JP2004293256A - 車止めブロック、これに使用するアンカーホルダー及びホールキャップ並びに車止め - Google Patents

車止めブロック、これに使用するアンカーホルダー及びホールキャップ並びに車止め Download PDF

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Abstract

【課題】車止めにタイヤが衝突しても容易にアンカーボルトが上に飛び出さない構造とする。
【解決手段】車止めにアンカーボルトを挿通する貫通孔を筒状のアンカーホルダーを埋設して形成する。アンカーホルダーはアンカーボルトを挿通するホルダー筒部とアンカーボルト頭部を内包するホルダー頭部とを有し、該ホルダー頭部に前記アンカーボルト頭部が上に跳ね上がるのを係止する突条を設けた複数の突起部を内設する。突条5でボルト頭部41を上から押さえる形になるので、ボルト頭部41が突起部4より上に飛び上がることはない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、駐車場などの設置面に設置して車を所定位置へ止めるための車止めブロック、これに使用するアンカーホルダー及びホールキャップ、並びにこれらを用いた車止めに関する。
【0002】
【従来の技術】
車を所定位置で止めるための目的で駐車場等の設置面に設置される車止めブロックには、タイヤが当たっても位置がずれたり、倒れたりしないように当該ブロックを設置面に固定する手段が種々考えられている。主に、タイヤが勢いよく当たっても当該ブロックの固定手段がゆるまないような耐衝撃性が求められており、また同時に、作業性の向上も要求されている。従来のものとしては、設置面に予め孔を空けておいてそこへ、ブロックにすでに埋設されたアンカーピンを挿入し、モルタル等で孔を埋めるもの等があった。しかしこれではアンカーピンの位置決めや耐衝撃性、また作業性の面においても未だ問題が多く、これに対して、ブロックに貫通孔を設けて、そこへアンカーピンを設置面に向かって打ち込む等して固定する手段が用いられているものが創作された。たとえば、特開平11−159182号などは、このアンカーボルトの頭部とアンカーホルダー頭部の所定の箇所とがともに嵌合するような形状にすることにより(たとえばテーパ形状)、より衝撃に耐えうる構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この特開平11−159182によれば確かにそれ以前に存在していた車止めブロックよりは当該ブロックが動きにくく、固定性能はあがっているが、未だにアンカーボルトとアンカーホルダーとの嵌合状態に改良の余地があり、それ故、タイヤがブロックに強く衝突したときなどは、ボルトが上に飛び出してマフラーやバンパー等を破損するという問題が起こっていた。
【0004】
そこで、本発明は、ブロックにタイヤが衝突しても容易にアンカーボルトが上に飛び出さない構造のアンカーホルダー、これを埋設した車止めブロック、及び、これに使用するホールキャップ、並びにこれらを用いた車止めを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1〕
本発明は、車止めブロックを固定するアンカーボルトを挿通する上下方向の貫通孔を形成するために該ブロック内に埋設する概略筒状のアンカーホルダーであって、アンカーボルトを挿通するホルダー筒部と、その上部にあってアンカーボルト頭部を内包するホルダー頭部とを有し、該ホルダー頭部の内部に、アンカーボルトが上に跳ね上がろうとするときに該アンカーボルト頭部の上面に接触して跳ね上がりを防止する突条を有する複数の突起部を設けたことを特徴とするアンカーホルダーである。
【0006】
アンカーボルトの頭部は、軸部上部に設けられた軸部よりも環状に膨出している部分である。アンカーボルト頭部は突条に係止されるので、アンカーホルダー内の前記突起部より上に飛び出ることはできない。すなわち、アンカーホルダーにアンカーボルトを上から打ち込む等により挿入する際に、アンカーボルトの頭部が前記突条部を通り抜けるときには一度前記突起部が外側に押し広げられて当該ボルト頭部が通過し、通過後は前記突起部の突条が当該ボルト頭部の上に載置し、あるいは上から押さえつける。このため、アンカーホルダーは強度と同時にある程度の柔軟性も求められ、したがって、ポリプロピレンやポリエチレン等の弾性のあるやや軟質の樹脂を用いることが望ましい。前記突条はアンカーボルト頭部が上に跳ね上がるのを阻止することができれば、どのような形状であっても、また、何個設けられていても良い。
【0007】
〔請求項2〕
本発明は、前記突起部と前記ホルダー頭部の周壁との間にホールキャップの脚部を嵌合するための周溝を有することを特徴とする請求項1に記載のアンカーホルダーである。
【0008】
前記周溝を設け、ここにホールキャップの脚部を嵌合することによって、アンカーボルトの頭部がより前記突起部の上に出にくくなる。すなわち、前記突起部は上述のように、一度アンカーボルトの頭部を通過させなければならないので、外に押し広げることができる程度の柔軟性が求められる。しかし、請求項1に記載のアンカーホルダーのままでは強い衝撃に対して前記突条の機能を果たさず、当該ボルト頭部が前記突起部を飛び出してしまう可能性もある。そこで、前記突起部と前記ホルダー頭部の最外部に周設された周壁との間に設けた周溝が、前記突起部が外方向に広がる物理的空間を提供する役割とともに、当該ボルト頭部が通過した後に、前記周溝にホールキャップの脚部を嵌合させて前記突起部がもはや外方向に動かないようにロックする役割とを果たす。これにより、当該ボルト頭部が上に跳ね上がることをより防止することができる。
【0009】
〔請求項3〕
本発明は、前記ホルダー筒部内周壁にリブを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンカーホルダーである。
【0010】
当該リブは軸方向に設けることが望ましい。当該リブにより、アンカーホルダー内にアンカーボルトが挿入される際に、当該リブを押しつぶしながら打ち込むことになり、よりアンカーホルダーとアンカーボルトの密着性が高くなる。これにより、アンカーボルトはより一層上に飛び出ることがなくなる。なお、これについて耐圧試験を行ってみると、アンカーホルダーとアンカーボルトとの間に隙間(がたつき)があるものと、隙間(がたつき)がなくぴったりと密着しているものとでは、それを使用したブロックの強度が2〜3割は違うことがわかっている。また、当該リブが押しつぶされながらアンカーボルトが挿入されることによって密着性を高めるという役割を果たせるので、アンカーボルトの軸部の外径は、アンカーホルダーの内周径よりやや小さいものであればよく、当該ボルトの軸部の外径にはある程度の幅を持たせることができる。
【0011】
〔請求項4〕
本発明は、前記ホルダー頭部と前記ホルダー筒部との境界となるホルダー首部直下のホルダー筒部の外径が、アンカーボルトのボルト頭部の下端の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアンカーホルダーである。
【0012】
前記ホルダー首部の直下のホルダー筒部の外径をアンカーボルトの下端の外径よりも小さくすることにより、前記アンカーボルトの頭部の外縁の真下にはコンクリートが埋め込まれることになる。これにより、アンカーボルトを打ち込む際の衝撃をホルダーの樹脂部分だけでなく、ボルト頭部の外縁の直下のコンクリート部分でも受け止めることができるので、アンカーホルダーの強度を高めることができ、アンカーボルトの打ち込みの際にアンカーホルダーが破損するのを防ぐことができる。
【0013】
〔請求項5〕
本発明は、前記ホルダー筒部外周径を下方向に向けて細くするテーパとすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアンカーホルダーである。
【0014】
このようなテーパ状にすることにより、アンカーボルトを打ち込む際にアンカーホルダーに作用する下向きの力が、ホルダー筒部を締め付ける力に変換し、ホルダー筒部全体でこれを受け止めることができる。また、このホルダー筒部を締め付ける力は、アンカーボルトとアンカーホルダーとの嵌合をより強固なものにする力としても作用する。これにより、より一層アンカーボルトが飛び出るのを防ぐこととなる。
【0015】
〔請求項6〕
本発明は、前記ホルダー筒部の下端に筒状のジョイントパーツを接合したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアンカーホルダーである。
【0016】
このようなジョイントパーツを接合することにより、同一規格のアンカーホルダーをそのまま利用しながら、異種高さのブロックに対応することができる。
【0017】
〔請求項7〕
本発明は、設置面に固定設置してタイヤを止めるための車止めブロックであって、請求項1〜6のいずれかに記載のアンカーホルダーが埋設されることにより、上下方向に貫通孔を有していることを特徴とする車止めブロックである。
【0018】
当該車止めブロックは、コンクリートで成形されたものが望ましい。このブロックを所定の設置場所へ載置した後、前記貫通孔を通してアンカーボルトを地面に打ち込む等して当該ブロックを固定する。上述の請求項1〜6のアンカーホルダーを用いているので、アンカーボルトとアンカーホルダーの嵌合性・密着性が高く、ブロックにタイヤが当たる等の強い衝撃があってもアンカーボルトが上から飛び出ることがない。
【0019】
〔請求項8〕
本発明は、上下方向の貫通孔を有し、該貫通孔から設置面にアンカーボルトを挿入して固定する車止めブロックであって、該貫通孔の上部に形成した凹部に嵌合するホールキャップを有し、該ホールキャップを凹部に嵌合したときに車止ブロック本体上面とホールキャップ上面とが平坦になり、かつ、ホールキャップ前面に設けたリフレクターが車止めブロック本体前面に露出することを特徴とする車止めブロックである。
【0020】
従来のようにホールキャップがブロックの上面から突出していると、それがマフラーやバンパー等が当ってマフラー等に傷が付いたり、ホールキャップが車止から外れたり損傷したりすることがあった。本発明によれば、ホールキャップの上面とブロックの上面とが平坦で突設しているのものがないので、車のマフラー等がホールキャップに接触するおそれがない。しかも、ブロックの前面に当該ホールキャップ用受け孔を設けたことにより、前面にリフレクターを設けたホールキャップを被嵌するとリフレクターの役割も果たさせることができる。
【0021】
〔請求項9〕
本発明は、上下方向の貫通孔を有する車止めブロックの該貫通孔上部に装着するホールキャップであって、平面形状の上面部と、リフレクターを設けた前面部と、筒状の脚部とを有することを特徴とするホールキャップである。
【0022】
前記上面部が平面形状であるのは、上述のようにホルダー頭部に被嵌したときに、ブロックの上面とキャップの上面とが平坦になるためであり、下面に形成した脚部を筒状としたのは、被嵌するホルダー頭部の突起部の動きをロックするためである。なお、脚部の断面形状はホルダー頭部の周溝の形状に合わせればよく、円形でも四角形でもどのような形状でも良い。本発明のホールキャップは、請求項7に記載の車止めブロックとともに使用することで、上記の機能を果たすことができると同時に、従来通りアンカーホルダーの保護キャップとしての用途と、リフレクターとしての用途とを併せ持った一つの部品で足りる。
【0023】
〔請求項10〕
本発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のアンカーホルダーが埋設されて上下方向に貫通孔を有している車止めブロック本体と、前記頭部を有し前記貫通孔から設置面に挿入してブロックを地面に固定するアンカーボルトと、請求項9のホールキャップとを有することを特徴とする車止めである。
【0024】
上述してきた本発明のアンカーホルダーを埋設した本発明の車止めブロック本体及びホールキャップを用いているので、ホルダーとボルトの嵌合性・密着性が高く、地面に強固に固定され、耐衝撃性に優れている。
【0025】
〔請求項11〕
本発明は、底面に補助アンカーを挿入するためのインサートが少なくとも一つ埋設されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の車止めブロックである。
【0026】
本発明の車止めブロックは、設置する前に予め前記インサートに補助アンカーを打ち込み、ねじ込みなどにより装着し、その後所定の設置場所の地面に空けた埋設孔へボンド、モルタル等の接着剤を注入して、そこへ補助アンカーの突出部分を埋設する。これにより、設置場所へブロックを仮止めすることができ、かつ、より強固な耐衝撃性を持たせることができる。補助アンカーとしては鉄筋、ボルトなどを用いることができる。
【0027】
〔請求項12〕
本発明は、ブロック前面に設けた傾斜部の一部分にネーム標示ステッカーを貼付するなどの標示を行う標示部を有する車止めブロックであって、該標示部が凹曲面形状となっていることを特徴とする車止めブロックである。
【0028】
標示部を凹曲面形状にするのは、標示部に貼付されたネーム標示ステッカーなどににタイヤが接触するのを防ぐためである。この曲率を想定される最小規格のタイヤ(軽自動車のタイヤなど)が接触しないものとすることによりそれ以上の大きさのどの規格のタイヤも接触しないものとすることができる。接触しないことで、貼付したステッカーの文字が消えたり、ステッカー自体が剥がれることを防止することができる。この構成は、前記の請求項7、8又は11の車止めブロックにも適用できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づきながら説明する。
【0030】
本発明の実施例のアンカーホルダーについて、図1及び図2を用いて説明する。本実施例のアンカーホルダーはポリプロピレンを用いて作成された。図1は本発明の実施例のアンカーホルダー1の平面図(a)、断面図(b)、側面図(c)、底面図(d)である。断面図(b)にあらわされているように、実施例のアンカーホルダー1はホルダー頭部2とホルダー筒部3とから成っている。これらは一体に作成することもできるが、別個に作成したあとに組み合わせることもできる。本実施例ではホルダー頭部2とホルダー筒部3とは別個に作成した後に組み合わせている。ホルダー頭部2は、上部に内向きの突条5を有する突起部4、当該突起部4の外側に周溝6、当該周溝6のさらに外側に周設されている周壁6、周壁の下端外周のフランジ部8から成っている。本実施例では、突起部4は4つ立設されており、平面図(a)にあるように、二つの対が互いに向かい合うように配置されている。4つの突起部4に囲まれ、突条5よりも下の空間はボルト頭部受け孔12であり、アンカーボルトを挿入した際にボルト頭部を内包するためのものである。また、周溝6は、アンカーボルトを挿入時のボルト頭部が通過する際に突起部4が外に押し広がることができるための空間である。挿入後はここにホールキャップの脚部を嵌着することで突起部4の外側への動きをロックすることができる。アンカーボルトを挿入する際の説明は後述する。なお、ホルダー頭部2の下端にあるフランジ部8は、アンカーホルダーをブロックに埋設した場合に、当該ホルダーが容易にコンクリートから抜けないように設けられているものである。
【0031】
ホルダー筒部3は、筒部本体14と、上部にフランジ状に形成されホルダー頭部2に嵌着するためのホルダー首部15からなり、筒部本体14の内側はアンカーボルトを挿入した際にボルト軸部を収容する軸部受け孔13となっている。その内側には内周リブ11、外側にはホルダー首部15下面の外周リブ9から繋がるテーパ状リブ10が設けられている。筒部本体14の外周面は下方向に径が小さくなるテーパ形状となっており、これによりアンカーボルト40が挿入される際にはホルダー筒部3に作用する下向きの力が筒部を内側に窄める力に変換し、ホルダー筒部3がアンカーボルト40を締め付けることとなる。内側の内周リブ11は、平面図(a)及び底面図(d)によくあらわれている。内周リブ11の内径はアンカーボルト40のボルト軸部42の径よりもやや小さいために、アンカーボルトをボルト軸部受け孔に挿入するときにこの凸状のリブが押しつぶされることによって、アンカーボルトとアンカーホルダーの密着性を高める。外側の外周リブ9は、ホルダー頭部2を支えるホルダー首部15を補強する働きを持つ。これに繋がるテーパ状リブ10は下方向に向かってテーパ状になっておりこれもアンカーホルダーの強度を高める働きを持つ。また、図2に示すように、ホルダー頭部2とホルダー筒部3との境界となるホルダー首部15の直下のホルダー筒部3の外径が、アンカーボルト40のボルト頭部41の下端の外径よりも小さくなっている。ボルト頭部41の外縁の真下(ホルダー筒部の外側)にはコンクリートが入り込んでいる。これにより、アンカーボルトを打ち込む際の衝撃をホルダーの樹脂部分だけでなく、ボルト頭部41の外縁の直下のコンクリート部分でも受け止めることができるので、アンカーホルダーの強度を高めることができ、アンカーボルトの打ち込みの際にアンカーホルダーが破損するのを防ぐことができる。
【0032】
図2は、本発明の実施例の車止め20である。本実施例の車止めは、図1にあらわされている本発明の実施例のアンカーホルダー1、当該ホルダーを埋設する本発明の実施例の車止めブロック21、当該ホルダーに挿入するアンカーボルト40、当該ホルダーに被嵌する本発明の実施例のホールキャップ30から成っている。
【0033】
まず、本発明の実施例の車止めブロック21から説明する。図3は、本実施例の車止めブロック21の平面図(a)、側面図(b)、正面図(c)である。ここにあるように、車止めブロックは縦断面形状が略台形の略直方体である。ブロック上面22にはホールキャップ用受け孔27が2つ設けられており、そこにはアンカーホルダー1がそれぞれ埋設されている。これにより、貫通孔25が形成されている。また、傾斜部23の中央付近には標示部28があり、ここにネーム標示ステッカー等を貼付することができるようになっている。なお、底面24に接着剤を塗布することもできる。
【0034】
当該車止めブロック21を成形する方法は以下の通りである。まず、型枠(図示せず)をできあがりの状態の底面が上に来るようにセットする。型枠には予めホールキャップ用受け孔27が形成できるような凸部があり、ここにアンカーホルダー1のホルダー頭部2が接合できるようになっているので、セットした型枠のこの部分にアンカーホルダー1を取り付ける。本実施例においては、図3の(a)及び(b)の両図にあるように、一つのブロックに二つのアンカーホルダー1を取り付ける。なお、アンカーホルダーはアンカーボルトがまっすぐに挿入できるように位置決めのためと、アンカーボルトと密着させることにより、ブロック自体の耐衝撃性を高めるために用いられるものである。このアンカーホルダー1を埋設することにより、図3の(b)及び(c)の両図にあるように、ブロック21に貫通孔25を形成することができる。本実施例では、このアンカーホルダー1に拡がり孔部26を形成するためのボスをホルダー筒部3の先端に取り付ける。その後、型枠にコンクリートを流し込み、硬化後に脱型する。このようにしてアンカーホルダー1が埋設された本実施例の車止めブロック21を製造することができる。
【0035】
このように成形した本発明の実施例の車止めブロック21に、アンカーボルト40を挿入した状態を図2に示す。アンカーボルト40は全体が金属製でボルト頭部41が鍛造加工などにより一体成形されているものである。アンカーボルトは、上からハンマー等の打撃により、あるいはハンマードリル等の打込機を用いて打ち込むことによって設置面に打ち込まれる。アンカーボルト40は、車止めブロック21を貫通して、その下の地面に固定できるくらいに打ち込まれる必要があるので、ブロックの高さよりもある程度長くなければならない。打ち込む際にでる打ち込み屑は、ブロック21の拡がり部26に収容することができる。これにより、ブロック21が打ち込み屑によって地面から持ち上げられるのを防止することができる。また、本実施例のアンカーボルトは打ち込み作業の容易性を鑑みて先端が尖った形状になっている。
【0036】
アンカーボルトが打ち込まれるときは、まず、ボルト軸部42がホルダー筒部の内周リブ11を押しつぶしながら挿入される。これにより、ホルダーとボルトとの密着性が高まる。次に、ボルト頭部41が突起部4を通過する段階では、突条5の部分をボルト頭部41が通り抜けるために、突起部4が一度外側に押し広げられる。そして、ボルト頭部41が突起部4を通過した後、突起部4は弾性によってもとの位置に戻る。このように、ボルト頭部41はホルダー頭部2内のボルト頭部受け孔12の空間に収まることになる。このときに、突条5でボルト頭部41を上から押さえる形になるので、ボルト頭部41が突起部4より上に飛び上がることはない。また、図2にあるように、ホルダー頭部2の周溝6に、ホールキャップ30の脚部32を嵌合することにより、突起部4が外に広がろうとする力を押さえるので、ボルト頭部41が上に跳ね上がるのをより一層防ぐことができる。
【0037】
図2、7に示すように、本発明のホールキャップ30は、キャップ上面31、脚部32、リフレクター33から成っている。上述のように当該ホールキャップ30は、ホルダー頭部2の周溝6に脚部32を嵌合させて被嵌する。キャップ上面31は平面形状であり、ホルダー頭部2に被嵌したときに、当該キャップ上面31とブロック上面22とは平坦になる。キャップがブロック上面より突出していないことにより、ブロックにタイヤがぶつかってもマフラー等車体を傷つけることがなく、キャップが損傷することもない。さらに、前面に嵌設されたリフレクターには周知の反射鏡が使用されており、これにより、暗所においても車のライト等に反射して当該ブロックの存在をドライバーに知らせることができる。このように、本発明のホールキャップ30は、一つの部品で多数の機能を果たしている。なお、図7において(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。
【0038】
なお、本実施例の車止め20を周知の手段、たとえば、アンカーボルトの先端に抜け止め機能を有する周知のアンカー部材を取り付けて固定する手段などにより、設置面に固定させることも可能である。
【0039】
本実施例の車止め20を設置するには、まず、車止めブロック21の底面に接着剤を塗布して所定の設置場所に載置して仮止めをする。次に、アンカーホルダー1の貫通孔25に上からアンカーボルト40を挿通し、ハンマードリルなどを用いて設置面に打ち込んでいく。ボルト頭部41がボルト頭部受け孔12に収まるまで打ち込み終わり、図2の状態になったら、そこで打ち込みを終了する。その後ホールキャップ30を被嵌すれば完了となる。これを二つのアンカーホルダーともに行うことで、車止め20は設置面に固定される。
【0040】
図4に示すのは、実施例の車止め50であり、これはアンカーホルダー1に筒状のジョイントパーツ52を接続したものを埋め込んで上下方向の貫通孔を形成した車止めブロック51をアンカーボルト40で設置面に固定し、ホールキャップ30を装着したものである。車止めブロックの高さは通常120mmであり、本発明の実施例のアンカーホルダー1はこれに対応するように作られているので、これ以上の高さのブロックに対しては、ブロックの高さに応じたジョイントパーツを使用することにより、異種高さのブロック各々に応じることができる。基本となるアンカーホルダー1は同一形状のものでよいので、応用をきかせることができる。なお、本実施例のジョイントパーツ52はアンカーホルダー1の先端に外嵌して接合しているが、高さを継ぎ足すことができれば、どのような形状の接合部であってもよい。ジョイントパーツを接合させること以外は上述の車止め20と同じである。
【0041】
車止めの固定方法としては、上記以外のものとして、上からアンカーボルトを打ち込まない方法をとることもできる。この固定方法においても、上記の実施例の車止めブロック、ホールキャップを使用することができる。図5に示すように、車止めブロック21を設置場所に載置する前に、まずアンカーボルト61をアンカーホルダー1に挿入する。アンカーボルト61は通常の六角頭部63を有する金属ボルトで、この場合は、プラスチック製のボルト頭部66を摺嵌して設けている。この工法はアンカーボルトを設置面に打ち込むものではないので、プラスチック製の頭部でも強度的に十分である。ボルト頭部66がきちんとホルダー頭部2内のボルト頭部受け孔12に収まったら、車止めブロック21の拡がり孔部26から、アンカーボルト61をナット62で締めていく。このように下からナットで締めることにより、アンカーボルト61はアンカーホルダー1に固定される。このようにナットで締めた後に、車止めの所定の設置場所に、ブロック21の底面24から突出したボルト先端部を埋め込んで地面に固定するための埋設孔64を空け、ここにモルタル65やボンド等の接着剤を流し込んで、当該ボルト先端部を埋め込む。この固定方法によっても、当該車止めブロックを地面に強固に固定することができ、かつ、本発明のアンカーボルトの構造による効果を得ることができるので耐衝撃性を高く保つことができる。また、アンカーボルトは車止めブロックに固定されているので、衝撃でブロックから飛び出すおそれもない。
【0042】
図6は、車止めブロック21の中央縦断面図である。傾斜部23の中央部に形成された標示部28が凹曲面形状になっている。標示部28の凹曲面の縦断面における曲率半径Rは、想定される自動車の最小規格の径のタイヤが接触しないようなもの(最小のタイヤ径よりも小さな曲率半径)にすることにより、どのような自動車のタイヤの接触も回避することができる。通常この部分にはネームステッカーなどをを貼付する。これにより、この部分に貼付されたネームステッカーは文字も消えにくく、また、ステッカー自体も剥がれにくくなる。
【0043】
図6に示されるように、車止めブロック21には、補助アンカー71を装着するための、1個のプラスチック製のインサート70が下面中央部に埋設されている。補助アンカーは必要に応じて装着されるもので、装着せずに車止めブロック21を設置しても差し支えない。補助アンカーを装着する場合は、ブロック21を設置する前に、予めインサート70に補助アンカー71を打ち込み、ねじ込みなどにより装着し、その後、所定の設置面に空け、ボンド、モルタル等の接着剤73を注入した埋設孔へ、補助アンカー71の突出部分を埋設する。これにより、設置場所へブロックを仮止めすることができ、かつ、より強固な耐衝撃性を持たせることができる。補助アンカーとしては鉄筋、ボルトなどを用いることができる。
【0044】
【発明の効果】
このように、本発明のアンカーホルダー、ホールキャップ、車止めブロック、車止めによれば、アンカーホルダーとアンカーボルトとの密着性が高く、これを使用した車止めブロック及び車止めは耐衝撃性に優れているため、アンカーボルトが上に飛び出してきてマフラー等を破損することがなく、安全で、かつ、耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンカーホルダー1の平面図、断面図、側面図及び底面図である。
【図2】車止め20の断面図である。
【図3】車止めブロック21の平面図、正面図及び断面図である。
【図4】車止め50の説明図である。
【図5】車止め60の説明図である。
【図6】車止めブロック21の中央縦断面図である。
【図7】ホールキャップ30の平面図、正面図、底面図、及び側面図である。
【符号の説明】
1 アンカーホルダー
2 ホルダー頭部
3 ホルダー筒部
4 突起部
5 突条
6 周溝
7 周壁
8 フランジ部
9 外周リブ
10 テーパ状リブ
11 内周リブ
12 ボルト頭部受け孔
13 ボルト軸部受け孔
14 筒部本体
15 ホルダー首部
20 車止め
21 車止めブロック
22 ブロック上面
23 傾斜部
24 底面
25 貫通孔
26 拡がり孔部
27 受け孔
28 標示部
30 ホールキャップ
31 キャップ上面
32 脚部
33 リフレクター
40 アンカーボルト
41 ボルト頭部
42 ボルト軸部
50 車止め
51 車止めブロック
52 ジョイントパーツ
60 車止め
61 アンカーボルト
62 ナット
63 六角頭部
64 埋設孔
65 モルタル
66 ボルト頭部
70 インサート
71 補助アンカー
72 埋設孔
73 接着剤

Claims (12)

  1. 車止めブロックを固定するアンカーボルトを挿通する上下方向の貫通孔を形成するために該ブロック内に埋設する概略筒状のアンカーホルダーであって、アンカーボルトを挿通するホルダー筒部と、その上部にあってアンカーボルト頭部を内包するホルダー頭部とを有し、該ホルダー頭部の内部に、アンカーボルトが上に跳ね上がろうとするときに該アンカーボルト頭部の上面に接触して跳ね上がりを防止する突条を有する複数の突起部を設けたことを特徴とするアンカーホルダー
  2. 前記突起部と前記ホルダー頭部の周壁との間にホールキャップの脚部を嵌合するための周溝を有することを特徴とする請求項1に記載のアンカーホルダー
  3. 前記ホルダー筒部内周壁にリブを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンカーホルダー
  4. 前記ホルダー頭部と前記ホルダー筒部との境界となるホルダー首部直下のホルダー筒部の外径が、アンカーボルトのボルト頭部の下端の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアンカーホルダー
  5. 前記ホルダー筒部外周径を下方向に向けて細くするテーパとすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアンカーホルダー
  6. 前記ホルダー筒部の下端に筒状のジョイントパーツを接合したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアンカーホルダー
  7. 設置面に固定設置してタイヤを止めるための車止めブロックであって、請求項1〜6のいずれかに記載のアンカーホルダーが埋設されることにより、上下方向に貫通孔を有していることを特徴とする車止めブロック
  8. 上下方向の貫通孔を有し、該貫通孔から設置面にアンカーボルトを挿入して固定する車止めブロックであって、該貫通孔の上部に形成した凹部に嵌合するホールキャップを有し、該ホールキャップを凹部に嵌合したときに車止ブロック本体の上面とホールキャップ上面とが平坦になり、かつ、ホールキャップ前面に設けたリフレクターが車止めブロック本体の前面に露出することを特徴とする車止めブロック
  9. 上下方向の貫通孔を有する車止めブロックの該貫通孔上部に装着するホールキャップであって、平面形状の上面部と、リフレクターを設けた前面部と、筒状の脚部を有することを特徴とするホールキャップ
  10. 請求項1〜6のいずれかに記載のアンカーホルダーが埋設されて上下方向に貫通孔を有している車止めブロック本体と、前記頭部を有し前記貫通孔から設置面に挿入してブロックを地面に固定するアンカーボルトと、請求項9のホールキャップとを有することを特徴とする車止め
  11. 底面に補助アンカーを挿入するためのインサートが少なくとも一つ埋設されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の車止めブロック
  12. ブロック前面に設けた傾斜部の一部分にネーム標示ステッカーを貼付するなどの標示を行う標示部を有する車止めブロックであって、該標示部が凹曲面形状となっていることを特徴とする車止めブロック
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