JP2004267307A - 遊技情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,及び売上信号等のような必ず収集される遊技関連情報については第1の入力部に固定的に入力し、チャッカ入賞信号,スタート入賞信号,ゲート信号,大入賞口信号等のように遊技機の種類によって独自に出力される遊技関連情報については第2の入力部に入力することにより、該第2の入力部に入力された遊技関連情報を、予め設定された種類の遊技関連情報として集計し、各入力部に入力された遊技関連情報を該遊技関連情報を特定可能な情報(遊技関連情報の名称)と共に出力する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機での遊技に関連して発生する遊技関連情報が入力される第1の入力部と第2の入力部を有する情報入力部を備え、該入力される各種の遊技関連情報を該遊技関連情報の種類毎に集計して外部出力する台端末装置と、該台端末装置から出力された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に集中管理する遊技情報管理装置と、を含む遊技情報管理システムに係り、特に前記第2の入力部についてのみ、入力される遊技関連情報の種類を設定可能な遊技情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技機からの信号を入力端子を介して入力し、該入力した信号又はこれに信号処理を施した信号を遊技機管理装置に対して送信する稼働情報中継装置と、稼働情報管理を行う遊技機管理装置と、からなり、遊技機管理装置において入力信号名称を指定し、稼働情報中継装置において前記入力信号と該指定された入力信号名称とを関連付けて記憶するシステムが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−292074号公報(第2頁,第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムの如く、例えばパチンコ機から出力されるセーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,及び売上信号等のように、必ず収集される信号が入力される入力端子についてまで自由に入力信号名称を設定できることとすると、遊技機の入替等のときに、該遊技機と稼働情報中継装置との接続ミスが発生して、収集される信号と入力信号名称とが合わなくなる等の問題が生ずる。また遊技機の種類によっては、例えばチャッカ入賞信号,スタート入賞信号,ゲート信号,大入賞口信号等のように、前記必ず収集される信号以外の独自の信号が出力されるものもあるので、該遊技機にも対応できるようにする必要がある。
【0005】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、遊技機の入替等のときに該遊技機と台端末装置との接続ミスを減少できると共に、独自の信号が出力される遊技機にも対応可能な遊技情報管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、遊技機での遊技に関連して発生する遊技関連情報が入力される第1の入力部と第2の入力部を有する情報入力部と、該情報入力部に入力される各種の遊技関連情報を該遊技関連情報の種類毎に集計する集計手段と、該集計手段により集計された各種の遊技関連情報を外部出力する出力手段と、を備える台端末装置と、前記情報入力部に入力される遊技関連情報の種類を記憶する入力情報記憶手段と、前記台端末装置から出力された各種の遊技関連情報が入力される入力手段と、該入力手段に入力された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に集計する遊技関連情報集計手段と、該遊技関連情報集計手段により集計された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に記憶する遊技関連情報記憶手段と、前記遊技関連情報記憶手段により記憶している各種の遊技関連情報を、前記入力情報記憶手段により記憶している遊技関連情報の種類を特定可能な情報と共に出力する遊技関連情報出力手段と、を備える遊技情報管理装置と、を含む遊技情報管理システムであって、前記遊技情報管理装置は、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類を設定変更する入力情報設定手段をさらに備え、前記入力情報記憶手段は、前記第1の入力部に入力される遊技関連情報の種類として予め固定的に設定された遊技関連情報の種類を記憶すると共に、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として前記入力情報設定手段により設定された遊技関連情報の種類を記憶し、前記遊技関連情報集計手段は、前記第1の入力部及び前記第2の入力部に入力された遊技関連情報を、前記入力情報記憶手段に記憶された種類の遊技関連情報として集計することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0008】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技情報管理システムであって、前記遊技情報管理装置は、前記遊技関連情報の種類を特定可能な情報として複数種類の遊技関連情報の名称を記憶する名称記憶手段と、該名称記憶手段により記憶している複数種類の遊技関連情報の名称を表示する名称表示手段と、をさらに備え、前記入力情報設定手段は、前記名称表示手段により表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称を、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として設定することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0009】
また請求項3に係る発明は、請求項2に記載した遊技情報管理システムであって、前記台端末装置の前記情報入力部には、遊技場内に設けられた複数種類の遊技用装置から出力される前記遊技関連情報が入力され、前記遊技情報管理装置は、前記遊技関連情報の名称を遊技用装置毎に前記名称記憶手段に記憶し、前記遊技用装置の種類を選択する遊技用装置選択手段を備え、該遊技用装置選択手段により選択された遊技用装置の種類に応じて、前記名称記憶手段により記憶されている遊技関連情報の名称を前記名称表示手段に表示することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技情報管理システムであって、前記遊技情報管理装置は、前記入力情報記憶手段により記憶している遊技関連情報の種類を初期化する初期化手段をさらに備えることを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0011】
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技情報管理システムであって、前記遊技情報管理装置は、前記遊技関連情報集計手段による集計を行うか否かを前記入力情報記憶手段に記憶される前記遊技関連情報の種類毎に設定する集計設定手段をさらに備えることを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0012】
さらに請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技情報管理システムであって、前記遊技情報管理装置は、前記情報入力部に入力される遊技関連情報の信号特性を設定する信号特性設定手段と、該信号特性設定手段により設定された信号特性を前記台端末装置に対して送信する信号特性送信手段と、をさらに備え、前記台端末装置の前記集計手段は、前記信号特性送信手段から送信されてきた信号特性に基づいて、前記情報入力部に入力される遊技関連情報を集計することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る遊技情報管理システム1は、図1に示すように、遊技機(ここではパチンコ機P)での遊技に関連して発生する遊技関連情報が入力される第1の入力部と第2の入力部を有する情報入力部(ここでは接続端子A〜D)を備え、該入力される各種の遊技関連情報を該遊技関連情報の種類毎に集計して外部出力する台端末装置10と、該台端末装置10から出力された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に集中管理する遊技情報管理装置30と、を含むものであり、特に前記第2の入力部についてのみ、入力される遊技関連情報の種類を設定可能なものである。
【0014】
まず、遊技情報管理システム1の構成について説明する。なお、以下においては、データベースを「DB」と略記する。遊技情報管理システム1は、図1に示すように、遊技場内に配置された複数の遊技島2に設けられる前記台端末装置10と、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる中継コンピュータ20と、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる前記遊技情報管理装置30からなり、台端末装置10は中継コンピュータ20を介して遊技情報管理装置30と通信可能に接続されている。
【0015】
遊技島2には、パチンコ機Pと、該パチンコ機Pに付随して設けられる遊技関連機器である玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが、それらを一組として複数設けられており、これらは台番号(1番台,2番台…)により識別可能とされている。また遊技島2には、遊技用装置である金庫3,計数機4,及び販売機5が設けられており、これらは機器番号(1番,2番…)によって識別可能とされている。この図1に示す例では、遊技島2の一面において左端から右端に向けて1番台〜10番台(ただし4番台と9番台は欠番)の8組のパチンコ機P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが設けられ、折り返して遊技島2の背面において右端から左端に向けて11番台〜20番台(ただし14番台と19番台は欠番)の8組のパチンコ機P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが設けられ、遊技島2の端部において1番の金庫3,1番の計数機4,及び1番の販売機5が設けられている。そして各パチンコ機,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLは、台番号が若い順に4台毎に、各台端末装置10の各接続端子A,B,C,Dに接続されており、金庫3,計数機4,及び販売機5も、台端末装置10の各接続端子A,B,C(接続端子Dは空端子)に接続されている。
【0016】
以下、図1に示す各構成要素について説明する。パチンコ機Pは遊技機の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、遊技領域には、複数種類の識別情報である特別図柄を可変表示可能な特別図柄可変表示装置や、複数種類又は一種類の識別情報である普通図柄を可変表示可能な普通図柄可変表示装置や、一般入賞口,始動入賞口,大入賞口等の複数の入賞口や、ゲート等が設けられている。このパチンコ機Pからは、以下に説明する遊技関連情報が出力される。
【0017】
まず遊技領域に打ち込まれて遊技に使用されたパチンコ玉(以下「打込玉」という。)が始動入賞口に入賞した場合には、特別図柄可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な遊技関連情報として、1パルスのスタート信号が出力される。
【0018】
また特別図柄可変表示装置の表示結果が予め定められた所定態様となった場合には、遊技者にとって有利な遊技状態(いわゆる特賞=大当り)が発生して、閉成されていた大入賞口が開成されて前記打込玉が大入賞口に入賞可能になると共に、該特賞の発生を特定可能な遊技関連情報として、該特賞の発生から終了までの間において継続的な特賞信号が出力される。
【0019】
また特別図柄可変表示装置の表示結果が予め定められた特別の所定態様となった場合には、前記特賞の発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態(以下単に「確変」という。)が発生して、該確変の発生を特定可能な遊技関連情報として、該確変の発生から終了までの間において継続的な確変信号が出力される。この確変は、初回の特賞の発生を含めて例えば合計2回の特賞が発生することにより通常確率に復帰して終了すると共に、該2回目の特賞が前記特別の所定態様となった場合には、該確変が継続(いわゆる連チャン)する。
【0020】
また打込玉が各一般入賞口に入賞した場合には、例えば10個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該一般入賞口への入賞を特定可能な遊技関連情報として、1パルスのチャッカ入賞1〜7信号が出力される。また打込玉が始動入賞口に入賞した場合には、例えば5個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該始動入賞口への入賞を特定可能な遊技関連情報として、1パルスのスタート入賞信号が出力される。また打込玉が大入賞口に入賞した場合には、例えば15個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該大入賞口への入賞を特定可能な遊技関連情報として、1パルスの大入賞口信号が出力される。また打込玉がゲートを通過した場合には、普通図柄可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な遊技関連情報として、1パルスのゲート信号が出力される。なお打込玉がゲートを通過しても、賞球は払い出されない。
【0021】
各入賞口に入賞した打込玉及びいずれの入賞口にも入賞しなかった打込玉は、パチンコ機Pの背後に設けられたアウトタンクに導かれ、該アウトタンクに付設された打込玉カウンタにて打込玉数が計数されると共に、該打込玉数を特定可能な遊技関連情報として、10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスのアウト玉信号が出力される。また補給樋からパチンコ機Pの上部に設けられた貯留タンクに対してパチンコ玉が補給された場合には、該補給樋に敷設された補給玉カウンタにて補給玉数が計数されると共に、該補給玉数を特定可能な遊技関連情報として、10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスのセーフ玉信号が出力される。また前記貯留タンクに貯留されているパチンコ玉が少なくなった場合には、その旨を示す遊技関連情報として、空接点信号が出力される。
【0022】
さらにパチンコ機Pの前面扉が開放された場合には、該前面扉の開放を特定可能な遊技関連情報として、該前面扉が開放されている間において継続的なドアオープン信号が出力される。またパチンコ機Pに対する不正な操作として磁石が検出された場合には、該磁石の検出を特定可能な遊技関連情報として、該磁石が検出されている間において継続的な磁石検出信号が出力される。またパチンコ機Pに対する不正な操作として電波が検出された場合には、該電波の検出を特定可能な遊技関連情報として、該電波が検出されている間において継続的な電波検出信号が出力される。
【0023】
なおパチンコ機Pは、上記の如き第一種のパチンコ機には限られず、いわゆる羽根ものと称される第二種のパチンコ機や、いわゆる権利ものと称される第三種のパチンコ機でも良く、これらの場合には、該パチンコ機の種類に応じた遊技関連情報が出力される。
【0024】
また遊技機は、パチンコ機Pには限られず、遊技者所有の有価価値(例えばメダル)を賭数として使用することで遊技が可能となり、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了すると共に、予め定められた所定条件を満たすときに、遊技者にとって有利な遊技状態(いわゆるビッグボーナス,レギュラーボーナス,アシストタイム等)が発生するパチスロ機でも良い。このパチスロ機からは、遊技関連情報として、前記ゲーム数を特定可能なスタート信号,前記ビッグボーナスの発生を特定可能な特賞信号,前記レギュラーボーナスの発生を特定可能なREGボーナス信号,該ビッグボーナス及びレギュラーボーナス以外の遊技者にとって有利な遊技状態(例えばアシストタイムや、ボーナスの発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態)の発生を特定可能な確変信号,使用されたメダル数を特定可能なアウト玉信号,払い出されたメダル数を特定可能なセーフ玉信号,パチスロ機の前面扉の開放を特定可能なドアオープン信号,パチスロ機に対する不正な操作として磁石の検出を特定可能な磁石検出信号,及びパチスロ機に対する不正な操作として電波の検出を特定可能な電波検出信号等が出力される。
【0025】
玉貸ユニットUは、パチンコ機Pに付随して(ここではパチンコ機Pの左側に隣接して)設けられており、該パチンコ機Pと同一の接続端子に接続される。この玉貸ユニットUは、貨幣(例えば100円硬貨,500円硬貨,又は1000円紙幣)を受け付け、該受け付けた貨幣を識別し、該識別された貨幣額に相当するパチンコ玉を、玉貸ユニットUの内部に設けられた玉払出装置から払い出して貸し出すもの(いわゆる現金ユニット)である。この玉貸ユニットUからは、パチンコ玉の貸出が行われた場合に、設定に応じて、該貸出に使用された貨幣額の合計(即ち売上金額)を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金売上信号か、あるいは該貸出に使用された貨幣の種類を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号が出力される。また玉貸ユニットUにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す遊技関連情報として、継続的なユニット異常信号が出力される。
【0026】
また玉貸ユニットUは、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさ(例えば残度数)を特定可能な情報が記録された記録媒体(例えばプリペイドカード)を受け付け、該受け付けた記録媒体の記録情報を読み取り、該読み取った記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当するパチンコ玉を、パチンコ機Pとの間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行うことによりパチンコ機Pの内部に設けられた玉払出装置から払い出して貸し出すもの(いわゆるCRユニット)でも良い。この玉貸ユニットUからは、パチンコ玉の貸出が行われた場合に、該貸出に使用された遊技用有価価値の大きさ(即ち売上金額)を特定可能な遊技関連情報として、CR売上信号が出力される。また玉貸ユニットUにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す遊技関連情報として、継続的なユニット異常信号が出力される。なお玉貸ユニットUにおいて、いわゆる価値加算機能又は記録媒体発行機能を設け、高額な貨幣(例えば2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を受付可能に構成した場合には、該貨幣を受け付けた場合に、設定に応じて、該貸出に使用された貨幣額の合計(即ち売上金額)を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金売上信号か、あるいは該受け付けた貨幣の種類を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金2000円信号,現金5000円信号,又は現金10000円信号が出力される。
【0027】
なお前記遊技機がパチンコ機Pではなくパチスロ機である場合には、該パチスロ機に対応して玉貸ユニットUではなくメダル貸ユニットが設けられ、このメダル貸ユニットからは、メダルの貸出が行われた場合に、現金ユニットでは設定に応じて、パルス状の現金売上信号か、あるいはパルス状の現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号が遊技関連情報として出力され、CRユニットではCR売上信号が遊技関連情報として出力される。またメダル貸ユニットにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す遊技関連情報として、継続的なユニット異常信号が出力される。
【0028】
呼出ランプLは、パチンコ機Pに付随して(ここではパチンコ機Pの上側に隣接して)設けられており、該パチンコ機Pと同一の接続端子に接続される。この呼出ランプLは、遊技場の店員を呼び出すためのものであり、該呼出を受け付けるための呼出ボタンが設けられている。この呼出ランプLからは、該呼出ボタンが操作された場合に、遊技関連情報として、継続的な台呼出信号が出力される。
【0029】
金庫3は、前記現金ユニットである玉貸ユニットUにて受け付けられた貨幣(例えば100円硬貨,500円硬貨,又は1000円紙幣)を収集して保管するためのものである。この金庫3からは、貨幣が収集された場合に、設定に応じて、該収集された貨幣額の合計を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金売上信号か、あるいは該収集された貨幣の種類を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号が出力される。また金庫3において異常が発生した場合に、該異常を示す遊技関連情報として継続的な金庫異常信号が出力される。なお金庫3において高額な貨幣(例えば2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を収集可能に構成した場合には、該貨幣が収集された場合に、設定に応じて、該収集された貨幣額の合計を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金売上信号か、あるいは該収集された貨幣の種類を特定可能な遊技関連情報であるパルス状の現金2000円信号,現金5000円信号,又は現金10000円信号が出力される。
【0030】
計数機4は、遊技者所有の遊技媒体(パチンコ玉やメダル)を計数するためのものである。この計数機4からは、遊技媒体が計数された場合に、遊技関連情報として、該計数された遊技媒体数の範囲内で遊技者に対して発行される記録媒体に記録された遊技媒体数を特定可能なパルス状の景品交換玉信号,該記録媒体に記録されずに遊技者に対して返却された遊技媒体数(いわゆる余り玉数)を特定可能なパルス状の景品返却玉信号,又は該計数された遊技媒体数の範囲内で貯蓄された遊技媒体数(いわゆる貯玉数)を特定可能なパルス状の再プレイ玉信号が出力される。また計数機4において異常が発生した場合に、該異常を示す遊技関連情報として、継続的な計数機異常信号が出力される。
【0031】
販売機5は、前記CRユニットである玉貸ユニットUにて使用される記録媒体(即ちプリペイドカード)を販売するためのものであり、貨幣(ここでは1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を受け付け、該受け付けた貨幣を識別し、該識別された貨幣額の範囲内における所定の販売額に相当する遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された記録媒体を販売するためのものである。この販売機5には、販売額を指定するための複数のボタン(ここでは販売額として1000円を指定するためのボタン1,2000円を指定するためのボタン2,3000円を指定するためのボタン3,及び5000円を指定するためのボタン4の4つのボタン)が設けられている。なお該ボタンは、ボタン1〜ボタン10まで設けることができる。
【0032】
この販売機5からは、前記ボタンが操作されて記録媒体が販売された場合に、遊技関連情報として、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価)の式で算出されるパルス数の販売額信号が出力される。また販売額に応じてプレミアムが付与される場合には、設定に応じて、該付与されたプレミアムの合計を特定可能な遊技関連情報であるパルス状のプレミアム計信号か、あるいは各販売額に応じたプレミアムを特定可能な遊技関連情報であるパルス状のプレミアム1〜10信号が出力される。なお販売機5において前記プリペイドカードの残高を精算可能に構成した場合には、該精算額を特定可能な遊技関連情報として、パルス状のカード清算金信号が出力される。
【0033】
このように、遊技情報管理システム1においては、金庫3,計数機4,及び販売機5から出力される各種の信号(情報)も、遊技機での遊技に関連して発生する遊技関連情報として収集される。
【0034】
台端末装置10は、前記遊技機(即ちパチンコ機P)及び/又は該遊技機に付随して設けられる前記遊技関連機器(即ち玉貸ユニットU,及び呼出ランプL)や、遊技用装置(即ち金庫3,計数機4,及び販売機5)から出力される前記遊技関連情報が入力される前記情報入力部(ここでは接続端子A,B,C,D)と、該情報入力部に入力される各種の遊技関連情報を該遊技関連情報の種類毎に集計する集計手段と、該集計手段により集計された各種の遊技関連情報を外部出力する出力手段と、を備えるものである。なお台端末装置10は、パチンコ機Pに対してパチンコ玉を補給する補給機構を駆動するための補給駆動信号をパチンコ機Pに送信するものでもある。
【0035】
ここで接続端子A,B,C,Dには、後述する図4及び図5に示すように、18本の信号線を接続可能な1〜18番の18個の接続ピンが設けられており、該接続端子に接続される機器の種類によって、該接続ピンに接続される信号線が異なる。
【0036】
具体的には、接続端子に接続される機器がパチンコ機P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLである場合には、後述する図4に示すように、1〜8番の接続ピンが第1の入力部として機能し、9〜18番の接続ピンが第2の入力部として機能する。ここで1番の接続ピンにはセーフ玉信号,2番の接続ピンにはアウト玉信号,3番の接続ピンには特賞信号,4番の接続ピンにはスタート信号,5番の接続ピンには確変信号,6番の接続ピンには空接点信号,7番の接続ピンには現金売上信号,及び8番の接続ピンにはCR売上信号のように、必ず収集される遊技関連情報の各信号線は、第1の入力部に固定的に接続される。また9〜18番の接続ピンは予備の接続ピンであり、チャッカ入賞1〜7信号,スタート入賞信号,ゲート信号,大入賞口信号,現金○○円信号,ドアオープン信号,台呼出信号,ユニット異常信号,磁石検出信号,及び電波検出信号のように、パチンコ機Pの種類によって独自に出力される遊技関連情報の各信号線は、第2の入力部に任意に接続可能である。
【0037】
また接続端子に接続される機器が金庫3である場合には、後述する図5(a)に示すように、デフォルトでは、1番の接続ピンに現金売上信号,2番の接続ピンに現金100円信号,3番の接続ピンに現金500円信号,4番の接続ピンに現金1000円信号,及び7番の接続ピンに金庫異常信号の各信号線が接続され、その他の接続ピンは予備の接続ピンであり、現金2000円信号,現金5000円信号,及び現金10000円信号の各信号線を任意に接続可能である。なお1番の接続ピンと、2〜4番の接続ピンは、いずれか一方のみが有効とされる。
【0038】
また接続端子に接続される機器が計数機4である場合には、後述する図5(b)に示すように、デフォルトでは、1番の接続ピンに景品交換玉信号,2番の接続ピンに景品返却玉信号,3番の接続ピンに再プレイ玉信号,及び7番の接続ピンに計数機異常信号の各信号線が接続され、その他の接続ピンは予備の接続ピンである。
【0039】
さらに接続端子に接続される機器が販売機5である場合には、後述する図5(c)に示すように、デフォルトでは、1番の接続ピンに販売機売上信号,2番の接続ピンにボタン1信号,3番の接続ピンにボタン2信号,4番の接続ピンにボタン3信号,5番の接続ピンにボタン4信号,6番の接続ピンにボタン7信号,及び7番の接続ピンにプレミアム計信号の各信号線が接続され、その他の接続ピンは予備の接続ピンであり、ボタン6〜10信号,プレミアム1〜10信号,販売機異常信号,及びカード清算金信号の各信号線を任意に接続可能である。なお1番の接続ピンと、2〜6番の接続ピンは、いずれか一方のみが有効とされる。
【0040】
なお接続端子に接続される機器が前述した金庫3,計数機4,及び販売機5の遊技用装置である場合には、前記デフォルト設定には限られず、各信号線を任意の接続ピンに接続可能である。
【0041】
図1に戻り、中継コンピュータ20は、台端末装置10から外部出力された遊技関連情報を中継して遊技情報管理装置30に送信するものである。なお1台の遊技情報管理装置30には最高で10台の中継コンピュータ20を接続可能であり、1台の中継コンピュータ20には最高で44台の台端末装置10を接続可能であり、1台の台端末装置10には最高で4台の遊技関連機器を接続可能である。
【0042】
遊技情報管理装置30は、図1に示すように接続される通信部31,制御部32,ハードディスク33,ディスプレイ34,及び入力装置35等を備えている。ここでハードディスク33には、名称DB33a,入力情報DB33b,及び遊技関連情報DB33cが記憶されている。
【0043】
通信部31は、中継コンピュータ20を介して台端末装置10と通信可能に接続され、遊技情報管理装置30と台端末装置10との間における通信を司るものである。この通信部31は入力手段の一例であって、台端末装置10から出力された各種の遊技関連情報が入力されるものである。また通信部31は信号特性送信手段の一例であって、後述する信号特性設定手段により設定された信号特性を台端末装置10に対して送信するものである。
【0044】
制御部32は、CPU,RAM,ROM等を備えるコンピュータであり、ハードディスク33に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、遊技情報管理装置30の全体を制御して各種の処理を行うものである。この制御部32は、ディスプレイ34の表示画面に表示させる表示内容の制御を行う表示制御手段として機能するものである。
【0045】
また制御部32は遊技関連情報集計手段の一例であって、通信部31に入力された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に集計するものであり、該集計結果は遊技関連情報DB33cに記憶される。ここで遊技関連情報集計手段として機能する制御部32は、前記第1の入力部及び前記第2の入力部に入力された遊技関連情報を、入力情報DB33bに記憶された種類の遊技関連情報として集計する。さらに制御部32は初期化手段の一例であって、入力情報DB33bにより記憶している遊技関連情報の種類を初期化するものであり、具体的には、後述する図10,図12,図14,又は図16に示すように、入力情報設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、「クリア」ボタンが操作されると、前記初期化が行われる。
【0046】
名称DB33aは名称記憶手段の一例であって、図2及び図3に示すように、遊技関連情報の種類を特定可能な情報として複数種類の遊技関連情報の名称を記憶するものである。この名称DB33aでは、遊技関連情報の名称と対応付けて、各遊技関連情報が出力される機器(遊技機,金庫3,計数機4,又は販売機5)が記憶されると共に、各遊技関連情報の信号特性も記憶される。この信号特性は、データ形式,パルス長,緊急指定信号であるか否か,金種指定信号であるか否か,信号比,単価,及び金額の各情報であり、該信号特性は、図示しない記憶媒体(例えばFDやCD−ROM等)から読み込まれて予め設定される。
【0047】
ここでデータ形式については、入力情報がパルス状である場合には「パルス」,入力情報が継続的である場合には「状態」と予め設定される。またパルス長については、入力情報が10msec程度のパルス長である場合には「短」,入力情報が50msec程度のパルス長である場合には「中」,入力情報が100msec程度のパルス長である場合には「長」と予め設定される。また緊急指定信号であるか否かについては、入力情報が緊急指定信号である場合には「有」,緊急指定信号でない場合には「無」と予め設定される。さらに金種指定信号であるか否かについては、入力情報が金種指定信号である場合には「有」,金種指定信号でない場合には「無」と予め設定される。
【0048】
次に信号比については、1パルスの入力情報の受信に対応する遊技用有価価値の大きさ(ここではパチンコ玉数又はメダル数)が予め設定される。また単価については、1パルスの入力情報の受信に対応する金額が予め設定される。なお金額については、入力情報の種類に応じて異なる内容が予め設定される。これら信号比,単価,及び金額については、設定可能である場合には「○」,設定不可である場合には「−」が示され、またデフォルトで所定の値が設定されている。
【0049】
入力情報DB33bは入力情報記憶手段の一例であって、図4及び図5に示すように、台端末装置10の接続端子に入力される遊技関連情報の種類を記憶するものであり、ここでは前記第1の入力部に入力される遊技関連情報の種類として予め固定的に設定された遊技関連情報の種類を記憶すると共に、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として後述する入力情報設定手段により設定された遊技関連情報の種類を記憶する。この入力情報DB33bでは、台端末装置10に接続される機器毎にデータテーブルが設けられており、各データテーブルにおいては、各接続端子に接続される遊技関連情報の種類(ここでは遊技関連情報の名称)が、各機器の台番号又は機器番号毎に記憶されている。また入力情報DB33bでは、図示しないが、後述する入力情報設定画面で設定された、各接続端子に接続される遊技関連情報の信号特性も、各機器の台番号又は機器番号毎に記憶されている。
【0050】
遊技関連情報DB33cは遊技関連情報記憶手段の一例であって、図6及び図7に示すように、前記遊技関連情報集計手段により集計された各種の遊技関連情報を各遊技機毎及び各機器毎に記憶するものである。この遊技関連情報DB33cでは、台端末装置10に接続される機器毎にデータテーブルが日付毎に設けられている。
【0051】
そして遊技機に関するデータテーブルでは、遊技機が設置される遊技島の島番号,該遊技機の機種名,及び該遊技機の台番号と対応付けて、図6(a)に示すように、必ず収集される遊技関連情報が記憶されると共に、図6(b)に示すように、入力情報DB33bの記憶内容に基づいて、遊技機の種類によって独自に出力される遊技関連情報が記憶される。また遊技用装置(即ち金庫3,計数機4,及び販売機5)に関するデータテーブルでは、該遊技用装置の機器番号と対応付けて、図7(a),図7(b),又は図7(c)に示すように、入力情報DB33bの記憶内容に基づいて遊技関連情報が記憶される。
【0052】
ディスプレイ34は各種の情報を表示するためのものであり、例えば液晶表示器である。入力装置35は各種の入力を受け付けるためのものであり、例えばキーボード及びマウスである。これらディスプレイ34及び入力装置35は、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類を設定する入力情報設定手段,台端末装置10に接続される遊技用装置(即ち金庫3,計数機4,又は販売機5)の種類を選択する遊技用装置選択手段,遊技関連情報集計手段による集計を行うか否かを入力情報DB33bに記憶される遊技関連情報の種類毎に設定する集計設定手段,及び台端末装置10の接続端子に入力される遊技関連情報の信号特性を設定する信号特性設定手段として機能するものである。またディスプレイ34は、名称DB33aにより記憶している複数種類の遊技関連情報の名称を表示する名称表示手段,及び遊技関連情報DB33cにより記憶している各種の遊技関連情報を、入力情報DB33bにより記憶している遊技関連情報の種類を特定可能な情報(即ち遊技関連情報の名称)と共に出力する遊技関連情報出力手段として機能するものである。これら各手段の機能については、後述する図8〜図18の説明で詳述する。
【0053】
次に、遊技情報管理システム1の作用について説明する。この遊技情報管理システム1では、以下に説明するステップ1〜ステップ5の各処理が行われる。まずステップ1では、遊技情報管理装置30において、図8〜図16に示すように、台端末装置10の接続端子に入力される遊技関連情報(以下「入力情報」という。)の種類及び該入力情報の信号特性が設定される。
【0054】
具体的には、遊技情報管理装置30において、入力情報設定モードが選択されると、図8に示す入力情報設定画面がディスプレイ34に表示される。入力情報設定手段及び信号特性設定手段として機能する信号設定領域34a,遊技用装置選択手段として機能する機器選択ボタン34b,入力情報の設定対象を選択するための設定対象選択ボタン34c,前記名称表示手段として機能すると共に設定する入力情報の種類を選択するための信号選択ボタン34d,及びサブメニューを選択するためのサブメニュー選択ボタン34eが表示される。
【0055】
この信号設定領域34aでは、1〜18番の接続ピンに対応付けて、入力情報の種類を設定するための「信号種類」入力欄,前記集計設定手段として機能する「集計」ボタン,入力情報が接続される接点の種類を設定するための「接点」ボタン,入力情報のパルス長を設定するための「パルス長」ボタンが表示される。ただしこの段階では、該入力欄やボタンの設定内容は表示されない。また信号設定領域34aでは、機器の設定範囲を指定するための「先頭番号」入力欄,及び「終了番号」入力欄が表示される。
【0056】
機器選択ボタン34bでは、入力情報の設定対象となる機器として、遊技機を選択するための「遊技機」ボタン,金庫3を選択するための「金庫」ボタン,計数機4を選択するための「計数機」ボタン,及び販売機5を選択するための「販売機」ボタンが表示される。設定対象選択ボタン34cでは、入力情報の設定対象を、機器単位(即ち台番号)で選択するための「機器単位」ボタン,機種単位(即ち機種番号)で選択するための「機種単位」ボタン,及びタイプ単位(即ちパチンコ機P又はパチスロ機)で選択するための「タイプ単位」ボタンが表示される。なお設定対象選択ボタン34cは、機器選択ボタン34bの「遊技機」ボタンが操作された場合(図9及び図10を参照)にのみ有効である。
【0057】
この遊技情報管理装置30では、図8に示す入力情報設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bのいずれかが操作され、必要に応じて設定対象選択ボタン34cのいずれかが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に機器の設定範囲を指定するための番号が入力されると、初回の設定時には、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力情報DB33b(図4及び図5を参照)により記憶されているデフォルトの設定に基づいて、図9,図11,図13,又は図15のいずれかに示す入力情報設定画面が表示される。
【0058】
即ち信号設定領域34aにおいて、デフォルトで設定されている入力情報の種類及び信号特性が表示されると共に、信号選択ボタン34dにおいて、デフォルトで設定されている入力情報以外に設定可能な入力情報の種類(名称)が表示される。ここで「集計」ボタンには、入力情報の集計を行う場合には「有」,該入力情報の集計を行わない場合には「無」と表示され、該「集計」ボタンが操作されると、表示が「有」→「無」→「有」と切り替わる。また「接点」ボタンには、データ形式が「パルス」で金種指定が「有」である信号についてはブレーク接点を示す「ブレーク」,それ以外の信号についてはメーク接点を示す「メーク」と表示され、該「接点」ボタンが操作されると、表示が「メーク」→「ブレーク」→「メーク」と切り替わる。さらに「パルス長」ボタンには、パルス長を示す「長」,「中」,又は「短」と表示され、該「パルス長」ボタンが操作されると、表示が「長」→「中」→「短」→「長」と切り替わる。また各入力欄には、入力装置35の操作により、希望する数値を入力可能である。
【0059】
そして信号設定領域34aにおいて空いている接続端子の番号を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれかを操作すると、該操作されたボタンに対応する入力情報が前記押下された接続端子の番号に対応する「信号種類」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、図10,図12,図14,又は図16のいずれかに示す入力情報設定画面が表示される。以下、図9〜図16を参照して、初回の設定時における入力情報設定の具体例について説明する。
【0060】
まず図9及び図10は、台端末装置10に接続される機器として遊技機が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。遊技情報管理装置30では、図8に示す入力情報設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「遊技機」ボタンが操作され、設定対象選択ボタン34cのいずれか(ここでは「機器単位」ボタン)が操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭台番号である1と終了台番号である10)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力情報DB33bにより記憶されているデフォルトの設定(図4を参照)に基づいて、図9に示す入力情報設定画面が表示される。
【0061】
具体的には、信号設定領域34aにおいて、1番の接続ピンについてセーフ玉信号,2番の接続ピンについてアウト玉信号,3番の接続ピンについて特賞信号,4番の接続ピンについてスタート信号,5番の接続ピンについて確変信号,6番の接続ピンについて空接点信号,7番の接続ピンについて現金売上信号,及び8番の接続ピンについてCR売上信号の各入力情報の名称が「信号種類」入力欄に表示され、それら入力情報の種類に応じて、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。これら1番〜8番の接続ピンに入力される信号については、必ず収集される信号であるから、各接続端子に対して固定的に設定されており、設定変更できないようになっている。
【0062】
また信号選択ボタン34dにおいて、遊技機に対して設定可能な入力情報の種類(名称)として名称DB33aに記憶されている名称のうち、前記固定的に設定されているセーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,空接点信号,現金売上信号,及びCR売上信号以外の、チャッカ1〜7信号,スタート信号,ゲート信号,大入賞口信号,現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,現金2000円信号,現金5000円信号,現金10000円信号,ドアオープン信号,台呼出信号,ユニット異常信号,磁石検出信号,及び電波検出信号が表示される。なお一画面中に表示しきれない入力情報については、スクロール表示される。
【0063】
ここでパチンコ機Pが現金機である場合には、該現金機からは確変信号が出力されず、該現金機に付随する現金ユニットからはCR売上信号が出力されないので、該確変信号及びCR売上信号に対応する「集計」ボタンを押下すると、図10に示すように、該「集計」ボタンに「無」が表示されて反転表示されて、該入力情報の集計を行わない旨が設定される。またパチンコ機PがCR機である場合には、該CR機に付随するCRユニットからは現金売上信号が出力されないので、該現金売上信号に対応する「集計」ボタンを押下すると、図10の下方に示すように、該「集計」ボタンに「無」が表示されて反転表示されて、該入力情報の集計を行わない旨が設定される。このように、設定してある遊技関連情報の種類の変更はしたくないが、今回集計を行う遊技機からは該遊技関連情報が出力されない場合に、該設定はそのまま残しておいて集計は行わないようにすることができる。
【0064】
また信号設定領域34aにおいて空いている接続端子の番号(例えば9番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「チャッカ入賞1」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力情報(ここではチャッカ入賞1信号)が前記押下された接続端子の番号に対応する「信号種類」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、図10に示す入力情報設定画面が表示される。
【0065】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「チャッカ入賞1」ボタン,「チャッカ入賞2」ボタン,「チャッカ入賞3」ボタン,「チャッカ入賞4」ボタン,「スタート入賞」ボタン,「ゲート」ボタン,及び「大入賞口」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応するチャッカ入賞1信号,チャッカ入賞2信号,チャッカ入賞3信号,チャッカ入賞4信号,スタート入賞信号,ゲート信号,及び大入賞口信号が「信号種類」入力欄に表示され、それら入力情報の種類に応じて、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。このように、信号選択ボタン34dに表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称が第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として設定されるので、該設定の操作が簡素となる。
【0066】
またスタート入賞信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉が始動入賞口に入賞する毎に5個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「5」を入力する。またゲート信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉がゲートを通過しても賞球が払い出されずに1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「0」を入力する。さらに大入賞口信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉が大入賞口に入賞する毎に15個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「15」を入力する。なお、その他の信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0067】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての遊技機(ここでは1番台〜10番台のパチンコ機P)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、設定内容が入力情報DB33bに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図9に示す画面は表示されずに、入力情報DB33bの記憶内容に基づいて、図10に示す画面が表示される。
【0068】
次に図11及び図12は、台端末装置10に接続される機器として金庫3が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。遊技情報管理装置30では、図8に示す入力情報設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「金庫」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力情報DB33bにより記憶されているデフォルト(図5(a)を参照)の設定に基づいて、図11に示す入力情報設定画面が表示される。
【0069】
具体的には、信号設定領域34aにおいて、1番の接続ピンについて現金売上信号,2番の接続ピンについて現金100円信号,3番の接続ピンについて現金500円信号,4番の接続ピンについて現金1000円信号,及び7番の接続ピンについて金庫異常信号の各入力情報の名称が「信号種類」入力欄に表示され、それら入力情報の種類に応じて、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。また信号選択ボタン34dにおいて、金庫3に対して設定可能な入力情報の種類(名称)として名称DB33aに記憶されている名称のうち、前記デフォルトで設定されている現金売上信号,現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,及び金庫異常信号以外の、現金2000円信号,現金5000円信号,及び現金10000円信号が表示される。
【0070】
ここで金庫3から現金売上信号が出力されない場合には、該現金売上信号に対応する「集計」ボタンを押下すると、図12に示すように、該「集計」ボタンに「無」が表示されて反転表示されて、該入力情報の集計を行わない旨が設定される。このように、設定してある遊技関連情報の種類の変更はしたくないが、今回集計を行う金庫3からは該遊技関連情報が出力されない場合に、該設定はそのまま残しておいて集計は行わないようにすることができる。なお信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0071】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての金庫3(ここでは1番の金庫3)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、設定内容が入力情報DB33bに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図11に示す画面は表示されずに、入力情報DB33bの記憶内容に基づいて、図12に示す画面が表示される。
【0072】
なお図11に示す画面で、信号設定領域34aにおいて空いている接続端子の番号を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれかを操作すると、該操作されたボタンに対応する入力情報が前記押下された接続端子の番号に対応する「信号種類」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。このように、信号選択ボタン34dに表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称が設定されるので、該設定の操作が簡素となる。
【0073】
次に図13及び図14は、台端末装置10に接続される機器として計数機4が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。遊技情報管理装置30では、図8に示す入力情報設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「計数機」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力情報DB33bにより記憶されているデフォルトの設定(図5(b)を参照)に基づいて、図13に示す入力情報設定画面が表示される。
【0074】
具体的には、信号設定領域34aにおいて、1番の接続ピンについて景品交換玉信号,2番の接続ピンについて景品返却玉信号,3番の接続ピンについて再プレイ玉信号,及び7番の接続ピンについて計数機異常信号の各入力情報の名称が「信号種類」入力欄に表示され、それら入力情報の種類に応じて、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。また計数機4に対して設定可能な入力情報の種類(名称)は、前記景品交換玉信号,景品返却玉信号,再プレイ玉信号,及び計数機異常信号以外には無いため、信号選択ボタン34dにおいて入力情報の種類は表示されない。
【0075】
ここで計数機4から再プレイ玉信号が出力されない場合には、該再プレイ玉信号に対応する「集計」ボタンを押下すると、図14に示すように、該「集計」ボタンに「無」が表示されて反転表示されて、該入力情報の集計を行わない旨が設定される。このように、設定してある遊技関連情報の種類の変更はしたくないが、今回集計を行う計数機4からは該遊技関連情報が出力されない場合に、該設定はそのまま残しておいて集計は行わないようにすることができる。なお信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0076】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての計数機4(ここでは1番の計数機4)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、設定内容が入力情報DB33bに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図13に示す画面は表示されずに、入力情報DB33bの記憶内容に基づいて、図14に示す画面が表示される。
【0077】
また図15及び図16は、台端末装置10に接続される機器として販売機5が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。遊技情報管理装置30では、図8に示す入力情報設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「販売機」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力情報DB33bにより記憶されているデフォルトの設定(図5(c)を参照)に基づいて、図15に示す入力情報設定画面が表示される。
【0078】
具体的には、信号設定領域34aにおいて、1番の接続ピンについて販売機売上信号,2番の接続ピンについてボタン1信号,3番の接続ピンについてボタン2信号,4番の接続ピンについてボタン3信号,5番の接続ピンについてボタン4信号,6番の接続ピンについてボタン5信号,及び7番の接続ピンについてプレミアム計信号の各入力情報の名称が「信号種類」入力欄に表示され、それら入力情報の種類に応じて、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。
【0079】
また信号選択ボタン34dにおいて、販売機5に対して設定可能な入力情報の種類(名称)として名称DB33aに記憶されている名称のうち、前記デフォルトで設定されている販売機売上信号,ボタン1〜5信号,及びプレミアム計信号以外の、ボタン6〜10信号,プレミアム1〜10信号,販売機異常信号,及びカード清算金信号が表示される。なお一画面中に表示しきれない入力情報については、スクロール表示される。
【0080】
ここで販売機5から販売機売上信号,ボタン5信号,及びプレミアム計信号が出力されない場合には、該販売機売上信号及びボタン5信号に対応する「集計」ボタンを押下すると、図16に示すように、該「集計」ボタンに「無」が表示されて反転表示されて、該入力情報の集計を行わない旨が設定される。このように、設定してある遊技関連情報の種類の変更はしたくないが、今回集計を行う販売機5からは該遊技関連情報が出力されない場合に、該設定はそのまま残しておいて集計は行わないようにすることができる。
【0081】
また信号設定領域34aにおいて空いている接続端子の番号(例えば8番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「プレミアム1」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力情報(ここではプレミアム1信号)が前記押下された接続端子の番号に対応する「信号種類」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、図16に示す入力情報設定画面が表示される。
【0082】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「プレミアム1」ボタン,「プレミアム2」ボタン,「プレミアム3」ボタン,「プレミアム4」ボタン,及び「販売機異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応するプレミアム1信号,プレミアム2信号,プレミアム3信号,プレミアム4信号,及び販売機異常信号が「信号種類」入力欄に表示され、それら入力情報の種類に応じて、「集計」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容が表示される。このように、信号選択ボタン34dに表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称が設定されるので、該設定の操作が簡素となる。
【0083】
ここでボタン1信号については、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定されており、実際にはボタン1が操作されると単価1000円を示す販売額信号が1パルス入力されるので、遊技場側が設定変更は行う必要はない。しかしボタン2信号については、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定されているが、実際にはボタン2が操作されると単価1000円を示す販売額信号が2パルス入力されるので、遊技場側の操作により「金額」入力欄に「2000」を入力する。同様にボタン3信号については「金額」入力欄に「3000」を入力し、ボタン4信号については「金額」入力欄に「5000」を入力する。
【0084】
またプレミアム1信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば1000円の販売額に対して100円分(即ちパチンコ玉25個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側が設定変更は行う必要はない。しかしプレミアム2信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば2000円の販売額に対して200円分(即ちパチンコ玉50個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「50」,「単価」入力欄に「200」を入力する。またプレミアム3信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば3000円の販売額に対して300円分(即ちパチンコ玉75個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「75」,「単価」入力欄に「300」を入力する。さらにプレミアム4信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば5000円の販売額に対して500円分(即ちパチンコ玉125個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「125」,「単価」入力欄に「500」を入力する。
【0085】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての販売機5(ここでは1番の販売機5)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、設定内容が入力情報DB33bに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図15に示す画面は表示されずに、入力情報DB33bの記憶内容に基づいて、図16に示す画面が表示される。
【0086】
なお、以上に説明した各入力情報設定画面において、信号設定領域34aにおいて埋まっている接続端子の番号を押下した状態で、信号選択ボタン34dの「クリア」ボタンを操作すると、該押下された接続端子の番号に設定されている入力情報がクリアされる。またサブメニュー選択ボタン34eのうち、「印刷開始」ボタンが操作されると、入力情報に関する設定内容が印刷され、「管理画面」ボタン又は「戻る」ボタンが操作されると、図示しない管理画面に戻る。
【0087】
さらにサブメニュー選択ボタン34eの「クリア」ボタンが操作されると、該入力情報設定画面において設定・入力されている内容がクリアされて図9,図11,図13,及び図15に示す入力情報設定画面(即ちデフォルト設定の画面)が表示されると共に、初期化手段として機能する制御部32により、指定範囲内のすべての機器について、入力情報DB33bにより記憶している遊技関連情報の内容を特定可能な情報が初期化される。このように、入力情報DB33bにより記憶している遊技関連情報の種類の初期化が可能なので、遊技機の入替等により情報入力部に対する遊技関連情報の種類の設定を変更する際において、不要な遊技関連情報の種類が多い場合等に便利となる。
【0088】
なお金庫3,計数機4,及び販売機5については、前記デフォルト設定には限られず、前述の如く各信号線を任意の接続ピンに接続可能である。
【0089】
以上に説明したステップ1が終了した後に、ステップ2では、遊技情報管理装置30から台端末装置10に対して、設定された信号特性が送信され、該台端末装置10において、該送信されてきた信号特性が記憶される。次にステップ3では、台端末装置10の集計手段において、該記憶されている信号特性に基づいて、接続端子に入力される遊技関連情報が集計され、台端末装置10の出力手段から、該集計された遊技関連情報が外部出力される。このように、台端末装置10において、予め設定された信号特性に基づいて遊技関連情報が集計されるので、該遊技関連情報を確実かつ正確に集計できると共に、該集計された遊技関連情報が遊技情報管理装置30に対してスムーズに送信される。
【0090】
次にステップ4では、遊技情報管理装置30において、遊技関連情報集計手段として機能する制御部32により、台端末装置10から中継コンピュータ20を介して送信されてきた遊技関連情報が各遊技機毎及び各遊技用装置の各機器毎に集計される。ここで遊技関連情報集計手段として機能する制御部32は、台端末装置10の前記第1の入力部(即ち1番〜8番の接続ピン)及び前記第2の入力部(即ち9番〜18番の接続ピン)に入力された遊技関連情報を、入力情報DB33bに記憶された種類の遊技関連情報として集計する。
【0091】
具体的には、図4に示すように、台番号が1番であるパチンコ機Pが接続されている台端末装置10の第1の入力部において、1番の接続ピンに入力される遊技関連情報はセーフ玉信号として集計され、2番の接続ピンに入力される遊技関連情報はアウト玉として集計され、3番の接続ピンに入力される遊技関連情報は特賞信号として集計され、4番の接続ピンに入力される遊技関連情報はスタート信号として集計され、5番の接続ピンに入力される遊技関連情報は確変信号として集計され、6番の接続ピンに入力される遊技関連情報は空接点信号として集計され、7番の接続ピンに入力される遊技関連情報は現金売上信号として集計され、8番の接続ピンに入力される遊技関連情報はCR売上信号として集計される。
【0092】
また台番号が1番であるパチンコ機Pが接続されている台端末装置10の第2の入力部において、9番の接続ピンに入力される遊技関連情報はチャッカ入賞1信号として集計され、10番の接続ピンに入力される遊技関連情報はチャッカ入賞2信号として集計され、11番の接続ピンに入力される遊技関連情報はチャッカ入賞3信号として集計され、12番の接続ピンに入力される遊技関連情報はチャッカ入賞4信号として集計され、13番の接続ピンに入力される遊技関連情報はスタート入賞信号として集計され、14番の接続ピンに入力される遊技関連情報はゲート信号として集計され、15番の接続ピンに入力される遊技関連情報は大入賞口信号として集計され、16番の接続ピンに入力される遊技関連情報はドアオープン信号として集計され、17番の接続ピンに入力される遊技関連情報は台呼出信号として集計され、18番の接続ピンに入力される遊技関連情報はユニット異常信号として集計される。
【0093】
なお前述の如く集計を行わない旨が設定されている遊技関連情報については集計されない。ここで集計された遊技関連情報は、遊技関連情報DB33cに記憶される。
【0094】
そしてステップ5で、遊技情報管理装置30において、図17又は図18に示すように、遊技関連情報表示手段として機能するディスプレイ34により、遊技関連情報DB33cにより記憶している各種の遊技関連情報が、入力情報DB33bにより記憶している遊技関連情報の種類を特定可能な情報(即ち遊技関連情報の名称)と共に出力される。
【0095】
具体的には、遊技情報管理装置30において、遊技関連情報表示モードで「遊技機」が選択されると、図17に示す遊技関連情報表示画面がディスプレイ34に表示される。この遊技関連情報表示画面では、遊技機に関する遊技関連情報として、遊技機の台番号と対応付けて、遊技関連情報DB33cにより記憶している各種の遊技関連情報(図6を参照)が、該遊技関連情報の名称と共に表示される。
【0096】
このように、遊技情報管理システム1によれば、必ず収集される遊技関連情報については台端末装置の第1の入力部に固定的に入力することにより、遊技機の入替等のときに該遊技機と台端末装置との接続ミスを減少でき、また遊技機の種類によって独自に出力される遊技関連情報については台端末装置10の第2の入力部(即ち9〜18番の接続ピン)に入力することにより、該第2の入力部に入力された遊技関連情報が、入力情報設定手段により設定された種類の遊技関連情報として集計され、各入力部に入力された遊技関連情報が該遊技関連情報を特定可能な情報と共に出力されるので、より詳細な遊技関連情報を容易に把握することができる。
【0097】
また遊技情報管理装置30において、遊技関連情報表示モードで「遊技用装置」が選択されると、図18に示す遊技関連情報表示画面がディスプレイ34に表示される。この遊技関連情報表示画面では、遊技用装置に関する遊技関連情報として、金庫3,計数機4,販売機5の各機器番号と対応付けて、遊技関連情報DB33cにより記憶している各種の遊技関連情報(図7を参照)が、該遊技関連情報の名称と共に表示される。
【0098】
このように、遊技情報管理システム1によれば、遊技機の他に、金庫3,計数機4,及び販売機5等の遊技用装置から出力される遊技関連情報も遊技情報管理装置30において集中管理できると共に、台端末装置10に接続される遊技用装置の種類が変更された場合であっても、情報入力部に対する遊技関連情報の種類の設定を簡単に変更できるので、遊技用装置を台端末装置10に接続したときに接続ミスを減少でき、また遊技用装置の種類によって独自に出力される遊技関連情報が該遊技関連情報の名称と共に出力されるので、より詳細な遊技関連情報を容易に把握することができる。
【0099】
以上に説明した実施形態と対応付けて本願の請求項に係る発明を説明すると、以下のとおりである。
【0100】
まず請求項1に係る発明は、遊技機(パチンコ機P)での遊技に関連して発生する遊技関連情報が入力される第1の入力部と第2の入力部を有する情報入力部(接続端子A〜D)と、該情報入力部に入力される各種の遊技関連情報を該遊技関連情報の種類毎に集計する集計手段と、該集計手段により集計された各種の遊技関連情報を外部出力する出力手段と、を備える台端末装置(10)と、前記情報入力部に入力される遊技関連情報の種類を記憶する入力情報記憶手段(入力情報DB33b)と、前記台端末装置から出力された各種の遊技関連情報が入力される入力手段(通信部31)と、該入力手段に入力された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に集計する遊技関連情報集計手段(制御部32)と、該遊技関連情報集計手段により集計された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に記憶する遊技関連情報記憶手段(遊技関連情報DB33c)と、前記遊技関連情報記憶手段により記憶している各種の遊技関連情報を、前記入力情報記憶手段により記憶している遊技関連情報の種類を特定可能な情報(遊技関連情報の名称)と共に出力する遊技関連情報出力手段(ディスプレイ34)と、を備える遊技情報管理装置(30)と、を含む遊技情報管理システム(1)であって、前記遊技情報管理装置は、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類を設定変更する入力情報設定手段(ディスプレイ34及び入力装置35)をさらに備え、前記入力情報記憶手段は、前記第1の入力部に入力される遊技関連情報の種類として予め固定的に設定された遊技関連情報の種類を記憶すると共に、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として前記入力情報設定手段により設定された遊技関連情報の種類を記憶し、前記遊技関連情報集計手段は、前記第1の入力部及び前記第2の入力部に入力された遊技関連情報を、前記入力情報記憶手段により記憶された種類の遊技関連情報として集計することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0101】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技情報管理システム(1)であって、前記遊技情報管理装置(30)は、前記遊技関連情報の種類を特定可能な情報として複数種類の遊技関連情報の名称を記憶する名称記憶手段(名称DB33a)と、該名称記憶手段により記憶している複数種類の遊技関連情報の名称を表示する名称表示手段(ディスプレイ34)と、をさらに備え、前記入力情報設定手段(ディスプレイ34及び入力装置35)は、前記名称表示手段により表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称を、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として設定することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0102】
また請求項3に係る発明は、請求項2に記載した遊技情報管理システム(1)であって、前記台端末装置(10)の前記情報入力部(接続端子A〜D)には、遊技場内に設けられた複数種類の遊技用装置(金庫3,計数機4,及び販売機5)から出力される前記遊技関連情報が入力され、前記遊技情報管理装置(30)は、前記遊技関連情報の名称を遊技用装置毎に前記名称記憶手段(名称DB33a)に記憶し、前記遊技用装置の種類を選択する遊技用装置選択手段(ディスプレイ34及び入力装置35)を備え、該遊技用装置選択手段により選択された遊技用装置の種類に応じて、前記名称記憶手段により記憶されている遊技関連情報の名称を前記名称表示手段(ディスプレイ34)に表示することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0103】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技情報管理システム(1)であって、前記遊技情報管理装置(30)は、前記入力情報記憶手段(入力情報DB33b)により記憶している遊技関連情報の種類を初期化する初期化手段(制御部32)をさらに備えることを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0104】
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技情報管理システム(1)であって、前記遊技情報管理装置(30)は、前記遊技関連情報集計手段(制御部32)による集計を行うか否かを前記入力情報記憶手段に記憶される前記遊技関連情報の種類毎に設定する集計設定手段(ディスプレイ34及び入力装置35)をさらに備えることを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0105】
さらに請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技情報管理システム(1)であって、前記遊技情報管理装置(30)は、前記情報入力部(接続端子A〜D)に入力される遊技関連情報の信号特性を設定する信号特性設定手段(ディスプレイ34及び入力装置35)と、該信号特性設定手段により設定された信号特性を前記台端末装置に対して送信する信号特性送信手段(通信部31)と、をさらに備え、前記台端末装置(10)の前記集計手段は、前記信号特性送信手段から送信されてきた信号特性に基づいて、前記情報入力部に入力される遊技関連情報を集計することを特徴とする遊技情報管理システムである。
【0106】
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0107】
上記の実施形態では、台端末装置10と遊技情報管理装置30との間に中継コンピュータ20が介在される例について説明したが、これに限らず、該中継コンピュータ20を介さずに台端末装置10から遊技情報管理装置30に対して直接的に遊技関連情報が送信されるものでも良い。
【0108】
上記の実施形態では、計数機4が遊技島2の端部に設けられる例について説明したが、これに限らず、該計数機4は、例えば遊技機に対応して設けられる各台計数機でも良い。また上記の実施形態では、販売機5が遊技島2の端部に設けられる例について説明したが、これに限らず、該販売機5は、例えば遊技機に対応して(例えば玉貸ユニットUに)設けられるものでも良い。
【0109】
上記の実施形態では、台端末装置10に設けられる情報入力部(接続端子)の数が4つである例について説明したが、これに限らず、台端末装置10に設けられる情報入力部の数は1つ〜3つ,又は5つ以上でも良い。また各情報入力部に設けられる接続ピンの数が18である例について説明したが、これに限らず、該接続ピンの数は任意である。
【0110】
上記の実施形態では、図5に示すように、台端末装置10に接続される機器が遊技用装置(金庫3,計数機4,及び販売機5)である場合には、各信号線を任意の接続ピンに接続可能である例について説明したが、これに限らず、各接続ピンのうち、デフォルトで遊技関連情報の種類が設定されている接続ピン(即ち金庫3であれば1番〜4番,及び7番の接続ピンであり、計数機4であれば1番〜3番,及び7番の接続ピンであり、販売機5であれば1番〜7番の接続ピン)については、入力される遊技関連情報の種類が予め固定的に設定された第1の入力部とし、それ以外の接続ピンについては、入力される遊技関連情報の種類を設定変更可能な第2の入力部としても良い。
【0111】
上記の実施形態では、図5に示すように、台端末装置10に接続される機器が遊技用装置(金庫3,計数機4,及び販売機5)である場合に、情報入力部(接続端子)に入力される遊技関連情報がデフォルトで幾つか設定されている例について説明したが、これに限らず、いずれの遊技関連情報もデフォルトでは設定せずに、すべての接続ピンを予備の接続ピンとしても良い。
【0112】
上記の実施形態では、図6及び図7に示すように、遊技関連情報DB33cにおいて遊技関連情報のみが記憶される例について説明したが、これに限らず、該遊技関連情報に基づいて算出され、遊技機の遊技状況を示す指標となる遊技指標情報も併せて記憶されるようにしても良く、図17及び図18に示す遊技関連情報表示画面が表示において、該遊技指標情報も併せて表示されるようにしても良い。
【0113】
上記の実施形態では、図9〜図16に示すように、信号選択ボタン34dに表示される中から選択された遊技関連情報の名称が設定される例について説明したが、これに限らず、入力装置35の操作により入力された遊技関連情報の名称が設定されるようにしても良い。
【0114】
上記の実施形態では、ステップ2で、遊技情報管理装置30から台端末装置10に対して、設定された信号特性のみが送信され、ステップ3で、台端末装置10において、集計された遊技関連情報が接続ピンの番号と共に外部出力され、ステップ4で、遊技情報管理装置30において、該接続ピンの番号が入力情報DB33bの記憶内容と照会されて該遊技関連情報の名称が特定されてから、該遊技関連情報の名称に基づいて該遊技関連情報が集計・記憶される例について説明したが、これに限らず、ステップ2で、遊技情報管理装置30から台端末装置10に対して、設定された信号特性と共に遊技関連情報の名称も送信されるようにしても良い。この場合には、ステップ3で、台端末装置10において、該送信されてきた遊技関連情報の名称が記憶され、集計された遊技関連情報が該遊技関連情報の名称と共に外部出力され、ステップ4で、遊技情報管理装置30において、該送信される遊技関連情報の名称に基づいて該遊技関連情報が集計・記憶される。
【0115】
【発明の効果】
本発明に係る遊技情報管理システムによれば、以下のような効果を奏する。
【0116】
まず請求項1に係る遊技情報管理システムによれば、必ず収集される遊技関連情報については台端末装置の第1の入力部に固定的に入力することにより、遊技機の入替等のときに該遊技機と台端末装置との接続ミスを減少でき、また遊技機の種類によって独自に出力される遊技関連情報については台端末装置の第2の入力部に入力することにより、該第2の入力部に入力された遊技関連情報が、入力情報設定手段により設定された種類の遊技関連情報として集計され、各入力部に入力された遊技関連情報が該遊技関連情報を特定可能な情報と共に出力されるので、より詳細な遊技関連情報を容易に把握することができる。
【0117】
また請求項2に係る遊技情報管理システムによれば、表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称が、第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として設定されるので、該設定の操作が簡素となる。
【0118】
また請求項3に係る遊技情報管理システムによれば、遊技機の他に、金庫,計数機,及び販売機等の遊技用装置から出力される遊技関連情報も遊技情報管理装置において集中管理できると共に、台端末装置に接続される遊技用装置の種類が変更された場合であっても、情報入力部に対する遊技関連情報の種類の設定を簡単に変更できるので、遊技用装置を台端末装置に接続したときに接続ミスを減少でき、また遊技用装置の種類によって独自に出力される遊技関連情報が該遊技関連情報の名称と共に出力されるので、より詳細な遊技関連情報を容易に把握することができる。
【0119】
また請求項4に係る遊技情報管理システムによれば、入力情報記憶手段により記憶している遊技関連情報の種類の初期化が可能なので、遊技機の入替等により情報入力部に対する遊技関連情報の種類の設定を変更する際において、不要な遊技関連情報の種類が多い場合等に便利となる。
【0120】
また請求項5に係る遊技情報管理システムによれば、設定してある遊技関連情報の種類の変更はしたくないが、今回集計を行う遊技機からは該遊技関連情報が出力されない場合に、該設定はそのまま残しておいて集計は行わないようにすることができる。
【0121】
さらに請求項6に係る遊技情報管理システムによれば、台端末装置において、予め設定された信号特性に基づいて遊技関連情報が集計されるので、該遊技関連情報を確実かつ正確に集計できると共に、該集計された遊技関連情報が遊技情報管理装置に対してスムーズに送信される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る遊技情報管理システムの一例を表す図である。
【図2】図2は名称DBに記憶される遊技関連情報の名称の一例を表す図である。
【図3】図3は図2に続く図である。
【図4】図4は入力情報DBに記憶される、情報入力部に入力される遊技関連情報の種類の一例を表す図であり、パチンコ機に関するものである。
【図5】図5は入力情報DBに記憶される、情報入力部に入力される遊技関連情報の種類の一例を表す図であり、(a)は金庫,(b)は計数機,(c)は販売機に関するものである。
【図6】図6は遊技情報管理装置のハードディスクに記憶される遊技関連情報の一例を表す図であり、パチンコ機に関するものである。
【図7】図7は遊技情報管理装置のハードディスクに記憶される遊技関連情報の一例を表す図であり、(a)は金庫,(b)は計数機,(c)は販売機に関するものである。
【図8】図8は遊技情報管理装置のディスプレイに表示される入力情報設定画面の一例を表す図である。
【図9】図9は遊技機が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。
【図10】図10は図9に続く図である。
【図11】図11は金庫が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。
【図12】図12は図11に続く図である。
【図13】図13は計数機が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。
【図14】図14は図13に続く図である。
【図15】図15は販売機が選択された場合の入力情報設定画面の一例を表す図である。
【図16】図16は図15に続く図である。
【図17】図17は遊技情報管理装置のディスプレイに表示される、パチンコ機に関する遊技関連情報表示画面の一例を表す図である。
【図18】図18は遊技情報管理装置のディスプレイに表示される、金庫,計数機,及び販売機に関する遊技関連情報表示画面の一例を表す図である。
【符号の説明】
1…遊技情報管理システム
3…金庫
4…計数機
5…販売機
10…台端末装置
30…遊技情報管理装置
31…通信部
32…制御部
33…ハードディスク
33a…名称DB
33b…入力情報DB
33c…遊技関連情報DB
34…ディスプレイ
35…入力装置
A,B,C,D…接続端子
P…パチンコ機
U…玉貸ユニット
L…呼出ランプ
Claims (6)
- 遊技機での遊技に関連して発生する遊技関連情報が入力される第1の入力部と第2の入力部を有する情報入力部と、該情報入力部に入力される各種の遊技関連情報を該遊技関連情報の種類毎に集計する集計手段と、該集計手段により集計された各種の遊技関連情報を外部出力する出力手段と、を備える台端末装置と、
前記情報入力部に入力される遊技関連情報の種類を記憶する入力情報記憶手段と、前記台端末装置から出力された各種の遊技関連情報が入力される入力手段と、該入力手段に入力された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に集計する遊技関連情報集計手段と、該遊技関連情報集計手段により集計された各種の遊技関連情報を各遊技機毎に記憶する遊技関連情報記憶手段と、前記遊技関連情報記憶手段により記憶している各種の遊技関連情報を、前記入力情報記憶手段により記憶している遊技関連情報の種類を特定可能な情報と共に出力する遊技関連情報出力手段と、を備える遊技情報管理装置と、
を含む遊技情報管理システムであって、
前記遊技情報管理装置は、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類を設定変更する入力情報設定手段をさらに備え、
前記入力情報記憶手段は、前記第1の入力部に入力される遊技関連情報の種類として予め固定的に設定された遊技関連情報の種類を記憶すると共に、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として前記入力情報設定手段により設定された遊技関連情報の種類を記憶し、
前記遊技関連情報集計手段は、前記第1の入力部及び前記第2の入力部に入力された遊技関連情報を、前記入力情報記憶手段に記憶された種類の遊技関連情報として集計することを特徴とする遊技情報管理システム。 - 請求項1に記載した遊技情報管理システムであって、
前記遊技情報管理装置は、
前記遊技関連情報の種類を特定可能な情報として複数種類の遊技関連情報の名称を記憶する名称記憶手段と、
該名称記憶手段により記憶している複数種類の遊技関連情報の名称を表示する名称表示手段と、をさらに備え、
前記入力情報設定手段は、前記名称表示手段により表示された複数種類の遊技関連情報の名称から選択された遊技関連情報の名称を、前記第2の入力部に入力される遊技関連情報の種類として設定することを特徴とする遊技情報管理システム。 - 請求項2に記載した遊技情報管理システムであって、
前記台端末装置の前記情報入力部には、遊技場内に設けられた複数種類の遊技用装置から出力される前記遊技関連情報が入力され、
前記遊技情報管理装置は、
前記遊技関連情報の名称を遊技用装置毎に前記名称記憶手段に記憶し、
前記遊技用装置の種類を選択する遊技用装置選択手段を備え、
該遊技用装置選択手段により選択された遊技用装置の種類に応じて、前記名称記憶手段により記憶されている遊技関連情報の名称を前記名称表示手段に表示することを特徴とする遊技情報管理システム。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技情報管理システムであって、
前記遊技情報管理装置は、前記入力情報記憶手段により記憶している遊技関連情報の種類を初期化する初期化手段をさらに備えることを特徴とする遊技情報管理システム。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技情報管理システムであって、
前記遊技情報管理装置は、前記遊技関連情報集計手段による集計を行うか否かを前記入力情報記憶手段に記憶される前記遊技関連情報の種類毎に設定する集計設定手段をさらに備えることを特徴とする遊技情報管理システム。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技情報管理システムであって、
前記遊技情報管理装置は、
前記情報入力部に入力される遊技関連情報の信号特性を設定する信号特性設定手段と、
該信号特性設定手段により設定された信号特性を前記台端末装置に対して送信する信号特性送信手段と、をさらに備え、
前記台端末装置の前記集計手段は、前記信号特性送信手段から送信されてきた信号特性に基づいて、前記情報入力部に入力される遊技関連情報を集計することを特徴とする遊技情報管理システム。
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