JPH1094670A - 遊技管理装置及び遊技機用表示装置 - Google Patents

遊技管理装置及び遊技機用表示装置

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Publication number
JPH1094670A
JPH1094670A JP28678896A JP28678896A JPH1094670A JP H1094670 A JPH1094670 A JP H1094670A JP 28678896 A JP28678896 A JP 28678896A JP 28678896 A JP28678896 A JP 28678896A JP H1094670 A JPH1094670 A JP H1094670A
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JP
Japan
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gaming machine
display
display device
game
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP28678896A
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English (en)
Inventor
Koichiro Maruhashi
孝一郎 丸橋
Kazuhiro Yasome
和弘 八染
Yasushi Ogawa
也寸志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKYO KK
Original Assignee
IKYO KK
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Publication date
Application filed by IKYO KK filed Critical IKYO KK
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Publication of JPH1094670A publication Critical patent/JPH1094670A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の遊技機で大当たり等の所定の遊技状態が
発生したことを容易に確認することができるようにす
る。 【解決手段】 パチンコ12P2で特賞が発生した場合、遊
技機用表示装置10P2は、遊技機12P2の台番、特賞が発生
したこと、及び遊技機12P2で特賞が発生した回数で構成
された特賞発生データを、隣り合う遊技機用表示装置10
P1、10P3に出力する。遊技機用表示装置10P1は、特賞発
生データを表示し、遊技機用表示装置10P3は、特賞発生
データを遊技機用表示装置10P4に出力すると共に液晶表
示装置20P3に表示する。これを順に、同一の島の片面の
最も端に配置された遊技機用表示装置まで、繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技管理装置及び
遊技機用表示装置に係り、より詳しくは、複数の遊技機
各々の周辺に配置された複数の表示手段を備えた遊技管
理装置及び並列配置された複数の遊技機各々に対応して
配置されると共に該対応して配置される遊技機から第1
の表示情報を入力する遊技機用表示装置で、かつ隣接す
る遊技機用表示装置と相互に接続される遊技機用表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機周辺には、複数の発光
素子がドッドマトリックス状に配置された表示盤、又は
数字のみ表示する表示盤(7セグLED)が設けられ、
パチンコ機の作動状況として、遊技している当該遊技日
の所謂スタート回数及び大当り数を表示している。即
ち、パチンコ機周辺に設けられた表示盤等には、当該表
示盤等が設けられたパチンコ機の作動状況のみ表示され
る。
【0003】ところで、パチンコ店内には、複数のパチ
ンコ機が配置された島が複数配置されている。各島の片
面には通常、同じ種類のパチンコ機が配置されている。
そして、パチンコ機で大当たり等が発生すると、店員
が、所定のプレートをパチンコ機上部に配置等してい
る。これにより、遊技者は、自己が獲得したパチンコ玉
をパチンコ機の遊技に再利用するこができるか否かを確
認することができると共に、他の遊技者は、自分が遊技
しているパチンコ機でも、大当たりが発生するのではな
いかと期待する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
レートはパチンコ機上部に配置等しているため、大当た
りが発生したパチンコ機が配置された島と同じ島の同じ
片面で、大当たりが発生したパチンコ機より離れた所に
配置された同じ種類のパチンコ機で遊技している遊技者
は、上記プレートが配置等されたことを確認できず、自
分が遊技しているパチンコ機でも、大当たりが発生する
のではないかと期待することができない。
【0005】そこで、本発明は、他の遊技機で大当たり
等の所定の遊技状態が発生したことを容易に確認するが
できる遊技管理装置及び遊技機用表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、複数の遊技機各々の周辺に配置
される複数の表示手段と、所定の遊技状態が発生した遊
技機を検知する検知手段と、前記検知手段により前記遊
技機が検知された場合に、該検知された遊技機の前記表
示手段を第1の表示情報に基づいて制御しかつ該検知さ
れた遊技機以外の遊技機の前記表示手段を第2の表示情
報に基づいて制御する制御手段と、を備えている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記複数の表示手段が予め複数のグループ
に分けられ、前記制御手段は、前記検知された遊技機の
前記表示手段が属するグループ内の他の表示手段を前記
第2の表示情報に基づいて制御することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記検知された遊技機で前記
所定の遊技状態が発生した回数を計数する計数手段を更
に備え、前記制御手段は、前記計数された回数が、前記
検知された遊技機及び前記検知された遊技機以外の遊技
機の前記表示手段に表示されるように制御することを特
徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の発明の何れか1項に記載の発明において、前
記第2の表示情報には、所定の遊技状態が発生したこと
を表す情報と、前記検知された遊技機を識別する情報及
び該遊技機の種類を表す情報の少なくとも1つと、が含
まれ、前記第1の表示情報には、所定の遊技状態が発生
したことを表す情報が含まれることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、並列配置された複
数の遊技機各々に対応して配置されると共に該対応して
配置される遊技機から第1の表示情報を入力する遊技機
用表示装置で、かつ隣接する遊技機用表示装置と相互に
接続される遊技機用表示装置であって、前記相互に接続
される遊技機用表示装置の一方から入力された第2の表
示情報を他方に転送する転送手段と、前記第1の表示情
報を入力した場合、第1の表示情報に基づいて第2の表
示情報を相互に接続される遊技機用表示装置に出力する
出力手段と、前記対応して配置される遊技機の周辺に配
置されると共に前記入力された第1の表示情報及び第2
の表示情報に基づいて表示する表示手段と、を備えてい
る。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記第1の表示情報には、所定の遊技状態
が発生したことを表す情報が含まれ、前記第2の表示情
報には、所定の遊技状態が発生したことを表す情報と、
遊技機を識別する情報及び遊技機の種類を表す情報の少
なくとも1つと、が含まれることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記検知された遊技機で前記所定の遊技状
態が発生した回数を計数する計数手段を更に備え、前記
第2の表示情報には、前記計数された回数が含まれるこ
とを特徴とする。
【0013】即ち、請求項1記載の発明では、検知手段
により所定の遊技状態が発生した遊技機が検知される
と、制御手段は、該検知された遊技機の上記表示手段を
第1の表示情報に基づいて制御しかつ該検知された遊技
機以外の遊技機の上記表示手段を第2の表示情報に基づ
いて制御する。
【0014】ここで、所定の遊技状態には、例えば、特
賞(所謂、大当たり)、確率変動、無制限、通常のリー
チ、スーパーリーチ等がある。
【0015】また、第1の表示情報には、所定の遊技状
態が発生したことを表す情報が含まれ、第2の表示情報
には、所定の遊技状態が発生したことを表す情報と、上
記検知された遊技機を識別する情報及び該遊技機の種類
を表す情報の少なくとも1つと、が含まれる。
【0016】よって、所定の遊技状態が検知された遊技
機の上記表示手段には、例えば、所定の遊技状態として
特賞が適用された場合には、『大当たりが発生しまし
た』等のメッセージ等が表示される。なお、所定の遊技
状態として確率変動、無制限、通常のリーチ、スーパー
リーチが適用された場合には、上記メッセージは、大当
たりに代えて、確率変動、無制限、リーチ、スーパーリ
ーチを適用する。
【0017】また、所定の遊技状態が検知された遊技機
以外の遊技機の上記表示手段には、上記メッセージ等の
他、遊技機を識別する情報に基づいて、例えば、所定の
遊技状態が検知された遊技機に予め付されている台番
や、該遊技機の位置を示す地図等が表示され、更に、パ
チンコ機、パチスロ機等や、パチンコ機、パチスロ機等
の名前等が表示される。よって、例えば、所定の遊技状
態が検知された遊技機以外の遊技機の上記表示手段に
は、例えば、『77番台で大当たりが発生しました』の
メッセージが表示される。
【0018】以上により、他の遊技機で特賞等の所定の
遊技状態が発生したことを容易に確認することができ
る。
【0019】ところで、前述したように、パチンコ店内
には、複数の遊技機が配置された島が複数配置され、各
島の片面には通常、同じ種類の遊技機が配置されてい
る。
【0020】そこで、請求項2記載の発明のように、複
数の表示手段が予め複数のグループに分けられ、制御手
段は、上記検知された遊技機の表示手段が属するグルー
プ内の他の表示手段に第2の表示情報に基づいて表示さ
れるように制御するようにしてもよい。
【0021】即ち、複数の表示手段を、少なくとも1つ
の島毎、各島の片面毎、同じ種類の遊技機毎、2つの島
の対抗する面毎、又は、少なくとも1つの島毎、各島の
片面毎、同じ種類の遊技機毎、及び2つの島の対抗する
面毎の1つでかつ同じ種類の遊技機毎に予め複数のグル
ープに分けておくようにしてもよい。
【0022】これにより、所定の遊技状態が発生した遊
技機が配置された島と、同じ島、同じ島の同じ面、同じ
種類の遊技機、対抗する面毎に、他の遊技機で所定の遊
技状態が発生したことを容易に確認することができる。
【0023】また、請求項3記載の発明のように、前記
検知手段により検知された遊技機で前記所定の遊技状態
が発生した回数を計数する計数手段を更に備え、前記制
御手段は、上記検知された遊技機及び該検知された遊技
機以外の遊技機の前記表示手段に表示されるように制御
するようにしてもよい。
【0024】よって、前述した例では、『77番台で大
当たりが発生しました 本日5回目です』等のメッセー
ジが表示される。
【0025】これにより、他の遊技機で大当たり等の所
定の遊技状態が発生すると、計数された回数が該遊技等
している遊技機の周辺に配置された表示手段に表示され
るので、計数された回数を容易に確認することができ
る。
【0026】次に、請求項5に記載の遊技機用表示装置
を説明する。該遊技機用表示装置は、並列配置された複
数の遊技機各々に対応して配置されると共に該対応して
配置される遊技機から第1の表示情報を入力する。ま
た、この遊技機用表示装置は、隣接する遊技機用表示装
置と相互に接続される。
【0027】転送手段は、上記相互に接続される遊技機
用表示装置の一方から入力された第2の表示情報を他方
に転送し、出力手段は、第1の表示情報を入力した場
合、第1の表示情報に基づいて第2の表示情報を相互に
接続される遊技機用表示装置に出力する。
【0028】表示手段は、対応して配置される遊技機の
周辺に配置され、入力された第1の表示情報及び第2の
表示情報に基づいて表示する。
【0029】なお、第1の表示情報には、所定の遊技状
態が発生したことを表す情報が含まれ、第2の表示情報
には、所定の遊技状態が発生したことを表す情報と、遊
技機を識別する情報及び遊技機の種類を表す情報の少な
くとも1つと、が含まれる。
【0030】よって、本発明では、対応して配置される
遊技機から第1の表示情報を入力すると、例えば、前述
したように、『大当たりが発生しました』等のメッセー
ジ等を表示すると共に、第2の表示情報を他の2つの遊
技機用表示装置に出力するので、他の2つの遊技機用表
示装置では、例えば、『○○番台で大当たりが発生しま
した』のメッセージが表示される。なお、○○番台は、
該第2の表示情報を出力した遊技機用表示装置が対応し
て配置された遊技機の識別情報である。
【0031】なお、上記検知された遊技機で所定の遊技
状態が発生した回数を計数する計数手段を更に備え、第
2の表示情報には、前記計数された回数を含むようにし
てもよい。
【0032】ところで、従来、遊技機では、3列に配列
された図柄(0〜9の数字及び複数の図)を、各々ルー
レット状に一定時間回転させ、当該回転が終了した際の
3列の図柄が各々一致していた場合、特賞(所謂大当
り)が発生したとして、開放面積が比較的大きな大入賞
口を開放している。
【0033】その際、店員は、無制限、連続(確率変
更)、交換が表示されたプレートを各々一致している3
列の図柄に基づいて選択して、遊技機の周辺に取り付
け、遊技者に当該大当りにより排出された賞品玉を遊技
機の遊技に再利用可能か否かを知らせている。
【0034】しかしながら、上記プレートの取り付けは
店員の負担が大きい。また、通常パチンコホールには複
数の遊技機が配設された島が複数配置されており、多数
の遊技機で特賞が短い時間間隔で発生する場合がある。
このため、多数箇所で上記プレートを取り付けなければ
ならず、店員の負担が更に大きくなる。
【0035】そこで、特賞が発生した際の店員の負担を
軽減するため、上記本発明において、前記制御手段は、
前記遊技機からの賞品玉を遊技機の遊技に利用できない
交換、該交換が再度抽選されるまで前記賞品玉を遊技機
の遊技に利用できる連続、及び閉店時まで前記賞品玉を
遊技機の遊技に利用できる無制限の1つを抽選するよう
にしてもよい。
【0036】また、前記制御手段は、前記遊技機から入
力した前記特賞内容に基づいて前記抽選を行うようにし
てもよい。
【0037】更に、前記抽選を行う指示信号を取り込む
取込手段を更に備え、前記制御手段は、前記取込手段か
ら取り込まれた指示信号に基づいて前記抽選を行うよう
にしてもよい。
【0038】また、前記制御手段は、前記抽選する場
合、前記交換、前記連続、及び前記無制限のいずれか1
つ又はいずれか2つが抽選されやすくすることができる
ようにしてもよい。
【0039】更に、前記制御手段は、抽選結果が表示さ
れるように前記表示手段を制御するようにしてもよい。
【0040】また、効果光及び効果音の少なくとも一方
を発生する効果発生手段を更に備え、前記制御手段は、
前記抽選中及び前記抽選後の少なくとも一方において効
果光及び効果音の少なくとも一方が発生するように前記
効果発生手段を制御するようにしてもよい。
【0041】そして、前記表示手段は、液晶表示装置を
含んで構成されるようにしてもよい。
【0042】以上説明したように、遊技機周辺に配置さ
れる表示手段を含んで構成されかつ遊技機からの賞品玉
を遊技機の遊技に利用できない交換、該交換が再度抽選
されるまで前記賞品玉を遊技機の遊技に利用できる連
続、及び閉店時まで前記賞品玉を遊技機の遊技に利用で
きる無制限の1つを抽選し、抽選結果を表示するとこか
ら、プレートの取付けの店員の労力の負担が軽減され
る。
【0043】ところで、前述したように、従来の遊技機
周辺には、複数の発光素子がドッドマトリックス状に配
置された表示盤、又は数字のみ表示する表示盤(7セグ
LED)が設けられ、遊技機の作動状況として、遊技し
ている当該遊技日の所謂スタート回数及び大当り数を表
示している。
【0044】しかしながら、表示盤は複数の発光素子が
ドッドマトリックス状に配置されて構成されている、又
は数字のみ表示することから、その構成上、遊技機の作
動状況の表示内容及び表示方法はある程度限定されてし
まい、遊技者が表示を望む遊技機の作動状況とは必ずし
も一致しない。
【0045】そこで、遊技機の作動状況の表示方法及び
表示内容を向上させるため、表示手段を液晶表示装置で
構成し、制御手段は、遊技機から入力した情報に基づい
て遊技機の作動状況(上記所定の遊技状態を含む)が表
示されるように液晶表示装置を制御するようにしてもよ
い。
【0046】ここで、遊技機の作動状況は、遊技機の現
在及び過去の少なくとも一方の作動状況である。
【0047】遊技機の現在の作動状況は、キャラクタの
動作により表示されるようにしてもよく、遊技機で上記
所定の遊技状態が発生したこと及び遊技機に故障が発生
したことの少なくとも一方としてもよい。
【0048】遊技機の過去の作動状況は、遊技機で発生
した特賞の特賞発生回数と特賞が発生するための最初に
発生する特賞発生条件が発生した特賞発生条件発生回数
(所謂、スタート回数)との比、前記特賞発生回数の経
時変化、及び特賞発生条件発生回数の経時変化の少なく
とも1つとしてもよい。なお、特賞発生回数の経時変化
及び選択回数の経時変化を表示する場合には、棒グラフ
の表示形態でもよく、折れ線グラフの表示形態でもよ
い。
【0049】そして、制御手段は、遊技機の現在の作動
状況の表示に連動して効果光及び効果音の少なくとも一
方が発生するように効果発生手段を制御するようにして
もよい。
【0050】以上説明したように本発明は、遊技機周辺
に配置される液晶表示装置を含んで構成され、遊技機か
ら入力した情報に基づいて遊技機の作動状況が表示され
るように液晶表示装置を制御することから、表示方法及
び表示内容の制約が少なく、遊技機の作動状況の表示方
法及び表示内容を拡張できる。
【0051】ここで、従来の遊技機周辺には、前述した
ように、複数の発光素子がドッドマトリックス状に配置
された表示盤、又は数字のみ表示する表示盤(7セグL
ED)が設けられ、遊技している当該遊技日の所謂スタ
ート回数及び大当り数を表示している。
【0052】しかしながら、表示されたスタート回数及
び大当り数は当該遊技機の当該日の複数の遊技者の履歴
データであることから、遊技者毎に自分の遊技状況を把
握することができず、遊技感を満足することができな
い。
【0053】また、遊技機のいずれかに故障が発生した
場合に遊技者は遊技機の上部周辺に配置された呼出ボタ
ンをオンする等して店員を呼び出しており、遊技に集中
できず、遊技感が損なわれる。
【0054】更に、長時間遊技している遊技者が食事休
憩を取る場合には、当該遊技機の近傍に私物を置いて退
席しなけれはならず、この私物が紛失等すれば、他の遊
技者により遊技されることになり、当該遊技機で遊技す
ることができず、遊技感が損なわれる。
【0055】そこで、前記制御手段は、前記遊技機で遊
技する遊技者の状況が表示されるように前記表示手段を
制御するようにしてもよい。
【0056】ここで、遊技者の状況は、前記遊技機から
入力した情報に基づいて得られる遊技者毎の過去の遊技
状況、遊技者の遊技一時中止原因、及び遊技者による援
助要求の少なくとも1つとしてもよい。
【0057】また、遊技者毎の過去の遊技状況は、遊技
機で特賞(所謂、大当り)が発生するための最初の特賞
発生条件が発生した特賞発生条件発生回数(所謂、スタ
ート回数)、遊技機での遊技により遊技機に投入された
投入玉数、遊技機での遊技による遊技機からの賞品玉
数、及び投入玉数と賞品玉数との差の少なくとも1つと
してもよい。
【0058】なお、遊技一時中止原因は、トイレ休憩及
び食事休憩の少なくとも一方としてもよい。
【0059】また、制御手段は、遊技者の遊技一時中止
原因及び遊技者による援助要求の少なくとも一方が表示
されてからの経過時間が併せて表示されるように表示手
段を制御するようにしてもよい。
【0060】以上説明したように、遊技機周辺に配置さ
れる表示手段を含んで構成されかつ遊技機で遊技する遊
技者の状況を表示することから、遊技者の遊技感が向上
する。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。
【0062】図1には、遊技機用表示装置10が示され
ている。遊技機用表示装置10は、図1に示すように、
パチンコ機12の上部周辺でかつ当該パチンコ機12で
遊技する遊技者から見える位置に配置されている。
【0063】遊技機用表示装置10には、上部に無色透
明カバー14、無色透明カバー14の下部に赤色透明カ
バー16、及び黄色透明カバー18が設けられている。
また、遊技機用表示装置10には、無色透明カバー1
4、赤色透明カバー16、及び黄色透明カバー18の中
央部の遊技者側に液晶表示装置20が設けられている。
更に、遊技機用表示装置10には、黄色透明カバー18
の下部に、店員を呼び出すための呼出ボタン22、液晶
表示装置20の表示内容を切替えるための表示切替ボタ
ン24、遊技者毎の遊技状況(プレイデータ)を液晶表
示装置20に表示させるためのプレイボタン26、及び
パチンコ機12の番号が記載された台番プレート28が
設けられている。
【0064】一方、パチンコ機12は、本体の前面枠内
に遊技盤30が配置されている。遊技盤30の中央上部
には、図及び数字の少なくとも一方の複数の図柄から複
数の図柄の組合せを表示しながら選択する図柄表示装置
(液晶表示装置で構成されている)38が配置されてい
る。図柄表示装置38の下位には、始動口13が配置さ
れ、更にその下位には比較的開放面積が大きい大入賞口
15が配置されている。なお、パチンコ機12は、始動
口13にパチンコ玉が投入された場合に、図柄表示装置
38に上記選択を開始させ、選択された組合せが予め定
められた組合せである場合に、特賞が発生したとして、
大入賞口15を開放させる。
【0065】また、パチンコ機12本体の遊技盤30の
下部には、投入玉待機樋25が配置され、更にその下方
には、賞品玉受皿27、及びパチンコ玉発射装置35の
投入ハンドル34が配置されている。
【0066】ここで、パチンコ機12は、始動口13及
び特賞が発生して開放された大入賞口15にパチンコ玉
が投入された場合、投入される毎に、投入玉待機樋25
に、又は投入玉待機樋25の容量分賞品玉が当該投入玉
待機樋25に排出された場合には賞品玉受皿27に、複
数の賞品玉を排出する。そして、パチンコ機12内部に
は、このようにして排出された賞品玉を検出する図示し
ない賞品玉検出センサが設けられている。なお、賞品玉
検出センサは、発光された光を受光し、光の受光がパチ
ンコ玉の通過により遮断された場合に賞品玉を検出する
光センサで構成してもよく、磁気的に賞品玉を検出する
構成でもよい。
【0067】投入ハンドル34には、投入ハンドル34
に人が手を触れているか否かを検出するタッチ入力検出
センサ36が装着されている。タッチ入力検出センサ3
6は、投入ハンドル34に人が手を触れている場合にオ
ンして、後述するマイコン66に信号を出力する。この
ように、タッチ入力検出センサ36から信号が出力され
た場合、投入ハンドル34に人が手を触れている、即
ち、パチンコ機12が遊技中であることを検出する。こ
の手段はパチンコ玉発射装置35の動作時に発生するパ
ルス信号を検出する手段等で代用しても良い。
【0068】更に、遊技盤30には、遊技盤30の外周
部を丸く囲み、パチンコ玉発射装置35により発射され
たパチンコ玉の通路を構成する内バンド31及び外バン
ド33が配置されている。内バンド31の出口端部に
は、戻り玉防止部材29が設けられている。戻り玉防止
部材29のパチンコ玉通過方向下流側の近傍には、パチ
ンコ機12に投入された玉を検出する投入玉検出センサ
68が設けられている。なお、投入玉検出センサ68
は、発光された光を受光し、光の受光がパチンコ玉の通
過により遮断された場合に投入玉を検出する構成でもよ
く、磁気的に投入玉を検出する構成でもよい。
【0069】そして、パチンコ機12は、当日、前日、
及び前々日の各々における、パチンコ機12に投入され
た投入玉の数、パチンコ機12から排出された賞品玉の
数、始動口13にパチンコ玉が投入された回数(上記選
択回数、所謂スタート回数(発生条件発生回数))、特
賞(所謂大当り)が発生したことを表すデータ及び特賞
の特賞発生回数を、後述する接続装置13を介して遊技
機用表示装置10に出力し、遊技機用表示装置10は入
力したこれらのデータ(履歴データ)を記憶すると共に
各々の経時変化を演算して記憶する。なお、このように
パチンコ機12から特賞が発生したことを表すデータを
入力するので、遊技機用表示装置10は、特賞が発生し
たことを検知することができる。
【0070】次に、遊技機用表示装置10の制御系を説
明する。本制御系は、マイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)40を含んで構成されている。このマイ
コンは、図2に示すように、各種の制御処理を行うCP
U42、CPU42で実行される各種制御プログラムや
データ等を記憶したROM44、各種の処理において作
業用の記憶領域として一時的に用いられるRAM46及
び入出力ポート48を備えており、これらはデータバ
ス、制御バス等を含んで構成されるバス50を介して互
いに接続されている。
【0071】入出力ポート48には、前述した液晶表示
装置20、呼出ボタン22、表示切替ボタン24、及び
プレイボタン26が接続されている。また、入出力ポー
ト48には、メインランプドライバ54を介して、赤色
メインランプ(MLR )56N1 〜56N4 、及び黄色
メインランプ(MLY )56N5 、56N6 が接続され
ている。
【0072】また、入出力ポート48には、補助ランプ
ドライバ60を介して、青色補助ランプ(SLB )62
A、62B、緑色補助ランプ(SLG )64A、64B
が接続されている。
【0073】更に、入出力ポート48には、効果音発生
装置19、受信装置52、及び接続装置(所謂Pボック
ス)13を介してパチンコ機12が接続されている。な
お、接続装置13は、図示しない他のパチンコ機が接続
された接続装置13と接続されている。
【0074】ここで、マイコン40の制御により、メイ
ンランプドライバ54、補助ランプドライバ60により
実行されるメインランプ、補助ランプの点灯パターンを
説明する。なお、このパターンに限定されるものでな
い。
【0075】呼出ボタン22がオンされた場合には赤色
メインランプ56N1 〜56N4 の順に繰り返しランニ
ング点滅され、後述リセット信号が入力された場合に、
ランニング点滅が終了する。
【0076】特賞が発生した場合には、赤色メインラン
プ56N1 〜56N4 、黄色用メインランプ56N5
56N6 の順に繰り返しランニング点滅され、特賞処理
終了した場合に、赤色メインランプ56N1 〜56
4 、黄色用メインランプ56N 5 、56N6 の順に点
滅させた後、赤色メインランプ56N1 、56N4 の順
に点滅して終了する。
【0077】後述する抽選処理により連続が抽選され、
交換が再抽選されるまでの間に特賞が発生した場合に
は、赤色メインランプ56N1 、56N4 、黄色用メイ
ンランプ56N5 、56N6 、赤色メインランプ56N
2 、56N3 の順に繰り返しランニング点滅され、特賞
処理終了した場合に、赤色メインランプ56N1 〜56
4 、黄色用メインランプ56N5 、56N6 の順に点
滅させた後、赤色メインランプ56N1 、56N4 の順
に点滅して終了する。
【0078】その他、パチンコ機12の遊技盤30のガ
ラス枠が開放された場合には、図示しない開放検出セン
サから信号が出力され、この場合、赤色メインランプ5
6N 2 、56N3 を所定時間点滅させる。また、打止め
数に到達した場合には、赤色メインランプ56N1 、5
6N4 を所定時間点滅させる。更に、本形態では、図示
しない不正遊技を検出するための電波探知機及び磁気探
知機が作動した場合には、黄色メインランプ56N5
56N6 を点灯させると共に店員用リモコン120不正
リセットキー136がオンされて不正表示リセット信号
を受信した場合に消灯する。
【0079】一方、パチンコ機12の制御系は、図3に
示すように、遊技機用表示装置10のマイコン40に接
続装置13を介して接続されたマイコン66を備えてい
る。このマイコン66には、前述したタッチ入力検出セ
ンサ36、図柄表示装置38、賞品玉検出センサ70、
及び投入玉検出センサ68が接続されている。
【0080】ところで、パチンコ店には通常、図30に
示すように、複数のパチンコ機12P1 、12P2 、1
2P3 、12P4 ・・・が各々の両面に配置された図示
しない複数の島が配置されている。
【0081】そして、各パチンコ機12P1 、12
2 、12P3 、12P4 ・・・の上部周辺に遊技機用
表示装置10P1 、10P2 、10P3 、10P4 ・・
・が、隣り合う遊技機用表示装置同士、図示しない接続
装置を介してLAN11により接続されている。
【0082】次に、遊技機用表示装置10に対して各種
機能を設定するための遊技機用表示装置遠隔操作装置
(以下、設定リモコン(設定リモートコントローラの
略)という)を図4を参照して説明する。
【0083】設定リモコン80には、各種データを表示
する液晶表示パネル78が設けられている。液晶表示パ
ネル78の上段には、遊技機用表示装置10に各種機能
を設定するための設定データが転送中であることを表示
する転送中マーク82、電池消耗度が一定に達した時ブ
リンク(on0.7sec ・off0.3sec)表示される電池切れマー
ク84、現在時刻がブリンク(on0.7sec ・off0.3sec)表
示されるタイムマーク86が設けられている。なお、後
述するように設定データを転送する際には時刻も転送さ
れ、遊技機用表示装置10に時刻が設定される。これに
より全ての遊技機用表示装置10に対して同じ時刻を設
定することができる。なお、表示された時刻を訂正する
場合には、次NOキー116、前NOキー118を押圧
することで変更することができる。
【0084】液晶表示パネル78の中段には、上記設定
データをパチンコ機12の種類毎に記憶するためのメモ
リ領域の識別番号(本形態では、1〜16)が表示され
るメモリマーク88が設けられている。なお、メモリマ
ーク88は、対応するメモリ領域に設定データが記憶さ
れている場合に当該識別番号がブリンク表示される。
【0085】液晶表示パネル78の下段には、入力した
データを表示するための入力データマーク90が設けら
れている。
【0086】また、設定リモコン80には、液晶表示パ
ネル78より下部に、各種命令を指示するための命令ボ
タンが設けられている。命令ボタンには、遊技機の営業
形態を個別に設定する設定データを入力する処理を開始
するための個別入力ボタン92、遊技機の代表的な営業
形態を設定する設定データを入力する処理を開始するた
めの一発入力ボタン94、いずれかのメモリ領域に設定
データを記憶させる処理を開始するためのメモリボタン
96、及びメモリ領域から設定データを読み出す処理を
開始するためのメモリリクエストボタン98がある。
【0087】更に、設定リモコン80には、命令ボタン
より下部に数値を入力するためのテンキー100、パチ
ンコ機12の台番を設定するための台番設定キー10
2、時間合わせのための時間合わせキー104、入力し
たデータを取り消すための取り消しキー106、入力し
たデータを確定させるための確定キー108、個別に入
力した各種機能を確定させるための個別確定キー11
0、設定データを転送させるための転送キー118が設
けられている。
【0088】次に、遊技機用表示装置10に対して、液
晶表示装置20に表示する内容を指定するための店員用
リモコンを図5を参照して説明する。
【0089】店員用リモコン120には、交換を表示さ
せるための交換指定キー122、連続を表示させるため
の連続指定キー124、無制限を表示させるための無制
限指定キー126、表示内容等をリセットするためのリ
セットキー128、打止めを表示させるための打止め指
定キー130、呼出中の表示をリセットするための呼出
リセットキー132、食事中を表示させるため食事中指
定キー134、不正の表示をリセットするための不正リ
セットキー136が設けられている。
【0090】次に、本形態の作用を説明する。遊技機用
表示装置10に対して各種機能を設定するための設定デ
ータを設定リモコン80に入力する処理を説明する。
【0091】まず、メモリボタン96をオンする。これ
により、入力データマーク90には、M−と表示され、
どのメモリ領域に設定データを記憶するかを当該メモリ
領域の識別番号(1〜16)をテンキー100を押圧し
て選択する。そして、確定キー108の押圧によりメモ
リ領域を確定させる。これにより、メモリマーク88の
対応する数字がブリンク(on0.7sec ・off0.3sec)表示さ
れ、確認することができる。
【0092】次に、個別入力ボタン92をオンして遊技
機の営業形態を個別に設定する設定データを入力する
か、一発入力ボタン94をオンして遊技機の代表的な営
業形態を設定する設定データを入力する。
【0093】ここで、個別入力ボタン92がオンされる
と液晶表示パネル78の入力データマーク90には、Q
01−と表示され、予め定められた質問(遊技機用表示
装置10にどのような機能を設定するかの質問)に対し
て、対応するテンキー100を押圧することにより回答
データを入力し、個別確定キー110をオンして、次の
質問に順次回答する。そして、予め定められた最終質問
まで回答した場合に、確定キー108をオンして、遊技
機用表示装置10に対して設定する機能(設定データ)
を確定させる。これにより、設定データが選択されたメ
モリ領域に記憶され、転送待機状態になる。そして、入
力データマーク90には、M**−OKの表示がされ
る。これと同時に選択されたメモリマーク88の対応す
る数字が表示される。
【0094】一方、一発入力ボタン94がオンされると
入力データマーク90には、ALL−と表示され、予め
定められた代表的な営業形態(遊技機用表示装置10に
対して設定する代表的な機能)の選択項目を参照して、
選択項目の番号(コード(01〜60))に対応するテ
ンキー100を押圧し、確定キー108をオンして、遊
技機用表示装置10に対して設定する機能(設定デー
タ)を確定させる。これにより、設定データが選択され
たメモリ領域に記憶され、転送待機状態になる。そし
て、入力データマーク90には、M**−OKの表示が
される。これと同時に選択されたメモリマーク88の対
応する数字が表示される。なお、予め定められた代表的
な営業形態は後述する。
【0095】次に、パチンコ機12の営業形態を個別設
定する設定データを入力する処理を更に詳細に説明す
る。
【0096】設定リモコン80の個別入力ボタン92が
オンされると前述したように、入力データマーク90に
は、Q01−と表示され、Q01の質問項目に移行す
る。
【0097】Q01は、パチンコ機12の種類を質問す
る項目であり、パチンコ機12の種類に応じて表1に示
した数値を入力する。
【0098】
【表1】
【0099】ここで、パチンコ確率セブン機は、図柄表
示装置38において、複数の図柄(例えば、1〜9、0
の複数の数字及び複数の図)から複数の図柄の組合せが
選択され、選択された組合せが予め定められた組合せ
(例えば、同じ図柄)である場合に特賞(所謂大当り)
が発生すると共に選択された組合せが、予め定められた
組合せでかつ更に所定の組合せ(全て7の組合せ)であ
る場合に、次に特賞が発生する確率が高くなるように確
率が変化する種類である。パチンコノーマルセブン機
は、前述したように特賞が発生するが、いずれの図柄の
組合せであっても次に特賞が発生する確率が変化しない
種類である。
【0100】パチンコセット権利物は、例えば、前述し
たように、選択された組合せが予め定められた組合せで
あると共に所定スポットにパチンコ玉が投入された場合
に特賞(所謂大当り)が発生すると共に前述したよう
に、次に特賞が発生する確率が高くなるように確率が変
化する種類である。パチンコセットノーマル権利物は、
パチンコセット権利物と同様に特賞が発生するが、いず
れの図柄の組合せであっても次に特賞が発生する確率が
変化しない種類である。
【0101】パチンコその他は、以上説明した種類と異
なる種類のパチンコ機である。パチスロは、所謂パチス
ロであり、パチンコスロットルマシーンである。
【0102】本形態では、1(パチンコ確率セブン機)
が入力されたとする。このように数値が入力された場合
には、Q02−が表示され、Q02の質問項目に移行す
る。
【0103】Q02−は、特賞が発生した場合に一律無
制限に営業するかを質問する項目であり、肯定の場合1
を入力するが、否定の場合には2を入力する。1が入力
された場合には、Q09−が表示され、Q09の質問項
目に移行する。2が入力された場合には、Q03−が表
示され、Q03の質問項目に移行する。
【0104】本形態では2が入力されたものとする。Q
03−は、特賞処理が終了した場合、抽選処理を自動で
行うかを質問する項目であり、肯定判定の場合には1を
入力する。この場合には、Q04−が表示され、Q04
の質問項目に移行する。一方、否定判定の場合には2を
入力する。この場合には、Q09−が表示され、Q09
の質問項目に移行する。
【0105】本形態では、1を入力したものとする。Q
04−は、特賞処理後の抽選処理における交換条件を質
問する項目であり、Q01の質問項目で入力した数値
(遊技機等の種類)に応じて数値を入力する。本形態で
は、Q01の質問項目で1(パチンコ確変セブン機)が
入力されていることから表2に示す数値を入力する。な
お、他の数値(2〜6)が入力された場合には、各々の
遊技機等の種類に応じた交換条件が定められており、同
様に数値を選択して入力する。
【0106】
【表2】
【0107】ここで、「特賞発生後に抽選し、確率変更
期間中も抽選可能」では、特賞発生した場合、特賞処理
の終了時に、無制限、連続中、交換の1つを抽選し、確
率変更期間中も抽選すると共に抽選により無制限及び連
続が抽選されなかった場合に交換とする。
【0108】例えば、特賞が発生したが、確率変更とな
らなかった第1のパターンにおける抽選図柄数は、交換
が12枚、連続が2枚、無制限が1枚である。
【0109】一方、抽選結果が連続でかつ連続中に特賞
が発生した第2のパターンにおける抽選図柄数は、連続
が14枚、無制限が1枚であり、交換は0枚である。即
ち、第1のパターンの場合の12枚の『交換』の図柄の
内、図22に示すように、6枚を『連続』にするように
してもよい。
【0110】また、確変終了時の特賞処理後の抽選では
抽選図柄数は交換が12枚、連続が2枚、無制限が1枚
であり、無制限及び連続が抽選されなかった第3のパタ
ーンでは、交換を表示する。
【0111】抽選結果が連続の第4のパターンにおける
抽選図柄数は、交換が1枚、連続が13枚、無制限が1
枚である。
【0112】抽選で無制限が抽選された第5のパターン
では、以後特賞が発生しても抽選は行わず、無制限の表
示を継続する。なお、この場合、店員用リモコン120
からリセットキー128がオンされ、リセット信号を受
信した場合に初期状態となる。
【0113】第4のパターンで連続の表示が継続され、
第2のパターンが発生した場合には、第2のパターンの
処理を優先する。
【0114】第5のパターンでは、他のパターンが発生
しても第5のパターンの処理を優先させる。
【0115】「確率変更期間中にのみ抽選し、確率変更
期間中の最後の特賞発生後には交換にする」では、具体
的には、次の処理を行う。
【0116】確率変更が生じない特賞が発生した場合に
は、当該特賞処理終了時には、交換を表示し、確率変更
期間中の特賞処理後では、抽選図柄を連続を10枚、交
換を5枚にして抽選する。確率変更期間中の最後の特賞
発生後には前述した抽選をせず、交換を表示する。
【0117】「確率変更になった場合に無制限とする」
では、確率変更が生じない特賞が発生した場合には、当
該特賞処理終了時に交換を表示し、確率変更が生じた場
合には、当該特賞処理後は無制限の表示を継続する。
【0118】「確率変更となった場合に連続とする」で
は、確率変更が生じない特賞が発生した場合には、当該
特賞処理終了時に交換を表示し、確率変更が生じた場合
には、当該特賞処理後は連続の表示を継続する。
【0119】「打止め数到達時に打止め交換とする」で
は、賞品玉数が打止め数に到達した時点で打止めの表示
を継続させる。
【0120】ここで、1が入力された場合には05の質
問項目に移行し、2が入力された場合にはQ07の質問
項目に移行し、3〜5が入力された場合にはQ08の質
問項目に移行する。本形態では1が入力されたとする。
【0121】Q05−は、特賞処理終了時に最初に実行
される抽選の無制限の図柄数を質問する項目である。初
期状態の図柄は、図6(a)に示す通りであり、この質
問項目により入力された数値だけ、図6(a)の紙面左
側から順に、無制限の表示に変更される。本形態では、
1が入力されたものとする。この場合には、『7』が無
制限の図柄に変更される。このように、数値が入力され
た場合には、質問項目Q06−に移行される。
【0122】Q06−は、特賞処理終了時に最初に実行
される抽選の連続の図柄数を質問する項目である。本形
態では、2が入力されたとする。この場合、既に『7』
が無制限の図柄に変更されているので、図6(b)に示
すように、『3』、『5』が連続に変更される。このよ
うに、数値が入力された場合には、質問項目Q07−に
移行される。
【0123】Q07−は、特賞処理終了時に最初に実行
される抽選の交換の図柄数を質問する項目である。前述
したように、無制限及び連続の抽選の総図柄数が3であ
るので、本形態では、12(=総図柄数(15)−無制
限及び連続の抽選の総図柄数(3))を入力する。この
場合、『7、3.5』以外の図柄を交換の図柄に変更さ
れているので、図6(c)に示すように、『4』〜
『1』が交換の図柄に変更される。なお、質問項目Q0
7−後は、質問項目Q08−に移行する。
【0124】Q08−は、サービス時間では連続の営業
形態にするかを質問する質問項目である。否定の場合に
は、1を入力し、肯定の場合には、サービス時間を入力
する。
【0125】この場合、パチンコ機12が無制限の状態
以外の場合に、サービス時間終了まで、1回目の特賞発
生処理後に、連続を抽選し、以後は連続の表示を継続す
る。終了時間になった場合に、自動的に、連続の表示を
消滅させる。但し終了時間時に、大当たり、確変期間
中、セット権利中、権利中ビックボーナス、レギュラー
ボーナス、集中役中(通常以外の時)は特賞処理が終了
した場合に、自動的に、連続の表示を消滅させる。な
お、質問項目Q08−後は、質問項目Q09−に移行す
る。
【0126】Q09−は、特賞発生確率の表示を行うか
を質問する項目であり、肯定の場合1を入力し、否定の
場合に2を入力する。なお、質問項目Q09−後は、質
問項目Q10−に移行する。本形態では、1が入力され
たものとする。
【0127】Q10−は、非遊技時の表示を如何なるも
のにするか質問する項目であり、特賞発生回数を表示す
る場合には1を、本遊技機用表示装置10の機能説明
(説明デモ)を表示する場合には2を入力する。本形態
では、2が入力されたものとする。
【0128】Q10−まで、質問項目に回答した場合
に、遊技機用表示装置10に対して設定する機能(設定
データ)が確定する。
【0129】次に、設定データをメモリ領域から読み出
し、遊技機用表示装置10に転送して、設定する処理を
説明する。
【0130】ここで、パチンコホールの島には通常、各
々同種類の複数の遊技機が並んで配置されているので、
同種類の遊技機に対して同一の機能を設定する場合に
は、次に説明するメモリリクエストボタン98をオンし
て行う処理を各々の遊技機用表示装置10毎に実行す
る。これにより、同種類の遊技機に対して同一の機能を
容易かつ短時間に設定することができる。
【0131】まず、メモリリクエストボタン98をオン
する。これにより、入力データマーク90には、MR−
と表示され、メモリマーク88に表示された設定データ
を読み出したいメモリ領域に対応する数字をテンキー1
00を押圧する。これにより、設定データを読み出すメ
モリ領域が選択され、選択されたメモリ領域から設定デ
ータが読み出され、確認のため、記憶された設定データ
を入力データマーク90に2秒間隔でブリンク(on0.7se
c ・off0.3sec)表示され、この表示と同期して、対応す
る入力データマーク90の数値がブリンク表示される。
【0132】例えば、個別入力ボタン92がオンされて
設定データが記憶されている場合には、入力データマー
ク90に、Q1− 1(on1.8sec ・off0.2se
c)、Q2− 1(on1.8sec ・off0.2sec)、・・
・最後まで表示された場合には、再度Q1に戻ってルー
プする。
【0133】一方、一発入力ボタン94がオンされて設
定データが記憶されている場合には、入力データマーク
90に、ALL− 26(on1.8sec ・off0.2sec)が
表示される。
【0134】そして、設定リモコン80を遊技機用表示
装置10に向けかつ転送ボタン118をオンすると、選
択されたメモリ領域から読み出された設定データが遊技
機用表示装置10に転送される。なお、転送中は転送中
マーク82が表示される。
【0135】なお、台番号設定キー102がオンされる
と液晶表示パネル78の入力データマーク90には、N
O−が表示され、次いで、4桁(1桁・2桁・3桁の場
合もある)までの数値をテンキー100を介して入力す
る。これにより、台番の転送待機状態となる。前述した
ように、転送ボタン118がオンされると、台番が転送
される。
【0136】次に、以上のようにして機能が設定された
遊技機用表示装置10の作用を説明する。
【0137】通常の液晶表示装置20の画面の表示処理
ルーチンを、図7に示したフローチャートを参照して説
明する。なお、本ルーチンは、遊技機用表示装置10に
電源が投入された場合にスタートすると共に所定時間毎
に繰り返し実行される。
【0138】ステップ202で、後述する識別変数Cの
値が0であるか否かを判断することにより、現時点、パ
チンコ機12で遊技中か否かを判断する。識別変数Cの
値が0である場合には、パチンコ機12で遊技中である
ので、ステップ204で、後述する液晶表示装置20の
画面に履歴データを表示する履歴データ表示処理を実行
し、識別変数Cの値が0でない場合には、フラグKに1
がセットされているか否かを判断することにより、非遊
技時に遊技機用表示装置10の機能説明(説明デモ)を
表示するように機能が設定しているか否かを判断する。
【0139】フラグKに0がセットされている場合に
は、ステップ204に進み、フラグKに1がセットされ
ている場合(なお、本形態ではフラグKに1がセットさ
れている(質問項目Q10参照))には、ステップ20
8で、遊技機用表示装置10の機能説明表示処理を実行
する。遊技機用表示装置10の機能説明表示処理は、図
8(a)〜図8(d)に示すように、キャラクタ140
の動作により当該機能が説明されるように遊技機用表示
装置10の液晶表示装置20の画面が画面20G 1 〜2
0G4 のように切替り表示される。即ち、最初の画面2
0G1 は、図8(a)に示すように、3〔S〕間、キャ
ラクタ140がどのパチンコ機12で遊技するか探すよ
うに表示される。そして、遊技するパチンコ機12が決
定されると、1〔S〕間、キャラクタ140が該遊技す
るパチンコ機12を指差すように動作する。
【0140】次の画面20G2 では、遊技機用表示装置
10の液晶表示装置20が表示され、かつ、表示された
遊技機用表示装置10の表示切替ボタン24をキャラク
タ140の指140Yが押圧する毎に、表示された液晶
表示装置20の画面が、図11(a)〜図11(c)に
示す3種類の履歴データが表示される。
【0141】次の画面20G3 では、『大開放』なる文
字をカラーチェンジさせながらフラッシュ表示する。こ
れにより、遊技者の遊技効果を向上させることができ
る。
【0142】そして、画面20G4 では、キャラクタ1
40がパチンコ機12で遊技し、賞品玉を多数排出して
いるように表示する。
【0143】ここで、パチンコ機12で遊技中か否かを
識別するための識別変数Cの処理ルーチンを図9に示し
たフローチャートを参照して説明する。前述したよう
に、タッチ入力検出センサ36は、投入ハンドル34に
人が手を触れている場合にオンして信号を出力してお
り、タッチ入力検出センサ36から信号の立ち上がり及
び立ち下がりの各々で本ルーチンがスタートする。
【0144】ステップ210で、タッチ入力検出センサ
36からの信号の立ち下がりを検出して本ルーチンがス
タートしたか否かを判断して、パチンコ機12の遊技が
終了したか否かを判断する。信号の立ち上がりを検出し
た場合には、パチンコ機12が遊技中であり、ステップ
210の判断が否定判定となってステップ216に進
む。
【0145】信号の立ち下がりが検出され、パチンコ機
12の遊技が終了したと判断された場合には、ステップ
212で、1〔S〕経過するまで待つ。この状態で、パ
チンコ機12の遊技が開始された場合には、本ステップ
の処理がリセットされ、前述したように、本ルーチンが
再度実行され、かつ、ステップ210の判断が否定され
てステップ216に進む。ステップ212で、1〔S〕
経過したと判断した場合には、ステップ214で、識別
変数Cの値を増分1でインクリメントして、ステップ2
10に戻る。このように1〔S〕経過する毎に増分1で
インクリメントされるので、識別変数Cの値を参照すれ
ば、非遊技状態の継続時間を認識することができる。
【0146】ステップ216では、識別変数Cの値を0
にリセットする。これにより、パチンコ機12で遊技中
であることを認識することができる。
【0147】次に、履歴データ表示処理(ステップ20
4、図7参照)のサブルーチンを、図10に示したフロ
ーチャートを参照して説明する。前述したようにパチン
コ機12は、当日、前日、及び前々日の各々において、
パチンコ機12に投入された投入玉の数、パチンコ機1
2から排出された賞品玉の数、始動口13にパチンコ玉
が投入された回数(上記選択回数、所謂スタート回
数)、及び特賞(所謂大当り)の特賞発生回数の履歴デ
ータを記憶すると共に各々の経時変化を演算して記憶し
ているので、本ルーチンでは、これらのデータ(履歴デ
ータ)をパチンコ機12から取り込んで、実行する。
【0148】ステップ222で、図11(a)に示すよ
うに、当日、前日、及び前々日の各々の特賞(大当り)
の発生回数を表示する。このように、図11(a)に示
すように液晶表示装置20の画面20Gを見れば、当日
では21回、前日では13回、前々日では32回、特賞
(大当り)が発生したことを認識することができる。
【0149】次のステップ224では、表示切替ボタン
24がオンされたか否かを判断する。表示切替ボタン2
4がオンされた場合には、ステップ226で、総スター
ト回数と総大当り回数との比を計算して、大当りの発生
確率(特賞発生確率)として、図11(b)に示すよう
に、当日、前日、及び前々日の各々毎に表示すると共に
総スタート回数を表示する。このように、図11(b)
に示すように液晶表示装置20の画面20Gを見れば、
当日、前日、及び前々日の各々における大当りの発生確
率(特賞発生確率)及び総スタート回数を認識すること
ができ、遊技者の遊技感が向上する。
【0150】次のステップ228では、表示切替ボタン
24がオンされたか否かを判断する。表示切替ボタン2
4がオンされた場合には、ステップ230で、図11
(c)に示すように、当日及び前日の特賞(大当り)の
発生確率及びスタート回数の経時変化を棒グラフで表示
する。このように、図11(c)に示すように液晶表示
装置20の画面20Gを見れば、当日及び前日の各々に
おける特賞(大当り)の発生確率及びスタート回数の経
時変化を認識することができ、遊技者の遊技感が更に向
上する。なお、特賞(大当り)の発生確率及びスタート
回数の経時変化を折れ線グラフで表示するようにしても
よい。
【0151】前述したステップ224の判断が否定判定
の場合には、ステップ234で、特賞回数の表示が60
〔S〕継続したか否かを判断する。特賞回数の表示が6
0〔S〕継続した場合には、ステップ236で、前述し
た機能説明表示処理を実行して、ステップ222に戻
る。一方、特賞回数の表示が60〔S〕継続していない
場合には、前述した識別変数Cの値が120以上か否か
を判断することにより、非遊技状態が2分間継続したか
否かを判断する。非遊技状態が2分間継続していない場
合には、ステップ222に戻り、非遊技状態が2分間継
続している場合には、メインルーチンに戻る。
【0152】また、ステップ228、ステップ232の
判断が否定判定の場合には、それぞれ、ステップ234
a〜ステップ238a、ステップ234b〜ステップ2
38bを実行するが、各々前述したステップ234〜ス
テップ238と対応するので、詳細な説明を省略する
が、ステップ234aでは特賞確率、総スタート回数の
表示が60〔S〕継続されたか否かを判断し、ステップ
234bではグラフ表示が60〔S〕継続されたか否か
を判断する。
【0153】以上説明したように、液晶表示装置20の
画面20Gを見れば、特賞(大当り)の発生確率及び総
スタート回数、特賞(大当り)の発生確率及びスタート
回数の経時変化を認識することができ、遊技者の遊技感
が向上する。
【0154】次に、プレイデータボンタ26がオンされ
た場合に割り込んで実行される遊技者毎の過去の遊技状
況(プレイデータ)を表示するプレイデータ表示処理ル
ーチンを、図12に示したフローチャートを参照して説
明する。
【0155】本ルーチンはプレイボタン26がオンされ
る毎にスタートし、ステップ242で、現画面20G上
に後述するメッセージが表示されていないか否かを示す
フラグGが0にセットされているか否かを判断し、フラ
グGが0にセットされている場合には、ステップ244
で、現画面20Gに後述するプレイデータを表示してい
ないか否かを示すフラグKが0にセットされているか否
かを判断し、フラグKが0にセットされている場合に
は、ステップ246で、遊技機用表示装置10の液晶表
示装置20の画面20Gをプレイデータ表示に切り替え
る。即ち、図14に示すように、遊技者毎の過去のプレ
イデータとして、前述したスタート回数、パチンコ機1
2の遊技により投入された投入玉数(表示の際は理解し
易くするため『打った玉』と表示する)、パチンコ機1
2からの賞品玉数(表示の際は理解し易くするため『出
た玉』と表示する)、及び賞品玉数から投入玉数を減算
した演算値(差引)を表示するものである。
【0156】ステップ248では、フラグKを1にセッ
トし、ステップ250で、スタート回数、投入玉数、及
び賞品玉数の計数、賞品玉数から投入玉数を減算する演
算を開始すると共に、計数したスタート回数、投入玉
数、及び賞品玉数、演算した差引の液晶表示装置20の
画面20Gへの表示を開始して、本ルーチンを終了す
る。
【0157】このように、スタート回数、投入玉数、賞
品玉数、及び投入玉から賞品玉数の差引が表示されるの
で、遊技者毎に自分の遊技状況(プレイボタン26がオ
ンされたときからのプレイデータ)を把握でき、遊技感
が向上する。
【0158】また、スタート回数、投入玉数、賞品玉
数、及び投入玉から賞品玉数の差引の表示が開始されて
から、再度、プレイボタン26がオンされると、再度本
ルーチンが実行され、今度はフラグKに1がセットされ
ていることから、ステップ244の判断が否定判定とな
り、ステップ252で、フラグGを1にセットし、ステ
ップ254で、現画面20G上に、『もう一度プレイボ
タンを押すとプレイデータが初期化されます』を重ねて
5〔S〕間表示して、本ルーチンを終了する。
【0159】このようにメッセージが表示されてから、
又はメッセージの表示中に、プレイボタン26がオンさ
れると、再度本ルーチンがスタートし、今度は、フラグ
Gに1がセットされているので、ステップ242の判断
が否定判定となり、ステップ256で、スタート回数、
投入玉数、賞品玉数の計数値、及び投入玉から賞品玉数
の差引の演算値、及びフラグG、Kの各々をリセットし
て、ステップ248に進む。なお、スタート回数、投入
玉数、賞品玉数の計数値、及び投入玉から賞品玉数の差
引の演算値のリセットは、メータが回るようにしてリセ
ットされる。
【0160】一方、このようにプレイデータ表示処理ル
ーチンが実行されているときに、表示切替ボタン24が
オンされた場合には、図13に示す処理ルーチンが割り
込んで実行される。
【0161】ステップ258で、フラグG、K、スター
ト回数、投入玉数、賞品玉数の計数値、及び賞品玉数か
ら投入玉数を減算した演算値の各々をリセットし、ステ
ップ260で、プレイデータ表示処理ルーチンが実行さ
れて画面20Gが切り換わる前の元の画面に切り替え
て、本ルーチンを終了する。
【0162】ところで、パチンコ機12で長時間遊技し
た遊技者は、食事休憩、トイレ休憩等を望む場合や、パ
チンコ機12が故障して店員に援助を望む場合がある。
このような場合、遊技者は、遊技機用表示装置10の呼
出ボタン22をオンする。このように呼出ボタンがオン
された場合には、図15に示すように、『呼出中』を表
示すると共にこの表示が開始したときからの経過時間を
表示する。なお、『呼出中』の表示開始からの経過時間
の表示は、予め定められた時間をダウンカウントして表
示するようにしてもよく、『呼出中』の表示開始からの
経過時間をアップカウントして表示するようにしてもよ
い。なお、『呼出中』及び経過時間の表示は、店員用リ
モコン120の呼出リセットキー132がオンされ、リ
セット信号を受信した場合及び遊技機用表示装置10の
呼出ボタン22が再度オンされた場合に終了する。
【0163】このように、『呼出中』を表示することか
ら、遊技者は、現在店員が呼び出されていることを確実
に認識することができ、安心感が向上する。また、『呼
出中』の表示開始からの経過時間が表示されることか
ら、遊技者にとってはどのくらいの時間で店員が来たの
かを認識することができ、また、店員にとっては呼び出
されてからどのくらいの時間で当該パチンコ機12に到
達したのかを認識でき、当該経過時間が長ければ反省の
機会を与えることができ、一方当該経過時間が短ければ
満足感を向上させることができる。
【0164】また、遊技者が食事休憩を望む場合、呼び
出した店員にその旨を通知する。このように、食事休憩
が通知された店員は、店員用リモコン120の食事中指
定キー134をオンする。これにより、食事休憩を表示
するように設定するための設定信号が遊技機用表示装置
10に向かって発信される。この設定信号を受信した遊
技機用表示装置10は、現画面20Gへの表示処理に割
り込んで、図16に示すように、『只今 食事中』を表
示すると共にこの表示が開始したときからの経過時間を
表示する。なお、『只今 食事中』の表示開始からの経
過時間の表示は、予め定められた時間をダウンカウント
して表示するようにしてもよく、『只今食事中』の表示
開始からの経過時間をアップカウントして表示するよう
にしてもよい。なお、『只今 食事中』及び経過時間の
表示は、店員用リモコン120のリセットキー128が
オンされ、リセット信号を受信した場合に終了する。な
お、トイレ休憩の場合も食事休憩と同様に処理するよう
にしてもよい。
【0165】ここで、パチンコ機12にエラーが発生し
た場合に遊技機用表示装置10は、エラー発生信号をパ
チンコ機12から入力する。このようにエラー発生信号
を入力した遊技機用表示装置10は、現画面20Gへの
表示処理に割り込んで、図17に示すように、キャラク
タの動作によりエラーが発生したことを表示する。この
ようにエラーが発生したことが表示された場合、遊技者
は、パチンコ機12にエラーが発生したことを認識で
き、前述したように呼出ボタン22をオンすることによ
り、店員を呼び出す。このように、パチンコ機12にエ
ラーが発生した場合、店員を迅速に呼び出し対処させる
ことができ、遊技者の遊技感が損なわれることを最少減
にすることができる。なお、エラーが解除された場合
に、当該エラー発生の表示も解除されて、元の画面に切
り替わる。
【0166】次に、パチンコ機12に特賞が発生した場
合にスタートして実行される処理ルーチンを、図18に
示したフローチャートを参照して説明する。
【0167】前述したようにパチンコ機12は、始動口
13にパチンコ玉が投入された場合に、図柄表示装置3
8により上記選択を開始させ、選択された組合せが予め
定められた組合せである場合に、特賞が発生したとし
て、大入賞口15を開放すると共に接続装置13を介し
て遊技機用表示装置10に特賞発生信号を出力する。こ
のように、パチンコ機12から特賞発生信号を入力した
場合、本ルーチンがスタートして、ステップ261で、
特賞発生データ(台番、大当たりが発生したことを示す
データ及び該パチンコ機12で当日大当たりが発生した
回数(上述した特賞発生回数))を、隣り合う遊技機用
表示装置10に出力し、ステップ262で、通常は、大
当りが発生したことを、図19(a)に示すように、液
晶表示装置20の画面20Gにおいて、キャラクタの動
作により祝福表示する。なお、現時点が連続中である場
合には、後述するフラグF(現時点が連続中であること
を識別するためのフラグ)が1にセットされているか否
かを判断し、フラグFが1にセットされている場合に
は、図19(a)に示すようにキャラクタの動作による
祝福表示が終了した後、図19(b)で、液晶表示装置
20の画面20Gの上側において、キャラクタの動作を
継続して、大当りの発生の祝福表示を継続し、下側にお
いて、『連続中』を表示する。
【0168】ステップ264で、メインランプ56N1
〜56N6 のランニング点滅を開始し、ステップ266
で、パチンコ機12から特賞処理が終了したとき出力さ
れる特賞処理終了信号を入力したか否かを判断すること
により、パチンコ機12で特賞処理が終了したか否かを
判断し、特賞処理が終了した場合に、ステップ268
で、抽選処理を実行する。
【0169】ここで、特賞処理を説明する。前述したよ
うに、遊技機用表示装置10は、設定リモコン80から
の設定信号により、15個の図柄の内、『7』を『無制
限』に、『3』、『5』の各々を、『連続』に、その他
の図柄を『交換』に設定されている。よって、15個の
図柄が図20に示すように設定されている。よって、本
処理(ステップ268)では、液晶表示装置20におい
て、図20に示す『無制限』、『連続』、及び『交換』
の図柄がルーレットのように一定時間回転し、該回転が
止まった場合に図21に示すように表示された図柄を抽
選する(なお、図21では、『無制限』が抽選された場
合を示している)。なお、抽選処理の実行中では、効果
音(例えば、軽快な音楽等)が発生するように効果音発
生装置19を制御する。
【0170】なお、抽選結果が連続でかつ連続中に特賞
が発生した第2のパターンにおける抽選図柄数は、第1
のパターンの場合の12枚の『交換』の図柄の内、図2
2に示すように、6枚を『連続』にするようにしている
が、『交換』の図柄を『連続』にする枚数は6枚に限定
されず、6枚より多くとも少なくともよく、また、『交
換』の図柄を『連続』にしないようにしてもよい。
【0171】次のステップ270では、メインランプ5
6N1 〜56N6 のランニング点滅を終了し、ステップ
272で、抽選結果を判定する。抽選結果が『無制限』
である場合には、ステップ280で、緑色補助ランプ6
4A、66Bのランニング点滅を開始し、ステップ28
2で、図23に示すように、画面20Gに『無制限』を
T〔S〕(例えば、5〔S〕)間、表示して、本ルーチ
ンを終了する。
【0172】また、抽選結果が『連続』である場合に
は、ステップ284で、青色補助ランプ62A、62B
のランニング点滅を開始し、ステップ286で、『連
続』をT〔S〕間、表示し、ステップ288で、連続中
であることを示すフラグFを1にセットして、本ルーチ
ンを終了する。
【0173】更に、抽選結果が『交換』である場合に
は、ステップ274で、『交換』をT〔S〕間、表示
し、ステップ276で、フラグFが1にセットされてい
るか否かを判断することにより、連続中であるか否かを
判断する。フラグが1にセットされている場合(現時点
が連続中の場合)には、ステップ278で、前述したス
テップ284で開始した、青色補助ランプ62A、62
Bのランニング点滅を終了して、本ルーチンを終了す
る。なお、フラグFが0にセットされている場合には、
そのまま本ルーチンを終了する。
【0174】このように、特賞が発生し、該特賞処理が
終了した場合に、『無制限』、『連続』、及び『交換』
を抽選して表示すると共に抽選結果に応じて補助ランプ
(青色、緑色)を、ランニング点灯させていることか
ら、遊技者は、現在、『無制限』、『連続』、及び『交
換』のいずれであるかを一見して把握でき、これによ
り、特賞処理により排出された遊技機玉(賞品玉)をパ
チンコ機12の遊技に再利用することができるかを一見
して把握でき、安心して遊技を楽しむことができ、遊技
感が向上する。また、店員にとっては、従来行ってい
た、スタート・連続中・無制限のプレートをつける作業
が省略でき、労力の負担が軽減される。
【0175】なお、『無制限』の抽選結果を得た遊技者
は、賞品玉をパチンコ機12の遊技に閉店時まで利用す
ることができるが、パチンコ機12の遊技の継続を望ま
なくなれば、当該パチンコ機12の遊技を中止する。こ
のように遊技者がパチンコ機12の遊技を中止しても緑
色補助ランプ64A、66Bのランニング点滅は継続す
るので、パチンコ機12の遊技の中止を確認した店員
は、店内用リモコン120を遊技機用表示装置10に向
けてリセットキー128をオンして、リセット信号を発
信する。遊技機用表示装置10はこのリセット信号を受
信すると、緑色補助ランプ64A、66Bのランニング
点滅を終了する。
【0176】前述したように接続装置を介して接続され
た一方の遊技機用表示装置10Pから特賞発生データ
(台番、大当たりが発生したことを示すデータ及び大当
たりが発生したパチンコ機12で当日大当たりが発生し
た回数(上述した特賞発生回数))を、入力すると(図
18、ステップ261)、特賞発生データを入力した遊
技機用表示装置は、図31に示した制御ルーチンをスタ
ートし、ステップ292で、特賞発生データを入力した
一方の遊技機用表示装置10Pでない他方の接続された
遊技機用表示装置10Pに特賞発生データを出力し、ス
テップ294で、特賞発生データを液晶表示装置20に
表示する。即ち、特賞が発生した台番、大当たりが発生
したこと、及び大当たりが発生したパチンコ機12で当
日大当たりが発生した回数(上述した特賞発生回数)を
表示する。例えば、図32に示すように、『77番台
で、大当たりが発生しました 本日5回目の大当たりで
す』等のメッセージを表示する。
【0177】なお、特賞が発生した台番に代えて又は台
番と共に、店内の地図(複数の島の各々が示されると共
に島毎にパチンコ機及び遊技機用表示装置の概略が示さ
れた地図)を表示すると共に自分の位置(遊技機用表示
装置及びパチンコ機)と特賞が発生したパチンコ機及び
遊技機用表示装置を色を代えて表示する又は点滅表示す
るようにしてもよい。なお、特賞が発生しパチンコ機の
機種も表示するようにしてもよい。
【0178】このように、接続装置を介して接続された
一方の遊技機用表示装置10Pから特賞発生データを入
力すると、特賞発生データを入力した遊技機用表示装置
は、特賞発生データを入力した一方の遊技機用表示装置
10Pでない他方の接続された遊技機用表示装置10P
に特賞発生データを出力し、特賞発生データを液晶表示
装置20に表示することから、図30に示すように、例
えば、パチンコ機12P2 で特賞が発生した場合、遊技
機用表示装置10P2 は、特賞データを、隣り合う遊技
機用表示装置10P1 、10P3 に出力する。特賞デー
タを入力した遊技機用表示装置10P3 は特賞データを
遊技機用表示装置10P4 に出力する。これを順に、同
一の島の片面の最も端に配置された遊技機用表示装置1
0Pまで、繰り返す。なお、特賞発生データを入力した
同一の島の片面の最も端に配置された遊技機用表示装置
10Pは、特賞発生データの出力処理(ステップ29
2)をせず、特賞発生データの表示処理(ステップ29
4)を実行する。これにより、所定の遊技状態が発生し
たパチンコ機が配置された島と、同じ島の同じ面に配置
されたパチンコ機の遊技機用表示装置がグループ化され
る。
【0179】以上により、所定の遊技状態が発生した遊
技機が配置された島と同じ島の同じ面毎に、他の遊技機
で大当たりが発生したこと、大当たりが発生したパチン
コ機、及び該パチンコ機で当日発生した大当たり回数を
遊技しながら容易に確認することができ、自分が遊技し
ているパチンコ機でも、大当たり等の所定の遊技状態が
発生するのではないかと期待することができ、遊技感を
向上させることができる。
【0180】ここで、前述した実施の形態では、所定の
遊技状態が発生した遊技機が配置された島と同じ島の同
じ面に配置された遊技機用表示装置に特賞発生データを
出力するようにしているが、本発明はこれに限定される
ものでなく、特賞発生データを、次のように出力するよ
うにしてもよい。即ち、所定の遊技状態が発生した遊
技機が配置された島の面と共に該面に対抗する他の島の
面、所定の遊技状態が発生した遊技機が配置された島
と同じ島の両面に配置された遊技機用表示装置に出力す
るようにしてもよい。また、所定の遊技状態が発生し
た遊技機と同じ種類のパチンコ機の遊技機用表示装置に
出力するようにしてもよい。更に、所定の遊技状態が
発生した遊技機が配置された島の面と共に該面に対抗す
る他の島の面又は両面でかつ所定の遊技状態が発生した
遊技機と同じ種類のパチンコ機の遊技機用表示装置毎に
出力するようにしてもよい。
【0181】また、前述した実施の形態では、所定の遊
技状態として特賞が発生した場合を例にとり説明した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、所謂、確率
変動、無制限、通常のリーチ状態、スーパーリーチ状態
も同様に適用してもよい。
【0182】更に、接続装置を介して接続された一方の
遊技機用表示装置10Pから特賞発生データを入力した
遊技機用表示装置は、特賞発生データを入力した一方の
遊技機用表示装置10Pでない他方の接続された遊技機
用表示装置10Pに特賞発生データを出力するようにし
ているが、本発明はこれに限定されるものでなく、ホー
ルコンピュータ等により一括して出力するようにしても
よい。
【0183】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。本形態の構成は前述した第1の実施の形態と同様で
あるので、その説明を省略する。また、本形態の作用は
前述した第1の実施の形態と略同様であるが、本形態で
は、遊技機用表示装置10に対する機能の設定の際、Q
03−の質問項目において特賞処理が終了した場合に抽
選処理を手動で行う、即ち、店員用リモコン120の交
換指定キー122、連続指定キー124、及び無制限指
定キー126の何れかを店員が手動でオンすることによ
り抽選処理を行うように設定(2を入力)した点で第1
の形態と相違する。
【0184】このように、特賞処理が終了した場合に抽
選処理を手動で行うように設定された場合には、図18
に示した処理ルーチンに代えて、図24に示した処理ル
ーチンを実行する。なお、図18に示した処理ルーチン
と同様な作用部分については同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0185】即ち、本形態では、ステップ264でメイ
ンランプ56N1 〜56N6 のランニング点滅を開始し
た後、ステップ300で、外部スイッチ信号を受信した
か否かを判断する。即ち、特賞が発生した場合に店員
は、特賞が発生したパチンコ機12の図柄表示装置38
に表示された図柄に基づいて、『無制限』、『連続』、
及び『交換』の何れであるかを決定し、決定した項目に
対応する店員用リモコン120の交換指定キー122、
連続指定キー124、及び無制限指定キー126の何れ
かをオンする。これにより、『無制限』、『連続』、及
び『交換』の何れかを表示させるための外部スイッチ信
号が遊技機用表示装置10に向けて発信される。
【0186】この外部スイッチ信号を受信した場合に
は、ステップ300の判定が肯定されて、ステップ30
2で、受信信号を判定する。
【0187】『無制限』を表示させるための外部スイッ
チ信号を受信したと判定された場合には、緑色補助ラン
プ64A、64Bをランニング点滅し、特賞処理が終了
したことを待って、メインランプ56N1 〜56N6
ランニング点滅を終了させ、『無制限』をT〔S〕表示
して(ステップ280、ステップ266、ステップ27
0、ステップ282)、本ルーチンを終了する。
【0188】『連続』を表示させるための外部スイッチ
信号を受信したと判定された場合には、青色補助ランプ
62A、62Bをランニング点滅し、特賞処理が終了し
たことを待って、メインランプ56N1 〜56N6 のラ
ンニング点滅を終了させ、『連続』をT〔S〕表示し、
フラグFを1にセットして(ステップ266、ステップ
266、ステップ270、ステップ286、ステップ2
88)、本ルーチンを終了する。
【0189】『交換』を表示させるための外部スイッチ
信号を受信したと判定された場合には、特賞処理が終了
したことを待って、メインランプ56N1 〜56N6
ランニング点滅を終了させ、『交換』をT〔S〕表示
し、フラグFが1にセットされているか否かを判断し、
フラグFが1にセットされている場合に青色補助ランプ
62A、62Bのランニング点滅を終了して(ステップ
266、ステップ270、ステップ274、ステップ2
76、ステップ278)、本ルーチンを終了する。
【0190】以上説明した第1及び第2の実施の形態で
は、遊技機の種類毎に営業形態を個別にメモリに記憶
し、同種の遊技機に対しては、その都度、同一のメモリ
から設定データを読み出して発信するようにしている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、コード共に
記憶された遊技機の種類に応じた代表的な営業形態(設
定データ)を読み出して発信することによって、設定す
るようにしてもよい。
【0191】即ち、例えば、抽選処理を行わない営業形
態の場合には図25に示すように01〜06のコードに
対応して営業形態が記憶されている。また、抽選処理を
行う場合には、パチンコ確率変更セブン機(抽選処理を
行う場合)の場合には図26に示すように07〜21の
コード、パチンコセット権利物(抽選処理を行う場合)
の場合には図27に示すように23〜30のコード、そ
の他のパチンコ(抽選処理を行う場合)の場合には図2
8に示すように31〜45のコード、及びパチスロ(抽
選処理を行う場合)の場合には図29に示すように46
〜60のコード、の各々に対応して、抽選処理内容の設
定データが記憶されている。そして、設定したい営業形
態に対応するコードを入力し、当該営業形態(設定デー
タ)を読み出して遊技機用表示装置10に発信して、設
定する。
【0192】また、前述した第2の実施の形態では、特
賞発生の図柄に基づいて店員が店員用リモコンにより
『無制限』、『連続』、及び『交換』の何れかが表示さ
れるように設定しているが、本発明はこれに限定される
ものでなく、遊技機用表示装置10が、パチンコ機12
から入力した特賞発生の図柄データに基づいて『無制
限』、『連続』、及び『交換』を抽選するようにしても
よい。また、パチンコ機12に特賞が発生した場合に、
前述した抽選処理及び補助ランプの点滅を行わず、液晶
表示装置の画面において、特賞が発生したことをキャラ
クタの動作により祝福表示すると共に、メインランプの
ランニング点滅させるようにしてもよい。
【0193】更に、前述した第1及び第2の実施の形態
では、液晶表示装置を用いているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、ブラウン管、プラズマ表示パネル
等を用いてもよい。
【0194】また、前述した第1及び第2の実施の形態
では、液晶表示装置を遊技機の上部周辺に配置するよう
にしているが、本発明はこれに限定されるものでなく、
遊技機の周辺であればよい。
【0195】更に、前述した第1及び第2の実施の形態
では、無色透明カバー、赤色透明カバー、及び黄色透明
カバーが設けられた遊技機用表示装置10を例に取り説
明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、当該
カバーの色はこれらの色に限定されるものではない。ま
た、前述した透明カバーを全て無色にすると共に、例え
ば、赤色、黄色、青色、緑色の光を発光するランプ(な
お、ランプから発光する光の色はこれらの色に限定され
るものではない)を用いてもよい。
【0196】加えて、前述した第1及び第2の実施の形
態では、黄色透明カバーの下部に、呼出ボタン、表示切
替ボタン、及びプレイボタンが設けられた遊技機用表示
装置10を例に取り説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでない。更に、パチンコ機用表示装置に接続さ
れかつパチンコ機の周囲に配置された操作パネルに呼出
ボタン、表示切替ボタン、及びプレイボタン配置するよ
うにしてもよい。
【0197】また、前述した第1及び第2の実施の形態
では、遊技機として始動口にパチンコ玉が投入された場
合に、液晶表示装置で構成された図柄表示装置に図柄の
選択を開始させ、選択された組合せが予め定められた組
合せである場合に、特賞が発生したとして、大入賞口を
開放させるパチンコ機を例に説明したが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、以下のパチンコ機に適用する
ことができる。
【0198】即ち、液晶表示装置で構成された図柄表示
装置に代えて複数の図柄が各々3列に並んだドラムを回
転させるドラム回転装置を用い、該ドラム回転装置によ
りドラムを所定時間回転させ、そろった図柄の組合せが
予め定められた組合せである場合に、特賞が発生したと
して、大入賞口を開放させるパチンコ機や、図柄表示装
置やドラム回転装置を用いない所謂一般台のパチンコ機
であってもよい。なお、一般台のパチンコ機では、所定
の始動口にパチンコ玉が投入された場合(最初の特賞発
生条件が発生した場合)に所謂役物により第2の始動口
にパチンコ玉を案内し、第2の始動口にパチンコ玉が投
入された場合に、特賞が発生したとするものである。更
に、本発明は、パチンコ機に限定されず、所謂パチスロ
機でもよい。
【0199】なお、前述した第1及び第2の実施の形態
では、リモコンの盗難、イタズラ等に対処するため、6
つのパスワードを設定リモコン80、店員用リモコン1
20、及び遊技機用表示装置10に記憶するように、設
定リモコン80及び店員用リモコン120を操作する際
に、このパスワードを発信し、遊技機用表示装置10に
記憶されたパスワードと一致する場合に、制御が可能な
ようにしてもよい。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、他の遊技
機で大当たり等の所定の遊技状態が発生したことを容易
に確認することができるので、自分が遊技している遊技
機でも、大当たり等の所定の遊技状態が発生するのでは
ないかと期待することができ、遊技感を向上させること
ができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機用表示装置の配置位置を示した図であ
る。
【図2】遊技機用表示装置のブロック図である。
【図3】遊技機のブロック図である。
【図4】設定リモコンを示した図である。
【図5】店員用リモコンを示した図である。
【図6】抽選図柄への変更の説明図である。
【図7】通常の遊技機用表示装置の液晶表示装置の画面
の表示処理ルーチンを示したフローチャートである。
【図8】機能説明表示処理の説明図である。
【図9】遊技中か否かを判断するためのフラグ処理ルー
チンを示したフローチャートである。
【図10】図7に示した表示処理ルーチンのステップ2
04のサブルーチンを示したフローチャートである。
【図11】履歴データの種類を示した図である。
【図12】プレイデータを表示するプレイデータ表示処
理ルーチンを示したフローチャートである。
【図13】プレイデータ表示処理ルーチンに割り込まれ
て実行される割り込み処理ルーチンを示したフローチャ
ートである。
【図14】プレイデータの説明図である。
【図15】呼出中の表示内容の説明図である。
【図16】食事休憩中の表示内容の説明図である。
【図17】遊技機に故障が発生した場合の表示内容の説
明図である。
【図18】特賞が発生した際実行される処理ルーチンを
示したフローチャートである。
【図19】特賞が発生した場合の祝福表示内容の説明図
である。
【図20】抽選処理の説明図である。
【図21】抽選結果が無制限の場合の説明図である。
【図22】抽選図柄の変更の説明図である。
【図23】抽選結果が無制限の場合に無制限が表示され
た液晶表示装置の画面を示した図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態に係る特賞が発生
した際実行される処理ルーチンを示したフローチャート
である。
【図25】コードと共に記憶された営業形態を一発入力
する際の設定データを説明する説明図である。
【図26】コードと共に記憶された営業形態を一発入力
する際の設定データを説明する他の説明図である。
【図27】コードと共に記憶された営業形態を一発入力
する際の設定データを説明する他の説明図である。
【図28】コードと共に記憶された営業形態を一発入力
する際の設定データを説明する他の説明図である。
【図29】コードと共に記憶された営業形態を一発入力
する際の設定データを説明する他の説明図である。
【図30】複数のパチンコ機の上部に配置された遊技機
用表示装置の接続関係を示した図である。
【図31】特賞発生データを入力したとき割り込んで実
行する制御ルーチンを示したフローチャートである。
【図32】特賞発生データを入力したときに表示する内
容の説明図である。
【符号の説明】
10 遊技機用表示装置 12 遊技機 20 液晶表示装置 40 マイコン 80 設定リモコン 120 店員用リモコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技機各々の周辺に配置される複
    数の表示手段と、 所定の遊技状態が発生した遊技機を検知する検知手段
    と、 前記検知手段により前記遊技機が検知された場合に、該
    検知された遊技機の前記表示手段を第1の表示情報に基
    づいて制御しかつ該検知された遊技機以外の遊技機の前
    記表示手段を第2の表示情報に基づいて制御する制御手
    段と、 を備えた遊技管理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の表示手段が予め複数のグルー
    プに分けられ、 前記制御手段は、前記検知された遊技機の前記表示手段
    が属するグループ内の他の表示手段を前記第2の表示情
    報に基づいて制御することを特徴とする請求項1記載の
    遊技管理装置。
  3. 【請求項3】 前記検知された遊技機で前記所定の遊技
    状態が発生した回数を計数する計数手段を更に備え、 前記制御手段は、前記計数された回数が、前記検知され
    た遊技機及び前記検知された遊技機以外の遊技機の前記
    表示手段に表示されるように制御することを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の遊技管理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の表示情報には、所定の遊技状
    態が発生したことを表す情報と、前記検知された遊技機
    を識別する情報及び該遊技機の種類を表す情報の少なく
    とも1つと、が含まれ、前記第1の表示情報には、所定
    の遊技状態が発生したことを表す情報が含まれることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の
    遊技管理装置。
  5. 【請求項5】 並列配置された複数の遊技機各々に対応
    して配置されると共に該対応して配置される遊技機から
    第1の表示情報を入力する遊技機用表示装置で、かつ隣
    接する遊技機用表示装置と相互に接続される遊技機用表
    示装置であって、 前記相互に接続される遊技機用表示装置の一方から入力
    された第2の表示情報を他方に転送する転送手段と、 前記第1の表示情報を入力した場合、第1の表示情報に
    基づいて第2の表示情報を相互に接続される遊技機用表
    示装置に出力する出力手段と、 前記対応して配置される遊技機の周辺に配置されると共
    に前記入力された第1の表示情報及び第2の表示情報に
    基づいて表示する表示手段と、 を備えた遊技機用表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の表示情報には、所定の遊技状
    態が発生したことを表す情報が含まれ、前記第2の表示
    情報には、所定の遊技状態が発生したことを表す情報
    と、遊技機を識別する情報及び遊技機の種類を表す情報
    の少なくとも1つと、が含まれることを特徴とする請求
    項5記載の遊技機用表示装置。
  7. 【請求項7】 前記検知された遊技機で前記所定の遊技
    状態が発生した回数を計数する計数手段を更に備え、 前記第2の表示情報には、前記計数された回数が含まれ
    ることを特徴とする請求項6記載の遊技機用表示装置。
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