JP4057465B2 - フレキシブルフラット電気構造体の接続構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体としては、フラット導体をフラット絶縁被覆で被覆したフレキシブルフラットケーブルや、フレキシブル絶縁板の表面にフラット導体がプリント印刷やエッチング等で支持されたフレキシブルプリント回路板等がある。
【0003】
これらのフレキシブルフラット電気構造体は、例えば、図9に示すように、自動車の天井に取付けられる車両灯への配線分岐ボックス12等に使用される。このような配線分岐ボックス12におけるフレキシブルフラット電気構造体の接続構造は、図示しないフラット導体がフレキシブル絶縁板10に支持され、該フラット導体に電気的に接続されてフレキシブル絶縁板10に電子部品11が搭載されたフレキシブルプリント回路板9に、フレキシブルフラットケーブル1を電気的に接続する際に、フレキシブルプリント回路板9の図示しない端子部に、フレキシブルフラットケーブル1の端部を皮剥ぎした露出部を重ね、溶接や加締め止め等で構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。この場合、フレキシブルプリント回路板9はケース13内に収容され、フレキシブルプリント回路板9の下にはトップシーリング16とオーバーヘッドコンソール17のケース18が重ねられている。
【0004】
しかしながら、このようなフレキシブルプリント回路板9とフレキシブルフラットケーブル1の接続の仕方では、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等が必要になり、非常に手間がかかる問題点があった。
【0005】
また、他の接続構造として、図10及び図11に示すように、例えば、平行に並設された銅やアルミニウムのような帯状導体よりなる例えば厚さが0.15mm〜0.2mm、幅が1.5mm〜3.0mm程度の複数のフラット導体2を、ポリエチレンテレフタレートの如きフラット絶縁被覆3で一括して被覆した構造のフレキシブルフラットケーブル1に、雌形の嵌め合い接続部材5の基部に一体に連設された接続板部6の幅方向の両側に2列にクリンプ片7が千鳥配置で互い違いに立設された構造の接続子4を接続して、フレキシブルフラット電気構造体の接続構造を得るものもある。
【0006】
この場合には、図10に示すように接続子4の接続板部6がフラット導体2に重なるように配置して、各クリンプ片7をフラット導体2の箇所で図11に示すようにフレキシブルフラットケーブル1に突き刺して、図示しないが各クリンプ片7とフラット導体2を電気的に接続し、フレキシブルフラットケーブル1を突き抜けた各クリンプ片7を円弧状に折り曲げて加締めることにより電気的・機械的な接続を行っていた。
【0007】
あるいは、嵌め合い接続部材5を持たない図12に示す接続板部6の幅方向の両側に2列にクリンプ片7が立設された構造の接続子4を用い、図13及び図14に示すように2枚のフレキシブルフラットケーブル1の交差した重なり箇所8で、相互のフラット導体2の重なり部に各クリンプ片7を突き刺し、相互のフレキシブルフラットケーブル1のフラット導体2を電気的に接続し、フレキシブルフラットケーブル1を突き抜けた各クリンプ片7を円弧状に折り曲げて加締めることにより行っていた(例えば、特許文献2参照。)。
【0008】
このような接続構造によれば、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等を省略して、能率よく電気的・機械的な接続を行うことができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−171430号公報(図1、図2)
【0010】
【特許文献2】
特開2002−320311号公報(図3〜図7)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如きフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体が薄形化されてくると、接続子の各クリンプ片を突き刺し、フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けた各クリンプ片を加締めた場合、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体が波打つように変形してしまい、導通接続が安定せず、接続構造の信頼性が低下してしまう問題点があった。
【0012】
本発明の目的は、フレキシブルフラット電気構造体が薄形化しても、接続構造の信頼性を向上できるフレキシブルフラット電気構造体の接続構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体のフラット導体の箇所に、複数のクリンプ片が立設された接続子の各クリンプ片が突き刺され、各クリンプ片がフラット導体に電気的に接続され、フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けた各クリンプ片が加締められているフレキシブルフラット電気構造体の接続構造を改良するものである。
【0014】
本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体の裏側にフラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体が重ねられ、接続子の各クリンプ片がフラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて補強板状体に突き刺され、補強板状体を突き抜けた各クリンプ片が加締められていることを特徴とする。
【0015】
このようなフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体の裏側にフラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体を重ね、接続子の各クリンプ片はフラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて補強板状体に突き刺し、補強板状体を突き抜けた各クリンプ片を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体が薄形化しても、各クリンプ片の加締め力は機械的強度が強い補強板状体を介して加わることになり、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。また、この接続構造では、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等が不要であり、能率よく接続を行うことができる。
【0016】
また本発明は、フラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体のフラット導体の箇所に、接続板部に複数列にクリンプ片が立設された接続子の各クリンプ片が、複数列のクリンプ片の間に電子部品のリード部を入れて突き刺され、各クリンプ片がフラット導体に電気的に接続されると共に電子部品のリード部もフラット導体に電気的に相互に接続され、フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けた各クリンプ片が加締められているフレキシブルフラット電気構造体の接続構造を改良するものである。
【0017】
本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体の裏側にフラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体が重ねられ、接続子の複数列のクリンプ片の間に電子部品のリード部を入れた状態で、各クリンプ片がフラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて補強板状体に突き刺され、補強板状体を突き抜けた各クリンプ片が加締められていることを特徴とする。
【0018】
このようなフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体の裏側にフラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体を重ね、接続子の複数列のクリンプ片の間に電子部品のリード部を入れた状態で、各クリンプ片はフラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて補強板状体に突き刺し、補強板状体を突き抜けた各クリンプ片を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体が薄形化しても、各クリンプ片の加締め力は機械的強度が強い補強板状体を介して加わることになり、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。この構造では、接続子が電子部品の接続体も兼ねているので、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等を行わないで、また半田を用いないで接続を効率よく行うことができる。
【0019】
この場合、補強板状体としては、フレキシブルフラット電気構造体のフラット導体より厚みの厚いフラット導体がフラット絶縁被覆で被覆されたフレキシブルフラットケーブルを用いることができる。この際には、各クリンプ片は相互のフラット導体の重なり箇所に厚さの薄いフラット導体側から厚さの厚いフラット導体側に突き刺される。このようにしても、前述したような効果を得ることができる。また、補強板状体としてのフレキシブルフラットケーブルによりフレキシブルフラット電気構造体とは別の電気的接続も併せて行うことができる。
【0020】
また、補強板状体としては、フレキシブルフラット電気構造体のフラット導体より厚みの厚いフラット導体がフレキシブル絶縁板で支持されたフレキシブルプリント回路板を用いることができる。この際には、各クリンプ片は相互のフラット導体の重なり箇所に厚さの薄いフラット導体側から厚さの厚いフラット導体側に突き刺される。このようにしても、前述したような効果を得ることができる。また、補強板状体としてのフレキシブルプリント回路板によりフレキシブルフラット電気構造体とは別の回路板の接続も併せて行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造における実施の形態の第1例を示したもので、図1は本例の接続構造の斜視図、図2は図1の接続子のクリンプ片の突き刺し箇所の拡大断面図である。
【0022】
本例のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体として、厚みが薄い(例えば、0.035mm〜0.05mm)フラット導体14がフレキシブル絶縁板10で支持され、フラット導体14に電子部品11が半田付け等で接続されたフレキシブルプリント回路板9が用いられている。補強板状体として、フレキシブルプリント回路板9のフラット導体14より厚みの厚い(例えば、0.15mm〜0.3mm)フラット導体2がフラット絶縁被覆3で被覆されたフレキシブルフラットケーブル1が用いられている。フレキシブルプリント回路板9の裏側にフレキシブルフラットケーブル1が重ねられ、相互のフラット導体14とフラット導体2とが重なるようになっている。これらフラット導体14とフラット導体2との重なり箇所で、フレキシブルプリント回路板9側に接続子4が配置され、この接続子4の接続板部6の幅方向の両側の千鳥配置の2列(複数列)の各クリンプ片7が厚さの薄いフラット導体14側から厚さの厚いフラット導体2側に突き刺されている。即ち、フラット導体14とフラット導体2との重なり箇所で、上側のフレキシブルプリント回路板9を突き抜けて下側のフレキシブルフラットケーブル1に突き通されている。これにより、各クリンプ片7がフラット導体14,2に電気的に接続されている。補強板状体としてのフレキシブルフラットケーブル1を突き抜けた各クリンプ片7は、円弧状に折り曲げて加締められている。
【0023】
このようなフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)の裏側に、そのフラット導体14よりも肉厚が厚く機械的強度が強いフラット導体2を有するフレキシブルな補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)を重ね、接続子4の各クリンプ片7はフラット導体14,2の箇所でフレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)を突き抜けて補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)に突き刺し、補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)を突き抜けた各クリンプ片7を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)が薄形化しても、各クリンプ片7の加締め力は機械的強度が強い補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)を介して加わることになり、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。また、この接続構造では、面倒なフラット絶縁被覆3の皮剥ぎ作業や溶接作業等が不要であり、能率よく接続を行うことができる。
【0024】
この例のように補強板状体として、フレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)のフラット導体14より厚みの厚いフラット導体2がフラット絶縁被覆3で被覆されたフレキシブルフラットケーブル1を用いると、このフレキシブルフラットケーブル1によりフレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)とは別の電気的接続も併せて行うことができる。
【0025】
図3及び図4は本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造における実施の形態の第2例を示したもので、図3は本例の接続構造の斜視図、図4は図3の接続子のクリンプ片の突き刺し箇所の拡大断面図である。
【0026】
本例のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体として、厚みが薄い(例えば、0.035mm〜0.05mm)フラット導体14がフレキシブル絶縁板10で支持され、フラット導体14に電子部品11が後述するようにして電気的に接続された構造のものが用いられている。補強板状体として、フレキシブルプリント回路板9のフラット導体14より厚みの厚い(例えば、0.15mm〜0.3mm)フラット導体2がフラット絶縁被覆で被覆されたフレキシブルフラットケーブル1が用いられている。フレキシブルプリント回路板9の裏側にフレキシブルフラットケーブル1が、相互のフラット導体14とフラット導体2とを重ねて重ねられている。これらフラット導体14とフラット導体2との重なり箇所で、フレキシブルプリント回路板9側に接続子4が配置されている。この接続子4は、その接続板部6の幅方向の両側に千鳥配置で2列(複数列)に立設された各クリンプ片7の間に電子部品11のリード部15を入れて、フラット導体14とフラット導体2との重なり箇所で、上側のフレキシブルプリント回路板9を突き抜けて下側のフレキシブルフラットケーブル1に突き通されている。これにより、各クリンプ片7によりフラット導体14,2が電気的に相互に接続され、電子部品11のリード部15がこれらフラット導体14,2に電気的に接続されている。補強板状体としてのフレキシブルフラットケーブル1を突き抜けた各クリンプ片7は、円弧状に折り曲げて加締められている。
【0027】
このようなフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フラット導体14の箇所でフレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)の裏側にフラット導体14よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)を重ね、接続子4の2列のクリンプ片7の間に電子部品11のリード部15を入れた状態で、各クリンプ片7はフラット導体14,2の箇所でフレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)を突き抜けて補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)に突き刺し、補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)を突き抜けた各クリンプ片7を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)が薄形化しても、各クリンプ片の加締め力は機械的強度が強い補強板状体(フレキシブルフラットケーブル1)を介して加わることになり、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。この構造では、接続子4が電子部品11の接続体も兼ねているので、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等を行わないで、また半田を用いないで接続を効率よく行うことができる。また、接続子4の2列の各クリンプ片7が千鳥配置になっていると、接続板部6の2列の各クリンプ片7の間に電子部品11のリード部15を配置して接続を行った際に、各クリンプ片7が接続板部6の幅方向の両側に対形に存在して、これらクリンプ片7の長さ方向の両側から加圧して加締めを行った際に、対となったクリンプ片7がリード部15から離間する方向に変形して接触面が少なくなるのを防止することができる。
【0028】
この例のように補強板状体として、フレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)のフラット導体14より厚みの厚いフラット導体2がフラット絶縁被覆3で被覆されたフレキシブルフラットケーブル1を用いると、フレキシブルフラット電気構造体(フレキシブルプリント回路板9)とは別のフレキシブルフラットケーブル1の電気的接続も併せて行うことができる。
【0029】
上記した第1例及び第2例では、フレキシブルプリント回路板9のフラット導体14が露出されている場合について示したが、フラット導体14の表面をフラット絶縁被覆で覆って絶縁する場合もある。この場合には、このフラット絶縁被覆を除去してフラット導体14を露出させたところ或いはフラット絶縁被覆を存在させずにフラット導体14が露出しているところに電子部品11のリード部15を重ねる必要がある。
【0030】
図5は本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造における実施の形態の第3例を示した斜視図である。
【0031】
本例のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体として、厚みの薄い(例えば、0.035mm〜0.05mm)フラット導体2がフラット絶縁被覆3で被覆されたフレキシブルフラットケーブル1が用いられている。補強板状体として、フラット導体2より厚みが厚い(例えば、0.15mm〜0.3mm)フラット導体14がフレキシブル絶縁板10で支持されたフレキシブルプリント回路板9が用いられている。フラット導体14はフラット絶縁被覆で覆われている。このようなフレキシブルフラットケーブル1の裏側にフレキシブル絶縁板10が、相互のフラット導体2とフラット導体14とを重ねて重ねられている。これらフラット導体2とフラット導体14との重なり箇所で、フレキシブルフラットケーブル1側に接続子4の接続板部6が配置されている。この接続子4は、その接続板部6の幅方向の両側に対形に2列(複数列)に立設された各クリンプ片7が、フラット導体2とフラット導体14との重なり箇所で、上側のフレキシブルフラットケーブル1を突き抜けて下側のフレキシブルプリント回路板9に突き通されている。これにより、各クリンプ片7によりフラット導体2,14が電気的に相互に接続されている。補強板状体としてのフレキシブルプリント回路板9を突き抜けた各クリンプ片7は、円弧状に折り曲げて加締められている。
【0032】
このような構造でも、第1例や第2例と同様な効果を得ることができる。特に、この例では補強板状体がフレキシブルプリント回路板9なので、フレキシブルフラット電気構造体であるフレキシブルフラットケーブル1とは別の回路板であるフレキシブルプリント回路板9の接続も併せて行うことができる。
【0033】
上記例では、フラット導体の厚みが異なる2枚のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造にいつて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、補強板状体としての厚みの厚いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体の両面に厚みの薄いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体を、これら厚みの薄いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体の該フラット導体が、所要の位置で厚みの厚いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体の該フラット導体に2枚単位で重なるようにして配置し、フラット導体が重なり合った2枚のフレキシブルフラット電気構造体に他の1枚の厚みの薄いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体と共に接続子の各クリンプ片を、フラット導体の重なり箇所で厚みの薄いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体側から突き刺し、3枚目のフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けた各クリンプ片を折り曲げて加締めることもできる。この場合、反対側の厚みの薄いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体側でも、厚みの厚いフラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体のフラット導体の重なり箇所で、同様に接続子の各クリンプ片を突き刺し、加締める。
【0034】
補強板状体として、上記例では電気的に使用するフレキシブルフラットケーブル1やフレキシブルプリント回路板9を用いたが、本発明では補強板状体としてのこれらフレキシブルフラットケーブル1やフレキシブルプリント回路板9は電気的には使用せず、補強板状体のみとして使用するものであってもよい。また補強板状体は、適度な硬さを有するフレキシブルな絶縁板であってもよい。
【0035】
図6及び図7は本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の参考構成例を示したもので、図6は本例のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の接続前の側面図、図7は本例のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の接続後の斜視図である。
【0036】
本例のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体として、厚みが薄い(例えば、0.035mm〜0.05mm)のフラット導体2が複数条平行に並設され、これらフラット導体2がフラット絶縁被覆3で一括して被覆されたフレキシブルフラットケーブル1が用いられている。このフレキシブルフラットケーブル1は、その端部で2つ折りにして折り重ねられて2層の折り重ね部16が形成されている。この折り重ね部16のフラット導体2の箇所で、接続子4の接続板部6の幅方向の両側に千鳥配置で突設されている各クリンプ片7が該折り重ね部16に突き刺され、折り重ね部16を突き抜けた各クリンプ片7が円弧状に折り曲げられて加締められている。
【0037】
このようにフレキシブルフラット電気構造体が折り重ねられて複数層の重ねられて折り重ね部16を形成し、フラット導体2の箇所で接続子4の各クリンプ片7をこの折り重ね部16に突き刺し、折り重ね部16を突き抜けた各クリンプ片7を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体が薄くても折り重ねることにより機械的強度が向上し、各クリンプ片7の加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。また、この接続構造では、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等が不要であり、能率よく接続を行うことができる。さらに、本例のようにフラット導体2の折り重ね箇所で、折り重なったフラット導体2にクリンプ片7が突き刺されると、クリンプ片7に対するフラット導体2の接触面積が増えて、接触抵抗を低減することができる。
【0038】
この場合、フレキシブルフラットケーブル1に設ける折り重ね部16は、前述した2層構造に限定されるものではなく、例えば図8に示すようにフレキシブルフラットケーブル1を3つ折りにした3層構造等であってもよい。また、フレキシブルフラットケーブル1は、折り重ね部16で各層のフラット導体2が総て重ならなくてもよく、フレキシブルフラットケーブル1のV字状等の折り重ね部16で少なくとも1層のフラット導体2を有する折り重ね部16に接続子7のクリンプ片7を突き刺して接続してもよい。
【0039】
また、フレキシブルフラットケーブル1に設ける折り重ね部16は、フレキシブルフラットケーブル1の長手方向の途中に設けることもできる。
【0040】
【発明の効果】
本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フレキシブルフラット電気構造体の裏側にフラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体を重ね、接続子の複数のクリンプ片はフラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて補強板状体に突き刺し、補強板状体を突き抜けた各クリンプ片を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体が薄形化しても、各クリンプ片の加締め力は機械的強度が強い補強板状体を介して加わることになり、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。また、この接続構造では、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等が不要であり、能率よく接続を行うことができる。
【0041】
また本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造では、フラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体の裏側にフラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体を重ね、接続子の複数列のクリンプ片の間に電子部品のリード部を入れた状態で、各クリンプ片をフラット導体の箇所でフレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて補強板状体に突き刺し、補強板状体を突き抜けた各クリンプ片を加締めているので、フレキシブルフラット電気構造体が薄形化しても、各クリンプ片の加締め力は機械的強度が強い補強板状体を介して加わることになり、加締め圧力で薄形のフレキシブルフラット電気構造体が波打つのを防止でき、導通接続を安定させることができ、接続構造の信頼性を向上させることができる。この構造では、接続子が電子部品の接続体も兼ねているので、面倒な絶縁被覆の皮剥ぎ作業や溶接作業等を行わないで、また半田を用いないで接続を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造における実施の形態の第1例を示した斜視図である。
【図2】 図1の接続子のクリンプ片突き刺し箇所の拡大断面図である。
【図3】 本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造における実施の形態の第2例を示した斜視図である。
【図4】 図3の接続子のクリンプ片突き刺し箇所の拡大断面図である。
【図5】 本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造における実施の形態の第3例を示した斜視図である。
【図6】 本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の参考構成例を示した接続前の側面図である。
【図7】 本発明に係るフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の参考構成例を示した接続後の斜視図である。
【図8】 図6及び7に示した参考構成例でのフレキシブルフラット電気構造体の折り重ね構造の他の例の側面図である。
【図9】 従来の配線分岐ボックスの分解斜視図である。
【図10】 従来のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の接続前の状態を示す斜視図である。
【図11】 従来のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の接続後の状態を示す斜視図である。
【図12】 従来の接続子の他の例の斜視図である。
【図13】 従来のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造の他の例の斜視図である。
【図14】 図13のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 フレキシブルフラットケーブル
2 フラット導体
3 フラット絶縁被覆
4 接続子
5 接続部材
6 接続板部
7 クリンプ片
8 重なり箇所
9 フレキシブルプリント回路板
10 フレキシブル絶縁板
11 電子部品
12 配線分岐ボックス
13 ケース
14 フラット導体
15 リード部
16 折り重ね部

Claims (4)

  1. フラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体の前記フラット導体の箇所に、複数のクリンプ片が立設された接続子の前記各クリンプ片が突き刺され、前記各クリンプ片が前記フラット導体に電気的に接続され、前記フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けた前記各クリンプ片が加締められているフレキシブルフラット電気構造体の接続構造において、
    前記フラット導体の箇所で前記フレキシブルフラット電気構造体の裏側に前記フラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体が重ねられ、前記接続子の前記各クリンプ片が前記フラット導体の箇所で前記フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて前記補強板状体に突き刺され、前記補強板状体を突き抜けた前記各クリンプ片が加締められていることを特徴とするフレキシブルフラット電気構造体の接続構造。
  2. フラット導体を有するフレキシブルフラット電気構造体の前記フラット導体の箇所に、接続板部に複数列にクリンプ片が立設された接続子の前記各クリンプ片が、複数列の前記クリンプ片の間に電子部品のリード部を入れて突き刺され、前記各クリンプ片が前記フラット導体に電気的に接続されると共に前記電子部品の前記リード部も前記フラット導体に電気的に相互に接続され、前記フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けた前記各クリンプ片が加締められているフレキシブルフラット電気構造体の接続構造において、
    前記フラット導体の箇所で前記フレキシブルフラット電気構造体の裏側に前記フラット導体よりも機械的強度が強いフレキシブルな補強板状体が重ねられ、前記接続子の複数列の前記クリンプ片の間に前記電子部品のリード部を入れた状態で、前記各クリンプ片が前記フラット導体の箇所で前記フレキシブルフラット電気構造体を突き抜けて前記補強板状体に突き刺され、前記補強板状体を突き抜けた前記各クリンプ片が加締められていることを特徴とするフレキシブルフラット電気構造体の接続構造。
  3. 前記補強板状体が、前記フレキシブルフラット電気構造体の前記フラット導体より厚みの厚いフラット導体がフラット絶縁被覆で被覆されたフレキシブルフラットケーブルで構成され、前記各クリンプ片は相互の前記フラット導体の重なり箇所に厚さの薄い前記フラット導体側から厚さの厚い前記フラット導体側に突き刺されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造。
  4. 前記補強板状体が、前記フレキシブルフラット電気構造体の前記フラット導体より厚みの厚いフラット導体がフレキシブル絶縁板で支持されたフレキシブルプリント回路板で構成され、前記各クリンプ片は相互の前記フラット導体の重なり箇所に厚さの薄い前記フラット導体側から厚さの厚い前記フラット導体側に突き刺されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブルフラット電気構造体の接続構造。
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