JP2004311133A - フラットケーブルの接続部 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接や絶縁剥離といった手間のかかる作業が不要で、回路構成の自由度が高く、安価なフラットケーブルの接続部を得る。
【解決手段】一方のフラットケーブル1Aの接続すべきフラット導体2a´と他方のフラットケーブル1Bの接続すべきフラット導体2b´に跨がらせて接続導体6を配置する。それぞれの側の接続すべきフラット導体2a´,2b´と接続導体6の重なり箇所で、接続導体6を電気的に接触させ且つ機械的に把持した接続子8A,8Bがその複数のクリンプ片をフラットケーブル1A,1Bに突き刺して接続すべきフラット導体2a´,2b´に電気的に接続する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のフラットケーブルの接続すべき導体を相互に接続したフラットケーブルの接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、自動車等の電気配線に、平行に並設された銅やアルミニウムのような帯状導体よりなる複数のフラット導体が、ポリエチレンテレフタレートの如きプラスチックフィルムの被覆やポリブチレンテレフタレートの如きプラスチックの押出し被覆からなるフラット絶縁被覆で被覆されたフラットケーブルが用いられている。
【0003】
このようなフラットケーブルは、フラットケーブル同士の接続すべきフラット導体を相互に接続する必要があり、接続方法としてはいろいろな方法が提案されている。
【0004】
例えば、図18に示すように、フラットケーブル1A,1Bは、平行に並設された複数の導体2a,2bがフラット絶縁被覆3a,3bで一括被覆された構造になっていて、これらフラットケーブル1A,1Bを交差するように重ね、各導体2a,2bの重なり箇所で接続すべき導体2a,2bをフラットケーブル1A,1Bに突き刺した図19に示す圧接子4の交差する圧接溝5a,5bに圧入して相互に電気的に接続していた(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−163937号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなフラットケーブルの接続部では、フラットケーブル1A,1Bの導体2a,2bのピッチが細かく、異ピッチである場合、重ねられたフラットケーブル1A,1Bからは接続すべき特定の導体2a,2bの重なり箇所を特定することが困難であり、圧接子4の圧入を正しく行えない問題点があった。また、このような接続部では、フラットケーブルを3枚以上重ねての任意の導体の重なり箇所の特定がますます困難であり、圧接子4の圧入を正しく行えない問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、溶接や絶縁剥離といった手間のかかる作業が不要で、回路構成の自由度が高く、安価なフラットケーブルの接続部を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、溶接や絶縁剥離といった手間のかかる作業が不要で、回路構成の自由度が高く、接続部を保護でき、且つフラットケーブルを突き抜けたクリンプ片を保護できると共に他の部材との短絡を防止できるフラットケーブルの接続部を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、平行に並設された複数の導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルが複数条隣接させて配置され、一方のフラットケーブルの接続すべき導体と他方のフラットケーブルの接続すべき導体とが相互に電気的に接続されているフラットケーブルの接続部を対象とする。
【0010】
本発明に係るフラットケーブルの接続部では、
一方のフラットケーブルの接続すべき導体と他方のフラットケーブルの接続すべき導体に跨がらせて接続導体が配置され、それぞれの側の接続すべき導体と接続導体の重なり箇所で、接続導体を電気的に接触させ且つ機械的に把持した接続子がその複数のクリンプ片を前記フラットケーブルに突き刺して接続すべき前記導体に電気的に接続されていることを特徴とする。
【0011】
このようなフラットケーブルの接続部によれば、複数のフラットケーブルの任意の導体の相互接続を、接続すべき相互の導体に跨がらせた接続導体と、それぞれの側の接続すべき導体と接続導体の重なり箇所でフラットケーブルにクリンプ片を突き刺す接続子とで行うので、非常に容易に行うことができる。
【0012】
また、本発明に係るフラットケーブルの接続部では、
各フラットケーブルを把持して相互に接続されるロアーケースとアッパーケースとを備え、ロアーケースには接続子の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け空所が設けられ、
各フラットケーブルはロアーケースとアッパーケースとで把持され、一方のフラットケーブルの接続すべき導体と他方のフラットケーブルの接続すべき導体に跨がらせて接続導体が配置され、それぞれの側の接続すべき導体と接続導体の重なり箇所で、接続導体を電気的に接触させ且つ機械的に把持した接続子がその複数のクリンプ片をフラットケーブルに突き刺して接続すべき導体に電気的に接続され、突き抜けた各クリンプ片はロアーケースのクリンプ片受け空所に嵌まり込んでいることを特徴とする。
【0013】
このようなフラットケーブルの接続部によれば、複数のフラットケーブルの任意の導体の相互接続を、接続すべき相互の導体に跨がらせた接続導体と、それぞれの側の接続すべき導体と接続導体の重なり箇所でフラットケーブルにクリンプ片を突き刺す接続子とで行うので、非常に容易に行うことができる。また、各フラットケーブルはロアーケースとアッパーケースとで把持しているので、接続部をこれらロアーケースとアッパーケースとで保護することができる。さらに、フラットケーブルを突き抜けたクリンプ片は、ロアーケースのクリンプ片受け空所に嵌まり込んでいるので、フラットケーブルに対する突き刺しが良好に行えると共にクリンプ片が外に突出しないので他の部材との短絡を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第1例を示したもので、図1は本例のフラットケーブルの接続部の斜視図、図2は本例で用いる接続子の斜視図、図3は本例のフラットケーブルの接続部の一部断面図である。
【0015】
本例では、フラットケーブル1A,1Bは、平行に並設された複数のフラット導体2a´,2b´がフラット絶縁被覆3a,3bで一括被覆された構造になっている。また、これらフラットケーブル1A,1Bは、フラット導体2a´,2b´のピッチが異なっており、フラットケーブル1Bの方のフラット導体2b´のピッチが、フラットケーブル1Aの方のフラット導体2a´のピッチより大きくなっている。フラットケーブル1A,1Bは、この例では相互の端面を向かい合わせて配置されている。
【0016】
一方のフラットケーブル1Aの接続すべきフラット導体2a´と他方のフラットケーブル1Bの接続すべきフラット導体2b´に跨がらせてフレキシブルな接続導体6が配置されている。本例の接続導体6は、フレキシブルな裸単心線又は裸撚り心線よりなるフレキシブルな裸心線7により形成されている。
【0017】
それぞれの側の接続すべきフラット導体2a´,2b´と接続導体6の重なり箇所で、接続導体6を電気的に接触させ且つ機械的に把持した接続子8A,8Bがその複数のクリンプ片9a,9bをフラットケーブル1A,1Bに突き刺して接続すべきフラット導体2a´,2b´に電気的に接続されている。接続子8A,8Bは、矩形状の接続板10a,10bの幅方向の両側に千鳥配置で複数のクリンプ片9a,9bを突設した構造になっている。接続導体6は、接続子8A,8Bの幅方向の各クリンプ片9a,9bの間でこれらに挟持され且つ接続板10a,10bに重ねられて、電気的に接触され且つ機械的に把持されている。フラットケーブル1A,1Bを突き抜けた各クリンプ片9a,9bは、円弧状に屈曲されて加締められ、抜止めされている。
【0018】
このような接続子8A,8Bによる接続は、図示しないが押圧アンビルとフラットケーブル受け治具とを持った接続装置若しくはペンチ型の簡易治具によって行うことができる。
【0019】
このようなフラットケーブルの接続部によれば、複数のフラットケーブル1A,1Bの任意のフラット導体2a´,2b´の相互接続を、接続すべき相互のフラット導体2a´,2b´に跨がらせた接続導体6と、それぞれの側の接続すべきフラット導体2a´,2b´と接続導体6の重なり箇所でフラットケーブル1A,1Bにクリンプ片9a,9bを突き刺す接続子8A,8Bとで行うので、非常に容易に行うことができる。また、フレキシブルな接続導体6によれば、接続すべき相互のフラット導体2a´,2b´の位置がずれていても、フレキシブルな接続導体6の可撓性により容易に位置合わせができて接続を行うことができる。
【0020】
図4は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第2例の一部斜視図である。なお、基本的構成は前述した図1乃至図3と同じであり、対応する部分には同一符号を付けて示している。
【0021】
本例のフラットケーブルの接続部では、接続導体6´が前述したフレキシブルな裸心線7にフレキシブルな絶縁被覆11が被せられた構造になっている。その他の構成は、前述した図1乃至図3と同様になっている。
【0022】
このように接続導体6´が、フレキシブルな裸心線7にフレキシブルな絶縁被覆11が被せられた構造になっていると、複数の接続導体6´が交差することがあってもその短絡を防止することができる。
【0023】
図5は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第3例の斜視図である。なお、前述した図1乃至図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0024】
本例のフラットケーブルの接続部では、隣接するフラット導体2a´のピッチが小さいフラットケーブル1Aの先端に、隣接するフラット導体2b´のピッチが大きいフラットケーブル1BがT型に配置されている。その他の構成は、前述した図1乃至図3と同様になっている。
【0025】
このようなフラットケーブルの接続部によれば、フラットケーブル1A,1BをT型配置した状態で、接続すべき相互のフラット導体2a´,2b´の相互接続を行うことができる。
【0026】
図6及び図7は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第4例を示したもので、図6は本例のフラットケーブルの接続部の平面図、図7は図6の縦断面図である。
【0027】
本例のフラットケーブルの接続部では、フラットケーブル1Aの上にフラットケーブル1B,1Cがその端部間に間隔をあけた状態で長手方向に沿って重ねられている。この状態で、フラットケーブル1Bのフラット導体2b´の上に裸心線7からなる接続導体6が重ねられ、接続子8Bにより前述した第1例と同様に接続されている。裸心線7からなる接続導体6は、次に、フラットケーブル1Aのフラット導体2a´の上に重ねられ、接続子8Aにより前述した第1例と同様に接続されている。裸心線7からなる接続導体6は、次に、フラットケーブル1Cのフラット導体2c´の上に重ねられ、接続子8Cにより前述した第1例と同様に接続されている。なお、裸心線7からなる接続導体6に交差する箇所では、図4に示したと同様にフレキシブルな裸心線7にフレキシブルな絶縁被覆11が被せられた接続導体6´を用いて接続が行われている。
【0028】
また、位置的に離れたフラット導体2b´,2c´を接続しておきたい場合は、破線で示す渡り線12と接続子8B,8Cにより接続すればよい。
【0029】
これらの接続を行っている部分の表面に、一点鎖線で示す粘着絶縁シート13を貼り付けて、電気的ショートや機械的外力から保護することが好ましい。
【0030】
図8は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第5例を示した縦断面図である。
【0031】
本例のフラットケーブルの接続部では、図6及び図7のフラットケーブル1Aの下にフラットケーブル1Dが長手方向に沿って重ねられている。この接続部では、フラットケーブル1Bのフラット導体に接続子8Bで接続された裸心線7からなる接続導体6が、フラットケーブル1Aのフラット導体の間の貫通孔を通して下側に導かれ、フラットケーブル1Dのフラット導体に接続子8Dで接続されている。なお、フラットケーブル1Aの貫通孔は、回路構成上フラット導体を切断すべき位置で、フラット導体を切断し、その位置に貫通孔を設けてもよい。
【0032】
このようにすると、複数のフラットケーブルを重ね、所望のフラット導体同士を各層間で簡単に接続できるので、複雑な回路でも容易にしかも平面配置の回路に比べ非常にコンパクトに接続を行うことができる。
【0033】
図9は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第6例を示した斜視図である。
【0034】
本例のフラットケーブルの接続部では、図6の粘着絶縁シート13に代えて、ケーシングによる保護を行ったものである。ケーシングは、下カバー14上に図6に示した接続を行ったフラットケーブル1A,1B,1Cが位置決めされ、下カバー14にヒンジ15を介して回転自在に上カバー16が接続され、下カバー14上に上カバー16を被せて、相互のロッ部17,18でロックするようになっている。また、下カバー14と上カバー16の内面には、両カバー14,15のロック時にフラットケーブル1A,1B,1Cに密着するクッション材19が貼り付けられていて、フラットケーブルの接続部を簡易防水する構造になっている。
【0035】
図10は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第7例を示した断面図である。
【0036】
本例では、フラットケーブル1が、断面丸形の導体2を平行に並設し、これら丸形導体2がフラット絶縁被覆3で一括被覆された構造になっている。この場合の接続子8には、上下2段に単線を圧入して電気的導通が図れる内径の単線用刃部20,21がスリット22に沿ってその長手方向に位置を異にして設けられていて、まず単線用刃部20に接続導体6の裸心線7を圧入して嵌め込み、次に単線用刃部21に丸形導体2を圧入して嵌め込み、裸心線7と丸形導体2をこの接続子8で導通させるようになっている。
【0037】
図11〜図14は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第8例を示したもので、図11は本例のフラットケーブルの接続部の接続前の斜視図、図12は本例のフラットケーブルの接続部での接続子と抜きプレートとの関係を示す斜視図、図13は本例のフラットケーブルの接続部での接続子と接続導体との関係を示す斜視図、図14(A)〜(C)は本例のフラットケーブルの接続部の接続工程の断面図である。
【0038】
本例のフラットケーブルの接続部は、図11に示すように、合成樹脂等の電気絶縁物で形成されたロアーケース23とアッパーケース24とを備えている。
【0039】
ロアーケース23の内面には、フラットケーブル位置決め凹部25が形成されている。このフラットケーブル位置決め凹部25の底面に埋め込んでロアーケース23には、金属製の複数の抜きプレート26が支持されている。これら抜きプレート26は、フラットケーブル位置決め凹部25に嵌め込まれるフラットケーブル1A,1Bのフラット導体2a´,2b´に対応して配置されている。これら抜きプレート26は、接続子8A,8Bのクリンプ片9a,9bに対応してクリンプ片受け空所27が2列に貫通してあけられている。これらクリンプ片受け空所27は、図示の例ではロアーケース23には貫通しない状態で設けられている。なお、ロアーケース23のクリンプ片受け空所27は、ロアーケース23に貫通して設けられていてもよい。あるいは、ロアーケース23のクリンプ片受け空所27は、その上に対になったクリンプ片受け空所27付きの抜きプレート26が存在するので、下側では共通した1つの空所として設けることもできる。
【0040】
この場合、図12に示すように、2列のクリンプ片受け空所27の外側間隔W3 は、接続子8A,8Bのクリンプ片9a,9bの外側間隔W5 としたとき、
W3 =W5 +α
に定められている。ここで、αは、本例では、
0≦α≦0.2(mm)
となっている。また、抜きプレート26の厚みをT3 とすると、本例では、
0.2(mm)≦T3 ≦1.0(mm)
となっている。
【0041】
また、図13に示すように、接続導体6の裸心線7の直径をD4 は、接続子8A,8Bのクリンプ片9a,9bの内側間隔W6 としたとき、
D4 =W6 +β
となっている。ここで、βは、本例では、
0.05(mm)≦β≦0.20(mm)
となっている。
【0042】
一方、アッパーケース24の上面には、接続導体6を位置決めする接続導体位置決め溝28と、この溝28に連通して、接続子8A,8Bのクリンプ片9a,9bを貫通させるクリンプ片貫通孔29がスリット状にあけられている。
【0043】
次に、本例のフラットケーブルの接続部の形成方法を、図11及び図14(A)〜(C)を参照して説明する。
【0044】
まず、図11及び図14(A)に示すロアーケース23のフラットケーブル位置決め凹部25にフラットケーブル1A,1Bをその先端を向かい合わせて配置する。
【0045】
一方、アッパーケース24の上の接続導体位置決め溝28には接続導体6の裸心線7を嵌める。裸心線7の長さは、フラットケーブル1A,1Bの接続すべきフラット導体2a´,2b´の上に跨がって該裸心線7が載る長さ以上とする。
【0046】
また、アッパーケース24には、裸心線7に跨がって接続子8A,8Bが載り、且つそのクリンプ片9a,9bがクリンプ片貫通孔29に嵌まった状態にする。
【0047】
かかる状態で、図14(B)に示すように、ロアーケース23の上にアッパーケース24を被せ、ロアーケース23とアッパーケース24を図示しないロック手段でロックする。
【0048】
しかる後、図14(C)に示すように、接続子8A,8Bを図示しない加圧手段で加圧してアッパーケース24に押し込み、クリンプ片9a,9bをフラット導体2a´,2b´の箇所でフラットケーブル1A,1Bに突き刺し、この時にフラットケーブル1A,1Bに作用する圧力を各抜きプレート26で受ける。フラット導体2a´,2b´の箇所でフラットケーブル1A,1Bを突き抜けたクリンプ片9a,9bは、各抜きプレート26とロアーケース23のクリンプ片受け空所27で受ける。
【0049】
この状態では、接続導体6の裸心線7は接続子8A,8Bの接続板10a,10bに重なり、クリンプ片9a,9bの左右で挟まれて、導通状態になっている。また、クリンプ片9a,9bはフラット導体2a´,2b´に突き刺されて、導通状態になっている。このため、接続すべきフラット導体2a´,2b´は、接続導体6の裸心線7と接続子8A,8Bとで電気的に接続されている。
【0050】
この場合、抜きプレート26の厚みT3 は、0.2(mm)≦T3 ≦1.0(mm)の範囲が好ましい。抜きプレート26の厚みT3 が0.2mmより薄いと、クリンプ片9a,9bがフラットケーブル1A,1Bを突き抜ける際の荷重で変形を起こし、クリンプ片9a,9bとフラットケーブル1A,1Bの間で接続の信頼性が得られない。また、抜きプレート26の厚みT3 が1.0mmより厚いと、接続部の全体の高さが大きくなるため、フラットケーブル1A,1Bの薄さのメリットを軽減し、好ましくない。
【0051】
接続子8A,8Bのクリンプ片9a,9bの外側間隔W5 と、2列のクリンプ片受け空所27の外側間隔W3 とについても、クリンプ片9a,9bがフラットケーブル1A,1Bを突き抜ける際に、クリンプ片9a,9bと抜きプレート26の間でフラット導体2a´,2b´が剪断されるためには、W3 とW5 の寸法関係は、
W3 =W5 +α
ここで、0≦α≦0.2(mm)
が好ましい。
【0052】
クリンプ片受け空所27の幅に関しては、クリンプ片9a,9bがフラット導体2a´,2b´を貫通した後に、クリンプ片受け空所27に納まる必要があるために、抜きプレート26の厚みT3 よりも例えば0.1mm程度長く設定しておけばよい。
【0053】
また、接続導体6の裸心線7の直径をD4 は、
D4 =W6 +β
ここで、0.05(mm)≦β≦0.20(mm)
が好ましい。接続導体6の裸心線7の直径D4 がクリンプ片9a,9bの内側間隔W6 より狭いと、裸心線7と接続子8A,8Bの接触は接続板10a,10bのみとなり、十分な接続の信頼性が得られない。裸心線7の直径D4 をクリンプ片9a,9bの内側間隔W6 より大きくすることで、接触面は接続板10a,10bとの接触に加えてクリンプ片9a,9bの内側面との接触も加わり、十分な導通がとれる。さらに、裸心線7の直径D4 が0.05mm以上大きければ所定の接触の信頼性が得られることが実験からわかっている。裸心線7の直径D4 が0.20mmより大きいと、裸心線7が比較的軟らかい銅系の材質の場合でも、クリンプ片9a,9bを押し広げてしまい、図12で述べた抜きプレート26との寸法関係が成立しなくなる。
【0054】
なお、接続導体6の裸心線7は断面円形のものに限らず、多角形や楕円形であってもよい。
【0055】
図15乃至図17(A)(B)は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第9例を示したもので、図15は本例のフラットケーブルの接続部で用いるアッパーケースの斜視図、図16は本例のフラットケーブルの接続部の平面図、図17(A)(B)は本例のフラットケーブルの接続部で用いる2種類の接続導体の斜視図である。
【0056】
本例のフラットケーブルの接続部で用いるアッパーケース24の上面には、図15に示すように、T形に接続導体位置決め溝28が3本ずつ設けられ、各接続導体位置決め溝28の間には仕切り壁30が立設されている。接続導体位置決め溝28に対応してアッパーケース24には、図示しないがクリンプ片貫通孔29が設けられている。
【0057】
図示しないロアーケース23には、前述したアッパーケース24のT形に接続導体位置決め溝28に対応して、図16に示すようにフラットケーブル1A,1B,1CをT形に嵌められるフラットケーブル位置決め凹部25(図示せず)が設けられている。この場合、フラットケーブル1A,1Cは独立していても、連続していても、いずれでもよい。
【0058】
アッパーケース24のT形の接続導体位置決め溝28には、図17(A)に示すT形で板状の接続導体6aと、図17(B)に示すL形で板状の接続導体6bとが、図16に示すように納められている。
【0059】
ロアーケース23とアッパーケース24とがロックされた状態で、各接続導体位置決め溝28の箇所で接続導体6a,6bを跨いで図12に示すような接続子が打ち込まれ、接続導体6a,6bは接続子に電気的に接触され且つ機械的に把持された状態となり、また接続子の各クリンプ片はフラット導体2a´,2b´,2c´に対応する箇所でフラットケーブル1A,1B,1Cに突き刺さり、フラット導体2a´,2b´,2c´に導通接続され、フラットケーブル1A,1B,1Cを突き抜けたクリンプ片はロアーケース23のクリンプ片受け空所に納まる。
【0060】
これにより、T形の接続導体6aと、L形の接続導体6bと、接続子とで対応するフラット導体2a´,2b´,2c´は相互に電気的に接続される。
【0061】
このようなT形の接続導体6aと、L形の接続導体6bと、図示しないI形の接続導体との組み合わせ、及び設置位置により、接続の変更を任意に行うことができる。
【0062】
図示の例では、3芯のフラットケーブルについて示したが、心線数に対応したケースを用意しておけば、様々の心線数に対応することができる。
【0063】
また、接続導体をワイヤー状で任意に変形できるフレキシブルなものとすると、配線経路に応じて沿わせて配置することができる。
【0064】
このようなフラットケーブルの接続部によれば、複数のフラットケーブル1A,1B,1Cの任意のフラット導体2a´,2b´,2c´の相互接続を、接続すべき相互のフラット導体2a´,2b´,2c´に跨がらせた接続導体6a,6bと、それぞれの側の接続すべきフラット導体2a´,2b´,2c´と接続導体6a,6bの重なり箇所でフラットケーブル1A,1B,1Cにクリンプ片を突き刺す接続子とで行うので、非常に容易に行うことができる。また、各フラットケーブル1A,1B,1Cはロアーケース23とアッパーケース24とで把持しているので、接続部をこれらロアーケース23とアッパーケース24とで保護することができる。さらに、フラットケーブル1A,1B,1Cを突き抜けたクリンプ片は、ロアーケース23のクリンプ片受け空所27に嵌まり込んでいるので、フラットケーブル1A,1B,1Cに対する突き刺しが良好に行えると共にクリンプ片が外に突出しないので他の部材との短絡を防止することができる。
【0065】
なお、この例でもフラットケーブルの導体は丸線であっても、同様な接続を行うことができる。
【0066】
また、この実施の形態の第9例では、接続導体6a,6bをアッパーケース24の上に置き、接続子をアッパーケース24の上から突き刺したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接続導体6a,6bをフラットケーブル1A,1B,1Cの上に置き、接続子をアッパーケース24の下でフラットケーブル1A,1B,1Cに突き刺し、その上をアッパーケース24で覆う形状でもよい。
【0067】
【発明の効果】
本発明に係るフラットケーブルの接続部では、複数のフラットケーブルの任意の導体の相互接続を、接続すべき相互の導体に跨がらせた接続導体と、それぞれの側の接続すべき導体と接続導体の重なり箇所でフラットケーブルにクリンプ片を突き刺す接続子とで行うので、非常に容易に行うことができる。
【0068】
また、本発明に係るフラットケーブルの接続部では、複数のフラットケーブルの任意の導体の相互接続を、接続すべき相互の導体に跨がらせた接続導体と、それぞれの側の接続すべき導体と接続導体の重なり箇所でフラットケーブルにクリンプ片を突き刺す接続子とで行うので、非常に容易に行うことができる。また、各フラットケーブルはロアーケースとアッパーケースとで把持しているので、接続部をこれらロアーケースとアッパーケースとで保護することができる。さらに、フラットケーブルを突き抜けたクリンプ片は、ロアーケースのクリンプ片受け空所に嵌まり込んでいるので、フラットケーブルに対する突き刺しが良好に行えると共にクリンプ片が外に突出しないので他の部材との短絡を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第1例を示した斜視図である。
【図2】第1例で用いる接続子の斜視図である。
【図3】第1例のフラットケーブルの接続部の一部断面図である。
【図4】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第2例の一部斜視図である。
【図5】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第3例の斜視図である。
【図6】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第4例を示した平面図である。
【図7】図6の縦断面図である。
【図8】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第5例を示した縦断面図である。
【図9】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第6例を示した斜視図である。
【図10】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第7例を示した断面図である。
【図11】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第8例を示した接続前の斜視図である。
【図12】第8例のフラットケーブルの接続部での接続子と抜きプレートとの関係を示す斜視図である。
【図13】第8例のフラットケーブルの接続部での接続子と接続導体との関係を示す斜視図である。
【図14】(A)〜(C)は第8例のフラットケーブルの接続部の接続工程の断面図である。
【図15】本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施の形態の第9例で用いるアッパーケースの斜視図である。
【図16】第9例のフラットケーブルの接続部の平面図である。
【図17】(A)(B)は第9例のフラットケーブルの接続部で用いる2種類の接続導体の斜視図である。
【図18】従来のフラットケーブルの接続部の斜視図である。
【図19】従来のフラットケーブルの接続部で用いる圧接子の斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C フラットケーブル
2a,2b 丸線導体
2a´,2b´,2c´ フラット導体
3a,3b,3c フラット絶縁被覆
4 圧接子
5a,5b 圧接溝
6,6´ 接続導体
7 裸心線
8A,8B,8C 接続子
9a,9b クリンプ片
10a,10b 接続板
11 フレキシブルな絶縁被覆
12 渡り線
13 粘着絶縁シート
14 下カバー
15 ヒンジ
16 上カバー
17,18 ロッ部
19 クッション材
20,21 単線用刃部
22 スリット
23 ロアーケース
24 アッパーケース
25 フラットケーブル位置決め凹部
26 抜きプレート
27 クリンプ片受け空所
28 接続導体位置決め溝
29 クリンプ片貫通孔
30 仕切り壁

Claims (2)

  1. 平行に並設された複数の導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルが複数条隣接させて配置され、一方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体と他方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体とが相互に電気的に接続されているフラットケーブルの接続部において、
    一方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体と他方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体に跨がらせて接続導体が配置され、それぞれの側の接続すべき前記導体と前記接続導体の重なり箇所で、前記接続導体を電気的に接触させ且つ機械的に把持した接続子がその複数のクリンプ片を前記フラットケーブルに突き刺して接続すべき前記導体に電気的に接続されていることを特徴とするフラットケーブルの接続部。
  2. 平行に並設された複数の導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルが複数条隣接させて配置され、一方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体と他方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体とが相互に電気的に接続されているフラットケーブルの接続部において、
    前記各フラットケーブルを把持して相互に接続されるロアーケースとアッパーケースとを備え、前記ロアーケースには接続子の各クリンプ片を受けるクリンプ片受け溝が設けられ、
    前記各フラットケーブルは前記ロアーケースと前記アッパーケースとで把持され、一方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体と他方の前記フラットケーブルの接続すべき前記導体に跨がらせて接続導体が配置され、それぞれの側の接続すべき前記導体と前記接続導体の重なり箇所で、前記接続導体を電気的に接触させ且つ機械的に把持した接続子がその複数のクリンプ片を前記フラットケーブルに突き刺して接続すべき前記導体に電気的に接続され、突き抜けた前記各クリンプ片は前記ロアーケースの前記クリンプ片受け空所に嵌まり込んでいることを特徴とするフラットケーブルの接続部。
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