JP4306220B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メタノール、水のような燃料をガス化し、改質器で改質した後、CO除去装置でCO除去を行い、燃料電池スタック(燃料電池本体)に燃料を供給し、発電を行う燃料電池システムに関するものである。更に、本発明は、燃料供給源として、水素タンク、水素貯蔵合金等の水素保存手段から燃料としての水素を燃料電池スタックに供給し、発電する燃料電池システム、あるいは、メタノール水のような水素含有化合物から改質器で水素を取り出し、CO除去装置等の不純物除去装置で不純物を除去し、燃料電池スタックに水素を供給し、発電する燃料電池システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車、船舶、宇宙船等の動力源として燃料電池を用いることの検討が進められているが、メタノールを原料とする固体高分子電解質型燃料電池は、比較的低温(100℃以下)で発電が行われ、出力密度が高く、低温で作動し、電池構成材料の劣化が少なく、起動が容易である等の長所があることから、特に、自動車等の輸送体の動力源として有効とされている。
【0003】
固体高分子電解質型燃料電池の基本的構成は、固体高分子電解質膜の両面を、白金等の貴金属を触媒とする多孔質のカソード(酸素極)とアノード(燃料極)の両ガス拡散電極で挟んで重ね合わせてなるセルを、セパレータを介して積層して燃料電池スタックとし、各セパレータの表裏両面にガス通路を形成し、カソード側のガス通路には酸化剤ガスを給排させ、アノード側のガス通路には燃料ガスを給排させるようにし、更に、燃料電池の反応が発熱反応であることから、数セルに1つずつの冷却部が設けられた構成が一般的である。
【0004】
このような構成の固体高分子電解質型燃料電池を用いた発電装置として、例えば、図1に示す如きシステム構成のものが知られている。即ち、固体高分子電解質膜1の両面をカソード2とアノード3の両ガス拡散電極で狭持してなるセルをセパレータを介して積層して燃料電池スタックとし、更に数セルに1つずつの冷却部4を備える固体高分子電解質型燃料電池Iのアノード3入口側に、上流側より順に改質器5、熱交換器6、シフトコンバータ7、CO除去器8をそれぞれ設置し、燃料タンク9から供給されるメタノールを、メタノール蒸発器10を経て改質器5に導入させるようにメタノール供給ライン11を設け、一方、水タンク12からの水の一部を蒸気発生器13で水蒸気にして送る水蒸気ライン14をメタノール供給ライン11に接続してメタノールと水蒸気とを改質器5に導入して水蒸気改質を行わせるようにすると共に、水の他の一部を、冷却用として熱交換器6とCO除去器8を通過させるようにし、改質器5で改質された燃料ガスFGを、熱交換器6で水タンク12からの冷却水により冷却した後、200℃で運転されるシフトコンバータ7でシフト反応を行って、固体高分子電解質型燃料電池Iの触媒毒となる一酸化炭素(CO)の濃度をCO除去器8が処理可能な濃度(1%以下)に低減するようにする。また、100〜150℃程度で運転されるCO除去器8でCO除去処理された燃料ガスFGが加湿器15を経て固体高分子電解質型燃料電池Iのアノード3へ供給するようにしてある。
【0005】
一方、固体高分子電解質型燃料電池Iのカソード2の入口側には、酸化剤ガスとして空気Aをターボチャージャ16のコンプレッサ17で圧縮して加湿器15を経て供給するようにすると共に、一部を分岐してCO除去器8に入れてCOの燃焼に用いるようにしてあり、また、カソード2から排出されたカソード排ガスCGの全量と、アノード3から排出されたアノード排ガスAGの一部とを燃焼器19で燃焼させた後、改質器5の燃焼室に導入し、改質器5の改質室内のメタノールを改質触媒の存在下で250℃になるように熱を吸熱して反応させて燃料ガスFGに改質するようにしてある。
【0006】
また、改質器5の燃焼室より排出された排ガスは、アノード3から排出されたアノード排ガスAGの一部とともに燃焼器20で燃焼させられた後にタービン18に導いてコンプレッサ17を駆動させるようにし、タービン18から排出された排気ガスは蒸気発生器13、メタノール蒸発器10を通して排気ガスとして排出させるようにしてある。更に、水タンク12からの冷却水の一部は、加湿器15を経て固体高分子電解質型燃料電池Iの冷却部4を通過させられるようにしてあり、冷却部4を通過させられた冷却水は、冷却器21で冷却されて水タンク12へ入れられるようにしてあり、また、カソード排ガスライン22中の気水分離器23及びアノード排ガスライン24中の気水分離器25で各々分離された水は、熱交換器6及びCO除去器8を通過した水とともに水タンク12へ戻されるようにしてある。
【0007】
また、燃料電池として水素タンク方式も知られており、例えば図2に示すようなシステム構成のものが知られている。図中、符号51は、固体高分子電解質膜を間に挟んで燃料極53と酸化剤極55とを相互に対向配置し、更にセパレータで挟持して複数積層して構成される燃料電池スタックである。また、符号57は加湿器であり、燃料ガスおよび酸化剤ガスが、それぞれ半透膜を介して純水と隣接し、水分子が半透膜を通過することにより燃料ガスおよび酸化剤ガスに対して加湿を行うものである。
【0008】
水素タンク59には水素が貯えられており、この水素は燃料調圧弁61により調圧された後、エゼクタ圧送機63、供給側水分離器65及び加湿器57を通り、燃料電池スタック51に対し燃料極53の燃料入口53aから供給される。燃料極53の燃料出口53bから排出される水素と水蒸気との混合ガスは、排出側水分離器67、流路遮断弁69を通り、エゼクタ圧送機63で原燃料ガスと混合され、この混合ガスが供給側水分離器65及び加湿器57を経て燃料電池スタック51の燃料極53に循環される。
【0009】
また、排出側水分離器67と流路遮断弁69との間の配管71には、パージ分岐部73にて、水素をパージさせるパージ配管75が分岐接続され、パージ配管75にはパージガス遮断弁77及びパージガス触媒79がそれぞれ設けられている。
【0010】
酸化剤としての空気は、圧送機81によって加湿器57を経て燃料電池スタック1の酸化剤極55に、酸化剤入口55aから供給される。酸化剤極55の酸化剤出口55bから排出される排気は、水蒸気と液水を含み、水分離器83によって液水分が分離される。水分離器83には、水素パージ時の空気供給用の空気パージ配管85及びパージガス遮断弁87が設けてあり、水素パージ時にはパージガス触媒79に空気が供給されて外部に排出される。また、空気パージ配管85には、空気排出管89が分岐接続され、空気排出管89には空気調圧弁91が設けられている。
【0011】
更に、燃料電池スタック51の発電状態はセンサ(図示せず)で検知され、検知信号を受けて発電状態に応じて、水素圧力及び空気圧力を燃料調圧弁51及び空気調圧弁91で調整するようフィードバック制御するとともに、空気流量をコンプレッサ81の回転数により調整するようフィードバック制御する構成となっている。
【0012】
また、上記したような燃料電池システムでは、蒸気となった燃料、燃料ガス、高温の燃料あるいは圧縮空気を各機器間に送り込む必要があり、圧送ポンプやターボチャージャなど各種の圧送機が使用され、その圧送機には多くの場合軸受が組み込まれている。
【0013】
例えば、図3はこのような圧送機の一例(インペラ式圧送機)を示す断面図であるが、図示されるように、回転軸31にインペラ32が取り付けられており、この回転軸31が転がり軸受33a、33bで支持されている。そして、回転軸31の高速回転に伴ってインペラ32が高速回転すると、水蒸気吸込み口34から吸込まれた水蒸気がインペラ32の遠心力で加圧され、ハウジング35とバックプレート36とで形成された加圧ボリュート37を通って水蒸気吐出口38から圧送される。また、この圧送機では、シーリング部材39のシール性が低下してくると、水蒸気がインペラ32の背面の背面空間40から回転軸31とシーリング部材39との間隙41を通って転がり軸受33a、33bに達するため、これを防ぐためのバッフル42とブッシュ43とが回転軸31に付設されている。
【0014】
また、転がり軸受33a、33bには、潤滑のためにグリースが封入され、従来ではリチウム石鹸−鉱油系グリースが一般的に使用されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、特に改質器5で改質された燃料ガスを燃料電池スタックに圧送する圧送機や、蒸気発生器13から改質器5に蒸気を圧送する圧送機では、高温水蒸気下で使用されることから、グリースの耐熱性も重要になっているが、リチウム石鹸−鉱油系グリースは高温で劣化し易く、圧送機寿命やひいてはシステム全体の寿命を短くしてしまうことが考えられる。更に、グリース中に揮発成分が多いと、これが燃料電池スタックの触媒毒となることも考えられ、好ましいものではい。
【0015】
また、水素タンク方式燃料電池システムにおいても、エゼクタ圧送機63が同様の問題を抱えている。
【特許文献1】
特公平3−26717号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、機器間に各種流体を圧送するための圧送機に組み込まれる転がり軸受のグリース劣化を防止して、長期にわたり安定動作を維持できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討の結果、以下の通りのグリースを封入した転がり軸受を燃料電池システムに使用することにより、より長寿命で信頼性のあるものとすることができることを知見した。
【0018】
即ち、上記の目的を達成するために本発明は、少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムにおいて、前記圧送機が、フッ素樹脂とフッ素油とからなるフッ素グリースが封入された転がり軸受を備えることを特徴とする燃料電池システム、並びに少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムにおいて、前記圧送機が、ジウレア化合物と合成油とからなるウレアグリースが封入された転がり軸受を備えることを特徴とする燃料電池システムを提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の燃料電池システムに関して詳細に説明するが、燃料電池システム自体の構成は制限されるものではなく、図1に示したような固体高分子電解質型燃料電池システム並びに図2に示したような水素タンク方式燃料電池システムを例示することができる。
【0020】
また、圧送機についても制限はなく、図3に示したようなインペラ式圧送機の他にも、例えば以下に示すスクロール式、斜板式、スクリュー式等の圧送機を使用できる。
【0021】
図4はスクロール式圧送機の一例を示す側面断面図である。図示されるスクロール式圧送機100は、固定スクロール111と旋回スクロール112とからなる圧縮機構部110と、モータ主軸122に対して偏心して設けられたクランクピン122aにより旋回スクロール112を旋回させるクランク機構部130と、モータ主軸122を回転させる駆動モータ部120とからなる。
【0022】
クランク機構部130は、旋回スクロール112の自転を防止する自転防止機構132が配設されている。自転防止機構132には、図4に示すボールカップリング134の他にもオルダムカップリングやピン&リングカップリング等がある。また、自転防止機構132としては、特開2002−70762号公報に開示されているような転がり軸受を用いたクランク機構が知られているが、上記何れの自転防止機構を採用しても構わない。
【0023】
固定スクロール111は、円盤状に形成された固定基盤111aと、この固定基盤111aから立設した渦巻状の旋回渦巻部111cと、この旋回渦巻部111cを覆う外周壁111bとからなる。旋回スクロール112は、円盤状の旋回基盤112bと、この旋回基盤112bから立設した渦巻状の旋回渦巻部112aとからなる。旋回基盤112bのリア側中央には有底円筒状の凹状部112cが設けられている。固定基盤111aにおける図4中上下方向略中央には、固定スクロール111及び旋回スクロール112間で圧縮された空気等の吐出口114が設けられている。
【0024】
凹状部112cをハウジングとして針状ころ軸受133が凹状部112cの内周側に挿入されている。この針状ころ軸受133は、モータ主軸122のクランクピン122aを回転軸として、旋回スクロール112を回転自在に支えている。
【0025】
駆動モータ部120において、駆動モータ121は、モータ主軸122に嵌め合わされたロータ123と、ロータ123の外周側に設けられてコイル124を巻回されたステータ125とを、モータハウジング101内に備えてなる。
【0026】
モータ主軸122は、モータハウジング101に転がり軸受102を介して回転自在に支持されるとともに、リア側(図4中右側)の端部を転がり軸受103を介してリアハウジング104に回転自在に支持されている。また、モータ主軸122は、転がり軸受102よりクランクピン122a側において、モータハウジング101との間にシール106が介在されるとともに、リア側(図4中右端部側)において、リアハウジング104との間にシール107が介在されている。更に、モータ主軸122には、バランスウェイト122bが設けられており、バランスウェイト122bによって、旋回スクロール112の旋回時に生じる慣性モーメントを打ち消され、振動低減が図られている。
【0027】
上記の如く概略構成されるスクロール式圧送機100では、駆動モータ121に電力が供給されると、モータ主軸122が回転し、その回転が駆動クランク機構130を介して旋回スクロール112に伝達される。旋回スクロール112は、モータ主軸122の回転に伴って、固定スクロール111と噛み合いつつ旋回し、図示しない吸入口から固定スクロール111との間に空気等を吸入するとともに、固定スクロール111との間で圧縮させる。その後、圧縮された空気等を吐出口114から燃料電池の電極側に吐出させる。
【0028】
また、スクロール式圧送機として図5に示す構成のものも知られている。図示されるスクロール式圧送機140において、クランク機構部150は、旋回スクロール112に旋回運動を行わせる駆動クランク機構151、及び旋回スクロール112の自転を防止する従動クランク機構152で構成されている。
【0029】
従動クランク機構152は、旋回スクロール112に設けられた凹状保持部112cと、従動クランク軸153のクランクピン153a及びクランクピン153aを旋回スクロール112に対して回転自在とする転がり軸受154とからなる。従動クランク軸153は、クランクピン153aとは反対側を転がり軸受155を介してモータハウジング101に回転自在に支持されている。
【0030】
また、従動クランク軸153には、モータ主軸122と同様にバランスウェイト153bが設けられており、バランスウェイト153bによって、旋回スクロール112の旋回時に生じる慣性モーメントを打ち消され、振動の低減が図られている。その他の構成及び作用については、図4に示したスクロール式圧送機100と同様であり、同一の部位には同一の符号を付してある。
【0031】
図6は斜板式圧送機の一例を示す側面断面図である。図示される斜板式圧送機160は、燃料電池の電極に送る空気等の流体を、斜板171の回転に伴う両頭ピストン172の往復動で圧縮する圧縮機構部170と、駆動モータ181のモータ主軸182の回転により圧縮機構部170を駆動する駆動モータ部180とを備える。
【0032】
圧縮機構部170において、両頭ピストン172は、シリンダブロック161のクランク室163内にモータ主軸182の軸方向に沿って往復動可能に設けられており、斜板171にシュー173を介して連結されている。また斜板171は、モータ主軸182の外周面に、モータ主軸182と一体回転可能に挿着されており、シリンダブロック161内に設けられた支持部材162に、スラスト軸受174を介して回転自在に支持されている。
【0033】
駆動モータ部180において、駆動モータ181は、モータ主軸182に嵌入されたロータ183と、ロータ183の外周側に設けられ、コイル184を巻回されたステータ185とを、モータハウジング186内に備えてなる。
【0034】
モータ主軸182は、軸方向略中央より図6中左側を、図6中左右一対の転がり軸受187を介してモータハウジング186に回転自在に支持されるとともに、軸方向略中央より図6中右側を、図6中左右一対の転がり軸受175を介して支持部材162に回転自在に支持されている。
【0035】
上記の如く構成される斜板式圧送機160では、駆動モータ181に電力が供給されると、モータ主軸182が回転し、その回転が斜板171及びシュー173を介して両頭ピストン172に伝達される。両頭ピストン172は、モータ主軸182の回転に伴ってクランク室163内で軸方向に沿って往復動することにより、空気等を吸入・圧縮させ、燃料電池の電極側に吐出させる。
【0036】
図7はスクリュー式圧送機の一例を示す側面断面図である。図示されるスクリュー式圧送機190は、燃料電池の電極に送る空気等の流体を、主ロータ201と副ロータ202とを噛み合わせて回転させることで圧縮する圧縮機構部200と、駆動モータ181のモータ主軸182の回転により圧縮機構部200を駆動する駆動モータ部180とを備える。なお、駆動モータ部180については、図6に示した斜板式圧送機160と同様であり、同一の符号を付して説明を省略する。
【0037】
圧縮機構部200において、主ロータ201及び副ロータ202はそれぞれ、対応する螺旋状に形成されて互いに噛み合わせることで協働して回転可能な構成である。主ロータ201は、図7中左側の回転軸201aを図7中左右一対の転がり軸受203を介してハウジング207に回転自在に支持されるとともに、図7中右側の回転軸201aを転がり軸受204を介してハウジングに回転自在に支持されている。また、副ロータ202は、図7中左側の回転軸202aを図7中左右一対の転がり軸受205を介してハウジング207に回転自在に支持されるとともに、図7中右側の回転軸202aを転がり軸受206を介してハウジング207に回転自在に支持されている。
【0038】
また、主ロータ201の図7中左右両側の回転軸201aにおいて、転がり軸受203,204に対して軸方向内側には、ハウジング207との間にシール208が介在されている。副ロータ202の図7中左右両側の回転軸202aにおいて、転がり軸受205,206より軸方向内側には、ハウジング207との間にシール209が介在されている。
【0039】
主ロータ201及び副ロータ202は、図7中左側の回転軸201a,202aにそれぞれ設けられた連結ギア210を介して連動される。主ロータ201の図7中左側の回転軸201aの左端部には、被駆動ギア211が設けられており、被駆動ギア211は、駆動モータ181のモータ主軸182に嵌合された駆動軸188の駆動ギア189に噛合されている。従って、主ロータ201は、モータ主軸182の回転を、駆動軸188、駆動ギア189及び被駆動ギア211を介して伝達される。主ロータ201の回転は、連結ギア210を介して副ロータ202に伝達される。
【0040】
また、駆動軸188は、図7中左右一対の転がり軸受212を介してハウジング213に回転自在に支持されている。駆動軸188とハウジング213との間には、シール214が介在されている。
【0041】
上記の如く構成されるスクリュー式圧送機190では、駆動モータ181に電力が供給されると、モータ主軸182が回転し、その回転が駆動軸188、駆動ギア189、被駆動ギア211を介して主ロータ201の回転軸201aに伝達される。同時に、主ロータ201の回転軸201aから連結ギア210を介して副ロータ202の回転軸202aに伝達される。主ロータ201及び副ロータ202は、噛み合い回転することにより、空気等を吸入・圧縮させ、燃料電池の電極側に吐出させる。
【0042】
また、これら圧送機に組み込まれる各転がり軸受にも構造上の制限がないが、シールもしくはシールドを備えることが好ましい。そして、本発明においては、これらの転がり軸受には、下記に詳述されるグリースが封入される。
【0043】
グリースとしては、耐水性、耐熱性に優れる、フッ素樹脂とフッ素油とからなるフッ素グリース、もしくはウレア化合物と合成油とからなるウレアグリースを使用できる。リチウム石鹸等の単純な金属石鹸系の増ちょう剤を使用したグリースは、ウレア系やフッ素系の増ちょう剤等を使用したグリースに比べ吸水性があるため、使用中に水分を含みやすく、そのため軸受に錆を発生させたり、グリースそのものが流出しやすくなり好ましくない。また、軸受に使用したときの通常の漏れも剪断安定性に優れるウレア系グリースまたはフッ素樹脂系グリースが優れている。
【0044】
具体的には、増ちょう剤となるフッ素樹脂としては、四フッ化エチレン(PTFE樹脂)、四フッ化エチレン-パーフルオロエチレンアルキルビニルエーテル共重合体(PFA樹脂)、四フッ化エチレン-エチレン共重合体(FEP樹脂)、フッ化ビニリデン(PVDF)等の微粉末を挙げることができる。
【0045】
何れのグリースにおいても、増ちょう剤がグリース全量に対して5〜50質量%含まれるようにするのが良い。増ちょう剤含有量がこの範囲であれば、グリース漏れを有効に防ぐことができる。また、増ちょう剤含有量が5質量%未満では、良好なグリース状が得られず、50質量%を越えるとグリースが硬化し好ましくない。
【0046】
一方、基油については、フッ素油としては、パーフルオロポリエーテル油、クロロパーフルオロエーテル油等が挙げられる。また、合成油としては、エーテル油、エステル油、合成炭化水素油、シリコーン油が好ましく、具体的には、合成炭化水素油としてはポリ−α−オレフィン油等を、エーテル油としてはジアルキルジフェニルエーテル油、アルキルトリフェニルエーテル油、アルキルテトラフェニルエーテル油等を、エステル油としてはジエステル油、ポリオールエステル油またはこれらのコンプレックスエステル油、芳香族エステル油、メチルシリコーン油、フェニルメチルシリコーン油、フルオロシリコーン油等を挙げることができる。これらの合成油は、単独で使用してもよく、混合油として使用してもよい。中でも、高温、高速での潤滑性能並びに潤滑寿命を考慮すると、エステル油、エーテル油の含有が望ましい。また、必要に応じて鉱油を配合してもよく、鉱油としてはパラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油を挙げることができる。
【0047】
また、これらグリースには、適切な防錆性を付与するため各種の防錆剤を加えるのがよい。特に限定はしないが、フッ素油以外の基油の場合はエステル系、アミン系、スルホン酸やカルボン酸の金属塩系、界面活性剤系の防錆剤が好適である。
【0048】
更には、二流化モリブデンやグラファイド等の固体潤滑剤を添加してもよく、下記に示すような各種添加剤を添加してもよい。
【0049】
〔酸化防止剤〕
酸化防止剤としてゴム、プラスチック、潤滑油等に添加する老化防止剤、オゾン劣化防止剤、酸化防止剤から適宜選択して使用する。例えば、以下の化合物を使用することができる。即ち、フェニル−1−ナフチルアミン、フェニル−2−ナフチルアミン、ジフェニル−p−フェニレンジアミン、ジピリジルアミン、フェノチアジン、N−メチルフェノチアジン、N−エチルフェノチアジン、3,7−ジオクチルフェノチアジン、p,p′−ジオクチルジフェニルアミン、N,N′−ジイソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン等のアミン系化合物、2,6−ジ−tert−ジブチルフェノール等のフェノール系化合物等を使用することができる。
【0050】
〔防錆剤・金属不活性化剤〕
防錆剤として、例えば以下の化合物を使用することができる。即ち、有機スルホン酸のアンモニウム塩、バリウム、亜鉛、カルシウム、マグネシウム等アルカリ金属、アルカリ土類金属の有機スルホン酸塩、有機カルボン酸塩、フェネート、ホスホネート、アルキルもしくはアルケニルこはく酸エステル等のアルキル、アルケニルこはく酸誘導体、ソルビタンモノオレエート等の多価アルコールの部分エステル、オレオイルザルコシン等のヒドロキシ脂肪酸類、1−メルカプトステアリン酸等のメルカプト脂肪酸類あるいはその金属塩、ステアリン酸等の高級脂肪酸類、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、高級アルコールと高級脂肪酸とのエステル、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、2−メルカプトチアジアゾール等のチアゾール類、2−(デシルジチオ)−ベンゾイミダゾール、ベンズイミダゾール等のイミダゾール系化合物、あるいは、2,5−ビス(ドデシルジチオ)ベンズイミダゾール等のジスルフィド系化合物、あるいは、トリスノニルフェニルフォスファイト等のリン酸エステル類、ジラウリルチオプロピオネート等のチオカルボン酸エステル系化合物等を使用することができる。また、亜硝酸塩等も使用することができる。金属不活性化剤として、例えばベンゾトリアゾールやトリルトリアゾール等のトリアゾール系化合物を使用することができる。
【0051】
〔油性剤〕
油性剤として、例えば以下の化合物を使用することができる。即ち、オレイン酸やステアリン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール等の脂肪酸アルコール、ポリオキシエチレンステアリン酸エステルやポリグリセリルオレイン酸エステル等の脂肪酸エステル、リン酸、トリクレジルホスフェート、ラウリル酸エステルまたはポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸等のリン酸エステル等を使用することができる。また、基油がフッ素油の場合は、酸化マグネシウム、酸化チタン等の無機系防製剤やベンゾトリアゾール等のトリアゾール系防製剤が好適に使用できる。
【0052】
〔極圧剤、摩耗防止剤〕
例えば、テルルのジチオカルバミン酸塩とリン酸エステル、もしくはモリブデンのジチオカルバミン酸塩と亜鉛のジチオカルバミン酸塩との組み合わせ等、従来公知の極圧剤を単独あるいは併用することにより、耐荷重性や極圧性を更に向上させることができる。具体的には、以下の化合物を使用することができる。即ち、有機金属系のものとしては、ジチオリン酸モリブデン等の有機モリブデン化合物、ジチオリン酸亜鉛、亜鉛フェネート等の有機亜鉛化合物、ジチオカルバミン酸アンチモン、ジチオリン酸アンチモン等の有機アンチモン化合物、ジチオカルバミン酸セレン等の有機セレン化合物、ナフテン酸ビスマス、ジチオカルバミン酸ビスマス等の有機ビスマス化合物、ジチオカルバミン酸鉄、オクチル酸鉄等の有機鉄化合物、ジチオカルバミン酸銅、ナフテン酸銅等の有機銅化合物、ナフテン酸鉛、ジチオカルバミン酸鉛等の有機鉛化合物、マレイン酸スズ、ジブチルスズスルファイド等の有機スズ化合物、あるいは、アルカリ金属、アルカリ土類金属の有機スルホネート、フェネート、ホスホネート、金、銀、チタン、カドミウム等の有機金属化合物も必要ならば使用できる。硫黄系化合物としては、ジベンジルジスルフィド等のスルフィドあるいはポリスルフィド化合物、硫化油脂類、無灰系カルバミン酸化合物類、チオウレア系化合物、もしくはチオカーボネート類等を使用することができる。また、その他、塩素化パラフィン等のハロゲン系の極圧剤、あるいは、二流化モリブデン、二流化タングステン、グラファイト、PTFE、硫化アンチモン、窒化硼素等の硼素化合物等の固体潤滑剤を使用することができる。
【0053】
これらの添加剤の中では、比較的高温度に曝されることを考慮すると、フッ素油以外の基油の場合は、特に酸化防止剤を組み合わせて使用するのが好ましい。また、添加量は、通常グリースに添加される量で構わない。
【0054】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
【0055】
(試験グリースの調製)
下記の表1に示す配合にて、試験グリースA〜Gを調製した。尚、グリースB、C、E及び市販のリチウム石鹸−鉱油系グリースは比較例である。
【0056】
(含水耐久試験)
接触型密封シール付玉軸受6203DD(日本精工製)を用い、これに試験グリースを封入して試験軸受とした。そして、この試験軸受を120℃、ラジアル荷重100N、アキシアル荷重100N、内輪回転速度2000rpmで回転させ、24時間毎に回転を止めて注射器で0.3mlの水を軸受内部に注入した。そして、異常音の発生、起動不可あるいは起動から1分を越えてからも、モータ電流値が無負荷時の+10%以上となったときに焼付きと判定し、それまでの時間を計測した。結果を表1に併記する。
【0057】
【表1】
Figure 0004306220
【0058】
表1より、本発明に従い、フッ素樹脂とフッ素油とからなるフッ素グリース(グリースG)、もしくはウレア化合物と合成油とからなるウレアグリース(グリースA,グリースD、グリースFを封入した試験軸受は、リチウムコンプレックスと合成油とからなるリチウムコンプレックスグリース(グリースB、グリースE)及び市販リチウム−鉱油系グリースを封入した試験軸受に比べて優れた耐久性能を示すことがわかる。また、基油に鉱油を用いたグリースC(比較例)では、耐久性能にやや劣っている。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、特定のグリースを封入した転がり軸受を圧送機に組み込むことにより、グリース漏れに起因する燃料電池システム全体としての動作不良を防ぐことができ、特に自動車駆動用の燃料電池システムとして有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池システムの一例(固体高分子電解質型燃料電池)の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の燃料電池システムの他の例(水素タンク方式燃料電池)の全体構成を示す図である。
【図3】本発明の燃料電池システムに使用される圧送機の一例(インペラ式圧送機)を示す断面図である。
【図4】本発明の燃料電池システムに使用される圧送機の他の例(スクロール式圧送機)を示す断面図である。
【図5】スクロール式圧送機の他の例を示す断面図である。
【図6】本発明の燃料電池システムに使用される圧送機の他の例(斜板式圧送機)を示す断面図である。
【図7】本発明の燃料電池システムに使用される圧送機の他の例(スクリュー式圧送機)を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固体高分子電解質膜
2 カソード
3 アノード
4 冷却部
5 改質器
6 熱交換器
7 シフトコンバータ
8 CO除去器
9 燃料タンク
10 メタノール蒸発器
11 メタノール供給ライン
12 水タンク
13 蒸気発生器
14 水蒸気ライン
15 加湿器
16 ターボチャージャ
17 コンプレッサ
18 タービン
19 燃焼器
20 燃焼器
21 冷却器
22 カソード排ガスライン
23 気水分離器
24 アノード排ガスライン
25 気水分離器
31 回転軸
32 インペラ
33a,33b 転がり軸受
34 水蒸気吸込み口
35 ハウジング
36 バックプレート
37 加圧ボリュート
38 水蒸気吐出口
39 シーリング部材
40 背面空間
41 間隙
42 バッフル
43 ブッシュ

Claims (6)

  1. 少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムにおいて、
    前記圧送機が、フッ素樹脂とフッ素油とからなるフッ素グリースが封入された転がり軸受を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 少なくとも、燃料電池スタック及び各種流体を輸送するための圧送機を具備する燃料電池システムにおいて、
    前記圧送機が、ジウレア化合物と合成油とからなるウレアグリースが封入された転がり軸受を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 合成油がエステル油または合成炭化水素油であることを特徴とする請求項2記載の燃料電池システム。
  4. 燃料電池システムが、自動車駆動用の燃料電池システムであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 転がり軸受が、シールあるいはシールド付であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 更に、少なくとも、燃料タンク、燃料蒸発器、改質器、CO除去装置を具備することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の燃料電池システム。
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