JP3112462U - 車止めブロック - Google Patents

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正輝 溝口
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株式会社山鹿セメント工業
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Abstract

【課題】 設置路面にアンカーボルトを接着剤により直接固着でき、また、路面に対する取り付け施工を短時間に行うことができ、設置路面に強固に取り付けることができる車止めブロックを提供する。
【解決手段】 車止めブロック1を、アンカーボルト挿通孔5の下端を封止する封止キャップ7と、アンカーボルト挿通孔5内に貯留された接着剤9と、その先端側に膨出部8bを有するか又は先端側から後端側に行くにしたがって縮径されたテーパ状に形成されているか又はその先端側に鍔状のリング8cを嵌装したものか若しくは段部8dあるいは溝条8eが形成されているアンカーボルト8とから構成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、駐車場等に設置される車止め用ブロックに関するものである。
一般的な駐車場や店舗の駐車スペース等には車輌の車止め用ブロックが設置されている。この車止め用ブロック(以下、単にブロックと言う)を路面に取付ける方法として、例えば、ブロック底面に接着剤を塗布して路面と直接固着する方法や接着剤とアンカーピンを併用して固定する方法等がある。後者としては、先ずアンカーピンを設置路面に突設した後、上方からアンカーピンの挿入孔を設けたブロックを接着剤を介して接着し、さらに、アンカーピンとブロックの挿入孔の隙間にモルタルを詰め込む方法(例えば、特許文献1参照。)。ブロックに予めアンカーピンを取付けておき、設置路面に穴を穿って接着剤やモルタルを注入し、この穴にアンカーピンを挿入して取付ける方法(例えば、特許文献2参照。)等がある。
ところで、ブロック設置路面に穴を穿つ場合、ブロック設置後の位置調整のために、孔径の大きめの穴をアンカーピンの長さよりも深く形成する必要があり、施工に時間がかかり、穿孔作業により舗装面が作孔屑で汚れる。そこで、先ずブロックを接着剤やモルタルにて設置路面に固定し、次に、ブロックに設けられた貫通孔に挿通させてアンカーピンを地表面に打ち込み固定する方法(例えば、特許文献3及び特許文献4参照。)が提案されている。
特許第2905118号公報 特開平11−93450号公報 実開平7−19525号公報 特開平11−159182号公報
しかしながら、上記のブロックにおいては、アンカーピンは設置路面に突き刺さっているだけで、アンカーピン自体が設置面に固着されているわけではない。そのため、とくにアスファルト舗装面においては、気温・振動・経年劣化などによりアンカーピンがブロックの貫通孔から飛び出してしまう場合がある。したがって、強度はもちろん安全面からもアンカーピンは、接着剤やモルタルにて設置路面に直接固着する必要がある。
また、ブロックに、予めアンカーボルトを埋設しておくことも可能であるが、このようなブロックは、搬送や保管の際にアンカーボルトが邪魔になり、余分な保管スペースが必要となったり、それぞれの作業が阻害される。本考案は、上記のような問題点に鑑みなされたものであり、搬送および保管が容易で、さらに、ブロック設置面に簡単かつ強固に固着することができる車止めブロックを提供することを目的とするものである。
このため、本考案は、アンカーボルト挿通孔を有する車止めブロックにおいて、アンカーボルト挿通孔の下端を封止する封止体と、アンカーボルト挿通孔内に貯留された接着剤と、その先端側に膨出部を有するか又は先端側から後端側に行くにしたがって縮径されたテーパ状に形成されているか又はその先端側に鍔状のリングを嵌装したものか若しくは段部が形成されているか又は溝条が形成されているアンカーボルトとからなることを特徴とする。
本考案の車止めブロックは、設置路面にアンカーボルトを接着剤により直接固着できる。すなわち、アンカーボルトを打ち込むことのみで、ブロックを設置路面に充分固着することができるので、取り付け施工を短時間に行うことができ、設置路面に強固に取り付けることができる。同時に、本考案を採用することによりブロックの搬送あるいは保管も簡便となる。したがって本考案の車止めブロックは、輸送から取付けまでを容易かつ経済的に行うことができるものである。
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本考案に係る車止めブロックを示す斜視図、図2は(a)封止キャップの正面図(b)は平面図、図3及び図4は本考案に係る車止めブロックの取付方法の一実施例を示す要部拡大断面図、図5及び図6は本考案に係る車止めブロックの他の実施例を示す要部拡大断面図、図7は本考案に係るアンカーボルトを示す側面図である。
図1に示すように、本考案の車止めブロック1は、断面略台形の横長のコンクリート製のブロックであって、車輌の駐車時にタイヤが当接する湾曲傾斜面2と平坦な底面3を有し、駐車場のアスファルト製やコンクリート製の設置路面4上に取り付ける。ブロック1内には、左右一対の合成樹脂製のインサート6が内装され、このインサート6と共にブロック上面から底面3に貫通したアンカーボルト挿通孔5が設けられる。
7は、インサート6の下端を封止するキャップであり、アンカーボルト挿通孔5の下端に嵌合できるようにされている。封止キャップ7は、図2に示すように、鍔部を形成する円形板7bに円筒部7aが立設して一体成形された合成樹脂製で、円形板7bには放射状の切目7cが形成されており、後述するアンカーボルト8の打ち込みの際に破れ易くなるようにされている。この場合、カプセルに封入した接着剤9をアンカーボルト挿通孔5内に予め収納しておくものでも良い。また、封止キャップ7は、図5に示すように鍔部の無いものや図6に示すように、インサート6と一体に形成されたものでも良い。
ブロック1を取り付ける際は、図3及び図4に示すように、まず、ブロック1の底面3にコンクリート用接着剤10を塗布し、所定の路面(設置面)4上に置く。コンクリート用接着剤10としては、例えば、石油樹脂系のナルシルバー、あるいはアスファルト、熱可塑性樹脂系のナルパーク(商品名:成瀬工業株式会社製)を用いる。次いで、封止キャップ7で封止したインサート6内に適量のアンカーボルト用接着剤9を予め投入貯留する。ここで貯留する接着剤としては接着強度が高く低粘度の液状で流れやすいものが好ましく、例えば、エポキシ樹脂系のECボンド、アルプロンG−50、アルプロンG−250(いずれも商品名:日本レジン株式会社製)等を使用する。次いで、アンカーボルト8を打ち込むことで、アンカーボルト挿通孔5の下端を開封すると共に、ブロック1の設置路面4にアンカーボルト係止孔11を穿孔する。ここで、アンカーボルト8の先端側には図5(a)にも示すように、膨出部8bが形成されているので、穿孔されたアンカーボルト係止孔11とアンカーボルト8との間には円筒状の間隙11aが生じる。この間隙11a内にインサート6内に貯留された接着剤9が流入(流下)することで、アンカーボルト8は設置路面4内に確実に固着される。以上で、ブロック1の取り付け作業は完了する。
尚、アンカーボルト8の形状は、台錐形のヘッド8aを有する先端が尖った棒状で、図7(b)に示すように、先端側から後端側に行くにしたがって縮径されたテーパ状に形成したもの、すなわち直径d1よりもd2が小にされたものや、図7(c)に示すように、先端部に鍔状のリング8cを嵌装したものや、図7(d)に示すように段部8dを形成したものや、図7(e)に示すように溝条8eを形成したものでも所期の効果が期待できる。すなわち、アンカーボルト8の形状は、ボルトの全体径よりも一回り大きな孔径のアンカーボルト係止孔11を穿孔することができ、且つインサート6内の接着剤9が流下できる隙間11aが形成できるものであれば良く、本実施例に限定されるものではない。また、上記実施例ではアンカーボルト8にてブロックの2点を止めているが、3点以上止めるものでも良い。
本考案に係る車止めブロックを示す斜視図である。 (a)は封止キャップの正面図(b)は平面図である。 本考案に係る車止めブロックの取付方法の一実施例を示す要部拡大断面図である。 本考案に係る車止めブロックの取付方法の一実施例を示す要部拡大断面図である。 本考案に係る車止めブロックの他の実施例を示す要部拡大断面図である。 本考案に係る車止めブロックの他の実施例を示す要部拡大断面図である。 本考案に係るアンカーボルトを示す側面図である。
符号の説明
1 車止めブロック
2 湾曲傾斜面
3 ブロックの底面
4 設置路面
5 アンカーボルト挿通孔
6 インサート
7 封止キャップ(封止体)
7a 円形板
7b 円筒部
8 アンカーボルト
8a アンカーヘッド
8b 膨張部
8c 鍔状のリング
8d 段部
8e 溝条
9 アンカーボルト用接着剤
10 コンクリート用接着剤
11 アンカーボルト係止孔
11a アンカーボルトと係止孔との間隙

Claims (1)

  1. アンカーボルト挿通孔を有する車止めブロックにおいて、アンカーボルト挿通孔の下端を封止する封止体と、アンカーボルト挿通孔内に貯留された接着剤と、その先端側に膨出部を有するか又は先端側から後端側に行くにしたがって縮径されたテーパ状に形成されているか又はその先端側に鍔状のリングを嵌装したものか若しくは段部が形成されているか又は溝条が形成されているアンカーボルトとからなることを特徴とする車止めブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021130908A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社オーイケ ブロックの施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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