JPH05305175A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH05305175A
JPH05305175A JP4139980A JP13998092A JPH05305175A JP H05305175 A JPH05305175 A JP H05305175A JP 4139980 A JP4139980 A JP 4139980A JP 13998092 A JP13998092 A JP 13998092A JP H05305175 A JPH05305175 A JP H05305175A
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JP
Japan
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variable display
lamp
game
display result
ball
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4139980A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05305175A publication Critical patent/JPH05305175A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変表示装置の表示結果が特定表示結果とな
る期待感を遊技者に与えることができる弾球遊技機を提
供する。 【構成】 遊技者が遊技をしている弾球遊技機からの大
当り予告情報信号が大当り予告情報入力回路94に入力
されたとき、又は他の弾球遊技機からの大当り予告情報
信号が大当り予告情報入力回路95に入力されたときに
ランプ点滅回路96を介して予告ランプ57が点滅駆動
される。 【効果】 遊技者は、予告ランプ57の点滅動作を視認
することにより、自身の遊技している弾球遊技機に特定
表示結果が表示されるという期待感を抱くことができ、
可変表示装置の可変表示動作に強く引き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定表示結果となったときに、特定
遊技状態となって遊技者に所定の遊技価値を付与するこ
とが可能な弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数種類の識別情報を可変表示可
能な可変表示装置の表示結果が予め定められた特定表示
結果となったときに、特定遊技状態となって可変入賞球
装置を所定期間遊技者にとって有利な開放した状態と
し、そのような開放状態を所定の条件が成立することを
前提として所定回数(例えば、16回)行い、短期間に
多量の景品玉を獲得することが可能な弾球遊技機(例え
ば、パチンコ遊技機)が市場に提供されていた。このよ
うな弾球遊技機においては、可変表示装置による特定表
示結果の表示がなんらの予告もなく行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、可変表示装
置の可変表示動作の停止前から遊技者の期待感を盛り上
げることができず、可変表示装置の可変表示動作に対す
る遊技者の興趣を半減させるという問題があった。本発
明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、可変表示装置の表示結果が特定表示結果
となる期待感を遊技者に与えることができる弾球遊技機
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、可変表示装置の表示結果が
予め定められた特定表示結果となったときに、特定遊技
状態となって遊技者に所定の遊技価値を付与することが
可能な弾球遊技機において、前記可変表示装置の停止時
の表示結果を該可変表示装置の可変表示が停止する以前
において予め決定する表示結果事前決定手段と、該表示
結果事前決定手段により決定された表示結果が前記予め
定めた特定表示結果と一致していることを判別する事前
判別手段と、該事前判別手段の出力に基づいて、当該弾
球遊技機及び他の弾球遊技機に対応して設けられ且つ遊
技者に特定表示結果が表示されることを事前に報知する
事前報知手段に事前報知信号を出力する事前報知信号出
力手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】遊技者に特定表示結果が表示されることを事前
に報知する事前報知手段が、当該弾球遊技機の表示結果
事前決定手段によって決定された表示結果が特定表示結
果であると判別されたとき、又は他の弾球遊技機の表示
結果事前決定手段によって決定された表示結果が特定表
示結果であると判別されたときに駆動されるので、可変
表示装置の表示結果が特定表示結果となる期待感を遊技
者に与えることができる。つまり、本発明においては、
遊技者が遊技をしている弾球遊技機だけでなく他の弾球
遊技機において特定表示結果が表示される場合にも、遊
技者に特定表示結果が表示されることを事前に報知する
事前報知手段が駆動されるので、遊技者は、自身の遊技
している弾球遊技機に特定表示結果が表示されるという
期待感を抱くことができ、可変表示装置の可変表示動作
に強く引き付けられる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図2を参照して、実施例に係る弾
球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機10について説
明する。図2は、パチンコ機設置島1に設置されたパチ
ンコ遊技機10の正面図である。図において、パチンコ
機設置島1には、多数のパチンコ遊技機10(図示で
は、3つのパチンコ遊技機10a〜10cが表示されて
いる)が横方向に列設され、その各パチンコ遊技機10
に対応するように呼出表示装置2が設けられている。こ
の呼出表示装置2には、遊技者が操作し得る呼出スイッ
チ3と、該呼出スイッチ3が操作されたときに点灯する
呼出ランプ4が内蔵されている。しかして、呼出スイッ
チ3は、遊技においてトラブルが生じたときに遊技者が
操作することにより、遊技場の係員にトラブルがあった
旨を報知するものである。
【0007】また、パチンコ機設置島1には、各パチン
コ遊技機10に挟持されるように玉貸機5が設けられて
いる。本実施例における玉貸機5は、パチンコ遊技機1
0と1対1対応して設けられるもので、その対応関係
は、パチンコ遊技機10の左隣の玉貸機5が対応するも
のである。また、この玉貸機5には、硬貨を投入する硬
貨投入口6と玉貸情報が記録されたカードを投入するカ
ード投入口7とが設けられ、硬貨、カードのいずれでも
貸出口8から遊技玉を借り受けることができるようにな
っている。ただし、カードで借り受ける場合には、貸出
スイッチ9を操作して最小単位金額に対応する遊技玉を
借り受けることになる。なお、図示の実施例では、硬
貨、カードいずれの場合でも遊技玉を貸出口8に排出す
るものを示したが、直接後述する打球供給皿15に排出
するものでも良い。
【0008】ところで、パチンコ遊技機10(図2の左
側のパチンコ遊技機10cに各部品符号を付す)の額縁
状に形成された前面枠11の開口には、扉保持枠12が
周設され、該扉保持枠12にガラス扉枠13と前面扉板
14とが一側(左側)を軸として開閉自在に設けられて
いる。ガラス扉枠13の後方には、遊技盤20が配置さ
れ、前面扉板14の前面には、打球供給皿15が取り付
けられている。この打球供給皿15は、払い出された景
品玉を貯留し且つ打玉として発射位置に1個ずつ供給す
るものであり、その上流側の内部空間に遊技に関連する
効果音を発生するスピーカ16が内蔵されている。ま
た、前記前面枠11の下方には、打玉を発射する際に操
作する操作ハンドル17と、前記打球供給皿15に貯留
し切れない余剰の景品玉を貯留する余剰玉受皿18とが
設けられている。また、前面枠11には、その上部前面
に特定遊技状態と特定遊技状態となることを事前に予告
する特定遊技予告状態となったことを報知する枠ランプ
装置50が設けられ、その開放側側部前面にも、稼働ラ
ンプを内蔵する錠前飾り19が設けられている。
【0009】次に、上記した遊技盤20の構成について
説明する。図4は、遊技盤20の拡大正面図である。図
において、遊技盤20の表面には、発射された打玉を誘
導するための誘導レール21がほぼ円状に植立され、該
誘導レール21で区画された領域が遊技領域22を構成
している。遊技領域22のほぼ中央上部には、可変表示
器24を有する可変表示装置23が配置されている。
【0010】可変表示装置23の可変表示器24は、複
数(3つ)の識別情報(図柄24a〜24c)を表示す
ることが可能な液晶(LCD)表示器で構成され、後述
する始動入賞口28、30a,30bに打玉が入賞した
ことに基づいて可変表示し、その表示結果が予め定めた
特定図柄の組合せで構成される特定表示結果となったと
きに、特定遊技状態となって、後述する可変入賞球装置
32の開閉板34を所定の態様で開放駆動する。なお、
可変表示器24を他の表示器(例えば、ドットマトリッ
クスやLED)や機械的表示器(例えば、ドラムや回転
円盤)等で構成しても良い。また、本実施例における可
変表示器24は、特定遊技状態における可変入賞球装置
32の開放回数を表示する開成回数表示機能や可変入賞
球装置32の1回の開放中に受け入れられた入賞玉数を
表示する入賞個数表示機能をも付与されている。
【0011】更に、可変表示装置23の表面には、その
上部に入賞口26が形成され、該入賞口26の下方に始
動記憶表示LED25が設けられ、該始動記憶表示LE
D25の下部に飾りLED27a,27b(以下、飾り
LED−Aという)がそれぞれ設けられている。始動記
憶表示LED25は、始動入賞口28、30a,30b
入賞した打玉数であって可変表示器24を可変表示せし
める権利の留保数を表示するものである。更に、飾りL
ED27a,27bは、可変表示器24の可変表示中や
特定遊技状態中に点滅又は点灯してその旨を報知するも
のである。
【0012】上記した可変表示装置23の下方には、始
動入賞口28が配置されている。この始動入賞口28
は、前記したように、可変表示装置23の可変表示器2
4を可変表示させるためのものであり、そのため、始動
入賞口28に受け入れられた入賞玉を検出するために、
遊技盤20の裏面に始動入賞玉検出器29が設けられて
いる。また、この始動入賞口28と同じ機能を有する始
動入賞口30a,30bが次に説明する可変入賞球装置
32の左右に一体的に設けられている。この始動入賞口
30a,30bには、始動入賞玉検出器31a,31b
が内蔵されている。
【0013】上記始動入賞口28の下方には、可変入賞
球装置32が配置されている。この可変入賞球装置32
には、そのほぼ中央に長方形状の開口を横置きにした入
賞領域33が形成され、該入賞領域33の前面をソレノ
イド35によって開閉制御される開閉板34が閉塞して
いる。しかして、ソレノイド35がONされたときに
は、開閉板34が開放して遊技領域22を落下する打玉
を受け止めて入賞領域33に誘導するが、該入賞領域3
3の内部の中央に特定入賞口36が形成されている。特
定入賞口36には、特定入賞玉検出器37が臨み、該特
定入賞玉検出器37の下方に入賞領域33に入賞した入
賞玉を検出する入賞玉検出器38が設けられている。ま
た、可変入賞球装置32には、前記したようにその左右
に始動入賞口30a,30bも一体的に設けられてい
る。更に、可変入賞球装置32には、特定遊技状態時に
点灯又は点滅してその旨を報知するアタッカーランプ3
9a,39b、飾りLED40a,40b(以下、飾り
LED−Bという)、飾りLED41(以下、飾りLE
D−Cという)が設けられている。
【0014】上記した可変表示装置23と始動入賞口2
8、30a,30bと可変入賞球装置32との関係につ
いて簡単に説明すると、発射された打玉が始動入賞口2
8、30a,30bに入賞すると、可変表示装置23の
可変表示器24が可変表示を開始し、一定時間(例え
ば、約5秒)が経過すると順次停止する。そして、可変
表示器24の停止時の識別情報の組合せが所定の特定図
柄(例えば、7のゾロ目)となったときに、特定遊技状
態となり、可変入賞球装置32の開閉板34を所定期間
(例えば、20秒経過するまで、あるいは10個の入賞
玉が発生するまで)開放するように設定され、その開放
している間遊技領域22を落下する打玉を入賞領域33
内に受け入れるようになっている。そして、受け入れら
れた打玉が特定入賞口36に設けられる特定入賞玉検出
器37をONさせると、継続権が成立して再度上記した
開放状態を繰り返し、開放状態中において特定入賞玉検
出器37がONする毎に上記した開放状態を連続して最
高16回繰り返すことができるように設定されている。
【0015】ところで、可変表示装置23の可変表示器
24に表示される図柄の組合せが特定図柄の組合せとな
るか否かは、打玉が始動入賞口28、30a,30bに
入賞した時点で決定される。このため、始動入賞に基づ
く可変表示装置23の可変表示動作の停止前に、特定表
示結果が表示されるか否か決定されるので、その決定さ
れた出力に基づいて報知手段を事前に駆動することによ
り、可変表示装置23の表示結果が特定表示結果となる
期待感を遊技者に与えることができる。そして、本実施
例においては、後述するように、遊技者が遊技をしてい
るパチンコ遊技機10だけでなく他のパチンコ遊技機1
0において特定表示結果が表示される場合にも、事前に
報知手段が駆動されるので、遊技者は、自身の遊技して
いるパチンコ遊技機10に特定表示結果が表示されると
いう期待感を抱くことができ、可変表示装置23の可変
表示動作に強く引き付けられる。なお、本実施例におい
て、報知手段としては、前記枠ランプ装置50が使用さ
れる。
【0016】遊技領域22には、上記した構成以外に、
前記可変表示装置23の左右上部に風車ランプ42a,
42bが、その左右下部に通常の入賞口43a,43b
がそれぞれ設けられ、可変入賞球装置32の左右上部に
通常の入賞口45a,45bが設けられている。この入
賞口43a,43b及び入賞口45a,45bには、肩
ランプ44a,44b及び袖ランプ46a,46bがそ
れぞれ内蔵されている。これらの風車ランプ42a,4
2b、肩ランプ44a,44b、袖ランプ46a,46
bは、始動入賞時あるいは特定遊技状態時に点灯あるい
は点滅してその旨を遊技者に報知する。同様の機能を有
するものとして、遊技領域22の中央左右に設けられる
サイドランプ47a,47bと、誘導レール21の外周
に沿って設けられるレール飾りランプ48とがある。更
に、遊技領域22には、落下する打玉の流下速度や方向
を変化せしめる風車や多数の障害釘が設けられると共
に、遊技領域22の最下方には、上記したいずれの入賞
領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤20の後方に導か
れるアウト口49が設けられている。
【0017】ところで、特定遊技状態及び特定遊技状態
を予告するための枠ランプ装置50は、図5に示される
ような構造を有している。ここで、簡単に枠ランプ装置
50の構成について説明すると、図5(A)は、枠ラン
プ装置50の正面図であり、図5(B)は、枠ランプ装
置50の分解正面図である。図において、枠ランプ装置
50は、前面枠11の表面に取り付ける横長状の取付基
板51に集約して設けられる。即ち、取付基板51に
は、横方向に複数(図示では6個)の長方形状のランプ
角穴52が穿設されると共に、その中央に一対のランプ
丸穴53も穿設されている。このランプ角穴52及びラ
ンプ丸穴53には、取付基板51の後方に取り付けられ
るランプ基板54及び予告ランプ基板56に設けられる
遊技効果ランプ55と予告ランプ57とがそれぞれ臨む
ようになっている。ランプ基板54には、遊技効果ラン
プ55が設けられるのに対し、予告ランプ基板56に
は、予告ランプ57の他に後述する予告表示制御回路5
8と複数(3つ)のコネクタ59とが設けられている。
また、ランプ丸穴53の外周には、嵌め込み段部60が
形成され、後述するレンズ体63が嵌め込まれるように
なっている。更に、取付基板51には。その中央に止め
穴62が形成され、その両端部に係止穴61と止着穴6
9とが形成されている。
【0018】前記嵌め込み段部60には、透明な合成樹
脂で肉厚に形成されるレンズ体63が嵌め込まれ、前記
複数のランプ角穴52の前方には、その内面がローレッ
ト加工が施されたレンズカバー64が設けられる。レン
ズ体63は、前記ランプ丸穴53に臨む予告ランプ57
に照射されてレンズ体63の裏面に貼着される装飾シー
ル(図示しない)を拡大表示して特定遊技状態となるこ
とを予告報知するものであり、レンズカバー64は、ラ
ンプ角穴52に臨む遊技効果ランプ55の光を散乱させ
て遊技者に視認させ、特定遊技状態となったことを報知
するものである。しかして、レンズカバー64は、その
外側端部に突設される係止突起65を前記係止穴61に
差し込み、その内側端部の重合部22を前記レンズ体6
6を押え止める押え板67と重合させ、押え板67の中
央に形成される止め穴68を取付基板51の止め穴62
に対応させてビス(図示しない)で止着することによ
り、レンズ体63及びレンズカバー64を取付基板51
に取着している。なお、前記レンズ体63は、その基部
外周をレンズカバー64のU字状に形成された内側部と
押え板67とによって押し付け固定されるものである。
【0019】上記のように構成される枠ランプ装置50
は、取付基板51の両端部に形成された前記止着穴69
にビスを螺着して前面枠11の上部に取り付けるもので
あるが、遊技状態が特定遊技状態となることを事前に予
告ランプ57で報知し、特定遊技状態となったときに
は、遊技効果ランプ55で報知するものである。なお、
予告ランプ基板56には、配線70は接続されている。
【0020】パチンコ遊技機10の前面構成は、概ね上
記したものであるが、一方、パチンコ遊技機10の背面
には、図3に示すように、周知の構成からなる機構板7
1が設けられている。この機構板71は、遊技盤20で
発生した入賞玉を1個づつ処理して対応する所定個数の
景品玉を払い出すための各種の機構が設けられるもので
あると共に、遊技盤20に設けられる前記可変表示装置
23や可変入賞球装置32等の遊技動作を制御する制御
回路が形成される遊技制御回路基板72(実際には、基
板ボックスに収納されて取り付けられている)、主とし
て機構板71に設けられる電気的部品から延びる配線の
コネクタが接続される端子が設けられる機構板中継端子
基板74、及び遊技制御回路基板72及び機構板中継端
子基板74を介してパチンコ遊技機10に設けられるす
べての電気的部品に電源又は信号を供給するターミナル
基板75が設けられている。なお、遊技盤20に設けら
れる検出器やソレノイド等の駆動源からの配線の一部
は、遊技盤20の裏側に取り付けられる中継端子基板7
3を介して前記遊技制御回路基板72に接続されるよう
になっている。
【0021】しかして、枠ランプ装置50の予告ランプ
基板56には、中継端子基板73を介して配線76で遊
技制御回路基板72と接続され、後述する大当り予告情
報が入力されるようになっている。また、予告ランプ基
板56には、さらに2本の配線77、78が前面枠11
の開閉軸支側に引き出されて配線係止部材79によって
係止される。このうち、配線77は、他のパチンコ遊技
機(本実施例においては、一側に隣り合うパチンコ遊技
機)からの大当り予告情報が入力される入力配線であ
り、配線78は、他のパチンコ遊技機(本実施例におい
ては、他側に隣り合うパチンコ遊技機)に大当り予告情
報を出力する出力配線である。
【0022】以上、可変入賞球装置32を含む遊技盤2
0の構成について説明してきたが、遊技盤20に設けら
れる各種の遊技装置は、図1に示す遊技制御回路によっ
て制御される。図1は、遊技制御回路基板72に形成さ
れる遊技制御回路及び予告ランプ基板56に形成される
予告表示制御回路58をブロック構成で示す回路図であ
る。まず、遊技制御回路において、各種の遊技装置は、
MPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回路8
0によって制御される。しかして、基本回路80は、ス
イッチ回路81を介して始動入賞玉検出器29、31
a,31b、特定入賞玉検出器37、及び入賞玉検出器
38からの検出信号が入力され、アドレスデコード回路
82から基本回路80にチップセレクト信号が与えられ
る。また、電源投入時に初期リセット回路83から基本
回路80にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期
リセット回路84から基本回路80に定期リセット信号
が与えられる。
【0023】一方、基本回路80からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、特定遊技状態と
なった旨の信号(大当り情報信号)を外部に導出する大
当り情報出力回路85に駆動信号が与えられ、音回路8
6を介してスピーカ16に音声信号が与えられ、特定遊
技状態となる旨の予告信号(大当り予告情報信号)を外
部に導出する大当り予告情報出力回路87に駆動信号が
与えらる。また、LED・LCD回路88を介して可変
表示器24、始動記憶表示LED25、及び飾りLED
27a,27b、40a,40b、41に表示制御信号
が与えられる。なお、LCDで構成される可変表示器2
4においては、バックライトとしてのCFL93(冷陰
極蛍光管)がインバータ92によって変換された交流電
源によって点灯するようになっている。また、ソレノイ
ド回路89を介してソレノイド35に駆動信号を与え、
更に、ランプ回路90を介してアタッカーランプ39
a,39b、風車ランプ42a,42b、肩ランプ44
a,44b、袖ランプ46a,46b、サイドランプ4
7a,47b、レール飾りランプ48、及び枠ランプ装
置50の遊技効果ランプ55と予告ランプ57に表示制
御信号が送られる。なお、上記した装置や回路には、電
源回路91から各種の電圧を有する電力が供給されてい
る。
【0024】また、予告表示制御回路58には、前記配
線76によって伝送される大当り予告情報信号を入力す
る大当り予告情報入力回路94と、前記配線77によっ
て伝送される大当り予告情報信号を入力する大当り予告
情報入力回路95と、それらの入力回路94、95から
入力された大当り予告情報信号に基づいて予告ランプ5
7を点滅駆動するランプ点滅回路96と、入力回路から
入力された大当り予告情報信号を遅延回路97を介して
配線78に出力する大当り予告情報出力回路98と、を
含んで構成される。なお、遅延回路97は、入力された
大当り予告情報信号を送らせて他のパチンコ遊技機10
に出力するものであるため、実際のパチンコ遊技機10
においては、最初に大当り予告情報信号を出力したパチ
ンコ遊技機から僅かずつ遅れて順番に予告ランプ57が
点滅するものである。もちろん、遅延回路97を省略し
てすべてのパチンコ遊技機の予告ランプ57をほぼ同時
に点滅動作させても良い。
【0025】上記した遊技制御回路及び予告表示制御回
路58によって制御される動作の一例を図6乃至図8を
参照して、説明する。図6は、可変表示装置23の可変
表示器24の可変表示動作を示すタイミングチャートで
あり、図7は、可変表示装置23の表示結果を決定する
ための方法を説明する説明図であり、図8は、大当り予
告情報出力処理を示すフロー図である。
【0026】まず、図6及び図7において、打玉がいず
れかの始動入賞口28、30a,30bに入賞して対応
する始動入賞玉検出器29、31a,31bをONさせ
ると始動信号S1が導出される。そして、その始動信号
S1の立ち下がり時にランダム1から1つの値が抽出さ
れて格納され、その後、T1時間(例えば、0.004
秒)後にランダムBから1つの値が抽出格納され、更に
その後、T2時間(例えば、0.004秒)後にランダ
ムL,C,Rからそれぞれ1つの値が抽出格納される。
【0027】ここで、ランダム1は、図7に示すよう
に、当り(特定遊技状態となるための図柄が表示される
こと)か否かを決定するための第1段階のランダム数で
あり、0〜43の44通りの数値が刻々と変化している
ものである。また、ランダム2も当りか否かを決定する
ための第2段階のランダム数であり、0〜4の5通りの
数値が刻々と変化しているものである。そして、ランダ
ム1で抽出された値が予め定めた数値(例えば、1)で
あり且つランダム2から抽出された値も予め定めた数値
(例えば、1)のときに大当りとされる。したがって、
特定遊技状態となる確率は、1/220である。
【0028】更に、ランダムL,C,Rは、可変表示器
24の図柄24a〜24cに表示される図柄を決定する
ためのランダム数であり、ランダムLは、0〜14の1
5通りの数値が刻々と変化しており、ランダムC,R
も、0〜14の15通りの数値が刻々と変化している。
この場合、前記ランダム1及び2によって大当りと判断
されたときには、図7に示すように、図柄24a〜24
cに表示される図柄は、ランダムLによって抽出された
値に対応する図柄で統一されるようになっている。逆
に、ランダム1又は2によって外れと判断されたときに
は、ランダムL,C,Rで抽出された値に対応する図柄
がそのまま表示される。ただし、ランダムL,C,Rで
抽出された値がたまたま当りを表示するものとなったと
きには、抽出されたランダムL,C,Rのいずれか1つ
の値に1を加算して外れが表示されるようにしている。
【0029】図6に戻って、上記のようにして始動信号
S1が導出された後、可変表示器24に表示される図柄
が大当りか否かが決定されると共に、停止時に表示され
る図柄及び停止態様が決定された後、T3時間(例え
ば、0.012秒)が経過したときに、可変表示器24
の変動が開始される。しかして、左図柄24aの変動表
示においては、基本時間T4(例えば、5.120秒)
の間、1つの図柄が通過する時間である変動速度が例え
ば、0.128秒に設定されている。そして、基本時間
T4の終了後、ランダムLによって選択された停止図柄
が左図柄24aに表示されるまでのT5時間変動表示さ
れることになる。
【0030】また、中図柄24bの変動表示において
は、左図柄24aの変動が停止するまでを基本時間と
し、その基本時間経過後1つの図柄が通過する時間T6
だけ変動表示させた後、ランダムC(大当りの場合に
は、ランダムL)によって選択された停止図柄が中図柄
24bに表示される時間T7(=T5)まで変動表示さ
れる。
【0031】一方、右図柄24cの変動表示において
は、左中の図柄24a,24bに表示される停止図柄が
特定図柄でないとき(リーチ状態でないとき)と、特定
図柄であるとき(リーチ状態のとき)とでは、異なる態
様で変動表示される。そこで、まずリーチ状態でないと
きの変動表示について説明すると、基本時間として中図
柄24bの変動が停止するまでの時間が設定されてい
る。そして、基本時間終了後、1つの図柄が通過する時
間T8(=T6)だけ変動表示させた後、ランダムRに
よって選択された停止図柄が右図柄24cに表示される
時間T9(=T7)まで変動表示される。
【0032】一方、リーチ状態のときの変動表示におい
ては、中図柄24bの変動が停止するまでの間が基本時
間とされ、その基本時間が経過した後、右図柄24c
は、やや遅い変動速度(例えば、1図柄が通過する時間
が0.960秒の速度)に設定されて一定時間T10
(例えば、2.560秒)が経過するまで変動し、その
一定時間T10が経過した後、ランダムR(大当りの場
合には、ランダムL)によって選択された停止図柄と一
致するまでの時間T11の間変動表示する。
【0033】上記したように、可変表示装置23の可変
表示器24に表示される表示結果がほぼ始動入賞時に予
め決定されて記憶されるが、その記憶値に基づいて出力
される大当り予告情報出力処理について、図8のフロー
図を参照して説明する。まず、ステップ10で、前記ラ
ンダム1及び2から抽出格納した値が当り乱数であるか
否かが判別され、当りでないときには、以下のステップ
に進まず、一方、当りであると判別されたときには、ス
テップ20で大当り予告フラグがセットされる。この大
当り予告フラグのセットに基づいて基本回路80から大
当り予告情報出力回路85に出力が導出され、これによ
って大当り予告情報出力回路85から大当り予告情報信
号が配線76を介して予告表示制御回路58の大当り予
告情報入力回路94に入力され、ランプ点滅回路96に
よって予告ランプ57が点滅駆動される。また、大当り
予告情報入力回路94から入力された大当り予告情報信
号は、遅延回路97を介して大当り予告情報出力回路9
8から配線78によって他のパチンコ遊技機の大当り予
告情報入力回路95に入力されて、当該他のパチンコ遊
技機の予告ランプ57を遅れて点滅駆動させる。以下、
順次他のパチンコ遊技機に伝送されて順次予告ランプ5
7を点滅駆動する。
【0034】また、ステップ20で大当り予告フラグが
セットされた後には、ステップ30で停止図柄が大当り
条件を満足したか否か、即ち、大当りを記憶した記憶値
に対応する可変表示動作が終了したか否かが判別され、
その可変表示動作が終了したと判別されたときには、ス
テップ40で大当り予告フラグがクリアされ、上記した
大当り予告情報出力回路85への出力が停止され、これ
によって大当り予告情報信号の導出が停止されるので、
予告ランプ57の点滅動作が終了する。
【0035】上記したように、本実施例においては、遊
技者が遊技をしているパチンコ遊技機10だけでなく他
のパチンコ遊技機10において特定表示結果が表示され
る場合にも、遊技者が遊技をしているパチンコ遊技機1
0に対応する予告ランプ57が駆動されるので、遊技者
は、自身の遊技しているパチンコ遊技機10に特定表示
結果が表示されるという期待感を抱くことができ、可変
表示装置23の可変表示動作に強く引き付けられる。
【0036】なお、上記した実施例では、枠ランプ装置
50内に予告表示制御回路58と予告ランプ57とを設
けたものを示したが、設置島1又は管理室に各パチンコ
遊技機10の事前報知手段を制御する制御回路を設けて
も良い。また、事前報知手段として、枠ランプ装置50
に設けられる予告ランプ57以外のパチンコ遊技機10
に設けられる表示ランプやパチンコ遊技機10に対応し
て設置島1等に設けられる報知手段(例えば、呼出表示
装置2)であっても良いし、あるいは、可変表示装置2
3の可変表示態様を変化(例えば、可変表示速度の変
化、表示の明るさの変化、識別情報の色の変化、識別情
報の形状の変化等)させることにより、事前に報知する
構成でも良い。更に、事前報知手段として、音声による
報知であっても良い。また、事前報知手段と弾球遊技機
とが必ずしも1対1対応してなくても良く、例えば、2
台の弾球遊技機に1つの事前報知手段を対応させたり、
あるいは、設置島1に点灯移動するランプ列を形成し、
これらが移動したりしても良い。更に、事前報知信号が
出力されたときに、遊技場の音楽又は設置島単位の音楽
に変化を与えるようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明にあっては、遊技者が遊技をしている弾球遊
技機だけでなく他の弾球遊技機において特定表示結果が
表示される場合にも、遊技者に特定表示結果が表示され
ることを事前に報知する事前報知手段が駆動されるの
で、遊技者は、自身の遊技している弾球遊技機に特定表
示結果が表示されるという期待感を抱くことができ、可
変表示装置の可変表示動作に強く引き付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の一例のパチンコ遊技
機の動作を制御する制御回路のブロック図である。
【図2】パチンコ機設置島に設置されたパチンコ遊技機
の正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の背面図である。
【図4】パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図5】予告ランプが内蔵される枠ランプ装置の正面図
と分解正面図である。
【図6】可変表示装置の動作を示すタイミングチャート
である。
【図7】可変表示装置の表示結果の当り外れを決定する
ための説明図である。
【図8】大当り予告情報出力処理を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機(弾球遊技機) 20 遊技盤 23 可変表示装置 24 可変表示器 32 可変入賞球装置 50 枠ランプ装置 57 予告ランプ 58 予告表示制御回路 72 遊技制御回路基板 80 基本回路 87 大当り予告情報出力回路 94 大当り予告情報入力回路 95 大当り予告情報入力回路 98 大当り予告情報出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変表示装置の表示結果が予め定められ
    た特定表示結果となったときに、特定遊技状態となって
    遊技者に所定の遊技価値を付与することが可能な弾球遊
    技機において、 前記可変表示装置の停止時の表示結果を該可変表示装置
    の可変表示が停止する以前において予め決定する表示結
    果事前決定手段と、 該表示結果事前決定手段により決定された表示結果が前
    記予め定めた特定表示結果と一致していることを判別す
    る事前判別手段と、 該事前判別手段の出力に基づいて、当該弾球遊技機及び
    他の弾球遊技機に対応して設けられ且つ遊技者に特定表
    示結果が表示されることを事前に報知する事前報知手段
    に事前報知信号を出力する事前報知信号出力手段と、を
    備えたことを特徴とする弾球遊技機。
JP4139980A 1992-04-30 1992-04-30 弾球遊技機 Withdrawn JPH05305175A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272938A (ja) * 2001-03-16 2002-09-24 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ遊技機
JP2004329758A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Sankyo Kk 遊技機,遊技用装置,及び遊技用システム
JP2010131301A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ遊技機

Cited By (3)

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