JP4015038B2 - フラットケーブル用接続端子及びフラットケーブルと接続端子の接続部 - Google Patents

フラットケーブル用接続端子及びフラットケーブルと接続端子の接続部 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電気機器や自動車の電気配線に使用されるフラットケーブルに接続するフラットケーブル用接続端子及び該フラットケーブルと該接続端子の接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば電気機器や自動車の電気配線に、図5に示すような、平行に並設された銅やアルミニュウムのような帯状導体よりなる例えば厚さが0.15mm〜0.2 mm、幅が1.5 mm〜3.0 mm程度の複数のフラット導体1が、ポリエチレンテレフタレートの如きプラスチックフィルムからなるフラット絶縁被覆2により被覆された構造や、ポリブチレンテレフタレートのようなプラスチック樹脂の押出し被覆からなるフラット絶縁被覆2により被覆された構造のフラットケーブル3が用いられるようになってきている。
【0003】
このようなフラットケーブル3に対するフラットケーブル用接続端子4の接続は、図6に示すように、フラットケーブル用接続端子4の1対の突き刺し片5をフラット導体1の幅方向の両側からフラット絶縁被覆2のみの箇所でフラットケーブル3に突き刺し、フラットケーブル3を突き抜けた各突き刺し片5を円弧状に折り曲げて、その先端部でフラット導体1を挟持させた後、各突き刺し片5の先端部を抵抗溶接またはレーザ溶接等によってフラット導体1に溶接して電気的に接続していた(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−56913号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなフラットケーブル3とフラットケーブル用接続端子4の接続部では、フラットケーブル用接続端子4の1対の突き刺し片5をフラット導体1の幅方向の両側からフラット絶縁被覆2のみの箇所でフラットケーブル3に突き刺し、フラットケーブル3を突き抜けた各突き刺し片5を円弧状に折り曲げて、その先端部でフラット導体1を挟持させた後、各突き刺し片5の先端部を抵抗溶接またはレーザ溶接等によってフラット導体1に溶接しなければならないので、作業性が繁雑となり、狭隘な場所での接続作業には適しない問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行えるフラットケーブル用接続端子及びフラットケーブルと接続端子の接続部を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、対向する圧接刃の間でフラット導体が破断されるのを防止できるフラットケーブル用接続端子及びフラットケーブルと接続端子の接続部を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルの長手方向に長手方向を向けて配置される端子板部の幅方向の両端に、フラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺される板状の圧接刃がそれぞれの広面を平行させた状態で千鳥配置で立設されているフラットケーブル用接続端子を対象とする。本発明においては、圧接刃が3個以上設けられて、該3個以上の圧接刃がそれぞれの広面を端子板部の長手方向に向けて配置され、圧接刃がフラットケーブルに突き刺された際に各圧接刃がフラット導体を該フラット導体の幅方向に沿って切り裂くように構成されている。
【0009】
このように構成されていると、3個以上の板状の圧接刃がフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺されて導通接続されるので、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行うことができる。また、フラット導体の切り裂き面の部分が、圧接刃の広面に対して圧接されるので、圧接刃の広面とフラット導体との接触面積が大きくなり(広くなり)、圧接刃に対するフラット導体の接続を非常に安定した状態で行わせることができる。特に、各圧接刃が千鳥配置になっていると、対向する圧接刃の間隔が長くなり、対向する圧接刃の間でフラット導体が破断されるのを防止できる。
【0010】
また本発明に係るフラットケーブルと接続端子との接続部では、上記のように構成されたフラットケーブル用接続端子の各圧接刃が、フラット導体の箇所でフラットケーブルに 突き刺されてフラット導体が各圧接刃により切り裂かれ、フラット導体の切り裂き面の部分が各圧接刃の広面に接触することにより各圧接刃がフラット導体に導通接続されている。
【0011】
このように構成されていると、3個以上の板状の圧接刃がフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺されて導通接続されているので、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行うことができる。また、フラット導体の切り裂き面の部分が、圧接刃の広面に対して圧接されているので、圧接刃の広面とフラット導体との接触面積が大きくなり(広くなり)、圧接刃に対するフラット導体の接続を非常に安定した状態で行わせることができる。特に、各圧接刃が千鳥配置になっているので、対向する圧接刃の間隔が長くなり、対向する圧接刃の間でフラット導体が破断されるのを防止でき、接続部の信頼性を向上させることができる。
【0012】
この場合、フラットケーブル用接続端子の3個以上の圧接刃の広面のうち、端子板部の長手方向の両端に存在する各圧接刃の外向きの広面と該外向きの広面に接触しているフラット導体の切り裂き面の部分との接触面積に比べて、他の各広面と該他の各広面に接触しているフラット導体の切り裂き面の部分との接触面積が大きくなっていることが好ましい。このようになっていると、各圧接刃とフラット導体との接触状態が安定し、良好な接続部を得ることができる。
【0013】
フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルに本発明に係わるフラットケーブル用接続端子を接続する際には、フラットケーブルのフラット導体がフラットケーブル用接続端子の端子板部の幅方向の両端の圧接刃の上に跨って存在するように、フラットケーブルと前記フラットケーブル用接続端子とを配置した後、フラットケーブルの広面に接触して各圧接刃の箇所で同時にフラットケーブルを押圧する押圧面と接続端子の各圧接刃を逃がす逃がし溝とを有して、逃がし溝に各圧接刃が嵌った際に、フラットケーブル用接続端子の端子板部の長手方向の両端に存在する各圧接刃の外向きの広面と該外向きの広面に対向する逃がし溝の内面との間の間隔g 2 よりも、フラットケーブル用接続端子の圧接刃の他の各広面と該他の各広面に対向する逃がし溝の内面との間の間隔g 1 が大きくなるように各逃がし溝が形成された接続用治具を、各逃がし溝が各圧接刃に対応するようにしてフラットケーブルの接続すべきフラット導体の上に配置する。次いで、接続用治具を下降させることにより、接続端子の各圧接刃をフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺して接続端子の各圧接刃でフラット導体を切り裂き、各圧接刃にフラット導体の切り裂き面の部分を接触させることにより接続端子の各圧接刃とフラット導体とを導通接続する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4は本発明に係るフラットケーブル用接続端子、フラットケーブルと接続端子の接続部及び接続用治具の実施の形態の一例を示したもので、図1は本例のフラットケーブル用接続端子及びフラットケーブルと接続端子の接続部の斜視図、図2は本例のフラットケーブルと接続端子の接続部の平面図、図3は本例のフラットケーブルと接続端子の接続部の縦断説明図、図4は本例で用いている接続用治具の斜視図である。
【0015】
本例のフラットケーブル用接続端子4は、図1に示すように、4個の板状の圧接刃7が相互の広面7aを平行させる向きで端子板部6の幅方向の両側に2個ずつ、全体として端子板部6の長手方向に千鳥配置にして立設された構造になっており、4個の圧接刃7は、それぞれの広面を端子板部6の長手方向(フラットケーブル1の長手方向に沿う方向)に向けて配置されている。
【0016】
本例で用いる接続用治具9は、接続すべきフラット導体1の幅以上に広い面が図2に示すようなフラットケーブル3の広面3aに接触して各圧接刃7の箇所で同時に該フラットケーブル3を押圧する押圧面10を有する押圧部材11を備え、該押圧部材11には各圧接刃7を逃がす逃がし溝12が千鳥配置で設けられ、また押圧面10にはケーブルガイド溝14が設けられ、押圧部材11の上には接続部カバー15が一体に設けられた構造になっている。
【0017】
千鳥配置の逃がし溝12は、図2に示すように、千鳥配置の各圧接刃7が嵌まった状態で、千鳥配置の各圧接刃7で端子板部6の長手方向の両端に存在する各圧接刃7の両広面7aのうち外向きの広面7aに対向している間隔g2 が小さく、それ以外の残りの各広面7aに対向している間隔g1 がg2 に比べて大きくなるように形成されている。即ち、g1 >g2 に形成されている。
【0018】
接続に際しては、接続すべきフラット導体1が4個の圧接刃7の上に跨がって存在するように配置する。この接続すべきフラット導体1の上に、接続用治具9をその各逃がし溝12がそれぞれの各圧接刃7に対応して存在するように配置する。
【0019】
しかる後、接続用治具9を降下させてフラットケーブル3の接続すべきフラット導体1の上に載せた状態で、該接続用治具9を降下させる。このようにすると、接続用治具9と共にフラットケーブル3が降下して、接続すべきフラット導体1の箇所で4個の各圧接刃7がフラットケーブルに突き刺さる。このとき、フラット導体1の幅以上に広い押圧面10がフラットケーブル3の広面3aに接触した状態で該フラットケーブル3が押圧されるので、フラット導体1をV字状またはU字状に湾曲させずに水平状態を保って4個の各圧接刃7が突き刺さる。各圧接刃は、その広面をフラット導体の長手方向に向けた状態で配置されているので、図1及び図2に示されているように、各圧接刃がフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺されると、フラット導体1は、各圧接刃7により、該フラット導体の幅方向に沿って切り裂かれる。この状態では、圧接刃7に対する逃がし溝12の間隔g1 >間隔g2 の関係で、大きい方の間隔g1 のところではフラット導体1が伸びながら切れ、小さい方の間隔g2 のところではフラット導体1がほとんど伸びないで切れ、切られた切り裂き面の部分16a,16bが、図3に示すように、圧接刃7の広面7aに圧接され、導通状態になっている。この場合、千鳥配置で並ぶ各圧接刃7で端子板部6の長手方向の両端に存在する各圧接刃7の両広面7aのうち外向きの広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16bの接触面積に比べて、それ以外の残りの各広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16aの接触面積が大きくなっている。即ち、千鳥配置の各圧接刃7で端子板部6の長手方向の両端に存在する各圧接刃7の両広面7aのうち外向きの広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16bの傾斜高さが小さく、それ以外の残りの各広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16aの傾斜高さが大きくなっている。
【0020】
このようにして形成された本例のフラットケーブルと接続端子の接続部では、図1乃至図3に示すように、フラットケーブル用接続端子4として、4個の板状の圧接刃7が相互の広面7aを平行させる向きで端子板部6の幅方向の両側に2個ずつ、全体として端子板部6の長手方向に千鳥配置にして立設されている構造のものが用いられ、これら千鳥配置の各圧接刃7がフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に突き刺され、各圧接刃7がフラット導体1に突き刺されて導通接続されている。この場合、前述したように、千鳥配置の各圧接刃7で端子板部6の長手方向の両端に存在する各圧接刃7の両広面7aのうち外向きの広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16bの接触面積に比べて、それ以外の残りの各広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16aの接触面積が大きくなっている。即ち、千鳥配置の各圧接刃7で端子板部6の長手方向の両端に存在する各圧接刃7の両広面7aのうち外向きの広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16bの傾斜高さが小さく、それ以外の残りの各広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16aの傾斜高さが大きくなっている。
【0021】
以上のように本例のフラットケーブル用接続端子4では、4個の板状の圧接刃7がフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に突き刺されて導通接続されるので、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行うことができる。また、フラット導体1の切り裂き面の部分16a,16bが、圧接刃7の広面7aに対して圧接されるので、圧接刃7の広面7aとフラット導体1との接触面積が大きくなり(広くなり)、圧接刃7に対するフラット導体1の接続を非常に安定した状態で行わせることができる。特に、各圧接刃7は端子板部6の長手方向に千鳥配置で立設されているので、対向する圧接刃7の間隔Lが長くなり、対向する圧接刃7の間でフラット導体1が破断されるのを防止できる。
【0022】
また本例のフラットケーブルと接続端子との接続部では、4個の板状の圧接刃7がフラット導体1の箇所でフラットケーブル3に突き刺されて導通接続されているので、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行うことができる。また、フラット導体1の切り裂き面の部分16a,16bが、圧接刃7の広面7aに対して圧接されているので、圧接刃7の広面7aとフラット導体1との接触面積が大きくなり(広くなり)、圧接刃7に対するフラット導体1の接続を非常に安定した状態で行わせることができる。特に、フラットケーブル用接続端子4の各圧接刃7は端子板部6の長手方向に千鳥配置で立設されているので、対向する圧接刃7の間隔Lが長くなり、対向する圧接刃7の間でフラット導体1が破断されるのを防止でき、接続部の信頼性を向上させることができる。
【0023】
この場合、千鳥配置の各圧接刃7で端子板部6の長手方向の両端に存在する各圧接刃7の両広面7aのうち外向きの広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16bの接触面積に比べて、それ以外の残りの各広面7aに接触しているフラット導体1の切り裂き面の部分16aの接触面積が大きくなっていると、各圧接刃7とフラット導体1との接触状態が安定し、良好な接続部を得ることができる。隣接する圧接刃7の間では、フラットケーブル3の突っ張りによりフラット導体1の傾斜した切り裂き面の部分16aが圧接刃7の広面7aに圧接され、安定した接触状態になっている。このような、フラットケーブル3の突っ張りによる接触効果を期待する場合には、圧接刃7は各側で偶数個になっている必要がある。
【0024】
なお、千鳥配置の圧接刃7の数は、最低3個が必要である。千鳥配置の3個の圧接刃7でも、対向する圧接刃7の間隔Lが長くなり、対向する圧接刃7の間でフラット導体1が破断されるのを防止できるという効果を得ることができると共にフラットケーブル3の突っ張りによる接触効果が得られる。なお、千鳥配置の圧接刃7の数が、各側で偶数個になっていると、各側でそれぞれフラットケーブル3の突っ張りによる接触効果をより多く得ることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明に係るフラットケーブル用接続端子では、3個以上の板状の圧接刃がフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺されて導通接続されるので、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行うことができる。また、フラット導体の切り裂き面の部分が、圧接刃の広面に対して圧接されるので、圧接刃の広面とフラット導体との接触面積が大きくなり(広くなり)、圧接刃に対するフラット導体の接続を非常に安定した状態で行わせることができる。特に、各圧接刃は端子板部の長手方向に千鳥配置で立設されているので、対向する圧接刃の間隔が長くなり、対向する圧接刃の間でフラット導体が破断されるのを防止できる。
【0026】
また本発明に係るフラットケーブルと接続端子との接続部では、3個以上の板状の圧接刃がフラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺されて導通接続されているので、作業性が簡単となり、狭隘な場所での接続作業も容易に行うことができる。また、フラット導体の切り裂き面の部分が、圧接刃の広面に対して圧接されているので、圧接刃の広面とフラット導体との接触面積が大きくなり(広くなり)、圧接刃に対するフラット導体の接続を非常に安定した状態で行わせることができる。特に、フラットケーブル用接続端子の各圧接刃が端子板部の長手方向に千鳥配置で立設され、各圧接刃がフラット導体に突き刺されて導通接続されているので、対向する圧接刃の間隔が長くなり、対向する圧接刃の間でフラット導体が破断されるのを防止でき、接続部の信頼性を向上させることができる。
【0027】
この場合、千鳥配置の各圧接刃で端子板部の長手方向の両端に存在する各圧接刃の両広面のうち外向きの広面に接触しているフラット導体の切り裂き面の部分の接触面積に比べて、それ以外の残りの各広面に接触しているフラット導体の切り裂き面の部分の接触面積が大きくなっていることが好ましい。このようになっていると、各圧接刃とフラット導体との接触状態が安定し、良好な接続部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフラットケーブル用接続端子及びフラットケーブルと接続端子の接続部の実施の形態の一例を示した斜視図である。
【図2】 本例のフラットケーブルと接続端子の接続部の平面図である。
【図3】 本例のフラットケーブルと接続端子の接続部の縦断説明図である。
【図4】 本例で用いている接続用治具の斜視図である。
【図5】 フラットケーブルの一例を示す斜視図である。
【図6】 従来のフラットケーブルと接続端子の接続部の斜視図である。
【符号の説明】
1 フラット導体
2 フラット絶縁被覆
3 フラットケーブル
4 フラットケーブル用接続端子
5 突き刺し片
6 端子板部
7 圧接刃
7a 広面
9 接続用治具
10 押圧面
11 押圧部材
12 逃がし溝
14 ケーブルガイド溝
15 接続部カバー
16a,16b 切り裂き面の部分

Claims (4)

  1. フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルの長手方向に長手方向を向けて配置される端子板部の幅方向の両端に、前記フラット導体の箇所で前記フラットケーブルに突き刺される板状の圧接刃がそれぞれの広面を平行させた状態で千鳥配置で立設されているフラットケーブル用接続端子において、
    前記圧接刃は3個以上設けられて、該3個以上の圧接刃がそれぞれの広面を前記端子板部の長手方向に向けて配置され、前記圧接刃が前記フラットケーブルに突き刺された際に各圧接刃が前記フラット導体を該フラット導体の幅方向に沿って切り裂くように構成されていることを特徴とするフラットケーブル用接続端子。
  2. 請求項1に記載されたフラットケーブル用接続端子の各圧接刃が、前記フラット導体の箇所で前記フラットケーブルに突き刺されて前記フラット導体が前記各圧接刃により切り裂かれ、前記フラット導体の切り裂き面の部分が各圧接刃の広面に接触することにより各圧接刃が前記フラット導体に導通接続されていることを特徴とするフラットケーブルと接続端子の接続部。
  3. 前記フラットケーブル用接続端子の3個以上の圧接刃の広面のうち、前記端子板部の長手方向の両端に存在する各圧接刃の外向きの広面と該外向きの広面に接触している前記フラット導体の切り裂き面の部分との接触面積に比べて、他の各広面と該他の各広面に接触している前記フラット導体の切り裂き面の部分との接触面積が大きくなっていることを特徴とする請求項2に記載のフラットケーブルと接続端子との接続部。
  4. フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆された構造のフラットケーブルに請求項1に記載されたフラットケーブル用接続端子を接続する方法において、
    前記フラットケーブルのフラット導体が前記フラットケーブル用接続端子の端子板部の幅方向の両端の圧接刃の上に跨って存在するように、前記フラットケーブルと前記フラットケーブル用接続端子とを配置した後、
    前記フラットケーブルの広面に接触して各圧接刃の箇所で同時に前記フラットケーブルを押圧する押圧面と前記接続端子の各圧接刃を逃がす逃がし溝とを有して、前記逃がし溝に各圧接刃が嵌った際に、フラットケーブル用接続端子の前記端子板部の長手方向の両端に存在する各圧接刃の外向きの広面と該外向きの広面に対向する前記逃がし溝の内面との間の間隔g 2 よりも、前記フラットケーブル用接続端子の圧接刃の他の各広面と該他の各広面に対向する逃がし溝の内面との間の間隔g 1 が大きくなるように各逃がし溝が形成された接続用治具を、各逃がし溝が各圧接刃に対応するようにして前記フラットケーブルの接続すべきフラット導体の上に配置し、
    前記接続用治具を下降させることにより、前記接続端子の各圧接刃を前記フラット導体の箇所でフラットケーブルに突き刺して前記接続端子の各圧接刃で前記フラット導体を切り裂き、
    前記各圧接刃に前記フラット導体の切り裂き面の部分を接触させることにより前記接続端子の各圧接刃と前記フラット導体とを導通接続することを特徴とするフラットケーブルへの接続端子の接続方法。
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