JP2010213989A - 入力信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 営業開始時に接続ミスを発見し、この接続ミスへの対応を早期に行って、営業開始時から適正な集計を可能とする。
【解決手段】 複数の遊技信号を入力する通信部21と、遊技信号を用いて所定の処理を実行する処理部22とを備え、営業開始時における遊技機10での遊技開始時に、処理部22が、複数の遊技信号の入力順序にもとづいて、遊技信号の種類を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力した信号を用いて所定の処理を実行する入力信号処理装置に関し、特に、遊技機と台端末装置との間の遊技関連信号線の接続ミスや不正行為による意図的な配線替えを早期に検出して、営業開始時から適正な集計を可能とする入力信号処理装置に関する。
遊技場に設置されたパチンコ機やスロットマシンなどの遊技機からは、当該遊技機の稼動に伴って、所定の遊技信号が出力されている。
例えば、遊技機がパチンコ機の場合には、発射された遊技球が遊技領域を経て遊技機から排出され、遊技機の下部に設置されているアウトタンクに落下し、計数されて出力する、アウト信号(使用遊技媒体信号)と、遊技領域に設けられた入賞口に入賞した遊技球を検出して、その入賞口毎に定められた個数の賞球(景品玉)の払出しに基づいて出力する、セーフ信号と、特定の入賞口である始動入賞口の入賞に基づいて遊技領域の可変表示装置を変動させ、その後停止した図柄の確定に基づいて出力される図柄確定信号(スタート信号)と、確定した図柄に基づいて出力される、特定の遊技状態である大当り信号と、その大当りに関連する信号として出力される確率変動信号や時短信号、などが、遊技信号として出力される。
これらの信号は、遊技機の外部出力端子盤などから出力され、台毎に設けられている信号集計のための台端末装置へ送られる。台端末装置は、入力した各信号を認識し、それら信号を通信接続される遊技場管理装置に送信する。遊技場管理装置は、それら信号を集計加工して、遊技場の運用に資する遊技関連データを作成するようになっている。
ところで、従来から、遊技機と台端末装置との間の遊技関連信号線の配線が適切に接続されずに、2つの信号が入れ替わって接続され、間違った集計結果に基づいて遊技関連データが作成されることがあった。また、不正行為により、意図的に配線の入れ替え行為が行われることもあった。
これらを検出するため、信号が接続される入力端子に対応する信号様態(信号のパルス幅など)を定義し、信号様態が通常の範囲を逸脱している場合は、異常として報知する処理や、また集計結果による遊技データが通常の範囲を逸脱している場合は、記憶している、その遊技データに関連する入力信号の原始データを確認し、入力信号が入れ替わっていると判断したときは、定義した信号の指定を入れ替えて、遡って再集計を行う提案がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−136796号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術は、集計結果による遊技データを用いて入力信号の異常の有無を判断するので、入力信号の異常自体は営業開始前に既に発生しているにもかかわらず、集計結果を得た後でなければその異常を検出することができなかった。このため、その入力信号の接続ミスへの対応が遅くなるとともに、その異常の検出までは、誤った入力信号によって集計処理を行わなければならなかった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、営業開始時に遊技関連信号線の接続ミスや不正行為による配線替えを検出し、これら接続ミス等への対応を早期に行って、営業開始時から適正な集計を可能とする入力信号処理装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の入力信号処理装置は、複数の遊技信号を入力する通信部と、遊技信号を用いて所定の処理を実行する処理部とを備え、営業開始時における遊技機での遊技開始時に、処理部が、複数の遊技信号の入力順序にもとづいて、遊技信号の種類を判断する構成としてある。
本発明の入力信号処理装置によれば、接続ミスや配線替えなどの異常を、営業開始時の遊技開始時に検出できる。このため、この接続ミス等への対応を早期に行って、営業開始時から適正な集計を行うことができる。
本発明の第一実施形態における遊技場システムの構成を示す図である。 遊技機(スロットマシン)から出力される遊技信号の種類と、台端末装置の構成を示すブロック図である。 遊技信号の出力変化を示す波形図である。 本発明の第一実施形態における入力信号処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態における遊技場システムの構成を示すブロック図である。 遊技信号の出力変化を示す波形図である。 アウト信号センサの構成を示す図であって、(i)は、遊技機の正面図、(ii)は、アウト信号センサの側面図である。 本発明の第二実施形態における入力信号処理装置の動作を示すフローチャートである。 遊技信号の他の出力変化を示す波形図である。 売上信号とアウト信号の判断処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る入力信号処理装置の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の各実施形態における入力信号処理装置は、プログラムに制御されたコンピュータにより実現することができる。プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、たとえば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他コンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
[第一実施形態]
まず、本発明の入力信号処理装置の第一実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の入力信号処理装置である台端末装置が設けられた遊技場システムの構成を示すブロック図である。
(構成)
同図に示すように、遊技場システム1aは、遊技機10aと、台端末装置20aと、管理装置30とを備えている。
ここで、本実施形態における遊技機10aは、メダルを遊技媒体とするスロットマシン10aであり、所定台数単位で遊技機島に設置されている。
特に、スロットマシン10aは、定期的にメダルが投入されることで、遊技が進行する遊技機であるため、管理装置30が遊技データを集計・管理する対象となる遊技機として適している。
スロットマシン10aは、遊技者がメダルを投入してスタートレバーを押下することにより、外周面に所定の絵柄や数字、文字等の図柄を表示した複数のリール(通常3個のリール)が回転を開始し、定速回転後、任意のタイミングで停止ボタンが押されることでリールが停止し、停止表示されたリール上の図柄の組合せに応じて所定数のメダルが払い出される遊技機である。
このようなスロットマシン10aからは、図2に示すように、当該スロットマシン10aの稼動に伴い、売上信号,ベット信号,払出信号,大当り信号などの遊技信号が出力される。
これら遊技信号については、後記の(遊技信号の出力順序)で詳述する。
台端末装置20aは、スロットマシン10aごとに一つずつ接続されており、図2に示すように、入力インタフェイス(入力I/F)21aと、処理部22aと、管理装置側インタフェイス(管理装置側I/F)23aと、記憶部24aとを有している。
入力I/F(通信部)21aは、スロットマシン10aから送られてきた遊技信号を入力する。この入力I/F21aには、複数の端子(P1〜P4)が設けられており、各端子ごとに遊技信号が一つずつ入力される。これら入力した遊技信号は、処理部22aへ送られる。
処理部22aは、遊技信号を集計し、集計結果を記憶部24aに記憶させる。また、処理部22aは、入力信号処理方法(後述)を実行し、この実行に関するデータを記憶部24aに記憶させる。さらに、処理部22aは、集計結果を記憶部24aから取り出し、管理装置側I/F23aを介して管理装置30へ送信する。
管理装置側I/F23aは、処理部22aで実行された集計結果を管理装置30へ送信する。
記憶部24aは、処理部22aで実行された遊技信号の集計結果を蓄積する。また、記憶部24aは、本実施形態の入力信号処理方法(後述)を実行するための入力信号処理プログラムやその実行に関するデータ、入力信号の規定などを記憶する。
なお、台端末装置20aは、入力信号処理方法を実行することから「入力信号処理装置」としての機能を有している。
管理装置30は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、一又は二以上の台端末装置20aに接続されており、それら台端末装置20aから受信した信号を集計し、その集計結果の保存や表示などを行う。この管理装置30の操作は、主に遊技場の管理者が行い、集計された遊技データは、遊技場の運営管理等に利用される。
(遊技信号の出力順序)
次に、遊技機における遊技信号の出力順序について、図3を参照して説明する。
同図は、遊技機から出力される遊技信号の出力タイミングを示す波形図である。
なお、遊技機から出力された遊技信号は、直接台端末装置へ送られて入力される。このため、遊技機における遊技信号の出力順序が、そのまま台端末装置における遊技信号の入力順序となる。
遊技場の各遊技用装置の電源が投入されて、遊技場の営業が開始され、スロットマシン10aの各台で最初に遊技が行われる場合は、図3に示すような順序で遊技信号が出力される。
まず、台間機(図示せず)がメダルを貸し出すと、この貸し出しのための投入金額を示す売上信号が台間機から出力される。
売上信号は、1パルスが所定の金額(例えば、1パルス100円など)を示している。このため、そのパルス数から投入金額がわかるようになっている。また、営業開始時には、投入するメダルがないことから、この売上信号が最初に出力される。
次いで、遊技者によりスロットマシン10aの投入口にメダルが所定枚数(例えば、1〜3枚)投入され、スタートレバーが操作されると、このスタートレバーからスロットマシン10aの制御装置(図示せず)へ、スタートレバー操作を示す信号が送られる。
また、そのスタートレバー操作を示す信号の送出にともなって、スロットマシン10aがベット信号を出力する。
ベット信号は、メダルの投入枚数と同数のパルス数で出力される。このため、そのパルス数からメダルの投入枚数がわかる。
スタートレバーの操作によりリールが回転を開始し、ストップボタンの操作により回転していたリールが停止して、その停止図柄が小当りの入賞を示す図柄であるときは、所定枚数のメダルが払い出される。このとき、スロットマシン10aは、そのメダルの払出枚数と同数のパルス数で払出信号を出力する。
払出信号は、1パルスがメダル1枚を示している。このため、そのパルス数からメダルの払出枚数がわかる。
また、停止図柄が、ビッグボーナスゲーム(BB)やレギュラーボーナス(RB)を示す特別図柄であるとき、スロットマシン10aは、大当り信号を出力する。
大当り信号は、その特別図柄の大当りによってもたらされる大当り状態(特定遊技状態)になっていることを示す遊技信号である。大当り信号は、ベット信号に比してパルス幅が長くなっている。
このように、スロットマシン10aから出力される遊技信号は、営業開始時の遊技開始時においては、売上信号→ベット信号→払出信号→大当り信号の順序で発生するのが通常である。このため、それら遊技信号を発生順序に従って規定しておき、台端末装置20aで入力された複数の遊技信号がその規定に一致しているかあるいは相違しているかを判断し、一致しているときは、入力信号の種類を特定し、相違しているときは、遊技関連信号線の配線の接続ミスまたは不正行為による配線替えを検出することができる。しかも、この検出処理は、営業開始時の遊技開始時に行われるため、その接続ミス等に早期に対応でき、営業開始時から適正な集計が可能となる。
(入力信号処理方法)
次に、本実施形態の入力信号処理装置の動作(入力信号処理方法)について、図4を参照して説明する。
同図は、本実施形態の入力信号処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
台端末装置20aの記憶部24aには、入力信号の規定(入力の定義)が予め記憶されている(ステップ10)。
入力信号の規定は、入力順序、パルス数、信号幅、パルス間隔、入力端子などについて定めたものである。
入力順序は、例えば、売上信号→ベット信号→払出信号→大当り信号の順とすることができる。
パルス数は、例えば、売上信号が所定時間内に10パルス(1000円単位で貸し出しの場合)、ベット信号が所定時間内に1〜3パルス、払出信号が所定時間内に2〜15パルスとすることができる。
信号幅は、例えば、売上信号、ベット信号、払出信号がそれぞれ1パルス50ms幅、大当り信号が1s以上の幅とすることができる。
パルス間隔は、例えば、売上信号、ベット信号、払出信号がいずれも100ms幅とすることができる。
入力端子は、売上信号が端子P1、ベット信号が端子P2、払出信号が端子P3、大当り信号が端子P4とすることができる。
処理部22aは、最初の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ11)、その検出した入力(1)を記憶部24aに記憶させる(ステップ12)。このとき、入力された端子の番号も記憶させる。
次いで、処理部22aは、その入力信号を計数する(ステップ13)。
続いて、処理部22aは、次の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ14)、その検出した入力(2)を記憶部24aに記憶させる(ステップ15)。このとき、入力された端子の番号も記憶させる。
そして、処理部22aは、その入力信号を計数する(ステップ16)。
さらに、処理部22aは、その次の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ17)、その検出した入力(3)を記憶部24aに記憶させる(ステップ18)。このとき、入力された端子の番号も記憶させる。
そして、処理部22aは、その入力信号を計数する(ステップ19)。
また、処理部22aは、その次の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ20)、その検出した入力(4)を記憶部24aに記憶させる(ステップ21)。このとき、入力された端子の番号も記憶させる。
そして、処理部22aは、その入力信号を計数する(ステップ22)。
次いで、処理部22aは、各入力(1)〜(4)について、それら入力信号の種類を判断する。
まず、入力(1)は、最初に入力された信号である。このため、処理部22aは、入力信号の規定にもとづいて、その入力(1)を売上信号として判断する。ここで、処理部22aは、入力(1)が売上信号の規定に適合しているか否かを確認するために、入力(1)が所定時間あたりに10パルス入力されており、1パルスが50ms幅、パルス間隔が100ms、入力端子がP1であるか否かを判断する(ステップ23)。
判断の結果、それらの規定に適合しているときは、処理部22aは、入力(1)の種類が売上信号であると判定する(ステップ24)。
一方、規定に適合していないときは、処理部22aは、入力(1)が売上信号ではない(異常である)と判定する(ステップ25)。
また、入力(2)は、2番目に入力された信号である。このため、処理部22aは、入力信号の規定にもとづいて、その入力(2)をベット信号として判断する。ここで、処理部22aは、入力(2)がベット信号の規定に適合しているか否かを確認するために、入力(2)が所定時間あたりに1〜3パルス入力されており、1パルスが50ms幅、パルス間隔が100ms、入力端子がP2であるか否かを判断する(ステップ26)。
判断の結果、それらの規定に適合しているときは、処理部22aは、入力(2)の種類がベット信号であると判定する(ステップ27)。
一方、規定に適合していないときは、処理部22aは、入力(2)がベット信号ではない(異常である)と判定する(ステップ28)。
さらに、入力(3)は、3番目に入力された信号である。このため、処理部22aは、入力信号の規定にもとづいて、その入力(3)を払出信号として判断する。ここで、処理部22aは、入力(3)が払出信号の規定に適合しているか否かを確認するために、入力(3)が所定時間あたりに2〜15パルス入力されており、1パルスが50ms幅、パルス間隔が100ms、入力端子がP3であるか否かを判断する(ステップ29)。
判断の結果、それらの規定に適合しているときは、処理部22aは、入力(3)の種類が払出信号であると判定する(ステップ30)。
一方、規定に適合していないときは、処理部22aは、入力(3)が払出信号ではない(異常である)と判定する(ステップ31)。
そして、入力(4)は、4番目に入力された信号である。このため、処理部22aは、入力信号の規定にもとづいて、その入力(4)を大当り信号として判断する。ここで、処理部22aは、入力(4)が大当り信号の規定に適合しているか否かを確認するために、入力(4)が1s以上のパルス幅であり、入力端子がP4であるか否かを判断する(ステップ32)。
判断の結果、それらの規定に適合しているときは、処理部22aは、入力(4)の種類が大当り信号であると判定する(ステップ33)。
一方、規定に適合していないときは、処理部22aは、入力(4)が大当り信号ではない(異常である)と判定する(ステップ34)。
なお、初回の図柄停止による大当りは、非常にまれであるので、大当り信号の検証には該当しないが、大当り信号は、パルス幅が大きいため、大当り関連信号以外の信号とは、簡単に区分可能である。
処理部22aは、異常と判定した入力信号について、規定の修正変更処理を行う(ステップ35)。
例えば、入力(1)の入力端子がP2であるために、この入力(1)が異常であると判定し、入力(2)の入力端子がP1であるために、この入力(2)が異常であると判定した場合、処理部22aは、それら入力(1)及び入力(2)のパルス数、信号幅、パルス間隔を用いて、いずれの遊技信号の規定に適合しているかを判断する。
ここで、入力(1)のパルス数、信号幅、パルス間隔が売上信号の規定に適合しているときは、入力(1)は、売上信号であるとし、この売上信号の規定である入力端子をP1からP2に修正する。
また、入力(2)のパルス数、信号幅、パルス間隔がベット信号の規定に適合しているときは、入力(2)は、ベット信号であるとし、このベット信号の規定である入力端子をP2からP1に修正する。
このように、入力信号の異常が検出されたときは、パルス数、信号幅、パルス間隔を用いて遊技信号の種類を特定し、その遊技信号の規定を修正する。
なお、このように、二つの入力信号で同時に異常が発生する原因としては、二つの入力端子P1とP2との間で接続ミス(接続の入れ替わり)があったことが挙げられる。
また、入力(1)が売上信号の規定に適合していないために異常と判定された場合において、その入力(1)がベット信号の規定に適合し、入力(2)が払出信号の規定に適合し、入力(3)が大当り信号の規定に適合しているときは、処理部22aは、入力(1)がベット信号であり、入力(2)が払出信号であり、入力(3)が大当り信号であると判定する。そして、処理部22aは、入力順序の規定を、1番がベット信号、2番が払出信号、3番が大当り信号とする修正変更処理を行う。
このように売上信号が1番目に入力されない場合としては、例えば、そのスロットマシン10aにとって最初の遊技が、他のスロットマシン10aで獲得したメダルを持って移動した遊技者による場合が挙げられる。この場合、売上信号は発生しなかったものとして処理される。
なお、これら規定の修正変更処理は、入力信号の異常を検出した処理部22aが自動的に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態の入力信号処理装置によれば、遊技関連信号線の接続ミスや不正行為による意図的な配線替えなどに起因する遊技信号の異常を、営業開始時の遊技開始時に迅速に検出できる。しかも、異常を検出したときは、自動的に入力信号の規定を修正して、初期の段階で異常処理を完了できる。これにより、営業開始から適正な集計が可能となる。
[第二実施形態]
次に、本発明の入力信号処理装置の第二実施形態について、図5を参照して説明する。
同図は、本実施形態の入力信号処理装置が設けられた遊技場システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態は、第一実施形態と比較して、遊技機と遊技信号が相違する。すなわち、第一実施形態では、遊技機がスロットマシンであり、遊技信号が売上信号,ベット信号,払出信号,大当り信号であったのに対し、本実施形態では、遊技機がパチンコ機であり、遊技信号がアウト信号やセーフ信号等である。他の構成要素は第一実施形態と同様である。
したがって、図5において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
(構成)
図5に示すように、遊技場システム1bは、遊技機10bと、台端末装置20bと、管理装置30とを備えている。
ここで、本実施形態における遊技機10bは、遊技球を遊技媒体とするパチンコ機10bであり、所定台数単位で遊技機島に設置されている。
特に、パチンコ機10bは、定期的に遊技球が投入されることで、遊技が進行する遊技機であるため、管理装置30が遊技データを集計・管理する対象となる遊技機として適している。
パチンコ機10bは、特定の入賞口(始動口)に遊技球が入賞することにより特別図柄が変動を開始し、所定の図柄の組合せで停止することで、大当りとなる所謂「セブン機」であり、特別図柄を可変表示させる可変表示装置を有している。
パチンコ機10bは、図5に示すように、このパチンコ機10bの稼動に伴い、種々の遊技信号を出力する。
なお、それら種々の遊技信号については、後記の(遊技信号の出力順序)で詳述する。
台端末装置20bは、パチンコ機10bごとに一つずつ接続されており、図5に示すように、入力インタフェイス(入力I/F)21bと、処理部22bと、管理装置側インタフェイス(管理装置側I/F)23bと、記憶部24bとを有している。
入力I/F(通信部)21bは、パチンコ機10bから送られてきた遊技信号を入力する。この入力I/F21bには、複数の端子(P1〜P6)が設けられており、各端子ごとに遊技信号が一つずつ入力される。これら入力した遊技信号は、処理部22bへ送られる。
処理部22bは、入力信号処理方法(後述)を実行し、この実行に関するデータを記憶部24bに記憶させる。なお、処理部22bの有する他の機能は、第一実施形態の入力信号処理装置(台端末装置20a)における処理部22aが有する機能と同様である。
管理装置側I/F23bは、処理部22bで実行された集計結果を管理装置30へ送信する。
記憶部24bは、本実施形態の入力信号処理方法(後述)を実行するための入力信号処理プログラムやその実行に関するデータ、入力信号の規定などを記憶する。この記憶部24bの有する他の機能は、第一実施形態の入力信号処理装置(台端末装置20a)における記憶部24aが有する機能と同様である。
なお、台端末装置20bは、入力信号処理方法を実行することから「入力信号処理装置」としての機能を有している。
(遊技信号の出力順序)
次に、遊技機における遊技信号の出力順序について、図6を参照して説明する。
同図は、遊技機から出力される遊技信号の出力タイミングを示す波形図である。
なお、遊技機から出力された遊技信号は、直接台端末装置へ送られて入力される。このため、遊技機における遊技信号の出力順序が、そのまま台端末装置における遊技信号の入力順序となる。
遊技場の各遊技用装置に電源が投入されて、遊技場の営業が開始され、パチンコ機10bの各台で最初に遊技が行われる場合は、図6に示すような順序で遊技信号が出力される。
まず、遊技者がパチンコ機10bにて遊技球の貸出操作を行うと、パチンコ機10bから台間機(図示せず)へ貸出操作の信号が送られる。
次いで、台間機は、払い出した遊技球の個数を示す払出しの信号をパチンコ機10bへ出力するとともに、その遊技球の払い出しのための投入金額を示す売上信号を出力する。売上信号は、1パルスが所定の金額(例えば、1パルス25個100円など)を示している。また、売上信号は、1パルスが50ms幅、パルス間隔が100msである。
続いて、遊技者がパチンコ機10bでハンドルを操作すると、打球発射装置が動作して遊技球が発射される。パチンコ機10bは、その発射球1個に対し1パルスのアウト信号を出力する。このアウト信号は、1パルスが50ms幅、パルス間隔が100msである。なお、発射球1個に対し1パルスのアウト信号を出力する仕組みについては、後述する。
発射された遊技球が遊技領域のいずれかの入賞口に入賞すると、賞球が払い出される。このとき、パチンコ機10bは、入賞にともなう払出し数と同数のパルス数でセーフ信号を出力する。このセーフ信号は、1パルスが50ms幅、パルス間隔が最低100ms間隔である。なお、入賞にともなう払出し数と同数のパルス数でセーフ信号を出力する仕組みについては、後述する。
また、始動入賞口に玉が入賞し、可変表示装置が変動し、その後停止し停止図柄が確定すると、パチンコ機10bは、スタート信号を出力する。このスタート信号は、50ms幅である。
そして、停止図柄が特定の図柄になると、パチンコ機10bは、機種や役物の種類によって大当り信号や確率変動信号(確変信号)などを出力する。
大当り信号は、パチンコ機10bが大当り状態において出力される遊技信号である。確変信号は、パチンコ機10bの大当り抽選確率がアップした状態において出力される遊技信号である。
これら大当り信号や確変信号は、売上信号、アウト信号、セーフ信号、スタート信号のそれぞれに比してパルス幅が長い。
なお、本実施形態においてアウト信号は、発射玉1個に対して1パルスで出力される。
この出力を実現するため、本実施形態のパチンコ機10bは、遊技領域に進入した発射玉を検出するアウト信号センサ11を備えており、このアウト信号センサ11からアウト信号が出力されるようになっている。
このアウト信号センサ11の構成を、図7(i),(ii)に示す。同図(i)は、遊技盤の正面図、同図(ii)は、アウト信号センサの構成図(同図(i)のA−A断面図)である。
同図(i),(ii)に示すように、アウト信号センサ11は、パチンコ機10bの遊技盤12において、打ち込まれた発射玉が2枚のガードレール13に沿って上昇する発射玉通路14の出口付近に設けられた通路フラップ111と、この通路フラップ111を回動可能にする回転軸112と、通路フラップ111が発射玉に押されて回動するのに伴って回動する遮光板113と、この遮光板113を介して発光部と受光部が設けられた光インタラプタ114と、この光インタラプタ114から出力されるアウト信号を通すアウト信号線115とを有している。なお、通路フラップ111は、図示しないバネにより、定位置に戻るように付勢されている。
このような構成によれば、発射玉が通路フラップ111を押して回動させるたびに遮光板113が光インタラプタ114の発光部と受光部との間から外れ、発光部からの光が受光部で受光されて、アウト信号が出力される。このため、アウト信号センサ11は、発射玉1個に対して1パルスのアウト信号を出力することができる。
これにより、アウト信号は、発射玉が遊技領域に進入するたびに出力されるため、アウトタンクから10個で1パルスの信号が出力される遊技機のようにアウト信号がセーフ信号よりも後に出力される場合があることを回避でき、正確な遊技データを得ることができる。
また、本実施形態においてセーフ信号は、入賞にともなう払出し数と同数のパルス数で出力される。この出力を実現するため、本実施形態のパチンコ機10bの制御装置は、入賞口の入賞を検出すると、その入賞に対応する賞球の払出し数のパルス信号をセーフ信号として出力する。
なお、現在市販のパチンコ機は、賞球払出し信号をカウントし10個に1パルスの払出信号を出力している。このように、10分の1の信号を出力する理由は、当時ホールコンピュータの処理能力が、頻繁に出力されるアウト信号の出力間隔に対応できなかったためである。こうした事情は、10個に1パルスの信号で出力されるアウト信号においても同様である。
これに対し、現在の遊技場管理集計システムは、高度化しており、1個1パルス出力に十分対応できる。そこで、本実施形態のパチンコ機10bは、セーフ信号については、入賞にともなう払出し数と同数のパルス数で出力し、アウト信号については、発射玉1個に対して1パルスで出力することとした。
このようなアウト信号やセーフ信号が出力される本実施形態のパチンコ機10bでは、売上信号、スタート信号、大当り信号、確変信号を加えた遊技信号が、営業開始時の遊技開始時において、図6に示すような発生順序で出力される。そこで、それら遊技信号をその発生順序に従って規定しておき、台端末装置20aで入力された複数の遊技信号がその規定に一致しているか否かを判断し、一致しているときは、入力信号の種類を特定し、相違しているときは、遊技関連信号線の配線の接続ミスまたは不正行為による配線替えを検出することができる。しかも、この検出処理は、営業開始時の遊技開始時に行われるため、その接続ミス等に早期に対応でき、営業開始時から適正な集計が可能となる。
(入力信号処理方法)
次に、本実施形態の入力信号処理装置の動作(入力信号処理方法)について、図8を参照して説明する。
同図は、本実施形態の入力信号処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
台端末装置20bの記憶部24bには、入力信号の規定(入力の定義)が予め記憶されている(ステップ40)。
入力信号の規定は、入力順序、パルス数、信号幅、パルス間隔、入力端子などについて定めたものである。
入力順序は、例えば、売上信号→アウト信号→セーフ信号→スタート信号→大当り信号→確変信号の順とすることができる。
パルス数は、例えば、売上信号が所定時間内に5パルス(500円単位で貸し出しの場合)、アウト信号が所定時間内(例えば、60秒)に100パルス、セーフ信号が所定時間内に3〜15パルス、スタート信号が1パルスとすることができる。
信号幅は、例えば、売上信号、アウト信号、セーフ信号、スタート信号がそれぞれ1パルス50ms幅とすることができる。また、大当り信号と確変信号の信号幅は、1s以上とすることができる。
パルス間隔は、例えば、売上信号が100ms幅とすることができる。
入力端子は、売上信号が端子P1、アウト信号が端子P2、セーフ信号が端子P3、スタート信号が端子P4、大当り信号が端子P5、確変信号が端子P6とすることができる。
処理部22bは、最初の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ41)、その検出した入力(1)を記憶部24bに記憶させる(ステップ42)。このとき、入力された端子の番号も記憶させる。
次いで、処理部22bは、その入力信号を計数する(ステップ43)。
その後、処理部22bは、入力(2)〜(6)の立ち上がりを順次検出し、それら検出した入力(2)〜(6)を記憶部24bに記憶させ、それら入力信号を計数する(ステップ44)。このとき、入力された端子の番号も記憶させる。
続いて、処理部22bは、各入力(1)〜(6)について、それら入力信号の種類を判断する。
まず、入力(1)は、最初に入力された信号である。このため、処理部22aは、入力信号の規定にもとづいて、その入力(1)を売上信号として判断する。ここで、処理部22aは、入力(1)が売上信号の規定に適合しているか否かを確認するために、入力(1)が所定時間あたりに5パルス入力されており、1パルスが50ms幅、パルス間隔が100ms、入力端子がP1であるか否かを判断する(ステップ45)。
判断の結果、それらの規定に適合しているときは、処理部22bは、入力(1)の種類が売上信号であると判定する(ステップ46)。
一方、規定に適合していないときは、処理部22bは、入力(1)が売上信号ではない(異常である)と判定する(ステップ47)。
その後、処理部22bは、入力(2)をアウト信号、入力(3)をセーフ信号、入力(4)をスタート信号、入力(5)を大当り信号、入力(6)を確変信号として、それら入力(2)〜(6)が各入力信号の規定に適合しているか否かを判断する(ステップ48)。
判断の結果、それぞれ規定に適合しているときは、処理部22bは、入力(2)がアウト信号、入力(3)がセーフ信号、入力(4)がスタート信号、入力(5)が大当り信号、入力(6)が確変信号であると判定する。
一方、規定に適合していないときは、処理部22bは、その規定に適合していない入力信号が異常であると判定する。
そして、処理部22bは、異常と判定した入力信号について、その規定の修正変更処理を行う(ステップ49)。
この規定の修正変更処理の内容は、第一実施形態における規定の修正変更処理の内容とほぼ同じである。
例えば、入力(1)の入力端子がP2であるために、この入力(1)が異常である(売上信号ではない)と判定し、入力(2)の入力端子がP1であるために、この入力(2)が異常である(アウト信号ではない)と判定した場合、処理部22aは、それら入力(1)及び入力(2)のパルス数、信号幅、パルス間隔を用いて、いずれの遊技信号の規定に適合しているかを判断する。
ここで、入力(1)のパルス数、信号幅、パルス間隔が売上信号の規定に適合しているときは、入力(1)は、売上信号であるとし、この売上信号の規定である入力端子をP1からP2に修正する。
また、入力(2)のパルス数、信号幅、パルス間隔がアウト信号の規定に適合しているときは、入力(2)は、アウト信号であるとし、このアウト信号の規定である入力端子をP2からP1に修正する。
このように、入力信号の異常が検出されたときは、パルス数、信号幅、パルス間隔を用いて遊技信号の種類を特定し、その遊技信号の規定を修正する。
また、入力(1)が売上信号の規定に適合していないために異常と判定された場合において、その入力(1)がアウト信号の規定に適合し、入力(2)がセーフ信号の規定に適合し、入力(3)がスタート信号の規定に適合し、入力(4)が大当り信号の規定に適合し、入力(5)が確変信号の規定に適合しているときは、処理部22aは、入力(1)がアウト信号であり、入力(2)がセーフ信号であり、入力(3)がスタート信号であり、入力(4)が大当り信号であり、入力(5)が確変信号であると判定する。そして、処理部22aは、入力順序の規定を、1番がアウト信号、2番がセーフ信号、3番がスタート信号、4番が大当り信号、5番が確変信号とする修正変更処理を行う。
このように売上信号が1番目に入力されない場合としては、例えば、そのパチンコ機10bにとって最初の遊技が、他のパチンコ機10bで獲得した玉を持って移動した遊技者による場合が挙げられる。この場合、売上信号は発生しなかったものとして処理される。
ところで、パチンコ機10bから出力される遊技信号は、通常の状態では、図6に示したように、売上信号→アウト信号→セーフ信号→スタート信号→大当り関連信号の順番で出力される。
しかし、売上信号については、貸出し操作によって遊技球が1度数(25個)払出される都度1パルスの信号が出力されるものがある。
この場合は、図9に示すように、売上信号とアウト信号が入れ替わる可能性がある(せっかちな遊技者は、玉が払出されるとすぐ打ち始める)。
このとき、売上信号は、発生してから所定時間内(15秒)に5個のパルス信号が出力される。一方、アウト信号は、所定時間を経過しても信号が継続して出力されている。これらを規定とすることで、売上信号とアウト信号を判別することができる。
この売上信号とアウト信号との判別処理について、図10を参照して説明する。同図は、同判別処理の処理手順を示すフローチャートである。
台端末装置20bの処理部22bは、最初の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ50)、その検出した入力(1)を記憶部24bに記憶させる(ステップ51)。
次いで、処理部22bは、その入力信号を計数する(ステップ52)。
ここで、処理部22bは、タイマカウンタ(15秒)(図示せず)をセットする(ステップ53)。
処理部22bは、次の入力の立ち上がりを検出すると(ステップ54)、その検出した入力(2)を記憶部24bに記憶させる(ステップ55)。
タイマがカウントアップすると(ステップ56)、入力信号の計数値が5であるか否かを判断する(ステップ57)。
判断の結果、計数値が5であるときは、入力(1)が売上信号であり、入力(2)がアウト信号であるものと判定する(ステップ58)。
一方、計数値が5でないときは、入力(1)がアウト信号であり、入力(2)が売上信号であるものと判定する(ステップ59)。これは、アウト信号が60秒で100パルス、15秒で25パルスであり、15秒で5パルスではないからである。
なお、パチンコ機10bにとって最初の遊技が、他のパチンコ機10bで獲得した玉を持って移動した遊技者によるものである場合、売上信号は発生しないので、アウト信号から発生することになる。
この場合は、図10に示す方法を実施し、売上信号の無い移動遊技であることを認識して、売上を除いた信号の検出を行う。
以上説明したように、本実施形態の入力信号処理装置によれば、台端末装置に入力される複数の遊技信号を、この台端末装置側で規定する信号として、誤りなく接続され適正なものであるかを、遊技場が営業を開始し、各遊技機において遊技が開始される際に、最初の信号の入力順序、信号幅、パルス数の組み合わせで判定することができる。
このため、遊技機から台端末装置に接続される遊技関連信号線の配線について、遊技台の入替え時の配線ミスや不正行為による意図的な配線替えを検出できる。
しかも、判定結果で異常信号を特定し、自動的に入力信号の規定の修正変更処理を行うことで、営業開始から適正な集計が可能となる。
以上、本発明の入力信号処理装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る入力信号処理装置は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、入力信号処理方法を台端末装置で実行させることとしたが、台端末装置に限るものではなく、管理装置に実行させるようにしてもよい。この場合、管理装置は、「入力信号処理装置」としての機能を有することになる。
本発明は、遊技機から遊技信号を入力する入力信号処理装置に広く利用することができる。
1a、1b 遊技場システム
10a 遊技機(スロットマシン)
10b 遊技機(パチンコ機)
20a、20b 台端末装置
21a、21b 入力インタフェイス(通信部)
22a、22b 処理部
30 管理装置

Claims (8)

  1. 複数の遊技信号を入力する通信部と、前記遊技信号を用いて所定の処理を実行する処理部とを備え、
    営業開始時における遊技機での遊技開始時に、前記処理部が、前記複数の遊技信号の入力順序にもとづいて、前記遊技信号の種類を判断する
    ことを特徴とする入力信号処理装置。
  2. 前記遊技機が、スロットマシンであり、
    前記複数の遊技信号が、売上信号、ベット信号、払出信号、大当り信号である場合において、
    前記処理部が、前記売上信号、ベット信号、払出信号、大当り信号の入力順序にもとづいて、前記遊技信号の種類を判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の入力信号処理装置。
  3. 前記遊技機が、パチンコ機であり、
    前記複数の遊技信号が、売上信号、アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当り信号、確変信号である場合において、
    前記処理部が、前記売上信号、アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当り信号、確変信号の入力順序にもとづいて、前記遊技信号の種類を判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の入力信号処理装置。
  4. 前記複数の遊技信号の入力順序を予め規定しておき、
    前記通信部に入力された遊技信号が前記規定に相違しているときは、前記処理部は、前記入力された遊技信号の様態にもとづいて、前記規定を修正する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の入力信号処理装置。
  5. 前記複数の遊技信号の入力順序と、これら複数の遊技信号が入力される前記通信部の入力端子とを関連付けて規定しておき、
    前記規定された入力順序で入力された遊技信号が前記規定と異なる入力端子で入力されたときは、前記処理部は、前記入力された遊技信号の様態にもとづいて、前記規定を修正する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の入力信号処理装置。
  6. 前記処理部は、前記遊技信号の様態である、所定時間あたりに入力されたパルス数にもとづいて、前記規定を修正する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の入力信号処理装置。
  7. 前記処理部は、前記遊技信号の様態である信号幅及び/又はパルス間隔にもとづいて、前記規定を修正する
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の入力信号処理装置。
  8. 前記遊技機が、パチンコ機である場合において、前記処理部は、営業開始時に最初に前記通信部に入力された前記遊技信号のパルス数が予め定められた時間内において所定数以内の場合は、この遊技信号を売上信号と判定するとともに、前記所定数を超える場合は、この遊技信号をアウト信号と判定する
    ことを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の入力信号処理装置。
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