JP2007032784A - 燃料電池用圧送機の転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】
燃料電池用の圧送機に用いられる転がり軸受において、長期間に亙って安定した潤滑性能を確保できる燃料電池用圧送機の転がり軸受を提供する。
【解決手段】
燃料電池のスクロール式圧送機に用いられ、スクロール部材の偏心回転運動を支持するスラスト玉軸受4において、スラスト玉軸受4が旋回スクロールと静止フレーム間に介装され、内輪6と外輪7およびこれら内外輪6、7間に転動自在に収容された複数のボール8とを備えると共に、内輪6と外輪7の相対向する一端面にドーナツ状をなす複数の転走面6a、7aが同一円周上にそれぞれ形成され、これらの転走面6a、7aおよびボール8の表面にAu、Ag、Sn、Cu等の軟質金属からなるコーティング層9、10、11が形成されている。これにより、有機溶剤または有機蒸気雰囲気中で運転されても、長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池用のスクロール式圧送機等の圧送機に用いられる転がり軸受に関し、特に、圧送機の部品が固定された回転軸を支承する燃料電池用圧送機の転がり軸受に関するものである。
燃料電池は、外部から供給された水素と酸素とを化学反応させて電気エネルギーを取り出す発電装置で、この燃料電池に用いられる電解質によって、例えば、自動車用の燃料電池に一般的に適用される固体高分子型をはじめ、リン酸電解質型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型等の種類に分類されている。いずれの形式の燃料電池にあっても、電解質または電解質膜の両面をカソード(酸素極)とアノード(燃料極)の両電極で挟持させ、カソード側には酸化剤ガスとして空気中の酸素を供給すると共に、アノード側には燃料ガスとして水素を供給するようにしたものを単セルとし、セパレータを介した各セルを積層させてスタックとするようにしている。
このような燃料電池のカソード側へ空気を圧送して供給するために、排ガスタービンにより圧送機を駆動させるようにしたターボチャージャ方式やモータで圧送機を駆動させるようにしたモータ駆動方式がある。また、燃料電池に酸素および水素を供給する際、例えば、固体高分子型等では、燃料として直接水素を使用する直接水素型においても、水蒸気を加えて反応させる必要がある。さらに、例えば、燃料にガソリン等を使用する改質燃料型においては、非常に高温の水蒸気が必要となる。このように水蒸気を必要とするため、エネルギー効率を上げる目的で一般的に水蒸気を圧送する圧送機が使用されている。
図6は、燃料電池として直接水素を使用する直接水素型におけるシステムの全体構成を示している。燃料電池スタック51は、固体高分子電解質膜を間に挟んで、燃料極52と酸化剤極53とを相互に対向配置させ、さらに、セパレータで挟持し、複数積層して構成されている。また、加湿器54は、燃料ガスおよび酸化剤ガスが、それぞれ半透膜を介して純水と隣接し、水分子が半透膜を通過することにより燃料ガスおよび酸化剤ガスに対して加湿を行っている。
水素タンク55には水素が貯えられており、この水素は燃料調圧弁56により調圧された後、エゼクタ圧送機57、供給側水分離器58および加湿器54を通り、燃料電池スタック51に対し燃料極52の燃料入口52aから供給される。燃料極52の燃料出口52bから排出される水素と水蒸気との混合ガスは、排出側水分離器59、流路遮断弁60を通り、エゼクタ圧送機57で原燃料ガスと混合される。この混合ガスは、供給側水分離器58および加湿器54を経て燃料電池スタック51の燃料極52に循環される。
また、排出側水分離器59と流路遮断弁60との間の配管61には、パージ分岐部62にて水素パージされるパージ配管63が分岐接続され、パージ配管63にはパージガス遮断弁64およびパージガス触媒65がそれぞれ設けられている。
酸化剤としての空気は、圧送機66によって加湿器54を経て燃料電池スタック51の酸化剤極53に、酸化剤入口53aから供給される。酸化剤極53の酸化剤出口53bから排出される排気は水蒸気と液水を含み、水分離器67によって液水分が分離される。水分離器67には、水素パージ時の空気供給用の空気パージ配管68およびパージガス遮断弁69が設けられており、水素パージ時にはパージガス触媒65に空気が供給されて外部に排出される。また、空気パージ配管68には、空気排出管70が分岐接続され、空気排出管70には空気調圧弁71が設けられている。
さらに、燃料電池スタック51の発電状態は、図示しないセンサで検知され、この検知信号を受けて発電状態に応じて、水素圧力および空気圧力を燃料調圧弁56および空気調圧弁71で調整するようフィードバック制御されると共に、空気流量を圧送機66の回転数により調整するようフィードバック制御される構成となっている。
また、このような燃料電池システムでは、蒸気となった燃料、燃料ガス、高温の燃料あるいは圧縮空気を各機器間に送り込む必要があり、圧送ポンプやターボチャージャ等の各種の圧送機が使用され、これらの圧送機には多くの場合軸受が組み込まれている。
例えば、図7はスクロール式圧送機の一例を示す断面図であるが、このスクロール圧送機80は、固定スクロール81と旋回スクロール82とからなる圧縮機構部83と、モータ主軸84に対して偏心して設けられたクランクピン84aにより旋回スクロール82を旋回させるクランク機構部85と、モータ主軸84を回転させる駆動モータ部86とからなる。
クランク機構部85は、旋回スクロール82の自転を防止するボールカップリングからなる自転防止機構87が配設されている。固定スクロール81は、円盤状に形成された固定基盤81aと、この固定基盤81aから立設された渦巻状の旋回渦巻部81bと、この旋回渦巻部81bを覆う外周壁81cとからなる。旋回スクロール82は、円盤状の旋回基盤82aと、この旋回基盤82aから立設された渦巻状の旋回渦巻部82bとからなる。旋回基盤82aの中央には有底円筒状の凹状部82cが設けられている。また、固定基盤81aの中央には圧縮機構部83で圧縮された空気等の吐出口88が設けられている。
凹状部82cをハウジングとして針状ころ軸受89が挿入され、モータ主軸84のクランクピン84aを回転軸として、旋回スクロール82を回転自在に支承している。
駆動モータ部86は、モータ主軸84に嵌合されたロータ90と、このロータ90の外周側に設けられてコイル91が巻回されたステータ92とからなる駆動モータ93を、モータハウジング94内に備えている。モータ主軸84は、モータハウジング94に転がり軸受95を介して回転自在に支承されると共に、その端部が転がり軸受96を介してリアハウジング97に回転自在に支承されている。
こうしたスクロール式圧送機80では、駆動モータ93に電力が供給されると、モータ主軸84が回転し、その回転がクランク機構部85を介して旋回スクロール82に伝達される。旋回スクロール82は、モータ主軸84の回転に伴って、固定スクロール81と噛み合いつつ旋回し、図示しない吸入口から固定スクロール81との間に空気等を吸入すると共に、固定スクロール81との間で圧縮させる。その後、圧縮された空気等を吐出口88から燃料電池の電極側に吐出させる。
ここで、前記針状ころ軸受89および転がり軸受95、96には下記グリースが封入されている。このグリースとして、耐水性、耐熱性に優れる、フッ素樹脂とフッ素油とからなるフッ素グリース、もしくはウレア化合物と合成油とからなるウレアグリース、もしくはリチウムコンプレックスと合成油とからなるリチウムコンプレックスグリースが使用されている。これにより、グリース漏れに起因する燃料電池システム全体としての動作不良を防ぐことができ、特に、自動車駆動用の燃料電池システムとして有用となる。
特開2003−203657号公報
こうした従来の燃料電池システムにおいて、スクロール式圧送機80等からなる圧送機では、モータ主軸84を支承する針状ころ軸受89および転がり軸受95、96に封入されたグリースは、耐水性、耐熱性に優れ、劣化やその飛散を軽減することができる。然しながら、こうした燃料電池システムでは、圧送機は有機溶剤あるいは有機蒸気雰囲気中で運転されるため、軸受中に封入されたグリースを溶解して洗い流してしまう恐れがある。当然のことながらこれらの軸受にはシール装置が組み込まれているものの、シール装置の劣化に伴い、長期間に亙ってこのグリースに安定した潤滑性能を期待することは難しく、摩耗や軸受寿命の低下等の転がり不良を防止する方法が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、燃料電池用の圧送機に用いられる転がり軸受において、長期間に亙って安定した潤滑性能を確保できる燃料電池用圧送機の転がり軸受を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、燃料電池の圧送機に用いられ、この圧送機の部品が固定された回転軸を回転自在に支承する転がり軸受において、前記転がり軸受が外輪と複数の転動体とを備え、前記外輪の転走面および転動体のうち少なくともどちらか一方の表面に自己潤滑性を有するコーティング層が形成されている構成を採用した。
このように、燃料電池の圧送機に用いられ、この圧送機の部品が固定された回転軸を回転自在に支承する転がり軸受において、転がり軸受が外輪と複数の転動体とを備え、外輪の転走面および転動体のうち少なくともどちらか一方の表面に自己潤滑性を有するコーティング層が形成されているので、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。したがって、従来のように、有機溶剤あるいは有機蒸気雰囲気中で運転されても、軸受中に封入されたグリースを溶解して洗い流してしまう恐れがない。また、軸受あるいは軸受近傍にシール装置を組み込む必要もなく、組立作業性が向上すると共に、コンパクト化が実現できる。
また、請求項2に記載の発明のように、前記転がり軸受が内輪を備え、前記内輪と外輪の転走面および転動体のうち少なくとも一つの部材の表面に前記コーティング層が形成されていても良い。
また、請求項3に記載の発明のように、前記転動体が保持器を介して転動自在に保持され、この保持器の前記転動体と接触する表面に前記コーティング層が形成されていても良い。
また、請求項4に記載の発明のように、前記転動体が保持器を介して転動自在に保持され、この保持器が自己潤滑性を有する合成樹脂で形成されていても良い。
また、請求項5に記載の発明のように、前記コーティング層が固体潤滑剤または軟質金属材料で形成されていれば、接触する相手面に容易に転移し、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。
本発明に係る転がり軸受装置は、燃料電池の圧送機に用いられ、この圧送機の部品が固定された回転軸を回転自在に支承する転がり軸受において、前記転がり軸受が外輪と複数の転動体とを備え、前記外輪の転走面および転動体のうち少なくともどちらか一方の表面に自己潤滑性を有するコーティング層が形成されているので、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。したがって、従来のように、有機溶剤あるいは有機蒸気雰囲気中で運転されても、軸受中に封入されたグリースを溶解して洗い流してしまう恐れがない。また、軸受あるいは軸受近傍にシール装置を組み込む必要もなく、組立作業性が向上すると共に、コンパクト化が実現できる。
燃料電池のスクロール式圧送機に用いられ、スクロール部材の偏心回転運動を支持するスラスト玉軸受において、前記スラスト玉軸受が旋回スクロールと静止フレーム間に介装され、内輪と外輪およびこれら内外輪間に転動自在に収容された複数のボールとを備えると共に、前記内輪と外輪の相対向する一端面にドーナツ状をなす複数の転走面が同一円周上にそれぞれ形成され、これらの転走面および転動体の表面にAu、Ag、Sn、Cu等の軟質金属からなるコーティング層が形成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る転がり軸受が組み込まれた燃料電池用のスクロール式圧送機の一形態を示す縦断面図、図2(a)は、図1のクランク機構部におけるスラスト玉軸受を示す縦断面図、(b)は、(a)の半平面図、図3は、図1のスクロール部材を支持する針状ころ軸受を示す縦断面図、図4(a)は、モータ主軸を支持する転がり軸受を示す縦断面図、(b)は、(a)の変形例を示す縦断面図である。なお、同一部品、同一部位には同じ符号を付し、重複した説明を省略する。
このスクロール式圧送機は、旋回スクロール1が、固定スクロール2に対して、旋回スクロール1の軸心C1とモータ主軸3の軸心C2との偏心量Sに等しい旋回半径で偏心回転し、両者の渦巻状の隔壁1a、2a間に形成される圧縮室Pが容積変化することによって流体の圧縮を行っている。また、このスクロール式圧送機は、両隔壁1a、2aを常に接触した状態に保持し、圧縮室Pから流体が漏れないようにするための調心機構を備えている。例えば、この調心機構は、固定スクロール2に対して旋回スクロール1を所定の範囲で自転可能とするものである。
前記旋回スクロール1の偏心回転運動を支持すると共に、圧縮された蒸気等の圧力によるスラスト荷重を支持するためにスラスト玉軸受4が使用されている。このスラスト玉軸受4は、旋回スクロール1と静止フレーム5間に介装されている。静止フレーム5は、旋回スクロール1のリア側(図中下側)に配設されている。
旋回スクロール1と静止フレーム5には、軸方向に相対向する装着部1b、5bがそれぞれ形成されている。スラスト玉軸受4は、旋回スクロール1の装着部1bに固定され、回転側となる内輪6と、静止フレーム5の装着部5bに固定され、静止側となる外輪7と、これら内外輪6、7に形成された複数の転走面6a、7a間に転動自在に収容された転動体(ボール)8とを備えている。
内輪6はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、図2に示すように、リング形状に形成されている。内輪6の一端面には、ドーナツ状をなす複数の転走面6a、6aが同一円周上に形成され、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。
一方、外輪7は、内輪6と同様、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、リング形状に形成されている。内輪6の転走面6aに対向する外輪7の一端面には、ドーナツ状をなす複数の転走面7a、7aが同一円周上に形成され、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。また、転動体8はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなる。なお、ここでは、内外輪6、7が削り出しで形成されたものを例示したが、これに限らず、例えば、薄肉鋼板からプレス加工によって形成されたものであっても良い。
転動体8は、内外輪6、7のそれぞれの転走面6a、7a間に収容され、旋回スクロール1の偏心回転に伴って、各転走面6a、7aのPC(ピッチ円)上を転動する。このPCD(ピッチ円直径)は、前記偏心量Sと同一になるように設定されている。
ここで、内外輪6、7の各転走面6a、7a、および転動体8の表面には、Au、Ag、Sn、Cu等の軟質金属からなるコーティング層9、10、11が形成されている。これらのコーティング層9、10、11は、例えば、メッキ法、真空蒸着法、スパッタリング、イオンプレーティング法、イオンビームミキシング法等で、順次被着形成(成膜)することにより製造することができるが、特に、イオンプレーティング法は、膜厚が一様で均質な成膜を形成し易いので、生産性等の面から好ましい。
本実施形態では、内外輪6、7の各転走面6a、7a、および転動体8の表面に軟質金属からなるコーティング層9、10、11が形成されているので、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。したがって、従来のように、有機溶剤あるいは有機蒸気雰囲気中で運転されても、軸受中に封入されたグリースを溶解して洗い流してしまう恐れがない。また、軸受あるいは軸受近傍にシール装置を組み込む必要もなく、組立作業性が向上すると共に、コンパクト化が実現できる。
なお、ここでは、コーティング層9、10、11として軟質金属からなるものを例示したが、これに限らず、例えば、二硫化モリブデン系、グラファイト系、テフロン(登録商標)系、フッ素系の固体潤滑剤であっても良い。また、内外輪6、7の各転走面6a、7a、および転動体8の表面にコーティング層9、10、11を形成しなくても、例えば、内外輪6、7の各転走面6a、7a、および転動体8のうち少なくとも一つの部材の表面に形成するだけでも良い。さらには、内外輪6、7と転動体8の一方、または両方を窒化珪素、炭化珪素、アルミナ、ジルコニア等のセラミックス、あるいはM50で形成しても良い。
図1において、旋回スクロール1の略中央部には有底円筒状の凹状部12が設けられている。この凹状部12をハウジングとして針状ころ軸受13が内嵌され、モータ主軸3のクランクピン3aを回転軸として、旋回スクロール1を回転自在に支承している。
針状ころ軸受13は、図3に拡大して示すように、凹状部12に内嵌される外輪14と、この外輪14の内周面に保持器15を介して転動自在に収容された複数の転動体(針状ころ)16とを備えている。
外輪14は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、内周に転走面14aが形成されると共に、両端部に保持器15をガイドする鍔14bが形成され、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。また、転動体16はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなる。なお、ここでは、外輪14が削り出しで形成されたものを例示したが、これに限らず、例えば、薄肉鋼板からプレス加工によって形成され、浸炭焼入れによって表面が硬化処理された、所謂シェル型であっても良い。
ここで、外輪14の転走面14aと鍔14bの表面には、Au、Ag、Sn、Cu等の軟質金属からなるコーティング層17が形成されている。また、保持器15は、強靭で耐熱性に優れたポリエーテルエーテルケトン(PEEK)やポリフェレンサルファイド(PPS)、あるいは、低摩擦、低摩耗、耐熱性を有し、接触する相手面に転移し易い固体潤滑剤であるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等、自己潤滑性を有し、耐熱性の合成樹脂で形成されている。これにより、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。
なお、ここでは、コーティング層17として軟質金属からなるものを例示したが、これに限らず、例えば、二硫化モリブデン系、グラファイト系、テフロン(登録商標)系、フッ素系の固体潤滑剤であっても良い。さらに、外輪14の転走面14aと鍔14bの表面だけでなく、転動体16の表面にもコーティング層を形成しても良いし、また、転動体16の表面だけにコーティング層を形成しても良い。
図1において、駆動モータ18は、モータ主軸3に嵌合された図示しないロータと、このロータの外周側に設けられたステータとからなる。モータ主軸3は、モータハウジング19に転がり軸受20を介して回転自在に支承されると共に、その端部が転がり軸受21を介してリアハウジング22に回転自在に支承されている。
転がり軸受20、21は、図4(a)に拡大して示すように深溝玉軸受からなり、外周に内側転走面23aが形成された内輪23と、内周に外側転走面24aが形成された外輪24と、両転走面23a、24a間に保持器25を介して転動自在に収容された転動体26を備えている。内外輪23、24および転動体26はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。
ここで、内外輪23、24の転走面23a、24aの表面には、Au、Ag、Sn、Cu等の軟質金属からなるコーティング層27、28が形成されている。また、保持器15は、冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて形成されている。これにより、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。
なお、ここでは、コーティング層27、28として軟質金属からなるものを例示したが、これに限らず、例えば、二硫化モリブデン系、グラファイト系、テフロン(登録商標)系、フッ素系の固体潤滑剤であっても良い。さらに、保持器15を、ポリエーテルエーテルケトンやポリフェレンサルファイド、あるいは、ポリテトラフルオロエチレン等の自己潤滑性を有し、耐熱性の合成樹脂で形成しても良い。
また、モータ主軸3を支承する転がり軸受は、図4(b)に示すような構成であっても良い。すなわち、この転がり軸受は、外周に内側転走面23aが形成された内輪23’と、内周に外側転走面24aが形成された外輪24’と、両転走面23a、24a間に保持器25’を介して転動自在に収容された転動体8を備えている。内外輪23’、24’および転動体8はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで58〜64HRCの範囲で硬化処理されている。
ここで、転動体8と保持器25’のポケット内面の表面にはAu、Ag、Sn、Cu等の軟質金属からなるコーティング層11、29が形成されている。これにより、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。
図5は、本発明に係る転がり軸受が組み込まれた燃料電池用のインペラ式圧送機の一形態を示す縦断面図である。なお、前述した実施形態と同一部品、同一部位には同じ符号を付し、重複した説明を省略する。
本発明に係る転がり軸受が組み込まれる燃料電池用の圧送機には何ら制限がなく、前述したスクロール式圧送機以外に、図5に示すようなインペラ式圧送機にも適用できる。
このインペラ式圧送機30は、インペラ31と、ハウジング32と、このハウジング32に嵌挿された回転軸33と、ハウジング32に対して回転軸33を回転自在に支承する一対の転がり軸受20、21とを備えている。
回転軸33の一端部は一方の転がり軸受20から突出し、その先端側に固定ナット34を介してインペラ31が取り付けられている。ハウジング32の内周には小径部32aが形成され、回転軸33の肩部33aと僅かな径方向すきまを介して対峙し、所謂ラビリンスシール35が構成されている。このラビリンスシール35によってインペラ31の背面31aと転がり軸受20とが閉塞されている。また、ハウジング32には蓋部材36が取り付けられている。この蓋部材36の内周には回転軸33に摺接する軸シール36aが装着され、ハウジング32の開口部が閉塞されている。
このインペラ式圧送機30は、回転軸33の高速回転に伴ってインペラ31が回転し、水蒸気吸込み口37から吸い込まれた水蒸気がインペラ31によって加圧され、インペラハウジング38とハウジング32とで形成される加圧ボリュート39を通って圧送される。
外輪24、24間および内輪23、23間には間座40、41が装着され、一対の転がり軸受20、21が位置決めされている。すなわち、外輪24、24は、間座40とハウジング32および蓋部材36により挟持された状態で軸方向に位置決め固定されると共に、内輪23、23は、間座41と回転軸33の肩部33aおよび固定ナット42により挟持された状態で位置決め固定されている。
本実施形態においても、内外輪23、24の各転走面の表面に軟質金属からなるコーティング層が形成されているので、軸受内に潤滑グリースを封入することなく長期間に亙って良好な潤滑性能を確保することができる。したがって、従来のように、有機溶剤あるいは有機蒸気雰囲気中で運転されても、軸受中に封入されたグリースを溶解して洗い流してしまう恐れがなく、長期間に亙って焼付き、摩耗等の転がり不良を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る転がり軸受は、燃料電池用の圧送機に用いられ、圧送機の部品が固定された回転軸を支承する転がり軸受に適用することができる。
本発明に係る転がり軸受が組み込まれた燃料電池用のスクロール式圧送機の一形態を示す縦断面図である。 (a)は、図1のクランク機構部におけるスラスト玉軸受を示す縦断面図である。 (b)は、(a)の半平面図である。 図1のスクロール部材を支持する針状ころ軸受を示す縦断面図である。 (a)は、図1のモータ主軸を支持する転がり軸受を示す縦断面図である。 (b)は、(a)の変形例を示す縦断面図である。 本発明に係る転がり軸受が組み込まれた燃料電池用のインペラ式圧送機の一形態を示す縦断面図である。 従来の燃料電池システムの全体構成を示す図である。 従来の転がり軸受が組み込まれた燃料電池用のスクロール式圧送機を示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・旋回スクロール
1b、5b・・・・・・・・・・・・・・・装着部
1a、2a・・・・・・・・・・・・・・・隔壁
2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・固定スクロール
3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・モータ主軸
3a・・・・・・・・・・・・・・・・・・クランクピン
4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スラスト玉軸受
5・・・・・・・・・・・・・・・・・・・静止フレーム
6、23、23’・・・・・・・・・・・・内輪
6a、7a、14a・・・・・・・・・・・転走面
7、14、24、24’・・・・・・・・・外輪
8、16、26・・・・・・・・・・・・・転動体
9、10、11、17、27、28、29・コーティング層
12・・・・・・・・・・・・・・・・・・凹状部
13・・・・・・・・・・・・・・・・・・針状ころ軸受
14b・・・・・・・・・・・・・・・・・鍔
15、25、25’・・・・・・・・・・・保持器
30・・・・・・・・・・・・・・・・・・インペラ式圧送機
31・・・・・・・・・・・・・・・・・・インペラ
31a・・・・・・・・・・・・・・・・・背面
32・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハウジング
32a・・・・・・・・・・・・・・・・・小径部
33・・・・・・・・・・・・・・・・・・回転軸
33a・・・・・・・・・・・・・・・・・肩部
34、42・・・・・・・・・・・・・・・固定ナット
35・・・・・・・・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
36・・・・・・・・・・・・・・・・・・蓋部材
36a・・・・・・・・・・・・・・・・・軸シール
37・・・・・・・・・・・・・・・・・・水蒸気吸込み口
38・・・・・・・・・・・・・・・・・・インペラハウジング
39・・・・・・・・・・・・・・・・・・加圧ボリュート
40、41・・・・・・・・・・・・・・・間座
51・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料電池スタック
52・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料極
52a・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料入口
52b・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料出口
53・・・・・・・・・・・・・・・・・・酸化剤極
53a・・・・・・・・・・・・・・・・・酸化剤入口
53b・・・・・・・・・・・・・・・・・酸化剤出口
54・・・・・・・・・・・・・・・・・・加湿器
55・・・・・・・・・・・・・・・・・・水素タンク
56・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料調圧弁
57・・・・・・・・・・・・・・・・・・エゼクタ圧送機
58・・・・・・・・・・・・・・・・・・供給側水分離器
59・・・・・・・・・・・・・・・・・・排出側水分離器
60・・・・・・・・・・・・・・・・・・流路遮断弁
61・・・・・・・・・・・・・・・・・・配管
62・・・・・・・・・・・・・・・・・・パージ分岐部
63・・・・・・・・・・・・・・・・・・パージ配管
64、69・・・・・・・・・・・・・・・パージガス遮断弁
65・・・・・・・・・・・・・・・・・・パージガス触媒
66・・・・・・・・・・・・・・・・・・圧送機
67・・・・・・・・・・・・・・・・・・水分離器
68・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気パージ配管
70・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気排出管
71・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気調圧弁
80・・・・・・・・・・・・・・・・・・スクロール式圧送機
81・・・・・・・・・・・・・・・・・・固定スクロール
81a・・・・・・・・・・・・・・・・・固定基盤
81b、82b・・・・・・・・・・・・・旋回渦巻部
81c・・・・・・・・・・・・・・・・・外周壁
82・・・・・・・・・・・・・・・・・・旋回スクロール
82a・・・・・・・・・・・・・・・・・旋回基盤
82c・・・・・・・・・・・・・・・・・凹状部
83・・・・・・・・・・・・・・・・・・圧縮機構部
84・・・・・・・・・・・・・・・・・・モータ主軸
84a・・・・・・・・・・・・・・・・・クランクピン
85・・・・・・・・・・・・・・・・・・クランク機構部
86・・・・・・・・・・・・・・・・・・駆動モータ部
87・・・・・・・・・・・・・・・・・・自転防止機構
88・・・・・・・・・・・・・・・・・・吐出口
89・・・・・・・・・・・・・・・・・・針状ころ軸受
90・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロータ
91・・・・・・・・・・・・・・・・・・コイル
92・・・・・・・・・・・・・・・・・・ステータ
93・・・・・・・・・・・・・・・・・・駆動モータ
94・・・・・・・・・・・・・・・・・・モータハウジング
95、96・・・・・・・・・・・・・・・転がり軸受
97・・・・・・・・・・・・・・・・・・リアハウジング

Claims (5)

  1. 燃料電池の圧送機に用いられ、この圧送機の部品が固定された回転軸を回転自在に支承する転がり軸受において、前記転がり軸受が外輪と複数の転動体とを備え、前記外輪の転走面および転動体のうち少なくともどちらか一方の表面に自己潤滑性を有するコーティング層が形成されていることを特徴とする燃料電池用圧送機の転がり軸受。
  2. 前記転がり軸受が内輪を備え、前記内輪と外輪の転走面および転動体のうち少なくとも一つの部材の表面に前記コーティング層が形成されている請求項1に記載の燃料電池用圧送機の転がり軸受。
  3. 前記転動体が保持器を介して転動自在に保持され、この保持器の前記転動体と接触する表面に前記コーティング層が形成されている請求項1または2に記載の燃料電池用圧送機の転がり軸受。
  4. 前記転動体が保持器を介して転動自在に保持され、この保持器が自己潤滑性を有する合成樹脂で形成されている請求項1または2に記載の燃料電池用圧送機の転がり軸受。
  5. 前記コーティング層が固体潤滑剤または軟質金属材料で形成されている請求項1乃至4いずれかに記載の燃料電池用圧送機の転がり軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281196A (ja) * 2007-04-11 2008-11-20 Ntn Corp 二輪車減速機用軸受
JP2009228683A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Ntn Corp 玉軸受の保持器
CN102817921A (zh) * 2012-08-30 2012-12-12 吉林省达美水利水电工程有限公司 轴承及其外圈
US10646866B2 (en) 2012-07-25 2020-05-12 Sony Corporation Microparticle measurement device and liquid delivery method in microparticle measurement device

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