JPH0739627A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
- Publication number
- JPH0739627A JPH0739627A JP5209019A JP20901993A JPH0739627A JP H0739627 A JPH0739627 A JP H0739627A JP 5209019 A JP5209019 A JP 5209019A JP 20901993 A JP20901993 A JP 20901993A JP H0739627 A JPH0739627 A JP H0739627A
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- JP
- Japan
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- probability
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- hit
- predetermined
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大当り表示結果導出のバラツキを抑え、もっ
て遊技者に不利益を与えることがなく且つ遊技場にとっ
て管理し易い弾球遊技機を提供する。 【構成】 回転ドラム91a〜91cが大当り図柄を出
現する確率値と同一の値内における変動動作のうちで1
回だけ大当り図柄を強制的にセットする一方、図柄表示
器75の当り図柄が表示される確率を変更することによ
り始動電動役物43への打玉の入賞率を変化させて出玉
率に変化を与えるように構成した。 【効果】 設定した確率値通りに大当り図柄が表示され
るので、大当り遊技状態出現のバラツキが少なくなり、
遊技者に大きな不利益を与えることがないと共に遊技場
にとって管理もし易い反面、遊技機毎に出玉率を変化さ
せることができるので、遊技の興趣を損なうこともな
い。
て遊技者に不利益を与えることがなく且つ遊技場にとっ
て管理し易い弾球遊技機を提供する。 【構成】 回転ドラム91a〜91cが大当り図柄を出
現する確率値と同一の値内における変動動作のうちで1
回だけ大当り図柄を強制的にセットする一方、図柄表示
器75の当り図柄が表示される確率を変更することによ
り始動電動役物43への打玉の入賞率を変化させて出玉
率に変化を与えるように構成した。 【効果】 設定した確率値通りに大当り図柄が表示され
るので、大当り遊技状態出現のバラツキが少なくなり、
遊技者に大きな不利益を与えることがないと共に遊技場
にとって管理もし易い反面、遊技機毎に出玉率を変化さ
せることができるので、遊技の興趣を損なうこともな
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変表示装置の表示結
果が予め定めた大当り表示結果であるときに特定遊技状
態となって可変入賞球装置を所定の態様で開放制御する
弾球遊技機に関するものである。
果が予め定めた大当り表示結果であるときに特定遊技状
態となって可変入賞球装置を所定の態様で開放制御する
弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、打玉が始動入賞口に入賞したとき
に可変表示装置を可変表示し、その停止時に表示される
表示結果が予め定めた大当り表示結果であるときに特定
遊技状態となって可変入賞球装置を所定の態様で開放制
御する弾球遊技機が多数提供されている。しかして、こ
のような弾球遊技機において、大当り表示結果は、予め
ソフト的に制御される所定確率で生起せしめられるもの
であるが、いわゆる完全確率方式といわれるものが採用
されていた。即ち、設定確率が1/200であるとする
と、始動入賞毎に毎回毎回1/200の確率で大当り表
示結果が導出されるか否かが決定されていた。
に可変表示装置を可変表示し、その停止時に表示される
表示結果が予め定めた大当り表示結果であるときに特定
遊技状態となって可変入賞球装置を所定の態様で開放制
御する弾球遊技機が多数提供されている。しかして、こ
のような弾球遊技機において、大当り表示結果は、予め
ソフト的に制御される所定確率で生起せしめられるもの
であるが、いわゆる完全確率方式といわれるものが採用
されていた。即ち、設定確率が1/200であるとする
と、始動入賞毎に毎回毎回1/200の確率で大当り表
示結果が導出されるか否かが決定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、長い時間で
みれば設定確率通りに大当り表示結果が導出されるが、
短時間(例えば、1日の稼働時間)でみると大当り表示
結果が連続的に導出されたり、あるいは全く導出されな
かったりしてバラツキが大きく、遊技者に多大な不利益
を与えたり、あるいは遊技場にとっても管理し難いとい
う欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、大当り表示結果導
出のバラツキを抑え、もって遊技者に不利益を与えるこ
とがなく且つ遊技場にとって管理し易い弾球遊技機を提
供することにある。
みれば設定確率通りに大当り表示結果が導出されるが、
短時間(例えば、1日の稼働時間)でみると大当り表示
結果が連続的に導出されたり、あるいは全く導出されな
かったりしてバラツキが大きく、遊技者に多大な不利益
を与えたり、あるいは遊技場にとっても管理し難いとい
う欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、大当り表示結果導
出のバラツキを抑え、もって遊技者に不利益を与えるこ
とがなく且つ遊技場にとって管理し易い弾球遊技機を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、第1の可変表示装置の表示
結果が予め定めた当り表示結果となったことに基づいて
第1の可変入賞球装置を第1の態様で開放制御し、第2
の可変表示装置の表示結果が予め定めた大当り表示結果
であるときに特定遊技状態となって第2の可変入賞球装
置を第2の態様で開放制御する弾球遊技機であって、前
記第2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内に
おいて前記大当り表示結果を1回導出させる特定遊技状
態発生手段と、前記第1の可変表示装置が当り表示結果
を導出する確率を、予め定めた第1条件が成立したとき
に低確率から高確率に変更し、予め定めた第2条件が成
立したときに高確率から低確率に変更する当り確率変更
手段と、を備えたことを特徴とするものである。上記し
た第1の可変表示装置及び第1の可変入賞球装置を設け
る代わりに、又は加えて、第2の可変表示装置が中当り
表示結果を導出するように構成し、その中当り表示結果
によって第2の可変入賞球装置を価値の小さい第3の態
様で開放制御し、しかも中当り表示結果の導出確率を変
更するようにしても良い。
ために、本発明においては、第1の可変表示装置の表示
結果が予め定めた当り表示結果となったことに基づいて
第1の可変入賞球装置を第1の態様で開放制御し、第2
の可変表示装置の表示結果が予め定めた大当り表示結果
であるときに特定遊技状態となって第2の可変入賞球装
置を第2の態様で開放制御する弾球遊技機であって、前
記第2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内に
おいて前記大当り表示結果を1回導出させる特定遊技状
態発生手段と、前記第1の可変表示装置が当り表示結果
を導出する確率を、予め定めた第1条件が成立したとき
に低確率から高確率に変更し、予め定めた第2条件が成
立したときに高確率から低確率に変更する当り確率変更
手段と、を備えたことを特徴とするものである。上記し
た第1の可変表示装置及び第1の可変入賞球装置を設け
る代わりに、又は加えて、第2の可変表示装置が中当り
表示結果を導出するように構成し、その中当り表示結果
によって第2の可変入賞球装置を価値の小さい第3の態
様で開放制御し、しかも中当り表示結果の導出確率を変
更するようにしても良い。
【0005】
【作用】第2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範
囲内で大当り表示結果が必ず1回導出されるので、短時
間的にみても特定遊技状態出現のバラツキが少なくな
り、遊技者に大きな不利益を与えることがないと共に遊
技場にとって管理もし易い。その反面、第2の可変表示
装置の所定の可変表示回数の範囲内で大当り表示結果が
1回しか導出されないため、第2の可変表示装置の可変
表示頻度が一定であると特定遊技状態における遊技者の
獲得できる景品玉の出玉率の変化が少なくなるという欠
点を有することになるが、そのような欠点も第1の可変
表示装置の表示結果が当り表示結果となったことに基づ
いて開放せしめられる第1の可変入賞球装置を設け、し
かも第1の可変表示結果が当り表示結果となる確率を予
め定めた第1条件の成立によって変化せしめるように構
成したので、第1の可変入賞球装置によって獲得する景
品玉の出玉率に変化を与えることができるので、遊技の
興趣を損なうこともない。上記した第1の可変表示装置
及び第1の可変入賞球装置を設ける代わりに、又は加え
て、第2の可変表示装置が中当り表示結果を導出するよ
うに構成し、その中当り表示結果によって第2の可変入
賞球装置を価値の小さい第3の態様で開放制御し、しか
も中当り表示結果の導出確率を変更するようにしても、
同様に景品玉の出玉率に変化を与えることができるの
で、遊技の興趣を損なうこともない。
囲内で大当り表示結果が必ず1回導出されるので、短時
間的にみても特定遊技状態出現のバラツキが少なくな
り、遊技者に大きな不利益を与えることがないと共に遊
技場にとって管理もし易い。その反面、第2の可変表示
装置の所定の可変表示回数の範囲内で大当り表示結果が
1回しか導出されないため、第2の可変表示装置の可変
表示頻度が一定であると特定遊技状態における遊技者の
獲得できる景品玉の出玉率の変化が少なくなるという欠
点を有することになるが、そのような欠点も第1の可変
表示装置の表示結果が当り表示結果となったことに基づ
いて開放せしめられる第1の可変入賞球装置を設け、し
かも第1の可変表示結果が当り表示結果となる確率を予
め定めた第1条件の成立によって変化せしめるように構
成したので、第1の可変入賞球装置によって獲得する景
品玉の出玉率に変化を与えることができるので、遊技の
興趣を損なうこともない。上記した第1の可変表示装置
及び第1の可変入賞球装置を設ける代わりに、又は加え
て、第2の可変表示装置が中当り表示結果を導出するよ
うに構成し、その中当り表示結果によって第2の可変入
賞球装置を価値の小さい第3の態様で開放制御し、しか
も中当り表示結果の導出確率を変更するようにしても、
同様に景品玉の出玉率に変化を与えることができるの
で、遊技の興趣を損なうこともない。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図20及び図21を参照して実施
例に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機1の
全体の構成について説明する。図20は、パチンコ遊技
機1の正面図であり、図21は、パチンコ遊技機1の背
面図である。図20において、パチンコ遊技機1は、周
知のように額縁状に形成された前面枠2を有し、該前面
枠2の額縁状の開口には、扉保持枠3が周設され、該扉
保持枠3の上部にガラス板を有するガラス扉枠4が、そ
の下部に打球供給皿6を有する前面扉板5がそれぞれ開
閉自在に設けられている。このガラス扉枠4の後方であ
って前面枠2の裏面には、後に詳述する遊技盤40が着
脱自在に取り付けられている。また、前面枠2下部の表
面には、前記打球供給皿6から溢れた余剰の景品玉を貯
留する余剰玉受皿11が設けられると共に、打球を発射
する操作ハンドル12も設けられている。更に、前面枠
2には、その上部に遊技状態が予め定めた特定遊技状態
となったときに点灯又は点滅する遊技効果ランプ13が
設けられると共に、その開放側側部には、図示しない施
錠装置の錠の周囲を装飾する錠飾りが設けられ、その錠
飾りの内部に打球の発射動作が行われてパチンコ遊技機
1が稼働中であることを表示する稼働ランプ14が内蔵
されている。
いて説明する。まず、図20及び図21を参照して実施
例に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機1の
全体の構成について説明する。図20は、パチンコ遊技
機1の正面図であり、図21は、パチンコ遊技機1の背
面図である。図20において、パチンコ遊技機1は、周
知のように額縁状に形成された前面枠2を有し、該前面
枠2の額縁状の開口には、扉保持枠3が周設され、該扉
保持枠3の上部にガラス板を有するガラス扉枠4が、そ
の下部に打球供給皿6を有する前面扉板5がそれぞれ開
閉自在に設けられている。このガラス扉枠4の後方であ
って前面枠2の裏面には、後に詳述する遊技盤40が着
脱自在に取り付けられている。また、前面枠2下部の表
面には、前記打球供給皿6から溢れた余剰の景品玉を貯
留する余剰玉受皿11が設けられると共に、打球を発射
する操作ハンドル12も設けられている。更に、前面枠
2には、その上部に遊技状態が予め定めた特定遊技状態
となったときに点灯又は点滅する遊技効果ランプ13が
設けられると共に、その開放側側部には、図示しない施
錠装置の錠の周囲を装飾する錠飾りが設けられ、その錠
飾りの内部に打球の発射動作が行われてパチンコ遊技機
1が稼働中であることを表示する稼働ランプ14が内蔵
されている。
【0007】上記した打球供給皿6について、さらに詳
細に説明すると、打球供給皿6には、パチンコ遊技機1
に隣接して設けられるカードユニット30を介して遊技
玉を借り受ける際に操作する操作部が設けられている。
操作部として玉貸スイッチ7と返却スイッチ9とが設け
られ、また、その玉貸スイッチ7と返却スイッチ9の間
に度数表示LED8が設けられている。玉貸スイッチ7
は、カードユニット30によって遊技玉を借り受ける際
に操作するものであり、返却スイッチ9は、遊技終了の
際にカードユニット30のカード挿入口35に差し込ま
れたカードを返却するためのものである。なお、カード
がカード挿入口35に差し込まれていることは、カード
ユニット30に設けられるカード投入表示ランプ34が
点灯していることにより分かる。また、度数表示LED
8は、カードユニット30のカード挿入口35に差し込
まれたカードの残額が表示されるものである。なお、打
球供給皿6の上流側下部空間には、効果音を発生するス
ピーカー10が内蔵されている。
細に説明すると、打球供給皿6には、パチンコ遊技機1
に隣接して設けられるカードユニット30を介して遊技
玉を借り受ける際に操作する操作部が設けられている。
操作部として玉貸スイッチ7と返却スイッチ9とが設け
られ、また、その玉貸スイッチ7と返却スイッチ9の間
に度数表示LED8が設けられている。玉貸スイッチ7
は、カードユニット30によって遊技玉を借り受ける際
に操作するものであり、返却スイッチ9は、遊技終了の
際にカードユニット30のカード挿入口35に差し込ま
れたカードを返却するためのものである。なお、カード
がカード挿入口35に差し込まれていることは、カード
ユニット30に設けられるカード投入表示ランプ34が
点灯していることにより分かる。また、度数表示LED
8は、カードユニット30のカード挿入口35に差し込
まれたカードの残額が表示されるものである。なお、打
球供給皿6の上流側下部空間には、効果音を発生するス
ピーカー10が内蔵されている。
【0008】一方、パチンコ遊技機1の裏面には、発生
した入賞玉を処理して所定個数の景品玉を払い出すため
の各種の機構がセットされる機構板15が設けられてい
る。この機構板15の構成は、従来周知であるので、そ
の詳細な説明は、省略するが、本実施例における機構板
15は、入賞玉に基づく景品玉の払出機能の他に、カー
ドユニット30からの玉貸要求信号に基づいて遊技玉を
貸し出す貸出機能をも有するようになっている。このた
め、機構板15の裏面には、払出制御回路基板20が取
り付けられ、該払出制御回路基板20とカードユニット
30とがカードユニット中継基板21を介して接続され
ている。
した入賞玉を処理して所定個数の景品玉を払い出すため
の各種の機構がセットされる機構板15が設けられてい
る。この機構板15の構成は、従来周知であるので、そ
の詳細な説明は、省略するが、本実施例における機構板
15は、入賞玉に基づく景品玉の払出機能の他に、カー
ドユニット30からの玉貸要求信号に基づいて遊技玉を
貸し出す貸出機能をも有するようになっている。このた
め、機構板15の裏面には、払出制御回路基板20が取
り付けられ、該払出制御回路基板20とカードユニット
30とがカードユニット中継基板21を介して接続され
ている。
【0009】また、機構板15には、遊技盤40に設け
られる遊技装置の遊技動作を制御する遊技制御回路基板
16も設けられており、その遊技制御回路基板16に、
モード設定スイッチ17、確率設定スイッチ18、及び
表示LED19とが設けられている。モード設定スイッ
チ17は、後に詳述するように、確率変更を生起せしめ
るための図柄の出現率を設定する確変モードと、低確率
時における大当り図柄の出現確率を設定する低確率設定
モードと、高確率における大当り出現確率を設定する高
確率設定モードと、のいずれかのモードを選択するため
のものであり、確率設定スイッチ18は、各モードにお
いて3段階に区分される確率のいずれかを選択するため
のものであり、表示LED19は、確率設定スイッチ1
8によって選択されている確率を点灯表示するものであ
る。なお、モード設定スイッチ17及び確率設定スイッ
チ18は、キースイッチ形式のものが使用されている。
なお、遊技盤に設けられる遊技装置と遊技制御回路基板
16とは、遊技盤40の裏面側に設けられる遊技盤用中
継基板25を介して接続されている。
られる遊技装置の遊技動作を制御する遊技制御回路基板
16も設けられており、その遊技制御回路基板16に、
モード設定スイッチ17、確率設定スイッチ18、及び
表示LED19とが設けられている。モード設定スイッ
チ17は、後に詳述するように、確率変更を生起せしめ
るための図柄の出現率を設定する確変モードと、低確率
時における大当り図柄の出現確率を設定する低確率設定
モードと、高確率における大当り出現確率を設定する高
確率設定モードと、のいずれかのモードを選択するため
のものであり、確率設定スイッチ18は、各モードにお
いて3段階に区分される確率のいずれかを選択するため
のものであり、表示LED19は、確率設定スイッチ1
8によって選択されている確率を点灯表示するものであ
る。なお、モード設定スイッチ17及び確率設定スイッ
チ18は、キースイッチ形式のものが使用されている。
なお、遊技盤に設けられる遊技装置と遊技制御回路基板
16とは、遊技盤40の裏面側に設けられる遊技盤用中
継基板25を介して接続されている。
【0010】更に、機構板15の裏面上部一側には、外
部からの電源の供給を受けたり外部とパチンコ遊技機1
との信号線を接続する端子が設けられるターミナル基板
ボックス24が設けられ、該ターミナル基板ボックス2
4と機構板15及び遊技盤40を除く枠側に設けられる
各種の電気部品とを接続するための機構板用中継基板2
2も設けられている。また、ターミナル基板ボックス2
4と遊技制御回路基板16、払出制御回路基板20、機
構板用中継基板22等と結ぶ電源線の途中に設けられる
電源スイッチ23がターミナル基板ボックス24の側方
に設けられている。
部からの電源の供給を受けたり外部とパチンコ遊技機1
との信号線を接続する端子が設けられるターミナル基板
ボックス24が設けられ、該ターミナル基板ボックス2
4と機構板15及び遊技盤40を除く枠側に設けられる
各種の電気部品とを接続するための機構板用中継基板2
2も設けられている。また、ターミナル基板ボックス2
4と遊技制御回路基板16、払出制御回路基板20、機
構板用中継基板22等と結ぶ電源線の途中に設けられる
電源スイッチ23がターミナル基板ボックス24の側方
に設けられている。
【0011】上記のように構成されるパチンコ遊技機1
の側方に設けられるカードユニット30は、図20に示
されるように、使用可能状態であるか否かを表示する使
用可表示ランプ31と、カード内に記録された残額情報
に端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数
を前記度数表示LED8に表示させるための端数表示ス
イッチ32と、当該カードユニット30がいずれの側の
パチンコ遊技機1に対応しているか否かを表示する連結
台方向表示器33と、カードがカードユニット30内に
投入中であることを表示するカード投入表示ランプ34
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入
口35と、該カード挿入口35の裏面に設けられるカー
ドリーダー機構を点検する場合に開放するためのカード
ユニット錠36と、が設けられている。そして、このよ
うに構成されるカードユニット30は、独自の制御回路
によって制御されるものであるが、パチンコ遊技機1側
に設けられる前記スイッチ7、9、表示LED8や、払
出制御回路基板20とを接続する必要があるため前記カ
ードユニット中継基板21が設けられている。なお、カ
ードユニット30をパチンコ遊技機1に内蔵しても良
い。
の側方に設けられるカードユニット30は、図20に示
されるように、使用可能状態であるか否かを表示する使
用可表示ランプ31と、カード内に記録された残額情報
に端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数
を前記度数表示LED8に表示させるための端数表示ス
イッチ32と、当該カードユニット30がいずれの側の
パチンコ遊技機1に対応しているか否かを表示する連結
台方向表示器33と、カードがカードユニット30内に
投入中であることを表示するカード投入表示ランプ34
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入
口35と、該カード挿入口35の裏面に設けられるカー
ドリーダー機構を点検する場合に開放するためのカード
ユニット錠36と、が設けられている。そして、このよ
うに構成されるカードユニット30は、独自の制御回路
によって制御されるものであるが、パチンコ遊技機1側
に設けられる前記スイッチ7、9、表示LED8や、払
出制御回路基板20とを接続する必要があるため前記カ
ードユニット中継基板21が設けられている。なお、カ
ードユニット30をパチンコ遊技機1に内蔵しても良
い。
【0012】次に、遊技盤40の構成について図1乃至
図6を参照して説明する。図1は、遊技盤40の拡大正
面図であり、図2は、遊技盤40に設けられる可変入賞
球装置46の斜視図であり、図3は、遊技盤40に設け
られる可変表示装置70の正面図であり、図4は、可変
表示装置70の分解斜視図であり、図5は、可変表示装
置70の断面図であり、図6は、可変表示装置70に含
まれる回転ドラム91a〜91cの外周面に形成される
図柄の展開図である。
図6を参照して説明する。図1は、遊技盤40の拡大正
面図であり、図2は、遊技盤40に設けられる可変入賞
球装置46の斜視図であり、図3は、遊技盤40に設け
られる可変表示装置70の正面図であり、図4は、可変
表示装置70の分解斜視図であり、図5は、可変表示装
置70の断面図であり、図6は、可変表示装置70に含
まれる回転ドラム91a〜91cの外周面に形成される
図柄の展開図である。
【0013】図1において、遊技盤40の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール41がほぼ円
状に植立され、該誘導レール41で区画された領域が遊
技領域42を構成している。遊技領域42のほぼ中央上
部には、複数(3つ)の回転ドラム91a〜91cを有
する可変表示装置70が配置されている。
射された打玉を誘導するための誘導レール41がほぼ円
状に植立され、該誘導レール41で区画された領域が遊
技領域42を構成している。遊技領域42のほぼ中央上
部には、複数(3つ)の回転ドラム91a〜91cを有
する可変表示装置70が配置されている。
【0014】可変表示装置70の下方には、前記回転ド
ラム91a〜91cの回転を許容する始動電動役物43
が設けられている。この始動電動役物43は、ソレノイ
ド44によって開閉されるに一対の開閉翼片を有するい
わゆるチューリップ式電動入賞装置であって、後述する
通過口61aに内蔵される通過口スイッチ62がONし
たときに表示結果を導出する図柄表示器75の表示結果
が当り表示となったときに一定時間(例えば、4秒)が
経過するまで、又は所定個数(例えば、2個)の入賞玉
が発生するまで開放する。また、始動電動役物43に入
賞した入賞玉は、内蔵される始動口スイッチ45によっ
て検出され、前記回転ドラム91a〜91cの回転を許
容する。この意味で始動電動役物43は、第1の可変入
賞球装置を構成し、後述する図柄表示器75は、第1の
可変表示装置を構成する。なお、始動電動役物43への
入賞に基づく可変表示装置70の許容回転数は、所定回
数(例えば、4回)記憶され、その旨が可変表示装置7
0に設けられる始動記憶表示器76(LED)によって
表示されるようになっている。
ラム91a〜91cの回転を許容する始動電動役物43
が設けられている。この始動電動役物43は、ソレノイ
ド44によって開閉されるに一対の開閉翼片を有するい
わゆるチューリップ式電動入賞装置であって、後述する
通過口61aに内蔵される通過口スイッチ62がONし
たときに表示結果を導出する図柄表示器75の表示結果
が当り表示となったときに一定時間(例えば、4秒)が
経過するまで、又は所定個数(例えば、2個)の入賞玉
が発生するまで開放する。また、始動電動役物43に入
賞した入賞玉は、内蔵される始動口スイッチ45によっ
て検出され、前記回転ドラム91a〜91cの回転を許
容する。この意味で始動電動役物43は、第1の可変入
賞球装置を構成し、後述する図柄表示器75は、第1の
可変表示装置を構成する。なお、始動電動役物43への
入賞に基づく可変表示装置70の許容回転数は、所定回
数(例えば、4回)記憶され、その旨が可変表示装置7
0に設けられる始動記憶表示器76(LED)によって
表示されるようになっている。
【0015】前記可変表示装置70の下方に入賞領域4
8を有する可変入賞球装置46が設けられている。可変
入賞球装置46は、図2に示すように、前記遊技盤40
に取り付けられる取付基板47を有し、その取付基板4
7の上部に長方形状の入賞領域48が開設されている。
この入賞領域48には、下端両サイドを軸支して、取付
基板47に対して垂直方向に開閉自在とされる開閉板4
9によって塞がれている。この開閉板49は、開閉板用
ソレノイド50(図1参照)によって開閉制御され、開
成中には、遊技盤40の表面を落下する打玉を受止めて
入賞領域48に導き入賞玉とする。また、入賞領域48
の内部は、3つに区画され、その中央に特定領域51が
形成され、その左右に通常領域52a,52bが形成さ
れている。特定領域51には、特定領域スイッチ53が
設けられ、また、通常領域52a,52bにも10カウ
ントスイッチ54が設けられている。
8を有する可変入賞球装置46が設けられている。可変
入賞球装置46は、図2に示すように、前記遊技盤40
に取り付けられる取付基板47を有し、その取付基板4
7の上部に長方形状の入賞領域48が開設されている。
この入賞領域48には、下端両サイドを軸支して、取付
基板47に対して垂直方向に開閉自在とされる開閉板4
9によって塞がれている。この開閉板49は、開閉板用
ソレノイド50(図1参照)によって開閉制御され、開
成中には、遊技盤40の表面を落下する打玉を受止めて
入賞領域48に導き入賞玉とする。また、入賞領域48
の内部は、3つに区画され、その中央に特定領域51が
形成され、その左右に通常領域52a,52bが形成さ
れている。特定領域51には、特定領域スイッチ53が
設けられ、また、通常領域52a,52bにも10カウ
ントスイッチ54が設けられている。
【0016】ところで、開閉板49の裏面には、前記特
定領域51に対応する位置に貯留片55が突設され、開
閉板49によって受け止められた打玉を特定領域51に
向かって誘導する誘導片56a,56bが左右に突設さ
れている。しかして、開閉板49が開放した状態におい
て、貯留片55が特定領域51に侵入するので、開閉板
49によって受け入れられた打玉は、貯留片55によっ
て特定領域51への侵入を一時的に阻止されて停留さ
れ、以後の誘導片56a,56bによって誘導された打
玉は、その停留されている打玉に衝突して通常領域52
a,52bに導かれる。しかし、開閉板49が閉じると
貯留片55によって停留されていた打玉が特定領域51
に導かれることとなり、最終的には、停留玉が存在すれ
ば、後述する継続権が成立することになる。
定領域51に対応する位置に貯留片55が突設され、開
閉板49によって受け止められた打玉を特定領域51に
向かって誘導する誘導片56a,56bが左右に突設さ
れている。しかして、開閉板49が開放した状態におい
て、貯留片55が特定領域51に侵入するので、開閉板
49によって受け入れられた打玉は、貯留片55によっ
て特定領域51への侵入を一時的に阻止されて停留さ
れ、以後の誘導片56a,56bによって誘導された打
玉は、その停留されている打玉に衝突して通常領域52
a,52bに導かれる。しかし、開閉板49が閉じると
貯留片55によって停留されていた打玉が特定領域51
に導かれることとなり、最終的には、停留玉が存在すれ
ば、後述する継続権が成立することになる。
【0017】なお、開閉板49の下方は、楕円状に突設
され、その突設部の中央に前記10カウントスイッチ5
4によって検出された入賞玉数を表示する入賞個数表示
器57(セグメントLED)が設けられている。また、
その楕円状突出部には、水平方向に飾りLED58が設
けられている。この飾りLEDは、可変表示装置70の
変動時や特定遊技状態時に所定の態様で駆動制御される
ようになっている。更に、可変入賞球装置46の取付基
板47の左右部には、通常の入賞口59a,59bが一
体的に形成されている。
され、その突設部の中央に前記10カウントスイッチ5
4によって検出された入賞玉数を表示する入賞個数表示
器57(セグメントLED)が設けられている。また、
その楕円状突出部には、水平方向に飾りLED58が設
けられている。この飾りLEDは、可変表示装置70の
変動時や特定遊技状態時に所定の態様で駆動制御される
ようになっている。更に、可変入賞球装置46の取付基
板47の左右部には、通常の入賞口59a,59bが一
体的に形成されている。
【0018】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置46は、以下のように作動する。即ち、打玉が
始動電動役物43に入賞して始動口スイッチ45をON
させると、可変表示装置70の回転ドラム91a〜91
cが回転を開始し、一定時間(例えば、5秒)が経過す
ると、左側の回転ドラム91aから順次停止され、すべ
ての回転ドラム91a〜91cの停止時の識別情報の組
み合せが所定の大当り表示態様となったときに特定遊技
状態(大当り遊技状態とも言う)となる。そして、この
特定遊技状態においては、可変入賞球装置46の開閉板
49が所定期間(例えば、25秒経過するまで、あるい
は10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定
され、その開放している間遊技盤40の表面を落下する
打玉を受止めるようになっている。そして、入賞領域4
8内に設けられた特定領域51に入賞すると、再度上記
した開放状態を繰り返し、特定領域51に入賞玉が入賞
する毎に継続権が成立して開放状態を最高16回繰り返
すことができるようになっている。上記した作用から理
解できるように、回転ドラム91a〜91cは、第2の
可変表示装置を構成し、可変入賞球装置46は、第2の
可変入賞球装置を構成するものである。
賞球装置46は、以下のように作動する。即ち、打玉が
始動電動役物43に入賞して始動口スイッチ45をON
させると、可変表示装置70の回転ドラム91a〜91
cが回転を開始し、一定時間(例えば、5秒)が経過す
ると、左側の回転ドラム91aから順次停止され、すべ
ての回転ドラム91a〜91cの停止時の識別情報の組
み合せが所定の大当り表示態様となったときに特定遊技
状態(大当り遊技状態とも言う)となる。そして、この
特定遊技状態においては、可変入賞球装置46の開閉板
49が所定期間(例えば、25秒経過するまで、あるい
は10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定
され、その開放している間遊技盤40の表面を落下する
打玉を受止めるようになっている。そして、入賞領域4
8内に設けられた特定領域51に入賞すると、再度上記
した開放状態を繰り返し、特定領域51に入賞玉が入賞
する毎に継続権が成立して開放状態を最高16回繰り返
すことができるようになっている。上記した作用から理
解できるように、回転ドラム91a〜91cは、第2の
可変表示装置を構成し、可変入賞球装置46は、第2の
可変入賞球装置を構成するものである。
【0019】更に、遊技盤40の表面には、前記可変表
示装置70の上部左右側方に風車ランプ60a,60
b、通過口61a,61bが設けられ、下部側方に袖入
賞口64a,64bが設けられている。通過口61a,
61bのうち、左側に配置される通過口61aには、通
過口スイッチ62が内蔵され、通過口61aを通過する
打玉を検出して可変表示装置70に設けられる図柄表示
器75の表示結果を導出するようになっている。なお、
通過口61aを通過した打玉の数は、始動入賞と同様に
最高4個まで記憶されるようになっている。通過口61
a,61b及び袖入賞口64a,64bは、それぞれ肩
ランプ63a,63b、袖ランプ65a,65bを内蔵
しており、風車ランプ60a,60bを含む肩ランプ6
3a,63b、袖ランプ65a,65bは、前記特定遊
技状態時、変動時等に点灯又は点滅してその旨を報知す
るものであり、同様な機能を有するものとして、遊技領
域42の左右にサイドランプ66a,66bが設けられ
ている。
示装置70の上部左右側方に風車ランプ60a,60
b、通過口61a,61bが設けられ、下部側方に袖入
賞口64a,64bが設けられている。通過口61a,
61bのうち、左側に配置される通過口61aには、通
過口スイッチ62が内蔵され、通過口61aを通過する
打玉を検出して可変表示装置70に設けられる図柄表示
器75の表示結果を導出するようになっている。なお、
通過口61aを通過した打玉の数は、始動入賞と同様に
最高4個まで記憶されるようになっている。通過口61
a,61b及び袖入賞口64a,64bは、それぞれ肩
ランプ63a,63b、袖ランプ65a,65bを内蔵
しており、風車ランプ60a,60bを含む肩ランプ6
3a,63b、袖ランプ65a,65bは、前記特定遊
技状態時、変動時等に点灯又は点滅してその旨を報知す
るものであり、同様な機能を有するものとして、遊技領
域42の左右にサイドランプ66a,66bが設けられ
ている。
【0020】なお、遊技領域42の入口部分の内側誘導
レール41の上端には、遊技領域42に到達した打玉が
逆流しないようにするため、逆流防止装置69が取り付
けられている。また、遊技盤40の表面の最下方には、
上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊
技盤40の後方に導かれるアウト口68が設けられてい
る。また、誘導レール41の外周に沿ってレール飾りラ
ンプ67が設けられ、遊技盤40の前面は、周知のよう
にガラス板26(図5参照)によって覆われている。上
記したランプ類は、飾りランプと称されるものである。
レール41の上端には、遊技領域42に到達した打玉が
逆流しないようにするため、逆流防止装置69が取り付
けられている。また、遊技盤40の表面の最下方には、
上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊
技盤40の後方に導かれるアウト口68が設けられてい
る。また、誘導レール41の外周に沿ってレール飾りラ
ンプ67が設けられ、遊技盤40の前面は、周知のよう
にガラス板26(図5参照)によって覆われている。上
記したランプ類は、飾りランプと称されるものである。
【0021】ところで、可変表示装置70は、前記遊技
盤40の表面に取り付けられる取付基板71と、遊技盤
40の裏面に取り付けられる回転ドラムユニット89a
〜89cを含むドラム装置部84とに分けられる。そこ
で、まず遊技盤40の表面に取り付けられる取付基板7
1の構成について図3及び図4を参照して説明する。取
付基板71には、長方形状の窓開口72が開設され、該
窓開口72に透明レンズカバー81が取り付けられ、そ
の透明レンズカバー81の後方に回転ドラム91a〜9
1cの外周に形成される識別情報が視認できるようにな
っている。この透明レンズカバー81は、3つの回転ド
ラム91a〜91cの表面に描かれた識別情報(図柄)
が4つ分見えるような大きさに選ばれている。また、取
付基板71の上部には、通常の入賞口73が突設形成さ
れているが、該入賞口73の下方に回数表示器74と図
柄表示器75(共にセグメントLED)とが設けられて
いる。
盤40の表面に取り付けられる取付基板71と、遊技盤
40の裏面に取り付けられる回転ドラムユニット89a
〜89cを含むドラム装置部84とに分けられる。そこ
で、まず遊技盤40の表面に取り付けられる取付基板7
1の構成について図3及び図4を参照して説明する。取
付基板71には、長方形状の窓開口72が開設され、該
窓開口72に透明レンズカバー81が取り付けられ、そ
の透明レンズカバー81の後方に回転ドラム91a〜9
1cの外周に形成される識別情報が視認できるようにな
っている。この透明レンズカバー81は、3つの回転ド
ラム91a〜91cの表面に描かれた識別情報(図柄)
が4つ分見えるような大きさに選ばれている。また、取
付基板71の上部には、通常の入賞口73が突設形成さ
れているが、該入賞口73の下方に回数表示器74と図
柄表示器75(共にセグメントLED)とが設けられて
いる。
【0022】図柄表示器75は、0〜9までの数値を可
変表示するように構成され、その表示結果が奇数のとき
当りとなって前記始動電動役物43を所定の態様で開放
し、その表示結果が偶数のとき外れとなって始動電動役
物43の開放は、行われない。なお、当りとなる確率
は、後述するように確率変動によって変化するようにな
っている。また、回数表示器74は、特定遊技状態時に
おける前記可変入賞球装置46の開閉板49の開放回数
を表示するものである。更に、前記入賞口73の下部左
右からアーチ状に始動記憶表示器76が設けられてい
る。
変表示するように構成され、その表示結果が奇数のとき
当りとなって前記始動電動役物43を所定の態様で開放
し、その表示結果が偶数のとき外れとなって始動電動役
物43の開放は、行われない。なお、当りとなる確率
は、後述するように確率変動によって変化するようにな
っている。また、回数表示器74は、特定遊技状態時に
おける前記可変入賞球装置46の開閉板49の開放回数
を表示するものである。更に、前記入賞口73の下部左
右からアーチ状に始動記憶表示器76が設けられてい
る。
【0023】また、取付基板71の側方には、ワープ入
口77a,77bが設けられている。このワープ入口7
7a,77bに入った打玉は、取付基板71の左右に形
成されたワープ通路78a,78bを通って窓開口72
の下縁左右に形成されたワープ出口79a,79bに放
出され、最終的に取付基板71の下部中央に形成された
放出口80から再度遊技領域42に放出されるようにな
っている。しかして、放出口80の下方には、図1に示
すように始動電動役物43が配置されるので、ワープさ
れた打玉が、始動電動役物43に入賞し易くなってい
る。なお、ワープ出口79a,79bの背面部分は、後
述するドラムサイドランプ95a,95bによって装飾
されるようになっている。また、取付基板71の後方に
は、後面から下面にかけて開放した周壁82が突設され
ており、この周壁82がドラム装置収納体85の上部前
面と整合するようになっている。また、周壁82の左右
外側には、取付基板71を遊技盤40に取り付ける際に
使用される係合ボス83が突設されている。
口77a,77bが設けられている。このワープ入口7
7a,77bに入った打玉は、取付基板71の左右に形
成されたワープ通路78a,78bを通って窓開口72
の下縁左右に形成されたワープ出口79a,79bに放
出され、最終的に取付基板71の下部中央に形成された
放出口80から再度遊技領域42に放出されるようにな
っている。しかして、放出口80の下方には、図1に示
すように始動電動役物43が配置されるので、ワープさ
れた打玉が、始動電動役物43に入賞し易くなってい
る。なお、ワープ出口79a,79bの背面部分は、後
述するドラムサイドランプ95a,95bによって装飾
されるようになっている。また、取付基板71の後方に
は、後面から下面にかけて開放した周壁82が突設され
ており、この周壁82がドラム装置収納体85の上部前
面と整合するようになっている。また、周壁82の左右
外側には、取付基板71を遊技盤40に取り付ける際に
使用される係合ボス83が突設されている。
【0024】ところで、前記透明レンズカバー81を通
して見える縦4つ横3つの識別情報によって構成される
4本の水平ラインと2本の対角線ラインとが当りライン
を構成するものである。本実施例における当りライン
は、図示するように、中段下水平の当りラインと、中
段上水平の当りラインと、下段水平の当りライン
と、右下がり対角線の当りラインと、右上り対角線の
当りラインと、上段水平の当りラインと、があり、
いずれかの当りライン〜上に所定の識別情報(大当
り図柄という場合がある)が並んだときに大当りとなっ
て特定遊技状態を生起せしめる。
して見える縦4つ横3つの識別情報によって構成される
4本の水平ラインと2本の対角線ラインとが当りライン
を構成するものである。本実施例における当りライン
は、図示するように、中段下水平の当りラインと、中
段上水平の当りラインと、下段水平の当りライン
と、右下がり対角線の当りラインと、右上り対角線の
当りラインと、上段水平の当りラインと、があり、
いずれかの当りライン〜上に所定の識別情報(大当
り図柄という場合がある)が並んだときに大当りとなっ
て特定遊技状態を生起せしめる。
【0025】なお、本実施例における3つの回転ドラム
91a〜91cの外周面に描かれる識別情報は、図6に
示すように、全部で20個あり、大当り図柄として
「7」「BAR」「JP」「V」「ダイヤモンドの図
柄」「太陽の図柄」「サクランボの図柄」の7種類と、
外れ図柄として各列91a〜91cに14個の「楕円状
マーク」がそれぞれ描かれている。そして、上記した同
一の大当り図柄が前記した当りライン〜のいずれか
に並んだときに大当りとなるが、すべての大当り配列パ
ターンは、予め所定のランダム数に対応させてあり、始
動入賞時にそのランダム数の中から1つの値を抽出する
ことにより、どの大当り図柄がどの当りラインに並ぶか
が決定される。また、上記した大当り図柄のうち、
「7」と「ダイヤモンドの図柄」とで大当りとなった場
合には、大当り確率及び図柄表示器75における当り確
率が低確率から高確率に変更され、次回の大当り及び当
りの発生によって高確率から低確率に戻る。なお、図6
は、回転ドラム91a〜91cの外周面に貼付される図
柄シール100a〜100cの展開図である。
91a〜91cの外周面に描かれる識別情報は、図6に
示すように、全部で20個あり、大当り図柄として
「7」「BAR」「JP」「V」「ダイヤモンドの図
柄」「太陽の図柄」「サクランボの図柄」の7種類と、
外れ図柄として各列91a〜91cに14個の「楕円状
マーク」がそれぞれ描かれている。そして、上記した同
一の大当り図柄が前記した当りライン〜のいずれか
に並んだときに大当りとなるが、すべての大当り配列パ
ターンは、予め所定のランダム数に対応させてあり、始
動入賞時にそのランダム数の中から1つの値を抽出する
ことにより、どの大当り図柄がどの当りラインに並ぶか
が決定される。また、上記した大当り図柄のうち、
「7」と「ダイヤモンドの図柄」とで大当りとなった場
合には、大当り確率及び図柄表示器75における当り確
率が低確率から高確率に変更され、次回の大当り及び当
りの発生によって高確率から低確率に戻る。なお、図6
は、回転ドラム91a〜91cの外周面に貼付される図
柄シール100a〜100cの展開図である。
【0026】また、可変表示装置70の一方の構成要素
であるドラム装置部84において、ドラム装置部84
は、ドラム装置収納体85に複数(3つ)の回転ドラム
ユニット89a〜89cを収納して構成される。しかし
て、ドラム装置収納体85は、前方が開放した箱状に形
成され、その前方の開口から3つの回転ドラムユニット
89a〜89cを挿入支持することができるようになっ
ている。また、ドラム装置収納体85の上部には、各回
転ドラムユニット89a〜89cから発生放出された熱
を外部に放出するための冷却口86が形成されると共
に、その後方上部に後述する固定板90a〜90cと連
結されて伝導された熱を放出する冷却金属板87も設け
られている。更に、ドラム装置収納体85の前面開口縁
の形状は、側方から見て段差状に形成され、下方の突出
した部分のフランジ部には、遊技盤40の裏面に取り付
けられる入賞玉集合カバー体の係合突起(図示しない)
と係合する位置合わせ穴88が形成されている。そし
て、ドラム装置収納体85を遊技盤40の裏面側にセッ
トした状態においては、図5に示すように、側方から見
て取付基板71とドラム装置収納体85とが段差状とな
るように組み付けられる。このため、取付基板71の透
明レンズカバー81を介して視認される回転ドラム91
a〜91cの範囲は、前方上端から反時計方向に約90
度回転した外周面に描かれた複数の図柄(4つ)とな
る。
であるドラム装置部84において、ドラム装置部84
は、ドラム装置収納体85に複数(3つ)の回転ドラム
ユニット89a〜89cを収納して構成される。しかし
て、ドラム装置収納体85は、前方が開放した箱状に形
成され、その前方の開口から3つの回転ドラムユニット
89a〜89cを挿入支持することができるようになっ
ている。また、ドラム装置収納体85の上部には、各回
転ドラムユニット89a〜89cから発生放出された熱
を外部に放出するための冷却口86が形成されると共
に、その後方上部に後述する固定板90a〜90cと連
結されて伝導された熱を放出する冷却金属板87も設け
られている。更に、ドラム装置収納体85の前面開口縁
の形状は、側方から見て段差状に形成され、下方の突出
した部分のフランジ部には、遊技盤40の裏面に取り付
けられる入賞玉集合カバー体の係合突起(図示しない)
と係合する位置合わせ穴88が形成されている。そし
て、ドラム装置収納体85を遊技盤40の裏面側にセッ
トした状態においては、図5に示すように、側方から見
て取付基板71とドラム装置収納体85とが段差状とな
るように組み付けられる。このため、取付基板71の透
明レンズカバー81を介して視認される回転ドラム91
a〜91cの範囲は、前方上端から反時計方向に約90
度回転した外周面に描かれた複数の図柄(4つ)とな
る。
【0027】上記したドラム装置収納体85に収納され
る回転ドラムユニット89a〜89cは、固定板90a
〜90cに集約して構成される。具体的には、固定板9
0a〜90cに固着されたステッピングモータ92a〜
92c(図5に92bのみを表示)の出力軸に筒状の回
転ドラム91a〜91cを固着することにより各回転ド
ラムユニット89a〜89cが構成されている。そし
て、固定板90a〜90cをドラム装置収納体85の所
定の係合溝に嵌入することにより、ドラム装置部84が
完成される。また、回転ドラム91a〜91cは、透過
化性のある合成樹脂によって構成されており、図5に示
すように各回転ドラム91a〜91cの外周面と内周面
に図柄シール100a〜100c(図5に100bのみ
を表示)を貼付している。これにより、外周面に形成さ
れる各図柄が立体的に視認されるようにすることができ
る。また、各回転ドラムユニット89a〜89cには、
前記透明レンズカバー81によって視認され図柄の対応
する位置に、裏面から光を照射するドラムランプ93a
〜93cが設けられ、更に、図示しないが、ステッピン
グモータ92a〜92cの内部には、停止図柄を検出す
るためのセンサ94a〜94c(図7のブロック図に符
号だけ表示)が設けられている。なお、左右の回転ドラ
ムユニット89a,89cの固定板90a,90c(正
確には、固定板90a,90cに固着されるプリント配
線基板)には、ドラムサイドランプ95a,95bも設
けられている。
る回転ドラムユニット89a〜89cは、固定板90a
〜90cに集約して構成される。具体的には、固定板9
0a〜90cに固着されたステッピングモータ92a〜
92c(図5に92bのみを表示)の出力軸に筒状の回
転ドラム91a〜91cを固着することにより各回転ド
ラムユニット89a〜89cが構成されている。そし
て、固定板90a〜90cをドラム装置収納体85の所
定の係合溝に嵌入することにより、ドラム装置部84が
完成される。また、回転ドラム91a〜91cは、透過
化性のある合成樹脂によって構成されており、図5に示
すように各回転ドラム91a〜91cの外周面と内周面
に図柄シール100a〜100c(図5に100bのみ
を表示)を貼付している。これにより、外周面に形成さ
れる各図柄が立体的に視認されるようにすることができ
る。また、各回転ドラムユニット89a〜89cには、
前記透明レンズカバー81によって視認され図柄の対応
する位置に、裏面から光を照射するドラムランプ93a
〜93cが設けられ、更に、図示しないが、ステッピン
グモータ92a〜92cの内部には、停止図柄を検出す
るためのセンサ94a〜94c(図7のブロック図に符
号だけ表示)が設けられている。なお、左右の回転ドラ
ムユニット89a,89cの固定板90a,90c(正
確には、固定板90a,90cに固着されるプリント配
線基板)には、ドラムサイドランプ95a,95bも設
けられている。
【0028】上記したように各回転ドラムユニット89
a〜89cには、ステッピングモータ92a〜92c、
ドラムランプ93a〜93c、センサ94a〜94c等
の電気的部品を含むものであるが、これらの電気的部品
からの配線は、固定板90a〜90cに固着されるプリ
ント配線基板(図示しない)に接続され、そのプリント
配線基板に設けられるコネクタ96a〜96c(図5に
96bのみ表示)を、ドラム装置収納体85裏面下部に
装着される中継基板97のコネクタ98a〜98c(図
5に98bのみ表示)に接続する。この接続は、固定板
90a〜90cをドラム装置収納体85に装着したとき
に自然に接続されるようになっている。そして、中継基
板97に設けられる多極コネクタ99aに前記遊技制御
回路基板16から延びる配線のコネクタ99bを接続す
ることにより、遊技制御回路基板16と回転ドラムユニ
ット89a〜89cが電気的に接続される。
a〜89cには、ステッピングモータ92a〜92c、
ドラムランプ93a〜93c、センサ94a〜94c等
の電気的部品を含むものであるが、これらの電気的部品
からの配線は、固定板90a〜90cに固着されるプリ
ント配線基板(図示しない)に接続され、そのプリント
配線基板に設けられるコネクタ96a〜96c(図5に
96bのみ表示)を、ドラム装置収納体85裏面下部に
装着される中継基板97のコネクタ98a〜98c(図
5に98bのみ表示)に接続する。この接続は、固定板
90a〜90cをドラム装置収納体85に装着したとき
に自然に接続されるようになっている。そして、中継基
板97に設けられる多極コネクタ99aに前記遊技制御
回路基板16から延びる配線のコネクタ99bを接続す
ることにより、遊技制御回路基板16と回転ドラムユニ
ット89a〜89cが電気的に接続される。
【0029】以上、可変表示装置70を含む遊技盤40
の構成について説明してきたが、遊技盤40に設けられ
るそれらの遊技装置は、遊技制御回路基板16に形成さ
れる遊技制御回路によって制御される。図7は、その遊
技制御回路をブロック構成で示す回路図であり、MP
U、ROM、RAM、入出力回路を含むメインの基本回
路101によって制御される。また、可変表示装置70
は、基本回路101によって制御されるサブの基本回路
102によって制御される。しかして、メイン基本回路
101には、スイッチ入力回路110を介してモード設
定スイッチ17(確率設定スイッチと表示)、確率設定
スイッチ18、通過口スイッチ62、10カウントスイ
ッチ54、特定領域スイッチ53、及び始動口スイッチ
45からの検出信号が入力され、アドレスデコード回路
104からメイン基本回路101にチップセレクト信号
が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路1
05からメイン基本回路101にリセット信号が与えら
れ、割込用プログラムを実行する際にNMI割込用パル
ス発生回路106からメイン基本回路101に割込信号
が与えられ、所定時間毎にクロック用リセットパルス発
生回路107からメイン基本回路101及びサブ基本回
路102に定期リセット信号が与えられる。更に、メイ
ン基本回路101と払出制御回路基板20(玉払出基板
と表示)との間で玉払出基板入出力回路103を介して
各種の信号をやり取りしている。
の構成について説明してきたが、遊技盤40に設けられ
るそれらの遊技装置は、遊技制御回路基板16に形成さ
れる遊技制御回路によって制御される。図7は、その遊
技制御回路をブロック構成で示す回路図であり、MP
U、ROM、RAM、入出力回路を含むメインの基本回
路101によって制御される。また、可変表示装置70
は、基本回路101によって制御されるサブの基本回路
102によって制御される。しかして、メイン基本回路
101には、スイッチ入力回路110を介してモード設
定スイッチ17(確率設定スイッチと表示)、確率設定
スイッチ18、通過口スイッチ62、10カウントスイ
ッチ54、特定領域スイッチ53、及び始動口スイッチ
45からの検出信号が入力され、アドレスデコード回路
104からメイン基本回路101にチップセレクト信号
が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路1
05からメイン基本回路101にリセット信号が与えら
れ、割込用プログラムを実行する際にNMI割込用パル
ス発生回路106からメイン基本回路101に割込信号
が与えられ、所定時間毎にクロック用リセットパルス発
生回路107からメイン基本回路101及びサブ基本回
路102に定期リセット信号が与えられる。更に、メイ
ン基本回路101と払出制御回路基板20(玉払出基板
と表示)との間で玉払出基板入出力回路103を介して
各種の信号をやり取りしている。
【0030】一方、メイン基本回路101からは、以下
の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、音回路
111を介してスピーカー10に音声信号が与えられ、
7セグ・LED駆動回路108を介して図柄表示器7
5、回数表示器74、入賞個数表示器57、始動記憶表
示器76、及び飾りLED58に表示制御信号が与えら
れ、また、ランプ・ソレノイド・情報出力回路87を介
してソレノイド44、50、風車ランプ60a,60b
等の飾りランプ、及び遊技効果ランプ13が駆動され、
確率変動情報、有効始動情報、大当り情報、有効通過情
報及び当り情報が外部に導出される。
の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、音回路
111を介してスピーカー10に音声信号が与えられ、
7セグ・LED駆動回路108を介して図柄表示器7
5、回数表示器74、入賞個数表示器57、始動記憶表
示器76、及び飾りLED58に表示制御信号が与えら
れ、また、ランプ・ソレノイド・情報出力回路87を介
してソレノイド44、50、風車ランプ60a,60b
等の飾りランプ、及び遊技効果ランプ13が駆動され、
確率変動情報、有効始動情報、大当り情報、有効通過情
報及び当り情報が外部に導出される。
【0031】また、前記した可変表示装置70の回転ド
ラム91a〜91cは、専用のサブ基本回路102によ
って制御されるが、このサブ基本回路102にメイン基
本回路101から制御信号が与えられる。しかして、サ
ブ基本回路102からは、ランプ回路114を介してド
ラムランプ93a〜93cに駆動信号が与えられ、モー
タ回路112を介してステッピングモータ92a〜92
cに駆動信号が与えられ、ステッピングモータ92a〜
92cに内蔵されるセンサ94a〜94cからは、セン
サ回路113を介してサブ基本回路102及び基本回路
101に入力信号が送られる。なお、上記したドラムラ
ンプ93a〜93cを除く装置や回路には、電源回路1
15から各種の電圧を有する電力が供給され、ドラムラ
ンプ93a〜93cには、ドラムランプ用電源116か
ら所定の電圧を有する電力が供給されている。
ラム91a〜91cは、専用のサブ基本回路102によ
って制御されるが、このサブ基本回路102にメイン基
本回路101から制御信号が与えられる。しかして、サ
ブ基本回路102からは、ランプ回路114を介してド
ラムランプ93a〜93cに駆動信号が与えられ、モー
タ回路112を介してステッピングモータ92a〜92
cに駆動信号が与えられ、ステッピングモータ92a〜
92cに内蔵されるセンサ94a〜94cからは、セン
サ回路113を介してサブ基本回路102及び基本回路
101に入力信号が送られる。なお、上記したドラムラ
ンプ93a〜93cを除く装置や回路には、電源回路1
15から各種の電圧を有する電力が供給され、ドラムラ
ンプ93a〜93cには、ドラムランプ用電源116か
ら所定の電圧を有する電力が供給されている。
【0032】上記のように構成される遊技制御回路によ
って制御される動作のうち、第2の可変表示装置として
の回転ドラム91a〜91cの停止時に表示される停止
図柄の選択動作について図8乃至図12を参照して説明
する。図8は、停止図柄の選択動作を示すフロー図であ
り、図9は、確率変動が生ずる図柄の出現率と確率設定
スイッチ18との関係を示す一覧表図であり、図10
は、高確率及び低確率と確率設定スイッチ18との関係
を示す一覧表図であり、図11は、大当り及び当りの抽
出される際に使用されるランダム数の一覧表図であり、
図12は、遊技状態と確率変動との関係を示すタイムチ
ャートである。
って制御される動作のうち、第2の可変表示装置として
の回転ドラム91a〜91cの停止時に表示される停止
図柄の選択動作について図8乃至図12を参照して説明
する。図8は、停止図柄の選択動作を示すフロー図であ
り、図9は、確率変動が生ずる図柄の出現率と確率設定
スイッチ18との関係を示す一覧表図であり、図10
は、高確率及び低確率と確率設定スイッチ18との関係
を示す一覧表図であり、図11は、大当り及び当りの抽
出される際に使用されるランダム数の一覧表図であり、
図12は、遊技状態と確率変動との関係を示すタイムチ
ャートである。
【0033】図8において、ステップ10で確率が低確
率から高確率に変動しているか否かが判別される。この
確率の変動は、前回の大当りが確変図柄である「7」又
は「ダイヤモンドの図柄(以下、ダイヤと略称する)」
で発生した場合に生起される。そして、この確率変動が
生ずるための確変図柄の出現率は、図9に示すように、
確率設定スイッチ18の設定値によって変更できるよう
になっている。即ち、モード設定スイッチ17を確変図
柄出現率設定モード(例えば、1)に設定した状態で確
率設定スイッチ18の設定値を「1」にセットすると、
表示結果が大当りとなるうちの、4/10の確率で確変
図柄「7」「ダイヤ」が表示され、設定値「2」をセッ
トすると、3/10の確率で確変図柄「7」「ダイヤ」
が表示され、設定値「3」をセットすると、2/10の
確率で確変図柄「7」「ダイヤ」が表示される。
率から高確率に変動しているか否かが判別される。この
確率の変動は、前回の大当りが確変図柄である「7」又
は「ダイヤモンドの図柄(以下、ダイヤと略称する)」
で発生した場合に生起される。そして、この確率変動が
生ずるための確変図柄の出現率は、図9に示すように、
確率設定スイッチ18の設定値によって変更できるよう
になっている。即ち、モード設定スイッチ17を確変図
柄出現率設定モード(例えば、1)に設定した状態で確
率設定スイッチ18の設定値を「1」にセットすると、
表示結果が大当りとなるうちの、4/10の確率で確変
図柄「7」「ダイヤ」が表示され、設定値「2」をセッ
トすると、3/10の確率で確変図柄「7」「ダイヤ」
が表示され、設定値「3」をセットすると、2/10の
確率で確変図柄「7」「ダイヤ」が表示される。
【0034】また、低確率及び高確率も図10に示すよ
うにそれぞれ3段階に設定し得るようになっている。即
ち、モード設定スイッチ17を低確率設定モード(例え
ば、2)に設定した状態で確率設定スイッチ18の設定
値を「1」にセットすると、大当り出現確率が1/20
0に設定され、設定値を「2」にセットすると、大当り
出現確率が1/220に設定され、設定値を「3」にセ
ットすると、大当り出現確率が1/240に設定され
る。また、モード設定スイッチ17を高確率設定モード
(例えば、3)に設定した状態で確率設定スイッチ18
の設定値を「1」にセットすると、大当り出現確率が低
確率時の10倍となるように設定され、設定値を「2」
にセットすると、大当り出現確率が低確率時の5倍とな
るように設定され、設定値を「3」にセットすると、大
当り出現確率が低確率時の4倍となるように設定され
る。
うにそれぞれ3段階に設定し得るようになっている。即
ち、モード設定スイッチ17を低確率設定モード(例え
ば、2)に設定した状態で確率設定スイッチ18の設定
値を「1」にセットすると、大当り出現確率が1/20
0に設定され、設定値を「2」にセットすると、大当り
出現確率が1/220に設定され、設定値を「3」にセ
ットすると、大当り出現確率が1/240に設定され
る。また、モード設定スイッチ17を高確率設定モード
(例えば、3)に設定した状態で確率設定スイッチ18
の設定値を「1」にセットすると、大当り出現確率が低
確率時の10倍となるように設定され、設定値を「2」
にセットすると、大当り出現確率が低確率時の5倍とな
るように設定され、設定値を「3」にセットすると、大
当り出現確率が低確率時の4倍となるように設定され
る。
【0035】上記した低確率・高確率の相互の変更は、
図12に示すように制御される。即ち、遊技状態が確変
図柄である「7」又は「ダイヤ」で大当り遊技状態にな
ると、その大当り遊技状態の終了後、確率が高確率に変
更される。このため、回転ドラム91a〜91cの変動
動作において大当り図柄が表示される可能性が高くな
る。また、そのような高確率の状態は、次に大当り図柄
が表示されるまで継続され、その大当り図柄が表示され
たときに高確率から低確率(通常と表示)に変更され
る。一方、確変図柄である「7」又は「ダイヤ」以外で
大当りとなった場合(図示の場合には、3回目の大当
り)には、高確率への変更は、行われない。なお、本実
施例においては、図柄表示器75に当り図柄が出現する
確率も変更されるが、その変更条件は、上記と同じであ
る。したがって、回転ドラム91a〜91cの可変表示
動作において確変図柄が表示されたことが第1の条件の
成立を意味し、大当り遊技状態が終了したことが第2の
条件の成立を意味する。
図12に示すように制御される。即ち、遊技状態が確変
図柄である「7」又は「ダイヤ」で大当り遊技状態にな
ると、その大当り遊技状態の終了後、確率が高確率に変
更される。このため、回転ドラム91a〜91cの変動
動作において大当り図柄が表示される可能性が高くな
る。また、そのような高確率の状態は、次に大当り図柄
が表示されるまで継続され、その大当り図柄が表示され
たときに高確率から低確率(通常と表示)に変更され
る。一方、確変図柄である「7」又は「ダイヤ」以外で
大当りとなった場合(図示の場合には、3回目の大当
り)には、高確率への変更は、行われない。なお、本実
施例においては、図柄表示器75に当り図柄が出現する
確率も変更されるが、その変更条件は、上記と同じであ
る。したがって、回転ドラム91a〜91cの可変表示
動作において確変図柄が表示されたことが第1の条件の
成立を意味し、大当り遊技状態が終了したことが第2の
条件の成立を意味する。
【0036】図8に戻って、ステップ10で確変中でな
いと判別されたときには、ステップ11で変動回数カウ
ンタの値が「0」か否かが判別され、「0」であれば、
ステップ12でランダム1から1つの値が抽出されて格
納される。ランダム1は、図11に示すように、通常時
何回目に大当りとなるかを決定するためのランダム数で
あり、「0〜上限値」までの数が刻々と変化する。ここ
で、上限値とは、低確率時における数値が設定されるも
ので、例えば、前記した設定値が「1」にセットされて
いる場合には、「200」が上限値として設定される。
また、ステップ11で変動回数カウンタの値が「0」で
なければ、ステップ12の処理は、実行されず、次のス
テップ13に進む。
いと判別されたときには、ステップ11で変動回数カウ
ンタの値が「0」か否かが判別され、「0」であれば、
ステップ12でランダム1から1つの値が抽出されて格
納される。ランダム1は、図11に示すように、通常時
何回目に大当りとなるかを決定するためのランダム数で
あり、「0〜上限値」までの数が刻々と変化する。ここ
で、上限値とは、低確率時における数値が設定されるも
ので、例えば、前記した設定値が「1」にセットされて
いる場合には、「200」が上限値として設定される。
また、ステップ11で変動回数カウンタの値が「0」で
なければ、ステップ12の処理は、実行されず、次のス
テップ13に進む。
【0037】ステップ13では、格納されたランダム1
の値と変動回数カウンタの値が同一であるか否かが判別
され、同一であればステップ14で大当り図柄をセット
してステップ16に進み、同一でなければ、ステップ1
5で外れ図柄をセットしてステップ16に進む。ステッ
プ14における大当り図柄のセットの際には、図11に
示すランダム3、4が使用される。即ち、ランダム3
は、確率変動図柄で大当りとなるかどうかを決定するた
めのランダム数であり、「0〜9」までの数値が刻々と
変化するものであり、前記図9に示す設定値に応じた確
率で確率変動図柄が選択される。また、ランダム4は、
大当り図柄をどの当りライン上に表示するか否かを決定
するためのランダム数であり、すべての大当り組合せに
対応する「0〜39」までの数値が刻々と変化するもの
であり、ランダム3によって抽出される値との関係でい
ずれか1つの値が抽出される。一方、ステップ15にお
ける外れ図柄のセットの際には、図11に示すランダム
5が使用される。即ち、ランダム5は、外れ図柄をどの
位置に表示するか否かを決定するためのランダム数であ
り、すべての外れ組合せに対応する「0〜9261」ま
での数値が刻々と変化するものである。
の値と変動回数カウンタの値が同一であるか否かが判別
され、同一であればステップ14で大当り図柄をセット
してステップ16に進み、同一でなければ、ステップ1
5で外れ図柄をセットしてステップ16に進む。ステッ
プ14における大当り図柄のセットの際には、図11に
示すランダム3、4が使用される。即ち、ランダム3
は、確率変動図柄で大当りとなるかどうかを決定するた
めのランダム数であり、「0〜9」までの数値が刻々と
変化するものであり、前記図9に示す設定値に応じた確
率で確率変動図柄が選択される。また、ランダム4は、
大当り図柄をどの当りライン上に表示するか否かを決定
するためのランダム数であり、すべての大当り組合せに
対応する「0〜39」までの数値が刻々と変化するもの
であり、ランダム3によって抽出される値との関係でい
ずれか1つの値が抽出される。一方、ステップ15にお
ける外れ図柄のセットの際には、図11に示すランダム
5が使用される。即ち、ランダム5は、外れ図柄をどの
位置に表示するか否かを決定するためのランダム数であ
り、すべての外れ組合せに対応する「0〜9261」ま
での数値が刻々と変化するものである。
【0038】次いで、ステップ16では、変動動作が終
了する毎に変動回数カウンタの値が1ずつ加算され、そ
の後、ステップ17で変動回数カウンタの値が上限値に
達したか否かが判別され、上限値に達しない場合には、
サブルーチンを終了し、上限値に達した場合には、ステ
ップ18で変動回数カウンタの値をクリアして「0」に
セットし、サブルーチンを終了する。
了する毎に変動回数カウンタの値が1ずつ加算され、そ
の後、ステップ17で変動回数カウンタの値が上限値に
達したか否かが判別され、上限値に達しない場合には、
サブルーチンを終了し、上限値に達した場合には、ステ
ップ18で変動回数カウンタの値をクリアして「0」に
セットし、サブルーチンを終了する。
【0039】上記したステップ11〜ステップ18の処
理においては、低確率値に対応する上限値内で変動回数
が最初の変動時に設定される数値に到達した際に大当り
図柄を強制的にセットし、その前後の上限値内の変動に
おいては、外れ図柄を強制的にセットするので、設定し
た低確率値通りに大当り図柄が表示され、短時間的にみ
ても低確率時における大当り遊技状態出現のバラツキが
少なくなり、遊技者に大きな不利益を与えることがない
と共に遊技場にとって管理もし易い。
理においては、低確率値に対応する上限値内で変動回数
が最初の変動時に設定される数値に到達した際に大当り
図柄を強制的にセットし、その前後の上限値内の変動に
おいては、外れ図柄を強制的にセットするので、設定し
た低確率値通りに大当り図柄が表示され、短時間的にみ
ても低確率時における大当り遊技状態出現のバラツキが
少なくなり、遊技者に大きな不利益を与えることがない
と共に遊技場にとって管理もし易い。
【0040】一方、前記ステップ10で確変中であると
判別されたときには、ステップ19で確変時変動回数カ
ウンタの値が「0」か否かが判別され、「0」であれ
ば、ステップ20でランダム2から1つの値が抽出され
て格納される。ランダム2は、図11に示すように、確
変時何回目に大当りとなるかを決定するためのランダム
数であり、「0〜上限値」までの数が刻々と変化する。
ここで、上限値とは、高確率時における数値が設定され
るもので、例えば、前記した設定値が「1」にセットさ
れている場合には、低確率時の10倍の値「20」が上
限値として設定される。また、ステップ19で確変時変
動回数カウンタの値が「0」でなければ、ステップ20
の処理は、実行されず、次のステップ21に進む。
判別されたときには、ステップ19で確変時変動回数カ
ウンタの値が「0」か否かが判別され、「0」であれ
ば、ステップ20でランダム2から1つの値が抽出され
て格納される。ランダム2は、図11に示すように、確
変時何回目に大当りとなるかを決定するためのランダム
数であり、「0〜上限値」までの数が刻々と変化する。
ここで、上限値とは、高確率時における数値が設定され
るもので、例えば、前記した設定値が「1」にセットさ
れている場合には、低確率時の10倍の値「20」が上
限値として設定される。また、ステップ19で確変時変
動回数カウンタの値が「0」でなければ、ステップ20
の処理は、実行されず、次のステップ21に進む。
【0041】ステップ21では、格納されたランダム2
の値と確変時変動回数カウンタの値が同一であるか否か
が判別され、同一であればステップ22で大当り図柄を
セットしてステップ24に進み、同一でなければ、ステ
ップ23で外れ図柄をセットしてステップ24に進む。
ステップ24では、変動動作が終了する毎に確変時変動
回数カウンタの値が1ずつ加算され、その後、ステップ
25で確変時変動回数カウンタの値が上限値に達したか
否かが判別され、上限値に達しない場合には、サブルー
チンを終了し、上限値に達した場合には、ステップ26
で確変時変動回数カウンタの値をクリアして「0」にセ
ットし、サブルーチンを終了する。
の値と確変時変動回数カウンタの値が同一であるか否か
が判別され、同一であればステップ22で大当り図柄を
セットしてステップ24に進み、同一でなければ、ステ
ップ23で外れ図柄をセットしてステップ24に進む。
ステップ24では、変動動作が終了する毎に確変時変動
回数カウンタの値が1ずつ加算され、その後、ステップ
25で確変時変動回数カウンタの値が上限値に達したか
否かが判別され、上限値に達しない場合には、サブルー
チンを終了し、上限値に達した場合には、ステップ26
で確変時変動回数カウンタの値をクリアして「0」にセ
ットし、サブルーチンを終了する。
【0042】上記したステップ19〜ステップ26の処
理においては、高確率値に対応する上限値内で変動回数
が最初の変動時に設定される数値に到達した際に大当り
図柄を強制的にセットし、その前後の上限値内の変動に
おいては、外れ図柄を強制的にセットするので、設定し
た高確率値通りに大当り図柄が表示され、短時間的にみ
ても高確率時における大当り遊技状態出現のバラツキが
少なくなり、遊技者に大きな不利益を与えることがない
と共に遊技場にとって管理もし易い。
理においては、高確率値に対応する上限値内で変動回数
が最初の変動時に設定される数値に到達した際に大当り
図柄を強制的にセットし、その前後の上限値内の変動に
おいては、外れ図柄を強制的にセットするので、設定し
た高確率値通りに大当り図柄が表示され、短時間的にみ
ても高確率時における大当り遊技状態出現のバラツキが
少なくなり、遊技者に大きな不利益を与えることがない
と共に遊技場にとって管理もし易い。
【0043】ところで、上記したように確率通りに大当
り図柄が表示される場合には、大当り遊技状態において
遊技者の獲得する景品玉の出玉率がほぼ一定となってし
まい、パチンコ遊技機1毎に出玉率をバラつかせること
ができないという欠点がある。しかし、本実施例におい
ては、大当り遊技状態の発生に関与する回転ドラム91
a〜91cの可変表示動作を開始せしめる始動入賞口を
図柄表示器75の表示結果に基づいて開放制御される始
動電動役物43で構成し、その始動電動役物43を開放
せしめる当り図柄の出現確率を変更して、結果的に出玉
率に変化を与えるようにしている。これについて前記図
11、図13及び図14を参照して簡単に説明する。図
13は、通過口スイッチ62と図柄表示器75と始動電
動役物43(可変入賞球装置43と表示)との関係を示
すタイムチャートであり、図14は、図柄表示器75が
当り図柄を表示する確率の一覧表図である。
り図柄が表示される場合には、大当り遊技状態において
遊技者の獲得する景品玉の出玉率がほぼ一定となってし
まい、パチンコ遊技機1毎に出玉率をバラつかせること
ができないという欠点がある。しかし、本実施例におい
ては、大当り遊技状態の発生に関与する回転ドラム91
a〜91cの可変表示動作を開始せしめる始動入賞口を
図柄表示器75の表示結果に基づいて開放制御される始
動電動役物43で構成し、その始動電動役物43を開放
せしめる当り図柄の出現確率を変更して、結果的に出玉
率に変化を与えるようにしている。これについて前記図
11、図13及び図14を参照して簡単に説明する。図
13は、通過口スイッチ62と図柄表示器75と始動電
動役物43(可変入賞球装置43と表示)との関係を示
すタイムチャートであり、図14は、図柄表示器75が
当り図柄を表示する確率の一覧表図である。
【0044】図13において、打玉が通過口61aを通
過して通過口スイッチ62をONし、通過信号T1,T
2を導出したときには、図柄表示器75が可変表示を開
始して所定時間後に停止する。そして、停止したときの
表示結果が奇数であるときに当りとなって始動電動役物
43が4秒経過するまで又は2個入賞するまで開放する
が、表示結果が偶数であるときには、外れとなって始動
電動役物43が開放しない。また、図14に示すよう
に、通常時においては、当り図柄が表示される確率は、
1/10であり、確率変動が生じたときには、9/10
となる。この場合、当り外れの決定は、図11に示すよ
うに、「0〜9」までの数値が刻々と変化するランダム
6によって行われ、通常時、「0」が抽出されたときに
当りとなり、確変時、「0〜8」が抽出されたときに当
りとなる。また、図柄表示器75に表示される図柄の決
定は、「0〜9」までの数値が刻々と変化するランダム
7によって実行される。
過して通過口スイッチ62をONし、通過信号T1,T
2を導出したときには、図柄表示器75が可変表示を開
始して所定時間後に停止する。そして、停止したときの
表示結果が奇数であるときに当りとなって始動電動役物
43が4秒経過するまで又は2個入賞するまで開放する
が、表示結果が偶数であるときには、外れとなって始動
電動役物43が開放しない。また、図14に示すよう
に、通常時においては、当り図柄が表示される確率は、
1/10であり、確率変動が生じたときには、9/10
となる。この場合、当り外れの決定は、図11に示すよ
うに、「0〜9」までの数値が刻々と変化するランダム
6によって行われ、通常時、「0」が抽出されたときに
当りとなり、確変時、「0〜8」が抽出されたときに当
りとなる。また、図柄表示器75に表示される図柄の決
定は、「0〜9」までの数値が刻々と変化するランダム
7によって実行される。
【0045】上記したように確変前と確変後とでは、当
り図柄の表示される確率が全く異なるので、始動電動役
物43への打玉の入賞率が大きく異なる。しかして、確
変後においては、始動電動役物43への入賞率が高くな
るので、パチンコ遊技機1全体の出玉率を変化させるこ
とができると共に、回転ドラム91a〜91cの単位時
間あたりの変動回数が増大し、これがため、次に発生す
る大当り遊技状態の時間的な発生間隔を短くすることが
できる。したがって、確率通りに大当り図柄が表示され
ることにより出玉率が一定になると共に大当り遊技状態
の時間的な発生間隔の変化が小さくなる傾向に対して、
図柄表示器75の当り図柄が表示される確率を変更する
ことにより始動電動役物43への打玉の入賞率を変化せ
しめ、これにより、パチンコ遊技機1全体の出玉率をも
変化させることができると共に次に発生する大当り遊技
状態の時間的な発生間隔を短くすることができるので、
遊技の興趣を損なうこともない。特に、本実施例のよう
に図柄表示器75と回転ドラム91a〜91cとにおけ
る確変の条件が同じであるときには、大当り遊技状態の
発生間隔を極めて短くすることができるので、遊技者に
対し連続して大当り遊技状態が発生するような印象を与
え、遊技者の興趣をより引き付けることができるもので
ある。なお、第1の可変表示装置としての図柄表示器7
5と第2の可変表示装置としての回転ドラム91a〜9
1cの確変条件を異なる独立した条件でそれぞれ設定し
ても良い。また、図柄表示器75の確変前の変動時間よ
りも確変後の変動時間を短く設定した場合(例えば、6
秒を2秒に短縮)には、図柄表示器75の表示結果が早
く出るので、その分次に発生する大当り遊技状態の時間
的な発生間隔をさらに短くすることができると共に、始
動電動役物43への入賞率を高めることとなるので、出
玉率にも大きな変化を与えることができる。
り図柄の表示される確率が全く異なるので、始動電動役
物43への打玉の入賞率が大きく異なる。しかして、確
変後においては、始動電動役物43への入賞率が高くな
るので、パチンコ遊技機1全体の出玉率を変化させるこ
とができると共に、回転ドラム91a〜91cの単位時
間あたりの変動回数が増大し、これがため、次に発生す
る大当り遊技状態の時間的な発生間隔を短くすることが
できる。したがって、確率通りに大当り図柄が表示され
ることにより出玉率が一定になると共に大当り遊技状態
の時間的な発生間隔の変化が小さくなる傾向に対して、
図柄表示器75の当り図柄が表示される確率を変更する
ことにより始動電動役物43への打玉の入賞率を変化せ
しめ、これにより、パチンコ遊技機1全体の出玉率をも
変化させることができると共に次に発生する大当り遊技
状態の時間的な発生間隔を短くすることができるので、
遊技の興趣を損なうこともない。特に、本実施例のよう
に図柄表示器75と回転ドラム91a〜91cとにおけ
る確変の条件が同じであるときには、大当り遊技状態の
発生間隔を極めて短くすることができるので、遊技者に
対し連続して大当り遊技状態が発生するような印象を与
え、遊技者の興趣をより引き付けることができるもので
ある。なお、第1の可変表示装置としての図柄表示器7
5と第2の可変表示装置としての回転ドラム91a〜9
1cの確変条件を異なる独立した条件でそれぞれ設定し
ても良い。また、図柄表示器75の確変前の変動時間よ
りも確変後の変動時間を短く設定した場合(例えば、6
秒を2秒に短縮)には、図柄表示器75の表示結果が早
く出るので、その分次に発生する大当り遊技状態の時間
的な発生間隔をさらに短くすることができると共に、始
動電動役物43への入賞率を高めることとなるので、出
玉率にも大きな変化を与えることができる。
【0046】なお、上記した実施例では、図12に示す
ように、遊技状態と確率変動との関係について、確変図
柄の表示により、その後の1回の大当りが発生するもの
を示したが、図15に示すように、確変図柄の表示によ
り、無条件にその後の2回の大当りが発生するまで高確
率(ただし、大当り中は除く)を継続するものであって
もよいし、図16に示すように、確変図柄に関係なく所
定回数目(図示の場合には、奇数回目)の大当りが生じ
たときに高確率に変更してもよいし、更に、図17に示
すように、確変図柄が表示されたときからその後の2回
の大当りが発生するまで高確率を継続するもの(図15
の場合には、更新がないが、図17の場合には、確変図
柄が表示される毎に更新される)であってもよい。
ように、遊技状態と確率変動との関係について、確変図
柄の表示により、その後の1回の大当りが発生するもの
を示したが、図15に示すように、確変図柄の表示によ
り、無条件にその後の2回の大当りが発生するまで高確
率(ただし、大当り中は除く)を継続するものであって
もよいし、図16に示すように、確変図柄に関係なく所
定回数目(図示の場合には、奇数回目)の大当りが生じ
たときに高確率に変更してもよいし、更に、図17に示
すように、確変図柄が表示されたときからその後の2回
の大当りが発生するまで高確率を継続するもの(図15
の場合には、更新がないが、図17の場合には、確変図
柄が表示される毎に更新される)であってもよい。
【0047】また、上記した実施例では、図8に示すよ
うに、最初の変動時に抽出した数値に対応する変動回数
で大当り図柄を表示させるようにしたが、図18に示す
ように、変動回数が上限値に達すると大当りとなり、そ
れまでは大当りとならないように制御しても良い。図1
8について簡単に説明すると、ステップ30で確率が低
確率から高確率に変動しているか否かが判別される。ス
テップ30で確変中でないと判別されたときには、ステ
ップ31で変動回数カウンタの値が低確率時の上限値よ
りも1だけ小さい最大値であるか否かが判別され、最大
値であれば、ステップ32で大当り図柄をセットしてス
テップ34に進み、最大値でなければ、ステップ33で
外れ図柄をセットしてステップ34に進む。ステップ3
4では、変動動作が終了する毎に変動回数カウンタの値
が1ずつ加算され、その後、ステップ35で変動回数カ
ウンタの値が上限値に達したか否かが判別され、上限値
に達しない場合には、サブルーチンを終了し、上限値に
達した場合には、ステップ36で変動回数カウンタの値
をクリアして「0」にセットし、サブルーチンを終了す
る。
うに、最初の変動時に抽出した数値に対応する変動回数
で大当り図柄を表示させるようにしたが、図18に示す
ように、変動回数が上限値に達すると大当りとなり、そ
れまでは大当りとならないように制御しても良い。図1
8について簡単に説明すると、ステップ30で確率が低
確率から高確率に変動しているか否かが判別される。ス
テップ30で確変中でないと判別されたときには、ステ
ップ31で変動回数カウンタの値が低確率時の上限値よ
りも1だけ小さい最大値であるか否かが判別され、最大
値であれば、ステップ32で大当り図柄をセットしてス
テップ34に進み、最大値でなければ、ステップ33で
外れ図柄をセットしてステップ34に進む。ステップ3
4では、変動動作が終了する毎に変動回数カウンタの値
が1ずつ加算され、その後、ステップ35で変動回数カ
ウンタの値が上限値に達したか否かが判別され、上限値
に達しない場合には、サブルーチンを終了し、上限値に
達した場合には、ステップ36で変動回数カウンタの値
をクリアして「0」にセットし、サブルーチンを終了す
る。
【0048】一方、前記ステップ30で確変中であると
判別されたときには、ステップ37で確変時変動回数カ
ウンタの値が高確率時の上限値よりも1だけ小さい最大
値であるか否かが判別され、最大値であれば、ステップ
38で大当り図柄をセットしてステップ40に進み、最
大値でなければ、ステップ39で外れ図柄をセットして
ステップ40に進む。ステップ40では、変動動作が終
了する毎に確変時変動回数カウンタの値が1ずつ加算さ
れ、その後、ステップ41で確変時変動回数カウンタの
値が上限値に達したか否かが判別され、上限値に達しな
い場合には、サブルーチンを終了し、上限値に達した場
合には、ステップ42で確変時変動回数カウンタの値を
クリアして「0」にセットし、サブルーチンを終了す
る。
判別されたときには、ステップ37で確変時変動回数カ
ウンタの値が高確率時の上限値よりも1だけ小さい最大
値であるか否かが判別され、最大値であれば、ステップ
38で大当り図柄をセットしてステップ40に進み、最
大値でなければ、ステップ39で外れ図柄をセットして
ステップ40に進む。ステップ40では、変動動作が終
了する毎に確変時変動回数カウンタの値が1ずつ加算さ
れ、その後、ステップ41で確変時変動回数カウンタの
値が上限値に達したか否かが判別され、上限値に達しな
い場合には、サブルーチンを終了し、上限値に達した場
合には、ステップ42で確変時変動回数カウンタの値を
クリアして「0」にセットし、サブルーチンを終了す
る。
【0049】上記したステップ30〜ステップ42の処
理においては、確率値に対応する上限値に到達した際に
大当り図柄を強制的にセットし、その前後の上限値内の
変動においては、外れ図柄を強制的にセットするので、
設定した確率値通りに大当り図柄が表示され、短時間的
にみても大当り遊技状態出現のバラツキが少なくなり、
遊技者に大きな不利益を与えることがないと共に遊技場
にとって管理もし易い。
理においては、確率値に対応する上限値に到達した際に
大当り図柄を強制的にセットし、その前後の上限値内の
変動においては、外れ図柄を強制的にセットするので、
設定した確率値通りに大当り図柄が表示され、短時間的
にみても大当り遊技状態出現のバラツキが少なくなり、
遊技者に大きな不利益を与えることがないと共に遊技場
にとって管理もし易い。
【0050】また、図19に示すように、変動回数が上
限値に達するまでは完全確率方式によって変動制御さ
れ、その完全確率方式によって大当りが発生しないで上
限値に達したときに強制的に大当りとし、また、完全確
率方式によって大当りが発生したときには、その後上限
値に達するまで外れが表示されるように制御しても良
い。この図19について簡単に説明すると、ステップ5
0で確変中であるか否かが判別され、確変中でないと判
別されたときには、ステップ51で大当り発生フラグが
すでにセットされているか否かが判別される。大当り発
生フラグがセットされている場合には、上限値に達する
前にすでに大当りが発生したということであるためステ
ップ52で外れ図柄をセットしてステップ60に進む。
一方、ステップ51で大当り発生フラグがセットされて
いないと判別されたときには、ステップ53で変動回数
カウンタの値が上限値より1小さい最大値であるか否か
が判別され、最大値であると判別されたときには、上限
値に達するまで大当りが発生しなかったということであ
るからステップ54で大当り図柄をセットしてステップ
60に進む。
限値に達するまでは完全確率方式によって変動制御さ
れ、その完全確率方式によって大当りが発生しないで上
限値に達したときに強制的に大当りとし、また、完全確
率方式によって大当りが発生したときには、その後上限
値に達するまで外れが表示されるように制御しても良
い。この図19について簡単に説明すると、ステップ5
0で確変中であるか否かが判別され、確変中でないと判
別されたときには、ステップ51で大当り発生フラグが
すでにセットされているか否かが判別される。大当り発
生フラグがセットされている場合には、上限値に達する
前にすでに大当りが発生したということであるためステ
ップ52で外れ図柄をセットしてステップ60に進む。
一方、ステップ51で大当り発生フラグがセットされて
いないと判別されたときには、ステップ53で変動回数
カウンタの値が上限値より1小さい最大値であるか否か
が判別され、最大値であると判別されたときには、上限
値に達するまで大当りが発生しなかったということであ
るからステップ54で大当り図柄をセットしてステップ
60に進む。
【0051】また、前記ステップ53で変動回数カウン
タの値が最大値でないと判別されたときには、ステップ
55で当たり外れを決定するためのランダムAの格納さ
れた値を読み出して判定し、ステップ56でその判定結
果が大当りか否かが判別される。この場合、ランダムA
における抽出処理は、完全確率方式によって抽出されて
いる。しかして、大当りであると判別されたときには、
ステップ57で大当り図柄をセットしてステップ58で
大当り発生フラグをセットした後、ステップ60に進
み、大当りでないと判別されたときには、ステップ59
で外れ図柄をセットしてステップ60に進む。
タの値が最大値でないと判別されたときには、ステップ
55で当たり外れを決定するためのランダムAの格納さ
れた値を読み出して判定し、ステップ56でその判定結
果が大当りか否かが判別される。この場合、ランダムA
における抽出処理は、完全確率方式によって抽出されて
いる。しかして、大当りであると判別されたときには、
ステップ57で大当り図柄をセットしてステップ58で
大当り発生フラグをセットした後、ステップ60に進
み、大当りでないと判別されたときには、ステップ59
で外れ図柄をセットしてステップ60に進む。
【0052】ステップ60では、変動動作が終了する毎
に変動回数カウンタの値が1ずつ加算され、その後、ス
テップ61で変動回数カウンタの値が上限値に達したか
否かが判別され、上限値に達しない場合には、サブルー
チンを終了し、上限値に達した場合には、ステップ62
で変動回数カウンタの値をクリアして「0」にセット
し、ステップ63で大当り発生フラグをクリアしてサブ
ルーチンを終了する。
に変動回数カウンタの値が1ずつ加算され、その後、ス
テップ61で変動回数カウンタの値が上限値に達したか
否かが判別され、上限値に達しない場合には、サブルー
チンを終了し、上限値に達した場合には、ステップ62
で変動回数カウンタの値をクリアして「0」にセット
し、ステップ63で大当り発生フラグをクリアしてサブ
ルーチンを終了する。
【0053】これに対し、ステップ50で確変中である
と判別されたときには、ステップ64で大当り発生フラ
グ2がすでにセットされているか否かが判別される。大
当り発生フラグ2がセットされている場合には、上限値
に達する前にすでに大当りが発生したということである
ためステップ65で外れ図柄をセットしてステップ73
に進む。一方、ステップ64で大当り発生フラグ2がセ
ットされていないと判別されたときには、ステップ66
で確変時変動回数カウンタの値が上限値より1小さい最
大値であるか否かが判別され、最大値であると判別され
たときには、上限値に達するまで大当りが発生しなかっ
たということであるからステップ67で大当り図柄をセ
ットしてステップ60に進む。
と判別されたときには、ステップ64で大当り発生フラ
グ2がすでにセットされているか否かが判別される。大
当り発生フラグ2がセットされている場合には、上限値
に達する前にすでに大当りが発生したということである
ためステップ65で外れ図柄をセットしてステップ73
に進む。一方、ステップ64で大当り発生フラグ2がセ
ットされていないと判別されたときには、ステップ66
で確変時変動回数カウンタの値が上限値より1小さい最
大値であるか否かが判別され、最大値であると判別され
たときには、上限値に達するまで大当りが発生しなかっ
たということであるからステップ67で大当り図柄をセ
ットしてステップ60に進む。
【0054】また、前記ステップ66で確変時変動回数
カウンタの値が最大値でないと判別されたときには、ス
テップ68で当たり外れを決定するためのランダムAの
格納された値を読み出して判定し、ステップ69でその
判定結果が大当りか否かが判別される。この場合、ラン
ダムAにおける抽出処理は、完全確率方式によって抽出
されている。しかして、大当りであると判別されたとき
には、ステップ70で大当り図柄をセットしてステップ
72で大当り発生フラグ2をセットした後、ステップ7
3に進み、大当りでないと判別されたときには、ステッ
プ72で外れ図柄をセットしてステップ73に進む。
カウンタの値が最大値でないと判別されたときには、ス
テップ68で当たり外れを決定するためのランダムAの
格納された値を読み出して判定し、ステップ69でその
判定結果が大当りか否かが判別される。この場合、ラン
ダムAにおける抽出処理は、完全確率方式によって抽出
されている。しかして、大当りであると判別されたとき
には、ステップ70で大当り図柄をセットしてステップ
72で大当り発生フラグ2をセットした後、ステップ7
3に進み、大当りでないと判別されたときには、ステッ
プ72で外れ図柄をセットしてステップ73に進む。
【0055】ステップ73では、変動動作が終了する毎
に確変時変動回数カウンタの値が1ずつ加算され、その
後、ステップ74で確変時変動回数カウンタの値が上限
値に達したか否かが判別され、上限値に達しない場合に
は、サブルーチンを終了し、上限値に達した場合には、
ステップ75で確変時変動回数カウンタの値をクリアし
て「0」にセットし、ステップ76で大当り発生フラグ
をクリアしてサブルーチンを終了する。
に確変時変動回数カウンタの値が1ずつ加算され、その
後、ステップ74で確変時変動回数カウンタの値が上限
値に達したか否かが判別され、上限値に達しない場合に
は、サブルーチンを終了し、上限値に達した場合には、
ステップ75で確変時変動回数カウンタの値をクリアし
て「0」にセットし、ステップ76で大当り発生フラグ
をクリアしてサブルーチンを終了する。
【0056】上記したステップ50〜ステップ76の処
理においては、変動回数が上限値に達するまでは完全確
率方式によって変動制御され、その完全確率方式によっ
て大当りが発生しないで上限値に達したときに強制的に
大当りとし、また、完全確率方式によって大当りが発生
したときには、その後上限値に達するまで外れが表示さ
れるように制御されるので、設定した確率値通りに大当
り図柄が表示され、短時間的にみても大当り遊技状態出
現のバラツキが少なくなり、遊技者に大きな不利益を与
えることがないと共に遊技場にとって管理もし易い。な
お、図8、図18、図19に示す以外の方法によっても
確率値の範囲内で1回だけ大当り図柄を表示するように
制御しても良い。例えば、大当りか否かを決定するラン
ダム1の抽出動作において、1度抽出した数値を次回の
抽出動作から除外するようにすれば、変動回数が上限値
に達するまでの間に必ず大当りを1回抽出することとな
る。なお、図8、図18、図19に示す確変前の処理で
あるステップ11〜18、ステップ31〜36、ステッ
プ51〜63と確変後の処理であるステップ19〜2
6、ステップ37〜42、ステップ64〜76とをそれ
ぞれ相互に組合せても良い。例えば、確変前の処理は、
ステップ31〜36を実行し、確変後の処理は、ステッ
プ64〜76を実行する。
理においては、変動回数が上限値に達するまでは完全確
率方式によって変動制御され、その完全確率方式によっ
て大当りが発生しないで上限値に達したときに強制的に
大当りとし、また、完全確率方式によって大当りが発生
したときには、その後上限値に達するまで外れが表示さ
れるように制御されるので、設定した確率値通りに大当
り図柄が表示され、短時間的にみても大当り遊技状態出
現のバラツキが少なくなり、遊技者に大きな不利益を与
えることがないと共に遊技場にとって管理もし易い。な
お、図8、図18、図19に示す以外の方法によっても
確率値の範囲内で1回だけ大当り図柄を表示するように
制御しても良い。例えば、大当りか否かを決定するラン
ダム1の抽出動作において、1度抽出した数値を次回の
抽出動作から除外するようにすれば、変動回数が上限値
に達するまでの間に必ず大当りを1回抽出することとな
る。なお、図8、図18、図19に示す確変前の処理で
あるステップ11〜18、ステップ31〜36、ステッ
プ51〜63と確変後の処理であるステップ19〜2
6、ステップ37〜42、ステップ64〜76とをそれ
ぞれ相互に組合せても良い。例えば、確変前の処理は、
ステップ31〜36を実行し、確変後の処理は、ステッ
プ64〜76を実行する。
【0057】また、上記した実施例では、第2の可変表
示装置としての回転ドラム91a〜91cによって遊技
者に有利となる図柄の組合せは、大当り図柄だけの場合
を示したが、例えば、中当り図柄を設定して、その中当
り図柄が表示されたときに可変入賞球装置46を相対的
に短い時間開放するように構成しても良い。この中当り
について図22乃至図24を参照して簡単に説明する。
図22は、中当り図柄が表示された場合の可変入賞球装
置46の開放動作を示すタイムチャートであり、図23
は、中当り図柄となる組合せの一覧表図であり、図24
は、中当り図柄の出現する確率と確率設定スイッチとの
関係を示す一覧表図である。図23において、中当り図
柄として、先に停止する2つの図柄が一致するリーチ図
柄のうち、図示の7種類の組合せがいずれかの当りライ
ン上に成立したときに中当り遊技状態とし、その場合に
は、図22に示すように、可変入賞球装置46が一定時
間(例えば、6秒)経過するまで、又は所定個数(例え
ば、4個)の入賞玉が発生するまで開放する。この可変
入賞球装置46の開放態様は、大当り遊技状態における
1回の開放態様よりも価値を小さくし且つ打玉が特定領
域51に入賞しても継続権は、成立しないようになって
いる。また、中当り図柄の出現確率は、図24に示すよ
うに確率変動を生ずるように設定される。この確率変動
を生ずる条件は、前述した実施例と同様に確変図柄によ
って大当りとなった場合である。なお、中当り図柄の確
変時における数値は、確率設定スイッチ18によって設
定変更し得るようになっている。
示装置としての回転ドラム91a〜91cによって遊技
者に有利となる図柄の組合せは、大当り図柄だけの場合
を示したが、例えば、中当り図柄を設定して、その中当
り図柄が表示されたときに可変入賞球装置46を相対的
に短い時間開放するように構成しても良い。この中当り
について図22乃至図24を参照して簡単に説明する。
図22は、中当り図柄が表示された場合の可変入賞球装
置46の開放動作を示すタイムチャートであり、図23
は、中当り図柄となる組合せの一覧表図であり、図24
は、中当り図柄の出現する確率と確率設定スイッチとの
関係を示す一覧表図である。図23において、中当り図
柄として、先に停止する2つの図柄が一致するリーチ図
柄のうち、図示の7種類の組合せがいずれかの当りライ
ン上に成立したときに中当り遊技状態とし、その場合に
は、図22に示すように、可変入賞球装置46が一定時
間(例えば、6秒)経過するまで、又は所定個数(例え
ば、4個)の入賞玉が発生するまで開放する。この可変
入賞球装置46の開放態様は、大当り遊技状態における
1回の開放態様よりも価値を小さくし且つ打玉が特定領
域51に入賞しても継続権は、成立しないようになって
いる。また、中当り図柄の出現確率は、図24に示すよ
うに確率変動を生ずるように設定される。この確率変動
を生ずる条件は、前述した実施例と同様に確変図柄によ
って大当りとなった場合である。なお、中当り図柄の確
変時における数値は、確率設定スイッチ18によって設
定変更し得るようになっている。
【0058】上記のように第2の可変表示装置としての
回転ドラム91a〜91cによって表示される価値のあ
る図柄の組合せとして、大当り図柄の組合せだけでなく
中当り図柄の組合せを設定し、しかもその中当り図柄の
出現確率を高確率から低確率に変更できるようにするこ
とにより、確率通りに大当り図柄が表示される場合にパ
チンコ遊技機1毎に出玉率をバラつかせることができな
いという欠点に対して各パチンコ遊技機1毎に出玉率を
変化させることができるので、遊技の興趣を損なうこと
もない。特に、中当り図柄に基づいて開放される可変入
賞球装置46に受け入れられた入賞玉に回転ドラム91
a〜91cを回転せしめる始動機能を与えることによ
り、大当り遊技状態の時間的な発生間隔を短くすること
ができるので、その発生間隔に変化を与えて遊技の興趣
を盛り上げることができる。なお、この中当り図柄の組
合せを設定した場合には、前記第1の可変表示装置及び
第2の可変入賞球装置を省略しても、あるいは第1の可
変表示装置及び第2の可変入賞球装置と併存させても上
記した効果を奏することができる。
回転ドラム91a〜91cによって表示される価値のあ
る図柄の組合せとして、大当り図柄の組合せだけでなく
中当り図柄の組合せを設定し、しかもその中当り図柄の
出現確率を高確率から低確率に変更できるようにするこ
とにより、確率通りに大当り図柄が表示される場合にパ
チンコ遊技機1毎に出玉率をバラつかせることができな
いという欠点に対して各パチンコ遊技機1毎に出玉率を
変化させることができるので、遊技の興趣を損なうこと
もない。特に、中当り図柄に基づいて開放される可変入
賞球装置46に受け入れられた入賞玉に回転ドラム91
a〜91cを回転せしめる始動機能を与えることによ
り、大当り遊技状態の時間的な発生間隔を短くすること
ができるので、その発生間隔に変化を与えて遊技の興趣
を盛り上げることができる。なお、この中当り図柄の組
合せを設定した場合には、前記第1の可変表示装置及び
第2の可変入賞球装置を省略しても、あるいは第1の可
変表示装置及び第2の可変入賞球装置と併存させても上
記した効果を奏することができる。
【0059】以上、実施例に係る弾球遊技機としてのパ
チンコ遊技機1の構成及び作用について説明してきた
が、本実施例によれば、確率値に対応する上限値内にお
ける変動動作のうちで1回だけ大当り図柄を強制的にセ
ットし、その前後の上限値内の変動においては、外れ図
柄を強制的にセットするので、設定した確率値通りに大
当り図柄が表示され、短時間的にみても大当り遊技状態
出現のバラツキが少なくなり、遊技者に大きな不利益を
与えることがないと共に遊技場にとって管理もし易い。
反面、確率通りに大当り図柄が表示されることにより、
各パチンコ遊技機1の出玉率がほぼ一定になると共に大
当り遊技状態の時間的な発生間隔の変化が少なくなる傾
向に対して、図柄表示器75の当り図柄が表示される確
率を変更することにより始動電動役物43への打玉の入
賞率を変化せしめ、これにより、パチンコ遊技機1全体
の出玉率をも変化させることができると共に次に発生す
る大当り遊技状態の時間的な発生間隔を短くすることが
できるので、遊技の興趣を損なうこともない。
チンコ遊技機1の構成及び作用について説明してきた
が、本実施例によれば、確率値に対応する上限値内にお
ける変動動作のうちで1回だけ大当り図柄を強制的にセ
ットし、その前後の上限値内の変動においては、外れ図
柄を強制的にセットするので、設定した確率値通りに大
当り図柄が表示され、短時間的にみても大当り遊技状態
出現のバラツキが少なくなり、遊技者に大きな不利益を
与えることがないと共に遊技場にとって管理もし易い。
反面、確率通りに大当り図柄が表示されることにより、
各パチンコ遊技機1の出玉率がほぼ一定になると共に大
当り遊技状態の時間的な発生間隔の変化が少なくなる傾
向に対して、図柄表示器75の当り図柄が表示される確
率を変更することにより始動電動役物43への打玉の入
賞率を変化せしめ、これにより、パチンコ遊技機1全体
の出玉率をも変化させることができると共に次に発生す
る大当り遊技状態の時間的な発生間隔を短くすることが
できるので、遊技の興趣を損なうこともない。
【0060】なお、上記した実施例では、第1の可変表
示装置として1個の7セグメントLEDからなる図柄表
示器75を示したが、複数個の表示器で構成しても良い
し、あるいは7セグメントLEDではなく他の表示器で
構成されたものでも良い。同様に第2の可変表示装置と
しても、回転ドラムでなく、LCDやLED等で構成さ
れる電気的な可変表示装置でも良い。また、上記した実
施例では、第1の可変表示装置(図柄表示器75)の表
示結果によって開放制御される第1の可変入賞球装置
(始動電動役物43)に始動機能を有するものとした
が、始動機能を有さない通常の可変入賞球装置としても
良い。このように構成しても第1の可変表示装置に確率
変動を生ずるようにしておけば、出玉率に変化を与える
ことはできる。更に、第2の可変表示装置によって価値
ある図柄の組合せ名称が2種類である場合に、一方が大
当り図柄であれば、他方が中当り図柄となるが、その場
合、中当り図柄によって付与される価値は、大当り遊技
状態によって付与される価値よりも小さければ、どのよ
うに設定しても良い。また、価値ある図柄の組合せ名称
を2種類以上、例えば、大当り図柄、中当り図柄、小当
り図柄とし、それぞれの図柄の出現確率を変更するよう
にしても良い。
示装置として1個の7セグメントLEDからなる図柄表
示器75を示したが、複数個の表示器で構成しても良い
し、あるいは7セグメントLEDではなく他の表示器で
構成されたものでも良い。同様に第2の可変表示装置と
しても、回転ドラムでなく、LCDやLED等で構成さ
れる電気的な可変表示装置でも良い。また、上記した実
施例では、第1の可変表示装置(図柄表示器75)の表
示結果によって開放制御される第1の可変入賞球装置
(始動電動役物43)に始動機能を有するものとした
が、始動機能を有さない通常の可変入賞球装置としても
良い。このように構成しても第1の可変表示装置に確率
変動を生ずるようにしておけば、出玉率に変化を与える
ことはできる。更に、第2の可変表示装置によって価値
ある図柄の組合せ名称が2種類である場合に、一方が大
当り図柄であれば、他方が中当り図柄となるが、その場
合、中当り図柄によって付与される価値は、大当り遊技
状態によって付与される価値よりも小さければ、どのよ
うに設定しても良い。また、価値ある図柄の組合せ名称
を2種類以上、例えば、大当り図柄、中当り図柄、小当
り図柄とし、それぞれの図柄の出現確率を変更するよう
にしても良い。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、第2の可変表示装置の所定の可
変表示回数の範囲内で大当り表示結果が必ず1回導出さ
れるので、短時間的にみても特定遊技状態出現のバラツ
キが少なくなり、遊技者に大きな不利益を与えることが
ないと共に遊技場にとって管理もし易い。その反面、第
2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内で大当
り表示結果が1回しか導出されないため、第2の可変表
示装置の可変表示頻度が一定であると特定遊技状態にお
ける遊技者の獲得できる景品玉の出玉率の変化が少なく
なるという欠点を有することになるが、そのような欠点
も第1の可変表示装置の表示結果が当り表示結果となっ
たことに基づいて開放せしめられる第1の可変入賞球装
置を設け、しかも第1の可変表示結果が当り表示結果と
なる確率を予め定めた第1条件の成立によって変化せし
めるように構成したので、第1の可変入賞球装置によっ
て獲得する景品玉の出玉率に変化を与えることができる
ので、遊技の興趣を損なうこともない。上記した第1の
可変表示装置及び第1の可変入賞球装置を設ける代わり
に、又は加えて、第2の可変表示装置が中当り表示結果
を導出するように構成し、その中当り表示結果によって
第2の可変入賞球装置を価値の小さい第3の態様で開放
制御し、しかも中当り表示結果の導出確率を変更するよ
うにしても、同様に景品玉の出玉率に変化を与えること
ができるので、遊技の興趣を損なうこともない。
に、本発明においては、第2の可変表示装置の所定の可
変表示回数の範囲内で大当り表示結果が必ず1回導出さ
れるので、短時間的にみても特定遊技状態出現のバラツ
キが少なくなり、遊技者に大きな不利益を与えることが
ないと共に遊技場にとって管理もし易い。その反面、第
2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内で大当
り表示結果が1回しか導出されないため、第2の可変表
示装置の可変表示頻度が一定であると特定遊技状態にお
ける遊技者の獲得できる景品玉の出玉率の変化が少なく
なるという欠点を有することになるが、そのような欠点
も第1の可変表示装置の表示結果が当り表示結果となっ
たことに基づいて開放せしめられる第1の可変入賞球装
置を設け、しかも第1の可変表示結果が当り表示結果と
なる確率を予め定めた第1条件の成立によって変化せし
めるように構成したので、第1の可変入賞球装置によっ
て獲得する景品玉の出玉率に変化を与えることができる
ので、遊技の興趣を損なうこともない。上記した第1の
可変表示装置及び第1の可変入賞球装置を設ける代わり
に、又は加えて、第2の可変表示装置が中当り表示結果
を導出するように構成し、その中当り表示結果によって
第2の可変入賞球装置を価値の小さい第3の態様で開放
制御し、しかも中当り表示結果の導出確率を変更するよ
うにしても、同様に景品玉の出玉率に変化を与えること
ができるので、遊技の興趣を損なうこともない。
【図1】実施例に係る弾球遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機の遊技盤の拡大正面図である。
コ遊技機の遊技盤の拡大正面図である。
【図2】遊技盤に設けられる第2の可変入賞球装置の斜
視図である。
視図である。
【図3】遊技盤に設けられる第2の可変表示装置の正面
図である。
図である。
【図4】第2の可変表示装置の分解斜視図である。
【図5】第2の可変表示装置の断面図である。
【図6】第2の可変表示装置に含まれる回転ドラムの外
周面に形成される図柄の展開図である。
周面に形成される図柄の展開図である。
【図7】遊技動作を制御する遊技制御回路のブロック図
である。
である。
【図8】停止図柄の選択動作の一例を示すフロー図であ
る。
る。
【図9】確率変動が生ずる図柄の出現率と確率設定スイ
ッチとの関係を示す一覧表図である。
ッチとの関係を示す一覧表図である。
【図10】高確率及び低確率と確率設定スイッチとの関
係を示す一覧表図である。
係を示す一覧表図である。
【図11】大当り及び当りの抽出される際に使用される
ランダム数の一覧表図である。
ランダム数の一覧表図である。
【図12】遊技状態と確率変動との関係の一例を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図13】通過口スイッチと図柄表示器(第1の可変表
示装置)と始動電動役物(第1の可変入賞球装置)との
関係を示すタイムチャートである。
示装置)と始動電動役物(第1の可変入賞球装置)との
関係を示すタイムチャートである。
【図14】図柄表示器が当り図柄を表示する確率の一覧
表図である。
表図である。
【図15】遊技状態と確率変動との関係の他の例を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図16】遊技状態と確率変動との関係の他の例を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図17】遊技状態と確率変動との関係の他の例を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図18】停止図柄の選択動作の他の例を示すフロー図
である。
である。
【図19】停止図柄の選択動作の他の例を示すフロー図
である。
である。
【図20】弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の
正面図である。
正面図である。
【図21】パチンコ遊技機の背面図である。
【図22】中当り図柄が表示された場合の可変入賞球装
置の開放動作を示すタイムチャートである。
置の開放動作を示すタイムチャートである。
【図23】中当り図柄となる組合せの一覧表図である。
【図24】中当り図柄の出現する確率と確率設定スイッ
チとの関係を示す一覧表図である。
チとの関係を示す一覧表図である。
1 パチンコ遊技機(弾球遊技機) 30 カードユニット 40 遊技盤 43 始動電動役物(第1の可変入賞球装置) 45 始動口スイッチ 46 可変入賞球装置(第2の可変入賞球装置) 51 特定領域 53 特定領域スイッチ 61a 通過口 62 通過口スイッチ 70 可変表示装置 75 図柄表示器(第1の可変表示装置) 91a〜91c 回転ドラム(第2の可変表示装置) 101 メイン基本回路
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の可変表示装置の表示結果が予め定
めた当り表示結果となったことに基づいて第1の可変入
賞球装置を第1の態様で開放制御し、第2の可変表示装
置の表示結果が予め定めた大当り表示結果であるときに
特定遊技状態となって第2の可変入賞球装置を第2の態
様で開放制御する弾球遊技機であって、 前記第2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内
において前記大当り表示結果を1回導出させる特定遊技
状態発生手段と、 前記第1の可変表示装置が当り表示結果を導出する確率
を、予め定めた第1条件が成立したときに低確率から高
確率に変更し、予め定めた第2条件が成立したときに高
確率から低確率に変更する当り確率変更手段と、を備え
たことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 第1の可変表示装置の表示結果が予め定
めた当り表示結果となったことに基づいて第1の可変入
賞球装置を第1の態様で開放制御し、第2の可変表示装
置の表示結果が予め定めた大当り表示結果であるときに
特定遊技状態となって第2の可変入賞球装置を第2の態
様で開放制御し、前記第2の可変表示装置の表示結果が
予め定めた中当り表示結果であるときに前記第2の可変
入賞球装置を第3の態様で開放制御する弾球遊技機であ
って、 前記第2の可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内
において前記大当り表示結果を1回導出させる特定遊技
状態発生手段と、 前記第1の可変表示装置が当り表示結果を導出する確率
を、予め定めた第1条件が成立したときに低確率から高
確率に変更し、予め定めた第2条件が成立したときに高
確率から低確率に変更する当り確率変更手段、及び前記
第2の可変表示装置が中当り表示結果を導出する確率
を、予め定めた第1条件が成立したときに低確率から高
確率に変更し、予め定めた第2条件が成立したときに高
確率から低確率に変更する中当り確率変更手段のいずれ
か一方又は両方の確率変更手段と、を備えたことを特徴
とする弾球遊技機。 - 【請求項3】 可変表示装置の表示結果が予め定めた大
当り表示結果であるときに特定遊技状態となって可変入
賞球装置を所定の態様で開放制御し、前記可変表示装置
の表示結果が予め定めた中当り表示結果であるときに前
記可変入賞球装置を前記所定態様と異なる態様で開放制
御する弾球遊技機であって、 前記可変表示装置の所定の可変表示回数の範囲内におい
て前記大当り表示結果を1回導出させる特定遊技状態発
生手段と、 前記可変表示装置が中当り表示結果を導出する確率を、
予め定めた第1条件が成立したときに低確率から高確率
に変更し、予め定めた第2条件が成立したときに高確率
から低確率に変更する中当り確率変更手段と、を備えた
ことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5209019A JPH0739627A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5209019A JPH0739627A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739627A true JPH0739627A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16565926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5209019A Withdrawn JPH0739627A (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739627A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224290A (ja) * | 2000-02-22 | 2002-08-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2003062269A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-04 | Fuji Shoji:Kk | 遊技機 |
JP2005245725A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Snk Playmore Corp | スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム |
JP2008167887A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2019098079A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
1993
- 1993-07-31 JP JP5209019A patent/JPH0739627A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224290A (ja) * | 2000-02-22 | 2002-08-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2003062269A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-04 | Fuji Shoji:Kk | 遊技機 |
JP2005245725A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Snk Playmore Corp | スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム |
JP2008167887A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2019098079A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040527 |