JP2004354582A - 接写用カメラ - Google Patents

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Takeoki Miyamura
勇起 宮村
Tomoyoshi Takishita
智佳 滝下
Hiroyuki Uehara
弘行 上原
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Benesse Corp
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Abstract

【課題】この発明は、通常の単焦点カメラをベースとして僅かな改良を加えることにより、接写可能なカメラを得ることを課題とするものである。
【解決手段】カメラ本体1の前面に、レンズ、ファインダー、フラッシュに対応した開口部を有する外カバー5を取り付け、前記カメラ本体1と外カバー5との間にスライド板6をスライド移動可能に取り付け、前記スライド板6には接写補助レンズ9とフラッシュの遮蔽部11を設ける。
通常撮影をするときにはスライド板6は外カバー5で隠され、接写撮影をするときにはレンズ及びフラッシュの前方に接写補助レンズ9及びフラッシュの遮蔽部11が位置するようにして接写用カメラを構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に子どもの理科観察などに用いる、接写用カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常の35ミリカメラは、最短撮影距離が30センチ程度以上であり、接写を行うことはできず、蟻のような小型の虫や木の芽など、理科観察の対象となる小さな物を大きな画像として撮影することはできない。
これら小さな被写体を大きな画像として撮影するためには、一眼レフカメラを用意して接写レンズや接写リングを用いる必要があるが、これらは高価であって、子どもの学習補助具としては適当ではない。
【0003】
また、従来一眼レフ用の機材として、アームの一端をカメラに固定し、他端に接写用被写体を固定できるようにしたものも知られているが、撮影範囲はファインダーで確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、通常の単焦点カメラをベースとして僅かな改良を加えることにより、接写可能なカメラを得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、カメラ本体の前面に、レンズ、ファインダー、フラッシュに対応した開口部を有する外カバーを取り付け、前記カメラ本体と外カバーとの間にスライド板をスライド移動可能に取り付け、前記スライド板には接写補助レンズとフラッシュの遮蔽部を設ける。そして、通常撮影をするときにはスライド板は外カバーで隠され、接写撮影をするときにはレンズ及びフラッシュの前方に接写補助レンズ及びフラッシュの遮蔽部が位置するようにして接写用カメラを構成するものである。
前記遮蔽部は、実施形態に示すスリットの他、すりガラス状とすることもできる。要はフラッシュの光量が接写には多すぎるのでこれが減量される構成であればよい。
この発明の構成はレンズ付きフィルムにも採用することができ、この発明の範囲に含まれるものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の接写用カメラに取り付けられる接写用フレームであって、アームと、アームの先端に取り付けられたフレームとで構成する。前記アームはフレームが接写用カメラの合焦点位置にある長さとし、前記フレームは、その内寸が接写用カメラの撮影可能範囲とほぼ一致する寸法とする。
請求項3の発明は、請求項2の接写用フレームにおいて、フレームの一隅にはカード差を設けたもの、請求項4の発明はフレームに寸法目盛りを表したものである。
【0007】
【作用】
請求項1の発明において、通常撮影時はスライド板をカメラの位置側に位置させることにより、レンズ、ファインダー、フラッシュは素通しの状態となり、通常のカメラと同様に撮影を行うことができる。
接写撮影時には、スライド板を移動させることにより、レンズの前方に接写補助レンズが、フラッシュの前方に遮蔽部が位置する。補助レンズの存在により接写撮影が可能となると共に、フラッシュの前方に遮蔽部が位置するのでストロボの光量が減量され、接写撮影に適した光量が得られる。
【0008】
請求項2の発明である接写用フレームをカメラに取り付けると、フレームはピントが合う位置に位置し、かつその内寸は撮影可能範囲とほぼ一致しているので、フレーム内に被写体をおいて撮影すると、適正なピントでかつ所望の位置に被写体が写し込まれた画像を得ることができる。
この接写用フレームを使用するときはファイダーを使用しないので、請求項1のスライド板にファインダーの遮蔽部を設けておくことが好ましい。
請求項3の発明によれば、カード差を設けたので被写体に関するメモを書いたカードをカード差しに取り付けることにより、被写体とメモを1枚の写真に写し込むことができる。
請求項4の発明によれば、 被写体の寸法を写真から読みとることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
カメラ本体1は一般的な単焦点レンズカメラであり、前面にレンズ2,ファインダー3,フラッシュ4が設けてある。このカメラ本体1の前面に外カバー5が取り付けてあり、前記カメラ本体1と外カバー5との間にスライド板6が、その前方にレンズカバー7がそれぞれスライド可能に装着してある。符号8はシャッターボタンである。
【0010】
前記スライド板6は、不透明のプラスチック板であって、レンズ2に対応する位置に接写補助レンズ(凸レンズ)9が装着してあり、ファインダー3に対応する位置に遮蔽部10,フラッシュ4に対応する位置に遮蔽部11がそれぞれ形成してある。
そして、スライド板6の大きさは、通常撮影時にはスライド板を図中左側に引き込むことにより前記接写補助レンズ9,遮蔽部10,11が全て外カバー5に隠され、接写時にスライド板を図中右側へ移動させると接写補助レンズ、遮蔽部がそれぞれ対応する位置に現れるように設定する。
【0011】
前記ファインダーの遮蔽部10は、接写時にファインダーが無効である(ファインダーで見える範囲と撮影される範囲が全く異なる)ことを示すためののである。ファインダーを完全に遮蔽してしまう(透光部を設けない)構成でもよいが、カメラの故障と誤解されるおそれがあるので、図面では複数のスリットで構成してある。
前記フラッシュの遮蔽部11は、通常撮影時のフラッシュ光量は接写時には光量が過剰なので、これを減量するためのものであり、複数のスリットと1つの小窓で構成してある。
図中符号12はスライド板を操作するためのノブである。
【0012】
前記レンズカバー7はレンズ2を覆うことのできる大きさのプラスチック板であり、操作用ノブ13が設けてある。
【0013】
前記外カバー5は、前記カメラ本体1の前面に嵌合する形状、大きさであり、シャッターボタン8に対応した孔14,スライド板6の操作ノブ12に対応した長溝15,レンズ2に対応した丸孔16,ファインダー3に対応した方形窓17,フラッシュ4に対応した方形窓18、レンズカバー7の操作ノブ13に対応した長溝19が設けてある。
【0014】
また、外カバー5には、後に説明する接写用フレームとの関係で以下の構成が付加されている。
外カバー5の前面両側下部に、接写用フレームの取付部20が突設してあり、各取付部20に横向きの係止溝21と縦向きの係止溝22が形成してある。
また、外カバー5の両側及び下部は段落とし部23として、接写用フレームを不使用時に嵌装できるようにしてある。なお、段落とし部23の上端には係止孔24が形成してある。
【0015】
次に、接写用フレーム31の構成を説明する。
接写用フレーム31は、フレーム32と2本のアーム33とで構成してある。
前記フレーム32は、下枠32aの両側に縦枠32bを連設した態様であり、前記下枠32aの両側に縦軸34を介してアーム33の基端が回転自在に取り付けてある。
前記フレーム32の内寸は、接写時における撮影範囲とほぼ一致させてあり、アーム33の長さは、接写用フレーム31をカメラに取り付けたときに、フレーム32が接写時の合焦点位置にあるようにしてある。
前記下枠32aの内側及び一方の縦枠32bの内側にカード差し39となる係止爪が形成してある。また下枠32aの内側には寸法目盛40が表してある。
【0016】
前記2本のアーム33の長さは下枠32aの長さよりも短くし、縦軸34への取り付け高さを異にすることで、2本のアーム33は下枠32aと平行にすると上下に重なり合って収納されるようにしてある。また、各アーム33の先端には係止部36が、縦枠32bの先端には係止部37が、下枠32aの内側両側には係止部38がそれぞれ形成してある。
【0017】
このように構成された接写用フレーム31は、不使用時にはカメラの外カバー5に取り付けられ、コンパクトに収納される。
すなわち、接写用フレーム31のアーム33を下枠32aと平行に折り畳み、縦枠32bをカメラの外カバー5の段落とし部23にあてがいつつ下方からスライドさせる。そうすると、縦枠32bの先端に形成された係止部37が外カバー5の段落とし部23の上端に形成された係止孔24に、下枠32aの係止部38が外カバー5の取付部20に形成された縦溝22にそれぞれ係止し、接写用フレーム31は外カバー5に固定される。そして、前記段落とし部23の深さと縦枠32bの厚さを同等としておくと、接写用フレーム装着時に外カバーの表面は面一になる。
【0018】
以下この実施形態のカメラによる接写を説明する。
まず、操作ノブ12を操作してスライド板6をスライドさせ、接写補助レンズ9,遮蔽部10,11をそれぞれレンズ2,ファインダー3,フラッシュ4の前方に位置させる。次いで接写用フレーム31を外カバー5から取り外し、アーム33の先端係止部36を取付部20の横溝21に係止させて、接写用フレーム31を外カバー5に固定する。
この状態で、被写体をフレーム32内において撮影する。このとき、必要により前記カード差し39に被写体の説明などを記載したカードなどを差し込み、被写体と共に写しこむ。
【0019】
接写時はファインダーから見ることのできる範囲と実際に撮影される範囲とは全く異なる。そこでファインダーを覗かずフレーム32をガイドとして撮影を行う。
【0020】
【発明の効果】
この発明の接写用カメラによれば、スライド板に接写補助レンズとフラッシュの遮蔽部を設けたので、接写撮影時にフラッシュの光量を自動的に減量することができ、適正露出の写真を撮影することができる。
この発明の接写用フレームは、接写時の撮影範囲のガイドとなるので、ファインダーを利用することができない接写撮影においても、被写体を最適な位置に置いて撮影することができる。またフレームの位置は適正ピントの位置としてあるので、ピンボケの失敗も解消できる。
したがって、この発明の接写用カメラと接写用フレームとを組み合わせて使用することにより、ミスのない接写を行うことができる。
また、フレームにカード差しを設けたり、寸法目盛りを表したりすると、写真の情報量が増し、記録価値を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカメラの実施形態の分解斜視図
【図2】同じく接写用フレーム不使用時の正面図
【図3】同じく接写用フレーム使用時の分解斜視図
【図4】この発明の接写用フレームの背面側斜視図
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 レンズ
3 ファインダー
4 フラッシュ
5 外カバー
6 スライド板
7 レンズカバー
8 シャッターボタン
9 接写補助レンズ
10 遮蔽部
11 遮蔽部
12 操作用ノブ
13 操作用ノブ
14 孔
15 長溝
16 丸孔
17 窓
18 窓
19 長溝
20 取付部
21 横溝
22 縦溝
23 段落とし部
24 係止孔
31 接写用フレーム
32 フレーム
32a 下枠
32b 縦枠
33 アーム
34 縦軸
36,37,38 係止部
39 カード差し
40 寸法目盛

Claims (4)

  1. カメラ本体の前面に、レンズ、ファインダー、フラッシュに対応した開口部を有する外カバーを取り付け、
    前記カメラ本体と外カバーとの間にスライド板をスライド移動可能に取り付け、前記スライド板には接写補助レンズと、フラッシュの遮蔽部を設け、
    通常撮影をするときにはスライド板は外カバーで隠され、接写撮影をするときにはレンズ、フラッシュの前方に接写補助レンズ及びフラッシュの遮蔽部が位置するようにした、
    接写用カメラ
  2. 請求項1の接写用カメラに取り付けられるアームと、アームの先端に取り付けられたフレームとよりなり、
    前記アームはフレームが接写用カメラの合焦点位置にある長さとし、
    前記フレームは、その内寸が接写用カメラの撮影可能範囲とほぼ一致する寸法とした、
    接写用フレーム
  3. フレームの一隅にはカード差を設けた、請求項2記載の接写用フレーム
  4. フレームには寸法目盛りを表した、請求項2又は3に記載の接写用フレーム
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