JPH03224452A - 栗様食品 - Google Patents

栗様食品

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JPH03224452A
JPH03224452A JP2019189A JP1918990A JPH03224452A JP H03224452 A JPH03224452 A JP H03224452A JP 2019189 A JP2019189 A JP 2019189A JP 1918990 A JP1918990 A JP 1918990A JP H03224452 A JPH03224452 A JP H03224452A
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JP
Japan
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chestnut
gelling agent
food
grain
chestnuts
Prior art date
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Pending
Application number
JP2019189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiharu Houjiyou
北條 行治
Yasuhiro Kabuto
甲 泰宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO SEIAN KK
Kyokuto International Corp
Original Assignee
TOYO SEIAN KK
Kyokuto International Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は栗様食品に関し、より詳しくは栗を用いなくて
も栗と同様な食感が得られる栗様食品に関する。
(従来の技術) 栗はその独特の香味と歯ざわりまたは口あたりなどと呼
はれる食感を有しており、これを食する者に高級感を与
えるなど感覚的に良い効果を与えるので、栗羊葵、栗蒸
し羊閣、栗饅頭、マロングラッセ、栗きんとん等和洋を
問わず使用されている。
しかしながら、生産性が低いことなどの理由かられが匡
では、栽培量は減少傾向にあり、輸入に頼っているのが
実状である。これが栗の高価格、供給不安定をもたらし
、栗を用いた菓子類を製造する者には不都合であった。
(発明が解決しようとする課題) 従って食品業界では、栗に代わる栗様食品の出現が望ま
れていたが、周知のように栗には独特の食感があり、こ
れをハ論坑こ作ることは困難で、本発明者の知るところ
では、未だ栗の代替品は出現していない。本発明は、こ
の点に鑑み、栗代替品を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者は上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果
、インゲンマメ、フジマメ、ヒョコマメ、ササゲなどの
豆類、サツマイモ、ジャガイモ等の穀物を用いて、これ
に熱可逆性ゲル化剤および熱不可逆性ゲル化剤を混練し
、加熱成型すると、はぼ栗に類似する食感が得られるこ
とを知見した。
本発明は、この知見に基づくものである。
(発明の作用) 前述のようにインゲンマメ、フジマメ、ヒョコマメ、サ
サゲなどの豆類、サツマイモ、ジャガイモ等の穀物を基
材として用いて、これに熱可逆性ゲル化剤および熱不可
逆性ゲル化剤並びに必要により増粘剤を混練し、加熱成
型すると、は(f栗に類似する食感が得られる。
(発明の構成) 本発明では、基材として穀物を用いるが、代表的にはダ
イス、インゲンマメ、ライマメ、ベニバナインゲン、ア
ズキ、タケアズキ、ヒラマメ、リョクトウ、ケツルアズ
キ、ササゲ、エントウ、ソアマメ、ヒョコマメ、シロバ
ナルーピン、キマメ、ラッカセイ、フジマメ等の豆類や
屑となった栗の破片などをもちいることができる。この
中で例えばアズキ、リョクトウのように着色しているも
のは、場合によっては漂白して用いることができ、イン
ゲンマメのように白いものでは栗に近い色に着色して用
いることができる。またラッカセイのように油脂分が多
い場合には、脱脂してから用いると良いし、脱脂ダイス
のように既に別の目的で脱脂されたものを使用してもよ
い。またサツマイモ、ジャガイモ、アワ、ヒエ等の穀物
であってもよい。要は基材として用いることができる穀
物であれは良く、生であるか乾燥しであるか、脱脂や粉
砕などの加工がしであるかどうかは問わない。
通常は保存及び輸送などのハンドリングの都合から、乾
燥した穀物を用いる。
本発明栗様食品を製造する代表的な方法としては、前述
の穀物の中で例えば豆類を用いる場合は該豆類の1つま
たはそれ以上を水洗し、これに2乃至3倍重量程度水を
加えて2乃至3時間加熱する。必要によっては一旦煮汁
を排出し、再度同量の水を加えて3乃至5時間加熱し、
通常の煮豆程度の柔らかさになった時点で加熱を止める
。煮汁を排して室温程度まで冷却した後、この豆類を練
成してペースト状または飴状にすると共に、熱可逆性ゲ
ル化剤および熱不可逆性ゲル化剤を?H練する。
本発明に用いる熱可逆性ゲル化剤としてはゼラチン、寒
天、ファーセラン、サイリューム、シードガムなどを用
いることが出来、用いる量は練成したペースト状穀物に
対して0. 2乃至5重量%が好ましく、0.5乃至3
重量%がより好ましい。
熱可逆性ゲル化剤の添加割合が小さいと、充分な歯ごた
えが得られず逆に添加割合が大きいと硬すぎて脆くなる
。熱可逆性ゲル化剤のみでは、栗蒸し年間なと再加熱さ
れる場合型くずれが発生する危険性がある。
前記熱不可逆性ゲル化剤としては、卵白、グルテン、カ
ードラン、ジェランガム、マンナンなどを用いることが
でき、使用量は前記ペースト穀物に対して0.1乃至5
重量%が好ましく、0.2乃至2重量%がより好ましい
。使用割合が少ないと栗様の崩壊感が出ず逆にその割合
が多いと硬すぎて脆くなり不都合である。熱不可逆性ゲ
ル化剤のみては、良好な成形性が得られない。
また場合によっては、増粘剤としてグアガム、キサンタ
ンカム、ペクチン、カラキーナン、プルラン、ローカス
トビーンガム、力ロブジャム、コロイドジャム、アルギ
ン酸、タマリンドガムなどを用いることも可能である。
上述のごとく熱可逆性ゲル化剤および熱不可逆性ゲル化
剤を練成したペースト状または飴状穀物を90乃至95
°Cまで加熱しこれを棒状、栗の実状など適切な形状の
型に注入し、室温程度まで冷却して型から取り出すと所
望形状ここ同化した栗様食品が得られる。棒状に成型し
た場合は適当に切断して栗の実状にすることができる。
このようにして作った本発明栗様食品は、歯ざわり、口
ざわり等食感が栗に文頂似している。
食感を更に向上させることも可能である。例えは栗の屑
を粒径2乃至5ミリメートル(mm)を破砕して前記ペ
ースト状穀物100重量部に対して約10乃至30重量
部加えて混練すれは、より栗に近い食感が得られる。こ
の粒状の栗を用いない場合は、砂糖漬けにした前記穀物
を用いても同様の食感が得られる。
砂糖漬穀物の作り方の1つとして、前述の穀物の中で例
えは豆類を用いる場合は該豆類の1つまたはそれ以上を
水洗し、これに2乃至3倍重量程度の水を加えて加熱し
、液が黄色になるまで沸騰させながら加熱する。−旦煮
汁を排出し、再度穀物を水洗する。そして前記と同じく
2乃至3倍重量の水を加えて3乃至5時間程度加熱jノ
で5、通常の煮豆程度の柔らかさになった時点で加熱を
止める。煮汁を排出して煮た前記穀物をブリックス(B
1−1x)50乃至60程度の糖)夜に約2乃至10時
間程度浸漬する。浸漬時間は長い方が糖が穀物の実の中
へより浸透する。次いでブリックス60乃至70の糖液
に約2乃至10時間程度浸漬し、未だ実の中の糖度が不
充分の場合は、所望の糖度が得られるまで、糖)夜を交
換および浸漬を繰り返す。
尚、実の中の糖度は、−船釣にはブリックス50乃至6
0程度である。また穀物を浸漬するために糖液に用いる
vM類としては、通量はツルビット単体、ショ糖、還元
オリゴ糖、グルコースまたはこれらの2つ以上の混合物
が好ましく、中でもソルビットまたは還元オリゴ糖がよ
り好適である。
このようにして得られた糖含有穀物は、このままでは外
観が球状乃至は卵形状などで栗の形状ではないので、目
的によって、前記糖含有穀物は破砕して粒径1乃至3ミ
リメートル(闘)程度の粒状にしたり、または3乃至5
ミリメートル程度の塊状ζこする。また必要に応じて、
栗の香味を持たせるため通量の香料を添加してもよいこ
とは勿論である。
(発明の効果) 前述のごとく熱可逆性ゲル化剤と熱不可逆性ゲル化剤の
双方を用いることにより、栗に近い食感を有する栗様食
品が得られる。しかも原料としての基材ここ、いろいろ
な穀物を用いることができるので栗に代わる食品をいつ
でも容易に人手することが可能となる。
本発明の内容をより明らかにするために、以下にい貿く
つかの実施例および比較例について説明するが、本発明
がこれら実施例に限定されないことはいうまでもない。
(実施例1) インゲンマメ1 kgを水i先した後、3リツトルの水
で3時間弱火で煮た。煮汁を一旦捨てて再度3リツトル
の水で5時間煮て、煮汁を排出したのちインゲンマメの
重量を測定したら1.8キログラム(kg)であった。
これに熱可逆性ゲル化剤の1つであるゼラチン(商品名
:ゼライス、大洋漁業社製)を15グラム(g)および
熱不可逆性ゲル化剤の1つであるジェランガム(商品名
:ゲルコゲル、大日本製薬社製)を10g加えて約30
分間混練してペースト状穀物を得た。得られたペースト
状穀物を円柱状筒体に注入し、これを熱水中に15分間
浸しておいた。筒体毎熱水から取り出して室温自然冷却
し、筒体を外して約5ミリメートル厚さにスライスした
。このスライスした成型食品を10人の試食者に食べて
もらい、食感について尋ねたところ4人が栗に近い食感
であり、3人が栗と同等の食感であるとの評価を得た。
(実施例2) 増粘剤としてペクチンを2g加えた以外は前記実施例1
と同様にしてペースト状穀物を得、これを実施例と同し
方法で加熱成型し、10人の試食者に食べてもらい、食
感について尋ねたところ5人が栗に近い食感であり、3
人が栗と同等の食感であるとの評価結果を得た。
(実施例3) ヒョコマメ1 kgを水9先したのち、3リツトルの水
を加えて弱火で3時間煮た。煮汁を一旦捨てて再度3リ
ツトルの水を加えて弱火で4時間煮て通常の煮豆程度の
硬さにした。煮たヒョコマメをブリックス50の糖液に
4時間浸漬し、糖液を取り替えた。更に4時間糖液に浸
漬して、ブリックス60の糖液に入れ替えて10時間浸
漬した。このようにしてブリックス約50のヒョコマメ
が得られた。
この砂糖漬はヒョコマメを粒径が約゛2乃至5ミリメー
トル(mm)となるように陥砕した。
前記実施例1と同様にして、得られたベースト状インゲ
ンマメ(筒体に注入する直前段階のもの)100重量部
に対して30重量部の備砕された砂糖漬はヒョコマメを
加えて混練し、これを実施例1と同様にして成型された
栗状食品を得た。この栗状食品を10人の試食者に食べ
てもらい、食感について評価してもらったところ4人が
栗に近い食感であり、4人が栗と同等の食感であるとの
結果をであった。
(比較例1) 熱不可逆性ゲル化剤を用いないことを除いて、実施例1
と同様にして成型食品を得たところ成型性が悪く、飴状
またはきんとん状であった。
(比較例2) 熱可逆性ゲル化剤を用いないことを除いて、実施例1と
同様にして成型食品を得たところ硬くて脆くボッボッし
た感じで栗とは程遠い食感であった。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペースト状穀物に熱可逆性ゲル化剤および熱不可
    逆性ゲル化剤を混練し、加熱成型してなる栗様食品。
  2. (2)前記熱可逆性ゲル化剤が前記ペースト状穀物に対
    して0.2乃至5重量%であり、且つ前記熱不可逆性ゲ
    ル化剤が前記ペースト状穀物に対して0.1乃至5重量
    %であることを特徴とする前記請求項1に記載の栗様食
    品。
  3. (3)前記熱可逆性ゲル化剤が、ゼラチン、寒天、ファ
    ーセラン、サイリューム、シードガムから成るグループ
    の1つまたは2つ以上であることを特徴とする、前記請
    求項1または2に記載の栗様食品。
  4. (4)前記熱不可逆性ゲル化剤が、卵白、グルテン、カ
    ードラン、ジェランガム、マンナンから成るグループの
    1つまたは2つ以上であることを特徴とする、前記請求
    項1乃至3のいずれかに記載の栗様食品。
  5. (5)増粘剤を更に混練したことを特徴とする、前記請
    求項1乃至4のいずれかに記載の栗様食品。
  6. (6)前記増粘剤が、グアガム、キサンタンガム、ペク
    チン、カラギーナン、プルラン、ローカストビーンガム
    、カロブジャム、コロイドジャム、アルギン酸、タマリ
    ンドガムから成るグループの1つまたは2つ以上である
    ことを特徴とする、前記請求項1乃至5のいずれかに記
    載の栗様食品。
  7. (7)前記増粘剤が、前記ペースト状穀物に対して0.
    05乃至3重量%であることを特徴とする、前記請求項
    5または6に記載の栗様食品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1051682C (zh) * 1995-01-11 2000-04-26 马健 合成板栗膏生产方法
WO2008035757A1 (fr) * 2006-09-22 2008-03-27 Kaneka Corporation Aliment de type gelée contenant de l'ubiquinol
JP4448968B1 (ja) * 2008-12-26 2010-04-14 株式会社カジワラ 餡の製造方法及び餡の製造装置

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