JP3098805U - 具材入りスリ身ボール - Google Patents

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吉田 久剛
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株式会社鐘崎
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Abstract

【課題】魚肉、畜産肉などを混練してスリつぶしたスリ身を加工し、内部に具材の入った新しい食感を持つスリ身ボールとする。
【解決手段】米飯のおにぎり、または芋、かぼちゃなどの野菜類、カキ、ホタテ、ウニ、イカ、タコなどの魚貝類の具材5の表面に所定の厚さの魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身1を部分的または全体に包囲被覆し、これをボイルしたり、蒸したりして加工処理してなるスリ身ボールを油で揚げて製造した具材入りスリ身ボールの構成である。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、肉類のスリ身を使用した魚・鶏肉または畜産肉の風味と内部の充填食材の風味とを備えたスリ身ボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
揚げボール、薩摩揚げや肉団子など球状の食品はそのおおきさから食べやすさから多くの食品が開発されて市販されている。一般的には板状のものが多いが、球状に形成したものもある。 また、ごぼうまきなど、スリ身の中に海苔、卵、野菜などを入れてボイル、蒸し及び油で揚げ加工処理したものなど多く販売され、親しまれている。
【0003】
例えば、魚肉スリ身を所定形状に成型して板材に付着させ、これを加熱した油に浸漬して固化させ、表面のみに揚げ面を形成したさつま揚げが知られている(特許文献1)。
また、揚げ物の肉、野菜、餃子、ハム、佃煮などの具材の全部または一部表面に魚肉、畜肉等を擂り潰したスリ身を蛋白衣層として被覆した揚げ物が提案されている(特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】特開平7−241183号公報
【特許文献2】特開平11−75720号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の揚げボールなどは手のひらで捏ねた手作業によって製造されるものであった。
また、特許文献1に記載のものは表面のみ揚げ色をした揚げ物であって中身の野菜食感が充分に発揮されていなかった。
【0006】
この考案の課題は、魚肉、畜産肉などを混練してスリつぶしたスリ身を加工し、おにぎり風の米飯を中身にしたもの、野菜、貝類等の食感を持つ揚げボールが洋風感覚に適し、子供にも外観から美味しさが伝わるスリ身ボールを提供することである。
【0007】
この考案の課題は、従来にない米飯を中身に入れたスリ身ボールを提供することである。
この考案の他の課題は、魚風味、肉風味と他の野菜・貝類などの風味を兼ね備えたスリ身ボールを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の前記課題は、具材として米飯のおにぎり外側に魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身を部分的または全体に包囲被覆してなる具材入りスリ身ボールの構成によって達成できる。
【0009】
また、この考案の課題は、外皮として魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身からなる袋を形成し、この袋内に球状の米飯を投入してできたスリ身ボールを油で揚げて形成してなる構成、及び野菜、魚介類の食材の小片の外側に魚肉、畜産肉、鶏肉類の練状スリ身からなる被覆層を形成し、このスリ身ボールを加工してなる構成によって達成できる。
【0010】
更に、この考案は表面に部分的または全体に米飯や野菜、魚介類の塊状物にスリ身を被覆した球状の前記スリ身ボールを蒸したり、ボイルまたは加熱した油に浸漬する加工処理によって作られたスリ身ボールの構成によって達成できる。
【0011】
この考案のスリ身ボールは、米飯または好みの野菜や貝類などで形成したボールの表面の下側半球部分に、魚肉・畜産肉・鶏肉などの擂り潰したスリ身を被覆した型または全体を被覆した形になっているから、内面の米飯または野菜・貝類の食感に加えて魚肉、畜産肉、鶏肉などの肉類の風味があり美味しく食することができる。成型したスリ身ボールを蒸したり、ボイルして製品としても良いが、油で揚げて揚げボールとして製品にしてもよい。
【0012】
また、練状のスリ身を自動的に中空状に押出して、内部に米飯、野菜や貝類などの食材の小片を入れて、適当な大きさに裁断してスリ身ボールを製造し得ることができる。
更に、簡易なたこ焼き鍋のような鉄製の器にスリ身を流し込み、その中に野菜や魚貝類を入れて製造できる。
【0013】
この考案の魚肉、畜産肉、鶏肉類の練状スリ身からなるスリ身ボールは、この成型したボールを加熱した油に浸漬して揚げ物風に形成して製造することができるので、美味しい米飯または野菜貝類入りの具材入りスリ身ボールを簡易に製造することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、この考案に係る具材入りスリ身ボールについて図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1はこの考案具材入りスリ身ボールのスリ身注入工程の説明図である。図2はこの考案スリ身ボールの半球型に食材を投入した状態の斜視図である。図3はスリ身ボールの具材として米飯の実施形態の断面図である。図4はこの考案のスリ身ボールの実施形態の揚げ工程の説明図である。図5は市販の包あん機を使用して製造する工程説明図である。
【0015】
この考案の具材入りスリ身ボールに使用するスリ身について説明する。
エイ、鮫、たら、スケソウだら、グチ、ホッケ、鯛などの原料魚のスリ身またはこれらから製造された冷凍のスリ身を混練機により混練する。また、牛・豚の合挽きを混練りしてスリ身を製造することができる。
このようなスリ身に食塩などの調味料や甘味料、香辛料、品質改良材、増粘多糖類などを適当に添加して味付けを行なうことができる。
【0016】
この考案の具材入りスリ身ボールについて説明する。
魚肉などのスリ身1は液状ではなく、練り状にして、外包食材として外包ホッパーまたは絞り注入器2に入れる。他方、内包食材として、米飯、やかぼちゃ、芋などの野菜類、カキ、ホタテ、イカ、タコ、鮭の切身などの魚介類などを内包ホッパーに入れる。
【0017】
例えば、前述のスリ身1を成型器3の半球型4内に絞り注入器2により流し込む。次に、米飯、表面を洗浄した野菜や外側の殻を取り除いた貝類の中身の具材5の適当な大きさに裁断した半球型4のスリ身1内に投入し、更に、具材5の表面にスリ身1を被覆してこの成型器3の半球型4より型出しを行って具材入りスリ身1の被覆層を形成してスリ身ボールとする。
【0018】
このようにして製造したスリ身ボールは、図4に示すような揚げ工程によって揚げボールとすることができる。図4において網かご11を多数吊下げた搬送チェーン12を移動させながら網かご11内のスリ身ボールを150〜180℃の油内を通過させて製造する。
【0019】
また、特開2001−352960号公報等に記載されるような内包材ホッパ―6、外包材ホッパー7に夫々充填して、流出口から別々に流出させ、重合部10で内包材を外包材で包み込んであん入り食品を製造する包あん機を使用して製造することができる。
【0020】
このようにして製造したスリ身ボールを蒸したり、ボイルしたり、油で揚げるなどの加工処理して食用に供することができる。
【0021】
【実施例】
おにぎり製造機(商品名シャリロボット)によって米飯で、17gのおにぎりを作り、前記包あん機に外包ホッパーにスリ身を入れ、ノズルより送出しながらポケット状の袋を作り、この袋内に円盤型の凹部内に載置した前記おにぎりを落とし込み、包あんされた球状のスリ身ボールが作られる。これを温度80℃以上のお湯に入れてツラズヶをする。これを170℃の油で揚げて取り出し、油を切り、冷凍して包装する。
このようにして製造したスリ身ボールは、お稲荷のような食感で美味しく食することができる。
【0022】
この考案に使用するスリ身は魚肉に限ることなく、原料肉としては畜産肉、鶏肉などを使用することができる。これら原料肉のスリ身に調味料などの味付けにより内部の食材の風味を生かした揚げボールを製造することができる。
【0023】
【考案の効果】
この考案の具材入りスリ身ボールは、米飯に限らず、かぼちゃ、イモ類などの野菜やカキ、ホタテ、イカ、タコなどの魚貝類の具材にマッチしたスリ身ボールであり、栄養価も高く、油で揚げることにより、食しやすい惣菜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスリ身ボールのスリ身注入工程の説明図である。
【図2】この考案のスリ身ボールを製造する半球状の凹部を多数有する鉄板に具材を投入した状態の斜視図である。
【図3】この考案のスリ身ボールの具材が米飯である実施形態の断面図である。
【図4】この考案の具材入りスリ身ボールの揚げ工程説明図である。
【図5】この考案具材入りスリ身ボールを製造する1実施形態の装置の概略図である。
【符号の説明】
1  スリ身
2  絞り注入器
3  成型器
4  半球型
5   貝材

Claims (4)

  1. 米飯のおにぎりの外側に魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身を部分的または全体に包囲被覆してなることを特徴とする具材入りスリ身ボール。
  2. 外皮として魚肉、畜産肉、鶏肉類のスリ身からなる袋を形成し、この袋内に球状の米飯を投入してできたスリ身ボールを油で揚げて形成してなることを特徴とする具材入りスリ身ボール。
  3. 野菜、魚貝類の具材小片の外側に魚肉、畜産肉、鶏肉類の練状スリ身からなる被覆層を形成し、このスリ身ボールを加工してなることを特徴とする具材入りスリ身ボール。
  4. 表面に部分的または全体にスリ身を被覆した球状の前記スリ身ボールを加熱した油に浸漬して数分間揚げて加工処理したことを特徴とする請求項3に記載の具材入りスリ身ボール。
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