JP2004160041A - 遊技用表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】イベントが開催されるイベント開催時刻やイベントの内容を遊技者が容易に確認できるような遊技用表示システムを提供する。
【解決手段】まずホールコンピュータにおいて、遊技情報及びイベント情報を記憶しておく。次に遊技用表示装置(カードユニット又は遊技情報表示端末)において、遊技情報の表示要求を受け付けた際に、表示要求信号をホールコンピュータに対して送信し、該表示要求信号に応じてホールコンピュータから送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、ディスプレイ23又は33により、遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示する。そして一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際に、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容を表示する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機での遊技に関連して発生する遊技情報を遊技者に対して表示するための遊技用表示システムに係り、特に該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、遊技場においてイベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示する遊技用表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技場においては、遊技機(例えばパチンコ機やスロットマシン)での遊技に関連して発生する遊技情報(例えば大当り履歴等)を遊技者に対して表示するための遊技用表示システムを導入して、該表示される遊技情報を参考にして遊技者が遊技機の選択を行うことができるようにしている。この遊技用表示システムとしては、例えば大当り発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示する遊技データ表示システムが知られている(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−210187号公報(第2頁,図9)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで遊技場においては、遊技者の来店意欲を向上させたり、遊技者の遊技意欲を向上させるために、各種のイベント(例えば新装開店やタイムサービス等の行事,催事)が開催される。ここでイベントが開催されるイベント開催時刻やイベントの内容は、遊技場内において放送により告知されるが、遊技場内は騒がしくて放送を聞き取りづらいため、遊技者は、何時どのようなイベントが開催されるかを遊技場の店員に確認しなければならず不便であった。また遊技場の店員も、何時どのようなイベントが開催されるかを幾度となく遊技者に対して説明しなければならないため、主たる業務(例えば玉箱の積み下ろしやメダルの補充等)に支障を来していた。
【0005】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、イベントが開催されるイベント開催時刻やイベントの内容を遊技者が容易に確認できるような遊技用表示システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。
【0007】
まず請求項1に係る発明は、遊技機での遊技に関連して発生する遊技情報を表示する表示手段を備える遊技用表示装置と、該遊技用表示装置と通信可能であり、前記遊技情報を管理する遊技情報管理装置と、から構成される遊技用表示システムであって、前記遊技用表示装置は、前記遊技情報の表示要求を遊技者より受け付ける表示要求受付手段と、該表示要求受付手段により表示要求が受け付けられた旨を示す表示要求信号を前記遊技情報管理装置に対して送信する表示要求信号送信手段と、を備え、前記遊技情報管理装置は、前記遊技情報を該遊技情報の発生時刻と対応付けて記憶する遊技情報記憶手段と、遊技場におけるイベントの開催に関するイベント情報を入力するイベント情報入力手段と、該イベント情報入力手段により入力されたイベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、前記遊技用表示装置から送信されてきた表示要求信号に基づいて、前記遊技情報記憶手段により記憶されている遊技情報及び前記イベント情報記憶手段により記憶されているイベント情報を該遊技用表示装置に対して送信する情報送信手段と、を備え、前記表示手段は、前記表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、前記遊技情報管理装置から送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0008】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技用表示システムであって、前記遊技用表示装置は、前記遊技機に対応して設けられることを特徴とする遊技用表示システムである。
【0009】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用表示システムであって、前記遊技用表示装置は、前記表示手段により表示されるイベント開催時刻から一のイベント開催時刻の選択を受け付けるイベント開催時刻選択手段をさらに備え、前記表示手段は、該イベント開催時刻選択手段により一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際に、前記遊技情報管理装置から送信されてきたイベント情報に基づいて、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容を表示することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0010】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用表示システムであって、前記表示要求受付手段は、タッチパネル式にて構成することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0011】
さらに請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用表示システムであって、前記遊技情報管理装置は、前記遊技情報記憶手段により記憶される遊技情報の表示要求を受け付ける記憶情報表示要求受付手段と、前記遊技情報記憶手段により記憶される遊技情報を表示する記憶情報表示手段と、をさらに備え、該記憶情報表示手段は、前記記憶情報表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、前記遊技情報記憶手段により記憶している遊技情報及び前記イベント情報記憶手段により記憶しているイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る遊技用表示システム1は、図1に示すように、遊技機(ここではパチンコ機10)での遊技に関連して発生する遊技情報(例えば大当り履歴)を表示する表示手段(ここではディスプレイ23又は33)を備える遊技用表示装置(ここではカードユニット20又は遊技情報表示端末30)と、該遊技用表示装置と通信可能であり、前記遊技情報を管理する遊技情報管理装置(ホールコンピュータ40)と、から構成され、該遊技情報を遊技者に対して表示するためのものであり、特に後述する図6に示すように、特に該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、遊技場においてイベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示するためのものである。
【0013】
まず、遊技用表示システム1の構成について説明する。遊技用表示システム1では、図1に示すように、遊技場内に設けられる遊技島2において、前記パチンコ機10及び前記カードユニット20が、該パチンコ機10の機種等に従って所定の位置に配置されている。ここで遊技島2は、島番号(1番島,2番島…)により識別可能とされている。またパチンコ機10及びカードユニット20は、台番号(0001番台,0002番台…)により識別可能とされている。
【0014】
この例では、1番島において、左端から右端に向けて0001番台〜0010番台(ただし0004番台と0009番台は欠番)の8台のパチンコ機10及びカードユニット20が配置されている。この1番島に配置されているパチンコ機10の機種はCRF○○○である。また1番島の背後に設けられた2番島において、折り返して右端から左端に向けて0011番台〜0020番台(ただし0014番台と0019番台は欠番)の8台のパチンコ機10及びカードユニット20が配置されている。この2番島に配置されているパチンコ機10の機種はCRF△△△である。なお3番島以下においても、前記1番島及び2番島に準じて、パチンコ機10及びカードユニット20が所定の位置に配置されている。
【0015】
これらパチンコ機10及びカードユニット20は、遊技島2に設けられる台端末3,及び遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられる中継コンピュータ4を介して、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられるホールコンピュータ40と通信可能に接続されている。この台端末3は、複数(例えば4つ)の接続コネクタを備え、各接続コネクタに各パチンコ機10及び各カードユニット20を接続することにより、該接続された機器との間で通信可能なものである。また中継コンピュータ4は、台端末3とホールコンピュータ40との間における通信を中継するものである。さらに遊技場内の所定箇所(例えば景品カウンタの近傍等)に設けられる前記遊技情報表示端末30も、ホールコンピュータ40と通信可能に接続されている。
【0016】
パチンコ機10は遊技機の一例であって、図2に示すように、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域10aに打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは該パチンコ機10での遊技に使用されるパチンコ玉を貸し出すための処理を行う貸与処理装置として機能するカードユニット20と通信可能に接続され、該カードユニット20にて遊技に使用可能な前払い有価価値の大きさ(例えばプリペイド度数)を特定可能な情報が記録された記録媒体(例えばプリペイドカード)が受け付けられ、後述する玉貸ボタン12bにて貸出操作が受け付けられたときに、該カードユニット20との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われてパチンコ玉が貸し出される、いわゆるCR式のパチンコ機10である。
【0017】
このパチンコ機10の前面には、始動入賞口,大入賞口,一般入賞口等の複数の入賞口や、複数種類の識別情報である図柄を可変表示可能な可変表示装置等が設けられている遊技領域10aと、パチンコ玉を該遊技領域10aに打ち込むための操作を受け付ける操作ハンドルと、後述する玉払出装置13から払い出されるパチンコ玉を貯留する上皿と、該上皿内に貯留しきれない余剰のパチンコ玉を貯留する下皿が設けられている。また上皿の前面には、カードユニット20にて受け付けられているプリペイドカードの記録情報から特定されるプリペイド度数の残数を表示する残度数表示器12aと、該残度数を使用したパチンコ玉の貸出操作を受け付ける玉貸ボタン12bと、該プリペイドカードの返却操作を受け付けるプリペイドカード返却ボタン12cが設けられている。
【0018】
またパチンコ機10の内部には、遊技状態を制御する遊技制御基板11と、玉払出装置13を制御する玉払出制御基板12と、貸し出されたパチンコ玉や賞球として付与されるパチンコ玉を払い出す玉払出装置13と、遊技情報を出力する情報出力基板14が設けられている。さらにパチンコ機10の背後には、遊技領域10aに打ち込まれてアウトタンクに導かれたパチンコ玉(以下「打込玉」という。)の数を計数する打込玉カウンタ15が設けられている。これらパチンコ機10に設けられる各機器は、図2に示すように接続されている。
【0019】
このパチンコ機10においては、操作ハンドルの操作によりパチンコ玉を遊技領域10aに打ち込むことにより遊技が行われ、該パチンコ機10での遊技に関連して、以下に示す遊技情報が発生して出力される。具体的には、まず遊技領域10aに打ち込まれた打込玉が始動入賞口に入賞した場合には、可変表示装置の可変表示が開始されて所定時間の経過後に該可変表示が停止すると共に、該可変表示の停止を特定可能な遊技情報として1パルスのスタート信号が、情報出力基板14から出力される。
【0020】
また可変表示装置の表示結果が予め定められた所定態様となった場合には、遊技者にとって有利な遊技状態(いわゆる大当り=特賞)が発生して、閉成されていた大入賞口が開成されて前記打込玉が大入賞口に入賞可能になると共に、該大当りの発生を特定可能な遊技情報として該大当りの発生から終了までの間において継続的な大当り信号が、情報出力基板14から出力される。
【0021】
また可変表示装置の表示結果が予め定められた特別の所定態様となった場合には、前記大当りの発生確率が通常確率から高確率に変動する確率変動状態(以下単に「確変」という。)が発生して、該確変の発生を特定可能な情報として該確変の発生から終了までの間において継続的な確変信号が、情報出力基板14から出力される。この確変は、初回の大当りの発生を含めて例えば合計2回の大当りが発生することにより通常確率に復帰して終了すると共に、該2回目の大当りが前記特別の所定態様となった場合には、該確変が継続(いわゆる連チャン)する。
【0022】
また遊技領域10aに打ち込まれた打込玉が各入賞口に入賞した場合には、玉払出制御基板12の制御により玉払出装置13から各入賞口に応じた所定数のパチンコ玉が賞球として払い出されると共に、10個の賞球が払い出される毎に、該賞球数を特定可能な情報として1パルスの賞球信号が、情報出力基板14から出力される。
【0023】
なお各入賞口に入賞した打込玉及びいずれの入賞口にも入賞しなかった打込玉は、パチンコ機10の背後に設けられたアウトタンクに導かれ、該アウトタンクに付設された打込玉カウンタ15により打込玉が10個計数される毎に、該打込玉数を特定可能な情報として1パルスの打込玉信号が、該打込玉カウンタ15から出力される。このようにしてパチンコ機10から出力される各信号は、台端末3及び中継コンピュータ4を介してホールコンピュータ40に入力される。
【0024】
カードユニット20は前記貸与処理装置及び前記遊技用表示装置の一例であって、図2に示すように、パチンコ機10に対応して(ここではパチンコ機10の左側に隣接して)設けられ、縦長の箱型の形状を呈するものであり、その前面にタッチパネル式のディスプレイ23,及びカード挿入・排出口24a等を備え、その内部に通信部21a,玉貸通信部21b,制御部22,及びカードリーダライタ24等を備えており、これらの各機器は図2に示すように接続されている。
【0025】
通信部21aは、台端末3及び中継コンピュータ4を介してホールコンピュータ40の通信部31と通信可能に接続され、カードユニット20とホールコンピュータ40との間における通信を司るものである。これにより、後述するパチンコ玉の貸出が行われたときに、カードユニット20からホールコンピュータ40に対して、該パチンコ玉の貸出に使用されたプリペイド度数を特定可能な売上情報が送信される。
【0026】
また通信部21aは表示要求信号送信手段の一例であって、後述する表示要求受付手段として機能するタッチパネル式のディスプレイ23により遊技情報の表示要求が受け付けられた旨を示す表示要求信号をホールコンピュータ40に対して送信するものである。
【0027】
玉貸通信部21bは、パチンコ機10に設けられる玉払出制御基板12,残度数表示器12a,玉貸ボタン12b,及びプリペイドカード返却ボタン12cと接続されている。これにより、パチンコ機10とカードユニット20との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われる。
【0028】
制御部22は、CPU,RAM,及びROM等を備え、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、カードユニット20に設けられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部22のRAMには、カードリーダライタ24にて受け付けたプリペイドカードの記録情報から特定されるプリペイド度数や、ホールコンピュータ40から送信されてくる遊技情報及びイベント情報が、一時的に記憶される。また制御部22は、ディスプレイ23に表示させる表示内容の制御を行う表示制御手段として機能するものである。
【0029】
タッチパネル式のディスプレイ23は、各種の情報を表示すると共に、各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ23は、表示画面が遊技者に向くようにカードユニット20の前面から前方に突出する態様で設けられており、液晶表示器等の表示画面と、遊技者による押圧操作を検出するタッチパネルを備えている。
【0030】
このタッチパネル式のディスプレイ23は表示要求受付手段の一例であって、後述する図5のD2又は図6のD3に示すように、遊技情報の表示要求を遊技者より受け付けるものである。またタッチパネル式のディスプレイ23は表示手段の一例であって、後述する図6のD3又はD4に示すように、前記表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、ホールコンピュータ40から送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示するものである。
【0031】
さらにタッチパネル式のディスプレイ23はイベント開催時刻選択手段の一例であって、後述する図6のD3又はD4に示すように、前記表示手段により表示されるイベント開催時刻から一のイベント開催時刻の選択を受け付けるものである。なお、前記表示手段として機能するタッチパネル式のディスプレイ23は、該イベント開催時刻選択手段により一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際に、後述する図7及び図8に示すように、ホールコンピュータ40から送信されてきたイベント情報に基づいて、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容を表示する。
【0032】
カードリーダライタ24は、カード挿入・排出口24aから挿入されたプリペイドカードを受け付けて、該プリペイドカードに記録された情報(例えばカードID及びプリペイド度数)を読み取るものである。ここで読み取られた記録情報からプリペイド度数が特定されて、該特定されたプリペイド度数が制御部22のRAMに記憶されると共に残度数表示器12aに表示される。またカードリーダライタ24は、プリペイド度数を使用したパチンコ玉の貸出が行われたときに、該使用されたプリペイド度数が減算された後の残度数をプリペイドカードに対して記録するものでもある。
【0033】
このカードユニット20が貸与処理装置として機能する場合には、以下のようにしてパチンコ玉の貸出が行われる。まず遊技者がプリペイドカードをカード挿入・排出口24aに挿入すると、該プリペイドカードの記録情報がカードリーダライタ24にて読み取られ、該記録情報から特定されるプリペイド度数が制御部22のRAMに記憶されると共に残度数表示器12aに表示される。次に遊技者が玉貸ボタン12bを操作すると、パチンコ機10とカードユニット20との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われ、所定度数分のパチンコ玉が玉払出装置13から払い出されて、パチンコ玉の貸出が行われる。そして100円に相当する1度数のプリペイド度数が使用される毎に、通信部21aから、パチンコ玉の貸出に使用されたプリペイド度数を示す1パルスの売上信号が遊技情報として出力される。このようにカードユニット20から出力される売上信号は、台端末3及び中継コンピュータ4を介してホールコンピュータ40に入力される。なお遊技者がプリペイドカード返却ボタン12cを操作すると、前記挿入されているプリペイドカードがカード挿入・排出口24aから排出される。このカードユニット20が遊技用表示装置として機能する場合については、後述する遊技用表示システム1の作用の説明で詳述する。
【0034】
図1に戻り、遊技情報表示端末30は前記遊技用表示装置の一例であって、遊技場内の所定箇所(例えば景品カウンタの近傍等)に設けられ、キオスク端末型の形状を呈するものであり、その前面にタッチパネル式のディスプレイ33等を備え、その内部に通信部31,及び制御部32等を備えており、これらの各機器は図1に示すように接続されている。
【0035】
通信部31は、ホールコンピュータ40の通信部31と通信可能に接続され、遊技情報表示端末30とホールコンピュータ40との間における通信を司るものである。この通信部31は、前記通信部21aと同様に表示要求信号送信手段の一例であって、後述する表示要求受付手段として機能するタッチパネル式のディスプレイ33により遊技情報の表示要求が受け付けられた旨を示す表示要求信号をホールコンピュータ40に対して送信するものである。
【0036】
制御部32は、CPU,RAM,及びROM等を備え、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、遊技情報表示端末30に設けられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部32のRAMには、ホールコンピュータ40から送信されてくる遊技情報及びイベント情報が、一時的に記憶される。また制御部32は、ディスプレイ33に表示させる表示内容の制御を行う表示制御手段として機能するものである。
【0037】
タッチパネル式のディスプレイ33は、各種の情報を表示すると共に、各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ33は、表示画面が遊技者に向くように遊技情報表示端末30の前面に設けられており、液晶表示器等の表示画面と、遊技者による押圧操作を検出するタッチパネルを備えている。
【0038】
このタッチパネル式のディスプレイ33は、前記ディスプレイ23と同様に表示要求受付手段の一例であって、後述する図5のD2又は図6のD3に示すように、遊技情報の表示要求を遊技者より受け付けるものである。またタッチパネル式のディスプレイ33は、前記ディスプレイ23と同様に表示手段の一例であって、後述する後述する図6のD3又はD4に示すように、前記表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、ホールコンピュータ40から送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示するものである。
【0039】
さらにタッチパネル式のディスプレイ33は、前記ディスプレイ23と同様にイベント開催時刻選択手段の一例であって、後述する後述する図6のD3又はD4に示すように、前記表示手段により表示されるイベント開催時刻から一のイベント開催時刻の選択を受け付けるものである。なお、前記表示手段として機能するタッチパネル式のディスプレイ33は、該イベント開催時刻選択手段により一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際に、後述する図7及び図8に示すように、ホールコンピュータ40から送信されてきたイベント情報に基づいて、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容を表示する。この遊技情報表示端末30が遊技用表示装置として機能する場合については、後述する遊技用表示システム1の作用の説明で詳述する。
【0040】
ホールコンピュータ40は前記遊技情報管理装置の一例であって、遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられ、図1に示すように接続される通信部41,制御部42,ハードディスク43,入力装置44,ディスプレイ45,及びプリンタ46等を備えている。ここでハードディスク43には、遊技情報記憶手段である遊技情報DB43a及びイベント情報記憶手段であるイベント情報DB43bが設けられている。
【0041】
通信部41は、前述の如くパチンコ機10の情報出力基板14,カードユニット20の通信部21a,及び遊技情報表示端末30の通信部31と通信可能に接続されている。この通信部41は情報送信手段の一例であって、遊技用表示装置であるカードユニット20又は遊技情報表示端末30から送信されてきた表示要求信号に基づいて、遊技情報DB43aにより記憶されている遊技情報及びイベント情報DB43bにより記憶されているイベント情報を該遊技用表示装置に対して送信するものである。
【0042】
制御部42はCPU,RAM,ROM等を備え、ハードディスク43に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、ホールコンピュータ40に設けられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部42は、ディスプレイ45に表示させる表示内容の制御を行う表示制御手段として機能するものである。
【0043】
ハードディスク43に設けられる遊技情報DB43aは遊技情報記憶手段の一例であって、遊技情報を該遊技情報の発生時刻と対応付けて記憶するものである。この遊技情報DB43aには、図3に示すように、日付毎のデータテーブルが設けられており、各データテーブルには、機種及び台番号に対応付けて、遊技情報として、時刻,大当り回数,確変回数,差玉数,売上時間帯,及び売上金額の記憶欄が設けられている。この遊技情報DB43aでは、以下のようにして遊技情報が記憶される。
【0044】
まず遊技場の営業開始後において、スタート信号,賞球信号,又は打込玉信号のいずれかをパチンコ機10から受信すると、該パチンコ機10の台番号(ここでは0001)と対応付けて、該受信した時刻(ここでは10:50)が遊技開始時刻として記憶されて、遊技情報の記憶が開始される。即ち打込玉信号を受信すると、該打込玉信号の受信数に信号比(ここでは打込玉が10個計数される毎に1パルスの打込玉信号が入力されるので信号比は「10」)を乗算した打込玉数が算出され、また賞球信号を受信すると、該賞球信号の受信数に信号比(ここでは10個の賞球が払い出される毎に1パルスの賞球信号が入力されるので信号比は「10」)を乗算した払出玉数が算出され、さらに払出玉数−打込玉数の式で差数が算出される。
【0045】
次に大当り信号の立ち上がりを受信すると、該受信した時刻(ここでは11:30)が大当り発生時刻として記憶されると共に、該時刻と対応付けて、大当り回数の累積値(ここでは1)が大当り回数の記憶欄に記憶され、その時点における差数(ここでは−2500個)が記憶される。そして大当り信号の立ち下がりを受信すると、該受信した時刻(ここでは11:35)が大当り終了時刻として記憶されると共に、該時刻と対応付けて、その時点における差数(ここでは−400個)が記憶される。また確変信号の立ち上がりを受信すると、確変回数の記憶欄に○印が記憶される。
【0046】
一方、大当り信号の受信とは無関係に、売上信号をカードユニット20から受信すると、該売上信号の受信数に信号比(ここでは100円毎に1パルスの売上信号が入力されるので信号比は「100」)を乗算した売上金額が算出され、該売上金額が売上時間帯別に記憶される。そして各値が記憶される毎に、台合計として、大当り回数,確変回数,差玉数,及び売上金額の合計が算出されて記憶される。
【0047】
ハードディスク43に設けられるイベント情報DB43bはイベント情報記憶手段の一例であって、後述するイベント情報入力手段として機能する入力装置44により入力されたイベント情報を記憶するものである。このイベント情報DB43bには、図4に示すように、イベント情報として、イベントの開催日,イベントの開始時刻,イベントの終了時刻,イベント内容,キーワード,及びメッセージの記憶欄が設けられている。ここでイベントの開始時刻及びイベントの終了時刻は、イベントが開催されるイベント開催時刻を表示するための情報であり、イベント内容及びメッセージは、イベントの詳細内容を表示するための情報である。
【0048】
入力装置44は各種の情報を入力するためのものであり、例えばマウス及びキーボード等である。ディスプレイ45は各種の情報を表示するためのものであり、例えば液晶表示器等である。ここで入力装置44はイベント情報入力手段の一例であって、遊技場におけるイベントの開催に関するイベント情報を入力するものである。この入力装置44では、以下のようにしてイベント情報が入力される。
【0049】
即ちホールコンピュータ40において、図示しないメニュー選択画面から「イベント情報入力」モードが選択されると、図9のD11に示すように、イベント情報入力画面がディスプレイ45に表示される。このイベント情報入力画面では、イベント情報として、イベントの開催日,イベントの開始時刻,イベントの終了時刻,イベント内容,キーワード,及びメッセージの入力欄が表示される。このイベント情報入力画面がディスプレイ45に表示されている状態で、遊技場側により入力装置44が操作されて、各入力欄に必要事項が入力され、「設定」ボタンが操作されると、各入力欄に入力された事項がイベント情報として設定され、該設定されたイベント情報がイベント情報DB43bに記憶される。
【0050】
なおイベント情報入力画面において、開催日,開始時刻,終了時刻,イベント内容,及びキーワードの各入力欄には、コンボボックスに表示される選択肢の中から選択された事項が入力され、メッセージの入力欄には、該開催日,開始時刻,終了時刻,イベント内容,及びキーワードの各入力欄に入力された事項に応じた定型文が入力される。また「一覧」ボタンが操作されると、イベント情報DB43bにより記憶されているイベント情報が一覧表示され、「メニュー」ボタンが操作されると、図示しないメニュー選択画面に戻る。
【0051】
また入力装置44は記憶情報表示要求受付手段の一例であって、後述する図9のD12〜D14に示すように、遊技情報DB43aにより記憶される遊技情報の表示要求を受け付けるものである。さらにディスプレイ45は記憶情報表示手段の一例であって、該記憶情報表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、遊技情報DB43aにより記憶している遊技情報及びイベント情報DB43bにより記憶しているイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示するものである。プリンタ46は、該記憶情報表示手段により表示された遊技情報やイベント開催時刻を印刷するものである。
【0052】
次に遊技用表示システム1の作用について説明する。以下においては、本日が2002年10月23日であり、遊技情報DB43aにおいて図3に示すように遊技情報が記憶されており、イベント情報DB43bにおいて図4に示すようにイベント情報が記憶されている例について説明する。
【0053】
まず図5〜図8は、遊技用表示装置として機能するカードユニット20又は遊技情報表示端末30のディスプレイ23又は33に表示される画面の一例を表す図である。まずカードユニット20又は遊技情報表示端末30では、図5のD1に示すように、タッチパネル式のディスプレイ23又は33により、メニュー選択画面が表示される。このD1に示すメニュー選択画面では、メニューの選択を促す旨が表示されると共に、該メニューを選択するためのボタンとして「台データ表示」ボタン,及び「ランキング表示」ボタンが表示される。このD1に示すメニュー選択画面で、遊技者により「ランキング表示」ボタンが操作されると、遊技情報DB43aにより記憶している遊技情報に基づいて、ランキングがディスプレイ23又は33に表示される。
【0054】
一方、D1に示すメニュー選択画面で、遊技者により「台データ表示」ボタンが操作されると、図5のD2に示すように、前記表示要求受付手段として機能するタッチパネル式のディスプレイ23又は33により、機種選択画面が表示される。このD2に示す機種選択画面では、機種の選択を促す旨が表示されると共に、該機種を選択するためのボタンとして、「CRF○○○」ボタン,「CRF△△△」ボタン,「CRF□□□」ボタン,及び「CRF×××」ボタンが表示される。このD2に示す機種選択画面で、遊技者によりいずれかのボタン(ここでは「CRF○○○」ボタン)が操作されると、前記表示要求受付手段としての機能により、該操作されたボタンに対応する機種に関する遊技情報の表示要求が受け付けられる。そして該表示要求が受け付けられた旨を示す表示要求信号が、前記表示要求信号送信手段として機能する通信部21a又は31により、ホールコンピュータ40に対して送信される。
【0055】
このように、表示要求受付手段がタッチパネル式にて構成されることにより、該表示要求受付手段として別個のキーボード等を備える必要がなくなるので、限られたスペースで遊技情報やイベントの開催情報を大きく表示できる。なおD2に示す機種選択画面で、遊技者により「前の機種」ボタン,又は「次の機種」ボタンが操作されると、該D2で表示されている以外の機種を選択するためのボタンが表示され、「MENU」ボタンが操作されると、前記D1に戻る。
【0056】
次にホールコンピュータ40では、該送信されてきた表示要求信号に基づいて、遊技情報DB43aにより記憶されている遊技情報及びイベント情報DB43bにより記憶されているイベント情報が抽出される。具体的には、遊技情報DB43aにより記憶されている3日分(ここでは本日である10月23日分,前日である10月22日分,及び前々日である10月21日分)の遊技情報(図3を参照)から、前記D2で選択された機種であるCRF○○○に関する遊技情報が抽出されると共に、イベント情報DB43bにより記憶されているイベント情報(図4を参照)から、該3日分のイベント情報が抽出される。そして該抽出された遊技情報及びイベント情報が、情報送信手段として機能する通信部41により、前記表示要求信号の送信元であるカードユニット20又は遊技情報表示端末30に対して送信される。
【0057】
そしてカードユニット20又は遊技情報表示端末30では、図6のD3に示すように、前記表示手段,及び前記イベント開催時刻選択手段として機能するディスプレイ23又は33により、本日の大当り履歴を表示する台データ表示画面が表示される。このD3に示す台データ表示画面では、前記送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、前記D2で選択された機種であるCRF○○○に属する各台番号について、遊技情報として前記本日の大当り履歴と大当り回数が表示されると共に、該本日のイベント開催時刻と「イベント」ボタンd1〜d5が表示される。
【0058】
またD3に示す台データ表示画面では、台番号を選択するためのボタンとして、「0001」ボタン,「0002」ボタン,「0003」ボタン,「0005」ボタン,及び「0006」ボタンが表示される。このD3に示す台データ表示画面で、遊技者によりいずれかのボタン(ここでは「0001」ボタン)が操作されると、前記表示要求受付手段としての機能により、該操作されたボタンに対応する台番号のパチンコ機10に関する遊技情報の表示要求が受け付けられる。
【0059】
そして図6のD4に示すように、前記表示手段,及び前記イベント開催時刻選択手段として機能するディスプレイ23又は33により、指定台の大当り履歴を表示する台データ表示画面が表示される。このD4に示す台データ表示画面では、前述の如くホールコンピュータ40から送信されてきた送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、前記D3で選択された台番号である0001番台のパチンコ機10について、遊技情報として前記3日分の大当り履歴と大当り回数が表示されると共に、該3日分のイベント開催時刻と「イベント」ボタンd1〜d7が表示される。
【0060】
ここで大当り履歴は、前記大当り発生時刻を示す識別情報が、確変大当りと該確変大当り以外の大当りである通常大当りとを識別可能な態様で、時間軸上に表示されるものである。またイベント開催時刻は、イベントの開始時刻及びイベントの終了時刻が設定されている場合には、該開始時刻〜終了時刻までの間の時間帯が網掛けで該時間軸上に同時に表示されるものであり、イベントの開始時刻のみが設定されている場合には、該開始時刻が点線で該時間軸上に同時に表示されるものである。さらに「イベント」ボタンd1〜d7は、各イベント開催時刻に対応して表示されるものである。
【0061】
このように、遊技用表示装置であるカードユニット20又は遊技情報表示端末30において、遊技情報の発生時刻を示す識別情報が時間軸上に表示されると共に、イベントが開催されるイベント開催時刻が該時間軸上に同時に表示されることにより、遊技者は該イベントが開催されるイベント開催時刻を容易に確認できるので、該イベント開催時刻を把握しつつ遊技に対する作戦の検討(例えば遊技中のパチンコ機10でイベントが開催されるので遊技を継続しようと考えたり、遊技中でない機種でイベントが開催されるので該機種に移動しようと考える)が行える親切なサービスを提供できる。また遊技場の店員はイベント開催時刻を遊技者に対して説明する必要がなくなるため、主たる業務に支障を来すことがない。特に遊技用表示装置であるカードユニット20がパチンコ機10に対応して設けられることにより、遊技者は該パチンコ機10で遊技をしながら前記イベント開催時刻を容易に確認できるので、さらに親切なサービスを提供できる。
【0062】
さらにD3又はD4に示す台データ表示画面で、遊技者によりいずれかの「イベント」ボタンが操作されると、前記イベント開催時刻選択手段としての機能により、該操作された「イベント」ボタンに対応するイベント開催時刻の選択が受け付けられ、前述の如くホールコンピュータ40から送信されてきたイベント情報に基づいて、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容が、前記表示手段として機能するタッチパネル式のディスプレイ23又は33により表示される。
【0063】
具体的には、「イベント」ボタンd1が操作されると、図7のD5に示す詳細内容表示画面が表示され、「イベント」ボタンd2が操作されると、図7のD6に示す詳細内容表示画面が表示され、「イベント」ボタンd3が操作されると、図7のD7に示す詳細内容表示画面が表示される。「イベント」ボタンd4が操作されると、図8のD8に示す詳細内容表示画面が表示され、「イベント」ボタンd5が操作されると、図8のD9に示す詳細内容表示画面が表示される。これらのタイムサービスを示す詳細内容表示画面では、イベント内容及びメッセージが表示される。また「イベント」ボタンd6又はd7が操作されると、図8のD10に示す詳細内容表示画面が表示される。この新装開店を示す詳細内容表示画面では、イベント内容,イベントの開催日,イベントの開始時刻,イベントの終了時刻,及びメッセージが表示される。なお各詳細内容表示画面で、遊技者により「戻る」ボタンが操作されると、前記D3又はD4に戻る。
【0064】
このように、遊技情報とイベントの開催情報を同時に表示する際(D3又はD4)には、該開催情報についてはイベント開催時刻のみが表示され、一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際には、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容が表示される(D5〜D10)ことにより、遊技情報を大きく表示できると共に、遊技者にとって関係のないイベントの詳細内容は表示しなくて済むので、遊技者にとって見易い表示となる。
【0065】
次に図9〜図10は、遊技情報管理装置として機能するホールコンピュータ40のディスプレイ45に表示される画面の一例を表す図である。なお図9のD11に示すイベント情報入力画面については、前述したので説明を省略する。
【0066】
まずホールコンピュータ40において、図示しないメニュー選択画面から「台データ表示」モードが選択されると、図9のD12に示すように、ディスプレイ45により、遊技場内に設けられるパチンコ機10の機種を示す機種選択画面が表示される。このD12に示す機種選択画面では、機種の選択を促す旨が表示されると共に、該機種を選択するためのボタンが表示される。このD12に示す機種選択画面で、前記記憶情報表示要求受付手段として機能する入力装置44のマウスを遊技場側が操作することにより、いずれかのボタン(ここでは「CRF○○○」ボタン)がクリックされると、図9のD13に示すように、ディスプレイ45により、前記D12でクリックされたボタンに対応する機種に属するパチンコ機10の台番号を示す台番号選択画面が表示される。なおD12に示す機種選択画面で、「前の機種」ボタン,又は「次の機種」ボタンがクリックされると、該D12で表示されている以外の機種を選択するためのボタンが表示され、「MENU」ボタンがクリックされると、前記メニュー選択画面に戻る。
【0067】
D13に示す台番号選択画面では、台番号の選択を促す旨が表示されると共に、該台番号を選択するためのボタンが表示される。このD13に示す台番号選択画面で、前記記憶情報表示要求受付手段として機能する入力装置44のマウスを遊技場側が操作することにより、いずれかのボタン(ここでは「0007」ボタン)がクリックされると、図9のD14に示すように、ディスプレイ45により、表示データの種類を示す表示データ選択画面が表示される。なおD13に示す台番号選択画面で、「前の台」ボタン,又は「次の台」ボタンがクリックされると、該D13で表示されている以外の台番号を選択するためのボタンが表示され、「戻る」ボタンがクリックされると、前記D12に戻り、「MENU」ボタンがクリックされると、前記メニュー選択画面に戻る。
【0068】
D14に示す表示データ選択画面では、表示データの選択を促す旨が表示されると共に、該表示データを選択するためのボタンとして、「差玉グラフ」ボタン,「特賞履歴グラフ」ボタン,及び「時間別売上グラフ」ボタンが表示される。このD14に示す表示データ選択画面で、前記記憶情報表示要求受付手段として機能する入力装置44のマウスを遊技場側が操作することにより、いずれかのボタンがクリックされると、前記D13でクリックされたボタンに対応する台番号(ここでは「0007」)のパチンコ機10に関する遊技情報のうち、該D14でクリックされたボタンに対応する表示データの表示要求が受け付けられる。
【0069】
以上に説明した記憶情報表示要求受付手段により表示要求が受け付けられると、該表示要求に基づいて、遊技情報DB43aにより記憶されている遊技情報及びイベント情報DB43bにより記憶されているイベント情報が抽出される。具体的には、遊技情報DB43aにより記憶されている本日分(ここでは10月23日分)の遊技情報から、前記D13で選択された台番号である0007番台に関する遊技情報が抽出されると共に、イベント情報DB43bにより記憶されているイベント情報から、該本日分のイベント情報のうちの遊技に関連するイベント情報(ここではキーワードに「無制限」が含まれるイベント情報)が抽出される。
【0070】
そして前記記憶情報表示手段として機能するディスプレイ45により、該抽出された遊技情報及びイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報が時間軸上に表示されると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻が該時間軸上に同時に表示される。
【0071】
具体的には、前記D14で「差玉グラフ」ボタンがクリックされた場合には、図10のD15に示すように、遊技情報として、横軸が時刻を表し縦軸が差玉数を表すグラフエリアにおいて特賞発生時刻及び特賞終了時刻における差玉数の推移を折線グラフで示す差玉グラフが表示されると共に、イベント開催時刻,イベント内容,及びキーワードが表示される。
【0072】
また前記D14で「特賞履歴グラフ」ボタンがクリックされた場合には、図10のD16に示すように、遊技情報として、横軸が時刻を表し縦軸が特賞回数(即ち大当り回数)を表すグラフエリアにおいて時間別の特賞回数を棒グラフで表す特賞履歴グラフが表示され、かつ該グラフエリア外に大当り回数,確変大当り回数,及び通常大当り回数が表示されると共に、イベント開催時刻,イベント内容,及びキーワードが表示される。
【0073】
さらに前記D14で「時間別売上グラフ」ボタンがクリックされた場合には、図10のD17に示すように、遊技情報として、横軸が時刻を表し縦軸が売上金額を表すグラフエリアにおいて時間別の売上金額を棒グラフで表す時間別売上グラフが表示されると共に、イベント開催時刻,イベント内容,及びキーワードが表示される。
【0074】
これらD15〜D17において、イベント開催時刻は、該イベントの開始時刻〜終了時刻までの間の時間帯が網掛けで該時間軸上に同時に表示されるものである。またイベント内容及びキーワードは、各イベント開催時刻に対応して表示されるものである。このように、遊技情報管理装置であるホールコンピュータ40においても、遊技情報の発生時刻を示す識別情報が時間軸上に表示されると共に、イベントが開催されるイベント開催時刻が該時間軸上に同時に表示されることにより、遊技場側が遊技情報を確認する際に、該遊技情報が通常営業によるものか又はイベントの開催によるものかを明確に把握できるので、該遊技情報に対する誤解を生ずることが少なくなる。具体的には、遊技情報が異常である場合には不正が行われた旨が疑われるが、該遊技情報が発生した期間がイベントの開催中である場合には、該遊技情報が不正によるものではないと判断できるため、該遊技情報に対する誤解を生ずることが少なくなる。
【0075】
なおD15〜D17において、サブメニューに表示されている「差玉グラフ」ボタン,「特賞履歴グラフ」ボタン,又は「時間別売上グラフ」ボタンがクリックされると、該クリックされたボタンに対応する画面が表示され、「戻る」ボタンがクリックされると、前記D14に戻り、「プリント」ボタンがクリックされると、ディスプレイ45により表示された遊技情報やイベント開催時刻がプリンタ46により印刷される。
【0076】
以上に説明した実施形態と対応付けて本願の請求項に係る発明を説明すると、以下のとおりである。
【0077】
まず請求項1に係る発明は、遊技機(パチンコ機10)での遊技に関連して発生する遊技情報を表示する表示手段(ディスプレイ23又は33)を備える遊技用表示装置(カードユニット20又は遊技情報表示端末30)と、該遊技用表示装置と通信可能であり、前記遊技情報を管理する遊技情報管理装置(ホールコンピュータ40)と、から構成される遊技用表示システム(1)であって、前記遊技用表示装置は、前記遊技情報の表示要求を遊技者より受け付ける表示要求受付手段(ディスプレイ23又は33)と、該表示要求受付手段により表示要求が受け付けられた旨を示す表示要求信号を前記遊技情報管理装置に対して送信する表示要求信号送信手段(通信部21a又は31)と、を備え、前記遊技情報管理装置は、前記遊技情報を該遊技情報の発生時刻と対応付けて記憶する遊技情報記憶手段(遊技情報DB43a)と、遊技場におけるイベントの開催に関するイベント情報を入力するイベント情報入力手段(入力装置44)と、該イベント情報入力手段により入力されたイベント情報を記憶するイベント情報記憶手段(イベント情報DB43b)と、前記遊技用表示装置から送信されてきた表示要求信号に基づいて、前記遊技情報記憶手段により記憶されている遊技情報及び前記イベント情報記憶手段により記憶されているイベント情報を該遊技用表示装置に対して送信する情報送信手段(通信部41)と、を備え、前記表示手段は、前記表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、前記遊技情報管理装置から送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0078】
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した遊技用表示システム(1)であって、前記遊技用表示装置(カードユニット20)は、前記遊技機(パチンコ機10)に対応して設けられることを特徴とする遊技用表示システムである。
【0079】
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した遊技用表示システム(1)であって、前記遊技用表示装置(カードユニット20又は遊技情報表示端末30)は、前記表示手段(ディスプレイ23又は33)により表示されるイベント開催時刻から一のイベント開催時刻の選択を受け付けるイベント開催時刻選択手段(ディスプレイ23又は33)をさらに備え、前記表示手段は、該イベント開催時刻選択手段により一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際に、前記遊技情報管理装置(ホールコンピュータ40)から送信されてきたイベント情報に基づいて、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容を表示することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0080】
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用表示システム(1)であって、前記表示要求受付手段(ディスプレイ23又は33)は、タッチパネル式にて構成することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0081】
さらに請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用表示システム(1)であって、前記遊技情報管理装置(ホールコンピュータ40)は、前記遊技情報記憶手段(遊技情報DB43a)により記憶される遊技情報の表示要求を受け付ける記憶情報表示要求受付手段(入力装置44)と、前記遊技情報記憶手段により記憶される遊技情報を表示する記憶情報表示手段(ディスプレイ45)と、をさらに備え、該記憶情報表示手段は、前記記憶情報表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、前記遊技情報記憶手段により記憶している遊技情報及び前記イベント情報記憶手段(イベント情報DB43b)により記憶しているイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示することを特徴とする遊技用表示システムである。
【0082】
最後に、本発明の変形例について説明する。
【0083】
上記の実施形態では、遊技用表示システム1に備えられる各装置が有線により接続されている例について説明したが、これに限らず、各装置は無線により接続されても良い。
【0084】
上記の実施形態では、遊技機がCR式のパチンコ機10である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、現金玉貸機から貸し出されるパチンコ玉を使用して遊技を行う現金式のパチンコ機でも良い。またパチンコ機は、遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入されると共に入賞口への入賞に応じて得点が付与される封入式のパチンコ機や、遊技領域や遊技媒体であるパチンコ玉が画像にて表示されると共に入賞に応じて得点が付与される画像式のパチンコ機や、入賞口への入賞に応じてクレジットが加算されるクレジット式のパチンコ機であっても良い。さらに遊技機は、パチンコ機には限られず、遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシンでも良い。
【0085】
上記の実施形態では、遊技用表示装置としてカードユニット20及び遊技情報表示端末30の両方が設けられる例について説明したが、これに限らず、該遊技用表示装置としてカードユニット20又は遊技情報表示端末30のいずれか一方のみが設けられるものでも良い。また上記の実施形態では、遊技機(パチンコ機10)に対応して設けられる遊技用表示装置がカードユニット20である例について説明したが、これに限らず、該遊技用表示装置は、遊技機に対応して設けられ、遊技情報を表示させる表示装置を備える呼出ランプであっても良い。
【0086】
上記の実施形態では、表示要求受付手段(ディスプレイ23又は33)がタッチパネル式にて構成される例について説明したが、これに限らず、該表示要求受付手段は、例えばキーボード等により構成するようにしても良い。
【0087】
上記の実施形態では、イベント開催時刻選択手段(タッチパネル式のディスプレイ23又は33)により一のイベント開催時刻(「イベント」ボタンd1〜d5のいずれか)の選択を受け付けた際に、図7に示すように該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容が表示される例について説明したが、これに限らず、遊技情報,イベント開催時刻,及びイベントの詳細内容が同時に表示されるようにしても良い。
【0088】
上記の実施形態では、図10のD15〜D17に示すように、記憶情報表示手段(ディスプレイ45)において、遊技に関連するイベント(即ちキーワードに「無制限」が含まれるイベント)のイベント開催時刻のみが表示される例について説明したが、これに限らず、遊技に関連しないイベント(例えばキーワードが「飲物」や「抽選」であるイベント)のイベント開催時刻も表示されるようにしても良い。
【0089】
【発明の効果】
本発明に係る遊技用表示システムによれば、以下のような効果を奏する。
【0090】
まず請求項1に係る遊技用表示システムによれば、遊技用表示装置において、遊技情報の発生時刻を示す識別情報が時間軸上に表示されると共に、イベントが開催されるイベント開催時刻が該時間軸上に同時に表示されることにより、遊技者は該イベントが開催されるイベント開催時刻を容易に確認できるので、該イベント開催時刻を把握しつつ遊技に対する作戦の検討が行える親切なサービスを提供できる。また遊技場の店員はイベント開催時刻を遊技者に対して説明する必要がなくなるため、主たる業務に支障を来すことがない。
【0091】
また請求項2に係る遊技用表示システムによれば、遊技用表示装置が遊技機に対応して設けられることにより、遊技者は該遊技機で遊技をしながら前記イベント開催時刻を容易に確認できるので、さらに親切なサービスを提供できる。
【0092】
また請求項3に係る遊技用表示システムによれば、遊技情報とイベントの開催情報を同時に表示する際には、該開催情報についてはイベント開催時刻のみが表示され、一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際には、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容が表示されることにより、遊技情報を大きく表示できると共に、遊技者にとって関係のないイベントの詳細内容は表示しなくて済むので、遊技者にとって見易い表示となる。
【0093】
また請求項4に係る遊技用表示システムによれば、表示要求受付手段がタッチパネル式にて構成されることにより、該表示要求受付手段として別個のキーボード等を備える必要がなくなるので、限られたスペースで遊技情報やイベントの開催情報を大きく表示できる。
【0094】
さらに請求項5に係る遊技用表示システムによれば、遊技情報管理装置においても、遊技情報の発生時刻を示す識別情報が時間軸上に表示されると共に、イベントが開催されるイベント開催時刻が該時間軸上に同時に表示されることにより、遊技場側が遊技情報を確認する際に、該遊技情報が通常営業によるものか又はイベントの開催によるものかを明確に把握できるので、該遊技情報に対する誤解を生ずることが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は遊技用表示システムの一例を表す機能ブロック図である。
【図2】図2はパチンコ機及びカードユニットの一例を表す図であり、(a)は正面図,(b)は機能ブロック図である。
【図3】図3は遊技情報DBにより記憶される遊技情報の一例を表す図である。
【図4】図4はイベント情報DBにより記憶されるイベント情報の一例を表す図である。
【図5】図5はカードユニット又は遊技情報表示端末のディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図6】図6は図5に続く図である。
【図7】図7は図6に続く図である。
【図8】図8は図6に続く図である。
【図9】図9はホールコンピュータのディスプレイに表示される画面の一例を表す図である。
【図10】図10は図9に続く図である。
【符号の説明】
1…遊技用表示システム
2…遊技島
3…台端末
4…中継コンピュータ
10…パチンコ機
10a…遊技領域
11…遊技制御基板
12…玉払出制御基板
12a…残度数表示器
12b…玉貸ボタン
12c…返却ボタン
13…玉払出装置
14…情報出力基板
15…打込玉カウンタ
20…カードユニット
21a…通信部
21b…玉貸通信部
22…制御部
23…(タッチパネル式の)ディスプレイ
24…カードリーダライタ
24a…カード挿入・排出口
30…遊技情報表示端末
31…通信部
32…制御部
33…(タッチパネル式の)ディスプレイ
40…ホールコンピュータ
41…通信部
42…制御部
43…ハードディスク
43a…遊技情報DB
43b…イベント情報DB
44…入力装置
45…ディスプレイ
46…プリンタ

Claims (5)

  1. 遊技機での遊技に関連して発生する遊技情報を表示する表示手段を備える遊技用表示装置と、
    該遊技用表示装置と通信可能であり、前記遊技情報を管理する遊技情報管理装置と、から構成される遊技用表示システムであって、
    前記遊技用表示装置は、
    前記遊技情報の表示要求を遊技者より受け付ける表示要求受付手段と、
    該表示要求受付手段により表示要求が受け付けられた旨を示す表示要求信号を前記遊技情報管理装置に対して送信する表示要求信号送信手段と、を備え、
    前記遊技情報管理装置は、
    前記遊技情報を該遊技情報の発生時刻と対応付けて記憶する遊技情報記憶手段と、
    遊技場におけるイベントの開催に関するイベント情報を入力するイベント情報入力手段と、
    該イベント情報入力手段により入力されたイベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、
    前記遊技用表示装置から送信されてきた表示要求信号に基づいて、前記遊技情報記憶手段により記憶されている遊技情報及び前記イベント情報記憶手段により記憶されているイベント情報を該遊技用表示装置に対して送信する情報送信手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、前記遊技情報管理装置から送信されてきた遊技情報及びイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示することを特徴とする遊技用表示システム。
  2. 請求項1に記載した遊技用表示システムであって、
    前記遊技用表示装置は、前記遊技機に対応して設けられることを特徴とする遊技用表示システム。
  3. 請求項1又は2に記載した遊技用表示システムであって、
    前記遊技用表示装置は、前記表示手段により表示されるイベント開催時刻から一のイベント開催時刻の選択を受け付けるイベント開催時刻選択手段をさらに備え、
    前記表示手段は、該イベント開催時刻選択手段により一のイベント開催時刻の選択を受け付けた際に、前記遊技情報管理装置から送信されてきたイベント情報に基づいて、該選択されたイベント開催時刻に開催されるイベントの詳細内容を表示することを特徴とする遊技用表示システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用表示システムであって、
    前記表示要求受付手段は、タッチパネル式にて構成することを特徴とする遊技用表示システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用表示システムであって、
    前記遊技情報管理装置は、
    前記遊技情報記憶手段により記憶される遊技情報の表示要求を受け付ける記憶情報表示要求受付手段と、
    前記遊技情報記憶手段により記憶される遊技情報を表示する記憶情報表示手段と、をさらに備え、
    該記憶情報表示手段は、前記記憶情報表示要求受付手段により表示要求を受け付けた際に、前記遊技情報記憶手段により記憶している遊技情報及び前記イベント情報記憶手段により記憶しているイベント情報に基づいて、該遊技情報の発生時刻を示す識別情報を時間軸上に表示すると共に、前記イベントが開催されるイベント開催時刻を該時間軸上に同時に表示することを特徴とする遊技用表示システム。
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