JP2004278117A - 建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折板構造の屋根にかかる荷重を少なくでき、しかも、設置乃至解体に要する作業時間を大幅に短縮でき、作業能率の飛躍的な向上を図ることのできる建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置を提供する。
【解決手段】左右一対のバランスアーム2A・2Bを所定の部材(3A・3B)により組み付け、両バランスアーム2A・2Bの下方に前車輪4と後車輪5を備えて移動可能に形成された台車本体1と、台車本体1の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラ20とから成るため、所定の屋根Rに設置した台車本体1を横方向に移動させることで、作業用ゴンドラ20も外壁Kに沿って横方向に移動できる。加えて、作業用ゴンドラ20は、外壁Kに沿って昇降可能であるので、外壁Kにおける作業用ゴンドラ20の位置を自由に変えることで、大型倉庫、ALC外壁建物、その他の建屋における外壁Kの点検、補修、塗装等の工事作業を円滑に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型倉庫、ALC外壁建物、その他の建屋における外壁の点検、補修、塗装等の工事作業に使用される建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における建屋の外壁の点検、補修、塗装等の作業工事においては、建屋の上部または屋上まで櫓状の足場を施工することで、各種の点検、補修、塗装工事等を行う足場工法によるものが殆どであった。
【0003】
また、従来の工事に用いた標準足込工法によるゴンドラ装置としては、例えば、箱形デッキタイプのゴンドラ装置を、屋根の外縁部に固定されているL字形突梁状の角当て部に中間部が掛架された状態の吊りワイヤーを介してモニター鉄骨から吊設し、ゴンドラ装置に設置した巻き上げワインダ装置により吊りワイヤーを巻き込むことにより、ゴンドラ装置を外壁に沿って昇降移動させるものがあった。
【0004】
この他、従来の手動式台車工法によるゴンドラ装置としては、走行駆動装置によって直線レール上を走行する台車の横一側部に、レール側部の屋上外縁から外方に突出する状態と屋上内部に引退する状態とに伸縮自在に第1支持アームを設けると共に、この台車に、コーナー部近傍への台車の走行移動に伴って、レール端部側の屋上外縁から外方に突出する第2支持アームを設け、且つ、作業用かご足場が備える手動操作式の自己昇降装置に連繋された昇降用ワイヤーを、前記第1支持アームと第2支持アームとに選択的に連結可能に構成した建屋外壁作業用ゴンドラが提案されている(例えば、実公平7−46673号公報参照)。
【0005】
また、従来の懸垂トロリー式工法によるゴンドラ装置としては、ゴンドラレールの受け梁を鉄板仕上げ屋根構造の構造物本体から外方に設置し、受け梁を介してゴンドラを懸架し、ゴンドラを垂直方向、水平方向に移動させる無足場工法によるものとし、また、ゴンドラを懸架する受け梁と、ゴンドラを垂直方向に移動させるトロリーユニットと、ゴンドラを水平方向に移動させる横行チェーンにより構成した建屋外壁作業用ゴンドラが提案されている(例えば、特開平11−229616号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来におけるゴンドラ装置では、足場工法による場合、足場形成の部材が多く、しかも、軽量なALC板等の外壁や鋼板外壁に対する壁繋ぎの取り付け作業が容易でない。さらに、足場の架設・解体にかなりの日数を要し、工事金額が高くなり易かった。加えて、足場部材の組み合わせ箇所が多いことから、その組み付けが非常に複雑・面倒であり、安全点検を要する箇所も必然的に多くなっていた。
【0007】
また、標準足込工法によるゴンドラ装置の場合では、折板屋根の屋上にはゴンドラの吊り荷重に耐えられる固定物が少ないため、折板屋根を剥がして室内の鉄骨等からゴンドラを設置する必要があるが、前もって雨対策や屋根の復旧工事を行わなければならず、かえって作業が煩雑になっていた。加えて、屋上の空気ファンカバーからゴンドラを設置する方式もあるが、空気ファンカバー自体が強度的に耐えられず、安全性に乏しかった。さらに、ゴンドラを横方向に移動させるのに長時間を要していた。
【0008】
この他、手動式台車工法によるゴンドラ装置の場合では、ゴンドラを横方向に移動させる際に、その都度ゴンドラを地上に降ろして、台車を手で押して移動させる必要があるため、作業に要する時間が長くなってしまい、しかも、多数の作業員が必要であった。また、台車のためのH型鋼のガイドレールを屋上に取り付けると大工事になるため、工事に要する費用も高くなっていた。
【0009】
さらに、懸垂トロリー式工法によるゴンドラ装置の場合では、建屋外壁上部にトロリーのレールを取り付けなければならず、大工事になると同時に、工事に要する費用も高くなってしまう等の諸々の問題点を有していた。
【0010】
そこで、本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、折板構造の屋根にかかる荷重を少なくでき、しかも、設置乃至解体に要する作業時間を大幅に短縮でき、作業能率の飛躍的な向上を図ることのできる建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明にあっては、左右一対のバランスアームを所定の部材により組み付け、両バランスアームの下方に前車輪と後車輪を備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成ることで、上述した課題を解決した。
【0012】
また、作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する左右一対のバランスアームのバランス支点位置に、電動走行可能な前車輪を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0013】
さらに、台車本体を構成する左右一対のバランスアームには、作業用ゴンドラとのバランスを保持するバランサーウエイトを載架可能であることで、同じく上述した課題を解決した。
【0014】
また、左右一対のバランスアームを所定の部材により組み付け、両バランスアームの下方に電動走行可能な前車輪と従動走行可能な後車輪を備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成り、作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する左右一対のバランスアームのバランス支点位置に前車輪が取り付けられており、また、台車本体には、作業用ゴンドラとのバランスを保持する任意個数のバランサーウエイトを載架可能であることで、同じく上述した課題を解決した。
【0015】
加えて、台車本体は、所定の足場板の上を走行することで、同じく上述した課題を解決した。
【0016】
また、足場板は、全ての屋根に敷設され、特に、折板構造の屋根の凹凸面上に敷設され、台車本体の前車輪・後車輪を乗せることで、屋根の上にかかる台車本体の荷重を分散させていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0017】
この他、バランサーウエイトは、台車本体と作業用ゴンドラを軽量にすることで、その個数を極力少なくしたことで、同じく上述した課題を解決した。
【0018】
また、台車本体を構成する左右一対のバランスアームは、複数の部材により、その組立・分解が可能であることで、同じく上述した課題を解決した。
【0019】
さらに、台車本体の前車輪は、当該前車輪を回転駆動させる駆動源を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0020】
また、足場板の上にガイドレールを付設し、台車本体の前車輪をガイドレールに沿って走行させることで、同じく上述した課題を解決した。
【0021】
加えて、台車本体を構成する左右一対のバランスアームと、作業用ゴンドラを吊りワイヤーにより連繋し、作業用ゴンドラは、吊りワイヤーの巻き込み・巻き戻しにより外壁に沿って作業用ゴンドラを昇降させる巻き上げワインダ装置を備えたことで、同じく上述した課題を解決した。
【0022】
また、一方のバランスアームの下方に、前車輪を2個・後車輪を2個配置し、他方のバランスアームの下方に、前車輪を2個・後車輪を2個配置していることで、同じく上述した課題を解決した。
【0023】
この他、棒状のバランスアームの下方に電動走行可能な前車輪を2個・同じく電動走行可能な後車輪を2個備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成り、作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する棒状のバランスアームのバランス支点位置に前車輪が取り付けられており、また、台車本体には、作業用ゴンドラとのバランスを保持する任意個数のバランサーウエイトを載架可能であることで、同じく上述した課題を解決した。
【0024】
また、台車本体を構成する棒状のバランスアームと、作業用ゴンドラを吊りワイヤーにより連繋し、作業用ゴンドラは、吊りワイヤーの巻き込み・巻き戻しにより外壁に沿って作業用ゴンドラを昇降させる巻き上げワインダ装置を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
【0025】
本発明に係る建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置は、左右一対のバランスアームを所定の部材により組み付け、両バランスアームの下方に前車輪と後車輪を備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成るため、所定の屋根に設置した台車本体を横方向に移動させることで、作業用ゴンドラも外壁に沿って横方向に移動できる。
【0026】
加えて、作業用ゴンドラは、外壁に沿って昇降可能であるので、外壁における作業用ゴンドラの位置を自由に変えることで、大型倉庫、ALC外壁建物、その他の建屋における外壁の点検、補修、塗装等の工事作業を円滑に行うことができる。
【0027】
また、作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する左右一対のバランスアームのバランス支点位置に、前車輪を備えているため、所定の台車本体において、作業用ゴンドラを安定的に吊り下げることができる。そして、前車輪は、電動走行可能であるため、ON・OFF等のスイッチ操作により、所定の屋根の上に設置した台車本体を横方向に簡単・確実に移動できる。
【0028】
さらに、足場板は、全ての屋根に敷設され、特に、折板構造の屋根の凹凸面上に敷設され、台車本体の前車輪・後車輪を乗せることで、屋根の上にかかる台車本体の荷重を分散できる。その結果、強度の充分に備えていない折板構造の屋根であっても、台車本体を安定的に移動させることができる。
【0029】
また、台車本体と作業用ゴンドラを軽量にすることで、バランサーウエイトの個数を極力少なくすることができる。その結果、従来の台車では重量があり大型であって、しかも、重心位置が高く、折板構造の屋根の上ではその設置が不安定であるのに比較して、本発明の台車本体は、軽量・小型で、しかも、重心位置をできるだけ低くして折板構造の屋根にも安定的に設置可能である。
【0030】
加えて、台車本体を構成する左右一対のバランスアームは、複数の部材により、その組立・分解が可能であるので、バランスアームを分解して荷上げを行い、所定の屋根の上において、バランスアームを容易に組み立てることができる。
【0031】
また、台車本体の前車輪が備えている駆動源は、足場板の上において前車輪を回転させて、台車本体を横方向に確実に移動できる。
【0032】
この他、作業用ゴンドラに設置した巻き上げワインダ装置は、左右一対のバランスアームと作業用ゴンドラを連繋している吊りワイヤーの巻き込み・巻き戻しにより、外壁に沿って作業用ゴンドラを昇降させる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。本発明に係る建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置は、建屋の外壁Kの点検、補修、塗装等の工事作業に使用されるものである。具体的には、図1・図2に示すように、所定の屋根R上に設置される台車本体1と、台車本体1の一端側において、吊りワイヤーWを介して昇降可能に吊り下げられた作業用ゴンドラ20とから成る。
【0034】
この台車本体1は、図1乃至図3に示すように、左右一対のバランスアーム2A・2Bを、前後一対の連繋アーム3A・3Bを介して略矩形枠状となるように組み付けて形成される。また、台車本体1は、図1に示すように、左右一対のバランスアーム2A・2Bそれぞれの下方において、電動走行可能な2個の前車輪4と従動走行可能な2個の後車輪5を備え、合計8個の車輪で走行できるようにしている。すなわち、バランスアーム2A・2Bは、支持部6を介して前車輪4を取り付けている。この支持部6は、所定の長さの水平杆と、水平杆の両端部から下方に向けて固設された短尺の垂直杆により、下向きの略コ字形に形成され、両垂直杆の下端部に前車輪4を備えている。また、同形状の支持部7を介して、後車輪5もバランスアーム2A・2Bに取り付けられている。さらに、前車輪4は、前側の支持部6を介して、バランスアーム2A・2Bと直交する方向、つまり図1における連繋アーム3Aと同一方向に車輪が回転するように取り付けられている。また、後車輪5も、後側の支持部7を介して、バランスアーム2A・2Bと直交する方向、つまり図1における連繋アーム3Bと同一方向に車輪が回転するように取り付けられている。従って、図1に示すように、台車本体1は、横方向へ移動可能となっている。
【0035】
この他、台車本体1の前車輪4は、図4に示すように、当該前車輪4を回転駆動させるための駆動源8である走行用モーターを備えている。
【0036】
また、図2に示すように、作業用ゴンドラ20を吊り下げている台車本体1において、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bのバランス支点位置Fに、前車輪4が取り付けられている。
【0037】
さらに、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bには、吊り下げている作業用ゴンドラ20とのバランスを保持する任意個数のバランサーウエイト9を載架可能である。
【0038】
このとき、バランサーウエイト9は、台車本体1と作業用ゴンドラ20を軽量にすることで、その個数を極力少なくできるようにしている。また、図1に示すように、左右一対のバランスアーム2A・2Bの基端部に載架箱10をそれぞれ2個設け、この載架箱10に入れたバランサーウエイト9を紐部材で固定したり、ボルト止め等すれば、バランサーウエイト9の落下を確実に防止できる。
【0039】
さらに、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bは、複数の部材により、その組立・分解が可能である。例えば、図1・図2に示すように、バランスアーム2A(2B)は、2個の棒状部材2A1・2A2(2B1・2B2)を連結して構成されている。また、図7乃至図9に示すバランスアーム2Aは、3個の棒状部材2A1・2A2・2A3を連結して構成されている。さらに、左右一対のバランスアーム2A・2Bを組み付けている連繋アーム3A・3Bも、その取り外しが可能である。
【0040】
台車本体1は、所定の屋根Rに敷設された足場板11の上を走行するものである。例えば、図1乃至図5に示すように、台車本体1の前車輪4・後車輪5を、折板構造の屋根Rの凹凸面上に敷設された足場板11の上に乗せて走行させることで、屋根Rの上にかかる台車本体1の荷重を分散させている。尚、足場板11を敷設する屋根Rは、折板構造のものに限定されることはなく、全ての屋根Rに敷設されるものである。
【0041】
台車本体1を乗せる足場板11は、図6に示すように、2枚の板を、互いに繋ぎ目11Aをずらした状態で重ねている。これによって、足場板11同士の繋ぎ目11A位置が屋根Rの凹凸面上の凹部箇所にあっても、当該繋ぎ目11A部位に隙間が生じて浮き上がったりせず、足場板11が適正に連結された状態を常時維持できるものである。そして、足場板11は、図5に示すように、所定の屋根Rの上において、2本の足場板11が所定の間隔を保持して平行に配置されている。この2本の足場板11の上に台車本体1の前車輪4・後車輪5が乗ることで、台車本体1が屋根Rの上において横方向に滑らかに移動するものである。
【0042】
さらに、足場板11の上には、ガイドレール12を付設してあり、台車本体1の前車輪4を、このガイドレール12に沿って走行させている。ガイドレール12は、図4に示すように、長尺状の薄板を直角に折曲して、側方から見て略L字型に形成されている。この折曲した一辺を上方に向けて立ち上げるようにして、他辺をビス止め等によって足場板11に固定している。そして、このガイドレール12の立ち上がり片を挟持することで、台車本体1の前車輪4が足場板11から外れる事態を阻止している。具体的には、図4に示すように、前車輪4に隣接して、2個のガイドローラー13A・13Bを、所定の隙間をあけて水平方向に配置している。この2個のガイドローラー13A・13Bにより、ガイドレール12の立ち上がり片を挟持することで、台車本体1の前車輪4は、常に足場板11の上を走行するのである。その結果、台車本体1の後車輪5も、常に他の足場板11の上を走行することになる。
【0043】
一方、人が乗り込んで所定の作業を行う作業用ゴンドラ20は、図1に示すように、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bに取り付けられている2本の吊りワイヤーWに連繋され、台車本体1に吊り下げられている。この作業用ゴンドラ20は、吊りワイヤーWの巻き上げワインダ装置21を備えている。巻き上げワインダ装置21は、吊りワイヤーWの巻き込み・巻き戻しにより、外壁Kに沿って作業用ゴンドラ20を昇降させるものである。この巻き上げワインダ装置21は、2本の吊りワイヤーWのそれぞれを同時に巻き込んだり巻き戻すため、作業用ゴンドラ20の両端部にそれぞれ設置されている。
【0044】
また、作業用ゴンドラ20は、下面に車輪22を取り付けてあり、作業用ゴンドラ20を地上に降ろしたときの移動を容易にしている。尚、作業用ゴンドラ20は、図1や、図2・図3に示す構造のものに限定されることはなく、吊りワイヤーWによって吊り下げが可能で、人が安全に作業を行うことができるものであれば、どのような構造であってもよい。
【0045】
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態について、使用、動作の一例を説明する。
【0046】
まず、図5に示すように、折板構造の屋根Rの凹凸面上に、ガイドレール12を付設した前側の足場板11と、ガイドレール12の無い後側の足場板11を平行に敷設し、この足場板11の上に台車本体1の前車輪4・後車輪5をそれぞれ乗せる。
【0047】
そして、作業用ゴンドラ20を外壁Kの横方向に移動させる場合は、台車本体1の前車輪4部位が備えている駆動源8を作動させることで、足場板11の上で前車輪4を回転させ、台車本体1を移動させる。このとき前車輪4は、足場板11の上に付設されたガイドレール12によって案内されながら回転する。また、作業用ゴンドラ20の使用に際し、台車本体1と作業用ゴンドラ20を軽量にすることで、後側の支持部7近辺に載架されるバランサーウエイト9の個数を極力少なくしておく。
【0048】
尚、作業用ゴンドラ20を外壁Kの横方向に移動させる駆動源8の操作は、安全を確保するため、屋上部でしか操作できないようにしてある。
【0049】
一方、作業用ゴンドラ20を外壁Kに沿って昇降移動させる場合には、作業用ゴンドラ20に設置した巻き上げワインダ装置21を作動させる。この巻き上げワインダ装置21の作動により、吊りワイヤーWを巻き込んだり、巻き戻すことで、作業用ゴンドラ20が昇降移動することとなる。
【0050】
この他、図7・図8には、本発明に係る第2の実施の形態が示されている。尚、第1の実施の形態における構成と略同じ部分には、同じ符号を付すことで、その詳細な説明を省略する。これは、後述する第3の実施の形態、第4の実施の形態においても同様である。
【0051】
第2の実施の形態においては、外壁Kの上側Sが折板構造等の屋根Rよりも高く突き出ている場合において、折板構造等の屋根Rの上に敷設した足場板18を介して、自立可能な枠組足場14・15を並設しておく。この枠組足場14・15は、所定の枠材を接続したもので、枠材の下端部に設けたジャッキベース16により枠組足場14・15の高さを調整する。また、並設した枠組足場14・15同士は、所定の棒部材、板部材等の補強部材17により連結されている。そして、並設した枠組足場14・15のそれぞれに足場板11を敷設し、台車本体1の前車輪4と後車輪5を足場板11の上に乗せる。こうして、台車本体1は、外壁Kの上側Sに邪魔されずに、自由に横方向に移動できる。
【0052】
尚、図7に示す枠組足場14・15は、外壁Kの上側Sに対応して高く構成されている。また、図8に示す枠組足場14・15は、外壁Kの上側Sに対応して低く構成されている。
【0053】
さらに、図9・図10には、本発明に係る第3の実施の形態が示されている。第3の実施の形態においては、外壁Kの上側Sが屋根Rよりも高く突き出ている場合において、外壁Kの上側Sに邪魔されずに台車本体1を横方向に移動させるために、前車輪4を取り付けている前側の支持部6と後車輪5を取り付けている後側の支持部7それぞれの垂直杆を長く構成し、台車本体1の高さを保持している。また、バランサーウエイト9をバランスアーム2A・2Bの高さよりも低い位置に載架できるようにしてある。これによって台車本体1は、軽量、小型にできるのに加えて、重心位置をできるだけ低い位置に設定して安定した状態となる。さらに、台車本体1の安定的な走行を確保するため、前車輪4と後車輪5のいずれも駆動源8である走行用モーターを備えている。
【0054】
加えて、図11・12には、本発明に係る第4の実施の形態が示されている。第4の実施の形態においては、棒状のバランスアーム2Cの下方に電動走行可能な前車輪4を2個・同じく電動走行可能な後車輪5を2個備えて移動可能に形成された台車本体1と、台車本体1の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラ20とから成る。さらに、作業用ゴンドラ20を吊り下げている台車本体1において、台車本体1を構成する棒状のバランスアーム2Cのバランス支点位置Fに前車輪4が取り付けられており、また、台車本体1には、作業用ゴンドラ20とのバランスを保持する任意個数のバランサーウエイト9を載架可能である。そして、外壁Kの上側Sが屋根Rよりも高く突き出ている場合において、外壁Kの上側Sに邪魔されずに台車本体1を横方向に移動させるために、前側の支持部6の垂直杆を短くして外壁Kの上側Sに載置できるようにしている。この他、後車輪5を取り付けている下向きの略コ字形の支持部7を、長尺な垂設杆19を介してバランスアーム2Cの基端部に固定することで、屋根Rから外壁Kにおける上側Sの上方に到達できる高さを確保している。また、バランサーウエイト9をバランスアーム2Cの高さよりも低い位置に載架できるようにしてある。そして、バランスアーム2Cの前端側には、1本の吊りワイヤーWを介して、一人乗り用椅子タイプの作業用ゴンドラ20を吊り下げている。この作業用ゴンドラ20は、椅子23の下方に巻き上げワインダ装置21を備えている。
【0055】
本発明の応用として、折板構造の屋根Rではなく、例えば、ALC構造等の軽量外壁による建物においても台車本体1の使用が可能である。しかも、ガイドレール12の無い、無軌道式の台車本体1としても使用できる。さらに、台車本体1を構成するバランスアーム2A・2B、連繋アーム3A・3B、支持部6・7等の組み付け形態を適宜変更することにより、種々の形状の台車本体1を形成することができる。
【0056】
【発明の効果】
本発明に係る建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置は、左右一対のバランスアーム2A・2Bを所定の部材(3A・3B)により組み付け、両バランスアーム2A・2Bの下方に前車輪4と後車輪5を備えて移動可能に形成された台車本体1と、台車本体1の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラ20とから成るため、所定の屋根Rに設置した台車本体1を横方向に移動させることで、作業用ゴンドラ20も外壁Kに沿って横方向に移動できる。
【0057】
加えて、作業用ゴンドラ20は、外壁Kに沿って昇降可能であるので、外壁Kにおける作業用ゴンドラ20の位置を自由に変えることで、大型倉庫、ALC外壁建物、その他の建屋における外壁Kの点検、補修、塗装等の工事作業を円滑に行うことができる。
【0058】
また、作業用ゴンドラ20を吊り下げている台車本体1において、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bのバランス支点位置Fに、前車輪4を備えているため、所定の台車本体1において、作業用ゴンドラ20を安定的に吊り下げることができる。そして、前車輪4は、電動走行可能であるため、ON・OFF等のスイッチ操作により、所定の屋根Rの上に設置した台車本体1を横方向に簡単・確実に移動できる。
【0059】
さらに、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bには、作業用ゴンドラ20とのバランスを保持するバランサーウエイト9を載架可能であるので、作業用ゴンドラ20側に大きな荷重が加わっているような場合であっても、バランサーウエイト9の数を調節して、台車本体1により作業用ゴンドラ20を安定的に吊り下げることができる。
【0060】
また、バランスアーム2A・2Bの下方に、電動走行可能な前車輪4と従動走行可能な後車輪5を配置したときには、前車輪4の回転駆動により、台車本体1を横方向に簡単に移動できる。
【0061】
加えて、台車本体1は、所定の足場板11の上を走行するので、屋根Rがいかなる形状であるかに拘わらず、台車本体1を滑らかに移動させることができる。
【0062】
また、足場板11は、全ての屋根Rに敷設され、特に、折板構造の屋根Rの凹凸面上に敷設され、台車本体1の前車輪4・後車輪5を乗せることで、屋根Rの上にかかる台車本体1の荷重を分散できる。その結果、強度の充分に備えていない折板構造の屋根Rであっても、台車本体1を安定的に移動させることができる。
【0063】
一方、バランサーウエイト9は、台車本体1と作業用ゴンドラ20を軽量にすることで、その個数を極力少なくすることができる。その結果、従来の台車では重量があり大型であって、しかも、重心位置が高く、折板構造の屋根Rの上ではその設置が不安定であるのに比較して、本発明の台車本体1は、軽量・小型で、しかも、重心位置をできるだけ低くして折板構造の屋根Rにも安定的に設置可能である。
【0064】
また、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bは、複数の部材(例えば、2A1・2A2、2B1・2B2、3A・3B等)により、その組立・分解が可能であるので、バランスアーム2A・2Bを分解して荷上げを行い、所定の屋根Rの上において、バランスアーム2A・2Bを容易に組み立てることができる。
【0065】
さらに、台車本体1の前車輪4は、当該前車輪4を回転駆動させる駆動源8を備えているので、前車輪4の回転駆動により、台車本体1を横方向に確実に移動できる。
【0066】
また、足場板11の上にガイドレール12を付設し、台車本体1の前車輪4をガイドレール12に沿って走行させるため、前車輪4が足場板11の上から外れてしまう事態を確実に阻止できる。その結果、台車本体1を安全且つ確実に横方向に移動できる。そして、従来のH鋼によるガイドレールでは、屋根Rにかかる重量が大きくなり、大型クレーンによる面倒な設置作業が必要となり、設置乃至解体に多くの日数を要するのに対し、本発明によるガイドレール12は軽量なアングルを使用しているため、設置に要する作業時間が少なくて済み、しかも、工事費用も削減できる。
【0067】
加えて、台車本体1を構成する左右一対のバランスアーム2A・2Bと、作業用ゴンドラ20を吊りワイヤーWにより連繋し、作業用ゴンドラ20は、巻き上げワインダ装置21を備えているため、吊りワイヤーWを巻き上げワインダ装置21により巻き込んだり巻き戻すことにより、作業用ゴンドラ20を外壁Kに沿って安定的に昇降させることができる。
【0068】
また、一方のバランスアーム2Aの下方に、前車輪4を2個・後車輪5を2個配置し、他方のバランスアーム2Bの下方に、前車輪4を2個・後車輪5を2個配置しているときには、台車本体1を安定的に走行させることができる。
【0069】
この他、棒状のバランスアーム2Cの下方に電動走行可能な前車輪4を2個・同じく電動走行可能な後車輪5を2個備えて移動可能に形成された台車本体1と、台車本体1の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラ20とから成るときは、比較的に小型の台車本体1により、小型の作業用ゴンドラ20を吊り下げるのに好ましいものとなる。
【0070】
上述したように、本発明に係る建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置によれば、折板構造の屋根Rにかかる荷重を少なくでき、しかも、設置乃至解体に要する作業時間を大幅に短縮でき、作業能率の飛躍的な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した斜視図である。
【図2】同じく第1の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した側面図である。
【図3】同じく第1の実施の形態における前車輪の足場板への設置状態を示した正面図である。
【図4】ガイドレールに沿って走行する前車輪の構成を示した側面図である。
【図5】屋根の上に平行に配置した2本の足場板の配置例を示した平面図である。
【図6】折板構造の屋根に2枚の足場板を重ねて配置した状態を示した側断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した側面図である。
【図8】同じく第2の実施の形態における電動式バランスアーム装置の他例の使用状態を示した側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した側面図である。
【図10】同じく第3の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した平面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した斜視図である。
【図12】同じく第4の実施の形態における電動式バランスアーム装置の使用状態を示した側面図である。
【符号の説明】
F…バランス支点 K…外壁
R…屋根 W…吊りワイヤー
1…台車本体
2A…バランスアーム 2B…バランスアーム
2C…バランスアーム 2A1…棒状部材
2A2…棒状部材 2A3…棒状部材
3A…連繋アーム 3B…連繋アーム
4…前車輪 5…後車輪
6…支持部 7…支持部
8…駆動源 9…バランサーウエイト
10…載架箱 11…足場板
11A…繋ぎ目 12…ガイドレール
13A…ガイドローラー 13B…ガイドローラー
14…枠組足場 15…枠組足場
16…ジャッキベース 17…補強部材
18…足場板 19…垂設杆
20…作業用ゴンドラ 21…巻き上げワインダ装置
22…車輪 23…椅子

Claims (14)

  1. 左右一対のバランスアームを所定の部材により組み付け、両バランスアームの下方に前車輪と後車輪を備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成ることを特徴とする建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  2. 作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する左右一対のバランスアームのバランス支点位置に、電動走行可能な前車輪を備えている請求項1に記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  3. 台車本体を構成する左右一対のバランスアームには、作業用ゴンドラとのバランスを保持するバランサーウエイトを載架可能である請求項1または2に記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  4. 左右一対のバランスアームを所定の部材により組み付け、両バランスアームの下方に電動走行可能な前車輪と従動走行可能な後車輪を備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成り、作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する左右一対のバランスアームのバランス支点位置に前車輪が取り付けられており、また、台車本体には、作業用ゴンドラとのバランスを保持する任意個数のバランサーウエイトを載架可能であることを特徴とする建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  5. 台車本体は、所定の足場板の上を走行する請求項1乃至4のいずれかに記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  6. 足場板は、全ての屋根に敷設され、特に、折板構造の屋根の凹凸面上に敷設され、台車本体の前車輪・後車輪を乗せることで、屋根の上にかかる台車本体の荷重を分散させている請求項5に記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  7. バランサーウエイトは、台車本体と作業用ゴンドラを軽量にすることで、その個数を極力少なくした請求項3または4に記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  8. 台車本体を構成する左右一対のバランスアームは、複数の部材により、その組立・分解が可能である請求項1乃至7のいずれかに記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  9. 台車本体の前車輪は、当該前車輪を回転駆動させる駆動源を備えている請求項1乃至8のいずれかに記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  10. 足場板の上にガイドレールを付設し、台車本体の前車輪をガイドレールに沿って走行させる請求項1乃至9のいずれかに記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  11. 台車本体を構成する左右一対のバランスアームと、作業用ゴンドラを吊りワイヤーにより連繋し、作業用ゴンドラは、吊りワイヤーの巻き込み・巻き戻しにより外壁に沿って作業用ゴンドラを昇降させる巻き上げワインダ装置を備えている請求項1乃至10のいずれかに記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  12. 一方のバランスアームの下方に、前車輪を2個・後車輪を2個配置し、他方のバランスアームの下方に、前車輪を2個・後車輪を2個配置している請求項1乃至11のいずれかに記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  13. 棒状のバランスアームの下方に電動走行可能な前車輪を2個・同じく電動走行可能な後車輪を2個備えて移動可能に形成された台車本体と、台車本体の一端側に吊り下げられた昇降可能な作業用ゴンドラとから成り、作業用ゴンドラを吊り下げている台車本体において、台車本体を構成する棒状のバランスアームのバランス支点位置に前車輪が取り付けられており、また、台車本体には、作業用ゴンドラとのバランスを保持する任意個数のバランサーウエイトを載架可能であることを特徴とする建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
  14. 台車本体を構成する棒状のバランスアームと、作業用ゴンドラを吊りワイヤーにより連繋し、作業用ゴンドラは、吊りワイヤーの巻き込み・巻き戻しにより外壁に沿って作業用ゴンドラを昇降させる巻き上げワインダ装置を備えている請求項13に記載の建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置。
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