JP2004329758A - 遊技機,遊技用装置,及び遊技用システム - Google Patents

遊技機,遊技用装置,及び遊技用システム Download PDF

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Abstract

【課題】特賞状態の発生が決定した遊技機と異なる機種の遊技機に対しても特賞予告を行うことが可能であり、機種及びメーカを問わず、すべての遊技機を対象範囲とした特賞予告を行うことができる遊技機,遊技用装置,及び該遊技用装置を含む遊技用システムを提供する。
【解決手段】パチンコ機5から出力された第1特賞予告情報が、グループ設定された呼出ランプ装置20の第1特賞予告情報受信部26aに入力されると、Xポート26b,及びYポート26cから出力された第2特賞予告情報及びグループ情報が、隣接する呼出ランプ装置20に送信され、最終的に接続されている全ての呼出ランプ装置20に送信される。各呼出ランプ装置20においてグループ判定され、第1特賞予告情報が入力された呼出ランプ装置20と同じグループであれば特賞予告ランプ21を発光させる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変動表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様となったときに特賞状態が発生する遊技機,該遊技機に対応して設けられる遊技用装置,及び該遊技用装置を含む遊技用システムに係り、特に特賞状態の発生を予告するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数種類の識別情報を変動表示可能な変動表示装置を備え、該変動表示装置が特定の表示態様となったときに、遊技者にとって有利な特賞状態が発生する遊技機(例えばパチンコ機)が提供されている。通常、前記変動表示装置が特定の表示態様となるか否か(即ち特賞状態が発生するか否か)は該変動表示装置の変動表示前に決定されている。これを利用して、前記変動表示装置の変動表示前に該変動表示装置を備えたパチンコ機を含む複数のパチンコ機の枠ランプを発光させることにより特賞予告を行って、遊技者に自らのパチンコ機で特賞が発生するという期待感を与えることの出来るパチンコ機が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−305175号公報(第2頁,図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記パチンコ機では、特賞予告を行う際にパチンコ機に設置された枠ランプの発光によって特賞予告を行っていた。通常、この枠ランプの制御方法や信号の入出力インターフェイスはパチンコ機の機種等に応じて各パチンコ機メーカーが独自に決定しているため、前記枠ランプによる特賞予告は基本的に同一機種のパチンコ機に対してしか行うことができず、異なる機種のパチンコ機において特賞予告を行うためには、枠ランプのインターフェイスを異機種間で統一しなければならず実現が困難であった。
【0005】
本発明はこのような背景のもとになされたものであり、その目的は、特賞状態の発生が決定した遊技機と異なる機種の遊技機に対しても特賞予告を行うことが可能であり、機種及びメーカを問わず、すべての遊技機を対象範囲とした特賞予告を行うことができる遊技機,遊技用装置,及び該遊技用装置を含む遊技用システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、複数種類の識別情報を変動表示可能な変動表示装置を備え、該変動表示装置の表示結果が特定の表示態様となったときに、遊技者に有利な特賞状態が発生する遊技機であって、前記変動表示装置の識別情報を変動表示する条件が成立したか否かを判定する変動条件成立判定手段と、該変動条件成立判定手段により前記変動表示する条件が成立したと判定されたことに基づいて、前記変動表示装置の表示結果を決定する表示結果決定手段と、前記変動表示装置の変動表示が停止する以前において、前記表示結果決定手段により決定された表示結果が前記特定の表示態様であるか否かを判定する表示結果判定手段と、該表示結果判定手段により前記特定の表示結果であると判定されたことに基づいて、前記特賞状態の発生を予告する特賞予告情報を外部に出力する特賞予告情報出力手段と、を備えることを特徴とする遊技機である。
【0008】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技機であって、前記表示結果決定手段により決定された表示結果となる識別情報の変動表示を開始する条件が成立したか否かを判定する変動開始条件成立判定手段をさらに備え、前記特賞予告情報出力手段は、該変動開始条件成立判定手段により前記変動表示を開始する条件が成立したと判定される以前に、前記特賞予告情報を外部に出力することを特徴とする遊技機である。
【0009】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機に対応して設けられる遊技用装置であって、前記対応する遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を受信する対応遊技機用特賞予告情報受信手段と、前記対応する遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を当該遊技用装置に隣接する他の遊技用装置に送信する特賞予告情報送信手段と、他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を受信する遊技用装置用特賞予告情報受信手段と、前記特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段と、該報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段と、前記対応遊技機用特賞予告情報受信手段又は前記遊技用装置用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段と、該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備え、前記特賞予告情報送信手段は、前記他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を他の遊技用装置に転送することを特徴とする遊技用装置である。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項3に記載した遊技用装置であって、該遊技用装置が属するグループを設定するグループ設定手段と、前記対応遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記グループ設定手段により設定されたグループを特定可能なグループ情報を他の遊技用装置に送信するグループ情報送信手段と、他の遊技用装置のグループ情報送信手段から送信されたグループ情報を受信するグループ情報受信手段と、該グループ情報受信手段により前記グループ情報を受信したことに基づいて、当該遊技用装置が該グループ情報から特定されるグループに属するか否かを判定するグループ情報判定手段と、を備え、前記報知制御手段は、該グループ情報判定手段により前記グループに属すると判定されたときに、前記報知手段を制御することを特徴とする遊技用装置である。
【0011】
また請求項5に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機と、請求項3又は4に記載した遊技用装置と、からなる遊技用システムである。
【0012】
また請求項6に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機に対応して設けられる遊技用装置と、複数の該遊技用装置と通信可能な集中制御装置と、を含む遊技用システムであって、前記集中制御装置は、前記遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を受信する遊技機用特賞予告情報受信手段と、前記遊技機に対応する遊技用装置を個々に識別可能な情報を記憶する遊技用装置記憶手段と、前記遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記遊技用装置記憶手段に記憶された各遊技機に対応した遊技用装置のうち、前記特賞予告情報を出力した遊技機に対応する遊技用装置を少なくとも含む一以上の遊技用装置に対して前記特賞予告情報を送信する特賞予告情報送信手段と、を備え、前記遊技用装置は、前記集中制御装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を受信する集中制御装置用特賞予告情報受信手段と、前記特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段と、該報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段と、前記集中制御装置用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段と、該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用システムである。
【0013】
また請求項7に係る発明は、請求項6に記載した遊技用システムであって、前記集中制御装置は、前記特賞予告情報を送信する遊技用装置のグループを設定するグループ設定手段と、前記遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報及び前記遊技機識別情報を受信したときに、前記グループ設定手段による設定に基づいて、該遊技機識別情報から特定される遊技機に対応する遊技用装置が属するグループを特定するグループ特定手段と、を備え、前記特賞予告情報送信手段は、該グループ特定手段により特定されたグループに属する各遊技用装置に対して前記特賞予告情報を送信することを特徴とする遊技用システムである。
【0014】
また請求項8に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機と、請求項6又は7に記載した遊技用システムと、からなる遊技用システムである。
【0015】
さらに請求項9に係る発明は、請求項3〜8のいずれか1つに記載した遊技用装置又は遊技用システムであって、前記報知態様記憶手段は、複数種類の報知態様を記憶しており、前記報知態様抽出手段は、前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている複数種類の報知態様から任意の報知態様を抽出することを特徴とする遊技用装置又は遊技用システムである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、変動表示装置を備えた遊技機(ここではパチンコ機5)と、該遊技機に対応して設けられ、報知手段を備えた遊技用装置(ここでは呼出ランプ装置20)と、該遊技機及び該遊技用装置を含む遊技用システムに係り、特に遊技機から送出された特賞状態の発生を予告する特賞予告情報に基づいて、遊技用装置が備える報知手段(ここでは特賞予告ランプ21)によって特賞状態の発生を予告することが可能なものである。以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0017】
この本発明には、図5に示すように、パチンコ機5において特賞状態の発生が決定されると、該パチンコ機5が特賞状態の発生予告を特定可能な第1特賞予告情報を対応する呼出ランプ装置20に送信し、該呼出ランプ装置20から他の呼出ランプ装置20に第2特賞予告情報、及び当該呼出ランプ装置20が属するグループを特定可能なグループ情報が順次連鎖的に送信され、これを受信した各呼出ランプ装置20がグループ判定(即ちグループ情報から特定したグループが、自らが属するグループと同一であるか否かの判定)を行って、特賞予告ランプ21の発光制御を行う(即ちグループが同一であれば発光し、同一でなければ発光しない)第1実施形態に係る遊技用システム1と、図9に示すようにパチンコ機5が、特賞状態の発生予告を特定可能な第3特賞予告情報を台端末3’に送信し、これを受信した台端末3’が該第3特賞予告情報と、該パチンコ機5の台番号を特定可能な遊技機識別情報を送信し、さらにこれを受信したホールコンピュータ40’がグループ判定(即ち遊技機識別情報から特定したパチンコ機5の台番号に対応する呼出ランプ装置20’が属するグループの判定)を行い、判定したグループに属する各呼出ランプ装置20’に特賞状態の発生予告を特定可能な第4特賞予告情報を送信し、これを受信した該各呼出ランプ装置20’が各特賞予告ランプ21を所定の発光態様で発光させる第2実施形態に係る遊技用システム1’と、が含まれる。
【0018】
以下においては、まず第1実施形態に係るパチンコ機5及び呼出ランプ装置20とから構成される遊技用システム1について説明を行い、次に第2実施形態に係る遊技用システム1’について、第1実施形態と異なる点について説明を行う。
【0019】
[1.第1実施形態に係る遊技用システム1]
図1は第1実施形態に係るパチンコ機5,及び呼出ランプ装置20を含む遊技用システム1の一例を表す機能ブロック図である。この遊技用システム1は図1に示すように、遊技機である複数のパチンコ機5と、各パチンコ機5に対応して設けられた遊技用装置である呼出ランプ装置20と、からなる。なお各パチンコ機5に対応して、カードユニット30が設けられている。各パチンコ機5は各々が対応する呼出ランプ装置20と情報出力基板18を介して接続されている。呼出ランプ装置20は隣接する呼出ランプ装置20と通信部26を介して通信可能に接続されている。各パチンコ機5,及び各呼出ランプ装置20は、台番号によって識別可能とされている。
【0020】
図2に示すパチンコ機5は、複数種類の識別情報を変動表示可能な変動表示装置11を備え、該変動表示装置11の表示結果が特定の表示態様となったときに、遊技者に有利な特賞状態が発生する遊技機の一例である。このパチンコ機5は、遊技媒体としてパチンコ玉を使用し、該パチンコ玉を遊技領域10に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは後述するカードユニット30と通信可能に接続され、該カードユニット30との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われてパチンコ玉が貸し出される、いわゆるCR式のパチンコ機5である。
【0021】
このパチンコ機5の前面には、図2(a)に示すように、遊技領域10と、パチンコ玉を該遊技領域10に打ち込むための操作を受け付ける操作ハンドル6と、パチンコ機5の背面に設けられる玉払出装置17(図1)から払い出されるパチンコ玉を貯留する上皿7と、該上皿7内に貯留しきれない余剰のパチンコ玉を貯留する下皿8が設けられている。また上皿7の前面には、カードユニット30にて受け付けられているプリペイドカードの記録情報から特定されるプリペイド度数の残数を表示する残度数表示器7aと、該残度数を使用したパチンコ玉の貸出操作を受け付ける玉貸ボタン7bと、該プリペイドカードの返却操作を受け付ける返却ボタン7cが設けられている。遊技領域10の上部には遊技状態に応じた発光態様で発光し、遊技者の気分を盛り上げるための遊技効果ランプ9が設けられている。また図1に示すように、パチンコ機5の内部には、後述する遊技状態を制御する遊技制御基板15と、玉払出装置17を制御する玉払出制御基板16と、後述する各種の情報を出力する情報出力基板18が設けられている。これらパチンコ機5に設けられる各機器は、図1に示すように接続されている。
【0022】
遊技領域10には、図2(b)に示すように、中央に変動表示装置11が設けられ、該変動表示装置11の下側に始動入賞口12が設けられ、該始動入賞口12の下側に大入賞口13が設けられ、変動表示装置11の下側に始動入賞記憶表示器14が設けられている。ここで大入賞口13は、通常時には開閉板13aにて閉成されていて打込玉が入賞不可能とされている。なお遊技領域10には、一般入賞口も設けられており、該一般入賞口,前記始動入賞口12,及び前記大入賞口13に打込玉が入賞すると、該入賞に応じて予め定められた個数のパチンコ玉(いわゆる賞球)が玉払出装置17から払い出されるように構成されている。また遊技領域10には、いずれの入賞口にも入賞しなかった打込玉が取り込まれるアウト口も設けられている。
【0023】
変動表示装置11は、複数種類の識別情報を変動表示可能な変動表示装置の一例であって、始動入賞口12への入賞に応じて変動表示が開始されて予め定められた所定の確率で特賞状態を表示するものである。この変動表示装置11は、例えばLCD表示器であって、前記識別情報として0〜9の10種類の図柄が3列に変動表示されるものであり、始動入賞口12に打込玉が入賞すると変動表示が開始され、その後に該変動表示が停止制御される。この変動表示装置11の表示は、前記遊技制御基板15により制御され、予め定められた所定の確率で特賞状態が表示されるように構成されている。ここでは前記変動表示装置11はLCD表示器によって構成されているが、他の表示器(ドラムやドットマトリックス等)で構成されていても良い。
【0024】
なお変動表示装置11が変動表示している最中に始動入賞口12に打込玉が入賞すると、その始動入賞が記憶され、変動表示装置11の変動表示が停止して再び変動開始できる状態になってから、該記憶された始動入賞に基づいて変動表示装置11の変動表示が開始される。この始動入賞の記憶の上限値は例えば4個と定められており、現時点における始動入賞の記憶個数が始動入賞記憶表示器14にて表示される。
【0025】
遊技制御基板15の制御により予め定められた所定の確率で特賞(いわゆる大当り)が発生した場合には、変動表示装置11において前記3列の図柄が全て同一(例えば777等の10通りのゾロ目)の図柄で変動停止され、特賞状態が表示されて、遊技者にとって有利な遊技状態が発生し、開閉板13aが閉成している第2の状態から開閉板13aが開成して大入賞口13に打込玉が入賞可能な第1の状態となる。この第1の状態は、所定時間(例えば30秒間)の経過,又は大入賞口13への所定個数(例えば10個)の打込玉の入賞の、いずれか早い方の条件が成立することによって終了し、第2の状態となる。一方、大入賞口13内のある箇所には特定入賞領域(いわゆるVポケット)が設けられており、第1の状態となっている大入賞口13内に進入した打込玉が入賞すると、第1の状態が終了して第2の状態となった後に一定のインターバル期間が経過するのを待って、再び開閉板13aを第1の状態に駆動制御する、繰り返し継続制御が行われる。この繰り返し継続制御の上限回数は例えば15回と定められており、該繰り返し継続制御が終了することにより大当り状態が終了する。
【0026】
呼出ランプ装置20は、遊技機(ここではパチンコ機5)に対応して設けられる遊技用装置の一例であって、特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する発光部材(ここでは特賞予告ランプ21)を備えており、特賞予告ランプ21を所定の発光態様で発光させることによって特賞状態の発生予告を遊技者が一見して把握するための機能を提供するためのものである。この呼出ランプ装置20は、図2に示すように横長の箱形の形状を呈するものであり、その前面には、図2及び図4に示すように、特賞予告ランプ21,ランプ22,ディスプレイ23,呼出ボタン24,及びモード切替キー25が設けられており、その内部には、図1に示すように、通信部26,及び制御部27が設けられている。これら呼出ランプ装置20に設けられる各機器は、図1に示すように接続されている。パチンコ機5で遊技を行っている遊技者が店員を呼びたい場合には、呼出ボタン24を押すことによってランプ22が所定の発光態様で発光し、店員に呼出を報知することが出来る。ディスプレイ23には特賞回数や、回転数のデータが表示される。なお、この呼出ボタン24,及びディスプレイ23は、後述するグループ設定手段としても使用される。
【0027】
特賞予告ランプ21は、特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段の一例であって、特賞状態の発生が決定されたパチンコ機5に対応する呼出ランプ装置20と同じグループに属している場合に発光する。
【0028】
モード切替キー25と、前記呼出ボタン24,ディスプレイ23,及び後述するモード切替手段27eは該呼出ランプ装置20が属するグループを設定するグループ設定手段の一例であって、以下に示す方法によってグループを設定する。このグループ設定は第2特賞予告情報を受信した呼出ランプ装置20が属するグループが、特賞状態の発生が決定しているパチンコ機5に対応する呼出ランプ装置20より送信されたグループ情報から特定されるグループに属しているか否かを判断するために行うものである。
【0029】
図3(a)は遊技場の開店前における呼出ランプ装置20のディスプレイ23の表示内容である。ディスプレイ23の上段部分には該呼出ランプ装置20に対応するパチンコ機5で発生した本日の大当り回数,及び回転数(前回大当りが発生した後からの変動表示装置11の変動回数)が表示され、下段部分には前日,2日前,及び3日前に発生した大当り回数が表示されている。この状態を通常モードと呼び、普段遊技者が遊技をしている状態では、呼出ランプ装置20は通常モードである。
【0030】
この図3(a)に示す通常モードの状態において、ディスプレイ23の左側に設けられたモード切替キー25に対応する所定のキーを差し込んで右に回すと、呼出ランプ装置20は制御部27のモード切替手段27e(図4)によって図3(b)に示すグループ設定モードに切り替わる。このグループ設定モードではディスプレイ23の上段部分にグループ設定モードを示す表示がされ、下段部分にはグループを表すA〜Zの文字が表示される。このA〜Zの文字のいずれかの下部にはカーソルが表示されていて、当該呼出ランプ装置20が属するグループを示している。図3(b)の状態ではAにカーソルが位置しているため、この呼出ランプ装置20が属するグループはAである。また、このカーソルは呼出ボタン24を1回押す毎にA,B,C,…と移動させることができ、グループの変更を行うことができる。例えば呼出ランプ装置20のグループをAからJに変更する場合には、グループAにカーソルが位置している状態(図3(b))において呼出ボタン24を8回押してカーソルをA〜Jに移動させる(図3(c))。この状態でモード切替キー25を左に戻すことによって所属グループがAからJに変更され、制御部27のモード切替手段27eによって標準モードに戻る(図3(a))。この際設定されたグループを特定可能なグループ情報がグループ記憶手段27f(図4)に記憶される。
【0031】
カードユニット30は遊技媒体(ここではパチンコ玉)貸与処理装置の一例である。このカードユニット30は、図2に示すように縦長の箱形の形状を呈するものであり、その前面には、プリペイドカードを受け付けるカード挿入・排出口31aが設けられ、その内部には、前記玉払出制御基板16との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行う玉貸通信部32と、カードユニット30の全体を制御する制御部33と、前記カード挿入・排出口31aにて受け付けられたプリペイドカードの記録情報を読み取るカードリーダライタ31が設けられている。これらカードユニット30に設けられる各機器は、図1に示すように接続されている。なお玉貸通信部32は、玉払出制御基板16を介して、前述した残度数表示器7a,玉貸ボタン7b,及び返却ボタン7cとも接続されている。
【0032】
次に、遊技用システム1を構成するパチンコ機5,及び呼出ランプ装置20における処理の詳細について図4を用いて説明する。
【0033】
まず、図4に示されるパチンコ機5のブロック図によって特賞状態の発生が決定される過程について説明する。パチンコ機5の内部には前述したように遊技制御基板15が設けられていて、この遊技制御基板15には変動表示装置11の表示を制御するLCD回路15aと、始動入賞口12に入賞した始動入賞玉を検出する始動入賞玉検出器19aのオン/オフを検知する検知回路15bと、開閉板13aに接続されたソレノイドの制御を行うソレノイド回路15cと、始動入賞記憶表示器14や遊技効果ランプ9の発光制御を行うランプ回路15dと、該パチンコ機5において特賞状態となった際に特賞情報を出力する特賞情報出力回路15eと、特賞状態の発生を予告する特賞予告情報を出力する特賞予告情報出力回路15fと、これら各種回路を制御するためのCPU,ROM,RAM,及び入出力回路から構成される回路制御部15gを備える。なお、検知回路15bは、前記始動入賞玉検出器19aの他、特定入賞領域に入賞した特定入賞玉を検出する特定入賞玉検出器19b,及び一般入賞口に入賞した一般入賞玉を検出する一般入賞玉検出器19cとも接続されていて、各検出器のオン/オフを検知して各入賞玉の種類に応じた検知信号を回路制御部15gに送信する。
【0034】
ここで回路制御部15gは、変動表示装置11の識別情報を変動表示する条件が成立したか否かを判定する変動条件成立判定手段の一例である。具体的には始動入賞口12にパチンコ玉が入賞した際に、始動入賞口12の裏側に設けられた始動入賞玉検出器19aがオンとなり、検知回路15bがオン状態を検知して回路制御部15gに始動入賞の検知信号を送出する。この始動入賞の検知信号を受信した回路制御部15gは現在の始動入賞の記憶(即ち保留玉)が上限値(ここでは4個)に達していなければ変動表示装置11の変動表示条件が成立したと判定する。
【0035】
また、回路制御部15gは、変動表示装置11の変動表示条件の成立判定により変動表示条件が成立したと判定されたことに基づいて、該変動表示装置11の表示結果を決定する表示結果決定手段の一例である。具体的には回路制御部15gは変動表示装置11の変動表示条件が成立したと判定すると、これに伴って始動信号を導出して該始動信号の立下り時に刻々と変化する乱数の中から1つを抽出してRAMに記憶する。回路制御部15gはこの記憶した乱数の値に応じて変動表示装置11の表示結果を決定する。
【0036】
さらに、回路制御部15gは、変動表示装置11の変動表示が停止する以前において、表示結果決定手段(ここでは回路制御部15g)により決定された表示結果が特定の表示態様(即ち特賞状態が発生する表示態様)であるか否かを判断する表示結果判定手段の一例である。具体的には前記記憶した乱数が予め定めた値であれば特賞状態の発生を確定して、特賞予告情報出力回路15fを駆動させ、特賞状態の発生予告を特定可能な第1特賞予告情報を、情報出力基板18を介してパチンコ機5から対応する呼出ランプ装置20に送出する。さらに回路制御部15gは、特賞状態となる表示結果を決定し、該表示結果に応じた制御命令をLCD回路15aに送る。LCD回路15aは、受信した制御命令に応じて変動表示装置11に前記表示結果を表示する。また、抽出した乱数が前記予め定めた値でなければ特賞状態とはならない表示結果を決定し、該表示結果に応じた制御命令をLCD回路15aに送る。LCD回路15aは、受信した制御命令に応じて変動表示装置11に前記表示結果を表示する。このように特賞状態の発生は変動表示装置11が変動表示を停止する以前に回路制御部15gによって決定さる。
【0037】
ここで、回路制御部15gと、特賞予告情報出力回路15fと、情報出力基板18と、は表示結果判定手段(ここでは回路制御部15g)により特定の表示結果(即ち特賞状態が発生する表示態様)であると判定されたことに基づいて、前記特賞状態の発生を予告する特賞予告情報を外部に出力する特賞予告情報出力手段を構成している。即ち、特賞状態の発生が決定されると、回路制御部15gは特賞予告情報出力回路15fを駆動させて特賞状態の発生予告を特定可能な第1特賞予告情報を情報出力基板18を介して対応する呼出ランプ装置20に送出する。従って変動表示装置11が変動表示を停止する以前であっても呼出ランプ装置20において特賞状態の発生予告が可能になる。
【0038】
さらに、回路制御部15gは表示結果決定手段(ここでは回路制御部15g)により決定された表示結果となる識別情報の変動表示を開始する条件が成立したか否かを判定する変動開始条件成立判定手段の一例であって、始動入賞の記憶(保留玉)が無い場合には、前記変動条件成立判定手段によって変動表示装置11の識別情報を変動表示する条件が成立したと判定されると、該変動表示を開始する条件も成立したと判定してLCD回路15aに決定した表示結果に基づく制御命令を送り、変動表示装置11の変動表示が開始される。また、前述したように変動表示装置11が変動表示している最中に始動入賞口12に打込玉が入賞すると、その始動入賞が回路制御部15gに記憶され(即ち保留玉となり)、該入賞に対して、前記表示結果決定手段,及び前記表示結果判定手段である回路制御部15gによって特賞状態が発生するか否かが決定される。特賞状態の発生が決定された場合には、回路制御部15gが特賞予告情報出力回路15fを駆動させ、特賞状態の発生予告を特定可能な第1特賞予告情報を、情報出力基板18を介してパチンコ機5から対応する呼出ランプ装置20に送出する。その後、LCD回路15aが変動表示装置11の変動表示を停止させると、LCD回路15aから変動表示停止信号が回路制御部15gに送られ、これを受信した回路制御部15gが変動表示を開始する条件が成立した(即ち前回の始動入賞に基づく変動表示が終了することによって、現在の保留玉に基づいて変動表示を開始する条件が成立した)と判定してLCD回路15aに決定した表示結果に基づく制御命令を送り、変動表示装置11の変動表示が開始される。このように始動入賞が記憶されている場合(即ち保留玉がある場合)には、該記憶された始動入賞に基づく変動表示が開始する前に特賞状態の発生が決定され、第1特賞予告情報が対応する呼出ランプ装置20に送出される。従って始動入賞が記憶されている場合には変動表示装置11が変動表示を開始する以前であっても特賞状態の発生予告が可能になる。
【0039】
なお、変動表示装置11の変動表示が停止され、表示結果が特賞状態を発生させる予め定められた所定の表示結果となった場合には、回路制御部15gは、特賞情報出力回路15eを駆動させて情報出力基板18を介して特賞状態が発生したことを特定可能な特賞情報を対応する呼出ランプ装置20に送出する。
【0040】
次にパチンコ機5に対応して設けられる遊技用装置である呼出ランプ装置20が行う処理について図4のブロック図を用いて説明する。呼出ランプ装置20には前述した特賞予告ランプ21,ランプ22,ディスプレイ23,呼出ボタン24,及びモード切替キー25,通信部26,及び制御部27によって構成されている。さらに通信部26は第1特賞予告情報受信部26a,Xポート26b,Yポート26c,及び特賞情報受信部26dを備えている。
【0041】
第1特賞予告情報受信部26aは、対応する遊技機(パチンコ機5)の特賞予告情報出力手段(情報出力基板18)から出力された特賞予告情報(第1特賞予告情報)を受信する対応遊技機用特賞予告情報受信手段の一例であって、第1特賞予告情報を受信して制御部27に送信する。
【0042】
Xポート26b,及びYポート26cは対応する遊技機(パチンコ機5)の特賞予告情報出力手段(情報出力基板18)から出力された特賞予告情報(第1特賞予告情報)を当該遊技用装置(呼出ランプ装置20)に隣接する他の遊技用装置に送信する特賞予告情報送信手段の一例である。制御部27は、第1特賞予告情報受信部26aから送信された第1特賞予告情報を受信すると、Xポート26b,及びYポート26cから隣接する呼出ランプ装置20に対して特賞状態の第2特賞予告情報を送信する。具体的には、Xポート26bが制御部27から送信された第1特賞予告情報を受信すると、隣接する一方の呼出ランプ装置20のYポート26cに第2特賞予告情報を送信する。また、Yポート26cは制御部27から送信された第1特賞情報を受信すると、隣接する他方の呼出ランプ装置20のXポート26bに第2特賞予告情報を送信する。ここで、第2特賞予告情報は第1特賞予告情報と同じく特賞状態の発生予告を特定可能な情報であるが、以下、パチンコ機5から送出された場合を第1特賞予告情報、呼出ランプ装置20から送出された場合を第2特賞予告情報としてこれらを区別する。また、特賞予告情報送信手段であるXポート26b,及びYポート26cは、後述するように他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を他の遊技用装置に転送する。
【0043】
また、Xポート26b,及びYポート26cは他の遊技用装置(呼出ランプ装置20)の特賞予告情報送信手段(Xポート26b,及び/又はYポート26c)から送信された特賞予告情報(第2特賞予告情報)を受信する遊技用装置用特賞予告情報受信手段の一例である。ここではXポート26bは、隣接する一方の呼出ランプ装置20から送られてきた第2特賞予告情報を受信すると制御部27に該第2特賞予告情報を送信し、これを受信した制御部27はYポート26cから該第2特賞予告情報を隣接する他方の呼出ランプ装置20に送信する。また、Yポート26cは、隣接する一方の呼出ランプ装置20から送られてきた第2特賞予告情報を受信すると制御部27に該第2特賞予告情報を送信し、これを受信した制御部27はXポート26bから該第2特賞予告情報を隣接する他方の呼出ランプ装置20に送信する。なお、本第1実施形態においては特賞予告情報送信手段であるXポート26b,及びYポート26cは、他の遊技用装置(呼出ランプ装置20)の特賞予告情報送信手段(情報出力基板18)から送信された特賞予告情報(第2特賞予告情報)を送信元の遊技用装置(この場合は隣接する一方の呼出ランプ装置20)以外の他の遊技用装置(この場合は隣接する他方の呼出ランプ装置20)に転送するが、制御部27が受信した第2特賞予告情報をどこへ(Xポート26b,及び/又はYポート26c)送信するかを制御することによって送信元の遊技用装置を含む他の遊技用装置(この場合は接続された両隣接する呼出ランプ装置20)に転送することも可能である。
【0044】
なお、Xポート26b,及びYポート26cは、隣接する一方の呼出ランプ装置20から送られてきたグループ情報,及び特賞情報についても,第2特賞予告情報と同様に隣接する他方の呼出ランプ装置20に送信する。
【0045】
さらに、Xポート26b,及びYポート26cは、対応遊技機用特賞予告情報受信手段(第1特賞予告情報受信部26a)により前記特賞予告情報(第1特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記グループ設定手段により設定されたグループを特定可能なグループ情報を他の遊技用装置(呼出ランプ装置20)に送信するグループ情報送信手段の一例である。Xポート26b,及びYポート26cは上述したように、制御部27から送信された第1特賞予告情報を第2特賞予告情報として隣接する呼出ランプ装置20に送信する。続けて制御部27は、グループ記憶手段27fに記憶されている前記グループ設定手段によって設定されたグループを特定可能な情報(例えばグループ「A」を特定可能な情報)をXポート26b,及びYポート26cに送信し、これを受信したXポート26b,及びYポート26cは第2特賞予告情報と同様に隣接する呼出ランプ装置20に該グループ情報を送信する。
【0046】
さらに、Xポート26b,及びYポート26cは他の遊技用装置のグループ情報送信手段から送信されたグループ情報を受信するグループ情報受信手段の一例であって、ここでは前述したように、Xポート26bが、隣接する一方の呼出ランプ装置20から送られてきたグループ情報を受信すると、該グループ情報はYポート26cから隣接する他方の呼出ランプ装置20に送信される。Yポート26cが隣接する一方の呼出ランプ装置20から送られてきたグループ情報を受信すると、該グループ情報がXポート26bから隣接する他方の呼出ランプ装置20に送信される。
【0047】
制御部27はCPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、呼出ランプ装置20に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものであり、第1特賞予告情報受信部26a,Xポート26b,Yポート26c,及び特賞情報受信部26dのデータ入出力制御を行う。また、グループ設定時には、モード切替手段27eによって呼出ランプ装置の状態を標準モードからグループ設定モードに切り替える。このモード切替手段27eは前記モード切替キー25に連動して作動する。また、モードの切替時において表示制御手段27dが、ディスプレイの表示を切り替える。
【0048】
また、制御部27はグループ情報判定手段27gを備えている。このグループ情報判定手段27gは、グループ情報受信手段(Xポート26b,及びYポート26c)により前記グループ情報を受信したことに基づいて、当該遊技用装置(呼出ランプ装置20)が該グループ情報から特定されるグループに属するか否かを判定するグループ情報判定手段の一例である。即ちXポート26b,又はYポート26cがグループ情報を受信し、制御部27に該グループ情報を送信すると、このグループ情報を受信した制御部27は、グループ情報判定手段27gによって該グループ情報から特定されるグループ(例えばグループ「A」)と、前記グループ記憶手段27fに記憶されているグループ(即ち当該呼出ランプ装置20が属するグループ)と、が同一であるか否かを判断して、同一であれば後述するように発光態様抽出手段27bによって発光態様記憶手段27aから発光態様を抽出して発光制御手段27cによって特賞予告ランプ21を発光させる。
【0049】
さらに制御部27は、発光態様記憶手段27a,発光態様抽出手段27b,及び発光制御手段27cを備えている。発光態様記憶手段27aは、報知手段である特賞予告ランプ21における報知態様(ここでは発光態様)を記憶する報知態様記憶手段の一例であって、複数種類の報知態様(発光態様)を記憶している(例えば赤、青、黄の3色を記憶している)。発光態様抽出手段27bは、対応遊技機用特賞予告情報受信手段(第1特賞予告情報受信部26a),又は前記遊技用装置用特賞予告情報受信手段(Xポート26b,及びYポート26c)により特賞予告情報(第1特賞予告情報,又は第2特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段(発光態様記憶手段27a)に記憶されている報知態様(発光態様)から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段の一例であって、前記特賞予告情報(第1特賞予告情報,又は第2特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段(発光態様記憶手段27a)に記憶されている複数種類の報知態様(発光態様)から任意の報知態様(発光態様)を抽出する。発光制御手段27cは、報知態様抽出手段(発光態様記憶手段27a)により抽出された所定の報知態様(発光態様)で前記報知手段(特賞予告ランプ21)を制御する報知制御手段の一例である。ここで、発光態様抽出手段27bが複数の発光態様が記憶されている発光態様記憶手段27aから任意の発光態様を抽出(例えば赤、青、黄をランダムに抽出)することによって特賞予告ランプ21を毎回異なる発光態様で発光させることが可能であり、特賞予告時の雰囲気を盛り上げることができる。
【0050】
次に図5を用いて複数のパチンコ機5,及び呼出ランプ装置20からなる遊技用システム1の作用についてその概要を説明する。ここでは、図5に示すように台番号1〜10の各パチンコ機5に対応して設けられた台番号1〜10の呼出ランプ装置20から構成される遊技用システム1において、台番号3のパチンコ機5で特賞状態の発生が決定された場合について説明する。ここで台番号1〜5は前述したグループ設定方法によってグループAに設定されていて、台番号6〜10はグループBに設定されている。ここでは、台番号として4及び9は用いられておらず、また、台番号3のパチンコ機5以外のパチンコ機5は図5中には図示しない。
【0051】
図5に示すように呼出ランプ装置20は、対応する遊技機からの情報の送信,及び受信が可能なXポート26b,及びYポート26cを備えている。ここで各呼出ランプ装置20(例えば台番号3)のXポート26bは隣り合う一方の呼出ランプ装置20(台番号2)のYポート26cと通信可能に接続されていて、該各呼出ランプ装置20(例えば台番号3)のYポート26cは隣り合う他方の呼出ランプ装置20(台番号5)のXポート26bと通信可能に接続されている。ただし両端に位置する台番号1の呼出ランプ装置20のXポート26b,及び台番号10の呼出ランプ装置20のYポート26cは接続されない。
【0052】
また、Xポート26bに外部から入力された情報は、Yポート26cから外部に出力され、Yポート26cに外部から入力された情報はXポート26bから外部出力されるようになっている。従って、例えば台番号5の呼出ランプ装置20のXポート26bが、送信元(この場合は台番号3の呼出ランプ装置20)から送信された情報(ここでは第2特賞予告情報,及びグループ情報)を受信すると,台番号5の呼出ランプ装置20のYポート26cが、該情報(第2特賞予告情報,及びグループ情報)を送信元以外(この場合は台番号6の呼出ランプ装置20)に転送する。
【0053】
台番号3のパチンコ機5において、特賞状態の発生が決定されると、パチンコ機5は特賞状態の発生予告を特定可能な第1特賞予告情報を対応する台番号3の呼出ランプ装置20に送出する。台番号3の呼出ランプ装置20は第1特賞予告情報受信部26aによって前記第1特賞予告情報を受信し(図5(a))、第2特賞予告情報と、台番号3の呼出ランプ装置20が属するグループ(ここではグループ「A」)を特定可能なグループ情報と、を、Xポート26bを介して隣接する台番号2の呼出ランプ装置20に送信し、同様にYポート26cを介して隣接する台番号5の呼出ランプ装置20に送信する(図5(b))。
【0054】
さらに台番号2の呼出ランプ装置20は台番号1の呼出ランプ装置20に対して同様に第2特賞予告情報とグループ情報とを送信し、台番号5の呼出ランプ装置20は台番号6の呼出ランプ装置20に対して同様に第2特賞予告情報と、グループ情報とを送信する。このように台番号3の呼出ランプ装置から順次遠ざかるように第2特賞予告情報とグループ情報が送信され、最終的に接続された全ての呼出ランプ装置に送信される(図5(c))。各呼出ランプ装置20は、第2特賞情報信号を受信することによっていずれかのパチンコ機5で特賞状態の発生が決定されたと特定し、グループ情報判定手段27gによってグループ情報からグループ「A」を特定して、自らの属するグループが「A」であれば所定の発光態様で特賞予告ランプ21を発光させる。結果としてこの場合はグループ「A」に属する台番号1〜5の呼出ランプ装置20の特賞予告ランプ21が発光する(図5(d))ので台番号1〜5のパチンコ機5の遊技者は自らの台で特賞が発生するという期待感を持つことができる。
【0055】
この台番号1〜5の呼出ランプ装置の特賞予告ランプ21が発光している状態、即ち特賞状態の発生予告がされている状態は、台番号3のパチンコ機5の変動表示装置11の表示結果が実際に予め定められた所定の結果(例えば「777」等)となった場合に終了する。即ち表示結果が前記所定の結果(「777」)となった際に台番号3のパチンコ機5の特賞情報出力回路15eが駆動され、所定の表示結果が表示されたことを特定可能な特賞情報が情報出力基板18を介して、対応する台番号3の呼出ランプ装置20の特賞情報受信部26dに送出される(図4)。台番号3の呼出ランプ装置20は後述する特賞情報受信部26dによって前記特賞情報を受信し、受信した特賞情報と、台番号3の呼出ランプ装置20が属するグループを特定可能なグループ情報(ここではグループ「A」)とを、Xポート26bを介して隣接する台番号2の呼出ランプ装置20に送信し、同様にYポート26cを介して隣接する台番号5の呼出ランプ装置20に送信する。さらに台番号2の呼出ランプ装置20は台番号1の呼出ランプ装置20に対して同様に特賞情報と、グループ情報とを送信し、台番号5の呼出ランプ装置20は台番号6の呼出ランプ装置20に対して同様に特賞情報と、グループ情報とを送信する。このように台番号3の呼出ランプ装置から順次遠ざかるように特賞情報とグループ情報が送信され、最終的に接続された全ての呼出ランプ装置に送信される。各呼出ランプ装置20は、特賞情報を受信することによっていずれかのパチンコ機5で所定の表示結果が表示されたと特定し、グループ情報からグループ「A」を特定して、自らの属するグループが「A」であれば発光している特賞予告ランプ21の発光を停止させる。従って台番号3のパチンコ機5において変動表示装置11が所定の結果となった場合には、特賞予告を報知する特賞予告ランプ21の発光を停止させて、別途特賞状態に応じた演出を行うことができる。
【0056】
[2.第2実施形態に係る遊技用システム1’]
次に第2実施形態に係る遊技用システム1’について説明する。図6は第2実施形態に係るパチンコ機5,呼出ランプ装置20’,及びホールコンピュータ40’を含む遊技用システム1’の一例を表す機能ブロック図である。この遊技用システム1’は図6に示すように、遊技機である複数のパチンコ機5と、各パチンコ機5に対応して設けられた遊技用装置である呼出ランプ装置20’と、複数の呼出ランプ装置20’と通信可能な集中制御装置であるホールコンピュータ40’と、から構成される。なお、各パチンコ機5に対応してカードユニット30が設けられている。また、各呼出ランプ装置20’とホールコンピュータ40’との間にはパチンコ機5及び呼出ランプ装置20’と通信可能に接続された台端末3’と、台端末3’及びホールコンピュータ40’とそれぞれLAN回線によって通信可能に接続された中継コンピュータ2’と、が設けられている。各パチンコ機5は各々が対応する呼出ランプ装置20’と台端末3’を介して接続されている。ここで呼出ランプ装置20’は、第1実施形態における呼出ランプ装置20に相当する。パチンコ機5,及びカードユニット30は、第1実施形態と同様である。
【0057】
台端末3’は、遊技機(パチンコ機5)及び集中制御装置(ホールコンピュータ40’)と通信可能に接続された装置の一例であって、前記遊技機を識別可能な遊技機識別情報を出力する。具体的には台端末3’はパチンコ機5から発せられるデータの収集及び中継コンピュータ2’に対するデータの送信を行う機能を有する装置である。また、この台端末3’は、複数の接続コネクタを備え、各接続コネクタに各パチンコ機5や呼出ランプ装置20’を接続することにより、該接続された機器との間で通信可能なものであり、各パチンコ機5から送信された信号が各々所定の接続コネクタから入力されるため例えば特賞予告情報(ここでは第3特賞予告情報)を受信した際に該特賞予告情報を出力したパチンコ機5を特定可能である。ここではパチンコ機5から出力された第3特賞予告情報を受信して、該第3特賞予告情報及びパチンコ機5の台番号を特定可能な遊技機識別情報を中継コンピュータ2’を介してホールコンピュータ40’に送信する。この台端末3’は、遊技島内に複数設けられる。また中継コンピュータ2’は、台端末3’から入力されたデータをホールコンピュータ40’や、他の台端末3’に対して中継する機能を有する装置である。この中継コンピュータ2’は、遊技島の端部に設けられる。ここで該遊技島に設けられた各パチンコ機5,及び各呼出ランプ装置20’は、台番号によって識別可能とされている。
【0058】
次に、図7を用いてパチンコ機5,台端末3’呼出ランプ装置20’,及びホールコンピュータ40’における処理について説明する。
【0059】
パチンコ機5の情報出力基板18は第1実施形態と同様に特賞状態の発生予告を特定可能な第3特賞予告情報を外部(ここでは台端末3’)に送信する(図7)。これを受信した台端末3’は該第3特賞予告情報を出力したパチンコ機5を特定し、該パチンコ機5の台番号を特定可能な遊技機識別情報を中継コンピュータ2’を介してホールコンピュータ40’に送信する。
【0060】
ホールコンピュータ40’は複数の遊技用装置と通信可能な集中制御装置の一例であって、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられ、中継コンピュータ2’及び台端末3’を介して各パチンコ機5及び呼出ランプ装置20’と通信可能なものである。このホールコンピュータ40’には、図6に示すように入力装置41’,ディスプレイ42’,ハードディスク43’,通信部44’,及び制御部45’が設けられている。
【0061】
入力装置41’,及びディスプレイ42’は特賞予告情報(ここでは第4特賞予告情報)を送信する遊技用装置(呼出ランプ装置20’)のグループを設定するグループ設定手段の一例であって、以下に示す方法により各呼出ランプ装置20’が属するグループを設定する。
【0062】
図8には、ディスプレイ42’にグループ設定画面が表示されている例である。各台番号の呼出ランプ装置毎にグループの入力欄(特賞予告グループ)が設けられていて(図8(a))、このグループの入力欄にA〜Zの文字をキーボードやマウスの入力装置41’によって入力する。入力終了後に「適用」にマウスのポインタを合わせてクリックする(図8(b))ことでグループの設定が完了して、該設定画面の表示内容,即ち各呼出ランプ装置20の台番号に対応したグループ情報がグループ情報データベースとしてハードディスク43’に記憶される。
【0063】
ハードディスク43’は、前述したグループ設定手段により設定されたグループ情報を記憶する。また、ハードディスク43’は、遊技機識別情報と対応付けて該遊技機識別情報から特定される遊技機に対応する遊技用装置を個々に識別可能な情報を記憶する遊技用装置記憶手段の一例であって、前記遊技機識別情報であるパチンコ機5の台番号に対応する呼出ランプ装置20’の台番号を記憶している。具体的には、ハードディスク43’は遊技場内の各パチンコ機5の台番号と、これら各パチンコ機5に対応する各呼出ランプ装置20’の台番号と、が対応付けられた遊技機データベースを記憶している。従って、制御部45’は、遊技機識別情報に基づいて対応する呼出ランプ装置20’を特定可能である。
【0064】
前記通信部44’の前記第3特賞予告情報受信部44d’は前記第3特賞予告情報、及び遊技機識別情報を受信すると、これらの情報を制御部45’に送信する。ここで制御部45’はCPU,RAM,ROM等を備え、ハードディスク43’に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、ホールコンピュータ40’に設けられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。制御部45’が第3特賞予告情報受信部44d’から送信された第3特賞予告情報、及び遊技機識別情報を受信すると、該遊技機識別情報によって該情報を送信したパチンコ機5の台番号を特定し、ハードディスク43’に記憶された前記遊技機データベースを参照して該パチンコ機5に対応して設けられた呼出ランプ装置20’の台番号を特定する。
【0065】
ここで、制御部45’と第4特賞予告情報送信部44a’は、遊技機用特賞予告情報受信手段(第3特賞予告情報受信部44d’)により特賞予告情報(第3特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記遊技用装置記憶手段(ハードディスク43’)に記憶された各遊技機(パチンコ機5)に対応した遊技用装置(呼出ランプ装置20’)のうち、前記特賞予告情報を出力した遊技機に対応する遊技用装置を少なくとも含む一以上の遊技用装置に対して前記特賞予告情報(第4特賞予告情報)を送信する特賞予告情報送信手段、として作用する。即ち制御部45’は、前記特定した呼出ランプ装置20’の台番号から後述するグループ特定手段によって該呼出ランプ装置20’が属するグループを特定し、該グループに属する呼出ランプ装置20’に対して第4特賞予告情報を第4特賞予告情報送信部44aから送信する。ここで、第4特賞予告情報は第3特賞予告情報と同じく特賞状態の発生予告を特定可能な情報であるが、以下、パチンコ機5から送出された場合を第3特賞予告情報、ホールコンピュータ40’から送出された場合を第4特賞予告情報としてこれらを区別する。
【0066】
また、制御部45’は、遊技機用特賞予告情報受信手段(第3特賞予告情報受信部44d’)により特賞予告情報(第3特賞予告情報)及び遊技機識別情報を受信したときに、前記グループ設定手段による設定に基づいて、該遊技機識別情報から特定される遊技機(パチンコ機5)に対応する遊技用装置(呼出ランプ装置20’)が属するグループを特定するグループ特定手段の一例であって、前述のように特定した呼出ランプ装置20’の台番号を基に前記グループ設定によってハードディスク43に記憶されているグループ情報データベースを参照して当該呼出ランプ装置20’が属するグループを特定して、特賞予告情報送信手段(第4特賞予告情報送信部44a’)によって、該グループ特定手段(ここでは制御部45’)により特定された前記グループに属する各遊技用装置(呼出ランプ装置20’)に対して特賞予告情報(第4特賞予告情報)を送信する。
【0067】
呼出ランプ装置20’はパチンコ機5に対応して設けられる遊技用装置の一例であって、第1実施形態における呼出ランプ装置20に相当し、特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段である特賞予告ランプ21と、報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段の一例である発光態様記憶手段27aと、後述する集中制御装置用特賞予告情報受信手段である第4特賞予告情報受信部26g’が特賞予告情報を受信したことに基づいて報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段の一例である発光態様抽出手段27bと、該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段の一例である発光制御手段27cと、を備えている。これら発光態様記憶手段27a,発光態様抽出手段27b,及び発光制御手段27cが行う処理は第1実施形態と同様である。
【0068】
ここで、呼出ランプ装置20’は、第1実施形態における呼出ランプ装置20と異なり、前記グループ設定、グループ情報の記憶,及びグループ特定に係る機能を備えていないため、第1実施形態におけるグループ設定手段であるモード切替キー25,及びモード切替手段27e,グループ記憶手段27f,グループ特定手段であるグループ情報判定手段27gに相当する機能は有していない。
【0069】
通信部26’には集中制御装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を受信する集中制御装置用特賞予告情報受信手段の一例である第4特賞予告情報受信部26g’が設けられていて、ホールコンピュータ40’の第4特賞予告情報送信部44a’から送信された第4特賞予告情報を受信して、制御部27’に送信する。制御部27’は前記発光態様記憶手段27a,発光態様抽出手段27b,及び発光制御手段27cによって特賞予告ランプ21を発光させる。
【0070】
次に図9を用いて複数のパチンコ機5と、呼出ランプ装置20’と、台端末3’及びホールコンピュータ40’と、からなる遊技用システム1’の作用についてその概要を説明する。ここでは、図9に示すように台番号1〜10の各パチンコ機5に対応して設けられた台番号1〜10の呼出ランプ装置20’と、ホールコンピュータ40’と、から構成される遊技用システム1’において、台番号3のパチンコ機5で特賞状態の発生が決定された場合について説明する。ここで台番号1〜5の呼出ランプ装置20’は前述したようにホールコンピュータ40’による設定によってグループAに設定され、台番号6〜10の呼出ランプ装置20’はグループBに設定されている。またホールコンピュータ40’のハードディスク43’には前記グループ情報データベース,及び前記遊技機データベースが記憶されているので、ホールコンピュータ40’はパチンコ機5の台番号を特定することによって、該パチンコ機5に対応する呼出ランプ装置20’の台番号,及び該呼出ランプ装置20’が属するグループを特定することが出来る。なお、ここでは、台番号として4及び9は用いられておらず、また、台番号3のパチンコ機5以外のパチンコ機5は図9中には図示しない。
【0071】
図9に示すように、台番号1〜10の呼出ランプ装置20’は、それぞれ対応する台端末3’,3’と接続され中継コンピュータ2’を介してホールコンピュータ40’に接続されている。台番号3のパチンコ機5において、特賞状態の発生が決定されると、パチンコ機5は特賞状態の発生予告を特定可能な第3特賞予告情報を対応する台端末3’に送信する。台端末3’は第3特賞予告情報を受信すると,該第3特賞予告情報とパチンコ機5の台番号(即ち「3」)を特定可能な遊技機識別情報を中継コンピュータ2’を介してホールコンピュータ40’に送信する(図9(a))。ホールコンピュータ40’は第3特賞予告情報を受信することによって特賞状態の発生予告を特定し、遊技機識別情報によってパチンコ機5の台番号「3」を特定し、この特定結果から台番号「3」に対応する呼出ランプ装置20’の台番号(ここでは「3」)を特定する。さらに前記呼出ランプ装置20’の台番号(即ち「3」)から該呼出ランプ装置20’が属するグループ(即ち「A」)を特定して、グループ「A」に属する呼出ランプ装置20’(即ち台番号1〜5の呼出ランプ装置20’)に特賞状態の発生予告を特定可能な第4特賞予告情報を中継コンピュータ2’,台端末3’を介して送信する(図9(b))。グループ「A」に属する台番号1〜5の呼出ランプ装置20’が第4特賞予告情報を受信すると、各々任意の発光態様で特賞予告ランプ21が発光する(図9(c))ので台番号1〜5のパチンコ機5の遊技者は自らの台で特賞が発生するという期待感を持つことができる。
【0072】
この台番号1〜5の呼出ランプ装置の特賞予告ランプ21が発光している状態、即ち特賞状態の発生が予告されている状態は、台番号3のパチンコ機5の変動表示装置11の表示結果が実際に予め定められた所定の結果(例えば「777」等)となった場合に終了する。即ち表示結果が前記所定の結果(「777」)となった際に台番号3のパチンコ機5の特賞情報出力回路15eが駆動され、所定の表示結果が表示されたことを特定可能な特賞情報が情報出力基板18から台端末3’に送信され、台端末3’は該特賞情報と所定の表示結果が表示されたパチンコ機5を特定可能な遊技機識別情報(即ち台番号「3」を特定可能な情報)を中継コンピュータ2’を介してホールコンピュータ40’に送信する(図7)。ホールコンピュータ40’は特賞情報を受信することによって特賞状態になったと特定し、遊技機識別情報によってパチンコ機5の台番号「3」を特定し、この特定結果から台番号「3」に対応する呼出ランプ装置20’の台番号(ここでは「3」)を特定する。さらに前記呼出ランプ装置20’の台番号(即ち「3」)から該呼出ランプ装置20’が属するグループ(即ち「A」)を特定して、グループ「A」に属する呼出ランプ装置20’(即ち台番号1〜5の呼出ランプ装置20’)に、受信した特賞情報を中継コンピュータ2’,台端末3’を介して送信する。グループ「A」に属する台番号1〜5の呼出ランプ装置20’が特賞情報を受信すると、各々特賞予告ランプ21の発光を停止する。従って台番号3のパチンコ機5において変動表示装置11が所定の結果となった場合には、特賞予告を報知する特賞予告ランプ21の発光を停止させて、別途特賞状態に応じた演出を行うことができる。
【0073】
以上に説明した実施形態と対応付けて本願の請求項に係る発明を説明すると、以下のとおりである。
【0074】
まず請求項1に係る発明は、複数種類の識別情報を変動表示可能な変動表示装置(11)を備え、該変動表示装置の表示結果が特定の表示態様となったときに、遊技者に有利な特賞状態が発生する遊技機(パチンコ機5)であって、前記変動表示装置の識別情報を変動表示する条件が成立したか否かを判定する変動条件成立判定手段(回路制御部15g)と、該変動条件成立判定手段により前記変動表示する条件が成立したと判定されたことに基づいて、前記変動表示装置の表示結果を決定する表示結果決定手段(回路制御部15g)と、前記変動表示装置の変動表示が停止する以前において、前記表示結果決定手段により決定された表示結果が前記特定の表示態様であるか否かを判定する表示結果判定手段(回路制御部15g)と、該表示結果判定手段により前記特定の表示結果であると判定されたことに基づいて、前記特賞状態の発生を予告する特賞予告情報(第1特賞予告情報)を外部に出力する特賞予告情報出力手段(回路制御部15g,特賞予告情報出力回路15f,及び情報出力基板18)と、を備えることを特徴とする遊技機である。
【0075】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技機(パチンコ機5)であって、前記表示結果決定手段(回路制御部15g)により決定された表示結果となる識別情報の変動表示を開始する条件が成立したか否かを判定する変動開始条件成立判定手段(回路制御部15g)をさらに備え、前記特賞予告情報出力手段(回路制御部15g,特賞予告情報出力回路15f,及び情報出力基板18)は、該変動開始条件成立判定手段により前記変動表示を開始する条件が成立したと判定される以前に、前記特賞予告情報(第1特賞予告情報)を外部に出力することを特徴とする遊技機である。
【0076】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機(パチンコ機5)に対応して設けられる遊技用装置(呼出ランプ装置20)であって、前記対応する遊技機の特賞予告情報出力手段(情報出力基板18)から出力された特賞予告情報(第1特賞予告情報)を受信する対応遊技機用特賞予告情報受信手段(第1特賞予告情報受信部26a)と、前記対応する遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を当該遊技用装置に隣接する他の遊技用装置に送信する特賞予告情報送信手段(Xポート26b,及びYポート26c)と、他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報(第2特賞予告情報)を受信する遊技用装置用特賞予告情報受信手段(Xポート26b,及びYポート26c)と、前記特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段(特賞予告ランプ21)と、該報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段(発光態様記憶手段27a)と、前記対応遊技機用特賞予告情報受信手段又は前記遊技用装置用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報(第1特賞予告情報又は第2特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段(発光態様抽出手段27b)と、該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段(発光制御手段27c)と、を備え、前記特賞予告情報送信手段(Xポート26b,及びYポート26c)は、前記他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報(第2特賞予告情報)を他の遊技用装置に転送することを特徴とする遊技用装置である。
【0077】
また請求項4に係る発明は、請求項3に記載した遊技用装置(呼出ランプ装置20)であって、該遊技用装置が属するグループを設定するグループ設定手段(モード切替キー25,呼出ボタン24,ディスプレイ23,及びモード切替手段27e)と、前記対応遊技機用特賞予告情報受信手段(第1特賞予告情報受信部26a)により前記特賞予告情報(第1特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記グループ設定手段により設定されたグループを特定可能なグループ情報を他の遊技用装置に送信するグループ情報送信手段(Xポート26b,及びYポート26c)と、他の遊技用装置のグループ情報送信手段から送信されたグループ情報を受信するグループ情報受信手段(Xポート26b,及びYポート26c)と、該グループ情報受信手段により前記グループ情報を受信したことに基づいて、当該遊技用装置が該グループ情報から特定されるグループに属するか否かを判定するグループ情報判定手段(27g)と、を備え、前記報知制御手段(発光制御手段27c)は、該グループ情報判定手段により前記グループに属すると判定されたときに、前記報知手段(特賞予告ランプ21)を制御することを特徴とする遊技用装置である。
【0078】
また請求項5に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機(パチンコ機5)と、請求項3又は4に記載した遊技用装置(呼出ランプ装置20)と、からなる遊技用システム(1)である。
【0079】
また請求項6に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機(パチンコ機5)に対応して設けられる遊技用装置(呼出ランプ装置20,20’)と、複数の該遊技用装置と通信可能な集中制御装置(ホールコンピュータ40’)と、を含む遊技用システム(1’)であって、前記集中制御装置は、前記遊技機の特賞予告情報出力手段(情報出力基板18)から出力された特賞予告情報(第3特賞予告情報)を受信する遊技機用特賞予告情報受信手段と、前記遊技機に対応する遊技用装置を個々に識別可能な情報を記憶する遊技用装置記憶手段(ハードディスク43’)と、前記遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記遊技用装置記憶手段に記憶された各遊技機に対応した遊技用装置のうち、前記特賞予告情報を出力した遊技機に対応する遊技用装置を少なくとも含む一以上の遊技用装置に対して前記特賞予告情報を送信する特賞予告情報送信手段(制御部45’,及び第4特賞予告情報送信部44a’)と、を備え、前記遊技用装置は、前記集中制御装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報(第4特賞予告情報)を受信する集中制御装置用特賞予告情報受信手段(第4特賞予告情報受信部26g’)と、前記特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段(特賞予告ランプ21)と、該報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段(発光態様記憶手段27a)と、前記集中制御装置用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段(発光態様抽出手段27b)と、該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段(発光制御手段27c)と、を備えることを特徴とする遊技用システムである。
【0080】
また請求項7に係る発明は、請求項6に記載した遊技用システム(1’)であって、前記集中制御装置(ホールコンピュータ40’)は、前記特賞予告情報(第4特賞予告情報)を送信する遊技用装置(呼出ランプ装置20’)のグループを設定するグループ設定手段(入力装置41’,及びディスプレイ42’)と、前記遊技機用特賞予告情報受信手段(第3特賞予告情報受信部44d’)により前記特賞予告情報(第3特賞予告情報)及び前記遊技機識別情報を受信したときに、前記グループ設定手段(入力装置41’,及びディスプレイ42’)による設定に基づいて、該遊技機識別情報から特定される遊技機(パチンコ機5)に対応する遊技用装置(呼出ランプ装置20’)が属するグループを特定するグループ特定手段(制御部45’)と、を備え、前記特賞予告情報送信手段(制御部45’,及び第4特賞予告情報送信部44a’)は、該グループ特定手段(制御部45’)により特定されたグループに属する各遊技用装置に対して前記特賞予告情報(第4特賞予告情報)を送信することを特徴とする遊技用システムである。
【0081】
また請求項8に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技機(パチンコ機5)と、請求項6又は7に記載した遊技用システム(1’)と、からなる遊技用システム(1’)である。
【0082】
さらに請求項9に係る発明は、請求項3〜8のいずれか1つに記載した遊技用装置(呼出ランプ装置20,20’)又は遊技用システム(1,1’)であって、前記報知態様記憶手段(発光態様記憶手段27a)は、複数種類の報知態様を記憶しており、前記報知態様抽出手段(発光態様抽出手段27b)は、前記特賞予告情報(第1特賞予告情報,第2特賞予告情報,第4特賞予告情報)を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている複数種類の報知態様から任意の報知態様を抽出することを特徴とする遊技用装置又は遊技用システムである。
【0083】
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0084】
上記の実施形態では、遊技用表示システム1’に備えられる各装置がLAN回線により接続されている例について説明したが、これに限らず、各装置は無線により接続されても良い。
【0085】
上記の実施形態では、遊技機がCR式のパチンコ機5である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、現金玉貸機から貸し出されるパチンコ玉を使用して遊技を行う現金式のパチンコ機でも良い。また、これらパチンコ機は、遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入されると共に入賞口への入賞に応じて得点が付与される封入式のパチンコ機であっても良い。さらに遊技機はパチンコ機に限らずスロットマシンであっても良い。スロットマシンの場合には、スタートレバーの操作を検出して変動条件成立判定を行うと良い。
【0086】
上記の実施形態では、遊技用装置が呼出ランプ装置20又は20’である例について説明したが、これに限らず、該遊技用表示装置は、遊技機に対応して設けられる貸与処理装置(カードユニット30)でも良い。
【0087】
上記の実施形態では、特賞予告ランプ21が所定の発光態様で発光することによって特賞状態の発生予告を報知したが、ランプ22が所定の発光態様で発光することによって特賞状態の発生予告を報知しても良く、また、呼出ランプ装置20に設けたスピーカーから効果音を出力させることによって報知しても良い。さらにディスプレイ23によって報知しても良い。
【0088】
上記の第1実施形態では、グループ設定された呼出ランプ装置20は隣接する呼出ランプ装置20に特賞予告情報を送信したが、これに限らず、例えば図10に示すように第1実施形態の方法で予めグループ設定された各呼出ランプ装置20が台端末3,中継コンピュータ2を介して接続した状態で、パチンコ機5から特賞予告情報を受信した呼出ランプ装置20が特賞予告情報と、グループ情報と、を台端末3を介して中継コンピュータ2に送信し(図10(a))、これを受信した中継コンピュータ2が台端末3を介して接続された全ての呼出ランプ装置20に特賞予告情報とグループ情報を送信し(図10(b))、これを受信した各呼出ランプ装置20においてグループ判定が行われて、特賞予告ランプ21の発光制御がされても良い(図10(c))。この場合には中継コンピュータ2によってグループ設定がされてもよい。
【0089】
上記の第1実施形態では、呼出ランプ装置20は隣接する呼出ランプ装置20から送信された特賞予告情報を送信元以外の他の呼出ランプ装置20に送信したが、これに限らず、送信元の呼出ランプ装置20に送信しても良い。この場合には、さらに各特賞予告ランプ21を所定の遅延時間後に所定時間だけ発光させる等、グループ内のどのパチンコ機5で特賞状態の発生が決定されたのかを遊技者が特定できないような特賞予告の演出を行うと良い。
【0090】
上記の第2実施形態では、ホールコンピュータ40’によってグループ設定を行ったが、これに限らず例えば島毎に設けられ各呼出ランプ装置20’と接続された中継コンピュータ2’によってグループ設定を行っても良い。この場合には特賞状態の発生が決定されたパチンコ機5から特賞予告情報が送信され、これを受信した台端末3’が該特賞予告情報と該パチンコ機5を特定可能な遊技機識別情報を中継コンピュータ2’に送信し、中継コンピュータ2’において該パチンコ機5が特定され、該パチンコ機5に対応する呼出ランプ装置20’が特定され、さらに該呼出ランプ装置20’が属するグループが特定され、該特定されたグループに属する呼出ランプ装置20’に対して特賞予告情報が送信され、各特賞予告ランプ21が発光して特賞予告が報知される。即ちこの場合には、中継コンピュータ2’が集中制御装置として作用する。また、ホールコンピュータ40’によってグループ設定を各パチンコ機5毎に行ったが、これに限らず島単位,機種単位,又は列単位等、所定の単位で行っても良い。
【0091】
上記の実施形態では、呼出ランプ装置20、20’についてグループ設定を行ったが、これに限らず呼出ランプ装置20をグループ設定せずに接続されている全ての呼出ランプ装置20の特賞予告ランプ21を発光させても良い。
【0092】
上記の第1実施形態では、特賞予告情報とグループ情報を隣接する他の呼出ランプ装置20に送信しているが、グループ情報だけを送信しても良い。この場合、前記グループ情報を受信した呼出ランプ装置20は、該グループ情報から特定されるグループに属していれば特賞予告ランプ21を発光させる。
【0093】
上記の第1実施形態では、呼出ランプ装置20は特賞状態の発生が決定したパチンコ機5に対応する呼出ランプ装置20が属するグループ(例えばAグループ)と同一グループの場合に特賞予告ランプ21を発光させたが、これに限らず所定のグループ(例えばAグループ及びBグループ)に属する呼出ランプ装置20を発光させても良い。この場合、特賞状態の発生が決定したパチンコ機5に対応する呼出ランプ装置20は自らが属するグループ(Aグループ)と、その他の所定のグループ(Bグループ)を特定可能なグループ情報を他の呼出ランプ装置20に送信する。
【0094】
上記の第2実施形態では、ホールコンピュータ40’は特賞状態の発生が決定した呼出ランプ装置20’が属するグループ(例えばAグループ)と同一グループの呼出ランプ装置20’に特賞予告情報を送信して特賞予告ランプ21を発光させたが、これに限らず所定のグループ(例えばAグループ及びBグループ)に属する呼出ランプ装置20’に特賞予告情報を送信して特賞予告ランプ21を発光させても良い。
【0095】
上記の実施形態では、始動入賞が記憶されている場合(即ち保留玉がある場合)には、変動表示が開始する前に特賞予告を行ったが、これに限らず変動表示が開始されてから特賞予告が行われても良い。なお、保留玉の上限は4個には限られない。
【0096】
【発明の効果】
本発明に係る遊技用表示装置及び遊技用表示システムによれば、以下のような効果を奏する。
【0097】
まず請求項1に係る遊技機によれば、特賞状態の発生が決定した場合には、変動表示装置の変動表示が停止する以前に特賞予告情報を遊技機の外部に出力するので、遊技機の機種を問わずに遊技用装置によって特賞予告の演出を行うことができる。
【0098】
また請求項2に係る遊技機によれば、変動表示を開始する条件が成立する以前であっても特賞予告情報を遊技機の外部に出力するので、例えば保留玉による変動の開始を待たずに特賞予告の演出をすることができる。
【0099】
また請求項3に係る遊技用装置によれば、対応する遊技機又は隣接する遊技用装置から出力された特賞予告情報を受信して他の遊技用装置に送信するので、接続された全ての遊技用装置において、遊技機の機種を問わずに特賞予告を行うことができる。
【0100】
また請求項4に係る遊技用装置によれば、遊技用装置が属するグループの設定がされ、特賞状態の発生が決定した遊技機に対応する遊技用装置のグループを特定するので、設定されたグループ内での特賞予告の演出を行うことができる。
【0101】
また請求項5に係る遊技用システムによれば、対応する遊技機又は隣接する遊技用装置から出力された特賞予告情報を受信して他の遊技用装置に送信するので、接続された全ての遊技用装置において、遊技機の機種を問わずに特賞予告を行うことができる。
【0102】
また請求項6に係る遊技用システムによれば、集中制御装置に接続された全ての遊技用装置において、遊技機の機種を問わずに遊技用装置によって特賞予告の演出を行うことができる。
【0103】
また請求項7に係る遊技用システムによれば、集中制御装置によって各遊技用装置が属するグループが設定され、特賞状態の発生が決定した遊技機に対応する遊技用装置のグループを特定して特賞予告情報を送信するので、設定されたグループ内での特賞予告の演出を行うことができる。
【0104】
また請求項8に係る遊技用システムによれば、集中制御装置に接続された全ての遊技用装置において、遊技機の機種を問わずに遊技用装置によって特賞予告の演出を行うことができる。
【0105】
さらに請求項9に係る遊技用装置又は遊技用システムによれば、遊技用装置において複数種類の報知態様から任意の報知態様が抽出されるので、多彩な特賞予告の演出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態に係る遊技機及び呼出ランプ装置を含む遊技用システムの一例を表す機能ブロック図である。
【図2】図2は遊技機及び、第1実施形態に係る遊技用装置の外観の一例を表す図である。
【図3】図3は第1実施形態に係る呼出ランプ装置におけるグループ設定方法の一例を表す図である。
【図4】図4は第1実施形態に係る遊技機及び呼出ランプ装置の一例を表す機能ブロック図である。
【図5】図5は第1実施形態に係る呼出ランプ装置間における情報送受の一例を表す図である。
【図6】図6は第2実施形態に係る遊技機,呼出ランプ装置,及びホールコンピュータを含む遊技用システムの一例を表す機能ブロック図である。
【図7】図7は第2実施形態に係る遊技機,呼出ランプ装置,及びホールコンピュータの一例を表す機能ブロック図である。
【図8】図8は第2実施形態に係るホールコンピュータにおけるグループ設定方法の一例を表す図である。
【図9】図9は第2実施形態に係る呼出ランプ装置とホールコンピュータにおける情報送受の一例を表す図である。
【図10】図10は第1実施形態の変形例に係る呼出ランプ装置と中継コンピュータにおける情報送受の一例を表す図である。
【符号の説明】
1…遊技用システム
5…パチンコ機
11…変動表示装置
15f…特賞予告情報出力回路
15g…回路制御部
18…情報出力基板
20…呼出ランプ装置
21…特賞予告ランプ
23…ディスプレイ
24…呼出ボタン
25…モード切替キー
26a…第1特賞予告情報受信部
26b…Xポート
26c…Yポート
27a…発光態様記憶手段
27b…発光態様抽出手段
27c…発光制御手段
27e…モード切替手段
27g…グループ情報判定手段

Claims (9)

  1. 複数種類の識別情報を変動表示可能な変動表示装置を備え、該変動表示装置の表示結果が特定の表示態様となったときに、遊技者に有利な特賞状態が発生する遊技機であって、
    前記変動表示装置の識別情報を変動表示する条件が成立したか否かを判定する変動条件成立判定手段と、
    該変動条件成立判定手段により前記変動表示する条件が成立したと判定されたことに基づいて、前記変動表示装置の表示結果を決定する表示結果決定手段と、
    前記変動表示装置の変動表示が停止する以前において、前記表示結果決定手段により決定された表示結果が前記特定の表示態様であるか否かを判定する表示結果判定手段と、
    該表示結果判定手段により前記特定の表示結果であると判定されたことに基づいて、前記特賞状態の発生を予告する特賞予告情報を外部に出力する特賞予告情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載した遊技機であって、
    前記表示結果決定手段により決定された表示結果となる識別情報の変動表示を開始する条件が成立したか否かを判定する変動開始条件成立判定手段をさらに備え、
    前記特賞予告情報出力手段は、該変動開始条件成立判定手段により前記変動表示を開始する条件が成立したと判定される以前に、前記特賞予告情報を外部に出力することを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は2に記載した遊技機に対応して設けられる遊技用装置であって、
    前記対応する遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を受信する対応遊技機用特賞予告情報受信手段と、
    前記対応する遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を当該遊技用装置に隣接する他の遊技用装置に送信する特賞予告情報送信手段と、
    他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を受信する遊技用装置用特賞予告情報受信手段と、
    前記特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段と、
    該報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段と、
    前記対応遊技機用特賞予告情報受信手段又は前記遊技用装置用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段と、
    該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備え、
    前記特賞予告情報送信手段は、前記他の遊技用装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を他の遊技用装置に転送することを特徴とする遊技用装置。
  4. 請求項3に記載した遊技用装置であって、
    該遊技用装置が属するグループを設定するグループ設定手段と、
    前記対応遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記グループ設定手段により設定されたグループを特定可能なグループ情報を他の遊技用装置に送信するグループ情報送信手段と、
    他の遊技用装置のグループ情報送信手段から送信されたグループ情報を受信するグループ情報受信手段と、
    該グループ情報受信手段により前記グループ情報を受信したことに基づいて、当該遊技用装置が該グループ情報から特定されるグループに属するか否かを判定するグループ情報判定手段と、を備え、
    前記報知制御手段は、該グループ情報判定手段により前記グループに属すると判定されたときに、前記報知手段を制御することを特徴とする遊技用装置。
  5. 請求項1又は2に記載した遊技機と、請求項3又は4に記載した遊技用装置と、からなる遊技用システム。
  6. 請求項1又は2に記載した遊技機に対応して設けられる遊技用装置と、複数の該遊技用装置と通信可能な集中制御装置と、を含む遊技用システムであって、
    前記集中制御装置は、
    前記遊技機の特賞予告情報出力手段から出力された特賞予告情報を受信する遊技機用特賞予告情報受信手段と、
    前記遊技機に対応する遊技用装置を個々に識別可能な情報を記憶する遊技用装置記憶手段と、
    前記遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記遊技用装置記憶手段に記憶された各遊技機に対応した遊技用装置のうち、前記特賞予告情報を出力した遊技機に対応する遊技用装置を少なくとも含む一以上の遊技用装置に対して前記特賞予告情報を送信する特賞予告情報送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、
    前記集中制御装置の特賞予告情報送信手段から送信された特賞予告情報を受信する集中制御装置用特賞予告情報受信手段と、
    前記特賞状態の発生予告を所定の報知態様で報知する報知手段と、
    該報知手段における報知態様を記憶する報知態様記憶手段と、
    前記集中制御装置用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている報知態様から所定の報知態様を抽出する報知態様抽出手段と、
    該報知態様抽出手段により抽出された所定の報知態様で前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用システム。
  7. 請求項6に記載した遊技用システムであって、
    前記集中制御装置は、
    前記特賞予告情報を送信する遊技用装置のグループを設定するグループ設定手段と、
    前記遊技機用特賞予告情報受信手段により前記特賞予告情報及び前記遊技機識別情報を受信したときに、前記グループ設定手段による設定に基づいて、該遊技機識別情報から特定される遊技機に対応する遊技用装置が属するグループを特定するグループ特定手段と、を備え、
    前記特賞予告情報送信手段は、該グループ特定手段により特定されたグループに属する各遊技用装置に対して前記特賞予告情報を送信することを特徴とする遊技用システム。
  8. 請求項1又は2に記載した遊技機と、請求項6又は7に記載した遊技用システムと、からなる遊技用システム。
  9. 請求項3〜8のいずれか1つに記載した遊技用装置又は遊技用システムであって、
    前記報知態様記憶手段は、複数種類の報知態様を記憶しており、
    前記報知態様抽出手段は、前記特賞予告情報を受信したことに基づいて、前記報知態様記憶手段に記憶されている複数種類の報知態様から任意の報知態様を抽出することを特徴とする遊技用装置又は遊技用システム。
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