JP2004283004A - ミニトマト入りスリ身ボール及びその製造方法 - Google Patents

ミニトマト入りスリ身ボール及びその製造方法 Download PDF

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Kiyuugo Yoshida
久剛 吉田
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KANEZAKI CO Ltd
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KANEZAKI CO Ltd
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Abstract

【課題】魚肉、畜産肉などを混練してスリつぶしたスリ身を加工してトマト野菜食感を持つ揚げボールとする。
【解決手段】蔕を除去したミニトマト5の表面に所定の厚さの魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身1を部分的または全体に包囲被覆してなり、半球状の型を多数配列した型材の半球型に魚肉、畜産肉、鶏肉類の練状スリ身を注入し、このスリ身の上から蔕や皮を除去したミニトマトを投げ入れて、表面にスリ身層を形成した成型物を前記半球型から型出する構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、肉類のスリ身を使用した洋風の食感のあるミニトマト入りスリ身ボール及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
揚げボール、薩摩揚げや肉団子など球状の食品はそのおおきさから食べやすさから多くの食品が開発されて市販されている。一般的には板状のものが多いが、球状に形成したものもある。また、ごぼうまきなど、スリ身の中に海苔、卵、野菜などを入れて巻物下者なども多く販売され、親しまれている。
【0003】
例えば、魚肉スリ身を所定形状に成型して板材に付着させ、これを加熱した油に浸漬して固化させ、表面のみに揚げ面を形成したさつま揚げが知られている(特許文献1)。
また、揚げ物の肉、野菜、餃子、ハム、佃煮などの具材の全部または一部表面に魚肉、畜肉等を擂り潰したスリ身を蛋白衣層として被覆した揚げ物が提案されている(特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】特開平7−241183号公報
【特許文献2】特開平11−75720号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように食材としてスリ身の揚げ物は多く市販されているが、それぞれ魚肉の食感を主体にしたものである。前記特許文献2に記載のものは魚肉などを擂潰してスリ身とし、これに水を加えて蛋白衣液を作り、この蛋白衣液状のスリ身に具材を入れて加熱油に浸漬してあっさり感のてんぷら風に仕上げるものである。このような蛋白衣液を被覆することによって薄衣層を形成したものである。また、従来の揚げボールなどは手のひらで捏ねた手作業によって製造されるものであった。
また、特許文献1に記載のものは表面のみ揚げ色をした揚げ物であって中身の野菜食感が充分に発揮されていなかった。
【0006】
この発明の課題は、魚肉、畜産肉などを混練してスリつぶしたスリ身を加工してトマト野菜食感を持つ揚げボールが洋風感覚に適し、子供にも外観から美味しさが伝わるミニトマト入りスリ身ボールを提供することである。
この発明の他の課題は、魚風味、肉風味とトマト風味を兼ね備えたミニトマト入りスリ身ボールを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の前記課題は、蔕を除去したミニトマトの表面に所定の厚さの魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身を部分的または全体に包囲被覆してなるミニトマト入りスリ身ボールの構成によって達成できる。
【0008】
この発明の前記課題は、半球状の型を多数配列した型材の半球型に魚肉、畜産肉、鶏肉類の練状スリ身を注入し、このスリ身の上から蔕や皮を除去したミニトマトを投げ入れて、表面にスリ身層を形成した成型物を前記半球型から型出し形成したミニトマト入りスリ身ボールの製造方法の構成、及び前記ミニトマト表面に部分的または全体にスリ身を被覆した球状のミニトマト入りスリ身を加熱した油に浸漬して数分間揚げて加工処理するミニトマト入りスリ身ボールの製造方法の構成によって達成できる。
【0009】
この発明のミニトマト入りスリ身ボールは、ミニトマトの表面の下側半球部分に、魚肉・畜産肉・鶏肉などの擂り潰したスリ身を被覆した型になっているから、表面のトマト食感に加えて魚肉、畜産肉、鶏肉などの肉類の風味があり美味しく食することができる。成型したスリ身ボールを蒸して製品としても良いが、油で揚げて揚げボールとして製品にしてもよい。
また、手作業によるボールを製造するのに比して「たこ焼き鍋」のような半球状の型内にスリ身を流し込み、このスリ身の中にミニトマトを投入することにより簡単に成型することが出来る。
【0010】
この発明のミニトマト入りスリ身ボールは、この成型したボールを加熱した油に浸漬して揚げ物風に形成して製造することができるので、美味しいミニトマト入りスリ身ボールを簡易に製造することができ、ミニトマトの揚げ物として洋風の食感のある揚げ物が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るミニトマト入りスリ身ボールについて図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1はこの発明のミニトマト入りスリ身ボールの製造方法の工程図である。図2はこの発明ミニトマト入りスリ身ボールのスリ身注入工程の説明図である。図3はこの発明半球型にミニトマトをと投入した状態の斜視図である。図4は図3の断面図である。図5はこの発明ミニトマト入りスリ身ボールの揚げ工程の説明図である。
【0012】
この発明のミニトマト入りスリ身ボールに使用するスリ身について説明する。
エイ、鮫、たら、スケソウだら、グチ、ホッケ、鯛などの原料魚のスリ身またはこれらから製造された冷凍のスリ身を混練機により混練する。また、牛・豚の合挽きを混練りしてスリ身を製造する。
このようなスリ身に食塩などの調味料や甘味料、香辛料、品質改良材、増粘多糖類などを適当に添加して味付けを行なうことができる。
このようなスリ身1は液状ではなく、練り状にして、絞り注入器2に入れる。このスリ身1を成型器3の半球型4内に絞り注入器2により流し込む。次に、蔕や皮を除去したミニトマト5を半球型4のスリ身1内に投入し、この成型器3の半球型4より型出しを行ってミニトマト5の半球表面にスリ身1の被覆層を形成してミニトマト入りスリ身ボールを製造する。
【0013】
このように形成したミニトマト入りスリ身ボールを図5に示すようにてんぷら鍋を使用して150〜180℃に加熱した油にスリ身ボールを浸漬することにより揚げ物を製造することができる。
【0014】
この発明に使用するスリ身は魚肉に限ることなく、原料肉としては畜産肉、鶏肉などを使用することができる。これら原料肉のスリ身に調味料などの味付けによりミニトマトの風味を生かした揚げボールを製造することができる。特に、ミニトマトの半球が露出しているので洋風感覚の食材を提供する。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のミニトマト入りスリ身ボールは、トマト味のするスリ身ボールであり、栄養価も高く、油で揚げることにより、食しやすい食品である。
また、成型器の半球状の窪みによってスリ身の型を簡易に製造することができるばかりでなく、ミニトマトの形状に合致した揚げボールとなり、半球状にトマトが露出することにより、食感をそそる外観を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミニトマト入りスリ身ボールの製造方法の工程図である。
【図2】この発明ミニトマト入りスリ身ボールのスリ身注入工程の説明図である。
【図3】この発明半球型にミニトマトを投入した状態の斜視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】この発明ミニトマト入りスリ身ボールの揚げ工程説明図である。
【符号の説明】
1 スリ身
2 絞り注入器
3 成型器
4 半球型
5 ミニトマト

Claims (3)

  1. 蔕を除去したミニトマトの表面に所定の厚さの魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身を部分的または全体に包囲被覆してなることを特徴としたミニトマト入りスリ身ボール。
  2. 半球状の型を多数配列した型材の半球型に魚肉、畜産肉、鶏肉類の練状スリ身を注入し、このスリ身の上から蔕や皮を除去したミニトマトを投げ入れて、表面にスリ身層を形成した成型物を前記半球型から型出したことを特徴とするミニトマト入りスリ身ボールの製造方法。
  3. 前記ミニトマト表面に部分的または全体にスリ身を被覆した球状のミニトマト入りスリ身を加熱した油に浸漬して数分間揚げて加工処理したことを特徴とする請求項2に記載のミニトマト入りスリ身ボールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012050380A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Itoham Foods Inc 挽肉及び/又はすり身被覆食品及びその製造方法

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