JPH07141325A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH07141325A
JPH07141325A JP5311244A JP31124493A JPH07141325A JP H07141325 A JPH07141325 A JP H07141325A JP 5311244 A JP5311244 A JP 5311244A JP 31124493 A JP31124493 A JP 31124493A JP H07141325 A JPH07141325 A JP H07141325A
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Application number
JP5311244A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nakazawa
哲夫 中澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レジスタファイル11〜14は、行列演算を
行うためのデータと係数とを保持している。第1のデー
タセレクタ30aは、レジスタファイル11〜14のデ
ータを選択して出力する。第2のデータセレクタ30b
は、レジスタファイル11〜14の係数を選択して出力
する。第1の入力セレクタ51a〜54aは、第1のデ
ータセレクタ30aの出力か、レジスタファイル11〜
14のデータかを選択して出力する。第2の入力セレク
タ51b〜54bは、第2のデータセレクタ30bの出
力か、レジスタファイル11〜14の係数かを選択して
出力する。演算器21〜24は、第1、第2の入力セレ
クタ51a〜54a、51b〜54bの出力を入力して
乗算およびその累積を行い、演算結果をレジスタファイ
ル11〜14に出力する。 【効果】 色変換の並列処置と転置行列を扱うことがで
きる行列乗算の並列処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として画像処理での
色変換や、画像データの圧縮/伸長に用いられる離散コ
サイン変換の行列演算を行う信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理において、計算機内部での色デ
ータは、一般にRGB(Red ,Green,Blue)で扱われ
ることが多く、また、画像データの圧縮を行う場合に
は、RGBの色空間からYUVの色空間に変換すること
が一般的である。尚、ここで、Yは輝度、U,Vは色差
である。そして、この色変換は、次のように表される。
図2は、色変換に関する式の説明図である。即ち、RG
BからYUVへの色変換は、図中の式(1)に示され
る。また、式(1)中、[Ry、Gy、By][Ru、
Gu、Bu][Rv、Gv、Bv]は、各色成分に対応
した変換係数である。
【0003】また、画像データの伸長を行う場合には、
YUVの色空間からRGBの色空間に変換することが一
般的であり、この色変換は図2中の式(2)に示されて
いる。また、式(2)中、[Yr、Ur、Vr][Y
g、Ug、Vg][Yb、Ub、Vb]は、各色成分に
対応した変換係数である。
【0004】このような色変換を行う構成について、従
来では、例えば特開平3−154980号公報や、特開
平4−21191号公報等に示されたものがあった。こ
れらの従来技術では、上記の色変換をテーブルルックア
ップにより処理しているが、画像の入出力データの構造
については示されていない。
【0005】一方、画像データの圧縮や伸長の手法とし
て、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Tran
sform )等の直交変換が知られている。これは、変換領
域で見た場合に、信号エネルギが特定の係数に集中する
ことを利用してこれらの係数を重点的に符号化伝送しよ
うとするものである。
【0006】図3は、離散コサイン変換に関する式の説
明図である。例えば、N×N画素の画像データf(i,
j)(i=1〜N,j=1〜N)に対する離散コサイン
変換は、図3中の式(3)で表される。また、逆離散コ
サイン変換は図3中の式(4)で表される。そして、2
次元の離散コサイン変換は、iについての1次元の離散
コサイン変換と、jについての1次元離散コサイン変換
に分割でき、これらは、図3中の式(5)、(6)で表
される。また、逆離散コサイン変換も同様に、図3中の
式(7)、(8)で表される。
【0007】このような離散コサイン変換を行う演算装
置については、従来では、例えば特開平4−531号公
報や特開平4−43461号公報等に示されるものがあ
った。これらの装置では、上記の演算をテーブルルック
アップにより処理しているが、この場合も画像の入出力
データの構造については示されていない。
【0008】一般に、計算機内部では、画像データに対
し、画素の各色成分を1ワードに含めて扱うデータ構造
{ここでは、これをパックデータ(pack dat
a)と呼ぶことにする}や、各色成分毎に画像プレーン
を構成するデータ構造{ここでは、これをプレーンデー
タ(plane data)と呼ぶことにする}があ
る。これらのデータ構造は、一般に、グラフィックス処
理では、パックデータで扱うことが多く、イメージデー
タ処理では、プレーンデータで扱うことが多い。
【0009】そして、このような画像の入出力データの
構造に対応するためには、上記従来の装置では、その装
置の入出力部に別途これらのデータ構造に対応した変換
装置が必要となる。また、2次元の離散コサイン変換で
は、一般に1次元の離散コサイン変換を画像の横方向と
縦方向に対して行うため、転置行列を作る必要があり、
このための機構が必要であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、画像デ
ータは、グラフィックス処理ではパックデータとして扱
い、イメージデータ処理ではプレーンデータとして扱う
ことが多い。例えば、1ワード32ビットの装置で、R
GBの各色成分を8ビットで表した画像データの場合、
パックデータとプレーンデータは以下のように扱う。図
4は、パックデータとプレーンデータのメモリ上のデー
タ構成を示し、(a)はパックデータ、(b)はプレー
ンデータを示している。
【0011】このように、画像データがプレーンデータ
としてメモリに保持されている場合、1ワードのデータ
アクセスにより、一つの色成分の四つの画素を扱うこと
になり、RGB(プレーンデータ)をYUV(プレーン
データ)に変換するためには、Rについての1ワード
{R(i)、R(i+1)、R(i+2)、R(i+
3)}、Gについての1ワード{G(i)、G(i+
1)、G(i+2)、G(i+3)}、Bについての1
ワード{B(i)、B(i+1)、B(i+2)、B
(i+3)}、をメモリから読出し、同じ画素位置に対
応した各色成分を取り出して変換の処理を行うことにな
る。
【0012】また、画像データがパックデータとしてメ
モリに保持されている場合、1ワードのデータをアクセ
スすることにより、一つの画素の三つの色成分が得ら
れ、RGB(パックデータ)をYUV(パックデータ)
に変換するためには、1ワード{R(i)、G(i)、
B(i)}をメモリから読み出して変換の処理を行うこ
とになる。色変換では、三つの色成分に対する行列演算
であるため、一般に、この三つの色成分に対応した入力
を持つ変換装置へ、この三つの色成分を取り出す機構が
必要となる。即ち、パックデータの場合は、ワード内の
各色成分の位置は固定なので、1ワードを読み出すこと
で各色成分を同時に得ることができる。
【0013】しかしながら、プレーンデータの場合、メ
モリから読み込んだRGBの各成分の三つのワードデー
タから同じ画素位置のRGBの三つのデータを取り出す
ことが必要となる。そのため、1次元のアクセスを行う
通常のメモリで構成したバッファで画像データを扱う場
合(ワード単位のアクセスを行うバッファ)は、3ワー
ドのアクセスが必要となる。そして、処理を高速化する
ためには、このバッファに対し同じ画素位置の三つの色
成分を同時にアクセスできるような2次元のアクセスの
構造が必要となり、ハードウェアコストが極めて高くな
るといった問題点があった。
【0014】また、画像データの圧縮や伸長に用いる2
次元の離散コサイン変換は、通常画像データの横方向と
縦方向に1次元の離散コサイン変換を行う。縦方向の1
次元の離散コサイン変換のためには、画像データ行列の
転置行列に対する行列演算を行い、演算結果行列の転置
行列を作ることになる。そして、プレーンデータの場
合、上述したように1ワードに含まれる画像データは、
横方向の画素データであるため、画像データ取込んだバ
ッファの2次元アクセスが必要となる。特に、変換する
行列のサイズ(N×N)が大きくなると、演算量が膨大
になるため、処理速度が低下するという問題点がある。
一方、行列のサイズに対応した演算回路を用いることに
より、処理速度の高速化を図ることができるが、回路規
模が大きくなり、コスト高となる問題点があった。
【0015】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、パックデータとプレーンデータの
両方の画像データの構造を入力とした色変換の並列処理
と、画像データの圧縮や伸長に用いる2次元の離散コサ
イン変換での転置行列に対する並列処置を行うことがで
きる信号処理装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理装置
は、行列演算を行うための複数のデータと係数と、これ
らの演算結果とを保持する複数のレジスタファイルと、
前記複数のレジスタファイルで保持している各データか
ら一つのデータを選択して出力する第1のデータセレク
タと、前記複数のレジスタファイルで保持している係数
から一つの係数を選択して出力する第2のデータセレク
タと、前記第1のデータセレクタから出力されるデータ
と、前記レジスタファイルからのデータとを選択して出
力する第1の入力セレクタと、前記第2のデータセレク
タから出力される係数と、前記レジスタファイルからの
係数とを選択して出力する第2の入力セレクタと、前記
第1の入力セレクタで選択されたデータと、前記第2の
入力セレクタで選択された係数とを入力し、これらのデ
ータと係数との乗算とその累積演算を行い、各出力を前
記レジスタファイルに出力する複数の演算部とを備えた
ことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の信号処理装置において、複数のレジス
タファイルは、行列演算を行うためのデータと係数とを
保持する。例えば、画像データにおける色変換の演算処
理や離散コサイン変換の行列演算処理を行う場合、第1
のデータセレクタは、各々のレジスタファイルの画素デ
ータから特定の画素データを選択して出力する。また、
第2のデータセレクタは、各々のレジスタファイルの変
換係数から特定の変換係数を選択して出力する。更に、
第1の入力セレクタは、ぞれぞれ第1のデータセレクタ
の出力か、各レジスタファイルの画素データかを選択し
て出力する。また、第2の入力セレクタは、第2のデー
タセレクタの出力か、レジスタファイルの変換係数かを
選択して出力する。複数の演算器は、第1、第2の入力
セレクタの出力を入力し、これら画素データと変換係数
との乗算およびその累積を行い、演算結果をレジスタフ
ァイルに出力する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の信号処理装置の構成を示すブ
ロック図であるが、この構成を説明するのに先立ち、本
発明の信号処理装置の原理構成を説明する。図5は、そ
の構成を示すブロック図である。図の装置は、バッファ
1、データ選択回路2、演算器3からなり、演算器3
は、四つの演算器3−1〜3−4から構成されている。
【0019】バッファ1は、ワード単位でアクセスする
1次元のメモリで構成され、毎サイクル2ワードの読出
と1ワードの書込が可能となっている。データ選択回路
2は、バッファ1から毎サイクル読み出された2ワード
のうちの1ワード内の各画素を、ワードの中の画素位置
に対応した演算器3に供給するものである。例えば、上
述した図4(b)の1ワード{R(i)、R(i+
1)、R(i+2)、R(i+3)}がバッファ1にあ
る場合、R(i)を演算器3−1へ、R(i+1)を演
算器3−2へ、R(i+2)を演算器3−3へ、R(i
+3)を演算器3−4へ供給する。
【0020】また、もう1ワードは、同様に各演算器3
−1〜3−4へ各画素データを供給できるが、この1ワ
ードの中の任意の1画素を四つの演算器3−1〜3−4
に供給できるよう構成されている。例えば、図4(b)
の1ワード{G(i)、G(i+1)、G(i+2)、
G(i+3)}がバッファ1にある場合、G(i+3)
を四つの演算器3−1〜3−4に供給することができ
る。
【0021】演算器3−1〜3−4は、それぞれ乗算器
3Aと加算器3Bとから構成されている。乗算器3Aの
入力(a)、(b)にはデータ選択回路2の出力が入力
され、また、加算器3bの入力は乗算器3Aの出力と、
その加算器3bの出力とが入力されて累積演算が行われ
るようになっている。また、(c)は演算器3−1〜3
−4の出力を示している。更に、図中の4−1〜4−4
は、それぞれ演算器3−1〜3−4からの演算結果デー
タを示している。
【0022】次に、このように構成された信号処理装置
の動作について説明する。先ず、色変換について説明す
る。色変換は、RGBの各色成分が8ビットで、1ワー
ド32ビットで構成されるメモリに画像データがあるも
のとする。メモリアクセスにより、この1ワード32ビ
ットを一度に読み書きできるものとする。ここでは、R
GBからYUVへの色変換で説明する。
【0023】図6は、バッファ1内の色成分データおよ
び変換係数の格納状態を示す図であり、(a)はプレー
ンデータ、(b)はパックデータの場合である。プレー
ンデータの場合、バッファ1上に各色成分RGBの画像
プレーンがあり、その中の同じ画素位置にある各色成分
の1ワードを読み出した画像データR{R(i),R
(i+1),R(i+2),R(i+3)}、G{G
(i),G(i+1),G(i+2),G(i+
3)}、B{B(i),B(i+1),B(i+2),
B(i+3)}と、変換係数Ry、Gy、By、Ru、
Gu、Bu、Rv、Gv、Bvがバッファ1に保持され
ている。色変換は、四つの演算器3−1〜3−4で同時
に行う。
【0024】先ず、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データR(i)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データR(i+1)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
R(i+2)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データR(i+3)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数Ryを演算器3−
1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を開始する。
【0025】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データG(i)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データG(i+1)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
G(i+2)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データG(i+3)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数Gyを演算器3−
1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を進める。
【0026】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データB(i)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データB(i+1)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
B(i+2)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データB(i+3)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数Byを演算器3−
1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を進める。
【0027】そして、演算器3−1〜3−4による三つ
の積の累積により、演算器3−1は、Y(i)を、演算
器3−2は、Y(i+1)を、演算器3−3は、Y(i
+2)を、演算器3−4は、Y(i+3)を出力し、こ
れをバッファ1に格納することで色変換の結果を得る。
また、U(i)、U(i+1)、U(i+2)、V(i
+3)、V(i)、V(i+1)、V(i+2)、V
(i+3)についても同様の累積加算により得られる。
【0028】次に、図6(b)に示すパックデータの場
合を説明する。パックデータの場合、バッファ1上に、
一つの画素の各色成分RGBを一つのワードに持ち、そ
のワードを読み出した画像データ{G(i)、B
(i)、R(i)}と、変換係数Ry、Gy、By、R
u、Gu、Bu、Rv、Gv、Bvがバッファ1に保持
されている。そして、色変換はハードウェアの制御を容
易に行うため、四つの演算器3−1〜3−4で同時に行
うが、実際には三つの演算器3−2〜3−4の結果を用
いる。
【0029】先ず、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データR(i)を演算器3−1〜3−4の
入力端子aに供給すると同時に、変換係数Ryを演算器
3−4の入力端子bに供給すると同時に、変換係数Ru
を演算器3−3の入力端子bに供給すると同時に、変換
係数Rvを演算器3−2の入力端子bに供給し、演算を
開始する。
【0030】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データG(i)を演算器3−1〜3−4の
入力端子aに供給すると同時に、変換係数Gyを演算器
3−4の入力端子bに供給すると同時に、変換係数Gu
を演算器3−3の入力端子bに供給すると同時に、変換
係数Gvを演算器3−2の入力端子bに供給し、演算を
進める。
【0031】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データB(i)を演算器3−1〜3−4の
入力端子aに供給すると同時に、変換係数Byを演算器
3−4の入力端子bに供給すると同時に、変換係数Bu
を演算器3−3の入力端子bに供給すると同時に、変換
係数Bvを演算器3−2の入力端子bに供給し、演算を
進める。
【0032】そして、三つの演算器3−2〜3−4によ
る三つの積の累積により、演算器3−4は、Y(i)
を、演算器3−3は、U(i)を、演算器3−2は、V
(i)を出力し、これをバッファ1に格納することで色
変換の結果を得る。
【0033】次に、2次元の離散コサイン変換の場合を
説明する。2次元の離散コサイン変換は、8×8画素の
大きさの画像データに対する演算で、ここで扱う画像デ
ータはプレーンデータであり、そのうちの一つの色成分
のプレーンデータに対して処理する場合で説明する。メ
モリ上に、一つの色成分のプレーンデータがあり、その
中の8×8画素の大きさの画像を読み出し、画像データ
行列D(i,j)と、変換係数行列C(i,j)がバッ
ファ1に保持されているとする。
【0034】図7は、この画像データ行列D(i,
j)、変換係数行列C(i,j)、変換係数行列C
(i,j)および演算結果行列R(i,j)を示す。こ
こで、ワード内のデータは、画像の横方向で、行列の行
方向のデータとなり、行列の行要素は、二つのワードに
格納される。この処理は、四つの演算器3−1〜3−4
により4並列で8×8の行列演算を行う。
【0035】先ず、画像データ行列D(i,j)と、変
換係数行列C(i,j)との画像の横方向(行列の行方
向)の1次元の離散コサイン変換を行う。この行列乗算
の演算結果行列をR(i,j)とする。
【0036】データ選択回路2により、バッファ1か
ら、画像データd(1,1)を演算器3−1〜3−4の
入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(1,1)
を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、変換
係数c(1,2)を演算器3−2の入力端子bに供給す
ると同時に、変換係数c(1,3)を演算器3−3の入
力端子bに供給すると同時に、変換係数c(1,4)を
演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を開始する。
【0037】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データd(1,2)を演算器3−1〜3−
4の入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(2,
1)を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、
変換係数c(2,2)を演算器3−2の入力端子bに供
給すると同時に、変換係数c(2,3)を演算器3−3
の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c(2,
4)を演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0038】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データd(1,3)を演算器3−1〜3−
4の入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(3,
1)を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、
変換係数c(3,2)を演算器3−2の入力端子bに供
給すると同時に、変換係数c(3,3)を演算器3−3
の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c(3,
4)を演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0039】以下、同様に演算を進め、データ選択回路
2により、バッファ1から、画像データd(1,7)を
演算器3−1〜3−4の入力端子aに供給すると同時
に、変換係数c(7,1)を演算器3−1の入力端子b
に供給すると同時に、変換係数c(7,2)を演算器3
−2の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c
(7,3)を演算器3−3の入力端子bに供給すると同
時に、変換係数c(7,4)を演算器3−4の入力端子
bに供給し、演算を進める。
【0040】更に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データd(1,8)を演算器3−1〜3−
4の入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(8,
1)を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、
変換係数c(8,2)を演算器3−2の入力端子bに供
給すると同時に、変換係数c(8,3)を演算器3−3
の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c(8,
4)を演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0041】そして、四つの演算器3−1〜3−4によ
る8個の積の累積により、演算器3−1は、r(1,
1)を、演算器3−2は、r(1,2)を、演算器3−
3は、r(1,3)を、演算器3−4は、r(1,4)
を出力し、これをバッファ1に格納することで、演算結
果行列の1行目のうちの四つの結果を得る。
【0042】次に、r(1,5)〜r(1,8)を得る
ため、上記演算と同様の演算を行う。即ち、データ選択
回路2により、バッファ1から、画像データd(1,
1)を演算器3−1〜3−4の入力端子aに供給すると
同時に、変換係数c(1,5)を演算器3−1の入力端
子bに供給すると同時に、変換係数c(1,6)を演算
器3−2の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c
(1,7)を演算器3−3の入力端子bに供給すると同
時に、変換係数c(1,8)を演算器3−4の入力端子
bに供給し、演算を開始する。
【0043】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データd(1,2)を演算器3−1〜3−
4の入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(2,
5)を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、
変換係数c(2,6)を演算器3−2の入力端子bに供
給すると同時に、変換係数c(2,7)を演算器3−3
の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c(2,
8)を演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0044】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データd(1,3)を演算器3−1〜3−
4の入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(3,
5)を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、
変換係数c(3,6)を演算器3−2の入力端子bに供
給すると同時に、変換係数c(3,7)を演算器3−3
の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c(3,
8)を演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0045】以下、同様に演算を進め、データ選択回路
2により、バッファ1から、画像データd(1,7)を
演算器3−1〜3−4の入力端子aに供給すると同時
に、変換係数c(7,5)を演算器3−1の入力端子b
に供給すると同時に、変換係数c(7,6)を演算器3
−2の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c
(7,7)を演算器3−3の入力端子bに供すると同時
に、変換係数c(7,8)を演算器3−4の入力端子b
に供給し、演算を進める。
【0046】次に、データ選択回路2により、バッファ
1から、画像データd(1,8)を演算器3−1〜3−
4の入力端子aに供給すると同時に、変換係数c(8,
5)を演算器3−1の入力端子bに供給すると同時に、
変換係数c(8,6)を演算器3−2の入力端子bに供
給すると同時に、変換係数c(8,7)を演算器3−3
の入力端子bに供給すると同時に、変換係数c(8,
8)を演算器3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0047】そして、四つの演算器3−1〜3−4によ
る8個の積の累積により、演算器3−1は、r(1,
5)を、演算器3−2は、r(1,6)を、演算器3−
3は、r(1,7)を、演算器3−4は、r(1,8)
を出力し、これをバッファ1に格納することで、演算結
果行列の1行目の演算が完了する。
【0048】上記のように、画像データ行列D(i,
j)と変換係数行列C(i,j)の行列演算を進めるこ
とで演算を完了し、演算結果行列R(i,j)を得る。
【0049】次に、列方向の離散コサイン変換を説明す
る。列方向の1次元の離散コサイン変換では、上記の行
方向の1次元の離散コサイン変換の演算結果行列の転置
行列と変換係数行列の行列乗算を行うことになる。そこ
で、上記の演算結果行列R(i,j)をD(i,j)と
して、このD(i,j)とC(i,j)の両方を列方向
に読み出し、これらの積和演算を行うことで、上記演算
結果行列の転置行列と変換行列C(i,j)との行列演
算を行うことになる。
【0050】図8は、上記の演算結果行列R(i,j)
をD(i,j)とし、変換係数行列C(i,j)および
演算結果行列R(i,j)を示す。この結果は、転置さ
れたままの行列であるので、これを転置することで2次
元の離散コサイン変換の演算結果行列を得ることにな
る。
【0051】データ選択回路2により、バッファ1か
ら、画像データd(1,1)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データd(1,2)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
d(1,3)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データd(1,4)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数c(1,1)を演
算器3−1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を開始
する。
【0052】データ選択回路2により、バッファ1か
ら、画像データd(2,1)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データd(2,2)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
d(2,3)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データd(2,4)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数c(2,1)を演
算器3−1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0053】データ選択回路2により、バッファ1か
ら、画像データd(3,1)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データd(3,2)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
d(3,3)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データd(3,4)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数c(3,1)を演
算器3−1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0054】以下、同様に演算を進め、データ選択回路
2により、バッファ1から、画像データd(7,1)を
演算器3−1の入力端子aに供給すると同時に、画像デ
ータd(7,2)を演算器3−2の入力端子aに供給す
ると同時に、画像データd(7,3)を演算器3−3の
入力端子aに供給すると同時に、画像データd(7,
4)を演算器3−4の入力端子aに供給すると同時に、
変換係数c(7,1)を演算器3−1〜3−4の入力端
子bに供給し、演算を進める。
【0055】データ選択回路2により、バッファ1か
ら、画像データd(8,1)を演算器3−1の入力端子
aに供給すると同時に、画像データd(8,2)を演算
器3−2の入力端子aに供給すると同時に、画像データ
d(8,3)を演算器3−3の入力端子aに供給すると
同時に、画像データd(8,4)を演算器3−4の入力
端子aに供給すると同時に、変換係数c(8,1)を演
算器3−1〜3−4の入力端子bに供給し、演算を進め
る。
【0056】これら四つの演算器3−1〜3−4による
8個の積の累積により、演算器3−1は、r(5,1)
を、演算器3−2は、r(6,1)を、演算器3−3
は、r(7,1)を、演算器3−4は、r(8,1)を
出力し、これをバッファ1に格納することで、演算結果
行列の1列目の演算が完了する。
【0057】この1列の演算結果は、バッファ1の二つ
のワードに格納される。バッファ1のワードデータは画
像の行方向を表すため、この1列の演算結果は行方向と
して扱われることになり、転置されたことになる。よっ
て、上記の演算により、行列演算とその結果行列の転置
が一緒に行われ、上記のようにD(i,j)とC(i,
j)の行列乗算を進めることで演算を完了し、演算結果
行列R(i,j)を得る。
【0058】このように、行列演算を、2次元アクセス
できる構造のメモリを用いて複数のワードに跨る画素デ
ータを同時にアクセスするといったことが必要なく、安
価な1次元アクセスのメモリで構成されたバッファ1
で、ワード単位のアクセスにより演算することができ
る。
【0059】次に、図1に示す本発明の実施例を説明す
る。図1の装置は、レジスタファイル11〜14、演算
器21〜24、第1のデータセレクタ30a、第2のデ
ータセレクタ30b、レジスタアドレスジェネレータ4
0、第1の入力セレクタ51a〜54a、第2のデータ
セレクタ51b〜54bからなる。
【0060】レジスタファイル11〜14は、それぞれ
読出2ポート、書込1ポートの構成で、レジスタアドレ
スジェネレータ40から出力されるレジスタアドレス
は、各レジスタファイル11〜14で同じアドレスとな
っている。尚、図中、Aa、Abは、読出アドレス用の
ポート、cは演算器21〜24の出力を書き込むポー
ト、Acは、その書込アドレス用のポートである。
【0061】メモリに対して読み書きしたワード内の各
画素は、各レジスタファイル11〜14の同じレジスタ
アドレスに格納され、レジスタアドレスジェネレータ4
0からのレジスタアドレスにより、各レジスタファイル
11〜14は同時に同じレジスタアドレスの内容をアク
セスする。即ち、メモリアクセスによる1ワードがレジ
スタファイル11〜14での1回のアクセスと同じにな
り、このレジスタファイルは、複数のワードに跨る2次
元アクセスのメモリではなく、通常の1次元アクセスの
メモリで構成される。
【0062】演算器21〜24は、図1に示した演算器
3−1〜3−4と同様の構成であり、それぞれ乗算器2
1A〜24Aと加算器21B〜24Bから構成されてい
る。また、a,bは入力端子、cは出力端子である。第
1のデータセレクタ30aは、レジスタファイル11〜
14のa出力端子からのデータを選択するためのセレク
タであり、その出力は各入力セレクタ51a〜54aの
入力端子に接続されている。また、第2のデータセレク
タ30bは、レジスタファイル11〜14のb出力端子
からのデータを選択するためのセレクタであり、その出
力は各入力セレクタ51b〜54bの入力端子に接続さ
れている。
【0063】第1の入力セレクタ51a〜54aは、第
1のデータセレクタ30aからのデータと、レジスタフ
ァイル11〜14のa出力端子からのデータの選択を行
うセレクタである。また第2の入力セレクタ51b〜5
4bは、第2のデータセレクタ30bからのデータと、
レジスタファイル11〜14のb出力端子からのデータ
の選択を行うセレクタである。そして各第1の入力セレ
クタ51a〜54aの出力は演算器21〜24の入力端
子aに、また各第2の入力セレクタ51b〜54bの出
力は演算器21〜24の入力端子bに入力されるよう構
成されている。
【0064】次に、動作について説明する。 《プレーンデータの画像に対する色変換》RGB(プレ
ーンデータ)からYUV(プレーンデータ)への変換の
場合、図4(a)で、メモリから読み込んだデータ{R
(i)、R(i+1)、R(i+2)、R(i+3)}
の各画素に対し、R(i)はレジスタファイル11へ、
R(i+1)はレジスタファイル12へ、R(i+2)
はレジスタファイル13へ、R(i+3)はレジスタフ
ァイル14へ割り付けられる。尚、{G(i)、G(i
+1)、G(i+2)、G(i+3)}と、{B
(i)、B(i+1)、B(i+2)、B(i+3)}
も同様の割付となる。また、変換係数Ry、Gy、B
y、Ru、Gu、Bu、Rv、Gv、Bvは、レジスタ
ファイル14に割り付けられる。
【0065】図9は、各レジスタファイル11〜14へ
の画像データおよび変換係数の割付を示す図であり、図
9(a)は演算前、図9(b)は演算後の状態を示して
いる。レジスタファイル11の出力端子aから画像デー
タR(i)を読み出し、第1の入力セレクタ51aによ
り、レジスタファイル11の出力端子aの出力を選択
し、演算器21へ画像データR(i)を供給すると同時
に、
【0066】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データR(i+1)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aの出
力を選択し、演算器22へ画像データR(i+1)を供
給すると同時に、
【0067】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データR(i+2)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aの出
力を選択し、演算器23へ画像データR(i+2)を供
給すると同時に、
【0068】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データR(i+3)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aの出
力を選択し、演算器24へ画像データR(i+3)を供
給すると同時に、
【0069】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数Ryを読み出し、第2のデータセレクタ30bに
より、レジスタファイル14の出力端子bの出力を選択
し、第2の入力セレクタ51b〜54bにより、第2の
データセレクタ30bの出力を選択し、演算器21〜2
4の入力端子bに変換係数Ryを供給し、演算を開始す
る。
【0070】次に、レジスタファイル11の出力端子a
から画像データG(i)を読み出し、第1の入力セレク
タ51aにより、レジスタファイル11の出力端子aの
出力を選択し、演算器21へ画像データG(i)を供給
すると同時に、
【0071】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データG(i+1)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aの出
力を選択し、演算器22へ画像データG(i+1)を供
給すると同時に、
【0072】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データG(i+2)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aの出
力を選択し、演算器23へ画像データG(i+2)を供
給すると同時に、
【0073】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データG(i+3)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aの出
力を選択し、演算器24へ画像データG(i+3)を供
給すると同時に、
【0074】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数Gyを読み出し、第2のデータセレクタ30bに
より、レジスタファイル14の出力端子bの出力を選択
し、第2の入力セレクタ51b〜54bにより、第2の
データセレクタ30bの出力を選択し、演算器21〜2
4の入力端子bに変換係数Gyを供給し、演算を進め
る。
【0075】更に、レジスタファイル11の出力端子a
から画像データB(i)を読み出し、第1の入力セレク
タ51aにより、レジスタファイル11の出力端子aの
出力を選択し、演算器21へ画像データB(i)を供給
すると同時に、
【0076】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データB(i+1)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aの出
力を選択し、演算器22へ画像データB(i+1)を供
給すると同時に、
【0077】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データB(i+2)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aの出
力を選択し、演算器23へ画像データB(i+2)を供
給すると同時に、
【0078】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データB(i+3)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aの出
力を選択し、演算器24へ画像データB(i+3)を供
給すると同時に、
【0079】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数Byを読み出し、第2のデータセレクタ30bに
より、レジスタファイル14の出力端子bの出力を選択
し、第2の入力セレクタ51b〜54bにより、第2の
データセレクタ30bの出力を選択し、演算器21〜2
4の入力端子bに変換係数Byを供給し、演算を進め
る。
【0080】そして、四つの演算器21〜24による三
つの累積加算により、演算器21の出力端子cからY
(i)を、演算器22の出力端子cからY(i+1)
を、演算器23の出力端子cからY(i+2)を、演算
器24の出力端子cからY(i+3)を出力し、これに
より、色変換の結果が図9(b)のように各レジスタフ
ァイル11〜14に得られる。また、{U(i)、U
(i+1)、U(i+2)、U(i+3)}{V
(i)、V(i+1)、V(i+2)、V(i+3)}
についても同様の累積加算により得られる。
【0081】《パックデータの画像に対する色変換》R
GB(パックデータ)からYUV(パックデータ)への
変換の場合、図6(b)でメモリから読み込んだ画像デ
ータ{B(i)、G(i)、R(i)}の各画素に対
し、R(i)は、レジスタファイル14へ、G(i)
は、レジスタファイル13へ、B(i)は、レジスタフ
ァイル12へ割り付けられる。
【0082】図10は、各レジスタファイルへの画像デ
ータおよび変換係数の割付を示す図であり、図10
(a)は演算前、図10(b)は演算後を示している。
先ず、レジスタファイル14の出力端子aから画像デー
タR(i)を読み出し、第1のデータセレクタ30aに
より、レジスタファイル14の出力端子aの出力を選択
し、第1の入力セレクタ51a〜54aにより、第1の
データセレクタ30aの出力を選択し、演算器21〜2
4の入力端子aに画像データR(i)を供給すると同時
に、
【0083】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数Ryを読み出し、第2の入力セレクタ54bによ
りレジスタファイル14の出力端子bの出力を選択し、
演算器24の入力端子bへ変換係数Ryを供給すると同
時に、
【0084】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数Ruを読み出し、第2の入力セレクタ53bによ
りレジスタファイル13の出力端子bの出力を選択し、
演算器23入力端子bへ変換係数Ruを供給すると同時
に、
【0085】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数Rvを読み出し、第2の入力セレクタ52bによ
りレジスタファイル12の出力端子bの出力を選択し、
演算器22入力端子bへ変換係数Rvを供給し、演算を
開始する。
【0086】次に、レジスタファイル13の出力端子a
から画像データG(i)を読み出し、第1のデータセレ
クタ30aにより、レジスタファイル13の出力端子a
の出力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54aに
より、第1のデータセレクタ30aの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子aに画像データG(i)を供
給すると同時に、
【0087】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数Gyを読み出し、第2の入力セレクタ54bによ
りレジスタファイル14の出力端子bの出力を選択し、
演算器24の入力端子bへ変換係数Gyを供給すると同
時に、
【0088】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数Guを読み出し、第2の入力セレクタ53bによ
りレジスタファイル13の出力端子bの出力を選択し、
演算器23入力端子bへ変換係数Guを供給すると同時
に、
【0089】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数Gvを読み出し、第2の入力セレクタ52bによ
りレジスタファイル12の出力端子bの出力を選択し、
演算器22入力端子bへ変換係数Gvを供給し、演算を
進める。
【0090】次に、レジスタファイル12の出力端子a
から画像データB(i)を読み出し、第1のデータセレ
クタ30aにより、レジスタファイル12の出力端子a
の出力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54aに
より、第1のデータセレクタ30aの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子aに画像データB(i)を供
給すると同時に、
【0091】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数Byを読み出し、第2の入力セレクタ54bによ
りレジスタファイル14の出力端子bの出力を選択し、
演算器24の入力端子bへ変換係数Byを供給すると同
時に、
【0092】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数Buを読み出し、第2の入力セレクタ53bによ
りレジスタファイル13の出力端子bの出力を選択し、
演算器23入力端子bへ変換係数Buを供給すると同時
に、
【0093】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数Bvを読み出し、第2の入力セレクタ52bによ
りレジスタファイル12の出力端子bの出力を選択し、
演算器22入力端子bへ変換係数Bvを供給し、演算を
進める。
【0094】上記三つの累積演算により、演算器24か
らY(i)を、演算器23からU(i)を、演算器22
からV(i)を出力し、これにより色変換の結果が図1
0(b)のように各レジスタファイル12〜14に得ら
れる。
【0095】《2次元の離散コサイン変換》8×8画素
に対する演算で、ここで扱う画像データはプレーンデー
タであり、そのうちの一つの色成分のプレーンデータに
対して処理する場合で説明する。メモリ上に、一つの色
成分のプレーンデータがあり、その中の8×8画素の大
きさの画像を読み出し、画像データ行列D(i,j)
と、変換係数行列C(i,j)が、レジスタファイル1
1〜14に保持されているとする。また、ここで扱う8
×8画素データがメモリのワードバウンダリにあるもの
とする。即ち、図7におけるd(1,1)、d(1,
2)、d(1,3)、d(1,4)は、メモリ上の1ワ
ードにあり、d(1,5)、d(1,6)、d(1,
7)、d(1,8)は、上記のメモリ上の1ワードに連
続してある1ワードとなっているとする。
【0096】先ず、実施例の原理で説明したように、画
像データ行列D(i,j)と、変換係数行列C(i,
j)との画像の横方向(行列の行方向)の1次元の離散
コサイン変換を行う。この行列乗算の演算結果行列をR
(i,j)とする。
【0097】図11は、各レジスタファイル11〜14
の画像データおよび変換係数の割付を示す図であり、図
11(a)は演算前、図11(b)は演算後を示してい
る。先ず、レジスタファイル11の出力端子aから画像
データd(1,1)を読み出し、第1のデータセレクタ
30aにより、レジスタファイル11の出力端子aの出
力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54aによ
り、第1のデータセレクタ30aの出力を選択し、演算
器21〜24に画像データd(1,1)を供給すると同
時に、
【0098】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(1,1)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(1,1)を供給すると同時に、
【0099】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数c(1,2)を読み出し、第2の入力セレクタ5
2bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出
力を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c
(1,2)を供給すると同時に、
【0100】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(1,3)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(1,3)を供給すると同時に、
【0101】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数c(1,4)を読み出し、第2の入力セレクタ5
4bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出
力を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c
(1,4)を供給し、演算を開始する。
【0102】次に、レジスタファイル12の出力端子a
から画像データd(1,2)を読み出し、第1のデータ
セレクタ30aにより、レジスタファイル12の出力端
子aの出力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54
aにより、第1のデータセレクタ30aの出力を選択
し、演算器21〜24に画像データd(1,2)を供給
すると同時に、
【0103】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(2,1)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(2,1)を供給すると同時に、
【0104】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数(2,2)を読み出し、第2の入力セレクタ52
bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出力
を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c(2,
2)を供給すると同時に、
【0105】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(2,3)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(2,3)を供給すると同時に、
【0106】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数(2,4)を読み出し、第2の入力セレクタ54
bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出力
を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c(2,
4)を供給し、演算を進める。
【0107】以下、同様に演算を進め、レジスタファイ
ル13の出力端子aから画像データd(1,7)を読み
出し、第1のデータセレクタ30aにより、レジスタフ
ァイル13の出力端子aの出力を選択し、第1の入力セ
レクタ51a〜54aにより、第1のデータセレクタ3
0aの出力を選択し、演算器21〜24に画像データd
(1,7)を供給すると同時に、
【0108】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(7,1)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(7,1)を供給すると同時に、
【0109】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数(7,2)を読み出し、第2の入力セレクタ52
bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出力
を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c(7,
2)を供給すると同時に、
【0110】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(7,3)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(7,3)を供給すると同時に、
【0111】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数(7,4)を読み出し、第2の入力セレクタ54
bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出力
を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c(7,
4)を供給し、演算を進める。
【0112】次に、レジスタファイル14の出力端子a
から画像データd(1,8)を読み出し、第1のデータ
セレクタ30aにより、レジスタファイル14の出力端
子aの出力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54
aにより、第1のデータセレクタ30aの出力を選択
し、演算器21〜24に画像データd(1,8)を供給
すると同時に、
【0113】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(8,1)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(8,1)を供給すると同時に、
【0114】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数(8,2)を読み出し、第2の入力セレクタ52
bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出力
を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c(8,
2)を供給すると同時に、
【0115】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(8,3)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(8,3)を供給すると同時に、
【0116】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数(8,4)を読み出し、第2の入力セレクタ54
bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出力
を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c(8,
4)を供給し、演算を進める。
【0117】四つの演算器21〜24による8個の累積
加算により、演算器21の出力端子cからr(1,1)
を、演算器22の出力端子cからr(1,2)を、演算
器23の出力端子cからr(1,3)を、演算器24の
出力端子cからr(1,4)を出力し、これにより、演
算結果行列の1行目のうちの四つの結果が、図11
(b)のように各レジスタファイル11〜14に得られ
る。
【0118】そして、r(1,5)〜r(1,8)を得
る場合も上記と同様に行う。先ず、レジスタファイル1
1の出力端子aから画像データd(1,1)を読み出
し、第1のデータセレクタ30aにより、レジスタファ
イル11の出力端子aの出力を選択し、第1の入力セレ
クタ51a〜54aにより、第1のデータセレクタ30
aの出力を選択し、演算器21〜24に画像データd
(1,1)を供給すると同時に、
【0119】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(1,5)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(1,5)を供給すると同時に、
【0120】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数c(1,6)を読み出し、第2の入力セレクタ5
2bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出
力を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c
(1,6)を供給すると同時に、
【0121】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(1,7)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(1,7)を供給すると同時に、
【0122】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数c(1,8)を読み出し、第2の入力セレクタ5
4bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出
力を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c
(1,8)を供給し、演算を開始する。
【0123】次に、レジスタファイル12の出力端子a
から画像データd(1,2)を読み出し、第1のデータ
セレクタ30aにより、レジスタファイル12の出力端
子aの出力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54
aにより、第1のデータセレクタ30aの出力を選択
し、演算器21〜24に画像データd(1,2)を供給
すると同時に、
【0124】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(2,5)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(2,5)を供給すると同時に、
【0125】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数c(2,6)を読み出し、第2の入力セレクタ5
2bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出
力を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c
(2,6)を供給すると同時に、
【0126】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(2,7)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(2,7)を供給すると同時に、
【0127】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数c(2,8)を読み出し、第2の入力セレクタ5
4bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出
力を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c
(2,8)を供給し、演算を進める。
【0128】以下、同様に演算を進め、レジスタファイ
ル13の出力端子aから画像データd(1,7)を読み
出し、第1のデータセレクタ30aにより、レジスタフ
ァイル13の出力端子aの出力を選択し、第1の入力セ
レクタ51a〜54aにより、第1のデータセレクタ3
0aの出力を選択し、演算器21〜24に画像データd
(1,7)を供給すると同時に、
【0129】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(7,5)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(7,5)を供給すると同時に、
【0130】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数c(7,6)を読み出し、第2の入力セレクタ5
2bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出
力を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c
(7,6)を供給すると同時に、
【0131】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(7,7)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(7,7)を供給すると同時に、
【0132】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数c(7,8)を読み出し、第2の入力セレクタ5
4bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出
力を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c
(7,8)を供給し、演算を進める。
【0133】次に、レジスタファイル14の出力端子a
から画像データd(1,8)を読み出し、第1のデータ
セレクタ30aにより、レジスタファイル14の出力端
子aの出力を選択し、第1の入力セレクタ51a〜54
aにより、第1のデータセレクタ30aの出力を選択
し、演算器21〜24に画像データd(1,8)を供給
すると同時に、
【0134】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(8,5)を読み出し、第2の入力セレクタ5
1bによりレジスタファイル11の出力端子bからの出
力を選択し、演算器21の入力端子bへ変換係数c
(8,5)を供給すると同時に、
【0135】レジスタファイル12の出力端子bから変
換係数c(8,6)を読み出し、第2の入力セレクタ5
2bによりレジスタファイル12の出力端子bからの出
力を選択し、演算器22の入力端子bへ変換係数c
(8,6)を供給すると同時に、
【0136】レジスタファイル13の出力端子bから変
換係数c(8,7)を読み出し、第2の入力セレクタ5
3bによりレジスタファイル13の出力端子bからの出
力を選択し、演算器23の入力端子bへ変換係数c
(8,7)を供給すると同時に、
【0137】レジスタファイル14の出力端子bから変
換係数c(8,8)を読み出し、第2の入力セレクタ5
4bによりレジスタファイル14の出力端子bからの出
力を選択し、演算器24の入力端子bへ変換係数c
(8,8)を供給し、演算を進める。
【0138】四つの演算器21〜24による8個の累積
加算により、演算器21の出力端子cからr(1,5)
を、演算器22の出力端子cからr(1,6)を、演算
器23の出力端子cからr(1,7)を、演算器24の
出力端子cからr(1,8)を出力し、これにより、演
算結果行列の1行目のうちの残りの四つの結果が、図1
1(b)のように各レジスタファイル11〜14に得ら
れる。
【0139】上記のように、D(i,j)とC(i,
j)の演算を進めることで画像の横方向(行列の行方
向)の1次元の離散コサイン変換を完了し、演算結果行
列R(i,j)を得る。
【0140】次に、画像の縦方向(行列の列方向)の1
次元の離散コサイン変換を行う。これは、上記の演算結
果行列R(i,j)をD(i,j)として、このD
(i,j)とC(i,j)の両方を列方向に読み出し、
積和演算を行うことで、上記演算結果行列の転置行列と
変換行列C(i,j)との行列乗算を行うことになる。
【0141】図12は、上記の演算結果行列R(i、
j)をD(i,j)とし、これと変換係数行列C(i,
j)の各レジスタファイル11〜14への割付を示す図
であり、図12(a)は演算前、図12(b)は演算後
を示している。先ず、レジスタファイル11の出力端子
aから画像データd(1,1)を読み出し、第1の入力
セレクタ51aにより、レジスタファイル11の出力端
子aからの出力を選択し、演算器21の入力端子aへ画
像データd(1,1)を供給すると同時に、
【0142】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(1,2)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(1,2)を供給すると同時に、
【0143】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(1,3)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(1,3)を供給すると同時に、
【0144】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(1,4)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(1,4)を供給すると同時に、
【0145】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(1,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(1,1)を
供給し、演算を開始する。
【0146】次に、レジスタファイル11の出力端子a
から画像データd(2,1)を読み出し、第1の入力セ
レクタ51aにより、レジスタファイル11の出力端子
aからの出力を選択し、演算器21の入力端子aへ画像
データd(2,1)を供給すると同時に、
【0147】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(2,2)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(2,2)を供給すると同時に、
【0148】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(2,3)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(2,3)を供給すると同時に、
【0149】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(2,4)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(2,4)を供給すると同時に、
【0150】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(2,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(2,1)を
供給し、演算を進める。
【0151】以下、同様に演算を行い、レジスタファイ
ル11の出力端子aから画像データd(7,1)を読み
出し、第1の入力セレクタ51aにより、レジスタファ
イル11の出力端子aからの出力を選択し、演算器21
の入力端子aへ画像データd(7,1)を供給すると同
時に、
【0152】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(7,2)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(7,2)を供給すると同時に、
【0153】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(7,3)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(7,3)を供給すると同時に、
【0154】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(7,4)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(7,4)を供給すると同時に、
【0155】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(7,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(7,1)を
供給し、演算を進める。
【0156】次に、レジスタファイル11の出力端子a
から画像データd(8,1)を読み出し、第1の入力セ
レクタ51aにより、レジスタファイル11の出力端子
aからの出力を選択し、演算器21の入力端子aへ画像
データd(8,1)を供給すると同時に、
【0157】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(8,2)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(8,2)を供給すると同時に、
【0158】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(8,3)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(8,3)を供給すると同時に、
【0159】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(8,4)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(8,4)を供給すると同時に、
【0160】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(8,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(8,1)を
供給し、演算を進める。
【0161】四つの演算器21〜24による8個の累積
加算により、演算器21の出力端子cから、r(1,
1)を、演算器22の出力端子cから、r(2,1)
を、演算器23の出力端子cから、r(3,1)を、演
算器24の出力端子cから、r(4,1)を出力し、こ
れにより演算結果行列の1列目のうちの四つの結果が、
図12(b)のように各レジスタファイル11〜14に
得られる。
【0162】そして、r(5,1)〜r(8,1)を得
る場合も上記と同様に行う。先ず、レジスタファイル1
1の出力端子aから画像データd(1,5)を読み出
し、第1の入力セレクタ51aにより、レジスタファイ
ル11の出力端子aからの出力を選択し、演算器21の
入力端子aへ画像データd(1,5)を供給すると同時
に、
【0163】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(1,6)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(1,6)を供給すると同時に、
【0164】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(1,7)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(1,7)を供給すると同時に、
【0165】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(1,8)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(1,8)を供給すると同時に、
【0166】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(1,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(1,1)を
供給し、演算を開始する。
【0167】次に、レジスタファイル11の出力端子a
から画像データd(2,5)を読み出し、第1の入力セ
レクタ51aにより、レジスタファイル11の出力端子
aからの出力を選択し、演算器21の入力端子aへ画像
データd(2,5)を供給すると同時に、
【0168】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(2,6)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(2,6)を供給すると同時に、
【0169】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(2,7)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(2,7)を供給すると同時に、
【0170】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(2,8)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(2,8)を供給すると同時に、
【0171】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(2,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(2,1)を
供給し、演算を進める。
【0172】以下、同様に演算を行い、レジスタファイ
ル11の出力端子aから画像データd(7,5)を読み
出し、第1の入力セレクタ51aにより、レジスタファ
イル11の出力端子aからの出力を選択し、演算器21
の入力端子aへ画像データd(7,5)を供給すると同
時に、
【0173】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(7,6)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(7,6)を供給すると同時に、
【0174】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(7,7)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(7,7)を供給すると同時に、
【0175】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(7,8)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(7,8)を供給すると同時に、
【0176】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(7,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(7,1)を
供給し、演算を進める。
【0177】次に、レジスタファイル11の出力端子a
から画像データd(8,5)を読み出し、第1の入力セ
レクタ51aにより、レジスタファイル11の出力端子
aからの出力を選択し、演算器21の入力端子aへ画像
データd(8,5)を供給すると同時に、
【0178】レジスタファイル12の出力端子aから画
像データd(8,6)を読み出し、第1の入力セレクタ
52aにより、レジスタファイル12の出力端子aから
の出力を選択し、演算器22の入力端子aへ画像データ
d(8,6)を供給すると同時に、
【0179】レジスタファイル13の出力端子aから画
像データd(8,7)を読み出し、第1の入力セレクタ
53aにより、レジスタファイル13の出力端子aから
の出力を選択し、演算器23の入力端子aへ画像データ
d(8,7)を供給すると同時に、
【0180】レジスタファイル14の出力端子aから画
像データd(8,8)を読み出し、第1の入力セレクタ
54aにより、レジスタファイル14の出力端子aから
の出力を選択し、演算器24の入力端子aへ画像データ
d(8,8)を供給すると同時に、
【0181】レジスタファイル11の出力端子bから変
換係数c(8,1)を読み出し、第2のデータセレクタ
30bにより、レジスタファイル11の出力端子bから
の出力を選択し、第2の入力セレクタ51b〜54bに
より、第2のデータセレクタ30bの出力を選択し、演
算器21〜24の入力端子bへ変換係数c(8,1)を
供給し、演算を進める。
【0182】四つの演算器21〜24による8個の累積
加算により、演算器21の出力端子cから、r(5,
1)を、演算器22の出力端子cから、r(6,1)
を、演算器23の出力端子cから、r(7,1)を、演
算器24の出力端子cから、r(8,1)を出力し、こ
れにより演算結果行列の1列目のうちの四つの結果が、
図12(b)のように各レジスタファイル11〜14に
得られる。
【0183】この演算結果であるr(1,1)、r
(2,1)、r(3,1)、r(4,1)、r(5,
1)、r(6,1)、r(7,1)、r(8,1)は、
行列の列要素であるが、レジスタファイル11〜14に
は、r(1,1)、r(2,1)、r(3,1)、r
(4,1)を1ワード、r(5,1)、r(6,1)、
r(7,1)、r(8,1)を1ワードとして格納され
るため、演算結果の転置行列がレジスタファイル11〜
14に格納されることになる。
【0184】上記のように、D(i,j)とC(i,
j)の演算を進めることで、画像の縦方向(行列の列方
向)の1次元の離散コサイン変換を完了し、最終的な演
算結果行列R(i,j)を得る。
【0185】尚、上記実施例では、プレーンデータから
プレーンデータと、パックデータからパックデータへの
色変換を説明したが、これ以外にも、変換係数の割付状
態を変えることで、プレーンデータからパックデータへ
の色変換も可能である。また、上記実施例において、レ
ジスタファイル11〜14を各々二重化し、メモリとの
データアクセスと上記色変換等の演算処理を同時に行う
ことで更に高速化を図ることができる。更に、演算器2
1〜24は、乗算器によって、入力される各画素データ
と変換係数との乗算を行ったが、各画素データと変換係
数との乗算結果を、予めROM等に格納しておいてもよ
く、これにより装置の小型化と演算処理の高速化を図る
ことができる。そして、上記各実施例では、信号処置装
置として画像処置装置の場合を説明したが、これに限定
されるものではなく、データの行列演算を行うものであ
れば、種々の信号処理に適用可能である。
【0186】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号処理
装置によれば、レジスタファイルに行列演算のためのデ
ータと係数とを格納し、これをデータセレクタと入力セ
レクタとによって選択し、更に、選択したデータと係数
とを演算器によって乗算と累積とを行うようにしたの
で、例えば、パックデータやプレーンデータの両方の画
像データ構造を入力とした色変換の並列処置と、離散コ
サイン変換での転置行列を含む行列演算の並列処理を行
うことができ、信号処理装置として低コスト化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】色変換に関する式の説明図である。
【図3】離散コサイン変換に関する式の説明図である。
【図4】パックデータとプレーンデータのメモリ上のデ
ータ構成を示す説明図である。
【図5】本発明の信号処理装置の原理構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の信号処理装置における色成分データと
変換係数の格納状態の説明図である。
【図7】本発明の信号処理装置における離散コサイン変
換の演算の説明図(その1)である。
【図8】本発明の信号処理装置における離散コサイン変
換の演算の説明図(その2)である。
【図9】本発明の信号処理装置におけるプレーンデータ
の画像に対する色変換の説明図である。
【図10】本発明の信号処理装置におけるパックデータ
の画像に対する色変換の説明図である。
【図11】本発明の信号処理装置における2次元の離散
コサイン変換(画像の横方向の1次元の離散コサイン変
換)の説明図である。
【図12】本発明の信号処理装置における2次元の離散
コサイン変換(画像の縦方向の1次元の離散コサイン変
換)の説明図である。
【符号の説明】
11〜14 レジスタファイル 21〜24 演算器 30a 第1のデータセレクタ 30b 第2のデータセレクタ 51a〜54a 第1の入力セレクタ 51b〜54b 第2の入力セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 1/60 1/41 B 4226−5C H04N 1/40 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列演算を行うための複数のデータと係
    数と、これらの演算結果とを保持する複数のレジスタフ
    ァイルと、 前記複数のレジスタファイルで保持している各データか
    ら一つのデータを選択して出力する第1のデータセレク
    タと、 前記複数のレジスタファイルで保持している係数から一
    つの係数を選択して出力する第2のデータセレクタと、 前記第1のデータセレクタから出力されるデータと、前
    記レジスタファイルからのデータとを選択して出力する
    第1の入力セレクタと、 前記第2のデータセレクタから出力される係数と、前記
    レジスタファイルからの係数とを選択して出力する第2
    の入力セレクタと、 前記第1の入力セレクタで選択されたデータと、前記第
    2の入力セレクタで選択された係数とを入力し、これら
    のデータと係数との乗算とその累積演算を行い、各出力
    を前記レジスタファイルに出力する複数の演算部とを備
    えたことを特徴とする信号処理装置。
JP5311244A 1993-11-17 1993-11-17 信号処理装置 Pending JPH07141325A (ja)

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