JPH07312239A - フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル - Google Patents

フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル

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JPH07312239A
JPH07312239A JP6101405A JP10140594A JPH07312239A JP H07312239 A JPH07312239 A JP H07312239A JP 6101405 A JP6101405 A JP 6101405A JP 10140594 A JP10140594 A JP 10140594A JP H07312239 A JPH07312239 A JP H07312239A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルのクロス配線方法およびク
ロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラッ
トケーブルに係り、絶縁体を広範囲に亙って切り裂くこ
となく導体の配列順序を入れ替えて、作業工数の低減、
製品コストの低減等を図る。 【構成】 配列順序を入れ替えるべき2以上の導体11
b・11fを、長手方向の途中位置においてそれぞれ切
断し、2段型の圧接端子12の一の圧接端18を、切断
箇所Cを挟んだ両側位置においてフラットケーブル10
の絶縁体17に切り込ませることにより内部の導体11
b・11fに圧接させ、露出している他側の圧接端18
に短絡電線13を圧接することにより異なる配列位置に
切断箇所Cを挟んで配されている導体11b・11fど
うしを導通させる。これにより、フラットケーブル10
の長手方向の任意位置において、フラットケーブル10
を構成する導体11b・11f自体を移動させることな
く配列順序を入れ替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルのク
ロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配
線構造を有するフラットケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】平行間隔をおいて配列される複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルは、ケーブルを偏平に構成しかつ複数の配線を整然
と配列させることができる。このため、近年の電子機
器、OA機器やコンピュータ機器の普及に伴う配線数の
増大に対応して、効率的配線および省スペース化を図る
ために広く用いられてきている。
【0003】フラットケーブルは、上記のように、複数
本の平行な導体により構成されているので、その両端に
おいて導体が配列順序どおりに1対1に対応するように
なっている。したがって、端子配列が同一のコネクタど
うしを接続する場合等には、フラットケーブルの導体
は、平行な配列を維持したまま、コネクタの端子に接続
されることになる。
【0004】しかしながら、このようなフラットケーブ
ルが適用される機器によっては、フラットケーブルの両
端における導体の配列順序を異ならせたい場合も生じ
る。すなわち、フラットケーブルによって接続されるべ
き同型のコネクタどうしにおいて、信号配列を異ならせ
たい場合や、異型コネクタどうしを連結したい場合が考
えられる。これらの場合には、通常、機器内部において
配線を交差させ、フラットケーブル側において配線の調
整を行わないこととされるが、既製の機器に変更を加え
ることなく適用する場合等には、フラットケーブルにお
いて導体の配列順序の調整を行う必要が生ずる。
【0005】かかる場合に、フラットケーブルの導体の
配列順序を変更する方法としては、図11に示す方法が
考えられる。すなわち、まず、(a)に示すように、2
a、2b、2c、2d、2e、2fの順に配列された6
本の導体2a〜2fを有するフラットケーブル1におい
て、配列順序を変更すべき導体2c・2eの両側に配さ
れるいわゆるブリッジ部Bの絶縁体3をフラットケーブ
ル1の端部から切り裂いて導体2c・2eを他の導体2
a・2b・2d・2fから分離する。次いで、(b)に
示すように、前記一対の導体2c・2eを持ち上げて、
(c)に示すように、それらの間に配される導体2dを
跨いで交差させ、交換する相手の導体2e・2cが配さ
れていた位置に、それぞれの導体2c・2eの端部を収
納するように配して固定する。これにより、導体の配列
順序は、2a、2b、2e、2d、2c、2fとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
した配線方法であると、配列順序を変更すべき導体2e
・2cを他の導体2a・2b・2d・2fから分離して
入れ替えるために、フラットケーブル1の絶縁体3を端
部から切り裂かなければならず、導体2a〜2fを一定
のピッチで整然と配列しているフラットケーブル1の利
点が減殺されることになる。すなわち、フラットケーブ
ル1は複数の導体2a〜2fを一定のピッチで配列して
いるので、その端部において全ての導体2a〜2fに一
括して口出し処理、圧着作業等の端末処理を実施するこ
とができるという利点を有している。しかし、上記配線
方法では、導体2c・2eを他から分離する必要からフ
ラットケーブル1の端部においてのみ実施され、2本一
対の導体2c・2eの配列順序を入れ替えるために、当
該導体2c・2eの両側に配されるブリッジ部Bの絶縁
体3が4箇所に亙って切り裂かれる。
【0007】したがって、フラットケーブル1の端部に
おける導体2a〜2fの多くは、元のピッチを維持する
ことが困難になる。しかも、配列順序が入れ替えられた
後の導体2a〜2fにおいては、なおさら、フラットケ
ーブル1の端部において元のピッチを再現しかつ端部を
平坦に形成することが困難である。そして、導体2a〜
2fのピッチを一定に維持できない場合には、その後実
施されることとなる口出し処理や圧着作業等の端末処理
を、全ての導体2a〜2fについて一括して実施するこ
とが困難であり、自動化を図る場合の障害となる一方、
導体2a〜2fのピッチを一定に維持しようとすると、
多大な労力と作業工数とが必要になる。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、絶縁体を広範囲に亙って切り裂くことな
く、フラットケーブルの長手方向の途中位置において導
体の配列順序を入れ替えることができるフラットケーブ
ルのクロス配線方法、クロス配線構造およびそのクロス
配線構造を有するフラットケーブルを提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平行間隔を空けて配列される複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルにおいて、当該フラットケーブルの両端における導
体の配列順序を、長手方向の途中位置において入れ替え
るクロス配線方法であって、配列順序を入れ替えるべき
2以上の導体を、長手方向の途中位置においてそれぞれ
切断し、切断された導体の切断箇所を挟んだ両側位置
に、2方向に圧接端を有する2段型の圧接端子の一側の
圧接端を、フラットケーブルの厚さ方向から絶縁体に切
り込ませて内部の導体に圧接させるとともに、絶縁体の
外部に露出している他側の圧接端に短絡電線を圧接し
て、異なる配列位置に切断箇所を挟んで配されている導
体どうしを導通させるフラットケーブルのクロス配線方
法を提案している。
【0010】また、本発明は、平行間隔を空けて配列さ
れる複数本の導体を絶縁体によって一体的に被覆してな
るフラットケーブルにおいて、長手方向の途中位置を切
断された2以上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置に、
一の圧接端を絶縁体の外部に露出させかつ他の圧接端を
絶縁体に切り込ませて内部の導体に導通させられる2段
型の圧接端子がそれぞれ圧接されるとともに、各圧接端
子が、絶縁体の外部に露出している圧接端に圧接される
短絡電線によって、異なる配列位置に切断箇所を挟んで
配されている導体の圧接端子に導通状態に連結されてい
るフラットケーブルのクロス配線構造を提案している。
【0011】また、上記クロス配線構造において、フラ
ットケーブルの側面と短絡電線との間に介在状態に配置
されるとともにフラットケーブルの各導体に対応して少
なくとも2列に配列されかつ圧接端子を貫通状態に配置
する複数の貫通孔を有する平板状のハウジングが設けら
れている構成としてもよい。また、フラットケーブルの
両側面から組み合わせられて、圧接端子と短絡電線との
接合部を被覆しかつフラットケーブルを挟持するように
相互に係止されるカバー部材が設けられている構成とし
てもよい。
【0012】さらに、本発明は、平行間隔を空けて配列
された複数本の導体を絶縁体によって一体的に被覆して
なるとともに、その長手方向の途中位置に、上記クロス
配線構造を有するフラットケーブルを提案している。
【0013】
【作用】本発明に係るフラットケーブルのクロス配線方
法によれば、配列順序を入れ替えるべき2以上の導体が
その途中位置において切断されることにより、フラット
ケーブルの両端における当該導体の導通が遮断される。
そして、これらの導体の切断箇所を挟んだ両側位置に2
段型の圧接端子の一の圧接端を押し付けることにより、
該圧接端がフラットケーブルの厚さ方向に絶縁体に切り
込んで、内部の導体に圧接させられる。この後に、圧接
端子の他の圧接端に短絡電線を圧接し、異なる配列位置
に切断箇所を挟んで配される導体どうしを導通状態に連
結することにより、フラットケーブルの両端における導
体の配列順序が入れ替えられることになる。したがっ
て、ブリッジ部の絶縁体を切り裂くことなく、絶縁体の
切断部分を最小限に抑制しつつクロス配線を実施するこ
とが可能となる。
【0014】また、本発明に係るフラットケーブルのク
ロス配線構造によれば、長手方向の途中位置を切断され
た2以上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置に、2段型
の圧接端子がそれぞれ圧接されているので、フラットケ
ーブルの導体自体を移動させることなく、切断された各
導体が絶縁体の外部に露出させられる。そして、切断箇
所を挟みかつ異なる配列位置に配される導体の圧接端子
どうしが短絡電線によって導通状態に連結されることに
より、各圧接端子に接続する導体どうしが導通状態に連
結され、フラットケーブル両端における配列順序が入れ
替えられる。したがって、フラットケーブルの長手方向
の途中位置において、導体の配列順序を入れ替えること
が可能となる。
【0015】また、上記クロス配線構造において、フラ
ットケーブルの側面と短絡電線との間に平板上のハウジ
ングを介在させ、ハウジングに配列状態に形成された貫
通孔に合わせて圧接端子をフラットケーブルに圧接させ
ることとすれば、圧接端子を正確に位置決めして、確実
な圧接を行うことが可能となるとともに、圧接端子が整
然とした配列状態に維持されることになる。しかも、ハ
ウジングは、圧接端子と短絡電線との圧接によってフラ
ットケーブルに取り付け状態に維持されることになる。
【0016】また、上記クロス配線構造において、圧接
端子と短絡電線との接合部をカバー部材によって被覆状
態とすることにより、外部に対して絶縁性を高めること
がかのうとなる。この場合に、カバー部材は、フラット
ケーブルを挟持するように組み合わせて係止されること
により、フラットケーブルに簡易に取り付けられること
になる。
【0017】さらに、本発明に係る上記クロス配線構造
を有するフラットケーブルによれば、長手方向の途中位
置において、両端の導体の配列順序が入れ替えられるの
で、両端部の絶縁体を切り裂くことが不要となる。した
がって、両端部における導体を一定ピッチを空けた配列
状態に維持することが可能となり、複数の導体への複数
の端子の一括位置決め、一括圧着等の端末処理が容易な
ものとなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るフラットケーブルのクロ
ス配線方法およびクロス配線構造の一実施例について、
図1から図10を参照して説明する。本実施例に係るク
ロス配線方法は、まず、フラットケーブル10の長手方
向の途中位置において、例えば、配列を入れ替えるべき
2本一対の導体11b・11fを切断する。これによ
り、各々の導体11b・11fが切断箇所Cによって2
つずつに分割される。次いで、これらの導体11b・1
1fにおける切断箇所Cを挟んだ両側位置に、圧接端子
12を取り付ける。
【0019】そして、その後に、圧接端子12どうしを
短絡電線13によって連結する。これにより、圧接端子
12が圧接されている導体11b・11fどうしが導通
させられることになる。この場合に、短絡電線13どう
しを交差させることによって導体11b・11fの配列
順序が入れ替えられた状態のクロス配線構造が構成され
ることになる。なお、導体11b・11fの切断と圧接
端子12の取り付けの順序は、上記と逆の順序であって
もよい。
【0020】上記導体の切断は、図6から図9に示す方
法によって実施される。すなわち、図6に示すように、
フラットケーブル10の切断されるべき導体11bの下
方にダイス14を配置し、その上方に配した押え15と
の間に導体11bを挟む。ダイス14および押え15
は、フラットケーブル10の長手方向に間隔を空けて2
組設けられており、それぞれに設けられた凹部14a・
15aをフラットケーブル10の外面に密着させて該フ
ラットケーブル10を上下から把持するようになってい
る。
【0021】上記押え15の間には、該押え15とは独
立してフラットケーブル10の上方から下降させられる
ポンチ16が設けられている。ポンチ16の下面には、
そのエッジ部に全周に亙って鋭利なカッタ16aが設け
られている。そして、押え15とダイス14とによって
上下から挟まれたフラットケーブル10に対して、上方
からポンチ16を打ち込む。これにより、図7および図
8に示すように、ポンチ16のカッタ16aによって絶
縁体17が切断され、かつ、ポンチ16とダイス14と
によって生ずるせん断力によってフラットケーブル10
内部の導体11bが切断される。そして、これにより、
図9に示すように、所望の導体11bがその長手方向の
途中位置において打ち抜かれて、二分割されることにな
る。また、配列順序を入れ替えるべき他の導体11fに
対しても、同様にして切断されることになる。
【0022】前記圧接端子12は、図1に示すように、
金属製薄板を打ち抜いて折り曲げることにより、逆方向
に開口するスリット18a・18bを有する2組の圧接
端18を一体的に連結した形状に形成されている。前記
スリット18a・18bは、それぞれ、フラットケーブ
ル10内の導体11b・11fあるいは短絡電線13の
導体13aの径寸法よりも小さい幅寸法に形成されてい
る。
【0023】また、圧接端18の先端は、尖鋭に形成さ
れていて押し付けられる絶縁体17・13bに容易に切
り込むことができるようになっている。圧接端18の先
端には、スリット18a・18bに向かって縮幅する導
入部18cと、その外側に先端に向かって縮幅する傾斜
部18dとが設けられている。導入部18cは、押し付
けられる導体11b・11f・13aをスリット18a
・18b内部に案内するようになっている。また、傾斜
部18dは、図5に示すように、圧接端18が後述する
保持凹部19に挿入されたときに、圧接端18を保持凹
部19によって幅方向内方に付勢してスリット18a・
18bの間隔寸法が拡大しないように保持するようにな
っている。
【0024】前記短絡電線13は、口出しされていない
被覆電線であって、フラットケーブル10に圧接された
状態の圧接端子12の圧接端18に押し付けられること
により、絶縁体13bに切り込まれつつスリット18b
に導体13aを圧接するようになっている。
【0025】また、本実施例のクロス配線構造において
は、図1および図2に示すように、フラットケーブル1
0と短絡電線13との間に、平板状のハウジング20を
介在状態に配するとともに、このハウジング20および
短絡電線13と圧接端子12との接合部を被覆するカバ
ー部材21を有している。前記ハウジング20は、フラ
ットケーブル10の導体11a〜11fのピッチに合わ
せて配列され厚さ方向に貫通する複数の貫通孔20aを
有している。この貫通孔は、図1および図2に示す例で
は、6行3列で合計18個設けられている。そして、こ
のハウジング20がフラットケーブル10の一側面に沿
うように配置されたときに、上記貫通孔20aは、各導
体11a〜11fに対してその長手方向に沿って3個ず
つ配列されるように位置決めされるようになっている。
【0026】この場合、3個配列された中央の貫通孔2
0aが、フラットケーブル10の切断箇所Cに一致する
ように配置されると、その両脇の貫通孔20aは、前記
圧接端子12を圧接すべき位置に配されるようになって
いる。したがって、このハウジング20をフラットケー
ブル10の一側面に配置し、その状態で、圧接端子12
を貫通孔20aに挿通させて導体11a〜11fに圧接
することにより、フラットケーブル10に圧接端子12
を整然と取り付けることができるようになっている。な
お、貫通孔20aは、3列設けられていることとした
が、少なくとも、圧接端子12を挿入するために2列以
上設けられていればよい。
【0027】また、前記カバー部材21は、例えば、図
4および図5に示すように、上カバー22と下カバー2
3とからなり、フラットケーブル10の上下から組み合
わせられて、フラットケーブル10を挟むように取り付
けられるようになっている。上カバー22には、例え
ば、可撓性を有し先端に係合凸部24aを有する係合片
24が設けられ、下カバー23には、該係合片24を挿
通可能な係止孔23aが設けられている。そして、係合
片24を撓ませながら係止孔23aに挿入し、該係止孔
23aを係合凸部24aが通過した時点で復元する係合
片24の弾性力によって、係合凸部24aを係止孔23
aの下部開口端に係止することにより、上下カバー22
・23を組み合わせ状態に維持することができるように
なっている。
【0028】前記上下カバー22・23には、ハウジン
グ20上方に突出する圧接端子12および短絡電線13
を収納する凹部(図示略)およびフラットケーブル10
下部に突出する圧着端子12を収納状態に配する凹部2
3bが設けられている。これら凹部23bの底面あるい
は天井面には、図5に示すように、挿入凹部19が設け
られている。該挿入凹部19は、開口方向に向かって広
がる斜面19aを有しており、上下カバー22・23が
組み合わせられた状態で、該斜面19aを圧着端子12
の傾斜面18dに押し付けることにより、圧接端18を
幅方向に圧縮するように付勢して、スリット18a・1
8bの間隔が広がるのを防止するようになっている。
【0029】次に、このような本実施例のクロス配線方
法によってフラットケーブル10の両端における導体1
1a〜11fの配列順序を入れ替える場合について、図
10に示すフローチャートに従って説明する。本実施例
のクロス配線方法では、まず、図6から図9に示すよう
に、水平に配したフラットケーブル10に、上下から押
え15およびダイス14を近接させて、配列順序を入れ
替えるべき一対の導体11b・11fの長手方向の途中
位置を挟む(STEP 1A)。そして、ポンチ16を打ち込
む(STEP 1B)ことによって、上記導体11b・11f
を切断する(STEP 1)。この場合、両導体11b・11
fの切断箇所Cは、フラットケーブル10の長手方向の
略同等位置に配されていることが好ましい。
【0030】次いで、ハウジング20を、その中央の貫
通孔20aが切断箇所Cに一致するようにフラットケー
ブル10の上面に配置し(STEP 2A)、切断箇所Cの両
側に配される貫通孔20aに圧接端子12を挿入する
(STEP 2B)。そして、その圧接端子12をフラットケ
ーブル10の上面に押し付ける(STEP 2C)ことによ
り、2段型の圧接端子の圧接端18をフラットケーブル
10の絶縁体17に切り込ませて、内部の導体11b・
11fに圧接する(STEP 2)。
【0031】この場合に、圧接部のスリット18aに
は、導体11b・11fが案内されて挿入される。スリ
ット18aの幅寸法は、導体11b・11fの径寸法よ
りも小さく形成されているので、導体11b・11fは
スリット18aに圧接され、圧接端子12と確実に導通
させられることになる。この状態で、圧接端子12の他
の圧接端18は、ハウジング20の上面から突出させら
れて、スリット18bを上方に開口状態に配されるの
で、短絡電線13を上方から押し込む(STEP 3)ことに
より、短絡電線13の被覆13bが切り込まれつつ導入
部18cに案内された導体13aが圧接端18のスリッ
ト13b内に挿入されることになる。スリット18bの
幅寸法もスリット18aと同様に、導体13aの径寸法
よりも小さく形成されているので、導体13aに確実に
圧接して健全な導通状態を実現することができる。
【0032】そして、これらの短絡電線13を圧接端子
12に圧接させる際に、ハウジング20上において相互
に交差させ、異なる導体11b・11fに圧接されてい
る圧接端子18どうしを切断箇所Cを跨いで連結するこ
ととすれば、フラットケーブル10の両端における導体
11a〜11fの配列順序が入れ替えられることにな
る。その後に、このようにして接続された圧接端子12
とフラットケーブル10および短絡電線13との接合部
を、カバー部材21によって被覆する(STEP 4)。これ
により、接合部が健全な接合状態に維持されることにな
る。
【0033】したがって、本実施例のクロス配線方法に
よれば、長手方向の途中位置を切断された導体11b・
11fに圧接された圧接端子12どうしを、短絡電線1
3によって接続するという簡易な接続作業によって、フ
ラットケーブル10両端の導体11a〜11fの配列順
序を容易に入れ替えることができる。また、上記接続作
業は、フラットケーブル10の長手方向の任意位置にお
いて実施することができるので、フラットケーブル10
の端部の絶縁体17を切り裂く必要がなく、導体11a
〜11fの配列ピッチを維持することができる。
【0034】また、圧接端子12と短絡電線13とが分
離されているので、短絡電線13の長さを適宜調整する
ことによって、任意の導体11a〜11fの配列順序を
入れ替える場合に、柔軟に適用することができる。ま
た、各圧接端子12が2つずつの圧接端18によって導
体11b・11fに接合されるので、安定した接合状態
を維持することができる。
【0035】また、本実施例のクロス配線構造を有する
フラットケーブル10は、その両端部において絶縁体1
7を切り裂かれることがないので、両端部における導体
11a〜11f間のピッチを一定に維持することができ
る。これにより、フラットケーブル10の端部に全ての
導体11a〜11fを一括して口出しすることができる
とともに、口出しされた導体11a〜11fの位置を正
確に把握することができる。したがって、各導体11a
〜11fに対する端子(図示略)等の位置決め作業が容
易になり、一括位置決め、一括圧着等を実施することが
可能となる。その結果、端末処理の自動化を容易に図る
ことができる。
【0036】なお、本実施例においては、2本一対の導
体11b・11fについて、フラットケーブル10の両
端における配列順序を入れ替えることとしたが、任意の
導体の順序を入れ替える場合に適用できる。また、2本
一対の導体11b・11fの導体に代えて、2以上の導
体11a〜11fの配列順序を入れ替える場合に適用す
ることとしてもよい。この場合、偶数対の導体をそれぞ
れ入れ替えることとしてもよいし、任意の数の導体を任
意に組み合わせて入れ替えることとしてもよい。
【0037】また、フラットケーブル10を構成する導
体11a〜11fの種類については、なんら限定される
ものはなく、単線、平角線、撚線等を導体とするフラッ
トケーブル10に適用することができる。さらに、導体
11a〜11fの本数、太さ、ピッチ、絶縁体17の材
質等にも、なんら限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るフラ
ットケーブルのクロス配線方法は、配列順序を入れ替え
るべき2以上の導体を、長手方向の途中位置においてそ
れぞれ切断し、2段型の圧接端子の一の圧接端を、切断
箇所を挟んだ両側位置においてフラットケーブルの絶縁
体に切り込ませることにより内部の導体に圧接させ、露
出している他側の圧接端に短絡電線を圧接することによ
り異なる配列位置に切断箇所を挟んで配されている導体
どうしを導通させるので、フラットケーブルの長手方向
の任意位置において配線を交差させ、フラットケーブル
の両端における導体の配列順序を容易に入れ替えること
ができるという効果を奏する。
【0039】この場合に、ブリッジ部の絶縁体を切り裂
いて単線化された導体を並べ替える必要がないので、作
業を簡易なものとして作業工数を削減することができ
る。また、フラットケーブルの長手方向の途中位置にお
いて配線を交差させるため、フラットケーブルの両端に
コネクタ等が取り付けられた後においても、導体の配列
順序を入れ替えることができるという利点がある。
【0040】また、本発明に係るフラットケーブルのク
ロス配線構造は、長手方向の途中位置を切断された2以
上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置において一の圧接
端を圧接させた2段型の圧接端子が、他の圧接端に短絡
電線を圧接させて、異なる配列位置に切断箇所を挟んで
配されている導体の圧接端子に導通状態に連結している
ので、簡易な構成によって導体の配列順序を入れ替える
ことができるという効果を奏する。
【0041】さらに、上記クロス配線構造において、フ
ラットケーブルの側面と短絡電線との間に介在状態に配
されたハウジングが、貫通孔に貫通状態に配される圧接
端子をフラットケーブルの各導体に対応させた状態で配
列するので、圧接端子と導体とを確実な圧接状態とする
ことができる。また、圧接端子は、貫通孔に貫通状態に
配されて整然と配列されるので、複数の短絡電線による
込み入ったクロス配線を実施する場合においても、誤配
線を防止することができるという効果がある。しかも、
上記クロス配線構造において、カバー部材を取り付ける
こととすれば、圧接端子と短絡電線との接合部が確実に
保護され、健全な接合状態を長期に亙って維持すること
ができるという効果を奏する。
【0042】また、本発明に係るフラットケーブルによ
れば、絶縁体によって一体的にかつ整然と配列された複
数本の導体が、その長手方向の途中位置において配線を
交差させることにより配列順序を入れ替えられるので、
フラットケーブルの両端において、導体が整然とした配
列状態に維持され、一括した口出し処理、端子の圧着作
業等を容易なものとすることができる。その結果、端末
処理の自動化を図ることができるという効果を奏する。
また、ブリッジ部を切り裂いて単線化された導体の配列
を並べ替える場合と比較して、配列順序を変更するため
にフラットケーブルを構成する導体自体を移動させない
ので、クロス配線構造が施される位置においても、比較
的平坦で安定した形態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフラットケーブルのクロス配線
方法の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1のクロス配線方法によって構成されるク
ロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフラッ
トケーブルを示す斜視図である。
【図3】 図2のクロス配線構造において、カバー部材
の取り付け前の状態を示す斜視図である。
【図4】 図3のカバー部材を取り付けた状態を示す斜
視図である。
【図5】 図3のカバー部材内部の挿入凹部を示す縦断
面図である。
【図6】 本発明に係るフラットケーブル用圧着端子の
接続方法の一実施例における口出し処理を説明するため
の斜視図である。
【図7】 図6の口出し処理において、フラットケーブ
ルの絶縁体を口出しカッタにより切断している様子を示
す斜視図である。
【図8】 図7の口出しカッタおよびフラットケーブル
の位置関係を示す正面図である。
【図9】 図6の口出し処理において、切断された絶縁
体を除去する様子を示す斜視図である。
【図10】 図1のクロス配線方法を示すフローチャー
トである。
【図11】 フラットケーブルのクロス配線方法の従来
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10・・・・フラットケーブル、11・・・・導体、12・・・・圧
接端子、13・・・・短絡電線、17・・・・絶縁体、18・・・・
圧接端、20・・・・ハウジング、20a・・・・貫通孔、21
・・・・カバー部材、C・・・・切断箇所

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行間隔を空けて配列される複数本の導
    体(11)を絶縁体(17)によって一体的に被覆して
    なるフラットケーブル(10)において、当該フラット
    ケーブルの両端における導体の配列順序を、長手方向の
    途中位置において入れ替えるクロス配線方法であって、 配列順序を入れ替えるべき2以上の導体を、長手方向の
    途中位置においてそれぞれ切断し、 切断された導体の切断箇所(C)を挟んだ両側位置に、
    2方向に圧接端(18)を有する2段型の圧接端子(1
    2)の一側の圧接端を、フラットケーブルの厚さ方向か
    ら絶縁体に切り込ませて内部の導体に圧接させるととも
    に、 絶縁体の外部に露出している他側の圧接端に短絡電線
    (13)を圧接して、異なる配列位置に切断箇所を挟ん
    で配されている導体どうしを導通させることを特徴とす
    るフラットケーブルのクロス配線方法。
  2. 【請求項2】 平行間隔を空けて配列される複数本の導
    体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
    ブルにおいて、 長手方向の途中位置を切断された2以上の導体の切断箇
    所を挟んだ両側位置に、一の圧接端を絶縁体の外部に露
    出させかつ他の圧接端を絶縁体に切り込ませて内部の導
    体に導通させられる2段型の圧接端子がそれぞれ圧接さ
    れるとともに、 各圧接端子が、絶縁体の外部に露出している圧接端に圧
    接される短絡電線によって、異なる配列位置に切断箇所
    を挟んで配されている導体の圧接端子に導通状態に連結
    されていることを特徴とするフラットケーブルのクロス
    配線構造。
  3. 【請求項3】 フラットケーブルの側面と短絡電線との
    間に介在状態に配置されるとともに、フラットケーブル
    の各導体に対応して少なくとも2列に配列されかつ圧接
    端子を貫通状態に配置する複数の貫通孔(20a)を有
    する平板状のハウジング(20)が設けられていること
    を特徴とする請求項2記載のフラットケーブルのクロス
    配線構造。
  4. 【請求項4】 フラットケーブルの両側面から組み合わ
    せられて、圧接端子と短絡電線との接合部を被覆しかつ
    フラットケーブルを挟持するように相互に係止されるカ
    バー部材(21)が設けられていることを特徴とする請
    求項2または請求項3記載のフラットケーブルのクロス
    配線構造。
  5. 【請求項5】 平行間隔を空けて配列された複数本の導
    体を絶縁体によって一体的に被覆してなるとともに、そ
    の長手方向の途中位置に、請求項2から請求項4のいず
    れかに記載のクロス配線構造を有するフラットケーブ
    ル。
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