエータ、超音波トランスデューサ等の様々な用途に利用されている。近年、MEMS(マイクロエレクトロメカニカルシステム)関連の機器の開発に伴い、このような積層構造を有する素子の微細化及び集積化がますます進んでいる。
【0003】
対向電極を有する素子の微細化においては、素子の面積を小さくすると電極間の容量が小さくなるので、素子の電気インピーダンスが上昇するという問題が生じている。例えば、圧電アクチュエータにおいて電気インピーダンスが上昇すると、圧電アクチュエータを駆動するための信号回路とのインピーダンスマッチングが取れなくなって電力が供給され難くなり、圧電アクチュエータとしての性能が落ちてしまう。或いは、圧電素子を用いた超音波トランスデューサにおいては、超音波の検出感度が落ちてしまう。そのため、素子を微細化しつつ電極間容量を大きくするために、複数の圧電材料層と複数の電極層とを交互に積層することが行われている。即ち、積層された複数の層を並列に接続することにより、素子全体の電極間容量を大きくすることができる。
【0004】
このような積層構造体においては、複数の電極層を互いに接続するために、積層構造体の側面から配線が行われる。図14は、積層構造体の一般的な配線方法を説明するための断面図である。積層構造体100は、複数の圧電材料層101と、複数の電極層102及び103と、側面電極104及び105とを含んでいる。電極102及び103は、その一端が積層構造体の一方の壁面まで延びるように形成されている。このように形成することにより、電極102及び103は、一方の側面電極104及び105とそれぞれ接続され、他方の側面電極105及び104とそれぞれ絶縁される。これらの側面電極104と側面電極105との間に電位差を与えることにより、電極102と電極103の間に配置された圧電材料層101に電圧が印加され、圧電効果によって圧電材料層101が伸縮する。
【0005】
ところで、図14に示すように、電極102及び103には、一方の側面電極と絶縁するために、電極が形成されていない絶縁領域106が設けられている。この絶縁領域106は、積層構造体100に電圧を印加しても伸縮しない。そのため、この部分に応力が集中して破損し易いという問題が生じている。
【0006】
積層構造体における他の配線方法として、特許文献1には、個別に制御される多数の電極を持つ圧電・電歪体を有する多電極圧電デバイスの配線方法であって、圧電・電歪体の表面に外部接続用電極が形成された電気回路基板もしくは電子回路基板の一部もしくは全部を絶縁性材料で被覆し、外部接続用電極上に被覆された絶縁性材料を除去してその表面上に配線パターンを形成し、所望の電極と配線の導通を確保することが開示されている。しかしながら、このような方法を用いてアレイ化された多数の積層構造体にそれぞれ配線することは煩雑であり、特に、積層構造体が2次元に配列されている場合には、配線を行うことが困難である。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−118305号公報(第1頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、電極に対して容易に配線を行うことができると共に、応力による絶縁層の破損の少ない積層構造体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る積層構造体は、第1の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域が設けられた第2の電極層とが所定の順序で複数回に渡って積層されている積層体と、上記第2の電極層に設けられた第2の絶縁領域を通り、上記第1の電極層を貫くように形成された第1の配線と、上記第1の電極層に設けられた第1の絶縁領域を通り、上記第2の電極層を貫くように形成された第2の配線とを具備する。
【0010】
本発明の第2の観点に係る積層構造体は、2次元に配列された複数の積層体であって、各々の積層体が、第1の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域が設けられた第2の電極層とが所定の順序で複数回に渡って積層されている積層体を含む、上記複数の積層体と、各々が、第2の電極層に設けられた第2の絶縁領域を通り、上記第1の電極層を貫くように設けられた、複数の第1の配線と、各々が、第1の電極層に設けられた第1の絶縁領域を通り、上記複数の第2の電極層を貫くように設けられた、複数の第2の配線とを具備する。
【0011】
また、本発明の第1の観点に係る積層構造体の製造方法は、第1の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域が設けられた第2の電極層とを、所定の順序で複数回に渡って積層することにより、積層体を形成するステップ(a)と、第1の電極層に設けられた第1の絶縁領域を通ると共に、上記第2の電極層を貫くように、少なくとも1つの貫通孔を形成するステップ(b)と、第2の電極層に設けられた第2の絶縁領域を通ると共に、上記第1の電極層を貫くように、少なくとも1つの貫通孔を形成するステップ(c)と、ステップ(b)及び(c)においてそれぞれ形成された貫通孔に金属を充填するステップ(d)とを具備する。
【0012】
本発明の第2の観点に係る積層構造体の製造方法は、第1群の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、第2群の絶縁領域とは異なる位置に第2群の絶縁領域が設けられた第2の電極層とを、所定の順序で複数回に渡って積層することにより、積層体を作製するステップ(a)と、第1の電極層に設けられた第1群の絶縁領域をそれぞれ通ると共に、第2群の電極層を貫くように、第1群の貫通孔を形成するステップ(b)と、第2の電極層に設けられた第2群の絶縁領域をそれぞれ通ると共に、第1の電極層を貫くように、第2群の貫通孔を形成するステップ(c)と、第1群の貫通孔に金属を充填することにより、複数の第1の配線を形成すると共に、第2群の貫通孔に金属を充填することにより、複数の第2の配線を形成するステップ(d)と、積層体に溝を形成することにより、積層体を部分的に分割するステップ(e)と、ステップ(e)において形成された溝に絶縁材料を充填するステップ(f)とを具備する。
【0013】
本発明の第3の観点に係る積層構造体の製造方法は、第1群の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、第1群の絶縁領域とは異なる位置に第2群の絶縁領域が設けられた第2の電極層とを、所定の順序で複数回に渡って積層することにより、積層体を作製するステップ(a)と、積層体に溝を形成することにより、該積層体を部分的に分割するステップ(b)と、ステップ(b)において形成された溝に絶縁材料を充填するステップ(c)と、第1の電極層に設けられた第1群の絶縁領域と上記絶縁材料との境界、及び、第2の電極層と上記絶縁材料との境界を通るように、複数の貫通孔を形成するステップ(d)と、第2の電極層に設けられた第2群の絶縁領域と上記絶縁材料との境界、及び、第1の電極層と上記絶縁材料との境界を通るように、複数の貫通孔を形成するステップ(e)と、ステップ(d)及び(e)において形成された複数の貫通孔に金属を充填することにより、複数の配線を形成するステップ(f)とを具備する。
【0014】
本発明によれば、圧電材料層と電極層とが積層された積層体の上面から貫通孔を形成し、そこに金属を充填することにより電極層を接続するので、2次元に配列された積層構造体においても容易に配線を行うことができる。また、電極層に設けられる絶縁領域を小さくすることができるので、その領域に応力が集中することによって生じる圧電材料層の破損を少なくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1の(a)は、本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の構造を示す概観図であり、図1の(b)は、図1の(a)のI−Iにおける断面図である。図1の(a)に示すように、積層構造体10は、例えば、底面の一辺が0.3〜1.0mm程度、高さが1.0mm程度の微小な柱状の構造体である。積層構造体10は、複数のPZT(チタン酸ジルコン酸鉛:Pb(lead) zirconate titanate)層1と、複数の第1電極層2と、複数の第2電極層3と、垂直配線4及び5とを含んでいる。
【0016】
第1電極層2と第2電極層3との間には、PZT層1が配置されている。第1の電極層2及び第2電極層3を介してPZT層1に電圧を印加することにより、PZT層1は圧電効果によって伸縮する。このようなPZT等の圧電材料を絶縁層(誘電体層)として用いる積層構造体は、圧電ポンプや、圧電アクチュエータや、超音波用探触子において超音波を送受信する超音波トランスデューサ等に用いられる。また、このような積層構造を有する構造体は、単層の構造体よりも、対向する電極の面積を増すことになるので、電気的インピーダンスを下げることができる。従って、単層の構造体と比較して、印加される電圧に対して効率良く動作する。
【0017】
図1の(b)に示すように、各々の第1電極層2の面内には、少なくとも1つの絶縁領域2aが設けられている。本願において、絶縁領域2aとは、第1電極層2において電極材料が除去されている領域のことをいう。同様に、各々の第2電極層3の面内には、少なくとも1つの絶縁領域3aが設けられている。これらの絶縁領域2aと絶縁領域3aとは、それぞれの電極層の面内において互いに異なる位置に配置されている。
【0018】
垂直配線4及び5は、例えば、直径が30μm程度であり、望ましくは、20μm以下の微細な配線である。垂直配線4及び5は、積層構造体10の上面から、積層構造体10に含まれる各積層面を貫くように微細孔を形成し、そこに金属等の電極材料を充填することによって形成されている。ここで、垂直配線4及び5は、各積層面に対して厳密に垂直である必要はない。垂直配線4は、PZT層1及び第1電極層2を貫き、第2電極層3内の絶縁領域3aを通過するように設けられている。また、垂直配線5は、PZT層1及び第2電極層3を貫き、第1電極層2内の絶縁領域2aを通過するように設けられている。このように垂直配線4及び5を配置することにより、複数の第1電極層2が、垂直配線4によって並列に接続されると共に、垂直配線5から絶縁される。同様に、複数の第2電極層3が、垂直配線5によって並列に接続されると共に、垂直配線4から絶縁される。
【0019】
ここで、絶縁領域2a及び3aの面積は、垂直配線4及び5が絶縁領域2a及び3aの周縁の電極部分に接触しない程度に小さくする。例えば、絶縁領域2a及び3aの直径を垂直配線4及び5の直径の2倍以下にすることが望ましい。
【0020】
図2及び図3は、本実施形態に係る積層構造体の変形例を示す断面図である。
図2の(a)は、図1に示す積層構造体の最下層及び最上層に、PZT層1a及び1bをそれぞれ設けたものである。このように、最下層又は最上層、或いは、その両方をPZT層とすることにより、電極層を保護することができる。PZT層1a及び1bの厚さは、保護機能のために、第1電極層2と第2電極層3との間に配置されるPZT層1よりも厚くすることが望ましい。
【0021】
垂直配線の長さについては、PZT層1aを貫通させても良く、図2の(a)に示すように、PZT層1aの途中で垂直配線4a及び5aを止めても良い。或いは、図2の(b)に示すように、接続する電極層2又は3まで垂直配線4b又は5bを配置するものでも構わない。
【0022】
本実施形態において、絶縁領域は、電極層面内の任意の位置に設けることができる。例えば、図2の(c)においては、一方の電極層11の端部に絶縁領域11aを設けると共に、一方の垂直配線12を、積層構造体のエッジにかかるように設けている。絶縁領域をこのように配置することにより、その絶縁領域の面積を小さくすることができる。この変形例においては、第1電極層と第2電極層との内の一方において、絶縁領域を電極層の端部に設けているが、これらの電極層の両方において、絶縁領域を同様に配置しても良い。
【0023】
本実施形態において、積層構造体に設けられる絶縁領域の形状は、円形に限られない。例えば、図3の(a)に示す絶縁領域13のように、長円形や楕円形や、その他任意の形状を用いることができる。また、垂直配線14の断面形状についても、円形に限られず、絶縁領域の形状に合わせて、長円形や楕円形や、その他任意の形状を用いも良い。さらに、図3の(b)に示すように、1つの絶縁領域15に、複数の垂直配線16を設けても構わない。このように、垂直配線の形状や数を調節することにより、垂直配線と各電極層とを確実にコンタクトすることができる。
【0024】
さらに、本実施形態において、1つの電極層に設けられる絶縁領域の数は1つに限られず、必要に応じて絶縁領域及び垂直配線の数を増やしても良い。例えば、図3の(c)に示すように、電極層22及び24には、長さの異なる複数の垂直配線26a及び26bがそれぞれ接続されている。同様に、電極層23及び25には、長さの異なる複数の垂直配線26c及び26dがそれぞれ接続されている。このような積層構造体において、垂直配線26a〜26dに接続されるスイッチを切り替えることにより、動作させるPZT層を変更することができる。例えば、垂直配線26aと26cとの間に電位差を与えることにより、PZT層21bが動作する。また、垂直配線26aと26dとの間に電位差を与えることにより、PZT層21b〜21dが動作する。このように、絶縁領域の数や位置、及び、垂直配線の位置や長さを変更することにより、所望のPZT層を活性化することが可能になる。
【0025】
次に、本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の製造方法について、図4〜図6を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る積層構造体の製造方法を示すフローチャートである。また、図5及び図6は、本実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【0026】
図4のステップS1において、図5の(a)に示すように、PZT層1を形成する。本実施形態においては、PZT層1をグリーンシート法によって形成するが、他の公知の方法を用いてPZT層1を形成しても良い。
【0027】
次に、ステップS2において、図5の(b)に示すように、PZT層1の上の絶縁領域2aを除く領域に、貼り合わせやスクリーン印刷法等の公知の成膜方法を用いて第1電極層2を形成する。第1電極層2の材料としては、後の工程において行われる焼成の温度を考慮して、耐熱性のある金属や合金を用いることが望ましい。そのような材料として、例えば、ニッケル(Ni)、銀パラジウム(Ag−Pd)、白金(Pt)等を用いることができる。
【0028】
ステップS3において、図5の(c)に示すように、第1電極層2の上にPZT層1を形成する。その際に、第1電極層2に設けられた絶縁領域2aにも、PZTが充填される。次いで、ステップS4において、図5の(d)に示すように、PZT層1の上の絶縁領域3aを除く領域に、第2電極層3を形成する。なお、ステップS3及びS4において用いられる成膜方法や材料については、ステップS1及びS2においてそれぞれ説明したものと同様である。
【0029】
これらのステップS1〜S4をさらに所望の回数繰り返すことにより、図5の(e)に示すような積層体が形成される。ここで、積層体の最上層は、図5の(e)に示すように電極層であっても良く、或いは、PZT層であっても良い。最上層をPZT層とする場合には、これを電極の保護層として用いることができる。また、最上層を電極層とする場合には、後の工程において形成される垂直配線と絶縁するために、絶縁領域2a及びその周囲に絶縁材料を配置しても良い。
【0030】
次に、ステップS5において、例えば、800℃〜1000℃の雰囲気において、図5の(e)に示す積層体を加圧焼成する。これにより、PZT層に含まれる有機物等のバインダが除去されると共に、PZT結晶のグレインサイズが大きくなるので、圧電性能が高くなる。
【0031】
次に、ステップS6において、図6の(a)に示すように、積層体の絶縁領域2a又は絶縁領域3aを通る位置に、直径が30μm程度の微細孔6を形成する。微細孔6は、例えば、YAG短パルスレーザ等を用いたレーザ加工や、超音波針加工や、ドリルを用いた穴あけ加工等の公知の加工方法を用いて形成することができる。その際に、微細孔6が、絶縁領域2a及び3aの周縁の電極部分に接触しないようにする。また、微細孔6は、図6の(a)に示すように最下層のPZT層1を貫通しても良いし、又は、最下層のPZT層1の途中、若しくは、最下の電極層2又は3で止まっても良い。
ここで、積層体に微細孔6を形成する際に、加工熱や応力等によってPZT層1がダメージを受けることがある。微細孔6を形成する際にPZT層1が受けたダメージを除去するために、600℃〜1000℃程度の雰囲気において、微細孔が形成された積層体をアニールしても良い。
【0032】
次に、ステップS7において、微細孔6に金属を充填する。金属の充填方法としては、銅や銀等の導電性ペーストを充填する方法や、メッキスルーホール法等の公知の方法を用いることができる。これにより、図6の(b)に示すように、垂直配線4及び5が形成された積層構造体が作製される。
【0033】
さらに、ステップS7の後で、ステップS1において形成したPZT層1を除去しても良い。これにより、図1に示す積層構造体10が作製される。また、図2の(a)に示す積層構造体のように、PZT層1を除去しないで、そのまま保護層として用いても良い。
【0034】
このように、本実施形態によれば、PZT層と予め絶縁領域が設けられた電極層とを積層し、電極部分と絶縁領域とを交互に通るように、積層体の上面から垂直配線を形成するので、複数の電極が並列に接続された微小な積層構造体を容易に製造することができる。
また、微細孔に金属を充填することによって垂直配線を形成するので、垂直配線の直径を小さくすることができ、それに伴い、絶縁領域の面積を小さくすることができる。従って、絶縁領域に応力が集中することによって生じるPZT層の破損を少なくすることができる。
【0035】
なお、本実施形態においては、ステップS1〜S4において積層体を形成する際に、最下層としてPZT層を用いたが、PZT以外の材料をダミー基板として用いても良い。その場合には、図4のステップS7の後でダミー基板を除去することにより、図1に示す積層構造体10を作製することができる。或いは、ダミー基板を除去しないで、そのまま保護層として用いても良い。
【0036】
次に、本発明の第2の実施形態に係る積層構造体について説明する。図7は、本実施形態に係る積層構造体を示す一部断面斜視図である。
図7に示すように、本実施形態に係る積層構造体は、2次元に配列された複数の積層構造体10を含んでいる。各積層構造体10の構造については、本発明の第1の実施形態において、図1を参照しながら説明したものと同様である。本実施形態において、複数の積層構造体10は、例えば、0.3mm程度の間隔で配列されている。
【0037】
ここで、各積層構造体10の形状は、直方体形状に限られるものではなく、その他の角柱や円柱等、任意の形状であっても構わない。例えば、本実施形態に係る積層構造体を超音波トランスデューサアレイとして用いる場合には、各々の積層構造体の形状を円柱形状とすることが望ましい。また、複数の積層構造体の配列についても、図7に示すような2次元マトリックス状に限られず、例えば、複数の積層構造体を同心円状に配列しても良い。
【0038】
本実施形態に係る積層構造体の製造方法について、図8〜図10を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る積層構造体の製造方法を示すフローチャートである。また、図9及び図10は、本実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【0039】
図8のステップS11において、図9の(a)に示すように、グリーンシート法等を用いてPZT層31を形成する。なお、積層構造体の最下層については、上に電極層を形成できる材料であれば、PZT以外の材料をダミー基板として用いても良い。
次に、ステップS12において、図9の(b)に示すように、PZT層31の上の複数の絶縁領域32aを除く領域に、スクリーン印刷法等の成膜方法を用いて第1電極層32を形成する。電極層の材料としては、ニッケル(Ni)、銀パラジウム(Ag−Pd)、白金(Pt)等の耐熱性のある金属等が用いられる
【0040】
ステップS13において、図9の(c)に示すように、第1電極層32の上に、PZT層31を形成する。次いで、ステップS14において、図9の(d)に示すように、PZT層31の上の複数の絶縁領域33aを除く領域に、第2電極層33を形成する。なお、ステップS13及びS14において用いられる成膜方法や材料については、ステップS11及びS12においてそれぞれ説明したものと同様である。
【0041】
これらのステップS11〜S14をさらに所望の回数繰り返すことにより、図9の(e)に示すように、連続した積層体が形成される。ここで、積層体の最上層は、図9の(e)に示すように電極層であっても良く、PZT層であっても良い。最上層をPZT層とする場合には、これを電極の保護層として用いることができる。また、最上層を電極層とする場合には、後の工程において形成される垂直配線から絶縁するために、絶縁領域32aに絶縁材料を充填しても良い。
次に、ステップS15において、例えば、800℃〜1000℃の雰囲気において、連続した積層体を加圧焼成する。これにより、PZT層に含まれるバインダを除去すると共に、PZT結晶のグレインサイズを大きくする。
【0042】
ステップS16において、図10の(a)に示すように、複数の絶縁領域32aの中心部及び複数の絶縁領域33aの中心部に、複数の微細孔34を形成する。その際に、各微細孔34が、絶縁領域32a及び33aの周縁の電極部分に接触しないようにする。また、各微細孔34は、連続した積層体の最下層のPZT層31を貫通しても良いし、最下層であるPZT層31の途中、或いは、最下の電極層32又は33で止まっても良い。
ここで、積層体に微細孔34を形成する際に、加工熱や応力等によってPZT層31がダメージを受けることがある。微細孔34を形成する際にPZT層31が受けたダメージを除去するために、600℃〜1000℃程度の雰囲気において、微細孔が形成された積層体をアニールしても良い。
【0043】
ステップS17において、導電性ペーストやメッキスルー法等を用いて、複数の微細孔34に金属を充填する。これにより、図10の(b)に示すように、2種類の垂直配線35及び36が形成される。
【0044】
ステップS18において、図10の(c)に示すように、連続した積層体を部分的に分割する。その際に、分割された1つの積層体に垂直配線35及び36が含まれるようにすると共に、個々の積層構造体を完全に分離させないで、最下層の途中まで溝を入れるようにする。これにより、複数の積層構造体が2次元に配列された積層構造体アレイが作製される。分割する方法としては、ダイシング等の公知の加工方法を用いることができる。或いは、各積層構造体を、円柱のように輪郭が曲線である形状にする場合には、サンドブラスト法を用いることができ、これにより積層構造体を任意の形状に分割することができる。さらに、ステップS18の後で、分割された複数の積層構造体の間に樹脂等の絶縁材料を充填することによってこれらの積層構造体を固定し、最下層のPZT層又はダミー基板の一部又は全部を除去して、積層体を複数の部分に分離する。
【0045】
このように、本実施形態によれば、積層体の上面から微細孔を形成し、そこに金属を充填することによって垂直配線を形成するので、複数の積層構造体が2次元に配置された場合であっても、容易に配線を行うことができる。
本実施形態においては、垂直配線35を形成(ステップS16及びS17)した後に、連続した積層体を分割(ステップS18)したが、積層体を分割してから垂直配線35を形成しても良い。
【0046】
次に、本発明の第3の実施形態に係る積層構造体について説明する。図11は、本実施形態に係る積層構造体を示す一部断面斜視図である。
図11に示すように、本実施形態に係る積層構造体は、2次元に配列された複数の積層構造体40を含んでいる。これらの積層構造体40の間には、絶縁材料46が充填されている。
【0047】
各積層構造体40は、図1に示す積層構造体10に対して、絶縁領域及び垂直配線の位置を変更したものであり、PZT層41と、第1電極層42と、第2電極層43と、垂直配線44及び45とを含んでいる。第1電極層42及び第2電極層43において、絶縁領域42a及び43aは、それぞれの面内の端部に設けられている。また、垂直配線44及び45は、積層構造体40のエッジにかかるように形成されている。
【0048】
これらの積層構造体40は、絶縁材料46によって支持されると共に、保護されている。絶縁材料46としては、例えば、ポリイミドや、エポキシ等の樹脂材料が用いられる。特に、本実施形態に係る積層構造体を超音波トランスデューサアレイとして用いる場合には、複数の積層構造体40の間における超音波のクロストークを低減するために、それらの間に弾性を有する樹脂材料を充填することにより、超音波を吸収させることが望ましい。
【0049】
このように、本実施形態においては、垂直配線44及び45を積層構造体のエッジにかかるように配置することにより、それらを電極層面の内部に配置する場合と比較して、絶縁領域42a及び43aの面積を小さくすることができる。従って、絶縁領域に応力が集中することによって生じるPZT層の破損を低減することができる。
【0050】
本発明の第3の実施形態に係る積層構造体の製造方法について、図12及び図13を参照しながら説明する。図12は、本実施形態に係る積層構造体の製造方法を示すフローチャートである。また、図13は、本実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
図13のステップS11〜S14において、PZT層41と、第1電極層42と、PZT層41と、第2電極層43とを順次積層することにより、図13の(a)に示すように、連続した積層体を形成する。次に、ステップS15において、800℃〜1000℃の雰囲気において連続した積層体を加圧焼成する。なお、ステップS11〜S15における工程の詳細については、本発明の第2の実施形態において説明したものと同様である。
【0051】
次に、ステップS21において、図13の(b)に示すように、複数の絶縁領域42a又は複数の絶縁領域43aを通るように溝47を形成することにより、連続した積層体を部分的に分割する。その際に、図13の(b)に示すように、個々の積層構造体を完全に分離させないで、最下層の途中まで溝を入れるようにする。溝47を形成する方法としては、ダイシングやサンドブラスト法等の加工方法が用いられる。
【0052】
ステップS22において、図13の(c)に示すように、溝47に樹脂等の絶縁材料46を充填する。これにより、分割された複数の積層構造体が固定される。
ステップS23において、図13の(d)に示すように、複数の絶縁領域42a又は複数の絶縁領域43aを通る位置に、積層構造体と絶縁材料との境界を通るように、複数の微細孔48を形成する。その際に、各微細孔48が、絶縁領域42a及び43aの周縁の電極部分に接触しないようにする。
【0053】
ステップS24において、導電性ペーストやメッキスルー法等を用いて、複数の微細孔48に金属を充填する。このように、垂直配線44及び45を形成することにより、図11に示す積層構造体が作製される。
【0054】
以上説明したように、本実施形態においては、積層構造体と絶縁材料との境界を通るように微細孔を形成することにより、各積層構造体のエッジに垂直配線を設けている。ここで、樹脂等の絶縁材料は、積層構造体に含まれるPZT層や電極層と比較して軟らかいので、微細孔の多くの部分を絶縁材料側に配置することにより、微細孔を容易に形成することが可能になる。また、垂直配線を絶縁するための絶縁領域の面積を小さくすることができるので、絶縁領域に応力が集中することによって生じるPZT層の破損を大きく低減することが可能になる。
【0055】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、圧電材料層と電極層とが積層された積層体の上面から微細孔を形成し、そこに金属を充填することにより配線を行うので、複数の電極層が並列に接続された積層構造体を容易に作製することができる。特に、2次元に配列された複数の積層構造体を有するアレイにおいても、同様の方法で容易に配線を行うことが可能である。また、電極層に設けられる絶縁領域を小さくすることができるので、その領域に応力が集中することによって生じる圧電材料層の破損を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る積層構造体を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の変形例を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の別の変形例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の製造方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る積層構造体を示す一部断面斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る積層構造体の製造方法を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る積層構造体を示す一部断面斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る積層構造体の製造方法を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る積層構造体の製造方法を説明するための図である。
【図14】従来の積層構造体における配線方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10、21a〜21d、40、100 積層構造体
1、1a〜1e、31、41、101 PZT層
2、7、8、11、22、24、32、42、102 第1電極層
2a、3a、7a、11a、13、15、24a、24b、25a、25b、32a、33a、42a、43a、106 絶縁領域
3、9、23、25、33、43、103 第2電極層
4、5、12、14、16、26a〜26d
35、36、44、45 垂直配線
6、34、46 微細孔
104、105 側面電極

Claims (12)

  1. 第1の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、前記第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域が設けられた第2の電極層とが所定の順序で複数回に渡って積層されている積層体と、
    前記第2の電極層に設けられた前記第2の絶縁領域を通り、前記第1の電極層に貫くように形成された第1の配線と、
    前記第1の電極層に設けられた前記第1の絶縁領域を通り、前記第2の電極層を貫くように形成された第2の配線と、
    を具備する積層構造体。
  2. 前記積層体の最下層と最上層との内の少なくとも一方に圧電材料層が設けられている、請求項1記載の積層構造体。
  3. 前記積層体の最下層と最上層との内の少なくとも一方に設けられた前記圧電材料層が、前記第1の電極層と前記第2の電極層との間に配置されている圧電材料層よりも厚い、請求項2記載の積層構造体。
  4. 前記第1の配線と前記第2の配線との内の少なくとも一方が、前記積層体の最下層と最上層との内の少なくとも一方に設けられた前記圧電材料層の途中まで形成されている、請求項2又は3記載の積層構造体。
  5. 前記第1の配線及び前記第2の配線が、前記積層体に形成された貫通孔に充填された金属材料によって形成されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の積層構造体。
  6. 前記第1の配線と前記第2の配線との内の少なくとも一方が、前記積層体のエッジにかかるように形成されている、請求項5記載の積層構造体。
  7. 2次元に配列された複数の積層体であって、各々の積層体が、第1の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、前記第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域が設けられた第2の電極層とが所定の順序で複数回に渡って積層されている積層体を含む、前記複数の積層体と、
    各々が、前記第2の電極層に設けられた前記第2の絶縁領域を通り、前記第1の電極層を貫くように設けられた、複数の第1の配線と、
    各々が、前記第1の電極層に設けられた前記第1の絶縁領域を通り、前記第2の電極層を貫くように設けられた、複数の第2の配線と、
    を具備する積層構造体。
  8. 前記複数の積層体の間に絶縁材料が充填され、
    前記複数の第1の配線と前記複数の第2の配線との内の少なくとも一方が、前記複数の積層体と前記絶縁材料との境界を通るように設けられている、
    請求項7記載の積層構造体。
  9. 第1の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、前記第1の絶縁領域とは異なる位置に第2の絶縁領域が設けられた第2の電極層とを、所定の順序で複数回に渡って積層することにより、積層体を形成するステップ(a)と、
    前記第1の電極層に設けられた前記第1の絶縁領域を通ると共に、前記第2の電極層を貫くように、少なくとも1つの貫通孔を形成するステップ(b)と、
    前記第2の電極層に設けられた前記第2の絶縁領域を通ると共に、前記第1の電極層を貫くように、少なくとも1つの貫通孔を形成するステップ(c)と、
    ステップ(b)及び(c)においてそれぞれ形成された貫通孔に金属を充填するステップ(d)と、
    を具備する積層構造体の製造方法。
  10. 第1群の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、前記第1群の絶縁領域とは異なる位置に第2群の絶縁領域が設けられた第2の電極層とを、所定の順序で複数回に渡って積層することにより、積層体を作製するステップ(a)と、
    前記第1の電極層に設けられた前記第1群の絶縁領域をそれぞれ通ると共に、前記第2の電極層を貫くように、第1群の貫通孔を形成するステップ(b)と、
    前記第2の電極層に設けられた前記第2群の絶縁領域をそれぞれ通ると共に、前記第1の電極層を貫くように、第2群の貫通孔を形成するステップ(c)と、
    前記第1群の貫通孔に金属を充填することにより、複数の第1の配線を形成すると共に、前記第2群の貫通孔に金属を充填することにより、複数の第2の配線を形成するステップ(d)と、
    前記積層体に溝を形成することにより、前記積層体を部分的に分割するステップ(e)と、
    ステップ(e)において形成された溝に絶縁材料を充填するステップ(f)と、
    を具備する積層構造体の製造方法。
  11. 第1群の絶縁領域が設けられた第1の電極層と、圧電材料層と、前記第1群の絶縁領域とは異なる位置に第2群の絶縁領域が設けられた第2の電極層とを、所定の順序で複数回に渡って積層することにより、積層体を作製するステップ(a)と、
    前記積層体に溝を形成することにより、前記積層体を部分的に分割するステップ(b)と、
    ステップ(b)において形成された溝に絶縁材料を充填するステップ(c)と、
    前記第1の電極層に設けられた前記第1群の絶縁領域と前記絶縁材料との境界、及び、前記第2の電極層と前記絶縁材料との境界を通るように、複数の貫通孔を形成するステップ(d)と、
    前記第2の電極層に設けられた前記第2群の複数の絶縁領域と前記絶縁材料との境界、及び、前記第1の電極層と前記絶縁材料との境界を通るように、複数の貫通孔を形成するステップ(e)と、
    ステップ(d)及び(e)において形成された複数の貫通孔に金属を充填することにより、複数の配線を形成するステップ(f)と、
    を具備する積層構造体の製造方法。
  12. 前記積層体をカットすることにより、前記積層体を前記絶縁材料によって保持される複数の部分に分離するステップをさらに含む請求項10又は11記載の積層構造体の製造方法。
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