JP3936288B2 - フラットケーブルと圧接端子の接続部 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆されたフラットケーブルのフラット導体が、圧接端子で電気的に接続されているフラットケーブルと圧接端子の接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のフラットケーブルと圧接端子の接続部は、図10(A)(B)に示すように、銅やアルミニウムの如き帯状導体よりなるフラット導体1がポリエチレンテレフタレートの如きプラスチック等のフラット絶縁被覆2で被覆されたフラットケーブル3のフラット導体1が、圧接端子4に圧入されて電気的に接続されていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−250620号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造のフラットケーブルと圧接端子の接続部では、フラットケーブル3はその広面3aが圧接端子4の圧接溝5の深さ方向に直交する向きで、該圧接端子4に圧入されて、圧接端子4の箇所でフラットケーブル3が該圧接端子4で幅方向に切り裂かれ、これに伴いフラット導体1の幅方向の両端も幅方向に切り裂かれて該圧接端子4に電気的に接続されていたので、フラットケーブル3にその長手方向に張力が作用した際に、フラット導体1またはフラットケーブル3が切断され易い問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、圧接端子との接続箇所でフラット導体が切断され難いフラットケーブルと圧接端子の接続部を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆されたフラットケーブルのフラット導体が、圧接端子の圧接溝に挿入されて該圧接端子に電気的に接続されているフラットケーブルと圧接端子の接続部を改良するものである。
【0007】
本発明に係るフラットケーブルと圧接端子の接続部では、圧接溝の溝幅がフラット導体の厚さより若干狭く形成され、フラットケーブルは、その表裏の広面が圧接端子の圧接溝の深さ方向に平行する向きにして圧接溝に挿入されて、該圧接溝によりフラットケーブルの表裏両面でフラット絶縁被覆が切り裂かれ、フラット導体は、その表裏の広面が圧接溝に平行する向きにして圧接溝に圧入されて、その表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されていることを特徴とする。
【0008】
このように、フラット導体が、その広面が圧接溝に平行する向きにして、圧接溝に圧入されてその表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されていると、フラット導体は圧接溝で切り裂かれることなく電気的に接続されることになって、圧接端子との接続箇所でフラット導体が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。
【0009】
また本発明は、相互に平行状態の複数のフラット導体がフラット絶縁被覆で一括して被覆されたフラットケーブルのフラット導体が、圧接端子の圧接溝に挿入されて圧接端子に電気的に接続されているフラットケーブルと圧接端子の接続部を改良するものである。
【0010】
本発明に係るフラットケーブルと圧接端子の接続部では、圧接溝の溝幅がフラット導体の厚さより若干狭く形成され、接続すべきフラット導体とその隣のフラット導体の間でフラット絶縁被覆にフラット導体に平行する向きで切れ目が入れられ、接続すべきフラット導体を有するフラットケーブルは、前記切れ目の箇所で、その表裏の広面が圧接端子の圧接溝の深さ方向に平行する向きにして圧接溝に挿入されて、該圧接溝により接続すべきフラット導体を有するフラットケーブルの表裏両面でフラット絶縁被覆が切り裂かれ、フラット導体は、その広面が圧接溝に平行する向きにして圧接溝に圧入されて接続すべきフラット導体の表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されていることを特徴とする。
【0011】
このようにフラット導体がその広面を圧接溝の深さ方向に平行する向きにして圧接溝に圧入されてその表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されていると、フラット導体は圧接溝で切り裂かれることなく圧接溝に電気的に接続されることになって、圧接端子との接続箇所でフラット導体が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。また、相互に平行状態の複数のフラット導体がフラット絶縁被覆で一括して被覆されたフラットケーブルでも、接続すべきフラット導体とその隣のフラット導体の間でフラット絶縁被覆にフラット導体に平行する向きで切れ目を入れているので、接続すべきフラット導体とそのフラット絶縁被覆だけをとらえて容易に接続することができる。
【0012】
これらの場合、圧接端子の前後でフラットケーブルの広面は圧接溝の深さ方向にほぼ直交する向きになっており、圧接端子の箇所でフラットケーブルの広面は圧接溝の深さ方向にほぼ平行する向きになっていることが好ましい。このようになっていると、フラットケーブルがその広面を圧接端子の圧接溝の深さ方向にほぼ直交する向きで布設されていても、フラット導体をその広面が圧接端子の圧接溝に平行する向きにして容易に接続することができる。
【0013】
また、圧接端子は1枚の板状導体で形成されていても、圧接溝を境にして2枚の板状導体で形成されていても、いずれでもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び図2(A)(B)は本発明に係るフラットケーブルと圧接端子の接続部の実施の形態の第1例を示したもので、図1は本例の接続部の斜視図、図2(A)(B)は本例の接続部の接続過程の縦断面図である。
【0015】
本例のフラットケーブルと圧接端子の接続部では、フラットケーブル3はその表裏の広面3aが、圧接端子4の圧接溝5の深さ方向に平行する向きで該圧接溝5に圧入され、該圧接溝5でフラットケーブルの表裏両面でフラット絶縁被覆2が切り裂かれている。またフラット導体1は、その広面1aが圧接溝5に平行する向きにして圧接溝に圧入されてフラット導体の表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されている。この例では、圧接端子4の前後でフラットケーブル3の広面3aは圧接溝5の深さ方向にほぼ直交する向きになっており、該圧接端子4の箇所でフラットケーブル3の広面3aは該圧接溝5の深さ方向にほぼ平行する向きになっている
【0016】
このようなフラットケーブルと圧接端子の接続部の形成は、図1に示すように圧接端子4の前後でフラットケーブル3の広面3aが圧接溝5の深さ方向にほぼ直交する向きになっているフラットケーブル3をほぼ90°捩じって、図1及び図2(A)に示すようにフラットケーブル3の広面3aを該圧接端子4の箇所で該圧接溝5の深さ方向にほぼ平行する向きにし、かかる状態で矢印で示すようにフラットケーブル3を圧接溝5に圧入する。かくすると、フラットケーブル3は、図2(B)に示すように圧接溝5でフラット絶縁被覆2が切り裂かれ、該圧接溝5に沿ってフラット導体1がその広面1aを平行する向きにして圧入されて電気的に接続される。このような電気的接続を得るために、圧接溝5の溝幅はフラット導体1の厚さに等しいか、フラット導体1の厚さより若干狭く形成されている。
【0017】
このように圧接溝5に沿ってフラット導体1がその広面1aを平行する向きにして圧入されて電気的に接続されていると、フラット導体1は圧接溝5で切り裂かれることなく電気的に接続されることになって、圧接端子4との接続箇所でフラット導体1が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。
【0018】
また、圧接端子4の前後でフラットケーブル3はその広面3aが圧接溝5の深さ方向にほぼ直交する向きになっており、圧接端子4の箇所でフラットケーブル3はその広面3aが圧接溝5の深さ方向にほぼ平行する向きになっていると、フラットケーブル3がその広面3aを圧接端子4の圧接溝5の深さ方向にほぼ直交する向きで布設されていても、フラット導体1をその広面1aを圧接端子4の圧接溝5内で平行する向きにして容易に接続することができる。
【0019】
フラットケーブル3は、前述したようにフラット絶縁被覆2の中にフラット導体1が1条内蔵されているものの他に、図3に示すように相互に平行状態の複数のフラット導体1がフラット絶縁被覆2で一括して被覆された構造のものもある。
【0020】
このような複数条のフラット導体1を有するフラットケーブル3の該フラット導体1を、圧接端子4の圧接溝5に接続するには、図4に示すように、接続すべきフラット導体1とその隣のフラット導体1の間でフラット絶縁被覆2にフラット導体1に平行する向きで切れ目6を入れ、接続すべきフラット導体1をそのフラット絶縁被覆2と共に部分的に独立させる。
【0021】
次に、このように複数条のフラット導体1を有するフラットケーブル3の該フラット導体1を圧接端子4の圧接溝5に圧入して電気的に接続する構造を2種類説明する。
【0022】
図5(A)(B)は複数条のフラット導体を有するフラットケーブルと圧接端子との接続部の一例を示したもので、図5(A)は接続部の縦断面図、図5(B)は接続部の平面図である。
【0023】
本例では、各圧接端子4は垂直向きでそれぞれ立設され、これら圧接端子4の先端部が45°に傾斜され、この傾斜した各先端部に圧接溝5が設けられている。このため圧接溝5も、45°に傾斜している。このような圧接端子4は、接続すべきフラット導体1の数だけ並設されている。
【0024】
このような圧接端子4の圧接溝5に、切れ目6で部分的に独立したフラット導体1がそのフラット絶縁被覆2と共にその広面1aを45°の傾斜で、圧接端子4の圧接溝5の深さ方向に平行する向きで該圧接溝5に圧入され、その圧入過程で該圧接溝5によりフラット絶縁被覆2が切り裂かれ、該圧接溝5に沿ってフラット導体1がその広面1aを平行する向きに圧入されて電気的に接続されている 。
【0025】
このようなフラットケーブルと圧接端子との接続部によれば、複数条のフラット導体1を有するフラットケーブル3でも、切れ目6の存在により所要のフラット導体1を独立させて、圧接端子4の圧接溝5に電気的に接続することができる。この例でも、圧接溝5に沿ってフラット導体1がその広面1aを平行する向きにして圧入されて電気的に接続されているので、フラット導体1は圧接溝5で切り裂かれることなく電気的に接続されることになって、圧接端子4との接続箇所でフラット導体1が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。この例では、圧接溝5が45°に傾斜しているので、接続すべきフラット導体1とそのフラット絶縁被覆2はその広面を45°に傾斜させればよく、フラット導体1とそのフラット絶縁被覆2を大きく傾斜させなくても容易に接続させることができる。
【0026】
なお、切れ目6を長くすれば、フラット導体1とそのフラット絶縁被覆2の広面を大きく傾斜させることができ、フラット導体1とそのフラット絶縁被覆2の広面を90°に捩じって圧接端子4の圧接溝5に圧入することもできる。
【0027】
図6(A)(B)は複数条のフラット導体を有するフラットケーブルと圧接端子との接続部の他の例を示したもので、図6(A)は接続部の縦断面図、図6(B)は接続部の平面図である。
【0028】
本例では、各圧接端子4はほぼ水平の向きで相互に平行になっており、これに伴い圧接溝5もほぼ水平の向きになっている。このような圧接端子4も、接続すべきフラット導体1の数だけ並設されている。即ち、各圧接端子4は接続すべきフラットケーブル3の広面3aに対して平行に設置されている。
【0029】
このような圧接端子4の圧接溝5に、切れ目6で部分的に独立したフラット導体1がそのフラット絶縁被覆2と共にその広面1aを圧接端子4の圧接溝5の深さ方向に平行する向きで該圧接溝5に圧入され、その圧入過程で該圧接溝5によりフラット絶縁被覆2が切り裂かれ、該圧接溝5に沿ってフラット導体1がその広面1aを平行する向きに圧入されて電気的に接続されている。
【0030】
このようなフラットケーブルと圧接端子との接続部によれば、複数条のフラット導体1を有するフラットケーブル3でも、切れ目6の存在により所要のフラット導体1を独立させて、圧接端子4の圧接溝5に電気的に接続することができる。この例でも、圧接溝5に沿ってフラット導体1がその広面1aを平行する向きにして圧入されて電気的に接続されているので、フラット導体1は圧接溝5で切り裂かれることなく電気的に接続されることになって、圧接端子4との接続箇所でフラット導体1が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。この例では、各圧接端子4は接続すべきフラットケーブル3の広面3aと平行に設置されているので、切れ目6で部分的に独立させたフラット導体1とそのフラット絶縁被覆2を捩じることなく圧接溝5に圧入することができる。
【0031】
図7は圧接端子の他の例を示した正面図である。この例の圧接端子4には、圧接溝5を蛇行させて設けられている。この圧接溝5の入口には、テーパ状のフラット導体ガイド溝5aが設けられている。
【0032】
このように圧接溝5が蛇行していると、この圧接溝5に圧入されたフラット導体1が抜け出ることが困難になり、接続部の信頼性を向上させることができる。また、圧接溝5の入口に、テーパ状のフラット導体ガイド溝5aが設けられていると、接続すべきフラット導体1とそのフラット絶縁被覆2の圧接溝5への圧入を容易に行うことができる。
【0033】
図8(A)(B)は圧接端子のさらに他の2種の例を示した斜視図である。
【0034】
図8(A)に示す圧接端子4は、1枚の板状導体7から一方向に切り起こされて形成されている。
【0035】
図8(B)に示す圧接端子4は、1枚の板状導体7から圧接溝5を境にして逆方向に切り起こされて形成されている。
【0036】
図9は圧接端子のさらに他の1種の例を示した斜視図である。
【0037】
本例の圧接端子4は、2枚の板状導体7から圧接溝5を境にして向かい合う方向に切り起こされて形成されている。この場合、2枚の板状導体7とは、1枚の板状導体7がU字状に曲げられて、対向する先端部が2枚となっているものも含むものである。
【0038】
【発明の効果】
本発明に係るフラットケーブルと圧接端子の接続部では、フラット導体が、その広面が圧接溝に平行する向きにして圧接溝に圧入されてその表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されているので、フラット導体は圧接溝で切り裂かれることなく電気的に接続されることになって、圧接端子との接続箇所でフラット導体が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。
【0039】
また請求項2に記載された発明においても、フラット導体が、その広面が圧接溝に平行する向きにして圧接溝に圧入されてその表裏の広面が圧接溝に電気的に接続されているので、フラット導体は圧接溝で切り裂かれることなく圧接端子に電気的に接続されることになって、圧接端子との接続箇所でフラット導体が切断され難くなり、接続部の信頼性を向上させることができる。特に本発明では、相互に平行状態の複数のフラット導体がフラット絶縁被覆で一括して被覆されたフラットケーブルのフラット導体を圧接端子の圧接溝に挿入して該圧接端子に電気的に接続する場合に、接続すべきフラット導体とその隣のフラット導体の間でフラット絶縁被覆にフラット導体に平行する向きで切れ目を入れているので、接続すべきフラット導体とそのフラット絶縁被覆だけをとらえてフラットケーブルと圧接端子との接続を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフラットケーブルと圧接端子の接続部の実施の形態の第1例の斜視図である。
【図2】 (A)(B)は第1例の接続部の接続過程の縦断面図である。
【図3】 フラット導体が並設されているフラットケーブルの一例を示す平面図である。
【図4】 フラット導体が並設されているフラットケーブルの隣接するフラット導体の間に切れ目を入れた例を示す平面図である。
【図5】 (A)(B)はフラット導体が並設されているフラットケーブルのフラット導体を圧接端子に接続した一例を示す縦断面図及び平面図である。
【図6】 (A)(B)はフラット導体が並設されているフラットケーブルのフラット導体を圧接端子に接続した他の例を示す縦断面図及び平面図である。
【図7】 圧接端子の他の例を示す正面図である。
【図8】 (A)(B)は圧接端子のさらに他の2種の例を示した斜視図である。
【図9】 圧接端子のさらに他の1種の例を示した斜視図である。
【図10】 (A)は従来のフラットケーブルと圧接端子の接続部の斜視図、(B)は(A)のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 フラット導体
1a 広面
2 フラット絶縁被覆
3 フラットケーブル
3a 広面
4 圧接端子
5 圧接溝
5a フラット導体ガイド溝
6 切れ目
7 板状導体

Claims (6)

  1. フラット導体がフラット絶縁被覆で被覆されたフラットケーブルの前記フラット導体が、圧接端子の圧接溝に挿入されて該圧接端子に電気的に接続されているフラットケーブルと圧接端子の接続部において、
    前記圧接溝の溝幅は前記フラット導体の厚さより若干狭く形成され、
    前記フラットケーブルは、その表裏の広面が前記圧接端子の前記圧接溝の深さ方向に平行する向きにして前記圧接溝に挿入されて、前記圧接溝により前記フラットケーブルの表裏両面で前記フラット絶縁被覆が切り裂かれ、
    前記フラット導体は、その広面が前記圧接溝に平行する向きにして前記圧接溝に圧入されて、その表裏の広面が前記圧接溝に電気的に接続されていることを特徴とするフラットケーブルと圧接端子の接続部。
  2. 相互に平行状態の複数のフラット導体がフラット絶縁被覆で一括して被覆されたフラットケーブルの前記フラット導体が、圧接端子の圧接溝に挿入されて該圧接端子に電気的に接続されているフラットケーブルと圧接端子の接続部において、
    前記圧接溝の溝幅は前記フラット導体の厚さより若干狭く形成され、
    接続すべき前記フラット導体とその隣の前記フラット導体の間で前記フラット絶縁被覆に前記フラット導体に平行する向きで切れ目が入れられ、
    前記接続すべきフラット導体を有する前記フラットケーブルは、前記切れ目の箇所で、その表裏の広面が前記圧接端子の前記圧接溝の深さ方向に平行する向きにして前記圧接溝に挿入されて、該圧接溝により前記接続すべきフラット導体を有するフラットケーブルの表裏両面で前記フラット絶縁被覆が切り裂かれ、
    前記フラット導体は、その広面が前記圧接溝に平行する向きにして前記圧接溝に圧入されて前記接続すべきフラット導体の表裏の広面が前記圧接溝に電気的に接続されていることを特徴とするフラットケーブルと圧接端子の接続部。
  3. 前記圧接端子の前後で前記フラットケーブルの広面は前記圧接溝の深さ方向にほぼ直交する向きになっており、該圧接端子の箇所で前記フラットケーブルの広面は該圧接溝の深さ方向にほぼ平行する向きになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のフラットケーブルと圧接端子の接続部。
  4. 前記圧接端子は1枚の板状導体で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフラットケーブルと圧接端子の接続部。
  5. 前記圧接端子は前記圧接溝を境にして2枚の板状導体で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフラットケーブルと圧接端子の接続部。
  6. 前記圧接溝は蛇行させて設けられていて、該圧接溝の入口にテーパ状のフラット導体ガイド溝が設けられている請求項1ないし5のいずれか1つに記載のフラットケーブルと圧接端子の接続部。
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