JP2004299103A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】展開処理に要する時間を短縮した場合において形成される画像の見栄えの悪化を抑える。
【解決手段】プリンタは、ホストコンピュータから受信した印刷用データを5つのバンドに分割する(S110)。そして、印刷用データの展開処理に要する展開時間を予測し(S120)、この予測時間で展開処理が行われた場合にプリントオーバーランが発生すると判断した場合には(S130:YES)、プリントオーバーランが発生しないと判断できるまで、イエロー(Y)→シアン(C)→マゼンタ(M)という優先順位で各色の画像を展開する際の階調数を2ビットずつ低下させて展開時間を短縮する(S140〜S200)。その後、プリントオーバーランが発生しないと判断した時点で、現在設定されている解像度及び階調数で印刷用データをビットマップデータに展開する処理を行う(S210)。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、描画データをビットマップデータに展開して画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー画像を表す描画データをホストコンピュータから受信し、この描画データを1ページ単位で複数のバンドに分割した後、各バンドについて各色のビットマップデータに展開して、このビットマップデータに基づき用紙への画像の印刷動作を行うカラーレーザプリンタ等の画像形成装置が知られている。
【0003】
こうした画像形成装置では、省メモリ化のため、1ページ分の描画データをすべてビットマップデータに展開し終わる前に、既に展開した分のビットマップデータに基づき印刷動作を開始するようにしているため、ビットマップデータへの展開処理に必要以上に時間を要すると、印刷動作中にビットマップデータが途切れてしまい、いわゆるプリントオーバーランが発生して用紙への印刷が正常に行えなくなってしまう。
【0004】
そこで、各色専用のハードレンダラにより各色の展開処理を並列的に行う印刷装置において、各バンドについて各色の展開処理に要する時間を予測し、その予測結果に基づき、各バンドについて各ハードレンダラに割り当てる展開処理を適宜変更することにより、プリントオーバーランの発生を防止するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−10123号公報(第9−11頁、第1−3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した印刷装置では、各ハードレンダラに割り当てる展開処理を変更してもなおプリントオーバーランの発生を防止することができない場合には、各色の解像度を落とすなどして展開処理に要する時間を短縮する必要がある。この場合、印刷される画像の見栄えが極端に悪化してしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、展開処理に要する時間を短縮した場合において形成される画像の見栄えの悪化を抑えることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の画像形成装置は、カラー画像を表す描画データを所定の解像度及び所定の階調でビットマップデータに展開する展開処理を行う展開手段と、この展開手段により展開されたビットマップデータを用いて描画データの表す画像を形成する画像形成手段とを備えている。そして、本画像形成装置では、予測手段が、展開手段が描画データの全部又は一部についての展開処理に要する展開時間を予測し、展開時間短縮手段が、予測手段により予測された展開時間に基づいて画像形成手段による画像形成が正常に行えるか否かを判断し、その展開時間では画像形成手段による画像形成が正常に行えないと判断した場合には、カラー画像を表現する複数色のうちの一部の色について、展開手段が展開処理を行う際の解像度及び階調の少なくとも一方を低下させる変換処理を行うことで展開時間を短縮する。
【0009】
このような請求項1の画像形成装置によれば、展開処理を行う際の解像度や階調を複数色のすべての色について低下させるのに比べ、形成される画像の品質の低下を抑えることができる。このため、展開処理に要する時間を短縮した場合において形成される画像の見栄えの悪化を抑えることができる。
【0010】
ところで、予測手段により予測された展開時間に基づいて画像形成手段による画像形成が正常に行えるか否かの判断は、例えば請求項2のように行うことができる。
すなわち、請求項2に記載の画像形成装置では、上記請求項1の装置において、展開時間短縮手段が、予測手段により予測された展開時間がその展開時間に対応して設定される展開制限時間を越えている場合に、その展開時間では画像形成手段による画像形成が正常に行えないと判断する。この構成によれば、画像形成が正常に行えるか否かを容易に判断することができる。
【0011】
ここで、展開制限時間は、例えば請求項3に記載のように、画像形成手段でのオーバーランの発生を防止することが可能な時間に設定するとよい。
また、展開制限時間は、例えば請求項4に記載のように、予め決められた値とすることができる。
【0012】
次に、請求項5に記載の画像形成装置では、請求項1〜4の何れかの装置において、展開時間短縮手段が、予測手段により予測された展開時間では画像形成手段による画像形成が正常に行えないと判断した場合には、複数色のうちの必要最小限の色について変換処理を行う。この構成によれば、形成される画像の品質が必要以上に低下してしまうことを防ぐことができる。
【0013】
そして、この場合には、例えば請求項6に記載のように、展開時間短縮手段が、上記必要最小限の色を所定の優先順位で選択することが好ましい。このようにすれば、例えば、各色について解像度や階調を実際に低下させた場合の形成画像の品質に基づいて予め低下させる色の優先順位を決定しておくことで、変換処理を行う場合の色の選択を効果的に行うことができる。
【0014】
また、上記請求項5又は6の装置においては、請求項7に記載のように、予測手段が、展開手段が描画データについての展開処理を行う前に、この展開手段が描画データの全部又は一部についての展開処理に要する展開時間を予測することができる。
【0015】
次に、請求項8に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜4の何れかの装置において、予測手段が、展開手段が描画データの全部又は一部についての展開処理に要する展開時間を、その展開処理のうちの一部が展開手段により行われた後で、その既に行われた展開処理の展開時間を加味して予測する。この構成によれば、既に行われた展開処理の展開時間を加味する分、予測に要する時間を短縮することができるとともに、予測の正確性を向上させることができる。
【0016】
そして、請求項9に記載の画像形成装置では、上記請求項8の装置において、展開手段が、描画データの全部又は一部において複数色のうちの各色についての展開処理を所定の順序で行い、予測手段が、展開手段により、上記順序が最後から2番目の色の展開処理が終了された後、上記順序が最後の色の展開処理が開始される前に、展開時間の予測を行う。この構成によれば、予測に要する時間を一層短縮することができるとともに、予測の正確性を一層向上させることができる。
【0017】
次に、請求項10に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜9の何れかの装置において、展開時間短縮手段が、予測手段により予測された展開時間の長さに応じて、解像度及び階調の少なくとも一方を低下させる際の低下度合いを変化させる。この構成によれば、予測された展開時間が比較的短い場合には、解像度や階調の低下度合いを小さくして画質の低下を抑え、一方、予測された展開時間が比較的長い場合には、解像度や階調の低下度合いを大きくして展開時間を大幅に短縮することで画像形成を正常に行わせることができる。
【0018】
また、請求項11に記載のように、展開時間短縮手段が、予測手段により予測された展開時間の長さに応じて、解像度のみを低下させるか、階調のみを低下させるか、又は、解像度及び階調を共に低下させるかを選択するようにしてもよい。
【0019】
次に、請求項12に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜11の何れかの装置において、展開手段が、記録媒体上に形成すべきカラー画像を表す描画データについて、記録媒体を複数の領域に分割した各領域に対応する各描画データごとに展開処理を行い、画像形成手段が、展開手段により展開されたビットマップデータを用いて描画データの表す画像を記録媒体上に形成し、予測手段が、展開手段が複数の領域のうちの全部又は一部に対応する描画データについての展開処理に要する展開時間を予測する。この構成によれば、記録媒体上に形成される画像の見栄えの悪化を抑えることができる。
【0020】
次に、請求項13に記載の画像形成装置は、カラー画像を表す描画データを所定の解像度及び所定の階調でビットマップデータに展開する展開処理を行う展開手段と、この展開手段により展開されたビットマップデータを用いて描画データの表す画像を形成する画像形成手段とを備えている。そして、本画像形成装置では、展開時間短縮手段が、展開手段による描画データの全部又は一部についての展開処理に対応して設定される展開制限時間から、この展開処理のうち既に行われた処理に要した展開時間を差し引いた残り時間が、この展開処理のうちまだ行われていない処理に要する標準的な展開時間として予め決められた標準展開時間を下回っているか否かを判定し、下回っていると判定した場合に、カラー画像を表現する複数色のうちの一部の色について、展開手段が展開処理を行う際の解像度及び階調の少なくとも一方を低下させる変換処理を行うことで展開時間を短縮する。
【0021】
このような請求項13の画像形成装置によれば、上記請求項1の装置について述べた効果と同様の効果を得ることができる。さらに、本画像形成装置では、展開時間を予測する処理を行わない分、全体的な処理時間を短縮することができる。
【0022】
ここで、展開制限時間は、例えば請求項14に記載のように、画像形成手段でのオーバーランの発生を防止することが可能な時間に設定するとよい。
また、展開制限時間は、例えば請求項15に記載のように、予め決められた値とすることができる。
【0023】
次に、請求項16に記載の画像形成装置では、上記請求項13〜15の何れかの装置において、展開手段が、描画データの全部又は一部において複数色のうちの各色についての展開処理を所定の順序で行い、展開時間短縮手段が、展開手段により、上記順序が最後から2番目の色の展開処理が終了された後、上記順序が最後の色の展開処理が開始される前に、上記判定を行う。この構成によれば、標準展開時間と実際の展開時間との差による影響を小さくすることができる。
【0024】
次に、請求項17に記載の画像形成装置では、上記請求項13〜16の何れかの装置において、展開時間短縮手段が、上記残り時間の長さに応じて、解像度及び階調の少なくとも一方を低下させる際の低下度合いを変化させる。この構成によれば、解像度や階調を展開処理の状況に応じた値に調整することができる。
【0025】
また、請求項18に記載のように、展開時間短縮手段が、予測手段により予測された展開時間の長さに応じて、解像度のみを低下させるか、階調のみを低下させるか、又は、解像度及び階調を共に低下させるかを選択するようにしてもよい。
【0026】
次に請求項19に記載の画像形成装置では、上記請求項13〜18の何れかの装置において、展開手段が、記録媒体上に形成すべきカラー画像を表す描画データについて、記録媒体を複数の領域に分割した各領域に対応する各描画データごとに展開処理を行い、画像形成手段が、展開手段により展開されたビットマップデータを用いて描画データの表す画像を記録媒体上に形成し、展開時間短縮手段が、展開手段による複数の領域のうちの全部又は一部に対応する描画データについての展開処理に対応して設定される展開制限時間から、この展開処理のうち既に行われた処理に要した展開時間を差し引いた残り時間が、この展開処理のうちまだ行われていない処理についての標準展開時間を下回っているか否かを判定する。この構成によれば、記録媒体上に形成される画像の見栄えの悪化を抑えることができる。
【0027】
次に、請求項20に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜19の何れかの装置において、展開時間短縮手段による変換処理が、複数色のうち、解像度の低下又は階調の低下が目立ちにくい色について行われるように構成されている。この構成によれば、形成される画像の品質の低下が目立ちにくくなるため、形成される画像の見栄えの悪化を一層抑えることができる。
【0028】
ここで、上記目立ちにくい色としては、例えば請求項21に記載のように、少なくともイエローが含まれていることが好ましい。イエローは、カラー画像を表現する際によく用いられる色であり、かつ、目立ちにくい色だからである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は実施形態の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ1の概略構成を表すブロック図である。
【0030】
図1に示すようにこのカラーレーザプリンタ1は、CPU12、ROM14、RAM16、ASIC18、及び、プリントエンジン20を備えている。
ASIC18は、CPU12、ROM14、RAM16及びプリントエンジン20を通信可能に接続するIC回路であり、プリントエンジン20との間で通信を行うためのプリントエンジンインターフェイス22を備えている。さらに、ASIC18は、本カラーレーザプリンタ1とは別体のホストコンピュータ2との間で通信を行うためのホストインターフェイス24を備えている。
【0031】
プリントエンジン20は、記録媒体としての用紙を一定速度で連続的に搬送しつつ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各印刷色のトナー像をその用紙に順に転写することでカラー画像を形成する、いわゆるタンデム方式のものである。
【0032】
ここで、このプリントエンジン20が行う印刷動作について簡単に説明する。
図2に示すように、プリントエンジン20は、用紙の搬送方向Zに沿って各印刷色に対応する4つの感光ドラム30Y,30M,30C,30Kを備えており、印刷動作においては、各感光ドラム30Y,30M,30C,30Kの表面を帯電器32Y,32M,32C,32Kにより一様に帯電した後、レーザスキャナユニット34Y,34M,34C,34Kによりレーザ光Lを高速走査して各感光ドラム30Y,30M,30C,30Kの表面を露光することで、各印刷色に対応する静電潜像を形成する。続いて、現像ユニット36Y,36M,36C,36Kにより各感光ドラム30Y,30M,30C,30K上の静電潜像に各印刷色のトナーを供給してトナー像を形成し、その各印刷色のトナー像を搬送方向Zに沿って搬送される用紙に順次転写した後、用紙上のトナー像を定着器38で定着する。このようにして、カラー画像が用紙に印刷される。
【0033】
一方、本カラーレーザプリンタ1と通信可能に接続されたホストコンピュータ2には、カラーレーザプリンタ1で用紙に印刷すべきカラー画像を表す描画データ(以下、印刷用データという。)の送信処理を行うプリンタドライバがインストールされている。このプリンタドライバは、印刷用データの表す画像を印刷する際の印刷設定値(例えば、解像度や階調数)を指示するための印刷設定指示情報を、印刷用データと共に送信する。
【0034】
なお、描画データとは、複数種類の描画命令を用いて画像の内容を表すものである。
例えば、描画命令「line」についての描画パラメータが「100,450,300,50」である描画データは、座標(100,450)と座標(300,50)とを結ぶ直線の画像を表す。
【0035】
また例えば、描画命令「box」についての描画パラメータが「50,200,250,400」である描画データは、座標(50,200)と座標(250,400)とを頂点とする長方形の画像を表す。
そして、本カラーレーザプリンタ1のCPU12は、ホストコンピュータ2から送信されてくる印刷用データをASIC18のホストインターフェイス24を介して受信すると、この印刷用データをRAM16における印刷用データ記憶領域16aに一旦記憶させる。そして、CPU12は、この印刷用データを、この印刷用データと共に送られてくる印刷設定指示情報で指示されている解像度及び階調数に従い、RAM16における第1ビットマップ展開領域16b及び第2ビットマップ展開領域16cに展開する処理を行う。具体的には、印刷用データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各印刷色に対応するビットマップデータに展開する。
【0036】
そして、これら各印刷色のビットマップデータに基づき、前述したプリントエンジン20(図2)のレーザスキャナユニット34Y,34M,34C,34Kによるレーザ光Lの走査が行われ、各印刷色のビットマップデータに応じた静電潜像(ひいてはトナー像)が形成されることとなる。
【0037】
ところで、本カラーレーザプリンタ1においては、省メモリ化のため、RAM16における第1ビットマップ展開領域16b及び第2ビットマップ展開領域16cが、1ページ分の画像に相当するビットマップデータのデータ量を記憶できない程度に小さく設定されており、1ページ分の印刷用データの展開処理を一度に行うことがない。このため、本カラーレーザプリンタ1では、図3に示すように、1ページ分の画像をプリントエンジン20における用紙搬送方向Zに沿って複数(本実施形態では5つ)のバンド(領域)に分割し、各バンドに対応する印刷用データついての展開処理を、プリントエンジン20における印刷動作と並行して順に行うようにしている。具体的には、まず第1のバンドの印刷用データについて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に第1ビットマップ展開領域16bに展開する展開処理を行う。続いて、第2のバンドの印刷用データを第2ビットマップ展開領域16cに展開する展開処理を行う。その際、第1ビットマップ展開領域16bに記憶されているビットマップデータ(第1のバンドのビットマップデータ)をプリントエンジン20に出力する。続いて、第3のバンドの印刷用データを第1ビットマップ展開領域16bに展開する展開処理を行う。その際、第2ビットマップ展開領域16cに記憶されているビットマップデータ(第2のバンドのビットマップデータ)をプリントエンジン20に出力する。このような動作を繰り返すことにより、展開処理と印刷動作とを並行して行うようにしている。このため、第1ビットマップ展開領域16b及び第2ビットマップ展開領域16cを、それぞれ1バンド分(4色分)のビットマップデータが記憶できる程度の容量に設定することができる。
【0038】
しかしながら、この方法では、展開処理に時間がかかり過ぎると、プリントエンジン20における印刷動作に必要なビットマップデータが間に合わなくなり、プリントオーバーランが発生してしまう。
そこで、本カラーレーザプリンタ1では、展開時間が長時間となることが予測される場合に、その展開時間を短縮してプリントオーバーランの発生を防止するようにしている。
【0039】
ここで、プリントオーバーランの発生を防止するために本カラーレーザプリンタ1のCPU12が行う階調数変更処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、本階調数変更処理は、ホストコンピュータ2から印刷用データを受信することにより開始され、画像1ページ単位についての処理を行う。
【0040】
この階調数変更処理が開始されると、まずS110にて、ホストコンピュータ2から受信した印刷用データを5つのバンド(図3)に分割する。
続いて、S120では、印刷用データの展開処理に要する展開時間を予測する。具体的には、展開処理を開始してから第1のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間の予測値である第1展開予測時間T、展開処理を開始してから第2のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間の予測値である第2展開予測時間T,展開処理を開始してから第3のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間の予測値である第3展開予測時間T、展開処理を開始してから第4のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間の予測値である第4展開予測時間T,展開処理を開始してから第5のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間の予測値である第5展開予測時間Tを算出する。
【0041】
ここで、図5に示すように、第1展開予測時間Tは、第1のバンドの印刷用データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のビットマップデータに展開するのに要する時間の予測値である色別展開予測時間T1Y,T1M,T1C,T1Kの合計時間となる。このため、色別展開予測時間T1Y,T1M,T1C,T1Kを求めることで、第1展開予測時間Tを求めることができる。
【0042】
また、第2展開予測時間Tは、第1展開予測時間Tと、第2のバンドの印刷用データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のビットマップデータに展開するのに要する時間の予測値である色別展開予測時間T2Y,T2M,T2C,T2Kの合計時間との和となる。このため、色別展開予測時間T2Y,T2M,T2C,T2Kを求めることで、第2展開予測時間Tを求めることができる。
【0043】
また、第3展開予測時間Tは、第2展開予測時間Tと、第3のバンドの印刷用データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のビットマップデータに展開するのに要する時間の予測値である色別展開予測時間T3Y,T3M,T3C,T3Kの合計時間との和となる。このため、色別展開予測時間T3Y,T3M,T3C,T3Kを求めることで、第3展開予測時間Tを求めることができる。
【0044】
また、第4展開予測時間Tは、第3展開予測時間Tと、第4のバンドの印刷用データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のビットマップデータに展開するのに要する時間の予測値である色別展開予測時間T4Y,T4M,T4C,T4Kの合計時間との和となる。このため、色別展開予測時間T4Y,T4M,T4C,T4Kを求めることで、第4展開予測時間Tを求めることができる。
【0045】
また、第5展開予測時間Tは、第4展開予測時間Tと、第5のバンドの印刷用データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のビットマップデータに展開するのに要する時間の予測値である色別展開予測時間T5Y,T5M,T5C,T5Kの合計時間との和となる。このため、色別展開予測時間T5Y,T5M,T5C,T5Kを求めることで、第5展開予測時間Tを求めることができる。
【0046】
ところで、印刷用データをビットマップデータに展開するのに要する時間は、その印刷用データの内容や、設定されている解像度や階調数などにより異なる。具体的には、印刷用データに含まれる描画命令の数が多いほど、また、設定されている解像度や階調数が高い値であるほど、展開時間が長くなる傾向にある。そこで、本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、各色別展開予測時間を次のようにして算出している。
【0047】
すなわち、本カラーレーザプリンタ1では、描画データに用いられる複数種類の描画命令のそれぞれについて、その描画命令の表す画像をビットマップデータに展開する際の目安となる目安時間を、複数種類の解像度及び階調数のそれぞれに対応させて記憶している。なお、この目安時間は、描画命令の内容が複雑であるほど、また、解像度及び階調数が高いほど、長い時間となるように定められている。
【0048】
そして、各バンドの各印刷色に対応する印刷用データについて、この印刷用データに含まれる描画命令に対応する目安時間(具体的には、現在設定されている解像度及び階調数に対応する目安時間)を積算する。これにより、印刷用データの内容及び設定されている解像度及び階調数に応じた色別展開予測時間を算出することができる。
【0049】
なお、色別展開予測時間の算出は、上記方法に限ったものではない。例えば、描画命令の種類に加え、その描画命令で用いられる描画パラメータの値についても加味した演算を行うようにすれば、展開時間をより正確に予測することができる。
【0050】
こうして、S120で展開時間を予測した後は、S130へ移行し、S120にて予測した展開時間で展開処理が行われた場合に、プリントエンジン20にてプリントオーバーランが発生するか否かを判断する。
具体的には、図5に示すように、第1のバンドの印刷用データ→第2のバンドの印刷用データ→第3のバンドの印刷用データ→第4のバンドの印刷用データ→第5のバンドの印刷用データという順で展開処理を行う際にプリントオーバーランの発生を防止することが可能な制限時間として、展開処理を開始してから第1のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間(すなわち、第1展開予測時間Tに対応する制限時間)である第1展開制限時間L、展開処理を開始してから第2のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間(すなわち、第2展開予測時間Tに対応する制限時間)である第2展開制限時間L、展開処理を開始してから第3のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間(すなわち、第3展開予測時間Tに対応する制限時間)である第3展開制限時間L、展開処理を開始してから第4のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間(すなわち、第4展開予測時間Tに対応する制限時間)である第4展開制限時間L、展開処理を開始してから第5のバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間(すなわち、第5展開予測時間Tに対応する制限時間)である第5展開制限時間Lが、プリントエンジン20における用紙の搬送開始タイミングや搬送速度等の条件に基づき予め決められている。
【0051】
そして、本S130では、S120で算出した第1展開予測時間T、第2展開予測時間T、第3展開予測時間T、第4展開予測時間T、第5展開予測時間Tについて次の(a)〜(e)の判定を行う。
(a):第1展開予測時間Tが第1展開制限時間Lを超えているか否かの判定
(b):第2展開予測時間Tが第2展開制限時間Lを超えているか否かの判定
(c):第3展開予測時間Tが第3展開制限時間Lを超えているか否かの判定
(d):第4展開予測時間Tが第4展開制限時間Lを超えているか否かの判定
(e):第5展開予測時間Tが第5展開制限時間Lを超えているか否かの判定
そして、上記(a)〜(e)のすべての判定において、展開予測時間が展開制限時間以下となっていると判定した場合には、プリントオーバーランが発生しないと判断する。一方、上記(a)〜(e)の何れかの判定において、展開予測時間が展開制限時間を上回っていると判定した場合には、プリントオーバーランが発生する(すなわち、用紙への画像の印刷が正常に行われない)と判断する。
【0052】
そして、S130で、プリントオーバーランが発生すると判断した場合には、S140へ移行し、イエロー(Y)の画像を表す印刷用データをビットマップデータに展開する際の階調数を2ビット低下させる。例えば、現在設定されている階調数が8ビットであれば、6ビットに低下させる。
【0053】
続いて、S150では、S120と同じ方法で展開時間を予測する。なお、S140では、イエロー(Y)以外の色については階調数の設定を変更しておらず、既に算出した色別展開予測時間の値をそのまま用いることができるため、すべての演算を一から行う場合に比べ、演算時間を短縮することができる。
【0054】
続いて、S160では、S150にて予測した展開時間で展開処理が行われた場合に、プリントエンジン20にてプリントオーバーランが発生するか否かを、S130と同じ方法で判断する。
そして、S160で、プリントオーバーランが発生すると判断した場合には、S170へ移行し、シアン(C)の画像を表す印刷用データをビットマップデータに展開する際の階調数を2ビット低下させる。
【0055】
続いて、S180では、S120と同じ方法で展開時間を予測する。なお、S170では、シアン(C)以外の色については階調数の設定を変更しておらず、既に算出した色別展開予測時間の値をそのまま用いることができるため、すべての演算を一から行う場合に比べ、演算時間を短縮することができる。
【0056】
続いて、S190では、S180にて予測した展開時間で展開処理が行われた場合に、プリントエンジン20にてプリントオーバーランが発生するか否かを、S130と同じ方法で判断する。
そして、S190で、プリントオーバーランが発生すると判断した場合には、S200へ移行し、マゼンタ(M)の画像を表す印刷用データをビットマップデータに展開する際の階調数を2ビット低下させる。そして、S120へ戻り、前述した処理を行う。
【0057】
一方、S130、S160又はS190で、プリントオーバーランが発生しないと判断した場合には、S210へ移行し、現在設定されている解像度及び階調数で印刷用データをビットマップデータに展開する処理(具体的には、第1のバンドの印刷用データ→第2のバンドの印刷用データ→第3のバンドの印刷用データ→第4のバンドの印刷用データ→第5のバンドの印刷用データという順で、各バンドの印刷用データを各色のビットマップデータに順に展開する処理)を行った後、本階調数変更処理を終了する。なお、各バンドごとに展開されたビットマップデータは順次プリントエンジン20へ出力され、プリントエンジン20ではこのビットマップデータに基づき印刷動作が行われる。
【0058】
なお、本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、プリントエンジン20が、画像形成手段に相当し、図4におけるS120,S150及びS180の処理が、予測手段に相当し、S140,S170及びS200の処理が、変換処理に相当し、S130,S140,S160,S170,S190及びS200の処理が、請求項1の展開時間短縮手段に相当し、S210の処理が、展開手段に相当している。
【0059】
以上説明したように、本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、プリントオーバーランが発生すると判断した場合には、プリントオーバーランが発生しないと判断できるまで、イエロー(Y)→シアン(C)→マゼンタ(M)という優先順位で必要最小限の色の階調数を減らすようにしている。このため、本カラーレーザプリンタ1によれば、用紙に印刷される画像の品質を必要以上に低下させないようにすることができる。その結果、用紙に印刷される画像の見栄えの悪化を抑えることができる。
【0060】
また、本カラーレーザプリンタ1では、階調数の低下が人間の目には目立ちにくい色から優先的にその階調数を低下させるようにしているため、これによっても画像の見栄えの悪化を抑えることができる。
さらに、本カラーレーザプリンタ1では、階調数を少しずつ(2ビットずつ)低下させるようにしているため、展開時間の長さに応じた階調数の変更を行うことができる。
【0061】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態のカラーレーザプリンタ1では、印刷用データの展開を開始する前に展開時間を予測し(S120)、この予測結果に応じてイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の各階調数を順に低下させるようにしているが(S130〜S200)、これに限ったものではない。例えば、CPU12が、前述した階調数変更処理(図4)に代えて、図6に示すイエロー階調数変更処理を行うようにしてもよい。
【0062】
ここで、このイエロー階調数変更処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、本イエロー階調数変更処理は、階調数変更処理(図4)と同様、ホストコンピュータ2から印刷用データを受信することにより開始され、画像1ページ単位についての処理を行う。
【0063】
このイエロー階調数変更処理が開始されると、まずS310にて、上記階調数変更処理(図4)と同様、ホストコンピュータ2から受信した印刷用データを5つのバンド(図3)に分割する。
続いて、S320では、カウンタaの値を「1」に設定する。
【0064】
続いて、S330では、第aのバンド(本イエロー階調数変更処理を開始した直後は、第1のバンド)の印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でブラック(K)のビットマップデータに展開する処理を行う。
続いて、S340では、第aのバンド(S330と同じバンド)の印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でマゼンタ(M)のビットマップデータに展開する処理を行う。
【0065】
続いて、S350では、第aのバンド(S330と同じバンド)の印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でシアン(C)のビットマップデータに展開する処理を行う。
続いて、S360では、印刷用データの展開処理に要する展開時間を予測する。具体的には、展開処理を開始してから第aのバンド(S330と同じバンド)の印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間の予測値である第a展開予測時間Tを算出する。ここで、Tは、前述した階調数変更処理(図4)で用いた演算方法と同じ演算方法で算出することができるが、本イエロー階調数変更処理においては、第aのバンドにおけるイエロー(Y)の展開処理より前に行う展開処理については既に終了しているため、これらの展開処理については、実際に要した展開時間を用いることができる。したがって、本S360においては、第aのバンドの印刷用データをイエロー(Y)のビットマップデータに展開するのに要する時間の予測値である色別展開予測時間TaYのみについて演算し、既に行われた展開処理の展開時間に加算することで、第a展開予測時間Tを算出する。
【0066】
続いて、S370では、S360にて予測した展開時間で展開処理が行われた場合に、プリントエンジン20にてプリントオーバーランが発生するか否かを判断する。
具体的には、前述した階調数変更処理(図4)と同様、第1のバンドの印刷用データ→第2のバンドの印刷用データ→第3のバンドの印刷用データ→第4のバンドの印刷用データ→第5のバンドの印刷用データという順で展開処理を行う際にプリントオーバーランの発生を防止することが可能な制限時間として、展開処理を開始してから第aのバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間である第a展開制限時間Lが定められている。
【0067】
そして、S360で算出した第a展開予測時間Tが、第a展開制限時間L以下となっていると判定した場合には、プリントオーバーランが発生しないと判断する。一方、第a展開予測時間Tが、第a展開制限時間Lを上回っていると判定した場合には、プリントオーバーランが発生する(すなわち、用紙への画像の印刷が正常に行われない)と判断する。
【0068】
そして、S370で、プリントオーバーランが発生すると判断した場合には、S380へ移行し、第aのバンドの印刷用データについて、イエロー(Y)の画像を表す印刷用データをビットマップデータに展開する際の階調数を2ビット低下させる。そして、S360へ戻り、前述した処理を行う。つまり、プリントオーバーランが発生しないと判断できるまで、第aのバンドにおけるイエロー(Y)の階調数を減らしていくようにしている。
【0069】
一方、S370で、プリントオーバーランが発生しないと判断した場合には、S390へ移行し、第aのバンドの印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でイエロー(Y)のビットマップデータに展開する処理を行う。なお、こうして第1ビットマップ展開領域16b(又は第2ビットマップ展開領域16c)に展開された第aのバンドの4色分のビットマップデータは、プリントエンジン20へ出力され、プリントエンジン20ではこのビットマップデータに基づき印刷動作が行われる。その際、前述したように、次のバンドについての展開処理が並行して行われることとなる。
【0070】
続いて、S400では、カウンタaの値が「5」であるか否かを判定する。
このS400で、カウンタaの値が「5」ではない(つまり、aの値が「1」〜「4」の何れかである)と判定した場合には、S410へ移行してカウンタaの値に「1」を加算した後、S330へ戻る。
【0071】
一方、S400で、カウンタaの値が「5」であると判定した場合(すなわち、S330〜S390の処理を5回繰り返した場合)には、本イエロー階調数変更処理を終了する。
以上説明したように、本イエロー階調数変更処理では、各バンドの印刷用データについて、イエロー(Y)以外の色については、展開時間を予測することなく、設定されている階調数及び解像度で展開処理を行う。そして、イエロー(Y)についての展開処理を行う前に、展開処理を開始してからそのバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでに要する時間を予測し、この予測時間に応じてイエロー(Y)の階調数を減らしていくようにしている。
【0072】
このため、本イエロー階調数変更処理では、展開時間をより正確に予測することができ、しかも、展開時間の予測(演算)に要する時間を短縮することができる。加えて、4色の中で一番目立ちにくい色であるイエロー(Y)のみについて階調数を低下させるようにしているため、用紙に印刷された画像の品質の低下を目立ちにくくすることができる。なお、本イエロー階調数変更処理においては、図6におけるS360の処理が、予測手段に相当し、S380の処理が、変換処理に相当し、S370及びS380の処理が、請求項1の展開時間短縮手段に相当し、S330〜S350及びS390の処理が、展開手段に相当する。
【0073】
一方、上記イエロー階調数変更処理(図6)において展開時間の予測(S360)を行わないようにすれば、全体の処理時間を一層短縮することが可能となり、プリントオーバーランの発生を防止するのに効果的である。
ここで、展開時間の予測を行わない場合のイエロー階調数変更処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、図7のイエロー階調数変更処理において、図6のイエロー階調数変更処理と同じ処理については、同一のステップ番号を付しているため、詳細な説明は省略する。
【0074】
このイエロー階調数変更処理が開始されると、まずS310にて、ホストコンピュータ2から受信した印刷用データを5つのバンド(図3)に分割する。
続いて、S320では、カウンタaの値を「1」に設定する。
続いて、S330では、第aのバンドの印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でブラック(K)のビットマップデータに展開する処理を行う。
【0075】
続いて、S340では、第aのバンドの印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でマゼンタ(M)のビットマップデータに展開する処理を行う。
続いて、S350では、第aのバンドの印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でシアン(C)のビットマップデータに展開する処理を行う。
【0076】
続いて、S570では、プリントエンジン20にてプリントオーバーランが発生するか否かを判断する。
具体的には、前述した階調数変更処理(図4)と同様、第1のバンドの印刷用データ→第2のバンドの印刷用データ→第3のバンドの印刷用データ→第4のバンドの印刷用データ→第5のバンドの印刷用データという順で展開処理を行う際にプリントオーバーランの発生を防止することが可能な制限時間として、展開処理を開始してから第aのバンドの印刷用データについての展開処理が終了するまでの制限時間である第a展開制限時間Lが定められている。
【0077】
そして、本S570の処理においては、この第a展開制限時間Lから、既に終了している展開処理(第aのバンドにおけるイエロー(Y)の展開処理より前に行う展開処理)について実際に要した展開時間を差し引くことで、第aのバンドにおけるイエロー(Y)の展開処理に用いることができる残り時間LaYを算出する。
【0078】
そしてさらに、こうして算出した残り時間LaYが、予め決められている標準展開時間以上であるか否かを判定し、残り時間LaYが標準展開時間以上であると判定した場合には、プリントオーバーランが発生しないと判断する。一方、残り時間LaYが標準展開時間を下回っていると判定した場合には、プリントオーバーランが発生する(すなわち、用紙への画像の印刷が正常に行われない)と判断する。なお、本実施形態においては、標準展開時間が、1バンドの展開処理に対する展開制限時間(すなわち、第1展開制限時間L)の4分の1(25%)の時間に設定されている。
【0079】
そして、S570で、プリントオーバーランが発生すると判断した場合には、S580へ移行し、第aのバンドの印刷用データについて、イエロー(Y)の画像を表す印刷用データをビットマップデータに展開する際の階調数を、残り時間LaYに応じて低下させる。具体的には、残り時間LaYが短いほど階調数を大きく低下させるようにしており、例えば、残り時間LaYが第1展開制限時間の20〜24%であれば階調数を2ビット低下させ、15〜19%であれば階調数を4ビット低下させる。そして、S390へ移行する。
【0080】
一方、S570で、プリントオーバーランが発生しないと判断した場合には、そのままS390へ移行する。
S390では、第aのバンドの印刷用データについて、現在設定されている解像度及び階調数でイエロー(Y)のビットマップデータに展開する処理を行う。
【0081】
続いて、S400では、カウンタaの値が「5」であるか否かを判定する。
このS400で、カウンタaの値が「5」ではないと判定した場合には、S410へ移行してカウンタaの値に「1」を加算した後、S330へ戻る。
一方、S400で、カウンタaの値が「5」であると判定した場合には、本イエロー階調数変更処理を終了する。
【0082】
以上説明したように、図7の本イエロー階調数変更処理によれば、展開時間の予測にかかる時間を削減することができる。なお、図7のイエロー階調数変更処理においては、図7におけるS580の処理が、変換処理に相当し、S570及びS580の処理が、請求項13の展開時間短縮手段に相当する。
【0083】
一方、プリントオーバーランが発生すると判断した場合に低下させるのは階調数に限ったものではない。
例えば、階調数に代えて、解像度を低下させるようにしてもよい。具体的には、設定されている解像度が1200dpi×1200dpiの場合には1200dpi×600dpiに低下させる、設定されている解像度が1200dpi×600dpiの場合には600dpi×600dpiに低下させる、という具合に行うことができる。
【0084】
また、階調数及び解像度を共に低下させるようにしてもよい。
また、階調数を低下させるか、解像度を低下させるか、あるいは、階調数及び解像度を共に低下させるかを、予測した展開時間の長さに応じて選択するようにしてもよい。
【0085】
一方また、本発明は、従来技術として示した特開2001−10123号公報に記載の装置のように、各色専用のハードレンダラを用い、各印刷色についての展開処理を並列に行う構成についても適用することができる。すなわち、本発明の要旨は、複数色のうちの一部の色について階調数や解像度を低下させることであるため、上記従来技術の構成においても、展開予測時間が長いと判断されたデータの展開処理についてのみ、階調数や解像度を低下させるようにすればよいのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のカラーレーザプリンタの概略構成を表すブロック図である。
【図2】プリントエンジンの構成を説明する説明図である。
【図3】1ページ分の画像を5つのバンドに分割する説明図である。
【図4】階調数変更処理のフローチャートである。
【図5】展開予測時間を説明するための説明図である。
【図6】イエロー階調数変更処理のフローチャートである。
【図7】変形例としてのイエロー階調数変更処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…カラーレーザプリンタ、2…ホストコンピュータ、12…CPU、14…ROM、16…RAM、18…ASIC、20…プリントエンジン、22…プリントエンジンインターフェイス、24…ホストインターフェイス

Claims (21)

  1. カラー画像を表す描画データを所定の解像度及び所定の階調でビットマップデータに展開する展開処理を行う展開手段と、
    該展開手段により展開されたビットマップデータを用いて前記描画データの表す画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記展開手段が前記描画データの全部又は一部についての展開処理に要する展開時間を予測する予測手段と、
    該予測手段により予測された展開時間に基づいて前記画像形成手段による画像形成が正常に行えるか否かを判断し、該展開時間では前記画像形成手段による画像形成が正常に行えないと判断した場合には、前記カラー画像を表現する複数色のうちの一部の色について、前記展開手段が前記展開処理を行う際の前記解像度及び前記階調の少なくとも一方を低下させる変換処理を行うことで展開時間を短縮する展開時間短縮手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記予測手段により予測された展開時間が該展開時間に対応して設定される展開制限時間を越えている場合に、その展開時間では前記画像形成手段による画像形成が正常に行えないと判断すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記展開制限時間は、前記画像形成手段でのオーバーランの発生を防止することが可能な時間に設定されること、
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記展開制限時間は、予め決められた値であること、
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記予測手段により予測された展開時間では前記画像形成手段による画像形成が正常に行えないと判断した場合には、前記複数色のうちの必要最小限の色について前記変換処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記必要最小限の色を所定の優先順位で選択すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記予測手段は、前記展開手段が前記描画データについての展開処理を行う前に、該展開手段が該描画データの全部又は一部についての展開処理に要する展開時間を予測すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記予測手段は、前記展開手段が前記描画データの全部又は一部についての展開処理に要する展開時間を、該展開処理のうちの一部が前記展開手段により行われた後で、その既に行われた展開処理の展開時間を加味して予測すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、
    前記展開手段は、前記描画データの全部又は一部において前記複数色のうちの各色についての展開処理を所定の順序で行い、
    前記予測手段は、前記展開手段により、前記順序が最後から2番目の色の展開処理が終了された後、前記順序が最後の色の展開処理が開始される前に、前記展開時間の予測を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記予測手段により予測された展開時間の長さに応じて、前記解像度及び前記階調の少なくとも一方を低下させる際の低下度合いを変化させること、
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記予測手段により予測された展開時間の長さに応じて、前記解像度のみを低下させるか、前記階調のみを低下させるか、又は、前記解像度及び前記階調を共に低下させるかを選択すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開手段は、記録媒体上に形成すべきカラー画像を表す描画データについて、前記記録媒体を複数の領域に分割した各領域に対応する各描画データごとに展開処理を行い、
    前記画像形成手段は、前記展開手段により展開されたビットマップデータを用いて前記描画データの表す画像を前記記録媒体上に形成し、
    前記予測手段は、前記展開手段が前記複数の領域のうちの全部又は一部に対応する描画データについての展開処理に要する展開時間を予測すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  13. カラー画像を表す描画データを所定の解像度及び所定の階調でビットマップデータに展開する展開処理を行う展開手段と、
    該展開手段により展開されたビットマップデータを用いて前記描画データの表す画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記展開手段による前記描画データの全部又は一部についての展開処理に対応して設定される展開制限時間から、該展開処理のうち既に行われた処理に要した展開時間を差し引いた残り時間が、該展開処理のうちまだ行われていない処理に要する標準的な展開時間として予め決められた標準展開時間を下回っているか否かを判定し、下回っていると判定した場合に、前記カラー画像を表現する複数色のうちの一部の色について、前記展開手段が前記展開処理を行う際の前記解像度及び前記階調の少なくとも一方を低下させる変換処理を行うことで展開時間を短縮する展開時間短縮手段を備えたこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13に記載の画像形成装置において、
    前記展開制限時間は、前記画像形成手段でのオーバーランの発生を防止することが可能な時間に設定されること、
    を特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項13又は請求項14に記載の画像形成装置において、
    前記展開制限時間は、予め決められた値であること、
    を特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項13ないし請求項15の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開手段は、前記描画データの全部又は一部において前記複数色のうちの各色についての展開処理を所定の順序で行い、
    前記展開時間短縮手段は、前記展開手段により、前記順序が最後から2番目の色の展開処理が終了された後、前記順序が最後の色の展開処理が開始される前に、前記判定を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項13ないし請求項16の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記残り時間の長さに応じて、前記解像度及び前記階調の少なくとも一方を低下させる際の低下度合いを変化させること、
    を特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項13ないし請求項17の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段は、前記予測手段により予測された展開時間の長さに応じて、前記解像度のみを低下させるか、前記階調のみを低下させるか、又は、前記解像度及び前記階調を共に低下させるかを選択すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項13ないし請求項18の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開手段は、記録媒体上に形成すべきカラー画像を表す描画データについて、前記記録媒体を複数の領域に分割した各領域に対応する各描画データごとに展開処理を行い、
    前記画像形成手段は、前記展開手段により展開されたビットマップデータを用いて前記描画データの表す画像を前記記録媒体上に形成し、
    前記展開時間短縮手段は、前記展開手段による前記複数の領域のうちの全部又は一部に対応する描画データについての展開処理に対応して設定される展開制限時間から、該展開処理のうち既に行われた処理に要した展開時間を差し引いた残り時間が、該展開処理のうちまだ行われていない処理についての標準展開時間を下回っているか否かを判定すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項1ないし請求項19の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記展開時間短縮手段による変換処理は、前記複数色のうち、解像度の低下又は階調の低下が目立ちにくい色について行われるように構成されていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項20に記載の画像形成装置において、
    前記目立ちにくい色として、少なくともイエローが含まれていること、
    を特徴とする画像形成装置。
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