JP3594783B2 - 道路鋲 - Google Patents
道路鋲 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3594783B2 JP3594783B2 JP825398A JP825398A JP3594783B2 JP 3594783 B2 JP3594783 B2 JP 3594783B2 JP 825398 A JP825398 A JP 825398A JP 825398 A JP825398 A JP 825398A JP 3594783 B2 JP3594783 B2 JP 3594783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stud
- storage case
- inclined side
- road
- stud body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路のセンターライン、交差点中央、横断歩道等の道路に設置されて車両運転手等に夜間の視線誘導を行い、交通事故の防止を図るための道路鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の道路鋲としては、断面略台形状の傾斜側面に再帰反射性を有する反射体が取付けられた鋲本体の下面に、脚部が分離不可能に一体的に形成され、鋲本体を路面より突出させた状態で脚部を地中に埋設し、セメントや接着剤等で固めて設置するようになされたものがある。そして前記反射体に車両のヘッドライト等の光を再帰反射させることにより、車両運転手等に夜間の視線誘導を行うようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の如き道路鋲が積雪地方に設置された場合、鋲本体が取り外しできない状態で路面より突出されているので、除雪作業時においてはグレーダー(雪かき専用車両)の羽根が鋲本体に当たって鋲本体を破損させる恐れがあった。そこでかかる問題に対処するために、鋲本体と脚部とをボルトによって分離可能とし、積雪期には脚部を地中に残したままで、鋲本体を取り外すようになされたものもある。しかしながらかかる道路鋲では、脚部を地中に残したままであるので、車両の踏みつけにより脚部のアンカーナットが破損したり、そのアンカーナット内に塵が雨水が侵入し、再び鋲本体を取付ける際には侵入した塵や雨水を取り除かなければならず、また取り外した鋲本体の保管場所が必要である等の問題がある。
【0004】
他方、実開平1−90810号公報に記載される如く、鋲本体を回転軸により上下反転可能とし、無積雪期は鋲本体を路面より突出させ、積雪期は上下反転させて収納ケース内に収納することにより、グレーダーの羽根が当たらないようになされたものもある。しかしながらこの道路鋲にあっては、鋲本体を回転軸により反転させる必要から、鋲本体を路面より突出させた状態においても、収納ケース内に収納させた状態においても、鋲本体の中央部分の下方は空間部となされて何ら支持されておらず、鋲本体の縁部のみが収納ケース内壁より内側に突出されたストッパー部材により支持されているだけなので、車両の踏みつけにより、荷重がかかった場合は、鋲本体が破損する問題を有している。
【0005】
そこで本発明は、積雪期に鋲本体を収納ケース内に収納させるようになされた道路鋲において、上記の如き問題点を解決し、車両の踏みつけにより、荷重がかかった場合においても鋲本体の破損を防止した道路鋲を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係る道路鋲は、断面略台形状の傾斜側面に反射体が取付けられた鋲本体と、上面が路面とほぼ同一面になるように道路に埋設される収納ケースと、鋲本体と収納ケースとの間に介装される支持部材とからなり、無積雪期には鋲本体は路面より突出されて収納ケース上に取付けられると共に、積雪期には鋲本体は上下反転されて裏面が路面とほぼ同一面になるように収納ケース内に収納取付け可能となされ、支持部材は、鋲本体の傾斜側面に対応して平坦な頂部から一側面を片流れ状に傾斜させた傾斜面として形成され、鋲本体を路面より突出させるときは、支持部材を起立させて介装し、その頂部で鋲本体の裏面を支持させ、鋲本体を上下反転させて収納ケース内に収納させるときは、支持部材を横臥させて介装し、その傾斜面で鋲本体の傾斜側面を支持させるようになされたことを特徴とするものである。
【0007】
本発明によれば、無積雪期には鋲本体を路面より突出して収納ケース上に取付けることにより、鋲本体の傾斜側面に取付けられた反射体により車両運転手に対して夜間の視線誘導を行うことができ、また積雪期には鋲本体を上下反転して裏面が路面とほぼ同一面になるように収納ケース内に収納取付けることにより、除雪のグレーダーによる鋲本体の損傷を防止することができる。
【0008】
また本発明は、鋲本体と収納ケースとの間に介装される支持部材を有し、支持部材は鋲本体の傾斜側面に対応して平坦な頂部から一側面を片流れ状に傾斜させた傾斜面として形成され、鋲本体を路面より突出させるときは、この支持部材を起立させて介装し、その頂部で鋲本体の裏面を支持させ、鋲本体を上下反転させて収納ケース内に収納させるときは、支持部材を横臥させて介装し、その傾斜面で鋲本体の傾斜側面を支持させるようになされているので、鋲本体を路面より突出させた状態においても、収納ケース内に収納させた状態においても、鋲本体は支持部材によって支持されており、車両の踏みつけにより、荷重がかかっても鋲本体の破損が防止される。
【0009】
しかも支持部材は、鋲本体を路面より突出させた状態と、収納ケース内に収納させた状態とにおいて、同じ支持部材を起立させ、又は横臥させることにより、兼用しているので、別々の部材により鋲本体を支持させることに比べて、部材点数が少なく、合理的である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の一形態を図面に基づき具体的に説明する。
まず図1〜5は本発明に係る道路鋲の実施の一形態を示し、道路の中央分離、分岐、合流点等に好適に設置され、相対する二方向に向けて視線誘導を行うようになされたものである。なお図1はこの道路鋲の鋲本体を示し、(イ)は平面図、(ロ)は底面図、(ハ)は断面図であり、図2は収納ケースを示し、(イ)は平面図、(ロ)は断面図であり、図3は支持部材を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は背面図、(ニ)は側面図であり、図4はこの道路鋲の鋲本体を路面より突出させた状態の断面図、図5は鋲本体を収納ケースに収納取付けた状態の断面図である。
【0011】
図面において、1は鋲本体、2は収納ケース、3は支持部材である。
【0012】
鋲本体1は、車両の踏みつけに充分耐えうるように、強度及び耐蝕性を有し、且つ成型性に優れたアルミニウム合金や鋳鉄等の金属や合成樹脂等で作製されるものであって、図1の如く、断面略台形状の相対する二方向に向けて二個の傾斜側面11が形成され、その各傾斜側面11に形成された凹部に再帰反射性を有する反射体12が取付けられている。さらに中央部には二個のボルト穴13が貫通され、このボルト穴13に取付ボルト4が挿入されるようになされている。また鋲本体1の裏面は平面状となされ、所々に軽量化するためのぬすみ穴が穿設されていると共に、その外周には鍔部14が突設されている。なお前記反射体12は、ポリカーボネート等の合成樹脂板にプリズム加工された反射板、反射テープ、ガラス小球等が用いられるが、ヘッドライト等を受けると、その光を再帰反射するものであれば特に限定されるものではない。
【0013】
収納ケース2は、道路に埋設されるために前記鋲本体1と同様に強度、耐蝕性及び成形性を要求されることから、通常は鋲本体1と同様の金属や合成樹脂等で作製されるものであり、図2の如く、上下反転した鋲本体1を収納させるために上部が開口されて収納部21が形成され、その収納部21の開口縁部には鋲本体1の鍔部14が戴置される段部22が形成され、さらに収納部21の中央部には鋲本体1のボルト穴13に対応して二個のアンカーナット23が取付けられ、鋲本体1のボルト穴13よりそれぞれ挿入した取付ボルト4がこのアンカーナット23に螺入されて取付けられるようになされている。なお前記アンカーナット23は、好適には耐蝕性を有するステンレスから形成され、その上部が収納部21の底面より所定高さ突出されており、またアンカーナット23の両側には側壁よりアンカーナット23に向けて係止突起24が収納部21の底面より膨出されている。
【0014】
支持部材3は、鋲本体1と収納ケース2との間に介装されて、鋲本体1を支持するためのものであって、鋲本体1や収納ケース2と同様に、一般には強度、耐蝕性及び成型性に優れたアルミニウムダイカスト等の金属や合成樹脂等で作製されるものである。支持部材3は、図3の如く、鋲本体1の傾斜側面11に対応して平坦な頂部31から一側面を片流れ状に傾斜させた傾斜面32として形成され、傾斜面32と反対側の側面は垂直面33となされた断面略直角三角形状であって、その垂直面33には、前記収納ケース2のアンカーナット23の突出上部及び係止突起24に嵌合されて、収納部21の所定位置に所定向きで取付けられるように、位置決め用の係止凹部34が上下方向に形成されている。なお本形態では、鋲本体に1に形成された二個の傾斜側面11に対応して二個の支持部材3を有している。
【0015】
次に本発明道路鋲の設置方法について説明する。
まず路面Gに掘った穴に収納ケース2を挿入し、収納ケース2の周囲に充填材や接着剤、コンクリート等を流し込んで、収納ケース2を道路に埋設固定する。このとき、収納ケース2の上面が路面Gとほぼ同一面になるように埋設する。
【0016】
なお収納ケース2の上面に、図2で示された如く、鉄板を仮止めするボルト穴25を予め設けておき、このボルト穴25に収納ケース2より外方に張り出す鉄板を仮止めし、鉄板の裏面を路面Gに当接させた状態で埋設すれば、容易に収納ケース2の上面が路面Gとほぼ同一面になるように埋設することができる。そして埋設後は、この鉄板を取り外せばよい。
【0017】
次にこの収納ケース2に鋲本体1を取り付ける。
まず無積雪期においては、図4に示される如く、アンカーナット23の突出上部に、二個の支持部材3の係止凹部34をそれぞれ相対向するように嵌合させることにより、アンカーナット23の両側に、支持部材3の頂部31を上にした状態で、すなわち二個の支持部材3を収納ケース2の中央部に垂直面33同志を合わせて起立戴置する。そして鋲本体1を路面Gから突出するようにして、鋲本体1の鍔部14を収納ケース2の段部22に戴置し、鋲本体1のボルト穴13より取付ボルト4を収納ケース2のアンカーナット23に螺入して、鋲本体1を収納ケース2上に取付ける。この場合、鋲本体1の裏面中央部が支持部材3の頂部31にほぼ当接するような寸法で支持部材3を形成しておき、合わせた二個の支持部材3の頂部31で鋲本体1の裏面中央部が支持されるようにする。
【0018】
次に積雪期においては、前記取付ボルト4を取り外して鋲本体1及び支持部材3を収納ケース2より取り外し、しかる後、図5に示される如く、今度は二個の支持部材3の係止凹部34をそれぞれアンカーナット23の両側に膨出させた係止突起24に嵌合させる。かようにして二個の支持部材3の傾斜面32をそれぞれ上にした状態で、すなわち二個の支持部材3を収納ケース2に横臥した状態でそれぞれ戴置し、鋲本体1を上下反転させた際、傾斜面32が鋲本体1の傾斜側面11にそれぞれ対向するようにする。そして鋲本体1を前記と逆に上下反転して鍔部14を収納ケース2の段部22に戴置し、上になった鋲本体1の裏面より取付ボルト4をボルト穴13に挿入し、収納ケース2のアンカーナット23に螺入することにより、鋲本体1を収納ケース2内に収納取付ける。なおこの場合、鋲本体1の鍔部14の厚みと収納ケース2の段部22の深さとをほぼ同一寸法としておき、収納取付けられた鋲本体1の裏面を収納ケース2の上面、すなわち路面Gとほぼ同一面となるようにし、また収納した鋲本体1の傾斜側面11がそれぞれの支持部材3の傾斜面32にほぼ当接するような寸法で支持部材3を形成しておき、支持部材3の傾斜面32で鋲本体1の傾斜側面11が支持されるようにする。
【0019】
なお収納ケース2内に雨水が侵入しないように、鋲本体1のボルト穴13にはゴム等のキャップを、また収納ケース2と鋲本体1の接合部分にはゴム等のパッキンを介在させておくのが好ましい。また取付ボルト4は汎用品でもよいが、盗難防止の為に、一般の工具では容易に取り外すことのできない特殊な頭部のボルトを使用してもよい。又鋲本体1のボルト穴13及び収納ケース2のアンカーナット23をそれぞれ一個づつ設け、一個の取付ボルト4により鋲本体1が収納ケース2に取付けられるようになされていてもよい。
【0020】
次に図6〜9は本発明に係る道路鋲の実施の他の形態を示し、道路の交差点等に好適に設置され、十字方向に向けて視線誘導を行うようになされたものである。なお図6はこの道路鋲の鋲本体を示し、(イ)は平面図、(ロ)は底面図、(ハ)は断面図であり、図7は支持部材を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は背面図、(ニ)は側面図であり、図8はこの道路鋲の鋲本体を路面より突出させた状態の断面図、図9は鋲本体を収納ケースに収納取付けた状態の断面図である。
【0021】
この形態においては、鋲本体は、図1〜5の形態と異なり、図6の如く十字方向に向けて四個の傾斜側面11が形成され、その各傾斜側面11にそれぞれ反射体12が取付けられ、又図7の如く支持部材3は、図3の支持部材3とほぼ同様に、平坦な頂部31から一側面を片流れ状に傾斜させた傾斜面32として形成され、傾斜面32と反対側の側面は垂直面33となされた断面略直角三角形状となされ、前記四個の傾斜側面11に対応して四個用いられている。かようにこの形態では傾斜側面11とそれに対応する支持部材3の数が図1〜5の形態と異なっているが、鋲本体1を路面Gより突出させるときは、支持部材3を起立させて介装し、その頂部31で鋲本体1の裏面を支持させ、鋲本体1を上下反転させて収納ケース2内に収納させるときは、支持部材3を横臥させて介装し、その傾斜面32で鋲本体1の傾斜側面11を支持させるようにした点においては、図1〜5の形態と実質的に同じである。
【0022】
すなわち鋲本体1を路面Gより突出させて収納ケース2に取付ける無積雪期においては、図8に示される如く、収納ケース2内に間隔をおいて形成された二個の凹部26内に、この四個の支持部材3を二個づつ垂直面33同志を合わせて起立させ、その合わせた支持部材3の頂部31で鋲本体1の裏面をそれぞれ支持させるようになされている。
【0023】
又鋲本体1を上下反転させて収納ケース2内に収納させて取付ける積雪期においては、図9に示される如く、前記四個の支持部材3をそれぞれ鋲本体1の傾斜側面11に対向するように収納ケース2の所定位置に横臥させ、その支持部材3の各傾斜面32でそれぞれ鋲本体1の傾斜側面11を支持させるようになされている。
【0024】
なお本発明においては、必ずしも鋲本体1の傾斜側面11の数と同数の支持部材3を用いる必要はないが、上記図1〜5及び図6〜9の如く、鋲本体1の傾斜側面11の数と同数の支持部材3を用い、鋲本体1を上下反転させて収納ケース2内に収納させて取付ける積雪期においては、全ての傾斜側面11を支持部材3の傾斜面32で支持させ、鋲本体1を路面Gより突出させて収納ケース2に取付ける無積雪期においては、その支持部材3を収納ケース2内の任意箇所に適宜二個を合わせて、又はバラバラに起立させ、その全ての支持部材3の頂部31で鋲本体1の裏面をそれぞれ支持させるようにすれば、積雪期においても無積雪期においても全ての支持部材3を有効に用いることができ、車両の踏みつけにより、荷重がかかった場合において、鋲本体1の破損を効果的に防止することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、無積雪期には鋲本体を路面より突出して取付けることにより、鋲本体の傾斜側面に取付けられた反射体により車両運転手に対して夜間の視線誘導を行うことができ、また積雪期には鋲本体を上下反転して裏面が路面とほぼ同一面になるように収納ケース内に収納取付けることにより、除雪のグレーダーによる鋲本体の損傷を防止することができる。
【0026】
また、鋲本体と収納ケースとの間に介装される支持部材を有し、支持部材は鋲本体の傾斜側面に対応して平坦な頂部から一側面を片流れ状に傾斜させた傾斜面として形成され、鋲本体を路面より突出させたときは、この支持部材を起立させて介装し、その頂部で鋲本体の裏面を支持させ、鋲本体を上下反転させて収納ケース内に収納させたときは、支持部材を横臥させて介装し、その傾斜面で鋲本体の傾斜側面を支持させるようになされ、鋲本体を路面より突出させた状態においても、収納ケース内に収納させた状態においても、鋲本体は支持部材によって支持されているので、車両の踏みつけにより、荷重がかかっても鋲本体の破損が防止される。
【0027】
しかも支持部材は、鋲本体を路面より突出させた状態と、収納ケース内に収納させた状態とにおいて、同じ支持部材を兼用しているので、別々の部材により支持させることに比べて、部材点数が少なく、合理的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる鋲本体の実施の一形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は底面図、(ハ)は断面図である。
【図2】本発明に用いられる収納ケースの実施の一形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は断面図である。
【図3】本発明に用いられる支持部材の実施の一形態を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は背面図、(ニ)は側面図である。
【図4】本発明の実施の一形態を示し、鋲本体を路面より突出させた状態の断面図である。
【図5】図4の実施の一形態において、鋲本体を収納ケースに収納取付けた状態の断面図である。
【図6】本発明に用いられる鋲本体の実施の一形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は底面図、(ハ)は断面図である。
【図7】本発明に用いられる支持部材の実施の一形態を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は背面図、(ニ)は側面図である。
【図8】本発明の実施の一形態を示し、鋲本体を路面より突出させた状態の断面図である。
【図9】図8の実施の一形態において、鋲本体を収納ケースに収納取付けた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 鋲本体
11 傾斜側面
12 反射体
13 ボルト穴
14 鍔部
2 収納ケース
21 収納部
22 段部
23 アンカーナット
24 係止突起
25 ボルト穴
26 凹部
3 支持部材
31 頂部
32 傾斜面
33 垂直面
34 係止凹部
4 取付ボルト
Claims (3)
- 断面略台形状の傾斜側面に反射体が取付けられた鋲本体と、上面が路面とほぼ同一面になるように道路に埋設される収納ケースと、鋲本体と収納ケースとの間に介装される支持部材とからなり、無積雪期には鋲本体は路面より突出されて収納ケース上に取付けられると共に、積雪期には鋲本体は上下反転されて裏面が路面とほぼ同一面になるように収納ケース内に収納取付け可能となされ、支持部材は、鋲本体の傾斜側面に対応して平坦な頂部から一側面を片流れ状に傾斜させた傾斜面として形成され、鋲本体を路面より突出させるときは、支持部材を起立させて介装し、その頂部で鋲本体の裏面を支持させ、鋲本体を上下反転させて収納ケース内に収納させるときは、支持部材を横臥させて介装し、その傾斜面で鋲本体の傾斜側面を支持させるようになされたことを特徴とする道路鋲。
- 鋲本体は、相対する二方向に向けて二個の傾斜側面が形成され、その各傾斜側面にそれぞれ反射体が取付けられると共に、二個の傾斜側面に対応して二個の支持部材を有し、鋲本体を路面より突出させるときは、この二個の支持部材を収納ケースのほぼ中央部に合わせて起立させ、その合わせた二個の支持部材の頂部で鋲本体の裏面中央部を支持させ、鋲本体を上下反転させて収納ケース内に収納させるときは、この二個の支持部材をそれぞれ鋲本体の傾斜側面に対向するように収納ケースに横臥させ、その各傾斜面でそれぞれ鋲本体の傾斜側面を支持させるようになされたことを特徴とする請求項1記載の道路鋲。
- 鋲本体は、十字方向に向けて四個の傾斜側面が形成され、その各傾斜側面にそれぞれ反射体が取付けられると共に、四個の傾斜側面に対応して四個の支持部材を有し、鋲本体を路面より突出させるときは、この四個の支持部材を二個づつ合わせて収納ケースに起立させ、その合わせた支持部材の頂部で鋲本体の裏面をそれぞれ支持させ、鋲本体を上下反転させて収納ケース内に収納させるときは、この四個の支持部材をそれぞれ鋲本体の傾斜側面に対向するように収納ケースに横臥させ、その各傾斜面でそれぞれ鋲本体の傾斜側面を支持させるようになされたことを特徴とする請求項1記載の道路鋲。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP825398A JP3594783B2 (ja) | 1997-11-07 | 1998-01-20 | 道路鋲 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30586097 | 1997-11-07 | ||
JP9-305860 | 1997-11-07 | ||
JP825398A JP3594783B2 (ja) | 1997-11-07 | 1998-01-20 | 道路鋲 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193512A JPH11193512A (ja) | 1999-07-21 |
JP3594783B2 true JP3594783B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=26342744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP825398A Expired - Fee Related JP3594783B2 (ja) | 1997-11-07 | 1998-01-20 | 道路鋲 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3594783B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190156A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Sekisui Jushi Co Ltd | 道路鋲 |
GB2493859B (en) * | 2008-07-30 | 2013-05-08 | Ind Rubber Plc | Depressible insert for a road stud |
CN108333328A (zh) * | 2018-02-07 | 2018-07-27 | 南京科兴新材料科技有限公司 | 一种渗流行车动荷载下路基土体位移场与渗流场可视化的试验装置和试验方法 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP825398A patent/JP3594783B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11193512A (ja) | 1999-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5467548A (en) | Protective barrier members for work areas | |
WO2005113897A1 (en) | A road line safety pillar | |
JP3594783B2 (ja) | 道路鋲 | |
RU177975U1 (ru) | Световозвращатель дорожного ограждения | |
KR101015902B1 (ko) | 가로등지주의 결합구조 | |
KR20030066499A (ko) | 도로 표지병 | |
JP3062463U (ja) | 道路用ブロック | |
KR200304306Y1 (ko) | 도로표지병 | |
KR100660804B1 (ko) | 합성수지 하우징에 콘크리트가 충전된 조립형 중앙분리대 | |
JP3962293B2 (ja) | 道路付帯設備及び道路付帯設備の施工方法 | |
JP2007198072A (ja) | 道路用標示体 | |
JP5736132B2 (ja) | 道路鋲 | |
RU182063U1 (ru) | Световозвращатель дорожного ограждения | |
JP2593488Y2 (ja) | 簡易分離帯用ブロック | |
JPS6214165Y2 (ja) | ||
CN2282560Y (zh) | 道口安全减速垄 | |
JP2892342B1 (ja) | 路面標識 | |
KR200304305Y1 (ko) | 갈매기 도로표지판의 결합구조 | |
JP2978889B1 (ja) | 誘導標識取付構造 | |
JPS6022088Y2 (ja) | 視線誘導標 | |
KR200268539Y1 (ko) | 가드레일용안전표시판고정구 | |
KR200222513Y1 (ko) | 차량 진입방지용 지주 | |
KR200336661Y1 (ko) | 공사장용 안전콘 | |
KR20000017885U (ko) | 운전자 시선유도표지 | |
KR200278423Y1 (ko) | 콘크리트 안전커버 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |