JP5087822B2 - 圧電素子 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、マイクロポンプの弁制御等、微小変位を必要とする種々の装置の駆動源として用いられる圧電素子に関するものである。
従来の圧電素子として、次のようなものが知られている。すなわち、圧電体と、その圧電体を挟んで対向する内部電極とを有する変位層の変位伝達面とは反対側の端面に、変位層の変位を拘束するための変位拘束層が積層されてなる圧電素子である(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−268325号公報
ところで、上述したような圧電素子においては、変位拘束層を厚くすることで、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることができる。しかしながら、圧電素子の更なる小型化等を達成するために、変位拘束層を厚くする技術以外に、変位伝達面側への変位層の変位を大きくし得る技術が望まれている。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることができる圧電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る圧電素子は、圧電体と、圧電体を挟んで対向する第1の内部電極とを有し、第1の内部電極が対向する方向における一端面を変位伝達面とする変位層と、第1の内部電極が対向する方向における変位層の他端面に積層された変位拘束層と、を備え、変位層において、変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極のヤング率は、変位伝達面側に位置する第1の内部電極のヤング率より高いことを特徴とする。
この圧電素子では、変位層において、変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極のヤング率は、変位伝達面側に位置する第1の内部電極のヤング率より高くなっている。更に、第1の内部電極が対向する方向における変位層の他端面には、変位拘束層が積層されている。これにより、変位層が変位するに際して、変位伝達面とは反対側への変位層の変位を抑制することができ、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることが可能になる。
また、第1の内部電極は銀を含んでおり、銀及びパラジウムの合計質量に対するパラジウムの質量比率は、変位層において、変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極のほうが、変位伝達面側に位置する第1の内部電極より高いことが好ましい。銀(Ag)のヤング率とパラジウム(Pd)のヤング率とでは、Pdのヤング率のほうが高いことから、この構成によって、変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極のヤング率を、変位伝達面側に位置する第1の内部電極のヤング率より、確実且つ容易に高くすることができる。なお、この構成には、変位伝達面側に位置する第1の内部電極、及び変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極の双方がPdを含む場合は勿論、変位伝達面側に位置する第1の内部電極がPdを含まず、変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極のみがPdを含む場合も含まれる。
また、対向する第1の内部電極は個別電極及びコモン電極であり、個別電極は略同一平面上に複数形成されていることが好ましい。これにより、圧電体において各個別電極に対応する部分を活性部(圧電効果により歪みが生じる部分)として選択的に変位させることができる。しかも、変位層において、変位伝達面とは反対側に位置する第1の内部電極のヤング率が、変位伝達面側に位置する第1の内部電極のヤング率より高くなっていることで、隣り合う活性部間における変位の干渉を抑制することが可能になる。
また、変位拘束層は第2の外部電極を有し、第2の外部電極のヤング率は、変位層において、変位伝達面側に位置する第1の内部電極のヤング率より高いことが好ましい。これにより、変位層が変位するに際して、変位伝達面とは反対側への変位層の変位を抑制することができ、変位伝達面側への変位層の変位をより一層大きくすることが可能になる。
また、本発明に係る圧電素子は、圧電体と、圧電体を挟んで対向する第1の内部電極とを有し、第1の内部電極が対向する方向における一端面を変位伝達面とする変位層と、第2の内部電極を有し、第1の内部電極が対向する方向における変位層の他端面に積層された変位拘束層と、を備え、第2の内部電極のヤング率は、第1の内部電極のヤング率より高いことを特徴とする。
この圧電素子では、変位拘束層が有する第2の内部電極のヤング率は、変位層が有する第1の内部電極のヤング率より高くなっている。これにより、変位層が変位するに際して、変位伝達面とは反対側への変位層の変位を抑制することができ、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることが可能になる。
本発明によれば、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることができる。
以下、本発明に係る圧電素子の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、圧電素子1は、直方体状に形成された積層型の素子であり、圧電効果により積層方向に変位する変位層2と、変位層2の変位を拘束する変位拘束層3とを備えている。変位層2は、積層方向における変位層2の一端面2aを変位伝達面4としており、変位拘束層3は、積層方向における変位層2の他端面2bに積層されている。
変位層2は、個別電極5が他端面に形成された3層の圧電体6と、コモン電極7が他端面に形成された2層の圧電体8とが交互に積層され、更に、コモン電極9が他端面に形成された1層の圧電体11が変位拘束層3側に積層されると共に、コモン電極12が他端面に形成された1層の圧電体13が変位伝達面4側に積層されることで構成されている。また、変位拘束層3は、変位層2側から順に、コモン電極9が他端面に形成された1層の圧電体11と、端子電極14,15が他端面に形成された1層の圧電体16とが積層されることで構成されている。
これにより、変位層2は、圧電体6,8と、各圧電体6,8を挟んで対向する個別電極5及びコモン電極7とを少なくとも有することになる。また、個別電極5及びコモン電極7が対向する方向は、積層方向と一致することになる。なお、圧電体6,8,11,13,16は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電セラミック材料により厚さ30μm程度に形成されている。
変位拘束層3側に積層された2層の圧電体6の他端面には、図3に示されるように、長方形状の個別電極5が互いに所定の間隔をとって複数形成されており、圧電体6において各個別電極5の端部5aに対応する部分には、スルーホール17が形成されている。更に、圧電体6の他端面には、中継電極18が形成されており、圧電体6において中継電極19に対応する部分には、スルーホール19が形成されている。なお、個別電極5及び中継電極18は、Agを主成分とする導電性材料により形成されている。また、スルーホール17,19内には、Agを主成分とする導電性材料が充填されている。
変位伝達面4側に積層された1層の圧電体6の他端面にも、上述した圧電体6と同様に、個別電極5及び中継電極18が形成されている。ただし、図4に示されるように、変位伝達面4側に積層された1層の圧電体6は、スルーホール17が形成されていない点で上述した圧電体6と異なっている。
圧電体8の他端面には、図5に示されるように、積層方向において各個別電極5の端部5aと対向するように中継電極21が形成されており、圧電体8において各中継電極21に対応する部分には、スルーホール17が形成されている。更に、圧電体8の他端面には、積層方向から見て、個別電極5における端部5a以外の部分の全てを含むようにコモン電極7が形成されており、圧電体8において圧電体6の他端面上の中継電極18と対向する部分には、スルーホール19が形成されている。なお、コモン電極7及び中継電極21は、Agを主成分とする導電性材料により形成されている。
圧電体13の他端面には、図6に示されるように、その略全面を覆うようにコモン電極12が形成されている。なお、コモン電極12は、Agを主成分とする導電性材料により形成されている。
圧電体11の他端面には、図5に示されるように、積層方向において各個別電極5の端部5aと対向するように中継電極22が形成されており、圧電体11において各中継電極22に対応する部分には、スルーホール23が形成されている。更に、圧電体11の他端面には、積層方向から見て、個別電極5における端部5a以外の部分の全てを含むようにコモン電極9が形成されており、圧電体11において圧電体6の他端面上の中継電極18と対向する部分には、スルーホール24が形成されている。なお、コモン電極9及び中継電極22は、Ag及びPdを主成分とする導電性材料により形成されている。また、スルーホール23,24内には、Ag及びPdを主成分とする導電性材料が充填されている。
圧電体16の他端面には、図7に示されるように、積層方向において各個別電極5の端部5aと対向するように端子電極14が形成されており、圧電体16において各端子電極14に対応する部分には、スルーホール23が形成されている。更に、圧電体16の他端面には、積層方向において中継電極18と対向するように端子電極15が形成されており、圧電体16において端子電極15に対応する部分には、スルーホール24が形成されている。これらの端子電極14,15には、駆動電源に接続するために、フレキシブルプリント基板(FPC)等のリード線が半田付けされる。
以上により、圧電素子1においては、各端子電極14に対して複数の個別電極5が積層方向に整列し、整列した端子電極14及び個別電極15が中継電極21,22及びスルーホース17,23を介して電気的に接続されることになる。更に、圧電素子1においては、端子電極15に対して、複数のコモン電極7,9,12が積層方向に整列し、整列した端子電極15及びコモン電極7,9,12が中継電極18及びスルーホール19,24を介して電気的に接続されることになる。
なお、図2に示されるように、積層方向に整列するスルーホール17,23を、互いの中心軸がずれるように各圧電体6,8,11,16に形成することで、スルーホール17,23による電気的な接続をより確実化することができる。このことは、積層方向に整列するスルーホール19,24についても同様である。
このような圧電素子1における電気的接続により、所定の端子電極14と端子電極15との間に電圧が印加されると、その所定の端子電極14に対して積層方向に整列する個別電極5と、変位層2のコモン電極7,9,12との間に電圧が印加されることになる。そうすると、変位層2の圧電体6,8,11において、電圧が印加された個別電極5とコモン電極7,9,12とで挟まれた部分が活性部として変位することになる。
以上のように構成された圧電素子1では、変位層2の他端面2bに変位拘束層3が積層されていると共に、変位拘束層3が有する電極9,22、及び変位層2において変位伝達面4とは反対側に位置する電極(ここでは、変位拘束層3側の最外層の電極)9,22のヤング率が、変位層2において変位伝達面4側に位置する電極(ここでは、変位拘束層3側の最外層の電極以外の電極)5,7,12,18,21のヤング率より高くなっている。これは、電極5,7,12,18,21がAg(ヤング率8.27×1010Pa)を主成分とする導電性材料により形成されているのに対し、電極9,22がAg及びPd(ヤング率11.3×1010Pa)を主成分とする導電性材料により形成されているからである。従って、変位層2が変位するに際して、変位伝達面4とは反対側への変位層2の変位を抑制することができ、変位伝達面4側への変位層の変位を大きくすることが可能になる。
また、圧電体6の他端面に個別電極5が複数形成されているため、圧電体6,8,11において各個別電極5に対応する部分を活性部として選択的に変位させることができる。しかも、変位層2の他端面2bに変位拘束層3が積層されていると共に、変位拘束層3が有する電極9,22、及び変位層2において変位伝達面4とは反対側に位置する電極9,22のヤング率が、変位層2において変位伝達面4側に位置する電極5,7,12,18,21のヤング率より高くなっていることで、隣り合う活性部間における変位の干渉を抑制することが可能になる。
次に、上述した圧電素子1の作製手順について説明する。
まず、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電セラミックス材料に有機バインダや有機溶剤等を混合して基体ペーストを作製する。そして、この基体ペーストを用いて各圧電体6,8,11,13,16となるグリーンシートを成形する。
続いて、各圧電体6,8となるグリーンシートの所定の位置にレーザ光を照射してスルーホール17,19を形成する。そして、スルーホール17,19内に対して、導電ペーストを用いて充填スクリーン印刷を行う。その後、圧電体6となるグリーンシートに対して、導電ペーストを用いてスクリーン印刷を行い、電極5,18を形成する。同様に、圧電体8となるグリーンシートに電極7,21を形成し、圧電体13となるグリーンシートに電極12を形成する。なお、ここで用いる導電ペーストは、Agに有機バインダや有機溶剤等を混合して作製したものである。
また、各圧電体11,16となるグリーンシートの所定の位置にレーザ光を照射してスルーホール23,24を形成する。そして、スルーホール23,24内に対して、導電ペーストを用いて充填スクリーン印刷を行う。その後、圧電体11となるグリーンシートに対して、導電ペーストを用いてスクリーン印刷を行い、電極9,22を形成する。同様に、圧電体16となるグリーンシートに端子電極14,15の下地電極を形成する。なお、ここで用いる導電ペーストは、Ag及びPdに有機バインダや有機溶剤等を混合して作製したものである。
続いて、電極が形成されたグリーンシートを所定の順序で積層し、積層方向にプレスを行って各層を圧着させた後、所定の寸法に切断して積層体グリーンを作製する。この積層体グリーンを脱脂・焼成した後、圧電体16となる焼結シートに対してAgの焼付電極を施し、端子電極14,15を形成する。なお、端子電極14,15の材料としてAuやCu等を用いてもよい。また、端子電極14,15の形成方法としてスパッタリングや無電界メッキ法等を採用してもよい。端子電極14,15を形成した後、最後に、分極処理を行って圧電素子1を完成させる。
次に、上述した圧電素子1の比較例及び実施例について説明する。
圧電素子1の比較例及び実施例として、各電極において、Ag及びPdの合計質量に対するAg及びPdの質量比率を次のようにしたものを作製した。
すなわち、圧電素子1の比較例として、変位拘束層が有する電極、及び変位層において変位伝達面とは反対側に位置する電極における当該質量比率をAg:Pd=70:30とし、変位層において変位伝達面側に位置する電極における当該質量比率をAg:Pd=70:30としたものを作製した。また、圧電素子1の実施例として、変位拘束層が有する電極、及び変位層において変位伝達面とは反対側に位置する電極における当該質量比率をAg:Pd=70:30とし、変位層において変位伝達面側に位置する電極における当該質量比率をAg:Pd=75:25、80:20、85:15、95:5、100:0としたものを作製した。
なお、個別電極の活性エリアは、長さ1.5mm、幅150μmとし、素子内に75個×4列の2次元マトリックス状に配置した。75個の配列方向においては、個別電極の端部間の間隔を250μmとし、4列の配列方向においては、個別電極の端部間の間隔を1mmとした。
駆動電界強度を活性層の厚さ1mm当たり1kVとして、隣り合う活性部間における変位の干渉について調べた。その結果、変位層において変位伝達面側に位置する電極におけるPdの質量比率を低くした素子ほど、隣り合う活性部間における変位の干渉の抑制効果が向上することが分かった。変位層において変位伝達面側に位置する電極におけるPdの質量比率が15質量%以下の素子で、隣り合う活性部間における変位の干渉の影響が殆ど無くなった。
また、変位層において変位伝達面側に位置する電極におけるPdの質量比率を低くした素子では、変位伝達面側への変位層の変位が5%〜10%大きくなることが分かった。
なお、電極におけるPdの質量比率が30質量%を越えると、素子の脱脂・焼成時に電極の膨張によりデラミネーションが発生し易くなるため、電極におけるPdの質量比率は30質量%以下が好ましい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、圧電素子が積層型であり、その変位層が複数層の圧電体を有していたが、変位層は、1層の圧電体を有するものであってもよい。
また、変位拘束層が電極を有していなくても、更には、変位拘束層が設けられていなくても、変位層において変位伝達面とは反対側に位置する電極のヤング率が、変位層において変位伝達面側に位置する電極のヤング率より高くなっていれば、変位層が変位するに際して、変位伝達面とは反対側への変位層の変位を抑制することができ、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることができる。
また、変位層が有する全ての電極のヤング率が同等であっても、変位拘束層が有する電極のヤング率が、変位層が有する電極のヤング率より高くなっていれば、変位層が変位するに際して、変位伝達面とは反対側への変位層の変位を抑制することができ、変位伝達面側への変位層の変位を大きくすることができる。
また、上述した実施形態におけるPdに替えてPtを用いてもよい。Pt(ヤング率16.8×1010Pa)は、Pd(ヤング率11.3×1010Pa)と同様に、Ag(ヤング率8.27×1010Pa)よりヤング率が高いからである。そして、PtはPdよりヤング率が高いことから、変位拘束層が有する電極、及び変位層において変位伝達面とは反対側に位置する電極のPdの一部をPtに替えれば、変位伝達面側への変位層の変位をより大きくすることができる。
また、上述した実施形態におけるAgに替えてAuを用いてもよい。Au(ヤング率7.8×1010Pa)は、Ag(ヤング率8.27×1010Pa)と同様に、Pd(ヤング率11.3×1010Pa)よりヤング率が低いからである。そして、AuはAgよりヤング率が低いことから、変位層において変位伝達面側に位置する電極のAgの一部をAuに替えれば、変位伝達面側への変位層の変位をより大きくすることができる。
本発明に係る圧電素子の一実施形態の斜視図である。 図1に示されたII―II線に沿っての断面図である。 個別電極が他端面に形成された圧電体の平面図である。 個別電極が他端面に形成された圧電体の平面図である。 コモン電極が他端面に形成された圧電体の平面図である。 コモン電極が他端面に形成された圧電体の平面図である。 端子電極が他端面に形成された圧電体の平面図である。
符号の説明
1…圧電素子、2…変位層、2a…一端面、2b…他端面、3…変位拘束層、4…変位伝達面、5…個別電極、6,8,11,13,16…圧電体、7,9,12…コモン電極。

Claims (5)

  1. 圧電体と、前記圧電体を挟んで対向する第1の内部電極とを有し、前記第1の内部電極が対向する方向における一端面を変位伝達面とする変位層と、
    前記第1の内部電極が対向する方向における前記変位層の他端面に積層された変位拘束層と、を備え、
    前記変位層において、前記変位伝達面とは反対側に位置する前記第1の内部電極のヤング率は、前記変位伝達面側に位置する前記第1の内部電極のヤング率より高いことを特徴とする圧電素子。
  2. 前記第1の内部電極は銀を含んでおり、
    銀及びパラジウムの合計質量に対するパラジウムの質量比率は、前記変位層において、前記変位伝達面とは反対側に位置する前記第1の内部電極のほうが、前記変位伝達面側に位置する前記第1の内部電極より高いことを特徴とする請求項1記載の圧電素子。
  3. 対向する前記第1の内部電極は個別電極及びコモン電極であり、前記個別電極は略同一平面上に複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧電素子。
  4. 前記変位拘束層は第2の外部電極を有し、
    前記第2の外部電極のヤング率は、前記変位層において、前記変位伝達面側に位置する前記第1の内部電極のヤング率より高いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の圧電素子。
  5. 圧電体と、前記圧電体を挟んで対向する第1の内部電極とを有し、前記第1の内部電極が対向する方向における一端面を変位伝達面とする変位層と、
    第2の内部電極を有し、前記第1の内部電極が対向する方向における前記変位層の他端面に積層された変位拘束層と、を備え、
    前記第2の内部電極のヤング率は、前記第1の内部電極のヤング率より高いことを特徴とする圧電素子。
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