JP5212886B2 - 画像形成システム、及び、画像形成プログラム - Google Patents

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本発明は、画像形成システム、及び、画像形成プログラムに関する。
一般的に連続紙等の用紙に対して印刷を行うプリンタでは、あらかじめ設定された印刷資源が印刷された事前印刷用紙に印刷情報を印刷する場合と、印刷情報と共に印刷資源の画像情報を合わせて印刷部へ印刷情報として送信して印刷を行う場合の2種類がある。
しかし、前者の場合には、事前印刷用紙を使用することによりコストが高くなる問題があり、後者の場合には、印刷資源の種類によってプリンタに送信する情報量が大きくなりすぎて、連続紙プリンタのような高速印刷を求めるプリンタでは性能を著しく落とす可能性があるという問題がある。
そこで、使用する印刷情報を資源情報として、予めプリンタに登録しておき、プリンタ側において印刷情報と資源情報を合成して印刷を行う方法が用いられている。この方法によれば、上述したようなコストが高くなることや高速化できない等が起こることがない。
従来では連続紙プリンタにおいてはモノクロ印刷がほとんどであり、印刷資源に関しては色変換の必要性の要求が高くなかった。しかし近年、カラー連続紙プリンタの登場により、写真やTIFF(Tag Image File Format)画像などのような画像情報を扱う印刷資源が増えてきており印刷資源についても色変換の必要性がでてきた。このような色変換を行う際には、印刷用紙の種類、その時の温度・湿度などの環境によってカラー特性を変えなければならない。
しかし、従来の画像形成システムでは、プリンタ側で印刷情報と事前資源情報とを合わせて印刷する場合、印刷情報と資源情報のうちのいずれかに適したカラー特性を設定することしかできなかった。そのため、印刷情報と資源情報の両方の色味を最適に再現することができなかった。
例えば、資源情報として枠の情報が設定されていて、印刷情報として枠の中の文字の情報が設定されているような場合、カラー特性を枠の情報に対して適したカラー特性を設定すると、文字の印字品質が悪化してしまい、カラー特性を文字の情報に対して適したカラー特性に設定すると、枠の印刷品質が悪化してしまう。
印刷資源に対して設定を行うことができるようにした技術としては例えば特許文献1に開示されているような技術がある。この特許文献1には、一連の画像情報の記録中に使用される資源情報の色指定を変更できる記録装置が開示されている。
しかし、この特許文献1に開示された方法では、資源情報の色指定ができるのみであり、カラー特性等の画像特性を設定することはできない。
特開平8−274969号公報
上述した従来の画像形成システムでは、印刷情報と、資源情報をプリンタ側で合成して印刷を行うような場合、印刷情報と資源情報とで同一の画像特性にしなければならなかった。
本発明の目的は、印刷情報と資源情報とについて、それぞれ独立して別々に画像特性を設定することが可能な画像形成システム、及び、画像形成プログラムを提供することである。
[画像形成システム]
請求項1に係る本発明は、入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
独立して動作可能な複数の色変換実行処理手段により構成され、前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づ前記資源情報に対する色変換処理と、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づ前記印刷情報色変換処理とを並列して実行する色変換手段とを有する画像形成システムである。
請求項2に係る本発明は、前記色変換手段が、前記第1の設定手段により前記資源情報に対する画像特性の設定が行われていない場合には、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて、前記資源情報に対して色変換を行う請求項1記載の画像形成システムである。
請求項3に係る本発明は、前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段とをさらに有する請求項1又は2に記載の画像形成システムである。
請求項4に係る本発明は、入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記資源情報に対して色変換を実行し、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記印刷情報を色変換する色変換手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
前記合成手段により資源情報が合成された後の印刷情報の所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量を制限する制限手段とを有する画像形成システムである。
請求項5に係る本発明は、入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記資源情報に対して色変換を実行し、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記印刷情報を色変換する色変換手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
前記合成手段により資源情報が印刷情報に合成された場合に、資源情報と印刷情報とが重なる領域を判定する判定する判定手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報と印刷情報に対して、前記判定手段により資源情報と印刷情報とが重なると判定された領域における所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量をそれぞれ制限する制限手段とを有する画像形成システムである。
請求項6に係る本発明は、入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記資源情報に対して色変換を実行し、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記印刷情報を色変換する色変換手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
前記合成手段により資源情報が印刷情報に合成された場合に、資源情報と印刷情報とが重なる領域を判定する判定する判定手段と、
前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報と印刷情報に対して、前記判定手段により資源情報と印刷情報とが重なると判定された領域における所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量をそれぞれ制限する第1の制限手段と、
前記合成手段により資源情報が合成された後の印刷情報の所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量を制限する第2の制限手段とを有する画像形成システムである。
請求項7に係る本発明は、前記合成手段により資源情報が合成された後の印刷情報に基づいて形成された画像を出力する画像出力部をさらに有する請求項3乃至6いずれか1項に記載の画像形成システムである。
請求項8に係る本発明は、前記第1および第2の設定手段により設定される画像特性が、異なる表色系間で入出力色変換を行う際に使用する色変換特性、階調補正特性のどちらか1つまたはこれらの組み合わせである請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成システムである。
[画像形成プログラム]
請求項に係る本発明は、用紙に対して入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納する資源情報格納ステップと、
前記資源情報格納ステップに格納される資源情報の画像特性を設定する第1の設定ステップと、
入力された印刷情報の画像特性を設定する第2の設定ステップと、
独立して動作可能な複数の色変換実行処理手段によって、前記第1の設定ステップにより設定された画像特性に基づ前記資源情報に対する色変換処理と、前記第2の設定ステップにより設定された画像特性に基づ前記印刷情報色変換処理とを並列して実行する色変換ステップとをコンピュータ上で実行させるための画像形成プログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、印刷情報と資源情報とでそれぞれ独立して色変換の際の画像特性を設定することができるため、資源情報と印刷情報とでそれぞれ最適な画像特性に設定することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて印刷情報と資源情報の色変換を行うことができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、色変換が行われた後の資源情報を一時的に格納して再利用するようにしているので、全体の色変換処理の効率化、転送速度の向上を図ることができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、資源情報と印刷情報を合成した後の色材料を予め設定された値以下に制限することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、2値化された印刷情報を多値化することなく、資源情報と印刷情報を合成した後の色材料を予め設定された値以下に制限することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、資源情報と印刷情報を合成した後の色材料を、より確実に予め設定された値以下に制限することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、資源情報と印刷情報とでそれぞれ最適な画像特性に設定された画像を出力することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、色変換特性、階調補正特性のどちらか1つまたはこれらの組み合わせを資源情報と印刷情報とでそれぞれ最適に設定することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、色情報と資源情報とでそれぞれ独立して色変換の際の画像特性を設定することができるため、資源情報と印刷情報とでそれぞれ最適な画像特性に設定することができる画像形成プログラムを提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態の画像形成システムの構成を示すシステム図である。
本実施形態の画像形成システムは、図1に示されるように、端末装置10と、印刷装置15とから構成されている。さらに、印刷装置15は、印刷制御部20と、画像出力部30とから構成されている。
端末装置10は、印刷ジョブ等の印刷データを生成して印刷装置15に対して送信する。印刷装置15の印刷制御部20は、端末装置10から送信されてきた印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を画像出力部30に対して出力させる。ここで、画像出力部30は、連続紙に対してカラー印刷を行うことが可能なカラー連続紙プリンタである。
次に、本実施形態の印刷制御部20のハードウェア構成を図2に示す。
印刷制御部20は、図2に示されるように、CPU21、メモリ22、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置23、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置24、端末装置10や画像出力部30との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)25を有する。これらの構成要素は、制御バス26を介して互いに接続されている。
CPU21は、メモリ22または記憶装置23に格納された制御処理プログラムに基づいて所定の処理を実行して、印刷制御部20の動作を制御する。
なお、CPU21が実行する制御処理プログラムは、例えば、図示は省略するが、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記録媒体や、ネットワークを介して接続される外部のHDD等の記憶装置であってもよい。従って、後述する本発明の実施の形態に係るプログラム等を通信媒体により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
図3は、上記の制御処理プログラムが実行されることにより実現される印刷制御部20の機能構成を示すブロック図である。
印刷制御部20は、図3に示されるように、印刷データ入力部31と、事前印刷フォームデータ格納部32と、事前印刷フォームデータ入力部33と、カラー特性設定部34と、入力イメージ保存部35と、デコンポーザ制御部36と、スクリーン処理部37と、出力イメージ保存部38と、キャッシュメモリ39と、合成部40と、デコンポーザ41〜44とを備えている。なお、図3中において、太線の矢印は画像データの流れを示していて、細線の矢印は制御指示の流れを示している。
印刷データ入力部31は、端末装置10から送信されてきた印刷データ(印刷情報)を受信する。事前印刷フォームデータ格納部32は、連続用紙に対して入力された印刷データと合成して印刷するための事前印刷フォームデータ(資源情報)が予め格納されている。
事前印刷フォームデータ入力部33は、事前印刷フォームデータ格納部32に格納されている事前印刷フォームデータを読み出してカラー特性設定部34に対して出力する。
カラー特性設定部34は、事前印刷フォームデータ格納部32に格納されている事前印刷フォームデータのカラー特性を設定するための設定手段と、印刷データ入力部31により入力された印刷データのカラー特性を設定するための設定手段とにより構成されている。
入力イメージ保存部35は、カラー特性設定部34によりカラー特性が設定された後の印刷データおよび事前印刷フォームデータを入力して保存しておく。
デコンポーザ41〜44は、入力イメージ保存部35に保存されている印刷データや事前印刷フォームデータを、ラスター・イメージに展開するRIP(Raster Image Processing)処理を実行する。具体的には、デコンポーザ41〜44は、カラー特性設定部34により印刷データに対して設定されたカラー特性と事前印刷フォームデータに対して設定されたカラー特性とが異なる場合、印刷データと事前印刷フォームデータに対して、それぞれ設定されたカラー特性に基づいて独立して色変換処理を行う色変換手段として機能する。
なお、デコンポーザ41〜44は、カラー特性設定部34において印刷フォームデータに対する画像特性の設定が行われていない場合には、印刷データに対して設定された画像特性に基づいて、印刷フォームデータに対して色変換を行う。
ここで、色変換処理には、入出力色変換処理、キャリブレーション処理、ユーザTRC(Tone Reproduction Curve)処理、トナー総量規制処理が含まれるものとする。
入出力色変換処理とは、4DLUT(Direct Look Up Table)等を用いてRGB画像データをCMYK画像データに変換する処理である。キャリブレーション処理とは、画像出力部30における出力結果が目標濃度に一致するように入力画像信号の階調を補正する処理である。また、ユーザTRC処理とは、印刷用紙の種類等に応じて階調特性を補正する処理である。また、トナー総量規制処理とは、CMYK各色のトナー量の合計が設定された上限値以下となるよう各色のトナー量を制限する処理である。
また、本実施形態では、それぞれ独立してCPUを備える4つのデコンポーザ41〜44により処理が並行して実施されるマルチデコンポーザ構成が用いられている。そのため、入力された印刷データの色変換処理と事前印刷フォームデータの色変換処理とを並列して実行することが可能である。4つのデコンポーザ41〜44は、それぞれ独立して動作可能な色変換実行処理手段として機能する。
デコンポーザ制御部36は、デコンポーザ41〜44を制御することにより入力イメージ保存部35に保存されている印刷データおよび事前印刷フォームデータの色変換処理を実行する。出力イメージ保存部38は、デコンポーザ41〜44により色変換された後の印刷データおよび事前印刷フォームデータを保存する。
図4に、デコンポーザ41〜44における並列処理の具体例を示す。図4に示された例では、デコンポーザ41により事前印刷フォームデータのRIP処理が行われ、残りの3つのデコンポーザ42〜44により印刷データのRIP処理が行われている。
ここで、ページ単位の出力処理は、事前印刷フォームデータのRIP処理が終わっていれば行っても問題はないが、終わっていない場合には、事前印刷フォームデータのRIP処理が終わるのを待って事前印刷フォームデータとともに実施するようにする。つまり、図4において時刻t1までは事前印刷フォームデータのRIP処理が終了していないため、時刻t1が経過するまでデコンポーザ42〜44によりRIP処理が行われた印刷データの出力処理は行われない。
なお、事前印刷フォームデータのRIP処理を行っていたデコンポーザ41は、その処理が終了すると残りの印刷データのRIP処理を実行する。
キャッシュメモリ39は、デコンポーザ41〜42のいずれかにより色変換が行なわれた後の事前印刷フォームデータを一時的に格納するためのメモリである。事前印刷フォームデータは、ページ単位で必要となるため、RIP処理が行われた後にキャッシュメモリ39に保存され、必要となる度に利用できるようになっているのである。
なお、キャッシュメモリ39内に色変換後の事前印刷フォームデータを格納する際に、過去の事前印刷フォームデータに対して上書きすることにより過去のデータを消去するようにしてもよいし、一旦格納した事前印刷フォームデータが不要となった場合には不要となったデータを消去するようにしてもよい。ただし、一旦格納したデータが不要となった場合には消去するようにしたほうが、事前印刷フォームデータに消去されなかったデータがまぎれることを抑止することができる。
スクリーン処理部37は、出力イメージ保存部38に保存されているCMYK各色毎の多値画像データを2値化処理することによりCMYKバイナリ画像データに変換して画像出力部30に対して出力する。
合成部40は、スクリーン処理部37においてスクリーン処理が行われた後に、印刷データとキャッシュメモリ39内に格納されている事前印刷フォームデータを合成する。
画像出力部30では、合成部40により事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データに基づいて形成された画像を出力する。
次に、本実施形態の画像形成システムの動作を図面を参照して詳細に説明する。
図5は、デコンポーザ41〜44により行なわれる色変換処理の動作を示すフローチャートである。
先ず、デコンポーザ制御部36では、印刷データと事前印刷フォームデータとで、それぞれ異なるカラー特性が設定されているか否かを判定する(ステップS101)。ここで、印刷データと事前印刷フォームデータとで同じカラー特性が設定されている場合、デコンポーザ41〜44は、印刷データと事前印刷フォームデータに対して同じカラー特性に基づいて入出力色変換処理(ステップS102)、ユーザTRC処理(ステップS103)、K−TRC処理、キャリブレーション処理(ステップS104)を実施する。
尚、異なるカラー特性が設定されているか否かを判定する場合に、単に、事前印刷フォームデータの設定があるか否かを判定するように構成してもよい。そして、事前印刷フォームデータの設定がない場合には、事前印刷フォームデータを印刷データと同じカラー特性に基づいて入出力色変換処理、ユーザTRC処理、K−TRC処理、キャリブレーション処理を実施するように構成することができる。
その後デコンポーザ41〜44は、印刷データと事前印刷フォームデータに対してトナー総量規制処理(ステップS105)を実施する。さらに、スクリーン処理部37においても、印刷データと事前印刷フォームデータとで、それぞれ異なるカラー特性が設定されているか否かが判定され(ステップS106)、同一のカラー特性が設定されている場合には、印刷データと事前印刷フォームデータとで同じスクリーン処理が実行される(ステップS107)。
ステップS101において印刷データと事前印刷フォームデータとで異なるカラー特性が設定されていると判定された場合、デコンポーザ41〜44は、印刷データと事前印刷フォームデータとで、それぞれ独立して、入出力色変換処理(ステップS108)、ユーザTRC処理(ステップS109)、K−TRC処理、キャリブレーション処理(ステップS110)を実施する。
その後デコンポーザ41〜44は、印刷データと事前印刷フォームデータに対してトナー総量規制処理(ステップS105)を実施する。さらに、スクリーン処理部37においても、印刷データと事前印刷フォームデータとで、それぞれ異なるカラー特性が設定されているか否かが判定され(ステップS106)、印刷データと事前印刷フォームデータとで異なるカラー特性が設定されている場合には、印刷データと事前印刷フォームデータとで、それぞれ独立してスクリーン処理が実行される(ステップS111)。なお、スクリーン処理が実行された後の印刷データと事前印刷フォームデータとは、合成部40により合成される。
なお、上記で説明したステップS104やS110において、K(ブラック)画像データに対してはK−TRC処理を行い、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)画像データに対してはキャリブレーション処理を行っているのは下記の理由による。
つまり、K色については、経時変化等による階調特性を補正するためには、単色での階調特性のみを補正すればよいが、CMY色については、単色のみで階調特性を補正したとしても複数の色を混合した場合に得られる色の色再現性が乏しいため、3次元のキャリブレーションテーブル等を用いた補正が必要となるからである。
本実施形態の画像形成システムでは、事前印刷フォームデータを事前印刷フォームデータ格納部32に予め格納しておき、入力された印刷データと事前印刷フォームデータを印刷装置側で合成して印刷を行うような場合でも、事前印刷フォームデータと印刷データとについて、それぞれ独立して別々に画像特性を設定することが可能になる。
また、本実施形態の画像形成システムでは、マルチデコンポーザ処理を利用して、印刷データと事前印刷フォームデータのRIP処理を同時に行い、RIP処理後の事前印刷フォームデータをキャッシュメモリ39に保存して再利用するように構成されている。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態の画像形成システムについて説明する。
上記で説明した第1の実施形態の画像形成システムでは、デコンポーザ41〜44における色変換処理においてトナー総量規制処理を行うものとして説明していた。しかし、印刷データと事前印刷フォームデータとを合成して使用するような画像形成システムでは、印刷データと事前印刷フォームデータとでそれぞれ独立してトナー量(色材量)制限を行ったとしても、事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データにおいてはトナー量が規制値を超えてしまう可能性がある。そして、トナー量が規制値を超えてしまった場合、トナーを印刷用紙に定着しきれないという問題が発生してしまう。
本実施形態の画像形成システムは、図1に示した第1の実施形態の画像形成システムに対して、印刷制御部20を、図6に示す印刷制御部20aに置き換えた構成となっている。
そして、印刷制御部20aは、図3に示した印刷制御部20に対して、トナー量制限部51を追加した構成となっている。なお、図6において、図3中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
トナー量制限部51は、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が行われ、合成部40により事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データの所定範囲内のトナー量が、予め設定されたトナー量規制値X以下となるようにトナー量の制限を行う。具体的には、トナー量制限部51は、事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データのうちのCMYKの各色成分の信号レベルの所定範囲内の総和、例えばピクセル(画素)範囲内の総和をトナー量規制値X以下に制限することによりトナー量制限を行う。
なお、トナー量制限部51は、スクリーン処理部37により2値化された印刷データ(バイナリデータ)に対してトナー量制限を行うため、2値化された印刷データを一旦多値の印刷データに変換してからトナー量制限を行う。
なお、トナー量制限部51によるトナー量制限の方法は、どのような方法を用いてもよい。例えば、K色の信号レベルについては制限を行わずにCMY成分の信号レベルの制限のみを行うようにしてもよいし、K色の信号レベルが変化するようなトナー量制限方法を用いるようにしても良い。また、下色除去(UCR:Under Color Removal)や、グレイ置換(GCR:Gray-Component Replacement)を用いた方法によりトナー量制限を行うようにしてもよい。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20aのトナー量制限処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。
先ず、デコンポーザ41〜44により入出力色変換等の各種色変換処理が行われ(ステップS201)、各種色変換処理がされた後の事前印刷フォームデータと印刷データは、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が行われ2値化された後に、合成部40により合成される(ステップS202)。
そして、トナー量制限部51は、事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データにおいて、トナー量が規制値Xを超える領域があるかどうかの判定を行う(ステップS203)。そして、トナー量が規制値Xを超える領域が存在する場合、トナー量制御部51は、その領域におけるトナー量を制限して規制値X以下となるような処理を行う(ステップS204)。
本実施形態の画像形成システムによれば、事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データに対してトナー量制限処理を行うようにしているので、印刷データと事前印刷フォームデータとが重なった場合でも、トナー量が規制値を超えないようにすることが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態の画像形成システムについて説明する。
上記で説明した第2の実施形態の画像形成システムでは、トナー量制限部51は、スクリーン処理部37により2値化された印刷データ(バイナリデータ)に対してトナー量制限を行っているため、2値化された印刷データを一旦多値の印刷データに変換してからトナー量制限を行う必要があり、処理が複雑化してしまう。そこで、本実施形態の画像形成システムでは、2値化されていない印刷データと事前印刷フォームデータに対してトナー量制限を行うようにする。
本実施形態の画像形成システムは、図1に示した第1の実施形態の画像形成システムに対して、印刷制御部20を、図8に示す印刷制御部20bに置き換えた構成となっている。
そして、印刷制御部20bは、図3に示した印刷制御部20に対して、トナー量制限部52を追加した構成となっている。なお、図8において、図3中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
トナー量制限部52は、合成部40により事前印刷フォームデータが印刷データに合成された場合に、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域を判定(予測)する。そして、トナー量制限部52は、デコンポーザ41〜44により各種色変換処理が行なわれた後の事前印刷フォームデータと印刷データに対して、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なると判定された領域における所定範囲内のトナー量が予め設定された制限値X以下となるようにトナー量をそれぞれ制限する。
トナー量制限部52が、事前印刷フォームデータが印刷データに合成された場合に、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域があるか否かを判定する方法としては、事前印刷フォームデータや印刷データの座標情報を用いて重なりの有無を判定するような方法を用いることができる。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20bのトナー量制限処理を、図9のフローチャートを参照して説明する。
先ず、デコンポーザ41〜44により入出力色変換等の各種色変換処理が行われる(ステップS301)。すると、トナー量制限部52は、資源データである事前印刷フォームデータと印刷データとが合成された場合に、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域があるか否かを判定する(ステップS302)。事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域が存在する場合、トナー量制限部52は、その重なる領域において、トナー量が制限値Xを越えるか否かを判定する(ステップS303)。
そして、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域においてトナー量が制限値Xを越える場合、トナー量制限部52は、その領域のトナー量が制限値X以下となるように、事前印刷フォームデータのトナー量と印刷データのトナー量とをそれぞれ制限する処理を行う(ステップS304)。
そして、トナー量制限部52によりトナー量制限が行われた後の事前印刷フォームデータと印刷データとは、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が行われ2値化された後に、合成部40により合成される(ステップS305)。
ステップS302において事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域が無いと判定された場合、および、ステップS303において事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域においてトナー量が制限値Xを越えないと判定された場合には、トナー量制限処理は行われずに、スクリーン処理が行われる(ステップS305)。
本実施形態の画像形成システムによれば、事前印刷フォームデータや印刷データがスクリーン処理部37により2値化される前の多値化されている段階においてトナー量制限処理を行うことが可能となる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態の画像形成システムについて説明する。
上記で説明した第2の実施形態の画像形成システムでは、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が行われ事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データに対してトナー量制限を行い、第3の実施形態の画像形成システムでは、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が起こされる前の事前印刷フォームデータと印刷データとに対してそれぞれトナー量制限が行われていた。本実施形態の画像形成システムは、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が行われる前後の両方においてトナー量制限を行うようにしたものである。
本実施形態の画像形成システムは、図1に示した第1の実施形態の画像形成システムに対して、印刷制御部20を、図10に示す印刷制御部20cに置き換えた構成となっている。
そして、印刷制御部20cは、図6に示した印刷制御部20aに対して、トナー量制限部52を追加した構成となっている。なお、図10において、図3、図6、図8中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20cのトナー量制限処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。
先ず、デコンポーザ41〜44により入出力色変換等の各種色変換処理が行われる(ステップS401)。すると、トナー量制限部52は、資源データである事前印刷フォームデータと印刷データとが合成された場合に、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域があるか否かを判定する(ステップS402)。事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域が存在する場合、トナー量制限部52は、その重なる領域において、トナー量が制限値Xを越えるか否かを判定する(ステップS403)。
そして、事前印刷フォームデータと印刷データとが重なる領域においてトナー量が制限値Xを越える場合、トナー量制限部52は、その領域のトナー量が制限値X以下となるように、事前印刷フォームデータのトナー量と印刷データのトナー量とをそれぞれ制限する処理を行う(ステップS404)。
そして、トナー量制限部52によりトナー量制限が行われた後の事前印刷フォームデータと印刷データとは、スクリーン処理部37によりスクリーン処理が行われ2値化された後に、合成部40により合成される(ステップS405)。
次に、トナー量制限部51は、事前印刷フォームデータが合成された後の印刷データにおいて、トナー量が規制値Xを超える領域があるかどうかの判定を行う(ステップS406)。そして、トナー量が規制値Xを超える領域が存在する場合、トナー量制御部51は、その領域におけるトナー量を制限して規制値X以下となるような処理を行う(ステップS407)。
なお、図11に示すフローチャートにおいて、ステップS401〜S405の処理は、図9のフローチャートにおけるステップS301〜S305の処理に対応し、ステップS406、S407の処理は、図7のフローチャートにおけるステップS203、S204sの処理に対応している。
本実施形態の画像形成システムによれば、スクリーン処理により2値化され、事前印刷フォームデータが印刷データに合成される前後の2段階においてトナー量制限を行うようにしているので、どちらか一方のみでトナー量制限を行う場合と比較して、より確実にトナー量を規制値X以下とすることができる。
[変形例]
上記実施形態では、カラー特性を印刷データと事前印刷フォームデータとでそれぞれ独立して設定する場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクリーン線数等の出力解像度の特性等を含む画像特性を印刷データと事前印刷フォームデータとでそれぞれ独立して設定する場合でも同様に本発明を適用することができるものである。
また、上記実施形態では、連続用紙に対して印刷するために予め設定される資源データの一例として、事前印刷フォームデータを用いて説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、カット紙等の種々の形態の用紙に用いることもできる。
さらに、上記実施形態では、全ての画像特性を印刷データと資源データとで独立して設定することができる必要はない。異なる表色系間で入出力色変換を行う際に使用する4DLUT等の色変換テーブルの特性、ユーザTRC、キャリブレーション等の階調補正特性、スクリーン線数等の出力解像度の特性等の画像特性のうち少なくともいずれか1つ、またはこれらを組み合わせたものを印刷データと資源データとで独立して設定することができるようにした場合でも本発明は適用可能である。
本発明の第1の実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20の機能構成を示すブロック図である。 デコンポーザ41〜44における並列処理の具体例を示す図である。 デコンポーザ41〜44により行なわれる色変換処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20aの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20aのトナー量規制処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20bの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20bのトナー量規制処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20cの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の画像形成システムにおける印刷制御部20cのトナー量規制処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 端末装置
15 印刷装置
20、20a、20b、20c 印刷制御部
21 CPU
22 メモリ
23 記憶装置
24 ユーザインタフェース(UI)装置
25 通信インタフェース(IF)
26 制御バス
30 画像出力部
31 印刷データ入力部
32 事前印刷フォームデータ格納部
33 事前印刷フォームデータ入力部
34 カラー特性設定部
35 入力イメージ保存部
36 デコンポーザ制御部
37 スクリーン処理部
38 出力イメージ保存部
39 キャッシュメモリ
40 合成部
41〜44 デコンポーザ
51、52 トナー量制限部
S101〜S111 ステップ
S201〜S204 ステップ
S301〜S305 ステップ
S401〜S407 ステップ

Claims (9)

  1. 入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
    前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
    入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
    独立して動作可能な複数の色変換実行処理手段により構成され、前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づく前記資源情報に対する色変換処理と、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づく前記印刷情報の色変換処理とを並列して実行する色変換手段と、
    を有する画像形成システム。
  2. 前記色変換手段は、前記第1の設定手段により前記資源情報に対する画像特性の設定が行われていない場合には、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて、前記資源情報に対して色変換を行う請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
    をさらに有する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
    前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
    入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
    前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記資源情報に対して色変換を実行し、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記印刷情報を色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
    前記合成手段により資源情報が合成された後の印刷情報の所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量を制限する制限手段と、
    を有する画像形成システム。
  5. 入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
    前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
    入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
    前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記資源情報に対して色変換を実行し、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記印刷情報を色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
    前記合成手段により資源情報が印刷情報に合成された場合に、資源情報と印刷情報とが重なる領域を判定する判定する判定手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報と印刷情報に対して、前記判定手段により資源情報と印刷情報とが重なると判定された領域における所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量をそれぞれ制限する制限手段と、
    を有する画像形成システム。
  6. 入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納された資源情報格納手段と、
    前記資源情報格納手段に格納されている資源情報の画像特性を設定するための第1の設定手段と、
    入力された印刷情報の画像特性を設定するための第2の設定手段と、
    前記第1の設定手段により設定された画像特性と前記第2の設定手段により設定された画像特性とが異なる場合、前記第1の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記資源情報に対して色変換を実行し、前記第2の設定手段により設定された画像特性に基づいて前記印刷情報を色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報を一時的に格納するための一時格納手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の印刷情報に対して前記一時格納手段に格納されている色変換後の資源情報を合成する合成手段と、
    前記合成手段により資源情報が印刷情報に合成された場合に、資源情報と印刷情報とが重なる領域を判定する判定する判定手段と、
    前記色変換手段により色変換が行なわれた後の資源情報と印刷情報に対して、前記判定手段により資源情報と印刷情報とが重なると判定された領域における所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量をそれぞれ制限する第1の制限手段と、
    前記合成手段により資源情報が合成された後の印刷情報の所定範囲内の色材量が予め設定された値以下となるように色材量を制限する第2の制限手段と、
    を有する画像形成システム。
  7. 前記合成手段により資源情報が合成された後の印刷情報に基づいて形成された画像を出力する画像出力部をさらに有する請求項3乃至6いずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記第1および第2の設定手段により設定される画像特性が、異なる表色系間で入出力色変換を行う際に使用する色変換特性、階調補正特性のどちらか1つまたはこれらの組み合わせである請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 用紙に対して入力された印刷情報と合成して印刷するために資源情報が予め格納する資源情報格納ステップと、
    前記資源情報格納ステップに格納される資源情報の画像特性を設定する第1の設定ステップと、
    入力された印刷情報の画像特性を設定する第2の設定ステップと、
    独立して動作可能な複数の色変換実行処理手段によって、前記第1の設定ステップにより設定された画像特性に基づく前記資源情報に対する色変換処理と、前記第2の設定ステップにより設定された画像特性に基づく前記印刷情報の色変換処理とを並列して実行する色変換ステップと、
    をコンピュータ上で実行させるための画像形成プログラム。
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