JP4793185B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents
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このため、総量が異なる複数の色変換用のカラープロファイルを用意しておき、例えばプリント条件や環境条件に応じてこれらの中から実際に使用するカラープロファイルを決定し、総量を異ならせるようにした技術が存在する(特許文献1参照)。
しかしながら、例えば上記特許文献1記載の技術を利用して、ただ単に総量の削減を図った場合には、結果として作成されるカラー画像の色が本来あるべき色から大きくずれ、画質の低下を招いてしまうことがあった。
請求項3記載の発明は、前記決定手段は、画素毎に得られた前記色差が所定の閾値を上回った画素の数をカウントし、全画素に占める画素のカウント値が所定のレベル以下であった場合に、前記色変換条件として前記第2の色変換条件を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項4記載の発明は、前記決定手段は、前記カラー画像データを構成するオブジェクト毎に、前記色変換条件を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像処理装置である。
請求項7記載の発明は、前記選択手段は、画素毎に得られた前記色差が所定の閾値を上回った画素の数をカウントし、全画素に占める画素のカウント値が所定のレベル以下であった場合に、前記第2の色変換条件を選択することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置である。
を含む画像処理装置である。
請求項2記載の発明によれば、色材の削減により画質の低下が懸念される場合に、画質の低下を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、色材の削減により画質の低下が懸念される場合に、画質の低下を抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、画像を形成するオブジェクト毎に、画質の低下を抑制しつつ、色材の使用量の削減を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、画質の低下を抑制しつつ、色材の使用量の削減を図ることができるとともに、二つの色変換条件から適切な色変換条件を決定することができる。
請求項6記載の発明によれば、色材の削減により画質の低下が懸念される場合に、画質の低下を抑制することができる。
請求項7記載の発明によれば、色材の削減により画質の低下が懸念される場合に、画質の低下を抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、画質の低下を抑制しつつ、色材の使用量の削減を図ることができるとともに、さらに適切な色変換条件を決定することができる。
請求項9記載の発明によれば、画質の低下を抑制しつつ、色材の使用量の削減を図ることができるとともに、色材の削減により画質の低下が懸念される場合に、画質の低下を抑制することができる。
<実施の形態1>
図1は本実施の形態が適用される画像形成システムの構成例を示す図である。この画像形成システムは、複数のクライアント10(具体的には10a、10b、10c)、ネットワーク20、プリンタサーバ30、およびプリンタ40を備える。なお、この画像形成システムは、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、および黒(K)の各色インキを用いた印刷を行う前の段階において、最終印刷物をプリンタ40でシミュレーションして出力する色校正に使用することができる。
評価値算出部51は、ラスタライズ部31から入力されてくるCMYKラスタデータを用い、画素毎に評価値Cを算出する。なお、評価値Cの詳細については後述する。また、評価値算出部51は、評価値Cの算出を行った画素の数(画素カウント値Nと呼ぶ)をカウントする。
加算部52は、評価値算出部51で算出された評価値Cを画素毎に順次加算することで総評価値Xを取得し、図示しないメモリに記憶させる。
判定選択部53は、節約設定情報に基づいて設定される判定閾値aと、評価値算出部51から読み出した画素カウント値Nの合計値(総画素数Nという)と、加算部52から読み出した総評価値Xとを用いて、色変換部33で用いる色変換条件(総量280%または総量240%)を判定・選択する。したがって、判定選択部53は、第1の色変換条件または第2の色変換条件のいずれかを選択する選択手段として機能している。
カウント部66は、色差算出部65にて色差ΔEの算出を行う度に、1ずつカウントアップを行う。そなわち、カウント部66は、画素カウント値Nを取得している。
図5は、図2に示すプリンタサーバ30で実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。
ネットワーク20を介してクライアント10からジョブデータが送信されると、ラスタライズ部31はラスタライズを実行する(ステップ101)。すなわち、ラスタライズ部31は、受信したジョブデータを解釈して、CMYKラスタデータを生成する。
次に、色変換条件決定部32は、クライアント10から受信した節約設定情報、および、ラスタライズ部31から入力されてくるCMYKラスタデータに基づき、色変換部33における色変換条件を決定する(ステップ102)。次いで、色変換部33は、色変換条件決定部32にて決定された色変換条件に基づき、プロファイル記憶部34から第1プロファイル34aあるいは第2プロファイル34bを読み出して設定を行う。そして、色変換部33は、ラスタライズ部31から入力されてくるCMYKラスタデータに、設定された色変換プロファイルを用いて色変換処理を施す(ステップ103)。そして、色変換部33は、得られたCMYK各色のビットマップデータすなわち作像用データを、プリンタ40に向けて送信する。
まず、クライアント10から送信された節約設定情報を、ネットワーク20を介して判定選択部53が取得する(ステップ201)。次に、判定選択部53は、取得した節約設定情報に節約モードの指定があるか否かを判断する(ステップ202)。ここで、節約モードの指定がなかった場合、換言すれば、通常モードの指定があった場合は、後述するステップ210に進む。一方、節約モードの指定があった場合、判定選択部53は判定閾値aを設定する(ステップ203)。なお、判定閾値aは、後述するステップ209において色変換条件の判定を行うために使用されるものであり、その詳細については後述する。
次に、評価値算出部51ではカウント部66における画素カウント値Nをリセット(N=0)し、加算部52では図示しないメモリに記憶される総評価値Xをリセット(X=0)する(ステップ204)。
N番目の画素のCMYKラスタデータに対し、第1変換部61は、まず、シミュレーションプロファイル記憶部62から読み出した第1Sプロファイル62aを用いて色変換(CMYK−CMYK)を実行する。その結果、第1変換部61はN番目の画素の280%CMYKデータを取得する(ステップ301)。次に、第2変換部63は、N番目の画素の280%CMYKデータに、プリンタプロファイル記憶部64から読み出したPプロファイル64aを用いて色変換(CMYK−L*a*b*)を実行する。その結果、第2変換部63は、N番目の画素の280%Labデータ(このときの画素のL*a*b*値を(LA,aA,bA)とする)を取得する(ステップ302)。
ΔE=((LA−LB)2+(aA−aB)2+(bA−bB)2)0.5
また、節約モードの指示がなければ、そのまま280%総量での色変換処理が行われる。この場合には、評価値Cや色差ΔE等の算出を省略することができ、その分、処理が軽くなる。
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、節約モードの指定があった場合に、色変換条件決定部32における色変換条件の選択手法を異ならせたものである。なお、本実施の形態において実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
評価値算出部51は、実施の形態1と同様、図4に示す構成を備えており、ラスタライズ部31から入力されてくるCMYKラスタデータを用いて、画素毎に評価値Cを算出する。また、評価値算出部51は、評価値Cの算出を行った画素の数をカウントする。
比較加算部54は、評価値算出部51で算出された評価値Cと節約設定情報に基づいて設定される判定閾値aとを比較する。また、比較加算部54は、評価値Cが判定閾値aよりも大きい画素(以下の説明では影響大画素と呼ぶ)の数を加算することで影響大画素数Yを取得し、図示しないメモリに記憶させる。
選択部55は、節約設定情報に基づいて設定される判定閾値bと、評価値算出部51から読み出した画素カウント値Nの合計値(総画素数N)と、比較加算部54から読み出した影響大画素数Yとを用いて、色変換部33で用いる色変換条件(総量280%または総量240%)を選択する。
まず、クライアント10から送信された節約設定情報を、ネットワーク20を介して比較加算部54および選択部55が取得する(ステップ401)。次に、比較加算部54および選択部55は、取得した節約設定情報に節約モードの指定があるか否かを判断する(ステップ402)。ここで、節約モードの指定がなかった場合、換言すれば、通常モードの指定があった場合は、後述するステップ411に進む。一方、節約モードの指定があった場合、比較加算部54は判定閾値aを設定し、選択部55は判定閾値bを設定する(ステップ403)。ここで、判定閾値aは、実施の形態1と同じである。また、判定閾値bは、後述するステップ410において色変換条件の判定を行うために使用されるものであり、その詳細については後述する。
次に、評価値算出部51ではカウント部66における画素カウント値Nをリセット(N=0)し、比較加算部54では図示しないメモリに格納される影響大画素数Yをリセット(Y=0)する(ステップ404)。
また、節約モードの指示がなければ、そのまま280%総量での色変換処理が行われる。この場合には、評価値Cや色差ΔE等の算出を省略することができ、その分、処理が軽くなる。
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、節約モードの指定があった場合に、色変換条件決定部32において、画像を構成するオブジェクト毎に、トナー削減の可否を判断するようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
オブジェクト判別部35は、クライアント10から受信したジョブデータに含まれるTag情報からオブジェクト情報を取得する。取得されるオブジェクト情報としては、オブジェクトの属性(イメージ、グラフィック、テキスト・ライン)、オブジェクトの数、オブジェクトの配置等がある。
対応付け部36は、ラスタライズ部31から出力されるCMYKラスタデータの各画素に、オブジェクト判別部35から出力されるオブジェクトの属性を対応付けて出力する。なお、以下の説明では、対応付け部36から出力される、オブジェクトの属性が対応付けられたCMYKラスタデータを属性付きCMYKラスタデータと呼ぶ。
ネットワーク20を介してクライアント10からジョブデータが送信されると、ラスタライズ部31は、受信したジョブデータを解釈して、CMYKラスタデータを生成する(ステップ501)。また、オブジェクト判別部35は、受信したジョブデータから画像を構成するオブジェクト情報を取得する(ステップ502)。そして、対応付け部36は、ラスタライズ部31から入力されるCMYKラスタデータの各画素に、オブジェクト判別部35から入力されるオブジェクト情報を対応付け(ステップ503)、得られた属性付きCMYKラスタデータを出力する。
まず、クライアント10から送信された節約設定情報を、ネットワーク20を介して判定選択部53が取得する(ステップ601)。次に、判定選択部53は、取得した節約設定情報に節約モードの指定があるか否かを判断する(ステップ602)。ここで、節約モードの指定がなかった場合、換言すれば、図11に示すUIにおいて全オブジェクトに対して「精度優先」の指定があった場合は、後述するステップ622に進む。一方、節約モードの指定があった場合、換言すれば、図11に示すUIにおいていずれかのオブジェクトに対して「節約優先」の指定があった場合は、判定選択部53がオブジェクト毎に判定閾値を設定する(ステップ603)。より具体的に説明すると、判定選択部53は、イメージオブジェクトに対してはIオブジェクト判定閾値aIを、グラフィックオブジェクトに対してはGオブジェクト判定閾値aGを、ライン・テキストオブジェクトに対してはLTオブジェクト判定閾値aLTを、それぞれ設定するのである。なお、これらの判定閾値は、後述するステップ613において色変換条件の決定を行うために使用される。そして、例えばLTオブジェクトに対しては「節約優先」が、IオブジェクトおよびGオブジェクトに対しては「精度優先」が設定される場合、LTオブジェクト判定閾値aLTには所定の数値が設定される一方、Iオブジェクト判定閾値aIやGオブジェクト判定閾値aGには0が設定される。
その後、各オブジェクトに対応して選択したプロファイルの情報を色変換部33に出力し(ステップ623)、一連の処理を完了する。
まず、色変換部33は、図示しないメモリに記憶される画素カウント値Nをリセット(N=0)する(ステップ701)。次に、色変換部33は、画素カウント値NをN+1とし(ステップ702)、ラスタライズ部31からN番目(最初は1番目)の画素の属性付きCMYKラスタデータを取得する(ステップ703)。次いで、色変換部33は、N番目の画素の属性付きCMYKラスタデータからこの画素のオブジェクト属性を取得し(ステップ704)、取得したオブジェクト属性に対応するプロファイル(第1プロファイル34aまたは第2プロファイル34b)を設定する(ステップ705)。このプロファイルは、上述したいように色変換条件決定部32で事前に決定されている。
そして、設定されたプロファイルを用いて、N番目の画素のCMYKラスタデータに対する色変換処理を実行する(ステップ706)。その後、色変換部33は、属性付きCMYKラスタデータの全画素についての色変換処理が完了したか否かを判断する(ステップ707)。ここで、全画素に対する色変換処理が完了していない場合は、ステップ702に戻って次の画素に対する処理を続行する。一方、すべての画素に対する色変換処理が完了した場合は、一連の処理を完了する。
実施の形態1でも説明したように、図1に示す画像形成システムは、CMYK各色インキを使って印刷物を出力する印刷機の色校正のために使用されることがある。印刷では、Japan Color(オフセット枚葉印刷色標準)等を色再現標準として印刷データ(ジョブデータ)の作成が行われることが多い。つまり、Japan Color等で定められたCMYK各色の標準インキにて所望の色を出すことを目的として、ジョブデータが生成されるのである。
そこで、本実施の形態では、各画素で求められる評価値Cに、本来出力されるべき色(Japan Color等)からのずれを加味した重み付けを行っている。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
まず始めに、N番目の画素に対する評価値Cの算出が行われる(ステップ801)。なお、ステップ801における評価値Cの算出は、実施の形態1と同じ手順(図7参照)にて実行される。また、実施の形態1でも説明したように、評価値Cの算出を行う前に、第2変換部63において、N番目の画素の280%Labデータおよび240%Labデータが取得されている。
次に、N番目の画素のCMYKラスタデータに対し、第3変換部67は、ターゲットプロファイル記憶部68から読み出したTプロファイル68aを用いて色変換(CMYK−L*a*b*)を実行する。その結果、第3変換部67は、N番目の画素のターゲットLabデータ(このときの画素のL*a*b*値を(LC,aC,bC)とする)を取得する(ステップ802)。
ΔE=((LC−LA)2+(aC−aA)2+(bC−bA)2)0.5
また、係数取得部69は、得られたN番目の画素の評価値Dから、N番目の画素に対応する係数f(D)を取得する(ステップ804)。なお、係数f(D)は、評価値Dの関数として表現されるが、その詳細については後述する。
本実施の形態において、評価値Dが例えば0であるということは、同一画素におけるターゲットLabデータと280%Labデータとが全く同じ色である、ということを意味している。このため、このような場合には、重要性が高い画素であることから、係数f(D)を1としている。そして、評価値Dが大きくなるほど、換言すれば、同一画素におけるターゲットLabデータと280%Labデータとのずれ(色ずれ)が大きくなるほど、重要性の低い画素であるとして、係数が小さくなるように設定している。ただし、評価値Dと係数f(D)との関係は単純な一次関数ではなく、予め各種シミュレーションを行った結果に基づいて定められる。
実施の形態1〜4では、節約モードの指定があったときに、総量280%における色変換条件と総量240%における色変換条件とでそれぞれシミュレーションを行い、所定の条件を満足する場合に総量240%での色変換条件を選択していた。これに対し、本実施の形態では、どの程度まで総量を減らした場合に所定の条件を満足しなくなるかについてシミュレーションを行い、得られたシミュレーション結果に基づいて色変換条件を決定するようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1〜4と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
まず、クライアント10から送信された節約設定情報を、ネットワーク20を介して判定選択部53が取得する(ステップ901)。次に、判定選択部53は、取得した節約設定情報に節約モードの指定があるか否かを判断する(ステップ902)。ここで、節約モードの指定がなかった場合、換言すれば、通常モードの指定があった場合は、後述するステップ913に進む。一方、節約モードの指定があった場合、判定選択部53は判定閾値aを設定する(ステップ903)。
その後、判定選択部53は、選択された色変換条件を色変換部33に出力し(ステップ914)、一連の処理を完了する。
N番目の画素のCMYKラスタデータに対し、第1変換部61は、まず、シミュレーションプロファイル記憶部62から読み出した第1Sプロファイル62aを用いて色変換(CMYK−CMYK)を実行する。その結果、第1変換部61はN番目の画素の280%CMYKデータを取得する(ステップ1001)。次に、第2変換部63は、N番目の画素の280%CMYKデータに、プリンタプロファイル記憶部64から読み出したPプロファイル64aを用いて色変換(CMYK−L*a*b*)を実行する。その結果、第2変換部63は、N番目の画素の280%Labデータ(このときの画素のL*a*b*値を(LA,aA,bA)とする)を取得する(ステップ1002)。
ΔE=((LA−LD)2+(aA−aD)2+(bA−bD)2)0.5
Claims (9)
- 複数色の色材を用いて記録材に画像を形成するプリンタに作像用データを出力する画像処理装置であって、
入力されるカラー画像データに基づき、前記色材の総量を削減した場合の画質劣化を予測する予測手段と、
前記予測手段による予測結果に基づき、前記カラー画像データから前記作像用データを生成するのに使用される色変換条件を決定する決定手段とを含み、
前記予測手段は、前記色材の総量を削減しない第1の色変換条件および当該色材の総量を削減した第2の色変換条件にて前記カラー画像データにそれぞれ色変換処理を施し、
前記決定手段は、前記第1の色変換条件にて色変換がなされた第1のカラー画像データおよび前記第2の色変換条件にて色変換がなされた第2のカラー画像データから求められた画素毎の色差に基づいて前記色変換条件を決定すること
を特徴とする画像処理装置。 - 前記決定手段は、全画素における前記色差の平均値が所定の閾値以下であった場合に、前記色変換条件として前記第2の色変換条件の使用を決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、画素毎に得られた前記色差が所定の閾値を上回った画素の数をカウントし、全画素に占める画素のカウント値が所定のレベル以下であった場合に、前記色変換条件として前記第2の色変換条件を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記カラー画像データを構成するオブジェクト毎に、前記色変換条件を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像処理装置。
- 複数色の色材を用いて記録材に画像を形成するプリンタに作像用データを出力する画像処理装置であって、
入力されるカラー画像データに第1の色変換条件にて色変換処理を施して第1のカラー画像データを生成する第1の色変換手段と、
前記カラー画像データに前記第1の色変換条件よりも前記複数色の色材の総量が制限された第2の色変換条件にて色変換処理を施して第2のカラー画像データを生成する第2の色変換手段と、
前記第1のカラー画像データおよび前記第2のカラー画像データに基づき、前記作像用データの生成に使用する色変換条件として前記第1の色変換条件または前記第2の色変換条件のいずれかを選択する選択手段とを含み、
前記選択手段は、前記第1のカラー画像データおよび前記第2のカラー画像データを用いて画素毎に算出された両者の色差から、前記第1の色変換条件または前記第2の色変換条件のいずれかを選択することを特徴とする画像処理装置。 - 前記選択手段は、全画素における前記色差の平均値が所定の閾値以下であった場合に、前記第2の色変換条件を選択することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 前記選択手段は、画素毎に得られた前記色差が所定の閾値を上回った画素の数をカウントし、全画素に占める画素のカウント値が所定のレベル以下であった場合に、前記第2の色変換条件を選択することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 複数色の色材を用いて記録材に画像を形成するプリンタに作像用データを出力する画像処理装置であって、
入力されるカラー画像データに第1の色変換条件にて色変換処理を施して第1のカラー画像データを生成する第1の色変換手段と、
前記カラー画像データに前記第1の色変換条件よりも前記複数色の色材の総量が制限された第2の色変換条件にて色変換処理を施して第2のカラー画像データを生成する第2の色変換手段と、
前記カラー画像データに基準となる第3の色変換条件にて色変換処理を施して第3のカラー画像データを生成する第3の色変換手段と、
前記第1のカラー画像データ、前記第2のカラー画像データおよび前記第3のカラー画像データに基づき、前記作像用データの生成に使用する色変換条件として前記第1の色変換条件または前記第2の色変換条件のいずれかを選択する選択手段と
を含む画像処理装置。 - コンピュータに、
入力されるカラー画像データに第1の色変換条件にて色変換処理を施して第1のカラー画像データを生成する機能と、
前記カラー画像データに前記第1の色変換条件よりも複数色の色材の総量が制限された第2の色変換条件にて色変換処理を施して第2のカラー画像データを生成する機能と、
前記第1のカラー画像データと前記第2のカラー画像データとに基づき、プリンタに出力する作像用データの生成に使用する色変換条件として前記第1の色変換条件または前記第2の色変換条件のいずれかを選択する機能とを実現させ、
前記選択する機能では、前記第1のカラー画像データおよび前記第2のカラー画像データを用いて画素毎に算出された両者の色差に基づいて、前記第1の色変換条件または前記第2の色変換条件のいずれかを選択することを特徴とするプログラム。
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