JP2000180953A - デュアルレンズカメラ - Google Patents

デュアルレンズカメラ

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JP2000180953A
JP2000180953A JP10376338A JP37633898A JP2000180953A JP 2000180953 A JP2000180953 A JP 2000180953A JP 10376338 A JP10376338 A JP 10376338A JP 37633898 A JP37633898 A JP 37633898A JP 2000180953 A JP2000180953 A JP 2000180953A
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JP
Japan
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lens
image
image frame
film
length
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JP10376338A
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English (en)
Inventor
Kwok Wah Lo Allen
アレン・クォク・ワー・ロー
Kuochai Rao Kenneth
ケネス・クォチャイ・ラオ
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面写真の撮影と立体写真の撮影の両方に使
用することができ、かつ一度に撮影されたフレーム画像
の数に応じた長さだけフィルムを巻き取ることができる
カメラを提供すること。 【解決手段】 一方のシャッターボタン21は一方のシ
ャッター15だけを作動させる。他方のシャッターボタ
ン22は両方のシャッター15、16を同時に作動させ
る。二つのシャッターボタン21、22を使い分けるこ
とにより、平面写真と立体写真のどちらか好きな方を撮
影することができる。フィルム巻き取り装置40は、露
光済フィルムをその撮影モードに応じた長さだけ巻きと
るように制御される。平面写真が撮影された場合は、一
つの露光済画像フレーム71を撮最影用レンズ11の背
後の露光部から取り去るのに十分な長さだけフィルム3
5が巻きとられる。立体写真用画像対が撮影された場含
は、二つの露光済画像フレーム72、73を露光部から
取り去るのに十分な長さだけフィルム35が巻きとられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面写真の撮影と
立体写真の撮影の両方に使用することができるデュアル
レンズカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチレンズカメラは、立体写真の撮影
のために従来から使用されている。従来のマルチレンズ
カメラは、一枚の画像の撮影に約17mmの長さの35
ミリフィルム(即ち通常の35ミリフィルム用フルサイ
ズカメラが一枚の画像の撮影に使用するフィルム長さの
半分)を使用するように設計されている。このようなマ
ルチレンズカメラの欠点は、一度に一枚の画像を撮影す
る通常の平面写其用カメラとして使用できないことであ
る。また、一枚の画像の撮影に使用されるフィルムの長
さ(以下これを「フレームサイズ」と呼ぶ)が立体写真
用には適しているものの、平面写真用にはやや狭すぎる
のも欠点である。ワー・ローの米国特許第546512
8号明細書には、複数の撮影用レンズの一つが形成する
画像のフレームサイズを他の撮影用レンズが形成する画
像のブレームサイズより大きくしたマルチレンズカメラ
が開示されている。フレームサイズの大きい画像はいわ
ゆるフルフレーム画像であり、通常の平面写真の撮最影
にも使用することができる。しかしながら、この特許の
カメラを使用して平面写真を撮影した場合、フィルムを
節約することができない。一方、ローの米国侍許第52
94951号明細書にはデュアルモードカメラが開示さ
れている。このカメラの場合、複数の可動遮蔽板を使用
することにより、立体写真モードでは三つの撮影用レン
ズの背後の露光部にあるフィルムを三つのハーフサイズ
フレームに区分し、平面写真モードでは中央のレンズを
除く両側二つのレンズを遮蔽するようにしている。ただ
し、このカメラはモード切り替えのための複雑なメカニ
ズムを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたもので、一度に一枚の平面画像
を撮影する平面写真モードと一度に複数の画像を撮影す
る立体写真モードとの間の切り替えが可能な、安価でか
つ構造が簡単なデュアルレンズカメラを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデュアルレンズ
カメラは、二つの撮影用レンズを有する。二つの撮影用
レンズのうち少なくとも一つはフルフレーム画像の撮影
に使用できる。このカメラはそれぞれ別々に作動可能な
二つのシャッタ−と二つシャッターボタンを有する。こ
れらシャッターは前述の二つの撮影用レンズとそれそれ
対をなすものであって、各対をなすシャッターとレンズ
が互いに協同する関係である。シャッターボタンの一つ
は平面写真を撮るために一方のシャッターだけを作動さ
せるために使用される。他方のシャッターボタンは一対
の立体写真用画像(すなわち立体写真形成用画像対)を
撮るために両方のシャッターを同時に作動させるために
使用される。このような二つのシャッターボタンを正し
く使い分けることにより、平面写真と立体写真のどちら
か好きな方をいつでも撮影することができる。この場
合、特にスイツチ押したり、ノブを回したりしてカメラ
のモードを切り替える必要はない。また、本発明のカメ
ラは、自動フィルム巻き取り装置を備えている。この自
動フィルム巻き取り装置は、露光済フィルムをその撮影
モードに応じた長さだけ巻きとるように制御される。つ
まり、平画写真が撮影された場合は、一つの露光済画像
ブレームを撮影用レンズ背後の露光部からら取り去るの
に十分な長さだけフィルムが巻きとられる。これに対
し、立体写真用画像対が撮影された場合は、二つの露光
済画像フレームを露光部から取り去るのに十分な長さだ
けフィルムが巻きとられる。
【0005】各撮影用レンズの背後の画像フレ−ムはフ
ルフレームであるのが好ましい。そうすることにより市
販の平面写真ブリンターを使用した写真の焼き付けが可
能となる。
【0006】一対の立体写真用画像は各々平面写真に現
像された後、立体画像を鑑賞するのに使用されるか、ま
たは立体写真を形成するのに使用される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態のデュ
アルレンズカメラを示す。図1において、カメラ1は、
二つの撮影用レンズ11、12と、これら撮影用レンズ
11、12と各々協同する二つのシャッター15、16
を有する。これらシャッター15、16の背後には遮蔽
板52、54、56が配されている。隣り合う遮蔽板5
2、54、56の間には暗室が形成されるとともに、こ
れら遮蔽板により支持板38上のフィルム面に画像フレ
ームが区画形成される。フィルム35はフィルムマガジ
ン33から供給され、自動フィルム巻き取り装置により
巻きとられる。撮影用レンズ11背後の画像フレームの
長さは遮蔽板52、54の配置によって決まる。その画
像フレームの長さは、本実施形態では約35mmであ
る。つまり撮影用レンズ11で撮影される画像はフルフ
レーム画像、即ち、通常の平画写真撮影に使われる35
ミリカメラ用標準フォーマットである。しかしながら、
撮影用レンズ11の背後の画像フレームの長さは33m
mないし38mmの範囲であればどのような長さでもよ
い。撮影用レンズ12の背後の画像フレームの長さは遮
蔽板54、56の配置によって決まる。その画像フレー
ムの長さは撮影用レンズ11背後の画像フレームの長さ
とほぼ等しい。その場合、両撮影用レンズ11、12間
の間隔は約34mmないし39mmである。ただし、撮
影用レンズ12背後の画像フレームの長さは、撮最影用
レンズ11の背後の画像フレームの長さより短くてもよ
い。
【0008】上記カメラの特徴は二つのシャッターボタ
ンを有する点である。シャッタ−ボタン21を押すと、
シャッター15だけが作動してフィルム35上に撮影用
レンズ11の画像が投影される。次いて、自動フィルム
巻き取り装置が作動して、レンズ11の背後の画像フレ
ームの長さを数ミリメートル超える長さだけフィルムが
巻きとられ、これによりレンズ11の背後の露光部から
フィルムの露光済部分が取り除かれる。一方、シャッタ
ーボタン22を押すと、シャッター15とシャッター1
6が同時に作動して、フィルム35上に撮影用レンズ1
1、12の二つの画像が投影される。次いで、自勧フィ
ルム巻き取り装置が作動して、両レンズ11、12の背
後の画像フレームの長さの和を数ミリメートル超える長
さだけフィルムが巻きとられる。これら二つのシャッタ
ーボタンを使いわけることにより、一つのカメラで平面
写真用単フレーム画像の撮影、および各々二枚一対の立
体写真用画像の撮影が可能となる。
【0009】図2は上記デュアルレンズカメラの正面図
である。図21に示されるように、カメラは撮影用レン
ズの視野を見せるファインダー60を有する。また、カ
メラは、照明が必用なときにこれを提供する電子フラッ
シュ70を有するのが好ましい。
【0010】図3はデュアルレンズカメラのフアインダ
−内に見られるマーキングを示している。二つの撮影用
レンズの一つになった視野を示すためにファインダ−6
0内に一部が重なった二つのマーキングフレームを観る
ことができるのが好ましい。フレーム65はカメラが平
面写真用の単フレーム画像を撮影するときの撮影用レン
ズ11(図1参照)の視野を示す。これに対しフレーム
66はカメラが立体写真用の二枚一対の画像を撮影する
ときの両レンズ11、12(図1参照)の視野を示す。
【0011】図4は、立体写真用に撮影された画像を他
の画像から区別するために、露光済フィルムに付された
マーキングを示す。両レンズ11、12の背後の二つの
画像フレームの長さが同じであるとき、フィルムネガを
観ただけで平面写真用モードで撮影されたものか、立体
写真モードで撮影されたものかを判断するのは難しい。
従って、画像撮影時にフィルム上にマ−キングを付けて
立体写真用のフレーム両像を他のフレーム画像から区別
てきるようにするのが便利である。例えば、撮影用レン
ズ12の背後の両像フレームにマーキングを付すには、
支持板38に小光源(例えばLED)を設ければよい。
この場合、カメラが立体写真モードで使用された時のみ
小光源が点灯するようにする。図4に示すように、上記
デュアルレンズカメラて露光されたフィルムは複教の画
像フレーム71、72、74、76を有する。これら画
象フレームのうちフレーム73だけがマーキング85を
有するが、これは画像フレーム72、73が立体写真モ
ードで撮影された立体写真形成用面像対であることを示
す。画像フレーム71、74は平画写真モードで撮影さ
れた単フレーム画像である。ただし、画像フレーム7
2、73は、平面写真の作成にも使用することができる
ことはいうまでもない。また、図4に示されるマーキン
グ85は単なる一例であって、ある画像フレームを他の
画像フレームと区別するためには、図示したマーキング
以外にも種々の異なるデザインおよび配置のマーキング
を使用することができる。さらに、マーキングを図示の
如く画像フレームの外側に付すかわりに、面像フレーム
の内側に付してもよい。さらにまた、異なるデザインの
マーキングを画像対の両者に付してもよい。
【0012】以上、本発明を好ましい実施形態に基づい
て説明したが、本願請求項に記載される発明の範囲を逸
脱しない限り、実施形態に対する種々の設計変更、又は
実施形態中の構成要素の均等物による置換等は当業者に
とって自明である。
【0013】
【発明の効果】(1)本発明のデュアルレンズカメラは
平面写真用の単フレーム画像と立体写真用の画像対の両
者を撮影することができる。 (2)本発明のデュアルレンズカメラで撮影できる単フ
レーム画像は通常の平面写真に使用されるフルフレーム
画像である。 (3)本発明のデュアルレンズカメラは一度に撮影され
たフレーム画像の数に応じた長さだけフィルムを巻き取
ることができる。 (4)本発明のデュアルレンズカメラは操作が簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデュアルレンズカメラの一実施形態
を示す概略図である。
【図2】 図1のデュアルレンズカメラの正画図であ
る。
【図3】 図1のカメラのフアインダー内のマーキング
を示す図である。
【図4】 図1のカメラの撮影モードを示すマーキング
を有するフィルムを示す図である。
【符号の説明】
11、12 撮影用レンズ 15、16 シャッター 21、22 シャッターボタン 35 写真用フィルム 40 フィルム巻き取り装置 60 ファインダ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・クォチャイ・ラオ アメリカ合衆国・ニュージャージー・ 07090・ウエストフィールド・グレン・ア ヴェニュ・650 Fターム(参考) 2H054 BB05 BB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した画像を写真用フィルム上に記録
    するデュアルレンズカメラであって、前記写真用フィル
    ム上に第一面像フレームを区画形成するための露光領域
    を背後に持つ第一撮影用レンズと、この第一撮影用レン
    ズのシャッターと、前記第一撮影用レンズが形成する面
    像が前記第一画像フレーム内へ投影されるように前記第
    一撮影用レンズのシャッターを作動させる第一シャッタ
    ーボタンと、前記写真用フィルム上に第二画像フレーム
    を区画形成するための露光領域を背後に特つ第二撮最影
    用レンズと、この第二撮影用レンズのシャッターと、前
    記第一撮影用レンズおよび第二撮影用レンズが形成する
    二つの画像が前記第一画像フレーム内および前記第二画
    像フレーム内へ各々投影されるように前記第一撮影用レ
    ンズおよび第二撮影用レンズの各々のシャッターを同時
    に作動させる第二シャッターボタンと、前記第一シャッ
    ターボタンの操作に連動して前記第一面像フレームの長
    さをわずかに超える長さだけ前記写真用フィルムを巻き
    取りまた前記第二シャッターボタンの操作に連動して前
    記第一画像フレームおよび第二画像フレームの長さの和
    をわずかにに超える長さだけ前記写真用フィルムを巻き
    取るフィルム巻き取り装置と、ファインダーとを有する
    デュアルレンズカメラ。
  2. 【請求項2】 前記第二面像フレームの長さが前記第一
    画像フレームの長さとほぼ等しい請求項1のデュアルレ
    ンズカメラ。
  3. 【請求項3】 前記第二画像フレ−ムの長さが前記第一
    画像フレームの長さより短い請求項1のデュアルレンズ
    カメラ。
  4. 【請求項4】 前記第一画像フレームの長さが33ミリ
    メートルないし38ミリメートルである請求項1のデュ
    アルレンズカメラ。
  5. 【請求項5】 前記ファインダーが前記第一撮影用レン
    ズの視野を示すマーキングを有する請求項1のデュアル
    レンズカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ファインダーが前記第一撮影用レン
    ズおよび第二撮影用レンズの一つになつた視野を示すマ
    ーキングを有する請求項1のデュアルレンズカメラ。
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