JP4404016B2 - ドライバプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷用の画像データを生成して印刷装置に送信する処理をホスト装置に実行させるドライバプログラムに関し、特に、品質劣化を少なく抑えながら印刷エラーをなくすことのできるドライバプログラムに関する。
ホストコンピュータで作成された画像を印刷するプリンタには、印刷のための画像処理の大半をホストコンピュータのプリンタドライバで行なわせるホストベースのプリンタというものがある。かかるホストベースのプリンタでは、プリンタドライバにより、アプリケーションから受け取った描画データから、画素毎の色の濃度値で表された画像データが生成され、その画像データが圧縮された後にプリンタに送信される。プリンタは、当該送信された画像データを所定範囲分(例えば、1ページ分)、所定容量のメモリにバッファリングした後に、当該画像データについての印刷処理を実行し最終的に印刷媒体上への画像化がなされる。
このような処理の流れにおいて、画像データの容量が大きく、上記プリンタのメモリに収まらない場合には、印刷エラーとなって印刷を実行できないこととなってしまうので、当該メモリに格納する前の画像データの圧縮については、従来からいくつかの提案がなされている。
例えば、下記特許文献1では、画像データを可逆圧縮して前述したプリンタのメモリに格納できない場合には、非可逆圧縮をして当該メモリに格納するという方法について提案されている。
また、下記特許文献2には、描画データから画素毎の画像データに展開する処理の際に、画像の解像度を下げ、圧縮処理の際の圧縮率を高める技術について示されている。
特許第2610945号公報 特開2005−45342号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、メモリに格納できなかった場合の圧縮方法が非可逆圧縮であるため、一般的に伸長後の再現性が悪く、印刷出力時の品質が劣化するという欠点がある。さらに、当該特許文献1の方法では、前述したプリンタのメモリに格納できるか否かを、圧縮処理後のデータを当該メモリに送らずに他のメモリに蓄積しながらそのデータ量によって判断するので、この蓄積するためのメモリ容量を確保する必要がある。
また、上記特許文献2の方法では、前述した解像度を下げる処理を処理対象のデータに関わらず固定の基準で一律に行うが、処理対象のデータによってはこの方法を用いても十分にデータを小さくすることができず、前記プリンタのメモリに収まらない場合も出てくる可能性がある。従って、印刷エラーを起こしてしまう危険性がある。特に、最近は、プリンタ側のメモリを小規模化する傾向にあり、かかる印刷エラーの可能性が高まっている。また、固定の基準で処理を行うことは、元々データ量の小さい画像データについては、プリンタのメモリに格納できるという観点で必要とされる圧縮率以上で処理される場合もあり、画質の面から見ても効率的でない。
そこで、本発明の目的は、印刷用の画像データを生成して印刷装置に送信する処理をホスト装置に実行させるドライバプログラムであって、品質劣化を少なく抑えながら印刷エラーを効率よくなくすことのできるドライバプログラムを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、印刷装置用の圧縮処理された画像データを生成して前記印刷装置に送信する処理をホスト装置に実行させるドライバプログラムが、印刷対象物の所定範囲について、前記画像データの前記生成と前記送信を行なっている過程で、前記所定範囲について既に前記送信を行なった画像データの累計量と、前記印刷装置に備えられる前記送信された画像データを格納するためのメモリの容量に基づく所定容量とを比較するステップと、前記比較の結果、前記累計量が前記所定容量以上である場合には、前記既に送信を行なった画像データを無効にする命令を前記印刷装置に送ると共に、当該所定範囲について、前記圧縮処理による圧縮率が高くなるようにして、前記画像データの生成と送信をし直すステップとを前記ホスト装置に実行させることである。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記所定範囲についての画像データの送信が、前記所定範囲を分割した所定領域毎に行なわれ、前記累計量と所定容量との比較が、前記所定領域毎の送信の度に行なわれることを特徴とする。
更にまた、上記の発明において、好ましい態様は、前記印刷装置に送信した画像データは、前記ホスト装置に保存されないことを特徴とする。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記圧縮処理による圧縮率が高くなるようにする処理は、前記圧縮処理前の画像データの解像度を下げることであることを特徴とする。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用したドライバプログラムを用いた印刷システムの実施の形態例に係る構成図である。図1に示すプリンタドライバ12が本発明を用いたドライバプログラムを備えており、当該プリンタドライバ12によって生成された画像データがホストコンピュータ1からプリンタ2に送信されて印刷が実行される。本プリンタドライバ12は、1ページ分の画像データの生成、送信について、バンド毎に圧縮後のデータを送信していき、送信データ量が許容範囲を超えた場合には、それまでに送ったデータをキャンセルし、再度、圧縮率を上げて最初のバンドから生成、送信をやり直す、という処理を行って、印刷エラーを効率よくなくそうとするものである。
ホストコンピュータ1は、前述のとおり、プリンタ2に対して画像データを送信して印刷要求を行うホスト装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等で構成される。図1に示すように、ホストコンピュータ1には、アプリケーション11、プリンタドライバ12、及びメモリ13等が備えられる。
アプリケーション11は、例えば、文書作成ソフトウェア等の印刷要求元であり、印刷対象の描画データを所定のフォーマットでプリンタドライバ12に渡す。
プリンタドライバ12は、前記アプリケーション11からの印刷要求を受けて、プリンタ2に送る画像データを生成し、当該画像データをプリンタ2に送信する部分である。本プリンタドライバ12では、前記アプリケーション11から受け取る描画データに基づく中間コードの生成、画素毎の画像データとする展開処理、プリンタ2で使用される色のデータとする色変換処理、及び生成された画像データの圧縮処理が行われ、本実施の形態例に係る印刷システムは、いわゆるホストベースのシステムとなっている。本実施の形態例では、本プリンタドライバ12で行われる、圧縮を含む画像データの生成と送信の処理に特徴を有し、この具体的な処理内容については後述する。なお、プリンタドライバ12は、処理の手順を指示するプログラムと、当該プログラムに従って処理を実行する制御装置等によって構成することができる。また、当該プログラムは、CD−ROMなどの記憶媒体に格納されているものをインストールしたり、インターネットなどのネットワークを介して所定のサイトからダウンロードすることによりホストコンピュータ1に備えられる。
次に、メモリ13は、ホストコンピュータ1に備えられる記憶手段であり、様々な用途で使用されるが、前記プリンタ2に送信する画像データが生成されるまでの各段階におけるデータを一時的に格納する。
プリンタ2は、本印刷システムにおける印刷装置であり、ホストコンピュータ1からの画像データを受信し、当該画像データに基づいて印刷を実行する。例えば、4サイクルのレーザプリンタである。
図1に示すように、プリンタ2には、I/F21、ページメモリ22、伸長部23、スクリーン処理部24、PWM25、及びエンジン26等が備えられている。
I/F21は、ホストコンピュータ1とのインターフェースを司る部分であり、ホストコンピュータ1から送信された前記画像データを受信し、当該データはページメモリ22に収められる。ページメモリ22は、プリンタ2に備えられるRAM等で構成され、所定範囲分(例えば、1ページ分)の前記画像データを一時的に格納し、当該範囲の画像データが揃った後、当該画像データについての印刷処理が実行される。なお、このページメモリ22には格納できるデータ量(所定容量S)が予め定められている。
次に、伸長部23は、ホストコンピュータ1で圧縮処理されてページメモリ22に格納されている画像データを順次読み出して、伸長する部分であり、スクリーン処理部24は、伸長後のデータにスクリーン処理を施し、PWM25は、スクリーン処理後のデータをパルス幅変調してエンジン26に駆動パルス信号を供給する。エンジン26は、駆動パルス信号に基づいて印刷媒体上に画像を形成する。
以上、説明したような構成を有する本実施の形態例に係る印刷システムでは、前述したように、ホストコンピュータ1における画像データの生成と送信に特徴を有し、以下、この点を中心にプリンタドライバ12による処理の具体的な内容を説明する。
図2は、プリンタドライバ12で行われる処理を例示したフローチャートである。ここでは、印刷対象物の1ページ分のデータについて、その処理内容を説明する。まず、ホストコンピュータ1のユーザがアプリケーション11に対して所定の印刷対象の印刷指示を行う。すると、プリンタドライバ12は、アプリケーション11から前記印刷指示に基づく描画データを受け取る(ステップS1)。
すると、プリンタドライバ12は、受信した描画データを、描画オブジェクト毎に順次解釈してバンド毎の中間コードを生成する(ステップS2)。ここで、バンドとは1ページの範囲を高さ方向に所定の長さで分割した領域のことであり、ここでは、1ページがnバンドに分割され、バンドは上から順番にバンド0、バンド1、、、、バンドn−1と称することとする。従って、この中間コード生成処理においては、1ページ分nバンドの中間コードが生成されることになる。
図3は、展開、圧縮、及び送信の処理を説明するための図である。図3の左側に示されている中間コードが、前記生成された1ページ分の中間コード(バンド0〜バンドn−1)を模式的に表したものである。
次に、プリンタドライバ12は、バンド0から順番にバンド毎の処理を開始し(ステップS3)、まず、中間コードから、画素毎にRGB(レッド、グリーン、ブルー)の濃度値を有する画像データ(RGBデータ)を生成する(ステップS4)。いわゆる展開処理を実施する。
その後、生成されたRGBデータに対して解像度変換処理を施す(ステップS5)。この解像度変換処理は、特開2005−45342号公報の段落0022等に記載されている方法を用いて行う。すなわち、隣接する複数の画素の隣接画素群に対して、各画素の輝度値をRGBデータから求め、隣接画素間の輝度値の差分が所定の閾値以下か否かを判定し、閾値以下の場合は隣接画素群の複数の画素の画像データRGBをいずれかの画素の画像データに置換する。これにより、輝度値が近接する画素からなる隣接画素群内の画像データは共通の画像データとなり、その解像度はゼロとなって、解像度を低下させる変換が施されることになる。
かかる解像度を低下させる処理により、画像データのリピート性を高めることができ、後の圧縮処理における圧縮率を高めることができる。なお、前記輝度値の差分の閾値は、処理対象のページについて最初の段階では比較的小さい値が設定される。すなわち、隣接画素群が共通の画像データとされる機会が少なく圧縮率があまり高くならないように設定されている。
次に、プリンタドライバ12は、解像度変換後のデータに対して色変換処理を施す(ステップS6)。具体的には、変換テーブルの参照等により、RGBの濃度値で表現された画像データを、プリンタ2で使用されるトナーの色であるCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の濃度値で表現された画像データに変換する。
その後、プリンタドライバ12は、前記生成されたCMYKデータに対して圧縮処理を施す(ステップS7)。具体的には、前記特開2005−45342号公報の段落0039等に記載された方法を用いる。すなわち、バンド内の画素の画像データのリピート性を重視して、例えば、同じ画像データが続く場合には、各画素の画像データを、繰り返しを示すデータに置換するといった処理を行う。このような圧縮方法を取ることにより、前述した解像度変換による処理に基づいて圧縮率を高めることが可能になる。
図3に示す例では、まず、バンド0の中間コードからバンド毎の処理が開始され、まず、展開処理に基づいて、図のaで示すように、RGBデータが生成される。その後、前記輝度値の差分に係る閾値の初期値x0により前述した解像度変換処理がなされ、さらに、色変換処理及び圧縮処理が施されて、図に示すCMYK圧縮データが生成される。
次に、プリンタドライバ12は、圧縮した当該バンドの画像データをホストコンピュータ1のメモリ13に溜めずに、プリンタ2へ送信する(ステップS8)。送信された画像データは、前述のとおり、プリンタ2で受信され、プリンタ2のページメモリ22に格納される。図3に示す例では、バンド0の画像データ(CMYK圧縮データ)がページメモリ22に収められる。
その後、プリンタドライバ12は、当該ページについての、プリンタ2へ送信した画像データの累計値(累計送付量)を求め、この値を、前述したプリンタ2のページメモリ22の格納可能なデータ量(所定容量S)と比較する(ステップS9)。当該比較の結果、累計送付量が所定容量Sよりも小さければ(ステップS9のYes)、当該バンドの処理を終了し、処理対象のページの全てのバンドについて処理が終了していなければ(ステップS10のNo)、次のバンドの処理に移行する(ステップS11)。そして、ステップS4からの処理が繰り返し実行される。
すなわち、対象ページについてバンド0のプリンタ2への送信処理が終了すれば、通常の場合、図3にも示すように、まだ、累計送付量が所定容量Sよりも小さいので、処理が次のバンド1に移行し、図3のbに示すように、中間コードからCMYK圧縮データが生成され、プリンタ2へ送付されてページメモリ22に格納される。
このように、当該ページの各バンドについて順次処理を行い、最終バンド(バンドn−1)のプリンタ2への送信処理が終了した後も累計送付量が所定容量Sよりも小さければ、当該ページについてのプリンタドライバ12におけり処理が終了し(ステップS10のYes)、ページメモリ22に格納された1ページ分の画像データに基づいてプリンタ2による印刷処理が行われることになる。
一方、順次行われる各バンドの処理において、累計送付量が所定容量S以上になってしまった場合には(ステップS9のNo)、プリンタドライバ12は、プリンタ2に対して、当該ページのこれまでに送信したデータについては無効にする旨のコマンドを送信する(ステップS12)。当該コマンドを受けて、プリンタ2では、ページメモリ22に格納していた当該ページのデータを破棄する。
その後、プリンタドライバ12は、前述した解像度変換処理に係る輝度値の閾値を大きくして(ステップS13)、当該ページについて、中間コードの生成以降の処理(ステップS3〜)をやり直す。すなわち、当該ページの最初のバンド(バンド0)からバンド毎の処理を繰り返し実行する。
かかる処理においては、前記閾値を大きくしたことにより、各バンドの解像度がより下がっているため、圧縮処理による圧縮率が以前よりも高くなっている。従って、プリンタ2へ送信される各バンドのデータ量は前回よりも小さくなっているので、前記累計送付量が所定容量S以上となるタイミングが遅くなり、最終バンドまで所定容量S以上とならなければ、前述のとおり、当該ページについての処理が終了する。
再び、ページの途中で累計送付量が所定容量S以上となってしまえば、再度、ステップS12に処理が移行し、送付済みのデータのキャンセルが行われ、更に解像度変換処理に係る輝度値の閾値を大きくして(ステップS13)、バンド0からの処理が同様に繰り返されることになる。
図3の例では、バンドkまで処理が進んだ時点で(図3のc)、図に示すように、送信したデータ量がページメモリ22の所定容量S以上となってしまうので、前記輝度値の閾値が初期値x0からx1に引き上げられ、再度、バンド0から処理が繰り返される(図3のd、e)。そして、前回よりも圧縮率の高まったCMYK圧縮データがプリンタ2へ送信されてページメモリ22に格納されることになる。
このように、処理対象のページについての画像データがすべてプリンタ2のページメモリ22に格納される容量になるまで、順次圧縮率を高めていく処理がなされ、当該ページについて全バンドの画像データがページメモリ22の所定容量S内に収められると、当該ページについてのプリンタドライバ22での処理が完了する。これにより、プリンタ2では、印刷エラーを起こすことなく、当該ページについての印刷処理が実行されることになる。
以上説明したように、本実施の形態例に係るプリンタドライバ12は、1ページ分の処理について、プリンタ2側の許容容量をチェックしながらバンド毎に処理を進め、処理の途中で前記許容容量を超えた場合には、それまでに送信したデータについてキャンセルし、圧縮率を前回よりも高めて再度そのページの最初から処理をし直す。そして、当該ページについて、前記許容容量内で全てのデータを送信できるまで同様の処理を繰り返し行う。従って、本プリンタドライバ12を用いることにより、プリンタ2のページメモリ22に所定範囲の画像データを収められないことによる印刷エラーを確実になくすことができる。
さらに、そのために圧縮率を高める手法が、解像度の変換に基づくものであるので、色に関する劣化がなく、印刷時の品質劣化を少なく抑えることができる。また、前述したように、解像度変換処理に係る輝度値の閾値を最初は小さく設定し、元の画像データによって順次動的に大きくしていくので、そのページの画像データに応じた圧縮率で圧縮処理がなされることになり、データ量を小さくするために必要以上の圧縮を行わないですみ、効率的であるといえる。
また、プリンタドライバ12は、バンド毎に生成した画像データを順次プリンタ2に送付し、メモリ13に溜めておかないので、メモリ13の容量を小さく抑えることができるという効果も得られる。これは、送信量がプリンタ2の許容量を超えてしまった場合に中間コードから再び画像データを展開し直すという処理にしていることによってもたらされる。
なお、本実施の形態例では、ホストベースのシステムとして説明したが、ホストベースでないシステム、すなわち、プリンタ側で中間コードの生成、展開処理、色変換処理、及び圧縮処理を行う場合においても、本発明の手法を適用することができる。かかる場合には、図2に基いて説明したプリンタドライバ12が行なう処理と同様の処理を、プリンタが実行する。この場合、プリンタは、ホストコンピュータからPDL等で記述された画像データを受信して、当該データから中間コードを生成し、以降、展開処理、解像度変換処理、色変換処理、及び圧縮処理を行って、最終的に所定のサイズとなった圧縮データがページメモリに収められる。なお、かかる処理は、プリンタに備えられる、処理の手順を記述したプログラムと、当該プログラムに従って処理を実行する制御装置等によって実現することが可能である。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
本発明を適用した印刷システムの実施の形態例に係る構成図である。 プリンタドライバ12で行われる処理を例示したフローチャートである。 展開、圧縮、及び送信の処理を説明するための図である。
符号の説明
1 ホストコンピュータ、 2 プリンタ、 11 アプリケーション、 12 プリンタドライバ、 13 メモリ、 21 I/F、 22 ページメモリ、 23 伸長部、 24 スクリーン処理部、 25 PWM、 26 エンジン


Claims (4)

  1. 印刷装置用の圧縮処理された画像データを生成して前記印刷装置に送信する処理をホスト装置に実行させるドライバプログラムであって、
    印刷対象物の所定範囲について、前記画像データの前記生成と前記送信を行なっている過程で、前記所定範囲について既に前記送信を行なった画像データの累計量と、前記印刷装置に備えられる前記送信された画像データを格納するためのメモリの容量に基づく所定容量とを比較するステップと、
    前記比較の結果、前記累計量が前記所定容量以上である場合には、前記既に送信を行なった画像データを無効にする命令を前記印刷装置に送ると共に、当該所定範囲について、前記圧縮処理による圧縮率が高くなるようにして、前記画像データの生成と送信をし直すステップとを前記ホスト装置に実行させる
    ことを特徴とするドライバプログラム。
  2. 請求項1において、
    前記所定範囲についての画像データの送信が、前記所定範囲を分割した所定領域毎に行なわれ、
    前記累計量と所定容量との比較が、前記所定領域毎の送信の度に行なわれる
    ことを特徴とするドライバプログラム。
  3. 請求項1あるいは請求項2において、
    前記印刷装置に送信した画像データは、前記ホスト装置に保存されない
    ことを特徴とするドライバプログラム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、
    前記圧縮処理による圧縮率が高くなるようにする処理は、前記圧縮処理前の画像データの解像度を下げることである
    ことを特徴とするドライバプログラム。

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