JP2004270264A - 型枠パネル及び補助金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】釘やねじ等の固定具を用いて型枠パネルの表面に内装材や外装材の取り付けができるようにする。
【解決手段】金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネル1において、前記凹凸の一部2を袋状にする。そして、その袋状箇所2に内装材(又は外装材)を当て、その上から固定具を袋状箇所2に挿入して固定する。コンクリート打設時、袋状箇所2にコンクリートが入り込まないので、固定具を袋状箇所2に容易に挿入させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、土木建築工事おいてコンクリート型枠の堰板に使用される金属製の型枠パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
森林保護の観点から、合板製の型枠パネルに代わり金属製の型枠パネルの使用が進められている。この金属製の型枠パネルは、コンクリートを打設した後、硬化したコンクリート躯体の表面に一体化したまま残されるので、当該型枠パネルの解体、撤去の必要がない、コンクリートの品質劣化を防げるといった利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
反面、コンクリート躯体の表面が金属製の型枠パネルで覆われていることは、化粧用、防水用モルタルの塗布や、内装材、外装材の取付けを困難にしている。このため、従来の型枠パネルは、専ら構造物の基礎部分の型枠にだけ使用されていた。本発明は、上記従来の金属製型枠パネルの不都合を解消して、構造物の基礎部分以外の型枠にも好適に使用可能な金属製型枠パネルを提供することを課題としている。加えて、その型枠パネルを用いた型枠の組立を容易にする補助金具を提供することも課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明にかかる型枠パネルは、金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネルにおいて、前記凹凸の一部を袋状にしたことを特徴としている。
【0005】
袋状箇所の開口部をコンクリート打設側に向け、折り曲げ線が上下方向になるよう型枠パネルを建て込む。コンクリート打設時、袋状箇所にはコンクリートが入り込まない。コンクリート打設後、型枠パネルの外側面(コンクリート打設側の反対側)に内装材や外装材をビス等の固定具で取り付ける。固定具は袋状箇所に挿入する。袋状箇所にはコンクリートがないので、固定具を容易に挿入できる。袋状箇所の開口部分を狭くしておき、そこに固定具の先端部が挟み込まれるようにすれば、固定具が基部と先端部の2箇所で固定されるので、取付強度が向上する。
【0006】
また、上記型枠パネルにはコンクリート打設時に余剰水を排出するための余剰水排出孔を前記袋状箇所以外に設けておくのが好ましい。余剰水排出孔としては、切断されずに残された輪郭の一部を介して輪郭の内側部と外側部とが連結しており、外圧がかかっていない状態では輪郭の内側部がコンクリート打設側に若干突出し、コンクリート打設側が加圧されると輪郭の内側部が撓んで輪郭の外側部と同一面上に位置する構成とするのが好適である。この構成によれば、常態では輪郭の内側部と外側部との間に隙間があるので余剰水を良好に排出し、バイブレータを掛けてコンクリート打設側が加圧された場合には孔が塞がりコンクリートが漏出するのを防ぐように作用する。
【0007】
次に、本発明にかかる第一の補助金具は、金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネルと組み合わせて使用される補助金具であって、所定幅で直線状の底面部と該底面部の幅方向両端から上方に起立する一対の起立部とからなる断面U字状をし、少なくとも一方の起立部に、その上端から下方に向けて下位側ほど互いの間隔が狭くなる一対の切り込みが形成されていることを特徴としている。
【0008】
この第一の補助金具は、型枠の直線部に建て込まれる型枠パネルの下端部を保持するために、捨てコンクリートの上面に固着具、例えばコンクリート釘で固定する。固定に際しては、一対の切り込みに挟まれた小片部を外側に屈曲させ、その小片部に挿通したコンクリート釘を捨てコンクリートに打ち込む。外側に屈曲させた小片部が支えとなり、当該補助金具が単独で使用時の姿勢を維持できる。
【0009】
また、本発明にかかる第二の補助金具は、金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネルと組み合わせて使用される補助金具であって、所定幅で中途部が所定角度に屈曲した底面部と該底面部の幅方向両端から上方に起立する一対の起立部とからなる断面U字状をし、底面部に固着具挿通用の長穴が形成されていることを特徴としている。
【0010】
この第二の補助金具は、型枠のコーナー部に建て込まれる型枠パネルの下端部を保持するために、捨てコンクリートの上面に固着具、コンクリート釘で固定する。固定に際しては、長穴に挿通したコンクリート釘を捨てコンクリートに打ち込む。コンクリート釘を挿通する位置には融通性がある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1乃至図3に示す型枠パネル1は、金属板(肉厚0.2〜1.0mm)を縦方向の折り曲げ線に沿って所定の形状に折り曲げ、それを亜鉛等でメッキしたもので、リブ部2と波形部3と平板部4とが横方向に並列に配置されている。
【0012】
リブ部2は、図2に示すように、平板部4,4に続く絞り部分2aと、その先に形成された断面二等辺三角形の袋状部分2bとからなり、袋状部分2bの内部空間と外部空間とが絞り部分2aの隙間を介して繋がった構造となっている。絞り部分2aは、平板部4に対し直角に屈曲した2つの部位を互いに近接する位置で対面させ、両者間にほとんど隙間が生じないようにしている。このような断面袋状にすることにより、リブ部全体としては柱状になり、圧縮や曲げに対し強い構造となっている。また、絞り部分2aを設けることにより、コンクリート打設時に袋状部分2bにコンクリートが流入しない構造になっている。
【0013】
波形部3は、表面側(リブ部2の袋状部分2bがある側)に凸となる部分3aと凹となる部分3bとを交互に配置して、断面波形に形成されている。凹部分3bには縦方向のスリット5が等間隔で複数形成され、この凹部分3bを人手だけで容易に屈曲させられる。凸部分3aの屈曲角度も変更可能である。このため、各部分3a,3bの角度を適当に変更して、波形部3を所望の形状に曲げられる。また、各部分3a,3bの角度を大きくして波形部3の横幅を拡張させたり、各部分3a,3bの角度を小さくして波形部3の横幅を縮小させたりすることもできる。なお、スリット5は、コンクリート打設時に余剰水を排出する役割も有している。
【0014】
平板部4には、縦方向の同一直線上に余剰水排出孔6が等間隔で複数形成されている。この余剰水排出孔6は、図3に示すように、円形をした輪郭の上部が切断されずに残されており、この非切断部6aを介して輪郭の内側部6bが外側部と繋がった形態をしている。したがって、余剰水排出孔6は完全に開口した孔ではなく、初期状態では半ば閉塞した状態にあり、セパレータを挿通する場合など、必要に応じて輪郭の非切断部6aを切断もしくは折り曲げて輪郭の内側部6bを除去することにより孔が完全に開口するようになっている。余剰水排出孔6の形状は、円形に限定されず、楕円形や四角形など加工のしやすさ等々も考慮して適宜形状を選択すればよい。
【0015】
また、非切断部6aは裏面側にクランク状に屈曲しており、初期状態で輪郭の内側部6bがパネル面よりも若干裏面側に位置するようになっている。クランク状の非切断部6aは可撓性を有する構造であるので、裏面側に圧力がかかると、図3(b)において鎖線で示すように、非切断部6aが表面側へ回動するようになっている。
【0016】
次に、この型枠パネル1を用いて、図4に示す型枠を組み立てる手順について説明する。
【0017】
まず、捨てコンクリート10の上に、型枠の平面形状に合わせて直線部用の補助金具であるライナー11を敷設しコンクリート釘で固定する。ライナー11は、図5(a)に示すように、所定幅で直線状の底面部11aと該底面部の両端から上方に起立する高さの異なる一対の起立部11b,11cとからなる断面略U字形をした長尺な金属材である。起立部11b,11cの上端部は、補強と取扱時の安全のため外側に折り返してある。低い方の起立部11cには、上端から下方に向けて下位側ほど互いの間隔が狭くなる一対の切り込み11dが適当間隔で形成されている。一対の切り込み11dに挟まれた小片部11eに、小孔11fが上下2段に穿設されている。
【0018】
使用時には、図5(b)に示すように、小片部11eを外側に屈曲させ、上下いずれかの小孔11fに挿通したコンクリート釘12を捨てコンクリート10に打ち込んで、当該ライナー11を固定する。小片部11eを外側に屈曲させることにより、この小片部11eが支えとなってライナー11が単独で使用時の姿勢を維持することができるので、手による補助が不要となり、作業を円滑に行える。一対の切り込み11dの間隔が下位側ほど狭くなっているので、小片部11eを基部で容易に屈曲させられる。また、上記形状であることにより、図5(c)に示すように、両起立部11b,11cの間に釘打ち機のヘッドHを挿入し、該ヘッドを利用して小片部11eを屈曲させられるので、効率良く作業ができる。
【0019】
型枠のコーナー部には、コーナー部用の補助金具として図6に示すコーナー金具13を用いる。このコーナー金具13は、所定幅で中途部が直角に屈曲した底面部13aと該底面部の両端から上方に起立する一対の起立部13b,13cとからなる断面U字形の金属材である。底面部13aにはコンクリート釘用の長穴13dが形成され、起立部13b,13cにはビス用の小孔13eが形成されている。長穴13dに挿通したコンクリート釘を捨てコンクリートに打ち込んで、コーナー金具13を固定する。コンクリート釘を長穴13dに挿通させるので、コンクリート釘の挿通位置に融通性があり、作業が容易である。
【0020】
そして、固定されたライナー11及びコーナー金具13の上に、表面側が外向きになるよう型枠パネル1を建て込む。型枠パネル1の下端部若しくは上端部をビスによってライナー11及びコーナー金具13に固定する。これにより、型枠パネル1の下端が水平に保持される。また、コーナー金具13を使用することにより、コーナー部の角度を正確に出すことができ、型枠の精度を向上させられる。
【0021】
このようにして型枠パネルを建て込んだならば、互いに対向する型枠パネル1,1同士をセパレータ14を用いて連結する。その連結方法は、図7に示すように、開口させた余剰水排出孔6にセパレータ14を挿通し、型枠パネル1の外側に突出した雄ねじ部14aにフォームタイ15を螺着する。そして、このフォームタイ15の上に横方向の補強材として例えば鋼管16を載せ、該鋼管の外側に締め金具17を取り付けてから、フォームタイ15の溝孔15aに楔18を差し込んで鋼管16を固定する。このセパレータによる連結は全ての余剰水排出孔6について行なう必要はなく、適当な余剰水排出孔6を選んで行なえばよい。したがって、セパレータによる連結を行なわない余剰水排出孔6は半閉塞状態のままに保たれる。なお、半閉塞状態にある余剰水排出孔6にセパレータ14を挿通するに際しては、セパレータ14の先端を余剰水排出孔6の内側部6bに押し当てるだけで、容易に輪郭の非切断部が切除もしくは折れ曲がって開口する。
【0022】
最後に、コンクリート打設作業時の安全のために、型枠パネル1の上端部に上下反転させたライナー11及びコーナー金具13を被せる。
【0023】
このように組み立てられた型枠は、型枠パネル1の縦方向のリブ部2と型枠パネル1の外側に取り付けられた横方向の鋼管15とが格子状に組まれているので、型枠パネル1が超薄板であるにもかかわらず、縦方向の曲げにも横方向の曲げにも強い堅固な構造となっている。
【0024】
型枠が完成したならば、型枠内に生コンクリートを打設する。スリット5及び半閉塞状態の余剰水排出孔6からコンクリートの余剰水が排出され、理想的な状態でコンクリートが硬化する。コンクリート打設時にバイブレータで振動を与えるときには、型枠パネル1の裏面側(コンクリート打設側)が加圧されることにより、図3(b)において鎖線で示すように、余剰水排出孔6の内側部6bが表面側に回動してパネル本体とほぼ同一面上に位置するようになる。これにより、余剰水排出孔6がほぼ完全に塞がった状態となり、コンクリートが漏出するのが防がれる。
【0025】
型枠パネル1はリブ部2及び波形部3が凹凸形状になっているのでコンクリートとの噛み合いが良好であり、型枠とコンクリートの密着性が高い堅牢なコンクリート構造物が得られる。コンクリート硬化後、楔18、締め金具17、鋼管16、フォームタイ15の順に取り外す。型枠パネル1及びセパレータ14は解体せずそのまま残される。
【0026】
その後、必要に応じてコンクリート構造物の外側に内装材や外装材を取り付ける。その取付け方は、図8に示すように、(a)型枠パネル1に内装材(又は外装材)20を当て、(b)リブ部2の位置に合わせて内装材20に皿ねじ21をねじ込む。リブ部2の袋状部分2bにはコンクリートが入り込んでいないので、無理なく皿ねじ21をねじ込める。(c)さらに皿ねじ21をねじ込むと、その先端部が絞り部分2aに挿入されて挟み込まれる。これにより、皿ねじ21がその基部と先端部との2箇所で型枠パネル1に固定されることとなり、固定強度が向上する。皿ねじ21の先端部は、アルカリ性のコンクリートと接触するため腐食されにくい。
【0027】
内装材20を取り付けた状態では、コンクリート構造物22と内装材20との間に空気層が形成されるので、断熱効果が高い。また、コンクリートの結露が防止されるため、カビの発生や内装材の劣化、破損が防げる。本実施形態のように、袋状部分2bを断面二等辺三角形の形状にすると、内装材20が型枠パネル1と面接触して取付けが安定するとともに、皿ねじ21をねじ込む際にその先端部が絞り部分2aに誘導されやすいという利点がある。
【0028】
なお、リブ部2を図9(a)に示すような絞り部分が無い袋状部分だけの形状とし、内装材や外装材を取り付ける場合にだけ、図10に示すプレス器具23を用いて図9(b)の形状に加工するようにしてもよい。
【0029】
図11は本発明の異なる実施形態を表している。この型枠パネル31は、リブ部32が蟻溝型の袋状になっている。厳密には袋状ではないが、それに類似する形状であるといえる。この形状にすると、コンクリートがリブ部32に食い込んで、コンクリートと型枠パネル31とが強固に一体化されるという効果がある。
【0030】
また、図12に示すように、図示の所定形状をした木材、プラスチック、金属などの柱状材33をリブ部32とリブ部32の間に予め挟み込んでから、型枠を組み立てるようにすれば、後になって柱状材33が外れなくなるので、この柱状材33を利用して内装材や外装材20を皿ねじ21等で取り付けられる。
【0031】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明にかかる型枠パネルは、断面凹凸になったパネルの一部分を袋状にすることにより、コンクリートを打設したときにコンクリートが入り込まない空間ができ、この空間に釘、ねじ等を差し込んで内装材や外装材を容易に取り付けることが可能であるので、構造物の基礎部分以外の型枠にも極めて適したものとなった。
【0032】
直線部用の補助金具を用いると、型枠の直線部を構築する際に型枠パネルの下端部を捨てコンクリート上の所定位置に正確に保持することができ、型枠の精度が向上するという効果がある。この直線部用の補助金具は、一対の切り込みに挟まれた小片部を外側に屈曲させることにより、単独で使用時の姿勢を維持できるので、効率良く当該補助金具の固定作業ができる。小片部は容易に屈曲させられる。
【0033】
また、コーナー部用の補助金具を用いると、型枠のコーナー部を構築する際に型枠パネルの下端部を捨てコンクリート上に正確に保持することができ、型枠の精度が向上するという効果がある。このコーナー部用の補助金具は、当該補助金具を固定する固着具を挿通するための穴が長穴であるので、固着具の挿通位置に融通性があり、固定作業がやりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】型枠パネルの斜視図である。
【図2】リブ部の平面断面図である。
【図3】余剰水排出孔の(a)正面図、及び(b)側面断面図である。
【図4】型枠の斜視図である。
【図5】ライナーの(a)斜視図、(b)異なる状態の斜視図、及び(c)A矢視図である。
【図6】コーナー金具の斜視図である。
【図7】型枠の要部の断面図である。
【図8】(a)(b)(c)は内装材取付の各工程を示す断面図である。
【図9】(a)異なるリブ部の形状を示す図、及び(b)その変形後の形状を示す図である。
【図10】プレス器具の斜視図である。
【図11】異なる型枠パネルの斜視図である。
【図12】図12に示す型枠パネルに内装材を取り付けた状態を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1,31 型枠パネル
2,32 リブ部
2a 絞り部分
2b 袋状部分
3 波形部
4 平板部
5 スリット
6 余剰水排出孔
6b 内側部
11 ライナー(補助金具)
11a 底面部
11b,11c 起立部
11d 切り込み
13 コーナー金具(補助金具)
13a 底面部
13b,13c 起立部
13d 長穴

Claims (4)

  1. 金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネルにおいて、前記凹凸の一部を袋状にしたことを特徴とする型枠パネル。
  2. 切断されずに残された輪郭の一部を介して輪郭の内側部と外側部とが連結しており、外圧がかかっていない状態では輪郭の内側部がコンクリート打設側に若干突出し、コンクリート打設側が加圧されると輪郭の内側部が撓んで輪郭の外側部と同一面上に位置するように構成された余剰水排出孔を前記袋状箇所以外に設けた請求項1に記載の型枠パネル。
  3. 金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネルと組み合わせて使用される補助金具であって、所定幅で直線状の底面部と該底面部の幅方向両端から上方に起立する一対の起立部とからなる断面U字状をし、少なくとも一方の起立部に、その上端から下方に向けて下位側ほど互いの間隔が狭くなる一対の切り込みが形成されていることを特徴とする補助金具。
  4. 金属板を互いに平行な複数の折り曲げ線に沿って折り曲げ、該折り曲げ線と交差する断面が凹凸になるように成形した型枠パネルと組み合わせて使用される補助金具であって、所定幅で中途部が所定角度に屈曲した底面部と該底面部の幅方向両端から上方に起立する一対の起立部とからなる断面U字状をし、底面部に固着具挿通用の長穴が形成されていることを特徴とする補助金具。
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