JP2008303591A - 壁パネル工法及びこれを用いた建物 - Google Patents

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武 尾方
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Abstract

【課題】建築地での作業量を削減し、かつ効率良く壁パネルの直角度を出すことができる壁パネル工法及びこれを用いた建物を得る。
【解決手段】壁パネル22A、壁パネル22Bの上枠ランナー28には予め第1アングル34、第2アングル36が固定されており、建築地で壁パネル22Bを建て起こした後、壁パネル22Aを建て起こして直角出し部材48で両者を連結することにより、壁パネル22Aと壁パネル22Bとが簡単に直角に建て起こされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁パネル工法及びこれを用いた建物に関する。
下記特許文献1には、壁パネルの直角度を出すための技術が開示されている。簡単に説明すると、まず一階壁パネル上に床パネルを構築し、次に当該床パネル上に二階壁パネルを屋外側と屋内側とに平行に立設させる。次に、双方の二階壁パネル上に小屋パネルをそれぞれ継ぎ足し、内外の小屋パネルの上端部間に屋根梁を架け渡す。次に、屋根を設置する。
その後、この特許文献1に開示された技術では、二階壁パネルの傾きを測定してから、ターンバックルを含んで構成された壁パネル支持手段を筋交い状に設置し、ターンバックルのナットで筋交いの長さを調節することで、二階壁パネルの直角度を出す、というものである。
特開2000−54304号公報
上記先行技術による方法も一案であるが、作業が煩雑であるため、作業効率が悪い。
また、所謂プラットホーム工法のように床を先に構築してからその床を作業用足場として壁パネルを建て起こしていくような場合には、壁パネルに直交して床面と壁パネルとの間に筋交いを所定の間隔で設けて直角度を出していくので、作業範囲(平面視で筋交いにかからない範囲)が狭くなると共に、所定の間隔で配設された筋交いに足を引っ掛けないようにして作業しなければならないので作業に気を遣う。このため、建築地での建方時の作業性が低下する。また、設置した筋交いを建方後に撤去しなければならないので、作業量が増える。
本発明は上記事実を考慮し、建築地での作業量を削減し、かつ効率良く壁パネルの直角度を出すことができる壁パネル工法及びこれを用いた建物を得ることが目的である。
請求項1の発明は、一方の壁パネルと他方の壁パネルとを平面視で直角になるように床面上に建て起こすことにより壁コーナー部を形成する壁パネル工法であって、一方の壁パネルの上部側に第1被連結部を設けると共に他方の壁パネルの上部側に第2被連結部を設けておき、かつ一方の壁パネルと他方の壁パネルとが直角に配置されたときの第1被連結部及び第2被連結部間の長さを予め与えられた連結部材を用いて第1被連結部と第2被連結部とを連結することにより、一方の壁パネルと他方の壁パネルとを平面視で直角に建て起こす、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の壁パネル工法において、前記第1被連結部及び前記第2被連結部は一方の壁パネルの上端部及び他方の壁パネルの上端部にそれぞれ設けられており、前記連結部材を当該第1被連結部及び当該第2被連結部に架け渡して連結した後、一方の壁パネルの下端部及び他方の壁パネルの下端部を床面に固定する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の壁パネル工法において、前記第1被連結部を一方の壁パネルに予め工場内で取り付けると共に、前記第2被連結部を他方の壁パネルに予め工場内で取り付けておく、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の壁パネル工法において、前記第1被連結部を一方の壁パネルに予め工場内で取り付けると共に、前記連結部材を予め工場内で当該第1被連結部に連結しておく、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の壁パネル工法において、前記壁コーナー部形成後の状態において、前記第1被連結部及び前記第2被連結部の少なくとも一方は、パネル高さ方向上側に突出状態で配置される位置決め部を備えていると共に、上階側の床を構成する床パネルの骨格部材の所定位置には当該位置決め部と係合される被係合部が設けられており、さらに、一方の壁パネルと他方の壁パネルとが建て起こされて前記連結部材で連結された後に、上階側の床パネルの骨格部材の被係合部を位置決め部に係合させることにより、上階側の床パネルの位置決めを行う、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、一方の壁パネルと他方の壁パネルとを平面視で直角に配置されるように床面上に建て起こすことにより形成された壁コーナー部を有する壁パネル工法を用いた建物であって、前記一方の壁パネルの上端部の所定位置に設けられた第1被連結部と、前記他方の壁パネルの上端部の所定位置に設けられた第2被連結部と、一方の壁パネルと他方の壁パネルとが直角に配置されたときの前記第1被連結部及び前記第2被連結部間の長さを予め与えられ、当該第1被連結部及び当該第2被連結部間に架け渡されて両者を連結する連結部材と、を有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載の壁パネル工法を用いた建物において、前記第1被連結部は予め工場内で一方の壁パネルの所定位置に設けられていると共に、前記連結部材は予め工場内で当該第1被連結部に連結されている、ことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6又は請求項7記載の壁パネル工法を用いた建物において、前記壁コーナー部形成後の状態において、前記第1被連結部及び前記第2被連結部の少なくとも一方には、パネル高さ方向上側に突出状態で配置される位置決め部が設けられていると共に、上階側の床を構成する床パネルの骨格部材の所定位置には当該位置決め部と係合される被係合部が設けられている、ことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、連結部材には、一方の壁パネルの上部側に設けられた第1被連結部及び他方の壁パネルの上部側に設けられた第2被連結部間の長さが予め与えられている。
そこで、まず、一方の壁パネル及び他方の壁パネルが平面視で概ね直角になるように、一方の壁パネルが床面上に建て起こされると共に他方の壁パネルが床面上に建て起こされる。次に、連結部材を用いて第1被連結部と第2被連結部とが連結される。これにより、連結部材が定寸定規(定尺材)として機能し、一方の壁パネルと他方の壁パネルとが平面視で直角に配置される。すなわち、本発明によれば、壁コーナー部を構成する壁パネルの直角度を簡単に出すことができる。
しかも、従来のように床面と壁パネルの壁面との間に所定の間隔で筋交い(建て起こし治具)を設ける必要がないため、建築地での筋交い設置作業及び撤去作業を廃止することが可能となる。また、床面の作業範囲が筋交いの設置によって狭められることもなく、筋交いに足をとられないように気を遣って作業する必要もなくなるで、作業性が非常に良くなる。
請求項2記載の本発明によれば、第1被連結部及び第2被連結部は一方の壁パネルの上端部及び他方の壁パネルの上端部にそれぞれ設けられており、連結部材を第1被連結部及び第2被連結部に架け渡して連結した後、一方の壁パネルの下端部及び他方の壁パネルの下端部が床面に固定される。
請求項3記載の本発明によれば、第1被連結部を一方の壁パネルに予め工場内で取り付けると共に、第2被連結部を他方の壁パネルに予め工場内で取り付けておくこととしたので、第1被連結部及び第2被連結部を建築地にて一方の壁パネル及び他方の壁パネルにそれぞれ取り付ける場合に比し、建築地での作業が削減される。
請求項4記載の本発明によれば、第1被連結部を一方の壁パネルに予め工場内で取り付けると共に、連結部材を予め工場内で当該第1被連結部に連結しておくこととしたので、建築地にて連結部材の両端部を第1被連結部及び第2被連結部にそれぞれ連結していく場合に比し、建築地での作業が削減される。
請求項5記載の本発明によれば、壁コーナー部形成後の状態では、第1被連結部及び第2被連結部の少なくとも一方が、パネル高さ方向上側に突出状態で配置される位置決め部を備えている。このため、一方の壁パネル及び他方の壁パネルを建て起こして下階側の壁コーナー部を形成した後、上階側の床パネルを壁コーナー部に載置する際に、床パネルの骨格部材の所定位置に設けられた被係合部を位置決め部に係合させることにより、上階側の床パネルの位置決めを行うことができる。従って、上階側の床パネルの据付作業を短時間で行うことができる。
請求項6記載の本発明によれば、連結部材には、一方の壁パネルの上端部の所定位置に設けられた第1被連結部及び他方の壁パネルの上端部の所定位置に設けられた第2被連結部間の長さが予め与えられている。
そこで、まず、一方の壁パネル及び他方の壁パネルが平面視で概ね直角になるように、一方の壁パネルが床面上に建て起こされると共に他方の壁パネルが床面上に建て起こされる。次に、連結部材を用いて第1被連結部と第2被連結部とが連結される。これにより、連結部材が定寸定規として機能し、一方の壁パネルと他方の壁パネルとが平面視で直角に配置される。すなわち、本発明によれば、壁コーナー部を構成する壁パネルの直角度を簡単に出すことができる。
しかも、従来のように床面と壁パネルの壁面との間に所定の間隔で筋交いを設ける必要がないため、建築地での筋交い設置作業及び撤去作業を廃止することが可能となる。また、床面の作業範囲が筋交いの設置によって狭められることもないので、作業性が良い。
請求項7記載の本発明によれば、第1被連結部が予め工場内で一方の壁パネルの所定位置に設けられていると共に、連結部材が予め工場内で当該第1被連結部に連結されているので、建築地にて連結部材の両端部を第1被連結部及び第2被連結部にそれぞれ連結していく場合に比し、建築地での作業が削減される。
また、連結部材が予め一方の壁パネルの第1被連結部に連結されていることにより、工場から建築地まで輸送する過程及び建築地での作業時に連結部材を紛失することがなくなる。
請求項8記載の本発明によれば、壁コーナー部形成後の状態では、第1被連結部及び第2被連結部の少なくとも一方が、パネル高さ方向上側に突出状態で配置される位置決め部を備えている。このため、一方の壁パネル及び他方の壁パネルを建て起こして下階側の壁コーナー部を形成した後、上階側の床パネルを壁コーナー部に載置する際に、床パネルの骨格部材の所定位置に設けられた被係合部を位置決め部に係合させることにより、上階側の床パネルの位置決めを行うことができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る壁パネル工法は、建築地での作業量を削減し、かつ効率良く壁パネルの直角度を出すことができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る壁パネル工法は、壁パネルの組立作業を効率的に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る壁パネル工法は、建築地での作業量の削減により、壁パネルの直角度を出す際の作業効率をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る壁パネル工法は、建築地での作業量の削減により、壁パネルの直角度を出す際の作業効率をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る壁パネル工法は、下階側の壁組のみならず、上階側の床組の作業効率をも向上させることができ、ひいては建物の建築に要する工期の短縮化を図ることができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係る壁パネル工法を用いた建物は、建築地での作業量を削減し、かつ効率良く壁パネルの直角度を出すことができるという優れた効果を有する。
請求項7記載の本発明に係る壁パネル工法を用いた建物は、建築地での作業量をより削減することができると共に連結部材の紛失を防止することができるという優れた効果を有する。
請求項8記載の本発明に係る壁パネル工法を用いた建物は、下階側の壁組の直角度の精度向上のみならず、上階側の床組の組付精度をも向上させることができ、ひいては建物全体の組付精度を向上させることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係る壁パネル工法及びこれを用いた建物の実施形態について説明する。
図6には、本実施形態に係る壁パネル工法を用いた建物の一階部分の壁パネル配置図が示されている。この図に示されるように、建物10の一階部分12の床を構成する一階床組14は平面視で略L字状に形成されている。このため、この建物10の場合、四つの出隅部16と一つの入隅部18とを備えている。なお、これらの出隅部16と入隅部18が、本発明における壁コーナー部(隅角部と称してもよい。)に相当する。
上記一階床組14の床面14Aの周縁部には、一階壁組20が立設されている。具体的には、一階壁組20は、各々矩形状に構成された複数枚の壁パネル22が平面視で連続するように隣接して立設されることにより構成されている。なお、特定の壁パネルを指す場合には、「壁パネル22A」〜「壁パネル22H」と称し、不特定の壁パネルを指す場合には単に「壁パネル22」と称す。
図2には、図6のA線矢視部の出隅部16の拡大斜視図が示されている。この図に示されるように、壁パネル22Aは、矩形枠状に構成された壁フレーム24と、この壁フレーム24の屋外側の面に取り付けられた壁外板26と、壁フレーム24の屋内側の面に取り付けられた図示しない壁内板と、を含んで構成されている。さらに、壁フレーム24は、パネル上縁部及びパネル下縁部に平行に配置された上下一対の上枠ランナー28及び下枠ランナー(図示省略)と、これらの上枠ランナー28及び下枠ランナーの両端部同士を垂直に繋ぐ左右一対のスタッド32と、によって構成されている。なお、使用するスタッド32の本数は、パネルのサイズによって適宜変更される。
また、壁パネル22B(〜壁パネル22H)も、壁パネル22Aと同様に構成されているので、同一番号を付してその説明を省略する。
ここで、上述した一方の壁パネルとしての壁パネル22Aの上枠ランナー28における屋内側のフランジ28Aの長手方向の所定位置には、断面形状が鉤状とされた第1被連結部としての第1アングル34が固定されている。第1アングル34は、各々矩形平板状に形成された第1取付片38及び第2取付片40と、これらの第1取付片38と第2取付片40とをヒンジ結合する軸(図示省略)と、によって構成されている。図4に示されるように、第1取付片38が壁パネル22A側の上枠ランナー28にビスで固定されている。さらに、第1取付片38の根元と第2取付片40の根元は各々45度にカットされており、第2取付片40を第1取付片38に対して相互のカット面が出会う方向へ回転させると、第1取付片38に対して第2取付片40が正確に直角に配置されるように構成されている。
図1に示されるように、他方の壁パネルとしての壁パネル22Bの上枠ランナー28における屋内側のフランジ28Aの長手方向の所定位置にも、第1アングル34と同様形状及び構造の第2被連結部としての第2アングル36が固定されている。図5に示されるように、出隅部16の頂点から第1アングル34の取付位置までの長さL1と出隅部16の頂点から第2アングル36の取付位置までの長さL2とは同一に設定されている。
上記第1アングル34は、予め工場内で壁パネル22Aの上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aに第1取付片38がビスで固定されることにより、壁パネル22A側にサブアッセンブリ化されている。同様に、第2アングル36は、予め工場内で壁パネル22Bの上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aに第1取付片38がビスで固定されることにより、壁パネル22B側にサブアッセンブリ化されている。なお、第1アングル34及び第2アングル36の固定に際しては、第2取付片40が軸回りに屋内側へ回転可能なように取り付けられている。
上記第1アングル34及び第2アングル36の第2取付片40の中央部には、ボルト挿通孔(図示省略)が形成されている。そして、図2及び図4に示されるように、これらのボルト挿通孔を使って、ボルト44及びナット46で連結部材としての直角出し部材48により第1アングル34と第2アングル36とが連結されるようになっている。なお、この直角出し部材48は、機能的には火打ち材として機能するので、仮固定用火打ち部材として把握することもできる。
この直角出し部材48は直定規状に形成された板材であり、その長手方向の両端部には、ボルト挿通孔(図示省略)がそれぞれ形成されている。また、直角出し部材48の両端部のボルト挿通孔間の長さL3(図5参照)は、√2×L1(=L2)に正しく設定されている。つまり、第1アングル34のボルト挿通孔と直角出し部材48の一端部のボルト挿通孔とが同軸上に位置するように位置決めすると共に、第2アングル36のボルト挿通孔と直角出し部材48の他端部のボルト挿通孔とが同軸上に位置するように位置決めし、双方のボルト挿通孔内へボルト44を通し、上下からナット46で固定することにより、直角出し部材48を斜辺とする直角二等辺三角形が平面視で形成され、これにより第1壁パネル22と第2壁パネル22とが正確に平面視で直角に建て起こされて配置される構成である。なお、壁パネル22Aと壁パネル22Bの幅方向寸法が同一の場合には、L3=L1(=L2)に設定すると、バランスがとれて安定性が良い。
なお、ボルト44は通常の六角ボルトではなく、頭部のない真直棒状の両ねじ構造とされている。
また、図3及び図4に示されるように、一階壁組20の上端部には、複数の床パネル50で構成された二階床組52が構築されるようになっている。各床パネル50は、溝形鋼で構成された床根太(端根太)54とリップ付溝形鋼で構成された床根太(側根太)56とを組み合わせて骨組(即ち、床根太モジュール)が構成されており、その上面に床板58が取り付けられて構成されている。リップ付溝形鋼で構成された二本の床根太56の下フランジ56Aには、二階床組52の床パネル50を一階壁組20の壁パネル22A、22Bに組み付けた際に、建物上方へ向けて立設する一対のボルト44の上部44Aと同軸上となる位置に、被係合部としての位置決め孔60がそれぞれ形成されている。これらの位置決め孔60へ対応するボルト44の位置決め部としての上部44Aをそれぞれ挿通させることにより、一階壁組20の壁パネル22A、壁パネル22Bに対する二階床組52の床パネル50の位置決めがなされるようになっている。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
壁パネル工法の一種であるプラットホーム工法で住宅等の建物10を建てる場合、まず基礎及び土台を構築した後、一階床組14を組立て、これをプラットホーム(作業床)として、一階壁組20を建て起こす。次に、二階床組52を組立て、これをプラットホーム(作業床)として、二階壁組(図示省略)を建て起こす。その後、天井枠組(図示省略)を組立て、小屋組を設置するといった手順になる。この一連の過程の一階壁組20、二階壁組を組み立てる際に、本実施形態に係る壁パネル工法が適用される。
まず、図1に示されるように、既に組み立てられた一階床組14をプラットホーム(作業床)として、壁パネル22A及び壁パネル22Bのいずれか一方を先にが建て起こし、続いて壁パネル22A及び壁パネル22Bのいずれか他方が建て起こされる。この図1では、壁パネル22Bを先に建て起こしてから、壁パネル22Aを建て起こしている図となっている。いずれにしても、図6に示される一階部分12の壁パネル配置図における出隅部16又は入隅部18を先に建て起こしていく。以下の説明においては、図1に合わせて壁パネル22Bを先に建て起こしてから壁パネル22Aを建て起こすものとして説明していく。
図1に示される時点では、第1アングル34は壁パネル22Aの上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aの所定位置に予め工場で取り付けられており、又第2アングル36は壁パネル22Bの上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aの所定位置に予め工場で取り付けられている。さらに、作業効率の観点から、先に建て起こす方の壁パネル22Bの上枠ランナー28に取り付けられた第2アングル36側に、直角出し部材48を予め工場内で取り付けておくことが好ましい。この場合、例えば、予め工場内で、直角出し部材48の他端部に形成されたボルト挿通孔と壁パネル22B側に取り付けられた第2アングル36のボルト挿通孔とを同軸上に位置させてボルト44を通し、直角出し部材48がボルト44回りに回動可能な程度の締付トルクで上下両方からナット46(図4参照)を螺合させることにより仮止めしておく。そして、壁パネル22Bの工場から建築地への輸送時には直角出し部材48を上枠ランナー28に沿わせるようにして格納しておき、建築地で壁パネル22Bを建て起こしてから直角出し部材48をボルト44回りに回動させて壁パネル22A側の第1アングル34と連結し易い位置まで回動させておけばよい。
上記の如くして、壁パネル22Bの建て起こしてから壁パネル22Aを建て起こし、直角出し部材48の一端部と第1アングル34とを連結するべく、直角出し部材48の一端部のボルト挿通孔と第1アングル34のボルト挿通孔とを同軸上に位置させ、ボルト44を通して上下両方からナット46を螺合させる。これにより、図2に示されるように、直角出し部材48によって壁パネル22Aの上端部と壁パネル22Bの上端部とが相互に連結される。そして、壁パネル22Aと壁パネル22Bとの平面視での直角度が確保されたと判断した時点で、第2アングル36側のナット46及び第1アングル34側のナット46の緩みを無くし、本固定する。これにより、壁パネル22Aと壁パネル22Bの直角出しと倒れ防止が同時になされる。なお、壁パネル22A及び壁パネル22Bの直角出し部材48を用いた連結作業が終わってから、壁パネル22A及び壁パネル22Bの下端部を一階床組14に固定する作業が行われる。
このようにして、すべての出隅部16及び入隅部18について、平面視で二つの壁パネル22A、22B等が直角になるように建て起こす。なお、図6は壁パネルの平面配置の概略を説明するための模式図であるため、壁パネル22Aとこれに隣接して直線上に並ぶ壁パネル22Hとがいずれも出隅部16に配置されているが、実際には、出隅部16の壁パネルの直角度を先に確保すれば、これを基準として残りの壁パネルを順次直線状に繋いでいくことができるので、出隅部16や入隅部18に配置される壁パネルは建て起こし作業が容易になるように幅を狭くして軽量化している。
壁パネル22A及び壁パネル22Bが建て起こされて直角出し部材48で直角に連結された後、残りの壁パネル22が順次建て起こされて相互に連結されていく。これにより、一階壁組20が終了する。なお、壁組完了後も、直角出し部材48はそのまま残しておき、図示しない照明器具や空調器具等を設置する際の下地材として活用される。
一階壁組20の組立が完了したら、図3に示されるように、二階床組52の床パネル50が設置される。このとき、直角出し部材48の長手方向の両端部からはボルト44の上部44Aが建物上方を向いて立設された状態にある。
そこで、図4に拡大して示されるように、二階床組52の床パネル50における床根太54、56の下フランジ56Aに形成された一対の位置決め孔60内へボルト44の上部44Aを挿入することにより、一階壁組20に対する二階床組52の位置決めがなされる。
このように本実施形態によれば、壁パネル22A及び壁パネル22Bのいずれか一方を先に建て起こした後、壁パネル22A及び壁パネル22Bのいずれか他方を建て起こし、両者が正確に直角に配置された際の第1アングル34及び第2アングル36間の長さを有する直角出し部材48で連結することにより、壁パネル22Aと壁パネル22Bとの直角度を簡単に出すことができる。
しかも、従来のように一階床組14の床面14Aと壁パネル22の壁面との間に所定の間隔で筋交いを設ける必要がないため、建築地での筋交い設置作業及び撤去作業を廃止することが可能となる。また、一階床組14の床面14Aの作業範囲が筋交いの設置によって狭められることがなく、筋交いに足元がとれられないように気を遣って作業をする必要もないので、作業性が非常に良い。
その結果、本実施形態に係る壁パネル工法及びこれを用いた建物によれば、建築地での作業量を削減し、かつ効率良く壁パネル22の直角度を出すことができる。
また、第1アングル34は壁パネル22Aの上縁側に配置された上枠ランナー28に取り付けられており、又第2アングル36は壁パネル22Bの上縁側に配置された上枠ランナー28に取り付けられており、両者を直角出し部材48で連結することにより、両壁パネル22A、22Bの直角度の精度が高いものとなる。その上で、壁パネル22A、壁パネル22Bの下端部を一階床組14に固定するので、壁パネル22A〜壁パネル22Bの組立作業を効率的に行うことができる。
さらに、第1アングル34を壁パネル22Aの上枠ランナー28に予め工場内で取り付けると共に、第2アングル36を壁パネル22Bの上枠ランナー28に予め工場内で取り付けておくこととしたので、第1アングル34及び第2アングル36を建築地にて壁パネル22Aの上枠ランナー28及び壁パネル22Bの上枠ランナー28にそれぞれ取り付ける場合に比し、建築地での作業が削減される。その結果、本実施形態によれば、壁パネル22の直角度を出す際の作業効率をより一層向上させることができる。
加えて、前記の如く、第1アングル34を壁パネル22Aの上枠ランナー28に予め工場内で取り付けると共に、第2アングル36を壁パネル22Bの上枠ランナー28に予め工場内で取り付けるだけでなく、直角出し部材48の一端部を予め工場内で例えば第1アングル34に連結しておくことにより、建築地にて直角出し部材48の両端部を第1アングル34及び第2アングル36にそれぞれ連結していく場合に比し、建築地での作業が削減される。その結果、本実施形態によれば、壁パネル22の直角度を出す際の作業効率を更に向上させることができる。なお、直角出し部材48の一端部を予め工場内で例えば第1アングル34に連結しておくことにより、工場から建築地まで輸送する過程及び建築地での作業時に直角出し部材48を紛失することがなくなるというメリットもある。
また、直角出し部材48を用いた壁パネル22Aと壁パネル22Bとの連結後の状態では、ボルト44の上部44Aが建物上方側へ突出しており、これを位置決めピンとして、二階床組52を組み付けることができるので、二階床組52の据付作業を短時間で行うことができる。その結果、本実施形態によれば、一階壁組20のみならず、二階床組52の作業効率をも向上させることができ、ひいては建物10の建築に要する工期の短縮化を図ることができる。更にこの効果は、二階床組52の組付精度の向上にも繋がるので、建物10全体の組付精度を向上させることができるという効果も得られる。
〔上記実施形態の補足説明〕
上述した本実施形態では、第1アングル34及び第2アングル36が直角になった状態で保持される構造を採用したが、これに限らず、図7に示されるような第1アングル70及び第2アングル72を用いてもよい。この第1アングル70及び第2アングル72は一般的な蝶番を利用したものであり、直角出し部材48で両者を連結していない状態では、第1アングル70側に直角出し部材48が垂れ下がって保持されるようになっている。つまり、予め工場で直角出し部材48の一端部が第1アングル70(又は第2アングル72)に連結されている。
また、上述した本実施形態では、第1被連結部としての第1アングル34及び第2被連結部としての第2アングル36の双方を壁パネル22に予め工場付けしたが、これに限らず、第1被連結部及び第2被連結部のいずれか一方又は双方を建築地で壁パネルに取り付けるようにしてもよい。さらに、連結部材としての直角出し部材48も予め工場で壁パネル22A側に取り付ける構成を採ったが、これに限らず、第1被連結部及び第2被連結部のみを壁パネルに予め工場付けしておき、連結部材については建築地で取り付けるようにしてもよい。
さらに、上述した本実施形態では、第1被連結部として第1アングル34及び第2被連結部として第2アングル36を用いたが、即ち第1被連結部及び第2被連結部をいずれも独立した部品で構成したが、これに限らず、上枠ランナー等の構造材を直接利用する構成を採ってもよい。例えば、一方の壁パネル及び他方の壁パネルの上枠ランナーの屋内側のフランジに予めボルト挿通孔をそれぞれ形成しておき、連結部材の両端部をフランジに面一に当接するように曲げておき、ボルト及びナットで締結するようにしてもよい。この場合、上枠ランナーの屋内側のフランジにおけるボルト挿通孔を含む周囲部が第1被連結部、第2被連結部として機能する。
また、上述した本実施形態では、直定規状の直角出し部材48を用いたが、これに限らず、他の形状の直角出し部材を用いてもよい。例えば、アングルを壁パネル22Aの上枠ランナー28の端部側にも設け、三角定規状に形成された直角出し部材を用いてもよい。
さらに、上述した本実施形態では、上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aの長手方向の中間部付近に第1アングル34、第2アングル36を固定したが、これに限らず、スタッド24の上端部(上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aと重なる部分)やスタッド24の上端部近傍(上枠ランナー28の屋内側のフランジ28Aの下縁近傍)を含む上部所定位置等に第1アングル34、第2アングル36を固定してもよい。
また、上述した本実施形態では、スチールハウスをプラットホーム工法で構築することを想定して説明したが、これに限らず、壁コーナー部が二枚の壁パネルで構成される工法によるものであれば本発明は適用可能である。
壁パネルを建て起こす工程を示す斜視図である。 一方の壁パネルと他方の壁パネルとが直角出し部材で連結された状態を示す斜視図(図6のA線矢視部の拡大斜視図)である。 二階床組の床パネルがボルトを位置決めピンとして据付けられる工程を示す斜視図である。 図3に示される要部を拡大した斜視図である。 直角出し部材の寸法関係を示す出隅部の平面図である。 壁パネル工法を用いた建物の一階部分の壁パネル配置図である。 直角出し部材の別の実施形態を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
10 建物
14 一階床組
14A 床面
16 出隅部(壁コーナー部)
18 入隅部(壁コーナー部)
22 壁パネル
34 第1アングル(第1被連結部)
36 第2アングル(第2被連結部)
44 ボルト
44A 上部(位置決め部)
46 ナット
48 直角出し部材(連結部材)
50 床パネル
52 二階床組(上階側の床)
54 床根太(床パネルの骨格部材)
56 床根太(床パネルの骨格部材)
60 位置決め孔(被係合部)
70 第1アングル(第1被連結部)
72 第2アングル(第2被連結部)

Claims (8)

  1. 一方の壁パネルと他方の壁パネルとを平面視で直角になるように床面上に建て起こすことにより壁コーナー部を形成する壁パネル工法であって、
    一方の壁パネルの上部側に第1被連結部を設けると共に他方の壁パネルの上部側に第2被連結部を設けておき、
    かつ一方の壁パネルと他方の壁パネルとが直角に配置されたときの第1被連結部及び第2被連結部間の長さを予め与えられた連結部材を用いて第1被連結部と第2被連結部とを連結することにより、一方の壁パネルと他方の壁パネルとを平面視で直角に建て起こす、
    ことを特徴とする壁パネル工法。
  2. 前記第1被連結部及び前記第2被連結部は一方の壁パネルの上端部及び他方の壁パネルの上端部にそれぞれ設けられており、前記連結部材を当該第1被連結部及び当該第2被連結部に架け渡して連結した後、一方の壁パネルの下端部及び他方の壁パネルの下端部を床面に固定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の壁パネル工法。
  3. 前記第1被連結部を一方の壁パネルに予め工場内で取り付けると共に、前記第2被連結部を他方の壁パネルに予め工場内で取り付けておく、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の壁パネル工法。
  4. 前記第1被連結部を一方の壁パネルに予め工場内で取り付けると共に、前記連結部材を予め工場内で当該第1被連結部に連結しておく、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の壁パネル工法。
  5. 前記壁コーナー部形成後の状態において、前記第1被連結部及び前記第2被連結部の少なくとも一方は、パネル高さ方向上側に突出状態で配置される位置決め部を備えていると共に、上階側の床を構成する床パネルの骨格部材の所定位置には当該位置決め部と係合される被係合部が設けられており、
    さらに、一方の壁パネルと他方の壁パネルとが建て起こされて前記連結部材で連結された後に、上階側の床パネルの骨格部材の被係合部を位置決め部に係合させることにより、上階側の床パネルの位置決めを行う、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の壁パネル工法。
  6. 一方の壁パネルと他方の壁パネルとを平面視で直角に配置されるように床面上に建て起こすことにより形成された壁コーナー部を有する壁パネル工法を用いた建物であって、
    前記一方の壁パネルの上端部の所定位置に設けられた第1被連結部と、
    前記他方の壁パネルの上端部の所定位置に設けられた第2被連結部と、
    一方の壁パネルと他方の壁パネルとが直角に配置されたときの前記第1被連結部及び前記第2被連結部間の長さを予め与えられ、当該第1被連結部及び当該第2被連結部間に架け渡されて両者を連結する連結部材と、
    を有することを特徴とする壁パネル工法を用いた建物。
  7. 前記第1被連結部は予め工場内で一方の壁パネルの所定位置に設けられていると共に、前記連結部材は予め工場内で当該第1被連結部に連結されている、
    ことを特徴とする請求項6記載の壁パネル工法を用いた建物。
  8. 前記壁コーナー部形成後の状態において、前記第1被連結部及び前記第2被連結部の少なくとも一方には、パネル高さ方向上側に突出状態で配置される位置決め部が設けられていると共に、上階側の床を構成する床パネルの骨格部材の所定位置には当該位置決め部と係合される被係合部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の壁パネル工法を用いた建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016079682A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 ミサワホーム株式会社 建物ユニット

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