JP2004335750A - 処理スケジュール作成方法 - Google Patents

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栄希 和田
Akira Miyata
亮 宮田
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Abstract

【課題】複数の処理装置からなるインライン装置の全体において、枚葉処理される全ての被処理体を効率的に処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法を提供すること。
【解決手段】複数のカセットCSを有する塗布現像装置50が、カセットCSに収容された全てのウエハWの夫々について、そのウエハWが収容されたカセットCSと処理レシピとに関連付けられた属性情報を取得する工程と、前記カセットCS夫々について、収容されたウエハWに関連付けられた収容容器内情報を取得する工程と、露光装置90で処理される処理レシピに係る処理レシピ情報を、露光装置90から直接取得する工程と、前記ウエハWの属性情報と、前記収容容器内情報と、夫々の処理装置の処理レシピ情報とに基づき、前記複数のウエハWを処理する順序を決定する工程とを少なくとも含む。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の被処理体を収容する複数の収容容器から前記被処理体を順次取出し、複数の処理装置からなるインライン装置上で枚葉処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体等の電子デバイス製造工程のうち、フォトリソグラフィ工程においては、ウエハ等の被処理体へのレジスト液の塗布や現像処理を行なうユニット装置である塗布現像装置と、レジスト液が塗布された被処理体に露光処理を行なう露光装置とが組み合わされて、インライン処理を行なっている。
【0003】
このようなインライン処理を行なうインライン装置において、被処理体を枚葉式で処理する装置の場合、被処理体を複数枚、例えば25枚単位で収容容器のカセットに収容し、このカセットを複数用意し、これらカセットから順次1枚ずつ取出して処理している。
また、前記複数の被処理体には夫々、インライン装置での処理条件(以下、処理レシピと呼ぶ)が決められている。したがって、1つのカセット内に処理レシピの異なる複数の被処理体が収容されている場合があるほか、複数のカセットにまたがって同じ処理レシピの被処理体が分散して収容されている場合もある。
【0004】
前記したように、1つのカセット内に異なる処理レシピの被処理体が複数収容されている場合、カセット単位で、かつカセット内で端から順に処理すると、インライン装置での処理レシピの切り換えが頻繁となる。その結果、全ての被処理体を処理するのに相当な時間を要するという問題がある。
このような課題に対して、特開平7−283097号(特許文献1)には、収容容器内の被処理体を一体として管理し、処理の順序をスケジューリングする方法が開示されている。
図17に特許文献1におけるスケジューリングの流れをフロー図で示す。また、図18に前記処理を行なう制御部の構成をブロック図で示す。
【0005】
図18に示す制御部300は、制御部300外部の入力手段から入力されたデータを記憶する第1の記憶手段301と、前記第1の記憶手段301に記憶された内容を取込んで被処理体のグループ化と処理スケジュールを立てるグルーピング・スケジュール手段303とを備えている。
また、前記グルーピング・スケジュール手段303によって立てられたスケジュール結果を記憶する第2の記憶手段302と、立てられたスケジュールに基づいて各種駆動系に処理指令を出力する処理指令手段304とを備えている。
さらにメモリ305を備え、これに被処理体に対する処理レシピの具体的内容が記憶されている。
【0006】
続いて、図17のフロー図に基づき、被処理体の処理スケジュールを立てる方法について説明する。
まず、複数の被処理体が収容されたカセットが1つ、または複数個、カセットの載置台であるカセットステージに載置される(ステップS101)。
次に、各カセット内の各被処理体の処理レシピが制御部300外部の入力手段から入力され、第1の記憶手段301にテーブル化して記憶される(ステップS102)。このとき、各被処理体の処理レシピと、それが収容されているカセット情報とがテーブル化されて記憶されていることとなる。
【0007】
次に被処理体のグルーピングとスケジューリングを行なうグルーピング・スケジュール手段303によって前記第1の記憶手段301の内容が取込まれ、同一処理レシピの被処理体を連続的に処理できるようにグループ化される。なおかつ、どのカセット内のウエハから処理すべきかのスケジュールが組み立てられる(ステップS103)。
また、ステップS103で立てられたスケジュールの結果は第2の記憶手段302に記憶される(ステップS104)。
【0008】
次いで、処理指令手段304によって、前記第2の記憶手段302に記憶されたスケジュールに基づいて各種駆動系に駆動指令が発せられ、各種駆動系によって夫々実行される(ステップS105)。
このようにして、同一処理レシピの被処理体が各カセットにまたがって順次搬送され、連続的に処理が行なわれる。
【0009】
そして、この処理の途中においては、未処理の被処理体を収容した新たなカセットが別途、カセットステージに載置されたか否かが判断される(ステップS106)。
ここで、新たなカセットが載置されていない場合には、ステップS105に戻り、先に第2の記憶手段302に記憶されたスケジュールに基づいた処理が連続して行なわれる。
一方、新たなカセットが載置された場合には、その新たなカセット内の各ウエハの処理レシピが取り込まれて第1の記憶手段301に記憶されると共に、この内容も加えてグルーピング・スケジュール手段303により再度グループ化とスケジュール化が行なわれる。
また、これに基づいて第2の記憶手段302の記憶内容が更新される(ステップS107)。
【0010】
このようにして作成されたスケジュール内容に基づいて以後の処理が行なわれるが、このようなスケジュールの更新は新たなカセットが導入される毎に行なわれる。
以上のように特許文献1においては、同一の処理レシピの被処理体をグループ化し、グループ単位で順序立て、処理スケジュールを立てることによって、全被処理体の処理時間を最適化している。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−283097号公報(第7頁左欄第34行乃至第7頁右欄第22行、第9図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記の特許文献1では、全ての被処理体を効率よく処理する最適化処理を1つの処理装置について行なうものである。ところが、複数の処理装置、例えば塗布現像装置と露光装置のように2つの処理装置でインライン装置を構成するものについては、次のような問題が生じる虞がある。
【0013】
被処理体には、塗布現像装置と露光装置に対する処理レシピが夫々設定されている。この塗布現像装置での処理レシピと露光装置での処理レシピの組み合わせは、被処理体によって夫々異なる場合がある。
この場合、塗布現像装置での処理レシピだけを考慮して、同一の処理レシピの被処理体をグルーピングし、それを処理する順序をスケジュールしても、露光装置での処理は最適化されているとは限らない。
即ち、露光装置での処理において頻繁に処理レシピの切り換え処理が生じる可能性がある。露光装置での処理レシピ切り換え作業では、レチクル(回路パターン)の変更作業等に時間を要する。そのため、結果的に処理すべき全ての被処理体の処理を終えるのに多大な時間を要する虞がある。また、露光装置の処理のみを優先した場合は、逆に塗布現像装置での処理レシピの切り換え処理が頻繁に発生する虞がある。
【0014】
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、複数の処理装置からなるインライン装置の全体において、枚葉処理される全ての被処理体を効率的に処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかる処理スケジュール作成方法は、複数の被処理体を収容する複数の収容容器から前記被処理体を順次取出し、複数の処理装置からなるインライン装置上で枚葉処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法において、第1の処理装置が、前記複数の収容容器に収容された全ての被処理体の夫々について、当該被処理体が収容された収容容器と処理条件とに関連付けられた属性情報を取得する工程と、前記一の処理装置が、前記複数の収容容器の夫々について、収容された被処理体に関連付けられた収容容器内情報を取得する工程と、前記一の処理装置が、他の処理装置で処理される処理条件に係る処理条件情報を、該他の処理装置から取得する工程と、前記一の処理装置が、前記被処理体の属性情報と、前記収容容器内情報と、夫々の処理装置の処理条件情報とに基づき、前記複数の被処理体を処理する順序を決定する工程とを少なくとも含むことを特徴としている。
このような方法によれば、例えば収容容器を有する第1の処理装置が、当該処理装置での処理に係る情報の他に、ともにインライン装置を形成する他の処理装置での処理に係る情報を取得するため、インライン装置全体として最も効率的なウエハ処理スケジュールを作成することができる。
【0016】
また、前記属性情報は、前記夫々の被処理体について、前記夫々の処理装置で処理される処理条件に関連付けられた処理条件対応情報と、収容されている収容容器を特定する容器名情報とを少なくとも含むことが好ましい。
さらに、前記収容容器内情報は、当該収容容器内の被処理体数の情報と、当該収容容器内の被処理体が処理される処理条件数の情報とを少なくとも含むことが好ましい。
加えて、前記処理条件情報は、当該処理条件の所要処理時間情報を少なくとも含むことが望ましい。
このように、全ての被処理体に関し、インライン装置全体としての情報を取得することにより、インライン装置全体で効率的な処理スケジュールを作成することができる。
【0017】
また、前記複数の処理容器を有する前記一の処理装置は、LAN(LocalArea Network)内に形成された通信経路を介して、インライン接続された他の処理装置と直接通信することにより前記処理条件情報を受け取ることが好ましい。
LANは既に敷設されている場合が多く、このような設備を利用することで、装置コストを低減でき、また、このように処理装置間で直接通信することにより、ホストコンピュータ等の介在する装置の負荷を低減することができる。
【0018】
また、本発明にかかる処理スケジュール作成方法は、複数の被処理体を収容する複数の収容容器から前記被処理体を順次取出し、複数の処理装置からなるインライン装置上で枚葉処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法において、前記被処理体が前記インライン装置上で処理される前に、前記インライン装置全体の動作を制御する制御手段が、全ての被処理体の夫々について、当該被処理体の処理条件に関連付けられた属性情報を取得する工程と、前記制御手段が、前記複数の被処理体が処理される処理条件に係る処理条件情報を、夫々の処理装置から取得する工程と、前記制御手段が、夫々の処理装置において前記被処理体が処理されるときの優先処理条件を取得する工程と、前記制御手段が、シミュレーション手段を用いて、前記属性情報と、前記処理条件情報と、前記優先処理条件とに基づきシミュレーションを実施し、前記複数の被処理体を処理する順序を決定するシミュレーション工程と、を少なくとも含むことに特徴を有する。
このような方法によれば、被処理体がインライン装置上で処理される前に、インライン装置全体を制御する制御手段、例えばホストコンピュータが、処理すべき被処理体の処理に係る情報をインライン装置全体について取得するため、インライン装置全体として効率的な処理スケジュールを作成することができる。
また、優先処理条件を設定することにより特定の処理装置の処理を優先した処理スケジュールを作成することもできる。
【0019】
また、前記属性情報は、前記夫々の被処理体について、前記夫々の処理装置で処理される処理条件に関連付けられた処理条件対応情報を少なくとも含むことが好ましい。
さらに、前記処理条件情報は、当該処理条件の所要処理時間情報を少なくとも含むことが望ましい。
加えて、前記優先処理条件は、夫々の処理装置における処理時間を優先する条件と、インライン装置全体における処理時間を優先する条件のいずれかのデータであることが好ましい。
このように、全ての被処理体に関し、インライン装置全体としての情報を取得することにより、インライン装置全体で効率的な処理スケジュールを作成することができる。または、優先処理条件を設定することで、特定の処理装置の処理を優先した処理スケジュールを作成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる処理スケジュール作成方法につき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。先ず、図1乃至図9に基づき、本発明に係る処理スケジュール作成方法の第1の実施形態について説明する。
図1は、例えば半導体や液晶ディスプレイ等の電子デバイス製造工程のフォトリソグラフィ工程において使用される複数のパターン形成装置(インライン装置)とホストコンピュータとの関係を示すブロック図である。本発明の処理スケジュール作成方法は、このようなインライン装置とホストコンピュータ等により構成されるシステムにおいて適用される。
【0021】
図1において、パターン形成装置200を構成する塗布現像装置50と露光装置90とが、インタフェイス部80によって、被処理体であるウエハの搬送が確保されるよう配置されるとともに相互に通信経路35によって接続されている。
複数のパターン形成装置200(図1では3つのパターン形成装置を図示)は、例えばイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)を形成するLANケーブル34に夫々接続されている。このとき、塗布現像装置50と露光装置90の夫々がLANケーブル34に接続され、さらにLANケーブル34にはホストコンピュータ100が接続されている。
【0022】
このホストコンピュータ100は、このLANを介して複数のパターン形成装置200に対し動作制御をするよう構成されている。例えば、夫々のパターン形成装置200に対して、ウエハを処理する処理条件である処理レシピを指定して処理開始命令を行なうようにされている。
【0023】
さらに、夫々のパターン形成装置200でのウエハに対する処理について説明するために、その概略構成を図2に示す。図2に示すパターン形成装置200は、第1の処理装置である塗布現像装置50と、前記塗布現像装置50とインライン接続され、ウエハWに塗布されたレジストを露光する処理装置である露光装置90により構成される。
この塗布現像装置50は、被処理体である複数枚のウエハWを夫々収容する収容容器のカセットCS(図1では4つのカセットCS1〜CS4)が搬入出される搬入出部60と、露光前にウエハWにレジストを塗布し、かつ露光後に現像を行なう塗布現像部70と、塗布現像部70と露光装置90との間でウエハWの受け渡しを行なうインタフェイス部80とから構成されている。
また、この塗布現像装置50における搬入出部60は、カセットCSと塗布現像部70とにウエハWを搬送する搬送手段61を備えている。
【0024】
前記塗布現像部70は、ウエハWにレジストを塗布する塗布部76と、露光したウエハを現像する現像部77と、疎水化処理、加熱処理、冷却処理等をなすための2つまたは3つの処理ユニット71、73、75とを備えている。なお、破線で示した処理ユニット73は着脱自在に構成されると共に、案内レール74に沿って移動自在に構成されている。
【0025】
また、塗布現像部70はウエハWを搬送する搬送手段72を備え、この搬送手段72によって、前記した搬入出部60、塗布部76、現像部77、処理ユニット71,73,75及びインタフェイス部80との間でウエハWを搬送可能に構成されている。
この搬送手段72は図示しない駆動機構により例えば昇降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構成されている。
【0026】
また、前記インタフェイス部80には、露光装置90から戻ってきたウエハWの周縁部のみを露光する周縁露光装置81と、ウエハWを一時的に載置する載置部83と、前記載置部83、周縁露光装置81、露光装置90との間でウエハWを搬送する搬送手段82とを備えている。
なお、インタフェイス部80の載置部83は、例えばバッファ用の保持棚を2段に積み重ねることにより構成されている。
【0027】
また、露光装置90は、露光前のウエハWを載置する処理前ステージ91と、露光を行なう真空室95と、露光用の光源94と、露光後のウエハWを載置する処理後ステージ92と、各ステージ91,92と真空室95との間でウエハWを搬送する搬送アーム93を備えている。
【0028】
以上のように構成されたパターン形成装置200におけるウエハWのインライン処理は次のように行なわれる。
先ず、外部から複数のウエハWが収容された複数のウエハカセットCSが搬入出部60に配置され、そこで搬送手段61によりカセットCS内からウエハWが順次取出される。そのウエハWは、搬送手段72を介して、処理ユニット71に渡されて、そこで疎水化処理される。次いで、ウエハWは塗布部76に送られ、そこでレジスト液を塗布されてレジスト膜が形成される。その後、ウエハWは処理ユニット71内の加熱部においてプリベーク処理された後、搬送手段72、82を介してインタフェイス部80に送られる。
【0029】
インタフェイス部80に送られたウエハWは、インタフェイス部80内の保持棚に一旦収容され、そこで露光装置90内の雰囲気温度と同じ温度に設定された後、露光装置90に送られる。
前記露光装置90による露光後、ウエハWは再びインタフェイス部80に戻され、周縁露光装置81にてその周縁部のみを露光された後、現像部77に空きがない場合には一旦インタフェイス部80内の載置部83に収容される。
その後、ウエハWは、搬送手段82、搬送手段72を介して処理ユニット71あるいは75内の加熱部に送られ、そこでポストベーク処理され、さらに処理ユニット71あるいは75内の冷却部で冷却される。冷却後、ウエハWは現像部77にて現像処理される。かかる後ウエハWは、図示しない受け渡し部を経由して搬入出部60上のカセットCS内に戻される。
【0030】
以上のようにウエハWが処理されるにあたり、塗布現像装置50において塗布されるレジスト液の種類、ベーキング時間等は処理レシピ(以下、塗布現像装置50での処理レシピを特に塗布現像レシピと呼ぶ)に従って行なわれる。この処理レシピは露光装置90においても別に存在し、露光装置90においては、露光処理の処理レシピ(以下、露光装置90での処理レシピを特に露光レシピと呼ぶ)に従ってウエハWに対する処理が行なわれる。
なお、この塗布現像レシピと露光レシピの種類はウエハWごとに取り決められている。そして、これら処理レシピに関連付けられた情報が、ウエハWの属性情報として、夫々のウエハWごとにホストコンピュータ100において管理されている。
【0031】
このウエハWの属性情報は、処理条件対応情報と、そのウエハWが収容されているカセットCSを特定する情報、すなわち容器名情報等とからなる。なお、処理条件対応情報は、例えば、夫々の処理レシピに対応付けられた識別データであり、容器名情報も同様に、カセット番号等に対応付けられた識別データである。
そして、ウエハWが収容されたカセットCSが塗布現像装置50に載置されると、ホストコンピュータ100からの通信を介し、カセットCS内のウエハWに係る属性情報が塗布現像装置50に入力されるように構成されている。
【0032】
また、図3はパターン形成装置200を構成する塗布現像装置50と露光装置90の一部内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、処理装置である塗布現像装置50にはハードウエアとして以下のものを備えている。
先ず、塗布現像装置50には、内部の全体制御を行ない、動作制御の要となる中央処理ユニット2を備える。
そして、この中央処理ユニット2に、オペレータが操作する操作部10と、不揮発性の補助記憶部11と、一時的に情報の読み出し及び書き込みを行なう主記憶部12と、機械的動作の制御を行なう機械制御部13と、そして情報通信を行なう通信インタフェイス15、16とが接続されている。また、前記機械制御部13には、ウエハ搬入出を行なう入出力ポート14が接続されている。
【0033】
さらに、前記中央処理ユニット2は、CPU3と特定用途向けIC4を備え、前記IC4には、処理指令部6と、レシピ選択部7と、近況報告部8と、通信制御部9とが構成されている。
この処理指令部6はホストコンピュータ100からの処理指示、例えば処理開始指示やウエハのロット切り替わり指示などに基づいて塗布現像装置50に対して指令を出力する等の機能を備えている。
【0034】
また、前記レシピ選択部7は、ホストコンピュータ100から送られる識別コードに基づいて補助記憶部11に記憶されている処理レシピ群の中から対応する処理レシピを選択する機能を備えている。この処理レシピ群は、夫々プログラムソフトウエアとして用意された塗布現像レシピが複数種用意され、処理レシピ群を成したものである。
また、前記近況報告部8は、主記憶部12に一時記憶された処理スケジュール、処理状況報告、処理結果報告、または故障情報等の情報をホストコンピュータ100或いは露光装置90に報告する機能を有している。
さらに、前記通信制御部9は、通信インタフェイス15、16を介して露光装置90並びにホストコンピュータ100との通信制御を行なう機能を備えている。
【0035】
一方、塗布現像装置50と共にインライン装置をなす露光装置90は、ハードウエアとして以下のものを備える。
先ず、露光装置90の動作制御の要となる中央処理ユニット21を備える。
そして、この中央処理ユニット21に不揮発性である補助記憶部28と、一時的に情報の読み出し及び書き込みを行なう主記憶部29と、露光装置90内部の機械的動作の制御を行なう機械制御部30と、そして情報通信を行なう通信インタフェイス32、33とが接続されている。また、前記機械制御部30にウエハ搬入出を行なう入出力ポート31が接続されている。
【0036】
さらに、中央処理ユニット21はCPU22と特定用途向けIC23とを備え、このIC23には処理指令部24と、レシピ選択部25と、近況報告部26と、通信制御部27とが構成されている。
前記処理指令部24は、ホストコンピュータ100からの処理指示に基づいて露光装置90に対して指令を出力する等の機能を備えている。
また、前記レシピ選択部25は、ホストコンピュータ100から送られる識別コードに基づいて補助記憶部28に記憶されている処理レシピ群の中から対応する処理レシピを選択する機能を備えている。なお、露光装置90における処理レシピでは、レチクルの種別や露光時間、露光量等が取り決めされている。
【0037】
また、前記近況報告部26は、主記憶部29に一時記憶された処理状況報告や故障情報等の情報をホストコンピュータ100並びに塗布現像装置50に報告する機能を有している。
さらに、前記通信制御部27は、通信インタフェイス32、33を介して塗布現像装置50並びにホストコンピュータ100との通信制御を行なう機能を備えている。
【0038】
また、塗布現像装置50と露光装置90とは、塗布現像装置50の通信インタフェイス15と露光装置90の通信インタフェイス32とが36ピンのパラレルケーブルPによって接続され、通信経路35を形成している。さらに、前記したように塗布現像装置50と露光装置90は、夫々LANケーブル34に接続されるが、夫々、通信インタフェイス16、33を介して接続され、LAN上に通信経路36を形成している。
【0039】
このように構成されたパターン形成装置200においては、稼動開始時(電源ON時)において次のように動作する。
先ず、塗布現像装置50及び露光装置90が共に電源投入された状態となると、双方のシステムソフトウエアが起動し、インライン装置として処理待機状態となる。
【0040】
その後、塗布現像装置50において、インライン装置であるパターン形成装置200上で枚葉処理される全てのウエハWについて、その処理順序を取り決めた処理スケジュールの作成作業が行なわれる。この処理スケジュールの作成方法については、本発明の特徴に係るところであり、詳細に後述する。
そして、作成された前記処理スケジュールは、一旦、近況報告部8によって、ホストコンピュータ100に送信され、ホストコンピュータ100は、その処理スケジュールに従って処理レシピを指定し、処理開始命令を塗布現像装置50並びに露光装置90に対して行なう。
【0041】
そして塗布現像装置50と露光装置90とは、前記処理開始命令に従い、塗布現像レシピと露光レシピを夫々選択し、それら処理レシピに従ってウエハWに対する処理が行なわれる。
すなわち、塗布現像装置50においては、前記処理スケジュールに従い取出されるウエハWの夫々に対し、処理レシピ選択部7が補助記憶部11に記憶された処理レシピ群の中から対応する塗布現像レシピを選択する。
選択された塗布現像レシピは、高速で情報の書き込み及び読み出しが可能である主記憶部12に一旦読み込まれる。処理指令部6は露光装置90と連携しながら主記憶部12上の塗布現像レシピに従って機械制御部13等に指令し、被処理体であるウエハWに対する処理が実行される。
【0042】
一方、露光装置90においても、前記処理スケジュールに従い取出されるウエハWの夫々に対して、レシピ選択部25が補助記憶部28に記憶された処理レシピ群の中から対応する露光レシピを選択する。選択された露光レシピは高速で情報の書き込み及び読み出しが可能である主記憶部29に一旦読み込まれる。処理指令部24は塗布現像装置50と連携しながら主記憶部29上の露光レシピに従って機械制御部20等に指令し、被処理体であるウエハWに対する露光処理が実行される。
【0043】
また、塗布現像装置50並びに露光装置90におけるウエハWの処理中に、新たなカセットCSが載置された場合は、塗布現像装置50において、改めて処理スケジュールが作成される。この更新された処理スケジュールは、近況報告部8によって、ホストコンピュータ100に送信され、ホストコンピュータ100は、その新たな処理スケジュールに従って、処理開始命令を塗布現像装置50並びに露光装置90に対して行なう。
前記したように、作成された処理スケジュールは、一旦、ホストコンピュータ100に送信され、ホストコンピュータ100はその処理スケジュールに従い、処理開始命令を塗布現像装置50および露光装置90に対して行なっている。
しかしながら、必ずしも、このようにホストコンピュータ100による処理開始命令によってウエハ処理を行なう必要はなく、パターン形成装置200自身の判断で処理スケジュールに従ってウエハ処理を行なってもよい。
この場合、塗布現像装置50で作成された処理スケジュールは、ホストコンピュータ100に送信されなくてもよく、塗布現像装置50と露光装置90間にて処理順序の確認が行なわれ、処理が開始される。
【0044】
続いて、前記処理スケジュールの作成方法について、図4乃至図9に基づき説明する。
図4は塗布現像装置50の補助記憶部11の一部記憶要素を示したものである。この補助記憶部11には、複数の処理レシピからなる処理レシピ群41と、処理スケジュール組立プログラム40と、前記処理レシピ群41の処理レシピ夫々の所要処理時間情報等を蓄積したデータベース42とが少なくとも記憶保持されている。
さらに、処理スケジュール組立プログラム40は、ウエハ属性取得部40aと、カセット情報取得部40bと、レシピ情報取得部40cと、処理順決定部40dとで構成されている。
【0045】
ウエハ属性取得部40aは、塗布現像装置50に載置されたカセットCS(CS1〜4)に収容された各ウエハWの属性情報を取得する機能を備える。
例えば図5に示すように、カセットCS(CS1〜CS4)に収容された各ウエハWは、カセット内での収容枚数や処理レシピの組み合わせが様々である。前記属性情報は、ウエハWに付随したものであり、その内容は収容される容器名情報(カセットCS名)、処理レシピ情報(塗布現像レシピ、露光レシピ)等で構成される。この属性情報のデータテーブル47の一例を図6に示す。ウエハ属性取得部40aは、各カセットCSに収容された各ウエハWの属性情報をLAN経由でホストコンピュータ100から取得し、データテーブル47を作成するよう構成されている。
なお、塗布現像装置50および露光装置90は両者間でウエハWの受け渡しを行なう際、そのウエハWの識別情報(W1〜W15)を相手装置へ提供する。
【0046】
また、カセット情報取得部40bは、塗布現像装置50に載置されたカセットCS(CS1〜4)内の情報、すなわち収容容器内情報を取得する機能を備える。
この収容容器内情報とは、カセット内のウエハWの数と、カセット内のウエハWが処理される処理レシピの数の情報を少なくとも含むものであり、図7にそのデータテーブル48の一例を示す。カセット情報取得部40bは、前記収容容器内情報をLAN経由でホストコンピュータ100から取得し、このデータテーブル48を作成するよう構成されている。
【0047】
また、レシピ情報取得部40cは、塗布現像装置50で使用する処理レシピについての所要処理時間情報等を処理レシピ情報(処理条件情報)としてデータベース42から取得する。また、露光装置90と、LAN上に形成された通信経路36を介して直接通信を行ない、露光装置90で使用する処理レシピについての処理レシピ情報(処理条件情報)を取得する。この露光装置90の処理レシピ情報には、例えば、露光開始時間、露光レシピの所要処理時間情報、露光終了時間、ウエハWの処理単位情報等が含まれる。
また、このレシピ情報取得部40cは取得する情報から、図8に一例を示すデータテーブル49を作成するよう構成されている。
【0048】
そして、処理順決定部40dは、前記データテーブル47、48、49を参照し、同一処理レシピのグルーピング、所要処理時間の演算等を行なって、全てのウエハWに対する最も効率的な処理順序を決定する機能を備えている。
なお、ここで処理順序を決定する際に、PED(ポストエクスポージャディレイ)時間管理が考慮される。このPED時間管理とは、パターン形成装置200での処理において例えば化学増幅型レジストを用いる場合に、露光処理終了後から加熱処理開始までの時間を一定に保つ管理をいう。
【0049】
この場合、前記処理順決定部40dは、夫々のウエハWについて最適なPED時間管理ができるように、露光装置90の処理レシピ情報に含まれる露光開始・終了時間と、インタフェイス部80が露光装置90からウエハWを受け取る時間と、処理ユニット71あるいは75内の加熱部がウエハWを受け取る時間とを考慮して処理順序を決定することが好ましい。
また、より正確にPED時間管理を行なうために、例えば搬送装置72によるウエハW搬送中に待機時間を設けて待機時間制御を行ない、この待機時間をさらに考慮して処理順序を決定してもよい。
【0050】
また前記のようにPED時間管理を行なうためには、塗布現像装置50が露光装置90からウエハWの識別情報(W1〜W15)および露光開始・終了時間の情報を取得する必要がある。
このとき、露光装置90と塗布現像装置50が夫々持つ装置の時計(時間)が完全に一致している場合には、塗布現像装置50は、前記レシピ情報取得部40c等によって露光機90から直接取得した前記情報を用いればよい。
【0051】
一方、露光装置90と塗布現像装置50が夫々持つ装置の時計(時間)が一致していない場合には、塗布現像装置50は、次のようにして前記情報の取得を行なう。
先ず、塗布現像装置50は、露光開始のタイミングにおいて、露光装置90からウエハWの識別情報(W1〜W15)および露光開始の情報を受け取る。ここで塗布現像装置50は、塗布現像装置50側の時計(時間)で前記露光開始のタイミングを認識する。
【0052】
そして、露光終了のタイミングにおいて、塗布現像装置50は、露光装置90からウエハWの識別情報(W1〜W15)および露光終了の情報を受け取る。ここで塗布現像装置50は、塗布現像装置50側の時計(時間)で前記露光終了のタイミングを認識する。
このように、露光装置90と塗布現像装置50が夫々持つ装置の時計(時間)が完全に一致していない場合においても、塗布現像装置50は露光開始・終了時間の情報を取得でき、PED時間管理を行なうことができる。
【0053】
図9に、塗布現像装置50において実行されるこの処理スケジュール組立プログラム40の実行フローを示す。
塗布現像装置50及び露光装置90の電源投入後、共に処理待機状態となると、処理スケジュール組立プログラム40が起動する。そして、ウエハ属性取得部40aがホストコンピュータ100からカセットCS(CS1〜CS4)内の全ウエハWの属性情報を取得し、データテーブル47を作成する(ステップS1)。
【0054】
次いで、カセット情報取得部40bが、ホストコンピュータ100からカセットCS(CS1〜CS4)の収容容器内情報を取得し、データテーブル48を作成する(ステップS2)。
そして、処理レシピ情報取得部40cが、データベース42から、使用する塗布現像レシピの所要処理時間情報等を取得し、また、露光装置90に処理レシピ情報である露光レシピの情報を要求するコマンドを発行し、露光装置特有の情報を取得する。また、処理レシピ情報取得部40cは、取得した情報から、データテーブル49を作成する(ステップS3)。
【0055】
処理順決定部40dは、前記データテーブル47、48、49を参照し、同一処理レシピのグルーピング、所要処理時間の演算等を行なうことにより、全てのウエハWに対する最も効率的な処理順序を決定する(ステップS4)。
なお、ステップS1〜S3までの処理順は入れ替えてもよく、また、並行処理してもよい。
【0056】
以上のように、本発明にかかる第1の実施形態においては、ウエハWを収容するカセットCSが載置された塗布現像装置50が、前記カセット内の全ウエハの処理レシピ(塗布現像レシピおよび露光レシピ)に係る情報を取得し、インライン装置全体として最も効率的にウエハを処理する処理スケジュールを作成する。
このため、ホストコンピュータ100は、この処理スケジュールに従って、塗布現像装置50並びに露光装置90に処理命令を発行することで、インライン装置として効率的なウエハ処理を行なうことができる。
さらに、複数のインライン装置の夫々において、このような処理スケジュールを組み立て、それらの処理スケジュールに従い、ホストコンピュータ100が夫々のインライン装置に処理命令を行なうことにより、システム全体としても効率的なウエハ処理が可能となる。
【0057】
なお、前記した第1の実施形態においては、塗布現像装置50内の補助記憶部11を1つの不揮発性の記憶部としたが、これを複数に分けてもよい。また、補助記憶部11に記憶されている処理スケジュール組立プログラム40による工程を含む方法をハードウエア化により実現してもよい。さらに、インライン装置を塗布現像装置と露光装置に限定することはなく、インライン装置であれば他の装置にも本発明の制御方法を適用することができる。
【0058】
続いて、図10乃至図16に基づき、本発明の処理スケジュール作成方法に係る第2の実施形態について説明する。なお、前記した第1の実施形態と重複するものについては、共通の符号で示し、その詳細な説明は省略する。
図10は、複数のパターン形成装置とホストコンピュータとの関係を示すブロック図である。この図10においては、第1の実施形態で示した構成にシミュレーション手段であるシミュレータ37を加えた構成となっている。本発明の処理スケジュール作成方法は、このようなインライン装置とホストコンピュータ等により構成されるシステムにおいて適用される。
【0059】
このシミュレータ37は、LANケーブル34と接続されており、このLAN上の通信経路を介してホストコンピュータ100から動作制御される。
そして、シミュレータ37は、塗布現像装置50と露光装置90とで構成されるインライン装置の動作をシミュレーション可能な機能を備えている。従って、実際の処理前に、処理レシピに係る情報やウエハ処理枚数等のパラメータをシミュレータ37に設定することで、全てのウエハWを処理する所要時間等を求めることができるようにされている。
【0060】
また、図11は、シミュレータ37と全てのインライン装置200を制御する制御手段であるホストコンピュータ100の一部内部構成を示すブロック図である。
図11に示すように、ホストコンピュータ100はハードウエアとして以下のものを備えている。
先ず、ホストコンピュータ100内部の全体制御を行なう、動作制御の要となる中央処理ユニット103を備える。
そして、この中央処理ユニット103に、オペレータが操作する操作部108と、不揮発性の補助記憶部101と、一時的に情報の読み出し及び書き込みを行なう主記憶部102と、そして情報通信を行なう通信インタフェイス107とが接続されている。
【0061】
さらに、前記中央処理ユニット103は、CPU104と、処理指令部105と、通信制御部106とを備えている。
この処理指令部105は操作部108から入力されたオペレータの指示等に従ってホストコンピュータ100内の制御を行ない、LAN経由でインライン装置200に対して処理命令を行なう機能を備えている。
また、通信制御部106は、通信インタフェイス107を介してインライン装置200並びにシミュレータ37との通信制御を行なう機能を備えている。
【0062】
図12は補助記憶部101の一部記憶要素を示したものである。この補助記憶部101には、条件設定プログラム102とシミュレーション命令部103とが少なくとも記憶保持されている。
さらに、条件設定プログラム102は、ウエハ属性取得部102aと、レシピ情報取得部102bと、優先条件取得部102cとで構成されている。
【0063】
ウエハ属性取得部102aは、オペレータにより操作部108から入力されたウエハ属性情報を取得する機能を備える。
このウエハ属性情報は、処理すべき全ウエハについての処理レシピ情報(塗布現像レシピ、露光レシピ)である。この属性情報のデータテーブル110の一例を図13に示す。ウエハ属性取得部102aは、取得した属性情報から、このデータテーブル110を作成するよう構成されている。
【0064】
また、処理レシピ情報取得部102bは、塗布現像装置50および露光装置90での処理レシピについての所要処理時間情報等の処理レシピ情報を、夫々の装置との通信あるいは操作部108からの入力によって取得する機能を備えている。この処理レシピ情報のデータテーブル111の一例を図14に示す。
レシピ情報取得部102bは取得した処理レシピ情報から、このデータテーブル111を作成するよう構成されている。
【0065】
そして、優先条件取得部102cは、ウエハWを処理する上での優先処理条件を、操作部108からの入力により取得する。この優先処理条件には、塗布現像装置50の処理を優先する条件、露光装置90の処理を優先する条件、インライン装置200全体での処理を優先する条件等がある。例えば、オペレータが塗布現像装置50の処理を優先する条件を選択した場合、シミュレータ37によるシミュレーションにおいて、塗布現像装置50での処理レシピの切り換えが少ないよう処理順が決定される。
【0066】
この優先処理条件のデータテーブル112の一例を図15に示す。
優先条件取得部102cは取得した優先処理条件の情報から、このデータテーブル112を作成するよう構成されている。
また、シミュレーション命令部103は、条件設定プログラム102の実行によって、全ての前記データテーブルが作成されて揃うと、それらデータテーブルをシミュレーション条件として、シミュレーション37にシミュレーション実行命令を送信する機能を備えている。
【0067】
次に条件設定プログラム102の実行について図16に示す実行フローに基づき説明する。
なお、この条件設定プログラム102は、カセットCSに処理すべきウエハWを収容する前に実行される。
条件設定プログラム102が起動すると、ウエハ属性取得部102aがオペレータにより操作部108から入力された全ウエハWに係る属性情報を取得し、データテーブル110を作成する(ステップS11)。
【0068】
次いで、処理レシピ情報取得部102bが、塗布現像装置50および露光装置90での処理レシピについての所要処理時間情報等の処理レシピ情報を、夫々の装置との通信あるいは操作部108からの入力によって取得する。そして、取得した情報からデータテーブル111を作成する(ステップS12)。
そして、優先条件取得部102cは、ウエハWを処理する上での優先処理条件を、オペレータによる操作部108からの入力により取得する。そして、取得した情報からデータテーブル112を作成する(ステップS13)。
なお、ステップS11〜S13までの処理順は、入れ替わってもよく、また、並行処理されてもよい。
【0069】
このように条件設定プログラム102によって、データテーブル110、111、112が作成される。
これら全てのデータテーブルが揃うと、シミュレーション命令部103は、これらデータテーブル110、111、112をシミュレーション条件として、シミュレーション37にシミュレーション実行命令を送信する。
【0070】
シミュレーション37は、前記データテーブル110、111、112を参照し、同一処理レシピのグルーピング等を行ない、複数種のシミュレーションによって全てのウエハの処理に要する処理時間を算出する。そして、優先条件を考慮して、全てのウエハ処理を終了するのに最も効率的な処理順序を決定し、処理スケジュールとして出力する。
なお、この処理スケジュールに従って、処理すべきウエハWがオペレータ等により各カセットCSに収容されて、塗布現像装置50に載置される。
また、この処理スケジュールはホストコンピュータ100に渡され、ホストコンピュータ100では、この処理スケジュールに従って、塗布現像装置50と露光装置90に対して、処理命令を行なう。
【0071】
以上のように、本発明にかかる第2の実施形態においては、ホストコンピュータ100が、カセットに収容される前の全ウエハの処理レシピ(塗布現像レシピ及び露光レシピ)に係る情報を取得し、シミュレータ37を用いてシミュレーションを行なうことにより、インライン装置全体として最も効率的にウエハを処理することができる順序を決定制御することができる。
【0072】
また、オペレータ等が、シミュレータ37により出力された処理スケジュールに従ってウエハWをカセットCSに収容することで、カセット内で同じ処理レシピのウエハWが互い違いに収容される等の状態を防ぐことができる。これによって、塗布現像装置50内の制御系の負荷を軽減し、処理効率を向上することができる。
【0073】
なお、前記した第2の実施形態においては、ホストコンピュータ100内の補助記憶部101を1つの不揮発性の記憶部としたが、これを複数に分けてもよい。また、補助記憶部101に記憶されている条件設定プログラム102及びシミュレーション指令部103による工程を含む方法をハードウエア化により実現してもよい。さらに、インライン装置を塗布現像装置と露光装置に限定することはなく、インライン装置であれば他の装置にも本発明の制御方法を適用することができる。
【0074】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、複数の処理装置からなるインライン装置の全体において、枚葉処理される全ての被処理体を効率的に処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、複数のパターン形成装置とホストコンピュータとの関係を示すブロック図である。
【図2】図2は、パターン形成装置の構成を示す平面図である。
【図3】図3は、パターン形成装置を構成する塗布現像装置と露光装置の一部内部構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、塗布現像装置の補助記憶部の一部記憶要素を示したものである。
【図5】図5は、カセットに収容されたウエハの属性情報の一例を示した図である。
【図6】図6は、ウエハ属性情報のデータテーブルの一例である。
【図7】図7は、収容容器内情報のデータテーブルの一例である。
【図8】図8は、処理レシピ情報のデータテーブルの一例である。
【図9】図9は、処理スケジュール組立プログラムの実行フローを示した図である。
【図10】図10は、複数のパターン形成装置とホストコンピュータとシミュレータとの関係を示すブロック図である。
【図11】図11は、ホストコンピュータの一部内部構成を示すブロック図である。
【図12】図12は、ホストコンピュータ内の補助記憶部の一部記憶要素を示した図である。
【図13】図13は、ウエハ属性情報のデータテーブルの一例である。
【図14】図14は、処理条件情報のデータテーブルの一例である。
【図15】図15は、優先条件情報のデータテーブルの一例である。
【図16】図10は、条件設定プログラムの実行フローを示した図である。
【図17】図17は、被処理体の処理をスケジュールする従来の方法を示すフロー図である。
【図18】図18は、被処理体の処理をスケジュールする従来の制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 中央処理ユニット
3 CPU
4 IC
6 処理指令部
7 レシピ選択部
8 近況報告部
9 通信制御部
10 操作部
11 補助記憶部
12 主記憶部
13 機械制御部
14 入出力ポート
15 通信インタフェイス
16 通信インタフェイス
21 中央処理ユニット
34 LANケーブル
35 通信経路
36 通信経路
37 シミュレータ
40 処理スケジュール組立プログラム
40a ウエハ属性取得部
40b カセット情報取得部
40c レシピ情報取得部
40d 処理順決定部
41 処理レシピ群
42 データベース
50 塗布現像装置
90 露光装置
100 ホストコンピュータ
101 補助記憶部
102 主記憶部
102a ウエハ属性取得部
102b レシピ情報取得部
102c 優先条件取得部
103 中央処理ユニット
200 パターン形成装置

Claims (9)

  1. 複数の被処理体を収容する複数の収容容器から前記被処理体を順次取出し、複数の処理装置からなるインライン装置上で枚葉処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法において、
    第1の処理装置が、前記複数の収容容器に収容された全ての被処理体の夫々について、当該被処理体が収容された収容容器と処理条件とに関連付けられた属性情報を取得する工程と、
    前記一の処理装置が、前記複数の収容容器の夫々について、収容された被処理体に関連付けられた収容容器内情報を取得する工程と、
    前記一の処理装置が、他の処理装置で処理される処理条件に係る処理条件情報を、該他の処理装置から取得する工程と、
    前記一の処理装置が、前記被処理体の属性情報と、前記収容容器内情報と、夫々の処理装置の処理条件情報とに基づき、前記複数の被処理体を処理する順序を決定する工程と
    を少なくとも含むことを特徴とする処理スケジュール作成方法。
  2. 前記属性情報は、前記夫々の被処理体について、前記夫々の処理装置で処理される処理条件に関連付けられた処理条件対応情報と、収容されている収容容器を特定する容器名情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載された処理スケジュール作成方法。
  3. 前記収容容器内情報は、当該収容容器内の被処理体数の情報と、当該収容容器内の被処理体が処理される処理条件数の情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された処理スケジュール作成方法。
  4. 前記処理条件情報は、当該処理条件の所要処理時間情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された処理スケジュール作成方法。
  5. 前記複数の処理容器を有する前記一の処理装置は、LAN(Local Area Network)内に形成された通信経路を介して、インライン接続された他の処理装置と直接通信することにより前記処理条件情報を受け取ることを特徴とする請求項4に記載された処理スケジュール作成方法。
  6. 複数の被処理体を収容する複数の収容容器から前記被処理体を順次取出し、複数の処理装置からなるインライン装置上で枚葉処理するスケジュールを作成する処理スケジュール作成方法において、
    前記被処理体が前記インライン装置上で処理される前に、前記インライン装置全体の動作を制御する制御手段が、全ての被処理体の夫々について、当該被処理体の処理条件に関連付けられた属性情報を取得する工程と、
    前記制御手段が、前記複数の被処理体が処理される処理条件に係る処理条件情報を、夫々の処理装置から取得する工程と、
    前記制御手段が、夫々の処理装置において前記被処理体が処理されるときの優先処理条件を取得する工程と、
    前記制御手段が、シミュレーション手段を用いて、前記属性情報と、前記処理条件情報と、前記優先処理条件とに基づきシミュレーションを実施し、前記複数の被処理体を処理する順序を決定するシミュレーション工程と
    を少なくとも含むことを特徴とする処理スケジュール作成方法。
  7. 前記属性情報は、前記夫々の被処理体について、
    前記夫々の処理装置で処理される処理条件に関連付けられた処理条件対応情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項5に記載された処理スケジュール作成方法。
  8. 前記処理条件情報は、当該処理条件の所要処理時間情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項5または請求項6に記載された処理スケジュール作成方法。
  9. 前記優先処理条件は、夫々の処理装置における処理時間を優先する条件と、インライン装置全体における処理時間を優先する条件のいずれかのデータであることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載された処理スケジュール作成方法。
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