JP2004278185A - 架台ユニット及び二重床の骨組構造体並びに架台ユニットの設置方法 - Google Patents

架台ユニット及び二重床の骨組構造体並びに架台ユニットの設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二重床の骨組構造体を容易に構築することができる架台ユニットおよびその設置方法を提供し、さらには、容易に構築することができる二重床の骨組構造体を提供すること。
【解決手段】床スラブS上に構築される二重床の骨組構造体を構成する架台ユニット1を、二本の梁材20,20と、この梁材20,20を支持する二つの脚フレーム10,10とで構成する。また、脚フレーム10は、床スラブS上に立設される一対の脚部10A,10Aと、この一対の脚部10A,10Aを連結する連結部10Bとを有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二重床の骨組構造体を構成するための架台ユニット及びこの架台ユニットの設置方法に関し、さらには、この架台ユニットを連設して構成される二重床の骨組構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、二重床の骨組構造体を構成するための架台として、四つの脚部を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この架台を利用した二重床の骨組構造体は、図19に示すように、床スラブ上に複数の架台110を直線状に配置してなる架台列を設けたうえで、架台列方向に隣り合う架台110,110間に梁材120,120を架設することで構築される。また、二重床は、複数の骨組構造体100を並列に配置し、隣り合う骨組構造体100,100間に複数の床パネル130を敷設することで構築される。
【0004】
このような二重床は、膨大な数の通信機械や電算機などが収容される室内に構築されることが多い。すなわち、骨組構造体100上(架台列上)に通信機器等の重量装置類Dを搭載するとともに、隣り合う骨組構造体100,100間に敷設された複数の床パネル130からなる通路を点検用の通路とするものである。
【0005】
ところで、二重床の床面は、水平面とするのが一般的であるため、二重床を構築する際には、その骨組構造体100を水平に設置する必要がある。すなわち、床スラブ上に配置される複数の架台110のそれぞれを水平に設置するとともに、隣り合う架台110,110の上面の高さを揃える必要がある。
【0006】
【特許文献1】
実公平5−43154号公報(全頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、四つの脚部を有する架台110を水平に設置する作業は、非常に煩わしいものであった。すなわち、一つの架台110について、四箇所の高さ調節を要し、さらに、各架台110の上面の水平を保ちつつ、隣り合う架台110,110の上面の高さを揃えなければならない。すなわち、隣り合う一対の架台110,100と、これらの間に架設される二本の梁材120,120からなる架台ユニットを骨組構造体100を構築するための最小単位として考えると、この架台ユニットを水平に設置するには、八箇所も高さ調節をしなければならない。
【0008】
そこで、本発明は、二重床の骨組構造体を容易に構築することができる架台ユニットおよびその設置方法を提供することを課題とし、さらには、容易に構築することができる二重床の骨組構造体を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、床スラブ上に構築される二重床の骨組構造体を構成する架台ユニットであって、二本の梁材と、当該両梁材を支持する二つの脚フレームとを備え、当該各脚フレームは、前記床スラブ上に立設される一対の脚部と、当該一対の脚部を連結する連結部とを有することを特徴とする。
【0010】
かかる架台ユニットによると、その設置作業が非常に効率のよいものとなる。すなわち、従来の架台ユニットでは、これを水平に設置するために、八箇所の高さ調節を要していたのに対し、本発明の架台ユニットは、各脚フレームについて二箇所ずつ、合わせて四箇所の高さ調節をするだけでこれを水平に設置することができる。なお、脚フレームにおいて、脚部と連結部とは、一体に成形されたものであっても、別々に成形されたものであってもよい。また、脚フレームの大きさが従来のものの約半分になるため、個々の脚フレームの重量も低減し、その結果、施工作業が容易になる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の架台ユニットであって、前記両脚フレームの間に配置され、前記両梁材の中間部を支持する一又は複数の中間脚フレームをさらに備え、当該中間脚フレームは、前記床スラブ上に立設される一対の脚部と、当該一対の脚部を連結する連結部とを有していることを特徴とする。
【0012】
かかる架台ユニットは、三つ以上の脚フレームで二つの梁材を支持するものであり、架台ユニットに作用する荷重が大きい場合に、特に好適である。また、脚フレームおよび中間脚フレームは、おおよそ門型を呈し、梁材の長手方向の長さが短いことから、その配置の自由度が非常に高い。すなわち、多くの中間脚フレームを配置する場合であっても、隣にある中間脚フレームに干渉することがない。このため、特定位置に通常以上の重量物を支持させる場合には、その位置に中間脚フレームを追加するだけで容易に対応することが可能となる。また、梁材は、単純二点支持の梁とならず、三点以上の箇所において支持される連続梁構造となり、梁材の強度増加となる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の架台ユニットであって、前記各脚フレームの連結部に、前記床スラブ上に立設される一又は複数の補助脚部が設けられていることを特徴とする。
【0014】
かかる架台ユニットは、脚フレームあるいは中間脚フレームに三つの脚部を設けたものである。すなわち、脚フレームを正面から見ると、略m字状を呈することとなる。このようにすると、脚フレームの床スラブへの取付強度が向上するとともに、架台ユニット全体の強度も向上することとなる。また、このような脚フレームは、その脚部の間隔を広げたい場合や、梁部材の本数を二本から三本に増やしたい場合に有効である。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記各脚フレームの連結部は、前記脚部とは別体に形成されるか、あるいは、連結部の中間が補助連結部材で形成されることを特徴とする。
【0016】
かかる架台ユニットによると、連結部または連結部の中間に配設される補助連結部が脚部と別体に形成されるため、これらの寸法を変更するだけで、脚部間隔を容易に変更することが可能となる。また、脚フレームを分割して形成することができるので、その製造も容易になる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記各脚フレームの各脚部には、その上端に前記梁材の長手方向に張り出す支持部が形成されており、当該支持部に前記梁材が支持されていることを特徴とする。
【0018】
かかる架台ユニットは、脚フレームに設けられた支持部に梁材を取り付けるものであるが、この支持部が梁材の長手方向に張り出して形成されていることから、梁材を安定して支持することができる。例えば、ボルト等の接合具でこれらを固定する場合に、複数の接合具を使用することが可能となり、その結果、架台ユニット全体の剛性が格段に向上することとなる。
また、梁材が支持部上に配置されるので、重量装置類は全て梁材に支持される。このため、架台上面に重量装置類固定のための加工を要した従来の架台とは異なり、脚フレーム(従来の架台)上面に重量装置類固定のための加工は不要である。
さらに、重量の大きい重量装置類を設置しようとする場合であって、梁材の補強のための脚フレーム(従来の架台)を増設するときでも、梁材両端用の脚フレームにそのまま中間部用の脚フレームを梁材の下部に増設すれば間に合い、その際、梁材への加工は不要である。このため、重量装置類の置き換えや、設置レイアウトの変更も他の箇所の重量装置類を移動させずに行うことができ、容易である。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の架台ユニットであって、前記支持部は、前記脚部の両側に張り出しており、その一方の張出量が他方の張出量よりも大きいことを特徴とする。
【0020】
かかる架台ユニットによると、この架台ユニットを壁際に設置する際に、その対応が容易になる。すなわち、壁際に位置する架台ユニットにおいて、最も壁に近い位置にある脚フレームを、その支持部の張出量が小さい方を壁に向けて配置すると、架台ユニットを壁面に沿ってきっちりと設置することができる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の架台ユニットであって、前記各梁材は、複数の前記脚フレームのうち、少なくとも一つの前記脚フレームの前記支持部に複数の接合具により固定されていることを特徴とする。
【0022】
かかる架台ユニットによると、その全体の剛性が格段に向上する。すなわち、各梁材は、複数の脚フレームあるいは中間脚フレームに支持されているが、これらのうちの少なくとも一つの脚フレームの支持部に対して複数の接合具により接合することで、当該接合部が剛なものとなるので、結果として架台ユニット全体の剛性が格段に向上する。
【0023】
請求項8に記載された発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記連結部および前記脚部の少なくとも一方に開口が設けられていることを特徴とする。
【0024】
かかる架台ユニットによると、その全体の軽量化を図ることができる。また、例えば、床スラブと二重床の床パネルとの間に機器冷却用の空気を通風させる場合であれば、その空気抵抗が小さくなることから、冷却効率の向上を図ることができる。
【0025】
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記連結部の上端部および下端部の少なくとも一方にリブが形成されていることを特徴とする。
【0026】
かかる架台ユニットによると、リブにより連結部の強度が格段に向上するので、結果として、架台ユニット全体の強度の向上を図ることができる。また、床スラブと二重床の床パネルとの間に機器冷却用の空気を通風させる場合には、所定の通風量を確保すべく脚フレームの連結部に開口を設ける場合があるが、かかる場合に、連結部にリブを設ければ、開口による強度低下を補うことができ、さらには、より大きな開口を設けることも可能となる。
【0027】
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記両梁材の少なくとも一方の側方に配置される増設用の梁材と、当該増設用の梁材を支持する複数の増設用の脚フレームとをさらに備え、当該増設用の脚フレームは、前記床スラブ上に立設される脚部と、当該脚部から前記梁材に向かって張り出す張出部とを有し、当該張出部の先端が前記梁材または前記脚フレームに固定されていることを特徴とする。
【0028】
かかる架台ユニットは、二本の梁材の少なくとも一方の側方にさらに他の梁材を増設したものである。すなわち、この架台ユニットは、少なくとも三本の梁材を備えることとなるので、幅広の重量装置類を架台ユニットに搭載する場合に、これらを安定的に載せ置くことができる。また、増設用の脚フレームおよび梁材を、二本の梁材からなる基本の架台ユニットの側方に設置する構成であるので、既設の架台ユニットにおいて、任意の位置の架台ユニットを幅広の重量装置類用の架台ユニットに改造する場合にあっても、他の部分に重量装置類等が設置されたままで、改造作業を行うことができる。
【0029】
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記各脚フレームは、アルミニウム合金製の鋳造品からなることを特徴とする。
【0030】
かかる架台ユニットによると、強度の割に軽量で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを活かすことができる。また、軽量であるが故に、施工時の取り扱いが容易になる。さらに、鋳物品の特徴でもあるが、無駄のない最適な形状のデザインとしても、製造後の加工工数の少ない製品が得られる。
【0031】
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の架台ユニットであって、前記各梁材は、アルミニウム合金製の押出形材からなることを特徴とする。
【0032】
かかる架台ユニットによると、強度の割に軽量で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを活かすことができる。また、軽量であるが故に、施工時の取り扱いが容易になる。また、押出形材であるが故に、押出方向に等断面を有する梁材を容易に製作することができるので、例えば、接合溝等を容易に製作することができる。さらに、長さの異なる梁材を製作する場合には、押出形材を所定の長さで切断するだけでよいので、製作コストの削減を図ることができる。
【0033】
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の架台ユニットを前記梁材の長手方向に複数連設して形成される二重床の骨組構造体であって、隣り合う架台ユニットの一方の前記両梁材の端部は、他方の前記両梁材の端部を支持する前記脚フレームに支持されており、かつ、一方の前記両梁材の端部と他方の前記両梁材の端部とが隣接していることを特徴とする。
【0034】
かかる二重床の骨組構造体によると、複数の架台ユニットを連設した場合であっても、骨組構造体の全長に亘って切れ目なく梁材が配置されることになるので、組立精度の高い二重床を実現することができる。したがって、例えば、この梁材上に重量装置類等を搭載する場合であれば、その取付精度が非常に高いものとなる。
【0035】
請求項14に記載の発明は、請求項6に記載の架台ユニットを前記梁材の長手方向に複数連設して形成される二重床の骨組構造体であって、複数の前記架台ユニットのうち、壁際に配置された前記架台ユニットの壁側に位置する脚フレームの支持部は、その張出量が小さい側を前記壁側に向けて設置されることを特徴とする。
【0036】
かかる二重床の骨組構造体によると、架台ユニットを壁際に設置する際に、架台ユニットの端部を壁面近くに位置させることができる。
【0037】
請求項15に記載の発明は、平行に配置された一対の梁材を脚部にレベル調節手段を有する門型の三つ以上の脚フレームで支持してなる二重床の架台ユニットを床スラブ上に設置する方法であって、前記三つ以上の脚フレームのうち、前記梁材の両端に位置する脚フレームを床スラブ上に立設し、当該両脚フレーム間に架設した一対の梁材の水平状態を前記両脚フレームのレベル調節手段により調節したうえで、当該両梁材の中間部分において、残りの前記脚フレームを前記床スラブ上に立設することを特徴とする。
【0038】
かかる架台ユニットの設置方法によると、その設置作業が非常に効率のよいものとなる。すなわち、梁材の両端に位置する脚フレームの設置高さを調節して、これに架設される梁材を水平にすれば、梁材の中間部分の脚フレームは、この梁材に合わせるだけで他の脚フレームと同一の高さに設置されることとなる。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では、通信機械や電算機などが収容される通信機械室内に構築される二重床を例に、本発明の実施形態に係る二重床の骨組構造体およびこの骨組構造体を構成する架台ユニットを説明し、併せて、架台ユニットの設置方法を説明することとする。
【0040】
[第一の実施形態]
図1に示すように、第一の実施形態に係る二重床の骨組構造体Hは、通信機械室に構築される二重床を構成するためのものであり、長手方向に連設された複数の架台ユニット1からなる。
【0041】
ここで、通信機械室用の二重床について簡単に説明すると、この二重床は、図1に示すように、通信機器等の重量装置類が配置される複数の重量装置類設置領域Gと、隣り合う重量装置類設置領域G,G間に設けられた一般通路Iと、この一般通路Iと直交する主幹通路Mと、主幹通路Mに沿って設けられた空調機設置領域Eとを備えて構成されている。重量装置類設置領域Gおよび空調機設置領域Eは、それぞれ床スラブS上に配置された重量装置類用の骨組構造体Hあるいは空調機用の骨組構造体H’からなり、図示は省略するが、骨組構造体H上に重量装置類が搭載され、骨組構造体H’上に空調機が搭載される。
【0042】
また、一般通路Iは、隣り合う骨組構造体H,H間に敷設された複数の床パネルPからなり、主幹通路Mは、骨組構造体Hあるいは一般通路Iと骨組構造体H’との間に敷設された複数の床パネルP’からなる。
【0043】
そして、空調機設置領域Eに備え付けられた空調機から床下空間に向けて調和空気が吹き出され、この調和空気を利用して重量装置類設置領域Gに設置された通信機械等が除熱されるようになっている。
【0044】
なお、床パネルPの構成、材質等は、特に限定されるものではないが、例えば、図9に示すように、アルミニウム合金製の押出形材を適宜な長さで切断することで形成される板状の本体部P1と、この本体部P1の両端に設けられる小口部材P2,P2とを備える床パネルPを使用することができる。
【0045】
(1.架台ユニット)
まず、第一の実施形態に係る二重床の骨組構造体Hの構成要素となる架台ユニット1について詳細に説明する。
【0046】
架台ユニット1は、図2に示すように、所定の間隔をあけて平行に配設された二本の梁材20,20と、この梁材20,20の両端を支持する二つの脚フレーム10,10と、この脚フレーム10,10の間に配置された中間脚フレーム10’とを備えている。なお、中間脚フレーム10’は、本実施形態では、脚フレーム10と同一の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
【0047】
また、本実施形態では、一対の脚フレーム10,10間に一つの中間脚フレーム10’を配置したものを例示しているが、梁材20上に作用する荷重条件等に応じて、さらに多くの中間脚フレーム10’を配置してもよく、あるいは、中間脚フレーム10’を省略してもよい。
【0048】
また、以下の説明において、「内側」は、脚フレーム10の連結部10B側を意味し、「外側」は、床パネルP側を意味する。
【0049】
(1−1.脚フレーム)
脚フレーム10は、図2に示すように、床スラブS上に立設される一対の脚部10A,10Aと、この一対の脚部10A,10Aを連結する連結部10Bと、脚部10A,10Aのそれぞれの上端に梁材20の長手方向に沿って形成された平板状の支持部10C,10Cとを備えて構成されており、正面視門形を呈している。また、本実施形態では、脚部10Aの下端と床スラブSとの間に脚フレーム10の設置高さを調節するレベル調節手段50が介設されている。
【0050】
脚部10Aは、図3に示すように、底壁11と、この底壁11の後端縁に立設された脚フランジ12と、底壁11の側端縁に立設された側壁13とを備えている。
【0051】
底壁11の略中央部には、後記するレベル調節手段50の調節ボルト52(図4参照)が挿通されるボルト孔11aが穿設されており、脚フランジ12の内周縁には、リブ12aが形成されている。
【0052】
また、図4に示すように、脚フランジ12には、複数(本実施形態では二つ)の開口12bが形成されている。このようにすると、脚フレーム10の軽量化を図ることができ、さらには、前記した空調機から床下空間に向けて吹き出された調和空気を効率よく通風させることができるので、冷却効率の向上を図ることができる。
【0053】
また、応力が集中する脚フランジ12の上部(連結フランジ14との境界部分)には、その他の部位よりも肉厚の厚い厚肉部12cが形成されている。
【0054】
側壁13は、図5に示すように、側面視略逆L字状を呈している。また、側壁13には、その下端から支持部10Cの下面にまで至るリブ13aが形成されており、側壁13の略中央部には、重量装置類のケーブル等を結束するラック(図示せず)を取り付けるための取付孔13bが三つ形成されている。また、側壁13の後端縁の上部に支持部10Cの下面に沿って三角板状の補剛部13cが形成されている。
【0055】
連結部10Bは、図4に示すように、一方の脚フランジ12の厚肉部12cから他方の脚フランジ12の厚肉部12cへ至る連結フランジ14と、この連結フランジ14の上端縁部に沿って形成された上リブ15と、連結フランジ14の下端縁部に沿って形成された下リブ16とを備えている。
【0056】
連結フランジ14には、複数(本実施形態では六つ)の開口14aが形成されている。このようにすると、脚フレーム10の軽量化を図ることができ、さらには、前記した空調機から床下空間に向けて吹き出された調和空気を効率よく通風させることができるので、冷却効率の向上を図ることができる。
【0057】
また、応力が集中する連結フランジ14の中央部には、その他の部位よりも肉厚の厚い厚肉部14bが形成されている。
【0058】
上リブ15は、図3に示すように、連結フランジ14の上端縁から前方および後方に向かって張り出しており、その側端は、支持部10Cと繋がっている。また、下リブ16は、連結フランジ14の下端縁から前方に向かって張り出しており、その側端は、脚フランジ12のリブ12aと繋がっている。
【0059】
このように、連結フランジ14に上リブ15および下リブ16を設けると、連結フランジ14に設けた開口14a(図4参照)による強度低下を補うことができる。
【0060】
支持部10Cは、図3に示すように、脚部10Aの脚フランジ12よりも前方に張り出す第一領域17と、後方に張り出す第二領域18とを備えている。本実施形態では、第一領域17の張出量が第二領域18の張出量よりも大きくなっている。
【0061】
第一領域17は、脚部10Aの側壁13の上端に沿って形成されており、その上面は平面になっている。また、第一領域17の先端部分には、一対の第一取付孔17a,17aが側壁13の両側に穿設されており、その基端部には、一対の第二取付孔17b,17bが側壁13の両側に穿設されている。
【0062】
第二領域18は、側壁13の補剛部13cの上端に沿って形成されており、その上面は平面になっている。また、第二領域18には、一対の第三取付孔18aが補剛部13cの両側に穿設されている。
【0063】
このように、第二領域18の張出量を第一領域17の張出量よりも小さくすると、図8に示すように、架台ユニット1を壁際に設置する際に、架台ユニット1の端部を壁面に近接させることができる。すなわち、壁際に位置する架台ユニット1を構成する脚フレーム10,10および中間脚フレーム10’のうち、最も壁面に近い位置にある脚フレーム10を、その支持部10Cの第二領域18(図3参照)が壁面に対峙するように配置すると、架台ユニット1の端部が壁面に近接することになり、その結果、通信機械室の隅々まで重量装置類設置領域G(図1参照)が形成されることになる。
【0064】
また、脚フレーム10は、アルミニウム合金製の鋳造品からなり、図3に示すように、脚部10A、連結部10Bおよび支持部10Cは、一体に成形されている。脚フレーム10をアルミニウム合金製の鋳造品とすると、強度の割に軽量で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットを活かすことができる。また、軽量であるが故に、施工時の取り扱いが容易になる。さらに、鋳造品の特徴でもあるが、脚フレーム10を鋳造品とすると、これを無駄のない最適な形状のデザインとしても、製造後の加工工数が少ない。
【0065】
また、脚フレーム10は、その大きさが従来の四つ脚の架台110(図19参照)の約半分であるため、その重量が小さく、その結果、設置作業の作業効率が格段に向上する。
また、本実施形態にあっては、脚フレーム10の部分において、支持部10Cの上に梁材20が設置され、その上に重量装置類Dが設置されるので、脚フレーム10の高さは、従来例のものよりも低くなり、その分さらに重量が小さくなる。
【0066】
(1−2.レベル調節手段)
レベル調節手段50は、図4に示すように、本実施形態では、床スラブS上にアンカーボルト51aにより固定されるベースプレート51と、このベースプレート51上に立設された調節ボルト52と、脚フレーム10の底壁11を挟んだ状態で調節ボルト52に螺合される下ナット53および上ナット54とを備えて構成されており、下ナット53および上ナット54の位置を適宜調節すると脚部10Aの高さが調節される。そして、左右のレベル調節手段50,50を適宜調節することで、支持部10C,10Cの上面が水平になる。
【0067】
(1−3.梁材)
梁材20は、図6に示すように、脚フレーム10の支持部10Cの上面に支持固定されるものであり、本実施形態では、床パネルPの端部が載置される段部22(以下、「載置部22」という)を有する中空の本体部21と、この本体部21の上端縁から内側に向かって水平に張り出す固定部23とを備えて構成されている。
【0068】
本体部21の内部には、載置部22とおおよそ同じ高さに水平補強壁21aが形成されており、さらに、この水平補強壁21aの一端と第一接合溝24とを連結する斜め補強壁21bが形成されている。これにより、通常時の荷重のみならず地震時の荷重に対しても十分な耐力を確保することができる。
【0069】
本体部21の下部には、下側に開口する第一接合溝24,24が形成されており、本体部21の側部であって、載置部22の下方には、外側(床パネルP側)に開口する第二接合溝25が形成されている。また、本体部21の上端部には、外側に開口する第一パッキン溝26が形成されており、載置部22には、上側に開口する第二パッキン溝27が形成されている。
【0070】
固定部23には、長手方向に所定の間隔をあけて複数の取付孔23aが穿設されており、この取付孔23aに重量装置類を固定するためのボルトB2が挿通される。
【0071】
なお、図示は省略するが、固定部23に接合溝を設ければ、この固定部23の上面に搭載される重量装置類の規格寸法等が異なる場合であっても容易に対応することが可能となる。
【0072】
第一接合溝24には、脚フレーム10の支持部10Cと梁材20とを接合するための接合具たるボルトB1が装填される。また、第一接合溝24の内面には、ボルトB1の頭部に当接する突条24aが形成されており、この突条24aにより、ボルトB1の回動が防止される。
【0073】
また、第一接合溝24の内法は、ボルトB1の軸部に外挿される長方形の板ワッシャW1の短辺幅と等しくされている。なお、図示は省略するが、板ワッシャW1の下面には、第一接合溝24の長手方向と直交する方向に刃部が形成されており、ボルトB1を締め付けると、当該刃部が第一接合溝24に食い込み、ボルトB1の第一接合溝24の長手方向への移動が阻止されるようになっている。
【0074】
なお、第二接合溝25には、後記する増設用の脚フレーム30(図12参照)を固定するためのボルトが装填されるが、その構成については、前記した第一接合溝24と同様なので、詳細な説明は省略する。
【0075】
第一パッキン溝26には、床パネルPの端面(小口部材P1)との間に介設される第一パッキン26aが取り付けられ、第二パッキン溝27には、床パネルPの裏面との間に介設される第二パッキン27aが取り付けられる。
【0076】
また、梁材20は、図6に示す断面を有するアルミニウム合金製の押出形材からなり、その長手方向(紙面垂直方向)に等断面を有する。すなわち、第一接合溝24,24、第二接合溝25、第一パッキン溝26および第二パッキン溝27は、梁材20の長手方向(紙面垂直方向)に連続している。
【0077】
このように、第一接合溝24等を梁材20の長手方向に沿って連続して形成すると、ボルトB1を長手方向の任意の位置に移動させることができるので、脚フレーム10に設置誤差等が生じた場合であっても、容易に対応することができる。また、二重床の構築作業時のみならず、当該二重床の供用後において、新たな中間脚フレーム等を追加する場合にも容易に対応することができる。すなわち、第一接合溝24等が長手方向に連続しているが故に、長手方向の任意の位置にボルトを配置することができる。つまり、新たな中間脚フレーム等を追加する場合であっても、梁材20に新たな取付孔を穿設する必要がない。
なお、図示は省略するが、第一接合溝24等の開口部は、適宜な箇所において拡幅されている。すなわち、第一接合溝24等の開口縁部24cは、適宜切り欠かれており、ボルトB1の頭部や板ワッシャーW1はこの切り欠きより第一接合溝24に挿入される。また、ボルトB1の頭部や板ワッシャW1は、事前に梁材20の端部より挿入しておくこともできる。
【0078】
このように、梁材20をアルミニウム合金製の押出形材とすると、強度の割に軽量で、腐食しにくいというアルミニウム合金のメリットに加えて、架台ユニット1の組立や改造等が容易になるというメリットも期待できる。しかも、長さの異なる梁材20を製作する場合には、押出形材を所定の長さで切断するだけでよいので、製作コストの削減を図ることができる。
【0079】
以上のように構成された梁材20は、図7(a)に示すように、その両端が脚フレーム10,10に支持固定され、その中央部分が中間脚フレーム10’に支持固定される。
【0080】
より詳細に説明すると、本実施形態では、図7(b)に示すように、梁材20の一端(図7(a)の左端)は、支持部10Cの第二領域18上に載置され、第一接合溝24,24のそれぞれに装填されたボルトB1,B1のそれぞれを、第三取付孔18a,18a(図3参照)に挿通するとともに、支持部10Cの下側に突出したボルトB1をナットN1で締結することにより固定される。
【0081】
また、図7(d)に示すように、梁材20の他端(図7(a)の右端)は、支持部10Cの第一領域17上に載置され、第一接合溝24,24のそれぞれに二個ずつ装着された合計四つのボルトB1を、第一取付孔17a,17aおよび第二取付孔17b,17b(図3参照)に挿通するとともに、支持部10Cの下側に突出したボルトB1をナットN1で締結することにより固定される。すなわち、梁材20の他端は、その長手方向の二箇所において接合具たるボルトB1により脚フレーム10の支持部10Cに接合されることになるため、結果として支持部10Cに対して剛に接合されることになる。
【0082】
また、図7(c)に示すように、梁材20の中央部分は、中間脚フレーム10’の支持部10Cの全面に載置され、第一接合溝24,24のそれぞれに二個ずつ装着された合計四つのボルトB1を、第一領域17の第一取付孔17a,17aおよび第二領域18の第三取付孔18a,18a(図3参照)に挿通するとともに、支持部10Cの下側に突出したボルトB1をナットN1で締結することにより固定される。すなわち、梁材20の中央部分は、その長手方向の二箇所においてボルトB1により脚フレーム10の支持部10Cに接合されることになるため、結果として支持部10Cに対して剛に接合されることになる。
【0083】
すなわち、梁材20の一端と中央部分とが脚フレーム10および中間脚フレーム10’に対して剛に接合されていることから、架台ユニット1の側面にラーメン構造が形成されることになる。
【0084】
このように、本実施形態に係る架台ユニット1は、その梁材20が三つの脚フレーム10(10’)において支持される連続梁構造となっており、しかも、その側面がラーメン構造となっているので、その剛性が非常に高い。
【0085】
なお、本実施形態では、梁材20は、三つの脚フレーム10(10’)のうちの二つの脚フレーム10(10’)に対して剛に接合されているが、少なくとも一つの脚フレーム10(10’)に対して剛に接合されていれば、剛性の高い架台ユニット1を得ることができる。
【0086】
(2.架台ユニットの設置方法)
次に、架台ユニットの設置方法について説明する。図10に示すように、まず、梁材20の両端を支持する脚フレーム10,10を床スラブS上に立設する。より詳細には、脚フレーム10の脚部10Aにレベル調節手段50を取り付けたうえで、床スラブS上の所定の位置において、ベースプレート51の上側から床スラブSにアンカーボルト51aを打ち込めばよい(図4参照)。
【0087】
次に、左右のレベル調節手段50,50の下ナット53および上ナット54を適宜調節して脚フレーム10の上面をおおよそ水平にするとともに、隣り合う脚フレーム10,10の上面の高さをおおよそ揃える。
【0088】
続いて、脚フレーム10,10間に二本の梁材20,20を架け渡し、その第一接合溝24に装填したボルトB1で支持部10Cに固定する。より詳細には、図7(b)に示すように、梁材20の一端を第二領域18に載置するとともに、その第一接合溝24,24(図6参照)に装填された複数のボルトB1のそれぞれをナットN1で締結し、同様に、図7(d)に示すように、梁材20の一端を第一領域17に載置するとともに、その第一接合溝24,24(図6参照)に装填された複数のボルトB1のそれぞれをナットN1で締結すればよい。
【0089】
次に、各脚フレーム10において、レベル調節手段50の下ナット53および上ナット54(図4参照)を調節して梁材20,20の上面(架台ユニット1の上面)を水平にする。このとき、各脚フレーム10について二箇所ずつ、合わせて四箇所の高さ調節をするだけで、架台ユニット1の上面を水平にすることができるので、その設置作業が非常に効率のよいものとなる。
【0090】
その後、梁材20の中間部分において、中間脚フレーム10’を床スラブS上に位置させ、その支持部10Cを梁材20の下面に当接させると共に、先ず梁材20の下面に上記と同様に梁材20の第一接合溝24に装填した複数のボルトB1をナットN1で締結して固定し、その後レベル調節手段50を調節してベースプレート51の下面を床スラブSに当接させ、アンカーボルト51aで固定する。すなわち、水平に架設された梁材20,20を基準にして中間脚フレーム10’を設置すればよいので、作業効率が高い。
【0091】
以上のように、本実施形態に係る架台ユニット1によれば、その設置作業が非常に効率のよいものとなる。
【0092】
また、中間脚フレーム10’は、梁材20を架設した後でも設置することができるので、架台ユニット1の組立時のみならず、二重床の供用を開始した後であっても、中間脚フレーム10’を容易に追加することができる。すなわち、架台ユニット1は、その補強、補修等が容易で、重量装置類の置き換え、変更が容易な構造であるといえる。
【0093】
(3.骨組構造体)
次に、前記した架台ユニット1を構成要素とする二重床の骨組構造体Hについて、詳細に説明する。
【0094】
図1に示すように、骨組構造体Hは、長手方向に連設された複数の架台ユニット1からなる。
【0095】
なお、骨組構造体Hは、複数の架台ユニット1を長手方向に所定の間隔をあけて配置し、隣り合う架台ユニット1,1間を適宜な梁材等で連結することでも構築することができるが、より好適には、図7(a)(d)に示すように、長手方向に隣り合う架台ユニット1,1’のうち、一方の架台ユニット1を構成する梁材20の端部を、他方の架台ユニット1’の端部に位置する脚フレーム10に支持固定し、一方の梁材20の端部と他方の梁材20’の端部とを脚フレーム10上において連続させるとよい。すなわち、隣り合う架台ユニット1,1’のうち、一方の架台ユニット1の梁材20の端部を、他方の架台ユニット1の梁材20’の端部を支持する脚フレーム10に支持させ、かつ、一方の梁材20の端部と他方の前記梁材20’の端部とを隣接させるとよい。なお、この場合には、一の架台ユニット1の端部に位置する脚フレーム10は、隣接する他の架台ユニット1’の脚フレーム10と供用されることになる。
【0096】
このようにすると、骨組構造体Hの全長に亘って切れ目なく梁材20が配置されることになるので、組立精度の高い二重床を実現することができる。したがって、例えば、この梁材20上に重量装置類等を搭載する場合であれば、その取付精度が非常に高いものとなる。
【0097】
また、図8に示すように、複数の架台ユニット1のうち、壁際に配置される架台ユニット1では、その壁側に位置する脚フレーム10の向きをその他の脚フレーム10および中間脚フレーム10’と反対にするとよい。すなわち、壁面に位置する脚フレーム10は、張出量が小さい第二領域18(図3参照)側を壁側に向けて設置するとよい。
【0098】
このようにすると、通信機械室の隅々まで重量装置類設置領域G(図1および図8参照)が形成されることになる。
【0099】
[第二実施形態]
第二の実施形態に係る架台ユニットは、第一の実施形態に係る架台ユニット1よりも幅の広い重量装置類を安定的に搭載可能とするためのものであり、図11に示すように、基本となる架台ユニット1(以下、「基本架台ユニット1」という)の側方に増設用の架台ユニット2(以下、「増設架台ユニット2」という)を設けたものである。
【0100】
(1.増設架台ユニット)
増設架台ユニット2は、図11に示すように、基本架台ユニット1の梁材20の側方に配置される増設用の梁材40(以下、「増設梁材40」という)と、増設梁材40を支持する複数の増設用の脚フレーム30(以下、「増設脚フレーム30」という)とを備えて構成されている。
【0101】
(1−1.増設脚フレーム)
増設脚フレーム30は、図12に示すように、床スラブS上に立設される脚部30Aと、この脚部30Aから基本架台ユニット1の梁材20に向かって張り出す張出部30Bと、脚部30Aの上端に形成された平板状の支持部30Cとを備えており、正面視逆L字形状を呈している。また、本実施形態では、脚部30Aの下端と床スラブSとの間にレベル調節手段50が介設されている。
【0102】
脚部30Aは、底壁31と、この底壁31の後端縁に立設された脚フランジ32と、底壁31の側端縁に立設された側壁33とを備えているが、これらの構成は、第一の実施形態に係る脚フレーム10の脚部10Aの構成と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0103】
張出部30Bは、脚フランジ32の厚肉部32cから側方に延設された張出フランジ34と、この張出フランジ34の上端縁部に沿って形成された上リブ35と、張出フランジ34の下端縁部に沿って形成された下リブ36と、上リブ35の先端部の上面に取り付けられた断面L字形状の取付ブラケット39とを備えている。
【0104】
張出フランジ34には、複数(本実施形態では二つ)の開口34aが形成されている。このようにすると、増設脚フレーム30の軽量化を図ることができ、さらには、前記した空調機から床下空間に向けて吹き出された調和空気を効率よく通風させることができるので、冷却効率の向上を図ることができる。
【0105】
上リブ35の先端部には、図13に示すように、一対の取付孔35a,35aが穿設されており、取付ブラケット39には、この取付孔35a,35aに対応して一対の取付孔39a,39aが穿設されている。そして、取付ブラケット39は、上リブ35の下側から挿通されたボルトB4をナットN4で締結することで固定される。
【0106】
また、支持部30Cは、図13に示すように、脚部30Aの脚フランジ32(図12参照)の前方に張り出す第一領域37と、後方に張り出す第二領域38とを備えているが、これらの構成は、第一の実施形態に係る脚フレーム10の支持部10Cと同様の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
【0107】
(1−2.増設梁材)
増設梁材40は、図11および図12に示すように、増設脚フレーム30の支持部30Cの上面に支持固定されるものであるが、前記した梁材20の構成と同一であるので、詳細な説明は省略する。
【0108】
(2.増設架台ユニットの設置方法)
次に、増設架台ユニット2の設置方法について説明する。
【0109】
まず、図13に示すように、基本架台ユニット1の梁材20の側面に取付ブラケット39を取り付ける。より詳細には、梁材20の第二接合溝25(図6参照)に装填したボルトB3,B3を取付ブラケット39の取付孔39b,39bに挿通させ、ナットN3で締結すればよい。なお、増設架台ユニット2を設置するに際しては、基本架台ユニット1の梁材20に対して、加工を施す必要がない。すなわち、前記したように、梁材20の第二接合溝25が長手方向に連続していることから、新たなボルト孔を穿設しなくてもよい。
【0110】
次に、基本架台ユニット1の脚フレーム10あるいは中間脚フレーム10’の側方の床スラブS上に増設用脚フレーム30を立設する。より詳細には、図12に示すように、増設脚フレーム30の脚部30Aにレベル調節手段50を取り付けたうえで、床スラブS上の所定の位置において、ベースプレート51の上側から床スラブSにアンカーボルト51aを打ち込んで固定すればよい。
【0111】
次に、レベル調節手段50の下ナット53および上ナット54を適宜調節して上リブ35の上面を取付ブラケット39の下面に当接させ、さらに、取付ブラケット39を適宜スライドさせて、その取付孔39a,39aを上リブ35の取付孔35a,35aに合わせたうえで、これらにボルトB4を挿通し、ナットN4で締結する。
【0112】
このようにして、必要な数だけ増設脚フレーム30を設置したら、図12に示すように、その支持部30C上に増設梁材40を載置し、その第一接合溝44に装填したボルトをナットで締結して支持部30Cに固定する。増設脚フレーム30と増設梁材40との接合方法は、前記した脚フレーム10と梁材20との接合方法と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0113】
このように、増設脚フレーム30および増設梁材40は、基本架台ユニット1の側方に設置され、かつ、基本架台ユニット1の梁材20に設けてある第二接合溝25を利用して固定されるので、増設作業時に基本架台ユニット1を解体する必要はなく、さらには、基本架台ユニット1に加工を施す必要もない。すなわち、基本架台ユニット1を幅広の重量装置類用のものに改造する場合に、改造しない他の基本架台ユニット1に重量装置類等が搭載された状態であっても、これらを搭載した状態で改造作業を行うことができる。
【0114】
なお、本実施形態では、基本架台ユニット1の脚フレーム10の側方に増設脚フレーム30を設置したが、増設脚フレーム30の設置位置はこれに限定されることはなく、図示は省略するが、脚フレーム10と中間脚フレーム10’との中間部分の側方に設置しても差し支えない。
【0115】
また、本実施形態では、図11に示すように、基本架台ユニット1の片側にのみ増設架台ユニット2を設置したが、基本架台ユニット1の両側に増設架台ユニット2を設置しても勿論よい。
【0116】
[脚フレームの第一の変形例]
前記した各実施形態では、基本架台ユニット1の脚フレーム10(中間脚フレーム10’)は、その脚部10A、連結部10Bおよび支持部10Cが一体に成形されたものであったが、これに限定されることはなく、適宜変更しても差し支えない。
【0117】
例えば、図14(a)(b)に示す脚フレーム60のように、別々に成形された一対のフレーム構成体61,61と、これらを補強する補強部材63とを組み合わせたものであってもよい。
【0118】
フレーム構成体61は、床スラブS上に立設される脚部60Aと、この脚部60Aからもう一方のフレーム構成体61に向かって張り出す張出部62と、脚部60Aの上端に形成された平板状の支持部60Cとを備えており、正面視逆L字形状を呈している。また、本実施形態では、脚部60Aの下端と床スラブSとの間にレベル調節手段50が介設されている。
【0119】
なお、脚部60Aおよび支持部60Cは、前記した脚フレーム10の脚部10Aおよび支持部10Cと同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
【0120】
張出部62は、図15に示すように、脚部60Aの上部から側方に延設された張出フランジ62aと、この張出フランジ62aの上端縁部に沿って形成された上リブ62b(図14(a)参照)と、張出フランジ62aの下端縁部に沿って形成された下リブ62cと、上リブ62bの先端縁に形成された突合部62dとを備えている。
【0121】
また、図14(a)に示すように、上リブ62bの基端部および先端部には、それぞれ第一取付孔62f,62fおよび第二取付孔62g,62gが穿設されており、突合部62dの略中央には、ボルト孔62eが穿設されている。
【0122】
補強部材63は、図14(a)に示すように、本実施形態では、断面略H形のアルミニウム合金製の押出形材からなり、フレーム構成体61の第一取付孔62fおよび第二取付孔62gに対応して複数のボルト孔63aが穿設されている。なお、補強部材63は、荷重条件等に応じて適宜省略しても差し支えない。
【0123】
そして、フレーム構成体61,61の突合部62d,62d同士を突き合わせたうえで、ボルト孔62eに挿通したボルトB5をナットN5で締結するとともに、張出部62,62の上方から補強部材63を覆い被せ、複数のボルトB6をそれぞれ対応する第一取付孔62fおよび第二取付孔62gに挿通し、これをナット(図示せず)で締結すると、フレーム構成体61,61が一体になって脚フレーム60が構成される(図14(b)参照)。すなわち、一対の脚部60A,60Aを連結する連結部60Bは、フレーム構成体61,61の張出部62,62と補強部材63とから構成されることになる。
【0124】
このような構成にすると、脚フレーム60の幅寸法が大きい場合であっても、容易に鋳造することが可能となり、また、小分けにして運搬・保管することも可能となる。
【0125】
[脚フレームの第二の変形例]
また、図14(a)(b)に示す脚フレーム60は、フレーム構成体61,61の突合部62d,62d同士を突き合わせたうえで、これらを連結したが、図16に示す脚フレーム70のように、一方のフレーム構成体71の張出部72と他方のフレーム構成体の張出部72とを補助連結部材73で連結したものであってもよい。すなわち、連結部70Bの中間部分を補助連結部材73で形成したものであってもよい。この場合、一対の脚部70A,70Aを連結する連結部70Bは、張出部72,72とこれらを連結する補助連結部材73とで構成されることになる。
【0126】
補助連結部材73には、例えば、図17に示すように、フレーム構成体71の張出部72の先端に外挿可能な断面矩形の中空押出形材を使用することができる。
【0127】
このように、連結部70Bの一部を別体とすると、補助連結部材73の寸法を変更するだけで、脚部70A,70Aの間隔を容易に変更することが可能となるすなわち、脚フレーム70の幅寸法が異なる場合であっても、フレーム構成体71の構成を変更する必要がなく、補助連結部材73の寸法を調節するだけで対応できるので、生産効率が高く、その結果、コストの削減を図ることが可能となる。
【0128】
なお、図示は省略するが、連結部70Bの全体を別体としても差し支えない。また、支持部70Cについても、脚部70Aと一体に成形せずに、別体としても差し支えない。
【0129】
[脚フレームの第三の変形例]
前記した各実施形態の脚フレーム10等は、左右一対の脚部10A,10Aを備えるものであったが(図3参照)、図18に示す脚フレーム80のように、左右の脚部80A,80A間に補助脚部80A’を備え、全体として略m字状を呈するようなものであってもよい。
【0130】
なお、脚部80A、連結部80Bおよび支持部80Cの構成は、第一の実施形態に係る脚フレーム10の脚部10A、連結部10Bおよび支持部10C(図3参照)の構成とそれぞれ同様であるので、その詳細な説明は省略する。また、補助脚部80A’の構成は、おおよそ脚部80Aと同様の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
【0131】
また、支持部80C,80Cの中間に梁材20’を支持する支持部80C’が形成されているが、この支持部80C’の構成も、前記した脚フレーム10の支持部10C(図3参照)の構成とおおよそ同様であるので詳細な説明は省略する。
【0132】
このような脚フレーム80は、三箇所において床スラブSへ固定されることになるため、その取付強度が高く、結果として、架台ユニット全体の強度も向上することとなる。
【0133】
また、このような構成の脚フレーム80は、その脚部80A,80Aの間隔が広い場合や、三本の梁材20,20,20’を支持する場合に特に有効である。すなわち、支持部80C’の下方に補助脚部80A’を設けておけば、支持部80C’に作用する荷重を安定的に支持することができる。
【0134】
なお、本実施形態では、補助脚部80A’が一体に成形されているが、補助脚部80A’を別部材としても差し支えない。このようにすると、二重床の供用を開始した後であっても、その補強を容易に行うことができる。
【0135】
なお、この脚フレーム80は、はじめから幅広の重量装置類等が設置されることが判っている場合に特に有効に利用できるが、前記した基本架台ユニット1を改造してその幅を広げる場合にも、前記した増設脚フレーム30に替えて、この脚フレーム80を使用してもよい。
【0136】
【発明の効果】
本発明に係る架台ユニットおよび架台ユニットの設置方法によると、その設置作業が非常に効率のよいものとなる。すなわち、二重床の骨組構造体を容易にかつ迅速に構築することが可能となる。また、二重床の供用を開始した後であっても、容易に架台ユニットを改造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二重床の骨組構造体により構築された二重床の斜視図である。
【図2】第一の実施形態に係る架台ユニットの斜視図である。
【図3】脚フレームの斜視図であって、一部を破断させた図である。
【図4】脚フレームの正面図である。
【図5】脚フレームの側面図である。
【図6】梁材の断面図である。
【図7】(a)は架台ユニットの側面図、(b)は(a)の左端部分を拡大した図、(c)は(a)の中央部分を拡大した図、(d)は(a)の右端部分を拡大した図である。
【図8】壁際に設置された架台ユニットを示す側面図である。
【図9】床パネルの分解斜視図である。
【図10】架台ユニットの設置方法を説明する分解斜視図である。
【図11】第二の実施形態に係る架台ユニットの斜視図である。
【図12】増設用の脚フレームの正面図である。
【図13】増設用の脚フレームの分解斜視図である。
【図14】(a)は脚フレームの第一の変形例を示す分解斜視図、(b)は組み立てた状態を示す斜視図である。
【図15】図14に示す脚フレームの正面図である。
【図16】脚フレームの第二の変形例を示す正面図である。
【図17】図16のX−X断面図である。
【図18】脚フレームの第三の変形例を示す正面図である。
【図19】従来の骨組構造体を示す斜視図である。
【符号の説明】
H 骨組構造体
1 架台ユニット
10 脚フレーム
10A 脚部
10B 連結部
10C 支持部
10’ 中間脚フレーム
20 梁材
30 増設脚フレーム
40 増設梁材
50 レベル調節手段
P 床パネル
S 床スラブ

Claims (15)

  1. 床スラブ上に構築される二重床の骨組構造体を構成する架台ユニットであって、
    二本の梁材と、
    当該両梁材を支持する二つの脚フレームとを備え、
    当該各脚フレームは、前記床スラブ上に立設される一対の脚部と、当該一対の脚部を連結する連結部とを有することを特徴とする架台ユニット。
  2. 前記両脚フレームの間に配置され、前記両梁材の中間部を支持する一又は複数の中間脚フレームをさらに備え、
    当該中間脚フレームは、前記床スラブ上に立設される一対の脚部と、当該一対の脚部を連結する連結部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の架台ユニット。
  3. 前記各脚フレームの連結部に、前記床スラブ上に立設される一又は複数の補助脚部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の架台ユニット。
  4. 前記各脚フレームの連結部は、前記脚部とは別体に形成されるか、あるいは、連結部の中間が補助連結部材で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  5. 前記各脚フレームの各脚部には、その上端に前記梁材の長手方向に張り出す支持部が形成されており、
    当該支持部に前記梁材が支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  6. 前記支持部は、前記脚部の両側に張り出しており、その一方の張出量が他方の張出量よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の架台ユニット。
  7. 前記各梁材は、複数の前記脚フレームのうち、少なくとも一つの前記脚フレームの前記支持部に複数の接合具により固定されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の架台ユニット。
  8. 前記連結部および前記脚部の少なくとも一方に開口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  9. 前記連結部の上端部および下端部の少なくとも一方にリブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  10. 前記両梁材の少なくとも一方の側方に配置される増設用の梁材と、
    当該増設用の梁材を支持する複数の増設用の脚フレームとをさらに備え、
    当該増設用の脚フレームは、前記床スラブ上に立設される脚部と、当該脚部から前記梁材に向かって張り出す張出部とを有し、
    当該張出部の先端が前記梁材または前記脚フレームに固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  11. 前記各脚フレームは、アルミニウム合金製の鋳造品からなることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  12. 前記各梁材は、アルミニウム合金製の押出形材からなることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の架台ユニット。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の架台ユニットを前記梁材の長手方向に複数連設して形成される二重床の骨組構造体であって、
    隣り合う架台ユニットの一方の前記両梁材の端部は、他方の前記両梁材の端部を支持する前記脚フレームに支持されており、かつ、一方の前記両梁材の端部と他方の前記両梁材の端部とが隣接していることを特徴とする二重床の骨組構造体。
  14. 請求項6に記載の架台ユニットを前記梁材の長手方向に複数連設して形成される二重床の骨組構造体であって、
    複数の前記架台ユニットのうち、壁際に配置された前記架台ユニットの壁側に位置する脚フレームの支持部は、その張出量が小さい側を前記壁側に向けて設置されることを特徴とする二重床の骨組構造体。
  15. 平行に配置された一対の梁材を脚部にレベル調節手段を有する門型の三つ以上の脚フレームで支持してなる二重床の架台ユニットを床スラブ上に設置する方法であって、
    前記三つ以上の脚フレームのうち、前記梁材の両端に位置する脚フレームを床スラブ上に立設し、当該両脚フレーム間に架設した一対の梁材の水平状態を前記両脚フレームのレベル調節手段により調節したうえで、当該両梁材の中間部分において、残りの前記脚フレームを前記床スラブ上に立設することを特徴とする架台ユニットの設置方法。
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