JP2004113272A - 遊技用管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号比や単価の設定を行う際の設定ミスを減少できるような遊技用管理装置を提供する。
【解決手段】遊技用管理装置は、入力信号の種別に応じて信号比や単価を予め記憶しておき、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記記憶内容に基づいて、入力信号の種別に応じた信号比や単価の入力欄を表示し、入力信号の種別とは無関係の入力欄は表示しないので、見やすい設定画面となる。そして該表示された入力欄に入力された信号比や単価に基づいて、各入力信号の信号比や単価の設定を行うので、設定ミスを減少できる。
【選択図】 図6
【解決手段】遊技用管理装置は、入力信号の種別に応じて信号比や単価を予め記憶しておき、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記記憶内容に基づいて、入力信号の種別に応じた信号比や単価の入力欄を表示し、入力信号の種別とは無関係の入力欄は表示しないので、見やすい設定画面となる。そして該表示された入力欄に入力された信号比や単価に基づいて、各入力信号の信号比や単価の設定を行うので、設定ミスを減少できる。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に関連する遊技関連機器から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置に係り、特に該入力信号の種別に応じた信号比や単価の設定を行うための遊技用管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技に関連する遊技関連機器(例えば遊技台,金庫,計数機,及び販売機)から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置が知られている。この遊技用管理装置においては、遊技関連情報と売上情報を収集して管理するために、該入力信号の種別(例えばセーフ玉信号,アウト玉信号,現金○○円信号等)に応じて、1パルスの該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさ(例えばパチンコ玉数やメダル数)である信号比や、1パルスの該入力信号の受信に対応する金額である単価等の設定を行う必要がある(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−85435号公報(第4頁,第8図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技用管理装置では、信号比や単価の設定を行う際に、入力信号の種別とは無関係にすべての入力信号について信号比や単価の入力画面(入力欄)が表示されるため、該設定に手間がかかると共に、設定画面が見にくくなり、結果として設定ミス(例えば信号比の設定が必要でない入力信号について信号比を設定してしまう等)が生じやすいと言う問題があった。
【0005】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、信号比や単価の設定を行う際の設定ミスを減少できるような遊技用管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、遊技に関連する遊技関連機器から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置であって、前記入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段と、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさである信号比、及び/又は、該入力信号の受信に対応する金額である単価を記憶する入力信号種別記憶手段と、前記入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、前記入力信号設定手段は、該入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0008】
また請求項2に係る発明は、前記入力信号種別記憶手段は、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号のパルス長をさらに記憶でき、前記表示制御手段は、前記入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面を表示させる制御を行い、前記入力信号設定手段は、該入力画面にて入力されたパルス長に基づいて、各入力信号のパルス長の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0009】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用管理装置であって、前記入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記入力信号収集設定手段による設定に基づいて、前記入力信号を区分して表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、前記入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0011】
さらに請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、前記入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る遊技用管理装置30は、図1に示すように、遊技に関連する遊技関連機器である遊技台(例えばパチンコ台P),金庫3,計数機4,及び販売機5から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理するものであり、特に入力信号の種別の設定を受け付けた際に、該入力信号の種別(例えばセーフ玉信号,アウト玉信号,現金○○円信号等)に応じた信号比及び/又は単価を表示するものである。
【0013】
この遊技用管理装置30を含む遊技用管理システム1は、図1に示すように、遊技場内に配置された複数の遊技島2に設けられる台端末10と、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる中継コンピュータ20と、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる遊技用管理装置30からなり、台端末10は中継コンピュータ20を介して遊技用管理装置30と通信可能に接続されている。
【0014】
ここで台端末10は、遊技関連機器である遊技台(例えばパチンコ台P),金庫3,計数機4,及び販売機5と接続可能な複数の接続端子(ここでは4つの接続端子A,B,C,D)を有し、各接続端子に割り当てられた遊技関連機器から出力された出力信号を収集して中継コンピュータ20に送信するものである。なお台端末10は、パチンコ台Pに対してパチンコ玉を補給する補給機構を駆動するための補給駆動信号をパチンコ台Pに送信するものでもある。
【0015】
また中継コンピュータ20は、台端末10から送信された出力信号を中継して遊技用管理装置30に送信するものである。なお1台の遊技用管理装置30には最高で10台の中継コンピュータ20を接続可能であり、1台の中継コンピュータ20には最高で44台の台端末10を接続可能であり、1台の台端末10には最高で4台の遊技関連機器を接続可能である。
【0016】
遊技島2には、一組のパチンコ台P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが複数設けられており、これらは台番号(1番台,2番台…)により識別可能とされている。また遊技島2には、金庫3,計数機4,及び販売機5が設けられており、これらは機器番号(1番,2番…)によって識別可能とされている。この図1に示す例では、遊技島2の一面において左端から右端に向けて1番台〜10番台(ただし4番台と9番台は欠番)の8組のパチンコ台P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが設けられ、折り返して遊技島2の背面において右端から左端に向けて11番台〜20番台(ただし14番台と19番台は欠番)の8組のパチンコ台P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが設けられ、遊技島2の端部において1番の金庫3,1番の計数機4,及び1番の販売機5が設けられている。そして各パチンコ台,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLは、台番号が若い順に4台毎に、各台端末10の各接続端子A,B,C,Dに接続されており、金庫3,計数機4,及び販売機5も、台端末10の各接続端子A,B,C(接続端子Dは空端子)に接続されている。
【0017】
以下、図1に示す各構成要素について説明する。パチンコ台Pは遊技台の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、遊技領域には、複数種類の識別情報である特別図柄を可変表示可能な特別図柄可変表示装置や、複数種類又は一種類の識別情報である普通図柄を可変表示可能な普通図柄可変表示装置や、一般入賞口,始動入賞口,大入賞口等の複数の入賞口や、ゲート等が設けられている。このパチンコ台Pからは、以下に説明する出力信号が出力される。
【0018】
まず遊技領域に打ち込まれて遊技に使用されたパチンコ玉(以下「打込玉」という。)が始動入賞口に入賞した場合には、特別図柄可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な出力信号として、1パルスのスタート信号が出力される。
【0019】
また特別図柄可変表示装置の表示結果が予め定められた所定態様となった場合には、遊技者にとって有利な遊技状態(いわゆる特賞=大当り)が発生して、閉成されていた大入賞口が開成されて前記打込玉が大入賞口に入賞可能になると共に、該特賞の発生を特定可能な出力信号として、該特賞の発生から終了までの間において継続的な特賞信号が出力される。
【0020】
また特別図柄可変表示装置の表示結果が予め定められた特別の所定態様となった場合には、前記特賞の発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態(以下単に「確変」という。)が発生して、該確変の発生を特定可能な出力信号として、該確変の発生から終了までの間において継続的な確変信号が出力される。この確変は、初回の特賞の発生を含めて例えば合計2回の特賞が発生することにより通常確率に復帰して終了すると共に、該2回目の特賞が前記特別の所定態様となった場合には、該確変が継続(いわゆる連チャン)する。
【0021】
また打込玉が各一般入賞口に入賞した場合には、例えば10個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該一般入賞口への入賞を特定可能な出力信号として、1パルスのチャッカ入賞1〜7信号が出力される。また打込玉が始動入賞口に入賞した場合には、例えば5個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該始動入賞口への入賞を特定可能な出力信号として、1パルスのスタート入賞信号が出力される。また打込玉が大入賞口に入賞した場合には、例えば15個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該大入賞口への入賞を特定可能な出力信号として、1パルスの大入賞口信号が出力される。また打込玉がゲートを通過した場合には、普通図柄可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な出力信号として、1パルスのゲート信号が出力される。なお打込玉がゲートを通過しても、賞球は払い出されない。
【0022】
各入賞口に入賞した打込玉及びいずれの入賞口にも入賞しなかった打込玉は、パチンコ台Pの背後に設けられたアウトタンクに導かれ、該アウトタンクに付設された打込玉カウンタにて打込玉数が計数されると共に、該打込玉数を特定可能な出力信号として、10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスのアウト玉信号が出力される。また補給樋からパチンコ台Pに対してパチンコ玉が補給された場合には、該補給樋に敷設された補給玉カウンタにて補給玉数が計数されると共に、該補給玉数を特定可能な出力信号として、10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスのセーフ玉信号が出力される。
【0023】
さらにパチンコ台Pの前面扉が開放された場合には、該前面扉の開放を特定可能な出力信号として、該前面扉が開放されている間において継続的なドアオープン信号が出力される。またパチンコ台Pに対する不正な操作として磁石が検出された場合には、該磁石の検出を特定可能な出力信号として、該磁石が検出されている間において継続的な磁石検出信号が出力される。またパチンコ台Pに対する不正な操作として電波が検出された場合には、該電波の検出を特定可能な出力信号として、該電波が検出されている間において継続的な電波検出信号が出力される。
【0024】
なお遊技台はパチンコ台Pには限られず、遊技者所有の有価価値(例えばメダル)を賭数として使用することで遊技が可能となり、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了すると共に、予め定められた所定条件を満たすときに、遊技者にとって有利な遊技状態である第1の特別遊技状態(いわゆるビッグボーナス)と、該第1の特別遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な遊技状態である第2の特別遊技状態(いわゆるレギュラーボーナス)が発生するパチスロ台でも良い。このパチスロ台からは、出力信号として、前記ゲーム数を特定可能なスタート信号,前記ビッグボーナスの発生を特定可能な特賞信号,前記レギュラーボーナスの発生を特定可能なREGボーナス信号,該ビッグボーナス及びレギュラーボーナス以外の遊技者にとって有利な遊技状態(例えばアシストタイムや、特別遊技状態の発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態)の発生を特定可能な確変信号,使用されたメダル数を特定可能なアウト玉信号,払い出されたメダル数を特定可能なセーフ玉信号,パチスロ台の前面扉の開放を特定可能なドアオープン信号,パチスロ台に対する不正な操作として磁石の検出を特定可能な磁石検出信号,及びパチスロ台に対する不正な操作として電波の検出を特定可能な電波検出信号等が出力される。
【0025】
玉貸ユニットUは、パチンコ台Pに対応して(ここではパチンコ台Pの左側に隣接して)設けられており、該パチンコ台Pと同一の接続端子に接続される。この玉貸ユニットUは、貨幣(ここでは100円硬貨,500円硬貨,又は1000円紙幣)を受け付け、該受け付けた貨幣を識別し、該識別された貨幣額に相当するパチンコ玉を、玉貸ユニットUの内部に設けられた玉払出装置から払い出して貸し出すもの(いわゆる現金ユニット)である。この玉貸ユニットUからは、パチンコ玉の貸出が行われた場合に、設定に応じて、該貸出に使用された貨幣額の合計(即ち売上金額)を特定可能なパルス状の現金売上信号か、あるいは該貸出に使用された貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号が出力信号として出力される。また玉貸ユニットUにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す継続的なユニット異常信号が出力信号として出力される。なお玉貸ユニットUにおいて高額な貨幣(例えば2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を受付可能に構成した場合には、該貨幣を受け付けた場合に、該受け付けた貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金2000円信号,現金5000円信号,又は現金10000円信号が出力信号として出力される。
【0026】
また玉貸ユニットUは、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさ(例えば残度数)を特定可能な情報が記録された記録媒体(例えばプリペイドカード)を受け付け、該受け付けた記録媒体の記録情報を読み取り、該読み取った記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当するパチンコ玉を、パチンコ台Pとの間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行うことによりパチンコ台Pの内部に設けられた玉払出装置から払い出して貸し出すもの(いわゆるCRユニット)でも良い。この玉貸ユニットUからは、パチンコ玉の貸出が行われた場合に、該貸出に使用された遊技用有価価値の大きさ(即ち売上金額)を特定可能なCR売上信号が出力信号として出力される。また玉貸ユニットUにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す継続的なユニット異常信号が出力信号として出力される。
【0027】
なお前記遊技台がパチンコ台Pではなくパチスロ台である場合には、該パチスロ台に対応して玉貸ユニットUではなくメダル貸ユニットが設けられ、このメダル貸ユニットからは、メダルの貸出が行われた場合に、現金ユニットでは設定に応じて、パルス状の現金売上信号か、あるいはパルス状の現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号が出力信号として出力され、CRユニットではCR売上信号が出力信号として出力される。またメダル貸ユニットにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す継続的なユニット異常信号が出力信号として出力される。
【0028】
呼出ランプLは、パチンコ台Pに対応して(ここではパチンコ台Pの上側に隣接して)設けられており、該パチンコ台Pと同一の接続端子に接続される。この呼出ランプLは、遊技場の店員を呼び出すためのものであり、該呼出を受け付けるための呼出ボタンが設けられている。この呼出ランプLからは、該呼出ボタンが操作された場合に、継続的な台呼出信号が出力信号として出力される。
【0029】
金庫3は、前記現金ユニットである玉貸ユニットUにて受け付けられた貨幣(ここでは100円硬貨,500円硬貨,又は1000円紙幣)を収集して保管するためのものである。この金庫3からは、貨幣が収集された場合に、設定に応じて、該収集された貨幣額の合計を特定可能なパルス状の現金売上信号か、あるいは該収集された貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号が出力信号として出力される。また金庫3において異常が発生した場合に、該異常を示す継続的な金庫異常信号が出力信号として出力される。なお金庫3において高額な貨幣(例えば2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を収集可能に構成した場合には、該貨幣が収集された場合に、該収集された貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金2000円信号,現金5000円信号,又は現金10000円信号が出力信号として出力される。
【0030】
計数機4は、遊技者所有の遊技媒体(パチンコ玉やメダル)を計数するためのものである。この計数機4からは、遊技媒体が計数された場合に、該計数された遊技媒体数の範囲内で遊技者に対して発行される記録媒体に記録された遊技媒体数を特定可能なパルス状の景品交換玉信号,該記録媒体に記録されずに遊技者に対して返却された遊技媒体数(いわゆる余り玉数)を特定可能なパルス状の景品返却玉信号,又は該計数された遊技媒体数の範囲内で貯蓄された遊技媒体数(いわゆる貯玉数)を特定可能なパルス状の再プレイ玉信号が出力信号として出力される。また計数機4において異常が発生した場合に、該異常を示す継続的な計数機異常信号が出力信号として出力される。
【0031】
販売機5は、前記CRユニットである玉貸ユニットUにて使用される記録媒体(即ちプリペイドカード)を販売するためのものであり、貨幣(ここでは1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を受け付け、該受け付けた貨幣を識別し、該識別された貨幣額の範囲内における所定の販売額に相当する遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された記録媒体を販売するためのものである。この販売機5には、販売額を指定するための複数のボタン(ここでは販売額として1000円を指定するためのボタン1,2000円を指定するためのボタン2,3000円を指定するためのボタン3,及び5000円を指定するためのボタン4の4つのボタン)が設けられている。なお該ボタンは、ボタン1〜ボタン10まで設けることができる。
【0032】
この販売機5からは、前記ボタンが操作されて記録媒体が販売された場合に、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価)の式で算出されるパルス数の販売額信号が出力信号として出力される。また販売額に応じてプレミアムが付与される場合には、設定に応じて、該付与されたプレミアムの合計を特定可能なパルス状のプレミアム計信号か、あるいは各販売額に応じたプレミアムを特定可能なパルス状のプレミアム1〜10信号が出力信号として出力される。なお販売機5において前記プリペイドカードの残高を精算可能に構成した場合には、該精算額を特定可能なパルス状のカード清算金信号が出力信号として出力される。
【0033】
以上に説明した出力信号は、各遊技関連機器から台端末10にパラレル転送され、台端末10でシリアル変換されて中継コンピュータ20にシリアル転送され、中継コンピュータ20から遊技用管理装置30に送信されて、入力信号として遊技用管理装置30に入力される。ただし販売機5から出力される販売額信号は、該販売額信号のパルス数に応じて、販売額の合計を特定可能な販売機売上信号(例えば5パルスであれば販売額の合計が5000円である販売機売上信号)として入力されるか、あるいは前記ボタンに対応する販売額を特定可能なボタン1〜10信号(例えば5パルスであれば販売額が5000円であるボタン4信号)として入力される。
【0034】
次に図2及び図3は遊技用管理装置30に入力される入力信号の一例を表す図である。この遊技用管理装置30では、入力信号の種別に応じて、信号情報としてデータ形式,パルス長,緊急指定信号であるか否か,及び金種指定信号であるか否かと、遊技関連機器に対する接続の可否と、信号設定値として信号比,単価,及び金額が、図示しない記憶媒体(例えばFDやCD−ROM等)から読み込まれて予め設定され、該設定内容が後述する入力信号種別DB33aに記憶される。
【0035】
ここでデータ形式については、入力信号がパルス状である場合には「パルス」,入力信号が継続的である場合には「状態」と予め設定される。またパルス長については、入力信号が10msec程度のパルス長である場合には「短」,入力信号が50msec程度のパルス長である場合には「中」,入力信号が100msec程度のパルス長である場合には「長」と予め設定される。また緊急指定信号であるか否かについては、入力信号が緊急指定信号である場合には「有」,緊急指定信号でない場合には「無」と予め設定される。さらに金種指定信号であるか否かについては、入力信号が金種指定信号である場合には「有」,金種指定信号でない場合には「無」と予め設定される。遊技関連機器に対する接続の可否については、接続可能な遊技関連機器には「○」,接続不可な遊技関連機器には「−」が示されている。
【0036】
次に信号比については、1パルスの入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさ(ここではパチンコ玉数又はメダル数)が予め設定され、単価については、1パルスの入力信号の受信に対応する金額が予め設定される。なお金額については、入力信号の種別に応じて異なる内容が予め設定される。これら信号比,単価,及び金額については、設定可能である場合には「○」,設定不可である場合には「−」が示されている。
【0037】
ここで信号比,単価,及び金額からなる信号設定値については、デフォルトでは以下のように設定される。まず図2において、セーフ玉信号については、補給玉カウンタにて10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「10」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、1枚のメダルが計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「1」がデフォルトで設定される。
【0038】
またアウト玉信号については、打込玉カウンタにて10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「10」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、1枚のメダルが計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「1」がデフォルトで設定される。
【0039】
また現金売上信号とCR売上信号については、100円の売上金額に対して25個のパチンコ玉が貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、100円の売上金額に対して5枚のメダルが貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「5」,単価として「100」がデフォルトで設定される。これら現金売上信号とCR売上信号については、いずれか一方のみを設定(即ち収集)可能である。
【0040】
またチャッカ入賞1〜7信号,スタート入賞信号,ゲート信号,及び大入賞口信号については、打込玉が入賞する毎に10個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「10」がデフォルトで設定される。
【0041】
また現金100円信号については、100円の売上金額に対して25個のパチンコ玉が貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「25」,単価として「100」が設定される。なおパチスロ台では、100円の売上金額に対して5枚のメダルが貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「5」,単価として「100」がデフォルトで設定される。以下同様に、現金500円信号については、信号比として「125」(パチスロ台では「25」),単価として「500」が、現金1000円信号については、信号比として「250」(パチスロ台では「50」),単価として「1000」が、現金2000円信号については、信号比として「500」(パチスロ台では「100」),単価として「2000」が、現金5000円信号については、信号比として「1250」(パチスロ台では「250」),単価として「5000」が、現金10000円信号については、信号比として「2500」(パチスロ台では「500」),単価として「10000」が、それぞれデフォルトで設定される。
【0042】
また図3において、景品交換玉信号と景品返却玉信号については、40個のパチンコ玉に対して1パルスが入力されると共に、パチンコ玉の景品単価が4円(400銭)で、パチンコ玉の特殊景品との交換単価が2.5円(250銭)である場合を想定して、信号比として「40」,単価として景品単価である「400」,金額として交換単価である「250」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、10枚のメダルに対して1パルスが入力されると共に、メダルの景品単価が20円(2000銭)で、メダルの特殊景品との交換単価が12.5円(1250銭)である場合を想定して、信号比として「10」,単価として景品単価である「2000」,金額として交換単価である「1250」がデフォルトで設定される。
【0043】
また再プレイ玉信号については、100円分の貯玉に相当する25個のパチンコ玉に対して1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、100円分の貯メダルに相当する5枚のメダルに対して1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「5」,単価として「100」がデフォルトで設定される。
【0044】
また販売機売上信号については、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価(ここでは1000円))の式で定められるパルス数が入力される場合を想定して、単価として「1000」がデフォルトで設定される。またボタン1〜10信号については、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価(ここでは1000円))の式で定められるパルス数が入力される場合を想定して、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定される。さらにプレミアム計信号,及びプレミアム1〜10信号については、1000円の販売額に対して100円分(パチンコ玉25個分又はメダル5枚分)のプレミアムが付与されて1パルスが出力される場合を想定して、信号比として「25」(パチスロ台では「5」),単価として「100」がデフォルトで設定される。
【0045】
図1に戻り、遊技用管理装置30は、遊技に関連する遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,及び販売機5)から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理するものである。この遊技用管理装置30は、図1に示すように接続される通信部31,制御部32,ハードディスク33,ディスプレイ34,及び入力装置35等を備えている。ここでハードディスク33には、入力信号種別DB33a,遊技関連情報DB33b,及び売上情報DB33cが記憶されている。
【0046】
通信部31は、中継コンピュータ20と通信可能に接続され、遊技用管理装置30と中継コンピュータ20との間における通信を司るものである。これにより、前述の如く、各遊技関連機器から出力された出力信号が、台端末10と中継コンピュータ20を介して遊技用管理装置30に送信され、入力信号として遊技用管理装置30に入力される。
【0047】
制御部32は、CPU,RAM,ROM等を備えるコンピュータであり、ハードディスク33に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、遊技用管理装置30の全体を制御して各種の処理を行うものである。この制御部32は、入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段として機能するものである。この入力信号設定手段として機能する制御部32は、後述する入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うものである。
【0048】
また制御部32は、ディスプレイ34の表示画面に表示させる表示内容の制御を行う表示制御手段として機能するものである。この表示制御手段として機能する制御部32は、後述する入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、後述する入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価やパルス長等の入力画面を表示させる制御を行う(図5,図7,図9,及び図11を参照)。また後述する入力信号収集設定手段による設定に基づいて、入力信号を区分して表示させる制御を行い(図6を参照)、後述する遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行い(図5〜図12を参照)、後述する設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行う(図5及び図6を参照)。なお表示内容については、後述する図4〜図12の説明で詳述する。
【0049】
入力信号種別DB33aは入力信号種別記憶手段の一例であって、入力信号の種別に応じて、信号比及び/又は単価やパルス長等を記憶するものである。この入力信号種別DB33aには、台番号又は機器番号毎にデータテーブルが設けられている。そして遊技台に関するデータテーブルにおいては、該遊技台(ここではパチンコ台P)の台番号と対応付けて、後述する図6に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。また金庫3に関するデータテーブルにおいては、該金庫3の機器番号と対応付けて、後述する図8に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。また計数機4に関するデータテーブルにおいては、該計数機4の機器番号と対応付けて、後述する図10に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。さらに販売機5に関するデータテーブルにおいては、該販売機5の機器番号と対応付けて、後述する図12に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。なお入力内容については、後述する図4〜図12の説明で詳述する。
【0050】
また各データテーブルにおいては、入力信号を収集するか否か,及び入力信号が接続される接点の種類も記憶される。ここで入力信号を収集するか否かについては、後述する図6に示す入力信号設定画面にて入力された内容に基づいて、該入力信号を収集する場合には「有」,該入力信号を収集しない場合には「無」と記憶される。具体的には、遊技台に関するデータテーブルにおいて、現金売上信号又はCR売上信号のいずれか一方のみが「無」と記憶され、それ以外の信号については「有」と記憶される。また入力信号が接続される接点の種類については、データ形式が「パルス」で金種指定が「有」である信号についてはデフォルトでブレーク接点を示す「ブレーク」と記憶され、それ以外の信号についてはデフォルトでメーク接点を示す「メーク」と記憶される。
【0051】
図1に戻り、遊技関連情報DB33bは、遊技関連情報を記憶するものである。この遊技関連情報DB33bには、日付毎にデータテーブルが設けられている。そして各データテーブルにおいては、遊技台の台番号に対応付けて、該遊技台の機種を特定可能な情報である機種番号,該遊技台の機種名,及び該遊技台の遊技関連情報が記憶される。この遊技関連情報としては、セーフ玉信号の受信数×信号比「10」の式で算出されたセーフ玉数,アウト玉信号の受信数×信号比「10」の式で算出されたアウト玉数,アウト玉数−セーフ玉数の式で算出された差玉数,(セーフ玉数÷アウト玉数)×100の式で算出された出玉率,スタート信号の受信数がカウントされたスタート回数,特賞信号の受信数がカウントされた特賞回数,確変信号の受信数がカウントされた確変回数,及びチャッカ入賞1〜4信号の受信数×信号比「10」+スタート入賞信号の受信数×信号比「5」+大入賞口信号の受信数×信号比「15」の式で算出された総賞球数等が記憶される。
【0052】
売上情報DB33cは、売上情報を記憶するものである。この売上情報DB33cには、日付毎にデータテーブルが設けられている。そして各データテーブルにおいては、遊技台の台番号と対応付けて、現金売上信号又はCR売上信号の受信数×単価「100」の式で算出された合計の売上金額、あるいは現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号の受信数×単価「100」,「500」,又は「1000」の式で算出された貨幣の種別毎の売上金額が記憶される。
【0053】
また各データテーブルにおいては、金庫3の機器番号と対応付けて、現金売上信号の受信数×単価「100」の式で算出された合計の売上金額、あるいは現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号の受信数×単価「100」,「500」,又は「1000」の式で算出された貨幣の種別毎の売上金額が記憶される。
【0054】
また各データテーブルにおいては、計数機4の機器番号と対応付けて、景品交換玉信号の受信数に基づいて算出された前記記録媒体に記録された遊技媒体数や、景品返却玉信号の受信に基づいて算出された前記記録媒体に記録されなかった遊技媒体数や、再プレイ玉信号の受信に基づいて算出された前記貯蓄された遊技媒体数が記憶される。
【0055】
さらに各データテーブルにおいては、販売機5の機器番号と対応付けて、販売機売上信号の受信数×単価「1000」の式で算出された合計の販売額、あるいはボタン1〜10信号の受信数×単価「1000」の式で算出されたボタンの種別毎の販売額が記憶されると共に、プレミアム計信号の受信に基づいて算出された合計のプレミアム、あるいはプレミアム1〜10信号の受信に基づいて算出された販売額毎のプレミアムが記憶される。
【0056】
ディスプレイ34は各種の情報を表示するためのものであり、例えば液晶表示器である。入力装置35は各種の入力を受け付けるためのものであり、例えばキーボード及びマウスである。これらディスプレイ34と入力装置35は、入力信号に関する設定を行う前記入力信号設定手段,入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段,入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段,及び入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段として機能するものである。なお各手段の機能については、後述する図4〜図12の説明で詳述する。
【0057】
以下、図4〜図12を参照して、遊技用管理装置30におけるディスプレイ34の表示及び入力装置35の操作について説明する。まず図4は遊技用管理装置30のディスプレイ34に表示される入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図示しない管理画面上のメニューから入力信号設定モードが選択されると、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示される。この入力信号設定画面では、入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段として機能する信号設定領域34a,入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段として機能する機器選択ボタン34b,入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段として機能する設定対象選択ボタン34c,設定する入力信号の種別を選択するための信号選択ボタン34d,及びサブメニューを選択するためのサブメニュー選択ボタン34eが表示される。
【0058】
この信号設定領域34aでは、1〜18までの信号ナンバーに対応付けて、入力信号の種別を設定するための「信号種別」入力欄,該入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段として機能する「収集」ボタン,該入力信号が接続される接点の種類を設定するための「接点」ボタン,該入力信号のパルス長を設定するための「パルス長」ボタンが表示される。ただしこの段階では、該入力欄やボタンの設定内容は表示されない。また信号設定領域34aでは、遊技関連機器の設定範囲を指定するための「先頭番号」入力欄,及び「終了番号」入力欄が表示される。
【0059】
機器選択ボタン34bでは、入力信号の設定対象となる遊技関連機器として、遊技台を選択するための「遊技台」ボタン,金庫3を選択するための「金庫」ボタン,計数機4を選択するための「計数機」ボタン,及び販売機5を選択するための「販売機」ボタンが表示される。設定対象選択ボタン34cでは、入力信号の設定対象を、機器単位(即ち台番号)で選択するための「機器単位」ボタン,機種単位(即ち機種番号)で選択するための「機種単位」ボタン,及びタイプ単位(即ちパチンコ台P又はパチスロ台)で選択するための「タイプ単位」ボタンが表示される。なお設定対象選択ボタン34cは、機器選択ボタン34bの「遊技台」ボタンが操作された場合(図5及び図6を参照)にのみ有効である。
【0060】
この遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bのいずれかが操作され、必要に応じて設定対象選択ボタン34cのいずれかが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号が入力されると、初回の設定時には、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図5,図7,図9,又は図11のいずれかに示す入力信号設定画面が表示される。
【0061】
即ち図2及び図3の内容に基づいて、信号選択ボタン34dにおいて、前記操作された機器選択ボタン34bに対応する遊技関連機器に対して設定可能な入力信号の種別が表示される。ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバーを押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれかを操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図6,図8,図10,又は図12のいずれかに示す入力信号設定画面が表示される。
【0062】
即ち図2及び図3の内容に基づいて、信号設定領域34aにおいて、入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。ここで「収集」ボタンが操作されると、設定内容が「有」→「無」→「有」と切り替わり、「接点」ボタンが操作されると、設定内容が「メーク」→「ブレーク」→「メーク」と切り替わり、「パルス長」ボタンが操作されると、設定内容が「長」→「中」→「短」→「長」と切り替わる。また各入力欄には、入力装置35の操作により、希望する数値を入力可能である。
【0063】
そして遊技用管理装置30では、入力信号設定手段として機能する制御部32により、これら図6,図8,図10,又は図12に示す入力信号設定画面にて入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定される。以下、図6〜図12を参照して、初回の設定時における入力信号設定の具体例について説明する。
【0064】
まず図5及び図6は遊技関連機器として遊技台が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「遊技台」ボタンが操作され、設定対象選択ボタン34cのいずれか(ここでは「機器単位」ボタン)が操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭台番号である1と終了台番号である20)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図5に示す入力信号設定画面が表示される。
【0065】
具体的には、信号設定領域34aにおいて、図2及び図3に示す入力信号のうち、必須の設定項目であるセーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,空接点,現金売上信号,及びCR売上信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。
【0066】
また信号選択ボタン34dにおいて、遊技台に対して設定可能な入力信号の種別として、前記セーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,空接点,現金売上信号,及びCR売上信号以外の、チャッカ1〜7信号,スタート信号,ゲート信号,大入賞口信号,現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,現金2000円信号,現金5000円信号,現金10000円信号,ドアオープン信号,台呼出信号,ユニット異常信号,磁石検出信号,及び電波検出信号が表示される。なお一画面中に表示しきれない入力信号については、スクロール表示される。
【0067】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば9番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「チャッカ入賞1」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここではチャッカ入賞1信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図6に示す入力信号設定画面が表示される。
【0068】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「チャッカ入賞1」ボタン,「チャッカ入賞2」ボタン,「チャッカ入賞3」ボタン,「チャッカ入賞4」ボタン,「スタート入賞」ボタン,「ゲート」ボタン,及び「大入賞口」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応するチャッカ入賞1信号,チャッカ入賞2信号,チャッカ入賞3信号,チャッカ入賞4信号,スタート入賞信号,ゲート信号,及び大入賞口信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。
【0069】
ここで収集しない入力信号としてCR売上信号を設定する場合には、該CR売上信号の「収集」ボタンを押下すると、該「収集」ボタンに「無」が表示されて反転表示されると共に、該CR売上信号の信号ナンバー(ここでは8番)が反転表示されることにより、該CR売上信号が区分して表示される。同様に収集しない入力信号として現金売上信号を設定する場合には、該現金売上信号の「収集」ボタンを押下すると、該「収集」ボタンに「無」が表示されて反転表示されると共に、該現金売上信号の信号ナンバー(ここでは7番)が反転表示されることにより、該現金売上信号が区分して表示される。このように、入力信号を収集するか否かの設定に基づいて該入力信号が区分して表示されるので、該入力信号に関する設定が正確に行われているか否かを素早く確認できると共に、わかりやすく表示できるので設定ミスをさらに減少できる。
【0070】
またスタート入賞信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉が始動入賞口に入賞する毎に5個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「5」を入力する。またゲート信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉がゲートを通過しても賞球が払い出されずに1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「0」を入力する。さらに大入賞口信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉が大入賞口に入賞する毎に15個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「15」を入力する。なお、その他の信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0071】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての遊技台(ここでは1番台〜20番台のパチンコ台P)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図5に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図6に示す画面が表示される。
【0072】
次に図7及び図8は遊技関連機器として金庫3が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「金庫」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図7に示す入力信号設定画面が表示される。
【0073】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、金庫3に対して設定可能な入力信号の種別として、現金売上信号,現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,現金2000円信号,現金5000円信号,現金10000円信号,及び金庫異常信号が表示される。
【0074】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば1番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「現金100円」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここでは現金100円信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図8に示す入力信号設定画面が表示される。
【0075】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「現金100円」ボタン,「現金500円」ボタン,「現金1000円」ボタン,及び「金庫異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応する現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,及び金庫異常信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。ここで信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0076】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての金庫3(ここでは1番の金庫3)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図7に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図8に示す画面が表示される。
【0077】
次に図9及び図10は遊技関連機器として計数機4が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「計数機」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図9に示す入力信号設定画面が表示される。
【0078】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、計数機4に対して設定可能な入力信号の種別として、景品交換玉信号,景品返却玉信号,再プレイ玉信号,及び計数機異常信号が表示される。
【0079】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば1番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「景品交換玉」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここでは景品交換玉信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図10に示す入力信号設定画面が表示される。
【0080】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「景品交換玉」ボタン,「景品返却玉」ボタン,「再プレイ玉」ボタン,及び「計数機異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応する景品交換玉信号,景品返却玉信号,再プレイ玉信号,及び計数機異常信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。ここで信号比や単価や金額はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0081】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての計数機4(ここでは1番の計数機4)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図9に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図10に示す画面が表示される。
【0082】
次に図11及び図12は遊技関連機器として販売機5が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「販売機」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図11に示す入力信号設定画面が表示される。
【0083】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、販売機5に対して設定可能な入力信号の種別として、販売機売上信号,ボタン1〜10信号,プレミアム計信号,プレミアム1〜10信号,販売機異常信号,及びカード清算金信号が表示される。なお一画面中に表示しきれない入力信号については、スクロール表示される。
【0084】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば1番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「ボタン1」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここではボタン1信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図12に示す入力信号設定画面が表示される。
【0085】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「ボタン1」ボタン,「ボタン2」ボタン,「ボタン3」ボタン,「ボタン4」ボタン,「プレミアム1」ボタン,「プレミアム2」ボタン,「プレミアム3」ボタン,「プレミアム4」ボタン,及び「販売機異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応するボタン1信号,ボタン2信号,ボタン3信号,ボタン4信号,プレミアム1信号,プレミアム2信号,プレミアム3信号,プレミアム4信号,及び販売機異常信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。
【0086】
ここでボタン1信号については、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定されており、実際にはボタン1が操作されると単価1000円を示す販売額信号が1パルス入力されるので、遊技場側が設定変更は行う必要はない。しかしボタン2信号については、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定されているが、実際にはボタン2が操作されると単価1000円を示す販売額信号が2パルス入力されるので、遊技場側の操作により「金額」入力欄に「2000」を入力する。同様にボタン3信号については「金額」入力欄に「3000」を入力し、ボタン4信号については「金額」入力欄に「5000」を入力する。
【0087】
またプレミアム1信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば1000円の販売額に対して100円分(即ちパチンコ玉25個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側が設定変更は行う必要はない。しかしプレミアム2信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば2000円の販売額に対して200円分(即ちパチンコ玉50個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「50」,「単価」入力欄に「200」を入力する。またプレミアム3信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば3000円の販売額に対して300円分(即ちパチンコ玉75個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「75」,「単価」入力欄に「300」を入力する。さらにプレミアム4信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば5000円の販売額に対して500円分(即ちパチンコ玉125個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「125」,「単価」入力欄に「500」を入力する。
【0088】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての販売機5(ここでは1番の販売機5)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図11に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図12に示す画面が表示される。
【0089】
なお、以上に説明した図5〜図12に示す入力信号設定画面において、信号設定領域34aにおいて埋まっている信号ナンバーを押下した状態で、信号選択ボタン34dの「クリア」ボタンを操作すると、該押下された信号ナンバーに設定されている入力信号がクリアされる。またサブメニュー選択ボタン34eのうち、「印刷開始」ボタンが操作されると、入力信号に関する設定内容が印刷され、「クリア」ボタンが操作されると、指定範囲内のすべての遊技関連機器に関する設定内容がデフォルトに戻され、「管理画面」ボタン又は「戻る」ボタンが操作されると、図示しない管理画面に戻る。
【0090】
以上に説明したように、本発明に係る遊技用管理装置30によれば、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、図6,図8,図10,及び図12に示すように、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面(「信号比」入力欄及び/又は「単価」入力欄)が表示されるので、該入力信号の種別とは無関係の入力欄がなくて見やすい設定画面となり、信号比や単価を設定する際の設定ミス(例えば信号比の設定が必要でない入力信号について信号比を設定してしまう等)を減少できる。また入力信号の種別の設定を受け付けた際に、図6,図8,図10,及び図12に示すように、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面(「パルス長」ボタン)も表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業を効率良く行うことができる。
【0091】
また図5〜図12に示すように、遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,又は販売機5)に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。さらに図6に示すように、設定対象選択手段により選択された設定対象(機器単位,機種単位,又はタイプ単位)に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。
【0092】
なお遊技用管理装置30においては、前述の如き入力信号に関する設定のみならず、出力信号(例えば台端末10から出力される補給駆動信号等)に関する設定も行うことができる。
【0093】
以上に説明した実施形態と対応付けて本願の請求項に係る発明を説明すると、以下のとおりである。
【0094】
まず請求項1に係る発明は、遊技に関連する遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,販売機5)から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35,及び制御部32)と、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさである信号比、及び/又は、該入力信号の受信に対応する金額である単価を記憶する入力信号種別記憶手段(入力信号種別DB33a)と、前記入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面(「信号比」入力欄及び/又は「単価」入力欄)を表示させる制御を行う表示制御手段(制御部32)と、を備え、前記入力信号設定手段(制御部32)は、該入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0095】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号種別記憶手段(入力信号種別DB33a)は、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号のパルス長をさらに記憶でき、前記表示制御手段(制御部32)は、前記入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面(「パルス長」ボタン)を表示させる制御を行い、前記入力信号設定手段(制御部32)は、該入力画面にて入力されたパルス長に基づいて、各入力信号のパルス長の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0096】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)をさらに備え、前記表示制御手段(制御部32)は、前記入力信号収集設定手段による設定に基づいて、前記入力信号を区分して表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0097】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号の設定対象となる遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,販売機5)を選択するための遊技関連機器選択手段(ディスプレイ34と入力装置35)をさらに備え、前記表示制御手段(制御部32)は、前記遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0098】
さらに請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号の設定対象(機器単位,機種単位,又はタイプ単位)を選択するための設定対象選択手段(ディスプレイ34と入力装置35)をさらに備え、前記表示制御手段(制御部32)は、前記設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0099】
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0100】
上記の実施形態では、計数機4が遊技島2の端部に設けられる例について説明したが、これに限らず、該計数機4は、例えば遊技機に対応して設けられる各台計数機でも良い。また上記の実施形態では、販売機5が遊技島2の端部に設けられる例について説明したが、これに限らず、該販売機5は、例えば遊技機に対応して(例えば玉貸ユニットUに)設けられるものでも良い。
【0101】
上記の実施形態では、入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、信号情報であるパルス長が表示される例について説明したが、これに限らず、該信号情報であるデータ形式が表示されるようにしても良い。
【0102】
上記の実施形態では、入力信号収集設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)による設定に基づいて入力信号を区分して表示させる際に、「収集」ボタン及び信号ナンバーを反転表示させる例について説明したが、これに限らず、該「収集」ボタン及び信号ナンバーを色分け(例えば赤色)で表示するようにしても良い。
【0103】
【発明の効果】
本発明に係る遊技用管理装置によれば、以下のような効果を奏する。
【0104】
まず請求項1に係る遊技用管理装置によれば、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面が表示されるので、該入力信号の種別とは無関係の入力欄がなくて見やすい設定画面となり、信号比や単価の設定を行う際の設定ミスを減少できる。
【0105】
また請求項2に係る遊技用管理装置によれば、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業を効率良く行うことができる。
【0106】
また請求項3に係る遊技用管理装置によれば、入力信号を収集するか否かの設定に基づいて該入力信号が区分して表示されるので、該入力信号に関する設定が正確に行われているか否かを素早く確認できると共に、わかりやすく表示できるので設定ミスをさらに減少できる。
【0107】
また請求項4に係る遊技用管理装置によれば、選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。
【0108】
さらに請求項5に係る遊技用管理装置によれば、選択された設定対象に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る遊技用管理装置を含む遊技用管理システムの一例を表す図である。
【図2】図2は遊技用管理装置に入力される入力信号の一例を表す図である。
【図3】図3は図2に続く図である。
【図4】図4は遊技用管理装置のディスプレイに表示される入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図5】図5は遊技関連機器として遊技台が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図6】図6は図5に続く図である。
【図7】図7は遊技関連機器として金庫が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図8】図8は図7に続く図である。
【図9】図9は遊技関連機器として計数機が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図10】図10は図9に続く図である。
【図11】図11は遊技関連機器として販売機が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図12】図12は図11に続く図である。
【符号の説明】
1…遊技用管理システム
2…遊技島
3…金庫
4…計数機
5…販売機
10…台端末
20…中継コンピュータ
30…遊技用管理装置
31…通信部
32…制御部
33…ハードディスク
33a…入力信号種別DB
33b…遊技関連情報DB
33c…売上情報DB
34…ディスプレイ
35…入力装置
A,B,C,D…接続端子
P…パチンコ台
U…玉貸ユニット
L…呼出ランプ
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技に関連する遊技関連機器から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置に係り、特に該入力信号の種別に応じた信号比や単価の設定を行うための遊技用管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技に関連する遊技関連機器(例えば遊技台,金庫,計数機,及び販売機)から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置が知られている。この遊技用管理装置においては、遊技関連情報と売上情報を収集して管理するために、該入力信号の種別(例えばセーフ玉信号,アウト玉信号,現金○○円信号等)に応じて、1パルスの該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさ(例えばパチンコ玉数やメダル数)である信号比や、1パルスの該入力信号の受信に対応する金額である単価等の設定を行う必要がある(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−85435号公報(第4頁,第8図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技用管理装置では、信号比や単価の設定を行う際に、入力信号の種別とは無関係にすべての入力信号について信号比や単価の入力画面(入力欄)が表示されるため、該設定に手間がかかると共に、設定画面が見にくくなり、結果として設定ミス(例えば信号比の設定が必要でない入力信号について信号比を設定してしまう等)が生じやすいと言う問題があった。
【0005】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、信号比や単価の設定を行う際の設定ミスを減少できるような遊技用管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、遊技に関連する遊技関連機器から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置であって、前記入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段と、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさである信号比、及び/又は、該入力信号の受信に対応する金額である単価を記憶する入力信号種別記憶手段と、前記入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、前記入力信号設定手段は、該入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0008】
また請求項2に係る発明は、前記入力信号種別記憶手段は、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号のパルス長をさらに記憶でき、前記表示制御手段は、前記入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面を表示させる制御を行い、前記入力信号設定手段は、該入力画面にて入力されたパルス長に基づいて、各入力信号のパルス長の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0009】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用管理装置であって、前記入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記入力信号収集設定手段による設定に基づいて、前記入力信号を区分して表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、前記入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0011】
さらに請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、前記入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る遊技用管理装置30は、図1に示すように、遊技に関連する遊技関連機器である遊技台(例えばパチンコ台P),金庫3,計数機4,及び販売機5から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理するものであり、特に入力信号の種別の設定を受け付けた際に、該入力信号の種別(例えばセーフ玉信号,アウト玉信号,現金○○円信号等)に応じた信号比及び/又は単価を表示するものである。
【0013】
この遊技用管理装置30を含む遊技用管理システム1は、図1に示すように、遊技場内に配置された複数の遊技島2に設けられる台端末10と、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる中継コンピュータ20と、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる遊技用管理装置30からなり、台端末10は中継コンピュータ20を介して遊技用管理装置30と通信可能に接続されている。
【0014】
ここで台端末10は、遊技関連機器である遊技台(例えばパチンコ台P),金庫3,計数機4,及び販売機5と接続可能な複数の接続端子(ここでは4つの接続端子A,B,C,D)を有し、各接続端子に割り当てられた遊技関連機器から出力された出力信号を収集して中継コンピュータ20に送信するものである。なお台端末10は、パチンコ台Pに対してパチンコ玉を補給する補給機構を駆動するための補給駆動信号をパチンコ台Pに送信するものでもある。
【0015】
また中継コンピュータ20は、台端末10から送信された出力信号を中継して遊技用管理装置30に送信するものである。なお1台の遊技用管理装置30には最高で10台の中継コンピュータ20を接続可能であり、1台の中継コンピュータ20には最高で44台の台端末10を接続可能であり、1台の台端末10には最高で4台の遊技関連機器を接続可能である。
【0016】
遊技島2には、一組のパチンコ台P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが複数設けられており、これらは台番号(1番台,2番台…)により識別可能とされている。また遊技島2には、金庫3,計数機4,及び販売機5が設けられており、これらは機器番号(1番,2番…)によって識別可能とされている。この図1に示す例では、遊技島2の一面において左端から右端に向けて1番台〜10番台(ただし4番台と9番台は欠番)の8組のパチンコ台P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが設けられ、折り返して遊技島2の背面において右端から左端に向けて11番台〜20番台(ただし14番台と19番台は欠番)の8組のパチンコ台P,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLが設けられ、遊技島2の端部において1番の金庫3,1番の計数機4,及び1番の販売機5が設けられている。そして各パチンコ台,玉貸ユニットU,及び呼出ランプLは、台番号が若い順に4台毎に、各台端末10の各接続端子A,B,C,Dに接続されており、金庫3,計数機4,及び販売機5も、台端末10の各接続端子A,B,C(接続端子Dは空端子)に接続されている。
【0017】
以下、図1に示す各構成要素について説明する。パチンコ台Pは遊技台の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、遊技領域には、複数種類の識別情報である特別図柄を可変表示可能な特別図柄可変表示装置や、複数種類又は一種類の識別情報である普通図柄を可変表示可能な普通図柄可変表示装置や、一般入賞口,始動入賞口,大入賞口等の複数の入賞口や、ゲート等が設けられている。このパチンコ台Pからは、以下に説明する出力信号が出力される。
【0018】
まず遊技領域に打ち込まれて遊技に使用されたパチンコ玉(以下「打込玉」という。)が始動入賞口に入賞した場合には、特別図柄可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な出力信号として、1パルスのスタート信号が出力される。
【0019】
また特別図柄可変表示装置の表示結果が予め定められた所定態様となった場合には、遊技者にとって有利な遊技状態(いわゆる特賞=大当り)が発生して、閉成されていた大入賞口が開成されて前記打込玉が大入賞口に入賞可能になると共に、該特賞の発生を特定可能な出力信号として、該特賞の発生から終了までの間において継続的な特賞信号が出力される。
【0020】
また特別図柄可変表示装置の表示結果が予め定められた特別の所定態様となった場合には、前記特賞の発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態(以下単に「確変」という。)が発生して、該確変の発生を特定可能な出力信号として、該確変の発生から終了までの間において継続的な確変信号が出力される。この確変は、初回の特賞の発生を含めて例えば合計2回の特賞が発生することにより通常確率に復帰して終了すると共に、該2回目の特賞が前記特別の所定態様となった場合には、該確変が継続(いわゆる連チャン)する。
【0021】
また打込玉が各一般入賞口に入賞した場合には、例えば10個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該一般入賞口への入賞を特定可能な出力信号として、1パルスのチャッカ入賞1〜7信号が出力される。また打込玉が始動入賞口に入賞した場合には、例えば5個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該始動入賞口への入賞を特定可能な出力信号として、1パルスのスタート入賞信号が出力される。また打込玉が大入賞口に入賞した場合には、例えば15個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、該大入賞口への入賞を特定可能な出力信号として、1パルスの大入賞口信号が出力される。また打込玉がゲートを通過した場合には、普通図柄可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な出力信号として、1パルスのゲート信号が出力される。なお打込玉がゲートを通過しても、賞球は払い出されない。
【0022】
各入賞口に入賞した打込玉及びいずれの入賞口にも入賞しなかった打込玉は、パチンコ台Pの背後に設けられたアウトタンクに導かれ、該アウトタンクに付設された打込玉カウンタにて打込玉数が計数されると共に、該打込玉数を特定可能な出力信号として、10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスのアウト玉信号が出力される。また補給樋からパチンコ台Pに対してパチンコ玉が補給された場合には、該補給樋に敷設された補給玉カウンタにて補給玉数が計数されると共に、該補給玉数を特定可能な出力信号として、10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスのセーフ玉信号が出力される。
【0023】
さらにパチンコ台Pの前面扉が開放された場合には、該前面扉の開放を特定可能な出力信号として、該前面扉が開放されている間において継続的なドアオープン信号が出力される。またパチンコ台Pに対する不正な操作として磁石が検出された場合には、該磁石の検出を特定可能な出力信号として、該磁石が検出されている間において継続的な磁石検出信号が出力される。またパチンコ台Pに対する不正な操作として電波が検出された場合には、該電波の検出を特定可能な出力信号として、該電波が検出されている間において継続的な電波検出信号が出力される。
【0024】
なお遊技台はパチンコ台Pには限られず、遊技者所有の有価価値(例えばメダル)を賭数として使用することで遊技が可能となり、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了すると共に、予め定められた所定条件を満たすときに、遊技者にとって有利な遊技状態である第1の特別遊技状態(いわゆるビッグボーナス)と、該第1の特別遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な遊技状態である第2の特別遊技状態(いわゆるレギュラーボーナス)が発生するパチスロ台でも良い。このパチスロ台からは、出力信号として、前記ゲーム数を特定可能なスタート信号,前記ビッグボーナスの発生を特定可能な特賞信号,前記レギュラーボーナスの発生を特定可能なREGボーナス信号,該ビッグボーナス及びレギュラーボーナス以外の遊技者にとって有利な遊技状態(例えばアシストタイムや、特別遊技状態の発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態)の発生を特定可能な確変信号,使用されたメダル数を特定可能なアウト玉信号,払い出されたメダル数を特定可能なセーフ玉信号,パチスロ台の前面扉の開放を特定可能なドアオープン信号,パチスロ台に対する不正な操作として磁石の検出を特定可能な磁石検出信号,及びパチスロ台に対する不正な操作として電波の検出を特定可能な電波検出信号等が出力される。
【0025】
玉貸ユニットUは、パチンコ台Pに対応して(ここではパチンコ台Pの左側に隣接して)設けられており、該パチンコ台Pと同一の接続端子に接続される。この玉貸ユニットUは、貨幣(ここでは100円硬貨,500円硬貨,又は1000円紙幣)を受け付け、該受け付けた貨幣を識別し、該識別された貨幣額に相当するパチンコ玉を、玉貸ユニットUの内部に設けられた玉払出装置から払い出して貸し出すもの(いわゆる現金ユニット)である。この玉貸ユニットUからは、パチンコ玉の貸出が行われた場合に、設定に応じて、該貸出に使用された貨幣額の合計(即ち売上金額)を特定可能なパルス状の現金売上信号か、あるいは該貸出に使用された貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号が出力信号として出力される。また玉貸ユニットUにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す継続的なユニット異常信号が出力信号として出力される。なお玉貸ユニットUにおいて高額な貨幣(例えば2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を受付可能に構成した場合には、該貨幣を受け付けた場合に、該受け付けた貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金2000円信号,現金5000円信号,又は現金10000円信号が出力信号として出力される。
【0026】
また玉貸ユニットUは、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさ(例えば残度数)を特定可能な情報が記録された記録媒体(例えばプリペイドカード)を受け付け、該受け付けた記録媒体の記録情報を読み取り、該読み取った記録情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の遊技用有価価値の大きさに相当するパチンコ玉を、パチンコ台Pとの間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行うことによりパチンコ台Pの内部に設けられた玉払出装置から払い出して貸し出すもの(いわゆるCRユニット)でも良い。この玉貸ユニットUからは、パチンコ玉の貸出が行われた場合に、該貸出に使用された遊技用有価価値の大きさ(即ち売上金額)を特定可能なCR売上信号が出力信号として出力される。また玉貸ユニットUにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す継続的なユニット異常信号が出力信号として出力される。
【0027】
なお前記遊技台がパチンコ台Pではなくパチスロ台である場合には、該パチスロ台に対応して玉貸ユニットUではなくメダル貸ユニットが設けられ、このメダル貸ユニットからは、メダルの貸出が行われた場合に、現金ユニットでは設定に応じて、パルス状の現金売上信号か、あるいはパルス状の現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号が出力信号として出力され、CRユニットではCR売上信号が出力信号として出力される。またメダル貸ユニットにおいて異常が発生した場合に、該異常を示す継続的なユニット異常信号が出力信号として出力される。
【0028】
呼出ランプLは、パチンコ台Pに対応して(ここではパチンコ台Pの上側に隣接して)設けられており、該パチンコ台Pと同一の接続端子に接続される。この呼出ランプLは、遊技場の店員を呼び出すためのものであり、該呼出を受け付けるための呼出ボタンが設けられている。この呼出ランプLからは、該呼出ボタンが操作された場合に、継続的な台呼出信号が出力信号として出力される。
【0029】
金庫3は、前記現金ユニットである玉貸ユニットUにて受け付けられた貨幣(ここでは100円硬貨,500円硬貨,又は1000円紙幣)を収集して保管するためのものである。この金庫3からは、貨幣が収集された場合に、設定に応じて、該収集された貨幣額の合計を特定可能なパルス状の現金売上信号か、あるいは該収集された貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号が出力信号として出力される。また金庫3において異常が発生した場合に、該異常を示す継続的な金庫異常信号が出力信号として出力される。なお金庫3において高額な貨幣(例えば2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を収集可能に構成した場合には、該貨幣が収集された場合に、該収集された貨幣の種別を特定可能なパルス状の現金2000円信号,現金5000円信号,又は現金10000円信号が出力信号として出力される。
【0030】
計数機4は、遊技者所有の遊技媒体(パチンコ玉やメダル)を計数するためのものである。この計数機4からは、遊技媒体が計数された場合に、該計数された遊技媒体数の範囲内で遊技者に対して発行される記録媒体に記録された遊技媒体数を特定可能なパルス状の景品交換玉信号,該記録媒体に記録されずに遊技者に対して返却された遊技媒体数(いわゆる余り玉数)を特定可能なパルス状の景品返却玉信号,又は該計数された遊技媒体数の範囲内で貯蓄された遊技媒体数(いわゆる貯玉数)を特定可能なパルス状の再プレイ玉信号が出力信号として出力される。また計数機4において異常が発生した場合に、該異常を示す継続的な計数機異常信号が出力信号として出力される。
【0031】
販売機5は、前記CRユニットである玉貸ユニットUにて使用される記録媒体(即ちプリペイドカード)を販売するためのものであり、貨幣(ここでは1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,又は10000円紙幣)を受け付け、該受け付けた貨幣を識別し、該識別された貨幣額の範囲内における所定の販売額に相当する遊技用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された記録媒体を販売するためのものである。この販売機5には、販売額を指定するための複数のボタン(ここでは販売額として1000円を指定するためのボタン1,2000円を指定するためのボタン2,3000円を指定するためのボタン3,及び5000円を指定するためのボタン4の4つのボタン)が設けられている。なお該ボタンは、ボタン1〜ボタン10まで設けることができる。
【0032】
この販売機5からは、前記ボタンが操作されて記録媒体が販売された場合に、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価)の式で算出されるパルス数の販売額信号が出力信号として出力される。また販売額に応じてプレミアムが付与される場合には、設定に応じて、該付与されたプレミアムの合計を特定可能なパルス状のプレミアム計信号か、あるいは各販売額に応じたプレミアムを特定可能なパルス状のプレミアム1〜10信号が出力信号として出力される。なお販売機5において前記プリペイドカードの残高を精算可能に構成した場合には、該精算額を特定可能なパルス状のカード清算金信号が出力信号として出力される。
【0033】
以上に説明した出力信号は、各遊技関連機器から台端末10にパラレル転送され、台端末10でシリアル変換されて中継コンピュータ20にシリアル転送され、中継コンピュータ20から遊技用管理装置30に送信されて、入力信号として遊技用管理装置30に入力される。ただし販売機5から出力される販売額信号は、該販売額信号のパルス数に応じて、販売額の合計を特定可能な販売機売上信号(例えば5パルスであれば販売額の合計が5000円である販売機売上信号)として入力されるか、あるいは前記ボタンに対応する販売額を特定可能なボタン1〜10信号(例えば5パルスであれば販売額が5000円であるボタン4信号)として入力される。
【0034】
次に図2及び図3は遊技用管理装置30に入力される入力信号の一例を表す図である。この遊技用管理装置30では、入力信号の種別に応じて、信号情報としてデータ形式,パルス長,緊急指定信号であるか否か,及び金種指定信号であるか否かと、遊技関連機器に対する接続の可否と、信号設定値として信号比,単価,及び金額が、図示しない記憶媒体(例えばFDやCD−ROM等)から読み込まれて予め設定され、該設定内容が後述する入力信号種別DB33aに記憶される。
【0035】
ここでデータ形式については、入力信号がパルス状である場合には「パルス」,入力信号が継続的である場合には「状態」と予め設定される。またパルス長については、入力信号が10msec程度のパルス長である場合には「短」,入力信号が50msec程度のパルス長である場合には「中」,入力信号が100msec程度のパルス長である場合には「長」と予め設定される。また緊急指定信号であるか否かについては、入力信号が緊急指定信号である場合には「有」,緊急指定信号でない場合には「無」と予め設定される。さらに金種指定信号であるか否かについては、入力信号が金種指定信号である場合には「有」,金種指定信号でない場合には「無」と予め設定される。遊技関連機器に対する接続の可否については、接続可能な遊技関連機器には「○」,接続不可な遊技関連機器には「−」が示されている。
【0036】
次に信号比については、1パルスの入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさ(ここではパチンコ玉数又はメダル数)が予め設定され、単価については、1パルスの入力信号の受信に対応する金額が予め設定される。なお金額については、入力信号の種別に応じて異なる内容が予め設定される。これら信号比,単価,及び金額については、設定可能である場合には「○」,設定不可である場合には「−」が示されている。
【0037】
ここで信号比,単価,及び金額からなる信号設定値については、デフォルトでは以下のように設定される。まず図2において、セーフ玉信号については、補給玉カウンタにて10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「10」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、1枚のメダルが計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「1」がデフォルトで設定される。
【0038】
またアウト玉信号については、打込玉カウンタにて10個のパチンコ玉が計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「10」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、1枚のメダルが計数される毎に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「1」がデフォルトで設定される。
【0039】
また現金売上信号とCR売上信号については、100円の売上金額に対して25個のパチンコ玉が貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、100円の売上金額に対して5枚のメダルが貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「5」,単価として「100」がデフォルトで設定される。これら現金売上信号とCR売上信号については、いずれか一方のみを設定(即ち収集)可能である。
【0040】
またチャッカ入賞1〜7信号,スタート入賞信号,ゲート信号,及び大入賞口信号については、打込玉が入賞する毎に10個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「10」がデフォルトで設定される。
【0041】
また現金100円信号については、100円の売上金額に対して25個のパチンコ玉が貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「25」,単価として「100」が設定される。なおパチスロ台では、100円の売上金額に対して5枚のメダルが貸し出されると共に1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「5」,単価として「100」がデフォルトで設定される。以下同様に、現金500円信号については、信号比として「125」(パチスロ台では「25」),単価として「500」が、現金1000円信号については、信号比として「250」(パチスロ台では「50」),単価として「1000」が、現金2000円信号については、信号比として「500」(パチスロ台では「100」),単価として「2000」が、現金5000円信号については、信号比として「1250」(パチスロ台では「250」),単価として「5000」が、現金10000円信号については、信号比として「2500」(パチスロ台では「500」),単価として「10000」が、それぞれデフォルトで設定される。
【0042】
また図3において、景品交換玉信号と景品返却玉信号については、40個のパチンコ玉に対して1パルスが入力されると共に、パチンコ玉の景品単価が4円(400銭)で、パチンコ玉の特殊景品との交換単価が2.5円(250銭)である場合を想定して、信号比として「40」,単価として景品単価である「400」,金額として交換単価である「250」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、10枚のメダルに対して1パルスが入力されると共に、メダルの景品単価が20円(2000銭)で、メダルの特殊景品との交換単価が12.5円(1250銭)である場合を想定して、信号比として「10」,単価として景品単価である「2000」,金額として交換単価である「1250」がデフォルトで設定される。
【0043】
また再プレイ玉信号については、100円分の貯玉に相当する25個のパチンコ玉に対して1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定される。なおパチスロ台では、100円分の貯メダルに相当する5枚のメダルに対して1パルスが入力される場合を想定して、信号比として「5」,単価として「100」がデフォルトで設定される。
【0044】
また販売機売上信号については、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価(ここでは1000円))の式で定められるパルス数が入力される場合を想定して、単価として「1000」がデフォルトで設定される。またボタン1〜10信号については、(操作されたボタンに対応する販売額÷予め定められた単価(ここでは1000円))の式で定められるパルス数が入力される場合を想定して、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定される。さらにプレミアム計信号,及びプレミアム1〜10信号については、1000円の販売額に対して100円分(パチンコ玉25個分又はメダル5枚分)のプレミアムが付与されて1パルスが出力される場合を想定して、信号比として「25」(パチスロ台では「5」),単価として「100」がデフォルトで設定される。
【0045】
図1に戻り、遊技用管理装置30は、遊技に関連する遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,及び販売機5)から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理するものである。この遊技用管理装置30は、図1に示すように接続される通信部31,制御部32,ハードディスク33,ディスプレイ34,及び入力装置35等を備えている。ここでハードディスク33には、入力信号種別DB33a,遊技関連情報DB33b,及び売上情報DB33cが記憶されている。
【0046】
通信部31は、中継コンピュータ20と通信可能に接続され、遊技用管理装置30と中継コンピュータ20との間における通信を司るものである。これにより、前述の如く、各遊技関連機器から出力された出力信号が、台端末10と中継コンピュータ20を介して遊技用管理装置30に送信され、入力信号として遊技用管理装置30に入力される。
【0047】
制御部32は、CPU,RAM,ROM等を備えるコンピュータであり、ハードディスク33に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、遊技用管理装置30の全体を制御して各種の処理を行うものである。この制御部32は、入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段として機能するものである。この入力信号設定手段として機能する制御部32は、後述する入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うものである。
【0048】
また制御部32は、ディスプレイ34の表示画面に表示させる表示内容の制御を行う表示制御手段として機能するものである。この表示制御手段として機能する制御部32は、後述する入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、後述する入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価やパルス長等の入力画面を表示させる制御を行う(図5,図7,図9,及び図11を参照)。また後述する入力信号収集設定手段による設定に基づいて、入力信号を区分して表示させる制御を行い(図6を参照)、後述する遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行い(図5〜図12を参照)、後述する設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行う(図5及び図6を参照)。なお表示内容については、後述する図4〜図12の説明で詳述する。
【0049】
入力信号種別DB33aは入力信号種別記憶手段の一例であって、入力信号の種別に応じて、信号比及び/又は単価やパルス長等を記憶するものである。この入力信号種別DB33aには、台番号又は機器番号毎にデータテーブルが設けられている。そして遊技台に関するデータテーブルにおいては、該遊技台(ここではパチンコ台P)の台番号と対応付けて、後述する図6に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。また金庫3に関するデータテーブルにおいては、該金庫3の機器番号と対応付けて、後述する図8に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。また計数機4に関するデータテーブルにおいては、該計数機4の機器番号と対応付けて、後述する図10に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。さらに販売機5に関するデータテーブルにおいては、該販売機5の機器番号と対応付けて、後述する図12に示す入力信号設定画面における遊技場側の入力に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が記憶される。なお入力内容については、後述する図4〜図12の説明で詳述する。
【0050】
また各データテーブルにおいては、入力信号を収集するか否か,及び入力信号が接続される接点の種類も記憶される。ここで入力信号を収集するか否かについては、後述する図6に示す入力信号設定画面にて入力された内容に基づいて、該入力信号を収集する場合には「有」,該入力信号を収集しない場合には「無」と記憶される。具体的には、遊技台に関するデータテーブルにおいて、現金売上信号又はCR売上信号のいずれか一方のみが「無」と記憶され、それ以外の信号については「有」と記憶される。また入力信号が接続される接点の種類については、データ形式が「パルス」で金種指定が「有」である信号についてはデフォルトでブレーク接点を示す「ブレーク」と記憶され、それ以外の信号についてはデフォルトでメーク接点を示す「メーク」と記憶される。
【0051】
図1に戻り、遊技関連情報DB33bは、遊技関連情報を記憶するものである。この遊技関連情報DB33bには、日付毎にデータテーブルが設けられている。そして各データテーブルにおいては、遊技台の台番号に対応付けて、該遊技台の機種を特定可能な情報である機種番号,該遊技台の機種名,及び該遊技台の遊技関連情報が記憶される。この遊技関連情報としては、セーフ玉信号の受信数×信号比「10」の式で算出されたセーフ玉数,アウト玉信号の受信数×信号比「10」の式で算出されたアウト玉数,アウト玉数−セーフ玉数の式で算出された差玉数,(セーフ玉数÷アウト玉数)×100の式で算出された出玉率,スタート信号の受信数がカウントされたスタート回数,特賞信号の受信数がカウントされた特賞回数,確変信号の受信数がカウントされた確変回数,及びチャッカ入賞1〜4信号の受信数×信号比「10」+スタート入賞信号の受信数×信号比「5」+大入賞口信号の受信数×信号比「15」の式で算出された総賞球数等が記憶される。
【0052】
売上情報DB33cは、売上情報を記憶するものである。この売上情報DB33cには、日付毎にデータテーブルが設けられている。そして各データテーブルにおいては、遊技台の台番号と対応付けて、現金売上信号又はCR売上信号の受信数×単価「100」の式で算出された合計の売上金額、あるいは現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号の受信数×単価「100」,「500」,又は「1000」の式で算出された貨幣の種別毎の売上金額が記憶される。
【0053】
また各データテーブルにおいては、金庫3の機器番号と対応付けて、現金売上信号の受信数×単価「100」の式で算出された合計の売上金額、あるいは現金100円信号,現金500円信号,又は現金1000円信号の受信数×単価「100」,「500」,又は「1000」の式で算出された貨幣の種別毎の売上金額が記憶される。
【0054】
また各データテーブルにおいては、計数機4の機器番号と対応付けて、景品交換玉信号の受信数に基づいて算出された前記記録媒体に記録された遊技媒体数や、景品返却玉信号の受信に基づいて算出された前記記録媒体に記録されなかった遊技媒体数や、再プレイ玉信号の受信に基づいて算出された前記貯蓄された遊技媒体数が記憶される。
【0055】
さらに各データテーブルにおいては、販売機5の機器番号と対応付けて、販売機売上信号の受信数×単価「1000」の式で算出された合計の販売額、あるいはボタン1〜10信号の受信数×単価「1000」の式で算出されたボタンの種別毎の販売額が記憶されると共に、プレミアム計信号の受信に基づいて算出された合計のプレミアム、あるいはプレミアム1〜10信号の受信に基づいて算出された販売額毎のプレミアムが記憶される。
【0056】
ディスプレイ34は各種の情報を表示するためのものであり、例えば液晶表示器である。入力装置35は各種の入力を受け付けるためのものであり、例えばキーボード及びマウスである。これらディスプレイ34と入力装置35は、入力信号に関する設定を行う前記入力信号設定手段,入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段,入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段,及び入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段として機能するものである。なお各手段の機能については、後述する図4〜図12の説明で詳述する。
【0057】
以下、図4〜図12を参照して、遊技用管理装置30におけるディスプレイ34の表示及び入力装置35の操作について説明する。まず図4は遊技用管理装置30のディスプレイ34に表示される入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図示しない管理画面上のメニューから入力信号設定モードが選択されると、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示される。この入力信号設定画面では、入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段として機能する信号設定領域34a,入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段として機能する機器選択ボタン34b,入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段として機能する設定対象選択ボタン34c,設定する入力信号の種別を選択するための信号選択ボタン34d,及びサブメニューを選択するためのサブメニュー選択ボタン34eが表示される。
【0058】
この信号設定領域34aでは、1〜18までの信号ナンバーに対応付けて、入力信号の種別を設定するための「信号種別」入力欄,該入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段として機能する「収集」ボタン,該入力信号が接続される接点の種類を設定するための「接点」ボタン,該入力信号のパルス長を設定するための「パルス長」ボタンが表示される。ただしこの段階では、該入力欄やボタンの設定内容は表示されない。また信号設定領域34aでは、遊技関連機器の設定範囲を指定するための「先頭番号」入力欄,及び「終了番号」入力欄が表示される。
【0059】
機器選択ボタン34bでは、入力信号の設定対象となる遊技関連機器として、遊技台を選択するための「遊技台」ボタン,金庫3を選択するための「金庫」ボタン,計数機4を選択するための「計数機」ボタン,及び販売機5を選択するための「販売機」ボタンが表示される。設定対象選択ボタン34cでは、入力信号の設定対象を、機器単位(即ち台番号)で選択するための「機器単位」ボタン,機種単位(即ち機種番号)で選択するための「機種単位」ボタン,及びタイプ単位(即ちパチンコ台P又はパチスロ台)で選択するための「タイプ単位」ボタンが表示される。なお設定対象選択ボタン34cは、機器選択ボタン34bの「遊技台」ボタンが操作された場合(図5及び図6を参照)にのみ有効である。
【0060】
この遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bのいずれかが操作され、必要に応じて設定対象選択ボタン34cのいずれかが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号が入力されると、初回の設定時には、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図5,図7,図9,又は図11のいずれかに示す入力信号設定画面が表示される。
【0061】
即ち図2及び図3の内容に基づいて、信号選択ボタン34dにおいて、前記操作された機器選択ボタン34bに対応する遊技関連機器に対して設定可能な入力信号の種別が表示される。ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバーを押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれかを操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図6,図8,図10,又は図12のいずれかに示す入力信号設定画面が表示される。
【0062】
即ち図2及び図3の内容に基づいて、信号設定領域34aにおいて、入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。ここで「収集」ボタンが操作されると、設定内容が「有」→「無」→「有」と切り替わり、「接点」ボタンが操作されると、設定内容が「メーク」→「ブレーク」→「メーク」と切り替わり、「パルス長」ボタンが操作されると、設定内容が「長」→「中」→「短」→「長」と切り替わる。また各入力欄には、入力装置35の操作により、希望する数値を入力可能である。
【0063】
そして遊技用管理装置30では、入力信号設定手段として機能する制御部32により、これら図6,図8,図10,又は図12に示す入力信号設定画面にて入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定される。以下、図6〜図12を参照して、初回の設定時における入力信号設定の具体例について説明する。
【0064】
まず図5及び図6は遊技関連機器として遊技台が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「遊技台」ボタンが操作され、設定対象選択ボタン34cのいずれか(ここでは「機器単位」ボタン)が操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭台番号である1と終了台番号である20)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図5に示す入力信号設定画面が表示される。
【0065】
具体的には、信号設定領域34aにおいて、図2及び図3に示す入力信号のうち、必須の設定項目であるセーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,空接点,現金売上信号,及びCR売上信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。
【0066】
また信号選択ボタン34dにおいて、遊技台に対して設定可能な入力信号の種別として、前記セーフ玉信号,アウト玉信号,特賞信号,スタート信号,確変信号,空接点,現金売上信号,及びCR売上信号以外の、チャッカ1〜7信号,スタート信号,ゲート信号,大入賞口信号,現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,現金2000円信号,現金5000円信号,現金10000円信号,ドアオープン信号,台呼出信号,ユニット異常信号,磁石検出信号,及び電波検出信号が表示される。なお一画面中に表示しきれない入力信号については、スクロール表示される。
【0067】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば9番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「チャッカ入賞1」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここではチャッカ入賞1信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図6に示す入力信号設定画面が表示される。
【0068】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「チャッカ入賞1」ボタン,「チャッカ入賞2」ボタン,「チャッカ入賞3」ボタン,「チャッカ入賞4」ボタン,「スタート入賞」ボタン,「ゲート」ボタン,及び「大入賞口」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応するチャッカ入賞1信号,チャッカ入賞2信号,チャッカ入賞3信号,チャッカ入賞4信号,スタート入賞信号,ゲート信号,及び大入賞口信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。
【0069】
ここで収集しない入力信号としてCR売上信号を設定する場合には、該CR売上信号の「収集」ボタンを押下すると、該「収集」ボタンに「無」が表示されて反転表示されると共に、該CR売上信号の信号ナンバー(ここでは8番)が反転表示されることにより、該CR売上信号が区分して表示される。同様に収集しない入力信号として現金売上信号を設定する場合には、該現金売上信号の「収集」ボタンを押下すると、該「収集」ボタンに「無」が表示されて反転表示されると共に、該現金売上信号の信号ナンバー(ここでは7番)が反転表示されることにより、該現金売上信号が区分して表示される。このように、入力信号を収集するか否かの設定に基づいて該入力信号が区分して表示されるので、該入力信号に関する設定が正確に行われているか否かを素早く確認できると共に、わかりやすく表示できるので設定ミスをさらに減少できる。
【0070】
またスタート入賞信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉が始動入賞口に入賞する毎に5個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「5」を入力する。またゲート信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉がゲートを通過しても賞球が払い出されずに1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「0」を入力する。さらに大入賞口信号については、信号比として「10」がデフォルトで設定されているが、実際には打込玉が大入賞口に入賞する毎に15個のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に1パルスが入力されるので、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「15」を入力する。なお、その他の信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0071】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての遊技台(ここでは1番台〜20番台のパチンコ台P)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図5に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図6に示す画面が表示される。
【0072】
次に図7及び図8は遊技関連機器として金庫3が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「金庫」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図7に示す入力信号設定画面が表示される。
【0073】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、金庫3に対して設定可能な入力信号の種別として、現金売上信号,現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,現金2000円信号,現金5000円信号,現金10000円信号,及び金庫異常信号が表示される。
【0074】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば1番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「現金100円」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここでは現金100円信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図8に示す入力信号設定画面が表示される。
【0075】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「現金100円」ボタン,「現金500円」ボタン,「現金1000円」ボタン,及び「金庫異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応する現金100円信号,現金500円信号,現金1000円信号,及び金庫異常信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,及び「単価」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。ここで信号比や単価はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0076】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての金庫3(ここでは1番の金庫3)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図7に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図8に示す画面が表示される。
【0077】
次に図9及び図10は遊技関連機器として計数機4が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「計数機」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図9に示す入力信号設定画面が表示される。
【0078】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、計数機4に対して設定可能な入力信号の種別として、景品交換玉信号,景品返却玉信号,再プレイ玉信号,及び計数機異常信号が表示される。
【0079】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば1番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「景品交換玉」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここでは景品交換玉信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図10に示す入力信号設定画面が表示される。
【0080】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「景品交換玉」ボタン,「景品返却玉」ボタン,「再プレイ玉」ボタン,及び「計数機異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応する景品交換玉信号,景品返却玉信号,再プレイ玉信号,及び計数機異常信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。ここで信号比や単価や金額はデフォルト設定のままで良いため、遊技場側が設定変更は行う必要はない。
【0081】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての計数機4(ここでは1番の計数機4)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図9に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図10に示す画面が表示される。
【0082】
次に図11及び図12は遊技関連機器として販売機5が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。遊技用管理装置30では、図4に示す入力信号設定画面がディスプレイ34に表示されている状態で入力装置35が操作されて、機器選択ボタン34bの「販売機」ボタンが操作され、「先頭番号」入力欄及び「終了番号」入力欄に遊技関連機器の設定範囲を指定するための番号(ここでは先頭機器番号である1と終了機器番号である1)が入力されると、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図11に示す入力信号設定画面が表示される。
【0083】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、販売機5に対して設定可能な入力信号の種別として、販売機売上信号,ボタン1〜10信号,プレミアム計信号,プレミアム1〜10信号,販売機異常信号,及びカード清算金信号が表示される。なお一画面中に表示しきれない入力信号については、スクロール表示される。
【0084】
ここで信号設定領域34aにおいて空いている信号ナンバー(例えば1番)を押下した状態で、信号選択ボタン34dのいずれか(例えば「ボタン1」ボタン)を操作すると、該操作されたボタンに対応する入力信号(ここではボタン1信号)が前記押下された信号ナンバーに対応する「信号種別」入力欄に設定され、表示制御手段として機能する制御部32の制御により、入力信号種別DB33aによる記憶内容に基づいて、図12に示す入力信号設定画面が表示される。
【0085】
具体的には、信号選択ボタン34dにおいて、例えば「ボタン1」ボタン,「ボタン2」ボタン,「ボタン3」ボタン,「ボタン4」ボタン,「プレミアム1」ボタン,「プレミアム2」ボタン,「プレミアム3」ボタン,「プレミアム4」ボタン,及び「販売機異常」ボタンが操作されると、信号設定領域34aにおいて、該操作されたボタンに対応するボタン1信号,ボタン2信号,ボタン3信号,ボタン4信号,プレミアム1信号,プレミアム2信号,プレミアム3信号,プレミアム4信号,及び販売機異常信号が「信号種別」入力欄に表示され、それら入力信号の種別に応じて、「収集」ボタン,「接点」ボタン,及び「パルス長」ボタンの設定内容が表示されると共に、「信号比」入力欄,「単価」入力欄,及び「金額」入力欄が表示されて、該入力欄の設定内容(ここではデフォルト設定の内容)が表示される。
【0086】
ここでボタン1信号については、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定されており、実際にはボタン1が操作されると単価1000円を示す販売額信号が1パルス入力されるので、遊技場側が設定変更は行う必要はない。しかしボタン2信号については、単価として「1000」,金額として「1000」がデフォルトで設定されているが、実際にはボタン2が操作されると単価1000円を示す販売額信号が2パルス入力されるので、遊技場側の操作により「金額」入力欄に「2000」を入力する。同様にボタン3信号については「金額」入力欄に「3000」を入力し、ボタン4信号については「金額」入力欄に「5000」を入力する。
【0087】
またプレミアム1信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば1000円の販売額に対して100円分(即ちパチンコ玉25個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側が設定変更は行う必要はない。しかしプレミアム2信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば2000円の販売額に対して200円分(即ちパチンコ玉50個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「50」,「単価」入力欄に「200」を入力する。またプレミアム3信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば3000円の販売額に対して300円分(即ちパチンコ玉75個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「75」,「単価」入力欄に「300」を入力する。さらにプレミアム4信号については、信号比として「25」,単価として「100」がデフォルトで設定されているので、例えば5000円の販売額に対して500円分(即ちパチンコ玉125個分)のプレミアムを付与する場合には、遊技場側の操作により「信号比」入力欄に「125」,「単価」入力欄に「500」を入力する。
【0088】
以上の操作が終了した後に、サブメニュー選択ボタン34eのうち、「上書き更新」ボタンが操作されると、表示中の設定内容が指定範囲内のすべての販売機5(ここでは1番の販売機5)に対して上書き更新され、「設定保存」ボタンが操作されると、入力信号設定手段として機能する制御部32により、該入力された内容に基づいて、各入力信号の信号情報や信号設定値が設定されて、該設定内容が入力信号種別DB33aに記憶される。そして次回以降の設定時においては、図11に示す画面は表示されずに、入力信号種別DB33aの記憶内容に基づいて、図12に示す画面が表示される。
【0089】
なお、以上に説明した図5〜図12に示す入力信号設定画面において、信号設定領域34aにおいて埋まっている信号ナンバーを押下した状態で、信号選択ボタン34dの「クリア」ボタンを操作すると、該押下された信号ナンバーに設定されている入力信号がクリアされる。またサブメニュー選択ボタン34eのうち、「印刷開始」ボタンが操作されると、入力信号に関する設定内容が印刷され、「クリア」ボタンが操作されると、指定範囲内のすべての遊技関連機器に関する設定内容がデフォルトに戻され、「管理画面」ボタン又は「戻る」ボタンが操作されると、図示しない管理画面に戻る。
【0090】
以上に説明したように、本発明に係る遊技用管理装置30によれば、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、図6,図8,図10,及び図12に示すように、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面(「信号比」入力欄及び/又は「単価」入力欄)が表示されるので、該入力信号の種別とは無関係の入力欄がなくて見やすい設定画面となり、信号比や単価を設定する際の設定ミス(例えば信号比の設定が必要でない入力信号について信号比を設定してしまう等)を減少できる。また入力信号の種別の設定を受け付けた際に、図6,図8,図10,及び図12に示すように、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面(「パルス長」ボタン)も表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業を効率良く行うことができる。
【0091】
また図5〜図12に示すように、遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,又は販売機5)に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。さらに図6に示すように、設定対象選択手段により選択された設定対象(機器単位,機種単位,又はタイプ単位)に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。
【0092】
なお遊技用管理装置30においては、前述の如き入力信号に関する設定のみならず、出力信号(例えば台端末10から出力される補給駆動信号等)に関する設定も行うことができる。
【0093】
以上に説明した実施形態と対応付けて本願の請求項に係る発明を説明すると、以下のとおりである。
【0094】
まず請求項1に係る発明は、遊技に関連する遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,販売機5)から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35,及び制御部32)と、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさである信号比、及び/又は、該入力信号の受信に対応する金額である単価を記憶する入力信号種別記憶手段(入力信号種別DB33a)と、前記入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面(「信号比」入力欄及び/又は「単価」入力欄)を表示させる制御を行う表示制御手段(制御部32)と、を備え、前記入力信号設定手段(制御部32)は、該入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0095】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号種別記憶手段(入力信号種別DB33a)は、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号のパルス長をさらに記憶でき、前記表示制御手段(制御部32)は、前記入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面(「パルス長」ボタン)を表示させる制御を行い、前記入力信号設定手段(制御部32)は、該入力画面にて入力されたパルス長に基づいて、各入力信号のパルス長の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0096】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)をさらに備え、前記表示制御手段(制御部32)は、前記入力信号収集設定手段による設定に基づいて、前記入力信号を区分して表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0097】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号の設定対象となる遊技関連機器(遊技台,金庫3,計数機4,販売機5)を選択するための遊技関連機器選択手段(ディスプレイ34と入力装置35)をさらに備え、前記表示制御手段(制御部32)は、前記遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0098】
さらに請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用管理装置(30)であって、前記入力信号の設定対象(機器単位,機種単位,又はタイプ単位)を選択するための設定対象選択手段(ディスプレイ34と入力装置35)をさらに備え、前記表示制御手段(制御部32)は、前記設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置である。
【0099】
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0100】
上記の実施形態では、計数機4が遊技島2の端部に設けられる例について説明したが、これに限らず、該計数機4は、例えば遊技機に対応して設けられる各台計数機でも良い。また上記の実施形態では、販売機5が遊技島2の端部に設けられる例について説明したが、これに限らず、該販売機5は、例えば遊技機に対応して(例えば玉貸ユニットUに)設けられるものでも良い。
【0101】
上記の実施形態では、入力信号設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、信号情報であるパルス長が表示される例について説明したが、これに限らず、該信号情報であるデータ形式が表示されるようにしても良い。
【0102】
上記の実施形態では、入力信号収集設定手段(ディスプレイ34と入力装置35)による設定に基づいて入力信号を区分して表示させる際に、「収集」ボタン及び信号ナンバーを反転表示させる例について説明したが、これに限らず、該「収集」ボタン及び信号ナンバーを色分け(例えば赤色)で表示するようにしても良い。
【0103】
【発明の効果】
本発明に係る遊技用管理装置によれば、以下のような効果を奏する。
【0104】
まず請求項1に係る遊技用管理装置によれば、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面が表示されるので、該入力信号の種別とは無関係の入力欄がなくて見やすい設定画面となり、信号比や単価の設定を行う際の設定ミスを減少できる。
【0105】
また請求項2に係る遊技用管理装置によれば、入力信号の種別の設定を受け付けた際に、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業を効率良く行うことができる。
【0106】
また請求項3に係る遊技用管理装置によれば、入力信号を収集するか否かの設定に基づいて該入力信号が区分して表示されるので、該入力信号に関する設定が正確に行われているか否かを素早く確認できると共に、わかりやすく表示できるので設定ミスをさらに減少できる。
【0107】
また請求項4に係る遊技用管理装置によれば、選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。
【0108】
さらに請求項5に係る遊技用管理装置によれば、選択された設定対象に対応する入力信号の種別が表示されるので、設定入力の手間が省け、設定作業をさらに効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る遊技用管理装置を含む遊技用管理システムの一例を表す図である。
【図2】図2は遊技用管理装置に入力される入力信号の一例を表す図である。
【図3】図3は図2に続く図である。
【図4】図4は遊技用管理装置のディスプレイに表示される入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図5】図5は遊技関連機器として遊技台が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図6】図6は図5に続く図である。
【図7】図7は遊技関連機器として金庫が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図8】図8は図7に続く図である。
【図9】図9は遊技関連機器として計数機が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図10】図10は図9に続く図である。
【図11】図11は遊技関連機器として販売機が選択された場合の入力信号設定画面の一例を表す図である。
【図12】図12は図11に続く図である。
【符号の説明】
1…遊技用管理システム
2…遊技島
3…金庫
4…計数機
5…販売機
10…台端末
20…中継コンピュータ
30…遊技用管理装置
31…通信部
32…制御部
33…ハードディスク
33a…入力信号種別DB
33b…遊技関連情報DB
33c…売上情報DB
34…ディスプレイ
35…入力装置
A,B,C,D…接続端子
P…パチンコ台
U…玉貸ユニット
L…呼出ランプ
Claims (5)
- 遊技に関連する遊技関連機器から出力された出力信号を入力信号として受信し、該受信した入力信号に基づいて、少なくとも遊技に関連して発生する遊技関連情報と売上情報を収集して管理する遊技用管理装置であって、
前記入力信号に関する設定を行うための入力信号設定手段と、
前記入力信号の種別に応じて、該入力信号の受信に対応する遊技用有価価値の大きさである信号比、及び/又は、該入力信号の受信に対応する金額である単価を記憶する入力信号種別記憶手段と、
前記入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じた信号比及び/又は単価の入力画面を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、
前記入力信号設定手段は、該入力画面にて入力された信号比及び/又は単価に基づいて、各入力信号の信号比及び/又は単価の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置。 - 請求項1に記載した遊技用管理装置であって、
前記入力信号種別記憶手段は、前記入力信号の種別に応じて、該入力信号のパルス長をさらに記憶でき、
前記表示制御手段は、前記入力信号設定手段により入力信号の種別の設定を受け付けた際に、前記入力信号種別記憶手段による記憶内容に基づいて、該入力信号の種別に応じたパルス長の入力画面を表示させる制御を行い、
前記入力信号設定手段は、該入力画面にて入力されたパルス長に基づいて、各入力信号のパルス長の設定を行うことを特徴とする遊技用管理装置。 - 請求項1又は2に記載した遊技用管理装置であって、
前記入力信号を収集するか否かの設定を行うための入力信号収集設定手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記入力信号収集設定手段による設定に基づいて、前記入力信号を区分して表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、
前記入力信号の設定対象となる遊技関連機器を選択するための遊技関連機器選択手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記遊技関連機器選択手段により選択された遊技関連機器に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、
前記入力信号の設定対象を選択するための設定対象選択手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記設定対象選択手段により選択された設定対象に対応する入力信号の種別を表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用管理装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295870A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
US8217323B2 (en) | 2004-04-07 | 2012-07-10 | Panasonic Corporation | High-frequency heating device |
-
2002
- 2002-09-24 JP JP2002276962A patent/JP2004113272A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8217323B2 (en) | 2004-04-07 | 2012-07-10 | Panasonic Corporation | High-frequency heating device |
JP2008295870A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
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