JPH07141499A - 色変換装置 - Google Patents

色変換装置

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JPH07141499A
JPH07141499A JP5311245A JP31124593A JPH07141499A JP H07141499 A JPH07141499 A JP H07141499A JP 5311245 A JP5311245 A JP 5311245A JP 31124593 A JP31124593 A JP 31124593A JP H07141499 A JPH07141499 A JP H07141499A
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data
buffer
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JP5311245A
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Tetsuo Nakazawa
哲夫 中澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力バッファ1は、画像データを格納するメ
モリのアクセス単位と同様のワード単位でアクセスする
よう構成され、格納される各データは画素の色成分デー
タとなっている。係数バッファ3は、画像データの色変
換に用いる係数を保持している。セレクトバッファ51
〜54は、入力バッファ1から取出した各データを保持
すると共に、保持したデータの中からいずれかのデータ
を選択して出力する。セレクタ61〜64は、セレクト
バッファ51〜54の出力と、入力バッファ1からの各
データとを選択する。演算器41〜44は、セレクタ6
1〜64の出力と係数バッファ3からの係数データを入
力し、これらの乗算とその累積を行って、演算結果を出
力バッファ2に出力する。 【効果】 パックデータからプレーンデータへのデータ
構造の変換も色変換と同時に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理での色変換を
行う色変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機内部での色データは、一般にRG
B(Red,Green,Blue)で扱われることが
多く、画像データの圧縮を行う場合には、RGBの色空
間からYUVの色空間に変換することが一般的である。
尚、ここでYは輝度、U、Vは色差である。そして、こ
の色変換は、下記の式で表される。 Y=Ry・R+Gy・G+By・B U=Ru・R+Gu・G+Bu・B V=Rv・R+Gv・G+Bv・B ここで、Ry、Gy、By、Ru、Gu、Bu、Rv、
Gv、Bvは、各色成分に対応した変換係数である。
【0003】このような色変換装置には、例えば、特開
平3−154980号公報や特開平4−21191号公
報等に示されたものがあった。これらの従来技術では、
上記の色変換をテーブルルックアップにより処理してい
るが、画像の入出力データの構造については、触れられ
ていない。一般に、計算機内部では、画像データに対
し、1つの画素の各色成分を1ワードに含めて扱うデー
タ構造(ここでは、これをパックデータと呼ぶことにす
る)や、各色成分毎に画像プレーンを構成するデータ構
造(ここでは、これをプレーンデータと呼ぶことにす
る)がある。
【0004】画像の圧縮を行う場合は、一般にYUVの
色空間のプレーンデータに対して圧縮の処理を行う。そ
のため、パックデータに対しては、YUVの色空間への
色変換とデータ構造の変換が必要となる。このような画
像の入出力データの構造に対応するためには、上記の公
報に示された色変換装置では、装置の入出力部に別途こ
れらのデータ構造を変換するための構成が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、画像デ
ータは、パックデータとして扱う場合とプレーンデータ
として扱う場合がある。そして、画像の圧縮を行う場合
は、一般にYUVの色空間のプレーンデータに対して圧
縮の処理を行うため、パックデータは、色変換と共にプ
レーンデータへのデータ構造の変換が必要となる。その
ため、色変換装置では、RGBのプレーンデータからY
UVのプレーンデータを得るための色変換と、RGBの
パックデータからYUVのプレーンデータを得るための
色変換を行う構成が必要となる。
【0006】一般に、1ワード32ビットの装置で、R
GBの各色成分を8ビットで表した画像データの場合、
メモリ上でプレーンデータおよびパックデータは次のよ
うに示される。図5は、その説明図であり、図5(a)
はプレーンデータ、図5(b)はパックデータである。
この場合、処理の高速化のためには、メモリアクセス単
位(例えば、1ワード単位)での並列処理が効果的であ
る。
【0007】例えば、1ワード32ビットで、RGBの
各色成分が8ビットである場合を考える。図5(a)に
示すように、画像データがプレーンデータの構成では、
1ワードには1つの色成分の4つの画素が、ワードの各
バイトに入る。そこで、ワードのバイト位置に対応した
演算器を用意することで、並列処理が可能になる。とこ
ろが、図5(b)に示すように、画像データがパックデ
ータの構成では、1ワードには、1つの画素の3つの色
成分がワードの3つのバイトに入る。このため、上記の
バイト位置に対応した演算器だけでは並列処理ができな
いという問題点があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、パックデータからプレーンデータ
へのデータ構造の変換と色変換とを同時に行うことがで
き、かつ、色変換装置の低コスト化を図ることのできる
色変換装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の色変換装置は、
画像データの処理単位であるワードでアクセスが可能で
あって、かつワードを構成する各データが画素の色成分
データとなった入力バッファと、画像データの色変換に
用いる係数を保持する係数バッファと、前記入力バッフ
ァの各データを入力し、これら入力した各データを保持
すると共に、保持したデータの中からいずれかのデータ
を選択して出力するセレクトバッファと、前記セレクト
バッファの出力と、前記入力バッファの各データとを選
択するセレクタと、前記各セレクタの出力と、前記係数
バッファからの係数データとを入力し、前記セレクタか
ら出力される色成分データと、前記係数データとの乗算
および加算演算を行う演算器とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】本発明の色変換装置においては、入力バッファ
は、例えば1ワードに画素の色成分データを4個格納す
る。また、係数バッファは画像データの色変換に用いる
係数を保持する。セレクトバッファは、各々入力バッフ
ァに格納されている4個のデータを入力し、その中から
一つのデータを選択して出力する。また、セレクタは、
例えばRGBのプレーンデータからYUVのプレーンデ
ータを得る場合は入力バッファ側を選択し、RGBのパ
ックデータからYUVのプレーンデータを得る場合はセ
レクトバッファ側を選択する。演算器は、各々セレクタ
の出力と、係数バッファからの係数データとを入力し、
これらの値の乗算を行うと共に、乗算結果の累積演算を
行い、その演算結果を出力バッファに送出する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は、本発明の実施例を示すブロック図で
あるが、この構成を説明するのに先立ち、本発明の原理
を説明する。図3、図4は、その原理構成図である。こ
こでは、1ワード32ビットで、かつRGBの各色成分
が8ビットで、メモリ上にプレーンデータは、図5
(a)のように、パックデータは図5(b)のようにあ
るものとする。
【0012】図3は、RGBのプレーンデータを入力と
して色変換を行い、YUVのプレーンデータを得る場合
の構成である。図の構成は、入力バッファ1、出力バッ
ファ2、係数バッファ3、演算器41、42、43、4
4からなる。
【0013】入力バッファ1は、画像データを格納する
図示省略したメモリから読み込んだRGBデータを格納
するバッファであり、図5(a)に示したメモリ上のデ
ータと同様にデータを読み込むよう構成されている。出
力バッファ2は変換結果のYUVデータを格納するバッ
ファであり、入力バッファ1と同様のワード構成となっ
ている。また、係数バッファ3は、色変換処理における
各変換係数を格納するバッファである。演算器41〜4
4は、色変換での積和演算を行う演算器であり、乗算器
と累積器とから構成されている。
【0014】また、図中、S1、S2、S3、S4は、
入力バッファ1から読み出した各画素のデータに対応し
たソースデータラインで、各演算器41〜44に入力さ
れている。更に、D1、D2、D3、D4は、各演算器
41〜44での演算結果を出力するデスティネーション
データラインで、出力バッファ2の各画素のデータに対
応している。そして、Cは係数を各演算器41〜44に
入力する係数データラインである。
【0015】次に、動作について説明する。メモリアク
セスにより入力バッファ1に読み込んだ1ワードのデー
タは、上述したように、入力バッファ1の読み出しのデ
ータと同じで、例えば、入力バッファ1の1ワード {R(i),R(i+1),R(i+2),R(i+
3)} は、メモリ上の1ワードのデータとなっているとする。
【0016】先ず、入力バッファ1から{R(i),R
(i+1),R(i+2),R(i+3)}を読み出
し、画素位置に対応する演算器41〜44に入力すると
同時に、係数バッファ3から係数{Ry}を読み出し、
各演算器41〜44に入力し、各々画素データと係数と
の乗算を行い、その結果を累積器に保持する。
【0017】次に、入力バッファ1から{G(i),G
(i+1),G(i+2),G(i+3)}を読み出
し、画素位置に対応する演算器41〜44に入力すると
同時に、係数バッファ3から係数{Gy}を読み出し、
各演算器41〜44に入力し、各々画素データと係数と
の乗算を行い、その結果と累積器に保持されている値と
を加算し、この加算値を累積器に保持する。
【0018】次に、入力バッファ1から{B(i),B
(i+1),B(i+2),B(i+3)}を読み出
し、画素位置に対応する演算器41〜44に入力すると
同時に、係数バッファ3から係数{By}を読み出し、
各演算器41〜44に入力し、各々画素データと係数と
の乗算を行い、その結果と累積器に保持されている値と
を加算し出力する。そして、各演算器41〜44からの
出力を出力バッファ2に書き込む。
【0019】これにより、{Y(i),Y(i+1),
Y(i+2),Y(i+3)}の結果を得る。また、
U,Vについては、入力バッファ1から同様にデータを
読み出し、係数バッファ3からUとVについての係数を
読み出し、同様の演算を行うことで、 {U(i),U(i+1),U(i+2),U(i+
3)} {V(i),V(i+1),V(i+2),V(i+
3)} の結果が得られる。
【0020】次に、図4のパックデータの場合を説明す
る。図4は、RGBのパックデータを入力とし、色変換
を行い、YUVのプレーンデータを得る場合の構成であ
る。図の構成は、入力バッファ1、出力バッファ2、係
数バッファ3、演算器41〜44、セレクトバッファ5
1、52、53、54からなる。セレクトバッファ51
〜54は、入力バッファ1から読み出した1ワードのデ
ータを保持し、その中の一つの画素のデータを取出し、
各演算器41〜44に出力するバッファである。
【0021】また、S1〜S4は、入力バッファ1から
読み出した各画素データに対応したソースデータライン
で、各ソースデータラインが全て4個のセレクトバッフ
ァに入力されている。更に、D1〜D4およびCは、図
3の場合と同様に、デスティネーションデータラインお
よび係数データラインである。また、その他の入力バッ
ファ1、出力バッファ2、係数バッファ3、演算器41
〜44も、図3の構成と同様である。
【0022】次に、動作について説明する。メモリアク
セスにより入力バッファ1に読み込んだ1ワードのデー
タは、入力バッファ1の読み出しのデータと同じで、例
えば、入力バッファ1の1ワード{B(i),G
(i),R(i)}は、メモリ上の1ワードのデータに
なっているとする。
【0023】先ず、入力バッファ1から{B(i),G
(i),R(i)}を読み出し、セレクトバッファ51
に入力し、次に、入力バッファ1から{B(i+1),
G(i+1),R(i+1)}を読み出し、セレクトバ
ッファ52に入力し、次に、入力バッファ1から{B
(i+2),G(i+2),R(i+2)}を読み出
し、セレクトバッファ53に入力し、次に、入力バッフ
ァ1から{B(i+3),G(i+3),R(i+
3)}を読み出し、セレクトバッファ54に入力する。
【0024】そして、セレクトバッファ51のデータか
ら{R(i)}を取り出し、演算器41に入力すると同
時に、セレクトバッファ52のデータから{R(i+
1)}を取り出し、演算器42に入力すると同時に、セ
レクトバッファ53のデータから{R(i+2)}を取
り出し、演算器43に入力すると同時に、セレクトバッ
ファ54のデータから{R(i+3)}を取り出し、演
算器44に入力すると同時に、係数バッファ3から係数
{Ry}を読み出し、各演算器に入力し、乗算を行い、
その結果を累積器に保持する。
【0025】次に、セレクトバッファ51のデータから
{G(i)}を取り出し、演算器41に入力すると同時
に、セレクトバッファ52のデータから{G(i+
1)}を取り出し、演算器42に入力すると同時に、セ
レクトバッファ53のデータから{G(i+2)}を取
り出し、演算器43に入力すると同時に、セレクトバッ
ファ54のデータから{G(i+3)}を取り出し、演
算器44に入力すると同時に、係数バッファ3から係数
{Gy}を読み出し、各演算器に入力し、乗算を行い、
その結果と累積器に保持されている値とを加算し、累積
器に保持する。
【0026】次に、セレクトバッファ51のデータから
{B(i)}を取り出し、演算器41に入力すると同時
に、セレクトバッファ52のデータから{B(i+
1)}を取り出し、演算器42に入力すると同時に、セ
レクトバッファ53のデータから{B(i+2)}を取
り出し、演算器43に入力すると同時に、セレクトバッ
ファ54のデータから{B(i+3)}を取り出し、演
算器44に入力すると同時に、係数バッファ3から係数
{By}を読み出し、各演算器に入力し、乗算を行い、
その結果と累積器に保持されている値とを加算し出力す
る。
【0027】そして、各演算器からの出力を出力バッフ
ァ2に書き込む。これにより、{Y(i),Y(i+
1),Y(i+2),Y(i+3)}の結果を得る。
【0028】U,Vについては、セレクトバッファから
同様にデータを読み出し、係数バッファ3からUとVに
ついての係数を読み出し、同様の演算を行うことで、 {U(i),U(i+1),U(i+2),U(i+
3)} {V(i),V(i+1),V(i+2),V(i+
3)} の結果が得られる。
【0029】このように、RGBのプレーンデータを入
力とし、色変換を行い、YUVのプレーンデータを得る
色変換と、RGBのパックデータを入力とし、色変換を
行い、YUVのプレーンデータを得る色変換を行うこと
ができる。
【0030】次に、図1に示した本発明の実施例を説明
する。図1の装置は、入力バッファ1、出力バッファ
2、係数バッファ3、演算器41〜44、セレクトバッ
ファ51〜54、セレクタ61〜64からなる。入力バ
ッファ1は、図3、図4の入力バッファ1と同様のバッ
ファであり、画像データの処理単位であるワードでアク
セスが可能であって、かつワードを構成する各データが
画素の色成分データとなっている。また、出力バッファ
2および係数バッファ3は、図3、図4の出力バッファ
2および係数バッファ3と同様である。更に、演算器4
1〜44も、図3、図4の演算器41〜44と同様に、
セレクタ61〜64の出力と、係数バッファ3からの出
力とを入力し、これらを乗算および累積演算するための
演算器である。
【0031】セレクトバッファ51〜54は、入力バッ
ファ1の各データに対応した個数設けられ、入力した各
データを保持すると共に、保持したデータの中からいず
れかのデータを選択して出力するものであり、その構成
は以下のようになっている。図2は、セレクトバッファ
51〜54の内部構成を示す図である。図のセレクトバ
ッファは、一例としてセレクトバッファ51を示してお
り、バッファ51a、51b、セレクタ51c、51
d、51eからなる。
【0032】二つのバッファ51a、51bは、それぞ
れ入力バッファ1の各色成分データに対応した四つのデ
ータを格納するバッファであり、入力バッファ1からの
ソースデータラインS1、S2、S3、S4が入力され
ている。セレクタ51c、51dは、それぞれバッファ
51a、51bに対応して設けられたセレクタであり、
各セレクタ51c、51dは、各バッファ51a、51
bの四つのデータのうち一つを選択してセレクタ51e
に出力する。また、セレクタ51eは、二つのセレクタ
51c、51dのいずれかの出力を選択するセレクタで
ある。セレクタ61〜64は、セレクトバッファ51〜
54からの各色成分データか、入力バッファ1からの各
色成分データかを選択し、色成分データとして演算器4
1〜44に出力するセレクタである。
【0033】次に、上記構成の色変換装置の動作につい
て説明する。先ず、RGBのプレーンデータを入力と
し、色変換を行い、YUVのプレーンデータを得る場合
についてその動作を説明する。図示しないメモリから読
み込んだRGBのデータは、図3で示したように入力バ
ッファ1にあり、メモリアクセスにより入力バッファ1
に読み込んだ1ワードのデータは、入力バッファ1の読
み出しのデータと同じで、例えば、入力バッファ1の1
ワード {R(i),R(i+1),R(i+2),R(i+
3)} は、メモリ上の1ワードのデータとなっているとする。
また、この場合、セレクタ61、62、63、64は、
ソースデータラインS1、S2、S3、S4を選択す
る。従って、この場合は図3の構成と同様となる。
【0034】先ず、入力バッファ1から{R(i),R
(i+1),R(i+2),R(i+3)}を読み出
し、ソースデータラインS1、S2、S3、S4および
セレクタ61、62、63、64を介して、画素位置に
対応する演算器41、42、43、44に入力すると同
時に、係数バッファ3から係数{Ry}を読み出し、各
演算器41〜44に入力し、乗算を行い、その結果を累
積器に保持する。
【0035】次に、入力バッファ1から{G(i),G
(i+1),G(i+2),G(i+3)}を読み出
し、ソースデータラインS1、S2、S3、S4および
セレクタ61、62、63、64を介して、画素位置に
対応する演算器41、42、43、44に入力すると同
時に、係数バッファ3から係数{Gy}を読み出し、各
演算器41〜44に入力し、乗算を行い、その結果と累
積器に保持されている値とを加算し、累積器に保持す
る。
【0036】次に、入力バッファ1から{B(i),B
(i+1),B(i+2),B(i+3)}を読み出
し、ソースデータラインS1、S2、S3、S4および
セレクタ61、62、63、64を介して、画素位置に
対応する演算器41、42、43、44に入力すると同
時に、係数バッファ3から係数{By}を読み出し、各
演算器41〜44に入力し、乗算を行い、その結果と累
積器に保持されている値とを加算し出力する。そして、
各演算器41〜44からの出力を出力バッファ2に書き
込む。
【0037】これにより、{Y(i),Y(i+1),
Y(i+2),Y(i+3)}の結果を得る。U,Vに
ついては、入力バッファ1から同様にデータを読み出
し、係数バッファ3からUとVについての係数を読み出
し、同様の演算を行うことで、 {U(i),U(i+1),U(i+2),U(i+
3)} {V(i),V(i+1),V(i+2),V(i+
3)} の結果が得られる。
【0038】次に、RGBのパックデータを入力とし、
色変換を行い、YUVのプレーンデータを得る場合につ
いてその動作を説明する。メモリから読み込んだRGB
のデータは、図4で示すように入力バッファ1にあり、
メモリアクセスにより入力バッファ1に読み込んだ1ワ
ードのデータは、入力バッファ1の読み出しのデータと
同じで、例えば、入力バッファ1の1ワード {B(i),G(i),R(i)} は、メモリ上の1ワードのデータとなっているとする。
また、この場合、セレクタ61、62、63、64は、
セレクトバッファ51〜54の出力を選択する。従っ
て、この場合は図4と同様の構成となる。
【0039】先ず、入力バッファ1から{B(i),G
(i),R(i)}を読み出し、セレクトバッファ51
のバッファ51aに入力し、次に、入力バッファ1から
{B(i+1),G(i+1),R(i+1)}を読み
出し、セレクトバッファ52のバッファ52aに入力
し、次に、入力バッファ1から{B(i+2),G(i
+2),R(i+2)}を読み出し、セレクトバッファ
53のバッファ53aに入力し、次に、入力バッファ1
から{B(i+3),G(i+3),R(i+3)}を
読み出し、セレクトバッファ54のバッファ54aに入
力する。
【0040】そして、セレクトバッファ51では、バッ
ファ51aのデータ{B(i),G(i),R(i)}
から、セレクタ51cおよび51eによって{R
(i)}を取り出し、これをセレクタ61を介して、演
算器41に{R(i)}を入力すると同時に、セレクト
バッファ52では、バッファ52aのデータ{B(i+
1),G(i+1),R(i+1)}からセレクタ52
cおよび52eによって{R(i+1)}を取り出し、
これをセレクタ62を介して、演算器42に{R(i+
1)}を入力すると同時に、セレクトバッファ53で
は、バッファ53aのデータ{B(i+2),G(i+
2),R(i+2)}からセレクタ53cおよび53e
によって{R(i+2)}を取り出し、これをセレクタ
63を介して、演算器43に{R(i+2)}を入力す
ると同時に、セレクトバッファ54では、バッファ54
aのデータ{B(i+3),G(i+3),R(i+
3)}からセレクタ54cおよび54eによって{R
(i+3)}を取り出し、これをセレクタ64でを介し
て、演算器44に{R(i+3)}を入力すると同時
に、係数バッファ3から係数{Ry}を読み出し、各演
算器41〜44に入力し、乗算を行い、その結果を累積
器に保持する。
【0041】次に、セレクトバッファ51では、バッフ
ァ51aのデータ{B(i),G(i),R(i)}か
ら、セレクタ51cおよび51eによって{G(i)}
を取り出し、これをセレクタ61を介して、演算器41
に{G(i)}を入力すると同時に、セレクトバッファ
52では、バッファ52aのデータ{B(i+1),G
(i+1),R(i+1)}からセレクタ52cおよび
52eによって{G(i+1)}を取り出し、これをセ
レクタ62を介して、演算器42に{G(i+1)}を
入力すると同時に、セレクトバッファ53では、バッフ
ァ53aのデータ{B(i+2),G(i+2),R
(i+2)}からセレクタ53cおよび53eによって
{G(i+2)}を取り出し、これをセレクタ63を介
して、演算器43に{G(i+2)}を入力すると同時
に、セレクトバッファ54では、バッファ54aのデー
タ{B(i+3),G(i+3),R(i+3)}から
セレクタ54cおよび54eによって{G(i+3)}
を取り出し、これをセレクタ64でを介して、演算器4
4に{G(i+3)}を入力すると同時に、係数バッフ
ァ3から係数{Gy}を読み出し、各演算器41〜44
に入力し、乗算を行い、その結果と累積器に保持されて
いる値とを加算し、この値を累積器に保持する。
【0042】次に、セレクトバッファ51では、バッフ
ァ51aのデータ{B(i),G(i),R(i)}か
ら、セレクタ51cおよび51eによって{B(i)}
を取り出し、これをセレクタ61を介して、演算器41
に{B(i)}を入力すると同時に、セレクトバッファ
52では、バッファ52aのデータ{B(i+1),G
(i+1),R(i+1)}からセレクタ52cおよび
52eによって{B(i+1)}を取り出し、これをセ
レクタ62を介して、演算器42に{B(i+1)}を
入力すると同時に、セレクトバッファ53では、バッフ
ァ53aのデータ{B(i+2),G(i+2),R
(i+2)}からセレクタ53cおよび53eによって
{B(i+2)}を取り出し、これをセレクタ63を介
して、演算器43に{B(i+2)}を入力すると同時
に、セレクトバッファ54では、バッファ54aのデー
タ{B(i+3),G(i+3),R(i+3)}から
セレクタ54cおよび54eによって{B(i+3)}
を取り出し、これをセレクタ64を介して、演算器44
に{B(i+3)}を入力すると同時に、係数バッファ
3から係数{Gy}を読み出し、各演算器41〜44に
入力し、乗算を行い、その結果と累積器に保持されてい
る値とを加算し出力する。
【0043】そして、各演算器41〜44からの出力を
出力バッファ2に書き込む。これにより、{Y(i),
Y(i+1),Y(i+2),Y(i+3)}の結果を
得る。U,Vについては、セレクトバッファ51〜54
から同様にデータを読み出し、係数バッファ3からUと
Vについての係数を読み出し、同様の演算を行うこと
で、 {U(i),U(i+1),U(i+2),U(i+
3)} {V(i),V(i+1),V(i+2),V(i+
3)} の結果が得られる。
【0044】また、上記実施例において、セレクトバッ
ファ51〜54では、入力バッファ1から一方のバッフ
ァ51a〜54aに読み込んだ色成分データの処理を実
行するのと並行して他方のバッファ51b〜54bに読
み込んでいる。そして、一方のバッファ51a〜54a
の処理が終了すると、セレクタ51e〜54eはセレク
タ51d〜54d側を選択し、次の選択出力を演算器4
1〜44に送出する。このように、いずれか一方のバッ
ファ51a〜54a(または51b〜54b)で選択処
理を行うのと並行して、他方のバッファ51b〜54b
(または51a〜54a)に次の1ワードの色成分デー
タを読み込んでいるため、選択処理が連続して行え、従
って、色変換処理の高速化を図ることができる。
【0045】尚、上記実施例において、入力バッファ1
からセレクトバッファ51〜54へのデータ入力処理、
セレクトバッファ51〜54における選択処理、演算器
41〜44での演算処理といった各処理をパイプライン
動作を行うよう構成してもよく、このような構成によっ
て更に色変換処理を高速に行うことができる。また、上
記実施例では、演算器41〜44は、乗算器によって入
力される各色成分データと色変換係数との乗算を行った
が、各色成分データと色変換係数との乗算結果を、予め
ROM等に格納しておいてもよく、これにより演算処理
の高速化を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の色変換装
置によれば、入力バッファに画像データを取込み、入力
バッファをメモリアクセスと同様にワード単位でアクセ
スし、このアクセスしたデータを、各データを保持する
と共に、保持したデータの中からいずれかのデータを選
択して出力するセレクトバッファを用いて選択し、この
選択したデータと係数とを乗算し、かつ累積を行うよう
に構成したので、プレーンデータとパックデータの画像
データの入力に対し、並列処理で色変換を行うことがで
きると共に、パックデータからプレーンデータへのデー
タ構造の変換も色変換と同時に行える。また、入力バッ
ファをワード単位でアクセスするため、この入力バッフ
ァを安価なメモリで構成することができ、従って色変換
装置を低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色変換装置の構成図である。
【図2】本発明の色変換装置におけるセレクトバッファ
の内部構成図である。
【図3】本発明の色変換装置における原理構成図(その
1)である。
【図4】本発明の色変換装置における原理構成図(その
2)である。
【図5】プレーンデータとパックデータのメモリ上の格
納状態の説明図である。
【符号の説明】
1 入力バッファ 2 出力バッファ 3 係数バッファ 41〜44 演算器 51〜54 セレクトバッファ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 H04N 1/60 1/46 9191−5L G06F 15/68 310 A 4226−5C H04N 1/40 D 4226−5C 1/46 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの処理単位であるワードでア
    クセスが可能であって、かつワードを構成する各データ
    が画素の色成分データとなった入力バッファと、 画像データの色変換に用いる係数を保持する係数バッフ
    ァと、 前記入力バッファの各データを入力し、これら入力した
    各データを保持すると共に、保持したデータの中からい
    ずれかのデータを選択して出力するセレクトバッファ
    と、 前記セレクトバッファの出力と、前記入力バッファの各
    データとを選択するセレクタと、 前記各セレクタの出力と、前記係数バッファからの係数
    データとを入力し、前記セレクタから出力される色成分
    データと、前記係数データとの乗算および加算演算を行
    う演算器とを備えたことを特徴とする色変換装置。
JP5311245A 1993-11-17 1993-11-17 色変換装置 Pending JPH07141499A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293863A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Xerox Corp データレベル並行性を使用する四面体補間計算のための方法
JP2008179120A (ja) * 2006-12-28 2008-08-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、及び、画像形成プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293863A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Xerox Corp データレベル並行性を使用する四面体補間計算のための方法
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