JP2010519660A - 時間を基準とした情報のための三次元表示 - Google Patents

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Abstract

第1の時間を基準とした複数のイベントと、第2の時間を基準とした複数のイベントとに関する情報を表示する、コンピュータに実行させる方法であって、この方法は、第1の時間軸と第2の時間軸とを含んだ複数の時間軸のそれぞれの透視図法表現を表示する表示ステップを含んでおり、第1の時間軸の透視図法表現は、それらのイベントに関連する時刻に対応する時間位置で、第1の時間軸に沿って配置された第1のイベントに属する複数のイベントを表現する透視図法表現の画像で構成されており、第2の時間軸の透視図法表現は、それらイベントに関連する時刻に対応する時間位置で第2の時間軸に沿って配置された第2のイベントに属する複数のイベントを表現する透視図法表現の画像で構成されており、この方法はさらに、ユーザに現在時間の選択を可能とするステップと、ユーザの現在時間の選択に対応して、ユーザが選択した現在時間により決定される第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法による画像を表示するステップとを含んでいる。
【選択図】図5

Description

関連出願の説明
本願は2007年2月27日出願の米国仮特許願第60/891825号の優先権を主張し、前記出願の全てを、参照により本願に組み込む。
技術分野
本願は時間を基準とした情報の表示と、そのような情報の表示のためのプログラムとに関する。
発明の背景
時間は数多くの種類の情報において重要な側面である。情報の時間的な側面を視覚的に提供するために時間軸(時間配列)上に時間を基準とした情報を表示することは有益である。現在のウェブ(web)技術とコンピュータの映像化方法は、種々な領域(ドメイン)特性または特別な方法を利用して時間を基準としたデータを取り扱う。例えば、それらのイベント(事象、出来事)に割り当てられた日付に従ってカレンダ内にて約束並びに業務を整理するのに利用できるカレンダプログラムが存在する。また、データ(例えば、経済データまたは財務データ)を時間軸に沿って表示し、データの傾向や変化を強調表示できるプログラムが存在する。しかしながら、複数の異なる状況(コンテキスト)のための時間的な関係を表し、複数の異なる情報源からの時間に関連するデータを一貫した表示の枠組みに適合させるための統合的で視覚的に効果のある方法が必要とされている。
発明の概要
一般的に、本発明の一形態においては、それぞれが関連づけられた時間を有している第1の時間を基準とした複数のイベントと、それぞれが関連づけられた時間を有している第2の時間を基準とした複数のイベントとに関する情報を表示するコンピュータで実行される方法が提供される。この方法は、第1の時間軸と第2の時間軸とを含む複数の時間軸のそれぞれの透視図法表現を表示する表示ステップを含んでいる。第1の時間軸の透視図法の表示は、第1の時間軸のイベントに関連した時刻に対応する時間位置で第1の時間軸に沿って配置された第1のイベントに属する複数のイベントを表す透視図法の複数の画面で構成されており、第2の時間軸の透視図は、第2の時間軸のイベントに関連した時刻に対応する時間位置で第2の時間軸に沿って配置された第2のイベントに属する複数のイベントを表示する透視図法の複数の画面で構成されていることを特徴とする。また、ユーザに現在時間の選択を可能とするステップと、ユーザが選択した現在時間により決定される第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現を表示するステップとを含む。
本発明の他の実施形態は次の特徴を1以上含んでいる。第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現は、現在時間に対応する第1の複数のイベントの中の1つのイベントを特定し、その対応するイベントを表す画像を第1の時間軸上にフロントイベント(最前面の事象、中央の事象)として表示することを含む。第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現は、第2の複数のイベントの中の対応するイベントを特定し、第2の複数のイベントの中のその対応するイベントを表す画像を、第2の時間軸上にフロントイベントとして表示することも含む。第1の複数のイベントの中の各々のイベントは、関連づけられた時間範囲を有しており、特定された対応するイベントはその関連づけられた時間範囲がそのための現在時間を含む第1の複数のイベントの中の1つのイベントを見いだすことによって特定される。あるいは、第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれのその部分の透視図法表現は、それぞれの時間範囲がそのための現在時間を含んでいる第1の複数のイベントの中の全てのイベントの特定と、第1の時間軸上へフロントイベントとしてそれら全てのイベントを表す画面を表示することを含む。第1の時間軸上にフロントイベントとして対応するイベントを表示することは、そのフロントイベント後である第1の時間軸内のイベントを一切表示しないことをも含む。
本発明の他の実施形態は以下の特徴を一以上含むこともできる。イベントの表現は三次元のオブジェクト(対象物)で行われ、それぞれ時間次元と2つの空間次元とを有している。イベントを表現する画面はイベントを表す三次元のオブジェクトの透視図となる。複数の時間軸のそれぞれを描写する透視図法による表現の表示は、第1の時間軸の中での第2の時間軸の表示を含む。または、第1の時間軸と第2の時間軸を順次に表示することを含む。この方法はさらに、複数の時間軸の中の各時間軸に、x−y空間の関連する異なる領域を割り当て、そして、視覚表示装置上でどこに関連する時間軸の透視図法表現を表示するかを決定するために、この関連付けられた領域を利用することを含む。第2の時間軸の関連づけられた領域は、第1の時間軸の関連づけられた領域内に存在する。この方法は次の特徴も1以上含む。(1)x−y空間内の位置の選択をユーザに許可し、複数の時間軸のどれを表示するかを決定させる;(2)x−y空間の縮尺(スケール)の選択をユーザに許可し、x−y空間のその位置の周囲に位置するどの時間軸を表示するかを決定させる;(3)第1の複数のイベントの中の、イベントのそれぞれに対応するレベルを割り当て、第1の複数のイベントの中のイベントに割り当てられたレベルを利用し、第1の時間軸を表す透視図法表現に沿って第1の複数のイベントの中のどのイベントを表示するかを決定し、第1の複数のイベントの中のどのイベントを表示しないかを決定する;(4)第1の複数のイベントの中のそれぞれのイベントの時間を基準とした情報を保存する;(5)第1の複数のイベントのそれぞれのイベントを他の情報と関連付け、そのフロントイベントに関係する他の情報の少なくとも一部の表示を含む、第1の複数のイベントのフロントイベントを表現する画像の表示を行う;(6)第1の複数のイベントのそれぞれのイベントを他の情報と関連付け、第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視図法の画像と共に他の情報の少なくとも一部を表示する。第1の複数のイベントのそれぞれのイベントに対して、他の情報は、そのイベントに関わるラベル及び/又はテキスト及び/又は画像を含み、第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視画像と共に他の情報の少なくとも一部を表示することは、複数のラベル/テキスト/複数の画像の表示を含む。
一般的に、本発明の他の実施形態においては、それぞれが関連づけられた時間を有する第1の時間を基準とした複数のイベントと、それぞれが関連づけられた時間を有する第2の時間を基準とした複数のイベントに関する情報をコンピュータに表示させるコードを保存する、コンピュータが読み取り可能な媒体であることを特徴とする。保存されたコードがコンピュータで実行されると、コンピュータに以下のことを実行させる。即ち、第1の時間軸と第2の時間軸とを含む複数の時間軸のそれぞれを表す透視図を表示させる。ここで第1の時間軸を表す透視図はそれらイベントと関連する時間に対応する時間位置にて第1の時間軸に沿って配置された第1の複数のイベントを表す透視図法の画像で構成されており、第2の時間軸を表す透視図はそれらイベントと関連する時間に対応する時間位置にて第2の時間軸に沿って配置された第2の複数のイベントを表す透視図法の画像で構成される;ユーザに現在時間を選択可能にする;ユーザの現在時間の選択に対応して、ユーザが選択した現在時間によって決定される第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部を表す透視図を表示させる。
本発明の他の実施形態は、前記の機能(ファンクション)及び/又は上記の特徴の1つ以上を実行するコードを含むことができる。
本明細書で解説する技術は用途が広く、ウェブブラウザでの利用が可能であり、データの時系列関係を示すことが必要な他のプログラムと共に利用可能であり、またはスタンドアローン(独立型)プログラムとして利用できる。
本発明の1以上の実施形態の詳細は添付図面と以下の記載に説明されている。本発明の他の特徴、目的および利点は以下の説明並びに図面および請求項から明らかになろう。
図1は、幾何学的なオブジェクトを示す。 図2は、三次元のコンピューターグラフィックスで利用される透視プロセスを図示する。 図3は、三次元モデルの中での“カメラ”が見ている体積(視野内の堆積)を示す。 図4は、2つの空間的な次元(xとy)と時間次元とを有する三次元空間の中で定義されたカテゴリ(分類上の区分)の概念とネストされた(入れ子にされた)状態のカテゴリとを示す。 図5は、4つの異なる時間軸の透視図を表示するプログラムインターフェースを図示している。時間軸のそれぞれは、4つの隣接するカテゴリに対応する違いと関連している。 図6は、プログラムがどのように、x軸に沿った視点から三次元空間を表示するかの一例を示す。時間は左側から右側へと流れている。 図7は、プログラムが、この場合10年毎の国勢調査による米国の人口である数字データ表をどのように表示するかの一例を示す。 図8は、プログラムが、政党による米国の上院勢力図をスタック(積み重ね)形態で表示する一例を示す。 図9は、プログラムが、ユーザが選択した時間縮尺によって異なるイベントをどのように表示するかの一例を示す。 図10は、プログラムが、ユーザが選択した時間縮尺によって異なるイベントをどのように表示するかの一例を示す。 図11は、プログラムが、どのイベントを表示し、どのイベントを非表示とするかを決定するためにイベントのレベルをどのように利用するかを示す。 図12は、プログラムが、どのイベントを表示し、どのイベントを非表示とするかを決定するためにイベントのレベルをどのように利用するかを示す。 図13は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリ(分類上の区分)のネストされた(入れ子にされた)形態を利用できるかを示す。 図14は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図15は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図15は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図16は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図17は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図18は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図19は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図20は、プログラムが、異なるイベントのセットを表示するために、どのようにカテゴリのネストされた形態を利用できるかを示す。 図21は、時間を基準としたイベントとしての他のオブジェクトの表示を示す。 図22は、ここで解説するプログラムが運用されるコンピュータシステムを示す。
詳細な説明
記載されている実施形態は、時間成分で情報を表示するコンピュータプログラムである。この種の情報は、スケジュール、歴史的な出来事、統計データ、音、音楽、映画、月の位相(満ち欠け)等の継続的な作用(機能、ファンクション)等を含むが、これらに限定されない。本プログラムは伝統的な時間軸の進歩形態であり、イベントは過去から未来へと延びる線上に記される。プログラムは多くの時間軸を同時的に表示させ、探索されるべきデータの中で、多様な関係を可能にする。
三次元コンピューターグラフィックス
プログラムの解説を開始する前に、三次元コンピューターグラフィックスで使用される概念の基本的定義の一部を提供することは有用であろう。
三次元コンピューターグラフィックスの構成原理は“合成のカメラモデル”と称される。このモデルは、実世界の画像を形成するために人の肉眼とカメラが実行することを再現する。2つの独立した構成要素が存在する。1つは幾何学的なオブジェクト(オブジェクトモデル)の集合(セット)であり、もう1つはバーチャル(仮想)カメラである。二次元の画像を生成するために、これらは、透視法と称されるプロセスの中で、画像処理用のハードウェアまたはソフトウェアによって組み合わされる。
図1を参照すると、幾何学的なオブジェクトは、オブジェクトの表面を覆う多角形の集合として簡略化される。多角形は三次元座標系でのx値、y値およびz値として示される頂点のセットによって定義される。
透視法のプロセスは、最終的な画面での深度、歪、または透視図の総量を決定する。図2の中で、カメラまたは視点は左下部にある。実際のカメラまたは肉眼では、透視面は視点を通り、画面は上下反対となる。より明確に示すために、平面は視点の前に移動されているが、原理は変わらない。
カメラは、三次元空間の中に位置を有する。その位置から、カメラは所定の方向に向けられている。カメラはまた、どのオブジェクトが可視であるかを定義するために、図3の中に灰色の領域で示される視野量(可視範囲である体積量)を有している。視野量の外側のオブジェクトは、所謂クリップされている(削り取られている)。実物のカメラの側部、上部および底部のクリップ面に加えて、コンピュータのモデルでは、前方クリップ面と後方クリップ面が存在する。前方クリップ面よりもカメラに近いオブジェクトまたはその一部は示されていない。後方クリップ面よりもカメラから離れたオブジェクトまたはその一部も示されていない。
三次元時間
プログラムのオブジェクトモデルは、時間を表すためにz軸を利用する。z軸の原点すなわちゼロ値点は、随意に選択された時間である(例えば、1970年1月1日の深夜12時)。
プログラムは、“現在時間”の概念を維持する。図5を参照すると、これはメニュー線(メニュー領域)の直下のプログラム表示の上部部分のボックス内に示される時間である。プログラムの現在時間は、ユーザによって様々な方法で進ませたり遅らせたりする変更が可能である。例えば、ユーザはプログラム表示で利用可能な制御ボタン(図5のツールバー参照)を利用するか、またはゲームコントローラのごとき外部制御装置(図示せず)を利用することができる。
ユーザはプログラムのオブジェクトモデル内の視野の方向を変更する機能を有する。4つの主要な方向が存在する。それらは、z(時間)軸に沿った過去の方向、z(時間)軸に沿った未来の方向、x軸に沿った左方向、およびx軸に沿った右方向である。バーチャルカメラの方向の変更に加えて、ユーザはカメラを三軸の方向で自由に移動できる。
過去方向または未来方向に向くことで表示方向がz軸と整合されると、現在時間は表示のための前方クリップ面となる。図6に示すように、表示がx軸に沿っていると、現在時間は頂上から底部に走り、表示画面を半分に分割する(可視または非可視の)線20である。この線は横向きに回転した現在時間によって定義される平面である。
x軸の縮尺(スケール、scale)を操作することで、ユーザは、時間間隔が表示内で占める空間を拡張または縮小できる。
異なる軸の縮尺を操作することと、本明細書で説明する他の機能を実行することの制御はプログラムの表示の上部のツールバーで可能である。
本明細書の中で、“現在時間”とは、メインプログラムのウィンドウのボックス内で示される、プログラムの現在時刻の設定を表すために使用される。コンピュータとそのユーザを含む世界の時間を表すためには“時計時間”が使用されている。
X−Y平面
図4を参照すると、x軸とy軸は、ここでは“カテゴリ(区分)”30と32と称される抽象的なオブジェクトの配置に使用されている。カテゴリはx軸とy軸で形成される平面内の空間を占める。カテゴリはx次元とy次元で所定の形状が与えられ、z軸の正または負の無限大にまで延びて“パイプ”を定義する。カテゴリは円および地図のごとき規則的な形状または不規則な形状を有することができるが、本明細書における全画像は、正方形のカテゴリを示す。カテゴリ32は他のカテゴリ30内に収納(ネスト)可能である。カテゴリの収納は、通常、論理的関係を表す(例えば、親と子、主類と副類、主体とその一部、主体の構成部材)が、必須ではない。カテゴリはx−y平面で重なって相互比較が可能であったり、あるいは一平面に複数のカテゴリの内容を収集したりことができる。
x−y平面は全方向に亘って非常に大きな値で境界が設けられている。ユーザは、カテゴリを定義し、それらに位置と寸法を割り当てることで、自身の目的に則してこの平面の領域を自由に配分できる。例えば、歴史時間軸の領域を割り当てたり、別領域を同僚のスケジュールに割り当てたり、別領域を音楽プレイリストに割り当てることができる。これらの他のカテゴリはユーザが定義したカテゴリの内側に収納(ネスト)されるであろう。
カテゴリは名称を有しており、カテゴリの収納は、“/”符号で分離されるカテゴリの名称のセットによって定義される。この作業は多くのコンピュータシステムのファイルのパス名に似ている。パスの第1のカテゴリは第2のカテゴリを含み、第2のカテゴリは第3のカテゴリを含み、以下この関係が継続する。
カテゴリはx−y位置、幅および高さで定義が可能であり、プログラムはカテゴリをx−y平面のその位置に配置することができる。通常カテゴリは、位置を設定することなく定義され、プログラムはそれらにx軸とy軸の原点から始まる位置を割り当て、またはカテゴリのパス名の中で、既にロードされた(読み込まれた)カテゴリの内部にそれらを収納することで配置することができる。例えば、“/合衆国の歴史/合衆国国勢調査”カテゴリパス上に“合衆国国勢調査”カテゴリを定義するファイルをロードすることで、2つのカテゴリである“合衆国国勢調査”を含む“合衆国歴史”が定義される。それから、“合衆国上院議員”カテゴリを“合衆国歴史/合衆国上院議員”パスにロードすると、“合衆国歴史”カテゴリが再使用され、“合衆国国勢調査”と“合衆国上院議員”の両方をその内部に収納させることができる。
カテゴリの配置を見て、それらの相対的な大きさと収納状態を変更するためにプログラムによって提供されるモードが存在する。図16は、側部クリップ面、上部クリップ面および底部クリップ面で囲まれた前方クリップ面によって形成された長方形と交差する図15からのカテゴリを見ている、このモードを示す。x位置とy位置がこのカテゴリ内に定義されているか、またはプログラムで配置されているか否かには関係なく、ユーザは自身の好みに合うように位置を変更することができる。
ユーザの表示が、過去の方向または未来の方向のいずれかに向かうz軸に沿っているとき、コンピュータ画面はx−y平面の一部にウィンドウを示す。プログラムは、この平面のどの部分がウィンドウの中に現れるかを、ユーザに変更させる制御を提供する。x軸に沿って側面図を示していても、x−y平面の位置と縮尺を変化させる制御は同じ効果を有するであろう。
イベント
カテゴリは抽象物であり、それら自体は目に見ることができない。それらは“イベント(事象)”や“状況”を整理するために役立つ。イベントは1つの時間値を有する出来事である。状況は開始時間と終了時間とを有する。それらの区別はほぼ便宜上である。なぜなら、1つのイベントは同じ開始時間と終了時間を有する状況であると考えられるからであり、1つの状況は開始イベントと終了イベントの2つのイベントであると考えられるからである。状況を定義する2つの時間の間の論理的関連性を明確にするためにその区別が設けられている。本明細書では、それら両方を“イベント”と称する。
図5は、これらの概念を示しており、それぞれが異なる対応するカテゴリと関連づけられる、4つの隣接する時間軸の透視図を示す。左上部の時間軸は大統領の任期を示す。大統領の任期は状況である。右上部の時間軸は最高裁判決の日付を示す。これらの判決の日付はイベントである。
カテゴリとは異なり、イベントはコンピュータの表示で直接的に見ることができる。1つのイベントは複数のカテゴリに帰属させることができる。表示するために、それらは色、材質および質感等の表示特性と関連付けられる。カテゴリに帰属した各イベントはそのカテゴリの形状と大きさを有し(x次元とy次元内)、z次元でイベントの表示物の大きさと位置を確立するためにイベントと関連づけられた時間を利用する。
本明細書では、カテゴリが可視あるいは非表示とする(或いは、隠れている)と記載されている場合、実際にはそのカテゴリに帰属しているイベントのセットの外見に言及している。
図5に注目すると、一連の時間を基準としたイベントのためにプログラムがどのようにして時間軸を表示するかを示す。この場合、前述したごとく、表示されているx−y平面の部分にてユーザが定義した4つのカテゴリが存在する。x−y平面での各カテゴリの形状は正方形であるが、他の形状でも容易に定義可能である。ユーザはそれぞれのカテゴリに連続的なイベントを帰属させ、プログラムはそれぞれのイベントの連続体を、そのイベントの連続体が帰属しているカテゴリによってその境界が定義されている時間軸として表示する。
それぞれの時間を基準としたイベントはそれと関連する時間または期間を有する。プログラムはイベントが貼付されているカテゴリによって定義される領域内の、そのイベントの時間に対応する時間の位置に、イベントを配置する。この例では、プログラムはそのイベントに対応するカテゴリの領域を目立たせ、そのイベントをユーザに可視状態とする。イベントが帰属しているカテゴリによって定義された領域に沿って表示されたイベントの配置は、それらイベントの時間軸を表す。よって、この場合、各カテゴリには4つの時間軸が存在する。
プログラムは時間軸に沿って配置されているイベントを示す、これらの時間軸の透視図を表示する。言い換えると、例えば、4つのカテゴリを含む領域の中央部付近のx−y空間にカメラが位置すると想定して、プログラムは各カテゴリのために表示されたイベントの連続体を二次元表示面に透視する。プログラムは、それが帰属しているカテゴリの外側境界によって定義されるx−y次元と、そのイベントと関連する時間の長さによって定義されるオブジェクトの深度と、によって定義される三次元のオブジェクトによって、カテゴリ内に各々のイベントを表示する。プログラムは、その三次元のオブジェクトを、選択された視点位置に従って表示面に透視する。従って、容易に理解されようが、ユーザが時間軸に沿って“見ていたとしても”、イベントの時間次元は、この透視プロセスによって可視である。
各々のカテゴリの遠方の端部(すなわち、時間を大きく遡る終点)で、時間軸の透視画像は1つの消滅点に収束する。時間軸に沿ってイベントを表示する画像の大きさは、そのイベントが時間的に観察者からどれだけ離れているかの作用として、減少していく。
図5で示す例では、左上部のカテゴリは合衆国大統領の任期を表示し、右上部のカテゴリは最高裁判決を表示し、左下部のカテゴリは新聞に毎日連載されているドゥーンズベリの連載漫画を表示し、右下部のカテゴリは月の満ち欠けを表示する。合衆国大統領の任期を表すカテゴリには全ての合衆国大統領の氏名がそれぞれの任期と共に帰属している。ジョージ・W・ブッシュの任期であるイベントに対して、プログラムはそのイベントを、そのカテゴリによって定義されている“パイプ”に沿って、クリントン大統領の任期の終わりに対応する時間にまで延びる領域を、透視図で表示する。
合衆国最高裁の判決の場合には、イベントは判決の表題と、判決日である。よって、その時間軸においては、個別のイベントの画像は1日分のみの深度を有する。
エンドカット
前方クリップ面は、視点に近すぎるか或いは視聴者の背後となる、オブジェクトまたはオブジェクトの一部を除去するように作用する。このプログラムでは、見ている方向がz(時間)軸に沿って、過去または未来を向いているときには、前方クリップ面もプログラムの表示の“現在時間”を表示する。前方クリップ面に除去された各イベント(イベントの開始時間と終了時間との間に現在時間が存在するイベント)は、現在時間のイベントに関する情報を示す便利な二次元の位置(エンドカット)を有する。図5は月の満ち欠けと、2001年3月4日の朝7時20分のサンデー紙に掲載されたドゥーンズベリの連載漫画を示す。現在時間を前後に1日分移動すると、月の状態が変わり、別の漫画が示される。
現在時間は全部の時間軸と交わるx−y平面を定義する。もし現在時間が表示されている時間軸(ビュー領域内に存在する時間軸)のイベントと交差すると、プログラムはその時間軸上でフロントイベントとしてそのイベントを表示する。図5で示す例では、現在時間(すなわち、2001年3月4日)はジョージ・W・ブッシュの任期内に入る。よって、そのイベントがフロントイベントであり、プログラムはそれをフロントイベントとして表示する。この実施形態において、これは、プログラムがそのイベントの前に存在する他のイベントを表示しないことを意味する。すなわち、視聴者と現在時間との間に存在する時間軸に沿い、現在時間と交わらないイベントは表示されない。
現在時間が時間軸のどのイベントとも交わらない可能性がある。この場合には、もちろん次のイベントは可視であると想定して、プログラムはプログラムのために定義された他のパラメータ(後述)によって定義される、時間軸に沿って視聴者とはさらに離れた次のイベントを表示するであろう。図5において、表示の右上部において示す最高裁判決の時間軸は現在時間が交わるイベントを有していない。しかし、次の可視であるイベントはアラバマ大学評議委員会 v.ガレット事件の判決である。プログラムはそれを“フロントイベント”として表示する。
時間の側面
精度
時間の値は、プログラム内において異なる精度により表される。これによって、定義の内容を考慮しつつ、何百万年単位で表される地質年代的な時間と、1秒の100000000000000000分の1程度の短時間の物理的なイベントとの両方を表すことが可能になる。負の無限大(どの他の時間より以前の時間)、正の無限大(どの他の時間より以後の時間)および“現在”(常に現在の時計時間とほぼ等しい時間)のための特別な時間の定数が存在する。
また、期間のための併記表示も存在する。これらは“1日、4時間”のように表示される。
絶対的な精度
1つの時間値を有するイベントは、一瞬の出来事であると考えられるかも知れない。すなわち、その瞬間の出来事の表示内容はイベントが観察されたときの縮尺によって変化するか、無限小であり、よって非可視であることを意味する。
このプログラムは、絶対的な精度を決定するために、イベントのデータをユーザが書き込むときに与えた精度を使用する。もし、ユーザが“1776年7月4日”と打ち込むと、精度は1日になる。もし、ユーザが“1776年”と打ち込めば、精度は1年である。もし、ユーザが“1776年7月4日、午前10時30分”と打ち込めば、精度は1分となる、等である。
表示されたときイベントはその精度の範囲で示される。例えば、もし、絶対的な精度が1日であれば、イベントは該当する日の朝の真夜中から夜の真夜中の範囲である。図6はシェークスピアの生涯のイベントの時間軸を表示する。この場合には時間軸はx軸に沿って鑑賞され、時間は左から右へと流れる。図6ではシェークスピアの洗礼40は1日(1564年4月26日)の精度で与えられ、精度は儀式の長さや、水が彼に降り注がれた瞬間ではなく24時間全体となる。
正確度
正確度はデータの真実性に関係する。時において正確な時間値が知られておらず、不正確な範囲でのみ知られている。例えば、シェークスピアの誕生日は普通、1564年4月23日とされており、4月26日に洗礼されたとなっているが、通常子供たちは誕生の5日以内に洗礼されたので、彼の誕生日は4月20日であったとも考えられる。図6では、不確実性を示すために“シェークスピア”のイベントの開始部分にて徐々に変化する透明性を示すことでプログラムがどのように正確度を表示するかを表している。
未来へ延びる状況を表示するために同様な効果が利用される。現在時間が20億年程度未来に移動されるときに、今日存在する人々や建物を示し続けることはさほど役立たない。これに対処するため、起こり得るか随意の時間軸が割り当てられ、状況には“現在”からその生涯の終了まで徐々に変化する透明度が与えられる。その種の状況のためにどのような合理的な生涯とするかの決定は、イベントの情報を入力する作成者による。人間を対象とする場合には、状況の終了時間として使用できる特別時間値“生存”が存在する。このデフォールト期間は100年である。その期間の終了後に、状況は、作成者がデータを編集して、知られた終了時間を入力するまで“現在”で終結するように継続するであろう。
リアルタイム(即時応答)
このプログラムは、現在時間が時計のように進行する“リアルタイムモード”をユーザに選択可能とする制御を提供する。これは、プログラムに、カレンダや日記やアラーム時計としての使用、歌のリストの演奏、変化するデータのそれが発生した順の図表化、またはカテゴリの終端での映画の上映を可能とする。
リアルタイムは実際の時計時間を参照しないが、プログラムの現在時間の更新を自動的に参照する。例えば、歴史的なイベントに関して映画を上映したり、曲を流すためにどの現在時間に開始することも可能である。
相対的な時間軸
全てのイベントがいくつかの開始点と関連するように、時間軸を定義することが可能である。“1776年7月4日”のような絶対的な開始時間を有するイベントの代わりに、“1週間”のような開始時間を有することができる。相対的な時間軸の中の全時間は、1つの開始時間と関連する。通常、これは、ユーザが時間軸をロードするときにユーザによって与えられ、その後に、全ての相対的な時間は、絶対的な時間に変換される。相対的な時間軸は、時間軸の中のイベントの間の関係を確立することが、絶対的な時間または発生が予測される時間に帰属させるよりも有用であるようなコンピュータプログラム内の歌のリストや、少数のイベント等の事象について有用である。
イベントの装飾
時間値に加えて、他の情報をイベントと関連付けることが可能である。以下の情報はプログラムで使用される。イベントのデータが保存される方法によって、イベントに帰属させることのできる追加情報の量または種類はほぼ無限である。プログラムが利用法を知らない(定義されていない)種類の情報は無視される。
ラベル
イベントがスクリーン上で可視であるとき、ラベルはそのイベントの近くで表示される短い文章(テキスト、文字データ)である。もしも長過ぎた場合には、ラベルは煩雑さを回避するように隠すか一部が切り取られる。ラベルは透視画法では表示されず、表示の視点に向けられている。ラベルの例を図6で示す。左上部の時間軸ではラベルはそのイベントに対応する大統領の氏名(例えばジョージ・W・ブッシュ)を特定する。右上部の時間軸では、ラベルは判決名(例えば、アラバマ大学評議委員会 v.ガレット事件)を特定する。
テキスト
より長いテキストをイベントと関連付けることもできる。イベントが選択されると、それらは別のウィンドウまたは別のウェブブラウザで表示できる。
外部リンク
URLをイベントと関連付けすることもできる。イベントが選択されると、別体のウェブブラウザが振り分けられ、リンクに従ってそのURLのウェブページを表示することができる。
イベントのリンク
イベントを他のイベントにリンクさせることが可能である。このことは、ウェブブラウザで操作される外部リンクにイベントをリンクさせることとは異なる。2つの方法でイベントはリンクされる。一方の方法は、1つのイベントが2以上のカテゴリに帰属される場合である。これらの場合は間接的にリンクされる。他方の方法は明示的なリンクが2つのイベントの間で定義される場合である。これらのリンクは各々のイベントを参照し、そのイベントが定義されるファイルまたはURLを参照する。リンク自体は、2つの参照されたイベントが定義されているファイルのいずれでも、定義される必要はない。イベントの選択は、その間接的なリンクと明示的なリンクの両方のリンクを、プログラムによってリストに掲載させる。リンクを1つ選択することは、現在時間、x位置およびy位置、x/y縮尺、z(時間)縮尺、及びリンクされたイベントを示すための詳細なレベルのうちの、一部または全部を変更する。もし、リンクされたイベントが本プログラムに知られていない場合には、プログラムはまずその定義を含むファイルを読み込む。
音声
ファイルからの音声データまたはURLによって参照された音声データは、どのような状況にも帰属させることができる。それは幾つかのモードで利用可能である。現在時間がその状況の開始時間と終了時間の間であるとき、音声は継続的に流すことが可能である。または、現在時間がその状況にあるときに、音声を1度流すことも可能である。あるいは、音声をリアルタイムモードでその状況に帰属することができる。このモードでは、音声は、両方の開始位置で開始する状況の上にマッピングされる。この場合に、通常、状況は音声と同一の期間を有しており、音声はリアルタイムモードで作動しているときのみ流される。
状況を含む2以上の音声を同時的に扱うことが可能である。プログラムはその音声を含むカテゴリから、表示の中央の現在のx位置とy位置までの距離を計算する。最も接近している音声のみが流されるか、又は音声は、距離で決定されるそれらの音量で混合されることができる。あるいはそれら音声を混合し、状況を含む現在の音声の相対位置を表示させることができる。利用される方法はユーザの嗜好と、ユーザのコンピュータで利用可能なサウンド機能によって決定される。
画像
ファイルに保存されているか、URLにより参照される画像データをイベントと関連付けることが可能である。画像はイベントの終端にのみ示されるか、あるいはイベントが可視状態であるときにいつも、開始時、終了時または途中で示すことができる。画像を回転させ、(ラベル同様に)常にカメラの方向を向くようにすることもできる。
映画/ビデオ
動画を状況に帰属させることができる。このプログラムは映画を画像の集合として認識する。各画像は開始時間から固定された時間増分で配置される。例えば、もし映画が16mmで撮られていたら、各フレームは前のフレームから24分の1秒後に配置される。ユーザが現在時間を前後に動かすと、異なる画像があたかも画像の“フリップブック(パラパラ漫画)”のごとくに現れる。もし現在時間が“リアルタイムモード”で移動すれば、映画は通常の映画のように終端において上映されるであろう。
様々なイベント
機能
プログラムのユーザは、プログラムの機能性を拡張するために外部機能を加えることができる。機能はユーザ自身によって書き込まれるか、他の機能源から入手することができる。機能は継続的または周期的である関係を表すことができる。あるいは、イベントのソース(源)またはデータのソースがプログラムのためのデータ(データベースへのクエリーまたは温度計からの入力、等々)を保存するのに使用されるファイルの外部の存在場所、又は時計時間で変化するデータ(同僚のカレンダ、株価、等々)が更新を必要とする場合にそのデータが存在する場所を表すことができる。状況が変化したとき、またはイベントが発生したときに、機能を利用して他のプログラムまたは装置を信号処理できる。
月の満ち欠けは画像(図5)に表示される時間機能の一例である。ユーザが自身の機能を書き込むために提供されるAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)が存在する。
ドゥーンズベリの連載漫画(図5)は、現在の日付に関係しており、ウェブに連載漫画の画像を提供するサービスの、URLの構築に現在の日付を使用する機能である。それら画像はダウンロードされ、終端に表示される。
機能は、静的に保存されたイベントのデータに頼るのではなく、動的にイベントを発生させることができる。月の例で示されるイベントは現在時間に最も近い半月および新月のリストからのものである。このリストは現在時間が変化するときに再発生される。

時間によって変化する数値データを、表として入力することができる。表は時間の値と数値とを関連付ける複数の列を含む。表示されたイベントの形状はデータと共に変化する。高さ、幅、またはそれら両方は変化することができる。この場合、表示されたイベントはカテゴリに含まれるが、そのカテゴリの形状は取らない。側部からの時間軸を表示する(例えばx軸に沿った時間軸)図7は、10年ごとの国勢調査データから合衆国の人口の変化を図示している。
スタック
場合によっては、全体が、その値が時間により変化する部分で分割される。スタック(堆積、積み重ね)は、全体を構成しているそれら変化の関係を表示する。図7と同様に、図8は側部からの時間軸を表示し(例えばx軸に沿った時間軸)、合衆国上院における政党の勢力を示す。
ユーザの制御
プログラムのユーザに表示(ディスプレイ)との対話を許容する、様々な制御機能が提供される。
多くの制御のための軸と、各軸に対して可能な多くの動作が存在するため、ゲーム制御盤に提供されるようなゲームコントローラが有用である。このハードウェアは必ずしも必要ではなく、全部の必要な動作はコンピュータマウス、コンピュータキーボード、または音声識別性能によってアクセスできる。制御機能は物理的な制御装置に取り付けられるか関連付けられる。
選択
時に、本プログラムのユーザは、1つのイベントに対して何らかの動作を実行することを希望する。そのイベントを選択することで、様々な動作が実行できる。それらには、イベントと関連するテキストの表示、イベントと関連するURLに従ったウェブブラウザのデータ取得先の移動、またはこのイベントにリンクされている他のイベントへのジャンプ、等々が含まれる。選択は、表示されたイベントまたはそのラベルの変更によって表示される。
ビュー(視野)方向
ユーザにはビュー方向を変更する能力が与えられる。原理的にはビュー方向はどの方向であっても構わないが、最も有益な4つの基本方向が存在する。すなわち、z軸に沿った未来方向と、z軸に沿った過去方向と、x軸に沿った左側方向と、x軸に沿った右側方向とである。z軸に沿ったビューは時間の透視図を提供する。x軸に沿ったビューは、時間が表示を進行すると増加する伝統的な時間軸とほぼ同一である。ユーザは透視図を加工するため、これら側面図のためにカメラのパラメータを変更できる。これにより、時間増分をカメラからのカテゴリの距離とは無関係に一貫性を持たせることができる。
X軸とY軸での移動
前述したようにx軸とy軸で形成されている平面はカテゴリが置かれている平面である。x軸またはy軸に沿ってカメラ位置を移動すると、異なるカテゴリが可視状態になる。またその移動によって、可視時間軸を見ることができる透視図をも変化させる。これは、表示されているイベント情報の最良で最も理解し易いビューを得ようとするときに有用であり得る。音声や非表示とするときの変化等において、この移動の他の効果も存在する。
Z軸での移動
z軸は時間を表す。ビュー方向がz軸に沿っているとき、カメラ位置をz軸に沿って移動させると前方クリップ面も変化させる。前方クリップ面は表示の現在時間と直接的に関連する。ビューがx軸に沿って側部方向であるとき、z軸の移動は、イベントを、表示上で左側または右側に移動させる。
X軸とY軸における縮尺
本プログラムは通常の場合、x軸とy軸の縮尺を連動させ、カテゴリの形状を同一に維持する。カテゴリは、実用レベルにおいて他のカテゴリ内に収納できるため、この縮尺の拡大は以前には小さくて見えなかったカテゴリを可視状態にする。縮尺の縮小は、以前には大き過ぎたり、スクリーンのエッジから遠過ぎるカテゴリを可視状態にする。
Z軸における縮尺
本プログラムは、何百万年も要するイベントや、1秒の100000000000000000分の1のイベントを見るために使用できる。時間軸を縮尺処理することで、イベントは最も適した縮尺で検査できる。図9と図10は、時間データの2つの異なるセットを縮尺調整する効果を示す。プログラムは、両方の図の左側に、地質学上の時間である累代、時代、期間、時期を表すネスト状態のカテゴリのセットを表示する。これらは何十億年をカバーしている。右側には、数分続く歌を現す状況を表示する。現在時間は、両方の図とも同じである。図9はz軸に沿った時間の増分が非常に短い期間をあらわす時間縮尺を示す。歌の長さはその縮尺と比較して長い。地質学的な期間は、その変化が、選択された縮尺の観点では非常にゆっくりと発生するために全ての詳細部分を消失する。一方、図10は、z軸に沿った時間の増分が、リアルタイムの非常に長い期間を表す期間である場合であり、歌の長さはほぼゼロに等しく、地質学的期間の全詳細が可視状態となる。なぜなら、それらは選択された時間縮尺によって捕捉されるからである。
他のイベントへのジャンプ
1つのイベントが選択されると、そのイベントにリンクされたイベントはリストに表示される。そのリストから1つのイベントを選択すると、それは現在選択されたイベントになり、表示は表示ウィンドウの中央部でそのイベントを示すように変更される。“次”の制御と“前”の制御が適用され、最近に選択されたイベントに戻される。ファイルは必要に応じて読み込まれる。
カテゴリの再構築
プログラムの表示は、ユーザにカテゴリを“掴ませ”、移動させ、除去し、またはサイズ調整させるモードに切り替え可能である。
詳細なレベルの変更
ユーザによって変更可能な、全体的な“詳細なレベル”の数値が存在する。
非表示(隠し)操作
本プログラムは、大量の情報を表示させるよう試みることができる。多すぎる数のカテゴリやイベントが、表示画面上に散乱することを阻止するため、ユーザにとって直ちに利用される可能性のない情報を編集して抜き出すいくつかのカテゴリが存在する。これら全部のカテゴリは、妥当な表示パラメータをセットすることで、いつでも変更できる。
イベントのレベルによる非表示操作
それぞれのイベントや状況は、多数のカテゴリに帰属させることができる。イベントがカテゴリに帰属するときは、常に、そのカテゴリ内の他のイベントとの比較で、そのカテゴリのそのイベントの重要性を表すレベル番号が付与される。これらはユーザが選択できるレベル値である。レベルはゼロ以上の全ての数をとることができる。ゼロレベルのイベントが最重要であり、ほぼ常時示される。
図5を参照すると、本プログラムを利用して、ユーザによって詳細なレベルを変化させるプログラムウィンドウには、コントローラ50が存在する。その数値を上昇させ、そのレベル以下に定義されたイベントを示すことで、ユーザはイベントの数を増加させることができる。図11は、南北戦争全体を表す1つのイベントを示す。この例では、南北戦争が貼付されているカテゴリには、合衆国大統領が貼付されている別カテゴリの中に収納されている。南北戦争は、それが帰属しているカテゴリのための、レベル0で定義される唯一のイベントである。詳細な制御のレベルを図12のように1に増加させることで、その戦争のさらに重要なイベントの4つが表示される。この例では、詳細なレベルを6に引き上げることで、その戦争の約70のイベントをプログラムに表示させる。
カテゴリのイベントに第2の数値を割り当てることができる。第1の数値はそのイベントが可視である場合の詳細の最小レベルであった。この第2の数値はイベントが可視である場合の詳細の最大レベルである。これで詳細の高位レベルでのみ現れるイベントのセットを表す“概要”のイベントを定義することが可能になる。
詳細のレベルの利用は時間軸の作成者にはオプションである。最小数値を0に、最大数値をデフォールト値としておくことで、このメカニズムではイベントは非表示にされることがなくなる。
プログラムウィンドウの詳細のレベルの変更は、全体的な運用である。それはプログラムによって供給された全てのカテゴリとイベントに適用される。z(時間)縮尺が変更されたとき、詳細の効果的なレベルを設定する各カテゴリのための表を定義することが可能である。一般的に詳細のレベルは縮尺の増加と共に増加する。その情報を表示するスペースが増加するため、これでさらに多くの情報が供給される。
詳細のレベルの計算を行うために、他の要因をz軸縮尺に追加できる。
X軸縮尺とY軸縮尺での非表示(隠し)操作
ユーザがx軸縮尺とy軸縮尺を調整するとき、一部のイベントが非常に大きくなり、それらの縁部がスクリーンの縁部からはみ出ることがある。しかし、ユーザは更に大きなカテゴリ内に収納されるカテゴリに対してさらに大きな関心を寄せるであろう。この場合、プログラムは、そのサイズが増加するに従って透明度を増加させ、大サイズのイベントを徐々に消去させるよう設計することができる。
縮尺が減少するに従って、一部のカテゴリは小さくなり、カテゴリに関連するイベント、ラベル、等々と共に非表示(隠し)になる。プログラムはこのことを実行させるように設計できる。
この種の非表示操作はカテゴリの収納の重要な特徴であり、収納をさらに有用にし、情報をさらに容易に理解させる。
X距離とY距離での非表示操作
Z軸に沿ったビューにおいて、カテゴリが中央軸(現在の視点から消滅点への線)から離れるにつれて、カテゴリは有用性が低い情報を提供している可能性が高い。プログラムがそのカテゴリが中央軸から離れるにつれてそれを徐々に非表示とするようにセットできる。
Z距離での非表示操作
z軸に沿った透視図においては遠い過去または未来(現在時間に対して)は中央の消滅点へ移動し、最終的にはスクリーン上のピクセルサイズよりも小さくなる。現在時間からの距離が増加するにつれてイベントはさらに透明度を増加させるかまたは全く描写されなくなる。透視図では全カテゴリは共通の消滅点を有し、スクリーンの中央軸と現在時間から離れたカテゴリはスクリーンの中央に移動する傾向があるため、これはx距離とy距離での隠し操作との組み合わせにおいて重要である。これらはユーザにとっては現実的な興味がない可能性が高いため、それらの外観は最小化されるべきである。イベントの表示の異なる特徴は異なる距離で消失させることができる。これらの特徴にはラベル、画像およびそれら自体の可視物が含まれる。z距離との組み合わせで非表示操作を制御するパラメータはイベントのレベル、x−y縮尺、およびイベントの期間等である。
非表示にされた(隠された)ラベル
一般的に、ラベルは、透視図では表示されないため、そのサイズが距離によって変化しない。ラベルは多くの表示スペースを占めるため、それらの表示は混乱を避けるために規制されるべきである。接近したイベントのラベルに覆われている場合には、整理する必要もあるであろう。図5はラベルの非表示操作を示している。右側には多くの最高裁判決が遠くであっても可視状態であるが、それらのラベルは隠されている。最も近いラベルのみが表示されている。図20は、イベントが同じ時刻に属している場合に、ラベルが垂直に重ねられた状態を示している。
ネスト(収納)形態の例
図11から図20は、本プログラムが、どのようにカテゴリのネスト形態と非表示操作の多様な特徴を利用するかを示している。本例は、1861年10月21日にワシントンDC北部で起きた初期のさほど知られていないボールズブラフの戦いに関連するいくつかの部隊に関する。本例のイベントと説明の一部はテッド バラード著の“スタッフライドガイド、ボールズブラフの戦い”から引用している。
図11は、ユーザが、プログラムに各大統領の経歴を含む米国の歴史カテゴリを表示させるよう指示したものである。米国史内に収納された4つのカテゴリである軍事、政治、社会、および文化が存在する。これらのいずれもが可視状態のイベントを有していない。軍事カテゴリは“南北戦争”と称呼される1つのネスト形態カテゴリを有しており、このカテゴリは1つの可視状態のイベントである“南北戦争”を有している。
図12は図11で示したものと同じ画面を示している。しかしこの場合は、ユーザが表示の左上方の詳細のレベルのカウンタのレベルを、マニュアルで0から1へ増加させている。これによってプログラムは、この戦争で最も重要であるとして適宜選択された4つのイベントを可視状態にする。詳細レベルをさらに増加させると、プログラムはさらに多くのイベントを表示させる。
図13では、ユーザは、視点位置をx−y平面の中の別ポイントへ移動させることで南北戦争カテゴリをスクリーン中央に移動させるために制御機能を使用し、さらにx−y縮尺を増加させるために制御機能を使用している。これは、米国史カテゴリ内のイベントに“非常に大きな”非表示操作を開始させている。大統領のイベントの中の数個の概要のみが可視状態である(しかしラベル付けはされていない)。南北戦争カテゴリ内では4つの戦場である東部、西部、ミシシッピ横断地および沿岸部を表す4つのネスト状態のカテゴリが存在する。これらは“非常に小さい”非表示状態を克服して、可視状態となっている。これらの各戦場では数個の戦闘を見ることができる。これら戦闘の全てのイベントは、南北戦争と戦場の両方に帰属させられているが、戦場カテゴリ内でのみ見ることができることを知っておくべきである。なぜならそれらのレベルは戦場カテゴリ内ではレベル1にセットされているが、南北戦争カテゴリ内ではずっと高いレベル(重要度が低い)だからである。例えばバルバードの戦いは、さらに大きな戦争の中における重要度と比べて極西部では地域的にずっと高い重要度を有する。これは異なるカテゴリ内で同じイベントに異なるレベルを与えている理由の1つである。
図14では東部戦場上の縮尺を増加させることでプログラムに2つの主力敵対軍のカテゴリを表示させている。米国史と南北戦争カテゴリ内のイベントは大きくなりすぎて焦点領域外であるため完全に消失している。6月8日に指揮官を見ることができ、ポトマック軍の師団と師団長を見始める。師団カテゴリは軍隊カテゴリ内に収納されており、師団長の図はエンドカット上に表示されているか、またはイベントの装飾として表示されている。
図15ではユーザが視点位置を連合軍へ移動し、縮尺を増加させた状態を見ることができる。これはプログラムに連合軍のほとんどの部隊を、それらの司令官の図と共に表示させる。2つはマクレランの図にほとんど隠れている。これら司令官の置換図は未来ではかろうじて見ることができる。左端の灰色の四角形に注目してほしい。東部の2つの主な軍隊間の戦闘のために東部戦線カテゴリ内に別カテゴリが存在する。この灰色の四角形は3ヵ月後のボールズブラフの1日の戦いを表している。このカテゴリへは後で戻る。
図16は、x−yまたはカテゴリのエディタインターフェースを示す。これは図15と同じ位置から示される前方クリップ面のその部分に存在するネスト形態を示している。5レベルの可視のもの(東部戦線、ポトマック軍、師団、旅団、連隊)があり、3つは既に大きすぎて見ることができない(米国史、軍事、南北戦争)。これはほんの一例であることをも示している:ストーン将軍の師団のみに旅団と連隊が示されている。このエディタを利用してカテゴリを移動および再縮尺処理することができるが、それらには触れず、メインウィンドウに戻る。
図17に示すように、ユーザは、プログラムに、図15ではマクレランの図の背後に隠れていたストーン将軍の師団を拡大させている。
図18では、ユーザはゴーマンの旅団を拡大して、戦闘が開始した10月20日に移動している。第15マサチューセッツ軍に帰属しているさらに重要なイベントを見ることができる。
図19では、ユーザがz(または時間)縮尺を約37から約201に増加させている。これらのカテゴリは、ユーザがウィンドウの左上方コーナー付近の詳細カウンタのグローバルレベル(全体的なレベル)を手動で変化させることなく、プログラムに自動的にさらに多くのイベントを表示させる縮尺/レベルリストを有する。これらの戦闘は全てボールズブラフの時間軸の中で創出されたものであり、イベントが示す部隊カテゴリに帰属している。これらイベントの1つである第17ミシシッピ軍と第15マサチューセッツ軍との交戦を選択することで、このイベントのラベルは着色された境界線(濃色境界線)で囲まれ、ツールバー内の四角形のボックスはアクティブ(作動状態)となる。このボックスをクリックすると、プログラムは、イベントからの全てのリンクのリストを表示させる。ユーザはこのリスト内の1つのカテゴリを選択できる。
図20は、リンクに従って、プログラムが表示をボールズブラフカテゴリ内のイベントにどのように変化させたかを示す。戦闘は図15の1つのグレースクエアから、数時間おきの地図と戦闘とその参加者の画像を含んだ多くの可視状態のイベントに変化している。
同時にカテゴリに帰属している4つの他のイベントが存在する。これらの1つは画像として帰属している地図を有する。ラベルは可視となるように垂直に重ねられている。
データ保存
このプログラムが使用するイベントデータは、ローカルコンピュータのファイル内か、ローカルまたはリモートデータベースシステムの中か、またはプログラムに予期されている(既知の)フォーマットでデータを受信させるその他の方法で保存できる。
本プログラムは、変化しているイベントの情報を、それらが発生する都度受領し、それらのイベントを表示することができる。プログラムは、外部のデータソースの変化について積極的に問い合わせることができる。またはプログラムは変化が発生した時に通知されるのを待つことができる。
ランドマーク/ブックマーク
図21に示すように、時間を基準としたイベントとして、プログラムにその他の三次元のオブジェクトを表示させることができる。これら他のオブジェクトは、厳密に装飾的であってもよく、または状況を提供するために使用するか、三次元空間をナビゲートする(道を指示する)時のランドマーク(道標)として作用させるように使用できる。オブジェクトのための時間の値として特定されるzの位置だけが必要である。
ブラウザのリンク
ウェブページは時間のデータのファイルまたはその他のソースへのリンクを含むことができる。リンクを選択することで、ブラウザまたはオペレーションシステムは、プログラムの表示上に、リンクによって参照されたデータを表示するよう方向付けを行うことができる。
コンピュータシステム
明細書の中を通じて、“処理(プロセス)”、“コンピュータの処理(コンピューティング)”、“計算”、“決定”、“表示”等の用語を利用する記述は、コンピュータシステムのレジスタまたはメモリ内で物理(電子)量として表されるデータを、コンピュータシステムのメモリまたはレジスタまたはその他の情報保存、送信または表示装置内で物理量として同様に表される他のデータに操作及び/又は変化させるコンピュータシステムまたは類似の電子計算装置の動作およびプロセスを指すと理解されるべきである。同様に、アルゴリズムとプログラムの記述もまたそのようなコンピュータシステムまたは類似の電子計算装置の動作およびプロセスを指す。
図22は、1以上のプロセッサ300、関連づけられたメモリシステム304(例えば、RAMおよびROM)と、CD ROMドライブ306、ハードドライブ308、フロッピー(登録商標)ドライブ310等のデータ及びプログラムの記憶装置と、マウス312、キーボード313およびゲームコントローラ314等の入力装置と、表示装置(ディスプレイ)316、プリンタおよび画像及び/又は音声を出力させるための接続スピーカー320を備えたサウンドカード318等の出力装置と、を含む動作およびプロセスを実行できる代表的なコンピュータシステム300または電子計算装置を示している。
ここで説明したアルゴリズムとプログラムは、典型的には、前述のコンピュータシステム及び/又は電子計算装置による動作のために、例えばディスク、CD322、ハードドライブ(ハードディスクドライブ)、RAM、ROM等のコンピュータが読み取り可能な媒体に保存されることは理解されよう。
その他の実施形態は全て、以下の請求項の中に含まれる。
300 コンピュータシステム
302 プロセッサ
304 メモリシステム
306 CDROMドライブ
308 ハードディスクドライブ
310 フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
312 マウス
313 キーボード
314 対話型入力装置
316 ディスプレイ
320 スピーカー

Claims (37)

  1. それぞれが関連づけられた時間を有している、第1の時間を基準とした複数のイベントと、それぞれが関連づけられた時間を有している、第2の時間を基準とした複数のイベントとに関する情報を表示するためにコンピュータで実行される方法であって、
    本方法は、第1の時間軸と第2の時間軸とを含む複数の時間軸のそれぞれの透視図法表現の表示ステップを含んでおり、前記第1の時間軸の透視図法表現は、第1の時間軸のイベントに関連した時間に対応する時間位置で前記第1の時間軸に沿って配置された前記第1の複数のイベントに属するイベントを表す透視図法の画像で構成されており、前記第2の時間軸の透視図法表現は、第2の時間軸のイベントに関連した時間に対応する時間位置にて前記第2の時間軸に沿って配置された前記第2のイベントに属するイベントを表示する透視図法の画像で構成されており、
    本方法はさらに、
    ユーザに現在時間を選択可能にするステップと、
    ユーザの現在時間の選択に対応して、前記ユーザが選択した現在時間により決定される前記第1の時間軸と前記第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現を表示するステップとを含んでいることを特徴とする、
    情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  2. 第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現を表示する表示ステップは、現在時間に対応する第1の複数のイベントの中の1つのイベントを特定するステップと、その対応するイベントを表す画像を前記第1の時間軸上にフロントイベントとして表示するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  3. 第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現を表示する表示ステップは、第2の複数のイベントの中の対応するイベントを特定するステップと、前記第2の複数のイベントの中の前記対応するイベントを表す画像を前記第2の時間軸上にフロントイベントとして表示するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  4. 第1の複数のイベントの各々のイベントは、関連づけられた時間範囲を有しており、特定された対応するイベントは前記関連づけられた時間範囲が、そのための現在時間を含む前記第1の複数のイベントの中の1つのイベントを見いだすことで特定されることを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  5. 第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれの前記一部の透視図法表現を表示する表示ステップは、それぞれの時間範囲がそのための現在時間を含んでいる第1の複数のイベントの中の全てのイベントを特定するステップと、前記第1の時間軸上へフロントイベントとして前記全てのイベントを表す画面を表示するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  6. イベントの表現は、三次元のオブジェクトとして行われ、それぞれ時間次元と2つの空間次元とを有していることを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  7. イベントの描写物の画面は前記イベントを表す三次元のオブジェクトの透視図であることを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  8. 第1の時間軸上にフロントイベントとして対応するイベントを表示するステップは、前記フロントイベントの後の前記第1の時間軸の中のイベントを全て表示しないステップをまた含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  9. 複数の時間軸のそれぞれを描写する透視図法表現を表示する表示ステップは、第1の時間軸の中で第2の時間軸を表示するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  10. 複数の時間軸を描写する透視図法表現を表示ずる表示ステップは、第1の時間軸と第2の時間軸を順次に表示するステップを含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  11. 複数の時間軸の中の各時間軸に、x−y空間の関連する異なる領域を割り当て、前記関連する領域を利用して、視覚表示装置のどこに時間軸を表す透視図を表示するかを決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  12. 第2の時間軸の関連づけられた領域は第1の時間軸の関連づけられた領域内に存在することを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  13. x−y空間内の位置をユーザに選択させ、複数の時間軸のどれを表示するかを決定させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  14. x−y空間の縮尺をユーザに選択させ、x−y空間のその位置の周囲に位置するどの時間軸を表示するかを決定させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  15. 第1の複数のイベントの中のイベントのそれぞれに対応するレベルを割り当て、前記第1の複数のイベントの中の前記イベントに割り当てられた前記レベルを利用し、第1の時間軸を表す透視図に沿って前記第1の複数のイベントの中のどのイベントを表示するかを決定し、前記第1の複数のイベントの中のどのイベントを表示しないかを決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータで実行される方法。
  16. 第1の複数のイベントのそれぞれのイベントの時間を基準とした情報を保存するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  17. 他の情報を第1の複数のイベントのそれぞれのイベントと関連付けるステップをさらに含んでおり、前記第1の複数のイベントのフロントイベントを表す画像を表示するステップは、前記フロントイベントに関係する他の情報の少なくとも一部を表示するステップを含むことを特徴とする、請求項2記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  18. 第1の複数のイベントのそれぞれのイベントを他の情報と関連付けるステップをさらに含んでおり、前記第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視画像と共に前記他の情報の少なくとも一部を表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  19. 第1の複数のイベントのそれぞれのイベントに対して、他の情報は、前記イベントに関わるラベルを含み、前記第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視画像と共に前記他の情報の少なくとも一部を表示するステップはラベルを表示するステップを含むことを特徴とする、請求項18記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  20. 第1の複数のイベントの各々のイベントに対して、他の情報は、前記イベントに関わるテキストを含み、前記第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視画像と共に前記他の情報の少なくとも一部を表示するステップはテキストを表示するステップを含むことを特徴とする、請求項18記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  21. 第1の複数のイベントのそれぞれのイベントに対して、他の情報は、前記イベントに関わる画像を含み、前記第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視画像と共に前記他の情報の少なくとも一部を表示するステップは画像を表示するステップを含むことを特徴とする、請求項18記載の情報を表示するためにコンピュータで実行される方法。
  22. コンピュータが読み取り可能な媒体であって、それぞれが関連づけられた時間を有する第1の時間を基準とした複数のイベントと、それぞれが関連づけられた時間を有する第2の時間を基準とした複数のイベントに関する情報をコンピュータに表示させるコードを保存しており、
    前記保存されているコードが、前記コンピュータで実行されると前記コンピュータに、
    第1の時間軸と第2の時間軸とを含む複数の時間軸のそれぞれを表す透視図法表現を表示させ、ここで前記第1の時間軸を表す透視図はそれらのイベントと関連する時間に対応する時間位置にて前記第1の時間軸に沿って配置された前記第1の複数のイベントの、イベントを表す透視図法表現の画像で構成されており、前記第2の時間軸を表す透視図はそれらのイベントと関連する時間に対応する時間位置にて前記第2の時間軸に沿って配置された前記第2の複数のイベントのイベントを表す透視図法表現の画像で構成されており
    さらに、
    ユーザに現在時間の選択を可能とし、
    ユーザの現在時間の選択に対応して、前記ユーザが選択した現在時間により決定される前記第1の時間軸と前記第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現を表示させることを特徴とするコンピュータが読み取り可能な媒体。
  23. 保存されているコードが、コンピュータに、現在時間に対応する第1の複数のイベントの中の1つのイベントを特定し、前記対応するイベントを表す画像を前記第1の時間軸上にフロントイベントとして表示することで、前記第1の時間軸と前記第2の時間軸のそれぞれの一部の透視図法表現を表示させることを特徴とする、請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  24. 第1の複数のイベントの中の各々のイベントが関連づけられた時間範囲を有しており、保存されたコードが、コンピュータに、前記関連づけられた時間範囲がそのための現在時間を含む前記第1の複数のイベントの中の1つのイベントを見いだすことで、対応するイベントを特定させることを特徴とする、請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  25. 保存されているコードが、コンピュータに、それぞれの時間範囲がそのための現在時間を含んでいる第1の複数のイベントの中の全てのイベントを特定することで、第1の時間軸と第2の時間軸のそれぞれのその部分の透視図を表示させ、前記第1の時間軸上へフロントイベントとして前記全てのイベントを表す画面を表示させることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  26. イベントの描写物は三次元のオブジェクトであり、それぞれ時間次元と2つの空間次元とを有していることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  27. イベントの描写物の画面は前記イベントを表す三次元のオブジェクトの透視図であることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  28. 保存されているコードが、コンピュータに、フロントイベントの後の前記第1の時間軸の中のイベントを全て表示させないことを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  29. 保存されているコードが、コンピュータに、第1の時間軸内での第2の時間軸の表示によって、複数の時間軸のそれぞれを描写する透視図を表示させることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  30. 保存されているコードが、コンピュータに、第1の時間軸と第2の時間軸を順次に表示することによって、複数の時間軸のそれぞれを描写する透視図を表示させることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  31. 保存されているコードが、コンピュータにさらに、複数の時間軸の各時間軸に、x−y空間の関連する異なる領域を割り当てさせ、前記関連する領域を利用して、視覚表示装置のどこに時間軸を表す透視図を表示するかを決定させることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  32. 第2の時間軸の関連づけられた領域は、第1の時間軸の関連づけられた領域内に存在することを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  33. 保存されているコードは、コンピュータにさらに、x−y空間内の位置をユーザに選択可能として、複数の時間軸のどれを表示するかを決定させることを特徴とする、請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  34. 保存されているコードは、コンピュータにさらに、x−y空間の縮尺をユーザに選択可能として、x−y空間のその位置の周囲に位置するどの時間軸を表示するかを決定させることを特徴とする、請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  35. 保存されているコードは、コンピュータにさらに、第1の複数のイベントの中のイベントのそれぞれに対応するレベルを割り当てさせ、前記第1の複数のイベントの中の前記イベントに割り当てられた前記レベルを利用し、第1の時間軸を表す透視図に沿って前記第1の複数のイベントの中のどのイベントを表示するかを決定させ、前記第1の複数のイベントの中のどのイベントを表示しないかを決定させることを特徴とする、請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  36. 保存されているコードは、コンピュータにさらに、第1の複数のイベントのそれぞれのイベントを他の情報と関連付けさせ、前記第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視図法の表示と共に前記他の情報の少なくとも一部を表示させることを特徴とする請求項22記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
  37. 第1の複数のイベントのそれぞれのイベントに対して、前記他の情報が前記イベントに関わるラベルを含んでおり、
    保存されているコードは、コンピュータに、ラベル表示を含み、前記第1の複数のイベントの中の少なくとも一部のイベントを表す透視画像と共に、前記他の情報の少なくとも一部を表示させることを特徴とする請求項36記載のコンピュータが読み取り可能な媒体。
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