JP4283751B2 - 電子部品の製造方法及び電子部品 - Google Patents

電子部品の製造方法及び電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP4283751B2
JP4283751B2 JP2004284741A JP2004284741A JP4283751B2 JP 4283751 B2 JP4283751 B2 JP 4283751B2 JP 2004284741 A JP2004284741 A JP 2004284741A JP 2004284741 A JP2004284741 A JP 2004284741A JP 4283751 B2 JP4283751 B2 JP 4283751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
conductive material
electronic component
conductive
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004284741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006100557A (ja
Inventor
誠志 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2004284741A priority Critical patent/JP4283751B2/ja
Publication of JP2006100557A publication Critical patent/JP2006100557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4283751B2 publication Critical patent/JP4283751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

本発明は、セラミック層を具備する電子部品の製造方法、及びそのような電子部品に関するものである。
セラミック層を具備する電子部品として、例えば特許文献1に記載された積層型圧電素子がある。この積層型圧電素子では、複数の個別電極が形成された圧電体層とコモン電極が形成された圧電体層とが交互に積層されており、各圧電体層に設けられたスルーホール内の貫通電極を介して、積層方向に整列した個別電極同士やコモン電極同士が接続されている。
このような積層型圧電素子を製造する場合、一般的に次のような製造工程を経る。すなわち、圧電体層となるグリーンシートにスルーホールを形成し、導電ペーストを用いてスルーホール内に貫通電極を形成する。続いて、貫通電極の形成に用いたものと同じ導電ペーストを用いて、グリーンシートの表面に個別電極又はコモン電極を形成する。そして、個別電極が形成されたグリーンシートとコモン電極が形成されたグリーンシートとを交互に積層した後、脱バインダ及び焼成を行う。
特開2002−254634号公報
ところで、脱バインダ及び焼成の際には、グリーンシートと共に各電極(個別電極、コモン電極及び貫通電極)も収縮する。しかし、グリーンシートより収縮率が低い導電ペーストを用いて各電極を形成すると、グリーンシートの収縮が個別電極やコモン電極に阻害されて、圧電体層に変形やクラック等の損傷が生じるおそれがある。そこで、グリーンシートと収縮率が同程度の導電ペーストを用いて各電極を形成すると、圧電体層への損傷の発生は防止されるものの、スルーホール内の貫通電極が大きく収縮するため、スルーホール内の電気抵抗が高くなり、積層型圧電素子の電気的特性が劣化するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、セラミック層に損傷が生じるのを防止することができ、且つスルーホール内の電気抵抗が高くなるのを防止することができる電子部品の製造方法、及びそのような製造方法により製造された電子部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の電子部品の製造方法は、セラミック層を具備する電子部品の製造方法であって、セラミック層となるグリーンシートに設けられたスルーホール内に、第1の電極を第1の導電ペーストにより形成する工程と、グリーンシートの表面に、第1の電極と接続される第2の電極を第2の導電ペーストにより形成する工程と、第1の電極及び第2の電極が形成されたグリーンシートの脱バインダ及び焼成を行う工程と、を備え、第1の導電ペーストは、第2の導電ペーストより導電材料の含有率が高いことを特徴とする。
この電子部品の製造方法では、第2の導電ペーストより導電材料の含有率が高い第1の導電ペーストを用いて、グリーンシートのスルーホール内に第1の電極を形成する。また、第1の導電ペーストより導電材料の含有率が低い第2の導電ペーストを用いて、グリーンシートの表面に第2の電極を形成する。これにより、脱バインダ及び焼成の際において、第1の電極の収縮率は第2の電極の収縮率より低くなり、第2の電極の収縮率は第1の電極の収縮率より高くなる。従って、脱バインダ及び焼成の際に、スルーホール内に形成された第1の電極の収縮が抑制されるため、スルーホール内の電気抵抗が高くなるのを防止することができる。また、脱バインダ及び焼成の際に、グリーンシートの表面に形成された第2の電極によるグリーンシートの収縮の阻害が抑制されるため、セラミック層に損傷が生じるのを防止することができる。なお、第1の電極を第1の導電ペーストにより形成する工程と、第2の電極を第2の導電ペーストにより形成する工程とは順序不同である。
また、本発明に係る第1の電子部品の製造方法においては、第1の導電ペースト及び第2の導電ペーストに含まれる導電材料は金属材料であることが好ましい。この場合、グリーンシートと同時焼成しても、第1の電極及び第2の電極が変質し難い。しかも、低効率の低い第1の電極及び第2の電極を容易に形成することができる。
また、本発明に係る第2の電子部品の製造方法は、セラミック層を具備する電子部品の製造方法であって、セラミック層となるグリーンシートに設けられたスルーホール内に、第1の電極を第1の導電ペーストにより形成する工程と、グリーンシートの表面に、第1の電極と接続される第2の電極を第2の導電ペーストにより形成する工程と、第1の電極及び第2の電極が形成されたグリーンシートの脱バインダ及び焼成を行う工程と、を備え、第1の導電ペーストは、第1の導電物質、及び当該第1の導電物質より電気抵抗が低い第2の導電物質を含有する第1の導電材料を含み、第2の導電ペーストは、第1の導電物質及び第2の導電物質を含有する第2の導電材料を含み、第1の導電材料は、第2の導電材料より第2の導電物質の含有率が高いことを特徴とする。
この電子部品の製造方法では、第2の導電材料より第2の導電物質の含有率が高い第1の導電材料を含む第1の導電ペーストを用いて、グリーンシートのスルーホール内に第1の電極を形成する。また、第1の導電材料より第2の導電物質の含有率が低い第2の導電材料を含む第2の導電ペーストを用いて、グリーンシートの表面に第2の電極を形成する。従って、脱バインダ及び焼成の際における第1及び第2の導電ペーストの収縮率をグリーンシートの収縮率と同程度にすれば、脱バインダ及び焼成の際に、グリーンシートの表面に形成された第2の電極によるグリーンシートの収縮の阻害が抑制されるため、セラミック層に損傷が生じるのを防止することができる。また、脱バインダ及び焼成の際における第1及び第2の導電ペーストの収縮率をグリーンシートの収縮率と同程度にすると、脱バインダ及び焼成の際に、スルーホール内に形成された第1の電極の収縮は抑制されない。しかし、第1の導電ペーストに含まれる第1の導電材料は、第2の導電ペーストに含まれる第2の導電材料より第2の導電物質(第1の導電物質より電気抵抗が低い)の含有率が高いため、スルーホール内の電気抵抗が高くなるのを防止することができる。なお、第1の電極を第1の導電ペーストにより形成する工程と、第2の電極を第2の導電ペーストにより形成する工程とは順序不同である。
また、本発明に係る第2の電子部品の製造方法においては、第1の導電材料及び第2の導電材料は金属材料であることが好ましい。この場合、グリーンシートと同時焼成しても、第1の電極及び第2の電極が変質し難い。しかも、低効率の低い第1の電極及び第2の電極を容易に形成することができる。
また、本発明に係る第2の電子部品の製造方法においては、第1の導電物質がパラジウム(Pd)であり、第2の導電物質が銀(Ag)である場合や、第1の導電物質がニッケル(Ni)であり、第2の導電物質が銅(Cu)である場合や、第1の導電物質がパラジウム(Pd)であり、第2の導電物質が金(Au)である場合がある。
更に、本発明に係る第1の電子部品は、セラミック層を具備する電子部品であって、セラミック層に設けられたスルーホール内に形成された第1の電極と、セラミック層の表面に形成され、第1の電極と接続された第2の電極と、を備え、第1の電極は、第2の電極より形成部被覆率が高いことを特徴とする。
この電子部品は、上述した本発明に係る第1の電子部品の製造方法により製造されたものといえるため、セラミック層への損傷の発生、及びスルーホール内の電気抵抗の上昇が防止されたものとなっている。なお、形成部被覆率とは、「電極が形成された部分の面積」に対する「導電材料に被覆された部分の面積」の割合を意味する。
また、本発明に係る第1の電子部品においては、第1の電極及び第2の電極に含まれる導電材料は金属材料であることが好ましい。
また、本発明に係る第2の電子部品は、セラミック層を具備する電子部品であって、セラミック層に設けられたスルーホール内に形成された第1の電極と、セラミック層の表面に形成され、第1の電極と接続された第2の電極と、を備え、第1の電極は、第1の導電物質、及び当該第1の導電物質より電気抵抗が低い第2の導電物質を含有する第1の導電材料を含み、第2の電極は、第1の導電物質及び第2の導電物質を含有する第2の導電材料を含み、第1の導電材料は、第2の導電材料より第2の導電物質の含有率が高いことを特徴とする。
この電子部品は、上述した本発明に係る第2の電子部品の製造方法により製造されたものといえるため、セラミック層への損傷の発生、及びスルーホール内の電気抵抗の上昇が防止されたものとなっている。
また、本発明に係る第2の電子部品においては、第1の導電材料及び第2の導電材料は金属材料であることが好ましい。
また、本発明に係る第2の電子部品においては、第1の導電物質がパラジウム(Pd)であり、第2の導電物質が銀(Ag)である場合や、第1の導電物質がニッケル(Ni)であり、第2の導電物質が銅(Cu)である場合や、第1の導電物質がパラジウム(Pd)であり、第2の導電物質は金(Au)である場合がある。
本発明によれば、セラミック層に損傷が生じるのを防止することができ、且つスルーホール内の電気抵抗が高くなるのを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施形態としての積層型圧電素子及びその製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、第1の実施形態に係る積層型圧電素子(電子部品)1は、個別電極(第2の電極)2が形成された圧電体層(セラミック層)3と、コモン電極(第2の電極)4が形成された圧電体層(セラミック層)5とが交互に積層され、更に、端子電極17,18が形成された圧電体層7が最上層に積層されることで構成されている。
各圧電体層3,5,7は、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電セラミックス材料からなり、例えば「10mm×30mm,厚さ30μm」の長方形薄板状に形成されている。また、個別電極2及びコモン電極4は、Ag及びPdにより構成された導電材料からなり、スクリーン印刷によりパターン形成されたものである。このことは、端子電極17,18を除き、以下に述べる各電極についても同様である。
最上層の圧電体層7から数えて2層目、4層目、6層目、8層目の圧電体層3aの上面には、図2に示されるように、複数の長方形状の個別電極2がマトリックス状に配置されている。各個別電極2は、その長手方向が圧電体層3aの長手方向と直交するように配置されており、隣り合う個別電極2,2は、所定の間隔をとることによって電気的な独立が達成され、且つ互いの振動による影響が防止されている。
ここで、圧電体層3aの長手方向を行方向、当該長手方向と直交する方向を列方向とすると、個別電極2は、例えば4行75列というように配置される(明瞭化のため図面では4行20列とする)。このように、複数の個別電極2をマトリックス状に配置することで、圧電体層3aに対して効率の良い配置が可能となるため、圧電体層3aにおいて振動に寄与する活性部の面積を維持しつつ、積層型圧電素子1の小型化或いは個別電極2の高集積化を図ることができる。
1行目及び2行目の個別電極2は、1行目と2行目との間で対向する端部を接続端部2aとし、その接続端部2aの直下において圧電体層3aに形成されたスルーホール13内の貫通電極に接続されている。同様に、3行目及び4行目の個別電極2は、3行目と4行目との間で対向する端部を接続端部2aとし、その接続端部2aの直下において圧電体層3aに形成されたスルーホール13内の貫通電極に接続されている。
更に、圧電体層3aの上面の縁部には、上下に位置する圧電体層5のコモン電極4同士を電気的に接続するための中継電極(第2の電極)6が形成されている。この中継電極6は、その直下において圧電体層3aに形成されたスルーホール8内の貫通電極に接続されている。
なお、最下層の圧電体層3bの上面にも、上述した2層目、4層目、6層目、8層目の圧電体層3aと同様に個別電極2がマトリックス状に配置されている。ただし、図3に示されるように、最下層の圧電体層3bは、中継電極6及びスルーホール8,13が形成されていない点で圧電体層3aと異なっている。
また、最上層の圧電体層7から数えて3層目、5層目、7層目の圧電体層5aの上面には、図4に示されるように、積層型圧電素子1の積層方向(換言すれば、積層型圧電素子1の厚さ方向、すなわち、圧電体層3,5の厚さ方向)において圧電体層3aの各接続端部2aに対向するように中継電極(第2の電極)16が形成されている。各中継電極16は、その直下において圧電体層5に形成されたスルーホール13内の貫通電極に接続されている。
更に、圧電体層5aの上面にはコモン電極4が形成されている。このコモン電極4は、1行目及び2行目の中継電極16の集合と、3行目及び4行目の中継電極16の集合とのそれぞれを所定の間隔をとって包囲すると共に、積層方向から見て、各個別電極2の接続端部2aを除く部分と重なっている。これにより、圧電体層3,5において各個別電極2の接続端部2aを除く部分に対向する部分の全体を、振動に寄与する活性部として有効に用いることができる。また、コモン電極4は、圧電体層5aの外周部から所定の間隔をとって形成され、積層方向において圧電体層3aの中継電極6に対向するように圧電体層5に形成されたスルーホール8内の貫通電極に接続されている。
なお、9層目の圧電体層5bの上面にも、上述した3層目、5層目、7層目の圧電体層5aと同様に中継電極16及びコモン電極4が形成されている。ただし、図5に示されるように、9層目の圧電体層5bは、スルーホール8が形成されていない点で圧電体層5aと異なっている。
また、最上層の圧電体層7の上面には、図6に示されるように、積層方向において圧電体層3aの各個別電極2の接続端部2aに対向するように端子電極17が形成され、積層方向において圧電体層3aの中継電極6に対向するように端子電極18が形成されている。各端子電極17は、その直下において圧電体層7に形成されたスルーホール13内の貫通電極に接続され、端子電極18は、その直下において圧電体層7に形成されたスルーホール8内の貫通電極に接続されている。
これらの端子電極17,18には、駆動電源に接続するためにFPC(flexible printed circuit board)等のリード線が半田付けされる。そのため、リード線を半田付けするに際して半田を載せ易くすべく、端子電極17,18においては、Ag及びPdにより構成された導電材料からなる下地電極層上に、半田ぬれ性を良好にするためにAgにより構成された導電材料からなる表面電極層が形成されている。
以上のように電極パターンが形成された圧電体層3,5,7の積層によって、最上層の各端子電極17に対しては、積層方向において5つの個別電極2が中継電極16を介在させて整列し、整列した各電極2,16,17は、図7に示されるように、スルーホール13内の貫通電極(第1の電極)14により電気的に接続されることになる。一方、最上層の端子電極18に対しては、積層方向において4つのコモン電極4が中継電極6を介在させて整列し、整列した各電極4,6,18は、スルーホール8内の貫通電極14により電気的に接続されることになる。
なお、積層方向において隣り合うスルーホール13,13は、互いの中心軸がずれるように各圧電体層3,5,7に形成され、スルーホール13内の貫通電極14による電気的な接続が確実化されている。このことは、積層方向において隣り合うスルーホール8,8についても同様である。
このような積層型圧電素子1における電気的接続により、所定の端子電極17と端子電極18との間に電圧を印加すると、当該所定の端子電極17下に整列する個別電極2とコモン電極4との間に電圧が印加されることになる。これにより、圧電体層3,5においては、図7に示されるように、個別電極2とコモン電極4とで挟まれる部分に電界Eが生じ、当該部分が活性部Aとして変位することになる。従って、電圧を印加する端子電極17を選択することで、マトリックス状に配置された各個別電極2に対応する活性部Aのうち、選択した端子電極17下に整列する活性部Aを積層方向に変位させることができる。このような積層型圧電素子1は、マイクロポンプの弁制御等、微小変位を必要とする種々の装置の駆動源に適用される。
次に、第1の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法について説明する。
まず、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電セラミックス材料に有機バインダや有機溶剤等を混合して素体ペーストを作製し、この素体ペーストを用いて各圧電体層3,5,7となるグリーンシートをドクターブレード法により成形する。
そして、グリーンシートの所定の位置にレーザ光を照射してスルーホール8,13を形成する。なお、スルーホール8,13の形状は、レーザ光照射面側の開口径が約40μm、その反対側の開口径が約35μmの円錐台状となる。
続いて、第1の導電ペーストを用いて、スルーホール8,13に対して充填スクリーン印刷を行い、スルーホール8,13内に貫通電極14を形成する。この第1の導電ペーストは、Ag:Pd=70:30の比率で構成された導電材料に有機バインダや有機溶剤等を混合することで作製されたものであり、60質量%の導電材料を含有している。
また、第2の導電ペーストを用いて、グリーンシートに対してスクリーン印刷を行い、グリーンシートの表面に端子電極17,18の下地電極層及び内部電極2,4,6,16を形成する。この第2の導電ペーストは、Ag:Pd=70:30の比率で構成された導電材料に有機バインダや有機溶剤等を混合することで作製されたものであり、50質量%の導電材料を含有している。
続いて、電極パターンが形成されたグリーンシートを上述した順序で積層する。そして、約60℃の温度に加熱しながら100MPaの圧力で積層方向にプレスを行って各層を圧着させ、積層体グリーンを作製する。
その後、積層体グリーンを所定の寸法に切断する。そして、切断された積層体グリーンに対して400℃の温度で10時間脱バインダを行い、更に、1100℃の温度で2時間焼成を行う。これにより、有機バインダや有機溶剤等の成分が抜けて、グリーンシートは、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電セラミックス材料からなる圧電体層3,5,7となり、内部電極2,4,6,16及び貫通電極14は、Ag及びPdにより構成された導電材料からなる電極となる。
続いて、圧電体層7となる焼結シートに形成された下地電極層上に、Agを主成分とする導電材料からなる表面電極層を焼き付けて、端子電極17,18を形成する。なお、表面電極層の材料としてAuやCu等を用いてもよい。また、表面電極層の形成方法としてスパッタリングや無電界メッキ法等を採用してもよい。そして、最後に分極処理を行って積層型圧電素子1を完成させる。
以上の第1の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法では、第2の導電ペースト(導電材料の含有率50質量%)より導電材料の含有率が高い第1の導電ペースト(導電材料の含有率60質量%)を用いて、グリーンシートのスルーホール8,13内に貫通電極14を形成する。また、第1の導電ペーストより導電材料の含有率が低い第2の導電ペーストを用いて、グリーンシートの表面に内部電極2,4,6,16を形成する。これにより、脱バインダ及び焼成の際において、貫通電極14の収縮率は内部電極2,4,6,16の収縮率より低くなり、内部電極2,4,6,16の収縮率は貫通電極14の収縮率より高くなる。
従って、脱バインダ及び焼成の際に、スルーホール8,13内に形成された貫通電極14の収縮が抑制されるため、スルーホール8,13内の電気抵抗が高くなるのを防止することができ、駆動時の応答性が低下する等といった積層型圧電素子1の電気的特性の劣化を防止することが可能となる。また、脱バインダ及び焼成の際に、グリーンシートの表面に形成された内部電極2,4,6,16によるグリーンシートの収縮の阻害が抑制されるため、圧電体層3,5に変形やクラック等の損傷が生じるのを防止することができる。
図8は、積層型圧電素子1における各電極の形成部被覆率を説明するための図であり、(a)はスルーホール8,13の内壁面と直交する方向から見た貫通電極14、(b)は圧電体層3,5の表面と直交する方向から見た内部電極2,4,6,16である。図8に示されるように、上述した製造方法によって積層型圧電素子1が製造されると、スルーホール8,13の内壁面に形成された貫通電極14の形成部被覆率は、各圧電体層3,5の表面に形成された内部電極2,4,6,16の形成部被覆率より高くなる。これは、脱バインダ及び焼成の際において貫通電極14の収縮率が内部電極2,4,6,16の収縮率より低くなるためである。ここで、形成部被覆率とは、「電極が形成された部分の面積」に対する「導電材料に被覆された部分(図8の梨地領域)の面積」の割合を意味する。
このように、貫通電極14の形成部被覆率が高くなると(すなわち、複数の空隙19が小さく形成されると)、スルーホール8,13内の電気抵抗の上昇が防止されると共に、積層型圧電素子1の駆動時における貫通電極14の断線が防止される。また、内部電極2,4,6,16の形成部被覆率が低くなると(すなわち、複数の空隙19が大きく形成されると)、積層型圧電素子1の駆動時における各圧電体層3,5の変位の抑制が防止される。
また、第1の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法においては、第1の導電ペースト及び第2の導電ペーストに含まれる導電材料が金属材料であるため、グリーンシートと同時焼成しても、貫通電極14及び内部電極2,4,6,16が変質し難い。しかも、低効率の低い貫通電極14及び内部電極2,4,6,16を容易に形成することができる。
次に、実施例の積層型圧電素子と比較例の積層型圧電素子との評価結果について説明する。
実施例の積層型圧電素子は、第1の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法により作製したものであり、比較例の積層型圧電素子は、第2の導電ペースト(導電材料の含有率50質量%)により貫通電極及び内部電極を形成したものである。なお、実施例の積層型圧電素子では、貫通電極の形成部被覆率が96%、内部電極の形成部被覆率が79%であったのに対し、比較例の積層型圧電素子では、貫通電極及び内部電極共に形成部被覆率が79%であった。
評価は次のようにして行った。すなわち、実施例の積層型圧電素子及び比較例の積層型圧電素子共に、120℃の温度、3kV/mmの電界強度で15分間分極処理を行い、各積層型圧電素子について1素子当たり300箇所(個別電極側の各端子電極とコモン電極側の端子電極との間)の静電容量をLCRメータで測定した。そして、1箇所でも所定の容量値が得られなかった積層型圧電素子は、スルーホール内の貫通電極による電気的な接続が断たれているものとして、不良素子とした。
なお、分極処理前にも1素子当たり300箇所の静電容量をLCRメータで測定し、1箇所も電気的な接続が断たれていない素子を実施例の積層型圧電素子及び比較例の積層型圧電素子として用いた。
その結果、実施例の積層型圧電素子では、100素子作製した中で不良素子の発生が0素子であった。一方、比較例の積層型圧電素子では、100素子作製した中で不良素子の発生が13素子であった。これにより、分極処理の際にスルーホール内の貫通電極の断線を防止することができるという、第1の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法の効果が実証された。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係る積層型圧電素子1は、第1の実施形態に係る積層型圧電素子1とほぼ同様に構成されている。しかし、第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法は、貫通電極14を形成するための第1の導電ペーストの成分、及び内部電極2,4,6,16を形成するための第2の導電ペーストの成分において、第1の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法と相異している。以下、相異点を中心に第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法について説明する。
まず、各圧電体層3,5,7となるグリーンシートをドクターブレード法により成形し、成形されたグリーンシートの所定の位置にレーザ光を照射してスルーホール8,13を形成する。
続いて、第1の導電ペーストを用いて、スルーホール8,13に対して充填スクリーン印刷を行い、スルーホール8,13内に貫通電極14を形成する。この第1の導電ペーストは、Pd(第1の導電物質)、及びPdより電気抵抗が低いAg(第2の導電物質)をAg:Pd=85:15の比率で含有する第1の導電材料に有機バインダや有機溶剤等を混合することで作製されたものであり、50質量%の第1の導電材料を含有している。
また、第2の導電ペーストを用いて、グリーンシートに対してスクリーン印刷を行い、グリーンシートの表面に端子電極17,18の下地電極層及び内部電極2,4,6,16を形成する。この第2の導電ペーストは、Pd、及びPdより電気抵抗が低いAgをAg:Pd=70:30の比率で含有する第2の導電材料に有機バインダや有機溶剤等を混合することで作製されたものであり、50質量%の導電材料を含有している。
なお、20℃の温度での抵抗率は、Pdが10.8×10−8Ωm、Agが1.63×10−8Ωmである。
続いて、電極パターンが形成されたグリーンシートを積層し、積層方向にプレスを行って積層体グリーンを作製する。その後、積層体グリーンを所定の寸法に切断し、切断された積層体グリーンに対して400℃の温度で10時間脱バインダを行い、更に、1000℃の温度で2時間焼成を行う。続いて、圧電体層7となる焼結シートに形成された下地電極層上に、Agを主成分とする導電材料からなる表面電極層を焼き付けて、端子電極17,18を形成する。そして、最後に分極処理を行って積層型圧電素子1を完成させる。
以上の第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法では、第2の導電材料よりAgの含有率が高い第1の導電材料を含む第1の導電ペーストを用いて、グリーンシートのスルーホール8,13内に貫通電極14を形成する。また、第1の導電材料よりAgの含有率が低い第2の導電材料を含む第2の導電ペーストを用いて、グリーンシートの表面に内部電極2,4,6,16を形成する。
従って、脱バインダ及び焼成の際における第1及び第2の導電ペーストの収縮率をグリーンシートの収縮率と同程度にすれば、脱バインダ及び焼成の際に、グリーンシートの表面に形成された内部電極2,4,6,16によるグリーンシートの収縮の阻害が抑制されるため、圧電体層3,5に変形やクラック等の損傷が生じるのを防止することができる。また、脱バインダ及び焼成の際における第1及び第2の導電ペーストの収縮率をグリーンシートの収縮率と同程度にすると、脱バインダ及び焼成の際に、スルーホール8,13内に形成された内部電極14の収縮は抑制されない。しかし、第1の導電ペーストに含まれる第1の導電材料は、第2の導電ペーストに含まれる第2の導電材料よりAg(Pdより電気抵抗が低い)の含有率が高いため、スルーホール8,13内の電気抵抗が高くなるのを防止することができ、駆動時の応答性が低下する等といった積層型圧電素子1の電気的特性の劣化を防止することが可能となる。
また、第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法においては、第1の導電材料及び第2の導電材料が金属材料であるため、グリーンシートと同時焼成しても、貫通電極14及び内部電極2,4,6,16が変質し難い。しかも、低効率の低い貫通電極14及び内部電極2,4,6,16を容易に形成することができる。
次に、実施例の積層型圧電素子と比較例の積層型圧電素子との評価結果について説明する。
実施例の積層型圧電素子は、第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法により作製したものであり、比較例の積層型圧電素子は、第2の導電ペースト(Ag:Pd=70:30)により貫通電極及び内部電極を形成したものである。
評価は次のようにして行った。すなわち、実施例の積層型圧電素子及び比較例の積層型圧電素子共に、120℃の温度、3kV/mmの電界強度で15分間分極処理を行い、各積層型圧電素子について1素子当たり300箇所(個別電極側の各端子電極とコモン電極側の端子電極との間)の静電容量をLCRメータで測定した。そして、1箇所でも所定の容量値が得られなかった積層型圧電素子は、スルーホール内の貫通電極による電気的な接続が断たれているものとして、不良素子とした。
なお、分極処理前にも1素子当たり300箇所の静電容量をLCRメータで測定し、1箇所も電気的な接続が断たれていない素子を実施例の積層型圧電素子及び比較例の積層型圧電素子として用いた。
その結果、実施例の積層型圧電素子では、100素子作製した中で不良素子の発生が0素子であった。一方、比較例の積層型圧電素子では、100素子作製した中で不良素子の発生が10素子であった。これにより、分極処理の際にスルーホール内の貫通電極の断線を防止することができるという、第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法の効果が実証された。
本発明は、上述した第1及び第2の実施形態に限定されるものではない。
例えば、貫通電極14は、図7に示されるように、スルーホール8,13の内壁面に膜状に形成される場合に限定されない。図9に示されるように、スルーホール8,13内の全体に導電材料が充填されて貫通電極14が形成される場合や、図10に示されるように、スルーホール8,13内の片側に導電材料が充填されて貫通電極14が形成される場合がある。
また、第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法では、貫通電極14を形成するに際して、Pd、及びPdより電気抵抗が低いAgをAg:Pd=85:15の比率で含有する第1の導電材料を含む第1の導電ペーストを用い、内部電極2,4,6,16を形成するに際して、Pd、及びPdより電気抵抗が低いAgをAg:Pd=70:30の比率で含有する第2の導電材料を含む第2の導電ペーストを用いたが、これに限定されない。
その一例として、貫通電極14を形成するに際して、Ni、及びNiより電気抵抗が低いCuをCu:Ni=40:60の比率で含有する第1の導電材料を含む第1の導電ペーストを用い、内部電極2,4,6,16を形成するに際して、Ni、及びNiより電気抵抗が低いCuをCu:Ni=10:90の比率で含有する第2の導電材料を含む第2の導電ペーストを用いてもよい。また、貫通電極14を形成するに際して、Pd、及びPdより電気抵抗が低いAuをAu:Pd=75:25の比率で含有する第1の導電材料を含む第1の導電ペーストを用い、内部電極2,4,6,16を形成するに際して、Pd、及びPdより電気抵抗が低いAuをAu:Pd=70:30の比率で含有する第2の導電材料を含む第2の導電ペーストを用いてもよい。これらの場合にも、第2の実施形態に係る積層型圧電素子1の製造方法と同様の効果が奏される。特に、貫通電極14及び内部電極2,4,6,16を形成するに際してPd及びAuを用いると、マイグレーションが起こり難く、積層型圧電素子1を高温、高湿下で用いることができる。
なお、20℃の温度での抵抗率は、Niが6.9×10−8Ωm、Cuが1.69×10−8Ωm、Auが2.4×10−8Ωmである。
また、本発明は、積層型圧電素子の製造方法及び積層型圧電素子に限定されず、セラミック層を具備する電子部品の製造方法、及びそのような電子部品に適用可能である。そのような電子部品としては、例えば、コンデンサ、インダクタ、NTCやPTC等のサーミスタ、及びバリスタ等がある。
本発明に係る電子部品の一実施形態としての積層型圧電素子の分解斜視図である。 図1に示される積層型圧電素子の2層目、4層目、6層目、8層目の圧電体層の平面図である。 図1に示される積層型圧電素子の最下層の圧電体層の平面図である。 図1に示される積層型圧電素子の3層目、5層目、7層目の圧電体層の平面図である。 図1に示される積層型圧電素子の9層目の圧電体層の平面図である。 図1に示される積層型圧電素子の最上層の圧電体層の平面図である。 図1に示されるVII−VII線に沿っての積層型圧電素子の部分断面図であり、スルーホールの内壁面に膜状に貫通電極が形成されている状態を示す図である。 積層型圧電素子における各電極の形成部被覆率を説明するための図であり、(a)はスルーホールの内壁面と直交する方向から見た貫通電極、(b)は圧電体層の表面と直交する方向から見た内部電極である。 図1に示されるVII−VII線に沿っての積層型圧電素子の部分断面図であり、スルーホール内の全体に導電材料が充填されて貫通電極が形成されている状態を示す図である。 図1に示されるVII−VII線に沿っての積層型圧電素子の部分断面図であり、スルーホール内の片側に導電材料が充填されて貫通電極が形成されている状態を示す図である。
符号の説明
1…積層型圧電素子(電子部品)、2…個別電極(第2の電極)、3,5…圧電体層(セラミック層)、4…コモン電極(第2の電極)、6,16…中継電極(第2の電極)、8,13…スルーホール、14…貫通電極(第1の電極)。

Claims (14)

  1. セラミック層を具備する電子部品の製造方法であって、
    前記セラミック層となるグリーンシートに設けられたスルーホール内に、第1の電極を第1の導電ペーストにより形成する工程と、
    前記グリーンシートの表面に、前記第1の電極と接続される第2の電極を第2の導電ペーストにより形成する工程と、
    前記第1の電極及び前記第2の電極が形成された前記グリーンシートの脱バインダ及び焼成を行う工程と、を備え、
    前記第1の導電ペーストは、前記第2の導電ペーストより導電材料の含有率が高いことを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記第1の導電ペースト及び前記第2の導電ペーストに含まれる導電材料は金属材料であることを特徴とする請求項1記載の電子部品の製造方法。
  3. セラミック層を具備する電子部品の製造方法であって、
    前記セラミック層となるグリーンシートに設けられたスルーホール内に、第1の電極を第1の導電ペーストにより形成する工程と、
    前記グリーンシートの表面に、前記第1の電極と接続される第2の電極を第2の導電ペーストにより形成する工程と、
    前記第1の電極及び前記第2の電極が形成された前記グリーンシートの脱バインダ及び焼成を行う工程と、を備え、
    前記第1の導電ペーストは、第1の導電物質、及び当該第1の導電物質より電気抵抗が低い第2の導電物質を含有する第1の導電材料を含み、
    前記第2の導電ペーストは、前記第1の導電物質及び前記第2の導電物質を含有する第2の導電材料を含み、
    前記第1の導電材料は、前記第2の導電材料より前記第2の導電物質の含有率が高いことを特徴とする電子部品の製造方法。
  4. 前記第1の導電材料及び前記第2の導電材料は金属材料であることを特徴とする請求項3記載の電子部品の製造方法。
  5. 前記第1の導電物質はパラジウムであり、前記第2の導電物質は銀であることを特徴とする請求項3又は4記載の電子部品の製造方法。
  6. 前記第1の導電物質はニッケルであり、前記第2の導電物質は銅であることを特徴とする請求項3又は4記載の電子部品の製造方法。
  7. 前記第1の導電物質はパラジウムであり、前記第2の導電物質は金であることを特徴とする請求項3又は4記載の電子部品の製造方法。
  8. セラミック層を具備する電子部品であって、
    前記セラミック層に設けられたスルーホール内に形成された第1の電極と、
    前記セラミック層の表面に形成され、前記第1の電極と接続された第2の電極と、を備え、
    前記第1の電極は、前記第2の電極より形成部被覆率が高いことを特徴とする電子部品。
  9. 前記第1の電極及び前記第2の電極に含まれる導電材料は金属材料であることを特徴とする請求項8記載の電子部品。
  10. セラミック層を具備する電子部品であって、
    前記セラミック層に設けられたスルーホール内に形成された第1の電極と、
    前記セラミック層の表面に形成され、前記第1の電極と接続された第2の電極と、を備え、
    前記第1の電極は、第1の導電物質、及び当該第1の導電物質より電気抵抗が低い第2の導電物質を含有する第1の導電材料を含み、
    前記第2の電極は、前記第1の導電物質及び前記第2の導電物質を含有する第2の導電材料を含み、
    前記第1の導電材料は、前記第2の導電材料より前記第2の導電物質の含有率が高いことを特徴とする電子部品。
  11. 前記第1の導電材料及び前記第2の導電材料は金属材料であることを特徴とする請求項10記載の電子部品。
  12. 前記第1の導電物質はパラジウムであり、前記第2の導電物質は銀であることを特徴とする請求項10又は11記載の電子部品。
  13. 前記第1の導電物質はニッケルであり、前記第2の導電物質は銅であることを特徴とする請求項10又は11記載の電子部品。
  14. 前記第1の導電物質はパラジウムであり、前記第2の導電物質は金であることを特徴とする請求項10又は11記載の電子部品の製造方法。
JP2004284741A 2004-09-29 2004-09-29 電子部品の製造方法及び電子部品 Expired - Lifetime JP4283751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004284741A JP4283751B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 電子部品の製造方法及び電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004284741A JP4283751B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 電子部品の製造方法及び電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006100557A JP2006100557A (ja) 2006-04-13
JP4283751B2 true JP4283751B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=36240073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004284741A Expired - Lifetime JP4283751B2 (ja) 2004-09-29 2004-09-29 電子部品の製造方法及び電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4283751B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006100557A (ja) 2006-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4358220B2 (ja) 積層型圧電素子
JP4843948B2 (ja) 積層型圧電素子
JP5141046B2 (ja) 積層型圧電素子
JP4466321B2 (ja) 積層型圧電素子
JP4670260B2 (ja) 積層型電子部品
JP2007019420A (ja) 積層型圧電素子
JP4283751B2 (ja) 電子部品の製造方法及び電子部品
JP4358087B2 (ja) 積層型セラミック素子
US7279217B2 (en) Multilayer ceramic device, method for manufacturing the same, and ceramic device
JP4220440B2 (ja) セラミック素子
JP4449797B2 (ja) 電子部品
JP5087822B2 (ja) 圧電素子
JP4057520B2 (ja) 電子部品
JP4373896B2 (ja) 積層型セラミック素子
JP5205689B2 (ja) 積層型圧電素子
JP4247179B2 (ja) 積層型セラミック素子
JP2005340302A (ja) 積層型セラミック素子及びその製造方法
JP4586352B2 (ja) 積層型圧電素子
JP4262147B2 (ja) 電子部品及び電子部品の固定方法
JP4373942B2 (ja) 電子部品の製造方法
JP5066785B2 (ja) 圧電素子
JP4373904B2 (ja) 積層型圧電素子
JP2006128467A (ja) 積層型セラミック素子
JP4940550B2 (ja) 圧電素子
JP4238226B2 (ja) 積層型圧電素子

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4283751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5