JP2004270887A - 燃料電池システム用転がり軸受、燃料電池システム用圧送機及び燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム用転がり軸受、燃料電池システム用圧送機及び燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】耐熱性並びに防錆性能に優れ、長寿命の燃料電池用転がり軸受、並びに前記転がり軸受を備え長寿命の圧送機及び燃料電池システムを提供する。
【解決手段】少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムの前記圧送機に組み込まれる転がり軸受であって、パーフルオロアルキルエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、かつ防錆剤としてマグネシウム化合物及び気化性防錆剤の少なくとも一方を含有するグリース組成物を封入した燃料電池システム用転がり軸受、前記転がり軸受を具備する燃料電池システム用圧送機、並びに前記圧送機を備える燃料電池システム。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池システムの圧送機に組み込まれる転がり軸受、前記転がり軸受を具備する燃料電池システム用の圧送機並びに前記圧送機を具備した燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
エネルギー需給問題、大気汚染や二酸化炭素による地球温暖化等の環境問題に対し、クリーンな排気及び高エネルギー効率を可能にする燃料電池が注目を浴びている。燃料電池は、水素や水素リッチな改質ガスと酸素等(空気)の酸化剤との電気化学反応によって化学エネルギーを電気エネルギーに変換するエネルギーシステムである。燃料電池に用いられる電解質には、固体高分子、リン酸水溶液、溶融炭酸塩、アルカリ水溶液等があるが、中でも、固体高分子電解質型燃料電池は、比較的低温(100℃以下)で発電が行われ、出力密度が高く、低温で作動し、電池構成材料の劣化が少なく、起動が容易である等の長所があることから、特に、自動車等の輸送体の動力源として有効とされており、種々の燃料電池システムが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
固体高分子電解質型燃料電池の基本的構成は、固体高分子電解質膜の両面を、白金等の貴金属を触媒とする多孔質のカソード(酸素極)とアノード(燃料極)の両ガス拡散電極で挟んで重ね合わせてなるセルを、セパレータを介して積層して燃料電池スタックとし、各セパレータの表裏両面にガス通路を形成し、カソード側のガス通路には酸化剤ガスを給排させ、アノード側のガス通路には燃料ガスを給排させるようにした構成が一般的である。
【0004】
これらの固体高分子電解質型燃料電池を用いた燃料電池システムでは、水素や水素リッチな改質ガス、酸化剤として多量の空気を輸送するために圧送機が使用されており、これらの気体の輸送を安定に行うための改良がなされた圧送機が種々提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【特許文献1】
特開平11−307112号公報
【特許文献2】
特開2002−231294号公報
【特許文献3】
特開2002−70764号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
燃料電池システムでは、発電のための化学反応に際して水が発生することから、圧送機が輸送する気体には多分に水分が混入している。更に、固体高分子電解質型燃料電池では、燃料電池スタックのセルを構成する電解質としてフッ素樹脂系の高分子膜が一般的であり、水素イオンの伝導性を維持し、膜の破損の原因となる水素と酸素との直接反応を避けるために、このフッ素樹脂系高分子膜は常に水分を含んだ状態に維持されなければならず、固体高分子電解質型燃料電池を用いた燃料電池システムでは、圧送機と燃料電池スタックとの間に加湿器が介在される。
【0006】
このように、燃料電池システムでは、圧送機に組み込まれている転がり軸受が水分との接触により錆や腐食が発生し易い状況に置かれており、転がり軸受には防錆性能や耐腐食性に優れることが要求されている。
【0007】
また、燃料電池システムでは発電に際して発熱し、更には発電量を高めるために圧送機の輸送量も増えていることから、転がり軸受には耐熱性に優れることも要求されている。そのため従来では、耐熱性を考慮して、ウレア化合物やリチウムコンプレックス石けんを増ちょう剤とし、ポリオールエステル系合成油やアルキルジフェニルエーテル油を基油とし、更に各種の添加剤を含有するグリース組成物を転がり軸受に封入している。しかし、これらのグリース組成物は概して蒸気圧が高く、また添加剤の中には燃料電池スタックの触媒毒となり得る成分も含まれていることから、触媒毒の発生減となる可能性も高い。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、耐熱性並びに防錆性能に優れ、長寿命の燃料電池用転がり軸受を提供することを目的とする。また、前記転がり軸受を具備し、長期にわたり安定作動する燃料電池システム用圧送機、並びに前記圧送機を具備し、長期にわたり安定した発電を行い得る燃料電池システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討の結果、封入するグリース組成物の基油にパーフルオロアルキルエーテルを用い、増ちょう剤にポリテトラフルオロエチレンを用いることにより耐熱性の向上と揮発性の低下が図られ、更に酸化マグネシウムや気化性防錆剤を添加することにより防錆性能が改善されることを見出した。本発明は、このような知見に基づくものである。
【0010】
即ち、上記の目的を達成するために本発明は、
(1)少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムの前記圧送機に組み込まれる転がり軸受であって、パーフルオロアルキルエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、かつ防錆剤としてマグネシウム化合物及び気化性防錆剤の少なくとも一方を含有するグリース組成物を封入したことを特徴とする燃料電池システム用転がり軸受
(2)上記(1)に記載の燃料電池用転がり軸受を具備することを特徴とする燃料電池システム用圧送機
(3)少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムであって、前記圧送機が上記(2)記載の燃料電池システム用圧送機であることを特徴とする燃料電池システム
を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関して詳細に説明する。
(燃料電池システム用転がり軸受)
本発明は、燃料電池システムの圧送機に組み込まれる転がり軸受に関する。転がり軸受の構成自体は制限されるものではなく、例えば図1に断面図にて示すシェル型針状ころ軸受や図2に断面図にて示すソリッド型針状ころ軸受を例示することができる。図1に示すシェル型針状ころ軸受30は、薄板鋼板を深絞り加工によって円筒状に成形されたシェル形外輪31と、シェル形外輪31の内部に配置された複数の針状ころ32と、この針状ころ32を保持する保持器33とを備えており、更にシェル形外輪31の内壁屈曲部にシール装置35が装着されている。また、図2に示すソリッド型針状ころ軸受30は、鋼材を削り出してなる外輪31と、外輪31の内部に配置された複数の針状ころ32と、この針状ころ32を保持する保持器33とを備えており、更にシェル形外輪31の内壁屈曲部にシール装置35が装着されている。
【0012】
上記の各針状ころ軸受30は、燃料電池システム用圧送機に使用することを考慮すると、外輪や保持器,針状ころの材質として、耐食性に優れるSUS304、SUS316等のオーステナイト系ステンレス、SUS430等のフェライト系ステンレス、SUS410等のマルテンサイト系ステンレス、チタンの他、一般的な軸受鋼あるいは前記のステンレスにクロム−ニッケル、ニッケル−タングステン等の耐食めっきを施した材料を用いることが好ましい。また、耐摩耗性を向上させるために更に浸炭や窒化処理を施してもよい。尚、保持器については、これら材料に加えて、高速回転時の耐焼付き性を考慮して、強化繊維入りのポリフェニレンサルファイド等の合成樹脂製とすることもできる。
【0013】
また、上記の各針状ころ軸受30には、潤滑のためにグリース組成物が封入される。本発明において、グリース組成物は、パーフルオロアルキルエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、防錆剤としてマグネシウム化合物及び気化性防錆剤の少なくとも一方を含有する。パーフルオロアルキルエーテルは、低温流動性不足による低温起動時の異音発生や、高温で油膜が形成され難いために起こる焼付き等を避けるために、40℃における動粘度が20〜400mm/s、更に30〜300mm/s、特に65〜200mm/sであることが好ましい。また、グリース組成物の流動性の観点から、混和ちょう度としてNLGI(ASTM)に規定された等級でNo.1〜2となるように、パーフルオロアルキルエーテルとポリテトラフルオロエチレンとの混合比を選択することが好ましい。
【0014】
マグネシウム化合物は無機系のマグネシウム化合物であり、マグネシウムの酸化物、塩化物、ふっ化物、ほう化物、窒化物、硫化物等を挙げることができる。具体的には、酸化マグネシウム、モリブデン酸マグネシウム、スズ酸マグネシウム、チタン酸マグネシウム、タングステン酸マグネシウム、ジルコン酸マグネシウム、アルミン酸マグネシウム、無水塩化マグネシウム、無水ふっ化マグネシウム、ほう化マグネシウム、窒化マグネシウム、硫化マグネシウム等である。また、マグネシウム・鉄酸化物(例えば、マグネシウム・フェライト)やドロマイト(MgCO・CaCO)のように他の元素との混合酸化物や混合塩化物、混合ふっ化物、混合ほう化物、混合窒化物、混合硫化物でも構わない。これらの中では、酸化マグネシウム、ジルコン酸マグネシウムが、錆止め性能の観点から特に好ましい。また、マグネシウム化合物の含有量は、グリース全量の0.5〜3.0質量%が好ましく、特に0.7〜1.5質量%が好ましい。マグネシウム化合物の含有量が0.5質量%未満では錆止め効果が充分でなく、含有量が3.0質量%より多量の場合には、増量による錆止め効果の増加が見られずコストメリットが無いばかりか、潤滑性能(例えば、音響性能)に悪影響を与えるため好ましくない。
【0015】
気化性防錆剤としては、例えばベンゾトリアゾール、メチルベンゾトリアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト(DICHAN)、シクロヘキシルアミンカーバメイト(CHC)、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト(DIPAN)、ニトロナフタリンアンモニウムナイトライト(NITAN)、ジシクロヘキシルアンモニウムカプリレート、シクロヘキシルアンモニウムラウレート等が挙げられ、特にベンゾトリアゾール、メチルベンゾトリアゾール等のトリアゾール系化合物並びにジシクロヘキシルアンモニウムナイトライトが好ましい。また、気化性防錆剤の含有量は、グリース全量の0.05〜1.0質量%が好ましく、特に0.1〜0.5質量%が好ましい。気化性防錆剤の含有量が0.05質量%未満では錆止め効果が充分でなく、含有量が1.0質量%より多量の場合には、増量による錆止め効果の増加が見られずコストメリットが無いばかりか、潤滑性能(例えば、音響性能)に悪影響を与えるため好ましくない。
【0016】
また、マグネシウム化合物及び気化性防錆剤は、それぞれ単独で使用してもよいが、両者を併用することでより一層の錆止め性能が得られる。そのときのマグネシウム化合物と気化性防錆剤との混合割合は特に制限されるものではないが、錆止め効果は実質的にマグネシウム化合物からなる防食性被膜が担い、気化性防錆剤はそれ自身の防錆作用よりも前記防錆性被膜の補強を行う作用の方が大きいと考えられることから、マグネシウム化合物の割合が大きい方が好ましい。
【0017】
更に、グリース組成物には、潤滑性能等をより一層高めるために、必要に応じてその他の添加剤を添加することができる。但し、金属元素を含有する添加剤は、グリースが飛散して燃料電池スタックに付着した際に触媒毒として作用する可能性があるため、本発明では金属元素を含まない添加剤を用いる。また、金属元素を含む添加剤は極性が強く、上記の界面活性剤との相互作用が大きいことも予測される。尚、金属元素を含まない添加剤であっても、その合成過程等で金属触媒が使用され、それが不可避不純物として残存している場合がある。本発明では、不可避不純物としての金属元素の含有は許容するが、合計量でグリース全量の0.1ppm以下であることが好ましい。
【0018】
このような金属元素を含まない添加剤をその種類別に例示すると、アミン系やフェノール系の酸化防止剤、長鎖脂肪酸系の油性剤、硫黄系やリン系の無灰系極圧剤が挙げられる。
【0019】
また、金属元素を含まない添加剤の含有量は、合計でグリース全量の0.1〜4質量%とすることが好ましい。含有量が0.1質量%未満では添加剤の効果が現われず、4質量%を超える場合は、特に増ちょう剤の含有量が少ない場合に飛散量が極端に多くなるとともに、相対的に基油の量が少なくなり潤滑性に劣るようになる。また、上記した増ちょう剤の含有量の下限側でも飛散量をより少なく抑えるために、この金属元素を含まない添加剤の含有量をグリース全量の0.1〜1質量%とすることが好ましい。
【0020】
上記の如く構成される本発明の燃料電池システム用転がり軸受は、封入したグリース組成物が耐熱性に優れ、低揮発性であり、更には防錆性能や耐腐食性能等にも優れることから、長寿命となる。
【0021】
(燃料電池システム用圧送機)
本発明は、上記の燃料電池システム用転がり軸受を組み込んだ圧送機を提供する。図3は、スクロール型圧送機の一例を示す断面図である。図示されるスクロール型圧送機100は、固定スクロール111と旋回スクロール112とからなる圧縮機構部110と、モータ主軸122に対して偏心して設けられたクランクピン122aにより旋回スクロール112を旋回させるクランク機構部130と、モータ主軸122を回転させる駆動モータ部120とからなる。
【0022】
クランク機構部130は、旋回スクロール112の自転を防止する自転防止機構132が配設されている。自転防止機構132には、図示されるボールカップリング134の他にもオルダムカップリングやピン&リングカップリング等がある。また、自転防止機構132としては、特開2002−70762号公報に開示されているような転がり軸受を用いたクランク機構が知られている。
【0023】
固定スクロール111は、円盤状に形成された固定基盤111aと、この固定基盤111aから立設した渦巻状の旋回渦巻部111cと、この旋回渦巻部111cを覆う外周壁111bとからなる。旋回スクロール112は、円盤状の旋回基盤112bと、この旋回基盤112bから立設した渦巻状の旋回渦巻部112aとからなる。旋回基盤112bのリア側中央には有底円筒状の凹状部112cが設けられている。固定基盤111aにおける図中上下方向略中央には、固定スクロール111及び旋回スクロール112間で圧縮された空気等の吐出口114が設けられている。
【0024】
凹状部112cをハウジングとして、上記した本発明の針状ころ軸受133が凹状部112cの内周側に挿入されている。この針状ころ軸受133は、モータ主軸122のクランクピン122aを回転軸として、旋回スクロール112を回転自在に支えている。
【0025】
駆動モータ部120において、駆動モータ121は、モータ主軸122に嵌め合わされたロータ123と、ロータ123の外周側に設けられてコイル124を巻回されたステータ125とを、モータハウジング101内に備えてなる。
【0026】
モータ主軸122は、モータハウジング101に転がり軸受102を介して回転自在に支持されるとともに、リア側(図中右側)の端部を転がり軸受103を介してリアハウジング104に回転自在に支持されている。また、モータ主軸122は、転がり軸受102よりクランクピン122a側において、モータハウジング101との間にシール106が介在されるとともに、リア側において、リアハウジング104との間にシール107が介在されている。更に、モータ主軸122には、バランスウェイト122bが設けられており、バランスウェイト122bによって、旋回スクロール112の旋回時に生じる慣性モーメントを打ち消され、振動低減が図られている。
【0027】
このスクロール型圧送機100では、駆動モータ121に電力が供給されると、モータ主軸122が回転し、その回転が駆動クランク機構130を介して旋回スクロール112に伝達される。旋回スクロール112は、モータ主軸122の回転に伴って、固定スクロール111と噛み合いつつ旋回し、図示しない吸入口から固定スクロール111との間に各種気体を吸入するとともに、固定スクロール111との間で圧縮させる。
【0028】
また、スクロール型圧送機として図4に示す構成のものも知られている。図示されるスクロール型圧送機140において、クランク機構部150は、旋回スクロール112に旋回運動を行わせる駆動クランク機構151、及び旋回スクロール112の自転を防止する従動クランク機構152で構成されている。
【0029】
従動クランク機構152は、旋回スクロール112に設けられた凹状保持部112cと、従動クランク軸153のクランクピン153a及びクランクピン153aを旋回スクロール112に対して回転自在とする転がり軸受154とからなる。従動クランク軸153は、クランクピン153aとは反対側を転がり軸受155を介してモータハウジング101に回転自在に支持されている。
【0030】
また、従動クランク軸153には、モータ主軸122と同様にバランスウェイト153bが設けられており、バランスウェイト153bによって、旋回スクロール112の旋回時に生じる慣性モーメントを打ち消され、振動の低減が図られている。その他の構成及び作用については、図3に示したスクロール型圧送機100と同様であり、同一の部位には同一の符号を付してある。
【0031】
上記の如く構成される本発明の燃料電池システム用圧送機は、針状ころ軸受が耐熱性や防錆性能、耐腐食性等に優れることから、長期にわたり安定して作動する。
【0032】
(燃料電池システム)
本発明は更に、上記の燃料電池システム用圧送機を具備する燃料電池システムに関する。燃料電池システムとしては、図5に示す固体高分子電解質型燃料電池システムや図6に示す水素タンク方式の燃料電池システムを例示することができる。
【0033】
図5に示す固体高分子電解質型燃料電池システムは引用文献1(特開平11−307112号公報)に記載された燃料電池システムに相当するものであり、固体高分子電解質膜1の両面をカソード2とアノード3の両ガス拡散電極で狭持してなるセルをセパレータを介して積層して燃料電池スタックとし、更に数セルに1つずつの冷却部4を備える固体高分子電解質型燃料電池Iのアノード3入口側に、上流側より順に改質器5、熱交換器6、シフトコンバータ7、CO除去器8をそれぞれ設置し、燃料タンク9から供給されるメタノールを、メタノール蒸発器10を経て改質器5に導入させるようにメタノール供給ライン11を設け、一方、水タンク12からの水の一部を蒸気発生器13で水蒸気にして送る水蒸気ライン14をメタノール供給ライン11に接続してメタノールと水蒸気とを改質器5に導入して水蒸気改質を行わせるようにすると共に、水の他の一部を、冷却用として熱交換器6とCO除去器8を通過させるようにし、改質器5で改質された燃料ガスFGを、熱交換器6で水タンク12からの冷却水により冷却した後、200℃で運転されるシフトコンバータ7でシフト反応を行って、固体高分子電解質型燃料電池Iの触媒毒となる一酸化炭素(CO)の濃度をCO除去器8が処理可能な濃度(1%以下)に低減する。また、100〜150℃程度で運転されるCO除去器8でCO除去処理された燃料ガスFGが加湿器15を経て固体高分子電解質型燃料電池Iのアノード3へ供給する。
【0034】
一方、固体高分子電解質型燃料電池Iのカソード2の入口側には、酸化剤ガスとして空気Aをターボチャージャ16の上記の圧送機17により圧縮して加湿器15を経て供給するようにすると共に、一部を分岐してCO除去器8に入れてCOの燃焼に用い、また、カソード2から排出されたカソード排ガスCGの全量と、アノード3から排出されたアノード排ガスAGの一部とを燃焼器19で燃焼させた後、改質器5の燃焼室に導入し、改質器5の改質室内のメタノールを改質触媒の存在下で250℃になるように熱を吸熱して反応させて燃料ガスFGに改質する。
【0035】
また、改質器5の燃焼室より排出された排ガスは、アノード3から排出されたアノード排ガスAGの一部とともに燃焼器20で燃焼させられた後にタービン18に導いて上記の圧送機17を駆動させ、タービン18から排出された排気ガスは蒸気発生器13、メタノール蒸発器10を通して排気ガスとして排出させる。更に、水タンク12からの冷却水の一部は、加湿器15を経て固体高分子電解質型燃料電池Iの冷却部4を通過させられ、冷却部4を通過させられた冷却水は、冷却器21で冷却されて水タンク12へ入れられる。また、カソード排ガスライン22中の気水分離器23及びアノード排ガスライン24中の気水分離器25で各々分離された水は、熱交換器6及びCO除去器8を通過した水とともに水タンク12に戻される。
【0036】
また、図6に示す燃料電池システムは引用文献2(特開2002−231294号公報)に記載された燃料電池システムに相当するものであり、図中、符号51は、固体高分子電解質膜を間に挟んで燃料極53と酸化剤極55とを相互に対向配置し、更にセパレータで挟持して複数積層して構成される燃料電池スタックである。また、符号57は加湿器であり、燃料ガスおよび酸化剤ガスが、それぞれ半透膜を介して純水と隣接し、水分子が半透膜を通過することにより燃料ガスおよび酸化剤ガスに対して加湿を行う。
【0037】
水素タンク59には水素が貯えられており、この水素は燃料調圧弁61により調圧された後、上記の圧送機(エゼクタ圧送機)63、供給側水分離器65及び加湿器57を通り、燃料電池スタック51に対し燃料極53の燃料入口53aから供給される。燃料極53の燃料出口53bから排出される水素と水蒸気との混合ガスは、排出側水分離器67、流路遮断弁69を通り、上記の圧送機(エゼクタ圧送機)63で原燃料ガスと混合され、この混合ガスが供給側水分離器65及び加湿器57を経て燃料電池スタック51の燃料極53に循環される。また、排出側水分離器67と流路遮断弁69との間の配管71には、パージ分岐部73にて、水素をパージさせるパージ配管75が分岐接続され、パージ配管75にはパージガス遮断弁77及びパージガス触媒79がそれぞれ設けられている。
【0038】
酸化剤としての空気は、上記の圧送機81によって加湿器57を経て燃料電池スタック1の酸化剤極55に、酸化剤入口55aから供給される。酸化剤極55の酸化剤出口55bから排出される排気は、水蒸気と液水を含み、水分離器83によって液水分が分離される。水分離器83には、水素パージ時の空気供給用の空気パージ配管85及びパージガス遮断弁87が設けてあり、水素パージ時にはパージガス触媒79に空気が供給されて外部に排出される。また、空気パージ配管85には、空気排出管89が分岐接続され、空気排出管89には空気調圧弁91が設けられている。
【0039】
更に、燃料電池スタック51の発電状態はセンサ(図示せず)で検知され、検知信号を受けて発電状態に応じて、水素圧力及び空気圧力を燃料調圧弁51及び空気調圧弁91で調整するようフィードバック制御するとともに、空気流量を上記の圧送機81の回転数により調整するようフィードバック制御する構成となっている。
【0040】
本発明の燃料電池システムは、上記した圧送機が長期にわたり安定に作動するため、燃料電池システムも長期にわたり安定した発電が可能になる。
【0041】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
【0042】
(実施例1〜7、比較例1〜2)
表1に示すように、40℃における動粘度が270〜300mm/sのパーフルオロアルキルエーテル(PFPE)をポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で増ちょうし、マグネシウム化合物または気化性防錆剤を添加して実施例1〜7の試験グリースを調製した。また、ポリオールエステル(40℃における動粘度が270mm/s)をジウレア化合物で増ちょうし、防錆剤としてバリウムスルフォネートを添加して比較例1の試験グリースを調製した。更に、ポリオールエステル油(40℃における動粘度が100mm/s)をリチウムコングレックス石けんで増ちょうし、防錆剤としてバリウムスルフォネートを添加して比較例2の試験グリースを調製した。尚、何れの試験グリースも、混和ちょう度がNLGI No.2となるように調整した。
【0043】
そして、日本精工(株)製ソリッド型針状ころ軸受「LM2512(内径20mm、外径32mm、幅12.1mm)」に試験グリースをフルパックし、1800min−1で180秒間回転させた後、簡易型軸受回転試験機にて耐久試験を行い、耐久寿命を測定した。試験条件は、雰囲気温度220℃、ラジアル荷重98N、回転速度8000min−1とした。結果を、比較例1の試験グリースを封入したときの耐久寿命を1とする相対値にて表1に示す。
【0044】
【表1】
Figure 2004270887
【0045】
表1より、本発明に従い、パーフルオロアルキルエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、マグネシウム化合物または気化性防錆剤を含有するグリース組成物を封入することにより、耐久性が2倍以上に向上することがわかる。
【0046】
(酸化マグネシウムの含有量の検証)
40℃における動粘度が270mm/sのパーフルオロアルキルエーテル(PFPE)をポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で増ちょうしたベースグリースに、添加量を変えて酸化マグネシウムを変えて試験グリースを調製した。尚、混和ちょう度はNLGI No.2に調整した。そして、試験グリースを下記に示す(1)防錆試験及び(2)音響試験に供した。
【0047】
(1)防錆試験
試験軸受として日本精工(株)製ゴムシール付き密封玉軸受「6202(内径15mm、外径35mm、幅11mm)」を用い、試験グリースを2.4g封入した後、1800min−1で30秒間ならし回転した。その後、試験軸受内に0.05質量%塩水を0.1cc注入し、再び1800min−1で30秒間ならし回転した。次いで、試験軸受を85℃、90%RHに保持した恒温恒湿槽内に48時間放置した後、分解して軌道面の錆の発生状況を目視にて観察した。評価基準は以下に示すとおりであり、実用面から、評価点1〜2点が合格である。
評価点 錆の種類
1点 : 錆無し
2点 : しみ錆
3点 : 点錆
4点 : 小錆
5点 : 中錆
6点 : 大錆
7点 : 極大錆
【0048】
(2)音響試験
試験軸受として日本精工(株)製ソリッド型針状ころ軸受「LM2512(内径20mm、外径32mm、幅12.1mm)」を用い、試験グリースをフルパックし、1800min−1で180秒間回転させた後の音響をアンデロンメータで測定した。
【0049】
防錆試験及び音響試験の結果を図7にグラフ化して示すが、酸化マグネシウムの含有量が増加するの従い防錆性能は高まるが、音響性能に劣るようになる。これは、酸化マグネシウムが固体微粒子のままグリース組成物中に存在し、その含有量が多くなると異物として作用することによる。しかし、酸化マグシウムの含有量が0.5〜3.0質量%の範囲であれば、防錆性能及び音響性能にバランス良く優れるようになり、特に0.7〜1.5質量%の範囲が好ましい。
【0050】
(気化性防錆剤の含有量の検証)
40℃における動粘度が270mm/sのパーフルオロアルキルエーテル(PFPE)をポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で増ちょうしたベースグリースに、添加量を変えてベンゾトリアゾールを変えて試験グリースを調製した。尚、混和ちょう度はNLGI No.2に調整した。そして、試験グリースを上記と同様の(1)防錆試験及び(2)音響試験に供した。
【0051】
防錆試験及び音響試験の結果を図8にグラフ化して示すが、ベンゾトリアゾールの含有量は0.05〜1.0質量%が好ましく、0.1〜1.5質量%がより好ましく、0.1〜0.5質量%が最適であることがわかる。
【0052】
(基油動粘度の検証)
更に、適正な基油動粘度範囲を規定するために、実施例1の配合に従い基油動粘度を変化させて試験グリースを調製した。そして、上記と同様にして耐久寿命を測定した。結果を、比較例1の試験グリースを封入したときの耐久寿命を1とする相対値にて図9に示す。
【0053】
図9より、40℃における動粘度が20〜400mm/sで軸受寿命が引用例1の2倍以上で良好な結果を示しており、更に30〜300mm/sが好ましく、特に65〜200mm/sが最適で軸受寿命比を3倍以上にすることができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、パーフルオロアルキルエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、マグネシウム化合物または気化性防錆剤を含有するグリース組成物を封入することにより耐熱性能及び防錆性能に優れ、長寿命の燃料電池システム用転がり軸受が得られる。また、この転がり軸受を具備する圧送機は、水蒸気が侵入した場合でも安定した作動が確保される。更に、この型圧送機を具備する燃料電池システムも長期にわたる安定した発電が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る針状ころ軸受の一例(シェル型)を示す断面図である。
【図2】本発明に係る針状ころ軸受の他の例(ソリッド型)を示す断面図である。
【図3】本発明に係る圧送機(スクロール型圧送機)の一例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る圧送機(スクロール型圧送機)の他の例を示す断面図である。
【図5】燃料電池システムの一例(固体高分子電解質型燃料電池)の全体構成を示す図である。
【図6】燃料電池システムの他の例(水素タンク方式燃料電池)の全体構成を示す図である。
【図7】実施例で得られた、酸化マグネシウムの含有量と、防錆性能または音響性能との関係を示すグラフである。
【図8】実施例で得られた、ベンゾトリアゾールの含有量と、防錆性能または音響性能との関係を示すグラフである。
【図9】実施例で得られた、基油動粘度と軸受寿命比との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 固体高分子電解質膜
5 改質器
6 熱交換器
7 シフトコンバータ
8 CO除去器
9 燃料タンク
10 メタノール蒸発器
12 水タンク
13 蒸気発生器
15 加湿器
16 ターボチャージャ
17 コンプレッサ
19 燃焼器
20 燃焼器
21 冷却器
23 気水分離器
25 気水分離器
30 針状ころ軸受
31 外輪
32 針状ころ
33 保持器
35 シール装置
100 スクロール型圧送機
106 オイルシール
110 圧縮機構部
111 固定スクロール
112 旋回スクロール
120 駆動モータ部
122 モータ主軸
122a クランクピン
130 クランク機構部
133 針状ころ軸受

Claims (5)

  1. 少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムの前記圧送機に組み込まれる転がり軸受であって、
    パーフルオロアルキルエーテルを基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを増ちょう剤とし、かつ防錆剤としてマグネシウム化合物及び気化性防錆剤の少なくとも一方を含有するグリース組成物を封入したことを特徴とする燃料電池システム用転がり軸受。
  2. グリース組成物におけるマグネシウム化合物の含有量が、グリース全量の0.5〜3.0質量%であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム用転がり軸受。
  3. グリース組成物における気化性防錆剤の含有量が、グリース全量の0.05〜1.0質量%であることを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム用転がり軸受。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料電池用転がり軸受を具備することを特徴とする燃料電池システム用圧送機。
  5. 少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムであって、前記圧送機が請求項4記載の燃料電池システム用圧送機であることを特徴とする燃料電池システム。
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