JP3272147B2 - フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル - Google Patents
フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブルInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルのク
ロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配
線構造を有するフラットケーブルに関するものである。
ロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配
線構造を有するフラットケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】平行間隔をおいて配列される複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルは、ケーブルを偏平に構成しかつ複数の配線を整然
と配列させることができる。このため、近年の電子機
器、OA機器やコンピュータ機器の普及に伴う配線数の
増大に対応して、効率的配線および省スペース化を図る
ために広く用いられてきている。
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルは、ケーブルを偏平に構成しかつ複数の配線を整然
と配列させることができる。このため、近年の電子機
器、OA機器やコンピュータ機器の普及に伴う配線数の
増大に対応して、効率的配線および省スペース化を図る
ために広く用いられてきている。
【0003】フラットケーブルは、上記のように、複数
本の平行な導体により構成されているので、その両端に
おいて導体が配列順序どおりに1対1に対応するように
なっている。したがって、端子配列が同一のコネクタど
うしを接続する場合等には、フラットケーブルの導体
は、平行な配列を維持したまま、コネクタの端子に接続
されることになる。
本の平行な導体により構成されているので、その両端に
おいて導体が配列順序どおりに1対1に対応するように
なっている。したがって、端子配列が同一のコネクタど
うしを接続する場合等には、フラットケーブルの導体
は、平行な配列を維持したまま、コネクタの端子に接続
されることになる。
【0004】しかしながら、このようなフラットケーブ
ルが適用される機器によっては、フラットケーブルの両
端における導体の配列順序を異ならせたい場合も生じ
る。すなわち、フラットケーブルによって接続されるべ
き同型のコネクタどうしにおいて、信号配列を異ならせ
たい場合や、異型コネクタどうしを連結したい場合が考
えられる。これらの場合には、通常、機器内部において
配線を交差させ、フラットケーブル側において配線の調
整を行わないこととされるが、既製の機器に変更を加え
ることなく適用する場合等には、フラットケーブルにお
いて導体の配列順序の調整を行う必要が生ずる。
ルが適用される機器によっては、フラットケーブルの両
端における導体の配列順序を異ならせたい場合も生じ
る。すなわち、フラットケーブルによって接続されるべ
き同型のコネクタどうしにおいて、信号配列を異ならせ
たい場合や、異型コネクタどうしを連結したい場合が考
えられる。これらの場合には、通常、機器内部において
配線を交差させ、フラットケーブル側において配線の調
整を行わないこととされるが、既製の機器に変更を加え
ることなく適用する場合等には、フラットケーブルにお
いて導体の配列順序の調整を行う必要が生ずる。
【0005】かかる場合に、フラットケーブルの導体の
配列順序を変更する方法としては、図19に示す方法が
考えられる。すなわち、まず、(a)に示すように、2
a、2b、2c、2d、2e、2fの順に配列された6
本の導体2a〜2fを有するフラットケーブル1におい
て、配列順序を変更すべき導体2c・2eの両側に配さ
れるいわゆるブリッジ部Bの絶縁体3をフラットケーブ
ル1の端部から切り裂いて導体2c・2eを他の導体2
a・2b・2d・2fから分離する。次いで、(b)に
示すように、前記一対の導体2c・2eを持ち上げて、
(c)に示すように、それらの間に配される導体2dを
跨いで交差させ、交換する相手の導体2e・2cが配さ
れていた位置に、それぞれの導体2c・2eの端部を収
納するように配して固定する。これにより、導体の配列
順序は、2a、2b、2e、2d、2c、2fとなる。
配列順序を変更する方法としては、図19に示す方法が
考えられる。すなわち、まず、(a)に示すように、2
a、2b、2c、2d、2e、2fの順に配列された6
本の導体2a〜2fを有するフラットケーブル1におい
て、配列順序を変更すべき導体2c・2eの両側に配さ
れるいわゆるブリッジ部Bの絶縁体3をフラットケーブ
ル1の端部から切り裂いて導体2c・2eを他の導体2
a・2b・2d・2fから分離する。次いで、(b)に
示すように、前記一対の導体2c・2eを持ち上げて、
(c)に示すように、それらの間に配される導体2dを
跨いで交差させ、交換する相手の導体2e・2cが配さ
れていた位置に、それぞれの導体2c・2eの端部を収
納するように配して固定する。これにより、導体の配列
順序は、2a、2b、2e、2d、2c、2fとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
した配線方法であると、配列順序を変更すべき導体2e
・2cを他の導体2a・2b・2d・2fから分離して
入れ替えるために、フラットケーブル1の絶縁体3を端
部から切り裂かなければならず、導体2a〜2fを一定
のピッチで整然と配列しているフラットケーブル1の利
点が減殺されることになる。すなわち、フラットケーブ
ル1は複数の導体2a〜2fを一定のピッチで配列して
いるので、その端部において全ての導体2a〜2fに一
括して口出し処理、圧着作業等の端末処理を実施するこ
とができるという利点を有している。しかし、上記配線
方法では、導体2c・2eを他から分離する必要からフ
ラットケーブル1の端部においてのみ実施され、2本一
対の導体2c・2eの配列順序を入れ替えるために、当
該導体2c・2eの両側に配されるブリッジ部Bの絶縁
体3が4箇所に亙って切り裂かれる。
した配線方法であると、配列順序を変更すべき導体2e
・2cを他の導体2a・2b・2d・2fから分離して
入れ替えるために、フラットケーブル1の絶縁体3を端
部から切り裂かなければならず、導体2a〜2fを一定
のピッチで整然と配列しているフラットケーブル1の利
点が減殺されることになる。すなわち、フラットケーブ
ル1は複数の導体2a〜2fを一定のピッチで配列して
いるので、その端部において全ての導体2a〜2fに一
括して口出し処理、圧着作業等の端末処理を実施するこ
とができるという利点を有している。しかし、上記配線
方法では、導体2c・2eを他から分離する必要からフ
ラットケーブル1の端部においてのみ実施され、2本一
対の導体2c・2eの配列順序を入れ替えるために、当
該導体2c・2eの両側に配されるブリッジ部Bの絶縁
体3が4箇所に亙って切り裂かれる。
【0007】したがって、フラットケーブル1の端部に
おける導体2a〜2fの多くは、元のピッチを維持する
ことが困難になる。しかも、配列順序が入れ替えられた
後の導体2a〜2fにおいては、なおさら、フラットケ
ーブル1の端部において元のピッチを再現しかつ端部を
平坦に形成することが困難である。そして、導体2a〜
2fのピッチを一定に維持できない場合には、その後実
施されることとなる口出し処理や圧着作業等の端末処理
を、全ての導体2a〜2fについて一括して実施するこ
とが困難であり、自動化を図る場合の障害となる一方、
導体2a〜2fのピッチを一定に維持しようとすると、
多大な労力と作業工数とが必要になる。
おける導体2a〜2fの多くは、元のピッチを維持する
ことが困難になる。しかも、配列順序が入れ替えられた
後の導体2a〜2fにおいては、なおさら、フラットケ
ーブル1の端部において元のピッチを再現しかつ端部を
平坦に形成することが困難である。そして、導体2a〜
2fのピッチを一定に維持できない場合には、その後実
施されることとなる口出し処理や圧着作業等の端末処理
を、全ての導体2a〜2fについて一括して実施するこ
とが困難であり、自動化を図る場合の障害となる一方、
導体2a〜2fのピッチを一定に維持しようとすると、
多大な労力と作業工数とが必要になる。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、絶縁体を広範囲に亙って切り裂くことな
く、フラットケーブルの長手方向の途中位置において導
体の配列順序を入れ替えることができるフラットケーブ
ルのクロス配線方法、クロス配線構造およびそのクロス
配線構造を有するフラットケーブルを提供することを目
的としている。
ものであって、絶縁体を広範囲に亙って切り裂くことな
く、フラットケーブルの長手方向の途中位置において導
体の配列順序を入れ替えることができるフラットケーブ
ルのクロス配線方法、クロス配線構造およびそのクロス
配線構造を有するフラットケーブルを提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平行間隔を空けて配列される複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルにおいて、当該フラットケーブルの両端における導
体の配列順序を、長手方向の途中位置において入れ替え
るクロス配線方法であって、配列順序を入れ替えるべき
2以上の導体を、長手方向の途中位置においてそれぞれ
切断し、切断された各導体の切断箇所を挟んだ両側位置
を、フラットケーブルの長手方向に沿って部分的に口出
し処理して導体を露出させ、これら口出しされた導体
に、該導体を抱き込むようにワイヤバレルを加締めて圧
着端子(40)をそれぞれ圧着させた状態に取り付ける
とともに、フラットケーブルの一端側に配される一の導
体の圧着端子と、フラットケーブルの他端側に配される
他の導体の圧着端子とを連結部材によって導通させるフ
ラットケーブルのクロス配線方法を提案している。
に、本発明は、平行間隔を空けて配列される複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルにおいて、当該フラットケーブルの両端における導
体の配列順序を、長手方向の途中位置において入れ替え
るクロス配線方法であって、配列順序を入れ替えるべき
2以上の導体を、長手方向の途中位置においてそれぞれ
切断し、切断された各導体の切断箇所を挟んだ両側位置
を、フラットケーブルの長手方向に沿って部分的に口出
し処理して導体を露出させ、これら口出しされた導体
に、該導体を抱き込むようにワイヤバレルを加締めて圧
着端子(40)をそれぞれ圧着させた状態に取り付ける
とともに、フラットケーブルの一端側に配される一の導
体の圧着端子と、フラットケーブルの他端側に配される
他の導体の圧着端子とを連結部材によって導通させるフ
ラットケーブルのクロス配線方法を提案している。
【0010】また、本発明は、平行間隔を空けて配列さ
れる複数本の導体を絶縁体によって一体的に被覆してな
るフラットケーブルにおいて、長手方向の途中位置を切
断された2以上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置の、
口出し処理されて露出した導体に、ワイヤバレルが該導
体を抱き込むように加締められて該導体に圧着端子がそ
れぞれ導通され圧着された状態に取り付けられるととも
に、フラットケーブルの一端側に配される一の導体の圧
着端子と、フラットケーブルの他端側に配される他の導
体の圧着端子とが、それぞれ連結部材によって導通状態
に連結されているフラットケーブルのクロス配線構造を
提案している。
れる複数本の導体を絶縁体によって一体的に被覆してな
るフラットケーブルにおいて、長手方向の途中位置を切
断された2以上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置の、
口出し処理されて露出した導体に、ワイヤバレルが該導
体を抱き込むように加締められて該導体に圧着端子がそ
れぞれ導通され圧着された状態に取り付けられるととも
に、フラットケーブルの一端側に配される一の導体の圧
着端子と、フラットケーブルの他端側に配される他の導
体の圧着端子とが、それぞれ連結部材によって導通状態
に連結されているフラットケーブルのクロス配線構造を
提案している。
【0011】
【0012】また、本発明は、平行間隔を空けて配列さ
れた複数本の導体を絶縁体によって一体的に被覆してな
るとともに、その長手方向の途中位置に上記クロス配線
構造を有するフラットケーブルを提案している。
れた複数本の導体を絶縁体によって一体的に被覆してな
るとともに、その長手方向の途中位置に上記クロス配線
構造を有するフラットケーブルを提案している。
【0013】
【作用】本発明に係るフラットケーブルのクロス配線方
法およびクロス配線構造によれば、配列順序を入れ替え
るべき2以上の導体がその途中位置において切断される
ことにより、フラットケーブルの両端における当該導体
の導通が遮断される。そして、これらの導体の切断箇所
を挟んだ両側位置に圧着端子が取り付けられ、他の導体
に取り付けられた2つの圧着端子どうしを連結部材によ
って導通させることにより、フラットケーブルの両端に
おける導体の配列順序が入れ替えられることになる。こ
の場合に、フラットケーブルは、その端部において絶縁
体を切り裂く必要がないので、端部における導体は、整
然とした配列状態に維持されることになる。また、口出
し処理されて露出した導体に、ワイヤバレルが該導体を
抱き込むように加締められて該導体に圧着端子がそれぞ
れ導通され圧着された状態に取り付けられるので、圧着
端子と導体とがより確実に接合されることになる。
法およびクロス配線構造によれば、配列順序を入れ替え
るべき2以上の導体がその途中位置において切断される
ことにより、フラットケーブルの両端における当該導体
の導通が遮断される。そして、これらの導体の切断箇所
を挟んだ両側位置に圧着端子が取り付けられ、他の導体
に取り付けられた2つの圧着端子どうしを連結部材によ
って導通させることにより、フラットケーブルの両端に
おける導体の配列順序が入れ替えられることになる。こ
の場合に、フラットケーブルは、その端部において絶縁
体を切り裂く必要がないので、端部における導体は、整
然とした配列状態に維持されることになる。また、口出
し処理されて露出した導体に、ワイヤバレルが該導体を
抱き込むように加締められて該導体に圧着端子がそれぞ
れ導通され圧着された状態に取り付けられるので、圧着
端子と導体とがより確実に接合されることになる。
【0014】
【0015】さらに、本発明に係るクロス配線構造を有
するフラットケーブルによれば、長手方向の途中位置に
おいて、両端の導体の配列順序が入れ替えられるので、
両端部の絶縁体を切り裂くことが不要となる。したがっ
て、両端部における導体を一定ピッチを空けた配列状態
に維持することが可能となり、複数の導体への複数の端
子の一括位置決め、一括圧着等の端末処理が容易なもの
となる。また、口出し処理されて露出した導体に、ワイ
ヤバレルが該導体を抱き込むように加締められて該導体
に圧着端子がそれぞれ導通され圧着された状態に取り付
けられているので、圧着端子と導体とがより確実に接合
されたものとなる。
するフラットケーブルによれば、長手方向の途中位置に
おいて、両端の導体の配列順序が入れ替えられるので、
両端部の絶縁体を切り裂くことが不要となる。したがっ
て、両端部における導体を一定ピッチを空けた配列状態
に維持することが可能となり、複数の導体への複数の端
子の一括位置決め、一括圧着等の端末処理が容易なもの
となる。また、口出し処理されて露出した導体に、ワイ
ヤバレルが該導体を抱き込むように加締められて該導体
に圧着端子がそれぞれ導通され圧着された状態に取り付
けられているので、圧着端子と導体とがより確実に接合
されたものとなる。
【0016】
【実施例】まず、本発明の実施例を説明するに先立ち、
本発明の参考となるフラットケーブルのクロス配線方法
およびクロス配線構造の第1の例について、図1から図
8を参照して説明する。本例に係るクロス配線方法は、
まず、フラットケーブル10の長手方向の途中位置にお
いて、例えば、配列を入れ替えるべき2本一対の導体1
1b・11eを切断する。これにより、各々の導体11
b・11eが切断箇所Cによって2つずつに分割され
る。
本発明の参考となるフラットケーブルのクロス配線方法
およびクロス配線構造の第1の例について、図1から図
8を参照して説明する。本例に係るクロス配線方法は、
まず、フラットケーブル10の長手方向の途中位置にお
いて、例えば、配列を入れ替えるべき2本一対の導体1
1b・11eを切断する。これにより、各々の導体11
b・11eが切断箇所Cによって2つずつに分割され
る。
【0017】次いで、これらの導体11b・11eにお
ける切断箇所Cを挟んだ両側位置に、圧接バスバー12
よりなる端子の圧接部13を取り付ける。すると、圧接
バスバー12によって連結される導体11b・11eど
うしが導通させられることになり、圧接バスバー12を
交差させることによって導体11b・11eの配列順序
が入れ替えられた状態のクロス配線構造が構成されるこ
とになる。なお、導体11b・11eの切断と端子取り
付けの順序は、上記と逆の順序であってもよい。
ける切断箇所Cを挟んだ両側位置に、圧接バスバー12
よりなる端子の圧接部13を取り付ける。すると、圧接
バスバー12によって連結される導体11b・11eど
うしが導通させられることになり、圧接バスバー12を
交差させることによって導体11b・11eの配列順序
が入れ替えられた状態のクロス配線構造が構成されるこ
とになる。なお、導体11b・11eの切断と端子取り
付けの順序は、上記と逆の順序であってもよい。
【0018】上記導体の切断は、図4から図7に示す方
法によって実施される。すなわち、図4に示すように、
フラットケーブル10の切断されるべき導体11bの下
方にダイス14を配置し、その上方に配した押え15と
の間に導体11bを挟む。ダイス14および押え15
は、フラットケーブル10の長手方向に間隔を空けて2
組設けられており、それぞれに設けられた凹部14a・
15aをフラットケーブル10の外面に密着させて該フ
ラットケーブル10を上下から把持するようになってい
る。
法によって実施される。すなわち、図4に示すように、
フラットケーブル10の切断されるべき導体11bの下
方にダイス14を配置し、その上方に配した押え15と
の間に導体11bを挟む。ダイス14および押え15
は、フラットケーブル10の長手方向に間隔を空けて2
組設けられており、それぞれに設けられた凹部14a・
15aをフラットケーブル10の外面に密着させて該フ
ラットケーブル10を上下から把持するようになってい
る。
【0019】上記押え15の間には、該押え15とは独
立してフラットケーブル10の上方から下降させられる
ポンチ16が設けられている。ポンチ16の下面には、
そのエッジ部に全周に亙って鋭利なカッタ16aが設け
られている。そして、押え15とダイス14とによって
上下から挟まれたフラットケーブル10に対して、上方
からポンチ16を打ち込む。
立してフラットケーブル10の上方から下降させられる
ポンチ16が設けられている。ポンチ16の下面には、
そのエッジ部に全周に亙って鋭利なカッタ16aが設け
られている。そして、押え15とダイス14とによって
上下から挟まれたフラットケーブル10に対して、上方
からポンチ16を打ち込む。
【0020】これにより、図5および図6に示すよう
に、ポンチ16のカッタ16aによって絶縁体17が切
断され、かつ、ポンチ16とダイス14とによって生ず
るせん断力によってフラットケーブル10内部の導体1
1bが切断される。そして、図7に示すように、所望の
導体11bがその長手方向の途中位置において打ち抜か
れて、二分割されることになる。また、配列順序を入れ
替えるべき他の導体11eに対しても、同様にして切断
されることになる。
に、ポンチ16のカッタ16aによって絶縁体17が切
断され、かつ、ポンチ16とダイス14とによって生ず
るせん断力によってフラットケーブル10内部の導体1
1bが切断される。そして、図7に示すように、所望の
導体11bがその長手方向の途中位置において打ち抜か
れて、二分割されることになる。また、配列順序を入れ
替えるべき他の導体11eに対しても、同様にして切断
されることになる。
【0021】前記圧接バスバー12は、図1に示すよう
に、金属製薄板を打ち抜いて折り曲げることにより、両
端に配される圧接部13(端子)を連結部18(連結部
材)によって一体的に連結したコ字状に形成されてい
る。前記圧接部13は、それぞれ平らな帯板状の連結部
18に対して、同一方向に直角に屈曲され、先端に開口
するスリット13aを有している。このスリット13a
は、フラットケーブル10内の導体11b・11eの径
寸法よりも小さい幅寸法に形成されている。
に、金属製薄板を打ち抜いて折り曲げることにより、両
端に配される圧接部13(端子)を連結部18(連結部
材)によって一体的に連結したコ字状に形成されてい
る。前記圧接部13は、それぞれ平らな帯板状の連結部
18に対して、同一方向に直角に屈曲され、先端に開口
するスリット13aを有している。このスリット13a
は、フラットケーブル10内の導体11b・11eの径
寸法よりも小さい幅寸法に形成されている。
【0022】また、圧接部13の先端は、尖鋭に形成さ
れていて押し付けられる絶縁体17に容易に切り込むこ
とができるようになっている。圧接部13の先端には、
スリット13aに向かって縮幅する導入部13bと、そ
の外側に先端に向かって縮幅する傾斜部13cとが設け
られている。導入部13bは、押し付けられる導体11
b・11eをスリット13a内部に案内するようになっ
ている。また、傾斜部13cは、後述する挿入孔に挿入
されたときに、圧接部13を挿入孔によって幅方向内方
に付勢してスリット13aの間隔寸法が拡大しないよう
に保持するようになっている。
れていて押し付けられる絶縁体17に容易に切り込むこ
とができるようになっている。圧接部13の先端には、
スリット13aに向かって縮幅する導入部13bと、そ
の外側に先端に向かって縮幅する傾斜部13cとが設け
られている。導入部13bは、押し付けられる導体11
b・11eをスリット13a内部に案内するようになっ
ている。また、傾斜部13cは、後述する挿入孔に挿入
されたときに、圧接部13を挿入孔によって幅方向内方
に付勢してスリット13aの間隔寸法が拡大しないよう
に保持するようになっている。
【0023】また、圧接部13は、相互に平行に配され
ており、連結部18は、一の圧接部13を一の導体11
bに対して直交するように配したときに、配列順序を入
れ替えるべき他の導体11eに対して他の圧接部13を
直交させることができるように形成されている。このよ
うに形成された圧接バスバー12は、2個一対が交差す
るように配置され、切断箇所Cを越えて異なる列の導体
11b・11eどうしを連結するようになっている。
ており、連結部18は、一の圧接部13を一の導体11
bに対して直交するように配したときに、配列順序を入
れ替えるべき他の導体11eに対して他の圧接部13を
直交させることができるように形成されている。このよ
うに形成された圧接バスバー12は、2個一対が交差す
るように配置され、切断箇所Cを越えて異なる列の導体
11b・11eどうしを連結するようになっている。
【0024】なお、図1および図2において、符号19
は一の圧接バスバー12の連結部18に被覆状態に配さ
れる絶縁チューブであって、交差する他の圧接バスバー
12との絶縁を図ることができるようになっている。ま
た、符号20は圧接バスバー12が取り付けられるフラ
ットケーブル10の側面の反対側の側面を覆うように配
される絶縁カバーである。この絶縁カバー20には、導
体11b・11eに圧接させられた圧接部13を挿入す
る挿入孔21が設けられている。この挿入孔21は、圧
接部13を幅方向に支持して、スリット13aの間隔寸
法が広がらないように維持するようになっている。
は一の圧接バスバー12の連結部18に被覆状態に配さ
れる絶縁チューブであって、交差する他の圧接バスバー
12との絶縁を図ることができるようになっている。ま
た、符号20は圧接バスバー12が取り付けられるフラ
ットケーブル10の側面の反対側の側面を覆うように配
される絶縁カバーである。この絶縁カバー20には、導
体11b・11eに圧接させられた圧接部13を挿入す
る挿入孔21が設けられている。この挿入孔21は、圧
接部13を幅方向に支持して、スリット13aの間隔寸
法が広がらないように維持するようになっている。
【0025】このような本例のクロス配線方法によって
フラットケーブル10の両端における導体11a〜11
fの配列順序を入れ替える場合について、図8のフロー
チャートに従って、以下に説明する。まず、フラットケ
ーブル10の配列順序を入れ替えるべき導体11b・1
1eの長手方向の途中位置を切断する(STEP 1)。この
切断は、図4から図7に示すように、水平に配したフラ
ットケーブル10に、上下から押え15およびダイス1
4を近接させて、配列順序を入れ替えるべき一対の導体
11b・11eの長手方向の途中位置を挟み(STEP 1
A)、ポンチ16を打ち込む(STEP 1B)ことによって行
う。この場合、両導体11b・11eの切断箇所Cは、
フラットケーブル10の長手方向の略同等位置に配され
ていることが好ましい。
フラットケーブル10の両端における導体11a〜11
fの配列順序を入れ替える場合について、図8のフロー
チャートに従って、以下に説明する。まず、フラットケ
ーブル10の配列順序を入れ替えるべき導体11b・1
1eの長手方向の途中位置を切断する(STEP 1)。この
切断は、図4から図7に示すように、水平に配したフラ
ットケーブル10に、上下から押え15およびダイス1
4を近接させて、配列順序を入れ替えるべき一対の導体
11b・11eの長手方向の途中位置を挟み(STEP 1
A)、ポンチ16を打ち込む(STEP 1B)ことによって行
う。この場合、両導体11b・11eの切断箇所Cは、
フラットケーブル10の長手方向の略同等位置に配され
ていることが好ましい。
【0026】次いで、上記のようにして設けられた切断
箇所C近傍のフラットケーブル10の下面に、絶縁カバ
ー20を配置する(STEP 2)。そして、圧接バスバー1
2の一の圧接部13を上記導体11b・11eのうちの
一の導体11bに位置決めし、他の圧接部13を切断箇
所Cを越えた他の導体11eに位置決めするとともに、
両圧接部13をフラットケーブル10の側面に押し付け
る(STEP 3)。これにより、各圧接部13の先端がフラ
ットケーブル10の絶縁体17に切り込んで内部の導体
11b・11eに接触し、導入部13bに案内された導
体11b・11eが圧接部13のスリット13a内に挿
入される。また、これとともに、フラットケーブル10
を貫通した各圧接部13の先端が前記絶縁カバー20の
挿入孔21に挿入される。
箇所C近傍のフラットケーブル10の下面に、絶縁カバ
ー20を配置する(STEP 2)。そして、圧接バスバー1
2の一の圧接部13を上記導体11b・11eのうちの
一の導体11bに位置決めし、他の圧接部13を切断箇
所Cを越えた他の導体11eに位置決めするとともに、
両圧接部13をフラットケーブル10の側面に押し付け
る(STEP 3)。これにより、各圧接部13の先端がフラ
ットケーブル10の絶縁体17に切り込んで内部の導体
11b・11eに接触し、導入部13bに案内された導
体11b・11eが圧接部13のスリット13a内に挿
入される。また、これとともに、フラットケーブル10
を貫通した各圧接部13の先端が前記絶縁カバー20の
挿入孔21に挿入される。
【0027】スリット13aの幅寸法は、導体11b・
11eの径寸法よりも小さく形成されているので、導体
11b・11eはスリット13aに圧接され、圧接バス
バー13と導通させられることになり、絶縁カバー20
の挿入孔21によって、両者の圧接状態が維持される。
これにより、切断箇所を挟んで異なる配列位置に配され
ている導体11b・11eどうしが連結部18によって
導通させられる。そして、図3に示すように、フラット
ケーブル10に取り付けられた圧接バスバー12および
フラットケーブル10の切断箇所Cを絶縁性を有する粘
着テープ22等によって被覆する(STEP 4)ことによ
り、外部に対する絶縁性を維持することができる。
11eの径寸法よりも小さく形成されているので、導体
11b・11eはスリット13aに圧接され、圧接バス
バー13と導通させられることになり、絶縁カバー20
の挿入孔21によって、両者の圧接状態が維持される。
これにより、切断箇所を挟んで異なる配列位置に配され
ている導体11b・11eどうしが連結部18によって
導通させられる。そして、図3に示すように、フラット
ケーブル10に取り付けられた圧接バスバー12および
フラットケーブル10の切断箇所Cを絶縁性を有する粘
着テープ22等によって被覆する(STEP 4)ことによ
り、外部に対する絶縁性を維持することができる。
【0028】したがって、本例のクロス配線方法によれ
ば、切断した導体11b・11eを圧接バスバー12に
よって連結するだけで、フラットケーブル10の両端に
おける導体11a〜11fの配列順序を11a・11e
・11c・11d・11b・11fのように入れ替える
ことができる。このため、接続作業が容易であり、作業
効率を向上することができる。また、上記接続作業は、
フラットケーブル10の長手方向の任意位置において実
施することができるので、フラットケーブル10の端部
の絶縁体17を切り裂く必要がなく、導体11a〜11
fの配列ピッチを維持することができる。
ば、切断した導体11b・11eを圧接バスバー12に
よって連結するだけで、フラットケーブル10の両端に
おける導体11a〜11fの配列順序を11a・11e
・11c・11d・11b・11fのように入れ替える
ことができる。このため、接続作業が容易であり、作業
効率を向上することができる。また、上記接続作業は、
フラットケーブル10の長手方向の任意位置において実
施することができるので、フラットケーブル10の端部
の絶縁体17を切り裂く必要がなく、導体11a〜11
fの配列ピッチを維持することができる。
【0029】さらに、本例のクロス配線方法によって構
成されるクロス配線構造は、圧接部13を絶縁体17に
切り込ませることにより、圧接バスバー12と導体11
b・11eとの導通を図るものであるため、切断される
絶縁体17が最小限に抑えられる。
成されるクロス配線構造は、圧接部13を絶縁体17に
切り込ませることにより、圧接バスバー12と導体11
b・11eとの導通を図るものであるため、切断される
絶縁体17が最小限に抑えられる。
【0030】また、本例のクロス配線構造を有するフラ
ットケーブル10は、その両端部において絶縁体17を
切り裂かれることがないので、両端部における導体間ピ
ッチを一定に維持することができる。これにより、フラ
ットケーブル10の端部に全ての導体11a〜11fを
一括して口出しすることができるとともに、口出しされ
た導体11a〜11fの位置を正確に把握することがで
きる。したがって、各導体11a〜11fに対する端子
(図示略)等の位置決め作業が容易になり、一括位置決
め、一括圧着等を実施することが可能となる。その結
果、端末処理の自動化を容易に図ることができる。
ットケーブル10は、その両端部において絶縁体17を
切り裂かれることがないので、両端部における導体間ピ
ッチを一定に維持することができる。これにより、フラ
ットケーブル10の端部に全ての導体11a〜11fを
一括して口出しすることができるとともに、口出しされ
た導体11a〜11fの位置を正確に把握することがで
きる。したがって、各導体11a〜11fに対する端子
(図示略)等の位置決め作業が容易になり、一括位置決
め、一括圧着等を実施することが可能となる。その結
果、端末処理の自動化を容易に図ることができる。
【0031】次に、本発明の参考となるフラットケーブ
ルのクロス配線方法およびクロス配線構造の第2の例に
ついて、図9から図11を参照して説明する。なお、本
例において、上述した第1の例に示した構成と共通する
箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
ルのクロス配線方法およびクロス配線構造の第2の例に
ついて、図9から図11を参照して説明する。なお、本
例において、上述した第1の例に示した構成と共通する
箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
【0032】本例のクロス配線構造は、圧接バスバー1
2に代えて、複数の圧接端子30(端子)と、これを連
結する被覆導線のような連結部材31とを使用している
点において、第1の例と相違している。したがって、本
例のクロス配線方法は、第1の例とほぼ同様であるが、
圧接端子30をそれぞれの導体11b・11eごとに圧
接した後に、これらの圧接端子30のうちの2つを連結
部材31によって連結する点において、第1の例と相違
している。
2に代えて、複数の圧接端子30(端子)と、これを連
結する被覆導線のような連結部材31とを使用している
点において、第1の例と相違している。したがって、本
例のクロス配線方法は、第1の例とほぼ同様であるが、
圧接端子30をそれぞれの導体11b・11eごとに圧
接した後に、これらの圧接端子30のうちの2つを連結
部材31によって連結する点において、第1の例と相違
している。
【0033】前記圧接端子30は、図9に示すように、
コ字状に屈曲形成された金属製薄板の両端に、スリット
30a、導入部30bおよび傾斜部30cをそれぞれ有
する圧接部32を具備し、導体11b・11eの切断箇
所Cを挟んだ両側位置にそれぞれ取り付けられるように
なっている。すなわち、各圧接端子30は、フラットケ
ーブル10に押し付けられることによって、圧接部32
をフラットケーブル10の絶縁体17に厚さ方向に切り
込ませる。そして、内部の導体11b・11eをスリッ
ト30a内に挿入配置することにより、該導体11b・
11eに圧接されるようになっている。
コ字状に屈曲形成された金属製薄板の両端に、スリット
30a、導入部30bおよび傾斜部30cをそれぞれ有
する圧接部32を具備し、導体11b・11eの切断箇
所Cを挟んだ両側位置にそれぞれ取り付けられるように
なっている。すなわち、各圧接端子30は、フラットケ
ーブル10に押し付けられることによって、圧接部32
をフラットケーブル10の絶縁体17に厚さ方向に切り
込ませる。そして、内部の導体11b・11eをスリッ
ト30a内に挿入配置することにより、該導体11b・
11eに圧接されるようになっている。
【0034】これら圧接端子30は、平行に配される2
本一対の導体11b・11eのそれぞれの切断箇所Cの
両側に取り付けられるので、これらの圧接端子30が頂
点をなす四角形において、対角位置に配される圧接端子
30どうしを連結部材31によって連結することによ
り、フラットケーブル10の両端における導体11a〜
11fの配列順序を入れ替えることが可能となる。連結
部材31は、図10に示すように、その両端に口出しさ
れた導体31aを圧接端子30に、例えば、抵抗溶接さ
れることによって接合される。これにより、切断箇所C
を挟んだ他の導体11b・11eどうしを導通させるよ
うに、交差して取り付けられるようになっている。
本一対の導体11b・11eのそれぞれの切断箇所Cの
両側に取り付けられるので、これらの圧接端子30が頂
点をなす四角形において、対角位置に配される圧接端子
30どうしを連結部材31によって連結することによ
り、フラットケーブル10の両端における導体11a〜
11fの配列順序を入れ替えることが可能となる。連結
部材31は、図10に示すように、その両端に口出しさ
れた導体31aを圧接端子30に、例えば、抵抗溶接さ
れることによって接合される。これにより、切断箇所C
を挟んだ他の導体11b・11eどうしを導通させるよ
うに、交差して取り付けられるようになっている。
【0035】また、これら圧接端子30は、フラットケ
ーブル10の一側面に押し付けられて、導体11b・1
1eに圧接させられた先端の傾斜部30cを、フラット
ケーブル10を厚さ方向に貫通させた後に、他の側面に
配される絶縁カバー33の挿入孔33aに挿入すること
により、スリット30aの間隙寸法の拡大を防止されて
確実な接続状態を維持することができるようになってい
る。なお、このように構成されたクロス配線構造は、図
3に示す第1の例と同様にして、接続完了後に絶縁性を
有する粘着テープ22によって被覆状態とされる。
ーブル10の一側面に押し付けられて、導体11b・1
1eに圧接させられた先端の傾斜部30cを、フラット
ケーブル10を厚さ方向に貫通させた後に、他の側面に
配される絶縁カバー33の挿入孔33aに挿入すること
により、スリット30aの間隙寸法の拡大を防止されて
確実な接続状態を維持することができるようになってい
る。なお、このように構成されたクロス配線構造は、図
3に示す第1の例と同様にして、接続完了後に絶縁性を
有する粘着テープ22によって被覆状態とされる。
【0036】上記クロス配線方法は、図11に示すフロ
ーチャートに従って実施される。まず、フラットケーブ
ル10の配列順序を入れ替えられるべき導体を第1実施
例と同様にして切断し(STEP 11)、切断箇所C近傍の
フラットケーブル10の下面に、絶縁カバー33を配置
する(STEP 12)。そして、圧接端子30の圧接部32
が絶縁カバー33に設けた挿入孔33aに一致するよう
に、切断箇所Cを挟んだ両側位置の導体11b・11e
に位置決めして押し付ける(STEP 13)。
ーチャートに従って実施される。まず、フラットケーブ
ル10の配列順序を入れ替えられるべき導体を第1実施
例と同様にして切断し(STEP 11)、切断箇所C近傍の
フラットケーブル10の下面に、絶縁カバー33を配置
する(STEP 12)。そして、圧接端子30の圧接部32
が絶縁カバー33に設けた挿入孔33aに一致するよう
に、切断箇所Cを挟んだ両側位置の導体11b・11e
に位置決めして押し付ける(STEP 13)。
【0037】これにより、各圧接部32の先端がフラッ
トケーブル10の絶縁体17に切り込んで内部の導体1
1b・11eに接触し、導入部30bに案内された導体
11b・11eが圧接部32のスリット30a内に挿入
されて圧接されるとともに、フラットケーブル10を貫
通した各圧接部32の先端が前記絶縁カバー33の挿入
孔33aに挿入される。この後に、両端を口出しした連
結部材31を交差させた状態で、その導体31aを各圧
接端子に接合する(STEP 14)。そして、第1実施例と
同様にして、絶縁性を有する粘着テープ22等によって
被覆する(STEP15)。
トケーブル10の絶縁体17に切り込んで内部の導体1
1b・11eに接触し、導入部30bに案内された導体
11b・11eが圧接部32のスリット30a内に挿入
されて圧接されるとともに、フラットケーブル10を貫
通した各圧接部32の先端が前記絶縁カバー33の挿入
孔33aに挿入される。この後に、両端を口出しした連
結部材31を交差させた状態で、その導体31aを各圧
接端子に接合する(STEP 14)。そして、第1実施例と
同様にして、絶縁性を有する粘着テープ22等によって
被覆する(STEP15)。
【0038】本例のクロス配線方法およびクロス配線構
造によれば、第1の例と同様に、簡易な接続作業によっ
て、フラットケーブル10両端の導体11a〜11fの
配列順序を入れ替えることができる。しかも、フラット
ケーブル10の長手方向の任意位置において、導体11
a〜11fの配列を入れ替えることができるので、フラ
ットケーブル10の両端における導体11a〜11fが
整然と配列された状態に維持することができる。
造によれば、第1の例と同様に、簡易な接続作業によっ
て、フラットケーブル10両端の導体11a〜11fの
配列順序を入れ替えることができる。しかも、フラット
ケーブル10の長手方向の任意位置において、導体11
a〜11fの配列を入れ替えることができるので、フラ
ットケーブル10の両端における導体11a〜11fが
整然と配列された状態に維持することができる。
【0039】また、圧接端子30と連結部材31とを分
離したので、連結部材31の長さおよび圧接端子30と
の接合角度を調整することによって、任意の導体11a
〜11fの配列順序を入れ替える場合に、柔軟に適用す
ることができる。また、各圧接端子30が2つの圧接部
32を有しているので、導体11a〜11fとの接合状
態を安定した確実なものとすることができる。
離したので、連結部材31の長さおよび圧接端子30と
の接合角度を調整することによって、任意の導体11a
〜11fの配列順序を入れ替える場合に、柔軟に適用す
ることができる。また、各圧接端子30が2つの圧接部
32を有しているので、導体11a〜11fとの接合状
態を安定した確実なものとすることができる。
【0040】次に、本発明に係るフラットケーブルのク
ロス配線方法およびクロス配線構造の第1実施例につい
て図12から図18を参照して説明する。なお、本実施
例において、上述した第1、第2の例に示した構成と共
通する箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。本実
施例のクロス配線方法およびクロス配線構造では、圧接
端子30に代えて圧着端子40(端子)を採用している
点において、上記第2の例と相違している。
ロス配線方法およびクロス配線構造の第1実施例につい
て図12から図18を参照して説明する。なお、本実施
例において、上述した第1、第2の例に示した構成と共
通する箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。本実
施例のクロス配線方法およびクロス配線構造では、圧接
端子30に代えて圧着端子40(端子)を採用している
点において、上記第2の例と相違している。
【0041】本実施例のクロス配線方法は、まず、配列
順序を入れ替えるべき2本一対の導体11b・11eを
長手方向の途中位置において切断する。次いで、その切
断箇所を挟んだ両側位置において、その導体11b・1
1eを被覆している絶縁体17を部分的に除去するいわ
ゆる中間口出し処理を行う。そして、口出しされた導体
11b・11eにそれぞれ圧着端子40を圧着した後
に、対角位置に配される圧着端子40どうしを被覆電線
よりなる連結部材31によって連結する。
順序を入れ替えるべき2本一対の導体11b・11eを
長手方向の途中位置において切断する。次いで、その切
断箇所を挟んだ両側位置において、その導体11b・1
1eを被覆している絶縁体17を部分的に除去するいわ
ゆる中間口出し処理を行う。そして、口出しされた導体
11b・11eにそれぞれ圧着端子40を圧着した後
に、対角位置に配される圧着端子40どうしを被覆電線
よりなる連結部材31によって連結する。
【0042】導体11b・11eの切断は、第1の例の
方法と同様にして行う。前記中間口出し処理は、図14
から図17に示すようにして実施される。すなわち、ま
ず、図14の(a)に示すように、水平に配したフラッ
トケーブル10の下部にアンビル41を配置してフラッ
トケーブル10を下部から支持させた状態で、上方から
スリット用カッタ42を差し込む。
方法と同様にして行う。前記中間口出し処理は、図14
から図17に示すようにして実施される。すなわち、ま
ず、図14の(a)に示すように、水平に配したフラッ
トケーブル10の下部にアンビル41を配置してフラッ
トケーブル10を下部から支持させた状態で、上方から
スリット用カッタ42を差し込む。
【0043】前記アンビル41は、導体11b・11e
の径寸法と同等の幅寸法を有していて、その上面に形成
される凹部41aにフラットケーブル10の表面を密着
させて、中間口出し処理が施される導体11b・11e
を下方から支持するようになっている。前記スリット用
カッタ42は2枚設けられていて、導体11b・11e
の径寸法と同等の間隔を空けて平行に配されている。
の径寸法と同等の幅寸法を有していて、その上面に形成
される凹部41aにフラットケーブル10の表面を密着
させて、中間口出し処理が施される導体11b・11e
を下方から支持するようになっている。前記スリット用
カッタ42は2枚設けられていて、導体11b・11e
の径寸法と同等の間隔を空けて平行に配されている。
【0044】そして、このスリット用カッタ42が、中
間口出し処理を施すべき導体11b・11eの両側部に
差し込まれると、図14の(b)に示すように、スリッ
ト状の切り込み43が形成されることになる。この切り
込み43は、導体11b・11eの側部を露出させるよ
うに形成され、図14の(c)に示すように、導体11
b・11eの両側部に接するように形成されるのが好ま
しい。
間口出し処理を施すべき導体11b・11eの両側部に
差し込まれると、図14の(b)に示すように、スリッ
ト状の切り込み43が形成されることになる。この切り
込み43は、導体11b・11eの側部を露出させるよ
うに形成され、図14の(c)に示すように、導体11
b・11eの両側部に接するように形成されるのが好ま
しい。
【0045】また、このようにしてスリット状の切り込
み43が形成されたフラットケーブル10は、図15の
(a)に示すように、切り込み43の両端位置に口出し
カッタ44が上下から差し込まれることにより、絶縁体
17を切り取られる。口出しカッタ44は、V字状に形
成された歯先44aを、導体11b・11eに接触する
位置まで近接させられることにより、図15の(b)お
よび(c)に示すように、導体11b(11e)の上下
に配されている絶縁体17のみを切断するようになって
いる。
み43が形成されたフラットケーブル10は、図15の
(a)に示すように、切り込み43の両端位置に口出し
カッタ44が上下から差し込まれることにより、絶縁体
17を切り取られる。口出しカッタ44は、V字状に形
成された歯先44aを、導体11b・11eに接触する
位置まで近接させられることにより、図15の(b)お
よび(c)に示すように、導体11b(11e)の上下
に配されている絶縁体17のみを切断するようになって
いる。
【0046】そして、このようにして切断された絶縁体
17は、例えば、図16に示すように、上下方向から近
接される吸着器45によって吸着され、フラットケーブ
ル10から除去される。これにより、図16および図1
7に示すように、フラットケーブル10の長手方向の途
中位置に口出し部46が形成されることになる。
17は、例えば、図16に示すように、上下方向から近
接される吸着器45によって吸着され、フラットケーブ
ル10から除去される。これにより、図16および図1
7に示すように、フラットケーブル10の長手方向の途
中位置に口出し部46が形成されることになる。
【0047】前記圧着端子40は、図12に示すよう
に、連結部材31を接合する接続部40aの両端に同一
方向に開口するU字状のワイヤバレル40bを具備して
いる。そして、該ワイヤバレル40bの開口端を中間口
出し部46に差し込んで、それぞれ加締めることによ
り、圧着端子40が中間口出し部46に露出している導
体11b・11eに取り付けられることになる。
に、連結部材31を接合する接続部40aの両端に同一
方向に開口するU字状のワイヤバレル40bを具備して
いる。そして、該ワイヤバレル40bの開口端を中間口
出し部46に差し込んで、それぞれ加締めることによ
り、圧着端子40が中間口出し部46に露出している導
体11b・11eに取り付けられることになる。
【0048】この後に、図13に示すように、対角位置
に配置される各圧着端子40の接続部40aに、両端を
口出しした連結部材31を抵抗溶接等によって接合する
ことにより、フラットケーブル10の両端における導体
11a〜11fの配列順序が入れ替えられることにな
る。そして、第1、第2の例と同様にして、絶縁性を有
する粘着テープ22により、口出しされた導体11b・
11e、該導体11b・11eに取り付けられた圧着端
子40および連結部材31を被覆することにより、クロ
ス配線が完了する。
に配置される各圧着端子40の接続部40aに、両端を
口出しした連結部材31を抵抗溶接等によって接合する
ことにより、フラットケーブル10の両端における導体
11a〜11fの配列順序が入れ替えられることにな
る。そして、第1、第2の例と同様にして、絶縁性を有
する粘着テープ22により、口出しされた導体11b・
11e、該導体11b・11eに取り付けられた圧着端
子40および連結部材31を被覆することにより、クロ
ス配線が完了する。
【0049】上述した本実施例のクロス配線方法は、図
18に示すフローチャートに従って実施される。すなわ
ち、まず、フラットケーブル10の配列順序を入れ替え
られるべき導体を第1の例と同様にして切断する(STEP
21)。次いで、切断箇所Cの両側位置における口出し
処理を図14から図17に示す方法に従って実施する
(STEP 22)。口出し処理は、図14に示すように処理
を行うべき導体の側部にスリット用カッタおよびアンビ
ルによってスリット状の切り込み43を形成し(STEP 2
2A)、図15に示すように、口出しカッタによって切り
込み43の両端を切断し(STEP22B)、図16に示すよ
うに、吸着器によって中間口出し部の絶縁体を吸着除去
する(STEP 22C)ことにより実施される。
18に示すフローチャートに従って実施される。すなわ
ち、まず、フラットケーブル10の配列順序を入れ替え
られるべき導体を第1の例と同様にして切断する(STEP
21)。次いで、切断箇所Cの両側位置における口出し
処理を図14から図17に示す方法に従って実施する
(STEP 22)。口出し処理は、図14に示すように処理
を行うべき導体の側部にスリット用カッタおよびアンビ
ルによってスリット状の切り込み43を形成し(STEP 2
2A)、図15に示すように、口出しカッタによって切り
込み43の両端を切断し(STEP22B)、図16に示すよ
うに、吸着器によって中間口出し部の絶縁体を吸着除去
する(STEP 22C)ことにより実施される。
【0050】そして、この後に、このようにして形成さ
れた中間口出し部に、圧着端子のワイヤバレルを差し込
んで加締める(STEP 23)とともに、両端を口出しした
連結部材31を交差させた状態で、その導体31aを各
圧接端子に接合する(STEP 24)。そして、第1、第2
の例と同様にして、絶縁性を有する粘着テープ22等に
よって被覆する(STEP 25)。
れた中間口出し部に、圧着端子のワイヤバレルを差し込
んで加締める(STEP 23)とともに、両端を口出しした
連結部材31を交差させた状態で、その導体31aを各
圧接端子に接合する(STEP 24)。そして、第1、第2
の例と同様にして、絶縁性を有する粘着テープ22等に
よって被覆する(STEP 25)。
【0051】このようなクロス配線方法によれば、第
1、第2の例と同様に、フラットケーブル10の長手方
向の任意位置において実施することができるので、フラ
ットケーブル10の端部の絶縁体17を切り裂く必要が
なく、導体11a〜11fの配列ピッチを維持すること
ができる。また、このようなクロス配線方法によって構
成されるクロス配線構造によれば、ワイヤバレル40b
を導体11b・11eに加締める接合構造によって、導
体11b・11eと圧着端子40との接合状態をより確
実なものとすることができる。
1、第2の例と同様に、フラットケーブル10の長手方
向の任意位置において実施することができるので、フラ
ットケーブル10の端部の絶縁体17を切り裂く必要が
なく、導体11a〜11fの配列ピッチを維持すること
ができる。また、このようなクロス配線方法によって構
成されるクロス配線構造によれば、ワイヤバレル40b
を導体11b・11eに加締める接合構造によって、導
体11b・11eと圧着端子40との接合状態をより確
実なものとすることができる。
【0052】なお、上記第1実施例においては、2本一
対の導体11b・11eについて、フラットケーブル1
0の両端における配列順序を入れ替えることとしたが、
任意の導体の順序を入れ替える場合に適用できる。ま
た、2本一対の導体11b・11eの導体に代えて、2
以上の導体11a〜11fの配列順序を入れ替える場合
に適用することとしてもよい。この場合、偶数対の導体
をそれぞれ入れ替えることとしてもよいし、任意の数の
導体を任意に組み合わせて入れ替えることとしてもよ
い。
対の導体11b・11eについて、フラットケーブル1
0の両端における配列順序を入れ替えることとしたが、
任意の導体の順序を入れ替える場合に適用できる。ま
た、2本一対の導体11b・11eの導体に代えて、2
以上の導体11a〜11fの配列順序を入れ替える場合
に適用することとしてもよい。この場合、偶数対の導体
をそれぞれ入れ替えることとしてもよいし、任意の数の
導体を任意に組み合わせて入れ替えることとしてもよ
い。
【0053】また、フラットケーブル10を構成する導
体11a〜11fの種類については、なんら限定される
ものはなく、単線、平角線、撚線等を導体とするフラッ
トケーブル10に適用することができる。さらに、導体
11a〜11fの本数、太さ、ピッチ、絶縁体17の材
質等にも、なんら限定されるものではない。
体11a〜11fの種類については、なんら限定される
ものはなく、単線、平角線、撚線等を導体とするフラッ
トケーブル10に適用することができる。さらに、導体
11a〜11fの本数、太さ、ピッチ、絶縁体17の材
質等にも、なんら限定されるものではない。
【0054】
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るフラ
ットケーブルのクロス配線方法は、配列順序を入れ替え
るべき2以上の導体を、長手方向の途中位置においてそ
れぞれ切断し、導体の切断箇所を挟んだ両側位置に端子
をそれぞれ取り付けるとともに、フラットケーブルの一
端側に配される一の導体の端子と、フラットケーブルの
他端側に配される他の導体の端子とを連結部材によって
導通させるので、フラットケーブルの長手方向の任意位
置において配線を交差させ、フラットケーブルの両端に
おける導体の配列順序を容易に入れ替えることができる
という効果を奏する。また、導体を抱き込むようにワイ
ヤバレルを加締めて圧着端子をそれぞれ圧着させた状態
に取り付けることにより、圧着端子と導体とを確実に接
続し得て、接続信頼性を向上することができる。
ットケーブルのクロス配線方法は、配列順序を入れ替え
るべき2以上の導体を、長手方向の途中位置においてそ
れぞれ切断し、導体の切断箇所を挟んだ両側位置に端子
をそれぞれ取り付けるとともに、フラットケーブルの一
端側に配される一の導体の端子と、フラットケーブルの
他端側に配される他の導体の端子とを連結部材によって
導通させるので、フラットケーブルの長手方向の任意位
置において配線を交差させ、フラットケーブルの両端に
おける導体の配列順序を容易に入れ替えることができる
という効果を奏する。また、導体を抱き込むようにワイ
ヤバレルを加締めて圧着端子をそれぞれ圧着させた状態
に取り付けることにより、圧着端子と導体とを確実に接
続し得て、接続信頼性を向上することができる。
【0056】この場合に、ブリッジ部の絶縁体を切り裂
いて単線化された導体を並べ替える必要がないので、作
業を簡易なものとして作業工数を削減することができ
る。また、フラットケーブルの長手方向の途中位置にお
いて配線を交差させるため、フラットケーブルの両端に
コネクタ等が取り付けられた後においても、導体の配列
順序を入れ替えることができるという利点がある。
いて単線化された導体を並べ替える必要がないので、作
業を簡易なものとして作業工数を削減することができ
る。また、フラットケーブルの長手方向の途中位置にお
いて配線を交差させるため、フラットケーブルの両端に
コネクタ等が取り付けられた後においても、導体の配列
順序を入れ替えることができるという利点がある。
【0057】また、本発明に係るフラットケーブルのク
ロス配線構造は、長手方向の途中位置を切断された2以
上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置に、導体に導通さ
せられる端子をそれぞれ取り付け、フラットケーブルの
一端側に配される一の導体の端子と、フラットケーブル
の他端側に配される他の導体の端子とを、それぞれ連結
部材によって導通状態に連結しているので、簡易な構成
によって導体の配列順序を入れ替えることができるとい
う効果を奏する。
ロス配線構造は、長手方向の途中位置を切断された2以
上の導体の切断箇所を挟んだ両側位置に、導体に導通さ
せられる端子をそれぞれ取り付け、フラットケーブルの
一端側に配される一の導体の端子と、フラットケーブル
の他端側に配される他の導体の端子とを、それぞれ連結
部材によって導通状態に連結しているので、簡易な構成
によって導体の配列順序を入れ替えることができるとい
う効果を奏する。
【0058】
【0059】
【0060】また、口出し処理されて露出した導体に、
ワイヤバレルが該導体を抱き込むように加締められて該
導体に圧着端子がそれぞれ導通され圧着された状態に取
り付けられているので、圧着端子と導体とがより確実に
接合されたものとなり、接続信頼性が向上したものとな
る。
ワイヤバレルが該導体を抱き込むように加締められて該
導体に圧着端子がそれぞれ導通され圧着された状態に取
り付けられているので、圧着端子と導体とがより確実に
接合されたものとなり、接続信頼性が向上したものとな
る。
【0061】また、本発明に係るフラットケーブルによ
れば、絶縁体によって一体的にかつ整然と配列された複
数本の導体が、その長手方向の途中位置において配線を
交差させることにより配列順序を入れ替えられるので、
フラットケーブルの両端において、導体が整然とした配
列状態に維持され、一括した口出し処理、端子の圧着作
業等を容易なものとすることができる。その結果、端末
処理の自動化を図ることができるという効果を奏する。
また、ブリッジ部を切り裂いて単線化された導体の配列
を並べ替える場合と比較して、配列順序を変更するため
にフラットケーブルを構成する導体自体を移動させない
ので、クロス配線構造が施される位置においても、比較
的平坦で安定した形態を維持することができる。また、
口出し処理されて露出した導体に、ワイヤバレルが該導
体を抱き込むように加締められて該導体に圧着端子がそ
れぞれ導通され圧着された状態に取り付けられているの
で、圧着端子と導体とがより確実に接合されたものとな
り、接続信頼性が向上したものとなる。
れば、絶縁体によって一体的にかつ整然と配列された複
数本の導体が、その長手方向の途中位置において配線を
交差させることにより配列順序を入れ替えられるので、
フラットケーブルの両端において、導体が整然とした配
列状態に維持され、一括した口出し処理、端子の圧着作
業等を容易なものとすることができる。その結果、端末
処理の自動化を図ることができるという効果を奏する。
また、ブリッジ部を切り裂いて単線化された導体の配列
を並べ替える場合と比較して、配列順序を変更するため
にフラットケーブルを構成する導体自体を移動させない
ので、クロス配線構造が施される位置においても、比較
的平坦で安定した形態を維持することができる。また、
口出し処理されて露出した導体に、ワイヤバレルが該導
体を抱き込むように加締められて該導体に圧着端子がそ
れぞれ導通され圧着された状態に取り付けられているの
で、圧着端子と導体とがより確実に接合されたものとな
り、接続信頼性が向上したものとなる。
【図1】 本発明の参考となるフラットケーブルのクロ
ス配線方法の第1の例を示す斜視図である。
ス配線方法の第1の例を示す斜視図である。
【図2】 図1のクロス配線方法によって構成されるク
ロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフラッ
トケーブルを示す斜視図である。
ロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフラッ
トケーブルを示す斜視図である。
【図3】 図2のクロス配線構造を絶縁性粘着テープに
よって被覆した状態を示す斜視図である。
よって被覆した状態を示す斜視図である。
【図4】 図1のクロス配線方法における導体の切断方
法を説明するための斜視図である。
法を説明するための斜視図である。
【図5】 図4の切断方法を説明するための縦断面図で
ある。
ある。
【図6】 図4の切断方法により導体を切断した状態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図7】 図4の切断方法によって、フラットケーブル
の一の導体を切断した状態を示す斜視図である。
の一の導体を切断した状態を示す斜視図である。
【図8】 図1のクロス配線方法を示すフローチャート
である。
である。
【図9】 本発明の参考となるフラットケーブルのクロ
ス配線方法の第2の例を示す斜視図である。
ス配線方法の第2の例を示す斜視図である。
【図10】 図9のクロス配線方法によって構成される
クロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフラ
ットケーブルを示す斜視図である。
クロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフラ
ットケーブルを示す斜視図である。
【図11】 図9のクロス配線方法を示すフローチャー
トである。
トである。
【図12】 本発明に係るフラットケーブルのクロス配
線方法の第1実施例を示す斜視図である。
線方法の第1実施例を示す斜視図である。
【図13】 図12のクロス配線方法によって構成され
るクロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフ
ラットケーブルを示す斜視図である。
るクロス配線構造およびこのクロス配線構造を有するフ
ラットケーブルを示す斜視図である。
【図14】 図12のクロス配線方法における中間口出
し処理の一例であって切り込みの形成を説明するための
図である。
し処理の一例であって切り込みの形成を説明するための
図である。
【図15】 図14の中間口出し処理における絶縁体の
切断方法を説明するための図である。
切断方法を説明するための図である。
【図16】 図14の中間口出し処理における絶縁体の
除去方法を説明するための図である。
除去方法を説明するための図である。
【図17】 図14の中間口出し方法により形成された
口出し部を示す縦断面図である。
口出し部を示す縦断面図である。
【図18】 図12のクロス配線方法を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図19】 フラットケーブルのクロス配線方法の従来
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
10・・・・フラットケーブル、11a〜11f・・・・導体、
40・・・・圧着端子、17・・・・絶縁体、C・・・・切断箇所、
31・・・・連結部材
40・・・・圧着端子、17・・・・絶縁体、C・・・・切断箇所、
31・・・・連結部材
フロントページの続き (72)発明者 濱田 淳 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式 会社フジクラ内 (72)発明者 明石 一弥 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式 会社フジクラ内 (56)参考文献 特開 昭60−1772(JP,A) 特開 平5−47442(JP,A) 特開 平2−15582(JP,A) 特開 平3−55771(JP,A) 実開 昭60−181862(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/08 H01B 7/08 H01R 4/24 H01R 12/38
Claims (4)
- 【請求項1】 平行間隔を空けて配列される複数本の導
体(11)を絶縁体(17)によって一体的に被覆して
なるフラットケーブル(10)において、当該フラット
ケーブルの両端における導体の配列順序を、長手方向の
途中位置において入れ替えるクロス配線方法であって、 配列順序を入れ替えるべき2以上の導体を、長手方向の
途中位置においてそれぞれ切断し、 切断された各導体の切断箇所を挟んだ両側位置を、フラ
ットケーブルの長手方向に沿って部分的に口出し処理し
て導体を露出させ、 これら口出しされた導体に、該導体を抱き込むようにワ
イヤバレルを加締めて圧着端子(40)をそれぞれ圧着
させた状態に取り付けるとともに、 フラットケーブルの一端側に配される一の導体の圧着端
子と、フラットケーブルの他端側に配される他の導体の
圧着端子とを連結部材(31)によって導通させること
を特徴とするフラットケーブルのクロス配線方法。 - 【請求項2】 前記口出し処理は、処理を行うべき導体
の側部にスリット状の切り込みを形成し、次に切り込み
の両端を切断し、次いで口出し部の絶縁体を除去するこ
とによって行うことを特徴とする請求項1記載のフラッ
トケーブルのクロス配線方法。 - 【請求項3】 平行間隔を空けて配列される複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるフラットケー
ブルにおいて、 長手方向の途中位置を切断された2以上の導体の切断箇
所を挟んだ両側位置の、口出し処理されて露出した導体
に、ワイヤバレルが該導体を抱き込むように加締められ
て該導体に圧着端子がそれぞれ導通され圧着された状態
に取り付けられるとともに、 フラットケーブルの一端側に配される一の導体の圧着端
子と、フラットケーブルの他端側に配される他の導体の
圧着端子とが、それぞれ連結部材によって導通状態に連
結されていることを特徴とするフラットケーブルのクロ
ス配線構造。 - 【請求項4】 平行間隔を空けて配列された複数本の導
体を絶縁体によって一体的に被覆してなるとともに、そ
の長手方向の途中位置に、請求項3記載のク ロス配線構
造を有するフラットケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140394A JP3272147B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140394A JP3272147B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312241A JPH07312241A (ja) | 1995-11-28 |
| JP3272147B2 true JP3272147B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=14299767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10140394A Expired - Fee Related JP3272147B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3272147B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10234395A1 (de) * | 2002-07-23 | 2004-02-05 | Hans-Joachim Horn | Schneidklemm-Verbinder für elektronische Bauelemente und Schaltungen |
| JP3935036B2 (ja) | 2002-09-27 | 2007-06-20 | 株式会社フジクラ | フラットハーネス |
| JP4916982B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2012-04-18 | スタンレー電気株式会社 | 多芯フラットケーブル用コネクター |
| JP2014006968A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | フラットケーブルおよびフラットケーブルの製造方法 |
| JP5705799B2 (ja) * | 2012-07-09 | 2015-04-22 | 古河電気工業株式会社 | フレキシブルフラットケーブルの端子保持構造 |
| JP6607282B1 (ja) * | 2018-05-30 | 2019-11-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材 |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP10140394A patent/JP3272147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07312241A (ja) | 1995-11-28 |
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