JP2004047473A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムであって、前記圧送機が、合成炭化水素油、エーテル系合成油及びエステル系合成油から選択される少なくとも1種を基油とし、増ちょう剤としてウレア化合物をグリース全量に対して8〜40質量%、不可避不純物としての金属元素以外の金属元素を含まない添加剤をグリース全量に対して0.1〜4質量%含むグリースが封入された転がり軸受を備えることを特徴とする燃料電池システム。
【選択図】 図1
Description
グリースに使用される基油は、合成炭化水素油、エステル系合成油及びエーテル系合成油であり、これらを単独で、もしくは混合して使用する。好適な具体例を挙げると、前記合成炭化水素油としてはノルマルパラフィン、イソパラフィン、ポリブテン、ポリイソブチレン、1−デセンオリゴマー、1−デセンとエチレンコオリゴマー等のポリ−α−オレフィンまたはこれらの水素化物等の他、モノアルキルベンゼン、ジアルキルベンゼン等のアルキルベンゼン、あるいはモノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタレン、ポリアルキルナフタレン等のアルキルナフタレン等の芳香族系油が挙げられる。前記エステル系油としては、ジブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケート、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジトリデシルアジペート、ジトリデシルグルタレート、メチル・アセチルシノレート等のジエステル油、あるいはトリオクチルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、テトラオクチルピロメリテート等の芳香族エステル油、さらにはトリメチロールプロパンカプリレート、トリメチロールプロパンペラルゴネート、ペンタエリスリトール−2−エチルヘキサノエート、ペンタエリスリトールベラルゴネート等のポリオールエステル油、さらにはまた、多価アルコールと二塩基酸・一塩基酸の混合脂肪酸とのオリゴエステルであるコンプレックスエステル油等が挙げられる。前記エーテル系油としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールモノエーテル、ポリプロピレングリコールモノエーテル等のポリグリコール、あるいはモノアルキルトリフェニルエーテル、アルキルジフェニルエーテル、ジアルキルジフェニルエーテル、ペンタフェニルエーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテトラフェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエーテル等のフェニルエーテル油等が挙げられる。
本発明では、増ちょう剤としてウレア化合物を用いる。このウレア化合物は、金属石けん系の増ちょう剤と異なり、分子中に金属元素を含まないため、グリースが飛散して燃料電池スタックに付着したとしても、触媒毒となることはない。ウレア化合物の種類に制限はなく、例えばジウレア化合物、トリウレア化合物、テトラウレア化合物、ポリウレア化合物が挙げられ、中でもジウレア化合物がより好ましい。これらウレア化合物は、その分子中に金属元素以外の異元素や、金属元素を含まない置換基を含んでいてもよい。
潤滑性能等をより一層高めるために種々の添加剤を単独で、もしくは適宜組み合わせてグリースに添加することができる。但し、金属元素を含有する添加剤は、グリースが飛散して燃料電池スタックに付着した際に触媒毒として作用する可能性があるため、本発明では金属元素を含まない添加剤を用いる。尚、金属元素を含まない添加剤であっても、その合成過程等で金属触媒が使用され、それが不可避不純物として残存している場合がある。本発明では、不可避不純物としての金属元素の含有は許容するが、合計量でグリース全量の0.1ppm以下であることが好ましい。また、金属元素の他にも、硫黄や塩素、リンを含まないものが好ましい。
上記グリースを調製する方法には特に制約はない。しかし、一般的には基油中で増ちょう剤を反応させて得られる。また、混練にはニーダやロールミル等を用いることができ、添加剤はこの混練時に添加することができる。
内径5mm、外径13mm、幅4mmの非接触ゴムシール付き深溝玉軸受に、表1に示す配合にて調製したグリースA〜Hを19mg封入して試験軸受を作製した。そして、図9に示す飛散量測定装置の容器Bに作製した試験軸受Aを装着し、雰囲気温度25℃、予圧15N、内輪回転速度2000min−1にて20分間回転させ、それと同時に容器Bに清浄空気を流通させ、容器Bに接続するパーティクルカウンター(図示せず)にて0.01cubic feet(CF)の空気中に存在する粒径0.3μm以上のパーティクルの数を測定した。結果を表1に併記するが、500個/0.01CF以下を合格とした。
試験−1のグリースA〜Hのそれぞれに、更に金属元素を含まない添加剤としてジアルキルジフェニルエーテル(酸化防止剤)をグリース全量の0.1質量%、1質量%、4質量%となるように添加し、同様の飛散量の測定を行った。
2 カソード
3 アノード
4 冷却部
5 改質器
6 熱交換器
7 シフトコンバータ
8 CO除去器
9 燃料タンク
10 メタノール蒸発器
11 メタノール供給ライン
12 水タンク
13 蒸気発生器
14 水蒸気ライン
15 加湿器
16 ターボチャージャ
17 コンプレッサ
18 タービン
19 燃焼器
20 燃焼器
21 冷却器
22 カソード排ガスライン
23 気水分離器
24 アノード排ガスライン
25 気水分離器
31 回転軸
32 インペラ
33a,33b 転がり軸受
34 水蒸気吸込み口
35 ハウジング
36 バックプレート
37 加圧ボリュート
38 水蒸気吐出口
39 シーリング部材
40 背面空間
41 間隙
42 バッフル
43 ブッシュ
51 燃焼電池スタック
53 燃料極
55 酸化剤極
57 加湿器
59 水素タンク
63 エゼクタ圧送機
250 内輪
251 外輪
252 保持器
253 玉
254 シール
Claims (4)
- 少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムであって、前記圧送機が、合成炭化水素油、エーテル系合成油及びエステル系合成油から選択される少なくとも1種を基油とし、増ちょう剤としてウレア化合物をグリース全量に対して8〜40質量%、不可避不純物としての金属元素以外の金属元素を含まない添加剤をグリース全量に対して0.1〜4質量%含むグリースが封入された転がり軸受を備えることを特徴とする燃料電池システム。
- 前記グリースにおける前記添加剤の含有量が、グリース全量に対して0.1〜1質量%含有することを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
- 前記グリースにおける前記添加剤中の不可避不純物としての金属元素の含有量が、合計でグリース全量に対して0.1ppm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池システム。
- 更に、燃料タンク、燃料蒸発器、改質器及びCO除去装置を備え、前記圧送機がこれらにも各種流体を圧送することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271810A JP2004047473A (ja) | 2002-07-11 | 2003-07-08 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
JP2002202824 | 2002-07-11 | ||
JP2003271810A JP2004047473A (ja) | 2002-07-11 | 2003-07-08 | 燃料電池システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004047473A true JP2004047473A (ja) | 2004-02-12 |
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ID=31719813
Family Applications (1)
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JP2003271810A Pending JP2004047473A (ja) | 2002-07-11 | 2003-07-08 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004047473A (ja) |
-
2003
- 2003-07-08 JP JP2003271810A patent/JP2004047473A/ja active Pending
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